日下部禧代子

くさかべきよこ



当選回数回

日下部禧代子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、高齢社会対策基本法の実施体制及び実施状況についてお伺いいたします。  この法律は、本調査会の提案によりまして平成七年十一月に成立し、十二月から施行された議員立法でございます。省庁...全文を見る
○日下部禧代子君 そこまで質問していませんよ。  はい、わかりました。七名に一応今、担当の職員はなられたということですね。はい、わかりました。  それから、今からお聞きするのが、対策会議はどのくらい開催されているのかということを今からお聞きしますから、質問はよく聞いておいてく...全文を見る
○日下部禧代子君 今お答えいただきましたが、再編以前は職員といいましょうか、高齢社会対策室というのがございまして、そこで十五名の担当職員が配置されていたというふうに私記憶しておりますけれども、それが七人になったということは、これはどのような理由からでございましょうか。
○日下部禧代子君 高齢社会の対策というのはこれからがまさに大変なときを迎えるわけで、重要なもうこれ政治課題に、今まで以上にその重要性というのは増してくるというふうに思うんですね。  この法律の目的というのは、各省庁にまたがっている高齢社会における対策というのを縦割りの弊害をなく...全文を見る
○日下部禧代子君 高齢社会対策会議の次回はいつごろというふうにもう設定はされておりますか。
○日下部禧代子君 本調査会というのは参議院の独自性というものを象徴するというような意味で設置されております。その調査会の初めての記念すべき法律でもあるわけですね。これからの高齢社会を見据えた形での法律という点でもこれは重要な法律だというふうに私は思います。  したがいまして、ぜ...全文を見る
○日下部禧代子君 今、厚生労働省の方から副大臣お答えいただきました。  私、ここに神戸新聞ニュースという、これインターネットからとったものでございますけれども、兵庫県におけるいわゆる幼保一元化、連携ではなく幼保一元化の現状、兵庫県における状況が出ております。これは「公立で進む幼...全文を見る
○日下部禧代子君 実態はわかっておりますので、その先を聞いているんです。
○日下部禧代子君 私が御意見を承りたかったのは、やはり現実はもうこういう形になっているんだけれども、方向としてあくまでも一元化という方向はもう考えられないことであって、あくまでも連携でいくというのか、あるいはその先に一元化になるという視野を持って言っていらっしゃる、こういう連携と...全文を見る
○日下部禧代子君 私の方がというよりも、厚生労働省と文部科学省といったら、どちらかというと文部科学省の方が少し進んでいると考えていいのかなという感触もございましたけれども、これはもう少し時間をかけて両省にもっと詰めていきたいと思いますが、これは最後の質問でございますが、それじゃい...全文を見る
○日下部禧代子君 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
02月28日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○日下部禧代子君 きょうは、小川先生それから八代先生、大変豊富な資料に基づきまして説得力のある、そして刺激的な問題提起、本当にありがとうございました。  先ほどのお話の中で、小川先生は地域の年齢構成の問題にお触れになりましたし、また八代先生は日本的雇用慣行の中での問題点の一つと...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、昨年の三月十四日あるいは十五日、二日続けまして本委員会において質問をさせていただきました日本学術会議についてお伺いさせていただきたいと思います。  日本学術会議の会員は二百十名で...全文を見る
○日下部禧代子君 二名から七名ということは三・五倍。三・五倍という数字だけをとればこれは大変な増加率であるなというふうに思いますが、しかし実数をお聞きになるとみんな、えっ、ということになるのではないかというふうに思います。  日本学術会議が発足したのが昭和二十四年、一九四九年で...全文を見る
○日下部禧代子君 十年間で一〇%にという、いわば私が申し上げましたアファーマティブアクションとも言うべき数値目標をお立てになりましたということは評価いたします。会長の吉川先生も私、個人的でございますが、何度かお会いして、お会いするたびに半ば脅迫めいて吉川先生に申し上げておりますの...全文を見る
○日下部禧代子君 ぜひともこれから日本学術会議の御意見を聴取するというような機会を持っていただきたいというふうに思います。  次に、この日本学術会議というのは科学技術創造立国を目指す日本といたしましては非常にやはり重要な位置づけだと私も思っておりますが、しかしながら、どうもその...全文を見る
○日下部禧代子君 総務省がやはりPRが不十分であるというふうに素直にお認めになってしまったということは、これは余りに素直過ぎるのか、これからもっと頑張りますという決意表明なのか。決意表明というふうにとらせていただきたいというふうに思います。  そこで、町村大臣に、これは所管は違...全文を見る
○日下部禧代子君 大変力強いお言葉をいただきまして、ありがとうございました。  子供たちにとりまして、特に女性、女の子にとりまして、どういう女性の先輩がどういうところで活躍しているのかなと。やはり女性の研究者が、女性の科学者が生き生きとして活躍している、そのことがまた社会で評価...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、受け入れの状況を他の先進国と比較していただきたいと思います。これは高等教育の部分でございます。
○日下部禧代子君 今お述べいただきましたように、日本の場合には他の先進国と比べて実にその割合が低いということが出ておりますね。  ところで、この十万人計画を進めることによって何%ぐらいをいつまでに達成しようという御計画でいらっしゃいますか。
○日下部禧代子君 ちょっと苦しい御答弁のように受け取りました。やはり目標というのはもう少しきちっとお立てになって、その目標があるからこそどのようにして環境整備、それを目標値に達するまでに努力するかということになるのではないかというふうに思いますので、かなりこれはちょっと今のお答え...全文を見る
○日下部禧代子君 やはり学位の取得しやすいということも同時でございますけれども、ドクターそのものが国際的に通用する、国際的に評価されるものでなければならないということがさらに重要なことではないかなというふうに思います。そうでなければ、日本のドクターが世界的に見て、例えばアメリカの...全文を見る
○日下部禧代子君 私、先ほど申し上げましたように、ハード面ももちろんでございますが、ソフト面のきめ細かさ、これがあるとやはり心の中にすごくさまざまな思い出が残って、いわゆるヒューマンセキュリティーのもとになることだと思います。これからは、もう平和ということにおいてもこれほどの大き...全文を見る
○日下部禧代子君 もう製作費が、聞くところによると百六十億くらいですか、これは。百六十億を超えるぐらいの製作費がかかっていると思うんですね。そして、そのまま種子島にずっと置いておくおつもりでございますか。これはどのように、それは分解してしまうということも、純国産と言ってもよろしい...全文を見る
○日下部禧代子君 その百九十億円もかかったロケット、そしてまたさまざまな日本の英知によってつくられた七号機でございます。先ほどのお台場の話がまた出てまいりますが、宇宙未来館ができるというふうなことも伺っておりますが、ぜひともそういうところで子供たちに夢を与える、そういう形で有効に...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○日下部禧代子君 畑野委員にお答えいたします。  機密費流用に関する実態の全容解明というのは、本当にその重要性そしてまたその緊急性におきましても、当然のことながらその解明というのは論をまたないところでございます。野党といたしましても、これまでそのために全力を挙げてきたところでご...全文を見る
○日下部禧代子君 ただいまの御質問でございますが、私個人はもちろんのことでございます、全く御縁がございませんで、ああそういうことがやっぱりあったのかなと、うらやましいことであったなというふうには、これは冗談でございますが、私どもの党に関しましてはそういううらやましい話も、私聞いた...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 本会議 第12号
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○日下部禧代子君 石田美栄議員にお答えいたします。  学級編制の標準と都道府県が定める基準はどのような関係になるのかというお尋ねでございました。  公立の小中学校の学級編制につきましては、国が法律で定めた一学級の児童数または生徒数を標準といたしまして、都道府県の教育委員会が基...全文を見る
○日下部禧代子君 畑野君枝議員に対してのお答えをさせていただきます。  私どもに対する御質問は三問ございました。  まず最初の、学級規模の縮小が求められているが、野党案の積極的な意義についてということに対しまして、私からお答えをさせていただきたいと思います。  学校教育の基...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○日下部禧代子君 畑野議員にお答えしたいと思います。  まず、教育効果ということでございますが、何をもって教育効果というのか、あるいはまた何をもって学力というのかという、その定義というのは非常にこれは簡単ではないというふうに思います。最近学力が低下しているということを本委員会で...全文を見る
○日下部禧代子君 三重野議員の御質問にお答えしたいと存じます。  通常の学級に在籍いたしまして障害に応じて特別の指導を受けるいわゆる通級指導というのは、これは一九九三年から、平成五年から行われております。この指導を受ける児童生徒の数は、一九九九年度におきましては、今二万六千人と...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。  きょうは、お三人の先生方の御意見、非常に興味深く拝聴させていただきました。ありがとうございました。  まず天笠参考人にお尋ねしたいのでございますが、先生は明治以来の学校観を今変えるときであると。確かに私、学校観を変え...全文を見る
○日下部禧代子君 今の天笠先生の御主張に対しまして、長谷川先生、三輪先生、いわゆる学級担任制の問題点を天笠先生は御指摘なさっていらっしゃって、そしてそれがいわゆる明治以来の学校観を転換させる非常に重要な点であるというふうな御主張だというふうにお聞きしたわけでございますが、その学級...全文を見る
○日下部禧代子君 もう御質問ができませんので、今お三方の御意見をいただきまして、本当に一言で言えば大変いいお言葉をお二人からいただいたのでございますが、いわゆる学級王国から学級学校共和国へ、そして収容所からやはり共和国へというふうな形で我々も努力させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  これまで法案の趣旨に沿いまして学級規模の縮小について主に議論が行われてきたというふうに思います。学級規模の御議論、これは当然法案の趣旨に沿って重要でございますけれども、学校規模というのも...全文を見る
○日下部禧代子君 生徒数ということを言ったので。
○日下部禧代子君 いただいた資料によりますと、小学校でいまだに千五百人から千五百九十九人の小学校がございます。これ最高ですね。それから中学の場合には、千百から千百九十九人の生徒数を持つ中学校が十四校もあるということがこのいただいた表から出ているわけでございます。  そうなります...全文を見る
○日下部禧代子君 まあ市町村のこれは采配でということでございましょうが、学級規模の問題がこれだけ論じられたわけでございますから、学校規模の問題に関しても、文部省は管轄外かもわかりませんが、やはりこれからそういうことを視野に入れた御議論というのもこれは当然必要になってくるのではない...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、学校のバリアフリー化というのは、その進め方ですけれども、どういう進め方なんでしょう。例えば建築基準法みたいな、学校を建てるときにどういうところとどういうところとどういうところは、例えばエレベータとかそれからお手洗いとか、そういったところはもうバリアフリ...全文を見る
○日下部禧代子君 これは普通のおうちでもそうですけれども、改築するとか増築するというのは非常にお金がかかるものなんですね。だから、バリアフリーを進めるという法律が最近、これは平成六年のもの、そしてまた平成十二年でございましたか、いわゆるバリアフリー法と言われるような法律ができてい...全文を見る
○日下部禧代子君 ですから私は、その発想の転換をすべきだというふうに申し上げているわけです。必要だからはいどうぞというのではなくて、もともとそういうバリアフリーは必要だというのは、これはもう他の先進国では当たり前なんですね。だから、エレベーターが必要だからつける。国会もそうでした...全文を見る
○日下部禧代子君 少なくともこれから新築される学校に関してはバリアフリー化が前提であるというふうな進め方をしていただければ、財政的に困難であるという時期であるだけにそれは大変大きな節約にもなるという意味での効率化というのを私はどんどん進めるべきではないかというふうに思っております...全文を見る
○日下部禧代子君 今、どのくらいという金額が示されたわけでございますが、やはりこれからは政策評価ということが行政の非常に大きな重要な課題だと思うんですね。そうしますと、幾らのお金をかけたからどのようなことに具体的になっているかという、その政策評価ということの視点を大切にしたお金の...全文を見る
04月18日第151回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。社会民主党を代表して意見表明をいたします。  本調査会において、私たちは三年間にわたって、少子化、出生率の低下に関する検討及び分析をさまざまな角度から行ってまいりました。それは、とりもなおさず、男性と女性がともに支え合い、...全文を見る
○日下部禧代子君 どうも、恐れ入ります。  さらに、子供手当の創設ということも必要であります。  以上、安心して子供を産み育てることができる社会のための条件整備について社民党の政策を述べてまいりました。  その前提となっている考え方は、女性及び子供の権利の確立ということにあ...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  最初に、国立医療技術短期大学部の改組についてお伺いいたします。  看護教育の大学化を推進しようとする法改正の趣旨につきましては、かつて厚生委員会に所属しておりますときから一貫して申し...全文を見る
○日下部禧代子君 今のお答えは、例年私この質問をさせていただいておりますが、ほとんど変わっていないようなのですね。改革を旨となさる新しい内閣におきまして、そしてまた新しい編成の中での文部科学省といたしまして、単なるできるだけ前向きにというようなあいまいなお言葉ではなく、もう少し明...全文を見る
○日下部禧代子君 やはりこれは全体的な計画というものをきちんと立てる中で進めてこそできるだけ早くということが可能になってくるのではないかというふうに思うわけでございます。教員の確保というのは、看護学科は特に看護学部出身の教員を確保するのが難しい、これはもう鶏と卵の問題だというふう...全文を見る
○日下部禧代子君 私は、厚生省の方がまだ准看制度をきちっと廃止でき得ないというさまざまな状況がある中で、文部科学省は率先して看護教育の高度化という観点からも准看は廃止の方向、定員を縮小していく方向というものを勇気を持って決断していただきたいというふうな気持ちを持っております。しか...全文を見る
○日下部禧代子君 今、平成十一年度の格差二百十万とおっしゃいましたが、二百十八万ですよね。
○日下部禧代子君 依然として二百万。さまざまな比較の条件というのは今おっしゃったように非常に難しいと存じます。しかしながら、社会的地位というのも、今もそうかもわかりませんが、医師に従属するというような形での看護婦の社会的地位というのがございます。その中で、やはり看護教育、看護職の...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、最後の質問になろうかと思いますが、今も申し上げましたが、世界に例のない高齢社会を迎える日本におきまして、医学、看護学の重要性はもちろんでございますが、さらに社会福祉、社会保障の分野におきましても、その研究、そしてまたその人材養成というのは、まさにこれは...全文を見る
06月25日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
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○日下部禧代子君 きょうは、四人の参考人の皆様、大変興味深い示唆に富むお話を本当にありがとうございました。  さて、今回の法改正は、御承知のとおり、内閣総理大臣の私的諮問機関である教育改革国民会議の最終報告に基づいたものでございます。  まず最初にお聞きしたいのは、これは四人...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。  ところで、今私どもが審議しております三法案というのは、国民会議の最終報告に基づきまして文部科学省の二十一世紀教育新生プランの第一ステージ、その中で緊急に対応すべき事項という形でこの三つの法案が上程されたわけでございます。  そこで...全文を見る
○日下部禧代子君 今の問題でございますが、佐貫先生、いかがでございますか、これこそ緊急だと先生がお思いになるもの。
○日下部禧代子君 ありがとうございます。  今、非常にさまざまな問題を御指摘いただきましたけれども、その中でも飛び入学の問題がございます。その飛び入学の導入といいましょうか、その目的というのが一人一人の才能を伸ばし創造性に富む人間の育成のためであると、そしてそれが個性を伸ばす教...全文を見る
○日下部禧代子君 ありがとうございました。
06月26日第151回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
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○日下部禧代子君 社会民主党の日下部禧代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、大学改革を中心にいたしましてお伺いしたいと存じます。  今回提出されております三法案におきまして、大学改革に関する主な事項というのは、大学制度の弾力化、すなわち高等学校を卒業...全文を見る
○日下部禧代子君 ところで、六月十一日でございますが、第十回経済財政諮問会議の席上におきまして、大臣は、大学、特に国立大学の構造改革の方針及び大学を起点とする日本経済活性化のための構造改革プランを御説明になられました。この御説明、会議録を拝見いたしましたが、どうもはっきりとしない...全文を見る
○日下部禧代子君 そこで、大臣の諮問会議の席上での御説明の文言、幾つかその真意をお聞きしたいところでございます。  まず、「来年度を国立大学にとって歴史の転換点とし、」とお述べになっていらっしゃいますが、これはどのようなことを意味するのでございましょうか。
○日下部禧代子君 次に、「我が国の発展に結びつくよう、投資対象となるべき大学は」という文言がございますけれども、「投資対象となるべき大学」というこの意味はどのように解釈をすればよろしいのでございましょうか。大学を企業体とみなすということではないと私は思うのでございますが、やはりこ...全文を見る
○日下部禧代子君 これは大学が投資対象というふうに解釈をされかねないと思うわけでございます。大学が投資対象になるということは、かなりこれは刺激的過ぎるというよりも、文部科学省の御見解に対しての大きな疑念になりかねないというふうに思うのです。  次に、「国立大学は、独立行政法人そ...全文を見る
○日下部禧代子君 それでは、現在まで進められてきました独立行政法人化における御議論と何らその方向が変わるものではないというふうに解釈してよろしゅうございますか。異なったものが考えられているということではないと解釈してよろしいのでしょうか。
○日下部禧代子君 わかりました。  次に、国立大学の構造改革の方針についてお尋ねをいたします。  これは「活力に富み国際競争力のある国公私立大学づくりの一環として」というサブタイトルが付されているわけでございます。確かに、活力に富み国際競争力のある大学づくりというのは、これは...全文を見る
○日下部禧代子君 今の御説明だけではなかなか、ここで突然というような感じを私が持ちましたと申し上げましたけれども、やはり突然というような唐突な感じがどうしてもまだぬぐえないのでございます。  これは大変重要なことだと思うのですね。大学には今までそれぞれの歴史というものがあります...全文を見る
○日下部禧代子君 御発言を少しお気をつけになった方がいいと思います。黙っていてもお金がふえるというものでもなくと、こういう表現というのは、教育問題、特に大学問題を論じますときに口になさるべき言葉ではないように思います。少しお気をつけくださいますように。誤解を受けるわけでございます...全文を見る
○日下部禧代子君 そこで、再編統合、規模の縮小、地方移管等の検討というその対象の例といたしまして、教員養成系の大学というのが例として示されているわけでございますが、その根拠はどういうところにあるのでしょうか。  今、議論しています法案審議の中からでも、子供たち一人一人の才能がき...全文を見る
○日下部禧代子君 今、教育改革、ことしが教育改革元年というふうに言われているときにおきまして、その一番かなめになる教員、これは非常に私は重要なポイントの一つだと思うんです、教員養成というのは。  先ごろから、有馬先生もそうでございますが、昨日の参考人からも、いかに日本は教育に対...全文を見る
○日下部禧代子君 次に、「大学に第三者評価による競争原理を導入する。」というところで、これはやはりセンセーショナルな書き方をしていらっしゃるのですが、これは国立大学だけではございませんで、「国公私「トップ三十」を世界最高水準に育成」すると。これは他の大学を切り捨てるものではないと...全文を見る
○日下部禧代子君 今回の三法案の中でも、飛び入学という言葉に殊に象徴されますように、いわゆるエリートといいましょうか、そういう形での養成、学生についてもそうでございますし、大学についてもそのように幾つかのトップランナーをグルーピングしていく、そしてそこに集中的に研究費あるいはいわ...全文を見る
○日下部禧代子君 国立大学の再編統合をできるだけ加速させたいというふうなお話が出ておりましたけれども、これはいつまでをめどにというふうに今お考えなのでしょうか。今さまざまな場所でというふうにおっしゃいましたけれども、これは国会で論議するというようなこともあるのでございましょうか。...全文を見る
○日下部禧代子君 また大臣のお言葉を引用して恐縮でございますけれども、経済財政諮問会議におきまして、「平成十五年には形を見せたいと考えており、方向性については今年度内に明確にしたい」というふうにおっしゃっております。それまでに今のような方々のお声を聞く場ができるのか、あるいはまた...全文を見る
○日下部禧代子君 今回私が集中的にお尋ねいたしましたこの案というのは、経済財政諮問会議において御発言になったということで、かなり経済効率ということに焦点をお当てになったのかもわかりません。  しかしながら、やはり再編統合ということも含めまして、活力に富み、国際競争力のある大学づ...全文を見る
○日下部禧代子君 最後に、私はある一人の女性、そしてその彼女の言葉を御紹介して、私の質疑を終わりたいというふうに思います。  佐藤初女さんという方でございます。七十九歳になられると思います。彼女は青森県の岩木山のふもとで森のイスキアという家をお持ちです。そこには、不登校、いじめ...全文を見る