楠田大蔵

くすだだいぞう



当選回数回

楠田大蔵の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  昨年末でございますが、繰り上げ当選という形で復活をさせていただきまして、一年半ばかり休んでおったものですから、少しなまっているかもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。  先ほどからお話、質問も出ておりますけれども、くどいよう...全文を見る
○楠田委員 大分丁寧にありがとうございます。  ただ、お聞きをしておりまして、私の思いとしましては、やはりそうした理想の実現のためでも、武力行使をするというのは今回の状況においてはいかがであったかということを常々考えているところであります。  その中で、ちょっと今回初めての質...全文を見る
○楠田委員 過去において、例えば僕が覚えていますのは、日本の台湾統治の件であるとか、朝鮮統治に関して創氏改名云々の発言もあったと思います。そうしたいろいろな統治方法、占領政策、あると思いますが、私の問題意識としまして、過去においては、植民地支配においては、保護領や間接統治や直接統...全文を見る
○楠田委員 いろいろ聞いてまいりましたけれども、ただ、その結果として、時間がたちましたが、五年以上もたっているという中で、今、直近の治安状況を事務方の方にお聞きしますと、イラクでは一月五千件ほどのテロを含めた事件が起こっている。まさに、恐らくフセイン時代のときよりも比べようもない...全文を見る
○楠田委員 大臣、どうもありがとうございました。  それでは、残りの時間を久間大臣の方にお聞きをさせていただきたいと思います。またこれもくどいようですが、久間発言の真意に関してお聞きをさせていただきたいと思います。  先ほど、我が党の神風委員よりもお話がありましたが、心境の変...全文を見る
○楠田委員 先ほどのお答えの中で、核兵器がないのではないかと思ったということがまずありました。  この点に関しては、アメリカも、ブッシュ大統領自身も認めたところでありますが、我が国においては、この点に関して、それも前提の一つであったわけですから、その前提の一つが誤りであったとい...全文を見る
○楠田委員 踏襲されていると先ほどから盛んに言われていますが、ただ、現大臣として、もちろん踏襲をするだけではなくて、それを変更するのも当然役割であると思います。  その中で、重要な国連決議を幾度も出してきた、その開戦理由は正しかったという御説明だったと思いますが、やはりその前提...全文を見る
○楠田委員 私は、国連決議が間違っていたかどうかを問うているのではなくて、この国連決議に基づいて日本が支持を表明して今なお自衛隊を送り続けていることに対して、それが問われるのではないか、これからの流れとして。そのように申しております。
○楠田委員 先ほど改めて、今の航空自衛隊の行っている活動が国連等への人道復興支援活動と多国籍軍への安全確保支援活動であるという話がありましたが、この安全確保支援活動というのをもう一度具体的に教えていただけますでしょうか。
○楠田委員 今、安全確保の活動についてだけ聞きましたので。  残り時間少ないですが、その中で航空自衛隊が輸送している多国籍軍の兵士が、最後大臣へお聞きしますが、そのほとんどが治安維持活動に携わり、武力行使を行っていると私は認識をしておりますけれども、この点はどうでしょうか。
○楠田委員 どちらも行っているということでありますが、どちらもあるということは、私自身は、この点は武力行使と一体に疑われる事態ではないか、そのように認識をいたしております。  という認識を申し上げまして、時間が参りましたので、質問を終わらせていただきます。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○楠田分科員 民主党の楠田大蔵でございます。  私、実は、昨年の末でございましたが、北橋健治先輩が北九州市長選挙に出馬をされるということで辞職をされまして、それに伴いまして次点の私が繰り上げ当選をさせていただきまして、二期目、改めて年末に国政復帰をさせていただいております。 ...全文を見る
○楠田分科員 ありがとうございます。  認識をしていただいているということでありますが、今般、その五百号の改良についての要望書を出されるに至った経緯でありますけれども、まず、その五百号線の一部が、平成十八年の三月に認可をされました小石原川ダムというダムの事業実施計画に基づき、こ...全文を見る
○楠田分科員 ありがとうございます。  この区間でございますが、まず、確かに水没する地域というものを考えますとこうした区間になってくるのも理解できますし、それが現実に決まりつつあるというのも認識をいたしております。しかし、今回、私が要望等を見ておりましたり、またほかの例を考えて...全文を見る
○楠田分科員 もちろんそういう筋は認識をした上で、しかし、そうした素案が上がってきた時点で国の方としても受け入れがしやすいといいますか、そうした認識を事前に持っていただくことも重要ではないかという思いから質問をさせていただいておりますので、ちょっと大分先回りしてお答えをいただきま...全文を見る
○楠田分科員 ありがとうございます。  また、何といいますか、そうした一般的な道路の建設に対する要望と別としまして、今回の例としましては、小石原川ダムが建設をされる際に、このダムに関しまして、水源地域の対策特別措置法の指定というものも平成十五年の五月に受けたとこれも聞いておりま...全文を見る
○楠田分科員 先ほど、生活の安定、福祉の向上という話がありましたが、私がいただいた事前の資料によりますと、水源地域の生活環境や産業基盤等の計画的な整備等もあったと思いますが、この中に周辺の道路というのも入ってくるという認識でよろしいでしょうか。
○楠田分科員 ありがとうございます。  この地域が特措法の指定も受けまして、先ほどお話がありましたように、道路も入って、半分強がそうした部分であるという御答弁をいただきまして、これは、我が地元にとりましても非常にありがたい方針、方向性ではないか、材料ではないかと思っております。...全文を見る
○楠田分科員 力強い答弁をどうもありがとうございます。  そうしましたら、もう一点、地元の問題に関しまして取り上げさせていただきたいと思います。  もう一点は、地元のJR博多南線という路線がございまして、この路線は少し変わった路線でありまして、もともとは博多駅から私の地元の那...全文を見る
○楠田分科員 大臣みずからの力強い御答弁をいただきまして、大変ありがとうございます。  平成二十二年度末に完成をして、平成二十三年から九州新幹線が開通をしてくるわけであります。将来的に、開通をした後のダイヤとの関係性もあると思いますが、存続をするという前提のもとで、どれだけ利便...全文を見る
○楠田分科員 ありがとうございます。  一日平均の推移というもの、こちらの手元にも利用者数はデータとしていただいておりますけれども、非常に着実な伸びを示している路線であると私も認識をいたしておりますし、そのような御答弁のもとで、維持向上にお努めをいただきたいと思っております。 ...全文を見る
○楠田分科員 ありがとうございます。  私も、これを質問する際に初めて知ったことでありますが、この補償の部分でも、そうした建物等の移転の補償の部分と代替施設の維持管理の部分で、簡単にいいますと、同じレートでも、高い低いで得する部分と損する部分があるということで、これを二重基準で...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 本会議 第16号
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○楠田大蔵君 関税定率法等の一部を改正する法律案に対する賛成討論をただいまより行わせていただきます。民主党・無所属クラブの楠田大蔵でございます。(拍手)  もちろん、賛成の中身にもそれぞれ理由があるわけでございまして、今回、本法案に関しましては、関税の緊急措置について、農産品を...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  まず、私にとりましては復活後初めての質問でありますが、明らかに空席が多いのではないでしょうか。定足、足りていますでしょうか。御確認をよろしくお願いします。
○楠田委員 正常化の条件でありました本日の一日の一般質疑でございますので、ルールに従ってやらせていただきたいという思いで指摘をさせていただきました。  私、昨年末に繰り上げ当選という形で戻していただきまして、三カ月余りたったところでありますが、本日、本委員会では初めての質問でご...全文を見る
○楠田委員 もちろん関係者の一人でもあられるわけでございますから、もう少し踏み込んで、今回の御感想でもよろしいですから、お願いいたします。
○楠田委員 尾身大臣も通産省出身でもあられますので、商工中金にはお詳しいはずでございますし、すべて関連をしながら総合的に見ることの重要性はよく御存じであられると思いますので、この点に関しましては、関係委員会が協力をしてぜひとも慎重審議されるように、まず御指摘をさせていただきたいと...全文を見る
○楠田委員 公庫についてはそのとおりでありましたが、まだ付託されておりませんが、政策投資銀行、これから出てまいると思いますが、この点に関しても同様の決まりがあるかどうか、お答え漏れがありましたようですので、この点をお願いいたします。
○楠田委員 大分同じことをお答えいただいていますので、時間も限られておりますので簡潔にお願いしたいですが、私が言っておりますのは、あくまで移行期間の時点においての、当然、トップの人事の件であります。  そうした期間においても、完全民営化後の状況を踏まえて経営陣に任せるというお答...全文を見る
○楠田委員 確認でありますので参考人の方にもお答えいただきましたが、やはり政策金融公庫と異なって、この政投銀、これから出てきますが、商工中金等では、この点に関してははっきりとした法定がされていないということは確認できたと思います。  そもそも、そうした方針がありながら、なぜこの...全文を見る
○楠田委員 その固定的の中身を、ちょっとしつこいようですが、教えていただきたいと思っているわけです。  やはり今までの政策投資銀行のポストを見ておりましても、基本的に事務次官経験者がついているという歴史がございますが、今後はこれが、移行期間、特に移行期間でございますけれども、そ...全文を見る
○楠田委員 適材適所ということを言われるのであれば、今回、例えば郵政民営化法におきましては、西川前三井住友銀行頭取、会長がトップにつかれた。もちろん、そうした中で、郵政民営化の際は、こうした民営化の進捗を問う上で、そうした民営化委員会、そしてまた持ち株会社に経営委員会というものが...全文を見る
○楠田委員 先ほどのお話から、もちろん民間がすべて担えと言っているわけではございませんが、同じようなポスト、今までのような自動的な連続したポスト、しかも五年から七年という期間を区切って今回移行期間が設けられているわけでありますし、その間において完全民営化後のビジネスモデルを構築し...全文を見る
○楠田委員 私の思いでは、郵政においても、我が地元の村などでは、郵便局が、かつて十人ほどいた職員が今では三人になって、それでもなお経営努力をしている。こうした方々に関しては目配りをせずに、先ほど申された中小企業の構成員、長期の事業資金を対象とするそうした方に対してのみ今回配慮をし...全文を見る
○楠田委員 もちろん、移行期と完全民営化後の話をしているわけではなくて、郵政民営化の件に関しても、完全民営化の前の売却をする十年間、これは法定もされておるわけであります。そうした決定と今回の決定においての差があるのではないかと言っているわけです。  この点に関しては、大臣、お願...全文を見る
○楠田委員 私がお聞きしていますのは、もちろんその中身もありますけれども、そうした入り口の改革と出口の改革でなぜこれほど縛りが違うのかという問題意識があるからでございます。そのことによって、その後の民営化のやり方にも非常に影響が出てくるのではないか。こうした、おおむね五年から七年...全文を見る
○楠田委員 私にとりましては、しかし、そうはいいましても、所管が違うと言われましても、あくまでまさに財投の入り口と出口、その注目に関しては国民にとっては全く同じ注目であると思っておりますし、私は、これだけ法律の中身が違うということは極めて不自然ではないか、こうしたことはこれからの...全文を見る
○楠田委員 全くお答えをいただいていないわけであります。  市場動向を見るであるとか、ビジネスモデルをどのようにつくり上げていくかということをまさに知りたいわけでございまして、この進め方をどのようにするかということは、当然、これをつくっていかなければ、まさに五から七年目途という...全文を見る
○楠田委員 移行期間中のそうした工程表をつくってほしいということでありますから、今、移行期間後の話ではございません。もう一度お願いします。移行期間中、五から七年、どのように売却するかということです。
○楠田委員 ですから、その間の透明性をどのように確保するか。これは特別法で所管するわけでございますから、この間を完全に経営陣にゆだねるということは私は違うと思います。その点、もう一度お願いします。
○楠田委員 時間が来ましたが、明らかに、郵政民営化では、外部委員会もチェックしながらそれを行っていくという透明性が確保されるわけであります。それは移行期間でありますから、なぜこの点だけが経営陣にゆだねられるかというのは全く納得がいきませんので、これからまた後に譲りたいと思います。...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 内閣委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本日、我々も、もちろん一つ連合審査というのは大変重要な場であろうという思いを持ってまいりましたし、そもそも、主務大臣が合併後も多岐にわたる、また国民の注目も高い財投の出口改革でもあるということでありますので、連合審査はもちろんであり...全文を見る
○楠田委員 せっかくの財務金融との連合審査でありますので、尾身大臣からも、その点、御見解をよろしくお願いします。
○楠田委員 両大臣にお答えいただきましたが、まず、民業補完というところの答えがありました。また、出口改革ということのお答えもありましたが、私自身の思いとしましては、入り口改革であった郵政の件からしますと非常にあいまいな部分が多いのではないかという思いと、また、民業補完と言いながら...全文を見る
○楠田委員 大まかなお答えをいただきましたが、まず一つ、合併をして四つ一緒になりますが、勘定は別々、七個の勘定に分かれるというお答えをいただいております。  そうした中で、システムの統合、先ほどのお答えでは、取引照会システム開発、企業会計への移行に伴うシステム開発費用ということ...全文を見る
○楠田委員 先ほど、システム統合が望ましいというお話がありましたが、確認ですが、やはりこれも公庫の新経営責任者に任せるということでよろしいですか。
○楠田委員 数値的な面でなかなか出てこないところがありますが、まず、総人件費改革としての五%以上の純減、これはもちろん行革全体の問題として決められておりますので当然であると思いますが、間接部門の一元化が図られるというお答えがありました。それによって一層の上積みの純減をするというお...全文を見る
○楠田委員 説明ができる水準というものがどのようなものかは、私も何ら今のお答えではわかりませんが、私が申し上げたいのは、今回の質問において、当然、この合併にかかるまずコストと先行的な投資の部分、そして、それによって得られる将来的な利益、コスト削減の部分、これを定量的に出していただ...全文を見る
○楠田委員 時間が限られておりますので進んでまいりますが、先ほど、民間の場合は世界的な競争にさらされて生き残りという話もありましたが、私は、この日本という国自体も、非常に借金が膨らんで、逆に税金の負担、それらの負担に苦しむ国民の方がおられる国に今なってしまっているわけでございます...全文を見る
○楠田委員 もちろんお答えはいただいていないわけですが、過去の民間の例もあるわけですから、当然そうした例に照らして国民の見る目というのは決められていくと思っておりますので、ぜひそうしたものも参考にしながら、どこも頑張ってやっているということを御理解いただきたいと思います。  さ...全文を見る
○楠田委員 私の具体的な質問にお答えをいただいていないわけであります。  例えば、その中で国際協力銀行は対外的な名前としてこれからも存続できる、使えるという話がありますが、この分野のトップなどが誕生しますと、これは対外的には国際協力銀行の総裁として残るわけでしょうか。この点はど...全文を見る
○楠田委員 要は、その中で、もしや、日本政策金融公庫総裁と別に国際協力銀行の総裁というものが誕生するような事態はない。仮にそうした対外的な面から国際協力銀行総裁という名前が必要だとしても、新公庫のトップと国際協力銀行のトップは当然一緒の人と考えてよろしいですか。
○楠田委員 今なっていないということですが、今後なり得る可能性もあるというお答えのようにお聞きしました。  そもそも、私また我々は、分野がそれぞれ違うものをなぜ一つにするのか。一つにしてそれぞれ頭が別々である、そうしたことが起こり得るのであれば、お話を先ほど来していますような、...全文を見る
○楠田委員 そう言うのであれば、先ほど申しましたようにトップが何人も誕生するような体制はなくしていただきたいという思いと、勘定もすべて合同にするような話を考えていただきたいということを申しているわけであります。それぞれの効果がもちろん全くないわけではありませんから、それを考えつつ...全文を見る
○楠田委員 ありがとうございます。  時間も迫ってまいりました。具体的な部分での民業の補完というお答えもありましたので、一つ例をとって、本当に補完になるのかどうか、その域を出ないのかどうかを聞かせていただきたいと思います。  今回合併することによって、国金、中公、この二つも一...全文を見る
○楠田委員 そのようなお答えをいただきましたが、私としましては、新たに合併をして、例えば民間で考えれば、ほかの支店がそれぞれ、ある支店とある支店が同じ会社に貸し金をするということは、ナンセンス、あり得ないことであると思います。たとえ政策目的が違うとしましても、同じ支店の部門部門で...全文を見る
○楠田委員 そうした観点からも、私は、勘定の将来的な統合、主務大臣の分け方も非常にわかりにくいわけでありますから、考えていただきたいと思いますのと、証券化の話も新たに加わりました、保証の部分もやっていくと。むしろ、私は、こうした民間支援のもとで側面的なバックアップをしていく、これ...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本日は、延長の案件、本案が上がってまいりまして、我が党としては委員会では最初の質問でありますので、まずは延長の意義等から改めて聞いてまいりたいと思います。  その前に、私が質問を準備させていただいている間、資料の請求等をさせていた...全文を見る
○楠田委員 六八七号に関しては確かに届けていただきましたが、これは本日の昼でありました。二カ月前と昨日の夜の要求で、きょうの昼まで、まず見当たらない、もともとないと言われていましたし、またその残りの二つはやはりないと言われましたけれども、そもそも政府に国連決議の解釈権というのがあ...全文を見る
○楠田委員 もしそういうことで政府に解釈権があるということであれば、これだけ重要な根拠として挙げられている国連決議の部分ぐらいはあってしかるべきではないかと思いますが、これは大臣はどうですか。麻生大臣。
○楠田委員 我が党の原口委員がこうした質問を以前されたともお聞きしていますが、政府に解釈権があって、かりそめにも今回この特措法の根拠としてこの三つの決議が挙げられているわけでありますから、先ほどの説明のような、権利義務関係がないとはっきり言い切るのも私はどうかと思っているわけであ...全文を見る
○楠田委員 腰を据えてという話もありまして、継続的、安定的という本会議での答弁も総理からあったところでありますが、何よりもアメリカが増派を決めて、このアメリカの決意の重さを認識して今回二年という長期の延長を決めたという事情もあるのではないかと私自身は認識をしております。  まず...全文を見る
○楠田委員 それでは、そもそも現特措法がまず四年という期限を定めて平成十五年に制定をしているわけですが、先ほどの二年の部分とも比較いたしまして、四年という期限を設定した理由を改めてお聞かせください。
○楠田委員 およそやはりこの期間の設定について、私は合理的な理由がないのではないかという認識を持ったところです。国づくり、イラクの国づくりという話がありましたけれども、大変皮肉にはなりますが、日本の美しい国づくりも道半ばである時点で、イラクの国づくりまで我が国が口を挟む余力がある...全文を見る
○楠田委員 ここも一つの例を挙げてお聞きしたいと思います。  先ほどもアメリカを例に挙げて申しましたが、仮に次の大統領選挙で民主党政権が誕生するということになれば、もう周知のとおり、撤退を始めるという決議も国会の上院の方ではされたわけでありますから、当然アメリカ自体が早期撤退を...全文を見る
○楠田委員 主体的な判断の中にも客観的な事実があるわけでありますから、いかなるものが主体的な決断というのは私自身もはっきり理解するわけではありませんが、この点に関しては先に進ませていただきたいと思います。  そもそも、今回の延長をするか否か、民主党としては即時撤退の対案も出させ...全文を見る
○楠田委員 これに関しましては、我々としましては、まずアメリカやイギリスという国が中心となって、戦争自体を始めた国があるわけでありますが、こうした国のそれぞれ大統領、首相、ブッシュ大統領、ブレア首相ですら、この前提となった部分の大量破壊兵器、またアルカイダとの関連性、こうしたもの...全文を見る
○楠田委員 二月の私の質問の際も、久間大臣は、これから先どういうふうにしていくか、そういうことについて一生懸命知恵を出そうとしている、過去の判断が正しかったか誤っておったかという議論はする必要はない、そういうふうにおっしゃっておりましたが、私は全く意見が違うわけであります。  ...全文を見る
○楠田委員 いや、私の認識では、戦争そのもの、もちろん参加はしておりませんが、それを支持したこと自体は事実ではないかと思います。  そして、それに対してブッシュやブレアのようなトップが自分の非を認めたわけでありますから、私は、その攻撃を参加していないにしても支持した、このことに...全文を見る
○楠田委員 そうしたお答えでございますが、全く納得が私もいかないわけであります。  戦争そのものを支持して、支持をせずに実際に軍隊を出さなかった国が多数ある中で、日本はこれを支持したからこそその後の復興につながっていったわけでありますから、この点において今のような答弁をされるの...全文を見る
○楠田委員 何度も同じ答弁でありますが、支持をしなくてもと言われましたけれども、支持をしたからこそ責任を日本も問うべきではないか、その点に関しての総括をするべきではないか、これから先もそのような前提が間違っているような武力行使をすることを日本が支持しないために総括をするべきではな...全文を見る
○楠田委員 ですから、私は、そうした前提に過ちがある武力行使に対して我が国がかりそめにも支持をしたということに対して我々は謙虚に反省をするべきではないかということをまず言っているわけでありまして、その後の復興の活動に対して言っているわけではありません。  それで、時間もある程度...全文を見る
○楠田委員 先ほど答弁いただきましたように、久間大臣の発言の中で、国益に照らして支持をしたという話がありましたが、私は、その国益が本当に正しいのかどうかを改めて問いたいとも思っております。そうした前提が誤っていたとしてもアメリカに追従することが国益であるというように私には聞こえま...全文を見る
○楠田委員 先ほどシビリアンコントロールのお答えもいただきましたが、ひとつ質問の中で政府側に改めてお聞きしたいわけですけれども、今、この法案の中で、人道復興支援活動と安全確保支援活動があるわけであります。この二つのうちで、当然、国連支援の場合は人道復興支援であるというのは納得がい...全文を見る
○楠田委員 その内容いかん、これは本会議の答弁でもありましたけれども、どちらかに当たる、いずれかに当たるという答えが一貫しておりますが、しかし、その中でも、今、月に二十回程度でしょうか、それで国連が四、五回だと、運んでいるのが。残りの部分のどれだけの割合が人道復興支援なのか、安全...全文を見る
○楠田委員 私がそれを改めて確認いたしましたのは、この法律の基本計画の中に、あくまで人道復興支援が中心である、人道復興支援に支障を及ぼさない範囲で安全確保支援活動を行うということが書いてあるわけであります。その中で、どちらに当たるかわからない、そして、さらには安全確保支援活動がふ...全文を見る
○楠田委員 仮に今の答弁が実際になるとすれば、当然、今までの国民の思いといいますか、人道復興支援が中心であるのでせめて支持したという方にとっても、これは支持し得ないものになっていくのではないかという懸念も持ったところであります。  済みません、民主党の案に対してもう少し聞きたい...全文を見る
○楠田委員 時間が参りましたので、最後に、私もまだ短い人生経験ではありますが、過去の学習によりまして、やはりどういっても、他国による戦後統治というのはあらゆる面で失敗をしてきた歴史があると私は思っております。そうした今回の件も、むしろ禍根を生むことになっているのではないか、そのよ...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本日は、大変お忙しい中、小村総裁にも出席をいただきまして、質問に当たらせていただきますことをまず御礼申し上げたいと思います。  政投銀の今回の株式会社化、新会社になります法案、これを詳しく調べるに当たりまして、まず、政投銀の前身の...全文を見る
○楠田委員 もちろん、国会法の手続に関しては私も認識をいたしておりますけれども、かつて、平成十七年にさかのぼりますが、十一月二十九日の経済財政諮問会議におきまして、そこの政策金融改革の基本方針というものを決定された際、「新組織移行への工程、関連法案の提出等」という項目におきまして...全文を見る
○楠田委員 長くお答えをいただきましたけれども、私としましては、これからの質疑においてその詳細をお聞きしてまいりたいと思います。  今回、そうしたさまざまな理由はあるとは思いますが、この財務金融委員会、財務省でこの法案をつくったために具体性がやはりなくなってしまったのではないか...全文を見る
○楠田委員 まあ、いつも同じ答えでありますので、もうお聞きしないようにしますが。  総裁の方から、そうした、今大臣から通り一遍のお答えがありましたが、総裁といたしましては、大変思い入れがあるこの組織であると思いますし、これからまさに荒波に出ていくわけでありますから、御自身として...全文を見る
○楠田委員 私としましては、もう一歩踏み込んで、民間のトップであれば、自分には自信がある、これからの荒波に自分の手で乗り込んでいきたいというそのところまで私は踏み込んでいただきたいと思いましたが、まないたの上のコイということでありますので、そこは求めず、次に進んでまいりたいと思い...全文を見る
○楠田委員 まさにそうした長期的な投融資を、特に地域に密着した、また簡単に利益が出ないという分野こそやってこられた、また民間と協調をして進んでリスクをとってこられた、そうしたことに関しては私も率直に認めているところであります。しかし、今後そうした後ろ盾でありました低利、長期の調達...全文を見る
○楠田委員 過去のそうした経験、メリットはもちろん認識をしておりますが、まず一つ具体的にお聞きをいたしますと、今回預金というものが新たに新会社になりますと認められてくるとなっておりますが、この預金を許されるとすれば、基本的には銀行という形になっていくと思います。  しかし、銀行...全文を見る
○楠田委員 どちらかといえば、投資機能に特化をした形の方がいいのではないかという見通しはいただきました。であるとすれば、今回の大口預金の部分が認められるようになってきたということも、私は、一応踏み込んでみて確かめてみようというぐらいのレベルなのかなという認識でございます。  ま...全文を見る
○楠田委員 重ね重ねそうした答弁でありますけれども、私が改めてここで思っておりますのが、まず、今回、平成十八年の五月の行革推進法で、こうした完全民営化の方針が法律でも決定をしてから、もう既に一年がたつところであります。  また、新経営陣に任すということをたびたび言われております...全文を見る
○楠田委員 先ほどからも、期待をしていると人ごとのような表現をたびたびされておりますが、先ほど申しましたように、民間の株主が、仮に新会社設立後、売却の中で出てきたとしても、一気に多数になるわけではないわけであります。また、少なくとも五〇%超の株を持っていれば、その議決権の行使で取...全文を見る
○楠田委員 大変長く事務方の方からお答えいただきましたが、そうした、すべて新経営陣、新経営陣と言われておりますけれども、五から七年のめどで株式を全額売却すると言われているわけであります。郵政ですら十年で売却をすると言っている中で、これだけ前倒し、前倒しで、三年から四年で上場をし、...全文を見る
○楠田委員 私が申しておりますのは、先ほども完全民営化すれば一〇〇%民間が持つと言われましたけれども、民間が、株式を仮に上場いたしまして、買うということになるためのビジネスモデルを早くつくらなければだれも買わないということを言っているわけであります。その後の、買った後のことを今話...全文を見る
○楠田委員 最初の質問にお答えいただいておりませんが、時間も参っておりますから。  そういたしますと、やはり私は、先ほども石井委員も言われましたが、この後の人事がいかになるか、これが非常に重要ではないかと思っております。  私は住友銀行出身でもありまして、今の郵政の西川社長が...全文を見る
○楠田委員 そうしたお答えでありますので、次に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
05月09日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  昨日に引き続き、質問をさせていただきたいと思います。  まずは、昨日の私の質問に対する尾身大臣の答弁に関してでありますが、質問中ですとついつい聞き逃してしまうことも多くございまして、まだまだ未熟であるなと思いますが、後半、極めて軽...全文を見る
○楠田委員 ちょっと言い方が悪かったかもしれませんが、昨日の質問では、郵政は確かに十年という、この政策投資銀行よりは長い期間でありますけれども、逆に、この十年というのをきちっと期限として、義務として法定をされている。それだけの時間がありますけれども、前もって今の時点から綿密な計画...全文を見る
○楠田委員 そうした未来に向けて、政策投資銀行の未来、また、それに対する国民の税金の使い道でありますが、大変重要な質疑でありますけれども、やはり見ておりますと、数が大変、定足が少ない、足りていないんじゃないかと思いますが、委員長、御確認をお願いします。
○楠田委員 この法律、閣法でありますし、また、先ほど小沢委員の方から指摘もありましたように、金融改革、大変注目を受けている最後の今回の審議でもありますから、ぜひ真剣に取り組んでいただければと思います。  それでは再開をさせていただきます。  先ほど小村総裁の答弁もいただきまし...全文を見る
○楠田委員 いや、質問に答えていただきたいんですが。足元を見られると言われましたが、これはどういう事態を想定しておられるのかと聞いております。
○楠田委員 足元を見られるといいますと、これから先にも聞いてまいりたいと思いますが、私の記憶の中では、例えば長銀や日債銀が国有化されて、その後まんまと買いたたかれたという九〇年代末、二〇〇〇年前後、このころ私はまだ学生でございましたが、その怒りと戸惑いというものを鮮明に覚えており...全文を見る
○楠田委員 時間も限られておりますから、簡潔にお答えいただければと思います。  最低ラインに関して確たるものは出ないにしましても、やはり六年末の、少なくともこのときに約二兆円の純資産でありますし、先ほど申された新会社設立時の純資産というのも一つめどにするというお答えであったと思...全文を見る
○楠田委員 もう時間が限られておりますので速やかにお願いしたいと思いますが、私は、大臣の方からその見通しをお聞きしたかったわけでありますが、答えたくないということでしょうから、次に進みます。  また、きのうの小村総裁の答弁で、長期の投融資機能を重視したビジネスモデルを理解してく...全文を見る
○楠田委員 認識をお聞きしましたので、本音として、やはり上場は困るという認識だったと受け取らせていただきます。  そうしますと、附則第二条の必要な措置ということが問題になってくるわけでありますが、この必要な措置とは、上場せずに親密先に優先的に売却するという意味も含まれるのか、尾...全文を見る
○楠田委員 私としましては、こうした法案審査、大切な場でありますから、尾身大臣から政治家としての見通しもお聞きをしたいと思ってお聞きしているわけであります。  私としまして、政府保有株式というのは国民の共通な財産でありますし、公正な価格及び方法が担保される流通の場を確保する、ま...全文を見る
○楠田委員 非常にあいまいなお答えだと思いますが、そうすると、市場の動向次第で、このめどの七年を延ばす場合もあり得るということでございましょうか。  もう一つあります。そのときの妥当性を客観的にいかに担保されるおつもりか、この点もお答えをお願いします。
○楠田委員 五から七年という期間のことは聞いておりませんで、これを延ばすことはないと先ほどおっしゃったととらえておりますが、それでよろしいですか。七年以上になるということはないと。
○楠田委員 そのめどの表現、細かいようですが、市場の動向云々、先ほどの全くあいまいな動向の中で、やはりこれを先延ばしにする可能性もあるのではないか、このことを私は危惧しております。  やはり、期限というものをしっかりと決めて、それがあるからこそ、前倒し前倒しで計画を出していく、...全文を見る
○楠田委員 変更するつもりがない、そのめどのところはお答えしないようですから、聞き方を少し変えますが、郵政も、何度も郵政と比べておりますが、この期限を義務として、十年という義務をはっきりとさせたために、上場を、計画で四年、可能なら三年に早くする、その後、五年で完全売却と明確に示し...全文を見る
○楠田委員 非常にこの法律の中であいまい性としてこれは残っていくのではないか。上場するかどうかも明らかではありませんし、その期間の間にどのような売却をするかすら示されていない中の法案審査というのは、全く私は意味をなさないと強く思っております。  最後に、ちょっと資金調達について...全文を見る
○楠田委員 今回は一千億円という額でありますが、少なくとも、今後、そうした政府保証債、財投借り入れというのが減っていくのは間違いないですから、民間調達が大きくなっていくのは間違いないと思っております。そうだとすれば、例えば、私も銀行におりましたけれども、主幹事に調達を委託して規模...全文を見る
○楠田委員 先ほどから申しておりますように、この法案、非常にあいまいな点が多い。それ以前に、そもそも、新会社にしてこれからどうなるかのモデルが全くないという中で、非常に危惧を覚えておりますが、その中でも、仮に前向きな話をするとすれば、そうした調達の仕方をこれからぜひ前向きに考えて...全文を見る
○楠田委員 政府の方はこれからこれからと言われますけれども、やはり、国会の審議の場ということが国民にとりましては大変重要な説明の場でありますから、ぜひとも、こうした国会軽視の今の状況を是正するように政治家としても努めていただきたいと強く申し上げまして、私からの質問を終わらせていた...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出のイラク特措法改正案に対し反対の立場から、また、民主党提出のイラク特措法廃止法案に賛成する立場から討論をいたします。  国際的にも既に多くの国がイラクから撤退をし、英国も大幅な...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 本会議 第30号
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○楠田大蔵君 民主党の楠田大蔵でございます。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出のイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案に反対、民主党提出のイラクにおける自衛隊の部隊等による対応措置を直ちに終了させるため...全文を見る
06月05日第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本日は、生保、損保のいわゆる不払い、未払い問題に関しまして質問をさせていただきます。  まず、そもそもの話でございますが、生保、損保の不払い、未払い問題が今回起こってきました原因、背景を、大臣、いかに考えられるか。あわせて、不払い...全文を見る
○楠田委員 原因、背景というのをもう少し踏み込んで御説明いただければと思ったんですが。  私自身、視察にも参りましたし、質問に対していろいろそばから聞かせていただいておりましたが、不払い、未払いの問題というのは、保険という業態に内在する問題ではないかと私は思っております。予定の...全文を見る
○楠田委員 四月十三日に設定を、まず保険業界自身が自主調査を平成十七年末からされていたということで、この時期に設定をしたというお答えでありましたが、しかし、もう既に周知のとおり、この期限までにすべて出てきたところはほぼなかったわけであります。見ておりますと、早くても五月末、六月末...全文を見る
○楠田委員 私の率直な感想といたしまして、非常に金融庁の皆様は頑張っておられるのだと思いますが、その体制自身が非常に弱いものがあるのと、あと、民間の業界の方に大変なめられているんじゃないかという印象も持っております。期限を設定しておきながら、もちろん、すべて広範に四月十三日までに...全文を見る
○楠田委員 大臣、非常に私は心もとないお答えだと思っております。  今まで、十七年の明治安田生命の問題に始まりまして、このような不払い、そして引き続き未払いという問題が累次にわたって出てきているわけであります。いわばこの業界に対して全体的に金融庁の保護観察下にあるような状況の中...全文を見る
○楠田委員 後に損保の点でもこれは触れたいと思いますけれども、理解することは到底私にはできない思いであります。やはり事後のチェックということに限界としてこだわられているところもあるかもしれませんが、そもそもこうした免許、認可をしているわけでありますから、内部の体制がそれに足りてい...全文を見る
○楠田委員 また、こうした調査の中で、今、社会保険庁の年金の問題が大変な国民の関心を集めておりますが、よもや、民間の生保、損保の業界でも、時効による不払いといった問題は確認されていないでしょうか。この点はどうでしょうか。
○楠田委員 明確に通告をしておりませんでしたので、そうした回答になるのもいたし方ありませんが、社会保険庁の場合は、御存じのとおり、会計法において五年の期限が定められているわけであります。国に対する権利は、五年間これを行わないときは時効により消滅すると書いてあるわけでありますが、こ...全文を見る
○楠田委員 私は、これはめちゃくちゃ重要な話だと思っておりまして、先ほど慎重な検討が必要と言われましたが、あの社会保険庁さんですらといいますか、だからこそといいましょうか、当然社会保険庁の側に責任があって、支払っていたはずの年金が消えて、それが後から証明されても、時効を盾に払って...全文を見る
○楠田委員 今大臣からも前向きな答弁をいただきましたので、委員長、これは理事会にお諮りいただいて、ぜひ調査をしていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。
○楠田委員 それでは、次に進ませていただきます。  今回の問題において、やはり私は、新たな未払いの問題は、発想の転換と、そして今までの保険の活動、会社の業態の内部のインセンティブづけをいかに変えていくか、これがかぎではないかと思っております。  そもそもの話でまた聞かせていた...全文を見る
○楠田委員 私自身の認識としましては、この問題において未払いの部分というのはそもそも約款の違反とはなかなか言いにくい中で、約款に違反しないのであればわざわざ親切に支払う必要はないんじゃないかと思っている経営者の方が多くおられたのではないか。こうしたところに問題があると思っているわ...全文を見る
○楠田委員 その思いはよく私も理解できますが、これをいかに監督官庁として実効性を担保していくかということがこれからの問題ではないかと思います。  まず一つ、海外の事例なんかもあると思いますが、明治安田生命に視察に我々が参りました際に、あそこの相談室の中で、電話をかけてこられた方...全文を見る
○楠田委員 大変前向きな答弁をいただきましたので、そうした観点から指導監督をぜひ実効性あらしめていただきたいと思います。  もう一つ、先ほど参考人の答弁の中で、給与体系の中のインセンティブというお話もありました。  保険金の支払いをすることに対する営業職員のインセンティブをい...全文を見る
○楠田委員 この点に関しましては、平成十八年の六月の監督指針の改正の中で、例えば、支払いに係る取締役等の認識及び取締役会の役割であるとか支払いに関する管理者の認識及び役割、人材育成及び査定能力の維持向上等、新たな着眼点をあえて取り込まれておりますが、こうした着眼点の中にこのインセ...全文を見る
○楠田委員 もちろん経営陣の体制というのも非常に重要でありますが、やはり前線で販売をしている営業職員の方々こそがどのような思いでやられるかというのが特に生保に関しては重要じゃないかという思いがありますので、ぜひこれは実効性あらしめるようにお願いをしたいと思います。  時間も限ら...全文を見る
○楠田委員 管理体制の不備という話もありましたが、まさしく、答弁いただきましたけれども、全く中身が整っていないまま、商品の中身のチェックだけで今回この業態にいたずらに進出をさせること自体が私は間違いであったのではないかと思っておりますし、これから続いてまいります、ことしの十二月に...全文を見る
○楠田委員 このほか、販売員、私も銀行におりましたので、証券外務員資格というものを一時期取りましたが、私は実は、九割以上の合格率でありますが一回目落ちまして、それで銀行でやっていくことをあきらめたわけであります。  合格率がとてつもなく高いこうした資格があって試験制度がとられて...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 財務金融委員会法務委員会連合審査会 第1号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本法連合審査におきまして、既に法務委員会所属の先生方から質問がございました。特に法律的な観点からの質問が多くあられたと思いますが、私自身は、かつて住友銀行に所属をしていたということもありますので、そうした金融の観点といいますか、実際...全文を見る
○楠田委員 いや、私が一番聞きたかった、金融機関等、こうした決済のシステムの中で組み込まれていくところのメリットというのはどうですか、そこは抜けていたと思いますが。
○楠田委員 その説明の中で、私も金融機関におりましたが、今回、電子債権記録機関というのが、兼業も禁止をされている、そして複数設立することが可能、乱立する可能性もある。そうした中で本当に金融機関のようなところにいかに協力をしてもらえるのかなということが非常に見通しが悪いんではないか...全文を見る
○楠田委員 それでは、こうした制度をそもそも導入するにおいて、普及活動であるとかそうしたインフラ整備等も必要だと思いますが、こうした点に関して、政府としてのコスト、予算化はどれぐらい考えているか、この点をお聞かせください。
○楠田委員 たびたび、法案審議の際に多い答えになってきていますが、大事な国会での質疑の際に、具体的なイメージがまだでき上がっていないという答えを平気でされるケースが多くなってきているんじゃないかと思っております。  その中で、確たる数字として出しやすいものとして、我が方の部門会...全文を見る
○楠田委員 財務当局、ちょっときょうはお招きをしていませんでしたので、後日に譲りたいと思いますが、まず、この件に関しまして的確なコスト、まず制度導入において、確実に手形制度は続くとしましても、印紙税収、手形を使う量というのは確実にこの制度によって減るわけでありますから、印紙税収も...全文を見る
○楠田委員 それでは、具体的な話に移ってまいりたいと思います。  今回、電子債権記録機関と呼ばれるものがこの制度で新たに誕生をするわけであります。これに申請をして、指定をしていくということでございますが、この言葉、言葉といいますか、制度として、指定という制度にしている点と、この...全文を見る
○楠田委員 事前の通告で、主税局の事務方の方が間に合われたということですので、先ほど委員長に要求しました印紙税収の部分をお答えいただけますか。この制度導入において税収がいかに変動していくかも含めて、お答えください。
○楠田委員 先ほどの委員長への要求が、正しいといいますか、やはり必要であったと思います。  こうした制度導入において、予算措置はどれだけあるかというのももちろん重要でありますけれども、この制度が成り立ち、利用者の方に利便性があるというものでないと、そもそも法律をつくる意義がない...全文を見る
○楠田委員 時間も参りましたので、そうした個別具体的な点に関してはまだまだはっきりしていないところが多い、不渡り制度の点も先ほど質問もありましたけれども、今回の件で不適格な参加者を排除するという制度も、まだまだこれからの議論の途上にあるのではないかと思っておりますので、徹底審議を...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。内閣委員会では初めての質問になりますので、よろしくお願い申し上げます。  まず、民主党としては初めてのこの銃刀法改正の質問でありますので、改正の目的、意義について、改めて簡単にお答えいただければと思います。
○楠田委員 けん銃への抑止力というのが主だというお話だったと思いますが、その言葉に尽きるのかもしれませんが、具体的目標、何か数値的な目標というものはおありでしょうか。
○楠田委員 そういう質問をさせていただきますのも、けん銃取り締まりの対策本部、銃器対策推進本部であるとか、ことし改めて、銃器対策の更なる施策検討のためのプロジェクトチームというものも新たに政府内につくられて、けん銃犯罪はもちろんでありますけれども、こうした悲劇が起こらないような総...全文を見る
○楠田委員 正直、正式な数というのはわからないから苦労しているということでしょうが、そうした印象の中で、そうした事件の減少とは裏腹に、自分のすぐそばにも銃器の魔の手が忍び寄っているのではないかという不安感は、むしろ強くなっているんじゃないかと思うんですね。この点に関しては、何かし...全文を見る
○楠田委員 非常に質問が漠然としていますので、仕方ないところもあると思います。  私自身が、こうして改めて最近の数値を見ていましてふと思いましたのが、平成十九年の八月付の警察庁組織犯罪対策部薬物銃器対策課作成の「平成十九年上半期の薬物・銃器情勢」というものですが、皆さんもそれぞ...全文を見る
○楠田委員 続きまして、そうしますと三十一条三項の、不正権益を得させ、または維持し、もしくは拡大する目的で云々というところは、どのような事案を想定されていますか。
○楠田委員 そうした事案を具体的に例として出していただきましたが、先ほど申しました私の地元の事件であります。  現時点で、目撃された二人のうち実行犯と目される一人だけが出頭して捕まっているという状況で、背後関係はこれから調べていくという話でありますが、まず、三十一条二項の先ほど...全文を見る
○楠田委員 具体的な事案はなかなか難しいのかもしれませんが、では、例えば二人組で一人は運転をしていたという話でも、先ほどの二項は当てはまるという考えでよろしいでしょうか。
○楠田委員 そのようなことを改めて具体的にお聞かせいただきますのも、今回の、どうしても地元の件ですから気になりますけれども、今なお、そうした抗争の中で、若い組員が実行するけれども、それに対しての背後関係はなかなか見出しにくい。そして、今回のケースもそうでありますが、一度逃亡した後...全文を見る
○楠田委員 時間も限られていますが、例えば刑法の教科書的なもので見ますと、この銃刀法のような特別刑罰法規上の犯罪であれば、合目的的な政策的要請の侵害の面が重視されるということも言えるのではないかと思いますし、また、平成十六年十一月十二日の最高裁判決で出ました、民事での使用者責任を...全文を見る
○楠田委員 もう一つ判例を挙げれば、所持罪に対して共謀共同正犯が認められたという最高裁の平成十五年五月一日の、これは決定でありましたか、そうした事例も出てきているということでありますが、こうした中で、黙示的な意思の連絡、実行行為者との間に単なる意思連絡にとどまらない関係を有すると...全文を見る
○楠田委員 先ほど最初の方にも申しましたように、市民が巻き込まれるケースがふえている、そして、先ほど申し上げた事件のように、同じような事件も何度となく繰り返されるという状況でありますから、時間をかけてという余裕も正直ないのではないかという私自身の認識であります。  そうした中で...全文を見る
○楠田委員 時間も参りましたが、やはり今回の改正はまだ対応のスタートにすぎないと思っておりますので、これからのさらなる検討を頑張ってまいりたいと思います。
12月05日第168回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。文部科学委員会では初めての質問でございますので、よろしくお願いいたします。  本日は、いじめによる自殺の問題に関して質問をさせていただきたいと思います。  まず、昨年ですが、滝川市の小学生のいじめ自殺の被害者がいじめを示唆する遺書を残...全文を見る
○楠田委員 いろいろるるお話しいただきましたが、さまざま複合要因が考えられると思いますが、その大きな要因の一つに、こうした事件の事実に対して真摯に向き合うという姿勢がやはり今なお実践されていないということが考えられるのではないかと私自身思っております。  こうした問題意識から、...全文を見る
○楠田委員 その内容を私ももちろん見させていただいておりますが、先ほど早期発見、早期対応という話も大臣自身からされましたが、基本的に、情報共有を図ってもらいたいという内容が主なところであります。しかも、本年五月二十五日に一度要望書を提出されて、それに対する回答が極めて概括的なもの...全文を見る
○楠田委員 そうしたお答え自身は福岡法務局からも提示をされておりましたので、それを受けまして、また先ほどの話で、内部情報であるので職員間の意見交換がしにくくなる、また、そうした当事者の話等が入っているので関係者の協力が得られにくくなるという話が主であると認識をしております。しかし...全文を見る
○楠田委員 もちろん、これから諮問をされて答申をするという流れでありますから、そうした法務省側の意見と客観的な意見がこれから議論されると思っております。  そうした中で、本日、内閣府情報公開・個人情報保護審査会の事務局長にもお越しをいただいておりますので、私が先ほど申しました意...全文を見る
○楠田委員 それに加えて、先ほど答弁漏れもあったと思いますが、実際に、この開示内容をより広範にするべきだと判断した割合等、それはお答えいただけますか。
○楠田委員 そうした答申の中で、今の時点でも四分の一余りが、開示をさらにするべきだというものであるわけでありますから、先ほどのお話等々、任意調査という話もありましたけれども、事の内容にかんがみ、ぜひそうした前向きな答申をいただきたいと思います。  時間も限られておりますので、以...全文を見る
○楠田委員 もちろんそうした指導は長年続けられてきたわけですが、それでも実効性が上がっていないということが現実だと思っておりますので、我が方は学校協議会の設置等を訴えてきたわけでありますから、隠ぺい体質をなくすことで、それこそ日本自体がもっと未来志向になるという観点から対応を考え...全文を見る