楠田大蔵

くすだだいぞう



当選回数回

楠田大蔵の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵です。  本日は、国家公安委員会の関係と、そして科学技術関係について質疑を行いたいと思います。  先日、朝日新聞の政治・社会意識基本調査というのがありましてなかなかおもしろい統計が出ておりまして、社会の中でどういうものを信用し、信頼するかというのを...全文を見る
○楠田委員 捜査体制のあり方についても少し答弁があったところでありますが、まず、百七十人体制で、荒川沖駅、被疑者の自宅に一番近い駅ということでありますが、そこに八人置かれたというのは全体の体制としていたし方ないとしましても、公開捜査に踏み切りながらその徹底が不十分でなかったのかと...全文を見る
○楠田委員 ビラや立て看板の話もありましたが、指名手配されていながら最寄り駅にすらポスターもなかったという話もありますし、また、住民を巻き込んで再犯防止にまず努めるという姿勢が足りなかったということは感じざるを得ないと思っております。  るるありましたように、既に茨城県警に検証...全文を見る
○楠田委員 その推進が進んでいれば、先ほどの件ももう少し違っていたのかもしれませんし、重要性を一つ認めるところでありますが、例えば、現場で活躍されている司法書士の方なんかに話を聞きますと、これまた所信で、やみ金に対して特に力を入れる、こう言っておりましたが、そうした業者に対して警...全文を見る
○楠田委員 内部のチェックという話もありましたが、やはり既にそうしたいわゆる冤罪事件も起こっているわけでありますし、また、先ほどのように、指示を出しても徹底するということは、やはりそれはもう一つ次の段階としてなかなか難しいということもあるでしょう。この点に関してはこれからも議論す...全文を見る
○楠田委員 この点に関しては、既に、山中教授の成功の後にアメリカ等で成功しているという事例がどんどん出てきております。わずかの時間差でそうしたキャッチアップがなされていく分野でありますので、六月をめどということでありますが、この点、報告が出されましたらすぐさま実現に動かれるように...全文を見る
○楠田委員 所信にこうした点もしっかりと述べられておりますが、まさにかけ声だけにならないように、具体的に進めていかれるように要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
04月11日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○楠田委員 本日は、独立行政法人国民生活センター法の一部を改正する法律案と消費者契約法等の一部を改正する法律案について、民主党では三時間半いただいておりますので、そのトップバッターということで、まず概括的に、全体について質問をさせていただきたいと思います。  先ほど、最後の方に...全文を見る
○楠田委員 そういう方向性自体は私どもも当然、否定しないというか、共有していくわけでありますが、後々触れてまいりたいと思いますが、さらに、消費者保護官制度であるとか、そうした全体的な制度を我が党としても考えているところでございます。  先ほどお話しの方向の中で今の状況を改めて考...全文を見る
○楠田委員 朝方の参考人質疑でも出ていたと思いますが、そうした裁判になかなか持ち込みにくい、経済力の問題、コスト的な問題と、そして例えばネットの販売の中で非常に巧妙化している、そういう状況で、あっせん自体が難しくなっている状況。  私も一時期銀行に勤めていたときもありましたが、...全文を見る
○楠田委員 両立といいますか、両立させるしかないと思いますが、後見的役割というのを前提にして紛争解決をしていく、しかも事業者の方の納得も得られなければいけない、非常に難しいバランスの上で行うということではあると思いますが、それでもなお一歩前進であることは間違いないとは思っています...全文を見る
○楠田委員 公正中立な立場というのは非常に難しいと思います。例えば、その公正の中で、消費者団体、事業者団体双方も加えるのか、加えるのかといいますか、割合的に消費者団体、消費者利益の擁護をするような方を多目にするのであるとか、そうしたことについては何か基準のようなものはありますでし...全文を見る
○楠田委員 どちらも入れるということになってくると、なかなか手続として、裁判に似たような形になってくるのか、そういうところもこれから論点だと思いますが、そうしたことも含めてこれから検討していただきたいと思います。  対象の中で、重要消費者紛争という言葉でありますが、これも先ほど...全文を見る
○楠田委員 そうした分類にかかわるものというのはやはり氷山の一角でもありまして、最終的には、国民生活センターというのは東京と神奈川の二カ所しかない、センターが扱わない事例を消費者生活センターや地方公共団体がいかにやっていくかということが、本来全体的な大きな問題だろうと思っています...全文を見る
○楠田委員 議論のスタートに立ったということであったと思います。  これはもう総理自身が、消費者の立場に立ってということをはっきりと二度にわたって所信でも述べられているわけでありますから、その地方の予算の厳しさというのは理由にならないと思っていまして、そういう状況であるけれども...全文を見る
○楠田委員 そういうお答えでありましたけれども、相談員の希望の方がなかなか満足に研修を受けられないという話もあるようでありますし、先ほどのように、無資格者がこれだけ多いということも話としてあったわけでありますから、この点についてはさらなる充実を要求させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○楠田委員 今、五団体で、もう一つ申請中のところもあると聞いておりますが、今後の認定の見通し、また、例えば私は福岡ですが、九州ではこうしたネットワークは認められていないということです。適格団体は存在していない。こうしたことで、地域的なものとしてさらにバランスをとっていくのかとか、...全文を見る
○楠田委員 時間も参りました。今回の改正というのはまだごく一部の話だと思っておりますので、これからの消費者行政について意見を述べてまいりたいと思います。  ありがとうございました。
04月18日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵です。  本日は、上川大臣、岸田大臣にお越しいただきまして、男女共同参画社会の形成に関する件とそして科学技術に関する件について、最後、時間があれば銃器対策についても少し触れさせていただければと思っております。  まず、男女共同参画関係についてお聞き...全文を見る
○楠田委員 社会保障及び国民保健の向上に寄与するというのが目的であるということであります。  また、この国民健康保険法第九条二項についてでありますが、「世帯主は、市町村に対し、その世帯に属するすべての被保険者に係る被保険者証の交付を求めることができる。」となっておりますが、この...全文を見る
○楠田委員 次の質問まで少し触れられましたが、世帯主が手続をする役割を負っている、そして交付自体も世帯主に行うということでよろしいですか、もう一度。
○楠田委員 もう一つ。世帯主が手続を行って、交付も世帯主に行くということですが、そもそも非世帯主自体も被保険者の一人になり得るかということをもう一度確認させていただきたいと思います。
○楠田委員 この点は、第五条においても、区域内に住所を有する者は国民健康保険の被保険者とするという条文でもあると思います。  以上を前提に、福岡での事例でありますが、離婚訴訟中の女性のケースというのを考えていきたいと思います。  このケースは、夫の方が離婚を求めてみずからが転...全文を見る
○楠田委員 要は、この例で申しますと、まず、奥様が生計を自分自身で維持するということはなかなか、病気もあって難しいというのが一点ありますし、また、離婚を認めたくない妻の方が、みずからが世帯主であるということを自分の方から宣言することによって、離婚訴訟自体が不利になってしまうという...全文を見る
○楠田委員 先ほど申しましたように、それぞれが被保険者でありますし、当然、進学等で別に暮らすことになったというケースにおいて別々に交付することも認められる。たまたま、たまたまといいますか、そこの解釈で、手続上の問題として、世帯主が求めることが行政上、より都合がいいということだと思...全文を見る
○楠田委員 この点においては、ちょっと委員会も異なるということもありますので、これからも求めてまいりたいと思います。  以上のような具体的な話を聞かれまして、上川大臣、御自身の所信の中でも、女性も男性も、すべての個人が個性と能力を十分に発揮することができ、ともに責任を分かち合う...全文を見る
○楠田委員 そもそも、家族制度が厳格に前提になっているということもこの中の法律上の問題としてもありますので、ぜひここの点は注目をしていただきたいと思います。  それでは、時間も限りがありますので、科学技術の関係について話を進めたいと思います。  上川大臣、もしよろしければ、も...全文を見る
○楠田委員 改めて私も勉強して知りましたが、十八カ月間出願の有無というのが公表されない中で、どちらが先かわからないというのが実際のところであるのかと思っております。しかし、それだけの公表されない期間の中で、どれだけ戦略を持っているかというのも非常に重要であるなと改めて感じておりま...全文を見る
○楠田委員 そのような方針というのはこれからさらに重要になっていくということでありますが、その中で、二〇〇五年十二月十三日が優先日とされています山中教授の出願については、マウスiPS細胞だけではなくて、動物種を特定せず幅広い範囲で出願していて、かなり強い内容との指摘もありますけれ...全文を見る
○楠田委員 まさしく、先ほど増強しているという話もありましたが、これだけ世界的に注目を受ける研究成果に見合った、広く生かされる確かな審査を、しかも迅速に、強く要望させていただきたいと思います。  今回の報道について、また、やはりその前提として、企業の知財戦略に比べて大学の知財戦...全文を見る
○楠田委員 今回の騒動の中で、やはり、基礎研究で先んじた成果が出たとしても、その後の知財戦略を間違えれば、関連研究のために巨額のライセンス料を支払う必要があるとか、今せっかくつくろうとしているオール・ジャパンでの全体の戦略が阻害される可能性が出てくる、そうした不安が頭をもたげてき...全文を見る
○楠田委員 ありがとうございます。  実は、銃器対策についてお聞きしたいと思ってまたお呼びしていたんですが、次の機会に回させていただきたいと思います。伊藤一長前長崎市長の銃撃からきのうでちょうど一年たったということで、その後の戦略等も、これから我が方も対案を出していきたいと思い...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵です。  本日議題となりました暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律案について、民主党のトップとしてまず質疑をさせていただきます。  この問題は、我が郷土福岡にとりましても非常に関心の高い問題であります。大臣も福岡出身でご...全文を見る
○楠田委員 片一方の組長が薬物容疑で逮捕されるというようなことも最近起こっておりますが、先行き不透明ということでありまして、大変不安な思いを新たにしております。特に、佐賀のこの犯人なんかは、私の地元で警察ともみ合う際に銃撃、発砲をして、その末に捕まったということで、本当にごくそば...全文を見る
○楠田委員 反社会的集団と認定をして取り締まり、網をかけていくという話もございましたし、弱体化、壊滅を目指していくという意思も改めて述べていただきましたが、先ほどの質問でもありましたように、中止命令を出して、その後取り締まるという形でもありますし、あくまで行政的な取り締まりの延長...全文を見る
○楠田委員 確かに大臣言われましたように、最近またとみに、反対運動の先頭に立つ方が逆にねらわれてしまう、そういう被害が出てまいりましたり、抗争事件で、いわゆるヒットマンといいますか、鉄砲玉のような形で事件が行われるということも結局のところ今なお続いているわけでありますから、時宜を...全文を見る
○楠田委員 まず、冒頭にありました、自治体等の対策が進んでいるために余計暴力団が強く行政対象に臨んでいる、その観点はちょっと私自身理解できないところもありましたが、いずれにしましても、先ほど大臣の話もありました長崎での伊藤一長前市長、私も何回かお会いしたこともありましたけれども、...全文を見る
○楠田委員 かつて組自体でそういう金品の供与等が行われていたことも含めてということで、そういう事例も含めておそれを認定するということがわかりました。  そして、この金品等の供与を受ける者でありますけれども、ちょっとこれは通告外でもありますが、この者自体に、その犯人以外の、実行犯...全文を見る
○楠田委員 なるほどというところもありましたが、まず、供与を受ける者の方ですが、極めて多額であればということ、この額がどれほどのものかは私も現場のお話でよくわかりませんが、やはり特に裁判中なり刑期服役中等に、その妻なり愛人なり家族、子供なり、そうした面倒を見てもらうということも、...全文を見る
○楠田委員 組の論理というのは私自身もわからないところがありますので、まさしくそうした新たな志願者が出るために堂々と行うものであるとすれば、確かに隠密裏に行うということはないのでしょうが、いずれにしろ、その情報把握というのは非常に重要になってくると思いますので、そうした観点を強め...全文を見る
○楠田委員 政治の側でも、事後買収の取り締まりも厳しくなってきておりますが、これに関しても、今後のこうした彼らの動きというものを見ながら、この期間というものもぜひ検討をこれからも加えるということを御留意いただきたいと思います。  次に、三十条の二、三、四の関係でありますが、損害...全文を見る
○楠田委員 要は、今までの事件が起きたものについて特に限って、今回新たに試行的に取り組まれたという思いが感じられたところでありますけれども、やはりそのほかの、民事訴訟手続に関する暴力団員の報復というものも常々あるところでもありますので、そうした検討もぜひこれから後、考慮をしていた...全文を見る
○楠田委員 やはりどうしても、例えば先ほど冒頭に申した、地元の新たに分裂した暴力団組織の指定がこの二月にまでずれ込んだ、そういうふうに、起こってからじゃないとなかなか踏み込んでいけていないということが今までの質問の中で非常に感じられるところでもありますので、そうした未然に防ぐとい...全文を見る
○楠田委員 規定自体が支援というお答えもありましたけれども、私は、やはりこの規定が生かされるためのそうした保護対策こそが重要だと思っておりまして、次の三十二条関係にも当てはまるところがあります。暴力排除活動の促進、導入を新たに加えたということであります。我が地元でも、そのような抗...全文を見る
○楠田委員 時間も参りましたので、そろそろ終わらせていただきますが、北九州の方でも、たしか歓楽街のトップで反対運動をしている方がねらわれた事件も近年ありましたし、記憶に新しいこととしては、昨年十月の鹿児島での、追放の取り組みをしている団体の代表がまさしくごみを出すという一瞬のすき...全文を見る
05月16日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵です。  本日は、民主党の中で最初のバッターでもありますので、まず概括的な話をお聞かせいただき、後の仲間の質問につなげていきたいと思いますが、既にそれぞれ与党の質問もあったところであります。重なりもあるかもしれませんが、聞いてまいりたいと思います。 ...全文を見る
○楠田委員 まず、このようなスキームというのは民間でも行えるのではないかという思いがありますと同時に、景気回復が長期間持続しているという発表が続いているわけで、不良債権も、メガだけではなくて地方においても数字の上でも格段に減少している。そうした考えからしますと、産業再生機構ができ...全文を見る
○楠田委員 熱心にお答えいただいておりますが、まず、民間需要というものをつくり出す上で、そういう観点からすれば、むしろ民間の金融機関等の事業再生ファンド等に任せることで、政府関与のパターナリスティック的な考えを今こそ捨てることで、本物の民間需要というのが出てくるのではないかという...全文を見る
○楠田委員 例えば、政府系金融の改革の中で、そのとき私も財務金融委員会におりましたが、政投銀を民営化していくという話もありました。これに対して、民営化後も政府保証をつけるであるとか、そういう意見も強かったわけでありますが、あえて政府保証をつけずに完全な民営化のもとで新しく出発をす...全文を見る
○楠田委員 それでは、第三セクター改革というのも既に始まっている、地方自治体財政健全化法の成立であるとか、中間報告の時点かもしれませんが、第三セクター等の資金調達に関する損失補償のあり方についての取りまとめもなされている、こうした取り組みがあったわけでありますが、こうした取り組み...全文を見る
○楠田委員 あわせて、地域再生、都市再生、中心市街地活性化等の地域活性化施策も既になされてきた、地方再生戦略も取りまとめられている、こうした諸施策がありながら本機構が必要となるということももう一度改めてお聞かせいただけますでしょうか。
○楠田委員 今まで確認の意味でそういう必要性を問うてきたわけでありますが、それでは、本事業で、本機構ができて、最終的な目標というものはどのような想定をされているのかということをお聞きしたいと思います。  特に、取り扱う案件の数であるとか、努力規定でありますが五年間の期限を切って...全文を見る
○楠田委員 今、最後、お答えありませんでしたが、採算性については。
○楠田委員 産業再生機構においては、五百五億円の資本金で九百四十億円ほどの残余財産が残って、株主への配分等を抜かして四百三十二億円余りの国庫納付を実現したわけであります。  なぜここにこだわるかといいますと、当然、政府保証があり、そして三百億の出資をまずされるということでありま...全文を見る
○楠田委員 後ほどの選定基準についても少しお触れいただいているわけでありますが、先ほど与党質問の中でもありました、地域力再生委員会なるものに要は任せる、しっかりしているんだからそこを信用して任せるというお答えが主であるんじゃないかなと思っているわけであります。しかし、本当にこの再...全文を見る
○楠田委員 極めて漠然でありまして、要は、民間の間でも人材確保というのは非常に難しいという中で、高い志という話もありましたが、実際に、その処遇等々、これがどうであるのかということも非常に重要だと思うわけであります。そうした観点から、もう少し具体的にお答えいただけませんでしょうか。
○楠田委員 産業再生機構と地域力再生機構、先ほど話がありましたように、地方の中で、特に三セクというものに関してはさまざま地域の事情もある中で、その再生が難しいからこれを取り入れるということでありながら、再生機構と同じような観点ですべて行っていくという漠然とした観点からしかお答えが...全文を見る
○楠田委員 時間も参りましたので、最後述べさせていただきますが、やはり極めてスキームが漠然としているなという思いがありますのと、あと、やはり根本的には地方に、そして民間に任せるということが重要ではないかなという思いがあります。  例えば、スキームの中で、事前にお示しいただいた温...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本日、議題となりました国家公務員基本法の法案に関しまして、私自身は初めて質問をさせていただきます。  既に長く質疑も続いてきたところでございますが、かつて官僚出身の方々が内部を知った上での観点で質問をされておられる方も多くおられま...全文を見る
○楠田委員 失礼ながら、もっと踏み込んで言えば、サミットというものは、そもそも、実際に会議の時点ではほぼみんなが反対しないことでまとまるということも慣例としてあるわけでもありますし、事前の顔合わせというのがどこまで必要であるのかなと。  やはり日本人としましては、明治以来連綿と...全文を見る
○楠田委員 総理自身にこの姿勢を伺うということも当然やっていただきたいとも思っておりますので、そういう、日程がタイトな中で、ぜひ実現をしていただければと思います。  また、まず、そもそも今回の改革の一つの観点として、今、有為な若い世代、学生が官僚という仕事、国家公務員という仕事...全文を見る
○楠田委員 あくまで人事院のアンケートということでありましたが、それも大臣の、まさにそれが現実だという認識でよろしいでしょうか。
○楠田委員 そうした、御自身のお言葉でお答えいただいて、ありがとうございます。  こうした現状に対して、対応策としては、まず十条で述べられているのかなという気もしますが、業務の簡素化計画であるとか、超過勤務を是正させるために管理職の方の評価に影響させるであるとか、初任給上げをさ...全文を見る
○楠田委員 実は私も久しぶりに、官僚をやめて外資系の金融機関に勤めている仲間に連絡をとったんですが、その彼も言っていたのが、自分の専門性、例えば留学等々して関心を覚えて、修士等々の資格も備えた、日本に戻ってきて、まさにそういう仕事につきたいという希望を言っても、行き過ぎたゼネラリ...全文を見る
○楠田委員 簡素で効率ということでありましたが、諸外国等を見ましても、効率を追い求めるばかりで公正さがなかったということは非常に今指摘をされているところでありますが、それは一つの補足であります。  そうなってきますと、前々回でしたか、馬淵委員の方からも大分突っ込んで質問があった...全文を見る
○楠田委員 この点は、馬淵委員の質問の中で、まずこの時点では変わらないということもあえて述べられておりましたが、先ほどの話で、簡素で効率ということを志向されていくのであれば、やはり流れとしては、トレンドとしては規模は縮小していく方向であるのかなということも考えますが、この点に関し...全文を見る
○楠田委員 そういうことでありますので、恐らく今の話では、規模は縮小していくという大臣自身の思いだったのかなと判断させていただきます。  書生論ばかりで恐縮でありますが、そうした中で、そもそも行政の定義というのを御存じでしょうか。
○楠田委員 済みません、意地悪な質問だったかもしれないんですが、私も久しぶりにちょっと教科書を見たものですから、そうした質問をさせていただきました。  立法、司法、行政とある中で、要はこの三権の中で立法と司法を控除した残余の部分を指すというのが、控除説というか消極説と言うみたい...全文を見る
○楠田委員 私は決して改革に反対をするわけでも当然ありませんし、銀行出身でもありますので、そういう民間の観点からもこうした制度見直しというのは非常に重要であるなと思っておりますが、冒頭申しましたように、やはりこの官僚制度なり国家公務員制度、公務員制度自体をどのようにとらえていくか...全文を見る
○楠田委員 私は、その順番は決定的に違うと思っていまして、国と地方の権限配分、法制的な仕組み、個別の行政分野、事務事業の見直し、国の出先機関の見直し等々、こうしたものが地方分権改革推進委員会でも議論をされ、間もなく第一次勧告が出されるということでありますが、そうした権限配分を考え...全文を見る
○楠田委員 私が言っておりますのは、地方の権限を先に決める、もしくは国の権限を先に決める、その順番はそれぞれあると思うんですが、あくまで、官僚機構なり国家公務員機構を決めるというのであれば、国の役割をどういうものに置くのか、やはり巷間、我が方なり小沢代表等がかつて言われ続けている...全文を見る
○楠田委員 私としましては、国がやるべき部分というのをぜひお答えいただきたかったわけでありますが、時間も限られておりますので、次に進ませていただきます。  この点は既に触れた方も多かったんですが、本法案と政と官との関係ですが、国会議員の数と、議員スタッフであるとか政治任用職の拡...全文を見る
○楠田委員 今回も次のステップであるというお答えだったと思います。  共有をしていただいていることが確認できたことは有意義でありますけれども、ここまで、まさに少し書生論的な話でもありましたが、私自身は、この法案と、大きな政府か小さな政府か、そうした中で行政というのをどのようにと...全文を見る
○楠田委員 国民の立場に立って、また、各府省の、省あって国なしではなくて、内閣の立場に立ってという話もありましたが、あくまで精神論的にこうしたことを述べさせても、宣誓をさせても決して変わらないものであると。  そうした中で、先ほど触れられました、内閣人事庁で必要に応じて人事案を...全文を見る
○楠田委員 その中で、今、既に試行されている段階として、それぞれの目標をコミットメントさせる、それぞれのミッションを挙げさせてコミットメントさせるということは既に始まっているようでありますが、ただ、当然、私も民間での経験からしますと、計数的に何か利益等々で数字を出すということとは...全文を見る
○楠田委員 ちょっと、時間も限られておりますので、それでは、こうしたことをすべて決めていく中で、私は、官僚の政治との関係、官僚の中立性をいかに保っていくかということも非常に問われてくるんであろうなと思っております。  既に、官僚が上の方を見てといいますか政治家の顔色をうかがいな...全文を見る
○楠田委員 時間が参りましたので、まだ、採用、研修等もお聞きしたかったわけでありますが、るるお話をお聞きしておりまして、国家公務員改革、官僚改革、さまざまな要素が絡んで、それらすべてをやはりセットで一気に行うべき、しかも、我田引水ですが、政権交代という大変革と同時に一気に行うべき...全文を見る
11月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵であります。  選挙はまず行われそうだということで、恒例の委員会変更も我が党ではありませんで、少し違和感のある国会でありますが、新しい大臣のもと新たに所信をお聞かせいただきましたので、この際質問をさせていただきたいと思います。  今回、選挙の件もそ...全文を見る
○楠田委員 言葉の端々に苦しさもお伺いできたと思いますが、大方針なるものが余りにも大きな方針過ぎて、正直、我々にはわかりにくかったわけであります。  そもそも生活支援という名前も、正式名称には外すわけでしょうが、名前から、所得制限というものが本来であれば必要であったのかという点...全文を見る
○楠田委員 私自身としましては、やはり生活支援という名のつく目標、目的があったからには、できるだけ早くというのは、まさに選挙に向けてということにも感じますし、この所得制限というのはやはり考えるべきであったろうということと、自治体の判断ということでありますが、最近の後期高齢者の件等...全文を見る
○楠田委員 それでは、予算の近年の推移と効果についてお聞かせいただけますか。
○楠田委員 それで、今お手元にもお配りさせていただいていますが、資料一の中で、やはり出版の部分というのが事項別では非常に大きい。その中では新聞、雑誌広告等ということでありますが、特に、新聞折り込み広告に使われた予算というのは幾らであるかをお聞かせいただけますか。
○楠田委員 この新聞広告というのは昨年から始められたようでありますが、むしろ古い手法と思いきや、新しく昨年から始められているということであります。  まず、その前提条件として、こういうもの、それぞれ方法を選んで予算をかけながらやっておられますが、この効果の評価方法というのはどの...全文を見る
○楠田委員 その効果の中で、最近では、たしか広報の政策評価委員会でしたか、かつては政府広報評価委員会ということでありましたが、今では政府広報事業評価基準等検討会というものに移っているようですが、何かこれの変遷の理由なり、その役割づけが変わったということはありますか。
○楠田委員 こうした広報の評価が行われているということで、入札について、一時期、この政府広報の中でタウンミーティングがよく取り上げられておりまして、予算の推移を見ますと、やはりこの部分は非常に削られてきているということはまさに実感をいたすところであります。「国民との対話」という部...全文を見る
○楠田委員 世論調査の部分については、この表にもありますように、これで見ますと二億円ほどかかっているわけでありますから、やはりこの点については、先ほども申されましたが、これから行っていく方針ということでありますが、その推移というものはこれからも逐次御報告いただきたいと思います。 ...全文を見る
○楠田委員 各府省から要望が出るということでありましたが、こう見ますと、新聞折り込み、ほとんどが厚生労働分野であります。六回中五回がそうですね。  各府省要望がありながら、こうしたことになっているということと、率直に申しまして、昨年の六月、七月というのは参議院選の直前であるとい...全文を見る
○楠田委員 もちろんお答えとしてはそういうお答えでありましょうが、特に七月の部分の年金記録問題への対策というところで、「最後のお一人まで正しく年金をお支払いできるよう着実に対策を進めています。」というのが最初の項目に来ている。まさに当時の与党の思いとして言っていた部分でもあります...全文を見る
○楠田委員 それでは、次の国家公安関係の分野に進ませていただきたいと思います。  官房長官、お忙しいでしょうから、中座されても結構であります。  最近の事件の中で目を引くのが、学生や主婦を巻き込んだ薬物汚染の広がりの件、また、若い世代の青年がひき逃げ、死ぬのをわかっていながら...全文を見る
○楠田委員 今回の所信の中にも、「総合的な交通事故防止対策の推進」というのが挙げられているわけであります。さきのおぞましい事件などは特異なケースかもしれませんが、最近の交通事故数、死亡者数、また、これは通告していませんでしたが、ひき逃げの件数も含めて、ここ十年の推移とその分析とい...全文を見る
○楠田委員 先ほどの悪質な運転者等もいるわけでありますし、こうした取り締まりを強くしていかなければならないということであると思います。この点について、再犯、犯罪というのか、犯罪ではないかもしれませんが、免停、取り消し等々があった、こうした運転者に対してどうした防止策をとっていくの...全文を見る
○楠田委員 その中で、やはり悪質運転者の欠格期間、取り消しをされた後に従来は五年間これが再交付ができないということであったと思いますが、それを十年に延ばしたということであります。今回のケースのような運転者であれば、取り消し後もう一度免許を取るということは、非常に、もちろん殺人犯と...全文を見る
○楠田委員 今最後に、結果としてということでありましたが、最近の新聞記事等でも、この取り組みというのは結構出ております。  例えば、関西の方では路線バスの運賃が半額であるとか、東京でもデパートが配送料を無料にするとか、タクシー代金を一〇%割引するであるとか、こういうのは、まさに...全文を見る
○楠田委員 時間も参りましたので、ですから、地域的なばらつきは非常にあるという認識でして、協力をされた民間企業さんだけが身銭を切ってということにならないように、ぜひ全国的な展開にしていただきたいと要望させていただきまして、終わらせていただきます。  ありがとうございました。
12月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○楠田委員 民主党の楠田大蔵でございます。  本日は二十五分をいただきまして、今国会では最後になると思いますが、質疑をさせていただきたいと思います。  先日の大臣所信でもありましたが、消費者行政推進において、また食品安全に関しては、国民が泣き寝入りしなくて済むよう、消費者、生...全文を見る
○楠田委員 効果というものはなかなか見えにくいというのがさっきのお答えだったと思うんですが、もう一つ二つ、十五条、十六条に利用目的についての規定があるわけでありますが、目的の内容で制限されることはそもそもないのか。例えば、純粋に名簿の売買を目的としていても、この法律の中では許され...全文を見る
○楠田委員 それでは、次の十七条における取得方法の規定がありますが、「偽りその他不正の手段により個人情報を取得してはならない。」とありますけれども、この「偽りその他不正の手段」とはどういうものが考えられますでしょうか。
○楠田委員 そこで、今の答えの確認なんですが、例えば、売買業者が本人の同意なく売買をする、渡す上で、二十三条において規定があると思うんですが、これは事業者、まあ企業等ですね、企業等がそうした売買業者に渡す、そうした際にもこの二十三条というのは適用されるんでしょうか。
○楠田委員 ですから、この後ちょっと聞きますけれども、そうした企業なりしかるべき立場の方が売買業者に、金銭のやりとりがあるにしろないにしろ、これを渡すという上において二十三条が当てはまるとすれば、オプトアウトの規定というものも、この事業者というか企業も適用されるということでいいで...全文を見る
○楠田委員 先ほどの、本人が容易に知り得る状態の中で、ホームページに掲載されていることも当てはまるという答えもありました。  それでは、具体的な事案でお聞きをしてまいりたいと思います。  お手元に資料をお配りさせていただいていますが、まず資料一の方をごらんいただければと思いま...全文を見る
○楠田委員 中を見てみないと一概に言えないという答えでありました。大臣もお聞きいただいたと思います。  ただ、これの中はやはり買い取りをしないと当然見られないわけですね、ネット上ではさすがに名簿までは載っていないということでありますので。まず、本人が同意しているかどうかの確認も...全文を見る
○楠田委員 時間に限りもありますので、今までの議論をお聞きいただいて、野田大臣からお答えいただきたいと思います。  これから消費者行政の視点を劇的に変転させていくという中で、消費者庁の議論であるとか我が方の権利擁護官の議論などが出てきているわけでありますが、その中で、先ほどあり...全文を見る
○楠田委員 済みません。ちょっと時間に限りがあるものですから。  最後、食の安全についてもちょっと触れたかったんですが、資料もお配りしていますが、ちょっと一点だけ。  三笠フーズの九州支店というのは我が地元でもありまして、大きな動揺が走ったわけでありますが、この点においては、...全文を見る
○楠田委員 どういう形であれ、消費者目線に沿って一元化していただきたいと思います。  終わります。