久世公堯
くぜきみたか
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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06月14日 | 第118回国会 参議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○久世公堯君 最近、発展途上国も含めまして世界的にエネルギー需要は着実な増大が見込まれておりますが、その中で、再び石油需給の逼迫などの資源制約の顕在化が懸念されているわけでございます。このために、需要面におきましては総合的な省エネルギー対策の強化が求められ、供給面におきましては石...全文を見る |
○久世公堯君 今後原子力を開発していくためには、先進諸国間における安全性の向上あるいはPA面での協力といったような国際的な連携を図ることが重要と思われますけれども、この点についてはどのようにお考えでございましょうか。 | ||
○久世公堯君 きょうは日仏原子力協定の問題でございますが、今おっしゃいましたように、フランスと我が国は原子力分野では世界でも先導的な技術を持っているわけでございまして、国の基軸エネルギーとして積極的な開発を進めているわけでございます。今御指摘がありましたように、現行協定のもとにお...全文を見る | ||
○久世公堯君 ただいま原子力問題についての国際的連携について三点お尋ねしたわけでございますが、外務大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、今第一点目は発展途上国におけるところの原子力開発についての国際貢献。二点目は先進国との間の、特に安全性あるいはPA面での協力、とりわけきょうの議...全文を見る | ||
○久世公堯君 それでは次に、原子力の平和利用とその枠組みについてお尋ねを申し上げたいと思います。 原子力の利用に当たりまして、原子力を平和目的に利用することを確保していくことが絶対に必要だろうと思います。そこで、原子力平和利用のための国際的な枠組みにはどのようなものがあるでし...全文を見る | ||
○久世公堯君 我が国の原子力の利用は、原子力基本法に基づいて厳に平和目的に限られているわけでございます。我が国が外国の原子力利用に関係する場合においてもこの精神を貫くべきものであると思いますけれども、いかがでございましょうか。 また、今の原子力基本法にのっとって我が国から移転...全文を見る | ||
○久世公堯君 それでは、ただいまもお話のございました核不拡散政策と今回の改正協定の意義について、またそれに対する我が国の取り組みについて承りたいと思います。 今回の協定の改正は核不拡散の規制を強化することにあると私は承知しておりますけれども、こういう視点から見た現行協定の問題...全文を見る | ||
○久世公堯君 核不拡散の一つの手段は、先ほどもお話がございました国際原子力機関、IAEAの行う保障措置だとされております。今回の日仏協定におきましてもこの保障措置が適用されるということですが、核不拡散上重要な国際課題でございますこの保障措置について、我が国として何か貢献することが...全文を見る | ||
○久世公堯君 最近、核拡散の危険性がいろいろと指摘されている国が、あるということを承っております。アジアでは例えばNPTの非加盟国であるところのインドとパキスタンが問題だろうと言われております。このインドとかパキスタンは昔から核兵器の開発の疑惑がございましたが、最近の米ソのデタン...全文を見る | ||
○久世公堯君 ただいまの点に関連をいたしまして、一九九五年、これはちょうど二十五年で期限が切れることになろうかと思いますが、この核不拡散体制を今後維持強化に向かわなければいけないと思っておりますが、これに関連して我が国はどのように対応するのか。また、これに関連をいたしまして、こと...全文を見る | ||
○久世公堯君 原子力政策あるいは国際的な協力、そして今回議題になっておりますところのこの日仏原子力協定の改定問題につきまして主な点を承ったわけでございますが、フランスという国は自分の国の歴史と伝統、そういうものに対して大変誇りを持っている国だと私は昔から思っております。党派のいか...全文を見る | ||
○久世公堯君 今のアラブの石油よりもフランス人の技術者を信ずる、この言葉についての感想を聞かせてください。 | ||
○久世公堯君 それでは次に、原子力政策一般を所掌する科学技術庁から原子力開発の基本政策について伺いたいと思います。あわせて今の言葉に対する感想もお願いいたします。 | ||
○久世公堯君 最後に外務大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、一つは先ほどの言葉についての御感想も承りたいし、また外交政策全般を預かられる外務省から、原子力政策と核不拡散への取り細みにつきまして承りたいと思います。 | ||
○久世公堯君 日仏の原子力協定の改正についての御質問は大体以上にさせていただきたいと思いますが、残った時間で少し日米関係についての一般的な外交問題について御質問申し上げたいと思います。 私は、長く内政ないし地方自治というものを体験をいたしました経験から、日米関係について二つの...全文を見る | ||
○久世公堯君 ありがとうございました。 もう一点は、先ほども申し上げました東京―ワシントンだけが日米関係ではないということでございます。あるいは経済問題であれば、東京―ニューヨークと言った方がいいのかもしれませんが、私は日米関係というものは、そういう東京とワシントンというよう...全文を見る | ||
○久世公堯君 外務大臣は静岡県の興津にあります西園寺公望公の坐漁荘というのを御存じでございますか。今はかなり埋め立てが行われましたあの海岸べりに坐漁荘があるわけでございまして、その近くに水口屋という旅館がございました。当時のいろんな各界の層の方が水口屋に泊まって坐漁荘を訪れたとい...全文を見る | ||
○久世公堯君 先ほどの西園寺公望公の坐漁荘、あの付近には老公というお酒があるはずでございます。西園寺公をたたえてお酒までできたという話があるわけでございます。そういうことを考えますと、今、安倍元外務大臣が当時のシュルツ国務長官をお訪ねになるというお話を承りましたが、外務大臣の御郷...全文を見る | ||
○久世公堯君 二点目にお尋ねをいたしました東京―ワシントンだけが日米関係ではない、同時に、私はこういう国際的な問題、外交問題の上からも私どもの内政上の問題として東京の一極だけに集中しているこの実態というものを改めなければいけない、これをいつもつくづく感ずるわけで ございます。そ...全文を見る | ||
06月26日 | 第118回国会 参議院 外務委員会 第11号 議事録を見る | ○久世公堯君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、賛成の討論を行います。 豊かな暮らしと経済社会の健全な発展にとって、エネルギーの安定確保は不可欠の条件であります。このような観点から、エネルギー資源の乏しい...全文を見る |