久世公堯

くぜきみたか



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久世公堯の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第13号
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○久世公堯君 私は、昨年の十一月二十六日に本会議におきまして政治改革四法案につきまして代表質問を行いました。ほぼ網羅的に質疑をいたしましたが、各大臣の答弁は極めて不十分でございます。その後、総括質疑や一般質疑におきまして同僚議員から私の指摘をいたしました事項につきましても質疑が行...全文を見る
○久世公堯君 今の具体的な案についてお答えいただきたいんです。  この選挙区の制度と比例代表区と、その二本をどうするお気持ちなのか、それだけをお聞かせいただきたい。
○久世公堯君 どうも四人の方々、それぞれの党の代表ないしは代表に次ぐ方にお話を承ったわけでございますが、全く案がない。それぞれの党には参議院の一番基本的な事項、地域代表と比例代表のこの二本立てをどうするのかという一番基本的なことも案がないというふうに私は受け取った次第でございます...全文を見る
○久世公堯君 重ねて久保田国務大臣、広中国務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、お二方は、今まで細川内閣の中で、閣議あるいはその他重要な会談の中で、この今回の選挙制度改革のときに参議院の改革について積極的に発言されたことがありますか、ありませんか、お答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 私は、お二方、ちょっとがっかりいたしました。お二方はそれぞれ経済企画庁長官、環境庁長官ではいらっしゃいますけれども、その前に国務大臣でいらっしゃるわけでございます。内閣を構成するのは国務大臣でございますから、したがって、参議院議員から出ておられるお二方は、当然のこと...全文を見る
○久世公堯君 私は、大まかなところ、小さな政党は別といたしまして、大きな政党がそれぞれ候補者を出すとすると千名から千五百名の間、大体これは間違いのない数字だろうと思います。千名から千五百名でございます。  山花大臣は今東京十一区でございますが、東京十一区には投票所は何カ所ござい...全文を見る
○久世公堯君 東京十一区は広うございますから三百九十三カ所あるわけでございまして、今度の小選挙区になりますともっと数が減るわけでございますが、それにしても大変な数の投票所があるわけでございます。そこに千名ないし千五百名の名前を投票所ごとに必ず一カ所は掲示をしなければいけません。 ...全文を見る
○久世公堯君 これからは佐藤自治大臣を中心にしてお伺いをいたしたいと思います。  比例代表の単位でございますが、これはきのうも御答弁がございましたが、私が今お尋ねをいたしましたのは全国単位、国民から見れば全く参議院と同じでございますが、この選挙管理、執行体制というものは非常に私...全文を見る
○久世公堯君 佐藤自治大臣が選挙制度にお詳しいことは私もかつて一緒の場でテレビに出たこともございますのでよくわかっておりますが、今は自治大臣でいらっしゃいますから今お尋ねしたことぐらいはおわかりかと思って通告なしにお尋ねをしたわけでございます。  例えば静岡県の場合におきまして...全文を見る
○久世公堯君 自治大臣、慎重に六、七時間と。たった松山と高知で六、七時間もかかったら大変でございます。特急を多度津で乗りかえて行けば五時間で行きます。ただ、五時間というのは「のぞみ」で東京から博多までの時間と同じでございまして、一番まとまりのいいブロックと思われる四国ブロックも、...全文を見る
○久世公堯君 石田国務大臣、社公案のうち近畿はどのように分けられておりますか。
○久世公堯君 前国会におきまして、自民党案に対して社公案、私も随分勉強させていただきましたが、党首でいらっしゃいます石田国務大臣がどう分けたか覚えていない、これでは私は、党の案として今さらながらこっちが一生懸命勉強したのにということを悔やんでいる次第でございます。  北近畿とし...全文を見る
○久世公堯君 この山梨、千葉、神奈川、これが一体性があるかどうか全く疑問でございます。  こう考えてまいりますと、私は、我が国の国民生活にとって都道府県というものに対する愛着心 は非常に強いわけでございます。政治、行政、経済、社会のあらゆる単位というものが都道府県でございます...全文を見る
○久世公堯君 今、佐藤大臣が自民党案とおっしゃいましたが、社会党案と申しますか、連立与党案のもとの案によりますと七つだったと思います。いかがですか。二百五十の場合は七つであったと思います、二人区は、比例代表の単位が。今言われたのが。
○久世公堯君 そのことは私もよくわかっております。百七十一だから二十一になるわけでございますが、私が申し上げましたのは、皆さん方の二百五十の案によりますと二名区は七つなんです。二百五十の場合は七つ。今の二百二十六の場合は九つでございます。したがって、百七十一という自民党の削減案か...全文を見る
○久世公堯君 そこで、山花大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  並立制の本質というものをどう考えるかということは、今度の改革におきまして非常に大事な問題でございます。社会党は、海部内閣の提案の並立制につきまして、当時の田辺委員長は委員長時代の代表質問の中で、民主主義と相入れな...全文を見る
○久世公堯君 どうもはっきりしないお答えだと思うわけでございますが、これは非常に大事な問題でございます。  我が国の将来の衆議院制度として望ましい形態というのは、今もお答えがありましたように、経過的な過程はありましても、小選挙区のウエートが高くて、二大政党をやがてはねらっている...全文を見る
○久世公堯君 この審議会を総理府に設置するのは三権分立の見地から問題はないでしょうか、自治大臣。
○久世公堯君 過去の選挙制度の歴史というものを考えましても、この区画というものをいよいよ出すということになると問題が大変大きいわけでございます。前の小選挙区の法案を出しました鳩山内閣のときに、当時は選挙制度審議会がまだできる前であったと思いますが、この選挙制度調査会にたしかつくっ...全文を見る
○久世公堯君 今の御答弁の前半分は一般論でございまして、そういうことはこの間の私は代表質問でもうお答えをいただいております。総理みずからこれを活用することが絶対必要だということを答弁しておられるわけでございますが、今、総理御自身の活用という面につきまして私は、やはり眠っていた審査...全文を見る
○久世公堯君 この前の本会議の総理の御答弁には、政治浄化を確立するために審査会の活用が必要であるという御指摘は全く同感である、ぜひその活用に努めていただきたいと、ここまで言っておられるわけでございますから、私が率先垂範、みずからこれを活用してもらいたいと言うのに対して、今のお答え...全文を見る
○久世公堯君 納得できません。
○久世公堯君 武村官房長官にお尋ねをしたいと思います。  官房長官は、先ほど申しましたように、今からちょうど五年前、それこそ森山議員や私と御一緒に、七名だったと思いますが、あの政治改革大綱を起草いたしました。この政治倫理審査会が初めて議題になったのは一月だったと思いますが、その...全文を見る
○久世公堯君 総理、クリントン大統領のホワイトウォーター事件というのを御存じでございますか。
○久世公堯君 これはきのうの新聞の大きな記事でございますが、クリントン大統領が現在ホワイトウォーター事件というアーカンソー州知事の時代の金銭疑惑につきまして疑いを受けているわけでございます。これに対しては、米国の上院におきまして非常な論議がありました結果、共和党のみならずむしろ民...全文を見る
○久世公堯君 私は、政治倫理審査会の問題を中心といたしまして、むしろ総理が本当にいわれなき疑いを持たれて心外だとおっしゃっておられるわけでございますから、こういう制度というものが新たにつくられた、しかも実は武村官房長官と一緒につくったときには、積極的に倫理問題については政治倫理審...全文を見る
○久世公堯君 終わります。(拍手)
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○久世公堯君 御苦労さまでございます。  私と岡先生が続いて御質問申し上げますので、大変恐縮でございますが、御指名の公述人ごとにその全部の質問についてお答えを賜りたいと思います。  私は三点申し上げたいと思います。  第一点は、先田先生、西川先生、森先生にお答えいただきたい...全文を見る
○久世公堯君 私は無所属のことはお聞きしておりません。先生御自身がどうやって選挙をやるのか。
○久世公堯君 今を聞いているのではなくて、改正になってそういう企業からは一切献金ができない、そういうことになったときにどうやってやるのか。
○久世公堯君 だめです。一切だめです。
○久世公堯君 いや、今度はそうなるんです。
○久世公堯君 労働組合もできません。
○久世公堯君 私は、政党助成に上限を求めるなり割合を求めるなり……
○久世公堯君 今さらのごとく、先田先生や谷本先生のお話を承りまして、今度政治資金規正法と公費助成の法律が通りますと、県会の先生は政党に所属をしておられる方が企業・団体献金は一切受けられない、政党助成の対象にも入っていない、だから果たしてどれだけ来るかわからない、そして無所属の首長...全文を見る
02月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○久世公堯君 今回の予算委員会の開会に当たりまして、衆議院では三日間、そしてきのうの夜参議院に送られたわけでございますが、しかしながら、現在の景気を見ますと、総合経済対策もまた予算もおくれにおくれましたために一向に回復の兆しかございません。参議院の予算委員会といたしましては、国民...全文を見る
○久世公堯君 総理、いかがでございますか。
○久世公堯君 どうかひとつ、きょうの予算委員会を実りある一日にいたしたいと考えます。  この三次補正予算は内容もいろいろありますが、今申しましたように一日でやらせていただきたいと思いますが、しかし、かねてから私どもが要求をいたしております例えば総理の一億円問題、NTT株問題、さ...全文を見る
○久世公堯君 細川内閣が成立をいたしましてから半年が過ぎたわけでございます。当初のうち内閣支持卒というものは七〇%を超えるというかなり高い支持率でございましたが、しかし、昨年の暮れあたりから経済・景気問題につきまして六〇%台に低下をいたしております。それから、政治改革の法律が成立...全文を見る
○久世公堯君 前回、この予算委員会が開かれましたのは昨年の十二月十五日、最終日でございました。そのときに朝からこの三次補正問題、それから年内に予算を編成すべき問題、これにつきまして大蔵大臣が何回か答弁を変えられたわけでございます。また、官房長官は昼過ぎに年内編成というものについて...全文を見る
○久世公堯君 大蔵大臣は大変雄弁家でいらっしゃいますが、このときは、午前中は三次補正はあり得る、その次は一般論としてはあり得る、最後には絶無ではない、こういうふうにくるくると答弁を変えられたわけでございます。  また、官房長官がおっしゃったことは今のとおりでございますが、その二...全文を見る
○久世公堯君 ただいま官房長官が前におっしゃったのと後に言われたことは、たった二日しか離れていないわけでございます。そのときに、初めは年内予算というものを何とかやりたいと言い、二日後には越年にすると。この問題が非常に景気対策なり予算なり、そういうものに影響しているわけでございます...全文を見る
○久世公堯君 この連立与党のGHQというのは、衆議院の特定の与党の特定の人がいろいろと国会運営について指示を出す。この被害を最もこうむったのが参議院でございます。今の参議院の予算運営、特に官房長官がさっき言われた政府の統一見解、これもGHQに伺いを立ててこういうことになったわけで...全文を見る
○久世公堯君 細川総理と自民党総裁の河野洋平さんとの中において合意書というのができておりますけれども、総理、この文書の効力はいかがでございますか。
○久世公堯君 この点は衆議院においても論議があったようでございますが、大事な問題なもので本院において重ねてお尋ねしたいと思います。  その合意書には内閣総理大臣細川護熙と書いてあるわけでございますが、この肩書はなぜ内閣総理大臣とお書きになって、連立与党代表とはお書きにならなかっ...全文を見る
○久世公堯君 連立与党の各党からは本当に代表として委任をされていたんですか。
○久世公堯君 これもまたGHQの指令かもしれませんけれども、しかしこの両院協議会あるいは議長裁定というのは立法府の中の問題でございます。そこに行政府の長である内閣総理大臣細川護熙という肩書で署名をするのはいかにもおかしい。いかがですか。
○久世公堯君 単なる肩書でと。確かに、私人として結婚式に出たときとか、何かの会合に出てきたときとか、あいさつ状に書くとか、それは私人として書く場合はまだいいです。いやしくも公党の代表同士が会うということは、それは公的なものでございます。片や、内閣総理大臣というのは憲法上に定められ...全文を見る
○久世公堯君 私が一番申し上げたいのは、両院協議会は憲法始まって以来というようなことでございました。それがこのような総・総会談というようなものによって決着を見たということは、あしき慣例だと思います。いやしくも良識の府であるところの参議院の存在というものを汚したと言っても過言ではな...全文を見る
○久世公堯君 納得いたしません。
○久世公堯君 一つは両院協議会と総・総会談という問題、もう一点はそこに内閣総理大臣という行政府の長として署名されたこと、この二点について重ねて総理の御答弁をお願いします。
○久世公堯君 法制局長官、御見解をお願いします。
○久世公堯君 納得できません。
○久世公堯君 今までの経緯から、総理は、総・総会談と言われるものには連立与党を代表して出席をされたのでございますね。
○久世公堯君 連立与党の代表でありながら内閣総理大臣という肩書をお使いになったことは、間違いだったんですね。
○久世公堯君 そうしますと、あの署名の肩書を訂正されるわけですね。
○久世公堯君 明らかに間違いであったということを細川総理はお認めになったわけでございますので、よく了承をいたしました。  私は前から感じていたわけでございますが、この内閣は全体として憲法感覚と申しますか、そういう認識が少し足りないんじゃないか、こういう気がしてならないわけでござ...全文を見る
○久世公堯君 それでは次に、第三次補正予算と九四年度の予算編成について申し上げたいと思いますが、増減税問題、いろいろと経緯につきまして不可解、不明瞭なものがございます。ただ、この総合経済対策、三次補正、そして当初予算は一応編成ができたわけでございます。世論を見ますと、故意に引き延...全文を見る
○久世公堯君 私は三つの点、一つは、今、総理もおっしやいましたように、草木も眠るうし三つどきに総理自身で発表された。寝首をかかれたとか寝込みを襲われたとか寝耳に水であったとか、そういう評価が一般的でございます。二番目には、実質的な消費税のアップ。これを名前だけを国民福祉という名前...全文を見る
○久世公堯君 はい。  今、数カ月のことを言われるとそういうことになるのかもしれませんが、あの二月二日の深夜というのは、衆議院の御答弁を聞いていただけでも大変不可解でございます。  そこで、官房長官、自治大臣、厚生大臣、総務庁長官、それから外務大臣、それぞれの方が一体二日の何...全文を見る
○久世公堯君 何時にお聞きになったんですか。
○久世公堯君 それは知っていますよ。国民福祉税のことを……
○久世公堯君 夜の十一時ですか。
○久世公堯君 何時ですか。十一時。
○久世公堯君 今承りましたように、総じて申しますと、新生党と公明党は若干早かった、あとはもう真夜中に近いときに大体わかったと。  特に、税制改正が必要だという議論は、それこそ政府税調からずっとやってきておりました。それは私も十分知っております。しかし問題は、消費税をすりかえて国...全文を見る
○久世公堯君 総理は記者会見をおやりになりましたが、これは国民に向かっておやりになったのだろうと思いますが、先ほどから肩書がいろいろ問題でございますが、これは総理大臣としておやりになったんでございましょうね。
○久世公堯君 私はこの問題を聞いておりまして、連立政権というのはそんないいかげんなものなんだろうか、議院内閣制と連立政権につきまして非常に痛感することがあります。  それは、党の機関が決定する。各代表等がいるからそれを閣僚と連絡する。このような重要なことを直前に閣議も開いていな...全文を見る
○久世公堯君 総理は、七%について腰だめとおっしゃっておられますが、腰だめというのはどういう意味でございましょうか。
○久世公堯君 私は、この「腰だめ」を字引で引いてみますと、当てずっぽうで物事を決める意に用いられると、こう書いてございました。また、新聞によりますと、総理のお言葉では、正確にはじいていない、腰だめの数字だ、しかし大体この程度の財政の需要は必要だ、こう言っておられるわけでございます...全文を見る
○久世公堯君 細川総理は前に自民党におられたわけでございますが、大平政権のときの一般消費税、そのときには大平総理は総選挙で惨敗をされました。中曾根政権では売上税でこれまた失敗をされました。竹下政権では、消費税の導入に非常に苦労をしてようやくできたものの、参議院でも衆議院でも惨敗を...全文を見る
○久世公堯君 はい。
○久世公堯君 総じて私は総理のお言葉というのは軽過ぎるという気がいたします。衆議院の方の代表質問で谷垣禎一議員は言葉の重みということを終始言われたわけでございますが、私も同感でございます。「綸言汗の如し」という格言がございますが、このような古諺を引くまでもなく、私は総理に言葉の重...全文を見る
○久世公堯君 今度の国民福祉税構想というのを連立与党が白紙還元いたしましたのは、社会党が消費税の反対姿勢というものを示したのが引き金だと承っております。  社会党は、消費税を導入するときに反対だけを唱えて、またほかの政治的要因も加わったために参議院選挙を大勝されたわけです。引き...全文を見る
○久世公堯君 単年度の減税に終わったことにつきまして、大蔵大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○久世公堯君 今、今年中にというお話がございましたので、この増減税問題についての今後のスケジュールについて承りたいと思います。  協議会がつい先般発足をしたそうでございますが、協議会の発足とスケジュールについて、大蔵大臣、お答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 私が知り得た限りにおきましては、「福祉社会に対応する税制改革協議会」というのができて三つの小委員会ができた、そして社会党も御参加いただいた、社会党も土俵の上に乗っかってきた、このように新聞は書かれております。そして、話によりますと、そこで合意書ができているわけでござ...全文を見る
○久世公堯君 今、五十嵐大臣はニュアンスがちょっと違うことをおっしゃったわけでございますので、社会党は大変不安でございますので、久保田大臣と上原大臣にもお答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 伊藤大臣、お願いいたします。
○久世公堯君 大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、あの国民福祉税のときには社会党が反対し、民社党も、与党の中でもいろいろ異論がございました。私は年末にこの法律案をまとめるときにまたぞろ同じことが起こるんじゃなかろうかと非常に危惧の念を持っているわけでございます。  大蔵省...全文を見る
○久世公堯君 ただいま各大臣から御答弁ありましたように、この税制改革の年内成立というものは政治改革と同じように細川総理の公約と考えてよろしゅうございますか、お答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 それでは次に、政府の経済見通しと総合経済対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  政府は経済見通しを先般発表されましたが、平成六年のGDPまたはGNPについてどのようにごらんになっておられるか、御答弁願います。
○久世公堯君 かなり高い見通しであり楽観に過ぎると思いますが、現実を見誤らないようにと感ずるわけでございますが、平成四年度、平成五年度はいかがでございますか。また、その実態をお聞かせいただきたい。
○久世公堯君 努力目標だということはわかるんですが、余りにも下方修正だと思います。  民間では、いろんな機関がございますが、どのような数字を出しておられますか。
○久世公堯君 私は数字だけを聞いたつもりでございますが、先ほどから言いわけが多いようでございます、バブルだとか何だとか。しかし、同じ参議院からの御出身の大臣でいらっしゃいますからこれ以上は申し上げないことにしたいと思いますが、私はかつて公務員もやっておりましたが、かつては、企画庁...全文を見る
○久世公堯君 今回の不況というものはもう戦後最大かつ最長だと言われているだけに早くこれは脱出をしなければいけないわけでございますが、この不況にあえいでおります国民なかんずく中小企業の方々は非常に切実な思いを持って我々の予算審議を眺めていただいているだろうと思います。  また、一...全文を見る
○久世公堯君 次に、十五カ月予算と鳴り物入りで昨年から聞かされたわけでございますが、大蔵大臣、十五カ月予算というものの意義をひとつ御説明いただきたいと思います。
○久世公堯君 ただいま御説明になりました十五カ月予算ということだけで、果たして景気回復についてはどのくらいの効果があるでしょうか。
○久世公堯君 今年度は補正予算を三回もやっているわけでございまして、特に公共事業を追加しているわけでございますが、これも景気対策をねらったものでございますが、九四年度の予算も含めて、なお私は不況脱出には力が不足をしている、この三次補正も九四年度予算の編成も同時の決定でございますの...全文を見る
○久世公堯君 この三次補正なりあるいは九四年度の予算というものを通じて、どうも連立与党の予算編成についてのリーダーシップとか総合調整というものが発揮できていないという気がするわけでございます。総理は調整作業も含めて大蔵省と各省庁の官僚任せになっているのではないかと思います。  ...全文を見る
○久世公堯君 大蔵大臣にお尋ねをしたいと思います。  三次補正と九四年度予算の二つの予算を切れ目なくつないだ十五カ月予算、これは不況脱出のねらいもあったかもしれません。しかし、普通ならばこれは年末に終わっていたはずの予算編成なんです。この日程がここまで先ほども申し上げましたよう...全文を見る
○久世公堯君 総理、お尋ねをいたしますが、この予算編成について連立与党内で十分議論をされたのでございましょうか。それから、年末に予算編成をしていたらもっとよかったという悔いが今残っておられるんじゃないでしょうか。
○久世公堯君 自民党政権当時の予算編成につきましては、もちろん世上、族議員の批判もございました。政権交代というのは、予算の配分を見直すにはいいチャンスだと私は思います。自民党もそれは反省をいたしております。  しかし、自民党時代に既にこの予算配分の見直しというのはやり始めたとこ...全文を見る
○久世公堯君 今度の予算に選挙の啓発経費の追加について項があるわけでございますが、私どもの参議院は政治改革四法案を否決したわけでございます。そして、先ほど申し上げましたように両院協議会を通ってようやく成立をしたわけでございます。今盛んに政治改革協議会において最後の詰めが行われてい...全文を見る
○久世公堯君 今、こういう段階で政府が啓発予算の追加を行うことはいろいろと問題点がございます。  もし、成案になってから法案が廃案になった場合につきましては、この予算は不用額として落とすことだろうと思いますが、自治大臣、いかがですか。
○久世公堯君 法案が通らなければ不用額。私どもはこれは本来的なら削除あるいは執行を凍結すべきと考えております。大蔵大臣、いかがでございますか。
○久世公堯君 今度の三次補正予算の中には一兆五千億の公共事業というものが組まれております。私は、この公共事業の三分の二以上は地方自治体によって執行されるものだろうと思いますが、あと一カ月余り大変心配でございます。これから一体契約ができるのか、あるいは繰越明許は全部づけてあるのか、...全文を見る
○久世公堯君 大蔵大臣、自治大臣、どのようにお感じでございますか。
○久世公堯君 今回の新年度予算につきましては、地方自治体は大変心配したわけでございます、もう各県は知事査定が御承知のとおり二月の初めに迫っておりましたために。しかしながら、ぎりぎりとはいえ地財対策ができて滑り込みセーフをしたわけでございまして、各都道府県なり市町村は今やっと安堵し...全文を見る
○久世公堯君 細川総理にお尋ねをしたいと思います。  日米首脳会談についてお尋ねをいたしますが、日米首脳会談が行われました二月十一日というのは日本にとってどのような日でございましょうか。
○久世公堯君 この二月十一日、国民の祝日で建国を祝う日なのでございますが、法律にょりますと、建国をしのび国を愛する心を養う日でございます。これにどのような政府の後援の行事があるか御存じでございますか。——官房長官で結構でございます。
○久世公堯君 官房長官がおっしゃいましたように、建国を祝う国民式典が毎年行われまして、自民党内閣のときには必ず総理が出席をしておられました。ことしは官房長官が代理で、あと大蔵大臣も御出席になり防衛庁長官も御出席になったと承っております。社会党の六名の閣僚は一人も出席をされなかった...全文を見る
○久世公堯君 ひとつ、総理も建国を大事にし、そして国を愛する心を国民に植えつけていただきたい。いかがでございましょうか、範を示していただきたい。
○久世公堯君 今回の日米首脳会談は細川政権が始まってからある意味では初の本格的な首脳会談だったと思いますが、首脳会談の結果、包括協議の中の優先分野については合意に至らなかったわけでございます。大人の日米関係の幕あけとか、あるいは冷戦後の日米関係が新しい成熟した段階へ移行していると...全文を見る
○久世公堯君 今もお話しがありましたように、ミクロの分野では合意できなかったことは残念でございますが、今後は合意が不成立による日米関係にとってのダメージをできるだけ最小限に抑えるよう日本側として努力いただきたいと思います。  今、世界は日本の行動に注目をいたしております。したが...全文を見る
○久世公堯君 先ほど総理が言われましたように、日米関係は経済面だけではなくて、政治面におきましても米国の同盟国としての役割をフルに果たす必要があるわけでございます。  例えば、北朝鮮に対して制裁措置が決定されたならば、日本は全力を挙げて、場合によっては法律をつくってでもこれを実...全文を見る
○久世公堯君 総理は先ほど安全保障面というお話でございましたが、冷戦が終結をした今、東西の両陣営の大戦争の危険はなくなったと思います。しかし、個々の国にとりましては安全保障上の脅威がなくなったわけではございません。日本について見ますと、北朝鮮の核疑惑による脅威は現実的なものでござ...全文を見る
○久世公堯君 次に、行革の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  減税に対する財源対策というものも大事でございますが、そのためにも行財政全体のあり方について行革に大なたを振るう必要があります。総理も政治改革実現後の内閣の最大課題の一つが行革であると言っておられますが、いか...全文を見る
○久世公堯君 今、総理からお話しをされましたのは先般の中期行革大綱だろうと思いますが、この内容について簡単に御説明を賜りたいと思います。
○久世公堯君 総理は、今回の行革、あるいは去年の九月には規制緩和ということを非常におっしゃっておられまして、規制緩和元年にしたい、こういう看板を掲げておられますが、その意味と決意について承りたいと思います。
○久世公堯君 総理は今なかなかいい哲学をおっしゃいましたが、それでは総務庁長官、今回の規制緩和の目玉商品をわかりやすく三つ挙げてください。
○久世公堯君 それが目玉商品でございますか。胸を張って言えるものでございましょうか。重ねて御答弁をお願いします。
○久世公堯君 先ほどの総理の哲学なり看板とはかなりの差があるように思えますが、ちなみに平成四年と平成五年の許認可数がどのくらい減っているのか、お答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 ふえたんですね、一年間で。そうすると、今行革をやられて、平成六年度はふえるんですか減るんですか。
○久世公堯君 そうしますと、来年の今ごろお聞きをいたしますと、またふえたということになるんですね。そうなったら行革というものを幾らやってもさいの河原ではないですか。いかがですか。
○久世公堯君 要するに、ふえるかもしれないということを言っておられる。  それでは、一体規制緩和をしてどのくらい組織がなくなるのか、あるいは担当職員はどれだけ減るんでしょうか。
○久世公堯君 要するに、件数も減らなければ組織も人員も減らない、こういう行革をやろうというお話でございますが、それでは、スクラップ・アンド・ビルドというような格好のいいことを言っておられますが、各省庁の垣根を越えたスクラップ・アンド・ビルドは具体的にどんなものをお考えでございまし...全文を見る
○久世公堯君 私はそうは思いません。やろうと思えばきょうからでもできる問題があると思います。  今もう先のことを答弁してしまわれましたが、三次行革審では六省統合案という勇ましい意見が出ておりましたが、イメージかもしれませんが、それはその後どうなったんでしょうか。
○久世公堯君 特殊法人の改革についても述べておられますが、これはどうなんでございましょうか。
○久世公堯君 要するに、何もできない、やらないということに等しいと私は思うわけでございますが、各省の縦割りを解消するには幹部職員の一括採用、一括人事をやらなきゃだめだと、これは私が昔から思っている考えでございます。今一緒に研修ぐらいやっているんですが、それではだめです。これについ...全文を見る
○久世公堯君 この公務員の改革の中で、国会の答弁のために各省庁はもう真夜中まで今みんなやっております。これをひとつ、皆さん方がきょうからでもできる行政改革でございますから、ぜひやってもらいたい。  連立与党では政務次官をふやすとか政務審議官を置くとか、これはもし政府委員や説明員...全文を見る
○久世公堯君 総理、どうお考えでございますか。
○久世公堯君 地方分権についてもいろいろ書いてあるようでございますが、この内閣は知事出身者二名、市長出身者二名という地方自治の薫りの高い内閣でございます。総務庁長官、地方分権についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○久世公堯君 武村官房長官、お答えしたいようなお顔でございますので、この地方自治の問題についてお答えいただきたい。また、自治大臣にもお願いいたします。
○久世公堯君 総理、お考えを聞かせてください。
○久世公堯君 石田長官、大山鳴動してネズミ一匹、あるいは竜頭蛇尾、こういうことを御存じでございますか。お答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 総理、三次行革審の答申には、政治の奮起を促す、こう書かれております。私は、行革は実行あるのみだと思います。総理の行革に対する情熱、行革に対する看板に偽りのないようにぜひ政治のリーダーシップを発揮していただきたいと思いますが、お答えいただきたいと思います。
○久世公堯君 最後に、政治改革と参議院の問題について一言だけ御質問をしたいと思っております。  その前に、参議院の独立性については冒頭申し上げたわけでございますが、この間の政治改革法案につきましても、衆議院は百二十一時間、前の国会を含めますと二百数十時間やっておりますのに、参議...全文を見る
○久世公堯君 衆議院です。
○久世公堯君 二大政党か多党制か、そこら辺は。
○久世公堯君 前にもそうでございましたが、大きく仕分けをして、新生党と公明党は二大政党を志向する、それからさきがけあるいは日本新党は穏健な多党制だと、社会党の方はもともとは併用制なのが穏健な多党制に近づいている、こんな仕分けができるんだろうと思います。  ただ、総理は私には再三...全文を見る
○久世公堯君 重ねてお聞きしますけれども、そうしますと新生党や公明党のお答えとは若干違うということでございますね。
○久世公堯君 いろいろ承りましたが、私は連立与党内の基本政策の不統一というものが、やはりきょうも国民福祉税あるいは秋の税制改革にも影を差しているような気がしてなりません。  総理、ぬえという怪獣を御存じでございますか。
○久世公堯君 見たことはない。これは想像上の動物でございますが、頭は猿、手足はトラ、体はタヌキ、尾っぽは蛇、声はトラツグミに似ていると、平安朝、それも近衛院の時代にうし三つ時に京都の国民を脅かしたと、こういう怪獣でございます。  私はぬえという話を聞くと何となくこの細川内閣に似...全文を見る
○理事(久世公堯君) 関連質疑を許します。山田健一君。
03月31日第129回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○理事(久世公堯君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○理事(久世公堯君) 速記を起こして。
06月10日第129回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○理事(久世公堯君) 速記を起こして。
○理事(久世公堯君) 関連質疑を許します。種田誠君。
06月16日第129回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○久世公堯君 予算委員会のためにおくれましたことを申しさけないとおもっております。  まず最初に、石井国家公安委員長にお尋ねをしたいと思います。  通告はいたしておりませんが、石井国家公安委員長は前に国土庁長官をやっておられたわけでございます。そのころは四全総でございました。...全文を見る
○久世公堯君 警察法の本論に入ります前に、ただいま渡辺先生の御質問の京都府警の問題でございますが、実は先般の予算委員会におきましても、梶原先生の御質問でこの問題はかなりの時間議論しましたのを私も予算委員会の理事としてよく承っております。たまたま今、国土庁ではありませんが、この問題...全文を見る
○久世公堯君 この事件は、予算委員会のときも痛感したのでございますが、京都市によるところの行政指導を先行させるべきではなかったかという声を耳にいたします。  そこで、行政指導を先行させないで強制捜査に着手したことについての警察庁のお考えを聞かせていただきたいと思います。
○久世公堯君 城内長官にお尋ねをしたいと思いますが、この問題は京都市の公文書に誤りがあったということが大きな原因でございまして、京都府警の捜査手続に果たして違法があったんだろうか。違法はなかったんじゃなかろうか。しかし、結果的に京都府警が捜索によって関係者に迷惑をかけたことは事実...全文を見る
○久世公堯君 それでは、警察法の改正についての質疑に移りたいと思っております。  今回の警察法の改正でございますが、これは各省庁を通ずる行政組織の改革の原則によって行われたものだろうと思います。ただ、過去における各省庁の行政改革を見ておりますと、例えば一省庁一局削減でございます...全文を見る
○久世公堯君 国家行政組織法の一般原則は、各省の場合におきましては以前は局なり官房の設置というものは法律事項でございました。ところが、昭和五十八年の改正で各省の場合におきましては政令事項になりました。それだけ行政が弾力性に富むようになったわけでございますが、警察法の場合は官房なり...全文を見る
○久世公堯君 今回の改正によりまして、警務局がなくなりまして官房に、特に大事に関係するものは官房に統合されました。  私もいろいろ古い思い出があるのでございますが、昔は県庁の警務課長というと非常な誇りに満ちた方がたくさんおられました。同じように、警察庁の警務局あるいは各都道府県...全文を見る
○久世公堯君 今度は国際部を新設されたわけでございますが、実は国際関係の部局というのが独立をしたことは、警察庁の場合は各省の中では一番遅い時期になったものだろうと私は思うわけでございます。国際部なり国際何々に一元化するというのは一番遅い方だと思います。各省において国際関係部局を一...全文を見る
○久世公堯君 この国際化の問題は実はお聞きしたい点もまだいろいろございます。特に最近は、外国人関係の要人の来日が多いし外国人労働問題もあるし、いろいろの問題があろうと思いますが、先ほど申し上げました国際部というものをつくって二元的な行政にならないように、ぜひともその運用のよろしき...全文を見る
○久世公堯君 先ほどお尋ねをいたしました国際部、それから今度の生活安全局、これの本庁における改革と都道府県警察というものがどのように影響しているのか。  最近の都道府県警察におきましては、一般の地域における国際交流あるいは草の根交流ということで国際化というのが地方にも進んでおり...全文を見る
○久世公堯君 通告はしておりませんけれども、テレビを見ておりますといわゆる犯罪捜査物というのはかなり番組としてあるわけでございまして、結構数も多いしおもしろい。  あるものを見ておりますと、例えばどういう俳優が警察官にぴったりしているとか、あるいはまたパトカーとかけん銃は一体本...全文を見る
○久世公堯君 今回の改正で地域の警察組織の問題が随分盛られておるようでございますが、警察署なり派出所なりあるいは交番、私は交番というのはもうとつくの昔から法律用語かと思いましたら、今回初めてだそうでございます。お巡りさんとか駐在さんとか交番というのは、どういうところに語源があるの...全文を見る
○久世公堯君 私は、一昨日のたしか読売新聞に、「着々進む交番改革」ということでOA機器を導入したりファクスとかパソコンとかが交番にあると、非常に市民生活に密着をしているという感じを深めたわけでございます。  この地域警察というのは、諸外国でもそうでございましょうが、日本の場合に...全文を見る
○久世公堯君 今回の警察法の改正の中で都道府県警察相互の関係等が、前にもそういう改正をやったことがあったはずでございますが、一段とこれを合理化と申しますか、やりやすいように改正をしたところに大きなポイントがあったかと思います。  最近の事例で愛犬家殺し事件、どこに波及するかわか...全文を見る
○久世公堯君 今回の改正で、もう一つ情報通信局の新設の問題がございます。  情報化というものも二十一世紀に至る、あるいは二十一世紀になってからの大きな課題でございますが、警察行政における情報化というものは非常にこれから重要な要素になろうかと思います。一体これからどのくらい情報化...全文を見る
○久世公堯君 今回の改正のように、国際化、情報化、都市化というような情勢の中において警察の機能というものがいよいよ増すようなことになりますと、予算上のいろいろの問題点があろうかと思います。また、警察自身が人による行政でございますので、定数の配置というようなことについてもいろいろ課...全文を見る
○久世公堯君 警察官の採用にはいろいろな段階があろうかと思いますが、警察庁の最高幹部職員の卵の連中、実は私どもここに自治省出身が四人も並んでいるわけでございますが、おかげさまで自治省にも若い学生諸君から大変優秀な人材が来ているんです。俗に言われるのは、大蔵省、通産省、自治省。しか...全文を見る
○久世公堯君 ただいま現職の警察官の採用についてお話を聞きましたが、各省の官房長の連中に話を聞いておりますと、官房長の仕事の中の人事は、現職の人事も大変だけれども、最近はそれ以上にOBの人事が大変だ、こういう話を聞きます。  警察庁におきましても、警備局長あるいは今度は官房長に...全文を見る
○久世公堯君 PKOの文民警察官で岡山県警の高田さんが亡くなられてからもう一年が推移をしたわけでございます。あの高田さんの殉職というのが、当時間山県警だったと思いますけれども、あの後、本部長をしておられました平沢さん、それから城内さんも直接行かれてのことだったと思いますが、それか...全文を見る
○久世公堯君 そろそろ一時間近くになりますので、最後にお尋ねをいたしたいと思います。  石井国家公安委員長にお答えいただきたいと思いますが、この国際化の中におきまして治安問題というのが論議をされております。先ほどもちょっとお触れになりましたように、我が国の治安問題というのは世界...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。
06月17日第129回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○久世公堯君 石田国務大臣にお尋ねをしたいと思います。  昨日、この理事間の合意において、当委員会におきまして井上委員長から報告がなされていましたが、その内容について御存じでございますか。
○久世公堯君 本日の公明新聞に「参院予算委審議再開へ」という見出しにおいて、委員長のこの内容が、この記事が発表されましたが、今国務大臣がお読みになりました委員長の報告にこたえるものだと思われますか。
○久世公堯君 重ねてお聞きをいたしますが、「自民党の意を体し公党の委員長として責任を持って対処する」と、こう委員長が言われたわけでございますが、それに対する答えと思っておられますか。
○久世公堯君 公明党からも予算委員会には理事が選出されておられます。私どもの予算委員会の理事の間の協議では、新聞記事としてではなく、謝罪広告あるいはおわびとしてこの要求をしたわけでございまして、その理事間におきましては、これはもっともなことだということとされておりましたけれども、...全文を見る
○久世公堯君 この記事は報道記事にすぎないわけでございまして、この理事間において合意をいたしましたのは、そういう委員長のお考えを公明新聞を通じて伝えてもらうと、その内容につきましては委員長を御信頼申し上げましてお任せをしたわけでございます。  一昨日以来二十数時間にわたりまして...全文を見る
○久世公堯君 何度お尋ねをいたしましてもオウムのように同じお答えばかりで誠意のかけらも感じられないわけでございます。  そこで、井上委員長にお尋ねをしたいと思いますが、委員長は、私どもの理事懇におきましてこの問題につきましてそれこそ十数時間取り仕切っていただいたわけでございます...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
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○久世公堯君 ことしは自治省にとりましては大変な年だったと思いますが、この国会で大きな法律を二つもお通しになろうとしているわけでございます。一つは政治改革関係の四法案でございますし、また今議題になっておりますこの地方自治法関係の二つの法律でございます。  私は、きょうは政治改革...全文を見る
○久世公堯君 当時から言っておられたことのお話を再び承りましたが、当時はもう少し気宇壮大でいらっしゃったような気がいたします。どうも新生党に移られてから、また自治大臣になられてから、ちょっとスケールが小さくなられたのではなかろうかと思いながら今お考えを承った次第でございます。 ...全文を見る
○久世公堯君 大臣の御出身の兵庫県、今兵庫県では県会議員が百十五名おられるようでございますが、この中で神戸市から選出をされている県会議員数は何名ぐらい。
○久世公堯君 九十四名中二十三名、二五%が神戸市から出ておられる。私はちょっと間違いましたが、神奈川県が百十五名で、そのうち横浜市、川崎市から六十三名、五五%が出ている。福岡県は、九十名のうち北九州市と福岡市から四十二名、四七%が出ている。兵庫県の場合はまだ二五%でございますが、...全文を見る
○久世公堯君 私もこれは非常に重要な問題だろうと思いますし、また小選挙区になりますと、国会議員あるいは市長、県会議員、市議会議員、ほとんど同一の区域から選ばれる。もちろんそれは役割から分担から違うわけでございますが、そのあたりをどうやって考えていくべきかというのは問題だろうと思い...全文を見る
○久世公堯君 私はこれは政治改革特別委員会におきましても、社会党は山花大臣に、公明党は石田大臣にお聞きをしたのでございますが、社会、公明案のブロック分けというものを両大臣とも御存じにならなかった。そして、資料を見て答えさせてくれというような始末でございました。  近畿ブロックと...全文を見る
06月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○久世公堯君 質問に入ります前に、ただいまは予算委員会の最終段階でございます。そのときに、政権協議でございますとか政権構想とか、日程も決まらないうちにまことに不謹慎きわまる話でございます。自民党の中でも、党内の問題とはいえ、不信任案云々というのも同じでございます。これは、与野党の...全文を見る
○久世公堯君 会期延長の話もいろいろ新聞等で出ておりますが、そんなことは絶対ないと思いますが、総理。
○久世公堯君 それでは、質問に入りたいと思います。  今回の予算は例年から三カ月おくれております。今週の月曜の公聴会でも、この予算のおくれが国民を不安にし景気に非常に影響しているという発言がございました。景気は今ようやく底を打って、そして回復の兆しにある。しかし、景気の回復を軌...全文を見る
○久世公堯君 今、総理は一カ月半提出がおくれたと言われましたけれども、ここ十カ月を振り返ってみますと、自民党の方は昨年の九月以来四回にわたりまして総合経済対策を政府に要望してまいりました。二次補正、あのときに藤井大蔵大臣は、一般論としてはあり得るとか、絶無とは言いがたいとか、頭の...全文を見る
○久世公堯君 大蔵省も、消費税に火のつくことを恐れて年内編成を見送られたという意において責任があると思います。大蔵大臣、いかがでございますか。
○久世公堯君 自民党は常に国民的な立場に立って予算を促進してまいりました。特に私ども参議院の自民党はそれをやってまいりました。また、野党全体の献身的な協力があったからこそ今日を迎えられたと私は思うわけでございますが、これについての総理のお考えをお聞きしたいと思います。
○久世公堯君 一つ申し上げたいのでございますが、地方自治体はこの予算のおくれのために迷惑千万でございます。越年編成でまず自分たちの予算がなかなか立たない。おくれた。そして、今六月の議会が開かれておりますが、予算の執行と契約に甚だしい支障を来しております。補正予算で多少公共事業はつ...全文を見る
○久世公堯君 一昨日、政府税調の答申がございましたし、また与党の方の税制改革協議会の報告も出されたわけでございます。これ、いろいろあるわけでございますけれども、この答申は、特に政府税調の答申は、ネット増税、実質増税、これの路線をしいたものだと私は思います。まあいわば政府に対してネ...全文を見る
○久世公堯君 総理が今おっしゃったことは、この報告書なり答申に十分書いてございます。そんな考え方ではなくて、税率が決まらなければ実際上はどういうふうにやっていくかということは全くわかりません。重ねてお願いします。
○久世公堯君 私にはこんな雑音が聞こえるんです。解散の可能性があれば税率を入れない、あるいは入れても低目にする、解散の可能性がなければ七%以上にする、こんな雑音が聞こえてくるんですが、いかがでございますか。
○久世公堯君 私はここに一枚の紙を持っておりますが、これは税制改革協メンバーでございますけれども、五月十九日作成の中に社会党の名前がずらりと入っているわけです。梶原さんのお名前も入っているし、角田さんの名前も入っているわけでございます。五月十九日のメンバー表の中にこういうものが入...全文を見る
○久世公堯君 おっしゃるとおり、与党のメンバーの方が代行になっておるわけでございます。  これを見ますと、ちょうど社会党が離脱をしたときに、渡辺淳一さんが「風のごとく」という随筆に「逃げた女房」ということを書いてございました。羽田総理の奥様はいい奥様だから逃げた女房の経験がない...全文を見る
○久世公堯君 もうお読みになったと思いますが、昨日の読売新聞の社説にこう書かれております。  「政局が極めて流動的であるだけに、税制改革の行方も予断を許さない。だが、そうした時期だからこそ、なおさら税制改革を政権争奪の取引材料にすることなく、あるべき税制の姿を政策協議の中心にす...全文を見る
○久世公堯君 大蔵大臣にお尋ねしたいと思います。  八月の概算要求までにはこの税制改革に見合う歳出の削減というものを各省庁に示す必要がある。そのスケジュールはどうなっておりますか。
○久世公堯君 十二月までに法案をつくるということを公約しておられますが、十二月までに法案というのはそう簡単につくれるものではない。これまでのスケジュールはどうお考えでございますか、大蔵大臣。
○久世公堯君 今回の税調答申にも、あるいは与党の方の報告書にも行財政改革の必要性というものを非常に大きく強調しておられるわけでございます。そして、加藤税調会長も、パフォーマンスかもしれませんが、このことを殊のほか強く言っておられるわけでございます。断固たる行財政改革が必要だという...全文を見る
○久世公堯君 ただいま国民の痛みということをおっしゃいました。この痛みというのは、思い出しますと、大平総理が一般消費税を打ち出されましたときに選挙は惨敗をされたわけでございます。そしてその後、増税はできない、したがって鈴木内閣におきましては第二次臨調をおつくりになった。そのときの...全文を見る
○久世公堯君 今もお触れになりましたが、あのときの一番大きな改革は何といっても三公社の改革だったと思います。その改革前と改革後の実態、人員と株の売却によるお金の面と両方、総務庁長官。
○久世公堯君 今お話がありましたように、あのときの改革は人数にして三十二万、それから金目にして十兆を超える金額だったわけでございます。これはちょっといろんな計算方法もありますので異論は若干あるのでございますけれども、まあ大変な成果を上げたわけでございます。  そこで、今これから...全文を見る
○久世公堯君 加藤税調会長はインタビューに答えられまして、国鉄や電電だって成果が上がるまでには十年かかった、そう言っておられるわけでございます。  この与党の方の小委員会の報告書を丹念に読ませてもらいますと、かけ声ばかりであって具体策が全くないわけでございます。ただ一つだけござ...全文を見る
○久世公堯君 さすがは総務庁長官で、北海道開発局には官房長に官房次長というのが二人もいる、こういう組織でございます。  ところで、石田長官は片山委員の質問に答えて、この三庁統合はやる時期が問題だと言いながら、羽田政権としての意思として現在やるということを決めているわけでございま...全文を見る
○久世公堯君 この三庁統合というのは、今までに臨調答申も含めて三回答申をされているわけです。今の御答弁はどう見ても先送りとしか思われないわけでございますが、北海道開発庁と沖縄開発庁の本庁の人数、それから地方支分部局の人数とをお聞かせいただきたいと思います。
○久世公堯君 国土庁は四百五十九人かと思いますが、今お聞きになりましたように、本庁は偶然ながら両方とも八十八人ずつでございます。それから局の方になりますと、北海道が七千八百、沖縄の方が約一千名強でございます。要するに、本庁だけでございましたら八十八人ずつしかおらないわけ。しかも、...全文を見る
○久世公堯君 今は両長官は、佐藤、左藤、字はちょっと違いますが、同じサトウでいらっしゃいます。  過去の大臣でこの国土庁、沖縄、北海道の一つを兼務した大臣はだれですか。
○久世公堯君 その三つを兼任した感想はどうお聞きになりましたか。
○久世公堯君 私は、自民党で兼任された綿貫さんのお話を聞いたことがあるのでございますけれども、部屋も三つあれば車も三台あるけれども忙しくてたまらぬと、こういう感想をお聞きしたことがございます。  私は先ほどからの御答弁を聞いてきて、今度の答申で唯一の具体的な行革はこれしかないん...全文を見る
○久世公堯君 将来の問題として、これは十年か二十年タームの問題として、北海道庁自身と北海道開発庁、特に開発局ですね、それから沖縄総合事務局と沖縄県、これを区域が一緒なんでございますから統合するということをお考えになりますか。
○久世公堯君 これはひとつ長い将来の問題として御検討賜りたいと思います。  もう一つ、この行財政改革で異常に力を入れておられますのが特殊法人の整理合理化でございます。大変な意気込みでございます。そして、中期答申におきましては、二年と書いていたものを一年の前倒しをしておられます。...全文を見る
○久世公堯君 私は具体的な法人名をお聞きしたんであって、お答えになれない。これも全くの空念仏のように聞こえて仕方がないわけでございます。  もう一点、これは各省庁のイニシアチブによってやれということが中期答申以来書いてございます。これは、先ほど私が、この与党の小委員会の方で「政...全文を見る
○久世公堯君 私は、各省庁みずからはなかなかできない、ぜひとも今度できる行政改革委員会でやらせていただきたい、このように考えます。  それからもう一つ、行財政小委員会に国の地方出先機関の抜本的見直しということが書かれております。観点は非常に結構でございます。地方自治の見地からも...全文を見る
○久世公堯君 大蔵大臣は大蔵省の出身でございますが、近畿財務局、東海財務局以外の財務局長を経験された本省の審議官、局長は現在おられますでしょうか。
○久世公堯君 本省ですよ。
○久世公堯君 通商産業局の局長をやって、本省の審議官、局長をやっている方はどのくらいおられますか。
○久世公堯君 今、十年間でとおっしゃいましたが、現在はほとんどおられないはずでございます。要するに、地方局というものの局長をやられた人が本省の審議官にも局長にもなれない、ならない、これが実態がと思います。建設省などは地建局長をやらなければ河川局長にも道路局長にもなれない、だから地...全文を見る
○久世公堯君 総務庁長官、大蔵大臣、まず隗より始めよというお言葉を知っておられますか。
○久世公堯君 行政改革というのは、やはりどこかがやらなければいけない。両者とも行財政改革に責任を持っているところでございますから、大蔵省は財務局、特に府県単位の財務事務所、それから総務庁は管区行政監察局、行政監察事務所を廃止もしくは縮小される御意思はございますか。
○久世公堯君 まず隗より始めよ、やや前向きの御答弁をいただきましたが、両大臣、よろしくお願いいたします。  総務庁長官、太田薫さんを御存じですか。また、行政改革に果たされた役割はどうですか。
○久世公堯君 行革に果たされた役割は。
○久世公堯君 第一次臨調のときの七人委員の一人、その後行政監理委員会の委員六年の御経験でございます。  ちょうど二、三週間前、私は新聞を読んでおりましたら投書欄に「行財政改革で財源は十分だ調布市 太田薫(無職八十二歳)」、こういう投書がございました。ちょっと読んでみます。大事な...全文を見る
○久世公堯君 行革のことについていろいろ申し上げましたけれども、行財政改革は大変難しいわけでございます。しかも政治のリーダーシップなくしては絶対にできません。これはどうしてもやってもらわなければいけない。官僚の壁、官僚の牙城に羽田内閣は挑戦をしてもらわなければいけないわけでござい...全文を見る
○久世公堯君 税制改革、時間があれば後で申し上げますが、次は地方自治に移りたいと思います。  中期答申あるいは与党の行財政小委員会でいろいろ書いておられますが、石田長官、総論だけで中身がないと私は思いますが、いかがでございますか。
○久世公堯君 この中期答申の中でも、地方自治基本法あるいは地方分権推進法、こんなものをつくるだけで地方分権ができると思われますか。
○久世公堯君 私は、地方分権の国会議決を昨年やりましたが、全くその意味がないと思いますし、こんな法律をつくったって意味がない。地方分権というのは国、地方を通じて、中央省庁から出先機関から特殊法人から補助金から、あらゆるものを国、地方を通じてやらなければ分権は確立しないと思いますが...全文を見る
○久世公堯君 地方消費税につきましては、片山委員がこの前非常に理路整然と、そして大蔵省の言い分、自治省の言い分も全部聞かれましたから、あえて繰り返しません。  今度の答申を見ましても、何と申しますか、地方分権のところはやたらに詳しいわけでございます。そして、この答申の方では、こ...全文を見る
○久世公堯君 前向きの御答弁をいただいたわけでございますが、私はこの予算委員会で一昨年以来、羽田総理と石田長官のお口から地方分権地方分権というのは耳にたこができるぐらい聞きました。それだけ熱意を持っておられるのは結構なのでございますが、私はここにのし袋を持っております。これを見て...全文を見る
○久世公堯君 自治大臣、お考えを聞かせてください。
○久世公堯君 今、自治大臣が触れられましたが、加藤税調会長が答申をお渡しになるときに、総理も地方の独立税ということを検討するということをおっしゃったそうでございます。大変心強く思っておりますが、総理、いかがでございますか。
○久世公堯君 次に、公共料金値上げの凍結と地方自治の問題をお尋ねしたいと思います。  凍結というのは何か目的が必ずあるわけでございますが、今度は突如こういうものが出されました。今まではちゃんと目的は示されておりましたが、企画庁長官、いかがでございますか。
○久世公堯君 役所の書いたものをそのままお読みになったわけでございますが、私が聞いておりますのは、一体その目的は何だということを聞いているわけでございまして、役所の作文を読んで聞かせてもらうのが目的ではございません。  それから、大体公共料金というのは本来個別の法律で関係規定に...全文を見る
○久世公堯君 私は経緯を聞いているのではなくて、法律と行政というのはそんなものかということをお聞きしているわけでございます。不満でございますが、次に移りたいと思います。  この公共料金の中で、例えばバスであるとか地下鉄のように、ほかにもございますけれども、国の認可を要件としてい...全文を見る
○久世公堯君 あくまでも地方の議会は民主的に審議をされているわけでございます。私は民間も地方団体も同等だというのには大変異論を持っております。今は規制緩和が要請されております。また、総理を初め、地方分権を推進しておられます。ひとつこの際に、この認可手続というものを大幅に簡素化する...全文を見る
○久世公堯君 これは、こんなことを言っておりましたら、(発言する者あり)今声がありましたように、到底いつになっても規制緩和もできなければ地方分権も確立しないと思いますが、総理、いかがでございますか。
○久世公堯君 公共団体だということを特に言っているんですけれども。
○久世公堯君 時間もございませんので、国際関係、外交問題について二点だけお尋ねをいたします。  一つは、参議院の予算委員会のこの十数日の間というのは最も北朝鮮問題が揺れた時期でございます。ただ、カーター元大統領が訪朝をされ、金日成主席との会談の結果、米朝協議なり南北対話を通じた...全文を見る
○久世公堯君 もう一点はナポリ・サミット、その前の日米首脳会談、これは二月に物別れ以来初めての会談になるわけでございますが、この日米パートナーシップが非常に重要さを増しておりますときに、一体総理はどのあたりにこれを考えておられますか。  また、クリントン政権の対外政策自身命いろ...全文を見る
○久世公堯君 通告はいたしておりませんけれども、ここ数日来、円高問題が大変大きな問題になっております。ついに百円を割るということまで起きたわけでございますけれども、これは経済界はもちろんのこと、国民一般がこの円高問題に対して大変不安に思っているわけでございます。この点について政府...全文を見る
○久世公堯君 最後に、羽田内閣の政治姿勢についてお尋ねをいたしたいと思います。  この少数連立内閣、連立内閣につきましては、細川前総理はヨーロッパはみんなそうだとか胸を張られたわけでございますが、羽田内閣は少数連立内閣でございますから、議院内閣制のもとではもともと成立をしない本...全文を見る
○久世公堯君 総理のここでのお言葉でも、一日一生あるいは誠心誠意、これもよく承りました。しかし、世論調査の特に羽田内閣の不支持率が高まってきております。そして、その数字を見ますと、期待が持てない、それからリーダーシップに欠けているというのがその大きな原因のようでございますが、これ...全文を見る
○久世公堯君 私どもここで理事席に座っておりますと、各閣僚の御答弁の実態がよくわかるわけでございます。官僚の書いたのをそのまま読んでおられる方、それから官僚のお書きになったものにちょっと自分なりの口をつけて読まれる方、いろいろタイプがございます。しかし、この羽田内閣ほど官僚主導が...全文を見る
○久世公堯君 私は、むしろ閣僚の答弁が多いのは、こちらが閣僚にお願いしているわけでございまして、前の細川内閣のときに政府委員を廃止するなんということをおっしゃいましたが、今見ておりまして、この内閣で政府委員を廃止したら大変なことになると私は思っております。お考えを聞かせてください...全文を見る
○久世公堯君 「綸言汗のごとし」という言葉の重み、これもひとつ総理にぜひお願いをいたしたいと思うわけでございます。  以上で終わります。
○久世公堯君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成六年度予算三案に対し、反対の討論を行います。  景気の低迷など現下の我が国を取り巻く諸情勢を考えますと、予算の年内編成と一日も早い成立が政府のとるべき道であります。しかし、連立与党の政治改革への固執と自分勝手...全文を見る
10月11日第131回国会 参議院 商工委員会 第1号
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○委員長(久世公堯君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、商工委員長に選任されました久世公堯でございます。甚だ微力でございますけれども、理事、委員の皆様方の御支援、御協力をいただきまして、公正な委員会の運営に努めてまいりた...全文を見る
○委員長(久世公堯君) 委員の異動について御報告いたします。  去る九月二十九日、古川太三郎君が委員を辞任され、その補欠として松尾官平君が選任されました。  また、去る九月三十日、浜四津敏子君、山下栄一君、角田義一君、一井淳治君、喜岡淳君及び野間赳君が委員を辞任され、その補欠...全文を見る
○委員長(久世公堯君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りをいたします。  委員の異動に伴いまして現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例によりまして、保委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい...全文を見る
○委員長(久世公堯君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に吉村剛太郎君、梶原敬義君、小島慶三君の三名を指名いたします。     —————————————
○委員長(久世公堯君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、産業貿易及び経済計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(久世公堯君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時四分散会
10月25日第131回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○委員長(久世公堯君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月十一日、堀利和君が委員を辞任され、その補欠として前畑幸子君が選任されました。     —————————————
○委員長(久世公堯君) 産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。  通商産業行政の諸施策に関し、通商産業大臣から説明を聴取いたします。橋本通商産業大臣。
○委員長(久世公堯君) 次に、経済計画等の諸施策に関し、経済企画庁長官から説明を聴取いたします。高村経済企画庁長官。
○委員長(久世公堯君) 以上で説明は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十八分散会
10月27日第131回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○委員長(久世公堯君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(久世公堯君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    正午休憩      —————・—————    午後一時一分開会
○委員長(久世公堯君) ただいまから商工委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、産業貿易及び経済計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(久世公堯君) 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時七分散会
11月16日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第4号
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○久世公堯君 政治改革法案がいよいよ大詰めの段階を迎えたわけでございますが、まさに六年越しの大作業でございました。この一番最初のきっかけとなりましたのは、自由民主党がつくりました政治改革大綱でございましたが、あのときに後藤田委員長のもとに私も七人の起草委員の一人としてこの大綱その...全文を見る
○久世公堯君 ここは大事なところでございますから、私はこの原則は、やはり会社全体ではなくて、会社のような既存の組織ではなくて、選挙運動のためにつくられるグループあるいはそこにある組織、そういうものがこの組織であって、だから組織というのは非常に流動的である。だから、既存の会社そのも...全文を見る
○久世公堯君 そのように、私が申し上げましたと同じように解釈をしていただくことになりますと、世上、会社ぐるみ選挙ということがよく言われます、企業ぐるみ選挙ということが言われますが、そうしますと、その会社とか企業の内部において社員がほかの社員に対して選挙運動をするような場合の組織と...全文を見る
○久世公堯君 今おっしゃいました逆の場合もあるので、一つの会社があって、たまたま相当大きい会社だから二人を推すという場合もないわけじゃありません。A支店というのはこちらの候補を推す、B支店がこちらの候補を推す、その場合の組織というのはどう見てもその支店あるいはもっと小さいグループ...全文を見る
○久世公堯君 今度はそういたしますと、これは既に衆議院でもまた本院におきましても議論されていることでございますが、同窓会とか同好会につきまして組織的選挙運動管理者ということになりますためには、この同好会とか同窓会がまとまって行う選挙運動において同窓会全体をいうのではなくて、むしろ...全文を見る
○久世公堯君 さっきの会社の場合も同じなのでございますけれども、やはり私はこれから適用されるケースが多い組織を頭に置いて言っているのであって、その場合は会社の場合もそういうグループがそうであろうし、同窓会の場合も大きなもう伝統ある同窓会になればなるほど、同窓会がやるといってもこれ...全文を見る
○久世公堯君 その場合の組織とはどういうふうに理解しておられますか。
○久世公堯君 今はその地域の問題についてお尋ねしたつもりだったんでございますが、大体言わんとすることはわかってまいったようでございます。今は、会社とか同窓会とか地域とか、そういう非常に難しい問題について、どうも従来の先生の答弁だけでは理解しがたい面があるから少し詰めたわけでござい...全文を見る
○久世公堯君 今、堀込先生がつけ加えられましたことは、もうもちろんそのとおりでございまして、ただぎりぎりの解釈論をやっていきますと最後はみんなそこへ逃げられちゃうわけですね。こういう趣旨だからそれが生かされるようにケース・バイ・ケースでと、こうなってしまう。ただ、この問題は法解釈...全文を見る
○久世公堯君 私が今、保岡先生と申し上げましたのは、先ほどからこの会社について、会社がそのグループか、こういう議論をしましたのでそれの連続でちょっと申し上げたいんですが、会社の中において特定のグループが組織であるとするなら、会社の中でその票を固めるとき候補者が、意思を通ずるという...全文を見る
○久世公堯君 保岡先生の前々回の選挙までは、選挙区が非常に小さいし、大変激しい選挙をやっておられた。そこにおいて頼む会社と、私どもこの参議院の選挙区の選挙というのは一つの県が単位でございますから、やっぱり頼むのは大企業なんかの場合がある程度あるわけですね。そうしますと、大企業に頼...全文を見る
○久世公堯君 今の御答弁は何回も速記録で読ませていただいた。どうしてもやっぱりそういうふうに抽象的になるんですがね。  それはそれといたしまして、次に三番目の問題としては「相当の注意」になると思います。  これも実は保岡先生に御質問したいのは、先生が衆議院の方で相当細かに例を...全文を見る
○久世公堯君 いや、これは保岡先生がそれを強調するの余りポスターだパンフレットだと言われたかもしれませんけれども、これはやっぱり厳格に言えば、保岡先生が衆議院で答弁しておられるのは公選法上の文書掲示違反になると思うんですよ。  それはともかくとして、それでは候補者が買収を行わな...全文を見る
○久世公堯君 いや、そうではない。そうではなくて、保岡先生が言っておられるのは、ポスターを張る、その横にこういう選挙法が変わりましたから違反をしないようにしてくださいという紙をもう一枚張るようなことを言っておられますから、そうなるとこれは違反になるんじゃないですかということなんで...全文を見る
○久世公堯君 結論はそういうことになってしまうというのが大体今までのお答えなんですが、今、私が一点だけ聞きましたのは、おととい山下委員からの質問の中に、参議院の選挙区の場合はちょっと違う、範囲が非常に広い、近い者でも会えないのが普通なんだ、だから間接的にならざるを得ないということ...全文を見る
○久世公堯君 念のために申し上げておきますが、私ども参議院の全国区といいますか比例区というのは、これは全く適用になりません。この法律は全く適用になりませんので、先生の方が一般論をおっしゃっておられて私の方が具体論を言っているのはちょっとおかしいような気もするわけでございます。 ...全文を見る
○久世公堯君 与野党一致した御意見だろうと思うわけでございますが、そうなりますと、結局、今回の連座制度というものは、一定の役割を担った選挙運動者が買収等の罪を犯したならば、例外的にやむを得ないとされるような場合を除いて候補者等に連座が及ぶという制度であって、非常に厳しい注意義務と...全文を見る
○久世公堯君 それからこの適用関係についてちょっとお尋ねしておきたいのでございますが、まず参議院の選挙の場合は施行の日から適用になる。したがって、一般的には来年の通常選挙であろうが、その前に補欠選挙があればいつからでも適用になる。それから衆議院の選挙は、解散がなければ総選挙がない...全文を見る
○久世公堯君 それからもう一点お聞きしておきたいのは、組織的選挙運動管理者というのは選挙運動期間中だけの概念ではないと思いますが、それでよろしゅうございますか。
○久世公堯君 そうなりますと、これからあと二カ月をたたずして正月を迎えるわけでございまして、新年会がいろいろ行われると思います。それで候補者が団体にあいさつを頼む、近く統一選挙があるとかあるいは参議院選挙があるとか、それで団体の幹部が人を集めて新年会で先生をよろしくというようなこ...全文を見る
○久世公堯君 いずれにいたしましても、いろいろとこれは難しい問題ですが、候補者たるものは新年会に気をつけろ、こういう感じがするわけでございまして、これはよりひとつ自治省当局やあるいは警察、検察の方も十分に御注意を払っていただきたいなというふうな気がいたします。  それからこれは...全文を見る
○久世公堯君 これもちょっと技術的なことになろうかと思いますけれども、重複立候補者の比例選での連座につきまして、おとり、寝返りのときには免責をされて、小選挙区で当選無効となったものも比例では当選人となる道を残しているけれども、その理由は何でしょうか。
○久世公堯君 自治政務次官小林さんにはさっきから、きょうは大臣の代理で出ておられて質問申し上げなくて大変失礼いたしました。  最後に一つ政務次官にお尋ねをしたいんですが、統一地方選挙が来年あるわけでございますが、やはり民主政治における地方選挙の意味というのは非常に私は大きいと思...全文を見る
○久世公堯君 終わります。
12月08日第131回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○委員長(久世公堯君) ただいまから商工委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一五八七号皮革。革靴産業に対する抜本的振興対策等に関する請願を議題といたします。  本請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました...全文を見る
○委員長(久世公堯君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
○委員長(久世公堯君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  産業貿易及び経済計画等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者...全文を見る
○委員長(久世公堯君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(久世公堯君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(久世公堯君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(久世公堯君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十七分散会      —————・—————