久世公堯

くぜきみたか



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久世公堯の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○久世公堯君 先般、法務大臣から所信の御表明があったわけでございますが、私は法務行政全般につきまして、最近の社会経済的な情勢が大変変化をしている、こういうものに対する法務行政のあり方というような視点から何問かについて御質疑をしたいと思っております。  その前に一つ、最高裁判所に...全文を見る
○久世公堯君 ただいまの最高裁の方の御答弁でございますが、やはり新聞記事の内容からして、私もここに持っておりますけれども、おっしゃった朝日新聞の日曜の朝刊のトップの大きな記事でございますし、特に一番国民が見やすいところの見出しには、最高裁違憲判決へとか違憲判決の見通しとか、そうい...全文を見る
○久世公堯君 私は、事件の内容、事案の内容自身を言っているわけではなくて、民事であれ刑事であれ、そういう事最高裁判所の大法廷というものが、判決の期日もまだ定まらないときに、このような予断を与えるような記事が出ること自身が問題である。それがまた、皆様方の司法権の独立なり司法というも...全文を見る
○久世公堯君 この組織犯罪というものに関する法制の整備については、もう既に法制審議会の結論も得られて、そして立法段階にまで、やがて御提案にまで行くんだろうと思いますので、それはぜひともこういう事態に対処し得るよう立派な法制というものを御検討賜りたいと思うわけでございます。  こ...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。今の大臣の御所見のように私どもも期待をいたしておるわけでございます。  そこで、先ほどは刑事法制についての御答弁をいただいたわけでございますが、今度は民事、刑事ともに承りたいんです。  まず民事関係の基本法、最近は企業活動が非常に国際化を...全文を見る
○久世公堯君 民事法制、特に民事基本法的なものについてなお細かい問題でお尋ねしたいこともございますが、きょうはひとつ総論の段階でとどめさせていただきたいと思います。  同時に、この民事関係の法制が国際化や情報化の中においていろいろと整備をされ、またこれからも整備していこうという...全文を見る
○久世公堯君 今、両局長から御答弁をいただいたわけでございますが、社会経済情勢が非常に変わっていくのに対応して法務行政をやっておられるわけでございますが、法務行政というのはやはり人による行政、特に検察官の方あるいは法務省自身がほとんどが人による行政でございます。また、最高裁判所の...全文を見る
○久世公堯君 どうも何かどこにでも書いてあるようなことを御答弁されたわけでございますが、我々だって最近のパソコンだとかインターネットとかそういうものについていかなきゃいけないという考えで政治家としても努めているわけでございますが、まして人を裁く立場の裁判官でいらっしゃいますから、...全文を見る
○久世公堯君 社会経済の急激な変化に伴いまして、今度は検察官の方も大変忙しいようでございます。犯罪は多いし複雑困難化をしているために検察の業務が非常に繁忙をきわめているということで、平成八年度におきましても検事の増員が図られたわけでございます。その後も、やはり去年からことしにかけ...全文を見る
○久世公堯君 それでは、観点を変えまして民事局長にお尋ねをしたいと思っております。  それは、登録免許税、これはもちろん所管は大蔵省でございますが、不動産登記をやるに伴って登録免許税を支払う。しかも、私も法務委員会で視察をさせていただきましたときに、登記所と申しますか地方法務局...全文を見る
○久世公堯君 重ねて民事局長に承りたいと思います。  今、この登録免許税のあり方について検討をしていると、こうおっしゃったわけでございますが、やはり建設省なんかとは最も関係が深いだろうと思います。登録免許税、ほとんどの省庁にまたがることでございますが、なかんずく法務省が一番大き...全文を見る
○久世公堯君 私どもの法務委員会は、先般、東京拘置所とそれから東京入管局を視察させていただきました。私は遅刻していって少し早く帰りましたので、十分意見を聞き、また視察をさせていただいたわけではございませんけれども、私が見た限りにおきましても、この東京拘置所の建物、大変古くて老朽化...全文を見る
○久世公堯君 本日は、時間も制限されておりましたが、私は、社会経済情勢の変化に伴う法務行政のあり方ということに絞って、こういう見地から刑事局、民事局あるいは各局、最高裁判所に御見解を承りましたし、また大臣にはその基本のところ、また最後には今行革に取り組む姿勢について承ったわけでご...全文を見る
03月10日第140回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○久世公堯君 行政改革は現下の最大課題でございます。行政改革を行うにはその基本理念が重要でございますが、総理は二十一世紀の日本のための構造改革として六大改革を示し、その中核に行革を位置づけておられます。  行革にはいろんな視点があると思いますが、私は行革について二つの視点が重要...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。  総理を初めとして、私どもはそれぞれの立場において行革をやってまいらなければいけません。私は、現在自民党の政調会の副会長をいたしております。自民党におきましては部会、政調会、そして総務会で政策を決めていっているわけでございますが、政調会に...全文を見る
○久世公堯君 ただいま御説明にありましたように、十年前に比べれば一割にも満たないわけでございまして、養蚕農家もまた繭の生産額もそのようになっております。そして、この法律というのは片仮名であって、そして免許制で、統制命令という戦前の制度まで残っているわけでございます。かつ、現状は四...全文を見る
○久世公堯君 官民の分担というのは非常に大事なことでございますし、見直しもまた必要だと思います。今挙げましたのは一、二の例でございますが、私がここ一、二カ月感じただけでもまだまだあるわけでございます。  そこで、政調会に上がってくるものはどっちかといいますと調整が終わったもので...全文を見る
○久世公堯君 この間、行政監察につきまして各省庁の同意を得るということで多少問題化しましたが、管理局、監察局を通じてやはりある程度は話をしなければいけませんが、その間非常に難しいと思いますが、どうやっておられますか。
○久世公堯君 内閣法制局も総合調整の部局でいらっしゃいますが、お願いします。
○久世公堯君 今の御答弁でございますが、私は法律的な合理性とそれから政策的な合理性というのは紙一重だろうと思います。法律的な合理性を求める法制局とされましても、政策的な合理性を追求すると申しますか入り込まなければ法制的な合理性は求められない、こう思うわけでございます。今お挙げにな...全文を見る
○久世公堯君 政策の妥当性も十分やっておられるかどうかは知りませんが、そう御答弁なので結構でございます。  大蔵省主計局、特に補助金の見地からいかがでございますか。お願いします。
○久世公堯君 次に、行革の視点から法令の一斉見直しというものが必要だろうと思いますが、法制局長官、いかがですか。
○久世公堯君 私は法制局設置法三条の三号及び五号でこういうことも法制局は十分できると思うのですが、いかがでございますか。
○久世公堯君 各省それぞれがやるのは当然でございますが、こういう行革というのはやっぱり横並びで総合調整的に見なければいけないわけでございます。  私は実はこの質問をするに当たりましてお願いをしましたところ、法制局も自分のところじゃない、法務省も自分のところは最後の法令集をつくっ...全文を見る
○久世公堯君 このスクラップ・アンド・ビルドについて申し上げたいんですが、今まで審議会の答申だけではなくて、大蔵省もこの言葉をしばしば使っておられるわけでございます。ただ私は、現状を見ますと、どうもスクラップ・アンド・ビルドではなくてビルド・アンド・スクラップではなかろうか、ある...全文を見る
○久世公堯君 今、主計局長が言われましたように、確かに件数は減っておりますけれども、ことしを除く今まで過去四年においてはスクラップの額が小さくてビルドの額の方が大きいわけでございます。これでは非常に困ります。ことしはさすが総理の指示が行き渡ってこの金額もかなり減っているわけでござ...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。  小泉大臣は最初に厚生大臣になったときに、日本ではやたらに英語の造語が多過ぎるということでおしかりになったと承っておりますが、ひとつ日本語で今、私の感じを申したらどんな原則がありましょうか。感じで結構でございます。
○久世公堯君 ありがとうございました。  ひとつスクラップ・アンド・スクラップというような気持ちで、これからは一たんやめて出直すか、あるいはビルドをするときにはそれをはるかに上回るスクラップというふうにやっていただきたいと思います。  それからもう一つ、特に今度の概算要求なり...全文を見る
○久世公堯君 どうかこの聖域なしという原則がビルド・アンド・スクラップやスクラップ・フォー・ビルドにならないようにお願いをいたしたいと思います。  それでは次に、地方分権と市町村合併の問題に移ってまいりたいと思います。  昨年の三月に分権委員会は中間報告をお出しになりました。...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。  確かに、御指摘のように、今回は府県に対する機関委任事務が非常に多いわけでございます。ただ、私が非常に問題だと思いますのは、実は今度の第一次勧告によりますと、今まで許認可制になっていたのを国の合意を要するところの事前協議制と、こうなってお...全文を見る
○久世公堯君 今回の第一次勧告の後に総理から、二十二項目にわたって、地方分権推進計画をまつまでもなく前倒しをしろという御指示があったそうでございますが、この点について自治大臣。
○久世公堯君 今、局長が言われました特に後段、それに伴うところの地方制度の改革、これはぜひことしじゅうに地方自治法の改正によってやっていただきたいと思います。今も大きい改正を出しておられますが、再び出していただいて、しっかりと法律で枠組みを決めていただきたいと思っております。 ...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。  私は、行政改革の中で、戦後いろんな行政改革が行われましたけれども、その最大のものは昭和三十年前後の市町村合併だと確信をいたしております。三年間で、先週も御答弁がありましたように、約一万あった市町村が三千何百になったわけでございます、約三...全文を見る
○久世公堯君 玉島市から選ばれたわけでございます。今は倉敷市に合併になりましたが、玉島市から選ばれたわけでございまして、もう四十三年前でございますから六十何歳かになっておられると思いますが、総理の選挙区でございます。  そこで、今市町村合併を考えるに当たりまして新しいインセンテ...全文を見る
○久世公堯君 次に、行政の総合調整の問題に入りたいと思いますが、私が行革に初めて携わりましたのは昭和三十七年から三十九年までの第一次臨調でございました。この第一次臨調で、一番最初に第一専門部会というところで総合調整を扱ったわけでございますが、そのときの主査は小倉武一さんでいらっし...全文を見る
○久世公堯君 今の裏でございますが、今度は官の役割でございますが、最近は官に不祥事等がございましたのでやたらにマスコミは官をたたいておりますけれども、私はやはり官の方も政策の立案形成あるいは政策決定の過程における役割があろうかと思います。また、行政執行の段階から新しい政策が生まれ...全文を見る
○久世公堯君 私は、今お二方の御意見を聞いておりまして、自戒の念も込めて、官がなるほどと言うような識見と力量を我々は持たなければいけないということを痛切に感じた次第でございます。  次に、官邸機能の強化の問題を御質疑いたしたいと思いますが、最近の国際化なり情報化あるいは行政の複...全文を見る
○久世公堯君 今の最後のところが問題でございますが、かなり幅広く解することができるならば、内閣法を改正して、例えば総理の閣議での基本方針の発議権、これは事務次官会議なんかを経なくても総理が発議権を持つ、そして基本方針を定めると、こういうように行政各部を指揮監督するということを内閣...全文を見る
○久世公堯君 私は、憲法の六十五条なり七十二条の解釈というのは基本的人権なんかとは違いますから、こういう行政組織等に関するものはもっと弾力的、幅広く緩やかに解釈することが可能だと思うわけでございますが、いかがでございますか。
○久世公堯君 仮に百歩譲ったといたしましても、閣議にかけて何か異議のある場合においてはこの限りではないという穴をあけることによってこれを可能にすることはできませんでしょうか。
○久世公堯君 そうではなく、事前。
○久世公堯君 この憲法論はまたの日にいたします。  財政構造改革には官邸機能の強化が重要でございます。公共事業に係る計画として、経済計画あるいは全総計画、公共投資基本計画、各省の五カ年計画、こういうような計画を総合化して一本の計画として、さらにその策定を官邸がみずから行うという...全文を見る
○久世公堯君 次に、中央省庁の再編につきましてはなかなか難しい問題でございますが、本年の十一月までに成案を得て来年は国会に提案をすると総理は言っておられます。  また、大くくりで四つの機能を示しておられるわけでございますが、私は分権推進委員会をおつくりになった経緯を見ますと、国...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。  私は、総理が非常に大きな視点から行革を、しかも全部を引き連れて集大成をされようとするお気持ちがわかるだけに、それを法律の形において、この再編成の基本方針と基本のスケジュールを書いた法律をぜひことしじゅうにつくっていただきたいなと思ってお...全文を見る
○久世公堯君 終わります。
03月17日第140回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○久世公堯君 屋山先生、芳澤先生、きょうは早くからどうも御苦労さまでございました。また、今それぞれお話を承りまして、私はこれから両先生に対して御質疑を申し上げたいと思います。  まず、屋山先生の行財政改革でございますが、最初に御指摘になりましたジャパン・パッシングを招いていると...全文を見る
○久世公堯君 お二方の公述人、どうもありがとうございました。  屋山先生にもう一、二お尋ねをしたいのでございますが、今御指摘になりました今度の規制緩和が従来の事前チェックから事後の指導と申しますか、そういうことに大きく転換しているのはおっしゃるとおりでございます。それは個別法で...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。
04月24日第140回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○久世公堯君 最近、新聞記事を読んでおりますと、船舶による密航が非常に多くなってきているということが、ここ三、四月、かなりの新聞に出ていたように記憶をいたしております。それも、港に上がってから新幹線で福岡、岡山、京都、こういうところに行ってそれぞれ捕まったり、あるいはまた大阪の港...全文を見る
○久世公堯君 ただいまは、近隣諸国との間の経済格差ということを言われたわけでございますが、この密航事件の大半が中国人だというふうに私は聞いているわけでございます。  その中国人がほとんどであるというのはどういう原因なのか。今おっしゃったような経済的な格差、特に賃金格差があるとい...全文を見る
○久世公堯君 今急増を続けております集団密航事案に対して、これまでの対応策は一体どういうふうにされていたわけでございましょうか。それから、今後はどういうふうに対応するのか。今度の入管法も、それが大きい対応策なんだろうと思いますが、その前に、水際作戦であるとか、あるいは全国的な組織...全文を見る
○久世公堯君 ただいまのお話によりますと、水際でとめる、あるいは集団摘発をやる、そして他省庁とも連携をとりながら今までも努めてきたけれども、まだ現状では十分ではないから今回の入管法の改正ということになったんだろうと思います。  そこで、この集団密航事案についての現在の入管法上の...全文を見る
○久世公堯君 ただいまの御説明によりますと、一言で言って、現行の入管法では組織的な集団密航ブローカーなんかに対する十分な対応ができない、刑の関係からもそうだというような御説明であったわけでございます。  それでは、今回の入管法の改正をしなければいけないと申しますか、入管法の改正...全文を見る
○久世公堯君 ただいまは、総括的に今回の改正について御説明になったわけでございますが、やはり今回の改正のポイントは七十四条の改正、それから七十四条の二と七十四条の四の新設、これが一番の重要なところではなかろうかと思います。  この集団密航に係る罪を新しく設けたというところに大き...全文を見る
○久世公堯君 七十四条、七十四条の二、七十四条の四の三つの条文についての御説明を承ったわけです。  さらに、七十四条の六では、営利目的で不法入国をする援助罪というのが新設されておりますし、また七十四条の八におきましては、不法入国者の蔵匿や隠避に係る罪を新設されておられるわけでご...全文を見る
○久世公堯君 今回のこの集団密航の実態を新聞等で報道しているのを見ますと、蛇頭という特殊な役割があって、しかもそれはそれぞれの役割がまた中で非常に組織化をされていると。その蛇頭というのは一体何であり、どういうような組織でどういうふうに動いているのか、また、日本の暴力団その他そうい...全文を見る
○久世公堯君 法の内容については、大体大まかなところは承ったわけでございます。まだ細かいいろいろの問題があるかと思いますが、それはまた同僚議員が質問されるだろうし、また個別に対応しなければいけない問題だろうかと思うわけでございます。今回の改正で集団密航ブローカーという者に対して厳...全文を見る
○久世公堯君 ただいまの御説明によりますと、大村センターには八百名近い人が収容されている、しかもその大半が中国であるということで、大村センターの実態はよくわかりました。  今、中国の話をされ、また中国以外ではベトナムとかイランとかパキスタンとかミャンマーだと、こういうようなお話...全文を見る
○久世公堯君 中国が非常に多い、かつ、先ほどからお話もありましたように、非常に悪質な大型な、組織的な犯罪でございます。そうなりますと、日本の政府として、中国政府に対して密航の防止についての申し入れというのをおやりになったのかどうか、その状況について承りたいと思います。また、それに...全文を見る
○久世公堯君 中国側も刑法を改正してまでその対策を講ずるということですから、まあまあいいと思うんですが、少なくとも被害を受けておりますところの日本の方で入管法を、この集団密航者を目的として今回改正をするくらいでございますから、ぜひとも中国におきましても、ことしの十月に施行されると...全文を見る
○久世公堯君 最後に、この集団密航者なり不法入国者の防圧に対する取り組み、さらには、ただいま御答弁のありました組織的犯罪に対する対応について法務大臣の御所見を伺いたいと思います。
○久世公堯君 終わります。
06月10日第140回国会 参議院 法務委員会民事訴訟法改正に伴う情報開示に関する小委員会 第1号
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○久世公堯君 竹下先生、ただいまの御説明によりまして、民事訴訟法附則二十七条に基づく文書提出命令制度に関する検討につきまして小委員会を設置され、特に研究会においてあらゆる角度からあるいは外国の諸制度について非常に詳しくお調べになり、また関係者でありますマスコミなり消費者なり経済界...全文を見る
○久世公堯君 今のお話でございますが、迅速性ということをおっしゃいましたが、これだけ交通が発達をして、それこそ多くの調査会、審議会では、迅速性のために東京の委員に限定するなんということをやっているのは、こういう大事な調査会では余りないと思います。やはり全国的な権威、有識者というの...全文を見る
○久世公堯君 今の局長の御答弁でございますが、いみじくもお言葉の中に法制審議会のルートとかあるいは現在の法制審議会においてはと、こういうお話がございました。私は、法制審議会のルートである限りは、そういう方は入るべからず、こういうような感覚、考えがあるんじゃなかろうかと、これは推察...全文を見る
○久世公堯君 終わります。
11月11日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○久世公堯君 自由民主党の久世公堯でございます。  昨日は当面の景気対策につきまして同僚議員からいろいろと質疑があったわけでございますが、毎月十日過ぎには月例経済報告が政府より出されております。これは最近非常に国民からの関心も高く、また報道も大きくされているわけでございますが、...全文を見る
○久世公堯君 当面の景気対策に対しまして私ども自由民主党は、既に先月、緊急国民経済対策の第一弾を発表いたしました。現在、さらに第二弾を今週の半ばに決定する予定でございます。  この内容としては、既に国、地方を通じて現実に行われているわけでございますが、さらにこれにイギリスのPF...全文を見る
○久世公堯君 ただいまお話がございましたが、ぜひひとつ有効な政策を打ち出していただきたいと思っております。  ただいまもお話がございましたが、民間需要を中心としてと。私どもの自民党におきましても、この社会資本整備に関して、民間活力を導入する事業あるいは規制緩和というものを大幅に...全文を見る
○久世公堯君 現在の景気状況のもとでは財政構造改革のスピードを緩めるべきだという意見もございますが、景気という短期の視点と財政構造改革という中長期の視点との折り合いをどういうふうにつけていくかについて、どういうふうに大蔵大臣はお考えでございましょうか。また、財政構造改革を行った場...全文を見る
○久世公堯君 昨日もいろいろ御議論があったわけでございますが、景気刺激策として財政出動を行うべきであるという声がございますが、やはり過去を振り返ってみますと、バブルの崩壊後に大型補正予算を出したとき、その結果として財政的な危機状態になったわけでございます。ですから、今後は安易に財...全文を見る
○久世公堯君 それでは次に、総理の言われております六つの改革の中における財政構造改革について承りたいと思います。  総理が先頭に立って、変革と創造のテーマのもとに六つの改革に取り組んでおられることについて敬意を表しております。  この六大改革を一気に一体的に処理をするというこ...全文を見る
○久世公堯君 ありがとうございました。  この六大改革は、今お話がございましたように、経済構造改革や金融システム改革のように具体的な進展をもう見せ始めている分野もありますけれども、これからがこれらも含めて正念場だろうと思います。「特に、この臨時国会から次期通常国会までは、行政改...全文を見る
○久世公堯君 ただいま総理もおっしゃいましたように、財政構造改革と行革というものは一体でなければいけない、車の両輪でございます。  そこで、少し行革の問題に入ってまいりたいと思いますが、行革は、基本は仕事減らしであり、それによってスリムな小さな政府をつくることでございます。いわ...全文を見る
○久世公堯君 行革の案を作成する機関というものにつきまして、総理はここ一、二年非常にいろいろ工夫をされたと思います。  最初は第三次臨調という案もありましたけれども、それは時間がかかって、それだけで半年かかるという御意見もあったように承りますし、また一時は経済審議会や財政審議会...全文を見る
○久世公堯君 ただいま総理がおっしゃいました、最終的には自分自身が判断をされると。既にサウジアラビアでも記者会見でそのように述べておられるやに承りましたけれども、ぜひそうしていただきたいと思います。  今回の行革は、一つには、政と官とのあり方を正す、議院内閣制のもとにおける政と...全文を見る
○久世公堯君 もちろん、この閣議の問題といいますのは本来内閣自体が決するものだろうと思っております。また、今、総理は内閣法四条の総理の発議権について中間報告の内容を御紹介賜ったわけでございますが、中間報告の中にはいろいろと例示もされておりまして、今おっしゃいましたように、マクロ経...全文を見る
○久世公堯君 今、総理がお話しになりましたように、この問題はなお行革会議におきまして慎重な御議論を賜りたいと思います。  ただ、日本国憲法の解釈の中で、基本的人権なんかは別といたしまして、例えばこの国会の規定とか内閣の規定とかそういう行政組織に関する規定の解釈とか運用は、私はで...全文を見る
○久世公堯君 一般的な総合調整問題に関連をいたしまして、この内閣府の中に経済財政諮問委員会という存在が書かれているわけでございます。これは経済企画庁の調整局や総合計画局、調査局、そういうようなものが中心になるのかもしれませんけれども、これからのいろんな面において非常に重要な問題だ...全文を見る
○久世公堯君 この経済財政諮問会議というのは、あるいはアメリカの大統領府が一つのモデルになったんではなかろうかと思いますが、もう既に御承知のごとく、アメリカでは議会が予算編成権を持っております。したがいまして、アメリカでは経済諮問委員会は予算編成について責任というものを持っていな...全文を見る
○久世公堯君 終わります。(拍手)