柴田巧

しばたたくみ

比例代表選出
日本維新の会
当選回数2回

柴田巧の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月12日第200回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  三年数か月ぶりに国会で質問に立たせていただきます。しかも、法務委員会は初めてですので不慣れな点多いですが、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。  まず最初に、再犯防止と治療的司法ということでお聞きをしたいと思いますが、大臣はさきの...全文を見る
○柴田巧君 先ほども申し上げましたように、大変このクレプトマニアは、昨今、大変マスコミでも取り上げるようになりました。非常に国民的な関心事になりつつあると思っておりますので、そのクレプトマニアにある意味特化したというか、専門的、多角的な見地からしっかり調査研究をしていただいて、こ...全文を見る
○柴田巧君 確かに、一般改善指導のある意味枠の中で今おっしゃったことが行われているのは私も承知をしておりますが、これだけ窃盗犯の再犯率が高いわけですから、やはり特別改善指導に位置付けて、追加をして統一的なプログラムでやっぱりやっていくというのは、そっちの方が効果が上がるんじゃない...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございます。  実際は、まだまだこの治療的司法というのは日本では周知をされていないと思いますが、実際のところは、この刑罰を回避をして問題を解決をしていくための施策の重要性は認識されつつあるのではないかと思っています。  例えば、検察庁では、数年前から福祉...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございます。  まだまだ、今日取り上げたこの問題解決型裁判所、そしてその背景となる治療的司法という考え方は、日本ではまだ十二分に周知されていると、なじみがあるという状況ではないかとは思いますが、しかし、日本の歴史と伝統の中には、それに相通じる理念的共通項と...全文を見る
○柴田巧君 じゃ、これもう時間的に最後になると思いますが、大臣も所信の中で、また、先ほども私も触れましたが、この機会に国民の意識も高めていただかなきゃならぬと思いますし、大臣もその必要性に言及されていましたが、もう既に公開シンポジウムなども始まっていますが、機運を高めるために、国...全文を見る
○柴田巧君 終わります。ありがとうございました。
11月14日第200回国会 参議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  先般に引き続いて、司法外交の積極的展開ということでお聞きをしていきたいと思います。  改めて言うまでもありませんが、このグローバル化あるいは情報化がどんどんどんどん進んでいく国際環境の中において、いろんな長年の中で培ってきた、つくり上...全文を見る
○柴田巧君 是非是非今お話しされたことなどをやっていただいて、せっかくの機会ですから、日本の国内で日本がこれまでやってきた取組、あるいはこの法制度やその司法外交をアピールする絶好の機会に是非していただきたいと思います。  それで、以下この後、法制度整備支援についてお尋ねをしてい...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございます。  今大臣もおっしゃいましたように、寄り添い型の日本の法制度整備支援と言われて、これが日本の強みだと言われているわけですが、ただ、昨今、なかなか量的にも増えてきました。と同時に、内容的にも非常に複雑化、高度化してきつつあります、法制度整備支援を...全文を見る
○柴田巧君 それで、ちょっと確認といいますか、これは大臣でなくてお分かりになる方で結構なんですが、これまで法制度整備支援の実務面においては、特に法務総合研究所の国際協力部などが当たってきているわけですね。  大事なことは、これから非常に高度化、多様化する作業に対応していくために...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございました。  そうやって法務省自体の体制の強化やあるいは能力の向上を更に進めていかなきゃならないわけですけれども、これは法務省だけでこれから対応するということも、これ基本的にまずは難しい、不可能な話であって、やはり国内外の機関、例えば国内では裁判所、他...全文を見る
○柴田巧君 それで、この法制度整備支援を更に充実強化していく上で一番最終的に大事なのは、やっぱり人の問題かなと思っております。  法制度整備支援というのはなかなか特殊な仕事でございまして、簡単に言えば、その相手国の社会や法意識を理解した上で、この日本の法律やあるいは欧米法の機能...全文を見る
○柴田巧君 時間が来ましたので、結構です。  ありがとうございました。
11月21日第200回国会 参議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  私は、この裁判官報酬法及び検察官俸給法の改正案、反対の立場で今日は質問をしたいと思います。  大体が、改めて言うまでもありませんが、今この国の財政は大変厳しいわけです。今の見込みでは、この令和元年度末の国債発行残高は八百九十七兆円を突...全文を見る
○柴田巧君 今も民間に準拠という言葉を用いられておりましたが、だとすると、この人事院の調査の在り方、大変問題が多いのではないかと思っていまして、大体、政府は今、この正規と非正規を均等扱いすべきという立場なわけですけれども、人事院の調査においてはこの非正規の人たちを対象にしていない...全文を見る
○柴田巧君 今の答弁もありましたが、ですから民間準拠という言葉は正しくなくて、使わない方がいいんじゃないかと思っているわけですけど、この人事院の調査、職種別民間給与実態調査という、正式な名称ではそうなりますが、従業員数五十人以上の企業を対象とすることにしているわけですね。約一万社...全文を見る
○柴田巧君 いろいろおっしゃいましたが、初めから答えありきというか、民間準拠という言葉を使いながら、先ほども触れましたように、一部上場の高給な一流大企業の給与に、いろいろ民間と公務員の世界違うにもかかわらずそれに合わせようと、何とか、そういう考えにいるということだと思います。 ...全文を見る
○柴田巧君 法的根拠はなくて、今大臣おっしゃったように、一般の公務員が上がれば、そもそも高いんだけど、それに合わせて上げていくだけということであって、いかがなものかなとやはり言わざるを得ません。  この裁判官、検察官、そういうふうに大変身分的にも報酬面でも恵まれているわけですが...全文を見る
○柴田巧君 どうして開示しなくなったのか、その理由と、そもそも公開すべきだということを申し上げて、質問を終わりたいと思います。大臣にお尋ねして、終わりたいと思います。
○柴田巧君 ありがとうございました。
11月26日第200回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。よろしくお願いします。  まず、公証人の問題についてからお聞きをしたいと思いますが、先般も一部お聞きをしました。ちょっと時間の関係で十分なお答えをいただけなかったので、確認も含めてお聞きをしたいと思いますが。  先般も申し上げましたように...全文を見る
○柴田巧君 しかし、先ほど申し上げましたように、大変強い証明力、強制力を持つ公正証書等を含んでいるわけですね。やはりこういうものは基本的に開示されてしかるべきではないかと思いますし、二〇〇三年にはそうやって実際開示をしたこともあったわけですね。  この公証人をめぐって感じますの...全文を見る
○柴田巧君 重ねてですが、本当にこの公開をしなくていいと大臣はお考えでしょうか。やはり、先ほど申し上げたように、大変強制力というか、証明力、強制力、執行力を持つものを含んでいるわけで、競争上の云々というお話も、御答弁もございましたが、これはもっとオープンにあってしかるべきだと思い...全文を見る
○柴田巧君 なかなか前向きな答弁はいただけないようですが、また、この公証人をめぐっては、ちょっと理解に苦しむというか、先ほど申し上げましたように、実質的に公務員なわけですが、公証人は、公務員の場合は懲戒処分に遭ったら公開される場合もあるわけですが、公証人の場合はそれはないし、また...全文を見る
○柴田巧君 ちょっと確認ですが、適切に判断するということには、その公表をするというところは含まれていないということですね。
○柴田巧君 ということは、公表することもあり得るというふうに理解していいということだと思います。  先ほど申し上げていますように、そういう懲戒処分等に値する人、また、事案に応じては知らされて、明らかにされてしかるべきものはやっぱりそうしていくべきだと改めて申し上げたいと思います...全文を見る
○柴田巧君 いろいろ御努力いただいていることには一定の評価もしたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、大変、公証人をめぐっては、あるいはその制度をめぐっては、大変いろんな問題をはらんでいると思っております。どうしても、年齢構成的にも高齢の人が多くなってしまう。したがって、い...全文を見る
○柴田巧君 是非よろしくお願いをしたいと思います。  それから、この法制度整備支援に関連してもう一つお聞きをしたいのは、先般も申し上げましたように、非常にこれから対象国の水準も上がってきますし、ニーズも多様化、複雑化しておりますから、法務省自体の能力の向上に努めるということ、そ...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございます。  対象国の本当にニーズもこれまでにないものが出てくると思いますので、今大臣おっしゃったように、この分野横断的に複合的な支援ができる体制をしっかり構築をしていっていただきたいと思います。  次に、国際仲裁についてお尋ねをしたいと思いますが、御...全文を見る
○柴田巧君 是非、そこが一番の肝の部分だと思いますので、力を是非入れていただきたいと思います。  あわせて、人材面に次いで大事なのは、施設の充実をどう図るかということだと思います。シンガポールが大きく躍進したのは、英語が通じるということだけではなくて、二〇〇九年に専用の施設を整...全文を見る
○柴田巧君 時間が来ましたのでこれで質問を終わりますが、国際仲裁、大変日本は遅れてきていると心配をしておりますので、これから挽回できるように、また、世界の中で選ばれていくように是非頑張っていただきたいということを申し上げて、終わります。
11月27日第200回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  私は、会派を代表して、会社法の一部を改正する法律案及び会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、森法務大臣に質問をいたします。  グローバル経済が一段と進む中、日本企業や我が国マーケットの国際的な信...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  最初に、修正案のところからお聞きをしたいと思いますが、今日は修正案提出者の衆議院の串田先生にもお越しをいただいております。ありがとうございます。  昨日の本会議でも述べさせていただきましたが、この株主総会における株主の提案権というのは...全文を見る
○柴田巧君 本当に、今回の修正によって、今もお話がありましたが、もし残っていれば、会社側が意のままに安易に適用する余地が十分あったと思いますし、また、この経営陣にとって、今もありましたが、都合の悪い提案、疑惑や不正をただす提案については恣意的に除外する逃げ道をつくれたと、用意でき...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございました。  串田提出者始め関係の皆さんの御努力でいい修正がなされたものと評価をしたいと思います。  修正の分についてはこれで終わりますので、どうぞ御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。
○柴田巧君 次に、大臣にお聞きをしたいと思います。  昨日も本会議場でお尋ねをさせていただきましたが、今回の修正もあって、なおさらコーポレートガバナンスを強化する意味で一歩前進をしているとは評価をしていますけれども、日本の株式市場、マーケットというのは、欧米を始め世界の投資家が...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございました。  世界の情勢は変化が激しいわけで、そういう中でこの会社法の在り方、コーポレートガバナンスの在り方をやっぱり考えていく時代になったと思いますので、引き続きより良いものを目指して検討もしていっていただきたいと思います。  次に、このいわゆる企...全文を見る
○柴田巧君 是非そういう、そもそも日本のものをしっかりやっていくと同時に、この海外の実績のある、そういった機関の誘致、また、より一層の連携と言うべきかもしれませんが、そういったことをしっかり模索をしていただきたいと思います。  いずれにしても、この我が国における国際仲裁の利用を...全文を見る
○柴田巧君 是非しっかり進めていただきたいと思いますが、特に海外に対してプロモーションをする上で、現在のところちょっと欠けているというか足りないと思われるのは、仲裁法のことなんですね。  国際仲裁に関する基本手続法である仲裁法というのは二〇〇三年に制定をされているわけですけれど...全文を見る
○柴田巧君 せっかく施設面も整備をしていく、また、いろんな国際仲裁の活性化に向けて取組がいろいろな面で強化をされて加速化されていると思いますが、今、具体的に検討していくということですが、速やかにこれが実現されていくべく努力をしていただきたいと思います。これはお願いをしておきたいと...全文を見る
○柴田巧君 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  今日は、お忙しい中、この参考人質疑にお越しをいただきましてありがとうございます。私からも感謝を申し上げたいと思います。また、それぞれに大変示唆に富む、また貴重な御意見を頂戴をしまして有り難く思っております。これからの法案審議にまた是非生...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございます。  今のこの取締役の報酬の開示の在り方も含め、今般いろいろな改正は行われたわけですが、どうしても日本の株式市場は欧米始め世界の投資家が参加をしてくるわけですし、この会社法とか関連規則の要求水準は、どうしても欧米の、他の国とどうしても比較をされる...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございます。  そうすると、これ、例えば海外から見た場合に、今回のこの会社法の改正とかというのは重なる部分が今あるかもしれませんが、どういうふうに見られると参考人はお考えになっていらっしゃるでしょうか。
○柴田巧君 ありがとうございます。  あともう一つ、もしかしたら先ほどお触れになったかもしれませんが、社外取締役の、いろいろ参考人は御意見があったということではありますが、こうやって義務化されてやはり一つ大きな問題は、本当にいい社外取締役が確保できるかということになってくると思...全文を見る
○柴田巧君 どうもありがとうございました。  次に、大久保参考人に幾つかお尋ねをしたいと思いますが、今、藤田参考人にお聞きした同じような質問になるかと思いますが、一つ目は、取締役、個人別のこの報酬内容、報酬額の開示の問題ですけれども、この点について大久保参考人の御意見をお聞かせ...全文を見る
○柴田巧君 その個人、取締役個々の今度その報酬額の開示が見送られたと、この点についてはいかがですか。
○柴田巧君 ありがとうございます。  それでは、先ほど藤田参考人にもお聞きをしましたが、今回の改正で、海外から見るとどういうふうに映るというふうにお思いでしょうか、お感じになりますでしょうか、お尋ねをします。
○柴田巧君 ありがとうございます。  そういう意味では、世界的なレベルに少しは近づいてきているという認識でよろしいですね。(発言する者あり)はい、ありがとうございます。  次に、木村参考人にお尋ねをしたいと思います。  先ほどもちょっとお触れになりましたが、外国人の投資家と...全文を見る
○柴田巧君 どうもありがとうございました。  時間もおおよそ参りましたので、終わらせていただきたいと思います。三人の参考人の先生、どうもありがとうございました。     ─────────────
12月02日第200回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました平成三十年度決算に関し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  先般提出の会計検査院決算検査報告によれば、三百三十五件、計一千二億円が税金の使い方等に問題があると指摘をされました。消費増...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○柴田巧君 日本維新の会の柴田巧です。よろしくお願いをします。  会社法の改正案について、特に今日も何人の方からも出ておりますが、社外取締役をめぐる、今後の課題と言ってもいいかもしれませんが、ことについてお聞きをしたいと思います。  参考人質疑なども終わりまして、この社外取締...全文を見る
○柴田巧君 今もお話があったように、このコーポレートガバナンスの強化に向けては今回の会社法の改正案で終わりになることはないわけで、大臣もさっきおっしゃったように、これから引き続いて継続的にいろいろ議論をしていく中で、今申し上げたこの法的な位置付けや役割や権限を会社法でしっかり明記...全文を見る
○柴田巧君 公正性、独立性を確保するというのは、非常にこれが大事になると思っていまして、この実効性を高めるために、なかなか難しいという答弁でもありましたが、より良い社外取締役が選任できる仕組みというものをやっぱりこれからもしっかりと検討していただきたいと思います。  それから、...全文を見る
○柴田巧君 先ほど申し上げましたように、これまでも、複数いてもいろんな不祥事があって、あるいは不正を見抜けなかったということであります。そのやっぱり一番大きな、まあもろもろ要因はあるんだろうと思いますが、その一つは、ちゃんと情報が手に入らなかったというところが、あるいは悪い情報が...全文を見る
○柴田巧君 ありがとうございました。  先ほど冒頭に申し上げましたように、この義務化によって即ガバナンスが、コーポレートガバナンスが強化されるわけではありません。いろんな残された課題も多々あると思いますし、これから考えていかなきゃならない問題も幾つもあると思っておりますが、この...全文を見る
○柴田巧君 しっかりよろしくお願いをしたいと思いますが、この日本法令の国際発信、翻訳の国際発信等々、大変しかし問題はたくさんあって、ちょっと順番を変えてお聞きをしますが、一つは人の問題ですね。  この翻訳作業の担い手となるその専門人材が非常に不足していると言われていまして、計画...全文を見る
○柴田巧君 このマンパワーの確保、育成と同時に、大事な点は、AIなどの最先端技術を積極的に活用してこの翻訳を進めていく、国際発信をしていくということだと思います。  今、先ほど言いましたように、重要法令の翻訳の未整備やその翻訳の長期化というのが非常に大きな課題になっているわけで...全文を見る
○柴田巧君 今、今年度から調査する云々という答弁でございましたが、もう既に世の中、何年も前からそうやってAI等を使って翻訳作業が進んでいる、またいろんな面でAIを活用したものが進んでいるわけで、今から調査する、今しているというのは大変遅いのではないかと思いますが、いずれにしても、...全文を見る
○柴田巧君 これでもう質問を終わりますが、あしたからその会議も始まります。大変遅れている分野でございますので、しっかり進めていただくことをお願いをして、終わります。