沓掛哲男

くつかけてつお



当選回数回

沓掛哲男の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月14日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○沓掛哲男君 自民党の沓掛哲男です。  皆さん、おはようございます。公取の竹島委員長始め皆さん、御苦労さまです。  さて、近年、公取の本当に一生懸命の努力によって、その成果は着実に上がっていると思います。独禁法違反被疑事件の審査件数を見ましても、平成十二年には百六件でしたが、...全文を見る
○沓掛哲男君 そう言われると一言言わにゃいかぬのだけど、やっぱり日本国があっての公取なんですよ。我が国の産業政策をちゃんと着実に実行していく、それをやっぱり助ける、それが競争政策で、やっぱり手段なんですよ。ですから、日本の国全体が国民の幸せのために繁栄していく、そのうちのものは何...全文を見る
○沓掛哲男君 次に、課徴金の算定率の引上げについてお尋ねしたいと思います。  従来、課徴金は不当利得の回収と説明されてきましたが、今回の算定率アップに当たっては社会的制裁と説明しておられます。なぜ変わったのでしょうか。制裁ということであれば歯止めが利かなくなるのではないでしょう...全文を見る
○沓掛哲男君 アメリカであれば刑事罰一本、それから欧州であれば制裁金一本。日本の場合は、今、委員長がおっしゃったように課徴金、それからまた刑事罰もありますが、そのほかにもう一つ大きな問題として違約金というのがあります。この違約金について、国土交通省来ておられますか、はい。  政...全文を見る
○沓掛哲男君 談合があった場合となかった場合の差額、そういうものはある程度国損を与えたことになるので、官庁として、発注者としてもちゃんと的確にそれを取って国庫に戻すなり、それぞれそういうものを解消していくという御趣旨だというふうに思います。  しかし、確かに、発注者は違約金、違...全文を見る
○沓掛哲男君 まあ、そういうふうに縦割り行政でそういって、おれは公権力の行使だ、おれは民法で損害賠償金を埋め合わせるんだ。で、相手は同じなんですよ。そういう同じ相手にそういうことを課して、もたないんじゃないですか。だから、つぶす、つぶせばよいというんでは、これはここの国会で通すわ...全文を見る
○沓掛哲男君 このことについては附帯決議でもしっかりとうたわせていただきたいと思いますから、それを踏まえて、この場で全体として、トータルとして考えていただきたいと思います。  各省庁ごとに頭のいい秀才が集まって、そうやって国民、本当に貧しい、やっと生きている、一生懸命仕事をして...全文を見る
○沓掛哲男君 一五%増しだと思いますけれども、これ五割なの、五割増しなの。
○沓掛哲男君 この今の制度は私、非常に妥当だというふうに思います。本当はまずここまで来て、それから次にまた言うべきだったというふうに私は思っています。  さて、時間もないので次、急ぎます。  法第七条第二項の規定で、違反行為が既になくなっている場合でも、その事業者に対し排除措...全文を見る
○沓掛哲男君 それは、国際カルテルというような大きな事件については、それは長時間掛かってもしっかり、三年掛かってもやっていただきたいけれども、今、委員長言われたように、今までも九か月を目標にやってこられたし、地方の小さな、いろいろな国内的な問題については、やはり一年をめどにひとつ...全文を見る
○沓掛哲男君 いろいろ申し上げたいけれども、次、移ります。  次は、措置減免制度の導入についてお尋ねいたします。国際カルテル事件の摘発のためにこの措置減免制度をやるというのならよく分かります。それは、対象となるのは大企業などこの制度を十分理解している限られた企業であり、ますます...全文を見る
○沓掛哲男君 委員長の言われたとおりやってもらえればいいんだけれども、委員長や公取のいる立場と、世の中の現実に取り締まられる人たちが置かれている立場というには、余りにも私、乖離というか、段差が大きいんだと思いますよ。  そこで、今、例を一つ挙げてみたいんですけれども、例えば建設...全文を見る
○沓掛哲男君 何も、駆け込んだ業者の情報を公取委員会がそれを外に漏らすということを言っているのじゃありません。駆け込んだという事実、恐らくそういう状態ではいろいろ情報が入るでしょうから、マスメディアやその他がその周辺をいろいろ歩いて、そしてこういう問題だ、ここだここだという、そう...全文を見る
○沓掛哲男君 それでは、次に移ります。  まず、法務省にお尋ねします。  司法取引について法務省ではどのように考えているのか、検討状況、まだ導入されておりませんけれども、その理由をお尋ねいたします。
○沓掛哲男君 ただいま説明のあったように、司法取引は今のそういう状況ですが、司法取引とこの密告制度ではもちろんそのいろいろな技術的に違うところはあります。司法取引は今言ったようにもう捕まった人、それから密告制度はまだ捕まらない人、そして内容についても、今のような中でのいろんな取引...全文を見る
○沓掛哲男君 まあまあ、今、そのアメリカや欧州とはまた日本はいろいろ違うんですが、私がここで今幾ら議論をしても、それは沓掛個人の意見だと言われるので、じゃ、私以外の方ですばらしい方がこうおっしゃっているので、それをお話ししたいと思います。  それは、穂積陳重先生の教え、戒めです...全文を見る
○沓掛哲男君 公取側がそう思っても、これは、こういうことが導入されれば、本当に今の企業にとっては、自分がつぶれるぐらいなら人をみんなつぶして自分だけ生き残ろうと考えるのは、これは経営者としてそんなに責められることではないんで、やはり十分の説明、こういうものだということを十分国民に...全文を見る
○沓掛哲男君 今、委員長言われたように、重大事件で告発するような、例えば大きな国際カルテル事件や再犯とかいったようなそういうものであるというのは、ならば非常によく分かりますので、そういう形で、従来の普通のものについては行政調査権限で臨むし、そういう、今申し上げたようなものは犯則調...全文を見る
○沓掛哲男君 それでは、ダンピングについてお尋ねします。  公共工事の入札において、いわゆるダンピング受注に対して公取委として何か措置を講じられてきたのか、これからしてもらえるのか、お尋ねしたいんですが、公共事業の契約は一般の物品等の購入の場合と違いまして、その時点でいわゆる対...全文を見る
○沓掛哲男君 最後に、二つ要望して終えたいと思います。  一つは、独禁法の競争政策は我が国の経済産業政策を効果的に実現していくための手段であります。また、公取委員会は、その職務の遂行を内閣から独立して行える優越的地位にある官庁ですから、経済産業にかかわる他省庁の政策に配慮あるい...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○沓掛哲男君 自由民主党の沓掛でございます。よろしくお願いします。  持ち時間十五分ということなので、大変私も簡潔に質問しますが、お答えも簡潔にお願いします。  最初に五嶋さんにお願いします。  今お話しの中で、不当廉売とか優越的地位の濫用のそういう問題というのは二千三百九...全文を見る
○沓掛哲男君 大変貴重な御意見、ありがとうございました。  次に、根岸参考人にお尋ねしたいんですが、根岸参考人、今回の課徴金の値上げ等も不十分だということなんですけれども、例えば、いわゆる公共調達の場合の入札談合の場合は、今、政令指定都市、県、国、ほとんどはいわゆる入札をして、...全文を見る
○沓掛哲男君 今のに対して私、非常に意見があるんですけれども、ここでもう時間がないので、郷原さんにも是非聞きたいことがあるんでお願いしたいと思います。  それは公共調達の入札談合問題です。今、いろいろな人を、こういう正式なところでこれだけはっきり今の制度上問題があるということを...全文を見る
○沓掛哲男君 私はこういうふうに思っているんですよ。このいわゆる入札、建設関係の入札の問題というのはほかのものと非常に違う。一番違う点は、ほかの入札であれば、物品であれば、そこでもう物ができているんです。ですから、コストは決まっているんです。その物を幾らで買うか売るかという話にな...全文を見る
○沓掛哲男君 郷原参考人に。
○沓掛哲男君 ありがとうございました。これで終わります。
11月17日第163回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○沓掛国務大臣 このたび国家公安委員長として治安維持の重責を預かることとなりました沓掛でございます。  平沢委員長、理事、各委員の皆様方の御指導をよろしくお願い申し上げます。  さて、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつさせていただきます。 ...全文を見る