工藤晃

くどうあきら



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工藤晃の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第84回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して、最初に、日本への米軍の核持ち込み問題についてただします。  不破書記局長がこの予算委員会におきまして、米第一八戦術戦闘航空団による核兵器の重大事故を想定した演習や、あるいはまた核爆撃の準備としてのいろいろな訓練、そう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 大変はっきり答えられましたが、米軍当局及び米国政府は、太平洋統合軍司令部が責任を負う地域の中に核兵器が存在する事実は秘密としていない。したがって、太平洋空軍に核兵器があるという事実、これに関しては秘密でないという態度をとっていることを知っていますか。  ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ところが、ここにありますが、これはアメリカ空軍の正式の資料であります。セキュリティー・ブロードキャスターズといって、米空軍保安警備監察官事務所が発行した公式文書であります。この中に、太平洋統合軍司令部が責任を負う地域の中に核兵器が存在する事実はアメリカとし...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私の質問に答えてないと思うのです。これは内閣委員会で四十八年十月九日に行われた質問で久保局長が答えたときには、アジアに展開している米軍にないという判断、認識、それを示された。そして、いま防衛庁長官、同じ認識だと言うから、違うじゃないか。米軍としては、米軍に...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) この前の久保局長の答弁は、アジアにないという政府としての判断を示したんで、公算とかなんとか、そういうことじゃないわけであります。  委員長、そこで、この問題については、ぜひ政府として資料に基づき米国政府に問い合わせ、至急この委員会においてはっきり答弁し直...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 調査をしてからの答弁でいいです。
○工藤(晃)委員(共) そうすると、前の答弁と違うじゃないですか。さっきはないと、久保局長と同じ答弁だということだったじゃないですか。
○工藤(晃)委員(共) これは、こういうあいまいな答弁ではとても国民は納得できませんから、私が先ほど言いましたような趣旨で質問を留保させていただきます。それで、よく調べた上で正式に答弁を求めたいと思います。
○工藤(晃)委員(共) それでは、続いて私は、米空軍航空輸送軍団、MACと言われておりますが、それによる日本への核持ち込みないし一時通過の疑惑が大きいので、この問題について伺います。  これは五十年四月、参議院の外務委員会でわが党の立木洋議員の、三四五戦術空輸中隊の問題について...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) こうやって時間が余りとられるのははなはだ遺憾でありますが、よく聞いてください。  MACが核輸送に当たっている、任務を負っている、そういうことはすでにこれまでの答弁で政府としても答弁している、「あり得べき任務の一つ」といった抽象的でありますが。しかし、そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、日本の核持ち込みについて質問すると事前に通告してあるわけであります。そうすれば当然、問題はしぼられてくるのはあたりまえであります。それで、しかも五十年四月、参議院の外務委員会でこういう政府の答弁があったわけです。MACと言われる米空軍航空輸送軍団は核...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いいですか。わが国は非核三原則を持っていて、国民は絶対にこれは守ってもらいたい、守らせなければいけないという立場であります。そこで、先ほどのアメリカ政府の資料が示すように、太平洋軍、太平洋に展開した軍、これはMACはまた別でありますけれども、たとえばそれは...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 大変とんでもない答弁だと思うのですね。先ほども、たとえば韓国には核があるということは、アメリカもほぼ認めている。どこから運んでくるのですか。やはり嘉手納とか横田を中継して核兵器が運ばれることになるじゃありませんか。それに、ここに示しました内部の資料によって...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そういうのは答弁にならないと思うのです。先ほど言いましたように、このMACが横田に常駐している、飛来する。そして米軍の方で核兵器輸送に当たっている機種、それが常駐し、常時飛来している、こういう状態。そしてまた沖繩の米軍が、本土の空軍基地も含めてこういう核の...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは許せないですよ。能力があるからすなわちあるというようなことを私は申していない。しかし、疑惑があるじゃないですか。疑惑があるのを調べないでどうしてそういう答弁ができるのですか。やり直してください。
○工藤(晃)委員(共) この問題は今後も追及しますが、まさに、そこにいまの政府の姿勢があらわれたじゃないですか。非核三原則をどうしても守らなければいけない。そういう姿勢でどうして守れますか。アメリカ軍が持ち込んでいるという疑惑がこれだけ大きくなっている。その時点になってもなおかつ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 続いてこの点を聞きたいと思うのですが、アメリカ政府が経常収支の黒字、これを早く縮小せよ、赤字にした方がいいじゃないか、こういう要求だったこともはっきりしておりますが、共同声明の中で「日本政府は経常収支黒字の大幅な縮小を達成する方策をとっておる。大臣は、」こ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうすると、この共同声明の内容というのは大変重大な点があると指摘せざるを得ないわけであります。この「内需の拡大」、「外国商品の日本市場に対するアクセス改善」、それに加えて「最近数カ月における円の切り上がりの効果」ということが書かれておりますが、これは昨年円...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまのような答弁がありましたけれども、要するに最近数カ月における円の切り上がりの効果といったら、それがいろいろな複雑な過程をとるにせよ、もう数カ月起きた異常な円高というものをはっきり認めて、それが黒字縮小につながるような効果を待つ、こういう姿勢一であるし、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いま牛場大臣の答えられた内容、私はストラウスの証言に関して言っているのですが、ストラウス証言の内容を読めばはっきりしているじゃないですか。アメリカ側がアメリカの要求についていかに日本政府からいろいろ取りつけたのかということが中心になっていて、そして最後のコ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 余りはっきりしない答弁でありますが、それでは次に、この共同声明の内容そのもので、もともとこういう交渉に日本の成長率を何%にするとか、そのための財政経済政策をとるということが議題にされること自体おかしいわけでありますが、それだけでなしに、今後の黒字減らしのあ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 共同声明に書かれているアメリカ側の努力というのは、結局、九十日以内に大体あれが議会を通るだろうというようなことが書いてあるだけなのであります。また福田総理も、円高の原因としてはアメリカの方にも大きな問題があると言った。もしそういう認識とあわせるならば、これ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 政府は、いまこうでもしないと財源がないからやむなし、また最近はそれに加えて、租税の一般的引き上げが必要になってきた、こういうことを盛んに宣伝しています。しかし、われわれの見方は違います。いまの状態の財源難は一体どこから来たのか。私は、三つの点を考えていただ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまのような答弁は毎度聞かされて、昨年も同じころ私がここへ立ったとき――前に大蔵省の主税局長だった方が三人そろって、「エコノミスト」でいろいろ対談すると、いや、あれは財界に言われた税制だとかなんとか盛んに言われておるわけで、その人たちもこういう場でどう答弁...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 厳密につくったものですか。
○工藤(晃)委員(共) たとえば、いま政府はずいぶん増税キャンペーンをして、少しどうもキャンペーンに行き過ぎがあるじゃないか。こういうことがあります。「たとえば、「所得税及び個人住民税の減税がなければ、昨年の年収が三百万円で、今年のベース・アップ率が五%の給与所得者(夫婦子二人)...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) おかしいじゃないですか。政府の経済見通しは六・八%という消費者物価の上昇を織り込んでおるわけでしょう。大蔵省は忘れていないですね。そうすれば、所得がふえると言っても、それで考えれば実質所得は五万円減るじゃないですか。それでなお税金の方は二万五千円ふえる。こ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そういうことで言い逃れしても、これはパンフとして大蔵省が出し、また当委員会に出したもので、事実上増税になるのは当然のことであると言って、わざと消費者物価の影響などはここで外して言っている。こういうところに増税キャンペーンの意図がありありと出ているわけであり...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうすると、財政健全化ということを言われましたけれども、今度は、特例公債が経常経費の中で何%を超えなければいいかとか、あるいはこの中で減らしていこうということだけで、今後の財政の健全度を見る判断にこれが必要だ。他方、大臣の演説の中でも、全体としての枠も大事...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 大蔵大臣の先ほどからの答弁で、政府はこういう二分割方式、会社方式みたいなものを今後長期にとるということがわかってきたわけでありますが、どうもこういう方式をとると、福祉を抑える仕掛けになってしまうのではないか。その証拠は幾つもありますけれども、たとえば五十三...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、二分割方式をとることによって、たとえば同じ大蔵省が五十一年度ベースで出した試算、五十二年度ベースで出した試算、どちらも振替支出の伸びは一六%台で公共投資の方が一五%台より上回っていたのが、ここで逆転したということですから、御心配ないどころじゃなしに、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) わが党は、これまでの大企業本位の経済の仕組みを抜本的に改革しなければいけない、それとあわせて二つの柱で市場を拡大しようじゃないか、働く国民の生活をよくしていく、購買力を上げる、こういう柱と、生活密着型の公共投資を伸ばしていく、この二つの柱で市場を拡大する、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 一月二十六日、参議院本会議での宮本委員長の代表質問、国民生活防衛と経済の成長プランとを統一した、総合的で国民本位な中期計画が必要ではないかということに対しまして、総理の方からの答弁としまして、五十年代の前期経済計画の考えを基本的に変えるつもりはないけれども...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もしそうだとすると、やはりこの中期的な計画の抜本的な検討というのは避けられないのじゃないか。なぜかというと、あれを見ますと五十五年度の国民総支出中の個人消費の割合は五〇%ですね、それから五十七年度四八%ですね。いまのいわゆる先進資本主義国という国で、こうい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そのような技術的な問題でこの問題を解釈するのはおかしいと思うのです。それで問題はやはり実質ベースであります。しかも五〇%とか四八%などになった国というのは余り見たことがないし、過去にもなかったわけであります。当然、今後のインフレを考えれば実質で考えていかな...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いま私、中期的、長期的見通しについて聞いたわけでありますが、これは民間の方ではかなり見通しを出しております。日本経済研究センターなどでは、八五年度の投資によって海外での進出企業の従業員数が三百万人を超えるであろう、その他もいろいろ考えまして、もう間もなく百...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) しかし、いまこれほど雇用の問題が重大な問題になってきている。そうして、何とか雇用をふやさなければいけないとして、財政を計画的にふやそうとする。しかし幾ら努めても、先ほど言いましたような大きな企業は、国内で何千人減らして海外で何千人ふやす、こういう進み方をす...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの総理の答弁を聞いて、国内の財政政策や何か述べるときは雇用が大事だ大事だとあれほど強調されて、一たび大企業の海外投資の問題になると、海外との関係が大事でと言って、雇用問題がどこか吹っ飛んでしまう、こういう印象しか受けないわけでありますが、しかし、このよ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私、質問を先ほど留保した関係からこれで時間余してやめますが、この問題は、私引き続き追及するつもりであります。  これをもって終わります。
○工藤(晃)委員(共) では、それは理事会でやってください。  先ほど農林省から、厳格な処分をするというようなことがありました。しかし、どうも行政の態度として甘さがあったんじゃないか、あるのではないか。通産、農林両省が、五十年の一部改正、施行が五十一年一月でありますが、それ以降...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの農林省の答弁というのはまことになっていないわけでございますが、最後に、通産大臣、先ほど厳正な処分をする、あるいは公表制度をどう考えるか、これだけちょっと答えていただきたいと思います。
02月16日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
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○工藤(晃)委員(新自) 最後に、短い時間の中で多くの質問はできませんので、きょうは薬害という問題にしぼって厚生省の御意見を伺いたいと思います。「医薬品による健康被害の救済に関する法律(仮称)案大綱(試案)」厚生省薬務局の方からちょうだいしました資料をもとにして多少御意見を承りた...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) やはり薬というものの持つ化学的な性質からいって、いかなる手段、方法をとっても予知し得ない被害を受ける可能性がある、そういう前提に立って考えていらっしゃるというふうに了解いたしたいと思います。  ところで、そういうものであるということは、裏返せば、やはり...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間がございませんので、私の考え方を主として述べさせていただきます。  だれに責任があるということを明確にできないものを前提に、実際に被害を受けた方々に対して救済をしなければならない、こういうものでございますから、責任論を云々し出すと、私はお互いに目的...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) あと、わずかの時間になりましたので問題提起だけに終わりますが、あと問題になりますのは、要するに、ここでできるだけ可及的速やかにそういう対象者に認定をし、そして救済をしなければならぬという仕組みを持っている、こういうものでございますから認定も急がなければな...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣のお答えを十分傾聴いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。      ————◇—————
02月20日第84回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、大蔵大臣、厚生大臣、会計検査院の方々に、ただいま非常にいろいろと物議を醸しております医療問題について率直な御意見を伺いたい、かように考えます。  社会保険診療報酬の所得計算の特例、いわゆる医師優遇税制、これにつきましても、五十三年度以降において...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 一般には、そういう税法上のとり方よりも、何かそれによって大変医師が所得上優遇をされている、こういう解釈をされている向きが多々あると思うのですが、やはりこれは、いま大臣がおっしゃったように、制度上の問題点として提起されておるように考えますが、そうでございま...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、いまの話に関連いたしまして会計検査院の方にお聞きいたしたいのですが、私の方にもその資料が参っております。この資料を読ましていただきましたところが、これは所得一千万以上の高額所得者を対象にした資料であるということが言われております。それは「注四」...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、この数字そのものは、すべての診療担当者、すなわち、医科に共通のものではない、そういうことでございますね。要するに、三七%の対象者であり、こういう条件の中で出された数字であるのであって、それは大多数の医科に対して正しく投影された資料ではないという...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そのような資料を御発表になった御趣旨を簡単に答えてください。
○工藤(晃)委員(新自) では、最後にお聞きいたしますが、所得一千万以下の零細開業医を対象にした、この数字でいきますと六三%の対象については、資料はおとりになりましたか。
○工藤(晃)委員(新自) それはまことに、意図される方向において正しい資料を発表されたとは私は思えない、そう思います。  ところで、大蔵大臣にお聞きいたします。こういうふうな資料を一部分だけ公開されて、それがあたかもすべての開業医がそういうふうに優遇を受けているのだというふうに...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 結論から言いますと、それは不公平ではあっても、必ずしもすべての開業医に対して経済的に優遇を受けているということではないということだけははっきりいたしました。その問題はそれくらいにして、次に参ります。  実は、私ども新自由クラブの西岡幹事長が二月四日にこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、いまのお言葉では、十分そういう社会的背景というものも踏まえて、そういうものに関連したものまで一緒に含めて対応したい、こういう御発言のように受け取りますが、それでよろしゅうございますか。
○工藤(晃)委員(新自) ただそれが言葉だけで過ごされてしまうということは、逆に言えば、人命が公平に取り扱われないような結果になった場合には、はなはだ社会的にも大きな責任が生じてまいります。ですから、長い間この医師税制が、好むと好まざるとによらず医療制度というものと深くかかわり合...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間がございませんので十分な討議もできませんけれども、あと残されたわずかな時間の中で私が申し上げたいことは、やはりいまのような医療制度、十年河清を待つがごとく、いままでやるやると言いながらやってこなかった、そしていまここに追い詰められた状態の中でやらなけ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 厚生大臣に決意を伺いましたが、それじゃ実際の問題として、たとえばそういう問題が解決されなくても大臣はこの問題については見切り発車をさせてしまうのかどうか、その点だけちょっとお伺いしたい。
○工藤(晃)委員(新自) 時間が来てしまいましたので、最後に申し上げますが、こういう命にかかわるというような非常に重要な問題を他の問題とすりかえた論議は大変まずいと私は思うのです。ですから、たとえば増税しなければならぬから医師優遇税制をいけにえにしなければならないというような発想...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) この前伺ったことですが、四十八年十月九日内閣委員会で、そのときの久保防衛局長が、アジアにおける個々の部隊は核装備をしておらない、現実には核兵器を持っておらないと答弁している。これは現時点でもそのとおり考えておりますかと確認を求めましたところ、金丸防衛庁長官...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、質問するときに、この前あった中路議員の、質問全部にわたって聞いたのでなしに、その中で特に久保局長がアジアにおける米軍部隊は持っていないというところを取り出して、それでその考えかということを聞いたわけで、そのときは、ないという答弁を肯定的に答えた。その...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 久保防衛局長は、アジアには個々の部隊は核装備をしておらない、現実には持っていないと、アジアに限定しては言っていて、それで伊藤防衛局長の方は、アジア全域をとるならば持っていると考えられるというふうにして、そこであれがあったんですよ、食い違いが出てきた。やれ太...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、大分安心されましたようで、もう一、二問、続きの問題ですが、これはこの前も私、セキュリティー・ブロードキャスターズという、これは米空軍の保安警備監察官事務所発行の公式文書、七五年七−九月、それを示しまして、太平洋統合軍司令官が責任を負う地域に、したがっ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) せっかく渡して、それを問い合わせをしないというところには非常に重大な問題があると思いますが、時間もありませんので、それに加えまして、この前聞いたことでありますが、ティッグブリーフ七五年十二号、七四年十五号に、これは米空軍監軍局長ブリーフィングによりますと、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 能力があるということは認めましたが、政府の態度は、能力があるすなわちあるということにはならないという誤った理論で、能力があるならばあるかもしれないということにもなるし、非核三原則を求める国民に対する立場から当然調査をすべきことをやらない、これもまた一つの重...全文を見る
02月28日第84回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○工藤(晃)分科員(新自) 最近のニュースに赤ちゃんあっせんで大変世論をにぎわしておりました菊田医師が起訴される、こういう報道がなされております。  冒頭、私は誤解を生まないために、まず私の立場を明確にしながら、未成年養子の基本的人権あるいは福祉について質疑をさしていただきたい...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) もちろん、戸籍には血縁も証明しておく必要があると思います。しかしながら、血縁のない親子も現在いるということも事実でございます。血縁がないから親子ではないという前提には立てないと私は思います。そういう意味において、血縁のない親子の人権をどう守ってやるかと...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 私は法律の専門家じゃないものだから、そういう説明はよく理解しがたいということを結論として申し上げます。  私が申し上げているのは、原本をごまかせとか、あるいはごまかして実子にしろというのじゃなくて、そういうプライバシーの部分を書くところがあるから、そ...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) それじゃ、近いうちに文書で御回答いただくのをお待ちしております。  それから、いま大臣から、法制審議会の方でもこういう問題について積極的に検討いただくということでございますが、私、主査に提言があるのです。こういう問題をやはり国民的なコンセンサスの場で...全文を見る
03月01日第84回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○工藤(晃)分科員(新自) この間の二月二十日の予算委員会の一般質問で、私が大蔵大臣、厚生大臣に、いわゆる医師優遇税制に関連した問題点について質疑をいたしまして、その中に昭和五十一年度決算検査報告、会計検査院の報告書について、二八%の問題について質疑を申し上げましたが、時間の関係...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) それに関連いたしまして御説明を伺いたいと思うのですが、この間も申し上げましたが、要するに世間では医師税制のことを不公平税制、優遇税制という言葉で一般化しております。ところで、会計検査院がそういう掲記を要するという定義のもとにこの問題を取り上げられた。と...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) やはりこういう比較をなさいますと、要するに収入という部分に対する医師の経済的な優遇を受けているという証左のために比較をされているというふうにもとれるわけなんですが、主として世間一般ではそういうふうにこういうものを取り上げると思います。ただ医療というのは...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 私はなせこういうことをしつこく申し上げるかというと、やはり国民に正しい判断をしてもらうためには、そのもとになる資料そのものが、だれが見ても妥当であるという、妥当性のある資料で云々しなければならない。ところが、何か考え方によっては大変意図的な考え方を持っ...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) その資料をひとつ私の方に後でちょうだいしたいと思います。  それから、先ほどの問題に返りますけれども、あなたの方の御発表によりますと、昭和二十九年分が給与所得者の一・六倍にしかなっていないのです。医業等事業所得者は、後の方ですが、二十四・二倍になって...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 数字の専門家がそういうことをおっしゃるというのは私のような素人にとっては大変理解しにくい。ただ二十何・何倍になったから——じゃもう一遍置きかえて計算してみていただければどうなるか。じゃ、逆に私が持っておる資料で御発表申し上げましょう。これは大蔵省から出...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) そうですね。これが一点。  保険料収入で、結局年度末になると、健康保険組合すべての中で何百億、私がいま持っておる資料でも、四十九年の黒字組合の額が七百四十七億円で、赤字組合の方は八十五億、それから五十年が赤字組合が百五億で、黒字組合が六百七十九億、そ...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) そういう法律上は合法性があっても、逆に言って、いまの二八%もこれは非合法じゃないので、ちゃんと議員立法で制度化されているわけですから、それを直せというのだが、制度化されている中にも、こういう面において、これが社会的に公平であるのか、公平でないのかという...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 私が申し上げているのは、保険組合に対して私が疑義を持っている。そういう点も、やはり国民の目から見ればおかしいのじゃないか、そういうところに税金がかかっていってないのはおかしいじゃないか。だから、これはかけるべきか、かけるべきでないかという議論をする資料...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) それじゃ、そういう資料で結構でございますから、そういう資料にのっとった結果を文書で私にちょうだいしたい。  これを最後に、時間が参りましたので、終わります。
03月02日第84回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
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○工藤(晃)分科員(新自) この前、二月二十日、予算委員会の一般質問でやはり村山大蔵大臣に御質問をいたしました。その主たる内容は、いわゆる医師優遇税制と言われております社会保険診療報酬の所得計算の特例について御所見を承ったわけでございますか、本日はやはりそれに関連しまして、時間の...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 昨日であったと思いますが、会計検査院に対しまして私が申し上げたのは、この資料を発表された理由は、事業効果などの見地から問題を提起し、事態の進展を図り、または今後の事業運営、経理執行などの参考に資するために「特に掲記を要すると認めた事項」として、この「社...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) ですから、私は法律上おかしいとかいいとか言っているのじゃなくて、概念として、そういう健康保険に絡む問題がいろいろある、その中にも矛盾点かいろいろあるという点を指摘して、法律上これは非課税あたりまえなんだと言ってしまえば、この医師優遇税制だって、いまはち...全文を見る
03月03日第84回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第5号
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○工藤(晃)分科員(新自) 二月二十日の予算委員会の一般質問で、大蔵大臣及び厚生大臣に、いわゆる医師優遇税制、すなわち社会保険診療報酬の所得計算の特例についていろいろ御質問をいたしました。また、その問題に関連しまして、その周辺のいろんな医療に関する問題点についていろいろと質疑をし...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) この問題は、いまここで急に起き上がってきた問題じゃないので、このことについては非常に前から、いろいろなところでいろいろな角度から十分問題の提起がされ、またその問題についてもいろんな御意見が出ておるわけでございますから、いまここで、いまからやるんだとおっ...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) それでは、大体いつごろまでにそういう骨子がまとまってくる見込みでございますか、その見込みだけでもお教えいただきたい、こう思うのです。
○工藤(晃)分科員(新自) それでは、国民の前でそういう問題について意見を闘わす日時がないじゃないですか。たとえば一年ぎりぎりで出されて、そこで、こういう点についてはこうではないか、ああではないかという判断を国民に求めなければならない。言えば、国会の中で審議されなければならない期...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) この問題は、国民にとっても大変重要な問題ですし、それから正しい国民の認識というか理解を得なければ、あるいはごまかすという言葉は語弊があるでしょうが、そういう形でこの問題が解決されてしまうということは大変危険だという危機感は持っているわけなんだ。だから、...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 私は、この問題は大変重要な問題だといままで考えておりましたので、与えられた機会ごとにこの問題については意見を出してきたと思っております。それも特に重要な総論の部分について、私は、真剣に討議をしていただきたい、こう思ってやってまいりましたし、意見も出して...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 正式にいままで要請されたことはございますか。
○工藤(晃)分科員(新自) この前未来の医療を展望して、厚生省が医療費の問題、中期、長期にわたる未来の展望について報道されていたことを私目を通したのですけれども、高福祉高負担がいいのかあるいは低福祉低負担がいいのかという問題を投げかけておられたと思います。それは、私はいままでなか...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) それはぜひひとつ今後とも機会あるごとに厚生当局も御努力を願いたいと思います。  それから、大臣にこの問題についてお願いがございますが、たとえばいつごろまでにこういう問題がそろそろ自分たちの考え方も出せるとかあるいは税務当局へ意見が出せるんだというよう...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) あと残り時間が少なくなりましたので、その範囲の中で簡単にお答えいただきたいと思います。  大臣はこの前も、見切り発車はできないということに関連して、やはり各般の条件整備というものを十分考えてからやりませんと、むしろ混乱を起こすおそれがあるということを...全文を見る
03月15日第84回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、特定不況産業安定臨時措置法案について質問いたします。  最初に、本法案の「特定不況産業」は、通産省がこれまで「構造不況業種」と呼んできたものと同じかどうか。これは特に「製造業」ということですが、たとえば通産省が七...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それではお尋ねしますが、ここに例示されました四業種につきまして、特にオイルショックに前後して需給の推移及び設備投資の推移はどうか。設備投資の推移につきましては、これは調査室で出されました「要点及び問題点」にもある程度ありますから、まとめて大体四十八年以後ど...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いま私は需給ということで、需給についても伺いましたけれども、これは時間がありませんから私の方で数字を挙げていいわけですが、特に平電炉につきまして、これは「要点及び問題点」ですか、そこにも千五百九十万トンから二千九十五万トン、三二%増というふうにあります。そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 実は中央公論の昨年の経営特集冬季号に、興業銀行の調査部の構造不況業種についての調査が出ておりますが、これは製造業について言うと十一業種出しております。このうち五業種というのは、この間に——この間と言いますとオイルショック以後、需要は減った、しかし、設備投資...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは幾つかの業界によって違いますけれども、しかし、いまの御答弁の中でも、メインバンクがある、もちろんこのメインバンクだけでなしに、その周りにいろいろな関連金融機関があり、また同時に、協調ということもやられると思います。しかし、いまはアルミなどの御答弁はな...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もう時間が参りましたので、きょうは後に回しますが、しかし、いまの造船の関係の答弁を聞きましても、たとえば運輸省で一昨年六月得ました答申で、昭和五十五年の見通しは六百五十万トンで、しかし工事量としては大体三分の二ぐらいが続くであろう、そういう見通しに立ったわ...全文を見る
03月22日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○工藤(晃)委員(新自) 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、本日は環境庁の方にポイント一つだけをお聞きし、また御見解をお願いしたいと思います。  ただいま行われておりますこの健康被害を補償する考え方の中に、国定発生源と移動発生源、これの負担を八対二で求...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういうふうな基本的なお考えを承りますと同時に、それを具体的に施策の中に盛っていっていただかなければならない、かように考えるわけでございまして、その一つの提案でございます。きょうはこの一点にしぼって環境庁にいろいろと御意見のあるところを承っていきたい、か...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 石油以外の発生源と石油から出す発生源の比率は比較にならないほど石油が大きいと私は思うのです。だから、もし問題解決を積極的にするとすれば、石油発生源を中心に物を考えなければ、その比率で九九対一という比率があったと仮定しまして、一に着目していたのでは九九に対...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) どういう因果関係があって公害が出るにしろ、その燃料を使用しているから出るわけですから、そういう中において、これはたとえば温度が関係するからこういうものが出てくるんだ、たとえば窒素酸化物がふえてくるんだということであっても、使う燃料そのものから何かの利益を...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私が申し上げたいのは、たとえば車の、移動発生源の消費者のその公害に対する責任よりも、要するにそういう公害を売り込んでいる企業がその責任の重さを、社会的に責任をどういうふうにとられるかということになれば、やはりそれを専門に売ることによって利益を得ている企業...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 一部理解をいたします。もちろん企業内努力によってなされている部分か大部分だろうと思いますけれども。学問の進歩というのは、やはりそこに要求がある、あるいはまたそれをなさねばならないという宿命に至ったときに開発をされ、進歩するものだと思うのです。そういう意味...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私がいまお聞きしましたのは、その脱硝装置が石油精製メーカーの中で何%くらい普及しているかによって、石油精製メーカーのそういう公害に対する認識程度は類推できるのではないか、かように考えたからでございます。ですから、これはひとつはっきりと数字を調べて出してく...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 研究をしていただくのじゃなくて、やってもらわなければ困るから申し上げているので、その点研究するというのは、学問を研究してもらうのであって、われわれは、そういうことについて学問の進歩をやっていただくために具体的に制度をつくってもらえぬだろうか、あるいはまた...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、先ほどの問題に返りまして、石油精製業者すら、もし、今後公害対策の大きなポイントになるであろう窒素酸化物の除去について脱硝装置をつけていないとすれば、これは大変大きな問題を私は世の中に提起すると思います。その程度の認識しかないという裏づけでござい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、私の質問はこれで終わりますが、ひとつその数字については必ず御報告いただきたい。
03月23日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
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○工藤(晃)委員(新自) 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の質疑に関連いたしまして、本日は援護行政について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、遺族年金等の四回払いが今度行われてくるというふうに聞いておりますけれども、受給者の方からすれば...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それはいつごろから行われるかということが一つと、それから、それをできるだけ多くの方々に通告をするというか、知ってもらう手段、方法については、どのように考えていらっしゃいますか。
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ多くの方々に熟知していただけるように御努力をいただきたい、かように考えて、この問題を終わります。  次に、トロトラストの問題について幾つかの質問をさせていただきたい、かように思います。  これはドイツで開発されました二酸化トリウムのゾル、溶液でご...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうすると、いま政府が調査されているのは旧軍人軍属を対象に調査をされているということでございます。その約半数とおっしゃいましたけれども、調査対象は大体どれぐらいの数でございますか。
○工藤(晃)委員(新自) 手帳を持っておられる方は、もちろん調査の対象になりましょうけれども、それ以外にも御自分では自覚症状がない、いわゆる潜在された患者さんも、あるいは検査すればたくさんいらっしゃるのじゃないかという気がしますけれども、日本で、こういう造影剤が大体どれくらい、そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと五十二年、五十三年でこういう調査をなさる。二万あるいは三万という数が、その数字そのものを信憑性があると仮定しまして、大体その調査対象の中で確実にそういうものが使用されたのだというふうに発見できる数は大体何%ぐらいになるのか、お教え願いたいと思...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、要するに発見率はその程度であろうという予測からいきますと、対象者が千五百人ですか、それぐらいが大体対象者になってまいるということで解釈してよろしいでしょうか。
○工藤(晃)委員(新自) その中で、現実にもう、そういう発見者の中から、これは確かに障害がある、正常な状態ではない、こういうふうに認定できるような状態の人は大体何人くらいいらっしゃいますか。
○工藤(晃)委員(新自) もちろん、これは検査のやり方あるいは熱意の持ち方、そういうことで数字はずいぶん変わってまいろうと思いますけれども、現在は主にどういうところを拠点にして検査をなさっているのか。あるいは、もちろんこれは知らなければ受診をしてこないでしょうから、やはりそういう...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) この問題ばかりにかかっておれませんが、民間の方で、たとえば、いま対象になさっている以外の民間に流れた分の推定は、何か御調査その他でございますか。
○工藤(晃)委員(新自) もちろん、これは輸入された薬品ですから、軍隊だけに使用されたものとは思えない。あるいはまた、それを特別調査することも困難でしょうから、各病院で、他の疾患のために来られて検査したところが、そういうものが出てきたということも、これは発見の段階においてはあると...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) じゃ、この問題はこれぐらいにしまして、せっかく調査をなさっておられるのですから、十分その調査を完全にしていただいた上で、ぜひそれに対する援護処置あるいは医療の給付その他についても十分御配慮をいただきたい、これを最後にお願いしておきます。  それから次に...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) この際、できるだけそういう未回収の遺骨収集事業を積極的に推進していただきたい、これをお願いいたしておきます。  四つ目に、引き揚げ者に対する援護処置の現状を簡単に御説明いただきたいと思います。
○工藤(晃)委員(新自) 具体的に、引き揚げた後、その方々のめんどうをどのような形で、どれぐらいの期間、見ていらっしゃるのか。あるいは、その後、その方々が日本の環境にどのようななじみ方をしているのか。あるいはまた、そういうことで大変困っていらっしゃる方が現在いらっしゃるのか。ある...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) その実態調査はどのような方法で、いつからなさって、結果がいつごろ出るのか、お教え願いたいと思います。
○工藤(晃)委員(新自) この問題について最後にお願いをしておきたいのは、引き揚げてきた当初あるいは比較的短期間だけごめんどうを見るというのではなくて、その方々の長期に及ぶ経過についても実態の中で十分御調査いただいて、それに対するアフターケアというものを中心になってやるところがな...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣のお答えの中でも、特に引き揚げ者に対する援護を、きょうは重点的に具体的にお願いをしておきたいと思いますが、この問も宮城県で一時帰国の方の大変悲惨な事故もあったようでございます。こういうふうな援護措置というのは、やはりケース・バイ・ケースに非常にきめの...全文を見る
03月24日第84回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○工藤(晃)委員(共) 本当は、この委員会で大臣の御出席を願って質問したいことが多かったわけでありますが、やむを得ずこういうふうになりましたけれども、本日は、商品取引にかかわる問題について私質問しますが、冒頭、きょうの午前中の円の相場が二百三十円を東京でも割りまして、二百二十八円...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) さて、私は、予算委員会で商品取引にかかわる商品取引員の悪質な行為について質問しました。そのときは、時間の関係上、ことしの許可更新の際政府がとるべき姿勢、態度につきまして、また、公表制度を検討すべきではないかということをそこでは取り上げるのにとどまりました。...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いま、もし最初からもう全額返すなんて言ってはならないと言うようなことがあるとすれば、そういうことは正させるという答弁だと思いますから、それは当然そうすべきだと思います。しかし、実態はそれが大変多いということも私は申さなければならないわけであります。  た...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは昨年の十一月ごろ商品取引被害者の会が発足したわけですが、昨年十一月ごろまでの実態、最近の実態でなしに、実際に取引所での紛議調停によって取り戻された被害の額と言われるのが大体どのくらい平均して返されているのか、その実態についてちょっと伺いたいと思います...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いま通産省の方で五割から六割のケースもあったと言いますが、最近通産省所管で全額取り戻したという例が幾つか出てきたというふうに聞いておりますが、このころまでまず平均すれば、私たちいろいろ伺ったところから言えば、一割から二割くらいだ、このように考えますが、どう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 結局、取引所に持ち込んでも、これまでの紛議調停、苦情処理というのは、被害者にとって大変冷たいといいますか、どうも信用ならないというふうに考えざるを得ないケースがこれまで多かった、これが事実なのであります。そして実際に取引所に最初から二割ぐらいが相場だという...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これをぜひ見て調査していただきたい。とりわけ農林省所管ですから、急いで調査してはっきりさせていただきたいと思います。しかし、そもそも悪いことをやっているからこそ、こういうふうにしても口外してもらっては困る、公にしてもらっては困るというわけで、やみに葬ろうと...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 最近、通産省関係では、特に母子世帯、そういった明らかにだまかして巻き込んだというような例に対しては、通産省の指導などもあって全額取り戻したというような例が見られると思いますが、農林省所管ではまだこういう点が少ないのではないかという意見を申し述べておきます。...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) どうも農林省は判断するのが早過ぎると思うのですね。これは本人からの訴えが来ておりますし、また、二回目の紛議の事情聴取のところでは、双葉商事の外務員がそういうことを言ったということを少なくとも認めたとされております。これは農林省の名誉にもかかわることだと思う...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 理事の構成で、これはこの前の産業構造審議会の答申でも、第三者理事をふやす問題や、あるいは紛議調停機関の構成員についても中立の委員をふやせという方向が出されている。そういうことに照らしてみると、農林省所管、通産省所管の違いはあるとはいえ、やはりまだ努力が足り...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いままでは紛議調停の問題について伺いました。しかし、問題は、こういう事故、事件が起きないようにしていく、そのことの方がある意味では重要でさえあると言えると思います。もちろん、紛議調停のやり方がいままでのように悪徳商法をやった方に甘いというようなことになるか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 問題は、いろいろな答申やあるいは指導について述べられるときに、そういう大衆参加ということの許容の限度があるんだ、それで幾つかの要件を満たさない大衆参加は防がなければいけないということが繰り返し言われるわけでありますが、実際それは市場の自治であるとか取引員の...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの、取引所として、新規に入る、その入り方をやはりチェックするぐらい、そういうことも含めた検討が要るんじゃないか、それについて最後もう一度答えていただきたいと思います。
○工藤(晃)委員(共) これで質問を終わりますが、先ほど政務次官が心理的なこともあると言われましたけれども、もう一度最後に私は強調したい点は、私のところに被害者からたくさんのお手紙をいただいております。一つの例から言いますと、これは五十二年七月ごろ、要するにこの方も未亡人で、そし...全文を見る
03月28日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案について幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  最初に、政府の方からちょうだいいたしました「勤労者財産形成促進制度の現状について」という冊子の中に「近年の経済成長により勤労者のフローとしての所得...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣、御説明をいただきましたもろもろの点は、私どもも一応納得できる点でございますけれども、その中で多少、私が申し上げたニュアンスと違う点あるいは意見の相違するところを質疑させていただきたい、かようにいま思います。  三番目の、財形基金の資金が全額事業主...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私の希望と将来の杞憂いたしております点について大臣にただいま御回答いただきましたが、そういう点を十分御配慮いただいて、社会保障の推進の阻害要因にならないように、それがかえって社会保障の推進の一翼を担うように御配慮いただきたい。  時間がなくなってまいり...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、十分そういう点を御配慮いただいて、この制度そのものの精神は非常にりっぱでございますが、実際に具体的にやることになれば阻害要因あるいは危険な問題点が今後出てまいろうと思いますので、くれぐれも、その点に御留意いただいて、よりよき制度の発展を期待して...全文を見る
03月29日第84回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○工藤(晃)委員(共) 前回私が質問しましたときに、この法案に例示された四業種が、そろってオイルショック以後七三年度から比べて七六年度くらいの期間に需要が減っている、しかし、生産能力の増を続けた、そういう型に当たるということを示しました。特に平電炉、アルミ、合成繊維の生産能力とい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 一面では見通しが甘かったということで反省されたと思いますが、同時に、病気が治ったと言う、これも大分楽観論があると思います。  ただ、私が聞きました質問というのは、もう少し具体的な問題で聞いたはずなんです。私の方の示した問題点というのは、いま法案に特に例示...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、いまのあれで言うと、このパンフにある表現はいささか的確でないというふうに考えていいととりますが、それを前提としてもう少しこの問題について私は考えも述べ、質問もしたいわけです。  基本的に言えば、戦後の高度成長期を通じまして産業構造の高度化政策という...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それから、商工委員会調査室の「特定不況産業安定臨時措置法案の要点及び問題点」の中で、繊維の場合、設備過剰になった原因の一つに発展途上国の追い上げを挙げておりますが、これは通産省としても同じ考えでしょうか。
○工藤(晃)委員(共) これは通商白書の七七年版によりますと、アジア地域の繊維産業に対する日本の海外直接投資累積額が、七六年三月末六億七千二百万ドル、特に韓国、台湾、香港、タイ、インドネシア五カ国において著しいわけですが、この五カ国の生産能力は、ポリエステルステープルで日本の設備...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) この問題を聞きますと、いつも、確かにそれは影響を与えておる、しかし、日本がやらなかった場合にはよその国がやったに違いないという違いない論で、それでみずからを慰めておるような答弁になるわけですが、これはおかしいと思うのですね。  そこで、さっき言ったように...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 合成繊維に限ってということですから、ついでにアルミ産業について伺っておきたいと思うのですが、海外でのアルミの開発輸入につながる直接投資の状況あるいは投融資の状況、それから地金の開発輸入の推移や見通しについて伺いたいわけであります。  同時に、そういう海外...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いま御答弁ありましたけれども、先ほどの合繊の例やアルミの例を見ましても、その他のいろいろな業種が挙げられるわけでありますが、企業の海外直接投資が進められる、それがいろいろな形で政府から助成も受ける、それがとりわけいま構造不況だと言われて設備の過剰が深刻だ、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、設備処理によってその事態を——その事態というのは、一口で言えば不況ということなんでしょうが、その事態を克服することができない業種、それは要件を満さないからその候補にもならない、指定もされないということと考えていいわけですか。
○工藤(晃)委員(共) 私が伺ったのは、設備過剰がないというのではなしに、設備過剰であって、同時に、設備処理をやれば、やり方はいろいろあると思いますけれども、度合いがある、形態もあるでしょう、とにかく度合いをいろいろ考えてやって、そうすればこの不況は克服できる、そういう見通しがあ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、前に書いてある一、二、三、四の四業種は該当するというふうに考えているのですか。それとも、該当しないけれども、この五号でやられてしまうと該当しなくなってしまうので、この際入れておいた方がいいということを勘案して入れたのですか、どうですか。
○工藤(晃)委員(共) いや、私が聞いたのは、過剰設備があることはもちろんなんですが、過剰設備の処理ということを通じてそれで不況状態を克服できるという見通しがあるからこそこういう形をとるのである、過剰状態があり、過剰設備の処理ぐらいによってはなおどうにもならないということまで含め...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) だけれども、この法律の語感からいいますと、結局こういう処理を行うことによりその事態を克服する、そのことが国民経済の健全な発展を図るために必要である、こういう書き方をしてあります。これは当然、事態の克服ができるということが前提にならなければ、こういう書き方に...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 結局、設備処理によって基本的な問題が片づくという認識、また、そういう形でこの法律ができておるということだと思いますが、少なくとも造船業界なんかについていうと、私は当てはまらないと思っております。  それは長くやっておってもしようがありませんが、この設備処...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの御答弁だと、設備過剰だから、その設備過剰の部分を取ればよくなるだろうという一般論であって、個々の企業にとってみれば、不況ということは深刻な事態でしょう。個々の企業にとってみると、業界を挙げて設備廃棄をする、処理をするとすれば、たとえばそれが市況の回復...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いや、個々の企業にとって見れば、この安定基本計画をつくったら、設備を処理することになるわけですね。その場合、実際いま企業会計上の問題というふうになりましたが、たとえば設備を廃棄してしまうということになれば、特別損失を計上しなければいけない。これは経営で黒字...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの答弁で、やはり指示カルテルをやった方が市況回復などの点でははるかに効果があるということだと思いますが、それがたしか一つのメリットになることは、もう言うまでもないと思います。  端的に言って、設備の処理を通じて、一方では特別損失の計上その他でマイナス...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 大臣に伺いたいのですが、いまの答弁の中で、この法案によって一体雇用状態がどうなるのかということはしかと把握できないというようなことや、それから、実際にこういう設備処理が計画的に行われたときに、すでに進んでいた人減らしに一層拍車をかけられるではないかというこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 極力対処ということでこういう対策を進めながらやって、問題解決できないと思うのです。  私は、造船について具体的にもう少し聞きますが、共産党の国会議員団として長崎県の造船も調査いたしました。そうしますと、これは三菱とSSKだけ挙げますが、ピーク時に比べてこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私、長崎県側ともいろいろお話し合いしましたが、特に造船の場合非常に興味深いと申しますか、この法案に対して何の期待も抱いていないのじゃないかという印象さえ受けたわけです。造船所に行ってみますと、設備処理をどうしてやっていいのか、これも全くはっきりしない、それ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) その商社や金融機関の責任は部分的に認められたような御答弁だったと思いますが、この法案そのものでは、第四条などのところでは、もっぱら努力するのは事業者だということになっておって、実際上一緒になって設備投資活動を進めてきた、あるいは資金を供給してきた側の努力と...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 実際この法案の性格からいって、一口で言えば、ぼくは大きな商社の救済法だと言えると思うのですね。これまではどんどん設備投資をやらしてきて、そして経営状態が悪くなる、不良債権をつくってもらっては困る、あるいはまた会社更生法適用になってしまうと債権がどこまで押さ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) やはり法案というものは、国会で審議して国会を通す以上、規定というのがはっきりしてなければいけないんで、責任ある者は責任があるとし、それで努力させる者には努力させるとし、その限度とか内容、そういう規定というものが当然なければいけないのです。特に今度の日本の過...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これで終わります。
04月06日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○工藤(晃)委員(新自) 最後の質問をいたします。どうぞお気軽にお答えをいただきたいと思います。きょうは決して言質をとって云々するつもりで質問をいたしません。と申しますのも、高齢化社会を急速に迎えようとしております日本の現在、生命の保障それから生活の保障、生きがい、こういう三つの...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いま大臣は目的税の導入について、いろいろ問題点があるというふうに御指摘になったわけでございますけれども、しからば、そういう基礎年金という発想と、それから保険をたてまえとする社会保険年金という二つの考え方について、それじゃ基礎年金の方は、この建議の中では「...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、最初に大臣か、個人的には、この発想は私は非常に賛成なんだとおっしゃられた、そのところはどういうところでございますか。
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと大臣は、基礎年金構想については賛成だけれども、それの財源をつくり出す方法として目的税を導入することについては多少疑義がある、こういうお考えを述べられたように思いますけれども、しからば、大臣としては、その目的税を導入しないで何か基礎年金の財源を...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私の質問は、すべて長期的展望の、ある意味では理想を論じ合うことになりますので、まあすかっとした、いいものは、あらゆるシステムをとっても恐らく出てまいらないと思います。いい面と悪い面が必ずついて回るものだろうと思うのですけれども、いま大臣か指摘されたような...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私がお願いしたいのは、給料の何割を上限とするというふうな発想も一つですけれども、お一人の年寄りが生活をするに足りる、十分な生活ができるというものをもって上限として、それ以上、たとえばより高い年金を受けるような場合には、所得の七割にしても、それが非常に高い...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういうことを考えますと、今度の社会保障制度審議会の建議も、いろいろむずかしい実行するにはなかなか困難な問題をたくさん抱えているような感じがするわけですね。  それからまた、先ほども出ましたから私は質疑は省略いたしますけれども、すべて六十五歳という給付...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私の提案に対して早速、方針を具体化していただきまして大変ありがとうございました。  ただ、いま承っておりますと、それも非常に現実の問題としては、それを実現するには金額的には大変ほど遠いような感じがいたしますので、できるだけ、そういう施策は一歩前進あるい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 最後に大臣から、こういう質疑を通しまして一つの発想をもう少し横断的にしていただきたいということと、それから横断的にやるだけじゃなくて、いろんなものを組み合わせる。たとえば、これもまた一つの発想になってしまいますけれども、一方では保養基地というようなものも...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひお願いをして、私の質問を終わります。
04月12日第84回国会 衆議院 商工委員会 第18号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、共産党・革新共同を代表しまして、最初にLPガスによる事故の問題について伺いたいと思います。  通産省提出資料によりますと、事故件数が四十九年五百四十、五十年四百九十七、五十一年五百八十一、三年間平均五百四十件となっておりますが、この通産省の調査とい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ところで、消防白書の五十二年版によりますと、ガス別火災件数、これはいわゆるLPガスの事故というだけでなしに、LPガスによって火災事件になったというのが四十九年千二百六十五件、五十年が千百八十四件、五十一年が千九十三件でありまして、三年間平均すると千百八十一...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ともかく火災事故になったという場合は、やはり事故としても相当大きい部類だと思います。私も家庭でLPガスを使ったことがありますが、また近所でも使っているときはどかんとやるのは年じゅうであります。やけどしたという事故もずいぶんありますが、もちろん火災まで至って...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) その予算措置をとっているということは、確かにこの問題の解決の一つ手だてになるだろうと思いますが、しかし、先ほど見たように、どうもこれまでの法に基づく情報の収集、その解析というのは不十分ではないかということになってきますと、こういう予算措置だけで済まされない...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 今度法改正の目的にいろいろ状況の変化を挙げておりますが、その中に、設備や器具の多様化、いろいろ設備や器具が多様化してきている、次々と新しいものも出てきているということを挙げておられながら、こういう調査がいまだにやられてないということは、やはり不十分な点だと...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 以上の点は、ぜひというよりも、早急にやっていただかなければいけないと思います。  ところで、欠陥器具を早期に発見しなければいけないということで、これは答申の方の七ページから八ページのところで、「LPガス事故及びLPガス機器に対する情報収集及び分析フィード...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ところで、都市ガスの方の事故はLPガスと比べてどのくらいですか。それから、都市ガスの事故の場合に、それが操作ミスによってやられたというのはどのくらいの件数になるでしょうか、伺いたいと思います。
○工藤(晃)委員(共) いまの都市ガスによる事故件数も消防庁の方と少し違う、少ないことになっておりますね。五十一年度消防庁で、都市ガスによる火災事故は二百八十五件です。火災に至ったものだけでも二百八十五件。少ないというこのことは、やはり先ほどと共通した問題であります。  ところ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ところで、委員会の調査室の方の要点と問題点を見ますと、二十八ページにこう書いてありますね。「消費者が十分注意すれば防ぎ得た事故が増大している。」というので、消費者が十分注意すれば防ぎ得た事故の比率が昭和四十二年度は五〇%程度であったのに対して、五十一年度で...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いずれにせよ、いままで伺ったところから、これまでの事故に対する調査そのものに不十分な点が多いのではないか。件数からして消防庁の方が多いということだけでなしに、原因が安易に消費者の操作ミスということにされているのではないだろうか、それがばかに大きく取り出され...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 答申の十九ページに調査点検——調査義務を負うわけですが、その中で、従来の毎年一回の調査をこれからは二年に一回の調査に統一することが妥当であるという考えが述べられているのですが、通産省もそういう考え方なのか。回数を減らすということは少し問題があるのじゃないか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの答弁で、先ほどの都市ガスに比べてLPGの方が一口で言うと大変危険なものだということに照らしてみると、都市ガスの基準に合わせて二年に一遍にするというのは、いささか矛盾したことになるのではないだろうかということを私の意見として申し上げておいて、時間もあり...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 同じく保安センターについてでありますが、この答申の中にも書いてありますが、これは営利事業的にやられるとどうも困るというので、望ましいのは公益法人であるし、また業者の協同組合が望ましいという方向が出されておりますが、どうなんですか。今後知事が認定するときの要...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 少なくとも長期的ということでそういう方向に進めることは必要であるし、また、そうでなければならないと思います。  ところで、事故が発生したときの問題なんです。損害賠償その他のことなんですが、今度の法改正がやられますと、いわゆる消費設備といいますか、メーター...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) その問題の続きになりますが、先ほどの御答弁、あるいはまた答申の四十四ページにも、「さしあたって、LPガス販売業者等が救済を行うことができるよう、」例の見舞い金を多くするというふうになっていますね。さしあたって責任としては屋内は消費者だとしながら、しかし、起...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) その保険制度の検討の問題について、私、いろいろそういうことは必要だと思うと同時に、いろいろ検討しなければいけない点があることを感じるわけなんです。先ほど言いましたように、出発点はどうも通産省の事故原因分析が大分ラフであって、しかもきちっとつかまえてないんで...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 時間が参りましたので、いまの問題について通産大臣から最後に答弁を伺いたいと思います。
○工藤(晃)委員(共) 先ほど私が質疑で出したような趣旨を十分生かして検討していただきたいということを申しまして、質問を終わります。
04月14日第84回国会 衆議院 商工委員会 第19号
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○工藤(晃)委員(共) 最初に、円高問題について伺いますが、河本通産大臣が一月二十七日の商工委員会の答弁におきまして、ここにございますが、「現在の二百四十円という水準は、ほとんど全部の日本の中小企業それから貿易産業はやっていけない、赤字になる状態でございますから、現在の水準は、私...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 二百四十円のときに、これは実力以上の評価になっていると言われ、いまも中小企業にとって大変だということから同じような考えである、いまの答弁、そう伺ってよろしいですか。
○工藤(晃)委員(共) ところで、最近円高が二百二十円、それからそれを割るようなところに進む段階において、円高の日本経済全体に及ぼすいろいろな影響の中で、どうもメリットの方が大きいという議論もしばしば聞かれるようになったわけであります。たとえば、これは財界の土光敏夫氏が三月三十日...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いや、メリットもあるデメリットもある、七%もできます、そういう答弁ではなしに、いま政府として、二百四十円、二百三十円、二百二十円と進み、いま一応二百十八とか二百十九でございますが、まだどうなるかわからない、そういう状況において、こういう事態というのが、五年...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ところで、大蔵省の松川財務官が四月十一日、近代化協会主催の経済問題懇話会で、「最近の世界経済事情と日本」と題して講演した、これは各紙に広く伝えられたわけでありますが、その主な内容というのは、輸出面での為替差損よりも輸入面の為替差益の方が大きい、だから国民経...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまのようなはっきりした答弁はいただきましたが、実際こういう最近出てきた円高メリット論、とりわけ伝えられる松川財務官の円高メリット論というのは、実はその一カ月前も、ある都市銀行の試算という形で似たようなことが新聞にも伝えられていたわけなんですが、これは一体...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまお話しのように、各省庁がまず出して、それをまとめて七月、これは昨年の例で言いますと七月二十六日ですね。まあ下旬ということですが、ことしは中旬か下旬か、これもまだお答えいただいておりませんが、しかし、いま同時に公共事業を上半期へ集中して発注するということ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) しばらく前のことでありますが、五十一年一月二十七日の本会議で、当時の三木首相が、わが党の紺野議員の質問に対して、官公需はできれば五〇%に持っていきたい、今後努力していく所存でございますと答弁されておりますが、官公需法の所轄大臣として、大臣もこのときと変わら...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) しかし、実際は先ほど言いました閣議決定までの期間の問題です。私は繰り返し伺いたいのですが、たとえば五十二年度の三五・二%の達成も、その後の補正でかなり大型プロジェクトが入ってしまったとか、あるいは年度内に達成しなければいけないということでかなり心配されてい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 確かに昔に比べれば高まっているでしょう。七年間に一〇・二%ぐらい高まっている、これはいいのですが、しかし、三五・二%という数を見ても、逆に大企業の方が依然として大部分であるということを示すわけです。問題は、先ほど言いましたように閣議決定の方針をつくるときの...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 重ねて伺いますが、官公需法の対象機関はどこになっておりますか。
○工藤(晃)委員(共) まさにそうなんですが、そうしますと、そのほかにあるいろいろな特殊法人に対して中小企業庁として五十七指示を行っておりますが、行っていないものはどのぐらいありますか。
○工藤(晃)委員(共) 先ほども国の方の伸びとそれから公社などの伸びと比べますと、四十六年と五十二年比べますと、国の方は三〇・九から四.三・九で伸びが一三%、公社などは二〇・九%から二九・一%でわずか八・二、非常に成績は悪いわけですね。しかも対象にされているのは、三公社、七公団に...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 事実は、そういう特殊法人を含めて事実上公共事業も推進するし、あるいはまた宅地開発公団とかそういうものも含めて、それがまた対象になってないということがあるのですから、その点ははっきり見て、この際見直すべきだと思います。  それで、最後に一問ですが、ともかく...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、これをもって質問を終わります。
04月18日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号
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○工藤(晃)委員(新自) 職業訓練に関連いたしまして幾つかの質問をさせていただきたい、かように思います。  いま日本は、産業構造の質的な変化あるいは年齢構造の変化で非常に長生きをするようになった、こういう二つの大きな流れの中で、雇用問題が深刻な状況を醸し出しながらも、新しい次の...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 言うはやすく行うはかたい、大変むずかしい問題であろう。と同時に、非常に遠大な理想あるいは計画というものを立てていかなければならない。しかしながら職業訓練というのは、やはりそういうもので、今日の問題を解決すればいいんじゃなくて、その人の長い十年、二十年とい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) まことに結構でございます。ただ私は、そこで一つお願いをしておきたいことがございます。いままで労働行政というのは後追い行政であって、常に他の省に主導されて、後から失業対策とか、あるいは雇用対策という部分を何か補ってきたような傾向が非常に強いと思うのですけれ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣の御発言に対して、ぜひそのような検討をしていただくと同時に、関連して厚生省にちょっと質問したいのです。  いままでの厚生行政の中にも、身体障害者に対して働きの場を提供してやろうとか、あるいは健常者に迷惑をかけないで自立して生きたいんだとか、あるいは...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 相談員が幾らいても、相談員が持っていく受けざらがなければしようがないのですから、ぜひ、その受けざらをおつくりいただきたいし、また大臣も、こういう問題については、そういう前向きの姿勢で、いろいろな施策をお考えいただけるそうでございますので、ぜひ今後とも関連...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それから最後に、有給教育訓練休暇制度のことについて一、二お聞きをいたしたいと思いますが、この制度は現在どういうふうな概況になっていて、どのような実績をいま上げているのか、時間がございませんから、ひとつ簡単にお答えいただきたい。
○工藤(晃)委員(新自) こういう制度は、実際、事業主とかあるいは労働者の中に、もっと周知徹底させていかなければならないことであろうと思うのです。特に、いま時間的に余裕がある時期でございますから、できるだけ、そういう時間をむだにしないで、こういう職業訓練あるいは再教育、あるいは平...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ひとつ大臣、最後に改めてもう一度お願いいたしますけれども、職業訓練という非常にミクロ的な考え方から脱却していただいて、大臣最初におっしゃっていた、そういう産業構造の質的変化に対応していくんだ。逆に言えば、質的変化よりも先行した考え方で職業訓練というものを...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これで私の質問を終わります。(拍手)
04月19日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第15号
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○工藤(晃)委員(新自) きょうは、日本の今後の検疫の問題について幾つか質問をしたいと思います。  先月、大変世間をにぎわしました横浜港に流れ込みます鶴見川の流域におけるコレラ汚染という大変大きな社会問題を踏まえて、今後の検疫及び防疫体制についてお聞きをしたいと思うわけでござい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう一点お聞きをいたしたいと思います。  今度の鶴見川流域のコレラ汚染に関連して、その河口で生業といいますか釣り舟その他で生活をしておられた方が非常に経済的な打撃を受けているということが新聞紙上で書かれておりましたので、この実態は後でいろいろ詳しく聞き...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 最後に、それに関連して大臣にお聞きいたします。  これは鶴見川流域のそういう方々に対する配慮に終わらず、恐らく今後ともにこういうふうな問題は再三起きてまいろうと思います。そういうことに対する恒久的な対策の一つとして、そういう方々への補償対策というものに...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ、そういう問題も含めて、今後の対策の中に御勘案をいただきたい、かようにお願いをして、大臣に対する質問を終わります。  あとは、担当の局長初め皆さん方に、鶴見川の問題を主として、幾つか時間の許す限り質問させていただきたい、かように思うわけでございます...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) その間、七十二時間というと約三日間ですね。そうすると、その後の三日間ぐらいは、その菌の同定というのですか、決定するために、いろいろな検査をされておったということでございます。間違いないという結果が出たので対応した、これはある意味においては大変慎重なことで...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もし疑わしい場合には、当然これは学問的な問題もさることながら、防疫体制を一日も一秒も早くとるために必要な作業は、それに優先するだろうと思いますので、そういう場合には、少なくともおかしいというものが出た瞬間に、もう次の採水に入り、どんどん次の条件整備をして...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これは、やはり今後の検疫体制あるいは防疫体制のために、いい示唆になったと思いますね。いままでのやり方あるいは、いままでの考え方では考えられなかったような感染経路をたどっていたということでございます。同時に、それに対する頭の方の対応も、やはり既成概念にとら...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう一つ、コレラの直接の防疫も、もちろん言うまでもなく大事でございますけれども、そういうものが不幸にして発生した場合にも、正しい情報というものを冷静に受けとめる、そういう環境づくりを、ふだんからしておかなければならぬと思います。そういう環境づくりがないと...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 今度のコレラ菌の騒動の中で、満潮期に逆流することによってコレラが多発するんじゃないかという心配をしたり、あるいは、そういうコレラ菌を含んだ水が土の中へ浸透していって、井戸水を汚染して、またコレラを発生するのじゃないかというような心配をされたりしておったよ...全文を見る
04月27日第84回国会 衆議院 商工委員会 第25号
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○工藤(晃)委員(共) 大島参考人に伺います。  一つの点は、実は日本の産業政策を見ておりますと、特に六〇年代の初めから産業構造調査会がつくられましてそれぞれのいろいろな部会に分かれて答申も出した、こういう経過があります。それで、そのとき法体制としては機電法とか機振法とかいろい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もう一問ですが、OECDにおられましたので、いろいろ各国の経済政策を比較されたことが多いと思いまして、先ほどのお話も大変興味深く伺いました。とりわけ運用面で注意しなければならないというお話でありました。これはOECDだけでなしに、たとえばアメリカのニクソン...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 赤澤参考人に最初に伺いたいと思うのです。  結論として、今度の法案を実現すべきであるということだと思います。そして状況としていろいろ述べられたのは、わが国のコンピューター産業はかなり強力になっている。それは主としてアメリカのIBMとの競争の問題がある。も...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 続いてですけれども、先ほど超LSIの開発には国家からの助成が非常に役立っている、それについていま会社などで、富士通で結構ですが、研究費のうちこういう国家的助成がどのくらい占めているのか、こういう問題。  それからもう一つは、この助成そのものは、必ずしもか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 赤澤参考人にもう一問お許しください。  今度の法案で、この機械情報産業が今後輸出の中心になるであろうというようなことも考えられるわけですが、その辺について、これは業界として実際いまの輸出依存度はどのくらいで、どういうふうに高める計画であるとか、その辺の戦...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、服部参考人に一問伺いたいと思います。  今度の機情法の案によりますと、ソフトウエア業にあって高度化計画を定める。この高度化計画の計画目標の中でプログラム作成費その他合理化の目標というのもあるというふうに聞いております。先ほどいろいろ貴重な御意見...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そういうことと関連しまして、先ほど来出ている問題で、及川参考人、竪山参考人にも伺いたいわけでありますが、コンピューター労働者、私たちは非常に近代的な職業で若い人が恐らくあこがれるのではないかと思いますが、聞いて調べてみますと、労働条件が非常にひどいし、電算...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) どうもありがとうございました。終わります。
04月27日第84回国会 衆議院 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第2号
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○工藤(晃)小委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して質問をいたします。  六〇年代に入って貿易為替の自由化が進められ、それとともに国内の鉱山が次々と閉山する、こういう事態が続いたわけであります。とりわけ最近の国際市況の低落並びに急激な円高の進行という中で、残された国内...全文を見る
○工藤(晃)小委員(共) 山によって違うということは当然のことだろうと思いますが、先ほど言った意味は、今後こういう価格の暴落があったとき支えるような何らかの補給をするようなときには、当然それぞれの山元におけるコストの一層正確な把握ということが前提になければならないのではないか、こ...全文を見る
○工藤(晃)小委員(共) そういうことで、わが党としても、緊急にこういう生産費を償う建て値が立てられるということを含めてのいろいろな対策を打つことを要求するものでありますが、さて、もっと基本的な問題を考えていくとき、ある意味では、国内のいまの金属鉱山というのは、さまざまな国際的な...全文を見る
○工藤(晃)小委員(共) 長官は、私の述べた趣旨を大変ゆがめられて、一生懸命そのものに対して答弁されているので、全然答弁にはなりません。なぜならば、私の言ったことは、孤立した経済に進もうなどと一言も言っておりません。それからまた、これから一挙に国内の銅山だけですべて賄おう、そうい...全文を見る
○工藤(晃)小委員(共) そのことは私質問して、それは当然だと思いますが、さっきあとで言ったことは、長期的に何をなすべきかという問題として私が問題提起したわけでありますが、これをもって終わります。
04月28日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第14号
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○工藤(晃)委員(新自) 水質汚濁防止法の一部を改正する法律案の質疑に関連いたしまして、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。閉鎖性水域へ流れ込む産業排水あるいは家庭用雑排水の問題でありますけれども、特に東京湾に流れ込んでくる、そういう問題についてお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 特に閉鎖性水域と言われております中でも問題になっておるのは東京湾と伊勢湾と瀬戸内海が大きなところでございますけれども、その中で東京湾の場合には、そのほかに比較して特に生活排水の負荷量の割合が非常に大きいと聞いております。結局、その生活排水の対策が十分でな...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ただいまの局長のお話に関連いたしまして、建設省の方にお伺いをしたいと思います。  東京湾の水質汚濁を防止するためには、今後そこへ流入してくるであろう上流からのすべての家庭用雑排水を改善していかなければ目的は果たし得ないだろうというような局長のお話でござ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) おたくの方からいただきました資料を拝見いたしますと、十大都市、要するに指定都市の中で下水道の普及状況が数字になってあらわれております。その中で簡単に、札幌が六七、東京は六三、川崎三三、横浜三二、名古屋七五、京都五四、大阪九六、神戸八五、北九州五五、福岡四...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いま川崎三三%を六〇%まで、横浜三二%を五〇%まで持っていきたい、かようなお答えをちょうだいしたわけですけれども、それの目標年度は五十五年度を目標にされておりますか。
○工藤(晃)委員(新自) ぜひそのように御尽力いただきたい。と同時に、五十五年度で川崎六〇%、横浜五〇%ということになりますと、その年度までに、やはり他の都市もいまのパーセントよりも上がってまいろうと思うのですね。そうすると、まだ追いつかない、こういう状況下に置かれるのじゃなかろ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、七六%引く五〇%、二六%まだ追いつかない、この五十五年度までには達成し切れないというふうな答えになってまいろうかと思います。ところが一方では、環境庁がおっしゃるように、家庭用排水まで総量規制を適用していかなければならぬじゃないかというふうな...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 厚生省いらっしゃいますね。  特にこの前問題になりました、川崎、横浜の中間にあります鶴見川のコレラ汚染もございます。これもやはり下水道を通ってコレラ菌がそういうところへ流入していった。大変大騒ぎになったわけで、幸いにも二次感染が起きなかったために一安心...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 建設省、厚生省がいま答えましたように、これは環境庁にも聞いておいていただきたいのですけれども、おのおののセクションの立場から下水道の普及というものが必要なんだけれども、やはり環境衛生上からも、特に非常にこれからも感染が起きてくるであろうという推定がされる...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひそういう配慮をしていただきたいとお願いをいたしておきます。  次に、きょうの神奈川新聞に出ておりました「有害物質タレ流し 県警摘発 川崎のメッキ四業者」シアンや六価クロムを基準の二百倍以上もたれ流していた、こういう記事が大きく出ております。これに関...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 要するに、いままでこういうふうな施設も何もないということが、四件の中の三件がそうだ、事業所三件ともそうだということでございまして、これだけのことを見れば、もうこういうものはほとんど野方図にほったらかしていたんじゃないかというふうに、この記事からだけ受けま...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 先ほどお答えいただいた中に、行政というのは、一方では厳しくそういうものを規制しながら、一方では——恐らく中小零細企業の方々が多いんだと思うのです。それで、やらなければいけないけれども実際には経済的になかなかそういうことができない、そういう立場の方々に対し...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間が参りましたけれども、チェックするということについてはどのように——もう一遍洗い直しをしてみたらどうかという私の質問に対してはお答えをいただいておりませんので、その点お答えいただきたい。
○工藤(晃)委員(新自) 最後に、大臣、一言で結構でございますから、質疑を通してお聞きいただきまして、それに対する感想あるいはお考えがございましたら、お答えいただきたい。
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ今後とも強力な御努力をいただきますようにお願いをして、私の質疑を終わります。
04月28日第84回国会 衆議院 商工委員会 第26号
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○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して質問いたします。  私は、最初に、先ほど渋沢委員が取り上げられた問題、つまりいまのコンピューター労働者の労働条件がきわめて悪いという問題について端的に伺いたいと思います。  この問題につきまして、先ほど通産省の側では、まだ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、いまの答え、まだ事実の調査が大変弱いというふうに判断せざるを得ません。しかし、さっき言ったような、向こうの企業と勝手に契約するようなかっこうで機械をリースするような形で渡して、そしてペイされたものの全部は渡さない、こういう形態というのは明らかに労基法...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) この法案が実施されるとなると、ソフトウエア関係におきましても、たとえば計画目標年度におけるプログラム作成費その他合理化の目標、こういうことを定めてかつての機電法並みにやっていくんだと思いますが、こういうことになってきますと、この労働条件は、ただ労働省の責任...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 中身が違うということなんですが、さっきの特徴づけからいって、今度はどの産業を切り捨てて、どの産業を伸ばすかというのは、当然六〇年代の初めといまとで大きく違うのだろうと思いますね。たとえば産業構造審議会の「今後の機械情報産業の進むべき方向及びこれに対する施策...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 先ほど、今度は雇用を重視されるということですから、それはまた後でいろいろ問題にしたいと思いますが、実際、今度の法案と機情法と異なる主要点といって通産省からこういうメモをいただいたり、あるいは商工委員会の調査室がいつも出される法案の要点と問題点でいろいろ対照...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 日本で貿易収支の黒字が出だすのが六〇年代の後半からで、その後七一年のニクソン・ショック、それから七三年の変動相場制になってまた円が上がる。それで、オイルショックでまた少し戻しますけれども、オイルショックであれだけ大きな赤字をかぶったかのように見えたけれども...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、これまでの機電法時代でもいいし、機振法時代でもいいですし、特にこれらの法に基づく自動車部品の合理化計画あるいは高度化計画、そういう内容はどういうものであったのか。そういうことについて概略、簡単なことでいいけれども、特徴について述べていただきたいわけで...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私の手元にもありますが、具体的にそれぞれの時期のこういう計画はどういうものであったのか、簡単に示しますと、これは昭和三十二年二月十九日、自動車部品製造業合理化基本計画、通産省告示によりますと、一つは部品部門の品質及び性能の向上の目標を立てる、それからコスト...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 時間が余りなくなりましたので、いま言われたことを一々私の感想を述べるわけにいきませんが、私は、何も経常収支を赤にしろといったような、アメリカ政府みたいなことを言っておりませんから御心配なく。しかし、総合収支でも日本は昨年は七十億ドルを超えてしまったですね。...全文を見る
05月08日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号
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○工藤(晃)委員(新自) 最初に、三人の参考人の方に御足労をかけてまことにありがとうございました。新自由クラブの工藤晃でございます。  瀬戸内の環境保全に関連いたしましてまず第一番にお伺いをしたいことは、水質汚濁あるいは有機汚染、特に赤潮発生などと関係のありますCODに関連しま...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 次に西村参考人に、これについてもし知識をお持ちでしたら、そのお考えなどをお述べ願いたいと思います。
○工藤(晃)委員(新自) 宮原参考人いかがでしょうか。
○工藤(晃)委員(新自) もちろん、この占めるパーセントとCODが常にパラレルに平行するというふうにも断言はできないと思いますけれども、やはり相当大きなCODに対する影響力を持っている、極端に言えば、工業排水の半分近い影響力はそこにあると思いますので、もしこれからまたこういうとこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 最後に、簡単で結構ですが、瀬戸内の下水整備のことに関連しまして、もちろんすべての下水を完備していくことが一番いいことでございますけれども、予算その他の点もございますから、瀬戸内における下水処理の中で環境汚染防止上まず第一番にやらなければいけない点と、こう...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ありがとうございました。これで私の質問を終わります。
06月01日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、化学的合成品である食品添加物について幾つかの質問をさせていただきます。  現在、食品添加物として許可をされている品目は三百三十四種類、それが大分前から再点検をされている、こういうふうな現状につきまして、その現況などについてお聞きをしたいと思いま...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますとWHOで安全性が確認され、日本でも安全が確認されている品目は何品目ございますか。大体でいいです。
○工藤(晃)委員(新自) その十二品目は、いまからやるわけでございますか。
○工藤(晃)委員(新自) 私がお聞きしたいのは、WHOでも安全性が確認され、日本で再検討しても、やはり安全性が確認されたという品目は大体どれぐらい、いま現在あるのかということをお聞きしているわけです。
○工藤(晃)委員(新自) それは改めてお聞きしますけれども、日本でも確認したわけですね。わかりました。  そうしますと、逆に今度はWHOで有毒性が立証され、日本の再点検においても有毒性が立証されている品目は何品目ぐらいございますか。
○工藤(晃)委員(新自) 私がいま、こういうことをお聞きいたしましたのは、こういうふうな再点検というのは相当日時がかかると思うのです。その間に有毒性のあるものがどんどん吸収されていっているかもしれないという危険性をはらみながら再点検されていると思いますので、ともかく食品添加物の中...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) こういうふうに再点検されるというのも、やはり時代の流れに即応していこうということでございましょうから、この古い安全基準と申しますか、昭和二十三年につくられた。それからずっと追加されて現在は三百三十四品目ということでございましょうけれども、そういう中で再検...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ具体的に、そういうものをひとつ実行していただきたい。たとえば現時点における安全宣言というのですか、科学ですから、これはもう絶対安全であるということは言い切れないと思いますけれども、少なくとも現在においては安全であるという、そういう安全宣言をするような...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう一点、これに関連しまして注目したいのは、やはり現在いろいろな物質の中から発がん性とか、あるいは染色体に異常をもたらすような遺伝性の毒性、こういう問題が社会に大きく注目をされているわけですが、こういう食品添加物の再検討のときに、そういう部門に対しての注...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 科学は常に未知に挑戦していかなければならない宿命にございますので、何とぞ、こういう問題についても、いままでのような概念から一歩突き進んで、そういう部門に対する配慮も十分しながら、そういうものに対するチェックを厳重にやっていただきたい、特にこのようなお願い...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) この二年間に対する安全性を留保する、こういう意味からも、先ほど申し上げましたように、チェックの終わったものをできるだけ使用するような御指導を重ねてお願いをして、この問題はやめます。  あと残りわずかな時間でございますけれども、この次は食品添加物等の規格...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 六十度、三十分という画一的な基準、試験条件で合格したものは使ってよろしいというふうなことだけで物を処理するのでなく、こういう高温の条件下において長時間水溶液の中に置かれるものは、やはり別の条件として別扱いにしていかなければならないんじゃないか。それについ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 最後に大臣にお聞きをして、私の質問を終わります。  こういう安全確保というような問題は、どんなに厳しくしても、し過ぎるということはないと思うのです。ですけれども一般に、もちろん多端な中での安全をどのように確保していくかということは、いろいろテクニックの...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ、そういう点について具体的にひとつ行政をしていただきたいとお願いして、やめます。      ————◇—————
06月06日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第20号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、身体障害者あるいは母子家庭の御婦人、そのような社会的に弱者と言われる方々の雇用の問題について質疑をさせていただきたいと思います。  六月四日の朝日新聞に大きく「障害者にも仕事の場を」という見出しで、今日のこういう障害者に対する雇用の問題をクロー...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 何事か一つ新しいものをやろうと思えば、障害があるのは当然でございますし、いい面があれば必ず悪い面がございましょうけれども、ただ、いま大蔵省のおっしゃったようなことは、もし、それがうまく機能していれば、大企業の雇用率が非常に低いという結果は出てこないと思う...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ積極的に、またかつ具体的に御努力をいただくことを心からお願いをして私の質疑を終わります。
06月22日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第22号
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○工藤(晃)委員(新自) 十分間で質問をするわけですから、多くのものは期待できません。一、二お聞きをいたします。  本日、三公社五現業等の争議権の問題について質疑がなされてまいりました。私は、いままでの委員の方々が、こういう公共性の事業に関与する労働者の基本的権利であるスト権を...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 次に、「現時点において」というただし書きがございます。これはやはり将来においては、また考えていかなければならないという含みがあるように思うわけでございますけれども、この「現時点において」という問題に絡んで、たとえば現在は認めるわけにいかないけれども将来は...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私がお聞きをしたいのは、将来ともに争議権を認めるわけにいかないという発想にお立ちになっていらっしゃるのか、あるいはまた将来いろいろな問題の解決とともに、この問題についても柔軟な姿勢で臨みたいというふうにお考えになっていらっしゃるのか、そこら辺のところをお...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 現時点においての問題にとらわれておられるようでございますけれども、やはり、この問題を将来に解決していかなければならないという含みを大分持って、現時点において解決できるものは何もないというふうに私は考えるわけでございまして、これはあくまでも将来の解決のめど...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間が参りましたので最後に。  スト権ストという問題は国民の側からすれば、ある意味においては大変困った問題でございます。同時に、そういう問題によって多くの社会秩序が混乱することは、やはり避けていただきたい。そういう意味においては、ぜひとも公共企業体に関...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私は、三公社五現業のスト権について大臣に幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  現状において毎年、違法ストが行われておりますこの労使関係について、大臣から、このような状態が正常な状態であるか、あるいは異常な状態に置かれているかということについて...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、どのような状態になれば、この労使関係が正常だというふうにお考えになっておられるか、お答えをいただきたい。
○工藤(晃)委員(新自) それじゃ永久に、こういう関係の労働者に対してスト権を与えないことが正常だというふうに考えられるわけでございますか。
○工藤(晃)委員(新自) 国民の側から見まして、非常にのめり込んでしまった毎年の違法スト、これは何とかならぬかという切なる願いが国民の中にもあると思いますし、ある場合は、それが国民の生活を大変困難な状態に陥れる場合もあります。そういう意味においては、一般の企業のストというのとは、...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これは、立場をかえれば主張されることは当然の問題でございまして、そこに歩み寄る大変むずかしい壁があるように思われます。しかしながら、この問題はこのままにしておいていいということは、だれしも認めていないわけでございます。そういう中から、私は具体的には申し上...全文を見る
06月23日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号
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○工藤(晃)委員(新自) まず山形参考人にお聞きをいたします。  ただいまいろいろ御説明を伺っておりました中で、幾つかお聞きをしたいと思うことが浮かんでまいりましたので、その点をお聞きしたいと思います。  まず第一番に、山形参考人のおっしゃったポイントの中で、健康を保護し得る...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間がありませんので、多くを聞くわけにいきませんが、先ほどの、そういうバックグラウンドのお話が出ましたけれども、私は、やはり日本全国、条件的に大体同じであろう室内の汚染について注目をする、その上にいま屋外の問題をという主と従の関係を、やはり屋外を主にすべ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう時間がありませんが、ただ一点だけ、柴田参考人にお聞きいたします。  最近は、光化学スモッグの発生状況というのは、とみに改善されておりますか、それとも、前と比べて余り変化がありませんか、その一点だけひとつお聞きをいたします。
○工藤(晃)委員(新自) 時間が参りましたので、残念ながら西村参考人にお聞きすることはできませんでしたが、また時期を改めてお聞きしたいと思います。  終わります。
○工藤(晃)委員(新自) ただいままで、被害者の方から切実な訴えを聞かしていただきました。何とかこういうことに対して一歩でも解決の道への模索をしていきたいと切に願う次第でございます。  まず第一番に、中公審の答申に参画された前田参考人にちょっと聞いてみたいと思うのですけれども、...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) わかりました。  ただ、長期の低濃度の、要するに前田参考人もおっしゃっているように、健康に及ぼす影響を含めて疫学調査もまだ未熟だ、まだまだいまからやらなければならないというふうなことでございますから、当然これが十分であるという前提に立たれたものとは思え...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 反対の立場に立っておられますけれども、そういうことに対していままでずいぶんそれは困るという御意見でございますけれども、改めてあなたが何かここで一言、御自分の御主張をしていただきたい、こう思ってあれしたわけです。
○工藤(晃)委員(新自) 健康被害を受けている方々の切なる願いをいまお聞きしたわけでございますが、こういう状況の中で前田参考人に同じ質問をもう一度させていただきたい。  こういう状況の中でやはり緩和していくという方向へもっていくのは、参考人としては妥当なのかどうか、あるいはもう...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 聞きたいこともたくさんあるのですけれども、時間がなくて……。  ただ、お伺いいたしましたところ、先生は公衆衛生の御出身のようでございます。公衆衛生というのは、病人をどのように治療し、どのように手厚く看護するかという問題よりも、病人を発生させないためにど...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これで最後にします。  光化学スモッグに対する配慮はしていない、こういう御発言でございましたけれども、光化学スモッグは人体への影響がないという前提に立つならば、それも結構でございますけれども、これが大変人体に影響があるということであれば、これは参考にし...全文を見る
07月11日第84回国会 衆議院 商工委員会 第33号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、東京電力が計画している三多摩地域を通る高圧送電線計画について質問しますが、一応きょうは限定しまして、東京西線について伺います。  東京電力がいま多摩ニュータウンにこういうりっぱなパンフを一万部ばかりばらまいておるわけであります。聞いてみますと、一部...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 時間がないので、そこまでいろいろ伺っていることはできませんが、いまのことにつきましても、全国的な需給見通し、これはもっともっと今後エネルギーの節約というたてまえを入れていかなければいけない。それが十分織り込んでいないと判断せざるを得ないのですが、それでも五...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの答弁でも、西線に関して六十万キロワットぐらいあるということでありますし、また、問題になるのは夏場のピークですから、そういうピークをどうするかというとき、当然これは考えられるということが明らかになったように思うわけであります。  さて、次の問題、先ほ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの説明は、かなり東電側に立った説明ですね。電力逼迫逼迫と言いながら二年間ほったらかしておいて、何が逼迫ですか。その責任どこにあるのですか。そういう問題でしょう。それで、それがまた先ほど天谷さんの言われた誠意ある話し合いにどうしてなるのですか。自分の方が...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私の手元に、昭和五十年八月二十三日付の、諏訪五丁目自治会、諏訪永山公団住宅自治会、鉄塔から住民を守る会、東京電力の四者の確認書として、東京電力は、これらの建てかえ工事に関して、右三団体の同意を得ない限り、右建てかえ工事を一切再開しないという確約もあります。...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もう一点は、事実を知らせるPRはいいということが先ほど天谷さんの答弁にあったように思いますが、問題は、この大変りっぱなパンフの中に、この事実という点で問題が大変多いわけなんであります。  たとえばこの中に、二十二ページから二十三ページに、「東京西線の場合...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 二つばかりいまの問題で指摘したいと思います。  これまでも、今度は高くすると言ったけれども、この前も十五ボルト・パー・センチメーターというさっき言った三十ボルトよりも半分のところで現にそういうことが起きていたわけでしょう。半分の基準でそうだったんですよ。...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 七二年に国際会議でこのことが問題になって、その後全くやられなかったということに対して、何ですか、経験的に被害がどうのこうのって。科学というものは経験に基づくかもしれないけれども、それ自体として実験をやらなければいけないことでしょう。  それで、いまの電力...全文を見る
10月06日第85回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、先ほどの大内委員の質問に関連して中川大臣の答弁がありました、その内容は、有事問題、奇襲問題をめぐってこれまでの本会議並びに当委員会における総理あるいは防衛庁長官の趣旨と著しく違う発言をしている、全く違う答弁をしている、重大な違いがあると思うが、これは...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、中川大臣の発言が不統一であるということを言っているのであって、内閣の統一意見はこれであるということを聞いているのではありません。閣僚の中に、国務大臣の中に全く不統一な答弁をする、それがこのままこの委員会で通ってしまうならば、いままでの本会議での政府の...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、改めて一つ一つ聞きますよ。  有事には奇襲があるのは世界の通説だ、これはこれまでの、奇襲ということは万々々一だ、また政治というのはそういうことを起こさないようにするものだ、そして常識的には奇襲というのは考えられない、こういう答弁とどうなんですか。 ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 中川大臣の答弁というのは、その前の大内委員の質問を受けた答弁でありまして、それで、奇襲に自衛隊が絶えず対処しなければいけないということに始まって、そして有事には奇襲があるのは世界の通説だということで、そして自衛隊がいまの七十六条では対処できないというところ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これはおかしいですよ。首相はいままで自衛隊法七十六条に基づいて自分が命令を出さないうちには出動させないと言ったことに対して、黙っている人間はない、電話をして、撃ち殺されてもまだ黙っている手はない、栗栖の指摘は当然だと言っていますが、では栗栖発言を容認する、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 中川大臣が、栗栖が超法規で行動しなければならない、こういう指摘は当然だと言った。それが当然ですか。そうすると栗栖発言を容認する。これはもう大変なことになりますよ。いいですか。それは中川大臣がいま答弁されたでしょう、先ほどそういうふうに。どうなんですか。そこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは中川大臣の答弁をめぐって総理が勝手な解釈を下しちゃいけませんよ。栗栖が超法規的で行動しなければいけないと言ったのは、指摘は当然だ、大臣にはもう電話しないで行動を起こすのが当然だ、こういうことを言って、それで栗栖さんは首になったんでしょう。制服は首にな...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) この質疑は、自衛隊の有事問題、日本の有事問題をこの国会で審議しているのであります。いいですか。世界でどうのこうのということじゃないでしょう。それで答弁されたのですが、国務大臣って、そういう、自分の発言に責任を持たないようでまことに困るけれども、それだけでな...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それはだめですよ。三隻自衛艦がいて、一隻撃ち殺されて、黙っている人間はいない、総理に電話をして――撃ち殺されてまだ黙っている手はない、一隻でもやられて黙っている人間はない、電話している暇はない、栗栖の指摘は当然だ、まさにこれは栗栖発言そのものじゃないですか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 総理の答弁をいま聞きますと、内閣で統一している、中川発言は統一見解に沿って、表現が違うと言いましたが、そんな性質の問題ですか。栗栖発言は当然だというのは、これはそうすると、統一見解ですか。  それから、もう憲法の枠内で研究していると、あれほど口を酸っぱく...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 総理が中川大臣の答弁について述べるときには、総理自身がある解釈を加えて、先ほどこの委員会で答弁したその内容に基づいての答弁でなしに、いや、憲法の枠内でだとか、そういう勝手な解釈を加えられてやられている。しかし、これはもうちゃんと議事録にも残るし、答弁が残っ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 先ほどの中川大臣の答弁というのは、いま総理が言ったように、閣内の統一見解に少しニュアンスが違う、そういう性質のものでないからここで問題にしているわけですよ。  私は経済問題を質問したかった。しかし、これを取り上げざるを得なかったのは、もうすでに国内の報道...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、中川大臣に、先ほどの発言に対して誤解を生む点もあったということも含めて、それこそ憲法を守るということと、それから栗栖が超法規的で行動しなければならない、その指摘は当然だということを、はっきり否定できますか。否定しますか。それをしなければ閣内不統一...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) まだその発言では大きな問題が残りますよ。やはり憲法に抵触するなら憲法改正に耳を傾けるべきだ、こういう問題、そうして栗栖が超法規的で行動しなければならない、その栗栖の指摘は当然だと言ったこと、これはもうはっきり残るわけであります。したがって、この問題は、福田...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 首相は問題をすりかえて困りますが、いままでの福田内閣の財政経済政策の一番の売り物は、公共事業をやる、これで雇用をふやすということだけでしょう。それが一番代表的に行われているところで実際にこれしか失業者が吸収されてないという事実を挙げて、なぜか、それをどう見...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表し、昭和五十三年度補正予算三案について、政府がこれを撤回し、編成替え、を求めるの動議の趣旨を簡単に御説明いたします。  詳細は、動議の案文をお手元に配付いたしておりますので、それに譲ります。  まず、編成替えを求める理由...全文を見る
10月13日第85回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、「水俣病の認定に係る業務の促進について」という昭和五十三年七月三日の環境庁事務次官通知に関連して質疑をさせていただきます。  まず第一番目に、話を進める上から、再三にわたって各委員の質問に対して答えておられる点について改めてお答えをちょうだいし...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) より明確化したということで、内容においては変わってない、こういうお答えをちょうだいいたしました。  次に、昭和五十二年七月に「後天性水俣病の判断条件について」、こういう資料が私の手元にございますが、判断の条件として出されたものでございますが、これもやは...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、次にお伺いいたしますが、四十六年八月七日の環境庁事務次官通知の中に「水俣病の認定の要件」というのがございます。これと「後天性水俣病の判断条件」、これはどこがどのように違うのか、御説明を願います。あるいは全く同じなのか、そこのところをお答えいただ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) お答えが大変抽象的で、私は理解しにくいのですが、精神は同じだけれども明確化し、新しい医学の進歩に伴って条件を整理しました、こういうお言葉でございますが、私が一番知りたいのは、どこがどのように医学的な進歩に伴って違ったかという点を御指摘願いたい、これが私の...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私がお聞きしているのは、医学の進歩に伴ってどこが変わったかということで、言葉の表現が変わったということは医学の進歩とは関係ないと思います。いままで水俣病というふうに一応の判定というか認定の基準にしておりましたところが医学の進歩に伴って変わったと言うならば...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それが今度は認定の場合にどのように変わってまいりますか。その組み合わせが変わったことによって、患者を認定する条件の中でそれがどのように変化をするものですか。
○工藤(晃)委員(新自) それでは、あなたのお言葉から受ける考え方とすれば、医学的に進歩したとか、あるいはまた学問的な立場からこれをより明確化したということではなく、何かほかの目的あるいは言葉の整理ということで明確化したというふうにとってよろしいのですか。
○工藤(晃)委員(新自) どうも組み合わせだけが変わったので、医学の進歩がそれだけ対応して変えたというふうには結論としては私は受け取れません。  この論議をしておりますと時間がなくなってしまいますので、ただ私がお聞きしたかったのは、そういう医学の進歩ということ、あるいは昨日の馬...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうすると、違うところはどこが違いますか、簡単にお答え願います。
○工藤(晃)委員(新自) それではお伺いいたしますが、新次官通知の中の「蓋然性」という言葉がいままで大変問題になってきたわけでございますけれども、この「蓋然性」というところとその下の「後天性水俣病の判断について」という中に、「この判断条件にのつとり、」という言葉がございますが、「...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうすると、この蓋然性という意味はどういう意味ですか。
○工藤(晃)委員(新自) 水俣病という病気が、いろんな質疑の中で、大変判断にむずかしいという要件をたくさん持っておる、逆に言えば、不確定要素が大部分の病気に対して診断をしなければならぬという、こういうことでございます。  逆に言ってお聞きしたいのですが、水俣病の定義というか、判...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ということは、要するに水俣病の定義というのは変わっていくということの前提に立っていると思う。そうしますと、そのときそのときの判断条件に準拠して水俣病であるとか、あるいはそうでないというふうに認定を受けたこの認定結果についても、あるいは将来、認定されなかっ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そのたびそのたびの判断条件というものに準拠して診断がなされていくという前提であれば、当然これが法律で言う憲法にも等しいわけでございますから、そういう意味において、それが変わっていくのかいかないのかということ、あるいは水俣病患者の症状というものが年を経るに...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私は、その明確化したときには水俣病という診断をされ、明確化されてないときには水俣病でありながらそうでないという認定をされるという危険があるのじゃないかということを指摘しているわけです。だから、そういう意味においては、あなたのお答えは私の問いに対して答えら...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 結局、先ほどから私も議論してまいりましたように、認定することが大変困難なものをとにかく白か黒かをはっきりさせなければならぬということでございますから、最初にそこには無理がある。その認定すること自体に無理がある。正しい認定を一〇〇%できるものではないという...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) わからぬじゃなくて、環境行政というのはやはりそういうことに対して、疑わしきは救済していくのだということを抱えているのですよ。大石長官もおっしゃっているように、一人もそういうこぼれがないようにしてやりたい。しかしながら、現実としては、こぼれていくことは可能...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 最後に言います。とにかく未熟な医学の、その結果だけを尊重するという考え方は、私は改めてもらいたい。  私は、きょう何も結論を出すことはできませんでしたけれども、しかし、水俣病認定についてどういうところに問題があるかという一端は明るみに出したと思いますの...全文を見る
10月17日第85回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、特定不況地域離職者臨時措置法、この案件について関連して質問をさせていただきたい、かように考えるわけでございます。  まず第一番に大臣にお聞きをしたいと思いますのは、この法案も、すべて雇用の確保という目的から、臨時措置法案も緊急措置として提案され...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私がお聞きしたのは、実は、この夏に社会労働委員会の委員派遣で長崎、福岡へ行ってまいりましたときに、福岡の県知事からこれに関連したいろいろな御要望がございました中に、福岡県は生活保護世帯が全国平均の四倍あるのだ、これは福岡県は特殊な事情であって、炭鉱離職者...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 次にお聞きしたいのは、不況地域の指定に関連しましてお聞きをいたしたいと思います。  私の方にちょうだいしておりますこの労働省のパンフレットの中から、ちょっとお聞きいたしますけれども、「特定不況地域の指定については、政府として統一した考え方により行うもの...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 了解いたします。その点、ひとつぜひ両方でいろいろ協議なさって、公平な指定をしていただけるようにお願いをしたいと思います。  二番目に心配するのは、それに関連しまして、これは時限立法で昭和五十八年の六月三十日までとなっておりますが、たとえばその五年間に、...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私は、この法案が通った後のことを考えました場合に、一点は、この法案で、その期限の中で景気が浮揚してくれればいいなという期待感、しかし、浮揚できなかった場合には生活保護へ転落していく、そういう方が多くなるんじゃないか、そういうことに対してもやはり考えなけれ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もしそういうお考えがおありになるとすれば、現実に佐世保重工においてはその問題で大変深刻な問題を抱えておりますから、会社の経営の向上とそれから労働時間の確保というか、そういう点の調和をぜひ指導してあげないと、現地では大変お困りになっていらっしゃると思います...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これは合意されたことでございますし、存じていらっしゃるならば、ぜひどんなことがあっても実行していただきたい、こういうことを要求しておきます。  最後に、地域指定の問題について、二十八地域ということをめどにしておりますけれども、聞くところによると二二十地...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 質疑を終わります。
○工藤(晃)委員(新自) きょうは、午前中から長い時間審議が続行されておりまして、大臣もお疲れでございましょうけれども、私の質問が一番最後でございますので、ひとついましばらくがんばっていただきたい、こう思います。  午前中には、特定不況地域離職者臨時措置法が全党合意の上で委員会...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もちろん、いろいろな情報はおとりになっていらっしゃると思いますけれども、やはりこういう性質上、できるだけローカルな部分について的確な情報をお持ちにならないと、総体的に、業界全体の動きはどうかとかあるいはまた労働界全体の動きはどうかとか、そういうこともなる...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それでは、各論について局長にもう少し突っ込んでお願いをしてみたいと思いますが、横浜のスカーフ業界では、ぜひとも、そういう新しい技術を持った技術者をたくさん養成していかなければ脱皮できないのだという、強い要求がございます。その一端として、とにかく十名から十...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひそれはお願いをしておきます。  それから、残された時間において質問をいたしたいと思いますけれども、この前にも私はお願いをしたのですが、こういう低成長下で、国民の犠牲において公共事業を底上げしていかなければならないという現状、こういう中で、公共事業に...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 残された時間がもうございませんので、最後に、私はこういうふうなお願いをいたしておきます。身障者の雇用率の達成、特に公共事業に関与するところあたりはもう当然のこととして、そういうものを達成してからでないと受注ができるというふうにはなれないように、できるだけ...全文を見る
10月18日第85回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○工藤(晃)委員(共) 共産党・革新共同を代表して、特定不況地域中小企業対策臨時措置法案について質問します。  この法案が特定不況地域離職者臨時措置法案と一体のものであると理解しております。そしてこれは特定地域の中小企業者の経営の安定を図り、かつ、その離職者臨時措置法案の方は、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 何かいまの大企業で人減らしをしているのは特定不況産業みたいなところだと言いますけれども、たとえば松下電器にしろ、それから新日鉄の場合も少なくともこの期間では内部留保を九百三十一億円ふやしている。松下電器は千二百六十五億円ふやしている。こういうところがそれぞ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、時間もありませんので端的に伺いますが、たとえば延岡の旭化成の例でありますが、ここでは下請関連企業の延岡ソーイングに対して、私の調査では、ことしに入ってから希望退職者三十名ぐらいを募集し退職させるとあわせて、延岡の旭化成の方から部課長を含む数名の出...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、これはまた通産省の方は後で答えてもらいますが、いまも答弁がありましたが、これはこういう計画として親会社の方が下請企業の方で人減らしをやらせる、希望退職を募らせて、そうしてそれに当てはめるということをやっているわけですね。親企業が下請企業に対して、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 出向の方が、技術幹部とかあるいは管理者、それが六名入っていって、四十六名減ったのは婦人労働者であるから因果関係がないと言うけれども、会社の人件費という立場から見れば、特に旭化成から天下ってくるような出向社員、しかも管理者、その人件費の負担というのが相当ふえ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、そういう御答弁あるだろうと思いましたけれども、やはり明記した方がこの問題が——今後本当に経済状況は刻々と変わってくる、私の見方によれば決して当分よくならないと思っておりますが、そういう中でこの指定を弾力的に行っていくためにもそれが必要だと思っておりま...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) お約束の時間が参りましたので、最後に一言だけ述べておきますが、十一条関係につきましても、地方自治体が、国の施策と相まって、施策を総合的に実施するよう努めなければならないということを決めております。  それで、私もこの前幾つかの不況地域を調査しておりました...全文を見る
10月19日第85回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
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○工藤(晃)委員(新自) あす社会労働委員会におきまして、ただいま社会労働委員会にかかっております健康保険法等の一部を改正する法律案が採択されることに予定されております。これが継続になるか廃案になるか、こういうことについてあす決まるわけでございますけれども、本日は、この法律案につ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そのような御提案の御趣旨であれば、当然この臨時国会においても審議をされなければならないということが考えられますが、私どもはまだ一度もこの改正法案の審議をいたしておりませんし、また与党の方からも出てまいっておりません。そういうことは一体どういうわけでござい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いま承っておりますと、当初から修正をする、与党・自民党でこの法案をそのまま国会で審議することについては大変疑義がある、だから当然これは修正をいたしますよ、いわばこういう条件つきで出てまいったと私は理解をしておりますし、大臣のいまの答弁でも、政府の責任で出...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、この健保法の改正は増税に等しい保険料の値上げあるいは初診料の値上げ、こういうことでございますから、いわば国民の負担というのが非常に強要されるわけで、その上に、この保険制度は機会均等で、できるだけ平等に人命が尊重されるようにという、そういう精...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いまの御答弁の中で、みんなが出し合って保険し合うんだというお言葉がございましたが、大臣のおっしゃるみんなというのはどの範囲を指すのか。国民全体を言うのかあるいは、いま九つに分かれております制度個々のみんなというのか、そこのところをはっきりしてくださいませ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういう考え方からお出しになるとすれば、これはやはり大臣、非常にいいことをおっしゃっていると思うのです。日本の健康保険が、単なる受益者負担の保険という考え方から、社会保障的な保険に脱皮している事実がございます。また、そうでなければ、一億が一億を保険し合う...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) しかし問題は、政治は実行しなければ意味がないので、理想論を述べ合ったところで仕方がないということでございまして、時間がございませんから、ここでは大臣と私の見解の相違だけを申し上げますと、段階的とか漸次とかいうことは、これはもう何十年も言い続けられてきたの...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) この四月に、日本医師会と合意の五原則を大臣はなされているはずでございます。給付の平等、負担の公平、それから物と技術の分離、高額な家計負担の解消、審査改善、こういう合意をされておりますけれども、私の知る限り、その合意がこの改正法案の中に生かされているとは思...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) あとわずかな時間でございますけれども、この非常に評判の悪いいわゆる医師優遇税制、二八%の税制についていささか申し上げたい。きょうは大蔵省の方もお見えいただいているはずですが、来ていらっしゃいますか。——不公平税制を是正しなければならぬ、こういう意見が非常...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間がなくなりましたが、この二八%は社会における公共性を担保しているという点については、十分お認めいただけたと思います。ですから、この問題について今後御審議なさるときには、十分厚生省と相談しながらやってください。それだけはひとつ国民のために申し上げておき...全文を見る
11月10日第85回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○工藤(晃)委員(共) 八月に日鉄鉱業の釜石鉱業所の閉山計画、それから十月二十六日に新日鉄の合理化計画が明らかにされて、共産党は私を団長としまして二日にわたり釜石市に調査に入りました。  御存じのことだと思いますが、八月十七日に釜石市は市議会の全員協議会を設けて、そしてこの二つ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 企業に対してそういう指導をやられるということは、ぜひ積極的にやっていただきたいわけでありますが、新日鉄の場合、自然減であるということでありますが、この釜石製鉄所の例一つとりましても、釜鉄の本工は三千七百九十八名でありますが、関連は四千四百三十九名と上回るわ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは十月二十日、参議院の商工委員会におきまして安武洋子議員の方から質問がありまして、特にこれは特定不況地域の問題でありますが、大変不安におののいております下請中小企業あるいは関係自治体に対しいろいろな企業が大きな影響を及ぼすような合理化計画を持っていると...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの私の質問は、特定不況地域の指定ということに関連しないで、まさに特定不況地域になっていくことを予防するという見地から、そういう影響のある合理化計画をいろいろな企業が進めようとするときには、当然、そこで犠牲をこうむる、影響をこうむる自治体と事前に十分協議...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、時間が参りましたのでこれで終えますが、ともかく新日鉄といえば昨年までは日本一の大企業でありますし、世界の鉄鋼業の重鎮でありますし、今度の合理化計画も言ってみれば大変ぜいたくな合理化計画であり、華麗なる合理化計画である。しかもそれがそういう地域社会へ重...全文を見る