工藤晃

くどうあきら



当選回数回

工藤晃の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第87回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して質問します。  最初に物価問題について伺います。  もうすでに各方面からも指摘されてきたことでありますし、また、当委員会におきましてもいろいろ御答弁あった点でありますが、一口で言っていまの物価情勢は、一九七二年、七三年ごろ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの大臣の御答弁は、もし不当な便乗値上げ的な様相があるならばとか、社会的な意義、そういうことからいって問題があるならば、やはり一定の行政指導が必要であるという御発言と受けとめましたが、それに引き続きまして、今度のOPECの値上げの影響、それはこれまでの日...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの大臣の発言は少し問題にしなければいかぬ。責任者として、値段のつけ方、上げ方に対していろいろ指導しなければならぬということと、市場での競争待ちであるということと、両方まぜて言われましたので、先ほどの答弁よりか一層ちょっとあいまいな感じもありますが、この...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、そういう業界でありますから監視しなければいけないということをぜひやっていただきたいということを申しまして、次の問題に移りたいと思います。  わが党は、これまで政府の経済政策全体に対しまして、特に大企業の減量経営放任、それによっていろいろな悪循環...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 必ずしもそうでないという、どこの部分でそうでないというのかもちょっと不明確なんですが、しかし先ほど私が挙げましたね。事業所統計にしろ何にしろ、大きな企業ほど人減らしが多いというだけでなしに、中小企業の方がむしろふやしているときに大企業の方が減らしている。そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) どうも大臣、私が挙げた事実について余りお調べになっていないで答えられているんじゃないかと思うのです。座して倒産を待つとか、私いま挙げているのは、松下とか日立とか東芝だとかソニーだとか三菱電機だとか、そういうところを言っているわけですよ。そういう世界でも名だ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、その一番下の内職をやっている人が海外に行きたい、何とか行かしてくれなんて、そんなこと全然言ってませんよ。だから、そういう誤解された答弁をされたらまことに困るわけであります。  それから問題は、まだ雇用に問題が出てないと言うけれども、これはとんでもな...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 先ほど部品のマクロ、ミクロという話がありましたけれども、いまのは部品がこうなっているのですよ。労働集約型のところを海外に持っていって、そしてかなり高度のところを国内でやって、国内でやったものを海外で委託加工してやるから、どうしても東南アジアに輸出がふえる、...全文を見る
02月16日第87回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表して質問します。  初めに、ダグラス、グラマンなど、航空機疑惑をめぐりまして集中審議並びに証人喚問が行われまして、私自身大変強い印象を受けたわけであります。一口で言って、この疑惑はいよいよ深まった、そういうことでありますし...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 疑惑が解明される日を待望するというのでなしに、総理として、また総裁として、積極的にその責任を果たさなければいけないというふうに考えるわけでありますが、とりわけ一つの具体的な問題としまして、先ほども私触れましたように、E2Cの部品購入をめぐっての手数料は、日...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 委員長、総理ですよ。
○工藤(晃)委員(共) 先ほどの山下防衛庁長官のお話で、第一、今度予算化する、それで購入が始まって、部品購入が始まるわけでしょう。そこで日商岩井が取り扱えば手数料が入ってきて、SECなどその他の資料でこれが政府高官に渡っていくというあるルートが開かれている、こういうことなんだから...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 第一あれでしょう。E2Cの購入をめぐって不正の疑惑があり追及しているところでしょう。それを買えばまさにE2Cを購入するということで、その不正を仕掛けたグラマン社には利益がそのままいくということにもなるし、そうしてまた、さっき言ったように、全部が全部とてもF...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの発言はまことに遺憾でありますし、この問題は今後いよいよ追及しなければいけないし、必ずこれは削減させなければいけない、こういう決意でありますが、さてそこで、雇用問題について私は質問を行いたいと思います。  さきの委員会におきます不破書記局長の質問にお...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それで、就業構造基本調査によりますと、七一年から七七年、製造業での就業者の数は、三百人未満で六十二万人増で、三百人以上では六十三万人減、特に千人以上で四十九万人減ということですが、それもちょっと御確認願いたい。
○工藤(晃)委員(共) そのほか事業所統計について用同じような結果が出ているわけであります。これを見てもおわかりのように、特にオイルショックをはさんでそれ以後の長期不況という中で、実は中小企業の方がむしろ製造業部門において雇用がふえているときに、大企業の方がもう著しく減らしている...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私が伺った問題に対して真っすぐにお答えにならなかったわけですね。なぜ中小企業が苦しい中でまだ雇用をふやしておるときに、少数の大企業に限ってどんどん人を減らしていったのか。むしろ資本力も強いし、その利益も大きい、しかも海外へどんどん伸びていけるような大企業の...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) この最初の四枚の表でございますね。「人減らし実施企業の海外子会社従業員数」百社ばかりまとめてあります。これまでこれだけまとめた調査はないと思っておりますが、このもとは産業労働調査所の調査、これは東京証券取引所一部上場企業に基づいた調査であります。それから「...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 江崎さんの御答弁を聞いていると、どういうわけですか、さっき政府の統計から、同じ製造業の中で中小企業の方が雇用をふやしているときに大企業の方が減らして、それが今日の大変な失業のもとになっているという事実、先ほども認められたでしょう。その事実に立ってなぜ答弁さ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 労働白書として政府が責任を持って国民に示している試算に、こういうことが起こるというようにまことにだぼらみたいなことが入っていいのですか、大胆だとか何だとか。それは試算というのは試算ですよ。しかし、可能性を示しているわけじゃないですか。だからそういう無責任な...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 唯一であるかないかよりも、先ほど私は百社表を示して、このようにこういう結果が出ているということを示した上で、なおかつそういうことを言われるということや、それから試算が前提があるとかないとか、それはわかり切ったことでありますが、しかし、一つの可能性として労働...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは問題を移しますが、五十四年度の予算で、公共事業の伸びで直接労働需要量がどのくらいふえるのか、お願いします。
○工藤(晃)委員(共) その十六万人は、恐らく昨年、五十二年度予算では十七万人ふえるというのに対応したものだと思いますが、大蔵省の中に公共事業等施行推進本部を置きまして、この十七万人という数を出しながら、それが実際にどれだけ吸収されたか追跡調査を行っているのかいないのか、そのこと...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 大蔵省の中にせっかく公共事業等施行推進本部を設けていて、それで雇用がこれだけふえるということを発表しておきながら、言ってみれば、少なくともこれまでの政府の政策の中では唯一の計画的に雇用を何とかふやそうというこの分野で、数字は出すけれどもその追跡調査をやられ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまいろいろ事情を述べられましたが、もっとはっきりさせなければいけないのは、何といっても大手へ集中してしまう工事である。私調べたら、清水、フジタ、銭高、日立造船、日本鋼管、新日鉄、神戸製鋼というところへ集中してしまって、広島県内の業者も少ないありさまである...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 実際は、もっと積極的に、元利償還のかなりの部分を見るとかいうことまでやらなければ、やりたくてもやれないという実情、それを踏まえていないいまの答弁だと思います。私は、それだけでなしに、実はもう公共事業の中のこれだけは特に雇用吸収に充てる、別枠をとるくらいの決...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 就業構造基本調査は労働力調査よりもはるかに精密な調査であるということを前提にして話を進めるわけでありますが、いま言いましたように、無業者で仕事を希望する者が五百万人以上、仕事を持っていても賃金が非常に少ないとかいうことで追加就業したい、転職したいという者が...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 実際はこれだけ希望者がいて、希望者は全部受けられてという実情でないということが問題なんですね。それから、第一、職安の窓口でもこれがよくPRされてないという問題もありますが、とりわけ、四十五歳以上の年齢制限という問題や、年間所得制限で、夫婦でただ五十八万円以...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) さっき私が挙げましたように、衆議院の社労の附帯決議で、変動に応じて配慮しろという附帯決議があるのですよ。それは国会無視ですよ。それから同時に、さっき言いましたように、中央職業安定審議会の答申、それでも弾力運用しろとあるわけです。これはちょっと大臣、答弁して...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 引き続き検討するということでありますが、それにあわせて、やはり中高年齢法の特定地域の指定や、それから特定地域開発就労事業についても、先ほどの公共事業でなぜ雇用がこのように吸収されないのかという問題に本当に真剣に対処するならば、この法律ができたときに比べては...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そんなのだめですよ。これも、先ほど私が挙げました衆議院社会労働委員会の七一年五月十日の附帯決議で、この「特定地域開発就労事業については、雇用失業情勢に応じた弾力的な運用を図る」こうあるじゃないですか。あのときに比べて情勢が甘くなったのですか、緩くなったので...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 国会の決議を無視するようなことは許されないし、これを体して弾力的運用をやるということで、これをどうしても推進させなければいけない、このように考えるわけであります。  さてそこで、私は次の問題に移りたいと思います。  やはり一つの問題としまして、これほど...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私が一つ例を挙げたいのは、日産自動車の村山工場の例でありますが、ここでは有給休暇をとらない者に精勤賞を出す制度が行われております。とらない度合いに応じて金額が高くなって、物品が出されるわけであります。村山工場の場合は、夏休み八日間のうちにこれはもう三日の本...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 労働省は昨年六月二十三日、労働時間短縮の行政指導というのを出している。さっき言ったように、この法律の精神からいって当然の権利である。しかも、いまの雇用情勢からいって短縮の行政指導をやらなければいけないと言っている。そして、たとえば年次有給休暇取得が不利益を...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 企業側がその権利をとることを阻害するのは問題だ、それはさせてはならないと言うけれども、そういう通達などがあるにもかかわらずこういうことが現に起きているという問題があるわけであります。  それから、大企業の場合は基準よりもよけいあると言いますが、確かに日産...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) どうも過去の財政政策、大企業のための放漫財政とも言わなければならないのですが、それが招いたという点はいま述べられずに、ただ構造的変化ということへどうも転嫁して、これは世界的な構造的変化と言って外因に逃げるのはおかしいですね。これは過去の国債依存度をずっと六...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ではもう一度、五%の導入で物価への影響というのはどのくらいと考えていますか。
○工藤(晃)委員(共) この二・五%がそれで済むかどうか、議論は一応ここで外しますが、一般消費税の性格からしまして、つまり、一般消費税というのは広く財貨サービスの消費一般に対して負担を求めるということですね。     〔毛利委員長代理退席、委員長着席〕 そうして、新税は企業税...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、使途別で見ると、特に物件費や施設費、これは用地費は除いて、用地の取得にはかからない。それからこういうものに関してはかかるということになる。つまり五%税率なら五%経費がその分上がる、これはそのまま認めざるを得ないということになったわけであります...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、大体認めるということでありますが、これは厚生大臣にも伺いたいのですが、たとえば社会保険医療は非課税であっても薬代が上がりますね。それで薬価基準を上げたりしなければいけなくなるのじゃないのか、それに伴う国庫負担増なんか起こるのではないか、そうい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) まだ検討がほとんどやられてないということでありますが、ともかく社会保険医療それ自体はかけないとしても、薬代、これはメーカーから買うときには当然かかるというのがたてまえでこの税金が生まれてきたということはよく御存じだと思います。  さて、地方自治体への移譲...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それもよく詰まってないようなお話でありますが、ともかく五%なら五%のうちの何%かが地方の一般消費税になり、そのほか交付税の形か譲与税の形で配分するという、大体それをお考えのことだと思いますが、さてこの一般消費税導入に伴いまして徴税吏員が何名増員が必要であり...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これも余りまだはっきり固まってないけれども、ともかく余りふやさないようにという、ふやすことには間違いないというふうに承りましたが、ともかく以上のように税金五%で大体三兆円前後入ってくるだろうということに対しまして、経費の方が、やはり負担する部分が国や自治体...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、首相も五十五年度のできるだけ早い時期に実施すると言い、新経済社会七カ年計画の基本構想の中でも五十五年度に実施すると言って、それに整合性を持ったという断り書きがわざわざつきまして収支試算が出されたにもかかわらず、これが入ってないということが明ら...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 第一、こういう試算さえやってないということは、私、大変問題だと思うのですね。総理は今度の国会で何と言われましたか。一般消費税問題、国会の内外で論議を深めてくれ。深めるには深める前提として、いま言ったように、どういう影響がいろいろな各方面に及ぶかということが...全文を見る
02月20日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は大臣に雇用と第三次産業、特に環衛業の関連について、しぼった質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、大臣の所信表明の中で「雇用・失業情勢は、完全失業者が百万人以上の高水準で推移し、また有効求人倍率も最近やや上昇傾向が見られるもののなお求...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そこで、きょうは厚生省もそれから通産の方にもお見えいただいているわけなので、確かに雇用の創出を図るということは重大なことなのですが、その十万人の雇用の創出の持っていき場所などについてはどなたかいろいろ御検討なさっておられるはずでございますが、それについて...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) あなたのおっしゃったとおりで、第二次産業、特に製造業の方は雇用が落ち込んでいく、これも昭和四十九年以降ずっとそういう傾向をたどっているということ、まあ言えば慢性的な雇用の減少状態にある。一方でまた、いまおっしゃったように、第三次産業では雇用が確実に増大し...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 確かに大臣おっしゃったように、私の方にちょうだいしております資料の「労働省主要予算(案)の概要」の中にも、八ページに「第三次産業雇用実態調査の実施」という新しい項目が設けられているわけですね。だからそういう意欲のあることはこの数字からもわかるわけでござい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 先ほどの局長の御答弁は、私の聞いていることに答えていらっしゃらないわけでございます。私が申し上げているのは、環衛業との関連においてどういうふうになさいますかということを申し上げている。第三次産業という大きな器の中で物を論じているわけじゃないので、そういう...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ協調していただいて、総合的な判断の上に立ったよき指導をしていただきたいと思います。  終わります。      ────◇─────
02月21日第87回国会 衆議院 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第2号
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○工藤(晃)小委員(新自) ただいまいろいろ御説明いただいた資料ですけれども、日本の健康保険制度と比較するということは、この資料からでは私は困難だと思うのですね。ただ、社会的な背景も違えば他の社会保障的な制度もすべて違うでしょうし、それからそういう福祉社会のあり方も違うでしょうか...全文を見る
○工藤(晃)小委員(新自) 石野さんのお話なんだけれども、出す意思がないと聞こえたのだけれども、意思がないのですか、それとも資料がないのですか。
○工藤(晃)小委員(新自) 私は、せっかくこうやって比較されたのだから、日本の制度を既成概念の上に立って物を考えるのじゃなくて、一度ばらばらにして考えてみて、新しいものを構築した方が結局高齢化社会に対応しやすいのじゃないか、またその方が早いのじゃないかという考え方も一方で持ちなが...全文を見る
02月22日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
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○工藤(晃)委員(新自) きょうは、昭和五十四年一月二十五日都道府県知事あてに厚生省保険局長から「保険診療適正化のための指導、監査の推進について」という通達か出されております、その通達について質疑をさせていただきたい、こう思います。  まず、この通達の目的はどういうところにござ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それに関連しまして、私の手元にございます雑誌にこういうことが書かれているのです。「厚生省は、橋本厚相と武見日医会長との合意にもとづき、二十五日付で「保険診療適正化のための指導、監査の推進」、二十六日付で「健康保険組合の医療費通知及び不正請求告発運動」につ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういう観点からの今度の通達であれば、いままでの通達と違うところをひとつ明らかにしていただきたいと思うのですが、そういう点はどうですか。いままでと全く同じなんですか、それともどこか変わったところがございますか。
○工藤(晃)委員(新自) いっそうとは申し上げませんけれども、過去においては往々にして経済的な審査という傾向があった、そういうことがやはり一方において強調されている事実がございます。そういうことにかんがみまして、医療の適正化というのはどういうことをもって適正化と言うか、もう少し的...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いまの局長の答弁は、あくまでも診療内容を向上させて医学の向上を図りながら、医学的な向上をその診療の中に含みながら国民の健康を守っていこう、こういうお考えでなさっている、そういう意味の適正化でございますか。そういう点についてもう一遍はっきりと。
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、私がこういうことを最もしつこくお聞きいたしました理由は、やはり運用というものが大変大きな問題になってまいろうというふうに考えるわけです。  特に、一方において権限を持ちあるいは指導、監査をする、この監査という言葉もニュアンスとしては私は大...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 医師は人の命をあずかるという崇高な使命と、それに対して特権を国から与えられているわけでございますから、当然そういう意味におけるモラルというものが他の職業に比べて強く社会的に要求されてしかるべきだと思います。同時にまた、そういう方々の立場というものも逆に言...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 確かに大臣のおっしゃることに対して私は賛成でございます。しかしその運用だけはひとつ誤らないように、ぜひいいものと悪いものを的確に分けていただいて、いいものは育つように、そういうことをしていかなければ、すべていいものまで摘み取って悪だというふうなことになり...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それはどういうわけでございますか。
○工藤(晃)委員(新自) 大変理解されがたい御答弁でございまして、先ほどからるる私が申し上げたように、こういう診療に対して指導とか監査とか第三者が入り込む余地のないところへ入っていってそういうことをやろうというならば、あるところは一切フリーパスで無審査である、片一方はそういうもの...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大変不満足な答えしかちょうだいできませんが、大臣が思い切った勇気を持った行動をとられることを期待したい。これ以上幾ら突っ込んでも、恐らくそれ以外の答えは出てこない、こう思いますよ。ただ、こういうところにも大きな問題点があるということを私はきょう指摘します...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう時間がなくなりましたので、最後にお聞きいたしますけれども、もしそういうふうな負担と給付の公平、平等というものが図れない、あくまでも図らなかった場合に、それでは逆に診療報酬の方で差をつけるということについては、大臣はそういうやり方をなさいますか。
○工藤(晃)委員(新自) いかなる場合でも、あなたは勇気を持ってなさいますか。
○工藤(晃)委員(新自) 大臣、一点でいいですから。日本の将来に対して大きな問題を抱えている問題については、御意見もいろいろございましょうけれども、ひとつ歴史に残る大臣になっていただきたい、これを切願しまして、私の時間が参り
02月27日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
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○工藤(晃)委員(新自) 大臣、大変お疲れのところ恐縮ですが、私が最後ですからもうしばらくお願いをいたします。  きょうは日本の労働行政の基本的な質問から入らしていただきたいと思うのですが、非常に低成長であり、産業構造の変化に伴う産業の質的転換を急いでやっていかなければならない...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それだけの大臣の御説明では、果たして日本の将来に安定した雇用が獲得できるのかどうか、ちょっと疑問な感じがいたします。ということは、先ほど大臣もおっしゃいましたように経済成長六・三%を確保しなければならぬ、確かにそれはそうなんだけれども、しかしながら一方に...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 過去のデータはそういうふうなものを指しておりますけれども、そういう形態というのは今後とも存続されていくのか、そういう数字はこれからどんどん変わっていくのか、どのようにお考えになりますか。
○工藤(晃)委員(新自) 「就業構造の国際比較産業別構成」というデータを見ますと、一九七七年の日本の第三次産業の全産業に占めるパーセントは五三・三、こういう数字になっております。アメリカが第三次産業が六九・六、イギリスが五八・四、フランスが五一・九、西ドイツが四七・八、イタリアが...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私も全く同感でございまして、パートタイム形式というのは今後日本の雇用の一つの大きな流れになっていくだろう、こう思いますし、また当然であろうと思います。なぜならば、この高齢化社会に労働条件、八時間労働を肉体的にお年寄りに強いるということは、逆に言えば全くそ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そこで具体的な一つの提案を私はしてみたいと思うのです。たとえば、一つの提案をする前に例を挙げてみたいと思うのですが、クリーニング業なんです。  そうすると、一方では業界の中で、大きな企業とそれから生業という零細なクリーニング業との間に峻烈な過当競争が現...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もちろんそのとおりでございまして、私もそれには異論がない。しかし、こういう問題も、雇用開発事業についても職安を通して雇用関係を結ばなければそういう制度の恩典を受けられないということになっていますが、私がちょうだいいたしました資料によりますと、全職業紹介の...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 第三次産業の実態調査の予算もとってあるようですね。しかし、資料の御提供をいただいたら、昭和四十七年から五十年、こういうところのデータをもとに調べるのだということも言われておるようですが、それは高度成長の時代のデータでございますから、そういうものを資料にし...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣、このように厚生省も言っておりますので、ひとつ中高年齢者雇用開発給付金の制度をそういうものに結びつけて、できるだけ運用をスムーズになさりながら、第二次産業から第三次産業への移転を円滑にしていただきたいと心から願うわけでございます。  そこでひとつ、...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それはぜひ具体的に実行していただきたいと思います。  終わります。
02月27日第87回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○工藤(晃)分科員(新自) 最初にまず、現在の日本の置かれている産業界の現状あるいは未来について大臣がどのような基本的なお考えを持っていらっしゃるかについてお聞きをしたいと思うのです。  まず第一番に、構造不況と言われているような業種を含んで産業構造の転換をしていかなきゃならな...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 大臣が先ほどおっしゃったように、日本の経済は好転しつつある。一言で言えば将来については明るいということですけれども、国際競争力を失った構造不況業種と言われているような業種の業種転換を行うということは、大変困難な事業であると私は思うのです。そう簡単に、ス...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 大臣の御答弁を伺っておりますと、簡単にそういうことがすべてスムーズに円滑に行われるような感じがしてまいるのですが、どうも実感としてはそういうものがそう受け取れない深刻さを持っているので、そこのギャップというものを特に私は強調しておきたいわけでございます...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) たとえば、非常に各論に入りますと話が小さくなってしまうのですが、商工会議所の指導員、こういう方々はいろいろな形で中小企業のそういう経営の指導に当たっておられるわけでございますが、そういう方々もこういうことに対する情報をできるだけ早く伝達をして、職業転換...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 労働省あるいは厚生省にも、そういう連携プレーの上に立った適切な指導をしていただきたいということを申し上げておりまして、各省ともにそういうことについては前向きの御答弁をいただいたわけでございますから、通産省におかれましてもそういう姿勢で、ぜひ横の連絡を十...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 最後に、構造不況業種と一言で言えば、全部その中にいろんな業種が入ってしまうわけでございますが、その起因する原因というのは大変多種多様でございます。中には不可抗力的な形の不況業種もあれば、あるいは高度成長のときに将来の展望を誤って、そのために現在大変不況...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 短い時間でございましたけれども、いままで質疑をいたしましたことを見ても、日本の将来というのは決して甘いものではないというふうに考えますので、ぜひともその対応については、そういう亀裂の部分についても十分適切なあるいはまたきめの細かい御配慮をしていただかな...全文を見る
02月28日第87回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○工藤(晃)分科員(新自) 大臣、きょうは大変長時間質疑を真剣にやっていただきまして、さぞかしお疲れだろうと思いますけれども、ただいまから私が申し上げることは、国家百年の大計をどう考えるかという大変次元の高いお話をいたします。それについて、あなたの判断とそれからあなたの決断とあな...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 最後におっしゃいました医学の進歩というのは大変大きな要因の一つではございます。しかしながら、振り返ってみますと、これは人の努力の結晶でございますし、またそういう分野で働く方々の大変な御努力の結果だろうと思うわけです。また、一方においては、日本の医療制度...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) そこで、問題は、こういうふうに一方が非常に大きな赤字を抱えながら、毎年政管健保の方は赤字、赤字ということで医療費を値上げしなければならぬ、現行法を改革して医療費に対応しなければならぬということで、この委員会もそのたびに大変けんけんごうごうとした意見が出...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) その勘案の根拠はどういうことですか。
○工藤(晃)分科員(新自) そうすると、すべて非課税の対象になっているというふうにおっしゃったわけですが、その根拠は、国の行うあるいは地方公共団体が行うことに準じているから非課税なんだ、それからまた、その残余財産については国に帰属するということで非課税なんだ、こういうことでござい...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 一言で言えば、公共という、こういうことを意味しますか。
○工藤(晃)分科員(新自) そうしますと、健保組合が公共であるというふうに認めたその根拠はどういうところにありますか。先ほど申し上げましたような国に準ずるとおっしゃっておりますが、そうすると、健保組合の行っている行為、目的というものが公共であるというふうに認められたわけですね。ち...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 私は、保険組合のやっている仕事というのは、被保険者の保険料の徴収とその支払いがその業務であるというふうに考えておりますが、その点はどうですか。
○工藤(晃)分科員(新自) 時間が足りなくなりましたので、私の方からこれについて少し私見を述べたいと思います。  保険料の徴収あるいは診療報酬の支払い、こういう機能をするだけで国は公共性を認めているわけでございます。しかし、一方においては、崇高な人の命を預かる医師に対しての公共...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) いよいよ時間がなくなりますので、その問題はこれでやめます。  ところで、大臣、こういうふうに一方においては非課税でどんどん黒字になっていく、その額だってべらぼうな額なんですね。本来、保険料というのは何のために徴収されているかと言えば、自分の命を守るた...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 大蔵あるいは厚生大臣両方のお答えを伺いまして、今後そういうものを具体的によくなければ改善していかなければならないことはもう明らかなことであるし、それは政府の責任であろうと思います。  そういうことにおいて、一言でいいですが、大蔵省としてこの健保制度の...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 両省の意見が大体同じ方向へ向いているようでございますので、そういう問題はぜひ勇気を持って解決の方向へ御努力願いたいと思います。  時間が参りましたので、最後に大臣にお願いをしたいのだが、医師税制については大蔵省は——きょうは不公正の問題について何が不...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) やはり医療法人化が非常にやりにくい。だから、こういうことが税制上なかなかつくれない。だから、医療法人化をもっと平等に、公正にそういうことをしてあげること、これは大臣の所管でございましょう。そういうことについて、大臣、どうですか。
○工藤(晃)分科員(新自) 大蔵と厚生がこういう意味においては十分協調、協議されて、そういうことに対する不公正も前向きに検討していただかなければ、医師税制の不公正だけが強調されてこういう面の不公正が強調されない場合には、やはり医療のひずみというものはもっとひどくなっていくのじゃな...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) これで終わります。
03月01日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
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○工藤(晃)委員(新自) きょうは、戦傷病者戦没者遺族等援護法に関連する質疑をいたす予定でおりました。しかし、その前に、人命をどう扱うかということについての関連で、ちょっと気になる新聞記事がけさ目に映りましたので、その点をまず最初にただしたいと思うわけでございます。  きょうの...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 次に佐分利医務局長に、先ほど申し上げました点についての簡単な御説明をいただきたいと思います。
○工藤(晃)委員(新自) 私はいまの答弁で幾つかの疑問点を指摘しておきたいと思うわけです。ということは、先ほど御説明になりましたように、年中無休だとか二十四時間オープンだとか差額ベッドは取らないとか、すべて非常に結構ずくめの経営がやっていけるという、こういうことについていささか私...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 国民が見るときは、議事録を見ていないのですよ。この新聞を見るのですよ。そこに問題があるから私は指摘しておるわけなんです。議事録を一々国民は見るわけじゃないのです。だから私は国民の代表としてここに申し上げているので、この新聞を見たときに国民はどういう見方を...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 話せば長くなって時間がなくなりますからやめますが、あなたのおっしゃった中に、少し行き過ぎがあるのではという言葉が載っているけれども、これは、行き過ぎがあるかないかということを話し合わないうちにおっしゃったということは問題があると思う。議事録にこう書いてあ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 多くの方々の切なる願いがぜひかなえられるように、強力な推進方をお願いしたいと思います。  次に、戦傷病者戦没者遺族等の援護施策は今後どのようにしておいきになるのか、基本的な考え方をひとつお聞かせを願いたいと思います。
○工藤(晃)委員(新自) 次に、この五十四年度における戦没者の遺骨収集、慰霊巡拝あるいは慰霊碑建設の計画その他がございましたら、御説明を願いたいと思います。
○工藤(晃)委員(新自) ぜひとも、そういう問題についても、遺族の立場に立って推進をしていただけるようにお願いをしておきます。  別の質問に入りますけれども、日中友好条約が締結された現時点におきましては、だんだんに中国から日本へ帰国される方も多くなってまいろうかと思うのです。そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ、援護行政についてはより一層強力な推進方をお願いして、私の質疑を終わります。(拍手)
03月01日第87回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
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○工藤(晃)分科員(新自) きょうは、構造不況業種並びにその周辺に起きております雇用の問題について質問をさしていただきたいと思います。  現在、特定不況業種離職者臨時措置法第二条第一項の政令で指定する業種、こういう一覧表を見ますと三十六業種、百五十万人ぐらいの対象者がこの中に含...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) いまだに炭鉱離職者の円満な移転が終了していない現状であろうと思うのです。それは、たとえば福岡にその例をとってみますと、昭和五十年に福岡の生活保護世帯を全国に比較いたしますと、全国平均が千人に対して十二・二、それから福岡は千人に対して三十九人、昭和五十二...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 炭鉱一つの業種でこれだけの問題が起きているわけでございまして、全国の保護世帯七十三万世帯の中で福岡は八万二千世帯、全国の一一・二%を福岡だけで占めているという現状は大変厳しいと私は思います。同時に、先ほど局長は、これは集中しておるから大変転換がむずかし...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 局長からお答えいただいたのですが、大臣、こういう考え方は、いまの社会がそういう企業についても不安定な社会にいま到達をし、二十一世紀にかけてもやはりそういう波を乗り越えていかなきゃならないし、また逆に言って、中高年齢層の雇用の問題を含めて、定年制の延長の...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 残された時間あとわずかでございますので、ぜひそういうことについては、積極的に他の関係省庁ともお話し合いの上で推進をしていただくことを強く要望しておきます。  次に、先ほどから雇用の問題が出てまいりましたが、中高年齢層の雇用の創出ということについて大変...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 身障者の雇用問題は、これから大変厳しい状況下に置かれていくだろうということは推測にかたくないわけでございます。  ところで、実雇用率は上がってこなかったというお答えでございますけれども、私は、前にも提案はいたしたのですが、やっぱり公共事業に関与するよ...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 身体障害者に対する福祉は、私がいまさらここで申し上げるまでもなく、やはり働く場を提供してあげることが最大の福祉だと思います。ですから、そういう意味において、非常にむずかしいとか、あるいはいまの段階においてはどうかとかという答えは、私はこの前も聞いたよう...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 終わります。
03月02日第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
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○工藤(晃)分科員(新自) 本日は、大蔵、厚生両方からひとついろいろと御意見を承りたい、こう思うわけであります。  その内容は、急激に訪れてまいります高齢化社会、それに対応するために健康の保障をどうするか、あるいは生活の保障をどうするか、あるいは生きがいをどう見つけるか、こうい...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 私はさっぱりわからぬということをまず申し上げます。ということは、要するに政策目的のバランスが崩れたという判断はいろいろ議論があるわけで、あなたのおっしゃっている議論だけが正しいという前提は何もないわけです。ですから、その議論をしないで、不明確のままにこ...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 公共性を重視しなければいかぬという言葉だけでは重視をしたということにはなりませんので、いまから私はその点について時間がありませんので十分討議をするというよりも、きょうはその問題を提起して、これはどちらがいいとか悪いとかという問題じゃなく、最初に前提に申...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) ちょうど厚生省の方へ話が来ましたので、厚生省の方にもこの問題について十分御検討を願わなければならぬというふうに思いますが、その前に、たとえばこの医療の公共性というか、人の命を守っていくためになさなければならない諸制度があるわけですよ。それがすべてこうい...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 大蔵大臣、こういう問題というのは、大変側面的ないろいろな要因がそういう一つの面に含まれてくるわけです。そういう面においても十分配慮しながら税というものを考えていかないと、国民が大変そのあおりを食って迷惑をすることが今後たくさん出てまいろう、こう思います...全文を見る
○工藤(晃)分科員(新自) 時間が参りましたのでこれでやめますけれども、どうかひとつ、きょう申し上げたことをもう一遍改めて議事録をお読みいただいて、どこに問題があるか、あるいはどの点は確かに納得できるか、この点は問題があると言えばこの問題をこれからどんどん詰めていって、やはりみん...全文を見る
03月07日第87回国会 衆議院 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号
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○工藤(晃)小委員(新自) 給付と負担の問題に関する考え方ということで、大変いろいろ資料が出ております。すべて不公平のかたまりがここに書かれているわけで、その中に整合性とかあるいは公平とかいうところを見出すのは大変困難なこういう状況の中で、これをどうするかという問題になりますと、...全文を見る
03月22日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第9号
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○工藤(晃)委員(新自) きょうは年金に関連した質疑をさせていただきます。  まず最初に、わが日本が急激に高齢化社会へ向かおうとしているという現実、がございまして、これは社会構造にいろいろな形で対応を迫ってきているわけでございます。それも、ヨーロッパ先進国におきましては、百年あ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いずれにいたしましても、生産OBの方々が非常にふえるということは間違いのない事実でございます。もちろん、年金というのは長期的展望の上に立ってその構想が練られているはずでございます。そういう意味において、年金が施行されてまいりました歴史的な背景を含めて、そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いま御説明がありましたように、日本だけじゃなく、世界的な傾向として、年金の将来については大変厳しい状況が待ち受けているということは納得いたしましたが、それについて日本では、それではどの程度の負担率をもって将来妥当と考えておられるのか、もちろん所得の状況と...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、千分の百八十を一つの想定限界と仮定いたしますと、日本は大体今後何年くらいでそういうところに到達するのでしょうか。
○工藤(晃)委員(新自) ただいま伺っておりますと、健康保険、税金、その他と連動するから、一概に言えないということをおっしゃっておりますし、また健康保険そのものの中にも、ただいま財政上の問題として、国民が今後どのような負担をしなければならぬかということで、大変厳しい状況の中に置か...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これは大変、考えてもむずかしい、頭の痛くなるような問題だと思うのです。一方においては、高齢化社会に対応するために定年制延長を図らなければならぬという至上命令があり、一方においては、それにスライドさせて年金を支給しなければならないという、これがどちらが先に...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それについて、もしその対応がおくれました場合には、現実に非常に社会の不安を招きかねない状況が生まれてまいろうと思います。私は常にどの委員会でも申し上げているのは、まず第一番に、高齢化社会に対応するための健康の方をどう守るかという健康の保障と、その生活の保...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いま大臣おっしゃるのは、たてまえ上、大変りっぱな御返事でございますけれども、実際に、では公的年金で老後保障ができるかどうかという現実、たとえば今後十年あるいは二十年後にそういうことが可能であるかどうかということになると、その資料としてははなはだ乏しいとこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) ぜひ一つの対応として、何から何まですべて国がめんどうを見ていく、こういう発想は、実際問題としては、国民もそういうことに期待をかけ過ぎるとかえって悲劇をもたらすと私は思いますので、そういう意味において、やはり健康なときに十分働き、そういう対応のために努力を...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) この問題についての議論をしておりますと時間がなくなりますので、ただ、私にとって理解しがたいというそういう点を一応指摘して、この問題はやめます。この問題については、また回を改めまして、質疑をさせていただきたいと思います。  最後に、時間がだんだん切迫して...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 公的なそういう年金だけに頼ってこの高齢化社会を迎えるのがいいのか、あるいはまた、親子関係という自然な形の中で私的扶養の促進を図りながら、あわせて年金をそこにセットしていく方が国民にとってより幸せなのか、こういうことを改めて私は前から提起をしているわけでご...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大変強力に御推進いただけるように今後も重ねてお願いをしておきたいと思いますが、このような核家族化を改めて、日本的な三世代一緒に住めるような社会へいい面は誘導していった方が、より有効であろうと私は考えております。  続いて建設省の方にお伺いしますけれども...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 事前におたくから御提供いただきました「住宅事情と住宅対策の現況」五十四年一月の資料でございますが、こういうものを拝見しておりましても、積極的に高齢化社会に対応していこうという姿勢は確かにうかがわれるわけでございますが、日本の場合には、戦後まる焼けの中から...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間が参りましたので、最後に大臣にお聞きをいたしますが、建設省も先ほどからそういうような前向きに対応したいという御意見もありますし、またただいまの年金の還元融資、こういう資金源も一方においてあることでございますから、できるだけ実際に、そういう早く住みたい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) よろしくお願いいたします。  終わります。
03月23日第87回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○工藤(晃)委員(共) 私はきょう、昨年大規模小売店舗法と商調法が改正されまして、いよいよ新法の施行が間近になっておると聞いております。そこで、そういうときに当たりまして、政府の駆け込み出店対策及び新法の運営に対する姿勢といいますか、態度といいますか、それについて伺いたいと思いま...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは昨年五月十二日、当委員会におきまして革新共同の安田委員が、駆け込み的新増設というのは大体どういうものを考えるかというとで、そのとき山口政府委員が答弁して、結局それは、ちょうど三月十三日の通達が出された後だったので、この三月十三日の通達のずっと前から計...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの質問で、要するに昨年も法律の改正が衆議院を通ってしまって、それ以後あわてて出してきて、全然相談なしにきたというのは、この前の委員会におきましての山口政府委員の答弁の趣旨からして、駆け込み的であるとみなされるかどうかという、ごく単純な問題でありますが、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 問題は、数字で見て最近ふえているからどうかというよりも、現実にそういう法改正の前をねらって駆け込みしようとしているものは、その数字が多いか少ないかは別として、現実にあるわけなんで、その問題を国会の決議として、それで駆け込み新増設をやってはならないように指導...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もう一つ問題として、同じ稲毛屋でありますが、武蔵野市の西久保の出店も大きな問題になっております。もちろんそれだけでなしに、立川の若葉町とか、荒川区の日暮里、それから足立区、練馬区などでも、同様の問題がいま一斉に起きているというところに、一つ問題があるのです...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 稲毛屋のいま私の挙げました例というのは、これは武蔵野市議会として意見書を出しているわけです。大臣あて出しているのですから、いまだに詳しいことを知らないというのは、いささか問題があると思うのですが、それはこの意見書にぜひ沿っていただきたいということです。 ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 少し問題を移しまして、三月十六日、日韓大陸だな共同開発のオペレーターを指定された問題について、一、二問伺いたいと思います。  新しい状況として、日本側の開発権者のうち西日本が撤退して、日本石油開発が二から七までをやる、韓国側の開発権者としてはシェル、ガル...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 時間がまいりましたが、いまの問題大変大事なんで、労働法というのは必ず適用になるのです。労働法自体でも、韓国の勤労基準法と日本の労働基準法とまるきり違いますし、労働組合法も違いますし、労働争議調停法もまるきり中身が違って、自由とか権利の度合いが違うわけなんで...全文を見る
04月10日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、港湾労働法の一部を改正する法律案の質疑に関連いたしまして、港湾輸送機能の近代化と、それからその将来並びに港湾労働者の今後の雇用関係の展望について質疑をさせていただきたい、こう思います。  まず最初に、港湾労働法の一部を今度改正される法律案の提案...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 一言で言いますと、提案理由説明の中にもありますけれども「近年、コンテナ輸送の増大等港湾における輸送革新が著しく進展し、港湾運送業務における日雇労働者への依存度が逐年低下しています。このため、登録日雇港湾労働者の就労機会が減少し、登録日雇港湾労働者に支給す...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大体の御説明を承りました。今後は急激なそういう近代化はないにしても、まだ将来ともに伸びていく可能性はある、こういう御指摘でございます。  一方、私がちょうだいいたしました資料を拝見しましても、港湾労働者の推移の資料の一つでございますけれども、日雇港湾労...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 先ほどから申し上げましたように、日雇いの場合には非常に極端な減少の傾向をたどっておる。それが日雇いにとどまらずに常雇用の方まで波及してきているという現状があります。  お聞きいたしたいのですが、現在の常雇用の就労等の状況についてお知らせを願いたい、こう...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 重ねてお伺いいたしますが、そういう傾向というのは今後どういうふうな推移をたどるというふうにお考えになっていらっしゃいますか。
○工藤(晃)委員(新自) 今後とも進展はあり得てももとへ戻ってくるという傾向は余り期待できない、こういうお話のように伺います。そうすると、どうしても世界的な傾向として、やはり港の近代化、機械化というものは促進していかなければならないというそういう宿命を一方で帯びている。片一方にお...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間がだんだん迫ってまいりましたので、そういう大臣のお答えでございますから一つ提案したいんですけれども、そういう将来の展望の上に立って、ただ単にきょうのつくろいをするという考え方にとどまらないで、やはり職業転換をするために必要な諸施策をいまから十分考えて...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 終わります。
04月11日第87回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表して、海外経済協力基金法の一部改正法案について質疑を行います。  今度、資金の枠を大いに拡大するということでありますが、私は問題は、これまでの政府の経済協力政策の方向がどうであったのか、そこでまた基金がどういう特殊な役割りを果た...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) じゃ次で、いま宮崎さん、その次のお話になりましたが、今度は交換公文の後は、相手国政府と基金が借款契約を結ぶというそこへ進むわけですね。それで、そのときは、交換公文では総額こうだったけれども、その中に具体的に幾つかこういう開発事業が含まれる、たとえばそういう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの石原さんのお話で、結局交換公文で大枠が決まっているから、あと修正することがあっても、そう大きな修正が行われたことはないというふうに理解しましたが、私、今度の質問に当たりまして、企画庁調整局の経済協力第一課長からもいろいろお話を伺いました。そこで、もう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの点につきましては、私のところで伺いました経済企画庁のお話と若干ずれているわけですが、この問題、もっと詳しく立ち入ってという時間がないので、これはもうちょっとおきまして、いまの、基金が相手国政府との問で借款契約を結ぶまでを第二段階とすると、その次に出て...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、いまの最後の、アドバイスして聞かなかった場合、貸し付けをやめるとかそういうことをやったのかどうか、それをちょっと後の機会に答えていただきたい。  それで、問題は、その後の段階に入っていくと、結局相手国政府からどこの口座に払い込んでくれという要請が来...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 総裁のお話だと、一々やらないけれども、かなりやる、関係者が現地へ行って見ることもあるということです。この点につきましても、私経済企画庁の経済協力第一課長から伺ったときには、たてまえとしてそういう後追い調査はやらない、やるとすれば、全体としての経済効果がこう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 国会で大きく問題になりましたソウル地下鉄事件につきましても、これは基金のあり方が問われているわけであります。そして、私は、こういう具体的な問題が出ながらも、政府として、また基金として、ここから教訓を正しくくみ上げるという姿勢がまだ出てないと考えざるを得ない...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 政府の方で落ち度がないというふうに答弁されたわけですが、この点についてはまことに大きな疑問を感じますし、納得できませんが、ともかくこういう乱すことのないようにということは伺っておきます。  それで問題は、私が最初に企画庁から伺ったときに、要するに相手の立...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) では、あともう一問伺いますが、その前に、いま物差しとして「内容が適切であり、」そして「見込みがある」、「見込みがある」というのも、実はこの基金法の第一次改正のときに、確実に達成ができるというのを、「見込みがある」というのに非常にやわらげたことによって、砕い...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これをもって質問を終わります。
○工藤(晃)委員(共) 総理に伺いますが、日本共産党の経済協力についての立場というのは、大きく言えば新国際経済秩序を目指すということがあります。もちろんこの新国際経済秩序を目指すということは、発展途上国、非同盟諸国が進めてきた、大国支配中心の旧国際経済秩序を直して、どの民族も平等...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もう時間が参りましたが、もう少し歴史的証言も伺いたいところであります。いずれにせよわが党は、経済協力については五つの原則として、民主公開、国民の前で公開できる形でやれ。それから自主性の原則、いま言ったようなああいう方向でないこと。新植民地主義反対の原則。そ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表し、ただいま議題となりました海外経済協力基金法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  日本共産党は、技術経済協力は、一、民主公開、二、自主性、三、新植民地主義反対、四、平和中立、五、人類進歩を目指す国際連帯、...全文を見る
04月24日第87回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○工藤(晃)委員(共) 日本共産党・革新共同を代表しまして、本法案に対して質疑を行いますが、まず最初の問題は、保安対策の問題ですから、ガス事故の把握を通産省としてどうやられているかという問題について伺いたいわけです。  と申しますのは、私は昨年四月十二日当委員会におきまして液化...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、消防庁としては一般住民から火災が起きたとか、そういうことで通報を受けて出動しますね。あるいはガス中毒だというようなことで救急車が行く。そういうやつも入るわけですね。しかし、いずれにせよ火災で実際の原因がどうであるかということは、消防庁としてい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) もう一つ伺っておきたいのですが、たとえば消防庁としては火災の後でいろいろ判断しますね。それで結局これは火災のAである。Aの場合は漏れてですか。ガス管が漏れていた、そして、どこかでたばこの火あるいはマッチをすったのでそれが引火したというのがAになるわけですね...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そうしますと、結局、いま言いました火災AとBで、都市ガスの場合でも火災Aが二百八十五、これだけでも通産省の百三十五を上回りますし、火災B二千六百七十七、これはもちろん百三十五件を上回るという、こういう大きな違いが出てくるわけです。しかも二カ月か三カ月たって...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私が言ったのは、当てはまらないというのはどういうことかよくわからないのですが、通産省としては、ガス消費機器から漏洩したガスが引火し発生した負傷または物損事故、それで負傷とはというふうになりますね。そうしますと漏洩した、漏れてそれに着火というのは火災Aだなん...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 先ほどの答弁では、業者が判断されてやるからというようなことを言ったんですが、今度は大分督促するというので、少しニュアンスが変わってきました。督促するにこしたことはないわけですから、私は督促が悪いということは言ってないのですが、しかし余りにも事故の件数、違い...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これはずいぶんおかしいんですね。今度の法案は、やはりこの調査会の報告を受けて今度の改正をやると言って、その趣旨はぼくは賛成で、大いにやらなければいけないと思うんだけれども、こういう大事なところを受け入れない、大事なところはこれ以上やりませんという答弁であり...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) あくまで業者を通じて消費者に呼びかけて、広く徴収せよというのでは、やはりいつも業者が真ん中になってくるので、私、時間があれば通産省と消費者との関係を後で伺いたいと思うのですが、その前にもう一つこの行管の中で指摘されましたところの、この二十八ページの中にあり...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) その点についてもうちょっと伺いますが、その前に、消防車を呼んだりしたが、中には大したことなかったのがあると言ったが、それは当然だと思うのです。だけれども、だれでも火事になっては困ると思って呼ぶわけであります。しかし、ともかくさっき言いましたように、通産省と...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 実は原因をやるのに、どこまでが利用者、消費者の責任でというところあたりで、通産省のとらえ方にかなり疑問を感じておりますから、時間があれば後で伺いますが、じゃあともかく、先ほど豊島さん御答弁になった点なんですが、消防庁と同じところまでいかないまでもと言って、...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いずれにせよ私は行管の勧告と、その後のガス事業大都市対策調査会で出された方向がまだ十分やられていない、そこの辺での努力をしていただかなければならないと思うし、とりわけ火災の場合なんかですと何カ月かたって原因がわかる、そういう原因がわからないうちは、事業者が...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私が伺ったのは、この答申の中で、特にガス消費機器の安全性の向上に関する対策と、使用、管理に関する保安対策、それを含めて三つ出されたうちの、ガス消費機器の安全性と使用、管理に関する保安対策というのがどう具体化されていくのかということを伺ったのですが、最後の点...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、時間も参りましたので最後に一問だけちょっとやらしていただきたいのですが、経済企画庁が委託調査した、都市ガス、LPガスの保安に関する消費者の意識調査を通産省は御存じですか。そして、それでどういうことをお感じになっているか、それだけちょっと最後に聞か...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私これで質問を終わりますが、通産大臣も聞いていただきたいのです。  これは企画庁として、消費者団体、全国地域婦人団体連絡協議会に委託した調査で、やはり官庁としてやったものなんです。さっき言ったように、業者だけを通じていろいろと情報をとる、業者から消費者に...全文を見る
04月27日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は金田、坂本両参考人、大変体のぐあいの悪いところをお出ましいただきまして、心から感謝を申し上げます。また、石館参考人もお忙しいところをお出ましいただき、熱心に御討議をいただいて、感謝いたします。  私に与えられた時間は十五分でございます。その中でこ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういうことになりますと、どうも、この副作用救済基金法の定義そのものから議論をしていかなければならないというふうな感じを現在持っております。  それから次に、やはり問題は、こういう救済措置というのは後追いでございますから、副作用をどのように未然に防止し...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 残された数分の時間を、石館参考人にお聞きをいたします。  先ほどの御発言の中に、薬事法の一部を改正するということだけじゃなくて、全面的に、基本的に見直していくべきではないか、こういうことをおっしゃっておられたと思います。そういうことの具体的な意見を、簡...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 参考人の方々には、大変長時間に及んで御審議をいただき、御意見をちょうだいし、まことにありがとうございます。私が最後でございます。与えられた時間は十五分でございますので、その中で多くのものを実はお聞きしたいと思っております。ただ、時間の都合でどこまでそれが...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう質問する時間がございません。  それでは、私の考え方を多少述べさせていただきまして、また別の機会に御意見などちょうだいしたいと思います。  薬害救済の問題と、それから薬の有効性というものを一緒の土俵の上で物を考えるべきではないのじゃないかというふ...全文を見る
04月27日第87回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、スリーマイル島原発事故をめぐって、政府のこれからの政策問題を中心に伺います。  通産大臣は五時までということですから冒頭になりますが、スリーマイル島の原発事故から通産省としてどのような教訓を引き出しているかという問題についてまず伺いたいわけでありま...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの大臣のお話は、一方では謙虚に受けとめてということも言われましたが、同時に、これまでやってきたことが十分であるということも強調したいような御気分がありありと見られたわけでありますが、この問題はもう少し後で伺います。  私が今度のスリーマイル島の事故で...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) NRCのこの前出た資料と、それから日本原子力研究所の労働組合が四月十一日討論会を行った資料があります。特にこの後者の資料によりますと、十一の問題が指摘されております。NRCはいままで六つばかり原因を挙げていたというふうに覚えております。この十一について全部...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私は今回の事故でもう一つ、四つ目に大事な問題として指摘したいのは、やはりこれはアメリカの場合どうで、また日本の場合どうでというふうにいろいろ違いがあると思いますけれども、少なくとも今度の事件を見て、事故対策の想定に入れられていない状況がどこで、どこまでは想...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 閉まるべきときにあいていれば閉めなさいというのなら、これはまた大変単純な話で、実は四月二十四日、資源エネルギー庁が発表したこの文書の中にもそれに似たことが書いてあるわけですね。開いた状態にある弁が加圧器逃し弁であるかどうかをまず確認する、確認すれば元弁を閉...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 先ほど挙げましたNRCの運転者への通達が四月十二日に続いて十四日とあって、後者の方がより詳しくなっている感じでありますが、すでに新聞でも指摘されているような、たとえば加圧器の水位にかかわらず、どこで注水を行うかということでは、四月十二日は手動でやれと、結局...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 時間が参りましたけれども、現実の施策に使ってないというけれども、政府が、いかに政府のいま行っている原子力開発政策が正しく、かつ急いで実行すべきであるということを強調するときの、いつも論争になった点はこの問題でありまして、そのときの、まさに行政ベースの根拠に...全文を見る
04月27日第87回国会 衆議院 本会議 第22号
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○工藤晃君(新自) 私は、新自由クラブを代表し、ただいま提案されました健康保険法等の一部を改正する法律案の趣旨説明に対し、本法律案提出の政府の基本姿勢を中心に質問するものであります。  質問の第一は、健康保険法改正をめぐる政府並びに自由民主党の対応姿勢に対してであります。  ...全文を見る
05月08日第87回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○工藤(晃)委員(共) エネルギーの使用の合理化に関する法律案について質問します。  わが党は、このエネルギーの問題で自主的、総合的政策を打ち立てなければならない、こういうことをかねて主張しておりますし、その場合四つの可能性をくみ尽くすべきである。そこに総合性が出てくる。その中...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ちょっと具体的なことを伺いますが、ヨーロッパの西ドイツ、イギリス、フランス、そのほかアメリカ、日本での火力発電の中での石炭の地位といいますか、その数字をちょっと教えていただきたいのです。
○工藤(晃)委員(共) きのう公益事業部の技術課から伺ったところでは、これはOECDの七六年版で、西ドイツが六五%、イギリスが六三%、アメリカが六一%、フランスが三四%、日本が五%というわけで、日本の火力発電においてはヨーロッパの国と比べて異常と言えるほど石炭の利用がないがしろに...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私が指摘したのは、政策として一つの大きな歴史的な失策として反省しなければいけない、それをただ時代の流れということだけでは済まされない問題があるということでありますが、同時に、いま大臣はいろいろ錯誤を重ねたということ、あるいは見直す時期も来るとかいうお話もあ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 原子力の問題では、要するにいまの軽水炉型の炉でやっていく原子力開発というのは、確立された技術でない部分が非常に多いわけですね。そういう意味で実証された技術でない。まして、それから出てくる死の灰をいろいろ再処理していくそこの全体のサイクルからいくと、ますます...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 要するに、いままで伺ったところで、さっき言いましたように、特に発電でのロスの問題の対策、産業の場合でいうと産業構造の問題、それから交通でいうと三つばかり挙げたわけで、いま交錯輸送問題だけお答えになったのですが、そういうことが実はそれぞれの戦略的課題みたいに...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これはもう御存じだと思いますが、日本経済調査協議会の資源の有効利用の中に、自動車の耐用年限問題が出されておりまして、これは自動車工業会の資料を使って、このときは、日本は六・五年、西ドイツ九・五年、アメリカ十一年、イギリス、フランス十一・五年というのが出てお...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 耐用年数を長くするのは同感であるということだったので、その辺でこれは関係官庁の取り組みを私は要請するものであります。  一つだけこの問題が出ましたついでに指摘しておきたいのですが、これは日経調の行った昭和五十一年五月の「資源の有効利用」の中では、要するに...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは自動車の問題から家電製品の問題に移しまして、やはり使い捨て使い捨てということ、またそれをあおるようなモデルチェンジや行き過ぎた広告、いろいろ問題があるわけです。その点で、これまで通産省の方で家電製品の補修用性能部品、これは、性能部品というのはある定...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 業界の自主的申し合わせということでありますが、実はこの前出した通達ですか、これは七四年四月十六日ですね。もう事実上五年くらいたっているわけであります。  なぜこの問題を出すかといいますと、一つは、やはり国民生活白書の一九七七年によっても、使用年数というの...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) どうもそれだけで向かっているというふうに私は判断できません。それよりも、ここで指摘されたことはかなり的確でもあるし、深刻な状況が指摘されてあって、こういう問題に対応するには相当強力な対策を各官庁でやらなければならないと思ったわけです。  たとえば、買いか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 先ほどの調査によって、一つは通産省が決めた期間、当然あるべきだと思ったものがなかったという例があるので、これがどれだけ守られているかという問題と、それからさっきの国民生活白書が出しているように、使用年数というのはこのところ延びておりまして、先ほど言われまし...全文を見る
05月09日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第15号
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○工藤(晃)委員(新自) 本日は、薬事法の一部を改正する法律案と医薬品副作用被害救済基金法案、この二法案の質疑に入らしていただきますが、その前に、私自身に与えられた質疑の時間は本日は七十分の予定でございました。しかし、大臣の大変大事な御用がございますそうで、時間を二つに分けまして...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣の前向きのいろいろ御発言に対しては、大変共感するところが多いのでございますけれども、やはり一言で言えば、いままでの薬事法の欠陥を補い、そしてまた、不測のそういう被害者に対する救済措置を、どういう方法でもいいから早く救済できるような方法をとるべきではな...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そうしますと、薬事法の改正の目的がそういう目的であるならば、やはりその有効性、安全性という問題を、改正する法案の中で明記する必要が私はあるのじゃないかと思います。  特に、この薬事法の第一章総則の中の目的規定であります第一条に「この法律は、医薬品、医薬...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大変苦しい御答弁のようでございます。それは、有効性と安全性を確保するということを目的に薬事法を改正するので、その必要がないんではないかということで、もとのままにしておくという御答弁でございまして、私にとっては大変理解しがたい点でございます。そこが今度の薬...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私がお聞きしたいのは、もちろん認定業務の促進のための組織の拡充、こういうことは大変大事なことでございますけれども、逆に、安全性を確保するために承認とか再審査、再評価、承認の取り消し、こういうことについて中央薬事審議会の意見を聴くということになっているので...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 局長の最後の、そこの部分が一番大事なところだと私も思います。中央薬事審議会の機構が独立してだれからも不可侵であって、そしてその意見が尊重されていくというところに、安全性確保の機能が具体的に発揮できるという形になろうかと思いますので、そういう点だけはぜひ私...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それから、もう一点大臣にお聞きいたしますけれども、今度の薬事法改正法案の中には、薬害が発生した場合の対応について何ら項目を設けられていないのですが、やはりこれは設けて、基金法との関連を明確にしておいた方が、安全性確保のためにあるいはまた救済制度のためには...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大臣、私の大臣に対する質問はこれで終わりまして、あとは局長にいたしますから、どうぞお引き揚げいただいて結構でございます。  それでは、局長にお伺いいたしますが、今度の改正法案の中で、各論的に幾つか聞いてみたい点がございます。あと十分しかございませんので...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) それに関連いたしまして、試験検査の実施等は、今後安全性確保あるいは有効性の確保のためにはもっともっと積極的に、きめ細かくやっていく必要があろうと思うのですが、その中で、薬剤師会が主として中心になっている県の検査センターがいまあちこちにつくられてまいってお...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そのためには数をふやすことも必要ですけれども、質の向上のための助成もひとつぜひお考えいただかなければならぬ。また、それに対する検査センターの社会的な資格というのですか立場、いわゆる権能というのですか、そういう面についてもひとつ十分今後それを実施し、権威あ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 最後に、これは先ほど大臣もちょっと触れておりましたけれども、化粧品まで安全性、有効性の確保をするのは、そこまで厳重にチェックするということについては、いささかちょっと考えなければならぬ問題もあるのじゃないかということもおっしゃって、そういう御趣旨の発言も...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 過剰規制を「あつものにこりてなますを吹く」ような考え方でやりますと、結局は、そういうすべての不利益な部分は逆に今度はコストオンされて商品にはね返っていく、それで結局消費者が高いものを買わされるということにもなりますので、そういう点については十分配慮した施...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間が参りましたので、やめます。
05月09日第87回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○工藤(晃)委員(共) 工藤晃ですが、参考人の皆さんには御苦労さまです。時間が限られておりますので全員にお聞きできないことは残念ですが、お許しください。  最初に、鉄鋼連盟の熊谷参考人に伺いたいと思います。  二点ばかり伺うわけでありますが、実は、資源エネルギー問題研究所の「...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 続いて山本参考人に伺いたいと思います。  先ほどのお話によりますと、いまアメリカが相当巨額の投資をしながら、アメリカの自動車の体質改善といいますか、特に小型車においての体質改善をやろうとしている。これに対抗しなければいけないというお話で、そのためには相当...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) どうもありがとうございました。
○工藤(晃)委員(共) 内閣提出のエネルギーの使用の合理化に関する法律案に対する日本共産党・革新共同の修正案について一言御説明申し上げます。  修正点はお手元にお配りしてある文案どおりであります。すなわち、第二十二条に国がとるべき金融上及び税制上の措置が書かれておりますが、この...全文を見る
05月22日第87回国会 衆議院 本会議 第27号
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○工藤晃君(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表し、日米首脳会談等について質問します。  今回の日米首脳会談での合意は、「実り豊かなパートナーシップ」というふれ込みでありますが、その中身は、日米安保条約を軸に、政治、経済、軍事の各方面にわたって、日本をカーター政権の世界戦略に...全文を見る
05月24日第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第16号
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○工藤(晃)委員(新自) きょうは薬二法について質疑をさせていただきますが、この前の委員会の質疑は、大臣がスモンの救済のために大変大事な用事が突発したのでぜひ便宜を図れということで、私は質疑を中断いたしました。その残りの部分の時間をきょうやるわけでございます。そういうわけでござい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 大変柔軟な御回答をいただきましたが、ぜひこの点だけは今回の改正で盛り込んでいただきたいということを特に強くお願いをします。  続きまして、薬事法の改正について、この間質疑いたしました続きとして、各論的にお聞きをしてみたいと思います。  まず医薬部外品...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) いま話が出ましたけれども、私もここにひな形を持ってまいりました。「パーマネントウエーブ用剤の使用上の注意」こういうふうに書いてあるのですが、とてもじゃないけれども私には読めないような小さな字で、こういうぺら紙一枚が入っている。安全を確保させるためにいろい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういうことが有効であるかどうかということは私は疑問ですが、時間がないから、この問題はきょう終わるとは思いませんので、また次回にこの後を続けてまいりたいと思います。  しかし、使用目的をちゃんと承知しながら、そういうことに違反して、そして他の目的に使用...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 過去のことでございますので、大臣、やはり私が主張いたしましたところにおいて、多少誤って記憶されているようでございます。私のは医療過誤はその中に含んでおりませんで、あくまでも薬害、無過失による薬害の救済という考え方で試案をつくったはずでございます。それはい...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 一つ、最後に残りました質問について、大臣お答えを願いたいと思います。  要するに、基金では認定業務を行わない。そして中央薬事審議会の中で認定業務を行うということをおっしゃったのですが、その点もう一遍確かめますが、はっきりお答え願います。
○工藤(晃)委員(新自) それでは、その点もひとつ修正していただきたいと思います。  時間が参りましたので、私の質疑を終わります。
05月25日第87回国会 衆議院 商工委員会 第15号
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○工藤(晃)委員(共) 私も今回の事故で亡くなられた方に心から御冥福をお祈り申し上げます。また、すべての被害者や御家族の方、御遺族の方に対しまして心からお見舞い申し上げます。  さて、時間が余りありませんので最初に石川参考人にこのことだけちょっと伺いたいと思います。それは、静岡...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 亡くなられた夏目さんの御家庭から前から通知があったのではないかということ、これはここではこれ以上聞けないことだと思いますから問題として残しておきますが、さてそこで、これは通産省の行政として、今度の事故が起きたことをきっかけとしまして、一つの通達として総点検...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 時間がございませんのでそれ以上この点は聞きませんが、大体一人ぐらいで、いるのかいないのかわからないところがあるからこそ二人にしたということが、改善の事例として挙げられるような状態であるということに、非常に心細さを感じるわけであります。  それで私、もう一...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 東京瓦斯以外はわからないのですか。
○工藤(晃)委員(共) 東京瓦斯一社でも一年間に三千五百件ですね。これは全国で数千件あるかどうかという規模だと思うのです。だから、さっき私が間欠的な行政だと言ったのは、通達が出る、それで根絶できないまま、それこそ東京瓦斯一社だけでも三千五百件というものが年間出ている、こういう状態...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまの建設省の答弁も通産省の答弁もそうですが、特に建設省のは仮定法なのですね、これを行っていれば起こるはずがないと。七七年三月の通達でも、道路占用者は必ずガス事業者を立ち会わせなければいけないというような通知が出ていても、現に立ち会いをやっていないわけでし...全文を見る
05月30日第87回国会 衆議院 商工委員会 第17号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、日本共産党・革新共同を代表しまして、産地中小企業法案について質問します。産地中小企業を守って発展を図るという点、それから産地組合が振興計画をつくって知事が承認を与え、これに国が一定の助成を行う、こういう方向は賛成であります。特に、従来上からの押しつけ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それで、先ほども問題になりましたワシントン・ナショナル・プレスクラブでの大平首相の発言でありますが、先ほどの秘書官からの説明というのは納得できないのです。これは私も終わった後外務省の担当官から、大体こういう新聞に伝えられたとおりですかと言ったら、全くそのと...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 私、この前本会議で大平首相に対しまして緊急質問をやりましたので、その前に事実を確かめておかなければいけないと思いまして、外務省の関係者でもちろんその場の事情を一番よく知っておられるはずの人から確かめたことでありますので、私の質問の中にも取り入れているわけで...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そういうふうに積極的に中小企業を守るというために対策を今後もとるということでありますので、そこで次にもう一つの関連した問題を伺いたいと思います。  中小企業庁の産地概況調査というのがここにもあります。これは五十二年度のものでありますが、三百二十六産地のう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これは品目別にもっと細かく見ないとわからないかもしれませんが、特にことしの四月でも衣類の場合は九七%前年同月よりか伸びている、履物も八〇%、家具も九二%といったぐあいに、倍近い急増状態が出てきているわけであります。  そこで、この問題もあわせて伺いたいわ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) いまのお考えは、これまでの決議を一方では尊重すると言うけれども、しかし基本的ないま述べた考え方としては、産地法でともかく製品の高級化でもやっていけば解決するというのですが、これでは私は大変不十分な対策にならざるを得ない、こう思います。  というのは、もう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 貿管令と言いましたけれども、実際、貿管令を最近発動してというのはなくて、一体いま言った趣旨が生きているのかどうかさえ趣旨が疑われるものであります。そういう点で、私は重ねて、さっきは興銀調査の問題提起でありますが、こういう産地中小企業を守って一層新しい形で発...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そういう趣旨も踏まえまして、やはり新商品、新技術の開発が必要であるということになりますが、しかしその点に関して、もっと中小企業向けの研究開発補助金というのをふやしたらどうか。これはどうですか、通産省所管でいいわけでありますが、研究開発予算の中で大企業向け中...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それは後で詳しい資料を調べて出していただきたいと思いますが、ちなみにということで、科学技術庁計画局編の科学技術要覧を見ますと、七八年度通産省所管助成費合計は約二百七十四億円、それから中小企業向けに使われた額は、これは中小企業庁からいただいた資料を見ますと約...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) そういうことで、では一層調査を広げて、落ちているところのないようにしていただきたいわけでありますが、それにつけてもこの法案が成立すれば、すぐに間もなく施行されるわけであります。そういうことを考えまして、たとえば中小企業近代化促進法施行令の第二条の中の最後の...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 積極的に府県の意見を聞くということ、それは正しいと思います。ただ、そういうことからも、施行令にはそういうことをもっと明記しておいた方がいいのではないか、重ねて私の要望を申し上げておきます。  さて、ひとつ今度の法案の実際むずかしい問題としまして、こういう...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これはまた少し大きな問題にもなるのですが、通産省は昭和六十五年を目標とした地域別産業構造ビジョンを五十五年度じゅうにつくり上げるという方針を決めて、立地公害局地域振興対策室は作業に着手しているということであります。その四項目の柱の中の一つは中小企業産地であ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) それでは、最後にもう一つの問題を伺いたいのは、組合やあるいは中小企業者に対する融資や信用保証の枠を広げるという問題に関してであります。  もともと今度の法案の趣旨というのが、経済的諸事情の大きな変動、その中で事業活動に支障を生じた業種を対象にしているとい...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これで質問を終わりますが、いま言った点で一層改善が図られることを要望します。  なお、先ほど私が述べましたが、大平首相の二百円発言というのは、さっき言ったような説明ではとても済まされるような問題ではございませんから、大臣もよく念にとめておいて、私たちの方...全文を見る
06月01日第87回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第7号
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○工藤(晃)委員(新自) ただいま社会労働委員会では薬事法それから医薬品副作用による被害の救済基金法の二法が盛んに審議されているわけでございます。その端緒は、スモンという大きな薬害が発生したということが一つの大きな誘因になってそういう法律がつくられようとしているわけでございます。...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) この分野においては、いまの回答の中で、要点としては、毒物の相乗効果についての検討はいま調査している段階であって、もちろんそれに対しての適正な基準とか、一切そういう行政上の措置は考えられていない、こういう点に一つ問題があります。  それからもう一点は、先...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 確かに制度とかあるいはそれに対応する行政上の処置はとられているんでしょうけれども、ここにも、アンケートをとってみたところが、農薬の安全使用基準は守られていないというのが九一%もあるとか、あるいは農薬の残留調査を行っていないというのが一〇〇%あるとかという...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) もう一つ、たとえば袋の大きさに対してそんなに大きな字で書けないじゃないか、こういうこともございます。けれども、これじゃ必要以上に小さ過ぎるわけです。書けないのじゃなくて必要以上に小さく書いておる。これがいまの流通の過程における公害の意識の低さ、重大さを認...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) そういう手段をおとりになっていらっしゃいますけれども、それで問題はどの程度実行されておるのか。実行手段についても簡単にお答えをいただきたい。
○工藤(晃)委員(新自) 問題はこれだけ多様化された食品で、年間一千点について検査をして、果たしてそれで、合格が九九%、あと一%は不合格だ、こういうデーターを持って健康の安全が十分守られているというふうには考えられない点が一点ございます。もちろん、これは予算の関係その他いろいろあ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) AF2は豆腐の加工に使われるわけですね。たとえば豆腐と言えば大変日本人が好んで食べる食品であるし、最近の何かの新聞には、脳の動脈硬化に食物性たん白が非常に効くのだから豆腐が好きな人はいいんだとかというようなことが言われている。こういう卑近な食品にこういう...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 私はそういうパッシブなやり方じゃなく安全性が再確認できたものをできるだけ市場で使わしていく、そういう指導をしてくださいというお願いをしているのです。だから、そこのところは改めて質問いたしますが、そういうふうな前向きの指導をしてもらいたいということに対する...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間が迫ってまいりましたので、最後に私はここで皆さんと一緒にお考えをいただきたい今後の問題について問題を提起したいと思います。  貿易という背景から考えて、今後日本の食糧も輸入に頼る部分が非常にふえてまいろう、こう思うわけです。同時に、現在でも食糧に関...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 時間が迫ってまいりました。  最後に、五十四年四月二十七日の内閣総理大臣大平さんの衆議院議長の灘尾さんあての内閣衆質八七第二三号、これは衆議院議員の瀬野栄次郎さんの質問に対して答えていらっしゃる資料がございます。  それを簡単に読みますと、「国内にお...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) これは、最後に大臣も含めてお考えいただかなければならない重要な問題だと思うのですが、ただ、日本の国民の健康をどう守るかじゃなくて、公害多発国として、公害防止、逆に言えば先進国として世界にどのように寄与していくかということにも関係するわけですから、どうかそ...全文を見る
○工藤(晃)委員(新自) 終わります。
06月01日第87回国会 衆議院 商工委員会 第18号
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○工藤(晃)委員(共) 私は、きょうは、公害対策と輸入問題にかかわることで質問したいと思います。  最初に、やはり通産省の方に伺いたいわけですか、有害物質——公害物質ですね、これの含まれる化学製品の製造または輸入について、通産省はどのような規制をしているのか、この問題について簡...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ところで、この法律によりますと、「化学反応を起こさせることにより得られる化合物」ということなので、元素は対象にならない。いま政令で指定されているのはPCBだけですか。まあそういうことですね。  そうしますと、いろいろ問題のあります公害物質であるカドミウム...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 要するにPCBだけがかかわって、ではさっき言ったカドミとかそういうものがありまして、そして入っているかもしれない、しかし、それが、さっき言った、肥料でもないとかあるいは薬品でもない、家庭用品でもないという形で輸入されてしまうと、チェックできるような、ひっか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ともかくその資料を持ち込まれた方が持ってきたデータ、これは日本肥糧検定協会の証明書ですから問い合わせればすぐわかることですね、そういう鑑定が実際に行われたのかどうか。それは簡単なことでありますが、それを直ちにやったかやらないかという問題もありますが、ともか...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) その十一月以後、どういうことをされましたか、調査は。
○工藤(晃)委員(共) ともかく去年の六月一日付で鑑定が行われて、これは日本肥糧検定協会の鑑定分析でありますから、権威を持ったものが出されて、その後東北方面を探してみたけれどもわからなかった、東北以外も探してみたけれどもわからなかったと言うけれども、大変解せないのは、協立有機工業...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) 販売が続けられていますか。
○工藤(晃)委員(共) さてそこで、いろいろその結果が早く出ることを私たち待たなければいけないのですが、この商品としてのカタログを見ますと、「ファーティレイドの作用」と言って、これはバクテリア群があって、バクテリア群のえさみたいなものが入っているのだ、そういうことで、土壌の中の未...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) ファーティレイドが輸入され始めたのはいつか私まだつかんでおりませんが、この問題は少なくとも七七年十二月二十一日の日本農業新聞には「アグリ情報」として出ていて、いわゆる新製品として輸入がどんどん始まって、そうして昨年の六月にもそういう鑑定分析が行われて、やっ...全文を見る
○工藤(晃)委員(共) これで質問を終わります。      ————◇—————
07月10日第87回国会 衆議院 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第4号
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○工藤(晃)小委員(新自) 余り時間がないようですから、簡単に……。  まず一ページの表で、結核対策が三歳のところで線が切れておりますが、この切れている理由が一点。それから成人病対策のところで、循環器疾患検診・保健指導については四十歳から六十四歳で切れているという理由。後の部分...全文を見る
○工藤(晃)小委員(新自) いまの説明に対して、私がお聞きしたのは、ゼロ歳、一歳半、三歳健診と並んで、ここに結核対策として書かれているところに三歳までだけが記録されているという点について、三歳以降はどういうふうに、要するにちゃんと法的に毎年検診をしていくというふうになっているのか...全文を見る
○工藤(晃)小委員(新自) いろいろいま問題になっております今度の自民党提案の財政調整法案、これは私は単なる赤字対策とは考えていないので、自民党が出した案としては私は非常にりっぱな案だと逆に思っておるわけであります。これはやはり人命を平等に尊重する、負担と給付を平等にする、こうい...全文を見る