国井正幸

くにいまさゆき



当選回数回

国井正幸の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第153回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  限られた時間でありますが、BSEを中心に質問させていただきたいと、このように思っております。  まず最初に、新聞報道等によれば、大臣の地元北海道で大臣が発言をされたことが、私は、新聞記事から見ても大臣が言っていることというの...全文を見る
○国井正幸君 是非頑張っていただきたいと、このように思っております。  実は私も、地元が栃木でございますが、昨日、三か所で生産者等々と意見交換をしてまいりました。およそ考えられる範囲のことは農林水産省においても精力的にやっていただいているというふうなことで、生産者の皆さんも大変...全文を見る
○国井正幸君 卸売段階だけではなくて、やっぱり小売段階まで行けるように、これについてはお願いをしたいというふうに思っております。  それから、前後しちゃって恐縮ですが、通告なかったかもしれませんが、実は須賀田局長になる以前の小林局長の段階でありますが、去年の十一月の当委員会で、...全文を見る
○国井正幸君 ですから、それらについては、これはイタリア政府との関係もあると思いますが、やはり相互主義という中で相手の国を信じるということもこれは当然必要なことなんですが、しかしそれが信じられないなんという状況ではこれはどうにもならぬわけでありますので、これはやはり政府においてき...全文を見る
○国井正幸君 是非これは早急に進めて消費者の信頼回復につなげていただきたい、このように思っています。  そういう意味では、一つ今大きな問題になっているのが廃用乳牛の処理なんですよね。どうも報道等によれば四万四千頭ぐらい滞っているのではないか、こういうふうに言われております。そし...全文を見る
○国井正幸君 では、是非大臣、その強い決意でこれからもやっていただきたい、このように思います。  まだ幾つか実は質問を予定をしておったわけでありますが、時間も迫ってまいりましたので最後の質問にさせていただきたいと思うんですが、私は、今日のBSE発生の背景というんでしょうか、そう...全文を見る
○国井正幸君 では、これで私、質問終わりますが、いろいろ確かに農林省に対する批判も強いのは承知しています。しかし、これからどうやってやっていくかということが一番大切なことでありますので、是非、大臣始め皆さん方頑張っていただいて、一刻も早くやっぱり消費者の皆さんの理解が得られるよう...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  今日は、安全、安心ということを中心に少し質問をさせていただきたい、このように思っています。  我が国の経済の状況というのも大変厳しいものがあるわけでありますが、しかし、考えてみますと、私どもも過去に比べてみたり、あるいは諸外...全文を見る
○国井正幸君 スチュワーデスにも認められていると。これは、国際線なんというのは、日本人だけが乗るわけではない、いろんな国の人が乗っている。そういう意味では、正にグローバルスタンダードというか、やっぱり国際社会との整合性というのもあってもいいように私は思っています。余り難しい理屈の...全文を見る
○国井正幸君 特に、この救急隊員のうち、国家資格である救急救命士の資格を取って、自らより多く世の中の役に立とうということで努力をしている方々でありますので、是非これから、これ答弁は要りませんが、人事上の、一生懸命やる者にはやっぱり報われるような、そういう制度というものを、ひとつ是...全文を見る
○国井正幸君 今、両大臣の御所見を伺ったところでございますが、これ、違反事例が一杯出ているわけでありますけれども、これは特に食品表示をJAS法の下で所轄している農林省に、これは局長で結構でありますけれども、いわゆる違反事実を何によって承知をしたのか。私は、残念ながら、農林水産省あ...全文を見る
○国井正幸君 そういう意味から見ると、私もこれ後ほど少し議論させていただきたいと思いますが、平成十一年にJAS法の改正を、私も農林水産委員として委員会でこの審議に携わった者の一人でありますけれども、今にして思うと、やっぱり法的にちょっと不備が、体制を含めて不備があったんではないか...全文を見る
○国井正幸君 法を実効あらしめるということになりますと、やっぱり守られているかどうかということをしっかりと監視できる体制を持っていなければいけないんではないかというふうに思うんですね。この霞が関あるいは永田町、ここだけで分かっておったって、調べるすべがないというんではこれはやっぱ...全文を見る
○国井正幸君 これは、例えばドイツにおけるBSEが発生した後の対応等を見ても、例えば二〇〇〇年の十一月二十六日ですね、BSEの発生を確認した。ドイツですよ。そうしたら、数日後の十二月一日にすべての家畜に対して飼料としての肉骨粉と魚粉、動物性脂肪を与えること及びその輸出を全面禁止す...全文を見る
○国井正幸君 厚生労働大臣、実は食品衛生法も懲役六か月以下、これ懲役刑ありますよ、やはりね。しかし、罰金に関しては今どき三万円以下なんですよね。これはやっぱり、財務大臣いらっしゃいますけれども、罰金で三万円以下といったって、やっぱりこういうものを適時適切に併せて改正すべきだと思い...全文を見る
○国井正幸君 そういう、今、大臣の答弁にもありましたけれども、総合的に農林水産省の中に食品表示制度対策本部というのを設置をされたと、野間副大臣が本部長と、こういうふうに伺っていますが、現在、どういうことを今検討しているのか、どこまで来ているのか、少なくとも今国会中に何かやれるのか...全文を見る
○国井正幸君 ありがとうございました。  是非しっかりやってもらいたいと思うんですが、そのときに重要なことは、やっぱり守れるような体制というのも一つは作る、このことも必要だと思うんです。  ちょっと私も奇異に感じておりますので、総合食料局長に伺いますが、水産物の原産地表示、ど...全文を見る
○国井正幸君 いや、そういうこともあるかもしれませんが、例えば北洋でサケ・マスなどを取る、そのときに、同じ海域で日本漁船が取って日本に水揚げしてくれば日本産だと。同じところで取って、ほかの国の船が取ったら外国産だと、こういうことになっていませんか。
○国井正幸君 私が言っているのは、難しく言うことじゃなくて、一般常識で見て当たり前のことが当たり前のように分かるようにしなくちゃならぬ、難し過ぎちゃ駄目だと、こういうことを言っているんですよ。だから、例えば排他的経済水域内で取ったら国内産だ、それ以外だったら国外産だという、こうい...全文を見る
○国井正幸君 今日は大変食糧農業政策に造詣の深い松下副大臣にもおいでいただいていまして、これ通告しなかったかもしれませんが、いわゆる消費者行政、内閣府で所轄しているわけでありますが、一体これ、この実態ですね、今日のこういう状況を踏まえて、副大臣、どのようにお考えでしょうか。
○国井正幸君 是非よろしくお願いをしたいというふうに思います。  それと、私はどうしても気に掛かっている問題がありまして、それは農薬の問題なんです。農薬は、登録をすることによって農薬ということに認められているわけでありますが、農薬という概念ですね、それから農薬登録制度、それから...全文を見る
○国井正幸君 聞く限りにおいては誠に結構な制度なんですが、では、同じ効能を持って、例えば除草剤、農用地に使わない、庭あるいは雑種地、ガレージ等に使う、こういう場合について除草剤が売られておる。これは何かの規制の対象になりますか。
○国井正幸君 いや、その認識はちょっと幾らか違うんではないかと、こう私は思っているんです。  例えば除草剤、グリホサートを有効成分とする有名な、名前でいうとラウンドアップという、これ商品名がありますよね。これらでは、登録されているのが、私が持っているデータだけで三十七、無登録が...全文を見る
○国井正幸君 厳正に対処する、厳罰に処すのはいいけれども、実態を把握できないようでは、とにかく厳罰も科すことができないということだろうというふうに思っています。  それから、この先ほどの農薬取締法で、製造をした者、販売をした者は罰則があります。しかし、使った人に対しては何の罰則...全文を見る
○国井正幸君 これは、もう時間の関係で余り長くも議論できませんけれども、やっぱり使った者は何の罰則もない、それは農用地に使ってもですよ。これはやっぱりおかしいと私は思う。  わざわざ登録制度があるというのは、その毒性やその残留性を含めて農林水産大臣が安全だと認めたものを許可して...全文を見る
○国井正幸君 最後になりますけれども、先ほど大臣からも、あるいは松下副大臣からも言及がありましたが、新しいいわゆる食の安全を確保するための組織のありようがBSEの調査検討委員会の中でも出ているようでありますけれども、それらの考え方、まだ公式ではないのかもしれませんが、農林水産大臣...全文を見る
○国井正幸君 是非、それぞれの部門で頑張っていただいて、大変難しい状況だと思いますが、国民の期待にこたえて、食の安全の確保に一層努力をしていただきたいと思います。  特に、農林水産大臣、BSE調査検討委員会の報告が四月の二日に出ると、こういうふうなことでありますけれども、この結...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  若干お時間をいただいて質問をさせていただきたいと、このように思っております。  これは通告になかったのでありますが、実は昨日も食料・農業・農村審議会が行われて、大臣からの諮問に答えて、昨日付けでの畜産物価格に対する答申があっ...全文を見る
○国井正幸君 当事者じゃありませんから、確たる答えをもらうということにはならぬというふうに思いますが、ただ、やっぱり私は、今回大変この厳しい、異例とも言えるBSEの発生等によって、例年にない状況の中で大臣もこの審議会に諮問をしたということだというふうに思うんですね。  そういう...全文を見る
○国井正幸君 それは、これから、後から出てくるもの、現在既に出ているもの、いろいろあると思うんです。  おかげさまで、こういう対策を次々と打っていただいたために、大変に、生産農家サイドでは非常に助かっている、有り難い。やっぱりこれがなかったら、とてもとても、酪農あるいは肥育を含...全文を見る
○国井正幸君 これ、冒頭申し上げましたように、畜産農家からすれば大変有り難いことでございまして、おかげさまで、これがあるので何とか子牛の生産農家もあるいは肥育の農家もやっていられるという状況にあるというふうに思うんです。  いろいろ、これ農林水産省に出してもらった資料から見ても...全文を見る
○国井正幸君 この問題は、やっぱりしっかりと公正な競争が行われるように、これは第一義的には市場法を所轄しているのは農林水産省ですから、そこでしっかりやってもらうということですね。  それと、公正取引委員会にちょっと、お聞きをすると言ってもおかしいのかもしれないんですが、この場を...全文を見る
○国井正幸君 これはしっかりと農林水産省と連携を取って公正取引委員会としてもやってもらいたいと思うんですね。  それから、国税庁、これは私もいろんなところ行きました。こういう状況で大変迷惑掛けていて済まないなと、その流通に携わる人にですよ、済まないなと、本当に経営も大変でしょう...全文を見る
○国井正幸君 そういう答弁になるのかもしれないが、ただ、私は民間の団体におったこともありますよ。国税に、私がいたときですよ、私も管理部門で長かったから税務署の皆さんとはしょっちゅうやっていたところですよ。見解の違いとかいろんなこともあった。だけれども、そんなものは来てくれと言わな...全文を見る
○国井正幸君 大臣、今やり取りしたようなことが残念ながら私のごく狭い範囲であってもあるんですよ。公正取引委員会にも国税庁にも、あるいは農林水産省にも申し上げたんですが、個別具体的な話で、じゃ言ってくれという話だから、それは言うのはやぶさかではないが、しかしそれだけ、分かっていると...全文を見る
○国井正幸君 是非、大臣、今、大臣のお話を伺って力強く私どもも感じます次第でございますが、私どももこれは一体でありますから、そういう意味で協力は惜しまないつもりでございますので、しっかりと行政を執行していっていただきたいというふうに思います。  あわせて、何度もこれ言うようであ...全文を見る
05月08日第154回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○国井正幸君 去る二月十八日、西川委員長、江本理事、福本理事、河本委員、谷委員、和田委員、草川委員、渕上委員、そして私、国井の九名は、三重県及び滋賀県において国会等の移転に関する実情調査を行ってまいりました。また、現地におきましては高橋千秋議員が視察、概況説明会に参加されました。...全文を見る
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  今日は、同僚議員の御理解をいただきまして意見を述べさせていただきたいというふうに思っております。  今、専門員あるいは政府参考人からこれまでの経過について御説明がありました。これを決して繰り返すわけではありませんが、長い年月...全文を見る
05月15日第154回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  今日は、本当にお忙しいところ、石原知事においでいただきまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。  幾つか知事さんの方から私どもへの質問もあったわけでありますが、これは行政が、新しい施設等については行政が進めているところであ...全文を見る
○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  堺屋先生には、私もこの委員会に所属して七年になりますが、何度も貴重な御意見を開陳いただきまして、本当にその都度感銘を覚えて聞かせていただいているわけでございます。  今日は、いよいよ延々とやってきたこの国会等の移転も大詰めと...全文を見る
05月30日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○国井正幸君 私は、ただいま可決されました野菜生産出荷安定法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の各派並びに各派に属しない議員中村敦夫君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  まず、JAS法の審議に入る前に、武部大臣の御発言の中身について確認をさしてもらいたいと、このように思っております。  大臣の表現が非常に分かりやすいというか、センセーショナルなものですから、いろいろ波紋を広げている部分があり...全文を見る
○国井正幸君 思いは聞かせていただきました。  しかし、私の知るところ、大臣が直接話された部分もそれも事実なんでしょうが、極めて、私から見ればごく一部のことだろうというふうに思っています。  マネジメントの部分、これはやっぱりしっかりやらなくちゃなりませんよ。これは農林水産省...全文を見る
○国井正幸君 農林省が関与したことがないということならそれで結構ですが、ただ、この問題についてはもう少し私の方でも事情をちょっと調べてみたいと、このように思っています。  あわせて、これは経営局長の方にも申し上げておきますが、模範定款例。模範定款例はこれまでは農林水産省が作って...全文を見る
○国井正幸君 それから、いわゆるJAS制度は、規格の制度、いわゆるJASマークの規格の制度と、それからこれまで議論になっている品質表示の基準制度と二つありますね。今回の改正はいわゆる品質表示の基準制度の方なんだね。  ちょっと、非常に不思議に思うんだが、同じJAS制度の中で、い...全文を見る
○国井正幸君 これは法律論になると思うけれども、一億円以下の罰金ということにすれば、百万円も一億円以下だし、三百万円も一億円以下ですよ、これは。  そういう意味からすると、どういうわけで一つの法律の中に二つの制度があって、いわゆる軽重を問う必要性があるのかと。どちらかというと、...全文を見る
○国井正幸君 これはあれですか、それじゃもう一度確認しますが、農林水産省の食糧事務所の職員になると思いますが、あるいは消費生活センターというか、そういうところの職員でしょうが、これはどこであろうと行って立入りして調べる、こういうことがやれる権能、権限を持っているし、またやらせるこ...全文を見る
○国井正幸君 それは、いったん、入るということについて大臣の伺いを立てて、そして大臣が許可した場合ということなんですか。それとも、その場で、たまたま行っておって、ここはやっぱり調べる必要がある、こういうふうなことでその職員が判断した時点で入れるということ、どっちなんですか。
○国井正幸君 そういうことではなかなか機動性がこれ保てないのではないかなと私は思うんです。うわさがあって行ったときにはそうではなかったとか、こういうことになる可能性もある。やっぱりもっと機動的にしっかりやれるようなことを検討してもらったらどうかなというふうに思っています。  そ...全文を見る
10月03日第154回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  大島大臣並びに北村副大臣、そして太田副大臣、御就任本当におめでとうございます。大変、多事多難な折でありますが、農林水産行政の一層の発展のために御尽力いただきますことを心から御期待を申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願い申...全文を見る
○国井正幸君 ダイホルタンとかプリクトランとかこういうもの、国内で生産をされておらない農薬、これが輸入されて、そういう意味で、捕捉されたということですが、問題は、いわゆる非農用地使用で認められているもの、例えば除草剤なんかもあるわけですよ。国内で生産をされておって、農用地、農作物...全文を見る
○国井正幸君 是非、すぐやれるものはすぐやるということですね。やっぱりだれが悪いといったって、製造した人が悪い、輸入した人が悪い、販売した人が悪いといったって、普通の世間常識からして、使っちゃいかぬというやつを使った人が一番悪いに決まっているんだ。だから、そこをしっかりやっぱりや...全文を見る
○国井正幸君 だから、何が今不都合なんだと、何が問題なんだということをもうちょっと私は明確にしたらいいと思っているんですよ、問題があるとするならね。いや、農政の全体の改革のために農協もやっているんだから必要なんだなんて、そんな抽象的な話ではなくて、もっと、ここがこうだから具合が悪...全文を見る
○国井正幸君 今、農林省の方からは、経済財政諮問会議の事務方に、正しい理解をしてもらうようにと、その委員の先生方に、そういうことで説明をしたということでありますが、これはやっぱり経済財政諮問会議の事務方をつかさどっている皆さんからしてもしっかりやってもらわないと困ると思うんですよ...全文を見る
○国井正幸君 やっぱり、その話をしたときはいろいろな思いで話をするから、十分知識持っていなくてもそうだという観念的に思って言う人もいると思うんだ。別にそれを私は絶対言っちゃ駄目だとかそういうことを言っているわけではない。しかし、そのことの反響というものもあるわけだ。影響というもの...全文を見る
○国井正幸君 ありがとうございました。
11月20日第155回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  今日はお三方の参考人の皆様、本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見を開陳いただきまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。  それで、まず吉村先生にお伺いをしたいと思いますが、先生の書かれたこの論文の最後のくだり、「おわ...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。  今、太田副大臣から、政府買入れ米価あるいは売渡米価の今日の諮問の内容を御説明いただきましたが、これを含めて、今月の三日の日だったと思いますが、政府において新たな米政策改革大綱が決定をされたと、こういうことでございますので、この...全文を見る
○国井正幸君 聞いたことを答えてくれればいいので、書いたやつ全部読むような、そんな答弁しないでください。聞いていることをちゃんと答えればいいんだよ。私が聞いたのは、その動機がどういうことだと、こういうことで聞いている。何をやるかなんという話はこれから聞く。それは駄目だよ、そんな書...全文を見る
○国井正幸君 今、政府は、平成六年に制定をした主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律、これに基づいて行政を執行しているわけですね。ここのいわゆる第一条と第二条にどういうことが書いてあるのか、これ食糧庁次長、ちょっと読んでください。
○国井正幸君 そういうことで、政府が適切な需要の見通しあるいは生産の見通し、これを立てて、そして生産調整を含めてしっかりと情報を公開しながら生産者を含めて適切な生産調整に努めると、こういうことなんだろうと思うんですね。そういうことでやってきた。  ただいまも太田副大臣から今年の...全文を見る
○国井正幸君 私の方で調べたのは、その取りようもちょっとあるんでしょうが、通年価格の平均ということで見て二万四百五十九円、それが十三年で一万六千三百二十九円、およそやっぱり八割なんです。二割落ちているんですね。政府買入れ価格についても、平成七年が一万六千三百九十二円、そして昨年が...全文を見る
○国井正幸君 ですから、これは今後の第三者委員会の、第三者委員会というんじゃなくて、有識者を含めたこれからの部分でしっかりと実務的に検討したいという思いも私も分からなくはない。政府を一方で私も今批判をしましたが、我々も責任がないとは言えないと思う。やっぱり正確に需給というものをし...全文を見る
○国井正幸君 そういう意味で、余っているものを作っても自給率の向上にはならない。足らないものを作ってしっかりと国内に供給することが自給率の向上になる。ということになれば、今言われた麦・大豆あるいは飼料、これは後でもちょっと触れさせていただきたいと思いますが、これはやっぱり国策上、...全文を見る
○国井正幸君 これは、米には奨励品種というのがあります。大臣の地元ですね、青森ならむつひかりか何かですか。我が栃木県はコシヒカリでございまして、それぞれの都道府県に奨励品種というものがあります。この奨励品種というのはどういう概念なのか。概念としてですよ。  私の理解しているもの...全文を見る
○国井正幸君 奨励品種が過去にもこれずっとあってやってきているわけでありますが、特に昔はそういう中で一定の流通量を含めて一類、二類、三類なんという類別の問題もいろいろありましたが、今、どうですか、過去からの統計的に見て、奨励品種の、全水田栽培面積に占める奨励品種のウエートというも...全文を見る
○国井正幸君 そうですね。私が手元にしています平成十二年産の奨励品種のウエートでも加重平均で九三・四%と、こういうことでほぼ九割を超える水田は奨励品種によって占められておる、こういうことになっているわけですね。  それから、さらに、有機栽培米あるいは低農薬米等々、食の安全、安心...全文を見る
○国井正幸君 生産調整に関する研究会の中で、本来あるべき米の姿というのが議論されたわけでありますけれども、そこの中間取りまとめの中で、本来あるべき米の姿というのを簡潔にまとめている部分があると思うんですが、これはどういうことを言っていますか。
○国井正幸君 今、奨励品種の問題、あるいは有機、低農薬、こういうものについて相当な努力が行われてきているということですね。  本来、これは経営的に見れば、これは技術改良の部分になるかもしれませんが、本来、農業経営という面から見れば、労働力の平準化をすることの方がより効率的なんで...全文を見る
○国井正幸君 ですから、これからこの米政策をやっていく上で、なぜ私がそんなことを聞いているかということは、これからいわゆる在庫が出た、そのときに売り切る努力を各産地がやる、やるんですよ、それは努力はする。しかし一方で、言うなら、ごちょごちょごちょごちょ書いてあるが、生産面において...全文を見る
○国井正幸君 今までも、そうですよね、やってこられたという実態が私はあると思うんです。  農業団体といっても、これは言うなら農協でしょう、農業協同組合を念頭に置いているんでしょう。違うんですか、これは。
○国井正幸君 農業協同組合は、前にも申し上げたと思うんですが、これは、経営局長も来ていますが、来てもらっていますが、加入、脱退が自由なんですね、加入、脱退が自由。どうも生活協同組合に比べて農業協同組合は組合の帰属意識が低いとか、いろいろ言われますが、これは親の代からずっと入ってい...全文を見る
○国井正幸君 いや、法律的な立場も何も、加入、脱退自由なんですよ。問題は、問題は、出資金ぐらいは残しておくけれども私はもう農協と一緒にやらない、そういうことは嫌だということで、確かに出資金を出しているから、組合員か組合員じゃないかということになれば組合員かもしれないが、現実は農協...全文を見る
○国井正幸君 そこで、これまだまだ質問あるんですが、時間も余り、ちょっと二時間ぐらい本当はこれさせてもらおうと思って準備したので一杯あるんですが、ちょっと諸般の事情で短縮しますので、あと何点かだけ聞きたいと思います。  今言ったような考え方をベースに、農業協同組合の中では、農業...全文を見る
○国井正幸君 今言ったような状況があるんで、できないものを大ぶろしき広げて、ただ架空のものをかいてやるというやり方はもう駄目だというんだ。だから、やれることをしっかりやれる、やっぱり運動体として気持ちも形も一緒にできるものをしっかりとやって、国はそういうものをサポートする、国策に...全文を見る
○国井正幸君 いや、それは分かっている。
○国井正幸君 やっぱり、特にその場合、適地適作というものもあります。主産県と言われる部分もある。米単作地帯含めてありますよ。それはやっぱり先ほど来議論してきているように、その気候風土等々もろもろのやっぱり歴史的な経過があって今日まで来ている。そのことを御破算に願いましてはというこ...全文を見る
○国井正幸君 私は、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会、公明党及び国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の各派並びに各派に属しない議員中村敦夫君の共同提案による水田農業の再構築と食料の安定確保に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     水田農業の再構築...全文を見る