熊谷弘

くまがいひろし



当選回数回

熊谷弘の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第87回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○熊谷弘君 関連。
○熊谷弘君 主計局長に伺いますけれども、あなたは最近の「金融財政事情」で、いまだわが国の財政規模はツースモールであるというような主張をされておられます。また新聞紙上で大倉事務次官のインタビューの記事を拝見いたしますと、財政危機の打開は増税以外に選択の余地はないというような主張をさ...全文を見る
○熊谷弘君 各国との財政規模の比較につきましてはなお詳しく、私異論がありますから、別の場でまた御質問申し上げたいと思いますけれども、実は、主計局長が今回の予算編成に当たりまして、骨までしゃぶれとか骨まで削れといって補助金の節減合理化に努められたこと、大変な御努力をされたことは認め...全文を見る
○熊谷弘君 予算表示方式について。
03月19日第87回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○熊谷弘君 証人にお伺いいたしますが、去る十四日、機械第三本部の幹部二名の方が、外為法違反と私文書偽造行使の容疑で東京地検に逮捕されております。この二名の方は、証人の直属の部下でもあると思われるわけですが、容疑事実について心当たりはございますか。
○熊谷弘君 いま外為法違反と私文書偽造行使の二つの被疑事実で逮捕されているわけでありますけれども、この点について私の質問は、証人が何らかの形で事前にあるいは事後にこの事実について承知をすることがあったかという質問であったわけですけれども、この点いかがでしょうか。
○熊谷弘君 今回の事件はいわゆる交互計算勘定を利用して裏金を調達したものじゃないかと疑わせるものなんですけれども、ロッキード事件の場合の全日空の例をとりますと、経理担当の専務が裏金調達の主役となっているわけでございます。今回の場合は、日商岩井さんは、事業本部制の各部門において資金...全文を見る
○熊谷弘君 この点について押し問答していても仕方がありませんので、さらに問題をブレークダウンをいたしまして御質問申し上げたいと思うのです。  まず、この事件につきましては、二つの会社に関係をしているように思われるわけでありますが、第一のボーイングについてでございます。私ども一が...全文を見る
○熊谷弘君 公団の中近東入札関係及びインドネシア関係に使われたというその証拠といいますか証明するに足るものは、証人は社内で説明資料を見たことがありますか。
○熊谷弘君 この逮捕された方の被疑事実の中で、三十万ドルのいわゆるアンゴラ航空へ売り込みに関するものとして、にせ契約書——検察側の主張によればですね、にせ契約書に基づいて、裏金として銀行に置いてもらったと三十万ドルの金が言われておるわけですけれども、この金と百五万ドルのお金とが何...全文を見る
○熊谷弘君 いまお話をお伺いしますと、今回の被疑事実について間接的でありますけれども島田常務はかなり熟知しておったということがうかがわれるわけでありますけれども、そういたしますと、いわゆるボーイング社から入ったよということで経理処理された表金にいたしましたところの三十万ドルは、一...全文を見る
○熊谷弘君 そういたしますと、被疑事実に入っております、キヨシ・ニシヤマ名義になっているのだそうですが、このキヨシ・ニシヤマなる人物は日商岩井関係者にいるわけでありますか。
○熊谷弘君 そういたしますと、証人は全然事前には承知していなかったけれども、とにかく俗に巷間言われておりますボーイング747SR七機の販売に関する追加手数料の百五万ドルがいわゆるキヨシ・ニシヤマ名義の三十万ドルの方に流れていたのではなさそうだということになるわけでございます。そう...全文を見る
○熊谷弘君 お話をだんだん進めてまいりますと、ますます島田常務がこの航空機販売については核心的な方であったという証人からお話を伺ったわけでありますけれども、少し今度は証人自身の名前が出ている報道を引用してみたいと思うのですけれども、「週刊文春」という週刊誌の中で、森路さんという方...全文を見る
○熊谷弘君 結局、どちらかが虚偽のことを述べているということになるわけですけれども、ボーイングだけやっておれませんので、ダグラス社関係について質問を移したいと思うわけでありますけれども、ダグラス社から日商に流れた資金を整理いたしますと、いわゆるF4Eライセンス生産関係の資金、それ...全文を見る
○熊谷弘君 それでは、今回の事件の中心になっておりますRF4E関係について御質問申し上げたいのですけれども、時間がありませんので端的に御説明いただきたいのですが、このRF4Eにつきましては、防衛庁からの六千万円、それからいわゆる手数料四十三万一千ドルに加えて、今回の明らかになった...全文を見る
○熊谷弘君 ありがとうございました。
○熊谷弘君 本日は、伝えられる報道によりますと、有森証人にはお越しいただけないんじゃないかと大変心配しておったわけであります。また、昨日のテレビを見ておりますと、たぶん自宅の前だったと思いますが、出られないような御発言であったわけですけれども、こうして真相解明のための証人喚問に証...全文を見る
○熊谷弘君 それでは、同じことを繰り返しても仕方がありませんので、少しポジションを変えながら御質問を申し上げたいと思うんですけれども、まず、実は証人は衆議院における証言の後、身の危険を感じられたとして警察へ保護願を出されたというふうに伺っておりますけれども、それは一体どのような危...全文を見る
○熊谷弘君 ただいま証人はわけのわからぬことが多発したと、まあ言葉じりをとらえるようで恐縮なんですけれども、それはいまのわけのわからぬことの多発というのは、次々にグラマンそしてダグラス、ボーイング社のSEC関連の事件が出てくる、新聞報道されるということを意味しておるのですか。それ...全文を見る
○熊谷弘君 なぜこんなことをしつこく質問しているかといいますと、巷間まことしやかといいますか、あるいは真実かそれはよくわかりませんけれども、一つのうわさが流れております。それは何かといいますと、この航空機を日本に売り込みに来ている代表その他にはCIA要員というのが入っているという...全文を見る
○熊谷弘君 それでは質問を変えたいと思います。  まず証人の過去の経歴に基づいて御質問を申し上げたいわけですけれども、証人が日商の航空機部に在職されて、昭和四十二年の八月に退職されたわけでありますけれども、その間、航空機売り込みに関して一体どういうような実務を御担当になっておら...全文を見る
○熊谷弘君 そこで、そうした実務をやっておられた証人が日商岩井を退職された。まあ退職の経緯についてすでに衆議院の証人喚問で海部証人もお話をされて、円満退職であった。多少、有森証人の方は、円満というよりは多少無理して、慰留されたけれども振り切ってやめたから、それが多少傷になって残っ...全文を見る
○熊谷弘君 ほかの方というのは日本の方なんですか。具体的に言うことができますか。
○熊谷弘君 さてそこで、大体昭和四十二年から四十三年ぐらいにかけて、およそ六カ月程度ロッキード社のコンサルタントをなさっておられたと衆議院の予算委員会で御証言になっておられるわけですけれども、この間にあなたがロッキード社に対して行った仕事の内容でございますとか、報酬あるいは正確な...全文を見る
○熊谷弘君 二つほどの新聞によりますと、あなたは日商時代からロッキード社と接触していたというような記事が出ていて、中には、それが一つの原因で実は海部さんとうまくいかなくなって、退社の理由になったというようなことも推測記事として出ているわけですけれども、この辺の事実関係はいかがでし...全文を見る
○熊谷弘君 昭和四十一年当時、いわゆる海原治氏の追い落としに利用されたと言われる怪文書が出回った。二人の執筆者が逮捕された。あなたは、これらの人と知らぬ仲ではないという趣旨の証言をされておられるわけです。あなたはこの件について当時海部氏から何か言われたことがございますか。たとえば...全文を見る
○熊谷弘君 あなたは日商を退社されたときに、それまで御自分でいろいろ実務をやっておられる、それについてそういう手がけられた仕事に関係するデータ、資料、あるいは個人的に持っておるいろいろな資料のたぐい、あるいは書類といったものはどういうふうにされたわけでございますか。——御理解がい...全文を見る
03月22日第87回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○熊谷弘君 証人にお伺いしますけれども、この参議院の証人喚問ですでに海部証人、有森証人の尋問をお聞きになっておられると思いますけれども、そこで、まず最初に私は確認だけをしたいわけでありますけれども、伝えられるところによりますと、証人は昭和三十九年に日商の経理本部長になられて、自来...全文を見る
○熊谷弘君 そこで、昭和四十九年以降は専務として……
○熊谷弘君 取締役、昭和四十九年ですか。
○熊谷弘君 昭和四十九年に専務になられた、それ以後は資金面の最高責任者としておられたと、こういうことでございますけれども、御存じのとおり去る十四日の日にお二人の方が強制捜査を受けたわけであります。そこで、海部証人に対してと同じ質問をぶつけることになるわけでありますけれども、いま一...全文を見る
○熊谷弘君 そうしますと、海部証人のお話でございますと、財経本部というのが、私どもが質問した内容について財務経理本部が知っているのではないかというようなことであったわけですけれども、証人のお答えは、少なくとも財務経理本部の主たる責任者でありました証人のところまでは報告がなかったと...全文を見る
○熊谷弘君 以前の問題だということでございますけれども、先ほどもお話しございましたとおり、証人は長く経理畑を歩かれた、経理本部長も経験された。そこで、事業本部制を採用している日商岩井におきまして、経理本部の行う業務の内容、また経理本部の権限の範囲をここで明らかにしていただきたい。...全文を見る
○熊谷弘君 そうしますと、先ほどの被疑事実については心当たりがありません、こういう御回答であったわけですけれども、確認したわけではないわけですけれども、日商岩井さんの場合は事業本部にかなりの程度権限委譲が行われておって、そして、たとえば今回の問題ですと、機械第三本部がある程度経理...全文を見る
○熊谷弘君 そうしますと、山村証人が責任者としておられた、そしてそんなにたくさんの人がたくさんのことをやる、だから個別のやつについて記憶があるかと言われてもよくわからない。しかし、財務経理本部の担当者は、少なくとも、いまおっしゃられたように交互計算その他もこれは全然タッチしなかっ...全文を見る
○熊谷弘君 そういたしますと、もう少し踏み込んで伺いますと、航空機第三部営業の今回の事件の場合ですね、第一線の方がいろいろなことをされた、そして一応経理本部に対して書類を整えて持っていって、その書類の実際の姿というものについては経理本部に対しては何ら説明もしなかったし、そしてチェ...全文を見る
○熊谷弘君 そういたしますと、少しまた話をもとに戻すわけでありますけれども、ロッキード事件が発覚した昭和五十一年に日商岩井内に調査機関が設けられて、その調査機関の中で証人は主たるメンバーであったというふうに言われておるわけでありますけれども、この調査機関が設けられた趣旨、あるいは...全文を見る
○熊谷弘君 それでは、報道されていることは、もう一度確認いたしますけれども、全く事実でなかったということでございますね。
○熊谷弘君 それでは、質問を変えます。  証人が専務、副社長に在任して財務経理の最高責任者であったころ、すなわち昭和四十八年から昭和五十二年までの間に、一方で、日商岩井の税務処理をめぐりまして、つまり所得申告で毎年度修正申告されておる、その当初申告と修正申告との差額が合計六十三...全文を見る
○熊谷弘君 それでは、問題となっている会社の問題となっている項目別に伺っていきたいと思うんですが、まず、ダグラス社関係なんですけれども、このRF4E機の導入といいますか、防衛庁への導入のうち事務所経費について問題になっていることは御存じのとおりだと思うんですけれども、一体、これは...全文を見る
○熊谷弘君 それでは、ダグラス社関係ではいま一つあります。  すなわち、F4EJのライセンス生産に伴う、毎年、二十万ドルを少し超える範囲で九年間続く、百九十八万ドルですか、の手数料収入があったとされているわけですけれども、これの経理、税務処理関係はどういうふうになっているんでし...全文を見る
○熊谷弘君 大分幹部には話が届かないようなシステムになっているように思われるわけですけれども。  それではボーイング社関係に移りたいと思うんですけれども、ボーイング社の問題で、全日空へボーイングを納入する際に九千万円の裏金をつくったと。で、それについては実は海部証人も、島田常務...全文を見る
○熊谷弘君 いや、内容も教えてください。
○熊谷弘君 そういたしますと、ボーイング社の名義貸し、ボーイング社から韓国の大韓航空への三百六十万ドル——三百六十万ドルと大変な金額なんですけれども、名義貸しの問題がございましたですね。これは山村証人は何かそれについていろいろな事実を承知しておられるでしょうか。
○熊谷弘君 その外地から外地ということなんですが、名義貸しということになれば、一応、ボーイング社に対して、日商岩井は、日商お金をいただきました、確かにちょうだいいたしましたよというサインがある文書を出したはずですね。それから、今度は大韓航空に対しては、渡した先に対しては、日商岩井...全文を見る
○熊谷弘君 そういたしますと、だれの名義でこのサインをしておるのでしょうか、いまの文書の中では。
○熊谷弘君 ボーイング社のこの二つの問題のほかに、いよいよ最後の747SR機導入関係の問題ですが、この百五万ドルですね、この百五万ドルの経理処理、税務処理というのはどういうふうになっていたんでしょうか、証人の御承知の範囲でお話をしていただきたいと思います。
○熊谷弘君 一問だけ。時間が参りましたので、なおいろいろ伺いたいことがありますけれども、最後に一問。  証人は、本件といいますか、今回の事件に当たりましてすでに検察当局から事情聴取を受けたかどうか。もし事情聴取を受けていたとすれば、一体、どういうことについて質問があり、どういう...全文を見る
○熊谷弘君 証人に伺いますが、日商岩井の中における証人の略歴と職務内容を簡単に御説明をお願いします。
○熊谷弘君 そういたしますと、確認をいたしますと、つまり四十七年に人事管理本部に移られるまでは経理にタッチしておられたけれども、それ以後は経理の仕事には直接タッチしていないということでございますね。
○熊谷弘君 それでは、最近伝えられる社内調査機関の問題について御質問申し上げたいわけですが、植田社長が去る二月三日の記者会見で、疑惑解明のため社長の下に企画本部長、財務経理本部長、それから証人の三人からなる社内調査機関を発足させたという御発言があったようでございますが、これはその...全文を見る
○熊谷弘君 そういたしますと、三人の方がそれぞれいわばヘッドになりましてそれぞれの分野に分かれて分担をされる。しかし、同時に、その三人がある程度集まった情報、そういったものを打ち合わせをし、分析をし、判断を下すと、こういうような形のいわば進め方はされておられるわけですか。
○熊谷弘君 そういたしますと、今度実態的な問題について伺いたいわけですけれども、この調査事項については三つの分野にそれぞれ分かれているというお話でありますが、一体、こういう問題について少し検討していこうとか、これはおかしいぞとか、そうした調査をしなきやならぬとか、まず問題設定があ...全文を見る
○熊谷弘君 三人の方々がそれぞれの分野についていよいよ調査を始められた。そこで、そのやり方なんですけれども、いろいろな恐らく部署が絡んでまいりますが、それは当然担当者を呼んで、一体これはどうなっているんだというような事情聴取をやられるだろうと思うのですが、そのほかに、過去いろいろ...全文を見る
○熊谷弘君 そうした調査記録、資料は、どういった形で集めてきて、どういうふうに保存をすると、そういうところまで検討してやっておられるわけですか。
○熊谷弘君 調査は三つに分かれているということですから、全部について承知していられるかどうか若干心配ですけれども、証人が承知しておられる範囲内でどういう頻度で行われていたのか、その辺の実態をお伺いしたいのですが。
○熊谷弘君 それでは、いままでそういう社長さんから御指示があって三人が分かれて発足して調査を進められてきた、ただその資料は検察庁の方へ持っていかれたと、こういうことなんですけれども、御記憶の範囲といいますか、はっきり言える範囲内で、これまでどういうことを調査したのか、何を調査した...全文を見る
○熊谷弘君 新しいことはそういうことだと思うのですけれども、証人も御存じのとおり、いろいろなお金の流れがあり、そしていろいろなお金の出があったわけですね。こうした点について、証人は先ほど話にもございましたように経理のベテランだと、どうも流れがおかしいなというようなことは、この三人...全文を見る
○熊谷弘君 それでは、ただいまの証人の発言の中にちょっと触れられていない、そして今回の証人にわざわざ来ていただいた最大の理由でもありますいわゆる海部メモにつきまして質問を移したいと思うのですが、恐らくあれだけ新聞その他で報道されておりますから、真偽はともかくとして、その海部メモな...全文を見る
○熊谷弘君 そこで、この海部メモと言われているものなんですが、これは二通になっておって、一通は昭和四十一年三月十八日付で経理部長にあてたものだと、こういうことになっているわけです。  そこで、まず、証人は、四十一年当時に、つまり岩井と合併する前の日商の中にあって、どういうポスト...全文を見る
○熊谷弘君 日商の東京支社経理部長ということで証人がそうお話しですが、そこでその当時にドイツのドレスナー銀行、それからスイスのユニオン銀行、このいずれかまたは双方に対して、みずからの名前か、もしくはみずからの指示によって、お金を振り込んだ、あるいは日商の名前でもいいですけれども、...全文を見る
○熊谷弘君 いまのお答えで証人はとにかく全然関知していないということのようでございますけれども、それでは、そうしたかそうしないということでこれは押し問答になりますから、そこで、まず、状況からお伺いしたいのですけれども、仮にああいうようなことがあったとしますと、普通、私も何人かいろ...全文を見る
○熊谷弘君 いまの当社の仕組みではということを御指摘になったのですけれども、その辺もう少し敷衍して、どういう仕組みだからこんなことはあり得ないよということを御説明をお願いしたいのですが。
○熊谷弘君 そこで、このいわゆる海部メモと呼ばれるものが、これは私どもは新聞なり週刊誌なりその他の報道によってしかわからないのですけれども、有森証人ですね、有森さんが退社した直後の四十二年から四十三年にかけて世間に出回ったと言われておるわけでございます。先ほど、証人は、いや新聞で...全文を見る
○熊谷弘君 そういう話を聞いたときに、証人はどういう印象を持たれたのか。そして、その印象を持たれた上で何らかのアクションといいますか行動をとられましたか。
○熊谷弘君 そういたしますと、これまた二重三重の確認のようなことで恐縮なんですけれども、少なくとも証人が知り得る範囲で、経理の責任者が政治家に対してお金を払い込むというようなああいう形でかかわっていたということは全くあり得ないと、こう理解してよろしいのでしょうか。
○熊谷弘君 それでは、現在は直接責任あるいは担当ではないわけですけれども、強制捜査にかかわっている事項について質問を移したいと思うのですが、繰り返すようですけれども、十四日に不正な経理操作があったとしてお二人の方が逮捕者となった。そこで、この経理操作が、機械第三部か、あるいは航空...全文を見る
○熊谷弘君 先ほど、山村証人は、実はこのボーイング社の百五万ドルについては、たまたまアメリカに行っておったときその事実を察知して、そして亡くなられた故島田常務をお呼びして詰問をしたと、それについていろいろいきさつがあったと、こういう証言があったわけですけれども、ところが、それが社...全文を見る
○熊谷弘君 ちょっと話が、質問をし残したのがございましたから、もう一回海部メモのところに移りますけれども、有森さんが日商岩井をおやめになられたその直後に出回ったと言われているわけですけれども、証人は、有森さんがやめられるいきさつとか、それから有森さんがやめるに当たって会社との間で...全文を見る
○熊谷弘君 私、人事管理本部というのがそこまでやっているかどうかわかりませんけれども、最後に二つ質問をしたいのですが、一つは、いま三人の専務が御相談になっておられて、当然政治資金はどういうふうに流れていたんだろうかとチェックされたと思うのですね。個人までいくと名誉の問題があります...全文を見る
03月30日第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号
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○熊谷弘君 今回の法律改正が再処理を民間にまで広げていくということが中心点だと思うんですけれども、本問題に入る前に、私は日本のエネルギー政策における原子力の位置づけというものを前提として御質問を申し上げたいと思うわけでありますが、実は、私ども自由民主党石油問題調査会、長官もお見え...全文を見る
○熊谷弘君 実はいま御質問を申し上げた観点、よく私の質問の趣旨がわからなかったかもしれませんけれども、この問題をやっておりますと何時間かかっても議論が果てませんので、私自身の意見を申し上げておきますと、ごくきわめて数少ない国に石油の供給先が限られてくる。一方、ソ連を含めて消費国と...全文を見る
○熊谷弘君 大体いまおっしゃられたような総合エネルギー調査会の需給部会での見通しというものについて私自身もデータをいただいているわけですけれども、私が伺いたかったのは、昨年アメリカのシュレシンジャー・エネルギー庁長官が来られた。日米間で将来の新エネルギー技術についてのさまざまな交...全文を見る
○熊谷弘君 そこで、原子力というものが日本のエネルギーの問題を考えるときに大変重要な問題だという認識を持っておられることを伺ったわけでありますけれども、そういう日本に対して、実はカーター政権成立後アメリカが新しい原子力政策というものを提示してきた。その事前の動きというのはすでにフ...全文を見る
○熊谷弘君 確認になるかもしれませんけれども、七七年の四月七日に出されたカーター新原子力政策ぺ−パーというものの内容を見ますと、使用済み燃料の再処理あるいは高速増殖炉の開発、その他のプルトニウム利用、こういった点を含めてすべてこれを抑制していこうということではなかったんじゃないで...全文を見る
○熊谷弘君 いや、私の伺っておるのはそういう言葉のあやでなくて、カーター大統領がはっきりと最初に決意をしたのは、そうした再処理であるとか増殖炉の開発であるとかプルトニウム利用みたいなものはともかく原則的に認めない、アメリカの中にでも認めていきたくないということですから、ましてをや...全文を見る
○熊谷弘君 そもそも今回の法律改正の目的である再処理の民間への一部開放ということ、この法律改正案ですら、これは科学技術庁で今回のこの法案改正のためにつくられた資料の中でもはっきりしていますように、今回の法律改正まではアメリカは認めるけれども、それ以上のメジャームーブというんですか...全文を見る
○熊谷弘君 再処理の問題に限らず、原子力につきましてはもともと安全の問題というのが大変、わが国が原爆経験者であるというだけではなくて、外国を含めて安全の問題というのは非常に国民にとって関心の高い問題だろうと思うんです。  昨日、報道によりますとアメリカで大変大きな事故が起こった...全文を見る
○熊谷弘君 今回というかアメリカでああいうふうな事故が起こってみますと、とりわけまたこれを奇貨としていろいろな宣伝も出てくるわけでありまして、ぜひともひとつこの安全確保の問題について十分な手を打つと同時に、この安全確保の問題は同時に心理学の問題でもありますから、そうした点について...全文を見る
03月31日第87回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○熊谷弘君 私は証人の上申書をしさいに拝見いたしまして、この上申書の中に御指摘になっておられるように、こうした証言等を通じて証人自身及び証人の御周囲の方々に至るまで、大小の差はあれ、精神的苦痛や物的な損害を受けておられるという点につきまして、大変御理解を申し上げたいと思うわけであ...全文を見る
○熊谷弘君 毎日新聞のこの記事は全く誤った内容のものであったという御証言をちょうだいしたわけでありますから、この会見は、毎日新聞が何らかの形で恐らく、これはテレビで報道されているわけでありますから、訂正が行われるだろうと私は確信をいたしております。  そこで、私は衆議院の予算委...全文を見る
○熊谷弘君 この役割りは、実は後ほど質問しようと思っていたのですが、それでは同じことを別の観点から申し上げますけれども、証人はすべて衆議院の予算委員会でもうすでに完璧な説明をしたというふうに言われているのじゃないと思うのです。なぜならば、五万ドルプラス五万ドルというお金を受け取り...全文を見る
○熊谷弘君 こういうことなんですね。証人の活動が本当にエコノミックアドバイザーで、そして全く商業ベースのものであって、そして何らいわゆる政治家その他への不正な支払いをしていないということを立証しなければならないわけですね。そういたしますと、この五万ドルというものが、証人は経費とし...全文を見る
○熊谷弘君 不正に使ったかどうかということではなくて、事実として、どういう契約内容に基づいてどういう支払いが行われて、どういう経理処理がされて、どういう税務処理がされたということが確認できれば、それはおのずからはっきりするわけですから、そういう意味で御質問申し上げているわけです。...全文を見る
○熊谷弘君 証人のいろいろ訴えたいといいますか、主張したい点については大変よくわかるのですけれども、事実をまず確認することなんですから、ひとつ率直に、不正とかなんとかということは、あらかじめ私どもも当然不正があったに違いないということで御質問申し上げているわけじゃないのですから、...全文を見る
○熊谷弘君 最後になるわけですけれども、一万五千ドルのはっきり言えば使途不明のお金があったと、これをダグラス社が社外の会計監査専門家、弁護士等に調べてもらったその過程で憶測したものだということをダグラス社の幹部はわれわれが調査団で行ったときに言っておったわけです。一万五千ドルとい...全文を見る
04月02日第87回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○熊谷弘君 最初に、防衛庁長官に伺いたいと思うんですけれども、今回のSECのリポートが公表され、その後、衆参両院のこの予算委員会での質疑、証人喚問あるいは司法当局の捜査、これらの全般的な事件の展開の中で、とりわけ防衛庁が調達しております軍用機の購入のあり方について幾つかの問題が明...全文を見る
○熊谷弘君 次に、法務省にお伺いしたいと思うんですけれども、この捜査が順次進められているわけでございますけれども、証人喚問が一応終わったところで、今後の捜査につきまして、どのような基本的な取り組み方を持っておられるか。すでに再三大臣からも各委員会での質疑を通じてお話があったところ...全文を見る
○熊谷弘君 もう直接の事務当局からのお話は再三伺っておりますので、時間もありませんから省略いたしますけれども、そこで、実は土曜日における証人喚問におきましても、郷証人から再三お話があったわけでありますけれども、今回の事件、前回ロッキードの事件のときもそうでありましたけれども、われ...全文を見る
○熊谷弘君 そこで、この派米調査団が、私もその一員として参加してまいったわけですけれども、この委員会における質疑におきましても質問がございましたが、アメリカのSECでは、三百社疑惑のある会社の中で、五十社を選んで徹底調査をやる、そのうちまだわずかしか完全な調査は済んでいないという...全文を見る
○熊谷弘君 ただいまのお話でありますと、新聞報道等については一応調べてはいるけれども、新たな情報が入らない限り、まだとりたててアクションはとらないというふうに理解されるわけでありますけれども、法務当局として、外務当局に対して、この問題について関心があり、これについて情報を集めても...全文を見る
○熊谷弘君 次に、大蔵大臣に伺いたいわけでありますけれども、これも新聞報道をもとにして御質問申し上げるわけで恐縮なんですが、過日、ある新聞によりますと、現在、外国為替管理法について非常に精力的な作業が進められておるという報道があるわけですけれども、今回のこの航空機輸入をめぐるさま...全文を見る
○熊谷弘君 私が誤解しているかしれませんけれども、また、この問題についてはこんな短い時間で誤解を生むような形で議論を進めるべきことでありませんので、一応、要望としてお心にとめておいていただきたいと思うわけであります。  そこで、総理に最後に伺いたいと思いますけれども、今回の事件...全文を見る
04月25日第87回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号
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○熊谷弘君 これまで当委員会で本法案について幾つかの質問が行われてきたわけですけれども、ほぼ本法案の必要性等をめぐるバックグラウンドに関する質問であったわけでありますけれども、私は本法案の内容そのものについて御質問を進めていきたいと思います。  そこで、今回のこの法改正の眼目が...全文を見る
○熊谷弘君 そこで、ちょっと話がまたわき道にそれるのですけれども、いまのお話は、前提として六十五年に六千万キロワットですか、原子力発電所が建設されるという想定に立っているわけですけれども、もう再三委員会でも各委員から質問がありましたとおり、たまたまアメリカで事故が起こった、場合に...全文を見る
○熊谷弘君 私は、あえて寄り道をしてこういう質問をした理由というのは、何か大臣によると、ファッションショーみたいなまねをしてはしゃいでいる方もいるみたいですが、今回のこのエネルギー危機の問題というのは、もちろんIEAに基づいて五%の節約をするということも大事ではあるけれども、そん...全文を見る
○熊谷弘君 いま局長のお話にもありましたように、もうすでに触れられたんですが、指定に当たって要件が四十四条の二で列記されているわけですね。「内閣総理大臣は、指定の申請があった場合においては、その申請が次の各号に適合していると認めるときでなければ、同項の指定をしてはならない。」とあ...全文を見る
○熊谷弘君 本法案の改正のもう一つの大きな眼目は、再処理施設の使用前検査等、あるいは定期検査、使用計画と、こういったものの制度の新設であろうと思うわけでありますけれども、この点で、基本的に再処理工場の安全規制についての考え方というのはすでに岩上委員に対する回答でもうかがわれるわけ...全文を見る
○熊谷弘君 この安全規制というものはきわめて大事な問題だと思うんですけれども、報道によりますと英国の再処理工場で、きわめて短い報道ですから具体的なことがよくわからないんですが、やはり放射能漏れがあったというようなことが伝えられるわけですけれども、この辺はどれぐらい科学技術庁は情報...全文を見る
○熊谷弘君 最後に、私どもはこの法案、いまの日本のエネルギー事情から見ましても、もう可及的速やかに本院を通過してもらって成立させたいと願っているわけでありますけれども、仮にこの法案が成立いたしましても、それはまあ仏をつくってその後が問題だろうと私どもは思うわけであります。すでに政...全文を見る
05月08日第87回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○熊谷弘君 時間がきょうは大分食い込みましたので、当初考えておりました質問よりもずっと短かく、ごく簡単に御質問を申し上げたいと思うのです。  まず最初に私の立場を申し上げたいわけですが、私は、先ほど来同僚委員の皆さん方に対する大臣の回答を伺っておりまして、敵前で同士討ちをするの...全文を見る
○熊谷弘君 いえ、私はこの「歳出 経常部門」の中の、たとえば「社会保障移転支出」の伸び率が高いからいけないと言っているのじゃなくて、給与、つまり人件費というものの伸びの大部分を占めておるこの「その他」項目について合理化努力が足りないのじゃないだろうかということを申し上げておるわけ...全文を見る
○熊谷弘君 私が自治大臣に伺いたかったのは、自治大臣が先ほどの野口委員の質問に答えて、行政サービスを低下するわけにはいかぬから増税をせざるを得ないんだと。ところが私どもから見ると、行政サービスというものの中身というものが、高度成長時代に非常に水ぶくれした形のものが多いわけです。こ...全文を見る
○熊谷弘君 実は、これは私が昨年三月二十八日の当委員会で、当時の山本財政局長さんと建設省の河川局開発課長さんに質問して、検討をしますと約束をいただいた件について、これは事前に質問通告してありますから御承知だと思いますが、御質問申し上げたかったんですが、時間がございませんので、この...全文を見る
12月21日第91回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第1号
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○熊谷弘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。