熊谷弘
くまがいひろし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月26日 | 第91回国会 参議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○熊谷弘君 昨年来、いわゆる官公庁におきまして不祥事件が多発しております。数え上げると、本当に無数と言われるぐらいあるわけですけれども、会計検査院においてこの不正経理が指摘されて、そしていろいろな検査を行い、処置をされたと思うんですけれども、この実態についてごく簡単に御説明をして...全文を見る |
○熊谷弘君 ただいま会計検査院から指摘のあった、あるいは検査を受け、問題点が指摘されたものだけではなくて、昨年来から非常にたくさんの問題が指摘されてきたわけですけれども、この点については、すでに昨年来当委員会を初め、国会におきまして数多く指摘されてきたところでありますから、私はこ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 こうした基本方針を決め、その処置を徹底させる努力をしてきたということなんですけれども、しかし、その後いわゆるKDD事件、昨年来から捜査の続けられてきたこのKDD事件がついに郵政省において現職の幹部あるいは元の幹部の逮捕にまでなったわけであります。確かにこの事件そのもの...全文を見る | ||
○熊谷弘君 再三繰り返すようでありますけれども、このKDD事件については、逓信委員会あるいは衆議院その他各担当の委員会におきまして繰り返し問題点を指摘され、質疑も繰り返されてきたところでありますけれども、いま一度このいわゆるKDD事件発生後に郵政省はみずから綱紀の点検調査を行った...全文を見る | ||
○熊谷弘君 郵政大臣、ただいまの官房長のお話を伺っておられて、まあ一見まことにもっともな話なんですけれども、私は、もう一歩踏み込んだ郵政行政全体のあり方についての反省というものがなければ、再びこういうことが、時がたち、記憶が薄れ、惰性がまた支配するようになりますと、起こらないとは...全文を見る | ||
○熊谷弘君 行政管理庁長官がお見えになりましたのですけれども、今回の行政改革を進めるに当たって、どういう視点でやっておられるのか、行革の前文だけを見ただけではよくわからないわけですが、たまたま行政管理庁管理局の管理官をやっておられます篠沢さんが、「昭和五十五年行政改革」という小論...全文を見る | ||
○熊谷弘君 今後の方針も含めて長官がもう結論をお話しされたので、私どもは、もう質問をしていく必要もないくらいなんですが、ですけれども、実はその視点に立ちますと、私は今回の行政改革は——誤解のないように申し上げておきますと、大変な努力をしたと思います。わずかな日数の中でこれだけのこ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 いまのお話を聞きますと、われわれも本当にぜひそういう方向でやっていただきたいと思うのですけれども、香川県の東京出張所の職員が十六名とか十九名とかいう数だそうですが、ちょうどそれと同じ数がイラン大使館の数だそうでございまして、香川県といいますと大平総理の御出身地ですけれ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 行政管理庁長官に伺いたいのですけれども、五十四年の十二月二十八日に行政改革計画の第一の実施についての計画を発表され、その翌日には第二の補助金等の整理合理化を含めた計画を発表されておられます。方針を決められたわけですが、実は私はまさに生まれ育ったところが全部国有林野のと...全文を見る | ||
○熊谷弘君 もう少しこの点質疑したいところなんですが、一番私の主張し、また明らかにしたい点の時間がなくなってしまいますので、話を本筋に戻しまして、もう一回行政管理庁長官に御登場いただきたいんですが、財政効果との関係が大いにあるんだと、財政再建論と離れがたく結びついているという長官...全文を見る | ||
○熊谷弘君 それでは、私は、この話は一応大蔵大臣とそれから自治大臣からいろいろ御意見を伺った後でもう一回長官に伺いたいと思うのですけれども、そうなりますと、一体この財政再建という言葉が必要になった、つまり財政危機ですね、一体これは何から生じたんだろうか。ここからもう一回つかみ直す...全文を見る | ||
○熊谷弘君 日本経済史の森の中へ何か連れ込まれたような感じがしますから、もう一回ちょっともとに戻りまして、私は実はこの財政危機とその対策としての財政再建策というのをこんなふうに考えているんです。 つまり、いまある財政の支出構造というのは必要なことであるし、これを削る必要はない...全文を見る | ||
○熊谷弘君 大蔵大臣、まさにお聞きのとおりでございまして、しかし、これは別に大蔵大臣の責任でもなければ政府の責任でもないと思うんです。そういう財政再建を目指した教育も、大平総理の言葉をかりれば、教育といえども社会福祉といえども聖域にはしないという決意、気構えというものでやっても、...全文を見る | ||
○熊谷弘君 中央、地方の事務再配分と並んで、私はもう一つ、今回の行革で財政再建と結びつけて考えた場合に、どうしても必用不可欠だったと思っているけれども、落ちてしまっているのがあると思うんです。それは何かと言いますと、先ほどから再三繰り返して申し上げておりますように、大蔵大臣として...全文を見る | ||
○熊谷弘君 カーター大統領がゼロベース予算を提唱しまして、アメリカのGAO、いわゆる会計検査院の機能強化をやっていることは周知のとおりでありますが、さらにアメリカの場合には踏み込んで、もうすでに数年前から会計検査を、先ほどの不正経理とか、いわゆる法的な適合性があるとか違法性がある...全文を見る | ||
04月23日 | 第91回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号 議事録を見る | ○熊谷弘君 私は、ただいま可決されました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、公明党、日本共産党、民社党及び新自由クラブ、以上五会派共同提案による附帯決議案を...全文を見る |
08月29日 | 第92回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○熊谷弘君 去る八月二十日、広田委員長、鈴木理事、青木、茜ケ久保、鶴岡、下田、伊藤の各委員及び私は、静岡駅前ガス爆発事故の実情を調査してまいりました。なお、勝又、大川、太田の三君が現地参加しております。 以下、調査の概要について御報告いたします。 まず、静岡県庁に赴き、山...全文を見る |
○熊谷弘君 ただいま勝又委員から多方面にわたり今回の事故につきまして御質問があったわけですけれども、大体同じような質問でありますけれども、やや視点を変えてもう一度初めから事故の原因についてまず御質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、何といっても、自治大臣も御指摘になって...全文を見る | ||
○熊谷弘君 事故の原因を究明中ではありますけれども、まず第一回の小爆発があって、それからその次に三十分程度してから第二回の大爆発があった。この第二回目の大爆発で大変な被害が出たことは、これはもう大体認められることではないかと思うんです。そこで問題は、この第二回目の大爆発がなぜこの...全文を見る | ||
○熊谷弘君 それでは、恐らく同じものだろうと思いますので、この申し合わせに沿って各機関が適切に行動したかどうかというものをお聞きしたいと思うんですけれども、この申し合わせによりますと、「目的」がございまして、「ガス爆発事故を未然に防止し被害を最少限に止めることを目的」としてこの申...全文を見る | ||
○熊谷弘君 その次の第四項として、この申し合わせによりますと、「現場の協議」というのがございます。「出動した各機関の現場責任者は、消防が設置した現場本部においてガス爆発防止対策を協議し、必要な処置を行うものとする。」と書いてございまして、「現場本部が設置されていないときは、消防の...全文を見る | ||
○熊谷弘君 それで、そこにいう必要な作業が行われたかどうかということをいまのお話を聞いただけでは、判断が加わっておりませんからわからないんですけれども、「電源のしゃ断」については、第二回目の大爆発が起こる前にその当該地域においては遮断されておったかどうか、その点だけ伺いたいのです...全文を見る | ||
○熊谷弘君 それでは、その次に第二番目として「ガス供給停止」という申し合わせ項目が行動基準の中にございます。「静岡ガス株式会社静岡営業所、静岡県プロパンガス協会中部支部静岡地区会出動隊は、当該室内等のガス供給を停止するための必要な作業を行うものとする。」、こういう申し合わせになっ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 現地視察をしたときにも静岡市の消防長の方から伺ったことでもありますし、また警備の担当の部長さんからもお話がありました。その後新聞等でも、私ども直接確認したわけではないですが、少なくともたった一人で検知に来るというのはおかしいじゃないかという議論があるわけですね。これも...全文を見る | ||
○熊谷弘君 ただいまの審議官のお話だけでは私どもなお、この事故が人為的なミスあるいは緩みというようなものによってこれほど大きな事故になったのか、そうじゃなくて現行の法体系を含めた制度そのものの欠陥によるのか見当がつかないわけでありますから、今後事故の原因の究明を通じてこうした点に...全文を見る | ||
○熊谷弘君 次に、質問を変えますけれども、先ほど国土庁長官は、勝又委員の質問に答えまして、今回の事故に遭われた方々に対する弔慰金を含めた万全の措置を講じたいということでございましたが、昨日の衆議院の商工委員会におきまして、今回の事故の中でもとりわけ、自然災害により支給されます災害...全文を見る | ||
○熊谷弘君 ぜひひとつそういう前向きな姿勢でやっていただきたいと思います。 次に、昨日のやはり衆議院の商工委員会におきまして、わが党の原田委員から、国としても今回の事故に遭われた方々に対して弔意を表してできるだけの努力をするということをやっていく、原因が確たるものではないにせ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 次に、現場を見てまいりますと、全く自分には責任がないのに多数の被害者が出たわけですが、中でも商店街の方々は大変な事故に遭われたわけでございます。この大部分の中小企業の商店街の方々に対して、これも昨日衆議院商工委員会で、金融措置等を含めた措置を実施するという回答があった...全文を見る | ||
○熊谷弘君 次に、静岡市及び静岡県から強い要求がございます、ガス事業者に対する指導監督権限を地方公共団体に必要な範囲で付与すべきじゃないか、こういう要請が寄せられているわけでありますけれども、これは勝又委員から再三御質問があり、御指摘があった点ですけれども、通産省としては一体この...全文を見る | ||
○熊谷弘君 今回の事故で特徴的なのは、地下街で第一次爆発が起こり、それから第一ビルといういわゆる雑居ビルで第二回の大爆発が誘発されたということなんです。非常に密閉された空間で大きな爆発になったということだと思いますが、それだけにこの雑居ビルあるいは地下街におけるガス保安対策という...全文を見る | ||
○熊谷弘君 ただいま建設省からのお話がありましたように、通産省が中心になってひとつ総合的なガス保安対策の強化を図ってもらう。伺うところによりますと、地下街対策専門委員会というものが設置されたようでありますけれども、この検討の方向と——われわれとしては一刻も早く結論を出してほしいわ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 ぜひそういうことでお願いいたします。 次に、今回の事故に遭われた中で、従業員といいますか、労働者の方々がたくさんおられるわけですけれども、この被災労働者に対する労働保険の適用状況、非常にお気の毒な方々でありますが、これについて一刻も早くこの適用を行うべきだと思うん...全文を見る | ||
○熊谷弘君 消防職あるいは消防団の方々が今回も事故発生の連絡を受けて真っ先に駆けつけて大変な被害に遭われたわけでございますが、絶えずこういう危険に消防の方々がさらされるということであります。もちろん、いま現在非常に充実した形の災害補償制度があるとは伺っておりますけれども、しかしそ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 ぜひそういう方向で消防庁においても努力を積み重ねていただきたいと思います。 私ども現場を見まして、今回の事故の特徴は幾つかあるわけですけれども、中でも本当に目を背けるような思いをいたしましたのは、建築物が爆風によって粉砕いたしまして雨あられと落ちてきた、しかもそれ...全文を見る | ||
○熊谷弘君 われわれ現場を見ただけでも、このガラス飛散による人身被害というものは大変なものだったと確認してきているわけです。私自身も自動車事故に遭ったことがありまして、最近の車のフロントガラスというのは飛散をいたしましても、非常にぐるぐるっと丸くなって余り深くは突き刺さらないです...全文を見る | ||
○熊谷弘君 私ども静岡県は、静岡県だけではないですけれども、東海大地震が予想されておりまして、地震対策を含めてガラス飛散防止対策というのは、今回こんな事故もありましたので、非常に強い関心を持っておるわけですけれども、いま飛散を防止するものというようなお話でしたけれども、現在一体ど...全文を見る | ||
○熊谷弘君 時間が残り少なくなってきましたので、最後に国土庁長官に御意見を伺いたいわけでありますが、この質疑を通じてもわかりましたとおり、今回の事故は非常に反省する材料をたくさん持っているということ、しかも今後のその対応策が各方面非常に多岐にわたっているということ、こういうことが...全文を見る | ||
10月03日 | 第93回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号 議事録を見る | ○熊谷弘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 |
12月22日 | 第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号 議事録を見る | ○熊谷弘君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 |