熊谷大

くまがいゆたか



当選回数回

熊谷大の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○熊谷大君 自民党の熊谷大です。  本日は、三月十一日直後に質問の機会をいただきまして、誠に有り難く思っております。  そこで、総理に最初にお伺いいたしたいと思います。  地域の復興が大変遅れているということ、地元の河北新報社がアンケートを取って市町村別にアンケートの結果を...全文を見る
○熊谷大君 私は、先日の三月十一日の追悼式典、石巻市の方に参加をさせていただきました。その際、東日本大震災で犠牲になられた方々に総理が哀悼の意を表したときに三つの約束をされたと聞いて、モニター越しで見ておりました。一つは、被災地の復興を一日でも早く、最大限の支援をする。二つ目は、...全文を見る
○熊谷大君 お手元の資料を御覧ください。今の復興大臣の言葉、ちょっと空回りしているんではないかなと思っております。  この写真、宮城県の旧河北町の長面地区、今は石巻市でございます。これ、被災前の写真、一枚目でございます。そして、被災後、これは十月の写真でございます。田園地帯が全...全文を見る
○熊谷大君 コミュニケーション不足と発言しておられますが、資料にある地域、石巻市、これ申請されて認められたのは三一%ですよ、三一%。三百九十三億円の申請に対して百二十三億円です。栗原市、加美町、大郷町といった内陸部ではゼロ%ですよ、ゼロ。  この石巻市のこの地区、大幅に削られた...全文を見る
○熊谷大君 だから、だから査定庁と言われるんですよ。この思いをなぜ酌み取れないのかということですよ。  順番は必要だ、分かりますよ、そんなのは。土手をちゃんと六月の復旧までをする、仮復旧をさせるというんで、その後にちゃんと予算を上げておかないとすぐに水も出せないでしょう。なぜそ...全文を見る
○熊谷大君 いや、理解、本当にできません。本当に査定されたということしか私は思ってない、また、地元もそのようにしかとらえていないというふうなことを申し上げさせていただきます。  今回は道路の事業、大分削られました。私は、道路は大切だと思います。なぜならば、宮城県は、富県宮城とい...全文を見る
○熊谷大君 僕は二線堤を認めるかどうかということを、見解を伺っているんですよ。  この「復興への提言 悲惨のなかの希望」、この構想会議の出した提案でも、二線堤をしっかりと造れるようにすると、組合せをつくるということを示唆しているんですよ。それで地元はそういう要望が出ているんです...全文を見る
○熊谷大君 国交大臣、見解を聞かしてください。
○熊谷大君 地元の要望はその二線堤を認めてくれということを要望しているんです。それを是非お心の中にとどめておいてください。  復興庁の話に戻ります。  三月五日より株式会社東日本大震災事業者支援機構が開始されました。私も多くの被災事業者にこのパンフレットを配って、何十年も頑張...全文を見る
○熊谷大君 次に行きます。  いや、本当、大事なんですよ。グループ補助金に漏れた人とか、ほかの様々な支援を受けた人、その支援に引っかからなかった人とかが最後のとりでだと思って、一年たって相談しに行ったらそういうふうに断られたと。これ、心折られる行為なんですよ。これを何とかしてほ...全文を見る
○熊谷大君 大臣、よろしくお願いします。  あと、一年が過ぎて仮設暮らしもやっぱり長くなりました。仮設は、御存じのとおり、プレハブ仮設とみなし仮設というものがあります。プレハブ仮設はイベントなんかがよく、多くなって非常にいろんな楽しみもあるということもあるんですけれども、みなし...全文を見る
○熊谷大君 仮設は、御存じのとおり、原則二年間しかいられません。プレハブ仮設は前例として延長延長というのが続きました。しかし、みなし仮設の方々は鍵を渡された瞬間に出る期日までもう書かれてあるわけですよ。もう一年が過ぎているわけです。そのときに、じゃ、この後どうしよう、これ不安なん...全文を見る
○熊谷大君 それは、みなし仮設もそうというふうに受け取っていいんですね。
○熊谷大君 続いて、災害瓦れきについてお尋ねします。  私ども自民党青年局、私、局長代理をやっていますが、その青年局でも災害瓦れきをしっかりと全国で受け入れてもらうという運動を行っております。  最近、総理が、政府一丸となって取り組むということを堂々と会見されました。私は、そ...全文を見る
○熊谷大君 気持ちだけでちょっと、本当に失笑になります。  いいですか、山本五十六長官だって、やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かぬと言っているんですよ。だから、リーダーとして率先して、やっぱり自分が、反対はあるけれども、自分が千葉県で受け入れると、説...全文を見る
○熊谷大君 政府一丸ということですから、総理は、他の閣僚の皆さんにもそのようにお願いをされるんですね。
○熊谷大君 総理、一つ分かっていただきたいのは、これ、政府がお願いします、お願いしますだけでは絶対動きません。なぜならば、基礎自治体の首長は、反対の意見があって、それが燎原の火のごとく広がったらリコールされるかもしれないんですよ。そういう政治的なリスクを負いながら、負いながらやろ...全文を見る
○熊谷大君 総理、そんな悠長なことを言っている時間あるんですか。まだ六%しか瓦れき処理できていなくて、この東日本震災に係る災害廃棄物の処理指針、マスタープランでは、二十六年の三月末までをめどに中間処理、最終処分するって言っているんですよ。そんなのできるんですか、今のような言葉で。
○熊谷大君 そこで、政府には本当にこれは反省していただかなければいけないんですけれども、なぜ瓦れきの受入れ処理、受入れに反対が出るか、これは政府が全く信頼されていないからなんですよ。基準も変わる、朝令暮改的に変わる、SPEEDIは全く情報を出さなかった、そうしたことがもろもろ重な...全文を見る
○熊谷大君 細野大臣が登場されたので、細野大臣の話題に移りたいと思います。  細野大臣、昨年の七月二十三日、宮城県の丸森町にお入りになりました。いろいろと視察をされましたが、そのときの記憶はありますか。
○熊谷大君 その言葉をしっかりと守ってほしいんですね。  細野大臣、二十三日に丸森町に入られてこういうふうに言っています。原発事故というとどうしても福島県に目が行ってしまうが、福島県以外でも多くの人に迷惑を掛けていることを改めて確認した、県境で政策が変わることのないようしっかり...全文を見る
○熊谷大君 大きな不安はないというふうにおっしゃっていますが、ほかの県南の地区も、これ、保健便り、ちょっと持ってきました。ある小学校の、県南の小学校の保健便りです。  四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻...全文を見る
○熊谷大君 細野大臣、基礎自治体からはちゃんと要望が出ているんですよ。その要望を待っているというんだったら、じゃ、ちゃんと要望が出ればしっかりやるんですね。
○熊谷大君 じゃ、十八歳未満の子供たちに、学校の校医、又は定期健診で検査を行ってほしいという要望がまとまって出てきたらしっかりと対応していただけるんですね、文科大臣。
○熊谷大君 厚労大臣はいかがですか。
○熊谷大君 あのね、データ、数値、数、これはいいんですよ。安心なんですよ、皆欲しいのは。それを拭うのはこの政治不信のある政府の中ではなかなか難しいから、しっかり対応しろということを私は言っているんですよ。それはちゃんとできますか、細野大臣。
○熊谷大君 以上です。ありがとうございます。
03月22日第180回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○熊谷大君 平野大臣にお尋ねします。  昨日、午前中はどちらにいらっしゃっていましたか。
○熊谷大君 何も問い詰めるとか、そういう話ではございません。  私は、昨日の午前中、本会議が参議院の方で入っておりましたので、残念ながら石巻工業高校の阿部翔人君の選手宣誓をちょっと聞けなかったんですけれども、私は、選手宣誓、彼の行った宣誓、この文章をちょっと今朝読んだんですけれ...全文を見る
○熊谷大君 まさしく大臣のおっしゃるとおり、大人が頑張らなくてはいけない、その背中でしっかりと復興を担っていかなければならないということを私も本当にそのように感じた次第でございます。  その中、同時に、昨日の夕刊でしょうか、震災の関連死が六百人を超えるという、大変痛ましい、そし...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  原子力災害対策特別措置法では、その十条通報でございますが、十条通報というのはどういうもので、もうちょっと詳しくお願いしたいんですけれども、それが発出されたならば国、各自治体はどのように対応しなければならないのか、教えてください。
○熊谷大君 女川で検出されたのはあくまでも十条通報レベルで、十五条は福島ということでよろしいですか。
○熊谷大君 この、先ほどおっしゃられた第一緊急体制、この第一緊急体制というのはどのような体制なのでしょうか、教えてください。
○熊谷大君 ちょっとよく分からなかったんですけれども、とにかく緊急体制に備えて情報収集又はしっかりとモニタリングするということだというふうに思うんですけれども、その第一緊急体制、十条通報が発出されて第一緊急体制がしかれて、その事実、どのくらい宮城県民に当時しっかりと伝えられたのか...全文を見る
○熊谷大君 自治体は十条通報でしっかりとやらなければいけないんですけれども、それが各自治体の住人又は県民にどれくらい知らしめられているのかということを確認しているんですけれども、分かりますか。分からなければ分からないで結構ですので。
○熊谷大君 確認します。  女川原発では、女川原発自体は何の損傷もその地震では受けなかったけれども、漏えいもなかったけれども、どうも福島第一原発の水素爆発の起因によって出てきた放射性物質をその敷地内のモニタリングで感知したと、検出したと、その数値は五マイクロシーベルトから最大二...全文を見る
○熊谷大君 それでは、教えていただきたいんですけれども、福島第一原子力発電所から女川原発までどのくらいの距離がありますか。
○熊谷大君 これも昨日打合せしていたはずなんですけれども、大体百二十キロあります。その百二十キロ離れているということをどのように解釈したらいいのかということが私もちょっととても悩むわけなんでございますが、まずは、この百二十キロの距離を放射性物質が北上してきた。当然これは風の影響、...全文を見る
○熊谷大君 北北東。これはなぜこういうことを聞くかというと、先ほど上野委員からもありましたように、当時SPEEDIが全く情報を取れなかったものですから改めて気象庁さんに確認をしているんですけれども、北北東ということは、北に向かっていったということでよろしいですか。
○熊谷大君 今の説明からたどっていくと、もちろん風に県境はございませんよね。
○熊谷大君 風でございますので、風に任せて縦横無尽に放射性物質が拡散していっている、又は流れに乗っていって各地に放射性物質をぱらぱらと置いていくということ、で、福島原発から約百二十キロ離れた女川原発の敷地内でも検出されたと。値は低い、といっても第一緊急体制を取らなければならない状...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  皆様に是非当時を振り返っていただきたいんですけれども、三月十一日当日、発災以降、しばらく停電をしていて、重要な情報源であるテレビがほとんど見られない状態でありました。その情報源が得られないときに、ここが非常に重要なところなんですけれども、被...全文を見る
○熊谷大君 食料の放射性レベルについて言っているんじゃなくて、その当時、風が吹いて、南から北に流れているときに、屋外に食料を求めて商店の前に並んでいる人がいましたと。その状況についてどのように思われますかということをお尋ねしているんです。どうぞお答えください。
○熊谷大君 今の話を聞いて、平野大臣、どのように聞いておりましたか。
○熊谷大君 そういった状況で、官房長官は、人体に影響がないということを繰り返し発表をしておりました。  この前、予算委員会でも紹介させていただきました保健便り、ある県南の、宮城県の南部の学校、小学校が出した保健便りの一節ですね。ちょっとまた読ませていただきます。保健室の利用状況...全文を見る
○熊谷大君 大臣、おっしゃるとおりで、心配なんです。心配なんです。それをさっきの予算委員会でも問うたわけでございます。  そのとき大臣は、非常に私は踏み込んだ内容を答弁してくれたなと、いわゆる学校でしっかりと義務教育期間に健康調査を宮城県であってもしていただけないかということを...全文を見る
○熊谷大君 さっきも申し上げましたが、自治体からは意見書も含めて様々な形で要望が上がっております。  私は後日文科省に確認をしました。大臣がこういう答弁したからしっかりと対応してくれということを話しましたら、何と返ってきたかというと、各学校単位での検査は、機器、専門医等特殊なの...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  もう大臣おっしゃるとおりで、とりわけ子供たちというのは非常に感受性が強いというふうに言われております。その中で、情報が閉ざされた中、屋外に食料を求めて親御さんと一緒に不安ながら付いていって、そういった気流の流れの中にいたということも事実でご...全文を見る
○熊谷大君 大臣、思いというのはよく分かるんですけれども、もう一年たっているんですよね。しかも、文科省は最初二十という数字をぼんと出してしまったんですよね。それ以来、保護者の皆さんからはなかなか、本当に大丈夫だろうかという、事信頼、信用という点では、まだその信用を獲得するという段...全文を見る
○熊谷大君 具体的に、メッセージだけじゃなくて、具体的にどういうふうにするんですか。  というのは、大臣、大臣、ちょっと聞いてください。大臣、僕は所信の中ですばらしいと思って聞いたのは、やっぱりチルドレンファーストだと、その理念を持ってやるというふうな、おっしゃった。でも、今の...全文を見る
○熊谷大君 具体的に学校施設を貸すというのは大変踏み込んだ発言だというふうに思うんですけれども、その先なんですよね、先。  結局は、場所を貸したとしても、それを検査する人、測る人、そしてその測った結果出てきた数値を評価する人、これいないと何にも回っていかないわけですよ。ただ学校...全文を見る
○熊谷大君 大臣、今、福島医大の方のお話言及されましたが、その福島と宮城、栃木もそうだと思います、県境でそれが区切られているから今こう問題に私は挙げているんですよ。  先ほど気象庁の方にも答弁していただきましたが、当時の風の状態だったら、それはやっぱり県境で区切らないでいただき...全文を見る
○熊谷大君 何かこう、地方公共団体からと、なぜ平野大臣からということができないんですかね。
○熊谷大君 本当に大臣、ここは本当に大臣のその率先力を、いわゆるリーダーシップを見せてほしいんですよ。  もちろん、地域のことは、民主党さんは地域主権だ地域主権だと、地域で決められることは地域でということをおっしゃっていますが、でも、やっぱりこういった広域にまたがる災害というの...全文を見る
○熊谷大君 意見書も議会で採択されているわけですよ。やっぱり国が積極的に関与してほしいと。子供たちの健康影響の調査の実施については、これもまた繰り返しになりますが、国の責任と判断において健康影響調査の実施の必要性や対応方針について明確な基準を早急に示し、調査を実施することというこ...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  済みません、時間がなくて、キャリア教育等々、就労支援、若者の就労支援等々にもちょっと取り扱いたかったんですけれども、今回はごめんなさい、あと次回にまたさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月26日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○熊谷大君 自由民主党の熊谷大でございます。  一年が震災から過ぎまして、災害弔慰金の支給対象となる震災関連死、かなりの犠牲者の方々が出ております。河北新報の調べですと、東北三県で一千五百二十人という数が示されておりまして、最も多いのが南相馬市の二百六十六人、続いて石巻市百七十...全文を見る
○熊谷大君 その被災者の生活再建についてお伺いしたいというふうに思っております。  被災者生活再建支援制度ということが今非常に、まだまだ議論が多い制度だなというふうによく被災者の方々と話していて考えさせられます。全壊、一部損壊、半壊、大規模半壊というくくりがありますが、その項目...全文を見る
○熊谷大君 大臣、今ほどなくなるというふうに、全てがなくなるというふうにおっしゃったんですけれども、これ同時に、残るものも出てきて、町ごと、本当に家ごと移動して、津波は移動してきますので、誰のものか分からない岩石だとか庭石とか車とか電柱とか、そういったものがもうそこに残ってしまう...全文を見る
○熊谷大君 私の聞いていることとはちょっと違うので、ちょっと現状をもっと、私も調べますので、大臣もお調べいただければと思います。  生活再建に向けては雇用のやっぱり創出という、又は復旧というものが必要になってくるというふうに考えております。そこら辺は大臣も共通した認識であるとい...全文を見る
○熊谷大君 経産省さんが出している支援策でグループ補助金、これ非常に助かって要望も多い、また継続してくれ、もっと拡幅してくれというふうな意見も多いんでございますが、いかんせん、非常に大きな、東北の企業では割と大きな、関東から見ればそんなに規模が大きくないんですが、東北から見れば非...全文を見る
○熊谷大君 よろしくお願いします。  本当に、ブラックジョークではないんですけれども、申請したタクシー会社さんが無線の機材は許可されたけれども肝心要のタクシーの車が却下されてしまったなんという話もありますので、是非現状、実情を見て取り組んでいただければと思います。  続きまし...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  もう大臣御案内のとおり、被災した地域はいずれも医師不足が政治課題になっていた地域でございました。首長さんからはいつでも地域医療の充実が要望として上がっていた地域でございました。今後、被災した地域での医療体制の展開はどのように行われるのか。つ...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  大臣が言及された三次補正の中で東北メディカル・メガバンク構想というものが計上されておりまして、私も大臣にお願いさせていただいた、文科大臣に、当時の中川大臣にお願いさせていただいた立場でございます。  ちょっと私も中身を見させていただいたん...全文を見る
○熊谷大君 情報ネットワークというのは確かに重要だと思うんですけれども、我々が必要としているニーズというのは臨床をいかにできるかということでございますので、文部科学省が出している平成二十四年度医学部入学定員の増員計画では、東北大学、前年度百二十に比べると二十四年度計画では五増、地...全文を見る
○熊谷大君 是非、被災地のニーズに合った医療体制の充実をよろしくお願いします。  以上です。ありがとうございました。
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○熊谷大君 自由民主党の熊谷大です。  本日は六十分間という時間をいただきまして、本当にありがとうございます。  本日は、省庁別審査、私は被災地宮城県の代表でございますので、厚労省関係、テーマは被災者の生活再建、医療、介護、そして雇用について、それに伴う被災地での状況、そして...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  大臣が今おっしゃったように、次のことを考えますとまた新たな課題が大変多うございます。そうしたことを質問をさせていただければというふうに思っております。  さて、今ほど申し上げましたように、厚労省には、被災地又は被災者が大変期待を寄せている...全文を見る
○熊谷大君 これはとっても重要なことだと思いまして、厚労省のホームページからちょっと取り寄せました。今年、五月二十八日から八月七日の搬送者は、何と二万七千三百六十六名でございます。犠牲になられた方は四十九名にも上っているということです。ここ二年、猛暑が続きましたのでもっとすごい数...全文を見る
○熊谷大君 その基本認識に立っていろいろな対策を取られているという、基本認識に立っていただいて、質問に移らせていただきたいと思います。  先日の二十一日に復興庁から東日本大震災に係る震災関連死の発表がございました。大臣、当然、内閣の一員としてその数を記憶していらっしゃると思いま...全文を見る
○熊谷大君 済みません、事前に通告しておくべきだったんですけれども、大臣、一都九県で、数字を是非覚えておいていただければ、今年三月末現在、一千六百三十二人です。最も犠牲者数が出てしまったのは福島県でございます。続いて、私、代表の宮城県は六百三十六人でございます。この数値、非常に大...全文を見る
○熊谷大君 今御紹介にありましたように、どうしても、一般の住民の方、みなし仮設や仮設住宅に住まわれている方々に対する健康調査というのはなくて、内閣府所管、後々に環境省に移るということで原子力被災者生活支援チームがそれを担当したり、あとは、厚労省では労働者、働く方々に対する安全衛生...全文を見る
○熊谷大君 そうした体調を崩されている方々が多い中、先ほど我が党の塚田委員からもございましたが、二〇一一年度の復興予算の執行率が非常に残念な結果でありました。六割、しかも四・七兆円が未消化に終わっているというふうにあります。これをどのように、被災地だけではなく日本全国のみんなが、...全文を見る
○熊谷大君 ありがとうございます。  ちょっと話は戻りますが、その仮設住宅に関するちょっと暑さ対策というものも真剣に取り組んでいかなければならないんではないかなと思っています。主にプレハブ仮設でございます。  今年の、ここ数年尋常でない暑さの中、仮設住宅というのは基本的にプレ...全文を見る
○熊谷大君 大臣、確かにおっしゃるとおりなんですけれども、猛暑で犠牲になる方、本当にたくさんいらっしゃいます。仮設、特に多いというふうにも聞いておりまして、数値でも出ておると思います。この震災関連死でも、犠牲になられる方は皆お年寄りの方ですよね。お年寄りの方ということは、震災弱者...全文を見る
○熊谷大君 後ほど、あと、雇用と心のケアについてもちょっと言及をさせていただきたいというふうに思っております。  ちょっと災害救助法の関連で質問をさせていただきたいと思います。  災害救助法の応急修理制度、これ、大変被災した皆さんには助かる政策だったんですけれども、まあ残念と...全文を見る
○熊谷大君 大臣のおっしゃることは本当に重々よく理解しているつもりなんですけれども、やっぱり苦しんでいるのはお年寄りとか災害弱者。つまり、車で役所の方に行きたくてもなかなか行く交通手段がなかったとか、かなり離れたところに住んでいる、役所からかなり離れたところに住んでいて、なかなか...全文を見る
○熊谷大君 大臣おっしゃるとおり、実情に沿いながらということでありますと、東北大学が行った宮城県沿岸部での調査では、二〇一一年の二月から十月に出産した母親を対象に行った調査では二〇%以上が産後うつの疑いが出ているという結果も出ています。これは通常だったら一〇%から一五%なんですけ...全文を見る
○熊谷大君 大丈夫です、ちゃんとしっかりと大臣のおっしゃることは聞いておりますので。  その実情に沿ったというところで、ちょっとこれは指摘しておきたいんですけれども、仮設診療所というのはあくまでも、大臣、仮設ですよね。しかも、診療所でございますので、入院用のベッドはありません。...全文を見る
○熊谷大君 先ほど大臣が少しちらっと言及していただきましたが、集団移転に伴って災害公営住宅がこれからどんどん各市町村造られていく、何か所にもわたって造られていくというふうに考えております。それに伴って、どうしても災害公営住宅に移られるという方は高齢者の方が多いというふうに思ってお...全文を見る
○熊谷大君 是非具体的な協議会をつくって、その取組に積極的になっていただければと思います。  続きまして、仮設住宅の入居の長期化に対して、要介護認定者に対する支援の策についてお尋ねをしたいというふうに思います。  仮設住まい、もう一年五か月、短い人でも一年三か月とか四か月だと...全文を見る
○熊谷大君 本当に手厚い取組だと思うんですけれども、なかなか現実、その対策で現場のニーズに追い付いていくのかというのが非常に心配なんですね。というのは、四十二市町村の認定者、被災地ですね、二〇一二年の三月末、岩手県で一万五千三百五十五人、これ前年比で九・二%増加、宮城県で六万三千...全文を見る
○熊谷大君 そのミスマッチなんですけれども、私もやっぱり複雑だなと思ったんですけれども、働き口があるから、そのまま、じゃ働けるから働くかという、そういう段階でもないんですね、一年五か月たって。  非常に皆さん御努力されて、御尽力されているというのは重々理解しているんですけれども...全文を見る
○熊谷大君 専門家が少ないということは、本当に実感として認識しております。そこで、それを一気に解決するようなところを私ちょっと視察をしたんですね。  というのは、瓦れき病院というふうに言われているところがございまして、私、我が党の自民党の青年局でチーム・イレブンというのを今組織...全文を見る
○熊谷大君 以上です。  大臣の柔軟な姿勢をよろしくお願いします。  ありがとうございました。     ─────────────
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○熊谷大君 自由民主党の熊谷大です。  本日は、田中慶秋法務大臣に出席要求、そして質問通告をいたしておりました。田中法務大臣、いらっしゃっていますか。