熊代昭彦

くましろあきひこ



当選回数回

熊代昭彦の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○熊代分科員 質疑の機会を与えられましたので、本委員会とオーバーラップする面もあるとは思いますが、住専問題についてお伺いしたいと思います。  住専問題につきましては、マスコミでは、これを批判する声が大変に強いわけでありますが、しかしまた、これは世論を背景にしているということもご...全文を見る
○熊代分科員 非常に詳しく、正確に言えばそういう話になるかもしれませんけれども、大部分はついているのじゃないだろうか。それでなければ、法律的に背任罪になるかどうかは別としまして、現行の取引慣習からすれば極めて軽率な取引であるというふうに思いますので、大部分個人保証をつけてあるので...全文を見る
○熊代分科員 住専処理機構ができる、それから預金保険機構が新しい形になる、この後でやることになるだろうと思うのですね。それで、具体的にどうなりますか。住専処理機構が個人保証の契約に基づいてそれを取り立てていくということになりますか。あるいは、預金保険機構は何らかの意味で絡むのです...全文を見る
○熊代分科員 基本的にはということは、預金保険機構も絡むことがある、それはどういう場合でしょう。
○熊代分科員 大臣の御答弁のとおりだと思うのですが、そうしますと、とにかく個人保証をして、しかも金を返さないで、ロールスロイスか何か知りませんが乗り回していて、豪邸に住んでいるという者については、これは最後の一円まで取り立てるんだ、そういう決意でこれからやっていただけるということ...全文を見る
○熊代分科員 大臣の決意のほどを伺いました。ありがとうございました。ぜひ、そのように厳しく、お金を借りて返さない、そういう人に対しては厳しく対処していただきたいと思います。  次に、そういうことではありますけれども、そこに暴力が絡むというときにどうなるのかというのが国民の心配で...全文を見る
○熊代分科員 大変いいお答えをいただいたと思うのですが、しかし、基本的に民主主義社会の警察というのは、殺された後から来る、そういうふうに皮肉に言う人もいるわけですね。殺された後から来る、それで、それを処理する。それも重要な抑止力ではありますけれども、やはり急迫の危険があるときには...全文を見る
○熊代分科員 暴力団等が現場で占拠しているというような事態には的確に対処するということでございます。ぜひやっていただきたいと思います。個々の警察力で対処できない場合には、機動隊の導入も考えていただけたらいいのじゃないかというふうに思います。いずれにしましても、経済のマフィア化とい...全文を見る
○熊代分科員 恐らくお答えは、一次的には民事であるから民事の当事者が対処しなければいかぬ、それで、対処する間に短期の賃借権解消についてえらい妨害、解消しないということで、暴力行為とか違法行為があれば対処するということだと思います。そういうことで、そういうものも対処できるということ...全文を見る
○熊代分科員 お伺いしましたのは、今出ている法律案では、六千八百五十億、まあ担保価値が消えてしまったけれども、とにかく個人保証でも金を取り返した、コリンズの財産から百億なら百億取り返した、それは国庫に納付するのですねということを確認しているのですよ。
○熊代分科員 ありがとうございました。  そういうことでありますから、貴重な国費を大切に使うという意味でも、ぜひこの回収に全力を挙げていただきたい。そしてまた、大きな観点から見れば、経済のマフィア化を防ぐということに対しても、警察庁さん、大蔵省、ともに力を合わせてやっていただき...全文を見る
○熊代分科員 ちょっと細かいことをお聞きして申しわけないのですが、背任罪と特別背任罪というのはどこが違うのですか、御説明ください。
○熊代分科員 特別背任は商法上、特に役職員、重い責任を持った人たちの犯罪ということでございます。そういうケースもあると思います、これだけの大きな問題が起こったということですから。背景には、時のバブルに全員浮かされて、大恐慌に突入する前のそのような雰囲気の中にみんな侵されたというこ...全文を見る
○熊代分科員 大変頼もしいお答えをいただいたわけでございますが、いずれにいたしましても、この問題というのは、住専処理機構を速やかに発足させて、また、預金保険機構の新しい体制を速やかにつくりまして解決していく、前に進まなければいけない問題だと思います、前に進めなければならない。 ...全文を見る
○熊代分科員 大変力強いお言葉をいただきまして、ありがとうございました。  これで終わります。
05月16日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○熊代委員 自由民主党の熊代昭彦です。きょうは塩野先生、堀部先生、お忙しい中をまことにありがとうございました。情報公開法要綱案に至るまでの御苦労に対しまして、心から敬意を表する次第でございます。  幾つかの点について御質問させていただきたいと思いますが、私自身も情報の公開それか...全文を見る
○熊代委員 それでは、堀部先生にお願いしたいのですが、先ほどちょっと例に挙げましたキッシンジャー元国務長官の心配は、非常にいい目的のためなのだけれども、そうすると後任者にだけ伝えたい情報はもうメモをとらなくなるというふうに言っておられましたけれども、アメリカの情報公開法、どういう...全文を見る
○熊代委員 同じ点につきまして、情報公開法要綱案につきましてもう一度、再度確認させていただきたいのですが、たしか、ざっとお読みした限りでは、先ほどキッシンジャーが言われました、メモのたぐいで残したものも日本の案で公開の対象になるというふうに私は理解したわけですが、この理解は正しい...全文を見る
○熊代委員 ちょっとくどくなって恐縮ですが、そうすると、ごく個人的にあなただけにメモを残したいといったものは組織的なものではなくて、これは受け継いでもらって、行政的にみんなで使ってほしい、こういう趣旨で残したものは公開の対象になる、こんなふうに理解してよろしいのでしょうか。
○熊代委員 わかりました。それにつきましては、組織的に用いるということの解釈であるということでございました。基本的に、私は公開を前向きにすべきであろうというふうに思っておりますので、ただ、どういう法律であるかということを理解していただくことも大切であろうということで御質問申し上げ...全文を見る
○熊代委員 趣旨として、一国民の立場からいただくものならば行政府のものもいただけるだろうというふうに思いますが、それはそれといたしまして、行政情報がもらえなかった場合に不服審査会が定めてございます。私の一読した限り、またお伺いした限りでは、極めてオールマイティーに規定してあるので...全文を見る
○熊代委員 不服審査会という閉じられた形であってもオールマイティーに資料が見られるということは、私としては極めて革新的な思い切った案であると思いますし、大変評価いたしたいというふうに思うところでございます。  それとともに、参考人として出頭して意見を述べるように求められた場合に...全文を見る
○熊代委員 それから、情報の提供の方法につきまして、極めて現代に適応したように提供しようという御意思で書かれているというふうに理解しておりますが、電磁的な記録を打ち出し、コンピューターでプリントアウトするということもいいというふうに書いてありますけれども、プリントアウトしてもらう...全文を見る
○熊代委員 もう一つは、裁判制度との関係でございますけれども、不服申し立てについて、私は大変適切な規定をしていただいたというふうに思っているわけでございますけれども、しかし、さらにこの不服申し立てについて不満があるというような場合には、行政訴訟に訴えられるものであるかどうか。その...全文を見る
○熊代委員 大変によく検討された、しかも斬新な、思い切った要綱であるというふうに高く評価させていただいているものでございますけれども、心配は、いろいろ情報が出まして、それを捏造して、例えばマスコミの世界で使うということがあるということでございます。しかし、捏造まで至らないけれども...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
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○熊代分科員 自由民主党の熊代昭彦でございます。岡山新二区でございます。  きょうは、ウルグアイ・ラウンド対策と今後の農業につきまして聞かせていただきたいと思います。既にいろいろ出ておりますが、若干のオーバーラップをお許し願いたいと思います。  私自身は、農家の次男でございま...全文を見る
○熊代分科員 概括的なお話を、非常に簡にして要を得た御説明をいただいたわけでございますが、少し散文的なことをお伺い申し上げますが、例えばこういう点で非常によくなったなという声とか、どうも何となくこういう点はよくないな、そういう声は野中構造改善局長のところまで何か届いているか、そう...全文を見る
○熊代分科員 前向きな評価を聞かせていただきました。  ちょっと触れられましたけれども、土地の集約化といいますか、大規模農家になろうという意欲のある人は、非常に少数ではあるけれども、あるのだろうと思うのですね。私の地元におきましても、利子も非常に安くなった、ちょっと農地を買って...全文を見る
○熊代分科員 限度については、ちょっと古いかもしれませんが、個人で一億とか農業生産法人で一億五千万とか、そんなことだったかなと思います。いずれにしましても、需要に応じられるということでございますので、積極的に進めていただきたいと思います。  次に、中山間地域とか小規模農業につい...全文を見る
○熊代分科員 補償の額というのは、典型的にはどれぐらいの額なんですか。非常に少ないのか、多いのか。
○熊代分科員 そうすると、転作補償の場合は、我が国と比べてどうなんでしょうかね、我が国の額と。
○熊代分科員 我が国でもデカップリングを実施するべきではないか、特に山間僻地とか、あるいは小規模農業の保護のためにやるべきではないかという議論がありますが、こういう議論に対してはどういう見解をお持ちでしょうか。
○熊代分科員 ありがとうございます。  デカップリングについては引き続き検討していくということでございますが、今後とも検討していただくことにいたします。  次に、農林畜産業を大規模化して専業で成り立たせるというのがその構想の中核ではないかと思うのですね。ただ、私個人としまして...全文を見る
○熊代分科員 質問時間も終わったようでございます。  一つだけ、水産業でございますけれども、水産業、私の地元ではノリの養殖とかカキの養殖とかいろいろやっているので、あるいはレジャーボート基地とかやっておりますが、水産業について将来どういう構想を持っておられますか、一言だけ、簡単...全文を見る
○熊代分科員 ありがとうございました。  以上で終わります。
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第1号
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○熊代分科員 自由民主党の岡山県選出の熊代昭彦でございます。大臣、お疲れさまでございます。  道路の問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  道路は、公共事業の、比重が徐々に落ちつつあるとはいえ圧倒的なシェアでありますし、その重要さというのはいささかも失われない...全文を見る
○熊代分科員 ありがとうございました。  ちょっと細かい話を確認して恐縮でございますが、地域高規格道路というのは高規格幹線道路の一部分ですか、それとも外ですか。
○熊代分科員 ありがとうございます。  私、今は岡山新二区でございますが、岡山県全域につきましても、地域高規格道路がどう整備されるかということに関心が移りつつあるところでございまして、この地域高規格道路、今かなりの程度計画が進んでいるところでございますが、新岡山二区というのは、...全文を見る
○熊代分科員 全般的なお話を伺ったわけでございますが、次に、極めて具体的な話で恐縮でございますけれども、玉野市と灘崎町、この両方合わせて人口八万六千ぐらいあるのですが、あと、児島湾を隔てて岡山市の中心部から離れております甲浦地区、小串地区、それぞれ一つずつの小学校区でございますけ...全文を見る
○熊代分科員 御指摘のように、まず岡山県内の調査に基づいてその重要性を県内で固めてくるということも確かに必要でございましょうが、中央のリーダーシップもぜひ発揮をお願いしたいというふうに思うわけでございます。  今のお話にも出ましたけれども、次のテーマといたしまして、国道三十号線...全文を見る
○熊代分科員 その都市計画決定でございますけれども、一般的にはどういう手順で、どういうことで決定されていくわけでございますか。
○熊代分科員 それでは、ぜひ鋭意、早期にその都市計画の決定のための図面を作成していただきたいということをお願いしておきますが、ぜひよろしくお願い申し上げます。  次に、国道二号線の岡山バイパスの整備状況でございますけれども、今どのような整備状況にありまして、また今後どのような予...全文を見る
○熊代分科員 お話しの、福治から浅川まで五・〇キロメートル、まさしく私の選挙区でございまして、本当にこれの開通が待望されているところでございます。平成九年度までに大丈夫だと、大変力強いお言葉をいただきましたが、あらゆる困難を乗り越えて、ぜひ平成九年度に完成して、みんなが本当に笑顔...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第23号
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○熊代委員 薬事法等の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  自由民主党の熊代昭彦でございます。質問のお許しをいただきましたこと、心から感謝するところでございます。  御承知のとおりでございますが、昭和五十四年に法律改正がございました。市販後の再審査・再評価...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございました。  非常に意欲的な改正の中身であるというふうに評価する次第でございますけれども、私が法案をずっと読ませていただきまして、読むだけでは非常に問題があるといいますか、政令、省令に託されているところがいっぱいあるということでございまして、私ども、審...全文を見る
○熊代委員 それでは、その治験において、これは治験を受ける側、患者の側でございますが、インフォームド・コンセント、日本医師会では説明と同意、十分知識を与えられた後の同意ということで説明と同意というふうに訳しておられますが、インフォームド・コンセントが大切であると思います。  二...全文を見る
○熊代委員 説明も文書で、同意も文書でということのようでございますが、そうしますと非常に大きな進歩がある。患者の人権を守るためにぜひきっちりとそれを実施していただきたいというふうに思うわけでございます。  それでは、参考までに、諸外国では治験時におけるインフォームド・コンセント...全文を見る
○熊代委員 同意は少なくとも文書でやるということでございますから、我が国の新しい制度ができれば、説明も文書、同意も文書ということで、同等かあるいはより進んだものになるというふうに思いますが、それはぜひ実施していただきたいと思います。  現在の我が国の治験のレベルでございますけれ...全文を見る
○熊代委員 局長の説明された限りではかなり評価が低いようでございますけれども、相互主義がありまして、お互いにそれほど評価していないのかなという面もあるのではないかと思います。若干割り引いて聞かないといかぬのかなという気もいたしますが、しかし、少なくとも相互主義はあるとしても余り評...全文を見る
○熊代委員 改善は大いにやっていただきたいと思いますが、私は、国連にも三年ほど働いておりましたけれども、日本の水準というのは日本人が考えるほど世界では余り低く評価されていない、世界では相当高く評価されているのだろう、愛国心も含めてそういう気持ちもございます。ですから、今局長から御...全文を見る
○熊代委員 想像しますに、国の定員は総定員法で縛られている。これは、幾ら緊要性がありましてもなかなかふえない。それから、医薬品機構に事業費として思い切った定員の増を図りたいということであって、それで審査体制の強化を図りたい。国の方は重要なものに集中したい。こういうことではないかと...全文を見る
○熊代委員 治験にも十分注意を払って治験の段階からチェックしていこう、その趣旨を十分徹底してもらいたいと思いますが、さらに、審査自体、先ほども若干は御説明がございましたけれども、今回の制度改正によりまして、医薬品機構を活用することによって、薬の審査自体の、審査の質の高度化というこ...全文を見る
○熊代委員 医薬品の安全性につきましては、専門職としての薬剤師、薬剤師さんの専門知識を十分に活用するし、重用するということが大切であろうと思います。この件については、事前に質問通告をしていないのですけれども、二カ所ばかり取り込まれているように思いますが、薬剤師さんの重要性について...全文を見る
○熊代委員 薬の専門家としての薬剤師の資質の向上に努めるとともに、その専門性に基づいた意見をしっかりと取り入れて重用するということを、今御説明ありました線に沿ってぜひ強化していっていただきたいと思います。  次に、緊急輸入制度でございます。  十三条の二に「承認前の特例許可」...全文を見る
○熊代委員 緊急輸入制度は、成功すれば大変にいい結果をもたらすということでございまして、そういう意味で望ましい改正だと思いますが、それとともに、失敗すれば大変な問題も出てくるということでございますので、失敗しないような手だてとしてどういうことを考えているか、それから、失敗した場合...全文を見る
○熊代委員 次に、今回の改正の大きな一つの契機でもありましたエイズ問題について、若干のことを申し上げさせていただきたいと思います。  一つは、エイズ問題についての私の基本的な立場でございますけれども、若干の誤解もあったようでございますので、まずそれを、立場を再確認させていただき...全文を見る
○熊代委員 言論の自由を尊重されるということで、その意味で共通である。私は、その意味で大臣の立場を大変に高く評価させていただいているところでございます。御答弁ありがとうございました。  マスコミも、言論の自由が宝でありまして、自由主義社会の宝でありますから、しっかりと言論の自由...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございました。  それでは、少し将来に向かっての具体的な、前向きなことについてお伺いしたいと思います。  エイズ拠点病院でございますが、エイズ拠点病院を定め、これを公表していく。公表されるものと公表されないものとあるようでございますけれども、公表されなけ...全文を見る
○熊代委員 さらに積極的に進めていただきたいというふうに思います。  次に、エイズを治療する薬でございますけれども、これは二つの問題があると思います。一つは、エイズ治療薬として開発されたものについて、できるだけ早くこれを使えるようにする、早期使用対策をするということですね。もう...全文を見る
○熊代委員 早期使用にいろいろ御努力されておるようですが、画期的な医薬品の発見でエイズを治す薬の開発も官民挙げてぜひやっていただきたいというふうに思うところでございます。  時間も押してきたようでございますので、最後に、今回の薬事法改正を契機にしまして今後の薬事行政に関します厚...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございました。終わります。