熊代昭彦

くましろあきひこ



当選回数回

熊代昭彦の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第140回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○熊代委員 私は二点についてお伺いしたいと思うのですが、一つは比例制度のことでございますけれども、やはり比例制度で順番をつけると、どうしても腐敗が生ずる余地があると思います。三百にして二百を廃止しろという話もありましたが、しかし参議院に二百という話もありましたので、参議院も比例が...全文を見る
○熊代委員 はい。
03月17日第140回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○熊代委員 自由民主党の二番手、熊代昭彦でございます。  きょうは予算案の審議でございますので、細かい話は別といたしまして、行財政改革の時代でもありますから、公共放送が必要であるのかどうか、そういうことも含めましてお伺いをしたいと思います。  民間の時代でございまして、市場万...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございます。やや抽象的でよくわからない面もあったのでございますけれども、基準の御説明がありました。  申し上げましたように、市場も失敗するし、それから公共、政府も失敗するということでございますので、恐らく、全く民間と違う分野をやれば、おもしろくない面もある...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございました。  公共放送としてぜひ果たすべき役割につきまして、今後とも厳しく見直しながら、大いにいいNHKの放送をしていただきたいといからお願いしまして、質問を終わります。ありがとうございました。
05月20日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○熊代委員 自由民主党の熊代昭彦でございますが、きょうは一番バッターで質問の機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。  初めに、既にいろいろお話は出たと思いますが、きょうの議論の前提といたしまして、再確認の意味も含めて、一般的に言いまして、金融監督庁ができると...全文を見る
○熊代委員 何が改善されるかという問いに対しては、極めて簡潔過ぎる答弁であるように思います。透明化するということのようでございますが、大蔵省の権限を分割していくということもあるのであろうというふうに思います。  それでは、先に行かせていただきまして、具体的にこれからの課題につい...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございました。  大臣からお話もございましたが、金融ビッグバンのビッグバンたるゆえんは、各種の金融機関の垣根をすべて取っ払う、そればかりではなくて、各種の銀行間の垣根も取っ払うし、銀行と証券の垣根も取っ払うし保険との垣根も取っ払う、さらにはノンバンクとバン...全文を見る
○熊代委員 現在は子会社を中心に注意深く動いているけれども、そのうち本体の会社の間も考える、ある、あり得るということのようでございますので、金融ビッグバンは、ビッグバンが原則的にすべて自由というようなことになれば、弱肉強食の社会になるということであります。これは自由な競争の本態で...全文を見る
○熊代委員 銀行の体質の強化と自助努力、その上は保険で対処するというようなお話でございます。ビッグバンでありまして、原則自由ですから、それもやむを得ないかということでありますが。  その前に、冒頭にお伺いしました不良債権問題についてちょっとお伺いしたいのです。  住専問題で、...全文を見る
○熊代委員 二色の数字を挙げられましたけれども、最初の方の数字で見れば、一年で三十八兆が二十九兆になっている。十兆円近く償却されているということですから、そのペースでいけば、三十兆円足らずというのは三年ぐらいでいくのか、大筋の話ですね、そういう規模の話だなというふうに理解させてい...全文を見る
○熊代委員 一つ追加的にお伺いしたいのですけれども、生命保険とか損保とか、この保険もビッグバン完成の暁にはほかの分野にも進出できるし、ほかの銀行とか証券とか、それが保険にも進出してくる、そのようなものであるというように理解してよろしいのでしょうか。
○熊代委員 現在は乗り入れがないけれども、検討中ということでありますので、あるいはあるのかもしれません。  それはちょっとさておきまして、それでは、金融問題と大きなかかわりがあると思うのですが、郵便貯金とか郵政三事業と財政投融資制度、今話題になっておりますが、金融ビッグバンの時...全文を見る
○熊代委員 金融ビッグバンの時代にも、その時代にふさわしい使命があるということでありますが、私も基本的にはそう思います。  しかし、この財政投融資制度、非常にいい役割もしてきたと思うのですけれども、国鉄累積債務が二十数兆円、それから林野特会三兆五千億ですか、そういうものが出てま...全文を見る
○熊代委員 大変いいお答えをいただきましたが、さらに申し上げれば、いわば不良債権対策と申し上げましたが、それと同時に、郵貯は公的信用を背負っているということでございますから、現行水準より低い水準でも、金融ビッグバンのような激しい競争の時代にはいいんじゃないだろうか。  民間の金...全文を見る
○熊代委員 大変わかりやすい禅問答をしていただきまして、ありがとうございました。  たとえ売れても十兆円、一遍でおしまいでありますから、私が申し上げたように、一兆円ずつ毎年不良債権対策的なものが入るという方がはるかに永続的であるし、はるかに財政の改善効果があるというふうに私は思...全文を見る
○熊代委員 非常にいい、深いお答えをいただきましたが、若干私自身としては補いたいところがございまして、財投預託金利を貸出金利より〇・五%下げる、これは伝統的な考え方と物すごい乖離でありまして、大蔵大臣おっしゃったように、そう簡単に乗れる話ではありませんが、このビッグバンの時代それ...全文を見る
○熊代委員 大蔵大臣、鮮やかに、さわやかに締めくくっていただきまして、まことにありがとうございました。  終わります。
05月28日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○熊代議員 自由民主党、社会民主党並びに新党さきがけの与党三党を代表して、ただいま議題となりました私外四名提出の市民活動促進法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、多くの市民による、多様かつ健全な価値観に立脚して行われる自律的な社会参加活動に...全文を見る
05月29日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○熊代議員 岩永議員、大変に勉強されておりまして、鋭い、難しい御質問を賜りましたけれども、基本的に、先ほどお話もございましたように、二年半にわたりましてこの問題を検討してまいりまして、いろいろな方面の御意見もお伺いしてきたというところでございます。  それで、官を民が補うのかと...全文を見る
○熊代議員 与党案の税制は、御承知のように、人格なき社団と同じ扱いにするということを市民活動促進法の中にはっきりと書いてあるということでございます。  これはどういう意味を持つかというと、人格のないときに代表者の名前を登録しますと、それが税務署に認められますと、一応寄附金とか会...全文を見る
○熊代議員 この法律案の立案に当たりましては、公益法人の一種類でございますので、民法三十四条に公益法人の一般法がありますので、その中で、民法は非常に厳しい許可制度である。しかしこの制度は、法律の条文にさえ合っていれば非常に簡単に三カ月ないしは四カ月で必ず法人格がとれる。同じ分野で...全文を見る
○熊代議員 このお答えの前に一つ。  委員が確認されたとおりでございますけれども、行政の裁量の余地を非常に少なくしている、条文に書いてあるとおりきっちりとしていればそのまま三カ月以内に認証されるということでございますので、それは、できるだけ行政の恣意から市民活動団体を守りたいと...全文を見る
○熊代議員 委員御指摘のとおりでございまして、与党案としましては、税制についても本当に苦労したわけでございます。最初から何でも税法上の特典を与えるということにしますと、やはり認証の条件を厳しくしないといけない。そうしないと世の中の指弾を受けるわけでございますので、できるだけ認証の...全文を見る
○熊代議員 私どもも、全国的な調査としましては経企庁さんの行われた調査しかございませんので、経企庁さんの推測どおり、約一万程度の市民活動法人が申請をし、そして認証を得るというふうに考えております。
○熊代議員 「不特定かつ多数」というのは、裏返しますと、特定の人ないしは特定の団体の利益でないということですから、一般的にだれにでもサービスできる。しかし、現実には四、五人しかしていないということでもいいわけですね。会員制のものもありますけれども、会員制というのも、本当に他の人が...全文を見る
○熊代議員 個々具体的であればなかなか難しくなるのじゃないかという話がございますが、これは申し上げましたように、コモンロー、コモンセンスで解釈していただくことになるわけでございます。  例えばの話でございますけれども、入会金千円で年会費がまた二、三千円とかいうことならば、それは...全文を見る
○熊代議員 先ほど申し上げましたのは、不当な会費で、会費が高過ぎて一般の人では会員になれないというようなことを申し上げたわけですが、ほかにも、例えば何々大学の卒業生でなければ入らせないとか、それから宗教活動をやっていらっしゃる方も多いわけでございますが、それで市民活動をやられる方...全文を見る
○熊代議員 大変いい資料をお配りいただきました。  しかし、一般的に申し上げまして、千葉県知事の認証権を私がこの場で縛るわけにいきませんので、地方自治ですので、基本的には認証の裁量にお任せしないといけないと思いますが、先ほど申し上げました原理原則によれば、入会金千円と年会費三千...全文を見る
○熊代議員 私も与党理事の一人でございますけれども、与党理事の全体ではございませんので、お断り申し上げますが、これはすべてこの内閣委員会の審議次第でございますので、そのようなことが勝手に決められるわけがございません。
○熊代議員 それも内閣委員会の権限でございまして、私が申し上げるのは越権行為でございます。
○熊代議員 自由民主党を大変高く評価していただきまして、心から感謝申し上げるところでございます。自由民主党は、自由主義の政治、経済、そして民主主義を大切にする党でありまして、この原点に立ち返る限り、いつも不死鳥のようにみずみずしく生まれ変わり前進する党であると思います。  お尋...全文を見る
○熊代議員 市民の活動としまして一番すぐれた活動は、みずからの資源でみずからの活動を律するということでございまして、補助金とか、税金をまけてもらうということがなくても、堂々とやっていくというのが一番自主的な活動であろうというふうに思います。それとともに、政府の活動をスリムにして、...全文を見る
○熊代議員 申し上げましたように、この市民活動促進法案は、アメリカの準則主義の法人と違いまして、寄附金や会費は免税になっております。最初から免税になっていますね。アメリカの準則主義の法人は、国税庁の認証を得ない限り、例えば、五〇三(c)に該当してこれは社会福祉に貢献しているんだと...全文を見る
○熊代議員 現在ある社団法人とか公益法人でなくて、公の補助金が入っているというのはNGOでありますね。NGOで外務省がやっておられるものがあると思いますけれども、そのほかは、現在の公益法人でなければなかなか補助金というのは難しいのが日本の制度であろうというふうに思っております。 ...全文を見る
○熊代議員 河村委員もわかり過ぎるほどわかりながら、外野を意識して発言しておられるんじゃないかというように思うわけでございますけれども。  申し上げましたように、スタートは、税法上の特典がなくてもアメリカの準則主義の届け出だけよりはいい制度で、有利な制度でございますから、税法上...全文を見る
○熊代議員 アメリカの制度は先ほど御説明申し上げたとおりでございますが、最初は準則主義でするけれども、実際に、寄附金控除あるいは会費とか寄附収入の免税措置を得ようとすると、IRS、国税庁の厳しい審査が必要であるというのがやはり世界の大勢であるというふうに思います。  それで、河...全文を見る
○熊代議員 かなり同じテーマにこだわっていらっしゃるようでございます。  申し上げましたように、一番の市民活動というのは、補助金がなくても、寄附金控除がなくてもしっかりとボランティア精神でやる、ボランティア精神だけではなくて収益活動もやっていいわけですから。それから、会費、寄附...全文を見る
○熊代議員 現在の公益法人制度も、一般の公益法人は寄附金の控除がございません。特定公益増進法人になって初めて寄附金控除があるわけですね。そういう制度の均衡も考えなければいけない。  河村委員は、補助金がなければだめだ、税制の控除がなければいけないと言うけれども、現在、人格なき社...全文を見る
○熊代議員 一つだけ、御質問にちょっと聞き捨てならないことがありましたので。  経企庁の出してきた案とかということでございますけれども、これはまさしく議員立法そのもので、経企庁が出してきたところはどこもございません。私どもがつくり、私どもがお互いに議論し合い、修正してきたわけで...全文を見る
○熊代議員 ちょっと私の口が滑りましたが、三年以内に実施するためには二年以内に結論を出さなければ、法律を通すのに一年かかりますので、そういう意味で、結論を出すのが二年で、実施するのが三年という意味で、三年以内というのは共通の認識でございます。
○熊代議員 経企庁さんが独自に予算をとられてされるということについて我々は関与しているわけではありませんから、与党として予算を成立させたということでしたわけでございまして、経企庁さんが現在ある市民活動法人、その他の公益法人に対していろいろなことを考えられる、それは国民生活局という...全文を見る
○熊代議員 どういう御意図で質問なのがよく理解しかねますけれども、さすが春日一幸さんの御教育を受けられた方としまして、なかなか粘っこい質問をされまして、禅問答のような気もいたしますけれども。  経企庁が所轄庁というのは、私どもが判断したのは、国民生活局を所管する経企庁ということ...全文を見る
○熊代議員 一つ前に、都道府県知事が認証をして、全世界に行ったらどうして監督するんだということでございますが、下手な監督をしないというのが新進党さんのことでもありましょうし、私どもも同じ精神でございまして、情報開示と、それから市民あるいは世界市民の目もありましょうから、それで、た...全文を見る
○熊代議員 質問されたかどうか定かでございませんので、ちょっと挙手がおくれましたけれども、法案を出すからには、新進党さんもそうでございましょう、それぞれの国会で成立させるというのを目指すのが議員の役目でございまして、全力を挙げて成立することを目指して私ども与党は頑張りたいと思いま...全文を見る
○熊代議員 何度がお答えしているところでございますけれども、法の支配でございますから、法律に書八であるところに従いまして所轄庁が常識の範囲内で、コモンセンスで判断するということですね。そういうことでございまして、それはあらゆる法で同じでございます。あらゆる法で同じ、コモンセンスで...全文を見る
○熊代議員 団体委任事務でございまして、経企庁も所轄庁であり都道府県知事も所轄庁であり、形式上は対等な立場にございます。  ただ、国の機関としまして、一般的に情報を提供するとかそういう義務はあると思いますので、経企庁さんがいろいろと情報提供をされるだろう。それから、各都道府県も...全文を見る
○熊代議員 具体的案件でございますから所轄庁の判断ということになりましょうが、臓器提供情報センターをNPO法人がやるわけでございますね。ですから、別表の十一ある中の一号の、保健医療の推進に関する活動でございますか、それに該当するかどうかを判断する。それを目的として、その一環でそれ...全文を見る
○熊代議員 だんだん禅問答も複雑になってまいりましたが、そこが臓器移植法案を推進したらどうなるかということでございますね。  それは、要するにそれが保健医療の推進に関する活動であるというふうに団体が判断されてやられるならば、それは常識的に見てもおかしいことではないのではないだろ...全文を見る
○熊代議員 法律の規定に基づいて、法律の規定に縛られて判断するというのは当然でございます。
○熊代議員 だんだん法律解釈の禅問答になりましたのであれでございますが、許可というのは一番自由裁量の許されている法律行為じゃないでしょうか。ですから、許可という場合に、これは公益の増進に当たるかどうかということをかなり自由にやるということですね。やってはいけないのだけれども、許可...全文を見る
○熊代議員 北方四島の返還を求めるだけでありましたら、一号から十一号のいずれにも該当しないのじゃないだろうかということでございますね。ですから、一号から十一号に該当する仕事を主たる仕事として、その従たる仕事としてそれをやるならば入るけれども、主たる仕事がそれだけであるということな...全文を見る
○熊代議員 国際協力を目的としてその一環としてやるというなら、当然入ります。
○熊代議員 政治上の主義というのは大変限定されておりまして、いわゆるイズムと言われるものでありますから、民主主義を守るとか共産主義を守るとか、そういう体制のあり方の根本にかかわるようなものを政治上の主義に関することと言っておりまして、政治上の一々の施策を推進するということは政治上...全文を見る
○熊代議員 法案が成立する前から都道府県知事になったような心境でございますけれども、いろいろと。  地球環境を守る活動ですね。地球環境を守る活動というのは、五番に「地球環境の保全を図る活動」というのがございますから、その項目に該当するとして申請されれば認められるんじゃないんでし...全文を見る
○熊代議員 ここに言っております政治上の主義の概念に入りません。ここの解釈は、法令用語上の検索もやっておりまして、いわゆるイズムと言われるものでございます。
○熊代議員 民主憲法を守る会というのは、それが入るかどうかというのは、頭から排除されるかどうかという話ですね。政治上の主義主張に入るかという話ですね。  先ほど申し上げましたように、民主憲法を守るというのは、それは民主主義を守るというふうに言っているかどうかわかりませんけれども...全文を見る
○熊代議員 先ほどの、許可ではないかというようなお話もございましたが、あわせて御答弁を申し上げますが、民法はすべてを含んでいるんですね。慈善、祭祀とかその他公益に関する活動ということですから、先ほどアメリカの法律で御指摘になったように、民法はすべてを包括しているわけです。だからそ...全文を見る
○熊代議員 河村さん御自慢の新進党案でございますけれども、認可になっています。それで、公益目的で縛ってありますね。ですから、何が公益かというのも判断しなければならない。民法との違いは、一都道府県内に活動を主として限定しよう、そういうすみ分けをされているわけですね。ですから、新進党...全文を見る
○熊代議員 「目的」に、公益に資すると書いてあります。ただ、公益の判断を全くしないわけじゃありませんが、やはり十一項目に例記したというのは、これは明らかにもう判断の余地もなく、これを目的とすれば公益ですよということを明示したわけですね。そういう意味で自由裁量の余地を少なくした、こ...全文を見る
○熊代議員 申し上げたとおりでございますけれども、要するに、公益を目的とするというのは、法律の目的に書いてございます。法律の目的に書いてありますから、当然公益を目的とする範囲内でこの法律は運用されておりますけれども、その十一項目の柱書きには書いてございませんで、不特定多数の者に、...全文を見る
○熊代議員 繰り返し御答弁申し上げているところでございますが、河村先生も十二分に御理解の上で、やはり師匠譲りの物すごい政治的センスを発揮していらっしゃるのだと思いますけれども、私どもは、公益の範囲内にとどまってやっております。公益を公益ということで裸で規定しないで、不特定多数の者...全文を見る
○熊代議員 法律の要件が、同一都道府県内に事務所がある、ほかの都道府県にはないということでございますから、たとえ海外で活動しようとも、都道府県知事の認証で足りるということでございます。
○熊代議員 既に御説明申し上げましたように、宗教法人法でそのような割り切りをいたしました。活動自身は一県内にとどまっているかというのは、なかなかチェックできないわけですね、常時ついて歩くわけでもありませんから。ですから、その活動の規模の大きさ、全国的な規模なのか都道府県規模なのか...全文を見る
○熊代議員 委員御指摘のように、民法は営利法人とそして非営利公益法人を定めてございまして、非営利でありかつ非公益である、例えば互助組織のようなものについては全く定めておりません。  そういうことでありますから、非営利かつ非公益を含めて一般法をつくるということは、百年続いた民法の...全文を見る
○熊代議員 これは、委員御承知のように、大変に賛成論、反対論の厳しいところでございまして、国民が支える国家でございます、国民のための国家であるけれども、その国のありようとして、税制がどうあるべきかということは本当に大きな問題でございます。附則に、極めて抽象的な形であるけれども、前...全文を見る
○熊代議員 保健は医療よりも広い概念でございまして、医療にプラス予防とかも含めて保健と言っておりますので、当然医療は入ります。
○熊代議員 地球環境の保全でございますけれども、砂も地球のかけらなんだよとかいう歌もあります。そういう意味ならばあらゆる環境が入るようにも解釈されますが、いろいろ御指摘がありまして調べたところでは、やはり地球環境といえば、公害対策基本法などでは地球上の非常に広範な部分にわたっての...全文を見る
○熊代議員 先ほど他の委員の御質問にお答えしたとおりでございますけれども、会員制の要件が非常にエクスクルーシブにほかの人を排除するという要件であってはだめだということでございます。  例えば入会金千円だとか年会費三千円とかいうのも申し上げましたけれども、そういう一応だれでも入れ...全文を見る
○熊代議員 あらかじめ会員でなければならないということではなくてその場でも会員になれるということは、会員になることが非常に容易であるわけでございますから、他の条件が同じであれば、その場でも会員になれる方が、より不特定多数ということに近いと思います。
○熊代議員 ここに規定してあります社員は、これは社団でございますから社員と言っているわけでございますが、社員総会などに出席して議決権のある社員ですね。そのほかの人たちは一般の会員とかそういう名前になると思います。それから役員ということでございます。  御指摘のように、ボランティ...全文を見る
○熊代議員 委員御指摘のように、「宗教の教義を広め、儀式行事を行い、及び信者を教化育成することを主たる目的とする」というのは、宗教法人法に掲げられている定義でございます。宗教法人法も民法の特別法でございますので、民法とのすみ分けで、目的ですみ分けている。  ですから、この法律も...全文を見る
○熊代議員 具体的なことは、具体的なその都度その都度の判断だと思いますが、一般的に、例えば保健福祉を推進する活動をする、その一環としてオンブズマンをやるというのは、当然保健福祉の推進活動になるわけでございますから、そういう趣旨で、オンブズマン活動そのものを取り出して、監視だけしか...全文を見る
○熊代議員 三カ月以内に認証、不認証を決定するわけでございますが、その前に一月の公告期間がございます。原則として書類による審査ということに実態としてなろうかと思います。しかし、一カ月の公告期間もございますので、それ以外の情報がもたらされて、それが非常に信憑性のあるものであれば、そ...全文を見る
○熊代議員 所轄庁である経済企画庁長官が意見を求めることができるということで、事業所管庁からのいろいろなインターフェア、介入がないだろうかというような御心配でございますが、基本的には介入はないと思います。それは専門的な見解を求めるということでございます。  しかし、そこまで規定...全文を見る
○熊代議員 基本的に、私どもは、NPO法人、市民活動法人に財産要件とか人的要件とか会費要件の厳しいものは要求いたしておりません。しかし、きっちり法人を運営するという事務的能力はあっていただきたいというふうに考えているわけです。そういう意味でも、公益法人の会計原則などは関係ないんだ...全文を見る
○熊代議員 四十一条は今御答弁あったとおりでございますが、一つだけ、御心配の向きもあると思いますので。  「相当な理由」というのは大した理由じゃないというように思われるかもしれませんが、相当因果関係といいますか、これがあったらばまずこれがあるのは間違いないと、これだけの根拠があ...全文を見る
○熊代議員 いつもながら共産党さん、よく勉強されていまして、感服するところもあるわけでございますが、演説もお上手で、知らない人が聞いたら本当かというふうに思うところでございます。  これは議員と議員同士の議論でございますから、議員と役人じゃないから、少しリラックスした冗談も許し...全文を見る
○熊代議員 委員の御趣旨とたがってはないと思うのですけれども、要するに、準則主義にすることと税法上の優遇を結びつけることとは直ちにイコールではないということは、おっしゃるとおりでございます。  準則主義にしまして、それで税法上の優遇措置を与えることもできるし与えないこともできる...全文を見る
○熊代議員 私どもは、二年半にわたりまして実に真剣にこの問題を検討いたしまして、このNPO法人、市民活動法人についてだけ準則主義で、原則課税ということはできないだろうかということも検討したのです。しかし、寄附金とか会費とかは既に非課税になっている。それから、人格なき社団もそうなり...全文を見る
○熊代議員 解釈の問題でどうかという話でございますが、医療が入るという話はこの議事録にも残りますし、それから、電話一本、経企庁さんに問えば、その議事録なんてすぐわかるでしょうし、今、木島議員が大きな声で言われましたので、議事録にもひときわ太い字で入るかもしれませんね。そういうこと...全文を見る
○熊代議員 官官接待オンブズマンの答弁がなかったという、答弁落ちでございますので。  先ほど申し上げましたように、これは行為で規定しておりませんので、何を目的にするかということで規定しておりますので、規定の仕方が違うわけですね。ですから、オンブズマンというような行為を決めるわけ...全文を見る
○熊代議員 原則はあくまで公開でございまして、恐らく九九・九%まで公開されると思いますが、まれに、公開した場合に、例えば証人を呼んだときに証人の命が危ないとか、それで正直な証言が得られないとか、そういう非常に危機的な状況が相当因果関係として、そういうようなことがあるというのが相当...全文を見る
○熊代議員 奥田委員御指摘のとおり、三党が市民の活動につきまして法案を出した、画期的なことでございまして、やはり市民というのは恐らく、市民社会、その市民社会がつくり出した国家のあり方をどうすべきか、市民が主になってそれをしっかり運営するためにはどうしたらいいのかという自覚を持った...全文を見る
○熊代議員 与党案は、名称といたしましては市民活動法人、市民活動団体と言わせていただいております。新進党案は市民公益法人というふうに命名しておられますが、私どもの市民活動団体も、法の目的に公益の増進を目的とすると書いてございますので、公益を目的とする法人であることは変わりないわけ...全文を見る
○熊代議員 先生御指摘のとおり、先進諸国、あるいは先進諸国に限らないかもしれませんけれども、海外での青年の活動とか、本当に活発でございまして、深く敬意を表するところでございます。  私もこの一月に、NGO活動の先進国でございますけれども、フィリピンのマニラに行ってまいりましたが...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○熊代議員 市民活動の重要性と社会の厚みを増すというその機能、先生御指摘のとおりだと思います。  それで、御質問のことでございますけれども、十一項目に限定されているということでございますけれども、繰り返し申し上げてはおりますけれども、やはり民法とのすみ分けをしておりますので、外...全文を見る
○熊代議員 委員御承知のとおり、民法法人は許可でございますので、法文に書いていないことも、例えば三億円以上の基本財産とかいうことで自由裁量の範囲内でやっておりますが、この法文、この法律は認証でありますので、この法律の各要件に該当すれば認証しなければいけない。公告期間を過ぎたら三カ...全文を見る
○熊代議員 この法案は、御承知のように、附則で公布の日から一年以内に施行ということになっております。一年以内でございますから、私も委員と同様に速やかに可決、成立させていただきたいというふうに願っておるわけでございます。  しかし、今成立して一年以内でございますから、最長で来年の...全文を見る
○熊代議員 税のお話につきまして大変含蓄のあるお話をいただきまして、おっしゃるとおりでございまして、税はだれでも払いたくはないわけですけれども、公平、公明であれば払おうということでございますので、それを減税するということにつきましては、非常に公平、公正な配慮が必要であろうと思いま...全文を見る
○熊代議員 市民団体からの声、いろいろな場面で聞かせていただいたわけでございますが、一つは、まじめにやっているんだから行政からの干渉はなしにしてほしいという御要望が大変強くございました。それはそのとおりでございますが、まじめにやっていらっしゃる団体に行政からの干渉はいささかもない...全文を見る
○熊代議員 与党案につきましては、御承知のとおり、所得控除とか税法上の寄附者の特典につきましては、現在のところ法案には盛り込んでおりません。法施行後三年以内に検討して結論を得て実行する、そういう附則の中で、そのような税制上の問題については検討して早急に結論を出したいというふうに考...全文を見る
○熊代議員 わかりました。消費税を免税にするかどうかということだと思いますが、それも検討の対象でございます。
○熊代議員 個々具体的なことで、具体的には認証の際ということでございましょうが、一般的に言えば、先ほどのお答えにもございましたように、営利を目的としない、それから文化芸術の振興を図る活動であるというふうに認められれば認証されるということでありますので、その具体的な形態によると思い...全文を見る
○熊代議員 これもまた具体的な中身によると思いますけれども、別表の第二に「社会教育の推進を図る活動」というのがございます。そういう社会教育の一環として政治を教えようというならば入りましょう。  ただ、委員御質問のものは、政治上の主義を推進してはいけないというように書いてあるわけ...全文を見る
○熊代議員 辻元議員が御説明したとおりでございまして、「政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対することを主たる目的とするものでないこと。」これは、これがいけないというのではなくて、政治資金規正法もございますし、そちらの方でやってくださいということなんですね。この法律の目的と...全文を見る
○熊代議員 何を目的に質問されているかよくはわからないのですが、私の理解したとおりで申し上げますと、「政治上の主義を推進し、支持し、」ですから、いろいろな主義がございますけれども、これは法令用語辞典でも調べた定義でございまして、それから、いわゆるイズムと言われるもので、しかも、何...全文を見る
○熊代議員 与党の方は、申し上げましたように、一万程度かなというふうに考えているわけでございます。  そのうちで、事務所を二県以上に持っているところはどれだけあるかということでございますが、これは統計的に推測をする根拠を持っておりませんので。しかし、二県以上にわたってというのは...全文を見る
○熊代議員 特定の候補者を応援するものはだめであるということでございまして、だめなわけでございます。これは生協法などにも書いてありますし、既存の法律体制にございます。  政治活動の一番政治活動たるものは、特定の候補者を応援し、反対するということでございますから、当然だめであると...全文を見る
○熊代議員 委員御承知のとおり、生協法にもこの条文は入っております。生協の関係で、この条文を無視していろいろな活動が行われているという訴えがいっぱい来ているのも私は承知しているわけでございますけれども、それは事実がどうかはわかりませんけれども、もしそれが事実としたら、それは生協法...全文を見る
○熊代議員 委員の御指摘のことは、改善命令が出てもそれを無視してやる、そういう強い御決意のもとに言われているような気もしないでもないわけでございますけれども、改善命令が出れば改善していけば取り消しになるというようなことはないわけでございますから、そんなしゃくし定規な法律の適用とい...全文を見る
○熊代議員 先生の御指摘にお答えする前に、一つだけちょっと訂正させていただきたいのですが、先ほど、二県以上に事務所を持っている団体のデータはないという答弁を申し上げましたけれども、経企庁委託の社会調査研究所が平成九年三月に公表されています報告書によりますと、法人格を取りたいという...全文を見る
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○熊代議員 与党の提出いたしました市民活動促進法案は、基本的には公益に資するということで認証を受けるということでそれなりの信用付与ということがあると思いますが、基本財産の規定もありませんし、年間収入の規定もないわけでございますので、基本的には情報開示によって、それぞれの人がその情...全文を見る
○熊代議員 与党の市民活動促進法案の附則の二条に、先生も御承知のとおりでございますが、「市民活動法人制度については、この法律の施行の日から起算して三年以内に検討を加え、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとする。」と書いております。  三年という期限を切っておりますので...全文を見る
○熊代議員 正確に私が答弁した言葉どおりかどうかは知りませんが、御指摘のようなことを朗々と申し上げたことは間違いないことでございまして、それは率直に認めますが、この附則に書いてある三年というのはそのときの趣旨と同じでございまして、二年間実績を見て、それで三年目に普通の公益法人並み...全文を見る
○熊代議員 お答えする前に、先ほどの件でございますけれども、附則に税の文字が入れば新進党さんももろ手を挙げて賛成して一緒に努力するという御提案があれば、話はまた違うのだがなという気がいたしますが、それは別といたしまして、今の話でございます。  これはイ、ロ、ハと書いてございまし...全文を見る
○熊代議員 確かに、御指摘のように、主たる目的であってはいけない、従たる目的であればいいということでございまして、それはどこでするかというとコモンセンスの問題でありますけれども、もし量的にやるならば、四九・九九%までは従たる目的で、五〇%以上であれば主たる目的であるということでご...全文を見る
○熊代議員 御指摘の点をいろいろ検討したところでございますが、一つのやり方は、政治資金規正法の方に問い合わせをして、そっちを所管しているところに問い合わせをして、当たるのかどうかというふうに聞くわけですけれども、それも一々面倒くさいということで、それではそれぞれに規定しましょうと...全文を見る
○熊代議員 申し上げましたように、この法律の執行が必ずほかの法律の執行のところに問い合わせをしなければならないというのはお互いに迷惑であろう、向こうも大変迷惑でありますしということから、こちらの法律で完結してはっきりした定義にいたしましょうということでございますが、「主たる」と「...全文を見る
○熊代議員 本来の事業を行っていて、従たる目的で特定の候補者を推薦し、反対するということも望ましくないというのがこの法律案の趣旨でございまして、本来の目的はこれでありますけれども、選挙のときにはあの候補者を大いに反対しますとか大いに賛成しますというのは、それは別の政治連盟などをつ...全文を見る
○熊代議員 御質問の趣旨は、営利法人である八幡製鉄が定款の範囲内で一応常識的に認められるものは何でもできるということで、こちらの市民活動法人の政治活動とかを制限するのはおかしいのではないかという御趣旨だと思いますが、営利法人の場合は確かにそうでございますが、市民活動法人は公益法人...全文を見る
○熊代議員 繰り返し申し上げているところでございますけれども、私どもの法案は、目的によって民法とのすみ分けをしているということでございまして、例えば社会福祉法人法は社会福祉という目的ですみ分けをしている。宗教法人法は宗教という目的ですみ分けをしている。学校法人法は教育という目的で...全文を見る
○熊代議員 質問の御趣旨が必ずしもよくわかりませんけれども、自主的な団体であればすべてこの市民活動促進法案で拾おうということではありません。ですから、市民活動というのにふさわしい団体をできるだけ拾おうということで十一項目つけてあるわけでございまして、例えば農業協同組合法などありま...全文を見る
○熊代議員 産業の振興を図る法律というのはいろいろございます。それはそちらの方にすみ分けとしてお任せするということでございますから、産業の振興を入れるならばあらゆるものが入ってきますね、株式会社だって産業の振興に寄与しているでしょうし。私どもは、いわゆるボランティア活動を中心とす...全文を見る
○熊代議員 私どもは、産業振興をどこかにひっかけて救済するというような、そういう大それた気持ちは持っておりません。そういうひっかけて救済するような話ではないと思うのですね。それぞれの産業というのは大切なものでありまして、産業を振興するというのは、いろいろな法律が考えられております...全文を見る
○熊代議員 私ども繰り返して申し上げていますことは、この条文に従って、例えば町づくりをやるという意図で法人格を取ろうという御意思があれば必ず取れるような構成になっているというように思いますが、町内会等は、町内会だけに限定するならば、地縁法人とか、地方自治法で既に、御質問にも出まし...全文を見る
○熊代議員 どうも質問の趣旨がはかりかねるわけでございますけれども、何にもやらなくても救済する救済するという、救うために法律があるわけではないわけでございますから、ですから、何か積極的にやろう、その項目として事業の種類を挙げているのが我々の法律の趣旨でございます。  事業の種類...全文を見る
○熊代議員 公益を目指すわけでございますから、何らかの意味で芸術を振興する、スポーツを振興するという意図がなければならないわけでございますね。ただ単に自分のためだけに一生懸命スポーツをするというのは、それは振興を図ることではないと思いますけれども、一つのグループをつくり、そしてス...全文を見る
○熊代議員 これも先生の御定義の仕方がなかなか問題だと思いますけれども、みずからの団体のためにだけ芸術をやっているという人たちは、私は非常に少ないと思います。やはり芸術をするからには、ぜひ見ていただきたい、できるだけ多くの方に見ていただきたい、そういう精神で芸術をやっていらっしゃ...全文を見る
○熊代議員 どんなすばらしい芸術をして、どんなすばらしい音楽を奏でる人も、自分自身のために満足するということもありますけれども、やはりみんなに、多くの方にすばらしい芸術を聞いていただきたいという二面性があると思うのですね。  自分自身のためにやってない人もないわけで、自分自身を...全文を見る
○熊代議員 私どもの御提案しております法律の認証の認証たるゆえんは、認証であればすべてこうというわけではないですけれども、法律の中で認証というのがどういう機能になっているかと申し上げますと、この法律の各条項に該当しているものは必ず認証しなければならない、そして三カ月以内に認証しな...全文を見る
○熊代委員 自由民主党の熊代昭彦でございます。岡山二区から選出されております。  本日は、意見陳述人の皆様方、本当に急な企てにもかかわりませず、お忙しい中を日程を繰り合わせて御参加いただきまして、心から感謝申し上げます。非常にすばらしいお話を聞かせていただきまして、深く感銘を受...全文を見る
○熊代委員 ありがとうございました。
06月04日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○熊代委員 ただいま議題となりました自由民主党、社会民主党、新党さきがけ及び民主党の各派共同提案に係る修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付しておりますので、朗読は省略させていただきます。  与党三党が提出した今回の法律案について、本委員会...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○熊代委員 ただいま議題となりました自由民主党、社会民主党、新党さきがけ及び民主党の各派共同提案に係る修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付しておりますので、朗読は省略させていただきます。  与党三党が提出した今回の法律案について、本委員会...全文を見る
○熊代委員 昨日の件でございますけれども、一応、昨日の理事会が始まる前には、すべてがセットされた形で淡々と理事会が始まるという状況でございましたが、極めて異例のことではございますけれども、理事会の直前に修正の御要求があったということがございます。  それで、私ども、御承知のとお...全文を見る
○熊代委員 先ほど明確に申し上げたとおりでございますけれども、緊急の、しかも本当にぎりぎりの極めて異例のお申し出でございましたので、党としての了承を条件としてということで、あらゆる手続を進めさせていただいたわけでございます。  党は、中身よりもやはりこれまでの手続をきっちりと守...全文を見る
○熊代委員 私どもは、極めて善意に基づいて行動したわけでございますけれども、しかし、一点、自由民主党の党としての決定を条件としておるということは付しておりましたので、それで、事前に配られたということが善意過ぎたということだと思うんですけれども、それは、しかし条件ははっきり付してご...全文を見る
○熊代委員 NPO法案、私どもの方は市民活動促進法案ということで出させていただいておりますが、その重要性は、第一にやはり法人格の取得ということであろうと思うんですね。これは第一でございまして、税法上の優遇措置、これはあったにこしたことはないというわけでございますけれども、法人格が...全文を見る
○熊代委員 初めに、附帯決議と附則の意義の違いでございますけれども、これはなかなか難しい問題でございます。附則は法律の一部分であって附帯決議は法律の一部分ではないということでありますけれども、附則で定められていつまでも実行されないものもある、附帯決議で定められてすぐ実行されるもの...全文を見る
○熊代委員 営利活動では五、六千万人の人が活動しておられまして、公務員は四百万人強ということでございますので、NPOにつきましては、市民活動法人等は二、三千万人の人がかかわる、そういう大きな活動になるだろうと私どもは考えているところでございます。  目的限定についてお尋ねでござ...全文を見る
○熊代委員 この項目の列挙の意味は二通りあると思います。  一つは、明らかに民法とのすみ分けをということでございまして、その場合は、ボランティア活動を中心とする市民活動と言われるものはできるだけ広範に取り込むということが私どもの意図でございまして、そしてもう一つは、ここに明確に...全文を見る
○熊代委員 与党案は項目を列挙しておりますけれども、例えば環境問題で、地球環境を環境というふうに広げて修正案を出しました。そういうことで、環境問題で、時の政府とか時の都道府県の行政に反対しているものを選別するのかどうかというと、そういう意図はございません。公益のために、社会のため...全文を見る
○熊代委員 重ねて御答弁申し上げたとおりでございますが、これは書かれた文字をコモンセンスで判断するということでございまして、国際交流と書いてあって国際援助がいけないというようなことはございませんで、最も広い概念であるということを申し上げているわけで、この内閣委員会での議論も重要な...全文を見る
○熊代委員 やはり、法文を手元に持っていなければ答弁を間違えるということがわかりましたので、これは持ってまいりますが、「国際協力」と書いてありまして、これは二国間の関係のあらゆる関係を含むというふうに申し上げておりますので、だれが判断するかというのは、それは、当面は公務員が判断す...全文を見る
○熊代委員 河村委員の税にかける情熱の深さはよくわかりましたけれども、現在既に、経企庁さんの調査した段階でも、人格なき社団として十万団体ぐらいが活躍していらっしゃる。そのうちの一万団体は、このNPO法案で、市民活動促進法案で法人格を取れれば取りたいというふうに言っていらっしゃるわ...全文を見る
○熊代委員 いつもながら、委員の御勉強に対して敬服するところでございますけれども、ただ、私が感ずるところは、罰則、立入検査等、非常に限定された、明らかにおかしいということがはっきりしたものについて私どもは定めているわけでございます。共産主義国家であれば、もっと厳しい立入検査や、あ...全文を見る
○熊代委員 木島先生のように御聡明な方がなぜ役人をそんなに恐れられるのか、私はわかりませんけれども。  「十人以上」と書いてあるのは、十人いればこれはもう明らかに要件を満たしているわけでございますから、法文の要件を超えては何物も要求してはならないというのがこの法律の趣旨でござい...全文を見る
○熊代委員 必要十分条件というのがありますけれども、十人出せば十分であります。さまざまの繰り返しになりますけれども、十五人でせっかくつくったのに、どうして私の名前がチャーターメンバーとして届けられないのだと言って怒る人もいらっしゃるわけでございますから、それを配慮して「以上」と書...全文を見る
○熊代委員 私どももいろいろ検討したところでございますが、ただ、現在の流れは、例えば株式会社でも社外重役を入れて、その法人の運営のチェックに使おうというようなことがございます。  いろいろ御意見がございまして、某党からもひそかに来られた方がいらっしゃいまして、法人を食い物にする...全文を見る
○熊代委員 御承知のように、これまで伝統的に考えられましたすべての要件を外しまして、十人以上集まればいいということにいたしたわけですから、しかし情報公開ということで、書類の事務能力だけはきっちりあってほしいということでございます。  それで、先生の御意思ですと、事務能力の全然な...全文を見る
○熊代委員 密告制度密告制度と大変人聞きの悪い呼び名でございますが、たしか共産主義国にはそういうのがあったような気もいたしますが、私どもはそういうことは考えてなかったのですが、国民の皆様から文句が出た場合に対処するということにしてましたけれども、それは条文に書くほどのことではない...全文を見る
○熊代委員 先生の御勉強の熱意に敬意を表する次第でございますけれども、二十五条の三項に「軽微な事項に係る定款の変更」という定義がございます。「定款の変更」と書いておりまして「(第十一条第一項第四号に掲げる事項に係るもの(所轄庁の変更を伴わないものに限る。)並びに同項第八号及び第十...全文を見る
○熊代委員 お尋ねの件は軽微なものじゃなくて重要な変更でございますが、では、その前の話を御説明しようかと思いますが、時間が惜しいでしょうからやめましょう。
○熊代委員 これは具体的な認定の問題でございますから、まず本人が事務所とする意思があるかどうか。それから、具体的に認証する官庁の問題でございましょうから、私が今先生が挙げられました例に基づいて判断するのは難しいと思いますが、事務所としての実態があれば事務所、そうでなければ事務所で...全文を見る
09月26日第140回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○説明員(熊代昭彦君) このたび総務政務次官を拝命いたしました熊代昭彦でございます。  小里長官をお助けして、行政改革その他総務庁の仕事に誠心誠意かつダイナミックに取り組ませ一ていただきたいと考えているところでございます。  委員長初め理事、委員の先生の皆様方に、どうかよろし...全文を見る
09月29日第141回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○政府委員(熊代昭彦君) このたび総務政務次官を拝命いたしました熊代昭彦でございます。  北方領土問題を解決することは国民的重要課題でございます。小里長官のもとで誠心誠意かつエネルギッシュに努力してまいりたいと考えているところでございます。  志村委員長を初め理事の皆様、委員...全文を見る
10月17日第141回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○熊代政府委員 このたび総務政務次官を拝命いたしました熊代昭彦でございます。  小里長官から決意の表明がございましたが、長官を補佐申し上げまして、行政改革その他総務庁が抱える諸問題につきまして、誠心誠意、かつエネルギッシュに努力いたしてまいる所存でございます。  委員長初め理...全文を見る
10月30日第141回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○熊代政府委員 このたび総務政務次官を拝命いたしました、岡山二区の衆議院議員熊代昭彦でございます。  「北方領土問題を解決する」と書いてあります が、北方領土を取り戻すことは国民の願いでございまして、何が何でもやらなければならないというふうに存じている次第でございます。小里長...全文を見る
11月19日第141回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○熊代政府委員 この七月に河井克行先生は早速択捉島を訪問されたということでございまして、現場に直ちに急行されるその積極的な政治姿勢、それから若さあふるるバイタリティー、本当に高く評価するところでございます。  お尋ねの件につきましても、大変に鋭い御指摘でございまして、確かに区長...全文を見る
12月02日第141回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○政府委員(熊代昭彦君) 総務庁といたしましても、東京宣言に基づいて二〇〇〇年までに平和条約の締結をするように全力を尽くすという日ロ・クラスノヤルスク合意の実現を何が何でも図らなければならないということでございまして、外交交渉を支える環境整備の一環といたしまして、御指摘のビザなし...全文を見る