倉田栄喜

くらたえいき



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開催日 会議名 発言
02月14日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○倉田委員 まず、大臣は百二十四代の農林水産大臣でございますが、大変おめでとうございます。難問が山積みしている中で大変だとは思いますけれども、農政通として農家の方々からは大変に期待をされておられると思いますので、どうぞしっかりと頑張っていただきたいと思います。なかんずく二十一世紀...全文を見る
○倉田委員 私は、今でも一番最初に農家の若手の方々からお話を聞いたときのそのお声が残っているのです。我々は農業に対して自信と誇りを持っているのだけれども、将来に対して希望が持てない、不安だらけだ。これをどう解決していくか、これも一つの私の課題というふうに考えております。今大臣から...全文を見る
○倉田委員 続きまして、後継者の問題ということについても、午前中もこれはお話があった点でございますけれども、改めてお伺いをしたいと思います。  大臣は、将来に向かって展望のある、活力のある農村、足腰の強い農業を確立するため、新規就農者を含め、若く意欲にあふれ、経営感覚や技術にす...全文を見る
○倉田委員 本年度の予算の中には後継者の問題についての予算措置の手当てがしてありますけれども、農業後継者、担い手の育成確保にどんなことが必要なのか。また、今回の具体的な施策としてどのようなものをお考えになっているのか。そして、この後継者問題については、農水省としては大体いつごろか...全文を見る
○倉田委員 具体的な施策も用意をされているんだと思いますけれども、施策があったとしてもそれを利用する人がその施策というものをどのように考えるのか。また、利用しやすいような温かい、血の通ったような工夫がなされているのかどうか。その辺もきちっと、ある意味では農水省も積極的に説明をして...全文を見る
○倉田委員 高齢者の方々の問題については、その方々の老後の生活をどのように考えていくのかという問題と同時に、今お話ございましたようにその方々が持っておられる貴重な技術、技能、そういうものをどんなふうに後世に伝えていくか、この二つの側面があると思いますので、ぜひとも今御答弁のように...全文を見る
○倉田委員 大臣の所信の中にも、いわゆる中山間地域を国民が健康的な余暇を楽しむ空間として意義づけていきたい、こういうふうなことでもございました。そういう意味合いからも、今御答弁の中に借り上げ、あるいは何とかして利用していきたいというお話がございましたけれども、それだけで十分なのか...全文を見る
○倉田委員 いずれの問題も非常に重要な問題でございますので、ぜひとも真剣に検討をお願いしたい、こういうふうに思います。  続きまして、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉について二、三お尋ねをしたいと思います。  米輸入自由化問題についてはさまざまな発言もありますし、もう御...全文を見る
○倉田委員 昨年九月二十八日だと思いますけれども、ガット事務局に提出をされた国別表及びオファーで、今お話にありましたように削減率三〇%、これは今後十年間ということでございますが、日本の提案としてこのようになされていると思います。そうしますと、そういう提案があるわけでございますので...全文を見る
○倉田委員 対応はわかりましたけれども、その三〇%の削減を十年間で目標にした場合、その具体的な諸制度ですね、どのような形で影響してくるのか。これはちゃんとあるのだと思うのですけれども、これは御説明いただけるのでしょうか、あるいはまた何か御報告をいただければそれでも結構でございます...全文を見る
○倉田委員 了解いたしました。  それからもう一点、昨年の十二月三日から行われた交渉で、ヘルストローム議長のノンペーパーというのがございます。これは、国内支持については一九九一年一月から五カ年で品目ごとに三〇%削減する、基準年は一九九〇年または最近年、それから削減対象は主として...全文を見る
○倉田委員 午前中からの答弁で、一方では二国間交渉ではなくて何としてもこのガット・ウルグアイ・ラウンドを成功させなければいけないんだ、こういう御発言もございました。いろいろな意味で、ECあるいはアメリカから出されております各提案をまとめていく中で、日本の農業の基本政策までもあるい...全文を見る
○倉田委員 私も、今御答弁をいただきました農水省としての御主張というのもよく理解できておるつもりでございますけれども、その御主張というものと、それからその御主張から、当然判決で得たい、それもそうかなという気もしないわけではないわけですけれども、とりあえず和解のテーブルに着くという...全文を見る
○倉田委員 なぜ和解のテーブルに着けないのかということについてお答えいただいたのかどうかちょっと疑問ですが、大臣としては、この水俣病の問題はどのように御認識をなさっておられますか、また、どのようなお考えでございましょうか。
○倉田委員 生きているうちに救済をというのが、これは原告の方々もあるいは水俣病、これに関係する方々の本当に切実な願いであり、叫びであろうというふうに思いますので、主張、立場というのはわかりますけれども、どうしたら解決をできるのか、こういう側面からもぜひ真剣に御検討をお願いをしたい...全文を見る
○倉田委員 食糧の援助が行われているということは、それはいわゆる資金の面でございますか、それとも現物でございますか。
○倉田委員 お尋ねをしているのは、例えば現物で援助をするということがまず法的に可能なのかどうか、その点いかがでございますか。
○倉田委員 済みません。国内の食糧を例えば送る……。
○倉田委員 法的に可能ということですけれども、実際、農水省として、食糧庁として、例えば資金ではなくて日本の現物を送るような事態を検討あるいは研究はされておられないのでしょうか。
○倉田委員 わかりました。はっきりすればよかったのですが、米は、そうするとできないということですか。
○倉田委員 なかなか国際貢献という形で、資金面だけだと顔が見えないとか形が見えないとか、こういうこともあるのだろうと思うのですね。そういうわけで、人の貢献であり、あるいは現実的な形としての物の貢献であったり、そういうことも論議されているのだろうと思います。いろんな問題があるのだろ...全文を見る
03月07日第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○倉田委員 まず長官に、二つの視点からお伺いをしたいと思います。  一点は、少し漠とした視点で恐縮でございますけれども、これからの九〇年代、いわゆる供給という視点からとらえますと、資源の供給あるいは労働力の供給、そういうものが八〇年代に比べると不足をしてくるんではなかろうか、不...全文を見る
○倉田委員 もう一点、関連でございますが、今まで相当議論も出てまいりましたけれども、いわゆる景気の問題についてでございます。  三・八%という議論、随分なされておりますけれども、五日付の日本銀行が発表しました企業短期経済観測調査、いわゆる短観でございますけれども、これにはかなり...全文を見る
○倉田委員 長官ありがとうございました。  続きまして石油税の関連についてお伺いをいたしたいと思います。  午前中、湾岸の問題に絡んで、石油製品が大またで駆け上がるような形で値上がりをしてなかなか下がってはこない、こういう御議論もございました。その中で支援財源の一つとして石油...全文を見る
○倉田委員 次に、さっき流通コストとか物流コストということも随分出てまいりましたけれども、日本の現在の流通システムについてちょっとお伺いをしたいと思うのです。  日本の流通機構は非常に多段階制が多くて、その中にいろいろな商業マージンもあるし、結局そのこと自体が物価にはね返ってく...全文を見る
○倉田委員 次に、予定では長官のごあいさつの中にありました経済審議会二〇一〇年委員会のことについてお伺いをしたいと思っておったのですが、次の機会に譲らせていただいて、長官のお話の中で、金融市場という御発言もございました。  そこで、国際資金のことについて、これは大蔵省の方になる...全文を見る
○倉田委員 二千九百三十二億ドルの中で、例えば財政赤字とかいろいろ言われるようなところでございます。それが中南米諸国であったり、あるいはほかにいろいろあろうかと思いますけれども、そういうところの数字というのは明らかになりますか。  またその場合、そこに行っている債権というのは、...全文を見る
○倉田委員 まだ関連して多少質問させていただきたかったのですけれども、時間がなくなってきましたので、また次の機会にお願いをさせていただきたいと思います。  最後に、長官にお尋ねをしたいと思います。  まず一点は、長官もこのごあいさつの中で述べておられます製造物責任制度について...全文を見る
○倉田委員 その二つの点、ぜひ積極的に取り組んでいただきたい、こういうふうに思います。  大蔵省の関係でかなり質問を残してしまいましたけれども、また次の機会にさせていただくことにして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月08日第120回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○倉田委員 まず、今回のこの罰金に関する件ですけれども、今回の改正を罰金等臨時措置法の改正ではなくて、直接刑法を改正する方式にされた、この理由についてお伺いをしたいと思います。
○倉田委員 今お答えいただきましたように、恐らく四十七年当時も、罰金等臨時措置法でいくのかあるいは刑法本文の改正でいくのか、御議論があった。しかしながら四十七年当時は、刑法の全面改正ということもあるいは近々あり得るかもしれないから、とりあえずは罰金等臨時措置法でいく、そういうこと...全文を見る
○倉田委員 そうしますと、本文にしたのは、特に二法を見比べてやるのは非常に面倒になってきた、そういう要望が四十七年当時よりも非常に強くなってきた、こういうふうに今お答えを聞いて理解をしたわけでございますけれども、刑法は、いわゆる行為規範というか、犯罪と非犯罪を区別する、国民にとっ...全文を見る
○倉田委員 刑法の口語化ということについて、国民の皆さんが条文読んで、自分も考えてみたらわかる、こういうことにすることは必要だと思うんですけれども、この点について大臣はいかがでございましょうか。
○倉田委員 ぜひ国民の皆さんがわかりやすいような形の法文が一日も早くできますように、また、やるにつきましては、その内容を検討することについて非常にいろいろな問題がある、こういうことで作業がなかなか進展をしないのだろう、こういうふうに思うわけでありますけれども、その内容の点について...全文を見る
○倉田委員 それでは次に、罰金刑のきょうの議論の方について質問をさせていただきたいと思いますけれども、今回罰金刑を引き上げることにされるということで、その罰金刑の法定刑の中における位置といいますか、刑法十条では主刑の軽重ということを規定しておりまして、その主刑の軽重というのは九条...全文を見る
○倉田委員 現在でも全体として見れば罰金刑の方が重いのかな、こういうお答えでございますけれども、確かに受ける側から見れば非常にあいまいになっていることは否めないだろうと思うのですね。この問題についてはこれから御検討をされていかれるつもりはあるんでしょうか。
○倉田委員 今回の改正で罰金金額等を原則的に二・五倍に引き上げる、その理由として、経済事情の変動を最も大きく反映をするのが消費者物価指数であるから消費者物価指数をとった、こういうお答えであったろうと思います。一方、寡額の方については、現実的に二・五倍にはなっていなくて、最高十倍ぐ...全文を見る
○倉田委員 罰金の方についてでありますけれども、十万円以下の罰金についても三倍から十倍の段階がつけられております。この段階のつけ方ということについては、何か基準があるわけでしょうか。
○倉田委員 結果的に三倍であったり十倍になってしまったということですけれども、質問させていただいたのは、結果的に三倍とか十倍になってしまった、あるいはこの部分については三倍、この部分については十倍、こうそれぞれ検討をなされたということなんだろうと思うのですけれども、その検討の基準...全文を見る
○倉田委員 例えばガス等漏出罪、これは百十八条ですけれども、住居侵入罪百三十条、これを比較してみますと、従来は二万円と一万円というふうに差があった。これが今回同じ十万円になった。今のお答えですと、この刑法当初からの規定と今の状況を比べると、現在の状況から見た場合は一万円も二万円も...全文を見る
○倉田委員 これはこれから予定されておられます刑法の全面的な改正作業の問題でございますけれども、刑法の全面的改正作業が行われますときに、今回の罰金額について各段階がつけられてきたことは、今の大まかなお話の中では、それほどそのこと自体を、刑法の各条文の保護法益とか趣旨とかということ...全文を見る
○倉田委員 各条文の基本的な評価の部分はこれからの課題である、こういうふうにお聞きをしたいと思います。  そこで次の問題でございますけれども、これは最高裁判所の方にお伺いすることでございましょうか、今回の改正により、労役場留置の一日の換算額、これに影響を生じるかどうか、これは裁...全文を見る
○倉田委員 それではほかの問題でございますけれども、午前中最も問題になりました、いわゆるダブルスタンダードの問題でございます。私も、この問題が非常に重要であろうかと思っております。  そこで、午前中の答えを整理をさせていただきますと、ダブルスタンダードについては、解消の方向でで...全文を見る
○倉田委員 刑事訴訟法の六十条の三項でございますけれども、「当分の間、」というふうにありまして、この「当分の間、」についての御議論があったわけです。財産刑検討小委員会で検討するについて、あと二年くらいをめどに方向性を見きわめる、こういう御答弁であったわけでありますけれども、これは...全文を見る
○倉田委員 ダブルスタンダードの問題については、合理性の部分についてはもしかしたら議論があるのかもしれませんけれども、余り合理性はないというふうに理解をしたいと思うのですが、その場合、合理性がないということであろうから、これは十九年前も同じような議論がされて、できるだけ早い時期に...全文を見る
○倉田委員 ぜひとも「当分の間、」ということがこのまま残らないように、でき得る限り早急に検討して実現をしていただきたい。強く要望しておきたいと思います。  そこで、今行政罰の見直し、検討が大変なんだというお話がございましたけれども、行政罰則の罰金刑というのは現在どのくらい機能し...全文を見る
○倉田委員 行政罰の中に使われていないものもあるのではないか、いわゆる飾り物みたいな形として罰金刑が存在しているものがあるのではなかろうか、こういうふうなお答えでございますけれども、今回の改正によって、刑法の罪については、低額の罰金刑を定めるものについては三倍から十倍の範囲で思い...全文を見る
○倉田委員 次に、法人に対する罰金刑の問題についてお伺いしたいと思います。  これは、今まで議論ございましたけれども、法人に対する罰金刑、例えば経済犯的な罰金として非常にその金額に満たない、果たして制裁的効果があるのかどうか、この点について議論ありましたけれども、実際法人に対す...全文を見る
○倉田委員 ぜひ、行為者に対する罰金刑と法人に対する罰金刑を切り離すことも検討していただきたい、こういうふうに思います。  そこで、また、これ議論ございましたけれども、法人に対する罰金刑、現実には法人が倒産をしてしまう、あるいは法人に財産がない、こういう場合には執行不能というふ...全文を見る
○倉田委員 法人に対する両罰規定の問題で、行為者と法人そのものを切り離して、法人に対する罰金額を高くする等々の問題をこれから検討していこう、こういうことでございますので、現実に法人に対する罰金刑が執行不能となっているどういう事例があるのか、また、その割合はどのくらいあるのか、これ...全文を見る
○倉田委員 これも自由刑の代替刑として罰金刑があるわけでございますので、罰金が払えないから労役場留置というふうにするのは基本的には矛盾している。短期自由刑の弊害を考えるときに、できるだけ避けるべきであろう。そういう意味で、御議論ありました延納制とか分納制、明文化するについてはいろ...全文を見る
○倉田委員 また違う問題でございますけれども、財産刑について財産刑検討小委員会でいろいろな検討がなされておられるということでございますけれども、今回の問題を勉強させていただく中で、その検討事項の中に、組織犯罪等に対する財産的制裁のあり方についてと、この問題も検討されているというふ...全文を見る
○倉田委員 それから、裁判で加害者と被害者が示談した場合でございますけれども、現在は情状として考慮されることになっていると思います。これを、加害者と被害者が示談したような場合起訴しない制度、こういうものが考えられないかどうか、これが一点。  それから、刑事事件の中で犯罪の被害者...全文を見る
○倉田委員 被害者の立場を考えてみたときに、被疑者あるいは被告人をどう罰するかという問題と同時に、例えば、財産犯であれば損害をどう回復するか、これも非常に重要なことでございまして、それが、一方では刑事でやりながら、またもう一度民事でやらなければいけない。訴訟費用等々負担も非常にか...全文を見る
○倉田委員 裁判については法務省が出ておられるわけでございますので、各省庁間の意見の取りまとめをなさっておられるのだろうと思います。そこで、この各省庁間で行われております連絡協議というのはどのような形でなさっておられるのか。その連絡協議自体に原告団あるいは被害者の方々と折衝をされ...全文を見る
○倉田委員 四つの省庁それぞれ、水俣病問題については立場もまるっきり同じということではないだろう、こういうふうに思います。そうすると、それぞれ省庁の御意見というものが出てくるわけでありましょうから、その意見というものは、法務省として例えば意見調整をされるとか、あるいは意見をリード...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、最後に大臣にこの問題につきまして、生きているうちに救済をというのは、被害者の方々の命からの叫びであろうかと思いますが、大臣のこの問題についての御所見をお伺いをして、質問を終わりたいと思います。
○倉田委員 終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○倉田委員 御意見、大変ありがとうございました。お話の中から少し質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、国有林野の経営の健全性という視点から、筒井参考人と宝田参考人にお伺いをいたしたいと思います。  筒井参考人もお話の中で、経営が健全かつ強固になることを強く期待し...全文を見る
○倉田委員 宝田参考人にもう一度。  今のお話の中で、国有林ももう少し事業を自由にしたらどうかということにつきまして何か具体的な事例がございますでしょうか。その点が一点。  それからもう一点。先ほどの先生のお話の中で、日本全体の緑を守るというお話がございまして、現在の計画の中...全文を見る
○倉田委員 次に、向日参考人にお伺いをいたしたいと思います。  先ほどのお話、まさに林業が村の基幹産業として本当に全力で闘っていらっしゃる様子を興味深く拝聴させていただきました。  そこで、いわゆる後継者対策の問題についてお伺いをしたいわけでございますけれども、先ほど給料制で...全文を見る
○倉田委員 向日参考人に続いてもう一度お伺いしたいと思うのですけれども、後継者対策、林業労働力対策ということで、例えば新規の学卒就業者は平成二年で二百二十九人、そのうち大体百二十名ぐらいが国有林野への就職である、民間には百人程度である、このような統計がありますけれども、この民間の...全文を見る
○倉田委員 最後に、泉参考人に、自己収入の確保という視点からお伺いをいたしたいと思います。  経営の、経常収支の健全化を図るためには、これは自己収入の確保も必須であろうかと思いますけれども、昭和六十三年度で六六、七%を林産物収入に依存しておる。これからさらにその収入はふやしてい...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、以上で終わりたいと思います。  参考人の先生方、大変ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○倉田委員 ちょっと、時間の割には質問の数が多いと思いますので、簡潔に御答弁をいただければと思います。  まず、国有林野事業改善特別措置法改正について、この累積債務の改善問題についてお伺いをいたしたいと思います。  これはいわば再建の問題でございますので、私はこの収支見通し、...全文を見る
○倉田委員 面積は十万ヘクタールでございますか。
○倉田委員 その面積十二万ヘクタール、金額にして一兆二千億円、これは林野と土地の合計でそういうことであろうかと思うのですが、金額にして林野の部分幾つ、それから土地の部分幾つ、これは区分されておるわけでございますか。
○倉田委員 それだけの面積あるいは金額でございますけれども、今国有財産としてあるその資産の中で、どの林野を処分し、どの土地を処分する、いわゆる箇所づけでございますけれども、その計画はできているわけでございましょうか。また、その部分について公表する計画というのはあるわけですか。
○倉田委員 その箇所づけでございますけれども、大まかな指針としてどのような基準で箇所づけを考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
○倉田委員 その処分といいますか、売り払いの方法ですけれども、どのような形を考えておられるわけでしょうか。
○倉田委員 売却をするということですので、これは契約の相手方が必要なわけですね。そうしますと、価格によったりあるいはときどきの状況によったりして計画どおりになかなか処分できない、あるいは売れない、こういうことも想定をされるわけであろうと思います。一方では、この累積債務の重要な収入...全文を見る
○倉田委員 先ほど売却の中に公共団体、地方自治体等も考え、優先的に、こういうお話がございました。  例えば地方自治体の場合ですけれども、これは具体的にどういう形が考えられますか。
○倉田委員 いわゆる林野、土地等の売却の見通し等々について大臣の御所見をお伺いをしたいと思うわけですけれども、それとまた同時に、この処分の結果については国会に報告するなどして公表する必要があるんではないか、こういうふうに考えますけれども、大臣はいかがでございましょうか。
○倉田委員 累積債務の改善の問題は今回三回目になるわけですし、国民の皆様方の今回のこの改善措置に寄せておられる期待は非常に大きいというふうに思うわけであります。そういう意味からしましても、収支見通し等々を含めて明確、適正な運用をして、改善の実が上がりますようにお願いを申し上げてお...全文を見る
○倉田委員 その裁定の具体的な内容として、例えば所有者に対してその所有権を売りなさい、それは土地であったり森林そのものであったり、そういうことまで裁定の内容としてできるわけでしょうか。
○倉田委員 続きまして、林地開発許可制度の見直しの問題に絡みまして、まず総合保養地整備法、いわゆるリゾート法がございますけれども、この問題からちょっとお伺いをさせていただきたいと思います。  このいわゆるリゾート法で、第十五条「国有林野の活用等」とございます。「国は、承認基本構...全文を見る
○倉田委員 今回の林野、土地等の資産の処分ということにかかわるかどうかわかりませんけれども、一九八九年三月三十日、これは農林水産事務次官通達で「農地転用許可基準の改正及び運用の改善」という通達がなされております。また同年の、一九八九年だったと思いますけれども、森林の保健機能の増進...全文を見る
○倉田委員 これは、許可制度の見直しをしたということは、開発の方向に対しては厳しくなるという趣旨でございますか。それともそうではないわけでございましょうか。
○倉田委員 下流の方々の御意見も上流の開発に反映させていく、こういう趣旨ということでございますね。強化をしていくのだと理解をしておきたいと思います。  そこで、今回の開発許可制度の見直しの中に、地元市町村との意見の調整ということで市町村の土地利用計画等の適切な反映ということにな...全文を見る
○倉田委員 先ほど川下、下流の方々の御意見も参考にするというふうなお話がございましたけれども、市町村ともどもに、地元におられる住民の方々の意見というのもある意味では反映をさせていく必要があるのではなかろうか、こういうふうに思うわけですけれども、この林地開発許可制度の位置づけについ...全文を見る
○倉田委員 今大臣から総量的な規制についても考えてみたい、こういうお話がございました。  そこで、最初に申し上げましたいわゆるリゾート法でございますけれども、日本環境会議というものが本年の一月十五日に開かれまして、リゾート法そのものについて問題提起をしておりまして、この会議の中...全文を見る
○倉田委員 終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
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○倉田分科員 まず私の方からは、いわゆる看護マンパワーの不足の問題についてお尋ねしたいと思います。  いわゆる看護マンパワーの不足と偏在と申しますか、非常に深刻な社会問題となっていることは既に御承知のとおりであろうかと思います。熊本県の需給見通しでも、平成二年度の不足数が千四百...全文を見る
○倉田分科員 また、看護婦さんですけれども、資格を持っておられても離職をされておられる。その離職の理由というのが、仕事内容、待遇の問題はもちろん、結婚あるいは出産、育児が大きなウエートを占めている部分もあるわけでございますけれども、例えば育児休業まで見込んでその需給見通しをされる...全文を見る
○倉田分科員 需給見通しも、ともかく計画ということではなくてきちっと実現できるような、いわば絵にかいたもちにならないように綿密な計画をぜひともお願いしたい、こういうふうに思います。  大臣にお伺いしたいと思いますけれども、いわゆる看護婦さんの不足対策の問題は、現場へ行きますと本...全文を見る
○倉田分科員 今大臣からるる丁寧に御説明をいただいたわけでございますけれども、ともかく労働条件の改善が大事である。現場の方々の不満の第一は、仕事内容の不満とともに労働条件ということを強くおっしゃるわけでございます。そこで、この点をもうちょっと踏み込んで考えさせていただきたいと思う...全文を見る
○倉田分科員 看護料が昨年の四月一〇%引き上げされた、評価できるものだと思います。しかし、現実には、その一〇%引き上げられた看護料というものが直接看護婦さんにはね返っていない部分がある。看護料そのものが、例えば一〇%看護料が引き上げられたから、その引き上げられた分が看護婦さんの給...全文を見る
○倉田分科員 看護をする看護婦さんの立場から見れば、看護料の引き上げというのは本来自分たちの労働力の部分であるわけでございましょうから、ぜひとも運用上、看護料を引き上げるというのであれば、それが看護婦さんたちの待遇の面にはね返っていくような方法で指導をお願いできれば、そういうふう...全文を見る
○倉田分科員 確かに直接指導をしなければいけない部分も多々あるかと思うのですが、しかし、通信教育でできる部分も考えられるのではないかと思いますし、この准看護婦さんたちが、せっかく介護できる資格を持っておられるわけですから、そのまま社会の中に埋もれずに、いわゆる看護マンパワーの拡大...全文を見る
○倉田分科員 今回、老人訪問看護制度の導入が考えられるわけですけれども、その導入について、サービスを受ける側の立場から考えた場合、サービスされるサービスの質の問題、この点が大丈夫かどうか、それからまた看護される対象者の方々の経済的な負担が増すようなことがないか、この点についてはい...全文を見る
○倉田分科員 そこで、受ける側の立場に立ってもうちょっと考えさせていただきたいと思うのですけれども、いわゆる看護と在宅式の介護の問題がございます。看護であれ介護であれ、在宅で受けておられる方々の治療か治療でないかということについては非常にはっきりした区分があるわけでございますけれ...全文を見る
○倉田分科員 来るべき高齢化社会の到来を迎えて、このホームヘルパーさんというのも非常に重要になってくるだろうと思います。民間だけに任せないでぜひとも政府も積極的な努力をお願いしたい、こういうふうに要望しておきたいと思います。  続きまして、白内障眼内レンズの保険適用の問題につい...全文を見る
○倉田分科員 今の問題、確かにバランス論はあろうかと思いますが、バランス論を考えたら、一方で、患者の方が負担するというか、手術を受けられる治療費の問題が多分あるのだろうと思うのです。コンタクトレンズ、眼鏡と比べて手術する場合の治療費は相当高い。だから、そういう意味からすれば負担は...全文を見る
○倉田分科員 済みません、最後にもう一点だけ。  なかなか今和解のテーブルに着くのが困難である、こういう御答弁でございました。国の全体的な方針として、ともかく判決を望みたい、こういうふうなことであろうかと思うのですが、判決は第一審判決から高裁判決、最高裁判決、ここまでいろいろあ...全文を見る
○倉田分科員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
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○倉田分科員 かなり遅くなりましてお疲れのことと思いますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、まず災害復旧事業、改良復旧事業の促進という観点からお伺いをさせていただきたいと思います。  御承知のように、熊本県は一昨年、昨年にかけて、特に阿蘇地方、阿蘇の降灰、それ...全文を見る
○倉田分科員 御答弁いただきましたように、ぜひともひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。  そこで、また災害の件でございますけれども、熊本県においては、昨年七月二日発生しました局地的集中豪雨による激甚災害で、大変な被害を受けたわけでございます。そこで、激甚災害に関連してち...全文を見る
○倉田分科員 お尋ねしたかったのは、その激甚の指定を受けた場合の通常事業と関連事業、相当な補助率のかさ上げをいただいておるわけでございますけれども、できるだけ高い方の補助率に合わせてやっていただきたい、こういうことでお尋ねをしたわけでございます。災害が起こりますと、ともかく一日も...全文を見る
○倉田分科員 ぜひとも早急な復旧が図られるように、災害発生から設計書をつくって実際の着工までスムーズにいきますように、ひとつ御努力をお願いしたいと思います。場合によっては、その査定の方法等々にも、大きいところは国でやったとしても、部分的なところは主体性を地元地方自治体に任せるとか...全文を見る
○倉田分科員 何とか地方自治体が力をきちんと持っていけるように、難しい状況ではあろうかと思いますけれども特段の御配慮をお願いしたい、こういうふうに思います。  続きまして、熊本に白川という川がございますけれども、現在この川は一千五百トンの流下能力ということで考えられておると思い...全文を見る
○倉田分科員 用地取得については、私、昨年もちょっと御質問をさせていただいたわけでございますけれども、なかなかこれはケース・バイ・ケーなんでございましょうけれども、交渉に見えてくださらないみたいな話も聞いたりいたしまして、ぜひとも何回も足を運んでいただいて、早期に取得できるように...全文を見る
○倉田分科員 ぜひとも、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。  ここでまた、道路の問題でございますけれども、いわゆる九州縦貫自動車道の建設の問題でございますが、人吉―えびの間、それから八代―えびの間の全線四車線化、この問題についてお伺いをしたいと思います。  人吉―え...全文を見る
○倉田分科員 時間がなくなってまいりましたので、まず道路の問題について三点続けてお伺いをさせていただきますので、簡潔にお答え願えればと思います。  まず、同じく四車線化の問題で、熊本県においては国道五十七号線が大変な渋滞をしております。この渋滞の解消について具体的な計画があるの...全文を見る
○倉田分科員 時間が参りましたが、最後に一点だけお伺いをしたいと思います。  建設残土の処理についてその具体的な方針をお伺いしたいわけでございますけれども、例えば熊本県の現状、建設残土の処理方針についてお伺いをして、質問を終わりたいと思います。
○倉田分科員 終わります。ありがとうございました。
04月16日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○倉田委員 まず私は、構造改善ということについて、その内容を明らかにしていただきたいという観点から最初にお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、この法案名であります食品流通構造改善促進法、これを見ましたときに、いわゆる食品流通における、通常言われる流通の多段階性であると...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただきましたお答えですが、それが第一条で規定されている、このように考えてもよろしゅうございますか。
○倉田委員 そうしますと、第三条で「農林水産大臣は、食品の流通部門の構造改善を図るための基本方針」、こういうふうに書いてあるわけですけれども、これも同じことでございましょうか。
○倉田委員 十一条で「農林水産大臣は、食品の流通部門の構造改善を促進することを目的として設立された民法第三十四条の法人」、以下ありまして、「指定することができる。」こういうふうに書いてありますけれども、この十一条に書いてございます「構造改善を促進することを目的として」という部分の...全文を見る
○倉田委員 実際にこの法案の中で規定をされている具体的な内容というのは、いわば施設の整備みたいな気がいたしますし、この中に具体的に規定してあるのはそこの部分に限られてくる、そういうふうに私は思うわけですけれども、四つの各事業の中身そのものに出てくる構造改善というのも、今お答えいた...全文を見る
○倉田委員 この法案の名前から受けるイメージと、それから実際に具体的な内容に盛り込まれていることと若干違うような気がしたものですから、今の質問をちょっとさしていただきました。  そこで、次に、法案提出の要因について、先ほどの委員からも七つの点についての御質問がございました。この...全文を見る
○倉田委員 大店法の規制緩和ということについては、本法案は直接的なものではない、こういうふうにお答えいただいたと思うのです。  次に、「生活関連社会資本整備の緊要性」、こういうふうに書いて、「生活大国の実現」、こういうふうにあるわけですけれども、確かに先ほど申し上げましたように...全文を見る
○倉田委員 どういう状況を生活大国と言うかということについては、さまざま議論があるだろうと思うのですね。食品流通の部門でいけば、いわば食の家計に対するゆとり、そういうふうにとらえることも可能であろうかと思いますけれども、今大臣お答えいただきました内外価格差の是正、これは一つの要因...全文を見る
○倉田委員 本法は新法でございますので、新法をつくるということは新しい法律を支えるだけの立法事実といいましょうか、そういう基礎的事実が必要である。そういう意味で、先ほど外的要因として四つ挙げられている、内的要因として三つ挙げられている、これらの要因が、この法律を支えている基礎的な...全文を見る
○倉田委員 流通各段階において高品質を維持するために施設の整備をする、こういうふうなことだろうと思うのですけれども、高品質を維持するために各施設を整備するということが、そういう設備自体をつくることがいわゆる国内産と外国産とを区別することになり得るのかどうか、その点についてはいかが...全文を見る
○倉田委員 安定的な取引の確立ということでありますけれども、例えばその内的要因として、消費者ニーズが変化をしている、多品種少量消費になっている、また量から質が重視をされてくる、こういうふうに挙げられているわけですけれども、これは、この部分についてほどのように対応ができておるわけで...全文を見る
○倉田委員 本法案の提案理由にも、我が国の流通市場というか特性として「最寄り当用買い」と申しますか、零細多数の小売店が存在している、こういうことが説明をされておるわけでございますけれども、この法案は、いわゆるここに挙げられております「最寄り当用買い」に対応する零細多数の小売店が存...全文を見る
○倉田委員 我が国に存在する零細多数の小売店の方々が最も望んでおられることは、現在その場で商売を営まれておられる、その現在の状態の中でどんなふうにうまくやっていけることができるかどうか、そういうことが第一義的に一番望まれておられることではなかろうかと思うわけですけれども、例えば、...全文を見る
○倉田委員 最初に申し上げました大店法の規制緩和の対応策として、本案が一つある。直接的な関連はないかもしれないけれどもということではございましたけれども。私は特に要望をしておきたいと思いますのは、やはり大店法が規制緩和されることによって小売店の方々が非常に心配をされておられる、ま...全文を見る
○倉田委員 食品販売近代化事業の中で、例えば共同仕入れとか共同配送の実施、こういうふうに内容的にはうたってあるわけでありますけれども、ある意味では同一地域で競争関係に立つ方々で共同仕入れをしていく、このようなことが果たして可能なんだろうか、うまいぐあいにいくんだろうか、こういうふ...全文を見る
○倉田委員 四つの事業計画があるわけですけれども、一番が食品生産販売提携事業、二番が卸売市場機能高度化事業、三番が食品販売近代化事業、四番が食品商業集積施設整備事業、こういうふうにあるわけですけれども、具体的にその事業の認定をするについて、それぞれの事業がどのような比率で申請をさ...全文を見る
○倉田委員 私は先ほど、心配していることがある、小売の方々にとってはつらいような結果になるのではなかろうかということを申し上げたわけですけれども、例えばその申請をするにしても、申請するだけの能力と余力というものが必要である。例えば小売の方々に最も関係する食品販売近代化事業について...全文を見る
○倉田委員 これらの事業計画、これに一般消費者の方々の意思というものは反映できるんでしょうか。
○倉田委員 次に、食品流通構造改善促進機構についてお伺いをしたいと思います。  先ほど、公益法人として指定する予定の法人を食料品流通構造改善協会でございますか、このような御答弁がございましたけれども、現在のその協会が改組、解散をして新しい形にする、こういうお話でございました。こ...全文を見る
○倉田委員 お尋ねいたしましたのは、現在の協会の機構あるいはその人員、その規模等々変化をしていくものであるのかどうか、増大をしていくのかあるいは減少していくのか、そういうことをお尋ねをしたわけですけれども、それはまだわかってない、こういうことですか。
○倉田委員 先ほどの質問の中で、基本財産の問題がございました。まだ、必要な仕事をするだけの財産ということで、はっきりはしないけれども二十億前後ぐらいを考えている、こうありましたが、例えばそれはこの財団法人が今後どんな形になっていくのか、どういう形でさらにその業務等々の拡大をしてい...全文を見る
○倉田委員 発足してしまった後どのような形で発展をしていくかどうかということについては、もうここであるいは議論をすることができないのであろう、こういうふうに思うので、ちょっとどうすればいいのかなという思いがあるわけですけれども、その基本財産にしても、現在どれくらいあるのかわかりま...全文を見る
○倉田委員 その機構に対して国としても補助をしていく、こういうことになるのだろうと思うのですが、それはどのような補助、またどれくらいの額になる予定でございますか。
○倉田委員 平成三年度の予算として四億一千万、次年度以降これはまた予算編成にかかわるわけでございましょうけれども、一応これを基礎として継続的に続けられていく、あるいはその事業の進展に応じて増額をしていくことも考えられる、こういうことでございますか。
○倉田委員 今後の補助等については、予算の項目を見ながら、結局どれくらいに補助がなっていくのかということを我々は見るしかないわけですけれども、今お話にあった債務保証、これは既に各県に信用保証協会があって、これにダブらない形、この信用保証協会で保証できないものということで第三セクタ...全文を見る
○倉田委員 第三セクターを保証していく、こういうことですけれども、第三セクターを保証する 場合、その第三セクター自体には保証の担保となるような物的担保がないことが通常であろうと思うのですね。それからもう一つは、第三セクターは地方公共団体が入っていく、こういうものに対して保証をす...全文を見る
○倉田委員 この改善促進機構が指定法人とされるわけですけれども、これが指定法人というふうにされた理由というのはどのようなものですか。
○倉田委員 先ほどの議論の中でも指摘ございましたけれども、いわゆる特殊、認可法人、行政改革の流れの中でなかなか難しい、そういう批判というか指摘がある中で、近時いわゆる官庁で主導をしていく官庁主導型の財団法人というものがふえていく、これはいかがなものであろうか、先ほどの朝日紙の社説...全文を見る
○倉田委員 国からどういう形にしても補助をしていくわけである、国民の皆さんの税金を使っていくわけでございますから、この点については何らかの形できちっとした歯どめが必要であり、また監査、監督もしていく必要があるんだろうと思いますので、この点はさらに強く要望をしておきたいと思います。...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
04月25日第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○倉田委員 まず、私は、これは大臣にでございますけれども、経済企画庁の消費者行政を御担当いただいておるわけでございますけれども、その消費者行政における消費者の位置づけというものについてどういうふうにお考えになっておられるのか、お伺いしたいと思います。  我が国はいわば経済大国と...全文を見る
○倉田委員 消費者行政と言っていいのかわかりませんけれども、今大臣は、消費者というものを大きなポイントとして考えていかなければいけない、このようにお答えいただいたわけですけれども、経済企画庁の消費者行政等々あるいは平成三年度の予算概算要求事項の中にあらわれてくる文字等々を見てみま...全文を見る
○倉田委員 今国民生活センターについてお答えをいただいたわけでございますが、当委員会でも、この間国民生活センターに視察をさせていただきました。国民生活センターは、昭和四十五年に国民生活センター法ができているわけでございます。もう二十年近くを経過しているわけですけれども、これだけい...全文を見る
○倉田委員 国民生活センター法によりますと、第一条に目的があって、第十八条にその業務を規定してあるわけですけれども、情報の提供あるいは情報の収集、これが主に規定をしてある。国民生活センターに寄せられる国民からの要望、要求というのは非常に多岐にわたっているのではなかろうかと思うので...全文を見る
○倉田委員 私も国民生活センター法の条文をずっと一つ一つ読ませていただきながら勉強させていただいたわけでございますけれども、これからも一つ一つ勉強して、また問題提起をさせていただきたいと思いますので、ぜひこれも、いろいろな意味で問題がないのかどうか、十分に国民の皆さんの要望にこた...全文を見る
○倉田委員 次の質問に移らせていただきます。  いわゆるポストハーベスト農薬、これは輸入食品の安全性の問題ですが、厚生省はこのポストハーベスト農薬について調査を進められておる、こういうふうに聞いております。アメリカなどの輸出国のポストハーベスト農薬の使用の実態、調査の状況はどう...全文を見る
○倉田委員 調査の内容については、すっきりした時点で、公表できる時点になったらぜひ明確にしていただきたい、こう思うわけですけれども、この間ほかのところで質問したことがあるわけでございますけれども、現行はっきり把握ができていないから日本の防疫体制がきちんと対応できていない部分がある...全文を見る
○倉田委員 わからないということですか。対応しているのですかしていないのですか。
○倉田委員 厚生省は、本年度からポストハーベスト農薬の基準の作成を進めることになっている、こういうふうにお答えをされておられますけれども、何を検査するのか、この問題と、それからどういう基準をつくるのか、こういう二つの問題があると思うのですね。現行法上まだ全然把握をしていない部分に...全文を見る
○倉田委員 例えば小麦の検査については、これは厚生大臣の指定機関かどうかわかりませんけれども、食糧庁が自主検査を財団法人の日本穀物検定協会というところに委託をされてやっておられるというふうに承知しておりますが、例えばその小麦の検査について、現在厚生省が規定してないものもここでは検...全文を見る
○倉田委員 今お答えの中で国際基準を参考にしてと。参考にするということがどういうことなのかわかりませんけれども、今厚生省が恐らく本年度を目途として基準の作成を進めておられる過程の中で、いわゆる国内基準というものが今まであって、それから国際基準というものもある。この国際基準と国内基...全文を見る
○倉田委員 そうすると、少し確認をさせていただきたいと思いますけれども、今のお答えでは、基準の作成というのはある意味では日本の食生活に合わせて食の安全を最優先としながら日本のものをつくる、できたものについてはいわゆる現行ある国際基準と違いがあってもそれは日本の安全性を有した基準を...全文を見る
○倉田委員 これからますます輸入食品というのが増大をしていく中で、消費者の方々の食の安全に対する不安感というのは非常に多大なものであろう、こう思います。そういう意味で、今厚生省で進めておられますこのポストハーベスト農薬の基準の作成については非常に厳格なものを求めておられると思いま...全文を見る
07月04日第120回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○倉田委員 大臣お疲れのことと思いますけれども、質問をさせていただきます。  まず私も、先ほど既に質問はありましたけれども、今年度の「諮問」それから「諮問の説明」、それと昨年度の「諮問」及びその説明を比較して読ませていただきながら、やはり同じようなことが非常に気になったわけであ...全文を見る
○倉田委員 御答弁、必ずしも納得できているわけではないのですけれども、買い入れ価格の方に移りたいと思います。  買い入れ価格の決定についてのいわゆる基本的な方針でございますけれども、食糧管理法第三条第二項、米穀の再生産の確保、こういう趣旨でずっと決められている。これは昭和三十五...全文を見る
○倉田委員 昭和三十五年にその生産費及び所得補償方式になって、それからずっとこの方式で来ているわけですけれども、今回もそうですけれども、大体において現行の政府買い入れ価格が昭和五十一年の水準にある、変わってない、これは大体どのような理由でこういうことになっているのか。いろいろ難し...全文を見る
○倉田委員 これは大臣のお言葉だとは思うのですけれども、大臣は、農業に希望と誇りが持てるようにしていきたいとお考えだと思うのですね。農業に希望と誇りが持てるようにしていきたい、それはいわば働きがいのある農業、もっと世間的な言葉で言えばもうかる農業、そういうことではないかと私は思う...全文を見る
○倉田委員 大臣、端的に、そのもうけ、いわゆる経営者利潤というんでしょうか、そういうのを米価についても算定の要素として入れていくことは無理なんでしょうか。この点について大臣はどのようにお考えでしょうか。
○倉田委員 ずっと昭和五十一年の水準にある、そして、引き下げ傾向が続いておるということで、これは大変な問題だろうと思うのですが、その理由として、いわゆる米の価格について内外価格差というものを縮小しなければいけないんだ、あるいは消費者、国民的理解を得なければいけないんだ、こういうこ...全文を見る
○倉田委員 目標を聞いたのですが、必ずしもお答えをいただいているとは思えないのですが、時間が参りましたので、大臣、これは最後の質問ですのでお答えいただきたいと思います。  いわゆる今の米価の決定について、生産費の低い稲作の担い手となるべき農家の方々を対象として算定をしておられる...全文を見る
○倉田委員 終わります。
09月06日第121回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  本法案につきましては、我が党内にもなお反対意見を述べられる方もおりますし、また、我が党の支持基盤の方々からも非常に多くの意見が寄せられております。政策判断としてこの新法をどういうふうに評価するかということももちろんありますけれ...全文を見る
○倉田委員 重ねて大臣に恐縮でございますが、その現行法の不都合な点というのは、大臣はどのように御認識でございますか。
○倉田委員 そこでお伺いをしたいと思うんですが、現行法と今提出をされております新法といいますか、改正法といいますか、その立法理念あるいは立法趣旨というものに違いはあるのかどうか。現行法の最も大切な理念は何なのか、この点、新法ではどうな焦るのか。重ねて恐縮ですが、改正の最も大切な趣...全文を見る
○倉田委員 先ほど大臣からも御答弁いただいたわけですけれども、貸す方、借りる方、それぞれの立場から今回の新法というのがより利用しやすくなっているんだと。それは具体的にはどういうことですか。
○倉田委員 新法につきまして、この新法というのは借りる方、借り主ですね、借り主の方のメリットというものは何もないではないか、いわばデメリットばかりではないか、こんな声が結構私のところにも届けられるのですね。  それで、局長に改めてお伺いしたいのですけれども、本法において借りる側...全文を見る
○倉田委員 お答えですと、現在契約されている借り主の方々においては余りデメリットというのはそんなに心配しなくてもいいのではないか、こんなお答えのようですけれども、そうしますと局長は、やはり強い反対意見があることも御承知だろうとは思うのですけれども、どうしてその強い反対意見があるの...全文を見る
○倉田委員 いわば、全部が全部は別として、誤った情報によるものではないのか、こんな御答弁なのかもしれませんけれども、本当に新法に対する反対が誤った情報による反対なのかどうか、きちんとした反対理由があるのではなかろうか、こういうことからもちょっとお聞きをしておきたいのですけれども、...全文を見る
○倉田委員 今局長の御答弁ですと、いわば現行法というのが更新においてある意味では何回も繰り返されていくのが基本になっている、それはやはり時代の情勢等々変化を考えると不公平なのではないのか、こういうふうな認識があるということでございますか。
○倉田委員 当委員会の審議の中で大臣が、借り主の権利が弱まるということはしてはならないし、またそれは考えていない、こういうふうな御答弁があるわけでございます。そうしますと、ちょっとこだわるようですけれども、今の局長の御発言とこの大臣の御答弁ということにちゃんと整合性があるのかどう...全文を見る
○倉田委員 この問題、議論すれば切りがないんでしょうけれども、時間の関係もありますので次に移りたいと思います。いわゆる現行法の効力というものについてちょっとお伺いをしたいと思うんです。  いわゆる現在成立している契約関係の効力、それから新法の現在の契約関係に対する影響、これにつ...全文を見る
○倉田委員 同じくこのパンフの二項目について、「貸主から「新しい法律ができたら新しい法律が適用されることにする」との約束をしようと言われても、それに応じる必要はありませんし、そのような約束をしてしまったとしても、その約束には、効力はありません。」このように説明をしてあるわけですけ...全文を見る
○倉田委員 当委員会の前の御議論の中で、効力は生じない、無効なんだということについて、いわばそれは真意でないから無効なんだ、例えば真意であり得るような合理的、客観的な事情があればそれは有効となり得ることもあるのだ、こういうことでございますね。それは間違いないですか。
○倉田委員 そうしますと、今のお答えというのは、真意で判断をするというのは、いわば現在ある契約関係を合意解約した上で、なおかつ新しい契約関係を結んで、そこに客観的に合理的な事情があれば、真意と認められれば有効となり得る場合もある、こういうことでございますね。その点はちょっと確認の...全文を見る
○倉田委員 確認いたしますけれども、現行契約を前提として個々の契約関係において、現行法あるいは新法に——現行法ですね、現在の契約関係において強行法規に違反するものは、それは強行法規違反として無効だ、こういうことでございますか。
○倉田委員 そういたしますと、このパンフの三項目の中に、「一定の要件があれば「契約の更新がなく、約束の期間で終了する」特別の貸し借りの契約をすることができるようになります。」こう説明をしてあるわけですけれども、これはいわば現行契約における強行法規に反して、本来ならば無効になるので...全文を見る
○倉田委員 そうすると、もうちょっと確認をさせていただきたいのですけれども、現在例えば建物あるいは借家、家を借りておる現行の契約関係があるわけでございますね。そこで、貸し主の方にいわゆる転勤あるいはそこに帰ってくるという特別の事情が出てきた。その場合には、新法におけるいわゆる新し...全文を見る
○倉田委員 ちょっともう一回確認をさせていただきたいわけですけれども、現在の契約関係について強行法規に反するような契約を個々にやることは強行法規に反して無効だ、こういうことでございましたから、例えば建物の朽廃による消滅、これは附則五条でございますね。それから更新期間、附則六条にあ...全文を見る
○倉田委員 はい、了解いたしました。  そこで、もう一度一に戻りますけれども、借り主の権利が相続をされたり譲渡されたりした場合でも変わらない、こういう説明があるわけですけれども、これは貸借人の権利が譲渡された場合を言ってあるわけですね。逆に賃貸人の地位が譲渡された場合については...全文を見る
○倉田委員 新法を適用されないというのは、賃貸人の方が譲渡されたとしても権利関係は変わらないということですね。つまり貸し主が新しくなるわけだけれども、その貸し主に対しても、いわゆる当事者が変更するわけですから、本来ならば新しい契約ではないかと思える部分もあるわけだけれども、従来の...全文を見る
○倉田委員 それでは、次に新法の内容についてちょっと細かくお尋ねをしたいと思うのですが、更新期間が基本的に十年とされている。結果として十年ごとに更新料を請求されるようなことになるのではないか、この点私心配するわけですけれども、この点は法務省としてはいかがお考えでしょうか。
○倉田委員 お聞きしましたのは、十年ごとにいわば契約更新機会がめぐるわけですから、そのたびごとに更新料を請求されるようなことになるのではなかろうかと心配するわけですけれども、この点についてどうお考えかということです。
○倉田委員 いろいろお答えいただくと、やはり私の頭の中も混乱してしまって何がポイントなのかわからなくなりますので、ポイントだけお答えを願いたいのですが、今お答えいただいた点は、これからもし新法が成立した場合、その中で非常に大切な部分になるんだと思うのですね。いわば更新の期間が十年...全文を見る
○倉田委員 更新料の支払い義務というのはないんだ、そういうことですね。しかし、もし現実に円満にやるために払われるような場合があるとしてもそれは安くなるべきである、こうお聞きしてよろしいですか。
○倉田委員 そうすると、まず確認ですが、基本的には、現行法下における更新料、それから新法下における更新料、これは支払い義務がなくて、経済事情はあるかもしれないけれども、その取り扱いについては余り変わらないということですか、違いがあるということですか。
○倉田委員 それから、いわゆる現行法では基本的には更新が繰り返されていく、これが基本になっているというふうに考えるわけですけれども、新法の場合は、例えば建物の滅失とかそれから期間後は原則として借地権というのは消滅をしていく、こういうふうになっているのではないかと私は理解します。そ...全文を見る
○倉田委員 まだ実は質問の項目が大分残っているものですから、恐縮ですが要点のところだけをお答えいただきたいと思うんです。  十条の二項についてちょっとお伺いいたしますが、いわゆる建物が消滅した場合の、工事をできるようになった。この工事に「ただし、建物の滅失があった日から二年を経...全文を見る
○倉田委員 次に、新法第十七条ですが、この中に「法令による土地利用の規制の変更」とございます。現行法は借地法の第八条ノ二が対応すると思うのですが、ここに対応する部分は「防火地域ノ指定」、こういう文言であろうと思います。この現行法の八条ノ二の「防火地域ノ指定」が「法令による土地利用...全文を見る
○倉田委員 それから、先ほども議論ありましたけれども、いわゆる二十八条の更新拒絶のところですね。「使用又は収益」の部分でございますけれども、これは現行法の借家法で見れば「建物ノ賃貸人ハ自ラ使用スルコトヲ必要トスル場合」と、ここには「使用」と書いてあって収益とは入れてない。私もこの...全文を見る
○倉田委員 それから、定期借地権についてもちょっとお伺いしたいわけですけれども、定期借地権の場合、定期借地権終了時に存在をする建物の方のいわゆる借家人の保護は、いわば第三十五条のみみたいに思えるわけですね。そうしますと、例えば貸しビル業者等が子会社をつくる、それで定期期間が終了を...全文を見る
○倉田委員 続きまして、事業用借地権についてお伺いしたいわけですけれども、これは「専ら事業の用に供する建物」、括弧書きで「居住の用に供するものを除く。」というふうに書いてあるわけですね。  この点について、例えば「専ら」というのは基本的にはどういうことなのか。一階が事業で二階が...全文を見る
○倉田委員 事業用借地権についてはいろいろな規定が排除されるわけで、二項に「公正証書によってしなければならない。」私は、第三者に対する公示機能という観点から考えれば、ここは本当は登記の方がよかったのじゃなかろうかと思うのですが、登記にできなかった理由というのはあるわけでしょうか。
○倉田委員 新法の内容についてまだ二、三質問が残っているのですが、実は建設省の方にも公団住宅等の関係で来ていただいておりますので、時間の関係でそちらをちょっと先にやらせていただきたいと思うのです。  いわば、公団の住宅等にお住まいの方々がこの新法に対して非常に不安を持っておられ...全文を見る
○倉田委員 例えば、公団住宅等にお住まいの方々が心配をしておられるのは、新法が適用されますと家賃の値上付につながるのではないか、あるいはその家賃の値上げが高家賃化、高い家賃になっていくのではないか、あるいは、現在の公団住宅あるいは公営の住宅等に関しては取り壊し時期というか、もう相...全文を見る
○倉田委員 重要な点ですので確認させていただきたいと思いますが、いわゆる現在契約されておられる方々も、新法で仮に契約される方々も、書式等々、何ら権利関係その他の取り扱いについて変わらない、そういうことでいいわけですね。
○倉田委員 大分時間も詰まってまいりましたので、あとは借地・借家の方にちょっと戻らせていただきたいのですが、いわゆる新しい借家法では、取り壊し予定の建物あるいは転勤等の事情で更新がない契約関係、こういうのが予定されているわけですけれども、例えば取り壊し予定であるとか転勤であるとか...全文を見る
○倉田委員 それからもう一点、第三十二条に「その他の経済事情の変動」というのが新しく規定されているわけです。これは恐らく新法が適用されることになると思うのですが、「その他の経済事情の変動」ということが入ることによって値上げが容易になるのではないのか、こういう危惧もあるわけですが、...全文を見る
○倉田委員 次に、民事調停法をちょっとお聞きしたかったのですけれども、質問の時間がもうなくなってしまいました。そこで、民事調停についてはいろいろ議論がなされておりますが、この点について一点だけ。  例えば調停に服する旨の文言があったとしても、後からもうやめたい、この条項というの...全文を見る
○倉田委員 いわゆる地上げに関しては断固たる抑制措置をとっていただくし、それから悪質なものについてはきちんと対応していただく、こういうふうにお聞きして私の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
09月17日第121回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、既に午前中それから先ほども質問がございましたけれども、水俣病について質問をさせていただきたいと思います。  先ほどからの長官の御答弁を聞いておりますと、行政施策を中心として解決をしていきたい、このようなことでございますけれど...全文を見る
○倉田委員 私が今お聞きしているのは、大石長官のこの発言を政治家としてあるいは環境行政の責任者としてどうお考えになりますかという、そのコメントを求めているわけです。今のお答えの中では、もし訴訟が始まっていたらああいう発言はしなかったかもしれない、何かそんな感じのお答えしかなかった...全文を見る
○倉田委員 私は石原元長官、北川前長官のコメントについてもお伺いをしたいわけですけれども、何か同じような答えしか返ってこない気がいたしますので、ちょっと質問の視点を変えたいと思います。  午前中長官は、水俣病は公害の原点である、環境行政の重要な課題である、早期解決を目指すべきで...全文を見る
○倉田委員 聞いていて非常にわかりにくいのです。私が聞いているのは、歴代長官が御発言なさっていること、そして環境行政というのが、水俣病が起こってから以来、訴訟が起こされて、ずっとあるわけです。それぞれ折々についていろいろな発言がある。責任というものも確かに認めていらっしゃる。そう...全文を見る
○倉田委員 早期解決を図らなければいけない、これはいささかも変わってない、こういうことでございます。  そこで、では早期解決するためにはどのような方法があるのか。先ほど長官の御答弁では、それは行政施策として解決すべきである、このような御答弁であったと思います。なぜその和解のテー...全文を見る
○倉田委員 きょうは法務省にもおいでいただいておりますので、法務省にちょっとお伺いいたします。  一般論として、和解ということはどういうことなのか、簡潔に御説明をいただきたいと思います。
○倉田委員 いわゆる福岡高裁の所見でございますけれども、つい最近、八月七日、九月十一日、福岡高裁から所見が示されました。この所見ですが、法務省、これは送達されていると思うのですけれども、正規に入手されておられますか。送達を受けておられますか。
○倉田委員 厚生省にもおいでいただいておりますので、環境庁、厚生省、この所見ですけれども、それぞれ入手しておられますか。どういう形で入手をしておられるわけですか。厚生省、環境庁にお答えいただきたい。
○倉田委員 そこで八月七日の所見についてお伺いをいたしますけれども、いわゆるこの八月所見の中で「和解救済上の水俣病」、こういう考え方が述べられております。この点について環境庁は先ほど、いわゆる病像論としては中間的な基準を求めて判断すべき性質のものではない、このような御答弁があった...全文を見る
○倉田委員 それでは、いわゆる九月十一日の所見についてお伺いをいたします。  九月十一日の福岡高裁の所見というのは、いわゆる解決責任というものを書いてあるわけでございます。この解決責任について、もう一度お聞きいたしましょう。法務省、環境庁、厚生省、それぞれお答えをいただきたいと...全文を見る
○倉田委員 先ほど私、和解ということを法務省にお聞きいたしましたけれども、非常に正確な定義のとおりお答えをいただいたわけですけれども、和解ということを言ったときに、双方が歩み寄って解決をするものである、こういうことにも一つのポイントが置かれているのだろうと思うのです。  当初、...全文を見る
○倉田委員 早急な解決を望んでいらっしゃる。しかし、その早急な解決というのは行政的な施策である、こういうふうにお答えになるわけですけれども、私は今、水俣病という問題に関して訴訟になっている、この訴訟を解決しなければやはり解決はあり得ないんではないか、こういうふうに思うわけです。 ...全文を見る
○倉田委員 国の行政の根本にかかわる問題だから和解の席には着けないんだ、これでは、国の行政の根本にかかわる問題だから結局そこは譲れないんだ、こうおっしゃっている。一方では、早期解決をしなければいけないとおっしゃっている。早期解決をするためには、この訴訟の問題を解決しなければ早期解...全文を見る
09月25日第121回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。  まず私は、ガット農業交渉について、大臣はダンケル事務局長と会見をなさいましたけれども、その点、三点にわたってお伺いをしたいと思います。  まず第一点ですけれども、八月十三日付の朝日新聞の報道によりますと、ダンケル事務局長の朝日新聞のア...全文を見る
○倉田委員 農業交渉につきましては大変な時期に来ている、そのように思いますので、この関税化が新聞紙上を大変ににぎわすわけでございます。関税化ということだけは、これは何としても阻止していただかなければならない、大臣、大いに頑張っていただきたい、こういうふうに思います。  次に、雲...全文を見る
○倉田委員 それからもう一点。雲仙の火山灰降灰によりまして、いわゆる酸性度が上昇する被害も、報告をお受けになっているかどうかちょっとわかりませんけれども、直接お聞きすることがあります。  そこで、この酸性度の上昇による被害についての対策というのはお考えになっておられますか。
○倉田委員 きょうは自治省の方にもお見えいただいておりますが、いわゆる農地が復旧困難な場合、もう農地が農地として使えなくなるような状況が出てきた場合、例えば自治省としては固定資産税の評価を見直される御用意はありますでしょうか。
○倉田委員 非常に特別な場合であると思いますので柔軟に対応していただきたい、このように思います。  続きまして、先ほども質問ありましたけれども、いわゆるにせコシヒカリ事件について若干お尋ねしたいと思います。  警察庁の方においでいただいておると思うのですが、現在の捜査の状況を...全文を見る
○倉田委員 いわゆる逮捕されましたところの飯塚米穀でございますけれども、報道によりますと、特定米穀集荷業者であって、いわゆるくず米しか扱えないところである。それからアサヒ通商、山種商事、こういうところも同じだと思うのですけれども、警察としては、いわゆる食管法違反、こういう形では捜...全文を見る
○倉田委員 今後食管法違反として捜査をされるような見込みがあるのかどうか、その実態というものはどうなっているのか、その辺について御報告いただける範囲があればお答えいただきたいと思います。  それから、先ほど質問に出ていましたけれども、いわゆる本件ルート以外に相当な量のほかのルー...全文を見る
○倉田委員 いわゆる今回使われました米袋ですけれども、報道によれば、上田市農協から七万袋くらいの無地の米袋を購入しているのではないのかという報道がございます。この米袋の製造実態というのは、これも報道ですけれども、正式な注文がない限り紙製米袋というのは製造されることはない、いわゆる...全文を見る
○倉田委員 今回の事件の中で、いわゆる自由米市場というものがあるのではないか、あるというふうな報道があるわけですけれども、食糧庁として、この自由米市場の実態というものは把握をされておられるわけでしょうか。
○倉田委員 今回の事件をどうとらえるかということですけれども、一つは、やはり食管法の形骸化を象徴しているような事件ではないのか、こういうふうな見方も多分あり得るのだろうと思うのです。  この飯塚米穀、山種商事それからアサヒ通商、ここがいわゆる特定米穀集荷業者であって、食管法上は...全文を見る
○倉田委員 飯塚米穀の点で、今小売の許可も得ているという話もございましたので、もう一点確認をさせていただきたいと思いますが、小売が卸をするということも、これは食糧管理法違反でございますね。
○倉田委員 この事件の背景にも及ぶわけですけれども、いわゆる新潟コシヒカリあるいは魚沼コシヒカリというブランド米の生産量それから販売量、この実態というのは食糧庁として把握をされておられるわけでしょうか。
○倉田委員 いわゆる小売の状況、どの段階かちょっとあれですけれども、消費者のブランド志向というのがあって、いわゆる小売段階の中で米を各ブレンドされているケースが多いと思うのですけれども、このブレンドということは食管法上どういうふうに位置づけられるのか、お聞きをしたいと思います。
○倉田委員 今回の事件につきまして食糧庁からいろいろ通達が、不正規流通米のいわば取り締まりについて出されております。この通達を出されて、現場としてはその通達を受けでどのような対応をされておられるのか、その効果というのはどういうふうになっておるのか、今おわかりでしょうか。
○倉田委員 九月一日から九月十三日ですかね、三回ぐらい出されていると思うのですけれども、二回ですか。
○倉田委員 今回の事件を通じて今後の取り組み、いわゆる不正規流通米に対してどんなふうに取り組んでいかれるかということでございますけれども、一つは、消費者の中に高品質志向あるいは多様な消費者ニーズというのがある、こういうニーズがあっていわゆるブレンドがあったりブランド志向というのが...全文を見る
○倉田委員 次に、これは水産庁、外務省、海上保安庁の方にお聞きをしたいと思うのですけれども、いわゆる西日本海域における韓国漁船の領海侵犯や違反操業、これらがあって、この水域で漁業をされている方々が大変にお困りになっております。また、中国漁船の網漁業禁止水域における大型底びき網漁船...全文を見る
○倉田委員 今御説明いただいた事実があるわけですけれども、外務省としてはこの事実をどんなふうにとらえておられて、また交渉されておられるわけでございましょうか。
○倉田委員 それから、いわゆる東シナ海漁場について、この海域の公海で国籍不明船による襲撃及び強奪事件が起きている、このような報道がございますけれども、これは海上保安庁、このような事実がありますでしょうか。それから、事実あった場合、同海域の巡視活動というのはどういうふうになっており...全文を見る
○倉田委員 漁民の方々の不安というのは大変なものでございますので、ぜひともしっかりとした巡視活動の強化をお願いしたいと思います。  時間が参りましたので、最後でございますけれども、いわゆる長雨、日照不足による被害、そういうものが相当出ておりまして、私のところの熊本も相当日照不足...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。ありがとうございました。
10月01日第121回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○倉田委員 倉田でございます。  私はまず国民生活センターの商品テストについてお伺いをしたいと思います。  センターで行われておりますいわゆる商品テストにつきまして、その実施の目的、それからその機能、どのような形で行われるか、簡潔で結構でございますので、まず御説明をいただきた...全文を見る
○倉田委員 ただいまの御説明ですと、主として行われておりますテストは、いわば比較テストと申しますか、その種と、それからもう一つ、いわゆる苦情テスト、こういう形で行われているという御答弁だと思いますが、例えば損害といいますか被害といいますか、そういうものを未然に防ぐための、監視テス...全文を見る
○倉田委員 現在の国民生活センター法、その法律からいきますと、多分今お答えいただいたようなテストが主になるだろうと思うのですけれども、私が今申し上げました、例えば事前予防みたいな趣旨の形の中で監視テストみたいなものを位置づけるということは現在の法律の枠の中でできることでしょうか。...全文を見る
○倉田委員 今テストの選別のことについてお答えいただきましたけれども、さまざまな商品が出ておりますし、それからいろいろなハイテク化された商品も出ている。海外から輸入されている商品も相当なものでございます。国民生活センターでどういう商品をどういう形でテストしていくか、そのテストの項...全文を見る
○倉田委員 それから、テストの結果についてでありますけれども、これはメーカーあるいは関係省庁にいろいろな形で御連絡はなさっておられると思うのですけれども、それはどういう形でなさっておられるのか、要望等を出しておられるのかどうか、いかがでしょうか。
○倉田委員 例えばセンターからメーカーあたりに要望を出されたりする、それに対して受け取ったメーカーあるいは関係省庁というのはどんな対応をされているのか、それをちょっとお聞きしたいわけですけれども、現在センターが出されておられます形、それはいわば法律的な根拠は特にないと思うわけです...全文を見る
○倉田委員 もう一点、例えば苦情処理テスト、こういうのがある。相談者の方は、直接的に被害を受けておられるわけですね。センターの方としては、その苦情というのを情報として処理していろいろな対応をされている。しかし、苦情そのものの処理、これについては現在のセンター法ではそれをまともに直...全文を見る
○倉田委員 国民生活センターは、今回第四代の理事長が御就任なさったと思うのですけれども、理事長が、高い志を持とう、それから広い視野を持とう、それから機敏に行動しよう、こういうことをおっしゃっておられるわけです。  これは、最後に長官にお答えいただきたいと思うのですけれども、今後...全文を見る
○倉田委員 次に、先ほど我が党の同僚委員から製造物責任法についての質疑がございましたけれども、この問題につきましてきょう通産省の方にお見えいただいております。  いろいろ、新聞報道等によりますと、以前の報道から比べると、通産省御自身の考え方かどうかわかりませんけれども、現行法で...全文を見る
○倉田委員 確かに大変な問題でございますので、いろいろな問題点があるだろうと思うわけでございますけれども、例えば保険会社のアンケート調査の中では、立法化せざるを得ない、こういうふうな回答が七十何%ぐらいあるというのが国民生活センターの十月号にも載っておるわけでございます。ぜひとも...全文を見る
○倉田委員 それでは、時間が参りましたので、これで最後の質問でございますけれども、いわゆる再販価格についてこの七月に研究会報告がたしか出ているというふうに聞いております。この研究会報告を受けて、これほどのような方針で今後臨んでいかれるのか、あるいは検討されておることはいわゆる適用...全文を見る
○倉田委員 終わります。
10月16日第121回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、一連の台風の被害に関連をして質問をさせていただきたいと思います。  我が党も、この台風の被災に対しましては、それぞれ手分けをいたしまして現地の調査をいたしたところでございますが、特に第十九号の風の猛威による被害のすさまじさと...全文を見る
○倉田委員 大変ありがとうございました。  また、自治省におかれましては、もう一つ、災害復旧事業に係る起債枠の確保についてもお願い申し上げておきますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、通産省、大変申しわけございません。忙しいところおいでをいただきました。...全文を見る
○倉田委員 大変ありがとうございました。被災に遭われた方々は復旧ということで大変困窮をしておられますので、通産省、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  そこで、農水省の方でございますけれども、いわゆる激甚災害の指定それから天災融資法の発動については、それぞれ大臣から...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。前向きな御答弁をいただいて、被災者の方々も本当に一日も早い、早急な発動を望んでいることであろう、こういうふうに思います。  あわせまして、これまた午前中質問がございましたけれども、いわゆる自作農維持資金の融資枠の確保の問題、それから貸付限度額...全文を見る
○倉田委員 次に、今回の十九号、山が随分やられております。私の生まれた小さな町も相当な被害が出ておりまして、本当に大丈夫かなと心配をしております。  また、林野庁長官におかれましては、大分県日田市の方へ御視察に伺われてその被害の状況というのはつぶさにごらんになっておられると思う...全文を見る
○倉田委員 現地の方のお話をお伺いしますと、ともかく林道、作業道というのを早急に復旧をしてほしい、そういう要望が非常に強いわけですね。ただ、復旧をするためには復旧するための機械が要る、機械を買うにもなかなかお金がない、そこで、機械を買うための予算についての国からの補助を何とかお願...全文を見る
○倉田委員 今回、私被害を受けた山の方に入らせていただいて現地の方の声もお聞きして一番痛切に感じたことは、今回の被害で、今まで山を守ってこられた方々がもう山はだめだ、切り出して外に出すだけの体力も気力もうせてしまう、そうすると山を放置したままになってしまうのではないか、現実にはそ...全文を見る
○倉田委員 実際、山が荒れて二次災害、大洪水が起こりますと、これは川上のみにとどまらず川下の問題でもございますので、ひとつぜひとも前向きに御検討をお願いしたいと思います。  以上で私の質問を終わります。
11月22日第122回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○倉田委員 倉田でございます。  まず最初に、新大臣に大臣就任のお喜びを申し上げます。農水大臣としては非常に多くの重要な、困難な問題を抱える中で、農家、農民の方々の新大臣に対する期待は非常に大きいものだろう、こういうふうに思います。私もそういう観点から大臣に御質問をさせていただ...全文を見る
○倉田委員 今大臣からもお答えをいただいたわけでございますけれども、二十一世紀に向かって誇りと展望を持っていける、そういうふうな農政を目指していきたい。私も最初のときに、農家の後継者の方々とお話をしておって、我々は農業というものに対して自信と誇りを持っているんだけれども、農政とい...全文を見る
○倉田委員 後継者の問題、対策に関しては、ぜひとも具体的な、こういう制度があれば確かに農業、農政に対して未来の展望が持てるな、こういうものをお示しをいただきたい、こう強く要望しておきたいと思います。  続きまして、ガット・ウルグアイ・ラウンドの問題についてお伺いをさせていただき...全文を見る
○倉田委員 今大臣はお答えになりませんでしたけれども、午前中の議論の中で、関税化ということになれば食管法の改正も必要である、とても食管法の改正ができるような状況ではない、こういうお答えもたしかあったと思います。  そこで、これはちょっと突然で申しわけないのですけれども、関税化の...全文を見る
○倉田委員 これは既にもう大臣お答えになってはおるのですけれども、重ねてお伺いをしたいと思うのですが、いわゆるウルグアイ・ラウンドの全体の交渉の成功、これは大臣も命題である、このようにお考えになりますか。
○倉田委員 昨年、我が党の農業基本問題特別委員会というのがあるわけでございますけれども、その中で、いわゆる部分自由化という提案をさせていただきました。午前中の議論を聞いておっても、なかなか、まだまだ大変だな、そういう思いをしながら実は聞いておったわけでございます。発表当初からもさ...全文を見る
○倉田委員 今大臣お答えいただきましたように、今交渉の真っ最中である、こういう交渉の真っ最中に国論を割るような余計なことは言うなという御議論も私もよくわかります。ただ、冒頭申し上げましたように、農家、農民の方々の農政に対する信頼を今以上に損なうことがないように、ぜひとも大臣御努力...全文を見る
○倉田委員 この方々はいわば山の守り手でございますので、この方々がぜひともまた何とかやっていこう、こういう気持ちが、希望が出てくるような対策をぜひとも引き続いてやっていただきたい、こう思います。  それから、もう最後になりますけれども、やはり山の回復に関する問題で、このままいわ...全文を見る
○倉田委員 終わります。
11月26日第122回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  まず大臣に、大臣就任のお祝いを申し上げます。経済の動向多難の折でございますけれども、同郷の方々とともに心から大臣の御活躍を祈り、御期待を申し上げておきたいと思います。  そこで、まず景気の動向については、けさほど大臣のごあい...全文を見る
○倉田委員 今大臣から非常に丁寧に御答弁をいただきましたけれども、新聞報道等によれば、結局この言葉の違いは景気の減速を鮮やかに打ち出したんではないか、こういうふうな報道もなされておるわけでありまして、そういう意味からすれば経企庁また大臣の景気のかじ取りというのが非常に重要になって...全文を見る
○倉田委員 それからやはり言葉の問題にこだわって恐縮でございますが、同じこの月例経済報告の中で、卸売物価とそれから消費者物価に関連して、「国内卸売物価は、落ち着いた動きとなっている。」一方、消費者の方でございますけれども、「消費者物価は、基調として安定した動きとなっている。」この...全文を見る
○倉田委員 経企庁の方でこの消費者物価の指数を統計されるときには総務庁の方から数字をお受け取りになる、そういうふうなお話をお聞きしたところでございますけれども、実は先般、当委員会は二十日に築地の市場を視察させていただきました。私ども公明党の消費者・物価部会としては、十九日に大田の...全文を見る
○倉田委員 統計上いろいろな数字が出てくるわけでございますけれども、その数字を見るときに、果たしてこれが現場の実感というものをきちんと反映をしているかな、こういう思いを持つときがあるわけでございます。経企庁におかれましても、ぜひ総務庁等と消費者物価動向の数字をおとりになるときに、...全文を見る
○倉田委員 例えば、これは新聞報道からでございますけれども、本年は冷夏、日照不足による野菜不足が盛んに議論がございました。米をとってみても、十月の作況指数というのは九六から九七、昨年の一〇三から大きく落ち込む見通しであるということになっております。魚介類についても、南米沖のエルニ...全文を見る
○倉田委員 食物の需給体制にかかわる問題でございますので、長期的な天候異変の問題、しっかり御検討をお願いしたいと思います。  それから「物価レポート91」、これは報告がありましたけれども、物価上昇の原因として、例えば消費者の嗜好に合わせて甘みの多いものや形の整ったものなど、天候...全文を見る
○倉田委員 時間が少なくなりましたので、最後に大臣に三点ほど、もうない時間でございますので、簡潔にお答えいただいて結構でございます。  一つは大臣、ごあいさつの中で、生活大国ということで活力、潤いに満ちた生活大国をというお話でございました。これは、もしかしたら大臣の御持論でもな...全文を見る
○倉田委員 製造物責任につきましては、ぜひ大臣の前向きな御努力を特にお願いを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
12月04日第122回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、きょうは自己破産に関係する問題と家事調停事件、特に離婚調停事件に関連して御質問をさせていただきたいと思います。  まず自己破産でございますけれども、最近特に自己破産の増加ということが指摘をされておりますけれども、これは裁判所...全文を見る
○倉田委員 恐らく今お答えいただいた自然人の一万二千八百六十一件というのは八月までの累計ということだと思うんですが、その数字はいわゆるサラ金破産ラッシュと言われた八四年度をも既に上回っている、こういう状況であろうかと思います。  そこで、これは経済企画庁の方にお尋ねしたいと思う...全文を見る
○倉田委員 それだけいわゆる自己破産、いわゆる多重債務者の問題がふえているということは、債権取り立てにまつわる相当なトラブルも起きているのではなかろうか、このように考えるわけでございます。  そこで、警察庁にお伺いをしたいと思うのですけれども、例えばいわゆる債権取り立てに伴うト...全文を見る
○倉田委員 今、警察を頼ってこられる方のその身になった対応をしていきたい、このようにお答えをいただきましたけれども、まあすべてのケースではないだろうと思うのですが、相談に行きますと、いわゆる刑事事件になるのかあるいは民事事件になるのか、このはざまのケースがいろいろあるので難しいだ...全文を見る
○倉田委員 多重債務者のこの問題に関しては、いわゆる違法な取り立てはもちろん、不法な取り立てももちろん厳しく取り締まっていく、これが一つの大きな解決策ではないのか、こういうふうに私思っておりますので、その意味では警察がこの問題に果たされる役割は非常に大きいと思いますので、ひとつ債...全文を見る
○倉田委員 個人債務者からの直接の申し立て手続について、これは最高裁判所事務総局でしょうか、破産についての説明のパンフを出されているみたいでございます。このようなパンフみたいなものがあるということは、こういう相談に対して裁判所も積極的に対応されておられるということだろうと思うので...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。  確かに中立公平という観点もございましょうけれども、ひとつきちんと窓口相談を受けていただきたいと思います。  今御説明いただきました最高裁判所事務総局でお出しになっているパンフというかリーフレットの中に、国庫仮支弁制度というものの説明をし...全文を見る
○倉田委員 確かに今お答えいただきましたように、この仮支弁制度の中に弁護士費用が含まれるわけでもないわけでございますので、その費用の点で数万ということで利用者が少ないんではなかろうかということも考えられるかと思うんです。ただ、場合によったら、破産決定、破産免責、それぞれ別個建ての...全文を見る
○倉田委員 免責の本質については、今誠実な債務者に対するみたいな御答弁をいただきましたけれども、これを誠実な債務者に対する特典と考えるのか、あるいは債務者更生の手段だと考えるのか、本質論についてはいろいろ御議論もあることだと思いますので、またお伺いをさせていただきたいと思います。...全文を見る
○倉田委員 通産省の方で所管をしておられるカードというのは物の販売に係る部分でございましょうけれども、その部分のいわゆるクレジットカードの発行に対して、通産省としては、業界に対する規制や指導、どのような対策をしておられるのでしょうか。
○倉田委員 今業界に対してどんな規制や指導等をされておるのかということをお聞きしたわけですけれども、ちょっとお答えいただいた分と重なるかと思うのですが、先ほどはいわゆる若い世代の破産の申し立てが増加をしている、こういう御指摘がございました。中には女性の破産もふえているのではないか...全文を見る
○倉田委員 多重債務者の問題については大蔵省の方も所管であろうかと思いますので、大蔵省の方にお伺いをしたいと思うのですが、大蔵省としてはこの多重債務者の増加についてどのような対策をお考えになっておられますでしょうか。
○倉田委員 ちょっと視点が異なりますけれども、警察庁の方、先ほど御答弁いただきましたのでちょっと教えてください。  いわゆるカードの不正利用に関する詐欺事件、警察庁として最近の傾向あるいはこれを把握しておられますでしょうか。
○倉田委員 今御説明いただいたわけでございますが、通産省としてこのカードの不正利用の実態及び対策については何かお考えになっておられることがございますか。
○倉田委員 ありがとうございました。  先ほど教育の問題も出ましたので、文部省にもお答えを願いたいと思うのですが、いわゆる破産やカード使用等の教育について、文部省の小中高の教育、どのように取り組んでおられるわけでございましょうか。
○倉田委員 先ほどるる御答弁の中にも出てきましたけれども、いわゆる若い世代の破産の申し立てが急増している、また、若者を襲うクレジット地獄であるとか、こういうふうな報道が盛んになされております。そこで文部省にこの点に関して教育の観点からお伺いをしたわけですけれども、文部省は教育の中...全文を見る
○倉田委員 個人の借金が世界一になったということ、いろいろとらえ方はあるでしょうけれども、十分に問題意識を持って検討しなければならないことであろう、そういうふうに思います。そういう意味で破産法も、先ほどちょっと議論の中に出ましたけれども、免責をどのように考えるのかということも含め...全文を見る
○倉田委員 現在、法制審議会においていわゆる離婚に関する制度の見直しが検討されているというふうにお聞きしますが、それはどのような内容を検討されておられるのか、簡潔で結構でございますのでお答えをいただきたいと思います。
○倉田委員 次に移らせていただきたいのですが、家庭裁判所でいわゆる調停離婚が成立をした場合、財産分与であるとか慰謝料であるとか、あるいは、子供がおりますと養育費等の支払いをどうするか、この調停条項がまとまると思うのですが、この調停条項の履行状況について家庭裁判所はどのような問題意...全文を見る
○倉田委員 私がこのような質問を申し上げております趣旨は、離婚が成立をして、お母さんの場合ですけれども、子供を抱えて、養育費等々いろいろ約束はしてもらったんだけれどもなかなかその約束どおり履行してもらえない、こういうことで非常に困っておられるケースが多々あるわけでございます。その...全文を見る
○倉田委員 最後に、厚生省の方にもお見えいただいておりますので、いわゆる片親家庭の支援制度について、特に母子家庭が問題になって今まで母子家庭を中心にしてきておられるでしょうし、また母子家庭が特に問題ではあるわけでございますけれども、父子家庭の問題もあるかと思います。この辺について...全文を見る
○倉田委員 ひとつ十分な対策を特にお願い、要望申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。