倉田栄喜

くらたえいき



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倉田栄喜の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私、初めて決算委員会に所属をさせていただきまして、さてまず最初に何からやればいいのかな、こういうことでございまして、まずその手がかりとして会計検査院の方で検査結果の報告のあらましの小冊子が出ておりますので、これを読ませていただ...全文を見る
○倉田委員 御答弁はいただきましたけれども、これは概要ということで、拝見をさせていただくと大体同じような内容のことに見受けられるわけです。そうしますと、今御答弁をいただいたわけですけれども、労働省に対する指摘事項というのは、これは概要といってもやはり指摘事項の中で一番重要なことと...全文を見る
○倉田委員 先ほど申し上げましたように、労働行政もいろいろな意味で社会状況が変わる中で変化をしているはずだと思うのです。会計検査院としても、今回はというか今度はどんな方向でどんな項目を調査をしていこうか、まずこういう検討をされることから始められるのだと思うのです。全般的に全部調べ...全文を見る
○倉田委員 そこで、労働省の方にお尋ねをいたしたいと思いますが、会計検査院の方から概要として指摘をされておること、最初にいつも出てくることが労働保険の保険料の徴収額の過不足の問題、これがトップでいつも同じように指摘をされて、大体継続的に指摘をされておることはどうも同じことである。...全文を見る
○倉田委員 理解不足であるとかあるいは審査が適切じゃなかった部分があるのではないのか、こういう御答弁ですが、もしそういうことであるとすれば、これは何というのですか、是正をできる、会計検査院からまた次の年度も同じような指摘を受けるようなことがないことができるはずだと思うのです。 ...全文を見る
○倉田委員 それでは次の問題に移りたいと思います。  特定求職者雇用開発助成金、地域雇用開発助成金、そういうのがございます。また、雇用調整助成金、こういう助成金がそれぞれ制度としてあるわけですけれども、平成三年度の決算の概要、報告については、この点、この前の特定求職者雇用開発助...全文を見る
○倉田委員 昨今、なかなか経営不況感と申しますか経営状況あるいは不況、非常に厳しい状況でございます。何回もいろいろなところで取り上げられていると思いますけれども、中小企業経営者の方は非常に厳しい状況にある、また経営基盤も非常に脆弱である、こういう状況にあるわけですけれども、今お答...全文を見る
○倉田委員 この点はぜひ、業種の点もさることながら、もっと積極的に御検討をお願いしたいと思います。  それから、今利用状況について、もっと手続、十分審査をすることもこれは当然だと思いますけれども、もうその辺、申し込むだけでも面倒くさいということにならないように、もっと簡便化なら...全文を見る
○倉田委員 ぜひひとつよろしくお願いしたい、こう思います。  そこで次に、最近の雇用の情勢について、これは労働大臣にお尋ねできればと思うのですが、最近の雇用の情勢を見ますと、厳しい不況感の中で中高年齢者を対象とした希望退職者の募集や勧奨退職といった、これは受ける者にとってみれば...全文を見る
○倉田委員 今大臣にはできる限り失業者を出さない、こういう御答弁をいただいたわけですけれども、一方で厳しい雇用状況下にあり、そういう勧奨退職等の事実があることも大臣御認識のようでございます。  それで、実際に会社の方としては、いろいろ問題があるとするとこれは任意でという形でとら...全文を見る
○倉田委員 さらにもう一点お尋ねをしたいと思いますけれども、これも新聞等マスコミで報道されておるとおりでございます。一部企業でいわゆる学卒者の採用内定取り消しが行われておる。これもいわゆる採用者側とそれから学生側あるいは大学側、従来の信頼関係にひびが入るような状況も生まれてきてお...全文を見る
○倉田委員 大臣から本当にいい答弁をいただいた、こう思っております。  労働省も御承知かと思いますが、いわゆる採用内定取り消しの分については既に最高裁の判例もございまして、やはり事実関係はいろいろあるかとは思いますけれども、出ている最高裁の判例はいわゆる雇用契約というふうに扱わ...全文を見る
○倉田委員 次の問題に移りたいと思いますが、いわゆる今大きなテーマとして、高齢化社会というのが言われておるわけでございますが、この高齢化社会をいよいよ日本が迎える、こういう状況の中にあって、高齢化社会における労働力の確保という問題についてお聞きをしたいわけです。  そこで、まず...全文を見る
○倉田委員 私がお伺いをしたいと思っている趣旨は、中長期に見た場合、これは経済企画庁長官にもお伺いしたいと思うのですが、その成長率等々相まって考えた場合に、絶対的に労働力が不足をしてくる、いわゆる労働人口そのものが不足をしてくるのではないのか、こういう視点からお尋ねをさせていただ...全文を見る
○倉田委員 そこで、企画庁長官にお尋ねをしたいわけでございますが、経済企画庁として、中長期の経済成長率の見通し、それからその場合必要な労働人口、これをどんなふうにお考えになっておられるのか、お尋ねをしたいと思います。
○倉田委員 これも、二十一世紀を見通した場合にどういうふうな基本的な認識を持って政策を進めていくかどうか、これは非常に大切なことだろうと思うのです。そういう意味で、今長官は労働力人口については若干低下をする、こういうふうなお言葉もお使いになりましたけれども、若干というふうな認識で...全文を見る
○倉田委員 優生保護法の問題はいろいろ御議論のあるところですので、また別の機会にさせていただきたいと思いますが、今お答えの中で、特殊出生率は一・四九を一番底として一・八〇ぐらいまでは回復をするだろう、こういう御答弁もございました。大臣のお答えの中にもまた、人口の増減のない状態、静...全文を見る
○倉田委員 私もこの問題を勉強させていただいて、こんなこともあるのかなと実は思ったことがあったのですが、いわゆる働くゆとりというのか豊かさというのか、今労働時間の短縮の問題も盛んに言われておるわけでございますが、一方で女性の晩婚化の傾向もある。この原因、いろいろあるんだと思います...全文を見る
○倉田委員 成長率あるいは労働人口の不足、そしてこの出生率の低下、こういうことがこれから日本がどんなふうに国の進路を決めていくのかと考えるときにやはり一つの大きな視点なんだろう、こう思うわけです。そういう意味からちょっと細かなところまでお聞きをしたわけです。  経済企画庁長官に...全文を見る
○倉田委員 同じ問題についても労働大臣、御答弁をお願いします。
○倉田委員 時間が参りましたので、若干質問を残しましたけれども、私の質問を終わりますが、いわゆる高齢化社会における労働力不足をどうするのか、女性の社会参加あるいは高齢者の社会参加、あるいは一方で今問題になっている外国人労働者、これをどんなふうに考えているのか。これは一つ一つの具体...全文を見る
02月23日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず大臣に、「新しい食料・農業・農村政策の方向」、いわゆる新政策でございますが、この中の新しい食糧政策についてお伺いをしたいわけでございます。  この冒頭に「新しい」というふうについている食糧政策について、何が新しい、...全文を見る
○倉田委員 今の大臣のお答えを聞いておりますと、いわば総花的にお答えいただいたわけで、この新政策自体、総体的にも新しい方向を目指しておるのであって、特に食糧政策を取り上げて、この点を、従来からの政策をこういうふうに変えたんですよということについての大臣御自身の基本的な問題意識はど...全文を見る
○倉田委員 私は、かつて農家の方からミカンをいただいたことがありまして、このミカンは自家用の、自分のところで食べるミカンとしてつくっているものですから、農薬も何も使っておらず、ちょっと格好が悪くて虫がついていますけれどもとても安全でおいしいんですよ、こういうふうなわざわざ注釈をい...全文を見る
○倉田委員 私が申し上げているのは、それは消費者にとっては安い方がいいだろうと思うのですが、その安い農作物が非常に危険であるということであっては、それは決して安いものではないだろうということです。要するに安全な食糧、適正な価格、それが安全をちゃんと保証されたものが安く提供されると...全文を見る
○倉田委員 「新しい」とついているわけですから、新しいということが単なる形容詞ということに終わらずに、やはり現在の農業政策の問題点を本当にきちっと鋭くとらえながら本当に新しく変えていくんだ、こういう思いでこれからの具体的な施策が出てくるのだと思いますので、取り組んでいただきたい、...全文を見る
○倉田委員 輸入牛肉が増加をしていくだろう、そうすると、当然、当然というか、価格はまだまだ下がっていく、そういうおそれが強いのではないのか、こういうふうに思われるわけですけれども、その状況の中で、相手国、輸出国の理解を求めていくというだけでいいのかどうか、国内的にもっといろいろな...全文を見る
○倉田委員 赤毛和種だけの数字をとった場合に、これは例えば平成四年の十二月で見れば、もう既に保証基準価格どころか合理化目標価格も下回っている、こういう認識は農水省にございますか。
○倉田委員 ところが、黒毛と赤毛では同種のグループとしてこの補給金制度ではまとめられているために、結局黒毛と赤もの平均値が補給金制度の発動要件としては問題になっている。そうだとすれば、黒毛が高い以上、赤毛が安くてもその平均値を上回ってしまうから、赤毛和種の飼育農家にとってはこの補...全文を見る
○倉田委員 確かにこの制度そのものが発足をして非常に間もないわけですから、なかなかすぐにというのは困難かとも思いますけれども、これだけいろいろな変化が生じているわけですから、機動的に対応をしていただきたいということもございますし、まあ検討をしていただきたい。  同時に、赤毛和種...全文を見る
○倉田委員 適正な価格ということをずっと申し上げておるわけですけれども、価格ということについても、いわゆる生産者の手取り額における価格という問題と、それから消費者の手元に届く消費者価格、このいずれもが適正でなければいけないし、生産者の側から見れば、自分たちが受け取る額、それがもう...全文を見る
○倉田委員 私が申し上げたかったのは、生産者の手取り額がもっと高まるような考え方がないものかどうか、そういう知恵はないものかどうか、こういうふうにお聞きをしたかったわけです。  それからもう一点、いわゆる畜産においても産地間の競争というのがございます。北海道、中国、四国あるいは...全文を見る
○倉田委員 次に、養豚経営の方について、その現状をお伺いしたいと思います。  先ほど牛肉の輸入量が相当にふえて史上最高となった、こういうふうにお尋ねをしたわけですが、平成四年の豚肉の輸入量も史上最高の四十八万トンになった、こういうふうに報道をされておりまして、畜産物の価格安定法...全文を見る
○倉田委員 養豚経営については、今までですと、養豚農家数は減ったとしても生産数は維持というか増産をされてきた、こういうふうに認識しておるのですが、今回の場合はいわゆる飼育頭数の減少という事態が今生じている。そうしますと、このままの状況推移の中で豚肉の輸入量がふえますと、さらに国内...全文を見る
○倉田委員 畜産の牛、豚にしても、それぞれ飼育農家の方々は本当に大変な努力をされて国内生産を維持し、価格を安定的にここまでやってこられておるわけですから、どうかその方々が安心してまた飼育を続けられるように、お願いをしたいと思います。  そこで次に、農業災害補償制度、農作物の共済...全文を見る
○倉田委員 もう一点、共済の問題で、収穫量とする基準の改善の問題についてお伺いしたいと思います。  いわゆる米、麦の生産振興で、高品質の生産が奨励をされるということで、農家の縦目ふるいにおいては、米が一・八ミリ以上、麦が二二一ミリ以上で選剔出荷が現実にはなされております。一方、...全文を見る
○倉田委員 もう少しお尋ねしたいところがあったのですが、時間が参っておりますので、最後に他用途利用米について一点だけお伺いをいたしたいと思います。  最近、他用途利用米の不足が盛んに言われております。一方で、制度として他用途利用米安定供給対策というのがありまして、それぞれ基本単...全文を見る
○倉田委員 この問題はまた別の機会にお尋ねをしたいと思います。  以上で終わります。
02月25日第126回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  本日は平成元年の決算でございますけれども、既に会計検査院の方からは、平成二年度、平成三年度の検査報告も出ておりますので、この平成二年度、三年度についても、検査院の検査報告からお聞きをいたしたいと思います。  まず、平成三年度...全文を見る
○倉田委員 現在検査中ということは、平成三年度にいろいろるる報道をされた事件がございました。これも会計検査院としては御承知なんでしょう。新聞で報道されているんですから。だから今、会計検査院として調査中のことも含めてどういう事件があったということは、これは平成三年度でございますから...全文を見る
○倉田委員 私は平成四年のことを今お聞きしているわけではないのであって、平成三年度は、既にこんなに立派な、こんな分厚い冊子で平成三年度の決算の検査報告は出ているわけです。出ているということは、いろんな事件があって、新聞に報道された事件もあった。その中には、当然私は、こちらの小冊子...全文を見る
○倉田委員 会計検査院の立場というのはあれですか、私どもはこの検査報告に出てきたものだけしか議論できないということですか。会計検査院がちゃんと把握をされていることもあるわけでしょう。それでそれを、これは国会の議論の場ですから教えてください、こう今お尋ねをしたわけですけれども、それ...全文を見る
○倉田委員 平成三年度の検査報告はもう既に出ているわけですから、現在検査中というのはおかしいと思うのです。  裁判所にお伺いをいたします。  昨年度、いろいろ新聞の報道がありました。私もこの会計検査の概要の方、「あらまし」と書いてあるものですが、読ませていただいて、昭和六十一...全文を見る
○倉田委員 有罪判決を受けた事件もありましたし、それから、問題になった裁判所として、昨年は浦和地裁であるとか東京高裁の今の事務官の印紙の問題であるとか、あるいは福団地裁の小倉支部の問題とか、こうあった。それは、そういう問題があったというふうに新聞で報道されると、国民の皆さんは果た...全文を見る
○倉田委員 事が裁判所法の改正というふうにこう大きく答えられると大変だな、こう思うのですけれども、それではなかなか進まない。廷まという名称一つ変えるのにも、実は物すごいことなんだということになったとすれば、なかなか今の国民のニーズにこたえられるようにはなっていかないのではないのか...全文を見る
○倉田委員 それから、法律扶助の問題ですけれども、我が党は法律扶助のより一層の充実拡大を強く要求をさせていただいているところでございます。  そこで、いわゆる消費者金融事件に関して、この法律扶助立てかえ払い制度を見てみますと、原則は、いわゆる生活保護受給者に限っているのが原則み...全文を見る
○倉田委員 要件の差はないということですが、支部によっては「生活保護受給者以外にも立て替え制度を適用する」ということがなされているという報道がなされましたけれども、これは御承知になっておられないのですか。  例えば、これは平成四年の四月二十九日の読売新聞でございますが、「昨年十...全文を見る
○倉田委員 これらの支部では実験的にやってみられたと思うのです。これは大変いいことだと私は思ったのですが、そうすると、実験的にやってみてどうも結果がよくなかった、こういうことで今はやっていないということですか。  もしそうだとすれば、この辺も含めてもう一度、これだけカード破産事...全文を見る
○倉田委員 実はまだ質問が大分あったのですが、破産について一部免責みたいな方向も考えるべきではなかろうかということを質問させていただきたかったのですが、質問時間が参りましたので、また次の機会に譲らせていただきまして、私の質問を終わりたいと思います。
02月26日第126回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田栄喜でございます。残りの時間、私の方から質問をいたします。  まず、私は、自治省より公表をされました九一年の政治資金収支について、自治大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  九一年の政治資金報告書によりますと、四千三百十五の政党や政治団体が集...全文を見る
○倉田委員 多いか少ないか、いわゆる政治の世界のプロと呼ばれる人たちの中には、これは氷山の一角なのであって、例えば佐川急便事件、前自民党副総裁の金丸さんに渡された五億円の裏献金はたまたま発覚したにすぎないんだ、こう言う人もいらっしゃれば、純真な国民の皆さんには、どうしてそんなに政...全文を見る
○倉田委員 いわゆる民主主義のコストとして政治活動に伴う資金が必要である、これは今も長官お答えになったとおりなんだろうと思うのです。問題は、それではそのお金をだれがどのように負担をして、そしてその内容についていかに透明性を確保していくかということであろうかと思います。  国民の...全文を見る
○倉田委員 長官も今、国民の皆さんの政治あるいは政治家に対する不信、政治不信がもう頂点の、それくらいまで達しているということはおわかりだと思うのです。今長官は、自治大臣のお答えもそうでございましたけれども、制度改革をするのが望ましい、こういうふうにお答えになったわけですけれども、...全文を見る
○倉田委員 自治大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  今、政治家の報酬の話がございましたけれども、特に地方議員の方々の場合、いわゆる市町村というよりも町村議員によっては、いろいろさまざまな経費を差し引かれて手取り額が十五万円に達してないケースも多いかと思います。今、長官は、い...全文を見る
○倉田委員 先ほど自治大臣のお答えの中に、いわゆるこの政治不信を解消するにはまず政治家自身の倫理、これがまず大事である、こんなふうにお答えになりました。  あとは官房長官に残された時間お聞きしたいと思うんですが、いわゆるロッキード、リクルート、共和、佐川、その政治不信をますます...全文を見る
○倉田委員 さまざまな御意見の中には、今お答えにもありましたけれども、必要なのは政治改革なのではなくて政治家改革だ、こういう御意見も国民の中にも結構あるかと思うんです。  それでは、どうしたらその政治家改革ができるのか。これはもはや私も、今長官から御答弁いただきましたけれども、...全文を見る
○倉田委員 総理も所信の中で「きょうの後にきょうなし」というお言葉をお使いになりました。それは政治改革に対する強い熱意をあらわされたものだと私は受けとめております。そうであるならば、では具体的にどういう手順で、いつまでに実現をしていくのか、今国会でできるのかどうか。また、できるの...全文を見る
○倉田委員 私は、最初の方で、官房長官が御尊父の後を受けて、二十七年くらい前に平塚駅頭で強い熱っぽい口調で街頭演説をされておられたことを覚えておる、心の中に残っておると申し上げました。今長官の御答弁を聞きながら、その言葉の中に、また言葉じりをとらえるようで恐縮でございますが、私ご...全文を見る
○倉田委員 大臣、お願いします。
○倉田委員 女性の方が産みやすい環境をどうつくるか、その産みやすいということだけに重点を置きますと、女性の方から見れば、女性は子供を産む道具ではないんだ、こういうふうな御意見もあるのだろうと思うのです。しかし、どう子供を、二十一世紀を預かる未来の宝を育てていくのかということは、こ...全文を見る
○倉田委員 私が今お尋ねをしたかったのは、今厚生大臣御答弁いただいたのは、今までの在宅介護を充実していこうというこういう延長上の施策であろうかと思うのです。私が今お尋ねをしているのは、これから二十一世紀を迎えたときに、一方で出生率というのは静止状態まで、二・一までは戻らない、そし...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、最後に、私は、もっと根本的な視点から介護のあり方というものは変えていかなければいけないのではないのか、そういう意味からすれば、例えば介護休業制度であるとか、それもきちんと、もう法案化していかなければいけないと思いますし、また、近い将来の中でいけば...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○倉田分科員 公明党の倉田でございます。  私は、まず最初に廃棄物処理に関してお伺いをいたしたいと思います。  建設省は、中間処理工場としていわゆる再生工場システムを奨励をしていると聞き及ぶわけですが、これは具体的にどのようなものなのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
○倉田分科員 再生工場システム、再処理システムというのか、これは非常にこれから大切なことになってくると思いますので、ぜひまたよろしくお願いをしたいと思います。  それから、不法投棄が相変わらず行われているとの指摘があるわけですけれども、まずこの不法投棄の問題につきまして、建設省...全文を見る
○倉田分科員 確実に処分が行われるということだと思うのですけれども、産業廃棄物が建設省発注の工事において適正に投棄をされているのか、処理をされているのかどうか、その辺をきちんとやはり確認をしておくことが大切だと思いますので、ひとつこれもよろしく監督をお願いしておきたいと思います。...全文を見る
○倉田分科員 この問題も、やはりリサイクルにかかわる人たちがもうこれではやっていけないということでいなくなってしまえば、制度を幾ら整えてもどうしようもないわけですから、この人たちがきちんとやっていけるようにひとつお願いしておきたいと思います。  そこで、次の問題に移りたいと思い...全文を見る
○倉田分科員 高木、低木ということでいわゆる植栽がなされておるわけですけれども、これが今局長お答えいただいたように、やはりグリーン化が先みたいな形になってしまうとどうしようもないと思うんですね。確かに対向車線において遮断光、光の遮断ということは、これは交通安全上特に重要ではあろう...全文を見る
○倉田分科員 ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、三点目の問題に移りたいと思いますが、熊本市内を白川という一級河川が流れております。平成二年の七月には阿蘇地方に非常に大きな雨が降りまして、この白川の河川、本当にもう一歩で熊本市内が水浸しになるのではないかという状...全文を見る
○倉田分科員 平成二年の七月の水害のときは白川本川自体は辛うじてはんらんは免れたという状況だったと思うんですが、いわゆるその支流、白川本川に流れてくる支流については、今御答弁いただきましたように結構溢水をし、はんらんをしたところが多かったわけです。  そこで、その白川に流れてい...全文を見る
○倉田分科員 その大井手川は具体的に逆流防止のための水門をつくってほしいという強い要望がある。これについては建設省が責任を持って対応していきたい、こういう御返事の御答弁とお伺いをしておきたいと思いますが、今河川管理者という言葉がありました。この河川管理者という言葉を言っていきます...全文を見る
○倉田分科員 ぜひともこれはよろしくお願いいたしたいと思います。  大井手川は一の井手、二の井手、三の井手と分かれていて、一の井手、二の井手は農業用水として非常に重要な役目を果たしている。これは私も承知いたしておりますが、三の井手の方は既に生活排水みたいな形で白川に流れていると...全文を見る
○倉田分科員 時間が参りましたので、以上で終わります。
03月24日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、まず最初に、肉用子牛生産者補給金制度についてお伺いをしたいと思います。  二月二十三日に行われました当委員会におきまして、この問題は質問をさせていただいております。そのときに、黒毛和種、赤毛和種、いわゆる黒牛、赤牛の区分の問...全文を見る
○倉田委員 もう一点、その区分の問題と同時に、今大変赤牛生産農家の方が、午前中も質問出ておりましたけれども、困っておられる。その総合的な対策について再度お伺いをしておきたいと思います。
○倉田委員 ぜひともよろしく後は実行していただきたい、このように再度お願いを申し上げておきたいと思います。  そこで、このいわゆる生産者補給金制度の一般的な仕組みについてお伺いをしておきたいと思います。  この制度は、いわゆる保証基準価格を下回って、かつ合理化目標価格を上回る...全文を見る
○倉田委員 今の質問にも関連をしていくわけでございますけれども、牛肉の輸入自由化開始以降、牛肉の枝肉卸価格が安定基準価格を下回る、こういうこともあると思いますけれども、現状のこんな場合、枝肉の卸価格が安定基準価格を下回った場合、制度上においては畜産事業団が買い支える、買い支えるこ...全文を見る
○倉田委員 牛肉の輸入自由化の問題につきましては、いわゆる緊急輸入制限、セーフガートがあるわけですけれども、この問題も、いわゆる輸入数量の伸びの設定が高過ぎる、あるいは価格下落が要件に入ってないということで、実際にはセーフガードが機能してないのではないかこういうことも新聞等で指摘...全文を見る
○倉田委員 御承知のように、本年度の四月から牛肉の関税率については五〇%に引き下げられる、こういうふうになっております。現在の関税率でも、既に畜産経営農家の方々にとっては今のような厳しい状況がある。四月から関税率が五〇%に引き下げられた場合、そうなった場合、その輸入量と価格はどん...全文を見る
○倉田委員 今までのお話の中で出ているのかもしれませんけれども、非常に大変な事態を迎える、そんな場合に、肉用牛経営を安定的に支えるためには、私は、今その制度の問題についてお答えをいただいたわけですけれども、この補給金支払い制度で支えていくんだというお話ですが、その制度自体も本当に...全文を見る
○倉田委員 私は、政府がどんな方向を向いて政策を誘導されるかということは大変重要な問題だと思うのです。私は、今その政府の方向というのを考えるときに、いわゆる国際競争という価格競争の中において、ともかく値段を安くしてこれに打ちかっていこうという大きな流れの中で、実は国内生産者の方々...全文を見る
○倉田委員 まさにこれは農業全体の問題でもあるわけでございますけれども、担い手をどうするか。畜産の問題に限ってみても、先ほど労働時間のお話もございましたけれども、お父さん、お母さんが一生懸命、本当に朝から晩まで一線で額に汗して働いておるのになかなか報われない。一方で、何となく会社...全文を見る
○倉田委員 な言葉を返すようで恐縮ですけれども、今の畜産経営の現状はゆとりとかそういう時点の問題ではないのだと思うのですね。一生懸命働いても報われないな、これが問題なんだと思うのです。一生懸命働いて報われる、働けば働くほど収入として入ってくる、そうであれば、やはりおれもやろう、頑...全文を見る
○倉田委員 新政策において畜産がどんなふうに位置づけられていくかということを考えるならば、これからどんな地域で、どれくらいの規模で、経営者数はどのくらいで、あるいは組織的経営体、個別的経営体、これも示されていくんだろうと思いますし、その過程の中でやはり地域それぞれの実情をきちんと...全文を見る
○倉田委員 議論が残ってしまいましたが、時間が参りましたので、以上で終わりたいと思います。  石破次官にも御答弁いただこうかと思っていたのですが、質問できなくて申しわけございませんでした。また、次の機会に譲りたいと思います。  終わります。
04月06日第126回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  本日は、平成元年度の決算ということでございますが、まずこれに関連して、既に平成三年度の検査報告書も出ておりますので、会計検査院の方にまずお伺いをいたしたいと思います。  検査報告書は、まず「不当事項」というところがありまして...全文を見る
○倉田委員 それからもう一点、建設省でいわゆる直轄の工事をされておるわけでございますが、この直轄公共事業の総額、これも平成元年度と平成三年度、検査院として承知をしておられますか。
○倉田委員 検査院の指摘では、まずこの補助金の過大交付について、元年度七千五百四十万円、それから二年度は少し少ないみたいですが、三年度になりますと六千四百三十六万円という過大交付についての指摘がございます。  今のお答えいただきました補助事業、それから直轄公共事業の総額五兆から...全文を見る
○倉田委員 直轄事業に関しては後でまた、今マスコミ等で騒がれておりますいわゆる建設業界の献金問題と絡んで、もう一度お伺いをいたしたいと思いますが、検査院のこの報告書を拝見させていただいておりますと、いわゆる不当事項あるいは補助金の過大交付が、先ほど申し上げましたように元年度七千五...全文を見る
○倉田委員 国民の血税をどのように使ったかということでは、午前中からも指摘をされておりますとおり、決算委員会の重みというのは重要なものでございますし、また、決算という意味から、国民の目から見てああなるほどと納得できるし、わかりやすい報告でなければならないだろう、こういうふうに思い...全文を見る
○倉田委員 押収をされた証拠資料というものは、確かに公判維持ということで押収されたのだとは思いますけれども、その資料の中からこれは犯罪だなと思われる端緒、きっかけがあれば、これは捜査当局としてもまた鋭意その解明に努めていかなければならないであろう、これは当然のことだろうと私は思い...全文を見る
○倉田委員 どこの質問のときも大抵、捜査中であるとか捜査の中身の問題でありますということで、お答えをいただけないわけですけれども、これは明らかにできる機会があれば何らかの形できちっと明らかにしていただきたい。明らかにしていただきたいというよりも、明らかにする必要があるのではないの...全文を見る
○倉田委員 私は今、汚職が成立しない場合をお聞きしたのではなくて、成立する場合を端的にお答えいただきたかったわけですが、その後段の部分に、いわゆるあっせん収賄罪のお話をなさいました。  御答弁は刑法の条文どおりお答えをいただいたわけでございますが、そのあっせん収賄罪に関連して、...全文を見る
○倉田委員 一般論でお聞きをしたわけでございますけれども、例えば政治家の場合、今回の場合も適法、適正に処理をされた献金もありますでしょうし、あるいは裏献金と呼ばれる場合もあったわけでございますが、その金を受け取った、そして政治的影響力の行使もあった、さらに今請託というお話がありま...全文を見る
○倉田委員 私も今御答弁いただいた趣旨はよく理解できるつもりでおるわけでございますが、いわゆる政治家と金、これは国民の目から見たら非常にわかりづらい。それが一つの政治不信の大きな原因になっている。今回のいわゆる建設業界の献金の問題あるいは政治家の影響力の行使、こういう問題について...全文を見る
○倉田委員 国税庁として、いわゆる政治資金の使途、これは具体的な事件が起こったケースではなくて一般論の、課税申告の時期において、あるいは申告をそれぞれ政治家がするときに、その政治資金の使途あるいは雑所得の経費等々、これはどういう形で今調査をしておられるわけでしょうか。
○倉田委員 今回の建設業界の献金の問題については、いわゆる企業の使途不明金という点も非常に大きな問題となっているわけでございます。午前中のお答えの中にも、百八十社、三百八十二億円の使途不明金があった、そして、これは一社当たり二億円くらいに当たるという御答弁もございました。  使...全文を見る
○倉田委員 まさに今お答えの中にありましたように、法人自身は使途をわかっておったとしてもその使い先を明らかにしないというケース、これは国税庁の方にしても多分おわかりになるんじゃないのかなという気がしてならないわけでございますが、使途を明らかにしない、実際に実情を、これを何に使った...全文を見る
○倉田委員 そこで、建設業界からのやみ献金あるいは使途不明金の処理ということに関して建設省にお伺いをしたいと思いますが、建設業界からのいわゆる政治献金の実態について、建設省としては、建設業界の事業活動状況あるいは会計処理方法などを調査したい、こういうお答えで、その実施方法を詰めて...全文を見る
○倉田委員 建設大臣にお伺いをしたいと思います。  大手ゼネコンからのいわゆるやみ献金問題というのがマスコミの新聞紙上で騒がれております。建設大臣、この大手ゼネコンのやみ献金問題についてどのような御認識であるか、お伺いをしたいと思います。
○倉田委員 清水建設が作成した政治家五十七人を五ランクに分けた政治献金リストが公開をされたわけでございますが、建設大臣はBランクという位置に位置づけられているという形で報道されておられました。このメモというか、このランクそのものについては大臣は関知しておらないので全くコメントはで...全文を見る
○倉田委員 恐らくお答えの趣旨は、薄く広く建設業界からも献金を受けておる、こういうことですので清水建設も中に入っておるのだろうと思うのですが、その薄く広く建設業界からどの程度もらっておられるか、あるいは、その中の一つとして清水建設から幾らもらっておられるか、これは大臣として自分の...全文を見る
○倉田委員 いずれも適法、適正に処理をされておるということでございますので、一番最後にこの問題はもう一度、建設大臣のいわゆる政治資金の透明性という観点からお伺いをしたいと思いますが、その前に、建設大臣は公共工事の主管大臣であるわけでございますが、ゼネコンから献金を受けられるという...全文を見る
○倉田委員 関連してまた最後にお伺いをしておきたいと思うのですが、その前に、いわゆる公共工事の発注の問題について、これは公正取引委員会、建設省にお伺いをしておきたいと思います。  一九九〇年から例えば十年間公共投資四百三十兆やりますという対外的公約があります。この四百三十兆もの...全文を見る
○倉田委員 大臣にも少し御認識をお伺いしたいと思います。
○倉田委員 公正取引委員会の方に、現在の指名競争入札制度、いわゆる談合の温床になっていないかどうか、この点について御意見をお伺いしたいと思います。
○倉田委員 会計検査院にもう一度お伺いをしておきたいと思うのですが、現在の公共工事の発注手続が適正であるのかどうか、これは予定価格、例えば見積もりをされるときに、通称電話帳と呼ばれる基準価格をもとにして予定価格を立てていかれるのだろうと思うのですが、この点も含めて予算というものが...全文を見る
○倉田委員 今、公共工事の発注の問題については、指名競争入札制度自体の問題、それから予定価格のあり方の問題が指摘をされているわけでございますが、そのほかに、いわゆる共同企業体の問題、さらには企画設計の見積もり、インハウスというのですか、官庁でやっておるというこのインハウスの公開の...全文を見る
○倉田委員 共同企業体の問題でいけば、確かにお互いに技術力を補完し合うという意味での共同企業体のあり方は適正かと思うのですが、ただ単に名目的に大手の企業と地方の業者とが合体をしてどこかで手数料だけ取ってしまう、そういうあり方であってはならないだろうと思いますし、そこからいわゆる政...全文を見る
○倉田委員 建設大臣のいわゆる政治団体、これは官報に掲載をされている分でございますが、その資料、これで全部なのかどうかちょっとわかりませんけれども、一応私は拝見させていただきました。その中に今回の建設業界からの献金の問題、大臣は適法、適正に処理をされているというふうにお答えでござ...全文を見る
○倉田委員 建設大臣の御答弁でございますが、建設大臣御自身の後援会あるいは政治団体、その透明性はどうも必ずしも確保されてないな、こういうふうな印象を受けてなりません。お互いに政治家として政治と金の問題をすっきりできるように、国民の皆さんの目から見ても政治家が裏と表をつくることがな...全文を見る
04月06日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  きょうは、お三方の参考人にはいろいろと御示唆に富む御意見を賜りまして、大変にありがとうございました。日本の漁業を振興していくというこの目的のために、私は二つの視点に整理をして考えてみたわけでございますが、一つは、先ほどもお話に...全文を見る
○倉田委員 大変ありがとうございました。  それから、続いて菅原参考人にお尋ねをしたいと思います。  私が申し上げました活力のある漁業と漁村の再生、魅力ある集落、それから漁業自体が魅力のある仕事になっていかなければいけないのであろう、こう思うわけでございますが、そのために、令...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。  それでは、深田参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほど西之表の漁協の合併に至るまでの種々のお話を聞かせていただきました。お話の中で、合併に至るまでの御苦労も経過も、簡単にというか抽象的にしかお述べになりませんでしたけれども、これから...全文を見る
○倉田委員 深田参考人、済みません、後継者の担い手の問題で、これがなかなか育たないという点について、現場におかれてどういう御感想を持っておられるか、それをお聞かせいただければと思うのです。
○倉田委員 以上で私からのお尋ねを終わりたいと思います。大変ありがとうございました。それぞれ今後の審議に十分生かさせていただきたいと思います。  以上で終わります。
04月08日第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず、平成三年九月に起こりました台風十九号による林業被害、これによりまして相当の風倒木、いわゆる木が倒れまして、福岡ドームの四、五杯分の風倒木が出た、こんな報道もなされておるわけでございますが、この風倒木の復旧というか処...全文を見る
○倉田委員 今、平成七年度末まで、これは激甚災指定期間ということだろうと思うのですけれども、一〇〇%終わるようにし。だい、こういうことでございますが、現実には今林業基盤の整備のおくれとか林業労働者が非常に不足をしている、そういう現実を思いますと、果たしてできるのかな、こういうふう...全文を見る
○倉田委員 台風十九号の林業被害、なかんずく風倒木、これがいまだになかなか処理をされてない。そういう山を見るたびに、山を守るということの大切さを改めて思うわけでございますけれども、なかなか回復ができない現状を思いながら、例えば治山治水という観点からも山の大切さということは今さらに...全文を見る
○倉田委員 これは私は前にも質問させていただいたことがあるわけですけれども、川上のいわゆる中山間地域の山が荒れる、あるいは被害を受ける、この二次災害によって被害を受けるのが川下の地方自治体、市街地域である。こういう意味から考えれば、山が荒れたとき、あるいは今回みたいになかなか風倒...全文を見る
○倉田委員 最後に、風倒木の問題で林野庁にもう一点お伺いをしておきたいと思います。  今回の災害に関していわゆる植林のあり方ということも問題になったのだろうと思うのです。そういう意味からすれば、植林そのものも、災害に強いという視点から、あるいはその一方では治山治水という観点もあ...全文を見る
○倉田委員 続いて、ずっと質問に出てまいりましたけれども、雲仙・普賢岳噴火災害の件についてお伺いをいたしたいと思います。  重複をできるだけ避けながらお聞きしたいと思いますけれども、きょうは気象庁にもおいでいただいていると思いますので、雲仙・普賢岳火山活動の今後の状況、それから...全文を見る
○倉田委員 その予想というのはなかなか難しいだろうと思うのですけれども、これは今後どのように推移をしていくのか、あるいは今終息に向かっているのか、あるいはまた全然わからないのか、その点の今後の方向といいますか、それはどうなんでしょうか。
○倉田委員 島原市、深江町の被災者の方々は、もう二年近くも大変な生活をされておられる。今後も、一体いつになったらこの火山活動は終わるのだろうという大変な不安感の中で過ごされることになるわけでありまして、政府も、午前中の質問が出る中で、いろいろ対策は立てておられると思います。  ...全文を見る
○倉田委員 事業者に対する援助とか、あるいは職場に勤められる方々、雇用者に対する支援とか、いろいろな具体策があると思いますので、これは引き続きお願いをしておきたいと思います。  それから、土石流対策については既にお話がございましたので、私の方からは質問は割愛したいと思います。 ...全文を見る
○倉田委員 それから、島原の被災地の基盤整備としての道路計画はどんなふうになっているのか、これは建設省に。  そして続いて、農地整備と農業の振興、農民の方々については相当多くの自分たちの農地を奪われたことになるわけでございますので、今後どんなふうにその農地の整備と農業の振興を図...全文を見る
○倉田委員 ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  それから、続いて地震の対策についてお伺いしておきたいと思います。  先般、釧路沖地震で相当な被害を受けました。その釧路沖地震そのものではなくて、例えばこの東京に釧路沖地震クラスの激震が起こった場合東京は一体どうなるんだ...全文を見る
○倉田委員 東京をそのような大激震が襲った場合、例えばいろいろな現在の構造物が果たして安全なのかどうか。こういう視点からでございますけれども、例えば一つ、JR、私鉄の軌道交通網の安全は大丈夫なのか、そして現在の設計の安全性はどのクラスの地震まで耐えられるようになっているのか、この...全文を見る
○倉田委員 設計する以上は、大丈夫だろう、こういうことでなされておるのだと思うのですけれども、しかし地震というのはどういう形で、本当に予想もつかないような状況で起こってくる、こういうふうに思います。特に南関東地域、最近特に沿岸部であるとか、あるいは今まで利用されてなかった地盤の弱...全文を見る
○倉田委員 釧路沖地震でいわゆるライフラインが非常に寸断されたということで問題になりました。きょうはこの中で、例えば都市ガスであるとか、あるいは通信ケーブルであるとか、地下道、地下街、地下下水道、こういう施設、例えば東京にそういう大激震が起こった場合、これらがきちんとその機能を発...全文を見る
○倉田委員 果たして大丈夫なのか、こういう危機感をなお持つわけでございますけれども、最後に、いわゆるこの東京あるいは大都市圏の地下、例えば地下鉄が走り、下水道が走り、あるいは地下街ができ、いろいろな形で都市の地下というのは人工的になっているのだろう、こう思うわけです。  ところ...全文を見る
○倉田委員 以上で質問を終わりますが、長官、ぜひともしっかり研究をしていただいて、実現をできるように頑張っていただきたいと思います。  終わります。
04月09日第126回国会 衆議院 本会議 第18号
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○倉田栄喜君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案と特定農山村地域における農林業等の活性化のための基盤整備の促進に関する法律案、農業機械化促進法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に対し、質...全文を見る
04月12日第126回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に政府開発援助についてお伺いをいたしたいと思います。  ただいま平成元年度の決算でございますが、会計検査院指摘の検査報告によりますと、政府開発援助については平成二年度と平成三年度にそれぞれ数字が出ております。例...全文を見る
○倉田委員 私があえてこの数字をどのような数字なのかと確認をいたしましたのは、いわゆる政府開発援助、最近いろいろな議論がある中で、我が国は総額一体どれくらいやっているのだろうか、これを見るときになかなかわかりづらい、こういう思いがありましたので実はお聞きをしたわけでございます。 ...全文を見る
○倉田委員 そこで、また改めてお伺いをしたいわけでございますが、当委員会は決算をやっておる。今一応予算ということでお答えをいただいたと思うのですが、元年度、二年度、三年度、それぞれの実績としての決算が幾らになったのかということについてはなかなか難しいというお話でございましたが、こ...全文を見る
○倉田委員 今実績ということでお伺いをいたしましたけれども、実績というのは暦年ということで、一月から十二月までの実績の数字というふうにお聞きをしております。これは、OECDの方で統計をとっておられる関係でそういう実績額が出てくる。予算の方は、四月から翌年の三月三十一日まで、これを...全文を見る
○倉田委員 ODAの総額あるいは予算、決算というものが各十八省庁にまたがりながら、そしてその省庁の中にそれぞれの項目に分かれておって、予算項を見ても非常にわかりづらいなという印象を持つわけでございます。  検査院として、このODA、国民の関心も非常に高まってきているわけでござい...全文を見る
○倉田委員 外務省にお伺いをいたします。  検査院の方から平成二年度、三年度、それぞれODAについて指摘をされておられますが、これに対して外務省としてはどのような対応をなさっておられますか。
○倉田委員 次に、カンボジアのPKOについてお尋ねをいたしたいと思います。  カンボジアの国連選挙監視員の中田厚仁さんが射殺をされるという大変不幸な出来事が起こりました。中田さんの御冥福を心からお祈り申し上げまして、また御家族の方に弔意を申し上げたいと思います。  そこで、こ...全文を見る
○倉田委員 今回の中田さんの事件が起こって、日本国民は、あのカンボジアの一番危険なところにも日本のボランティアの方がおられるんだなということに改めて注意を喚起されたと思うのです。そこで、現在カンボジアでは日本人のボランティア活動というのは、例えば人数であるとか規模であるとか、どの...全文を見る
○倉田委員 これらの方々の安全対策ということについては種々質疑がございました。ひとつ十分な安全対策を図っていただきたいと思います。  そこでもう一つ、今少しお答えもいただきましたけれども、これらのボランティア活動に対する日本国としての支援、これは具体的にどういうふうになっておる...全文を見る
○倉田委員 この問題、あえて外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、本当にとうとい今、ああいう形でお亡くなりになった中田さんを顕彰する意味で、日本政府として何ができるか、いろいろな形があるのだろうと思いますが、外務大臣はどのようなお考えをお持ちでしょうか。
○倉田委員 ぜひ日本政府として十分な対応をしていただきたい、これは強く要望しておきたいと思います。  そこで、この事件、だれがどのような形で行ったのか、これは調査中ということでございますが、いわゆるカンボジアの選挙が始まる中で、ポル・ポト派、非常に妨害活動も顕著になっているよう...全文を見る
○倉田委員 ポル・ポト派が総選挙に参加しないという宣言をする中で、一方でカンボジアの民主化のために選挙は進めなければいけない。中田さんの非常に不幸な事件が今後ともあり得るかもしれない、そう思うときに、総選挙に対する我が国の支援のあり方、ボランティア活動だけに頼っている現状、あり得...全文を見る
○倉田委員 カンボジアで我が国のPKO活動を展開されたわけですけれども、第一陣として行かれた方が帰ってきておられます。  そこで、今の時点において、このカンボジアのPKO活動の第ータームといいますか、その評価、それから、今後どういうふうに見通しをしておられるのか。これはそれぞれ...全文を見る
○倉田委員 今お答えをいただいたわけですけれども、第一陣の方がお帰りになって、現地での感想あるいは反省なり、それぞれの自己評価というものをいろいろな形で発表なされると思うのです。今長官もお答えいただきましたけれども、電話代が高かったとか、一日の手当として一万六千円あるけれども所得...全文を見る
○倉田委員 これは外務大臣にお伺いをしたいのですが、お答えいただければと思います。  司法制度の問題である外国人弁護士問題がガット・ウルグアイ・ラウンドではサービス貿易、通商の関係で交渉されております。この場所が適当なのかどうかというのを今から言ってもしょうがないのですが、この...全文を見る
○倉田委員 法務省にもお見えいただいておると思いますが、法務省としてこの問題をどのように現在とらえておられるのか。いわゆる日弁連との意見交換、十分に行われているのかどうか、お尋ねしたいと思います。
○倉田委員 いわゆる論点の整理あるいは事実関係の認識等についていろいろ議論がなされておりまして、私もその中身はある程度承知をしておりますが、この論点の整理あるいは事実関係の認識について、外務省としてはどのように整理をされておられるのか、これを確認の意味でお伺いをしておきたいと思い...全文を見る
○倉田委員 この問題も日本の米と同じような形で弁護士の中では言われておりますので、ひとつ慎重に、そして十分に対応をしていただきたい、こう思います。  次に、いわゆる旧ソ連でいわゆる放射性物質、この管理の問題についてお聞きをいたしたいと思います。  いわゆるこの放射性物質、二十...全文を見る
○倉田委員 その条約があって、そしてしかもその条約に違反する事実がある。そしてしかも、やむを得ないから今後も続けるみたいな形がそのまま許されるようなことがあっては、これはどうにもならないという気がしてなりません。これは日本政府としても断固たる態度と決意で、この問題はまあ環境汚染と...全文を見る
○倉田委員 それから、いわゆるこの放射性廃棄物質はかつてアメリカも投棄をしていた事実があった。これは現在も海中に沈んだままになっていると思うのですが、この海中に投棄された放射性物質の人体、環境への影響、これはかってアメリカが投棄をした分も含めて、私は、それぞれの箇所がわかっている...全文を見る
○倉田委員 これは一回調査をして安全だったからということで済む問題ではないと思いますし、やっぱり年々歳月の経過とともにどういうものがまた漏れてくるかわからないということを考えれば、定期的、継続的に影響調査というものをする必要があるのではないのか、こういうふうに考えますので、そうい...全文を見る
○倉田委員 こういう爆発事故があったときに一番最初に知りたいのは、どの程度の規模で、いわゆる生命の安全にどのような影響を及ぼすのか、どのくらいの範囲まで広がるのか、日本としてこの事故に対して、日本自身の安全性あるいは影響があるのかないのか、こういうことを知りたいと思うのですね。で...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、最後に一点だけ外務大臣にお伺いをいたしたいと思います。  実は質問を残してしまったのですが、いわゆる対ロシア支援とそれから北方領土の問題でございます。  いわゆるロシア支援の緊急性が非常に叫ばれている中で、従来北方領土の交渉の中で政経不可分の...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
04月13日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず、今回の農業災害補償法の一部を改正する法律案でございますが、この農業災害補償法の目的についてお伺いをいたしたいと思います。  御承知のように、本法が農業災害対策の基本的な制度である、そしてこの法律の目的とするところ...全文を見る
○倉田委員 これも先ほどの質疑の中に出ておりましたけれども、今回の改正が、例えば米の需給、需要の観点から、米から他作物へ転換をする、今まで条件不利地域でつくられていた米、例えば中山間地域については高付加価値型の畑作にした方がいいだろう、こういうお話もございましたけれども、そういう...全文を見る
○倉田委員 基本的には、農業災害補償法が農業災害対策、これにある。保険である。そうすると、保険というものがどういうものかということを考えると、保険は本来、先ほど言いましたように災害対策である、この災害対策としての観点から見るのが一番基本ではないのか。さらにもう一つ、農業経営の安定...全文を見る
○倉田委員 私も、中山間地域対策が本制度だけでということを考えているわけではないわけですけれども、この法律の改正が、今まさに問題になっている中山間地域の集落の維持活性化ということに関してどういうふうに機能をし、どういうふうな影響を及ぼしていくだろうか、そのことを実は心配をして、議...全文を見る
○倉田委員 中山間地域というのは国土の保全、治山治水、こういう視点から見ても非常に大切な役割を果たしているわけであって、またその役割は、その地域に住んでおられる方々、あるいは集落として存在をしているからその機能が果たされているという面もあるわけでございますので、今回の農業災害補償...全文を見る
○倉田委員 それから、いわゆる新政策が発表されておるわけでございますが、今回の改正が新政策に沿って、例えば個別的経営体あるいは組織的経営体育成という視点も入っているというふうに承知をしておりますが、具体的にはどのような形で、この個別的経営体、組織的経営体の育成という視点からの対策...全文を見る
○倉田委員 これは大臣にちょっとお伺いをしておきたいと思いますが、今まで申し上げたことをまとめる意味でもございますが、例えば、今回の改正で大きな影響を受けるのはやはり被害率の高い地域であろう、こういうふうに思うわけです。  そこで、今回の改正が農業経営の安定に大体どんな影響を及...全文を見る
○倉田委員 最近特によく思うことなんですけれども、今回の改正がいわゆる共済事業、共済組合そのものの経営基盤という視点もあるかと思うのですけれども、やはり現場の生産者、個々の農家、農民の方々にどういう影響を与えるのか、この方々に本当に営農意欲、生産意欲がわくような視点からこの制度の...全文を見る
○倉田委員 それから、今回全相殺農家単位方式というのを幅広く導入をしようということになっているみたいですが、全相殺農家単位方式を導入する場合の一定の要件、経営規模はどの程度を想定しておられるのか、またどのくらいの農家数が全相殺方式に移行すると考えておられるのか、この点を確認したい...全文を見る
○倉田委員 次に、蚕繭共済について、今回国庫負担の合理化がなされようとしているわけでございますが、この件についてお伺いいたします。  まず、いわゆる養蚕農家、これは非常に減少をしてきているわけでございますが、養蚕農家の方々の中にも、強い危機感を持つと同時に、外国にも負けない強い...全文を見る
○倉田委員 養蚕農家の方々にとっては非常に経営が厳しい状況にあるかとは思うのですが、そういう農家の方々にとって、今回の法改正、現行の超異常全額国庫負担方式が変更されますと、これがどういうふうに影響を及ぼすのか、この点についてはどんな認識でございますか。
○倉田委員 これが変更されることによって、農家の負担増、これをどの程度と考えておられますか。
○倉田委員 最後に、この養蚕業について、大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  養蚕業が伝統的な日本の一つの産業である、一つの伝統であり、また文化でもあるようなところもあるわけだと思うわけでございますが、いわゆる輸入等の問題も一方であり、養蚕農家の方々が非常に減少をしてきてお...全文を見る
○倉田委員 これは大切なことですので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。
04月16日第126回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に、公害の根絶、地球環境の保全、そういった視点から、通産省の産業政策とも絡みながら、水俣病事件、水俣病を二度と起こさない、ノーモア保ミナマタ、この視点からお伺いをいたしたいと思います。  三月二十五日に熊本地裁...全文を見る
○倉田委員 もう少し中身にも触れた御答弁が欲しかったわけです。  環境庁にも、この判決を受けてどのようにお考えになっておられるのか、お尋ねをしておきたいと思います。
○倉田委員 極めて厳しい判決であった、国の主張が認められなかった、理解されなかった。それは、裁判は双方の主張を争うわけでございますから、判決に対してそのように考えられても、そういうこともあるのだろうと思いますけれども、私が今時にお尋ねしたい、こう思ったのは、水俣病が起こった、これ...全文を見る
○倉田委員 産業政策あるいは行政のあり方として、そういう意味で言われたのであるならばお答えいただいたことも理解できなくもないわけですけれども、しかし、行政の根本的な仕事は国民の生命財産を守っていく、あるいは新たに未来に向けて、今地球環境の問題盛んに言われておるわけですけれども、環...全文を見る
○倉田委員 それからもう一点、三月二十五日の熊本地裁判決については国も控訴をされたわけでございます。一方で福岡高裁、もう何回もの強い強い和解勧告の所見が出されておるわけでございます。被害者と言われる方々の平均年齢は既にもう七十近いという高齢であり、この水俣病が解決をされないという...全文を見る
○倉田委員 ともかく早期に解決をしなければ、本当に無念の思いで亡くなっている方々が一日一日後を絶たないという状況を思っていただきたいというふうに私は申し上げたいのであります。そういう意味からすれば、控訴をされた高裁の中でも結構でございますので、何とか和解の方向で解決できる道がない...全文を見る
○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  午前中、私は水俣病に関連して質問をさせていただきました。いわゆる水俣病そのものが国の産業政策の結果として引き起こされた病気なのではないかという指摘があることをも引用させていただきながら質問させていただいたわけでございます。 ...全文を見る
○倉田委員 法律として大気汚染防止法があり、あるいは水質汚濁防止法があり、それらの法規制の中で排水、廃液が今なされておるのだろうと思います。それは、ある意味では、現行で定められておる法の規制以下、あるいはそれぞれ地方自治体ごとにさらに厳しい規制が実施されているところもあるかと思い...全文を見る
○倉田委員 お答えを聞きますと、もう日本にはこれから公害は絶対に起こらない、こういうふうにも聞こえるわけでございます。ぜひそういうことでありますように、引き続きしっかりと施策を講じてほしい、こういうふうに要望いたしたいと思います。  続いて、中小企業、いわゆる景気不況が叫ばれる...全文を見る
○倉田委員 お答えいただいて多少安心した面もございますけれども、その施策が十分に生かされるように、その運用にも十分な対策を図っていただきたい、こういうふうに思います。  そこで二点目でございますが、いわゆる下請企業と親企業、下請企業というよりも協力業者と私は呼びたいのですが、言...全文を見る
○倉田委員 いわゆる不況のしわ寄せというものが中小企業の下請のところに来て、下請の方でさらにあえいでしまう。それは、単価の決定、もっと安くしてくれ、あるいはもっと納期をスピードアップしてくれ、こういう要望がある一方で、代金についてはもっと手形を延ばしてみたいな、そういうことも現実...全文を見る
○倉田委員 今、ともかく景気の底入れから上昇していこうという、希望的に見ればそういう状況も見えないわけでもないわけですから、今御答弁いただきましたようにその官公需の割合をもっとふやしていただければ、これは特にお願いしたいと思います。  それから、いわゆる時短と労働力確保、この問...全文を見る
○倉田委員 時間がなくなってまいりましたので、大臣にお伺いをいたしたいと思います。  いわゆる中小企業の問題の中で、中小企業の事業承継の円滑化を図るために、個人事業用資産の後継者への贈与について、生前相続特例制度を創設する必要があるのではないのか、こういう御意見があるわけでござ...全文を見る
○倉田委員 最後に、いわゆる製造物責任についてお伺いをしておきたいと思います。  一点は、いわゆる製造物の欠陥に伴う補償に関して、通産省として今どんな取り組みをなさっておられるのか、これを確認しておきたい。  それから大臣に、我が党から公明党製造物責任法、いわゆる製造物責任法...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
04月19日第126回国会 衆議院 決算委員会 第7号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に国連平和維持活動、いわゆるPKOについて、官房長官及び防衛庁にお伺いをいたしたいと思います。  PKO活動につきましては、第一次部隊が日本にお帰りになった。これを受けまして、内閣としてもその中間の報告をされな...全文を見る
○倉田委員 官房長官のお答えをいただいたわけでございますけれども、カンボジアの情勢に関しては緊迫をしているけれども総体の骨組み的事態は変化はないであろう、こういうお答えでございました。  しかし、新聞等の報道によれば、ポル・ポト派の動向は非常に気にかかる。事務所を撤退をされた、...全文を見る
○倉田委員 私、今申し上げましたように、武器の携帯、小銃の携帯というのが非常に現実性のある話となってくるような緊迫した情勢になっていると思うのですね。今お答えは、必要に応じて現地の部隊長なり大隊長なりの判断に任せるということですけれども、これ、一たん事が起こったら現地の大隊長の判...全文を見る
○倉田委員 カンボジアの総選挙についてお尋ねをしておきたいと思います。  いわゆる中田さんがああいう形で本当に不幸な死を遂げられた、とうとい殉職である、こういうふうに思いますが、そういうわけで、いわゆる国連の選挙監視ボランティアの方々が非常に安全に関して不安を覚えられて、帰国を...全文を見る
○倉田委員 防衛庁の西元幕僚長は、十五日、これは発表されたことだと思うのですけれども、派遣施設大隊の採石加工拠点の一つ、トティエから宿泊地のタケオヘ引き揚げられた、こういうことでございます。撤収についてはいろいろ事情があったのだろうと思いますけれども、幕僚長は、カンボジア、ポル・...全文を見る
○倉田委員 私が官房長官からお答えをいただいたことも十分理解もできるのですが、いわゆるPKO活動が決して武器を使うために、また局地的なことであっても、事件であっても、いわゆる戦闘というか、戦うために行っているのではない、また、そのことを前提とすれば、戦いに巻き込まれるような状態か...全文を見る
○倉田委員 済みません、官房長官、二点だけお答えいただいて、後は結構でございます。  いわゆるロシア支援、今まで政経不可分の原則のもとでやってこられました。しかし、今までやってこられた中で、ロシアの国民の方々が日本からこれだけの支援が行っているんだよということを果たしてきちんと...全文を見る
○倉田委員 それでは続いて、皇太子の結婚の儀、御成婚に関連してお伺いをいたしたいと思いますけれども、現在の準備の状況、それからこの成婚式の概要、そして、やはりこれは国としてもまた日本国民としても大変に喜ばしいことである、私もそう思いますので、国家としてまた国民的に祝うために、政府...全文を見る
○倉田委員 御成婚が国の儀式として、また日本国民挙げて喜べるように政府としても万全の準備をしていただきたい、私はこう思います。  これに関連して、いわゆる恩赦の話もあるわけなのではないか、こう思うわけでありますけれども、過去の例を調べてみますと、大正十二年の御成婚のとき、それか...全文を見る
○倉田委員 お答えをできないということですので、一般論的にちょっとお尋ねをしたかったのですが、時間がなくなってまいりましたので、また次の機会があればお尋ねをいたしたいと思います。  そこで法務省に、金丸元副総理のいわゆる不正脱税事件に関連をしてお伺いをしたいと思います。  当...全文を見る
○倉田委員 私は難しいことを聞いているのではなくて、「将来に備え自由に使用できる個人資産」というのは、私がいろいろ申し上げたように、どう読むんだというふうに、読み方がどうもいろいろあるみたいな気がしますので、法務省としてはこの文章はどういうふうな意味で使っておられるのですか、ただ...全文を見る
○倉田委員 ということは、この「将来に備え自由に使用できる個人資産」ということの意味内容というのは、もしかしたらいろいろな読み方があるかもしれないけれども、これからの公判によって明らかになっていくんだ、こういう御答弁でございますか。
○倉田委員 中間報告としてある文章でございますから、その文章の意味内容というものはやはり、ああ、そういうことなんだなとわかるような文章であっていただきたい。この文章の中で、何かいろいろな推測、憶測が成り立つような文章というのはどうかなという気がしてなりません。それが、ここに書かれ...全文を見る
○倉田委員 質問を大分残してしまいましたけれども、時間が参りましたので以上で終わります。
04月23日第126回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に、いわゆる九十億ドルの支出といいますか湾岸平和基金に拠出をされた我が国の資金、平成二、三両年度で一般には九十億ドルというふうにぱっと浮かぶのですが、実際は、会計検査院の検査報告によりますと百十四億ドル、一兆四千...全文を見る
○倉田委員 まだ報告は受けてない、こういうことですね。今取りまとめ中である、まだ報告を受けられないのはどういう理由なんですか、そういうことをお尋ねしたいわけです。報告がおくれているのではないのか、こういうふうに思うのですけれども、それについて、今承諾をここに求められていることにも...全文を見る
○倉田委員 今、きちんとした支出が行われている、こういうことでございますが、その湾岸平和基金の使途については百二十国会で、輸送、医療、食糧・生活、事務、通信、建設の六分野に限る、これが総理答弁の中で明らかにされているわけでございます。使途について、総額がこれらのみに使われている、...全文を見る
○倉田委員 現時点では通報を受けている、まだ最終的な確認、個々的には順次わかっている分についてはされておられるのだろうと思うのですが、最終的な確認は報告を受けてからのことである、そういうふうなお答えでありますけれども、もう一点、三年度の予備費から拠出された五億ドル、七百億円、これ...全文を見る
○倉田委員 今のお答えで必ずしも納得をしたわけではないわけですが、大蔵大臣にお聞きをしたいと思います。  湾岸平和基金に拠出をされた百十四億ドル、一兆四千九百二十八億八百万円、これがまだ最終的にきちっと報告を受けておられない。また、五億ドルについても、七百億円、米国に支払われて...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、残された時間はまた午後にお伺いしたいと思います。  終わります。
○倉田委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました平成二年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外三件、平成三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件、平成三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書...全文を見る
○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私は、まず最初に、四月十八日に岩手県の花巻空港で起きました飛行機事故についてお伺いをいたしたいと思います。  新聞報道等で事故原因についてさまざまな報道がなされております。副操縦士が操作をされていた、こういう報道もありますけ...全文を見る
○倉田委員 二点について規程の違反があった、こういうことでございますけれども、今回の事故が当該航空会社だけにかかわらず、ほかの航空会社においても例えば運航規程附属書に違反をしているような実態がないのかどうか。副操縦士が操縦をしてならない場合に操縦をしているようなケースがほかの各航...全文を見る
○倉田委員 私が調査のことを申し上げましたのは、当該航空会社も八五年それから八八年、やはり事故があった。特に、指摘がされておりますように、八八年の一月には米子空港のオーバーラン、これも副操縦士であった。このときの教訓が生かされていたとすれば本来は今回のような事故は起こらないわけで...全文を見る
○倉田委員 まあ副操縦士が操縦をして事故が起こった、これはさまざまなケース、例えば一九九一年の小松空港の異常運航、それから一九八三年の千歳空港でのエンジンをこする事故、調べてみると副操縦士が操縦をされて起こされておるという事故があるんですね。  そこで、本来副操縦士がきちんと正...全文を見る
○倉田委員 私も日本エアシステムの方からお話をお伺いいたしまして、確かに制度として操縦時間を稼がなければいけないような、そういうふうな誘因はないのかな、こういうふうにも考えたわけですが、そうだとすればあえて操縦を規程違反をしてまでする必要はないわけですね。それにもかかわらず今回そ...全文を見る
○倉田委員 例えば、今回の問題で指摘をされておることが、一つの規定として、スチュワーデスの方々は機体が静止するまで動いてはいけない、席を離れてはならない、こういう規定がございます。今回の場合はその規定を守られての行動であった、こういうことだろうと思うのですが、一般論としてこの規定...全文を見る
○倉田委員 いわゆる緊急時の場合、今回の場合は本当に幸いなこととして死亡された方はおられなかったわけですけれども、場合によったら、発火してから避難するまでの時間であるとか、そういうまさに火がもう間近に迫っておってもとまってなければいけないのか。そういうことだってあり得るわけですし...全文を見る
○倉田委員 万が一でも規律の緩みからこういうふうな事故があってはならない、そういう意味では厳重な処分も必要なことだと思いますけれども、いわゆる航空各会社全般にわたって、その事故の原因をしっかり突き詰めていただいて、そして十分な対応を図っていただきたい。要望しておきたいと思います。...全文を見る
○倉田委員 割引切符を御利用になられる利用者の方々は、非常に恒常的に利用される、JRにとってはいわばありがたいお客さんなのではないのか、こう思うわけですね。その方々が、例えばゴールデンウイークとかそういうときは込むわけですよ、込むからサービスが低下する、そういうこともあって、やは...全文を見る
○倉田委員 民営化されてからもう年数が経過をしたわけでございますけれども、最近、「のぞみ」に限らず、全体としては確かに事故は減少傾向ではありますけれども、何となく事故の報道が多いなという印象を受けるわけでございます。そういう意味から、この安全性ということに対してきちんとした対応を...全文を見る
○倉田委員 運輸大臣も運賃の問題、あるいはこれからもしかしたら運賃値上げのことも議論になってくるのかもしれませんけれども、公共的な性格を持っ会社は赤字ぎりぎりまで運賃については我慢をすべきだ、こういう発言もなさっておられます。そういう意味では、利用者に最大の利便を図るという意味で...全文を見る
○倉田委員 円高ですけれども、きのうは百十円を切ったということでもございました。きょうは日本銀行企画局長の山口さんにもおいでいただいております。お忙しいところ恐縮でございます。  そこで、この円高について御見解をちょっとお尋ねしたいと思いますけれども、例えば百十円という円高、こ...全文を見る
○倉田委員 要は、その百十円台という円高が我が国の経済に、我が国の経済にというよりも、我が国経済が、各産業界が、特に製造業を中心として、デメリットの分ですよ、耐えられるのかどうか、こういうことが問題なんだろう、こういうふうに思います。大蔵大臣は、この円高の問題に対して、午前中、適...全文を見る
○倉田委員 大臣はお答えいただけることはございますでしょうか。
○倉田委員 円高、それから景気がなお調整段階にある、先ほどの当局からの御答弁ございましたけれども、中小企業の方がいわゆる資金繰りに非常に大変な状況にある。この円高、このまま続けば、本当に製造業、中小企業が担われている製造業の方々は大変だろうと思うのですね。  そこで、この中小企...全文を見る
○倉田委員 確かに景気は大変な状況でございまして、それに急激な円高でございますので、中小企業に対する金融支援策に大蔵省としても万全な体制で臨んでいただきたい、こういうふうに思います。  最後に、いわゆる酒の安売りの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  近年特に各地で酒...全文を見る
○倉田委員 この問題も難しい問題があるかと思いますけれども、いわゆる不当廉売あるいは不公正な取引、これに対しては厳重に対処していただきたいということを要望申し上げまして、私の質問を終わります。
04月26日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田栄喜でございます。  既に出された議論もあり、相当重なる部分もあるかもしれませんけれども、自民党案に対する質問を行います。  自民党案の単純小選挙区制度については、提案者の方々はこれがベストである、こういうふうに主張をされておられるわけでござ...全文を見る
○倉田委員 私が冒頭あえて国民の目から見てベストである、そういうふうに自負しておられるかどうかというのを確認の意味でお尋ねをしたのは、まず選挙制度が国民の目から見てベストである、こういうふうに言えるべきであろう。国民の目から見てベストであると言えるためにはどういうことなのか。自由...全文を見る
○倉田委員 間接民主主義ということが、今お答えいただいたいわゆる民意の代表者であって、そのまま直接代理人ではない、そういう御趣旨は私もよく理解はできます。  しかし、今私が集約ということで申し上げたところは、例えば、小選挙区制度によって、一つの議論の対立があって、五一対四九、こ...全文を見る
○倉田委員 今、多数決、こういうお話があったわけですけれども、例えば憲法の前文は、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動」をする。つまり、正当に選挙されて、国会における代表者を通じて行動をする。  で、多数決の原則、多数決がなぜ許されるかということに関して...全文を見る
○倉田委員 こだわるようですけれども、いわゆる治める者と治められる者の同一性をいかに担保するかということが選挙制度であり、そして担保された、まさに今おっしゃった代表者を通じて国会の、まさに議論の府として公開された討論を行って意見を集約していくというのがこの議会制民主主義なのではな...全文を見る
○倉田委員 今塩川先生の方から、いわゆる投票に対する棄権率の高さをどうするんだ、政治の活性化をどう図るんだ、これは私もその部分に関してはお答えのとおりだ、これを何とかしなければいけない、どこが原因なんだ、これを実は考えなければいけない、それが今回の選挙制度の改革であろう、こういう...全文を見る
○倉田委員 言葉の上で、言葉にこだわって恐縮ですけれども、私はいわゆる二党制、こういうふうに申し上げたわけです。二大政党と二党制というのは、言葉の使い方としては本来ちょっと違うのではないのかなと。二大政党というのは、大きな政党、政権交代を可能にする政党があって、その他複数の政党の...全文を見る
○倉田委員 何十というそういう政党を誕生させなければいけない、こういうふうに私は申し上げているのではなくて、三まで許すのか、四まで許すのか、五までなのか、それは小党分立をある程度避けなければいけないという必然性もわかりますし、そういう意味ではある程度まとまった意見というのが国会の...全文を見る
○倉田委員 私は、単純小選挙区制度というのは、ずっと究極的にいくとやはり二党制になっていくんではないのか、これは議論の上で、いわば理屈の問題で申し上げたのであって、現実のそれぞれの政治風土を考えてみれば、今、井上公明党提案者の方からもお話がありましたけれども、それぞれ政治風土によ...全文を見る
○倉田委員 私は、議会制民主主義、間接民主主義、この理念からいった場合には、治める者と治められる者の同一性というのを国会に現出をしなければいけない。それが憲法前文で言う国会での代表者を通じて行動するということになるんではないのかな、こういうふうに考えております。  そこで、次の...全文を見る
○倉田委員 私が小選挙区制度で政権が安定をするという意味は、お聞きしたかったのは、例えば選挙から選挙までの期間、多数政権が誕生する、つまり単独政権が誕生するから安定をする、こういう意味なのか、それとも、選挙が終わって、つまりA党ならA党の政権が、例えば十年なり十五年なりそういうふ...全文を見る
○倉田委員 それは、選挙から選挙までの間においては政権の安定、そこが多数的政権なのか、圧倒的多数なのか、それは御議論あるのかもしれませんけれども、多数を占める政権をつくる、そういう意味での単独政権の安定、こういう御答弁だったと思うんですけれども、その場合、そうしますと、例えば単独...全文を見る
○倉田委員 私が今の点で御質問申し上げたのは、要するに選挙から選挙までの期間に一党の単独安定政権、これを国民が果たして求めているのだろうか。先ほど御答弁者は、そうではない場合は、いわゆる選挙から選挙の期間内で政権の交代あるいは政党同士の組み合わせが起こって違った結果が起こるかもし...全文を見る
○倉田委員 今私がお伺いをいたしたのは、小選挙区制度において政権交代が劇的に起こるということは、確かに私もそのとおりだと思います。その劇的に起こるという可能性の度合いが、例えば社公案と自民党案と比べて、自民党案の方が高いと言えるのかどうか。その問題の論証はされていないのではないの...全文を見る
○倉田委員 お答えは、政権交代が起こるあるいは緊張した政治ができるというのも、いわば二大政党的にそれに対抗する勢力がきちんとある、そういうことを前提にされておられることなんだろう、こういうふうに思います。まだいろいろこの問題は議論をされるんだろうと思いますが、次の問題に移りたいと...全文を見る
○倉田委員 私は、その選挙制度というのが、有権者の側から見て、国民の側から見てどうなのか、これを第一の視点に据えなければいけないんじゃないのか。この視点というのは実は選挙制度の区割りのときも非常に大きく出てくるんだろう、こういうふうに思うわけです。単純に一票の等価値を追求しという...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただいた話もあるのかもしれません。  もう一つ、可能性の問題として議論をさせていただくと、五百の小さな区分をされた、今の中選挙区制度よりもさらに小さく小さくなっていく小選挙区制度のもとで、次回勝てるかどうかわからない、こういう緊張感をそれぞれの候補者が強い...全文を見る
○倉田委員 政党が中心、政党が指導性を持っていかなければいけない、これは政党の近代化をどう図るかということと同時に重要な問題だろうと思います。  そこで、やはり政党ということの中で、政党自体が非常に強力な権限を持つことになるのではないのか。いわば一党独裁の中央集権的な政党、これ...全文を見る
○倉田委員 私は、単純小選挙区制度について、果たして政権交代の可能性が高いと言えるのだろうか、劇的に起こり得ることがあったとしても、政権交代の可能性が果たして高いと言えるのか、この点と、そして単独安定政権を、あるいは選挙から選挙の間においても、あるいは安定的に一つの期間においても...全文を見る
○倉田委員 社会党の提案者の方にお尋ねをしたいと思うのですけれども、小選挙区併用制の中で二百という小選挙区というのを導入してこられた。私は一番最初に何回も、選ぶ側の有権者、国民の側から見たらこの選挙制度はどうなんだということから議論をする必要がある、こういうふうに申し上げてきまし...全文を見る
○倉田委員 今お答えの中で、基軸二大政党をつくりやすくする、そういう意味で併用ということを入れたんだ、こういうふうにお答えになった。私は、そうだとすればそこの部分については非常に共通の地盤があるのではないのか、こう思うわけです。そして、それを入れた意味は、日本の社会の中に、一方で...全文を見る
○倉田委員 私は、小選挙区制度のモニュメントと比例代表制のモニュメント、これを組み合わせた混合型ということについては、決して単純に無思想の妥協ということではなくて、それぞれやはり、それは並立制にしても併用制にしても、そして最近民間政治臨調から出された連用制にしても、それなりの背景...全文を見る
05月11日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。お三方の参考人には大変示唆に富む、また心に響く御意見を承りまして、大変ありがとうございました。お話に関連して若干質問をさせていただきたいと思います。  まず梶井参考人に、参考人の話の中で、いわゆる農地保有合理化法人の事業内容の拡充...全文を見る
○倉田委員 大変ありがとうございました。  それでは、須佐参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほど、参考人から入広瀬村の現状をお話しをいただきましたけれども、これを見ますと、土地利用区分は水田が三百十一ヘクタール、畑地が六十九ヘクタールというふうに書いております。今、新農...全文を見る
○倉田委員 あと一点、高付加価値型農業については。
○倉田委員 大変ありがとうございました。  最後に笠井参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほど、「農の岸国へとどけよ生のまま」ということでございました。確かに生のまま届いていない面が、あるいは生のままの声を委員会で議論していない面があるのかな、そう思いながら、参考人のお話...全文を見る
○倉田委員 出し手の側で何かお考えですか。
○倉田委員 大変ありがとうございました。以上で終わります。
05月12日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  午前中、我が党の宮地委員から質問がございましたけれども、今回の新政策が、現場のまさに第一線の農家の方々の声がきちんと届いてつくられておるのかどうか。きのうも笠井参考人が、「農の岸国にとどけよ生のまま」、こういうふうなお話がござ...全文を見る
○倉田委員 今回の法案の中で、いわゆる認定農業者の制度が導入をされているわけでございます。農家の中で認定農業者というのをつくっていく、これが選別なのかあるいは農家の方々に選択の自由を幅広く保障するものであるか、当委員会でもさまざまな議論があるわけでございますが、この点をまず確認を...全文を見る
○倉田委員 今回の新政策の方向では、望ましい経営体、個別的経営体を、例えば稲作ですけれども十五万程度にする、あるいは組織的経営体は二万程度にする、こういうふうな一つの、平成十二年を目指しての目標値が示されている。そうすると、稲作については、育成すべき経営体として個別的経営体が十五...全文を見る
○倉田委員 農業のあり方の将来展望について、稲作の展望は確かに数の問題として、今個別的経営体十五万という数は出てくる。一方で市町村がつくる基本構想、認定制度というのは、農業だけの問題ではないのだろうと思うのですね。畜産もあり花卉もあり園芸もあり、それぞれ地域の中で農業をどういうふ...全文を見る
○倉田委員 今構造改善局長からお答えいただいたわけですけれども、まさに今お話しのとおり、それぞれの地域の中に、実際的には稲作だけの専業、これは日本全国で見たときに、やっている地域というのは市町村ごとに考えた場合はそんなに多くはない、こう思うわけですね。そうすると、将来的に育成すべ...全文を見る
○倉田委員 要は、今それぞれの農村、農業地域というものがある。それぞれ農業を営まれておる。これが、ある意味では土地を流動化し、あるいはそれぞれの作物もだれがどのようなものをつくるんだろうということについては、やはりそれぞれその地域ごとのまさに合意というものがきちんとできないと、そ...全文を見る
○倉田委員 どういう会議体というのか、その参加メンバーをどういうふうにやっていくのか、これも非常に大きな関心事項だと思いますので、それも早急に示されることを要求をしておきたいと思います。  同時に、確かにそれぞれ組織的経営体が他産業並みの労働時間で他産業並みの生涯所得、そういう...全文を見る
○倉田委員 大臣の答えを聞いておりながら、どうもよくわからなかったところがあるのですけれども、要するに、確かに農家の方々が自発的に、意欲的に、自分たちがその地域集落の中でどういうふうにこの地域、この農業というのをやっていくんだ、これを持っていただくことが第一だということは、それは...全文を見る
○倉田委員 大臣のお話は大体理解ができました。  ただ、もうちょっと私の言いたいことを補足させていただきますと、要するに個別的経営体にしても組織的経営体としても、いわゆる産業あるいは農業としての業の担い手をどうするかという視点は、確かに稲作については将来展望を示されているし、稲...全文を見る
○倉田委員 ここのところが、企業の農業参入の是非の問題として議論をされておられるところだと思いますが、もういろいろお答えもいただいております。そこで、この問題については一点だけちょっと確認をさせていただきたいと思います。  いわゆる株式会社、その株式会社の問題については、さらに...全文を見る
○倉田委員 今回、農業生産法人の構成員の範囲が拡大された、これが今後どういうふうになっていくのかどうか。農地取得ということについて、例えばその農地の使用のあり方について、無秩序な農地の使用、そういう心配がないのかどうか。この辺も含めて、現在の農業生産法人の現状、そしてこれがこれだ...全文を見る
○倉田委員 農業生産法人の構成員の具体の問題、づまり事業の円滑化に寄与する、こういうことで認められているんだと思いますけれども、今お答えもいただきましたけれども、基本的には企業の資本参加という形が認められている、この資本参加がいわゆる経営支配にならないようにするために、それはやは...全文を見る
○倉田委員 その法人化、一戸一法人化という形で家族経営をされておられる方が法人化されていく、あるいは共同で法人化をされる場合もあるんだと思うのですが、例えば相続の場合、午前中、三代続いたら農地がなくなりますよみたいな議論がありましたけれども、法人ということになってしまえば、これは...全文を見る
○倉田委員 次に、今主体の問題をお伺いしたわけですけれども、農地、土地の方についてお尋ねをしたいと思います。  この土地の問題については、大きな視点からいけば、土地のいわゆる流動化という今までできなかったものが、果たして今回の新政策で計画どおりうまくできるのだろうか。現在も、農...全文を見る
○倉田委員 今局長から農地保有合理化法人のお話がありました。これは、今回、例えば農地法三条の許可制から、この場合は届け出制に変更をする、それから農地保有合理化促進事業の事業内容を拡大をする、こういうことであると思うのですが、現在における農地保有合理化促進事業の事業実績、これはどう...全文を見る
○倉田委員 それから、農地保有合理化法人ですけれども、今回、研修等の事業を行うことができるようになっている。この問題については午前中も質問が出ておりましたけれども、研修を行うことができるようになったとして、そのスタッフというか要員は、この農地保有合理化法人の中でちゃんと対応ができ...全文を見る
○倉田委員 農協自身が農業経営に参加することについては従来からさまざまな議論がある中で、今局長に御答弁いただいたその要件の枠組みの中でやっているんだ、こういうことでございました。  また、一方においては、確かに地域の担い手がいないということであれば、もっと農協自身が積極的に、組...全文を見る
○倉田委員 それから、いわゆる耕作放棄地が増大をしているという状況があるわけですけれども、耕作放棄地の利用ということに関してはどんなふうに考えておられるのか。また、その耕作放棄地の対策はどんなお考えですか。
○倉田委員 それでは、時間がもう大分なくなってきましたので、最後に、方法論といいますか、これは農業機械化促進法の一部を改正する機械化の問題を中心にしてお伺いをしたいと思うのですが、いわゆる中山間地域あるいは条件不利地域、ここを機械化するということはなかなか難しいのだろう、この不利...全文を見る
○倉田委員 それからもう一点、農業経営費に占める農機具代ですけれども、これは増加傾向にあるわけです。平成二年度は農業所得に対して一七・一%、十九万九千円の農機具購入費になっておりますし、平成三年度でいけばもっとこれはふえていると思うのですね。今回、新しい農業機械が開発をされていく...全文を見る
○倉田委員 新しい農業機械の導入は、農家のいわゆる機械化貧乏と言われる言葉に拍車をかけるというふうにはならないようにしていただきたいと思いますし、そこで農家の方々にはいいものが安く手に入るような状況も農水省としてきちんと指導していただきたい、こう思うのですね。  例えば、今の農...全文を見る
○倉田委員 同じものであればできるだけそれは安く購入できた方が農家にとったはいいわけですから、今お答えいただいたように農家の選択の自由がきちっと保障される、これは非常に大切なことだと思いますので、この点、特にまたよろしくお願いしたいと思います。  もう時間がなくなってしまいまし...全文を見る
○倉田委員 今大臣、農業は環境を守ってきた、こういう側面からの御答弁をいただいたわけですけれども、また、今後も環境を守っていかなければいけない、こういうお話でございました。  一方で、農業が農業の経済合理性を追求してくる中で、例えば大規模化あるいは単作化あるいは化学化、機械化等...全文を見る
05月18日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第1号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  私、四つの点について公述人の方にお伺いをいたしたいと思います。二十分間でございますので、その点も踏まえてひとつお答えをいただければと思います。一つは、政権交代が起こる確率の比較の問題でございます。もう一つは、先ほど舛添公述人か...全文を見る
○倉田委員 それから二点目でございますけれども、これも実は舛添公述人のお話の中からお伺いをしておるわけでございますが、舛添公述人は今回の政治改革の必要性に関して、一つは政権交代である。いま一つは、いわゆる国際社会、構造的変化が起こる中で、日本も迅速かつ的確に意思決定をする必要があ...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。  三点目でございますが、これは渡辺公述人の御意見の中にあった点でございますが、渡辺公述人は連用制に触れてのお話だったのだろうと思うのです。いわゆる連用制が小選挙区で勝った政党にハンディをつける、ドント式で小選挙区で勝ったプラス一を加えて割る...全文を見る
○倉田委員 それでは、もう時間がなくなってまいりましたので、最後に、いわゆる自民党案の単純小選挙区制度でございますけれども、いわゆる五百の選挙区に分けるということが、一票の価値の等価値性を追求しながらやっていくと相当無理が出てくるのではないのか。例えば同一市、あるいは場合によった...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月02日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  今回のJAS法の改正において、いわば初めて有機農業あるいは有機農法というものが、JAS法の中ではありますけれども、取り上げられるに至った。そこで、午前中の質疑からもずっと続いておりますけれども、いわば新農政においてこの有機農業...全文を見る
○倉田委員 今回のJAS法改正の趣旨という点では、今まさに大臣御答弁いただいた中にありました。私も、その点は評価できることだと思うのです。その有機農業、農法というものをどんなふうに位置づけるか、これからの農政の一つである、そこまで今お答えをいただいたわけですが、その一つということ...全文を見る
○倉田委員 実は、環境保全型農業と有機との関係については、最後の諦めとしてお伺いをしたかったわけですけれども、今お話の中に大分出てまいりましたので、引き続いてこの点についてお伺いをいたします。  先ほど局長から、現在農水省として、有機というのはいわば環境に優しい農業というのか、...全文を見る
○倉田委員 きのうの澤登参考人ですか、生産性も有機で上がるのです、決して労働力を多投しなければいけないというものではないのです、もっと少なくて済むのです、こういうお話がございました。この問題は、農水省として真剣に研究して、そして検討していただいて、また実際有機農業に携わっている方...全文を見る
○倉田委員 今大臣から本当に核心をついた御答弁をいただいたわけですけれども、いわゆる種の問題ですね。現在の種が化学肥料そして農薬、これが与えられることを前提としての種、だからやはり病気にも虫にも負けるのではないのか。だから、これを前提としない種を開発していくということは本当に大切...全文を見る
○倉田委員 今局長の御答弁の中にも、消費者の信頼をいかに確保するか、そういう趣旨で今回のJAS法の改正があり、本年四月一日から施行されました有機農産物に対するガイドラインの問題があったと思うのです。これは、私は正しい方向だと思います。ただ、問題は、このことによって本来の有機という...全文を見る
○倉田委員 そのガイドラインの中で、今お答えの中にもありましたけれども、やや減農薬、減化学肥料、この表示の問題についてはいろいろありました。どういう問題点があるかも既に御承知でもありましょうし、また、午前中の議論にも出ておりました。やろうとしておられることは非常に評価できると私は...全文を見る
○倉田委員 それぞれ地域ごとに従来から五割下げればよいということになれば、従来使っていた基準というのがどこかにあるわけですけれども、それがどういうふうに公表されるのかとか、いろいろ問題があるのだろうと思うのですね。なかなか皆さん、逆にそういうものは公表しないのかもしれない。そうい...全文を見る
○倉田委員 少し細かな話になりますけれども、ガイドラインについてもう少しお聞きしたいと思います。  今回のガイドラインにおいて、ガイドラインに定める以外の用語の使用を一応禁止しておられるわけですけれども、例外を設けてあります。これも午前中質疑ございましたけれども、この例外を設け...全文を見る
○倉田委員 それから、ガイドラインについては、その施行状況を見て見直しを行う、こういう方針が出されておるわけでございますけれども、現段階でこのガイドラインの見直しについてはどのようなことをお考えになっておられますか。
○倉田委員 次に、いわゆるつくり方JASと言われるものの創設についてお伺いをいたしますけれども、今回の特定JAS、つくり方JAS規格の対象である生鮮一次産品ですが、これが果たして全国一律の基準になじむものかどうか、あるいは地域によって生産方法の差異というのが現実にあるわけですけれ...全文を見る
○倉田委員 それで、今回JASの中に取り込まれてくる有機野菜であるとか朝どりだとか地鶏だとか、いろいろなことを考えられておるのだと思いますが、実効性を確保するためには、一つは規格に合致しないものは、有機農産物という表示、これは禁止した方がいいのではないのかという考え方もあると思う...全文を見る
○倉田委員 今回、いわゆるつくり方JAS、特定JASという形で、いわば生産の方法だとかあるいは原材料だとか、そういうものに着目をしてJAS規格として取り入れてくる、今回の改正がその具体的な中身をとるものではなくて、その大枠をつくるものである、こういうことであります。同時に、今まで...全文を見る
○倉田委員 最初の大臣の御答弁の中に、有機というのが一つの大きな目標である、こういうふうな御答弁がございました。そうだとすれば、本当に有機というものをどんなふうに育てていくのか、また、今までずっと有機にかかわってこられた方々がある、そしてこれからかかわろうとしている人たち、実際に...全文を見る
○倉田委員 次に、生産行程の検査はどのような内容のものか、それからまた、格付機関としてどのようなものを考えておられるのか、それから生産行程管理者を設けられた趣旨、そして承認、認定の基準はどんな内容で考えておられるのか。  ここのところでまた有機の現場へ返れば、今まで有機をやって...全文を見る
○倉田委員 今回のJAS法改正で、いわば有機を行政の中に取り入れるという仕組みでもあるわけです。ここに、従来からやってこられた有機の方々の意見、あるいはこの方々が逆に不利になるようなことがないように、生産行程管理者制度についても十分考えていただきたい、こういうふうに思うわけです。...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、あと日付表示とか原料原産国表示の問題とか、それから食品に関する製造物責任の問題について質問をさせていただく予定でございましたが、次の機会に譲らせていただいて、私の質問を終わりたいと思います。
06月03日第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。  まず、きょうは四十三名の方がお亡くなりになった一九九一年の六月三日から九二年の三回忌でございます。亡くなられた四十三名の方に改めて御冥福の意を表しますとともに、今なお被災を受けておられます方々に、心よりお見舞いを申し上げます。...全文を見る
○倉田委員 工事の着工そのものが、今回の普賢岳の溶岩ドーム等が終息をしなければ着工できない、こういう問題がある。そこで、今御答弁にございましたけれども、流れる火砕流あるいは土石流については、導流堤を計画し、そこで被災の拡大を防ぐ、こういう話でございます。  そこで、下流の方にあ...全文を見る
○倉田委員 今計画されている導流堤そのものは、非常に大規模な土石流が流れた場合はそっちに流れてしまう。それで、四月の二十八日からの分については、比較的小規模なものが水無川沿いに流れていって、河口で堆積してしまって、それがだんだん広がっていって水無川流域の今回の被災となってしまった...全文を見る
○倉田委員 警戒区域設定の中でまだ自分の家が残っておる、こういう方々もおられる。その方々、今申し上げましたように、雨が降るたびに、また土石流が発生して自分の家がなくなってしまうのではないのかと毎日毎日本当に大変な不安感で過ごしておられるのだと思うのですね。少なくとも今残っている部...全文を見る
○倉田委員 それから、今計画になっている導流堤の方、本来大土石流が発生したときに流れるであろうという部分でございますけれども、この間お伺いしたときに、用地交渉というのが、こういうものはなかなかスムーズにはいかないのだと思うのですけれども、まだ完全に終わっていない、こういうふうなお...全文を見る
○倉田委員 時間がなくなってまいりましたので簡潔にお答えをいただければと思うのですが、まず個々の被災者対策について、農水省の方に、二点だけお伺いいたします。  この間、水無川の広域農道橋が落ちておりましたけれども、農業用施設災害復旧としてあの橋が早くかかったらいいのかな、こうい...全文を見る
○倉田委員 それから、個人災害に対する救済法というのがずっと国会で論議されておって、これはなかなか難しいということはあると思うのです。個人の家の中に入り込んできた土石あるいは堆積物、これは基本的に個人がやっておられるのだと思いますが、これだけずっと続いておりますと、本当に大変な御...全文を見る
○倉田委員 最後に、午前中畑委員からも御質疑がありましたけれども、いわゆる被災地、特に水無川流域それから導流堤に含まれる部分等々の復興計画、公有地として買い上げたらどうか、あるいは買い上げる部分については、将来的には、その土地に対する愛着を持たれる方々のためにも、またスムーズにこ...全文を見る
○倉田委員 行政におかれましては、被災者の方々の不安が少しでも取り除かれるように、なお一層の御努力をお願いいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
06月07日第126回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○倉田委員 公明党・国民会議の倉田でございます。私は、まず最初に普賢岳の噴火による島原被災につきまして、国土庁長官と総理にお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、四月二十八、二十九、五月二日に起こりました土石流被災、前回の災害対策特別委員会でも質問をさせていただきましたけ...全文を見る
○倉田委員 今長官から、その地域に限っての特別立法というのはなかなか難しいのではないか、こういうお答えでございました。二十一分野九十八項目に限ってできるだけのことはやっている、こういう御趣旨の御答弁だと思うのですけれども、これだけ被災が長期的に続く、そして水無川周辺では、本当に二...全文を見る
○倉田委員 梅雨に入っているわけですけれども、これからの緊急対策を総理からまた、
○倉田委員 今までの政府がやってきたことにはこだわらないということで、地元の方々、あるいは長崎県、島原市、深江町、その地方自治体の方々の御意見を聞いていただいて、速やかに復興計画に対応できるようにまた総理に強くお願いを申し上げますとともに、水無川被災流域でまだ現実に家が埋まってな...全文を見る
○倉田委員 総理、いかがでございましょうか。長官は、研究をして努力をするという御答弁をいただいたわけでございますが、省庁ごとにそれぞれの情報を持っていらっしゃって、それを統合して一つの、今地下マップということで御答弁いただいたわけですが、そういうのを作成するのはなかなか困難をきわ...全文を見る
○倉田委員 防災という観点からも、それから地下利用という観点からも必要なことだと私は思いますので、ぜひ研究をし、検討をしていただきたい、こういうふうに御要望申し上げておきたいと思います。  さて、時間がちょっと残り少なくなってしまいましたので、大蔵大臣と通産大臣に簡潔にお答えを...全文を見る
○倉田委員 消費者信用市場の動いている金額の規模がどのくらいかというと六十八兆円ぐらいだ、こういう数字があるのです。国の予算が七十兆ちょっとだと思いますので、それに匹敵するような数字、そしてまた個人のサラ金の問題でいけば、一九九二年は四万件を超えるような状況になっている。また、カ...全文を見る
○倉田委員 いや、政治家個人としてでも結構でございます。大臣が個人としてお考えになっていることでも結構でございます。
○倉田委員 実は私がこの質問を文部大臣にさせていただいたのは、私もいわゆる一期生、平成二年に国政に入らせていただいて、自分が考えている政治家と、それから現実に私が動いている政治家のスタイルというのが結構違うな、そして自分が思っていた政治家の役割、イメージと随分違うものがあるなとい...全文を見る
○倉田委員 恐縮ですけれども、実は総理及び宮澤派と言われる後援会、後援団体、どのくらいあるのか、自治省の分と各地方団体の分をずっと調べてみまして、その総計どのくらいになるのかということをやってみて、そしてさらにその内容、透明性が見てみてわかるのかどうかということもずっと見てみたの...全文を見る
○倉田委員 総理、時間が参りましたけれども、もう今国会本当に残り少なくなってまいりました。政治改革、政治と金、選挙制度も一体に含めて実現できるお覚悟であるのかどうか、もう一度お答えをいただきたいと思います。
○倉田委員 終わります。
○倉田委員 私は、公明党・国民会議を代表して、平成元年度決算外二件に対して、これを是認できないことを表明し、ただいま委員長より御提案のありました議決案に対し、反対の意思を表明するものであります。  以下、反対の主な理由を申し上げます。  まず第一は、平成元年度においては、平成...全文を見る
10月29日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○衆議院議員(倉田栄喜君) 水俣病問題についてはともかく生きているうちに救済をという、これが実現するためにはともかく早く解決されることが必要である、そのように考えております。そして、この問題の解決は国の関与なしにはあり得ない。この問題が解決されるためには、国が関与をして解決をして...全文を見る