倉田栄喜

くらたえいき



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倉田栄喜の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○倉田委員 新進党の倉田でございます。  今回の皇室経済法施行法は、平成二年の改正以来六年ぶりの改正ということで、今官房長官から御趣旨の説明がございました。私は、そこで、いわゆる内廷費、皇族費にかかわりまして、この定額というものが必要十分な額なのかどうか、その視点からまず第一に...全文を見る
○倉田委員 現在のその定額の変更というのは、昭和二十二年、当初に決められた定額があって、それを、物価であり人件費でありもろもろの情勢を踏まえながら変更がなされている、こういうふうに考えるわけでありますが、私が問題として思いますのは、例えば、昭和二十二年当時の御皇室の御活動の範囲と...全文を見る
○倉田委員 今お答えをいただきましたけれども、御活動の範囲が広がり、そして制定当時と比べてその実情も、国際関係、外国との活動等々も含めて大いに変化をしているとすれば、当初、昭和二十二年に制定をされた必要費目としての項目そのものもあるいはもう一度見直し、検討する必要があるのではない...全文を見る
○倉田委員 弾力的、柔軟に対応できるように、こういうお話でありますが、例えば皇室経済法施行法、少し違う観点から申し上げますけれども、この第二条に、いわゆる賜与、譲り受けの価額、一号、二号で定めてございます。一号が、天皇及び一定の皇族についての賜与の価額が千八百万円、譲り受けの価額...全文を見る
○倉田委員 我々の記憶にもまだあるわけでありますけれども、いわゆる宮杯問題というのがございました。この問題も、いわゆる皇室の方々の定額を定めるということについては考えてみなければいけない問題なのかなと私なりに思ったわけでございますが、この皇族方の定額の問題、今御答弁をいただきまし...全文を見る
○倉田委員 制定当初、昭和二十二年が十五万円であったということから考えて、当時の十八倍という価額からすれば、先ほどお答えの中で二百七十万円という額になっている。一応現行の法律の中は百六十万だとすれば、やはりそこにも相当、貨幣価値ということのみから考えても変化があるわけでございます...全文を見る
○倉田委員 経済情勢の推移ということと皇室の方々の御活動の範囲の広がりというものが、必ずしも同一方向で動くものではないというふうに考えるとすれば、この点も十分社会の情勢に照らしながら、また皇室の御活動の実情というものに照らしながら、十分検討をされなければいけないのではないのか、こ...全文を見る
○倉田委員 問題は、宮家の財政についても申し上げれば、十分な定額なのかどうか、その点が問題だ、こう思うわけであります。  例えば、宮家のいわゆる報道等を読んでみますと、人件費等の問題で、人件費が非常に大きなウエートを占める。例えば宮家で雇用をされておられる人たちの身分や給与体系...全文を見る
○倉田委員 質問時間が終了いたしましたので、最後に一問だけ。  今、宮廷費ということがございました。皇室の方々の活動の広がりということから考えれば、この宮廷費についても、十分なのかどうかということを含めて同じような問題があると思いますが、最後にこの宮廷費について、問題点あるいは...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
○倉田委員 新進党の倉田でございます。  私は、まず初めに、阪神・淡路大震災が起こりましてから既に一年を経過いたしましたけれども、まだ被災に苦しんでおられる方が大勢おられます。恩給受給者の方々も相当数被災されておられます。昨年のこの恩給法改正のときについては、阪神・淡路大震災の...全文を見る
○倉田委員 今恩給証書の再発行、それから受給権調査の実施等々、また恩給の請求については親身になって対応している、こういうお答えでございました。まだいましばらく、当時の混乱というのか、平生の日常生活に戻るまでは時間がかかろうかと思いますし、こういう問題についてお困りの方もなお現在も...全文を見る
○倉田委員 例えば、出向けなくなったらあるいは電話で相談できるとかいろいろあるかと思うんですけれども、実際に手続的に便宜を図るあるいは簡素化を図る、こういう視点から、特に高齢者のために配慮をなされたことがありますか。
○倉田委員 これも引き続きまた、鋭意改善できるところは改善していただいて、御検討をお願いいたしたいと思います。  そこで、恩給受給者の点について一つ、これは私の問題意識でございますけれども、いわゆる恩給証書を担保に出してお金を借りる、こういうことが現実にございます。もちろん法的...全文を見る
○倉田委員 今お答えをいただきましたけれども、基本的には恩給証書を担保に入れることは禁止をされている。しかし、どうしてもお金の工面をしなければならないもので、やむなく、その恩給証書を担保にとったら金を貸しますよということで、担保に差し出す。しかし同時に、その差し出したことも、どう...全文を見る
○倉田委員 次に、外国特殊法人。これは相当期間がたちました。戦前の話の問題ではありますけれども、この外国特殊法人あるいは外国特殊機関についての未指定という問題がございました。御当局におかれては、いろいろ調査をされて、相当未指定の分というのはなくなってきているというふうに私も承知を...全文を見る
○倉田委員 この問題については、政府は相当念入りな調査をされて、しかるべくその措置をとられたということは私も承知をいたしておりますけれども、なおかつその指定に漏れた方々にとっては、我々は指定された方々とどこが違うのか、こういう意識はおありだろうかと思います。いろいろ難しい問題あろ...全文を見る
○倉田委員 この問題も当局、それぞれ物価の上昇等々を考えながら適宜措置をしていただいておりますけれども、またこれも引き続き適切な措置をしていただくようお願いをしたい、こういうふうに思います。  それから、これはずっといわゆる恩給受給者あるいは今申請をしておられる方々の問題で、こ...全文を見る
○倉田委員 何回も繰り返し繰り返し請求をされるという方々もおられるわけだろうと思います。そういうことで、この数字の中にはダブって数えておられるのだと思いますけれども、しかし、今お答えいただきましたように、申請をされる方にとっては必死の思いで、相当な労力、あるいは疎明の資料を集める...全文を見る
○倉田委員 確かに、これは国費の問題でございますので、無原則というわけにもいかないだろう、こういうふうに思いますけれども、証言であるとかあるいはかわるべき書類、かわるべきものであればそうしていただきたいと思います。  もちろん、一番最初に高齢化の話をいたしましたけれども、だんだ...全文を見る
○倉田委員 もうそろそろ時間がなくなってまいりましたので、最後にいわゆる恩給欠格者の問題、これについてお伺いをしておきたいと思います。  この問題はずっと、先輩の先生方も含めて、長い議論がされて今日に至っておることも承知をいたしております。しかし、なおかつ、なおこの問題は最終的...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
04月04日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○倉田委員 新進党の倉田でございます。  郵政省設置法の一部を改正する法律案につきまして、まずお伺いをいたしたいと思います。  今、大臣から提案理由の御説明をいただきましたので、提案の理由についてはほぼわかりました。ただ、いわゆる準事務次官級と申しますか、この郵政審議官の新設...全文を見る
○倉田委員 新設の郵政審議官がいわゆる国際関係を扱う、大体今御説明いただきました。  私なりに申し上げさせていただければ、情報通信サミット等の国際会議、こういう対応、それから、外交対処処理方針、こういう調整をされるのだろう。さらに言えば、国際問題に対し、関係部局をまたがった省内...全文を見る
○倉田委員 情報分野の非常に質的、量的な重要性、また拡大から考えていけば、この交渉に当たっては、対外関係の上でも準次官級の、ある意味では重みを持ったポストが必要なんだろう、そういうふうに理解をいたしますし、またその職責ということも重要であろうかと思います。  また一方で、いわゆ...全文を見る
○倉田委員 新設の審議官が国内的、国際的にも果たさなければいけない大きな役割というのを理解いたします。一方で、例えば、いわゆるその対外ポストということで郵政省が海外でやっていかなければならない問題等々、具体的な話として、例えばいろいろな問題が出てくるんだろうと思います。後でこのこ...全文を見る
○倉田委員 今のお答えの中に、実は私が今から申し上げる問題点が隠されているんだろう、こういうふうに思うわけでございます。  既に新聞報道でもありました。また、逓信委員会での質疑もありましたので、郵政大臣はもうこの問題についてはお答えになっておられます。そこで、私は、その事実関係...全文を見る
○倉田委員 私が今問題提起をさせていただいておりますのは、冒頭、郵政省としての、機関としてのいわゆる駐在制度がない。しかし、海外でやらなければならない仕事というのは郵政省としてもたくさんあるはずです。しかし制度がない。経費もうまく捻出ができない。  そこで、ある意味では、出向と...全文を見る
○倉田委員 どうも大臣の問題意識と私の問題意識は少し違うのかなという気がいたしております。  新設の国際ポストとして郵政審議官の制度が設置をされる。この郵政審議官が、重要な役割、課題があるわけですから、きちっとその仕事をやるためには、こういう出向とかそういう人事の交流という側面...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
06月11日第136回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○倉田委員 新進党の倉田でございます。  今、我が党の野田、弘友両議員から、この内閣法の一部を改正する法律案、特に首相補佐官制度について、この点を中心に、そのいわば質、量、位置づけ、人数の問題、それから権限の問題、役割の問題、これが非常に不十分なのではないのか、こういう観点から...全文を見る
○倉田委員 各大臣は閣議の案件について意見というか会議を求めることができるというお話はわかったわけですけれども、定例の閣議というのが、実際に今週の閣議はこういう議題でこういうことですということがどういう形で上がってくるのかということについてどうもすっきりといたしません。  先ほ...全文を見る
○倉田委員 その定例の閣議、これは各大臣から仄聞をして聞くところですから実際はどうかわかりませんけれども、まずその日の議題の説明があって、法案等について最終的に閣議で決まるわけですから、ただ、次から次に懸案事項が回ってきて、各大臣は、一生懸命に花押と申しますか署名というのか、それ...全文を見る
○倉田委員 私が持っております問題意識と申しますのは、行政権は内閣に属する、しかも、首相は閣議に基づいて行政各部を指揮監督する、今のシステムはこういう流れになっている。しかし、今、長官の前に御答弁もいただきましたように、また長官のお話の中にもありましたように、省議があり、次官会議...全文を見る
○倉田委員 七十二条の内閣総理大臣の行政各部に対する指揮監督権の学説あるいはその通説、多数説が、今法制局がとっておられる見解あるいはその多数説がどの程度なのか、私はその辺はまだ検証の余地があると思います。  長官、先ほど、本会議では橋本首相は、いわゆる緊急時あるいは閣議開催不能...全文を見る
○倉田委員 今、法制局長官からお答えいただいて、余りすっきりとしない。  それで、ちょっと今お考えいただいてお答えいただければいいと思いますけれども、今の長官の御見解ですと、例えば、これは読売新聞の「内閣機能の拡充」という形で問題提起をされました。そこに、例えば首相権限の強化と...全文を見る
○倉田委員 今、運用の妙ということで、運用として可能である、また現行法でも可能である、こういう答えでありました。  ならば、今我が国、いろいろな点で困難な時期に直面しているのではないか、そういう状況の中で、首相権限の強化、あるいはもっと指導力、リーダーシップを発揮できるような体...全文を見る
○倉田委員 長官、我が国の財政危機の問題について、これから内閣あるいは首相のリーダーシップのもとで解決をしていけるのかどうか、その点についてはどうですか。
○倉田委員 時間が参りましたので以上で終わりますけれども、いわゆる今回の改正について、首相補佐官制度、その内容、そして置かれる地位、権限等を含めて極めて不十分なのではないのか。同時に、我が国が今抱えている困難な問題、この状況を考えれば、内閣機能の強化というのは喫緊の課題である。そ...全文を見る
11月29日第139回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第1号
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○倉田委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、綿貫民輔君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○倉田委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
12月05日第139回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○倉田委員 ただいま議題となりました自由民主党、新進党、民主党、社会民主党・市民連合及び遠藤武彦君共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法...全文を見る
12月12日第139回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第2号
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○倉田議員 新進党は、さきの総選挙の公約である国民の皆さんとの五つの契約の中で、行政改革を断行して行政経費を二十兆以上削減をする、このように申し上げました。今御指摘がありました。公務員の総定数を削減をすることによって、御指摘の二兆ぐらいの経費の削減はできるということも目標として想...全文を見る
12月13日第139回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第2号
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○倉田委員 新進党の倉田栄喜であります。  行政改革について今鹿野委員からお尋ねがありましたけれども、総理の姿勢、この点を中心にして、総理を中心にお尋ねをしたいと思います。  昨日の税制特別委員会で、消費税を凍結する、あるいは据え置く、それに関する選挙公報の御紹介がありました...全文を見る
○倉田委員 経費面のみでとらえる、そういうことを申し上げているわけではないわけであります。当然経費の問題も出てこなければならない、こう主張しているわけであります。  総理、ニュージーランドの行政改革の例、我が国に当てはまるかどうかわかりませんけれども、このニュージーランドの行革...全文を見る
○倉田委員 総理もぜひこの点は考えていただきたい、こう思います。政治の主導を持ってやっていただきたい。  その点で、行政改革ができるのかどうかという議論にもう一度戻らせていただきますが、いわゆる私自身の思いですけれども、行政改革を本当にやるためには、まさに痛みを伴う、血がにじむ...全文を見る
○倉田委員 総理、やはり献金の問題は、確かに寄附をいただく場合はわからない、しかし後から問題が起こってくる。問題が起こったら、不適切な部分あるいはこれはどうもと思うものについては、やはりおかしいと思う、返さなければならないみたいな感じになってしまう。  総理も、今回の厚生省の一...全文を見る
○倉田委員 厚生大臣もこの関連で献金の問題がありました。調査の後その事実があったら返却をしたい、こういう御意向だったと思いますけれども、厚生大臣はお返しになりましたか。
○倉田委員 私は、先ほど総理うなずいておられましたけれども、問題が起こってから返さなければならない、そして返したか返さないか問題になる、やはりそのことが問題なのではないのか。企業献金というか、この種の献金の、是か非かいろいろ議論はあるかもしれないけれども、やはりこれは公職選挙法改...全文を見る
○倉田委員 私は、やはりここの問題はあるんだと思います。何かルールを考えなければいけない、そう思っております。  総理、総理は、いわゆる薬害エイズの問題のときに、ミドリ十字からの政治献金、報道によりますと、これは総理もお認めになっておると思いますが、八百六十万受け取っておられま...全文を見る
○倉田委員 それは、総理の政治資金なんですから、返還をしたという報告を受けていないという話ではないと私は思うのです。総理御自身がこの献金をどうするか、これを御自身でお決めにならなければいけない。  総理はそのまま受け取っておられるつもりですか。お返しにはなりませんか。
○倉田委員 いわゆる行政改革ができるかどうか、それは、行政改革というのは、まさに政治と業界、協会の関係にも、それは規制の撤廃・緩和あるいは許認可、そこにつながっていく話だと私は思うのです。そこからきちっと政治家が自立をしていかなければ、やはり世論が言うように、きちっと政治家が業界...全文を見る
○倉田委員 残念ですが、質問時間が終了してしまいましたので、また次の機会を与えていただいたときに、この議論は続けたいと思います。  終わります。