倉田栄喜

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開催日 会議名 発言
02月12日第140回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。私は、行政改革そして補助金の見直し、こういう視点から公益法人の問題についてお尋ねをしたい、こう思います。  まず、公益法人の政治献金についてお尋ねをいたします。  平成七年の自治省届け出分の政治資金収支報告書によれば、公益法人の政党向...全文を見る
○倉田委員 大体のお答えは、現在の政治資金規正法の範囲の中で公益法人が政治献金をすることは別に、法の枠内である、こういう趣旨のお答えである、こう思います。  ただ、小泉厚生大臣が、補助金を受けている公益法人がそのまま政治献金することについては問題があるのではないのか、このような...全文を見る
○倉田委員 百八十二万円という数字が、私が調べた数字とちょっと違いますので、後でもう一度精査をさせていただきたい……(橋本内閣総理大臣「私の方も精査いたしますが、とりあえず調べた結果、そういう数字でございました」と呼ぶ)はい、と思いますが。  そのうち、これも大変面倒な調査をお...全文を見る
○倉田委員 大変ありがとうございました。面倒な調査をお願いをいたしました。  内容については、私の方ももう一度精査をさせていただきたいと思いますが、そこで、先ほどもお話が出ました政治資金規正法の寄附の制限についてであります。  政治資金規正法二十二条の三は、先ほど御指摘もあり...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただきました事例は、連合会の専務理事が政治団体の会計責任者に対して政治資金としての寄附を行った、これによって、贈った方、それから受け取った方、それぞれ刑法上の裁きを受けた、こういうことであります。  そこで、自治省にお伺いをいたしますけれども、この政治資金...全文を見る
○倉田委員 当該団体からの、公益法人からの政治資金の授受は、補助金の決定等をめぐって不明朗な関係を生じさせるおそれがあるので、この寄附の制限をしている、こういうことでございました。  そこで、いわゆる公益法人からの政治献金を受ける場合については、性質上利益を伴わない場合の例外は...全文を見る
○倉田委員 この全国環境衛生営業指導センター、今一億六千万から七千万、あるいは一億八千万の補助金が出ているわけでありますが、この補助金の交付は、先ほど申し上げました政治資金規正法の二十二条の三に言う「性質上利益を伴わないもの」なのか、あるいは伴うものなのか、これはどんなふうにお考...全文を見る
○倉田委員 厚生省から資料をいただきましたけれども、この補助金は、全国環境衛生営業指導センターが行う補助事業の内容に要する経費を補助することによって、環境衛生関係営業の経営の健全化を通じて、その衛生水準の向上を図ることを基本的な目的としてされている。この性質上、利益を受けないもの...全文を見る
○倉田委員 総理、もう一度お尋ねをいたしますけれども、総理は、補助金の交付を受けている公益法人からの政治献金についても今のお答えでしょうか。
○倉田委員 重ねて恐縮ですけれども、例えば公的助成を受けている公益法人、ここからの寄附、さらには別団体として政治団体、これをつくったとしても、いわゆる補助金等を受けている公益法人関連からの寄附であります、これは税金を回収するのに等しいのではないのか、こういう指摘もあるということは...全文を見る
○倉田委員 別組織であれば、あるいは法人格上実体が違うということであれば、こういうことでありますけれども、先ほど政治資金規正法の二十二条の三の趣旨を自治省の方からお答えをいただきました。  そこで、省庁所管の公益法人と政治団体が事実上一体なのではないのか、こういう指摘もあるわけ...全文を見る
○倉田委員 実体が同じなのかどうか、どういう場合に実体が同じと言えるのか。  そこで、公益法人である全国環境衛生同業組合中央会と、この中央会の政治団体である全国環衛中央会政治連盟、さらに先ほどの、厚生省にお聞きしました財団法人全国環境衛生営業指導センター、ここには補助金が一億六...全文を見る
○倉田委員 どういう場合に実体上同一と、私は言える場合もあるんだと思いますけれども、言えるのかということについて、必ずしも今自治大臣からお答えいただいた内容に、私はなるほどそうかと思うわけではありません。  そこで、法制局長官、大変御苦労でございますが、このいわゆる別組織、別組...全文を見る
○倉田委員 実体上同一で考えなければならない場合もあるんだろう、ただ、その内容については個別具体的に判断しなければわからない、私もそれは理解をいたします。  ただ、我々政治家が、いわゆる国民から今政治倫理、そういうものを問われる立場にあるわけだと私は思いますけれども、この全国環...全文を見る
○倉田委員 自治大臣の御答弁、私が何かを前提にしてという御答弁でございましたが、そうではなくて、私は、政治資金規正法二十二条の三、これを問題にしているわけです。先ほど自治省から、その趣旨については、いわゆる助成金の交付について不明朗な関係があってはならない、こういう政治資金規正法...全文を見る
○倉田委員 いや、これは公益法人について、その行政改革、そして本年度の予算が財政再建元年だというのであれば、補助金に対する見直しも必要なのではないのか、こういう視点から質問をさせていただいているわけであります。  そういうふうに言われましたので、私は、前回の行政改革特別委員会で...全文を見る
○倉田委員 政治資金規正法二十二条の三の問題を含めて、今総理から御指摘があったように、後から問題が起こっている、それはその受け取る時点で問題があることなど予測できないわけだから、そんなことはわからない、わかりっこないということも、総理のそのとおりだろうと思うのです。そこで、後から...全文を見る
○倉田委員 そうですね。  それでは、実は官房長官にお聞きしたがったのは、公益法人の数が非常にふえている。例えば、平成元年度で二万二千八百八十三法人であったものが、平成六年では二万五千六百五法人になっている。この五年間で二千七百二十二法人も公益法人が増加をしている。この増加の原...全文を見る
○倉田委員 大蔵省にお伺いしたいのですけれども、例えば平成六年度は既に出ている、平成七年度を今集計中である、公益法人に対する各補助金の総額というのは各省庁それぞれもう現実にお持ちであるわけですね。平成八年度分もある。当予算委員会は平成九年度の審議をするわけですから、その総額、そし...全文を見る
○倉田委員 公益法人に対する補助金がどういうふうに推移をしているのか、もう役割が終わったところがないのかどうか、あるいは補助金の額が適切かどうか、これは決算ベースの問題ではなくて予算ベースの問題だと思いますよ。大蔵大臣が全体を見ながら、これはどうなのかなとやはり御判断にならないと...全文を見る
○倉田委員 議論がかみ合ったとは思いませんけれども、時間が来ましたので、終わりたいと思います。
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○倉田分科員 新進党の倉田栄喜です。  私は、先物取引についてお伺いをいたしたいと思います。  平成二年の五月に、商品取引所法が四十年ぶりとも言われた大改正で、昭和五十七年三月の東京金取引所の開設による従来のいわゆる凍結不拡大主義から育成拡大主義、この政策転換を受ける形で、国...全文を見る
○倉田分科員 これから国際社会の中で健全な市場づくりというのが果たしてできているのか、委託者保護というのがどの程度実際の商取引の世界の中で実現をされているのか、この視点からお伺いをしたいわけです。  そこで、まず全体として、この平成二年の市場の育成拡大を受けて、現在の先物取引市...全文を見る
○倉田分科員 今八十八兆というお答えでありますけれども、実に大変な金額、もちろんこれは取引総額ですから、実際の証拠金というか委託金額はその十分の一なり、そういう数字になるんだろうと思うのですけれども、八十八兆という実に国家予算以上の大変な金額が動く、こういう世界です。  それで...全文を見る
○倉田分科員 実態把握をしている、あるいは苦情相談室等々いろいろ設置をされておられる、そういうことを御説明で私もお聞きをいたしました。その成果として、いわば委託者保護というのは実際図られているのかどうか、この点の問題意識を私は持っているわけであります。  例えば、社団法人日本商...全文を見る
○倉田分科員 報告は受けておられる。恐らく内容、どんな議論が行われたということも御承知をされておられるのだろうと思うのです。  そこで、これは通産、農水両省にお聞きいたしますけれども、この先物取引、いわゆる取引参加者の八割から九割が商品先物に対する不信を抱きつつ取引をやめていく...全文を見る
○倉田分科員 私が今、八割から九割の方が不信を抱きながらやめていくのではないのかと言うのは、先ほど通産省から御説明いただきましたビジョン委の第二部会の第二回会合、この会合の中身で、前提として旧態依然の従来の営業手法。この従来の営業手法というのは取引の拡大の壁。取引拡大の壁というの...全文を見る
○倉田分科員 これから国際市場の中で、先物市場もある意味では健全な市場として大きな飛躍をしていかなければならない要請もあるのだろうと私も思っております。しかし一方で、今の市場のあり方あるいは委託者保護のあり方が、当事者の方々が社会に容認されない業であるとかあるいは裏街道であるとか...全文を見る
○倉田分科員 大臣、これはぜひちょっと大臣もお考えいただいて、御答弁をいただきたいと思うのです。  通産省さんとしてはもちろん、協会としてもそうだと思うのですよ、自主規制ルールをきちんとつくってあるわけですから。だから、やはりそれに立ってやっていこう、そうでなければこれからまさ...全文を見る
○倉田分科員 規制緩和という一つの流れの中ですから、通産省としてあるいは農水省として、この先物取引市場においてどの程度まで行政指導をすべきなのか、あるいはどの程度まで監督をすればいいのかという問題は確かにあるのかもしれません。  しかし、何回も申し上げますけれども、十万人の委託...全文を見る
○倉田分科員 これは、先物市場が健全な発展をする、国際的に通用する市場になるために、どうしても乗り越えなければならない壁だと私は思うのです。一時的に、従来の営業手法で仮に倒産する会社が出てきたとしても、あるいは、その会社が厳しく責任を問われて営業上成り立っていかない状態があったと...全文を見る
○倉田分科員 終わります。
03月06日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○倉田委員 新進党の倉田です。恩給法等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  まず、この恩給法ですけれども、明治八年に恩給制度が発足して、既に百二十年を超える歳月が経過をいたしております。改めて恩給制度の現状と今後の課題について総括的にお尋ねしておきたい。特に、恩...全文を見る
○倉田委員 恩給費の総額の推移は。
○倉田委員 今総括的にこの恩給制度の性格等々についてもお答えいただいたわけでありますけれども、もう少しわかりやすくお答えいただければと思うんですが、軍人恩給の普通恩給やあるいは普通扶助料、これは、いわば戦争に従事をされた方々、従軍をされた方々というのか、そういう人たちに対する国家...全文を見る
○倉田委員 これは随分長い議論があったので、このことをまた蒸し返しするつもりはありませんけれども、今総務庁長官は、やはり戦争犠牲者に対する国家補償なんだと。それだけなんだということではないかもしれませんけれども、少なくともそういう性格のものである。戦後補償、戦後という意味からすれ...全文を見る
○倉田委員 長官にぜひお答えいただきたいと思うんですけれども、まだ、これだけ時間が過ぎても新たな請求がなされている、新規の請求もなされている。しかし現実は、期間の経過で、例えば公的資料の散逸、あるいは傷病関係における公務との因果関係、これを立証することはなかなか実際問題、困難なん...全文を見る
○倉田委員 今、長官から大変積極的な御答弁をいただきました。確かに因果関係の立証なんか本当に難しいんです。高齢化してくると、やはりいろいろなところで痛みが出てくる。それが果たして公傷であるのかどうかということは本当に難しいと思うんです。しかし、今長官からお話をいただきましたように...全文を見る
○倉田委員 この日赤の従軍看護婦さんの方々の問題は、これは明らかに戦後補償の一環の問題だとしてとらえていいんではないのか、私はこういうふうに思っているんです。  やはり、これはすべてそうですけれども、兵役義務はなかったとしても、青春を非常に大きな意味で苦労をされて、犠牲を払って...全文を見る
○倉田委員 今長官から、長官のお立場でもうできる限りの御答弁を多分いただいたのだろうと私は思います。  改めて、私どももこうして委員会審議をしておりながら、附帯決議をつける、しかしその附帯決議、せっかくつけた附帯決議の結果がどうなったのということを検証しないまま、また毎年同じよ...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○倉田委員 新進党の倉田でございます。  男女共同参画審議会の設置法案の質問に入る前に、レバノンで拘束をされた日本赤軍のことについてお尋ねすることをお許しをいただきたいと思います。  まず、官房長官にお伺いをさせていただきますけれども、レバノンでいわゆる日本赤軍のメンバーが拘...全文を見る
○倉田委員 外務省にもお見えいただいておると思いますけれども、外務省の方でその日本赤軍の身元について、今官房長官からお話をいただきましたけれども、それ以外に外務省で確認をしていることはございますか。
○倉田委員 警察庁にもおいでいただいていると思いますけれども、今長官からお話がありました氏名の中に和光という方のお名前、きょうの夕刊になると次世代のコマンドを育成、こういうふうな夕刊記事が出ておりますけれども、警察庁は日本赤軍と言われる組織あるいは構成メンバー、この動向を現段階で...全文を見る
○倉田委員 それでは、男女共同参画審議会設置法案についてお尋ねをいたします。  まず総理府にお尋ねをいたしますけれども、男女共同参画審議会を設置して男女共同参画社会の形成に取り組むということであります。この男女共同参画社会、もちろんこれからこの審議会の中で議論をされていくという...全文を見る
○倉田委員 男女共同参画社会ということで、これはかなり広くて、私もこの問題に関してはさまざまなところから質問ができるのではないか、こう思っているわけであります。  例えば、今問題になっております夫婦別姓の問題。男女共同参画社会のどの辺に位置するかわかりませんけれども、これもここ...全文を見る
○倉田委員 この問題は、この短い時間の間に議論をすることはできませんので、今官房長官のお話を伺ったということで、あえて次の質問に移りたいと思います。  今回の男女共同参画審議会は、従来の売春対策審議会を発展的に吸収するということであります。  そこで、私はこの問題も法案審議の...全文を見る
○倉田委員 援助交際、いろいろ書かれているわけでありますけれども、きちっとした定義があるわけではありません。しかし、例えば、女子中高生など未成年の女性が大人の男性と交際して金品をもらうこと。女子高生らが売春という言葉を嫌って使い始めたとされる。交際の中身は、性交渉なしに食事をした...全文を見る
○倉田委員 今私が長官にお尋ねをいたしましたのは、そういう風潮がどれだけのものかわかりません。小さな一部かもしれません。あるいは相当広がっているのかもしれません。今長官は、これを悪と断定をするというふうにお答えになりましたけれども、このような風潮を生み出している社会状況、それを長...全文を見る
○倉田委員 それでは次に、この審議会の設置そのものについて少し質問を続けたいと思います。  私ども新進党は、今回のこの審議会設置法案には賛成の立場であります。しかし、これを賛成するとしても、審議会のあり方あるいは今ある審議会の状況、これがそのままでいいのかどうかということについ...全文を見る
○倉田委員 今横ばいあるいは微増というふうにお答えいただいたわけでありますけれども、昭和六十三年に口頭の閣議了解があって、昭和四十年に大幅に整理をされた。そこは確かに随分整理をされたなという気がするのですけれども、昭和六十三年から、了解事項以降は本来もっと減るべきではないのかと思...全文を見る
○倉田委員 ほぼ同数の懇談会があるというお答えであります。  いわゆるこの審議会というものがどういう機能を果たしているのか。我々が今国会で、国会は憲法四十一条でいけば国権の最高の、唯一の立法機関である、そのことを踏まえながら、そこと、いわゆる閣法とかいろいろな形の中で政府がお出...全文を見る
○倉田委員 今長官がお答えになりましたように、審議会の積極的な、機能的な側面、その価値を高めていく必要がある。私は、その面は確かにそのとおりかもしれない、こういうふうに思います。  しかし、今、審議会のその積極性あるいは機能的側面、これを高めるために条件がある、私はこんなふうに...全文を見る
○倉田委員 審議会の数、あるいはそれぞれ省庁でいわゆる懇談会という形でつくられている数、二百十八、二百十七。病理的な側面からいろいろな指摘を今させていただきました。ぜひとも、審議会というものを価値あるものにするためには、積極的に公開をしていただけるよう官房長官にも御努力をいただき...全文を見る
○倉田委員 以上で終わります。
04月24日第140回国会 衆議院 本会議 第30号
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○倉田栄喜君 総理は、昨年十一月、二〇〇一年までに東京市場をニューヨーク、ロンドンと並ぶ国際金融市場に復権することを目標とした「二〇〇一年東京市場の再生に向けて」との構想を打ち出しておられます。この構想が、ただいま議題になりました金融監督庁設置法案にどのようにあらわれでいるのか、...全文を見る
05月15日第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  阪中参考人にお尋ねをさせていただきますが、参考人からお配りをいただきました資料の一ページ目の中に、表として「冷戦期」と「冷戦後」それぞれ対比をしていただいております。この中にあります危機とか有事の中身に関係するのだと私は思うのですけ...全文を見る
05月16日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  ちょっと両大臣、今、席を外しておられますので、ただいまお決めいただきました日銀総裁、お見えでございます。そちらの方からお伺いをしたいと思います。  まず、さきの四月二十四日の本会議で、私は、総理が昨年十一月十一日に示されました「我...全文を見る
○倉田委員 これは私、本会議でも総理にお尋ねをいたしましたけれども、一千二百兆の個人貯蓄の運用、これは我が国にとっても企業にとっても、企業は今七百十八兆、比較できる数字かどうかわからないというお答えでありましたけれども、これだけの貯蓄というものがどう運用されていくのか、我が国にと...全文を見る
○倉田委員 総理がさきに、昨年十一月に基本的な考え方で示された改革、その具体的な項目としては、いわゆる金融市場の改革と不良債権の処理、これを掲げておられるわけですね。  そこで、現在のこの、あえて超というふうにつけさせていただきますけれども、低金利政策、先ほどお答えいただきまし...全文を見る
○倉田委員 今総裁がお答えいただいたような、そういう説明の仕方もあるのだろうと思うのです。しかし、先ほどの生産、支出、分配、この視点から申し上げたときに、これもちょっと古い数字だと思いますが、例えばこういう指摘があるわけです。六十代の人たちが定期性預金を幾ら持つているかというと、...全文を見る
○倉田委員 我慢がどれくらいまでできるか、こうあると思うのですね。私は、もうそろそろ、皆さん、先ほどの例でいけば、年間四十万から五十万も本来、四年前だったら入ってくるはずだった金利が入ってこない、こういう状態がこのまま続くことに我慢ができなくなってきておられるのではないのかな、そ...全文を見る
○倉田委員 誤解あるいは混同、経過のつけ方はそれぞれ立場の説明の仕方があると思うのですけれども、私は、結果として資本が流出するのではないのか。今のお答えは、それは多分しない、そういうお答えだと思うのですね。しかし、水が低きに流れる、金利が高きに流れる。もちろん手数料の問題、為替リ...全文を見る
○倉田委員 私は、今官房長官がお答えいただきましたように、庶民、預金者の痛みというものを政治家としてわかっていただきたい、そういうことでございます。  そこで、日銀総裁、私からは最後のお尋ねでございます。  今るる質問をさせていただきましたけれども、この超低金利政策、まだ今後...全文を見る
○倉田委員 どうぞ総裁、いわゆる金融政策、まさに日銀総裁の専管事項でございます。財政に従属をするという批判がありました。そういうことではなくて、まさに金利政策として、どうぞしっかりと国民の声も聞きながら、誤りなきかじをとっていただきたいとお願い申し上げます。総裁、私からの質問は以...全文を見る
○倉田委員 二〇〇一年まで、我が国東京市場をニューヨーク、ロンドンと並ぶ、そういう国際金融市場にしよう。五年間、五年間で間に合うかどうかという問題もあるわけですけれども、総理が基本的な考え方を示された中での今回の事件であります。しかも、野村証券は以前にもこの国会で取り上げられまし...全文を見る
○倉田委員 このようなことが起こった原因、背景、それを大蔵省としてどんなふうにとらえておられたのだろうか。どうも今御答弁を聞いている限りでは、なるほど、そんなふうにお考えになっておったのかというふうには思えませんでした。おわかりになっていなかったのか、あるいは、おわかりになってい...全文を見る
○倉田委員 本当は情報公開等々いろいろお尋ねすることがあったわけでありますけれども、時間が大分なくなってまいりました。  そこで、当委員会で議論をいたしておりますいわゆる金融監督庁設置法案、この法案について、総理が示された基本方向に果たして乗っているのかどうか、このことを基本に...全文を見る
○倉田委員 大蔵大臣は、総理が基本的な考え方として示されたいわゆるフリー、フェア、グローバル、このいわゆる三改革原則、このことをお示しになって、そういう方向に向かって変わっていかなければならないんだろう、従来のいわゆる護送船団方式、裁量的業者行政、そこは変えていかなければならない...全文を見る
○倉田委員 余りよく理解できなかったんですけれども、変わるのか変わらないのか、私は変わらなければならない、そう思っております。  大分質問の項目は用意したんですけれども、ちょっと時間がなくなってしまいました。あとちょっと、一点、二点だけお尋ねをいたしますが、いわゆる日銀考査が契...全文を見る
○倉田委員 これも私はディスクロージャーの一つの要請なんだろうと思うのです。持っている情報をきちんと公開をすることによって責任の所在も明らかになる。情報が不明確なままでは本当に、どうなっておるんだ、だれが責任を本来とらなければいけないんだということさえ不明確になってしまいます。従...全文を見る
○倉田委員 官房長官の今お答えいただいたお考え、御認識でいいのかどうか、私は少し異論がございますけれども、また次の機会にさせていただきたいと思います。  以上で終わります。
05月22日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  私はまず、いわゆる公務員制度調査会が設置をされて、第一回の会合も始まったというふうに承知をいたしておりますけれども、この公務員制度調査会のことからお尋ねをしたいと思います。  五月十九日に公務員制度調査会が、これは第一回の会合だと...全文を見る
○倉田委員 今長官からお答えいただきましたけれども、そのお答えの中に大まかなものは集約をされている。お答えの中に長官御自身の決意も私は拝聴させていただきました。  要は、我が国が大変今危機的な、制度も組織も含めて、危機的という言葉が適切であるかどうかはともかくとして、大変な状況...全文を見る
○倉田委員 確かに倫理は、一番最初になければならないものは自己規律あるいはその職場の規律、そういうことだと思っております。そういう意味で、今長官が最後の部分でお答えになった部分も私は理解をできます。  ただ、私どもが一方で法でなければならないのではないのかと思う部分は、やはりこ...全文を見る
○倉田委員 それでは、先ほど石井委員の方から質問ありましたけれども、いわゆる差しとめの構成要件の部分、いわゆる「その者から聴取した事項若しくは調査により判明した事実に基づきその者に犯罪があると思料するに至つたとき」というこの構成要件の部分のところで、先ほど、例えば調査、どういうふ...全文を見る
○倉田委員 恣意的な裁量も十分な調査で排除できる、こういうことだろうと思いますし、今局長のお答えは、私も力強く聞いたわけであります。いわゆる司法権限はなくても十分調査はできる。  それで、長官、これは要望だけでございますけれども、例えば今後いろいろ不祥事件が起こってくる、国会で...全文を見る
○倉田委員 退職金の場合と期末・勤勉手当のその性格の差から返納制度は必要ないではないかという御判断、それは議論の結果だということであれば、そういう考え方もあるのだろうと思うのです。ただ、不祥事を起こしたというそのことをどう見るか、そこまで踏み込むくらい重いことなのだと見るならば、...全文を見る
○倉田委員 長官からも最初お話がありました、今局長からもお話がありましたけれども、いわゆる行政あるいは公務に対する国民の信頼をどうまた構築をしていくのか。そういう意味からすれば、この制度というのは、最初の話に戻りますけれども、ずっと継続的に絶えず検討を続けていかなければならない問...全文を見る
○倉田委員 確かに、その投資、新しいものをつくり出すというときに、なかなか民間では不十分だ、だから国でやらなければならない部分はある、その御指摘というかそのお答えで、例えば特殊法人でもいろいろなものができた、こういう経過があることはわかります。  ただ、果たしてそれでいいのかな...全文を見る
○倉田委員 例えば、産官学の交流の問題からいけば、平成二年でしたか、百二十三回だったか、一回だったか、いわゆる研究交流促進法というのを成立させております。これは、それぞれの交流をして、その成果を果たしていこう。この法律と今回の任期つき研修制度はどんな関係になるのでしょう。
○倉田委員 例えば、招聘型の研究員の方の場合、非常に顕著な実績を上げておられてノーベル賞級的という方だとすれば、すぐれてその方の属性というのが大きいのだろうと思うのですね。そういう方をお呼びするときに、ではやはりその人が行くのであれば、その人が入ってそこの職場で研究をされていくと...全文を見る
○倉田委員 研究者の方の自主性を十分に尊重していただいて、そして、確かに任期つきでありますけれども、やはり成果をきちっと出していくということが肝要だと思っております。  そういう意味で、これは御指摘だけにとどめさせていただきますけれども、その成果というものを、これは若生育成型に...全文を見る
○倉田委員 全体の人事管理、人事バランス、任期つき研究員の方々、あるいはそうでない一般研究員の方々、この方々の研究意欲もそぐことがないようにどうぞ十分配慮をしていただきたい、そういうふうに思います。  最後に長官、これも簡単に後でまた議論をさせていただきますけれども、エージェン...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので終わりますけれども、お運びをいただきながらお答えいただかなかったところもあると思います。おわびを申し上げまして、質問を終わります。
05月23日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○倉田委員 時間が延びております。私は、三時十分から四時十分まで一時間の予定で、官房長官は四十五分までおいでいただくということで、三十五分間ぐらいは官房長官にお尋ねできる、こう思っておったわけでございます。官房長官に対する御質問を残すことになりますので、一問だけお答えいただいて、...全文を見る
○倉田委員 官房長官から、株主総会における総会屋、総会屋だけにかかわらないのかもしれません、こういうものは断固として排除をしなければ、そういうお話がありました。ぜひそうしていただきたいと思いますし、この点もきちっとしなければ、いわゆる我が国の市場、ルール、組織というものの信頼感も...全文を見る
○倉田委員 委任代行の話ではないのですね。要するに、地方財務官の方々のお仕事というのは何なんですか。それは今審議官も、専らという言葉、主としてという言葉がありますけれども、専らというのは、もうほとんど、九九・九%はその仕事ですよ、検査監督ですよ、それが専らという言葉の定義だと私は...全文を見る
○倉田委員 審議官は今、地方財務局の構成の話の中でお答えになりました。  私が問題にしておるのは、地方財務局の中で検査監督に当たっておられる方が例えば二割なら二割かもしれない、その二割の方は、先ほどのお話で、専ら検査監督をやっておられる、ほかにほとんどやっておられることはない。...全文を見る
○倉田委員 検査監督の、例えばその一つの中における二割なら二割を独立にして、新たなところに置くなら置くということは行革の流れに反する、あるいは小さくなり過ぎる、そういうお答えなのかなとお聞きをしましたけれども、でも、そこは方法があるのではないのですか。同じ建物の中にあってもいい、...全文を見る
○倉田委員 私は、前回の質問のときに、何のためにこの金融監督庁の設置はあるのですか、まず、組織論ではなくて、組織論の前に機能論としてどうあるべきなのか、そのどうあるべきなのかという姿が明確になって、そしてその次にこのどうあるべきかということに対応する組織がなければならない、こうい...全文を見る
○倉田委員 お答えを聞いても、まさに金融検査監督に対する、いわば検査官の方に対する監督権、一方で大事に対する人事権、私は、地方財務局の検査官の方々が検査監督を専らにされるのであるとすれば、やはりこれは金融監督庁に身分そのものも行かれるべきであろう、こう思っております。この一点だけ...全文を見る
○倉田委員 委員長、これは国民の皆さんが、あるいは世界の市場が、我が国の金融市場、証券市場というものの信頼性を取り戻せるかどうか、その一つにかかわっているわけですから、どうぞ委員長にもぜひさらに御努力をしていただいて、なるほどという結論が見えますようにお願いを申し上げたいと思いま...全文を見る
○倉田委員 大臣のお答えと私は認識が違う点がございます。大臣は、あくまでも法令に違反するかどうか、そういう点からのお答えであった。法令に違反するかどうかは、まさにそれは司法、捜査の担当であります。  しかし、私が今問題提起をいたしておりますのは、総理が言われる、二〇〇一年には我...全文を見る
○倉田委員 今局長のお答えは、要するに従来の行政指導、通達行政というものは転換をして、この通達そのものもきちっと整理縮小して、法にできるものは法にして、いわばルール化しよう、市場ルール化みたいに変えていく、そういう御答弁でした。  私が申し上げたかったのは、その前の段階。こうい...全文を見る
○倉田委員 私は、行政も政治も責任の所在を明らかにするとともに、やはり責任という、結果の責任をどういう形でとるということも明確にしていかなければ、だれがどういう形で責任をとったのかわからないような状況でそのまま過ごしてしまっては、今までの悪いことを反省して、また直しますということ...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。  時間が参りましたので、以上で終わります。
05月26日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○倉田議員 信用秩序の維持ということで、政府系金融機関との関係も御指摘の中にあるのだろう、こう思いますけども、御承知のとおり、金融委員会の監督行政の対象の中には政府系金融機関は含まれておりません。  そこで、これらの関係については、法二十条で、政府系金融機関を所管する長との間に...全文を見る
○倉田議員 今、金融行政とそして財界、業界の関係性についてお尋ねがありました。  一つは、護送船団方式、それからディスクロージャー、この関係でありますが、今までの議論の中で明らかになってきておると思いますけれども、我が新進党案は、先ほど委員の御指摘の点と関係性において少し御理解...全文を見る
05月27日第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○倉田委員 野村証券と第一勧業銀行事件、この二つ、証券界、金融界の不祥事件がございました。我が国の証券界そして金融界、世界の市場に与えた信用の低下というのは免れない、こう思います。  前回の質問の終わりの方で、私は大蔵大臣に、野村証券も第一勧業銀行もそれぞれ執行陣は責任をとられ...全文を見る
○倉田委員 先般、公務員の方々の懲戒処分等々の発表がありました。私はそういうことを申し上げているのではなくて、司法は司法、行政は行政、政治は政治の立場で、一つの結果というものに対して責任というものをきちっと明確にしていく必要があるのではなかろうか。そうでなければ、時間がたてばその...全文を見る
○倉田委員 まことに一般論的なお答えをいただいたわけであります。中身については具体的にはお答えできない。しかし、前回もあったわけです。どういう検査か、具体的な中身の問題として、例えばそういう経営陣のあり方とか、あるいは総会屋との関係とか、そういう具体的なことで検査の項目というのは...全文を見る
○倉田委員 重ねてお尋ねをいたしますけれども、その平成六年の八月の検査、市場ルールというものが遵守をされていたのかどうか、その視点から見たときに、その検査では、市場ルールというのは遵守をされている、そういうふうに結論を得られたわけでしょうか。
○倉田委員 そうしますと、今のお答えは、平成六年に行われた検査、監視、その一連の検査、監視の中で今回の不祥事件の原因みたいなものを把握をして告発に至った、こういうことですか。
○倉田委員 平成六年の八月に検査に入られて、その後監視も続けてこられたのだと思いますが一現在平成九年であります。平成六年の検査、監視で、問題があるのではないのか、こういうことをもし予測ができたというふうに今お答えの中にあったのだとしたら、告発の時期がこんなにおくれたのはなぜですか...全文を見る
○倉田委員 それでは同じことを、第一勧業銀行事件といいますか、この第一勧業に対して検査というのは直近でいつごろお入りになって、どんな検査をされたのか、お尋ねいたします。
○倉田委員 その平成六年の十月の時点で厳正に検査をされ、問題があれば指摘をした、こういうことでありますけれども、平成六年の十月の時点で今回の事件の原因につながるもの、それはお気づきにならなかったのでしょうか。
○倉田委員 今それぞれその検査、監視の内容、その時期等についてお答えをいただきながら、検査の対象というのは非常に多岐、膨大にわたる、その中から法令に違反をしているものあるいは不正がないかどうか、それを発見するのは大変なんです、いわばこういうふうなことにつながるのではないのか。 ...全文を見る
○倉田委員 確かに法令違反を摘発をする刑事司法の分野とは違うのでしょう。そういう意味からすれば、不正があったかどうかということを事細かくチェックをするのは難しいかもしれません。これはお互いに、相手方機関との信頼関係の上できちっとした情報提供がなされている、そういう検査なのだろう。...全文を見る
○倉田委員 今のお答えの中にありましたけれども、一方で内部管理というのがきちっとできているかどうかという部分については、それはある意味では自己責任の部分だと思うのですね。一方で市場ルール、いわゆるフリー、フェア、グローバルのそのグローバルの部分、国際標準の市場ルールに乗っかってい...全文を見る
○倉田委員 大臣のお答えは、組織も違います、機能的にも分担をいたします、そして金融監督庁長官にすばらしい人材を得て、その長官のいわゆる指導力、これに期待をいたしたい、いわばこういうお答えであろうかと思います。  しかし、私が問題提起をいたしましたのはそうではなくて、どういう検査...全文を見る
○倉田委員 議員立法の件はどうですか。
○倉田委員 最後の部分は、私は、今回の金融監督庁の一番細目的な部分で当初の趣旨が生かされているかどうか、そこにも疑問を持っております。ですから、これからいわゆる橋本行革と言われる形の中でさまざまな行革案が出てくる、やはり最後まで責任を持ってつくらなければならないのではないのか、そ...全文を見る
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○倉田委員 新進党の倉田栄喜でございます。  陳述人の皆様方には、きょうは大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。また、日ごろからの皆様方の市民活動に心から敬意を表したいと思います。  お話を聞かせていただきながら、二つ私はポイントを考えたわけでありますけれ...全文を見る
○倉田委員 それでは、中村陳述人と本田陳述人と早瀬陳述人にお伺いをしたいわけであります。  一つは、これからNPO法案で法人格を取られた場合、行政の関与のあり方、その点についてどういうふうにお考えになっておられるかということが一点。  それからもう一つ、先ほど私が公益、私益あ...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。  最後に、三好陳述人と中村陳述人に、いわゆる報酬性、例えば、それぞれ提出をされてある案では、会員、社員の方々の事務スタッフ経費ということになるのか、報酬を受け取ることができる、こういうふうになっているわけであります。この報酬性という問題と、...全文を見る
○倉田委員 それでは、村上陳述人に最後にお聞きをいたしますけれども、ずっと長く活動をやってこられた先ほどの運営資金といいますか、資金活動、それは、実際には寄附みたいなものはどれくらいあるのでしょうか。
○倉田委員 ありがとうございました。終わります。
11月06日第141回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○倉田委員 新進党の倉田でございます。  きょう、総務庁長官は、この内閣委員会において初めて御答弁をいただくわけでございます。  そこで、まず長官に、今行革ということでいろいろな議論が起こっております。省庁再編、規制の撤廃、緩和、この見通しについて、長官の御決意をまずお伺いし...全文を見る
○倉田委員 さまざまな議論が行われておる、それはマスコミ等々を通じてよくわかるわけでありますけれども、どうも、どういう方針に基づいてこの議論がなされておるのかというところが、実は私にはよく見えません。どの部分をどこにくっつけるか、どういうふうにするのか、そこは見えるわけですけれど...全文を見る
○倉田委員 今、大臣のお答えのとおりだと思うのですが、ただ、その中身が、いわゆる言葉は私の申し上げたことも大臣のお答えになったことも同じでございます。ただ、私が申し上げたことの中に、中央政府というのはもっと機能的に専門化すべきではないのか、こういうふうに申し上げましたけれども、そ...全文を見る
○倉田委員 私は、やはり、中央のみならず各地方も、行政が仕事を抱え過ぎているのではないのか。きょうの本法案にも関係がありますけれども、いわゆる書類の山、企画書の山、申請という関係でいえば申請書類の山に、各公務員の皆さんが埋もれて仕事をなさっているのではないのか、こんな気もするわけ...全文を見る
○倉田委員 そこで、本法案、許可等の有効期間の延長に関する法律案についてでございますけれども、この法案が提出をされてまいりました背景について考えてみますと、本年二月の閣議決定、申請負担の軽減対策、これがあると思います。  国民の皆さんの負担の軽減と事務の簡素化、そして同時に行政...全文を見る
○倉田委員 そこで、我が国の申請、届け出、報告等の件数が今どれくらいあるのか。  これは総務庁の方から御説明をいただければと思いますけれども、お聞きをした範囲では、許可、認可、免許、承認、届け出、報告等、国民の申請等に基づき行政庁が行う処分及びこれに類似するものが一万九百八十三...全文を見る
○倉田委員 これは恐らく行政監察局の方の報告にある話だと思うのですけれども、例えば申請に伴う報告、届け出等に関連する国民の負担の現状ということで、例えば国等の建設工事等に係る競争契約参加資格審査における申請者の負担の現状、これは平成五年の数字、私が持っている数字で申し上げますと、...全文を見る
○倉田委員 長官、今私がいろいろ申し上げました。事務方の方からちょっとお答えいただきましたけれども、窓口の一本化であるとか添付書類の削減だとか、長官がリーダーシップを持って、これはやろうよと大胆におっしゃれば、相当できることがあるのではないかと私は思います。長官が、この点はやはり...全文を見る
○倉田委員 長官のお話の中に大体含まれているのではないのかなと思ってもおりますが、くどいようでありますけれども、もう一つだけちょっと具体的に、中身だけ長官のお考えを聞かせてください。  先ほどお答えの中にあるいはあったと私は思いましたけれども、いわゆる国と地方を通じて窓口を一本...全文を見る
○倉田委員 私は、長官のお答えをいつも聞いていてすごいなと思うときがあるのですけれども、時に、これはやりますと簡潔、短く言っていただければもっといいのではないかと思うことがございますので、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。  そこで、今長官のお答えの中にありました、いわ...全文を見る
○倉田委員 委員長にお願い申し上げますけれども、要するにこの問題は、これからどう考えるかというその方針をお聞きしているわけであります。総務庁長官として自分はこういうふうに考えたいというふうに、まさに長官にお話しいただきたいところでございます。  今、事実関係の説明ということでご...全文を見る
○倉田委員 我が党も、石田元総務庁長官がかねてから本委員会でも一時間を超えるお尋ねを実はさせていただいたわけでありますけれども、ペーパーレス化、情報システムの管理化について積極的に提言をさせていただいております。ぜひ大胆果断に御検討をして実行していただきたい、こんなふうにお願いを...全文を見る
○倉田委員 長官の御答弁は、けじめをつけます、こういうお話であります。問題は、けじめをつけられればいいのかどうかということではないのか。つまり、事前協議制度そのものというのをこの際やらない方がいいんじゃないのと。もちろん反論も、それではちょっと困ること、いろいろ不都合なこともきち...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、以上で終わります。
○倉田委員 ただいま議題となりました、自由民主党、新進党、民主党、社会民主党・市民連合及び太陽党の共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     許可等の有効期間の延長に関する法律案に対する附帯決...全文を見る
11月27日第141回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○倉田議員 基本的には、今お答えをされたとおりでございます。  ただ、本文の中で帰国意思を要件といたしましたのは、民主主義という観点からすれば、治者と被治者の同一性、これを図る原理でございますので、日本国の実質的な統治のもとに永久に入らない、そういう人は、基本的な考え方としてで...全文を見る
○倉田議員 今委員御指摘のように、閣法ではこの制度は設けてございませんが、私どもの衆法では国内の選挙人名簿に基づく海外の不在者投票制度というのを設けてございます。  それは、例えば選挙当日、国外の住所に、海外に住所は移転をされておられる、しかし海外に住所を移した者で三カ月経過す...全文を見る
○倉田議員 お答えいたします。  今回の改正法の二百六十九の三において、当該領事官の管轄区域内に住所を有する者のうち政令で定めるものについては、はがきによって周知をさせる、こういうふうにいたしております。  そこで、この「政令で定めるもの」ということでございますけれども、これ...全文を見る
○倉田議員 選挙が行われる旨の通知をするということでございます。
○倉田議員 事実上の問題として、こういう制度ができましたよということを広く周知をしなければならないわけでありますけれども、これは、今お答えのように、在外公館の中におけるポスター等々は十分考えなければいけないことでございますが、はがきによってその人のところにこういう制度ができました...全文を見る
12月04日第141回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○倉田委員 新進党の倉田でございます。  昨日、行政改革会議において、いわゆる省庁再編案等、行政改革についての最終報告が出されたということであります。総務庁長官、この間、いろいろ経過がある中で、大変御苦労なされたことだろうと思いますけれども、きょうは、内閣委員会、昨日の最終報告...全文を見る
○倉田委員 今、長官のお話、お答えの中に、二つ要点があったように私は思います。一つは、この行政改革の本来の理念、精神、これをいかに堅持するかということと、同時に、新聞報道でもさまざま出ておりましたけれども、各界各層の意見を取り入れながら調和をさせていかなければならない、そこに長官...全文を見る
○倉田委員 今長官からお答えいただいたことは、州府十二省という大枠をくくることからスタートすることが果たしてよかったのかどうかという、こういう問題意識も含めて、私はおおむね納得できる話であります。  しかし、問題は、今長官が総論的にお話しになったことが今回の最終報告の中でどこま...全文を見る
○倉田委員 複雑な経緯があって、妥当な結論だったと思っている、長官のお立場としてそう答えざるを得ないのかもしれません。しかし、長官御自身も、先ほどのお答えの中にありました、縦割り行政の弊害をなくす、単に今ある省庁をくっつけることによって大きな窓口になったから縦割りの弊害がなくなる...全文を見る
○倉田委員 今、長官のお答えは、単に今ある省庁を組み合わせたということではありません、縦割りの弊害をなくすために先ほど申し上げさせていただいた横割りの思考というものをもって考えたのです、そういうお話でありました。  しかし、そこがどうも見えないのです。確かに、縦割りの弊害の中で...全文を見る
○倉田委員 長官のお答えの中に、この最終報告、内閣として至当なものでございます、こういうお答えがありました。しかし、その後段、今お話しになったこと、それがまさに求められている課題なんだろう、こう思います。  それを受けて、今後内閣として、本当に、ああなるほど目に見える形になった...全文を見る
○倉田委員 官房長官からお答えいただきました。  質疑時間が終了したということでございますので、まだ質問を大分残すことになりますけれども、長官今お話しのように、規制の撤廃、緩和についても、検討して、いろいろ各界各層の意見を聞いて出てくるもの、それで果たして十分なのかどうか。この...全文を見る