倉田栄喜

くらたえいき



当選回数回

倉田栄喜の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。  大臣の所信は昨日お聞きをしたわけであります。昨日お聞きをいたしまして、配られた資料に正確に大臣の所信の内容が再現をされておりますので、もう一度これを読み直しながら、この大臣が述べられた所信、そこに貫かれる問題意識というのはどういうものだ...全文を見る
○倉田委員 小渕内閣、二年間を想定しながら、その中で解決をしていく当面の諸問題だ、そういうことを第一に今大臣にお答えをいただいたわけであります。  私が問題意識を持ちましたのは、第二の方もきちっと、第二で今大臣がお答えになった部分に含まれていない部分があるんだ、私はこう思ってお...全文を見る
○倉田委員 今、大臣は分権論の立場からもっと違うことがあり得るかもしれない、こうお話しになりました。確かにそれも私も一つの視点だと思います。いわゆる上り、下りも東京を基点として発想するような今までの交通輸送体系というのが、これから分権が進んだときにそれでいいのかどうかということも...全文を見る
○倉田委員 今、大臣、最後の方でお答えいただきましたけれども、まさに中止の問題も含めて、あるいは今必要とされている問題も含めて、これは本当に二十一世紀に有効な投資なの、このことはぜひ考えていただきたい、こう思うんですね。  情報化と言われる、国際化と言われる、少子・高齢化と言わ...全文を見る
○倉田委員 どういう議論があるかぐらいは御紹介をしていただきたいという気はしますけれども、知らないと言われればどうしようもない。  せっかく新しい名前をつくるんですから、国土交通省ということに最終的に決まったとしても、本当にいい名前だなとみんなが思えるような名前にしてほしいし、...全文を見る
○倉田委員 どのように変わるのか。行政改革の視点で考えれば、行政組織というのはどのように効率化され、あるいは組織、職員数、どのように具体的に削減をされるのか。  そして、先ほど大臣が、変わるということで省庁改革をやるわけだから当然変わっていくんだというふうにお答えになりましたけ...全文を見る
○倉田委員 何が変わりますか、こういうお尋ねに、まあ、同じ屋根の下に一緒になれば何か変わるだろう、こういうお話でもあります。変わっていくんだという、それは大臣の御確信かもしれませんけれども、やはり私は、少し理想論で、大臣の方に一方的な要求だけして、ではおまえの方はどう考えるんだと...全文を見る
○倉田委員 一内閣一大臣、現在はそうでもないから少なくともそれくらいはというふうな意味でおっしゃったのかもしれません。一方で、大臣が仮にかわったとしても運輸行政というのは継続的にあるんだから心配ないということはあるかもしれませんけれども、この変革期の中では、大臣も、いやこれは大変...全文を見る
○倉田委員 今、大臣お答えの中で、国民にいいサービスを提供する、こうお答えになりました。そのいいサービスの部分が、最初申し上げた議論のところなんですよ。国民が望むサービスを提供してほしい、お役所が考えるサービスを提供してほしいのではなくて、国民が望むサービスを提供してほしい、もち...全文を見る
○倉田委員 だから、今大臣いみじくも、どういう法律の書き方にしたら運輸行政が、それは行政の側からうまくやれるんだろうかみたいなニュアンスに聞こえるんですね。だから、そこ難しいんだと思うんですけれども、そうではなくて、やはりこの省庁改革、基本的な考え方によって変わるんだ、組織もそれ...全文を見る
○倉田委員 私も電車で通いますので、冬の通勤時の混雑、私が通う線はそれほどでないとしても、ほかの線に乗ってみると、これは本当に大変なんですよ。これを解決できる政党というのはもう一遍に勝つだろうと言われているぐらいなんです。そういう現実の問題を目前にしながらも、なおやはり私どもは二...全文を見る
○倉田委員 輸送体系の中で、先ほど高齢化という問題もありましたけれども、二十一世紀の社会の姿が変わるということ、つまり環境条件というか環境変化というのがあると思うんですね。  先ほど午前中だったか、各駅のエスカレーター、エレベーター、あるいは上りエレベーター、下りのエレベーター...全文を見る
○倉田委員 大臣は既にもう御理解をいただいておると思いますけれども、公明党では、マイカー減税という形でいわゆる環境に優しい車、それをもっとふやしていかなければいけないな、こういう主張でございます。ですから、環境に優しい低公害車については、今大臣もお述べいただきましたけれども、これ...全文を見る
○倉田委員 いわゆる環境に優しい交通輸送体系をどうつくり上げていくのか、それで、地球温暖化問題について言えば、いわゆる排出ガスの総量をいかに少なくしていけるか、目標達成できるかどうか、こういう課題でございます。それを達成するために具体的にどういう方途があるんだろうか。それで今私は...全文を見る
○倉田委員 要は、国の輸送政策として鉄道貨物輸送というのを例えば二十一世紀どういうふうに位置づけるんですかということを、私は、国の問題なのではないのかという気も、まあ鉄道でやるかほかのトラックでやるかは別ですよ、そこが政策なんだろうとこう思うんです。ですから、鉄道貨物というのはど...全文を見る
○倉田委員 これはやはり利用者の皆様方の不安にもつながる話でございますので、ぜひ正確な情報開示、そして適切なアナウンスをお願いしたい、こういうふうに思います。  残した質問については、またほかの機会にやらせていただきます。終わります。
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○倉田分科員 公明党の倉田栄喜でございます。私は、まず有馬文部大臣に、大臣御自身に、今の教育における問題等々についてお伺いをいたしたいと思います。  まずは義務教育についてでありますけれども、大臣は、現在の義務教育について基本的にどのようなことが問題であるとお考えになっているの...全文を見る
○倉田分科員 大臣から、実に多くの問題があるということを今お答えいただいたわけであります。  先般の予算委員会でも、今までの我が国の社会が、大量生産、大量消費の中で、非常に均質的な人たちというのがいっぱい生まれたのではないのかな、二十一世紀がそれであっていいのかどうかという問題...全文を見る
○倉田分科員 そのために、今、教育改革を掲げながらプログラムをつくって、これから進めていかれるんだろうと思うんですけれども、要は、まだ何が主なのだということが、主役がよく見えない、わからないというふうな気がいたします。  今まで戦後ずっとやっていた教育とこれから二十一世紀にある...全文を見る
○倉田分科員 今、義務教育についてお伺いをしたわけです。独創性とか個性とか、そういうお話をいただきました。  そこで、その次の高等教育についてもお尋ねをしたいわけでありますけれども、この高等教育等について、大臣はどんな問題意識をお持ちですか。
○倉田分科員 大臣、義務教育におきまして基礎的な部分をしっかりしなければいけない。そこで、何が基礎的なのかということについては、ある意味ではもうちょっとしっかりしなければいけないんじゃないか、こう思うんですね。学ぼうとすればいっぱいある。いっぱいあり過ぎて、それこそ時間が足らなく...全文を見る
○倉田分科員 同時に、それがまた均質的な、同じような人たちが生まれるということではなくて、まさに個性多様な、独創性を持った、しかも責任感を持った、社会にあるいは世界に有為な人たちをどう生み出していくかということでございますので、ぜひ大臣が文部大臣としておいでのときに一つの大きな道...全文を見る
○倉田分科員 そんなに時間がないものですから、またまとめて御答弁いただくとして、皆さんそう思っていらっしゃる、こう思うんですね。  しかし、国と地方の役割分担だという議論が一時ありました。それから、財政構造改革法に基づいて補助金の見直しが必要だねということで、あのとき随分いろい...全文を見る
○倉田分科員 外壁、モルタルが落ちて、子供があちこちで当たって大けがをしたという事態になれば、それこそ大問題だと思いますよ。  それから、現在の建築基準法の耐震基準、これは昭和五十六年度に改正をされていますけれども、その施行以前に建築された建物は、校舎は、面積にして全体の七一%...全文を見る
○倉田分科員 財政構造改革法で、国の財政の問題は大変な問題ですから、あのときにやはり切ってはならないものを実は切ってしまったのではないのかという気もするのですね。  だって、危険校舎面積が四分の一あって、建築基準法が変わって耐震構造を変えなければいけないという状況の中に、もちろ...全文を見る
○倉田分科員 これは非常に私勉強させていただいて大変な問題だなと思いましたので、しっかりやっていただきたいと思います。  時間が参りましたので、最後に大臣、もう一度最初の方の総論に戻るのですけれども、橋本元総理が言われた六大改革の中で、教育改革というのも大きく位置づけられており...全文を見る
○倉田分科員 文部大臣、しっかり頑張ってください、こうエールを送りまして、私の質問を終わります。
04月16日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○倉田委員 私は、まず需給調整規定の廃止ということにつきまして大臣の御認識をお伺いしたい、こう思います。  今まで大臣からのお話がありました。いわゆる競争原理、市場原理を取り入れることによって、我が国の物流コストが高い、この問題を何とかして解決するためにも民間の力を導入しなけれ...全文を見る
○倉田委員 今大臣のお答えの中にもあったわけでありますけれども、我が国二十一世紀の社会の姿を描くときに、いわゆる市場原理に基づく自由競争があって、そしてそこで優勝劣敗、破れた、あるいはそこに、そこではどうしても戦えない部分のためにいわゆるセーフティーネットを張る、基本的にそういう...全文を見る
○倉田委員 私は、それぞれの輸送事業体、それぞれに特性を持ちながらその特性に応じて、自分に足らないところはほかのところにやってもらう、あるいは小回りのきくところは小回りのきくところでやってもらう、そういう協力関係、つまり本当に国民全体の利便に資するという意味での協力関係というのも...全文を見る
○倉田委員 競争環境の整備ということは、細かく言えば実はもっと具体的にいろいろ出てくるんだと思うんですね。では、どの部分でしたら果たしてそれぞれの事業体に応じた適正、公正な競争条件と言えるのかというのは、実は検査のあり方一つをとっても、あるいは人員は何人必要なのかという問題等々い...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただいたのは、生活路線の維持というところで、離島航路路線の指定区間のお話をいただいたんだと思うんですけれども、要は、そういうことだけなんですか。行政、国があり地方自治体があって、我が国の輸送体系がありますね。それは、鉄道事業をどう位置づけるか、これからの環境...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただいた部分は、今回の法改正に伴って変更したわけではないわけです。従来からの方針ですね。その従来からの方針を今回の法改正にかかわらず続けていく、こういうことでいいわけですか。
○倉田委員 その支援のあり方、あるいはその補助の内容等々について、今回出ているわけではありませんけれども、国の補助のあり方、そして地方自治体の補助のあり方、今まで一つのルールがあったんだろうと思うんです、一定の割合があったんだと思います。それから一方で、民活導入ということで事業主...全文を見る
○倉田委員 鋭意検討をされているということを聞いて、どういうふうな中身になっていくんだろう、こう心配しますよ。だから、それもできるだけ多くの意見を聞きながら、例えばこの委員会の場であったとしても、早い段階でこういう検討、こういう課題について、財政負担という問題もあるわけですから、...全文を見る
○倉田委員 非常に簡潔にお答えいただいたわけです。黒字会社が七社で、赤字会社が三十一社。恐らくこれからの採算の明るい見通しがあるところは多分ないんだろうと思うのですね。  これは、一九八〇年、いわゆる日本国有鉄道事業再建促進特別措置法ができたときに、それぞれの国鉄線を類型化した...全文を見る
○倉田委員 最後に、この問題ですが、大臣にぜひお答えいただきたいと思います。  現状は、その第三セクター三十八社の中で、七社が辛うじて黒字、三十一社は赤字。赤字といっても、程度の差はあるけれども、大変厳しいところがある、事業継続が難しいところだっていっぱいあるんだ、こう思うので...全文を見る
○倉田委員 質問を残した分もありますけれども、時間が参りましたので、以上で終わります。
04月27日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○倉田委員 前回のときも大臣に、いわゆる市場原理の導入に伴う問題をお尋ねいたしました。大臣のお言葉で言えば、市場原理の導入に伴う光と影の問題でございます。この航空法の改正につきましても、今同僚議員からもお尋ねがありましたけれども、安全性の確保は非常に重要な問題、これは指摘するまで...全文を見る
○倉田委員 今、安全という部分については譲るつもりはないというお答えであります。そういうことで許認可等の事前審査もきちっと行われるんだろうと思いますし、また、これは多分、お聞きしたことによれば、随時監視も行っていかれるんだろう、こう思います。許認可の事前審査もきちっとやる、随時の...全文を見る
○倉田委員 管理委託の部分、これは航空局長からもお答えいただいていいんですけれども、いわゆる安全管理等々を含めて不透明になりはしないか、この点はどうでしょうか。
○倉田委員 先ほどから議論は続いておりますけれども、合理化に伴う運賃競争の非常に厳しい部分が安全性に影響することがないように、それはやはりきちんとやっていただかないといけない、こういうふうに思います。  それから、この間も、市場原理に競争原理を導入することで、市場の失敗というこ...全文を見る
○倉田委員 競争と同時に、全体の目的を達成するためには協力ということもまた必要ですね、こう思うわけです。同時に、しかしそれは一方で、民間の会社の中で、それぞれの競争ということを考えながらやられなければならないことだということも十分わかります。そうだとすれば、そこで出てくるのが、先...全文を見る
○倉田委員 これも先ほど同僚議員から話が出ておりましたけれども、日本の航空運賃が高いという話ですね。公租公課の問題がありました。着陸料や停留料、空港使用料が高いということで、お答えの中で、我が国は地価も高いし、建設費も高いんだと。全体の交通輸送体系、ネットワーク、新しい空港もつく...全文を見る
○倉田委員 今航空局長は、知恵を出さないとなかなか簡単にはいかない、こういう御答弁であります。大臣は、いわゆる国際的に見た場合、我が国の着陸料とか停留料は高いと一般的に言われているんだけれども、これはどうすればいい、どうお考えですか。
○倉田委員 航空法に関して、最後に安全性についてもう一点。  空という部分に関して、これからどれくらいの新規事業者が参入してくるかどうかはよくわかりませんけれども、これはあってはならないことですが、万々が一に事故みたいなことがあった場合に、その事業者の損害賠償能力というのはどう...全文を見る
○倉田委員 それでは、残された時間ですけれども、道路運送法の一部を改正する法律案についてお尋ねをしたいと思います。  今回の法案は貸し切りバスということで、乗り合いバスとかタクシー等はまだ、次回多分準備をされるんだろう、こう思います。  ただ、乗り合いバス等については、既に今...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただいたのですけれども、大臣、いわゆる生活路線の維持ということについては公的補助は必要だ。ただ、今お答えの中で、その補助のあり方については、これからは地方公共団体が中心になっていくのではなかろうか、地域協議会を通じて検討しなければならないんだというのが今の局...全文を見る
○倉田委員 来年出されるということでありますけれども、これは十全に情報公開もしていただきながら、生活路線は維持をする、こういう視点に立って、地方も十分やれる、そういう内容でやっていただきたいと思うわけです。  同時に、生活路線の維持、地方が主体となっていくという場合、今、官と民...全文を見る
○倉田委員 これは基本的な方向、方針、大臣はどうお考えになるのか、お尋ねできればと思うのです。  今のお答えでは、都心部を公営でやって、周辺部を民営でやっている。中には同じところでも競合しているところがあるんだと思うのですね。そうすると、いわゆる公営でやらなければならない理由、...全文を見る
○倉田委員 時間が来ましたので、終わります。
05月26日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○倉田委員 今回の改正は、いわゆる国際競争の激化、こういう視点もとらえてのことだと思います。  まず最初に、外航海運における国際競争力、これは、我が国の状況は、国際競争力の視点を考えた場合に、現状どのようになっているのか。簡潔で結構でございますので、御説明をいただきたい。
○倉田委員 先ほど来のお答えの中にもありましたけれども、我が国の海運事業が総体としてまだ維持はされている、こういう答えもありました。  しかし、一方で、今の人件費等の問題も見られる中で、国際競争力の激化という中で、我が国の外航海運、それは、仕事量がどれだけ減っているかという問題...全文を見る
○倉田委員 便宜置籍船のお話が今ありました。これは、要するに、登録免許料であるとか固定資産税、それが我が国と違う安いところに求められていく、そういう視点だと思うのですけれども、ただ、そういう登録免許料だとか固定資産税だとかそういうことのみならず、我が国の、例えば港湾行政という部分...全文を見る
○倉田委員 今お答えいただいた問題意識と同じなのかどうか、お答えを聞く限りにおいてはちょっと私は理解できなかったのです。  「怒れ!日本人」という本がある。それは御存じだと思うのですけれども、その本で、一九九四年で見ると、こういう指摘が書いてあります。全世界のコンテナ取扱量の伸...全文を見る
○倉田委員 つまり、先ほどいわゆる運送費ということで人件費のお話がありましたけれども、内航海運運賃というのが高くて、これも先ほど指摘があったところでありますが、欧米からの貨物というのが釜山だとか香港、シンガポールを経由して、そこで、大型コンテナというか、一応そこに行って、そこを拠...全文を見る
○倉田委員 バース、起重機というのかな、移動起重機とかなんとか、そういう問題の答えだったのかなと思いますけれども、この整備の問題がどれくらいあるのか。これはおくれてないのではないのかという指摘もあったりするわけでありますけれども、要するに、我が国の港湾行政の視点の問題にもなるので...全文を見る
○倉田委員 中央と地方の公共投資の割合のあり方というのは、この間大臣と議論をさせていただきました。私自身はその基本的な考え方には変わりありません。  一方で、港湾行政における、いわゆるハブ港というのですか、その機能の重視、やはりこことここは育てていくんだということを考えるとすれ...全文を見る
○倉田委員 ですから、そこのところの議論は、我が国全体の港湾の整備の問題とともに、いわゆるハブ、拠点的な港湾というのをどう整備するか、そして、一番最初の問題にある国際競争力の激化という中で、我が国の港湾事業というのをどう維持するか。  これは、基本的な姿勢がまずあるんだと思うん...全文を見る
○倉田委員 私が、この問題、全体的な一つの視点だと思うんですけれども、あえてお尋ねをさせていただいたのは、阪神・淡路大震災で神戸が非常に大きな被害を受けた。この復興というのか復旧というのかよくわからないんですけれども、この復興の際に、今後二十一世紀、我が国の状況を考えたときに、輸...全文を見る
○倉田委員 我が国のハブ港、これは空の方も同じでありますけれども、これをきちんとするということであれば基本的な考え方も明確にならなければいけないし、そのためには、相当やるべきことはやらなければならない。  同時に、今までの港湾行政のあり方、今回、我々、運輸委員会の中で、需給調整...全文を見る
○倉田委員 このパイロットの方々の調査によると、いわゆる安全性というものについて、五千トン未満の船が特にひどい、特に東南アジアだとかロシアだとか、そういうところの安全性というのは非常にひどいんじゃないか。我が国の船が売られていって、それが非常に整備不良のまま帰ってくる、こういうこ...全文を見る
○倉田委員 大臣、最後に一点だけ、いわゆる規制緩和が進む中で、水先案内制度、パイロットの制度ですね、これが今検討されているというふうに聞いておりますけれども、これはどのように基本的にお考えですか。
○倉田委員 終わります。
06月30日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。  国家公務員法等の一部を改正する法律案に対しまして、先ほどの質疑にもございましたけれども、国民の目から見てどうなのか、この点を基本に据えて質問をしたい、こう思います。  まず、今回のいわゆる再任用制度についてでありますけれども、趣旨説明...全文を見る
○倉田委員 まずこの点からお聞きいたしましたのは、要は、再任用に当たって、いわば給与体系についてはその立場に応じて弾力的な考え方が取り入れられている、私はこのように理解をいたしております。  そうしますと、これも先ほど、民間の側から見てどうなのだ、こういう議論がありましたけれど...全文を見る
○倉田委員 この審議は、国家公務員法等の改正を議論しているわけであります。国民の目から見て現在の公務員制度がどうなのかということを我々は非常に深く意識をしなければならない。  そこで、この再任用制度についてもまた、これは総務庁の方にお伺いいたしますけれども、公務員の定数削減が二...全文を見る
○倉田委員 フルタイム、常勤に近い再任用者については総定員数の枠内に入れる、しかしそうでない人については総定員数の枠外にある。これは、総務庁長官も参議院の方で議論されてこられたんだと思いますけれども、公務員総数を二五%削減する、こう言ったとしても、我々議員も含めて、国民の側から見...全文を見る
○倉田委員 欧米から比べれば日本は少ない、こう言われているわけです。そのとおりだというふうな気もするんですが、一方で国民の側から見たら、本当にそうなんだろうか、どこかで何かいろいろなことで隠しているんではないのかというふうな、こういう疑念というのも国民の中には確かにあるのも事実な...全文を見る
○倉田委員 その点の問題意識を含めて、我が国の公務員制度はこれから二十一世紀に向かってきちんと機能していけるのかどうか、そこを考えなければならない。そうだとすると、国家公務員法もそうでありますし、地方公務員法もそうでありますが、この公務員法ができたときに、我が国の公務員制度の理念...全文を見る
○倉田委員 官房長官にも、参議院の審議の中でお疲れの中おいでいただきまして、大変恐縮をいたしております。  私が今この問題を提起させていただいておりますのは、公務員制度そのものについて、これは非常に重要な問題だ。と申しますのは、現在の次官を頂点とするピラミッド形人事体系、これは...全文を見る
○倉田委員 今官房長官からも大臣からもお話をいただきましたけれども、いわゆる公務員制度そのものが抱えている問題、先ほど公務員の数は減っていながらも不祥事が多くなっている、こういう話がありました。私は、これは制度そのものの中にもやはりそういうことを生む要素があるんだな、こういうふう...全文を見る
○倉田委員 この問題は、私は、公と私ということはきちっと区別をしなければならない。同時に、国立大学の教授の営利企業の役員兼業に関する検討もなされている。これは、大学における技術に関する研究成果の民間事業者移転の促進に関する法律案というのができております。しかるべき形できちっとしな...全文を見る
○倉田委員 公務員倫理法の問題もあります。そして同時に、公務員制度そのものについて、本当に当初どうだったのか、そして今はどうなっているかということを含めて検討しなければならない。  これをきょうわざわざ官房長官にお出ましいただいてお聞きいたしておりますのは、今我が国は、いわゆる...全文を見る
○倉田委員 国民の側から見て、公的セクターという概念でくくりましたけれども、これは一体どのくらいあるんだろう、我が国はこの問題に対してどう対応策をとるのだろう、まだどれだけあるのという情報開示が全くわからない状況なんだと私は思うんです。  官房長官、時間が来ましたので残念ですけ...全文を見る
○倉田委員 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、やはりまず情報開示をきちっとしていただきたい、そして同時にその対応策をみんなで考えなければならない、こういう強い問題意識を持っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
07月08日第145回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
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○倉田委員 公明党・改革クラブの倉田栄喜でございます。  公述人のお三方の先生には、きょうは大変ありがとうございます。  まず、君が代の方について、百地先生にお尋ねをしたいと思います。  先生が述べておられます第三番目の点、つまり、現行憲法下ではそれに相ふさわしい意味づけを...全文を見る
○倉田委員 私が申し上げている趣旨ということは御理解をいただける、こう思いますけれども、つまり、天皇の御代あるいは天皇の国ということだけに、いわば形容詞を取っ払う形でやってしまうと、やはり主権在民という形から違和感を覚える人が出てくる。そうすると、やはり政府の解釈も象徴天皇という...全文を見る
○倉田委員 今先生は、受け継ぐべきものとして天皇ということもお話しになりましたけれども、実はまだ当委員会でも、いわゆる天皇制、現行憲法下における象徴天皇制、私はこの象徴天皇制というものはやはり受け継いでいくべきであろう、このように個人としては思っております。  そこで、これは山...全文を見る
○倉田委員 私は大いに議論をしていただきたい、こう思っております。  憲法の問題も今盛んに議論が行われ始めようとしておりますけれども、民主主義であること、平和の尊重であること、基本的人権が守られなければならないこと、同時に、憲法一条が象徴天皇制を定めているわけですから、今私ども...全文を見る
08月05日第145回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○倉田委員 公明党の倉田栄喜でございます。  まず、私は、山陽新幹線福岡トンネルのコンクリート剥落事故からお尋ねをしたいと思います。  まず、この原因についてでありますけれども、いわゆるコールドジョイントです。このコールドジョイントということは、専門家の間ではよく知られたこと...全文を見る
○倉田委員 先ほど赤羽委員からもお話がありましたけれども、全体に、危機管理という問題、阪神・淡路大震災の後に、我が国の危機管理体制というのは非常に大きな問題になりました。後でまた御指摘をさせていただきたいと思いますけれども、そこから考えると、これから起こり得ることであろうというこ...全文を見る
○倉田委員 この問題は、要するに、当該福岡トンネルというトンネルの問題と、ほかのコンクリート構造物一般にどう絡んでいくのか。我々がこれから二十一世紀を迎えるときにその対策をどうしなければいけないのかという問題に絡んでくることだと思いますので、ぜひ広く正確にというのか、広く深く検討...全文を見る
○倉田委員 西日本鉄道さんだけのことではないのかもしれません。我が国の事故が起こった直後の対応のあり方、危機管理のあり方、それが未熟なのかもしれない。今お答えいただきましたように、まずやはり情報公開をもってあるべしである。その中から、いろいろな意見があるし、みんなで防ぐということ...全文を見る
○倉田委員 技術研究所としては、コンクリートの経年劣化とかコンクリートの耐用年数、どなただったか、五十年とか百年とかというお話がありましたけれども、五十年にしても百年にしてもアバウトな話だ。五十年なのか百年なのかという問題もありますし、いわゆる保守管理をきちっとやれば半永久的にも...全文を見る
○倉田委員 適切な保守管理がきちんとできれば半永久的、あるいはその期間は構造計算的には、償却の問題かもしれませんけれども、百年ぐらいは大丈夫だということになっている。そういうことなのかもしれませんけれども、しかし、危機管理、事故の発生ということになれば、施工不良等の問題のみならず...全文を見る
○倉田委員 世界じゅうそうだと思いますけれども、日本も、我々はコンクリートの中に囲まれて生活をしているわけですね。コンクリートの経年劣化ということがあって、どんどん剥落するようなことがあったら大変だ。学説の中には、二〇〇五年から二〇一〇年ごろにかけてどんどん剥落するのではないのか...全文を見る
○倉田委員 機内でのハイジャック対応マニュアルというのもまた見直されるということ、想定をしてないこともあり得るということで見直されるんだろうと思うんですけれども、どういうふうにそのマニュアルをつくるかということは別に、それは公表すること自体がとんでもないことだろうと思いますけれど...全文を見る
○倉田委員 終わります。
08月24日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。  今回の人事院勧告は戦後初のマイナス勧告である、こういうことであります。その戦後初のマイナス勧告に至った経緯、概要というものは、先ほど総裁から御説明をいただきました。これは、内容を少し繰り返しますと、指定職、本省庁課長級以上の管理職はいわ...全文を見る
○倉田委員 今総裁から、こういう勧告に至った中身、人事院としてもいろいろ考えながら、苦慮しながらこういう勧告を出したということであります。  人事院勧告というのは、従来からそうでありますけれども、非常に重い。先ほど労働基本権の代償という話がありましたけれども、重いものであるわけ...全文を見る
○倉田委員 戦後初のマイナス勧告ということですね。これは我が国経済が戦後ずっと右肩上がりの経済成長を続けてくる中で、大体人事院勧告というのはいわばベースアップというのか給与が上がるものだというふうに意識的には受けとめられてきているわけですね。ですから、そういう意味において、この勧...全文を見る
○倉田委員 少しこだわって議論をさせていただいておりますのは、いわゆる勧告が労働基本権制約の代償措置、ずっと人事院の非常に大きな役割の一つとして、公務員の方々には労働基本権が制約されているのですよ、だから、なかなか自分たちでは一般的な使用者側、政府側と交渉することは難しいので、か...全文を見る
○倉田委員 今総裁がお答えいただいたような、まさにマイナス勧告もあり得るんだ、国家公務員法にはそのことも、マイナスもプラスも想定しながら書いてあるのだということになるとすれば、まさに人事院勧告の役割というのは重い。また同時に、それを勧告なさる人事院の役割、使命というのはまさに重要...全文を見る
○倉田委員 さらに今回の勧告の中には、公務運営の改善として、柔軟で開かれた人事管理システムの構築、そして同時に、早期退職慣行の是正や新たな任期つき採用システムの検討、こういう提言が行われているわけであります。  給与体系もそうでありますけれども、この給与体系に見合っているのかど...全文を見る
○倉田委員 時間がなくなりましたので、最後に総裁と総務庁長官に、今回の公務員倫理の改善の中で、高い公務員倫理のもとで、こういうのがあるわけでありますけれども、つい先般公務員倫理法が成立をいたしました。  人事院総裁として、法施行に伴う課題をどのようにお考えになっているのか、まず...全文を見る
○倉田委員 国民の側から見れば、公務の信頼性が確保されて、公正中立で効率的な行政サービスが提供されるということでございますので、この公務員倫理法が成立したことの意義は大きいと思います。長官にも人事院総裁にも、この法がぜひ円滑に施行されますように強く要望して私の質問を終わります。 ...全文を見る
10月21日第145回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。  質問に先立ちまして、不幸にして台風十八号等でお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表し、また被災者にお見舞いを申し上げたい、このように存じます。  さて、まず質問の最初でございますが、既にお答えをいただいておるわけでありますけれども、激...全文を見る
○倉田委員 作業は本当に大変だと思いますけれども、どうぞ速やかに御指定をいただけますようにお願いを申し上げたいと存じます。  そこで、熊本県のケースを例にとりながら、と申しますのは、私ども公明党も九月の二十八日に党として不知火海沿岸六カ町村を中心にそれぞれ被害の状況、災害の状況...全文を見る
○倉田委員 それぞれの農家あるいは漁業の方が、自分の機械あるいは自動車等も含めてなくなった。共済に入っていれば救われる部分もあるんですけれども、共済に入っていない部分もあったりすると、いろいろな面で資金手当てを十全に行わないとなかなか元気に立ち上がれないという状況がございます。今...全文を見る
○倉田委員 ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。  そこで次に、質問が重なってしまう部分もあるわけでありますけれども、被災地農家、被災地農地の復旧対策で除塩事業のお話が既にありました。除塩事業については、いわゆる災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律による復旧事業...全文を見る
○倉田委員 その点も、これはぜひ、やはり暫定措置では対象事業も項目も決まってしまっていて、先ほど五センチメートル未満のヘドロをどうするんだという話もありましたけれども、やはりこれをやらないとどうしても、先ほどの営農意欲の問題もありますけれども、なかなかもとに戻らないということもご...全文を見る
○倉田委員 ぜひ、地元市町村の要望を聞いていただきながら適切な対応をお願い申し上げたいと存じます。  除塩事業ということを特に申し上げますのは、要するに、今度冠水をした、あるいは高潮によって土壌そのものが被害を受けているわけですね。通常の塩分濃度の数十倍の濃度に上がっているとい...全文を見る
○倉田委員 それから、今、次年度の作付ができなければ収入を失ってしまう、そうするとまさにどうやって生活するんですかという話が出てまいりまして、私どもが二十八日に現地を回りましたときに、被災をされた農家の方々の声で一番最初に出てきたのは、まず働ける場をつくってほしい、収入をともかく...全文を見る
○倉田委員 大臣、お答えありがとうございます。  被災した農家の方々の就労の場と収入の場の確保の問題として、例えば土地改良事業組合等々が直接請け負うとか、あるいはきちっと働いて収入の場が確保できるとか、そういうことについてはいかがでしょう。
○倉田委員 ぜひ弾力的に対応をお願いしたいと思います。  質問がまだ何点かありまして、せっかく自治省、厚生省、それぞれお運びをいただいたと思うのですが、先に既に大体聞かれております。済みません。直接お聞きをできませんが、お許しください。  一点だけ。建設省から河川局おいでにな...全文を見る
○倉田委員 地元から要望が出ている市町村もございますので、ぜひ真剣に鋭意検討していただきたい、このようにお願い申し上げます。  時間を超過してしまいました。申しわけございません。終わります。
11月10日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。  二階新運輸大臣の果敢、果断な実行力に期待をしながら、質問をさせていただきたいと思います。  さて、先般の大臣のごあいさつの所信等をお伺いしながら、大臣は、特に安全性の確保、運輸安全戦略会議を設置するなど、安全性の確保を重視されながら施...全文を見る
○倉田委員 今大臣からもお答えをいただきましたけれども、私の問題意識のまず第一は、輸送業務に携わる方々お一人お一人の安全に対する使命感、責任感、そのお一人お一人の目が、システムとしての安全、機能としての安全体制が万が一抜けたときに、お一人の目がそれを防止する、そういうことはあり得...全文を見る
○倉田委員 あと関連で赤羽委員の方にお願いしたいと思いますが、一方で、国際競争に打ち勝つためにはコスト削減という要請があるわけでございますから、ここはやはり国も十分な対策を講じていただきたい。  同時に、安全という問題は、外部監査あるいは監視、検査体制、これが客観的に見えるよう...全文を見る
12月07日第146回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○倉田委員 倉田でございます。  国と民間企業との間の人事交流に関する法律案、いわゆる官民交流法についてお尋ねをいたします。  まず、今回のこのいわゆる官民交流法は、この間の御説明にもいただきましたけれども、公務員制度改革の一環ということで位置づけられております。そこで、きょ...全文を見る
○倉田委員 今統括政務次官から、早期退職慣行等についても積極的に見直しを行っていきたい、こういう御答弁でありました。  いわゆる公務員制度全体、我が国の二十一世紀の公務員制度のあり方というものがまだまだ十分見えてきていない。省庁再編というのはある程度姿形が見えてきたわけでありま...全文を見る
○倉田委員 国家公務員法等を含めて、国民の皆様方の公務あるいは公務員の方々に対する信頼確保をどうするかという意味においても、いわゆる公務の中立性でありあるいは公正性であり、さらにその中で効率性ということをどう担保しながら追求していくか。この中においては、この公務員制度全体をどう位...全文を見る
○倉田委員 民間からいわゆる公務員として来ていただく場合、特にこれは双方ということで、私は、特に民間から来ていただく方についてもしっかりとした基準を設けていただいて、おざなりにならないように、まさに公務の活性化に資するように十分な基準をつくっていただきたい、こう思っております。 ...全文を見る
○倉田委員 今の議論の同じ部分だと思いますけれども、本法律で直接ということではありませんけれども、いわゆる国立大学教官の民間企業の役員兼務について、これは国立大学教官等の民間企業役員兼業に関する対応方針が関係閣僚で申し合わせを先般されました。今、公務の公正性とか信頼性の確保をこの...全文を見る
○倉田委員 もう一点、今回の役員兼務についてもう一つの類型として認められたのが、企業の社外監査役の兼業ということであります。これも私も社会的要請、いわゆる最近言われます企業統治、社会的存在としての企業がどういうふうに社会的要請にこたえられるのか、そういう側面からの必要性があるんだ...全文を見る
○倉田委員 最後の質問でありますけれども、要するに、先ほど総裁からも、全体の奉仕者としての公務員の身分ということとどう調和させるかというお話がございました。国民の方から見れば、公務員というものに対しては、全体の奉仕者という側面とともにやはり高い倫理観を求めている、そういう倫理観に...全文を見る
○倉田委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
12月10日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○倉田委員 公明党の倉田でございます。きょうは、参考人の皆様方には大変ありがとうございます。  まず、朝倉参考人にお伺いをしたいと思います。  昨日の新聞にも、山陽新幹線トンネルだけでも異常音四万カ所、剥落防止へ四分の一落とす、こういう記事が載っていたわけであります。朝倉先生...全文を見る
○倉田委員 齋藤参考人にお伺いしたいと思います。  先ほど、いわゆるコンクリート構造物が無筋である、こういうお話が出ておりました。昭和六十年ごろから現在に至っているNATM工法、これはコンクリートが基本的に無筋であるということでありますけれども、このNATM工法によるいわゆる天...全文を見る
○倉田委員 齋藤参考人にもう一度。このNATM工法からロックボルトというのが使われていますね。このロックボルトを使うようになったのは、どういう意味合いですか。
○倉田委員 魚本参考人にお伺いしたいと思います。  コンクリートの専門家としての魚本先生は、先ほど、やはりコンクリート構造物としては最小鉄筋量があるのが普通だ、こういうお話でございました。今までのトンネル等々については、基本的に、コンクリートの中に鉄筋は入っていないということで...全文を見る
○倉田委員 魚本先生に重ねてお伺いいたします。  コンクリートを施工上もそれから性質上もきちんとやっていれば、それは、中に鉄筋等々そういうものが入っていなくても、しっかりしたもので大丈夫だ、こういうふうに理解をしていいと思うのです。  そういたしますと、施工上の技術の問題であ...全文を見る
○倉田委員 それぞれ専門家の先生方から御説明を聞けば、なるほど大丈夫なんだろう、こういうふうに思うわけであります。普通、私もそうですし国民の皆さんもそうかと思うのですけれども、トンネルではなくて普通の構造、例えばこういう建っている建築物を考えれば、中に鉄筋なり鉄骨などが入っている...全文を見る
○倉田委員 では最後に、若生参考人にお聞きしたいと思います。  今までの事故、幸いにしてというのか死傷者は出なかった。先ほど参考人の方から、いわゆる車体の安全性、強度、快適性等々のお話をお伺いいたしました。剥落事故がないように、今対策をしっかりとっていただいているということだと...全文を見る
○倉田委員 時間が参りましたので、以上で終わります。