栗原君子
くりはらきみこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月02日 | 第126回国会 参議院 厚生委員会 第2号 議事録を見る | ○栗原君子君 栗原君子でございます。私は、今回の一般質問におきまして厚生大臣に、障害者の社会参加さらにはそのさまざまな施設等々についてお伺いを申し上げたいと存じます。 さきの大臣の所信表明の中で、ぬくもりのある厚生行政とおっしゃっていただきまして、大変私たちも意を強くしたとこ...全文を見る |
○栗原君子君 ここに社会保障将来像委員会第一次報告、こういったものが今回出されておりますけれども、この報告の基調とするところは、今後着実に到来をする高齢化社会に向けてのものである、私はこのようにまた考えているわけでございます。そしてまた、これは経済とかそれから家族構成の変化をも考...全文を見る | ||
○栗原君子君 さて、ここで私は、障害者福祉三法に基づく適所授産施設、こういったことについて少し触れてみたいと思いますし、それからまた法外の小規模の作業所、こういったことについて少し御質問を申し上げたいと思うわけでございます。 今、大体全国に、詳しい数はよくわかりませんけれども...全文を見る | ||
○栗原君子君 そこで私は、それでは一九八七年、昭和六十二年からスタートいたしました小規模作業所に対する補助金制度のやっぱり一層の充実というのが私は必要になってくるように思うわけでございます。 そして、今度は法外の作業所についてでございますけれども、この場合補助金が大体年額九十...全文を見る | ||
○栗原君子君 聞くところによりますと、北欧などでは個人に対してその補助金がといいますか、そういった助成金がおりているように伺うわけでございます。ですから、そのいただいた金の中で、自分はデイサービスを選ぼうかとか、それから在宅を選ぼうかとか、いろんなメニューを選択することができるよ...全文を見る | ||
○栗原君子君 無認可であるからできない、こういうお話でございます。後ほど申し上げますけれども、認可をされたいんだけれども物すごい大変な基準がありまして、例えば財産を持たなければいけない、そしてそこの土地もないとかそういうことも含めて、認可基準までいきたいと努力をしていらっしゃるけ...全文を見る | ||
○栗原君子君 さて、それじゃちょっと話をまたもとに戻してまいりたいと存じます。 先ほど言いましたように、無認可の場合、月額十三万円、十二万円、十一万円とか、そういった賃金でございますと、余りにも賃金が低いから男性の人は来てくれないわけでございます。だから、地域の奥さん方の中で...全文を見る | ||
○栗原君子君 今、分場であれば五人でもよいというお答えをいただいているわけで、これはこれからこういったことを利用なさる人も大変多いであろうと思うわけでございます。 例えば、一応その小規模作業所が認可されようとすれば定員は大体十名以上でございましょうか、小規模であれば。そうしま...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、先ほどの分場という制度でございますけれども、例えば県庁所在地に一カ所あって、それからあとその近辺で分場というのを幾つつくってもいいと、このように解釈をしてもよろしいものかどうかお伺いいたします。それは数が制限されているものでございましょうか。例えば五人なら...全文を見る | ||
○栗原君子君 二つをだんだん拡大いたしまして十も二十もという分場もあるわけですか、考え方とすれば。 | ||
○栗原君子君 それでは、続いて私は、そこに通わせている親の立場、このことについて少し触れてみたいと思うわけでございます。 障害者をお持ちの親御さんは、養護学校に行っているうちは何とかよかったんだ、だけれども卒業してからが大変なんだと、こういうことをよくおっしゃいます。そして二...全文を見る | ||
○栗原君子君 厚生行政は私はここが基本だと思うんですよね。そういった不安を持つことがない、そういった行政を私はぜひ進めていただきたいと要望しておきます。 そして、身辺の世話をしてくれる例えば家族、とりわけ母親たちがやむを得ず冠婚葬祭で出かける場合とか、あるいはまた長期入院をす...全文を見る | ||
○栗原君子君 私は、このように施設の方が断る理由は、一つにはやっぱり窓口での姿勢の問題もあると思います。そしてまた、施設が不足しているということも、これ絶対数が私は不足をしていると思います。それから、そこの人手不足、こういった問題もあると思うわけなんです。要するに、そういった障害...全文を見る | ||
○栗原君子君 デイサービス事業をちゃんとやりたいと、このようにおっしゃってくださいましてありがとうございます。だけれども、現実にはとてもお粗末でございまして、ここに私は広島県の中の自治体でいただいた資料を持っておりますけれども、介護型、要するに普通型と言われているんですが、これが...全文を見る | ||
○栗原君子君 高齢者のためのデイサービス事業、ショートステイ、そういったことは今かなりできつつあるようでございますけれども、障害者の場合も、私はこのことをぜひ御努力いただきたいとお願いを申し上げます。 さて次に、来年度、平成五年度の予算の中では精神薄弱者の施設と身体障害者の施...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、これを少し幅を広くこれから考えていただくことはできないのかどうか、これをお伺いしたいと思います。 実は、高齢者のためのデイサービスの施設が私の町にありまして、私はそこにボランティアの一員としてこの間ずっとかかわってまいりました。そして、そこに近所の無認...全文を見る | ||
○栗原君子君 それをまだ地域では十分御存じない職員の人たちも結構いらっしゃるわけでございまして、それからその地域の作業所に行っている人たち、それから障害者の人たちも御存じない方がたくさんあるわけでございまして、少し啓発の方も考えていただけたらと思うわけでございます。要望しておきま...全文を見る | ||
○栗原君子君 管理上問題がなければよろしかろうと、こう言っていただいたんですけれども、そう言っていただいても、先ほど申しましたように、実際には使おうとすればていよく断られる、管理云々と言われる、管理をしてくれる人がいないとか、そんなことがあってていよく断られると、こういう可能性が...全文を見る | ||
○栗原君子君 実際にはこれは大変なんですよね。おわかりなのかどうか私伺いたいと思うんですけれども、例えばそういった障害者の施設が地域に来るということになりますと地域を挙げて反対される、これが実態なんですよね。そういうことで、何か土地をちょっと貸してくださる方があればそこでプレハブ...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、私は少し話を初めに戻していきたいと思いますけれども、例えば法人化しようと思いますといろんな財産が、土地とか建物を持っていなきゃいけないとか、それからお金も何千万とか集めなきゃいけないとか、そういったいろんなことがあるわけでございますが、都市部では用地を購入...全文を見る | ||
○栗原君子君 法人化されたいと思っている作業所というのは結構あるわけなんですけれども、そういった財産のこととかお金のこととかあってこれができないわけでございますから、法人化させるための基準を緩めてもらうことはどうなのか、お伺いをしたいと思うんですけれども、できるでしょうか。 | ||
○栗原君子君 福祉に関しては地域の理解は大分得られるようになったと思うわけですけれども、これから高齢化社会も含めてまだまだ私は地域の人たちに理解をしていただくということは大切なことであろうと思うわけでございまして、何とかここらあたりを、福祉に関してのさまざまな施設については租税の...全文を見る | ||
○栗原君子君 ありがとうございました。 | ||
04月23日 | 第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○栗原君子君 栗原君子でございます。 私は、先ほど説明をいただきました文部省、通産省、労働省に対しまして若干質問をいたしたいと存じます。先ほどの藤江委員とは重なるところもあるかもしれませんけれども、少しまた観点の変わるものもございますので、お願いを申し上げます。 さて、最...全文を見る |
○栗原君子君 時間も参っておりますけれども、最後に私は文部省の方に要望を申し上げたいと思うんです。 これは、私は十七年間地方議会の中にいてずっと悩んできたことなんですけれども、今私たちの町でも空き教室ができたから学童保育をその中でやらせてくれと言ったんです。その学校の中の生徒...全文を見る | ||
05月11日 | 第126回国会 参議院 厚生委員会 第9号 議事録を見る | ○栗原君子君 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案につきまして、政府に御質問をいたします。 日本の旧植民地下、韓国、朝鮮人戦争被害者の戦後補償と、さらには中国人強制連行、そのうちの何人かは広島で被爆され、多くのアジアの人たちが戦争によって二重、三重の苦しみ...全文を見る |
○栗原君子君 私は、「国家補償の精神」なるものを少し触れていただきたいと思っておりましたけれども、この問題はなかったように思いますが。 | ||
○栗原君子君 国家補償の精神、このことは、今までの政府のやってこられたことを見ますにつけて、日本国民だけについてうたっているものだろうと解釈をいたしております。 さて、ここで私がお伺いいたしたいのは、韓国人強制連行にかかわる調査は、今まで労働省でしょうかあるいはまた外政審議室...全文を見る | ||
○栗原君子君 実は、一九四二年、昭和十七年でございますけれども、「華人労務者内地移入二関スル作」というものを閣議決定いたしております。これに基づきまして中国人の強制連行を行ったという事実がございます。このことにつきまして、どの程度政府の方では把握をしていらっしゃるものか、お伺いい...全文を見る | ||
○栗原君子君 なかなか資料が見つからないなどと言われておりますけれども、実はここに私はそのコピーなるものを持っているわけなんですよ。当時、日本の若い男性が戦争に行かなければいけないから、それで朝鮮からの強制連行で炭鉱の仕事をさせるとか荷役の仕事をさせるとか、そういうことをやってき...全文を見る | ||
○栗原君子君 さらには、これは一九六〇年の五月発行の雑誌「世界」、その中に載っておりましたので調べてみました。 そういたしますと、「戦時下における中国人強制連行の記録」によりますと、外務省管理局が一九四六年、昭和二十一年の三月一日付をもって作成したものでございますけれども、「...全文を見る | ||
○栗原君子君 ここにこういった写真が載っているわけでございますけれども、これが外務省報告書なんです。当時GHQが入ってきまして、日本で強制連行の事実があり、どういう働き方をさせたか、そういったことを書いたものでございます。 それで、政府では、今おっしゃいましたように、昭和三十...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、もう一つこれとあわせまして華人労務者就労てんまつ報告書なるもの、いわゆる事業所報告書と言われる全国百三十五カ所の事業所でつくられたものがあるんです。これは昭和二十一年の二月、一九四六年の二月ですから、外務省報告書よりも一カ月先にこのものが出されているわけな...全文を見る | ||
○栗原君子君 実は、当時中国人が強制連行された全国百三十五の事業所があるわけなんです。ここに私は地図を持っておりますが、これ全部で百三十五あるわけなんです。(図を示す)この一つ一つの事業所でそれぞれ報告書を出しているわけなんです。 そして、中にこれがあるんですけれども、やっぱ...全文を見る | ||
○栗原君子君 実は、国会図書館の中の資料を私見ておりましたら、三万八千九百三十五名強制連行しているという事実、約四万名なんですけれども、そしてその中で八千人に近い人が日本の作業場で栄養失調あるいはまた過酷な労働等々によりまして亡くなっている事実があるわけなんです。このことをもう少...全文を見る | ||
○栗原君子君 実は、先日広島の市民団体の人が行きまして、三名の方にお会いをされまして、この三名とも被爆をしていらっしゃる方なんですけれども、その事実を確認して、当時のさまざまな状況をお聞きになってお帰りになられたわけでございます。 そこで、市民団体は、広島市へも何とかこの人た...全文を見る | ||
○栗原君子君 ありがとうございます。 それで、在韓被爆者につきましては、日韓請求権解決とは別に、韓国政府に対しまして四十億円を供与しているわけでございます。在中被爆者についても人道的な立場から同様の措置を講ずるべきだと私は思いますが、このことについてどう思われますか。 | ||
○栗原君子君 中国からも民間賠償の要求の声が上がっているやに聞くわけなんです。北京の日本大使館または直接外務省にも届いているかなという気もいたしますけれども、何件ぐらい届いて、どんな対応を今までしていらっしゃったのか、お聞かせください。 | ||
○栗原君子君 それでは、実はこういう新聞記事があるんですよ。 数年前ですけれども、韓国の従軍慰安婦の問題が出たときに、当時の加藤官房長官が「何らかの措置」をということをおっしゃっておられるんです。そのことに対しまして、 中国政府は「韓国と同様の救済措置を期待する」という意...全文を見る | ||
○栗原君子君 ぜひ、中国に対しての誠意ある態度をこれからお示しいただきたいと存じます。 そして、これもやっぱり中国からの問題でございますけれども、例の中国残留婦人の問題に入っていきたいと存じます。 中国残留婦人交流の会というのがございまして、ここから再三にわたりまして陳情...全文を見る | ||
○栗原君子君 日中国交回復以後、国費による中国から日本への残留婦人の永住帰国者は何人おいでであったのか。そしてその中で、一時帰国をされた人は何人ぐらいいらっしゃって、私費で帰国された方もいらっしゃるのかどうか、お伺いいたします。 | ||
○栗原君子君 そこで、残留婦人に関する日中間の覚書の取り交わしが予定されていると聞いておりますけれども、どのようになっておりますでしょうか。 | ||
○栗原君子君 帰国の場合、肉親の承諾はいまだに絶対必要条件となっているのでしょうか。孤児の場合と同様、九一年から肉親の承諾は必要条件でなくなり、かわりに本籍県定住の原則が加わったわけでございます。このことが帰国を望んでいらっしゃる方に対して少し妨げになっているんじゃないかという思...全文を見る | ||
○栗原君子君 本籍県定住の原則というものがあるために、残留婦人の方が帰国を希望していらっしゃいましても、出ていった親元といいますかそこも代がかわりましておいごさんとかめいごさんの代になりまして、命さらそういう見も知らないおばさんたちが帰ってきてくれたら大変迷惑だというような感じが...全文を見る | ||
○栗原君子君 肉親が病気のときとか、亡くなりそうなとき、お葬式とかいろいろあると思うんですけれども、皆さんはお元気なうちに日本を見ておきたいというのがございますので、ぜひ十年置きに二回というのを短縮していただくようにまた考えて、少し柔軟性を持っていただきたい、このように思うわけで...全文を見る | ||
○栗原君子君 もう一点の、恩給法の解釈との整合性がとれていることは加藤議員が引用した当時の総理府の恩給局発行の恩給相談ハンドブックでも明らかであると思うのです。それでも整合性がとれていないというのはどういった理由があるのでしょうか。この問題は総務庁の恩給局の方からもあわせて御答弁...全文を見る | ||
○栗原君子君 この問題は、またいろいろ先では裁判ざたになってくるんじゃないかというような、こんなことが予想されるわけですけれども、そのとき政府はどういう御答弁をなさるのかなということを私は大変興味を持っているわけなんです。 そして、先般の衆議院でのやりとりの中で、厚生大臣は、...全文を見る | ||
○栗原君子君 ぜひ調査できるものなら私は調査して御報告いただければと思います。 次に、解釈変更をすれば、未解決の朝鮮民主主義人民共和国の方が帰化をされても適用されないことになるわけでございますが、これはやっぱり公平を欠くことにならないか、このように思うんです。このような不公平...全文を見る | ||
○栗原君子君 これの解釈を変更したら、今まで対象となって給付をされていた人に対してこれを打ち切ることになるんじゃなかろうかと思うんですけれども、この点はどうでございますか。 | ||
○栗原君子君 ぜひ善意ある検討をお願いいたします。 さて、続きまして私は旧植民地の戦争被害者への戦後処理、またここに戻っていきたいと思います。 戦後処理の問題に戻ってまいりますけれども、一九九〇年に韓国の盧泰愚大統領が来日をしたときに、戦時中強制連行された朝鮮人の名簿と旧...全文を見る | ||
○栗原君子君 今も、できるだけ早い時期にということをおっしゃっていただきましたけれども、まかり間違って来年に回るようなことはないですよね。 | ||
○栗原君子君 次に、この数年、アジア近隣諸国から、従軍慰安婦の問題を初めといたしましてさまざまな戦後処理や補償を日本に求める訴えが次々に起きてきておりますけれども、私は、こうした背景にはアジアの国々の、特にすぐお隣の韓国、朝鮮民主主義人民共和国もそうでございますが、戦後処理問題が...全文を見る | ||
○栗原君子君 私は、生死確認の問題というのは援護法以前の問題であろうと思うんですね。生きたか死んだか全く知らせていないという。当時は日本人だったわけです。日本人として駆り出されているわけなんですから、やっぱり駆り出した側の日本が私は責任を持って当然じゃなかろうかと思うんです。厚生...全文を見る | ||
○栗原君子君 ぜひその窓口を開設していただいて、問い合わせをどこへ問い合わせたらいいかそれもわからないような状況でいらっしゃるように思うんです。だから、韓国政府の御協力もいただいて、誠意あるそういった問い合わせの窓口というのを私はつくっていただきたい、このようにお願いをしておきま...全文を見る | ||
○栗原君子君 実はエニウェトク島とかいうところがありまして、かつてはブラウン島と言っていたところなんですけれども、ここは玉砕地だったんです。そこでは二百九十人の日本の兵隊が亡くなったんですが、二百九十人のうちの二百三十五人が朝鮮人だったんですよ。もう八〇%が朝鮮人、日本人は五十人...全文を見る | ||
○栗原君子君 わかりました。恐らく韓国の遺族の方から韓国政府を通じてそういう申し入れもあろうかと思いますが、そのときは誠意を持って対応していただきますようにお願いをしておきます。 次に、戦没者追悼平和祈念館についてお伺いいたします。 これはここにありますように、戦後五十年...全文を見る | ||
○栗原君子君 今、重大なことをおっしゃったと思うんです。アジア諸国への謝罪を目的としていないというんですよね。そういう精神で政治を担当していらっしゃること、私はとっても怖いと思うんです。これ問題になるんじゃないかと思うんですよ、今の発言は。私はそう思うんです。 もう時間がなく...全文を見る | ||
○栗原君子君 終わります。 | ||
05月13日 | 第126回国会 参議院 厚生委員会 第10号 議事録を見る | ○栗原君子君 続いてお伺いをいたします。 まず第一に、寡婦に対する貸し付けが大変進まなかったということがさまざま出されました資料によって明らかでございますけれども、これは私が見るにはPRの不足があったのではなかろうかと思うわけなんです。それとあわせまして所得制限がありまして、...全文を見る |
○栗原君子君 実は、いただきました資料を見ますと、岡山県あたりでしたら四百四十七カ月分という、これは三十七年分にわたるわけですね。それから、和歌山でも百八十六カ月とか、もう百カ月以上超えたのがまだ結構あるわけでございます。こんなになるまで放置といいますか、もっと早いうちのいろんな...全文を見る | ||
○栗原君子君 本法律で児童の定義、これを二十歳に満たないものとした理由、こういったことをお伺いしたいと思います。 児童扶養手当のこの制度では、十八歳までを児童と定義をしているわけですけれども、二十歳と十八歳の定義の違いというのを、そこらあたりを少しお聞かせください。 | ||
○栗原君子君 では、母子家庭及び寡婦に対する専門的な助言とか指導を行う、こういった事業を社会福祉事業として今回法的に位置づけることになったわけですが、このメリットというものはどういうことを思っていらっしゃるのか、お聞かせください。 | ||
○栗原君子君 専門的知識をもって行います生活及び生業に関する助言、指導を居宅介護事業等に入れた理由というのはこれは何であるのか。このままでありますと、居宅における助言、指導のように思われてしまうと思うんですけれども、この点の解釈はどのようになっておりますか。 | ||
○栗原君子君 母子相談事業、私は、どうせやるからにはいいものにしていただきたいと思うんですね。ただ文章だけにするものでなくして、中身のあるものにしていただきたい。そのためには、やっぱり母子相談員の常勤化ということをぜひ考えていただくことができないかどうか、ちょっとお伺いいたします...全文を見る | ||
○栗原君子君 ぜひ、常勤の人をふやすなりして中身のあるものにしていただきますようお願いをいたします。 続きまして、寡婦の定義でございますが、私もいろいろ調べてみましたら、もうさまざまな解釈がありまして大変混乱したわけなんですけれども、いただきました資料の中には、「配偶者のない...全文を見る | ||
○栗原君子君 例えば、子供のいない夫婦で夫が急死した場合、その救済措置としたら生保しかないんですか、やっぱりこれが対象になるんですか、ちょっとそこを触れてください。 | ||
○栗原君子君 次へ進みたいと思いますが、児童扶養手当のことを少しお伺いいたしたいと思いますけれども、現行の場合の十八歳未満を変えまして、十八歳に達する年度の末日まで、要するに高校卒業までは見てほしいというそういう声がさまざま上がってきていると思いますが、これらについては考えていた...全文を見る | ||
○栗原君子君 さらに努力をしていただきますようにお願いをしておきたいと思います。 次に、これは大蔵省の税務当局にぜひ厚生省の方からお願いしていただきたいと思いますけれども、所得税とか地方税に関して寡婦の控除額の引き上げを図ってほしいという声が随分出ております。そして、その中に...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは続きまして、労働省の方がおいでになっているかと思いますけれども、雇用促進の関係についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。 母子となりまして三年未満であれば、高等職業技術専門校に入校をする場合に訓練手当が支給されるようになっているわけでございますが、母...全文を見る | ||
○栗原君子君 先ほどの労働省の方の答弁でございますけれども、どっちにいたしましても、私は母子家庭になって三年以内というのは大変期間が短いと思うんですね。これを少し猶予の期間を長くしてもらうことはできないものかどうか。せめて五年ぐらいは何とか見てもらえないかなという気がするわけでご...全文を見る | ||
○栗原君子君 母子家庭はもう本当にたくさんの問題をまだまだ抱えているわけでございますが、次に、私ちょっと父子家庭のことをお伺いしたいと思うんです。 この父子家庭というのがなかなか声となっては出ていないように思うんですが、でも現実に年ごとにやっぱり父子家庭になられる家庭がふえて...全文を見る | ||
○栗原君子君 実は、私も長年地方議会の中にいまして、父子家庭の問題にかかわってまいりました。 その中に、例えばこういう例もあるんです。朝六時前にはお父さんが仕事にもう出ちゃうわけなんです。そうすれば、朝御飯を食べたが食べないかわからない状況で子供がいるんですね。そのまま学校に...全文を見る | ||
○栗原君子君 時間が参りますけれども、住宅問題を少し触れさせていただきたいと思います。 子供が二十歳になったら母子寮を追い出されてしまうわけでございますけれども、また例えば母子家庭になった場合に民間のアパートを借りようと思ったら、子供がいる人は断る家主さんが結構あるわけなんで...全文を見る | ||
○栗原君子君 ぜひこのことは検討していただきますように、自治体が土地だけは用意すればそういういい制度があるということをメニューの一つに加えていただきますように要望しておきます。 さて、最後になりましたが、この全国母子世帯の調査結果の概要というのを見せていただきまして、昭和六十...全文を見る | ||
○栗原君子君 終わります。 | ||
05月14日 | 第126回国会 参議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○栗原君子君 私は、総理と同じ被爆地広島から、昨年、血を流すようなPKOは嫌いだと言って当選をさせていただきました栗原君子でございます。 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、深刻な局面にあるカンボジア情勢、及び緊急を要する派遣部隊の業務の中断、撤退を含む政府の対応につい...全文を見る |
06月03日 | 第126回国会 参議院 厚生委員会 第11号 議事録を見る | ○栗原君子君 私は、厚生大臣並びに関係者の方にハンセン病の問題、とりわけらい予防法の問題、そういったことについて質問をさせていただきたいと存じます。 去る五月二十七日の日でございましたけれども、東京都の東村山市にあります国立の療養所、多磨全生園を訪ねてまいりました。村上園長先...全文を見る |
○栗原君子君 今日では特効薬のプロミンが開発をされまして、その化学的療法によってハンセン病というのはこれは完全に治る病気となりました。そして療養所から社会復帰をする人も多くなってきております。 多磨全生園でも、今まで七百六十九名の人たちが社会復帰をされていらっしゃるわけでござ...全文を見る | ||
○栗原君子君 それではもう一つは、日本では大変少なくなってまいりましたけれども、世界では熱帯の開発途上国を中心にいたしましてまだ千二百万人のハンセン病の患者がいると聞いております。 最近、国際化とあわせまして南アジアとかあるいはブラジルなどの流行の地域から来日する外国人の発病...全文を見る | ||
○栗原君子君 そこで、私は日本としてもさまざま果たす役割があるように思うわけでございますが、このハンセン病の専門研究機関であります国立多摩研究所というのがありまして、この間そちらへもお伺いをいたしましたけれども、この国際研究事業をやっていらっしゃるわけでございます。そのハンセン病...全文を見る | ||
○栗原君子君 先般、私は患者さんの自治会の方との交流会を持っていただきましてお伺いいたしましたけれども、その中で多磨全生園には二百五十種類三万本というたくさんの樹木が古い大きなものがあります。そして、六十種類という野鳥が生息しているわけでございますが、このことをすごく患者さんたち...全文を見る | ||
○栗原君子君 患者さんたちは、これは大蔵省が目をつけるんじゃなかろうかと大変心配をしていらっしゃいますので、ぜひ厚生省としてもこれを守ることに一緒に頑張っていただきたいということをおっしゃっておられました。 それから、らいというのは保険の診療の対象になっていないわけでございま...全文を見る | ||
○栗原君子君 先般伺いましたら、京都大学には百二十名のその外来の患者さんがおいでになっていらっしゃるということを聞くわけでございます。それで、全国にたくさんまだ患者さんがいらっしゃいまして、国立のこういった療養所で受ける場合にはすべて無料になるわけでございますが、外来で受ける場合...全文を見る | ||
○栗原君子君 だから、そのプロミンを療養所だけでなくして一般の外来患者も受けられるように病院の方によこしてくれと、そういうことを先生方おっしゃっておられましたので、つけ加えておきます。 さて、このらい予防法というのは昭和二十八年八月に成立をしておりまして、その当初から大変これ...全文を見る | ||
○栗原君子君 先ほど申しましたように、患者さんは本当に高齢化していらっしゃって、皆さん方 が御自分の老後のことを大変御心配でいらっしゃるわけでございます。これも年ごとに、今いらっしゃる患者さんたちも亡くなってこられまして、数は少なくなっておりまして、将来、私はこれは本当に少なく...全文を見る | ||
11月11日 | 第128回国会 参議院 厚生委員会 第3号 議事録を見る | ○栗原君子君 栗原君子でございます。 まずは大臣、就任おめでとうございます。まずまずの御活躍を祈念いたします。そしてまた、厚生行政がさらにこの機会に大きく飛躍いたしますことを祈念を申し上げまして質問をさせていただきたいと存じます。 私は今回の質問におきまして、まず、再来年...全文を見る |
○栗原君子君 それでは、祈念館の設立の目的についてお伺いをいたします。 | ||
○栗原君子君 今大臣から御答弁をいただきましたけれども、関係の局長さんの方で追加の御答弁があればお願いいたします。 | ||
○栗原君子君 そして、多くの人たちが大変心配をしていることがあるわけでございまして、これは、日本遺族会がことしの十月一日に細川総理の侵略戦争発言に対して抗議声明を出しているわけでございます。侵略戦争発言の撤回を求めます、そういった内容の抗議声明でございますけれども、先ほど答弁のあ...全文を見る | ||
○栗原君子君 さきの第二次大戦におきまして、国、地域を問わず多くのとうとい犠牲者が出たわけでございますね。私はこれらに関しまして、ことしの五月十一日にこの席で、隣国、あるいはまた韓国そして朝鮮、中国を初めアジアの国々に対しても十分配慮した施設としていただくことが重要だと考えている...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、また大臣にお伺いいたしますけれども、祈念館が広く国民に受け入れられる施設といたしまして設置され運営されるような、設置が国民からきちんとよくわかるように、そして親しまれるそういった運営がなされることを私どもは願っております。 最後に、このことに関してもう...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、祈念館については以上でございます。 次に、国連の人権規約に関係いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 日本政府の第三回報告というのが、十月二十七日、二十八日とジュネーブにおきましてございまして、国連の規約人権委員会で審査がされたようでござ...全文を見る | ||
○栗原君子君 今の答弁を聞いておりまして、不合理なものとは言えないと言ってしまえばそれまでになってしまうかと思うんですけれども、私はそんなものじゃないと思うんですよね。 ここに十月三十日の新聞の切り抜きがございますけれども、従軍中に手や足を失った元軍属二人がジュネーブに来て委...全文を見る | ||
○栗原君子君 よくこれらが議論されますときに、フランスのセネガル人元兵士に対する戦後補償の問題が出されるわけでございます。フランスは自国の軍隊において勤務中、負傷もしくは疾病にかかった外国人または戦死した外国人の遺族に対して、国内の人と同様に障害年金とか遺族年金を支給している、そ...全文を見る | ||
○栗原君子君 今いきさつをいろいろ聞かせていただきましたけれども、こういった中で新宿区が佐倉さんと言われる方に依頼をなさいまして、佐倉さんが鑑定をしていらっしゃるわけでございますけれども、私はその佐倉鑑定というのをどのように評価していらっしゃるのかな、こう思うわけでございます。 ...全文を見る | ||
○栗原君子君 この鑑定書の中にいろいろ頭蓋骨が出ているわけでございますけれども、中には頭蓋骨の中で切り取ったようなものも実際にあるわけでございます。それから、ここに写真を持ってきておりますけれども、これは骨なんですけれども、ここにのこぎりでひいたような跡のようなものがついているわ...全文を見る | ||
○栗原君子君 それでは、人骨の所有権ということが言われると思うんですけれども、これらはど こにあるものか。私たちは、厚生省に所有権があるのかな、こういうことを考えるわけでございますが、人骨が標本であるならば、軍医学校のその後の事務を引き継いだ厚生省にその所有権があるように思うわ...全文を見る | ||
○栗原君子君 それで、先ほど写真を見ていただきましたように、人骨がこれは私たちに何か歴史の重いものを呼びかけているように思うわけでございますけれども、これはやっぱり戦争犯罪に関与しているんじゃないかな、私たちはそういう懸念を抱くわけでございます。 この人骨の鑑定を行った佐倉朔...全文を見る | ||
○栗原君子君 何さま数が多いものですからみんな驚いているわけでございまして、頭蓋骨だけでも三十五人分とか、それからいろいろ骨の破片も調査をされましたら百体以上に上るという、それだけのたくさんの人骨が出てきたわけでございます。こういうことになりますと、中国の犠牲者の遺族の人たちから...全文を見る | ||
○栗原君子君 広島県の竹原市の向かいに大久野島という小さい島があるんですけれども、戦争中は地図からもその島は消えていたわけです。何で消えていたかといいますと、御案内のようにそこは毒ガスを製造していたところでございます。実は私は、先般、その島に行ってまいりました。 そこの毒ガス...全文を見る | ||
○栗原君子君 ありがとうございます。 ちょっともう一度局長さんにお伺いをさせていただきたいと思うんですけれども、墓地埋葬法に従ってということを御答弁いただきましたんですけれども、死体解剖と考えられる場合、死体解剖保存法では、標本を廃棄するときなどは遺族が判明しない場合は標本の...全文を見る | ||
○栗原君子君 今厚生省の方ではずっと調査をしているということを先ほどからおっしゃっておられましたけれども、この調査というのがいつごろまでかかるものなのか、いつまでもいつまでもずるずるとするわけにはいかないと思うんですけれども、大体のめどというのをお知らせください。 | ||
○栗原君子君 ありがとうございます。 先ほど申しましたように、市民団体の方にはもうすごい情報がたくさん私は来ているな、こう思うわけでございまして、ぜひ厚生省の皆さんもそういったところとも連絡をとって確かな情報をしっかりと入手してこの問題に対応していただきますように、最後にお願...全文を見る | ||
○栗原君子君 私はそれらの中に明らかになっているんだろうと思うわけでございますけれども、当時、敵国であると言われていた中国から強制連行をされた人たちが三万八千九百三十五名、約四万名の方が強制連行で日本に連れてこられて、港湾で働くとかあるいは炭鉱とか荷役とか、とにかく労務者として連...全文を見る | ||
○栗原君子君 百三十五の事業所で働いておられたわけでございますけれども、その一つに広島に西松組というものが当時ありました。今はもう随分大きな建設会社におなりでございますけれども、そこで働いていたという人の、中国の強制労働で連れてこられた人の名簿がここにあるんです。 〔委員...全文を見る | ||
○栗原君子君 私は外交ルートを通じてでもこのことはやっていただけないかと思うんですけれども、さまざまな形でできるんじゃないかなという気がするわけでございます。そして、被爆の問題というのは国籍条項がないわけでございますから、どこにお住まいの人であっても本人が望まれれば渡日治療を受け...全文を見る | ||
○栗原君子君 そういって前回もまたそれに似たような答弁が返ってきたんですけれども、韓国の場合は日韓の請求権とは別に四十億円を韓国の被爆者に対して出しているわけでございます。この ことを厚生省の方に申し上げましたら、在韓被爆者の場合も外交ルートを通じてこのようになったんだ、こうお...全文を見る | ||
○栗原君子君 それじゃ、ここに持っております、その当時強制連行で来られた人、そして被爆をされたと思われる人の出身県まであるわけでございますが、この追跡調査というのは一切まかりならぬ、このようにおっしゃっておられるんですか。 | ||
○栗原君子君 実は私も広島に来ていただくための呼びかけ人の一人にも加えていただきましたし、それから市民団体の人たちが随分努力をしていただいて、先般三人の方をお迎えして被爆手帳も取っていただき、治療も若干受けていただいたという経緯がございます。 日本には被爆二法という法律もある...全文を見る | ||
○栗原君子君 市民団体の人たちは一番身近な行政の機関であります広島市へもこの問題については何度がお願いに行かれたようでございますが、やっぱり国の方で、とりわけ厚生省の方で頑張っていただかないことには広島市としてはどうすることもできない、そんな答弁も返ってきているようでございます。...全文を見る | ||
○栗原君子君 実は、ILOの第二十九号条約というのがあるんです。一九三〇年に採択された強制労働に関する条約というのがあるわけなんですけれども、日本は一九三二年、昭和七年にこれを批准しているわけでございます。戦前にもう批准をしているわけでございます。 この中身というのは、強制労...全文を見る | ||
○栗原君子君 おいでになったらそうなさるのは当然のことでございますけれども、でもこういう法律があることも御存じないし、中国にいらっしゃる本当に何にもわからずに体がむしばまれて苦しんでいらっしゃる方に対して、こういうことがあるんですよというお知らせをすることというのは難しいんでしょ...全文を見る | ||
○栗原君子君 私は人道的にもやっぱりほっておくわけにはいかないような気がいたします。何とかこれが実現するように、在中被爆者の方にこんなことがあるんだよというお知らせができるような手だてというものを、国と国との関係で難しい面もあるとおっしゃいますけれども、中国には大使館もあることで...全文を見る | ||
○栗原君子君 とても力強い御答弁ありがとうございました。 それでは、続きましてエイズの問題についてお伺いをさせていただきたいと存じます。実は、国際エイズデーが十二月一日、これを前にいたしまして、後天性免疫不全症候群、エイズについて質問をさせていただきたいと存じます。 WH...全文を見る | ||
○栗原君子君 次に、エイズの対策についてお尋ねをいたします。 エイズ対策の基本は、国民一人一人がエイズに関する正しい知識を持ち、エイズから自分の体を守ることにあると思うわけでございますが、エイズの予防のための正しい知識と情報の普及というのはいかがなことになっておりますでしょう...全文を見る | ||
○栗原君子君 若い世代の人たちに対してエイズの予防の徹底を図るためには、やっぱり学校教育の中で性教育あるいはまたエイズ教育ということが大切になっている、このように思うわけでございますが、学校現場での取り組みというのはどのようになっているかということをお聞きしたいと思います。 ...全文を見る | ||
○栗原君子君 エイズの問題と性とは切り離しては考えることができないわけでございまして、性の問題は人間の本能や本質と深くかかわっておりましてとても重要である、こう思うわけでございます。 しかし、我が国ではどうしてもこれらを口にすることがやっぱりはばかられるというような傾向があり...全文を見る | ||
○栗原君子君 専門機関やそれから医療体制をきちんとしていくということがまた重要になってくると思うわけでございますが、感染経路にかかわらずすべての感染者、患者が安心して治療を受けられる医療体制づくりがまず何よりも必要であろう、このように思うわけでございます。 そこで、この医療機...全文を見る | ||
○栗原君子君 次に、相談指導体制の充実についてお伺いをいたします。 感染者と家族に対するカウンセリングは、主治医とか看護婦さんとか臨床心理士とかソーシャルワーカーなど医療の従事者がいらっしゃるわけでございますけれども、これらに加えてまた市民のボランティアの人たちの力というのも...全文を見る | ||
○栗原君子君 やっぱり相談の窓口になっていただいておりますカウンセリングの人たちの養成というものがこれから本当に重要であろう、こう思うわけでございまして、ぜひこれらを十分な、人がいればいいというものじゃなくて、きちっと対応できるカウンセラーがいなきゃいけない、こう思うわけでござい...全文を見る | ||
○栗原君子君 次に、エイズの訴訟についてお尋ねをいたします。 血友病の患者が治療のために使用した血液製剤によってエイズに感染したのは、国と製薬会社が輸入の血液製剤による危険性を予見し得たにもかかわらず安全性を十分に確認する義務を怠ったためだとして、関西在住の血友病の患者の人た...全文を見る | ||
○栗原君子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
11月12日 | 第128回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○栗原君子君 栗原でございます。よろしくお願いをいたします。 私は、実は町議会の出身でございまして、町や村の状況というのが大変気にかかるわけでございまして、私は、今回厚生省がゴールドプランを出されまして、そのことによりまして、ある自治体の村長さん、町長さんに、今一番困っていら...全文を見る |
○栗原君子君 ある町ではスタッフもいないわけでございまして、係長が一人でもう頑張っているとか、あるいは課員一人がやっているとか、そういう状況があるわけでございます。それでも何とかつくらなきゃいけないということになっておりますので、作文だけはっくると言うんですよね。作文だけはつくる...全文を見る | ||
○栗原君子君 ある町長さんがおっしゃったんですけれども、これを黙って勝手にやって、わかって怒られたと、こういう話があるわけでございますので、ぜひ私は小自治体においては、もうとにかく町の中で小学校のあるところ、保育園のあるところというのは、何といいますか、中心部のようなところでござ...全文を見る | ||
○栗原君子君 ここにちょっと新聞の切り抜きがあるわけでございますけれども、今施設から在宅で自分の老後を過ごしていきたい、そういう人たちの願いが大変多くなってきているので、このことについていろんな資金の援助の制度をもっと拡充してほしい、こういった中身の新聞記事でございます。 こ...全文を見る | ||
○栗原君子君 それで、人材、確かに専門家も必要なんですけれども、やっぱり地域全体でこれを支えていこうという意識が起こらなきゃ絶対に私できないと思うんです。それが地域もまだまだ不十分でありますけれども、それよりもまず私は村役場、町役場の職員の段階でどうかなと思うことがいっぱいあるん...全文を見る | ||
○栗原君子君 ありがとうございます。 人があればいいというものじゃありませんで、人権を踏みにじるようなヘルパーが何人おっても私は役に立たぬと思うんですね。そういった根底に人権というものを見据えたところで専門家あるいはまた地域の人たちにもっともっとこういったことが波及するように...全文を見る |