栗原君子

くりはらきみこ



当選回数回

栗原君子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○栗原君子君 いろいろ先生ありがとうございました。社会党の栗原君子でございます。  ことしはちょうど国際家族年でございまして、社会党の方でも女性議員あるいはまた女性局の人たちを中心にいたしましてこの国際家族年というところでさまざまな今勉強を重ねているところでございます。また政府...全文を見る
○栗原君子君 実は、私も近所の主婦の人たちといろいろとお茶を飲みながら話す中で、自分の老後はだれと過ごしたいですかということを聞きますと、大体の奥さんが自分の娘と、それからその娘の子供たちとかその娘の夫、そういった人たちと、娘の方と住みたいということを言っているわけですよね。いわ...全文を見る
03月16日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号
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○栗原君子君 栗原君子でございます。  いろいろたくさんお教えくださいましてありがとうございました。私は、先般より先生がお書きになられましたものをいろいろ読ませていただきました。そして今、北海道の医療なども事例を挙げて詳しくお書きになっていらっしゃる様子も読ませていただきまして...全文を見る
○栗原君子君 もう一つ先生から御指導いただければと思うんですけれども、今医療現場の皆さんから賃金職員の問題で随分と私どもの方にも陳情が参っております。定員職員が五万五千人に対して賃金職員はおおよそ一万三千人と言われ、一九・五%が賃金職員の人たちである。これは国立病院そして療養所の...全文を見る
○栗原君子君 ありがとうございました。
04月13日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第6号
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○栗原君子君 どうもきょうばいろいろとお聞かせくださってありがとうございます。社会党の栗原でございます。  先生がお書きになられたものの中に、優劣における格差が大変大きくなっている、質の向上を目指して全国有料老人ホーム協会ができたときに加盟率が低く、五割しか有料老人ホーム協会に...全文を見る
○栗原君子君 私は、何とかシルバー産業をチェックする機能はどこかにないかなと思って、先生のところもいろいろやってくださっておられるんですけれども、何とかいい手を考えられないものかといろいろ考えてみたんですが、シルバー産業と言えるもの、それからシルバー産業とは言えない、例えば百科事...全文を見る
○栗原君子君 ありがとうございました。
06月03日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第9号
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○栗原君子君 社会党の栗原でございますが、幾つかお伺いをしたいと思います。  私は、先ほど各省庁からの報告を聞かせていただいておりまして、何と知恵者がたくさんいて、何とすばらしいことをたくさんやっているんであろうかと、大変キツネにつままれたような気持ちになったわけでございます。...全文を見る
○栗原君子君 もう少し時間があります。  介護手当のことでございますが、この前そういう現場で働いている人の声を聞きましたら、これからはやっぱり家庭介護、在宅介護が本当に必要になってくる、すべて行政などでは引き受けることはできない、そういう声が出ておりました。そして、在宅で介護し...全文を見る
06月08日第129回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第10号
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○栗原君子君 いろいろ聞かせていただきましてありがとうございました。  私、今ちょっと思いつきなんですけれども、思いついたと申しますのは、ここで言いましたら皆さんがお笑いになるかもしれませんけれども、実は私の近所のもう七十を過ぎられた奥さんなんですけれども、子供さんの一人娘さん...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○栗原君子君 社会党の栗原でございます。  私は、先般の大臣の所信に対しまして、人権擁護の立場から幾つか質問をさせていただきたいと存じます。  まず、先日来よりアメリカのカーター元大統領が北朝鮮に出向かれまして、この朝鮮の核の問題を中心にした日本でのさまざまな動きに対して私た...全文を見る
○栗原君子君 この土地取引の仲介者に対して届け出をしているかどうかというのは、それはもう確認すればわかることでございます。それが何か責任を京都市の方に転嫁しているように思えるわけでございますが、なぜ素直に謝ることができないのか、大変これは七不思議の一つでございます。悪いことをした...全文を見る
○栗原君子君 これまでに国土利用計画法違反の強制捜査というのは余りなかったわけですね。本当に極めて悪質なものを除いてはそういうことはしなくて行政指導で十分対応できたはずでございますが、なぜ一気にそういう強制捜査に入らなければならなかったのでしょうか。何かそこに私は偏見があったので...全文を見る
○栗原君子君 私はこれは大変そういう行き過ぎが本当にあったと思うし、これをまた公文書でやりとりされたということに問題があったと思うわけです。もう二度とこういうことがあってはならないという気持ちでいっぱいでございます。  そして次に、これらの一連の事件が起きている中で、先般朝鮮総...全文を見る
○栗原君子君 私は余りにも数の差というのがひどいと思うわけでございます。そして、これは察さんという校長先生ですね、警察にも何とかしてくれと何度も要請をしているが被害はふえるばかりだと、このようにおっしゃっておられます。警察に対してきちっと対応してくれということを言っているのに対応...全文を見る
○栗原君子君 ぜひ私はそういった調査をしていただきたいし、それから相談の窓口を設けるなどできないものか、そしてそれらをまた公表して再発を防止することを約束していただきたいと思うんです。  最高裁判所の方に私お尋ねいたしますけれども、日本国憲法のもとで人権のとりでとして裁判所は捜...全文を見る
○栗原君子君 それでは、この件に関しては何かいまいち脇の抜けたような答弁であろう、こう思うんですけれども、ぜひ二度とそういった過ちがないように最高裁としての対応をお願いしておきたいと思います。  さて、私は大臣にお伺いいたします。  こういうことが民間の企業であったらもうとっ...全文を見る
○栗原君子君 ただいまの質問は法務大臣にお聞きするのもあれだったんですけれども……。  ちょっと警察の関係の方、先般地行の委員会で石井大臣が答弁していらっしゃることを少し聞いたんですけれども、何かこの件に関してどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○栗原君子君 理解しろといっても理解できないんですけれどもね。  私は、こういう状況があってのほほんとしているような状況というのは国民から信頼されない警察になってくると思うんですよね。だから、国民に対してきちんとした態度を表明することが何より信頼される警察になることであろう、こ...全文を見る
○栗原君子君 なぜしなきゃいけないのか、それがわからないんですよね。漏れる漏れないじゃなくて、どういう必要があるんですか。何を心配してそういうことをしなきゃいけないんでしょうか。諸外国でもこういうことをやっている例というのはさまざまあるのか、どうなんでしょうか。
○栗原君子君 それは指紋で相当数あるものかどうか。それから、そういう今のなさっておられることというのは参議院の法務委員会の附帯決議の精神に反していると思うか思わないか、お聞かせください。
○栗原君子君 市町村から集めたものは廃棄しなきゃいけないんじゃないですか。それをまたさらにマイクロフィルムにして残すというところに問題が出ているということでございましょう。これは矛盾を感じませんか。どう思われますか。平行線なのかな、これは。
○栗原君子君 何か平行線みたいなんですが……。  次に、第百二十三回の国会で外国人登録法の改正が行われておりますけれども、この中で永住者及び特別永住者について指紋押捺制度が廃止されました。しかし、永住でない長期滞在外国人、これは三十二万人と言われておりますけれども、については依...全文を見る
○栗原君子君 今の答弁はなかなか私どもにはちょっと納得のできない答弁としか言いようがございません。  それともう一つは、九一年一月の日韓の法的地位協定に基づく協議の結果に関する覚書に、外国人登録証の携帯制度については運用のあり方も含め適切な解決等について引き続き検討する、こうい...全文を見る
○栗原君子君 常識的かつ弾力的と言われましたが、これは大変幅のある言葉でございまして、近くのスーパーへ行くときも持っていなきゃいけないとか、そういうことにもなるわけでございますから、何かもう少し人権を配慮したことができないものであろうかということを私は思うわけでございますが、引き...全文を見る
○栗原君子君 新宿で大体六百人前後の人たちがいると言われています。都内で千五百人ぐらいいると言われているんです。これは市民団体のボランティアの人たちが調査をしたわけでございます。  昨年の九月ごろから少しいろんな動きがあったと私は新宿区の区役所の方から聞きました。それまでは一カ...全文を見る
○栗原君子君 ぜひ約束をしていただきたいと思います。  諸外国ではホームレスの問題というのがそれこそ社会問題になっているんです。アメリカなんかでも膨大な予算をつけてこの対策をやっているわけでございます。日本もこのままほうっておいたら私は大変な状況になると思うんです。  全国各...全文を見る
○栗原君子君 だから、住所とか名前とかいいかげんなことでは供託は受けることはありませんよね。先ほどおっしゃいましたように、どういう理由で供託を受けるとか、それから住所もきちっと番地まで書いて、はっきりいつでも言われたら返せるような状況で供託は受けておりますよね。イエスかノーかでお...全文を見る
○栗原君子君 時間が参りましたけれども、どうぞ法務大臣を中心にされまして、また法務当局が国民に信頼される省庁としてますますまた御活躍なさいますように祈念を申し上げて終わりたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
06月22日第129回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○栗原君子君 栗原でございますが、幾つか質問させていただきたいと思います。  とりわけ、関西国際空港の開港も間近になるなど、我が国の出入国の管理業務は大変また重要になってきているわけでございます。そこで、今また大きな社会問題の一つになろうとしていることがございますのでお尋ねをし...全文を見る
○栗原君子君 まだ聞きもせぬところを答弁してくださったのですけれどもね、それでは次の質問になりませんので。
○栗原君子君 私は、親切な答弁を要求しようと思って詳しいメモを先に渡しているんですよね。そうしたら、何か変なんですよ。  嫡出子で国外で生まれた子供というのは、さっきもう答弁しておられましたけれども、三カ月以内に国籍留保の届け出を行わないと日本国籍は喪失するわけでございます。日...全文を見る
○栗原君子君 市民団体のところへ寄せられた手記も読んでおりまして、本当に私は涙が出てきたんです。こういう状況がたくさんあるんです。「日本のようなカネ持ちの国は貧しい国の天然資源だけでなく、その国の若く美しい女性を手に入れ楽しんでいる。女性をまるでモノのように扱う状況は人権侵害であ...全文を見る
○栗原君子君 フィリピンからたくさん女性たちが働きに来ているんですけれども、その実態を御存じなのかどうか私は不思議でならないんです。  私がお会いしたフィリピンの女性というのは給料が八万円から九万円だというんです。その中から幾らかのお金を本国の両親のもとへ仕送りしている。本国で...全文を見る
○栗原君子君 今のやりとりはまだ十分じゃないんですけれども、大臣はどうお考えになられますか。最後にお聞かせいただきたいと思います。
○栗原君子君 私は、もう時間が余りなくなりましたけれども、幾つかちょっとお伺いをしたいと思います。  今回の法律に関しまして、詳しいことは規則で定めるということになっておりますけれども、私は一般職と裁判官と同じような勤務体制であるならば大体わかるわけでございますけれども、勤務体...全文を見る
○栗原君子君 だから、一般職は時間単位で取れるんですが、裁判官の場合は時間単位では取れないという、やっぱりここに不公平が生じると私は思うんです。そして、この勤務体系が、別に出勤簿があるわけじゃありませんから、例えば朝十時半に出てきますと、今度は書記官などは早くから、九時にはもう出...全文を見る
○栗原君子君 私は、規則はいつ出るのかを教えてくれというのは、大体何月に出ると言ってもらえると思ったんですが、そうじゃないんですか。  それと、大体三カ月までという一つの区切りになっておりますけれども、ゆうべ私はNHKのテレビを見ておりましたら、「クローズアップ現代」という番組...全文を見る
○栗原君子君 最後になりますが、民間の場合はまだまだ大変遅うございまして、従業員が三千人以上のところでしたらかなり進んでおりますけれども、中小零細企業になりますと本当に全く進んでいないという状況があります。そんな中で、私は公務員を中心に先にこういったものを導入することができるとい...全文を見る
10月28日第131回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第3号
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○栗原君子君 社会党の粟原でございます。  まず私は、本格的高齢化社会に対応して各省庁そして関係者の皆さんが大変積極的に取り組んでくださることに対して敬意を表したいと存じます。  そこで私は、先般、各省庁からお伺いいたしましたことについて、二、三気づいたこと、また大変疑問に思...全文を見る
○栗原君子君 今お伺いいたしましたけれども、昨日も担当者の方が来てくださいまして伺いますと、厚生省と文部省と連絡をとり合って空き教室の利用ができるように今いろいろやっているということをおっしゃっています。しかし、末端の自治体でどうなっているかということを御存じなのかどうか、私はこ...全文を見る
○栗原君子君 よろしくお願いいたします。  次に、ゴールドプランの関係につきましてお伺いをしたいと思います。  在宅サービスが充実するようにさまざまな努力をしていただいていることは十分承知をいたしておりますが、その中で、ホームヘルパーを将来的には二十万人にする、こういう計画で...全文を見る
○栗原君子君 昨日でございましたけれども、デンマークのアナセン教授を迎えて議員の勉強会というのがありました。私は参加できなかったのですけれども、代理の者が参りましてその報告を聞きました。  デンマークではこういった高齢化社会に向けての取り組みが大変進んでいるということでございま...全文を見る
11月01日第131回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○栗原君子君 私は、国家公務員等共済法改正案につきまして数点質問をさせていただきたいと存じます。  まず、共済年金の独自性についてお伺いをいたします。  厚生年金法は民間労働者を、また共済組合法は主として国家公務員を、そして国民年金法は自営業者等を対象としているわけでございま...全文を見る
○栗原君子君 続きまして、この間ずっと問題になってきております鉄道共済につきましてお伺いをしたいと思いますが、鉄道共済年金の標準報酬の再評価につきましては、今回平成元年度分をさらに六カ月繰り延べることとするとともに、平成六年度に再度五年間繰り延べることとしています。鉄道共済年金が...全文を見る
○栗原君子君 今、鉄道共済年金にかかわって一元化の問題にも少し触れていただきましたけれども、これらは具体的な姿は現在のところまだ明らかになっていないわけでございます。  社会保障制度審議会の年金数理部会は、平成四年九月の中間報告で三つの案を提示しているわけでございます。これら等...全文を見る
○栗原君子君 ぜひ早急にまたこの取り組みの方を検討していただきますようにお願いをいたします。  次に、育児休業期間中の給付についてお伺いいたします。  さきの第百二十九回国会におきまして雇用保険法の改正が行われ、育児休業中の者に対して賃金の二五%相当額が支給される制度が創設を...全文を見る
○栗原君子君 皆さんがこれはどのような方向で進むのであろうかと、特に女性の公務員労働者の人たちも関心をお持ちでいらっしゃいますので、早い時期に出していただきますようにお願いをいたします。  次に、外国人の問題につきましてお伺いいたします。  今回の改正で外国人脱退者に対する一...全文を見る
○栗原君子君 時間が刻々と迫るのでございますけれども、私は今回の年金改正につきまして多くの働く人たちの声も聞かせていただきました。そして、私の方の事務所にもたくさんの陳情書とか要請書などが参っているわけでございます。そして、これは改正になるのか改悪になるのかということを聞きました...全文を見る
○栗原君子君 現在の日本の年金というのが大変私は信頼度を失っている、特に国民年金あたりはそのように思うわけでございますが、そのために若い人たちが掛けないとかあるいはまた滞納者が多いとか、それも大変な額になっているわけでございます。やっぱり年金というのは、安心社会をつくるためにまず...全文を見る
11月08日第131回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○栗原君子君 社会党の栗原でございますが、よろしくお願いいたします。  まず私は、政府専用機は軍用機かどうか、このことにつきましてお尋ねをいたします。  自衛隊法の改正案について質問をする中で、防衛庁の広報誌「セキュリタリアン」の九二年の九月号であったかと思いますけれども、防...全文を見る
○栗原君子君 ありがとうございました。  続きまして、本改正案の問題点は、紛争などの騒乱時の緊急事態に際しての自衛隊機の派遣にあります。そうした事態に対して、実効支配の確立している政府に反対する政治勢力は、派遣する自衛隊機の行動は敵対行為とみなされ、攻撃されることも予測されるわ...全文を見る
○栗原君子君 政府が緊急事態に際しまして邦人輸送の自衛隊機を派遣するときに、当該国に例えばフランス軍とかアメリカ兵とかそういった軍隊が派遣されておりまして、それによって当該国の空港の安全が維持されているような事態に対しても、防衛庁長官は安全を確保されているとの認識を持ち、自衛隊機...全文を見る
○栗原君子君 本改正案に示されている安全の確保は、防衛庁の答弁また昨年十一月五日の「在外邦人等の輸送のための自衛隊の航空機の使用について」の閣議決定を見ましても大変不十分であると思うわけでございます。政府、防衛庁は何をもって安全の確保というのか、午前中の質問の中でも出ておりました...全文を見る
○栗原君子君 民間機では安全の確保が難しいから自衛隊機を派遣するとおっしゃるんですけれども、自衛隊機も安全であるところに派遣されるというのであれば、私は何か民間機でもいいような気がするわけでございます。  それから、防衛庁の「航空機の使用及びとう乗に関する訓令」を見ますと、部外...全文を見る
○栗原君子君 申請のことにつきまして伺ったんですが、では今度はこの反対側です。  この場合に搭乗の承認権者は防衛庁長官になるのか幕僚長なのか、それとも航空機を運航する部隊長なのか、だれがこの承認を出す人になるんでしょうか。
○栗原君子君 それでは部隊長と解釈してよろしいんですね、一応その場においては。
○栗原君子君 民間航空機の場合でも、何といいますか、乗る前には保険を掛けたり、あるいはどこのどういった人が乗るとか、どこの国の人が乗るとか、そういったことも細かく書くわけでございますけれども、この場合には何かそこらがうやむやのような気がいたしますが、そういうことは心配しなくてよろ...全文を見る
○栗原君子君 午前中、同僚の中尾議員からも質問がありましたので、その部分については省いていきたいと思います。  それでは次に、地域紛争はどれくらいあり、この適用を予想されるケースについてはどのようにお考えであるのか、伺いたいと思います。これは外務省であろうと思いますけれども、現...全文を見る
○栗原君子君 それで、外務省はこれまでも緊急時に邦人保護の立場から民間機をチャーターしたケースがあると思いますけれども、今後も基本的には民間機による輸送が前提になると思われます。その場合を想定いたしまして民間機による輸送の計画をされていると思いますが、現在そういった準備のほどにつ...全文を見る
○栗原君子君 いろいろ判断につきましては伺ったわけでございますが、こういったものを何がペーパーとしても残していらっしゃるものなんでしょうか。随時そういったことも省内で議論をしていらっしゃるわけですよね。
○栗原君子君 それでは、外務省とすれば防衛庁に頼る事態というのはほとんどないというぐらいに思っておられるのか、それともたびたびあるであろうと想定しておられるのか、お聞かせください。
○栗原君子君 またちょっと防衛庁長官に戻らせていただきたいと思いますけれども、地上整備員の関係についてお伺いをいたします。    〔委員長退席、理事板垣正君着席〕    民間機、軍用機を問わず航空機の飛行に先立ちまして地上整備員が必要でございますが、現実にPKO法によるカン...全文を見る
○栗原君子君 ですから、今まで日本の在外公館もない地域においてもそれはできるものなんですかね、今の自衛隊法の百条の八によってやられるという。もうひとつそこのところを、どういう形で先に飛んでいくのかよくわかりませんので。
○栗原君子君 これはいろいろ、市民団体の人たちも大変この法案に対しては注目をしていらっしゃるわけでございます。特にこの法案というのはPKO法よりも危険である、こう言う学者の皆さんもいらっしゃる状況でございます。  それはなぜかと申しますと、PKO法の場合には国連の事務総長の要請...全文を見る
○栗原君子君 もう一つ、けさほどの提案理由の説明の中で「民間航空会社との調整に手間取るなどにより適時適切に対応することが困難な場合があるなどの問題点がありました。」と、こういうことをおっしゃっておられましたけれども、実はこの前のハイチの紛争におきまして、在外公館の人たちはいち早く...全文を見る
○栗原君子君 皇太子殿下とか天皇あたりが海外に出向くときに政府専用機で出向くわけでありますけれども、それについても後見人として日航のOBの人が機長のそばに乗っていっておられるというような話も聞いたわけでございます。そういたしますと、訓練の面からいたしましても、自衛隊の隊員が飛行機...全文を見る
○栗原君子君 それでは、日本の軍用機で脱出をしまして、その後に空港に駆けつけた人というのは、後は何とかおまえたちでやっていけという話になるんでしょうか、また迎えに行くんでしょうか。大変これは素人的な考え方なんですけれども、一つ気になるものですから。
○栗原君子君 それでは、在外公館はいち早く脱出してはいけませんね。一人も日本人がいないということを十分に確認してから最後に脱出する必要があるんですね。いち早く在外公館がしてはいけないんですね。
○栗原君子君 それでは、官房長官にお伺いをいたします。  憲法第九条は、武力で国際紛争を解決することはかたく禁じております。今回の本法の改正の根本的な疑問は、外国の騒乱などの緊急事態に際して、海外に在住する邦人を武力である自衛隊機の派遣により救出、輸送することが、たとえ当該国が...全文を見る
○栗原君子君 武力とは鉄砲を撃つことだけが私は武力ではないと思うんですよね。何か軍用機を出すということが武力に私は関係があるような気がするわけであります。  それから、平和目的といっても軍用機を出すことは主権が移動することであります。官邸が移動する、そういうように自衛隊の先ほど...全文を見る
○栗原君子君 もう時間も参りますけれども、ある学者といいますか研究者の方がこうおっしゃっておりました。この法案は何が何でもとにかく自衛隊機を海外に出したいがための、そのために邦人救出ということをだしにした法律である、こういうように明言しておられる方があるわけでございます。私自身も...全文を見る
○栗原君子君 時間が参りましたけれども、私が最後にお願いしたいのは、村山内閣の最大の政治課題というのは行政改革と軍縮である、私はこのように理解をいたしております。今回、この法案が通過することに対して大変多くの市民の皆さんたちは、これは軍縮ではなくて軍拡に道を開くものである、このよ...全文を見る
11月09日第131回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○栗原君子君 社会党の栗原でございます。二、三お伺いさせていただきたいと思います。  一つは、医師の問題なんですけれども、日本では離島とか、それからとりわけ過疎の町にはお医者さんがいないということがたくさんあります。そしてまた、そういうところにはお年寄りの方も多いわけでございま...全文を見る
○栗原君子君 それから、先生が介護に金を使うと国がつぶれるというのはデマであると、こうおっしゃってくださったんですが、私もそう思うんです。  でも、多くの人たちの中には老人、お年寄りの介護の方にお金を使うことは、乱暴なことを言う人は枯れ木に水をやるようなものだと、こういうことを...全文を見る
○栗原君子君 次に、実はこういうことがあったんです。  日本の男性なんですけれども、御自分は厚生年金があるからと、そしてこの年金は自分が死んだら半分は君に行くんだと、そう言いましてフィリピンの女性の人に自分の介護をさせてしまったわけです。自分だけはフィリピンに行って住んだわけで...全文を見る
11月29日第131回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○栗原君子君 どうも官房長官御苦労さまです。  私は、軍縮を進める立場から、防衛予算の削減について質問をいたします。  初めに、五十嵐官房長官にお尋ねをいたします。  村山総理は、就任直後の所信表明の演説の中で、「我が国は、軍備なき世界を人類の究極的な目標に置いて、二度と軍...全文を見る
○栗原君子君 ありがとうございます。  もう一点お伺いをさせていただきたいと思いますけれども、十一月の初めに読売新聞の憲法改正案が出されてまいりました。その中で、賛否両論を含めまして国民の中からもさまざまな意見が出ているところでございます。  そこで、読売新聞は真実、公平を信...全文を見る
○栗原君子君 次に、外務省の方にお伺いをいたしたいと存じます。  世界は今軍縮に向かって動いていると私は思います。そういうことで、外務省として各国の軍縮への動きはどのようになっているのかお伺いをいたします。  米ソの和解と大幅な軍縮という冷戦構造終結は、確実に平和をもたらし核...全文を見る
○栗原君子君 実は、ことしの十月七日の日でございましたけれども、中国の核実験がありました。その中で、多くの広島の市民の人たちは怒りの声を出したわけでございます。それはなぜかと申しますと、ちょうどアジア大会の開催中でありまして、世界の友好のために行われているアジア大会の開催中に中国...全文を見る
○栗原君子君 ぜひこの地球上からそういった核実験がなくなり、また核兵器がなくなるように、これは被爆国の日本であるから世界に対して言えることだと思うわけでございます。世界の安定のために、また大量破壊兵器である核兵器は絶対にもう人類を減ぼすものだと私は思っておりますので、なくなるよう...全文を見る
○栗原君子君 ノーウッド司令官が言っていることはこの人の個人的な見解だと思われますか。これは日本の防衛庁としては個人的な見解だから別に気にしないと、そういう感じで受け取ってよろしいですか。
○栗原君子君 冷戦終結をしたからこそ、私はもうかつてのああいった緊張状態がなくなったんだから軍縮に向かっていいんではなかろうかと、こういう気持ちを持っております。
○栗原君子君 そこで私は、軍縮につきましてこの間ずっとこだわってきておりますので、幾つか軍縮の基本的な考え方について述べさせていただきたいと存じます。  九四年度の当初予算は四兆六千八百三十五億円でございました。これは防衛費でございますけれども、これを来年度は今年度と同額または...全文を見る
○栗原君子君 正面装備のうち、その主要兵器の来年度の新規分を私は削減してほしいと思うんです。  その総額は約十八億円でありますけれども、これは今年度の当初予算の比率では〇・〇三%にすぎないわけでございますが、この削減により後年度負担は約五千九百五十億円の縮小となるわけでございま...全文を見る
○栗原君子君 次に、幾つか私は提案をさせていただきたいと思っておりますけれども、その一つに乙類、トラックとか通信機、それからまた弾薬、それから武器、車両等及び後方関連の新規の支出を五%減らすことを提案したいと思います。それから在日の米軍の駐留経費も五%削減をしていただけないか。 ...全文を見る
○栗原君子君 特別協定というのがありまして、これに基づいてやっているということをおっしゃりたいのだろうと思うんですが、これが改正するごとにだんだんふえてきまして、初年度は六十二億円だったんですけれども、十年後の一九八八年は千二百億円になりまして二十倍になっちゃったんです。それから...全文を見る
○栗原君子君 数字はいいから、必要なのか必要でないのか、そういうことです。
○栗原君子君 ちょうネクタイと作業服と一緒にされているけれども、私はどうもこれは納得がいきません。  それで、冷戦構造が崩れたと言っているんですよ。崩れたと言っていながらこういうものを次々と出していくということに対して、私はどう考えてみても国民の、庶民の目から見たら納得いかない...全文を見る
○栗原君子君 これは何か米ソの冷戦さなかのような状況と同じようでございます。さらに私は、今日ではまたさまざまなそういった戦闘機なども性能がよくなっておりますので、だからむしろ軍縮ではなくて軍拡になっているんじゃないかと思うわけでございます。NATOの諸国を私はずっと調べてみました...全文を見る
○栗原君子君 それでは、もう一つ提案いたします。  主要兵器でない装備の圧縮も検討するという、正面装備ではあるが主要兵器とは言えないものは新規歳出額が五億六千万円、これは後年度負担が一千三十三億円でございます。後年度負担の大きさからこの圧縮もやっぱり検討すべきである、このように...全文を見る
○栗原君子君 専守防衛はわかるわけでございますけれども、どう考えて見ても専守防衛を飛び越えているように思えるわけでございまして、そういった意味で私は大変心配をしているわけでございます。  それで、最後になりましたけれども、大蔵省の方にお伺いをいたします。  今やりとりを聞いて...全文を見る
○栗原君子君 終わります。ありがとうございました。
○栗原君子君 例えばの話です。