栗原君子

くりはらきみこ



当選回数回

栗原君子の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。私は沖縄の問題についてお伺いしたいと思います。  本来でございましたら、この三月三十一日で通称象のおりと言われております楚辺通信所の中にあります地主さんがお持ちの土地が期限切れを迎えるということもありまして、しかしこの国会...全文を見る
○栗原君子君 何さま小会派は時間が少ないものですから、恐れ入ります。  実は、私たち沖縄に調査に参りまして、例えば民間機が入っていく場合でも大変低空で入っていかなければいけないといった状況。そして、沖縄の空はあくまでも米軍が握っている、米軍の許可がなければ私たちも沖縄に入れない...全文を見る
○栗原君子君 実は、県の経済に基地の占める依存度といいましょうか、これを調べておられましたけれども、一九七二年には依存度は一五・四%でございましたけれども、一九九二年には五・一%と県民の皆さんの基地経済への依存度というのは減っているわけでございます。これらを考えますと、私は大幅に...全文を見る
○栗原君子君 御答弁いただかないわけでございますけれども、ちょうど大蔵大臣がいらっしゃいますが、六千三百億という思いやり予算を出し過ぎるのではなかろうか。今日、住専の問題で六千八百五十億ということが出ておりまして、国民の八割から九割の人たちが公的資金を導入すべきでないといった、そ...全文を見る
02月22日第136回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原でございますが、私は今回運輸委員会に入れていただきましたものですから、陸海空の危険物の輸送について少しこだわっていきたい、このように思っております。  それできょうは、そうした危険物の輸送について幾つか質問をさせていただきたいと思いますので...全文を見る
○栗原君子君 原子力発電所用の核燃料物質の輸送物の確認実績は、一九九三年度で陸上輸送は何回あって何トンになるものでございましょうか。特に、今少しチェックのところを答弁いただきましたけれども、どういつだチェックをしてきたものか、あわせてもう一度お願いします。
○栗原君子君 一九九三年の四月一日に、東名高速で車両の衝突事故によりますクロロピクリンの流出事故があったわけでございますが、この事故がありましてから全国の市長会から、同じく九三年六月の三日、四日にかけまして行われました市長会で幾つかの要望事項が出されているわけでございます。その要...全文を見る
○栗原君子君 今答弁を聞きますと、万全の措置を講じているということでございますので、事故は起こらないと信じてよろしいんでしょうかね。  それから、九メートルから落としているんだ、それで壊れなければ安全なんだということでございますけれども、今日、高速道路などを見ますと、大体十メー...全文を見る
○栗原君子君 そばにいる人が対策を講じるとか連絡をとるとか言っていますけれども、その人も被害に遭うということは考えておられるんでしょうかどうなんでしょうか。  かつてのクロロピクリンの事故のときに死者が出たわけですよね。そして傷者も三名、死者が一名、そしてそこに行った消防の職員...全文を見る
○栗原君子君 核燃料を輸送しているところを監視しておられる市民の人たちがいらっしゃるわけでございますが、輸送の隊列が崩れていることが実際にある、そして危険物の積載車両と隣り合わせて一般の車両も通行をしていると、ちゃんとこれを写真に撮って私に見せてくださいました。こういったことがあ...全文を見る
○栗原君子君 核燃料の輸送のときの日時とかルートなどの情報は、地元の公安委員会には連絡が入るわけでございますけれども、県とか市町村あるいはまた消防署にはこういった連絡は入らないということになっております。これはまた、九二年四月の核燃料輸送の事前情報の非公開方針後にこういうことが決...全文を見る
○栗原君子君 それでは次に、大井埠頭に陸揚げされる核燃料物質は陸揚げ後どのように管理されているのかお教えください。  さらに、阪神・淡路大震災のときには神戸港の岸壁が崩れまして、危険物の入ったドラム缶が海に数十本も投げ出された、そして回収不能になったものもあるということを聞いて...全文を見る
○栗原君子君 もう時間がなくなりますけれども、今のやりとりを聞いていてくださいまして、大臣どのようにお考えになりましたでしょうか。この安全輸送についての決意のほどを一言お願いします。
○栗原君子君 終わります。
03月22日第136回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、本法律案にかかわって、とりわけ介護給付制度の創設を提案していらっしゃるわけでございますけれども、二、三質問をさせていただきたいと存じます。  まず第一に、これは昭和二十九年九月二十六日でございますけれども、青函...全文を見る
○栗原君子君 次に、介護について少しお聞きをさせていただきたいと存じます。  まず、大臣の提案説明の中にもございましたように、近年の人口の高齢化や核家族化、そして女性の就業率の上昇といった社会情勢の変化に云々とありまして、大変介護が重要視されていると  いった提案でございまし...全文を見る
○栗原君子君 実は、この介護保険が大変ドイツは進んでいるということも言われるわけですけれども、ドイツの場合、申請をいたしましても三割から四割については受け入れられないということで却下されるという実態があるわけでございます。そこで、日本でもよい医療を受けたい、よい介護を受けたいと思...全文を見る
○栗原君子君 ありがとうございます。  金だけ取られてもなかなか望むサービスが受けられないというようなことにはならないようにお願いをする次第でございます。それからまた、今日では身体的なケアだけでなくして、もっと心のケアも必要であるということが現場からも声が上がっているわけでござ...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。私は、本件にかかわって、とりわけ踏切の事故について、これを中心に幾つか質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、これはことしの三月十八日の新聞で報道されたものでございますけれども、JR東日...全文を見る
○栗原君子君 それで、ここで言われることは運転手のモラルが原因ではなかろうか、こうだれでも思うわけでございますが、無理な踏切内への進入が原因でありまして、運転手に対するモラルの向上は欠かせないものでありますから、そういったことについてはどのようにこの間、運転者に対してのモラルの向...全文を見る
○栗原君子君 道路交通法の中に踏切の通過について第五節に書いてあるわけでございますけれども、その中の三十三条には、踏切の直前ではどうしろ云々といろいろ書いてあるわけでございますね。それから、同じくまた道交法の百十九条には罰則規定も書かれているわけでございます。これらを読んでみます...全文を見る
○栗原君子君 それでは次に、踏切のこうした問題の最大の課題は、先ほども同僚の委員から質問されておりましたけれども、立体交差化事業にあると思うんです。これはいつになったら終わるのかという気がするわけでございまして、今回で七回法律の改正をやるわけでございますけれども、そうした面では時...全文を見る
○栗原君子君 今年度でもよろしいですし、また当面、来年度キロ数にしたらどのぐらいの計画があるのか、少し教えてください。
○栗原君子君 ここでちょっと私、今立体交差化事業をやる場合に、民家などが立て込みますと大変難しいということは理解をされるわけでございます。  そこで、実はこれは昨年の十二月十九日の新聞の報道の中に、旧国鉄の債務が二十八兆円ある、そしてこの土地とか株の売却が進まない、こういったこ...全文を見る
○栗原君子君 最後に、建設省の方にちょっとお伺いいたしたいと思いますけれども、道路予算は運輸省の公共事業予算と比べまして相対的に潤沢な状況にあるのではないか、こう思うわけでございます。それで、新しい都市づくりの関連もありまして、今後は立体交差化事業費の配分等について優先的に事業費...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
04月11日第136回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原でございます。  私は、とりわけ瀬戸内海の海洋汚染について関心を持っておりまして、そこらも含めて二、三お伺いをさせていただきたいと存じます。  海上保安庁がことしの二月九日に発表いたしました九五年の「海洋汚染の現状」では、日本周辺で発生い...全文を見る
○栗原君子君 そこで、心配しておりますことは、海洋法条約の関連で海上保安庁の取り締まりの海域が増大することになるわけでございます。先ほどから質問の中にありましたように、海上保安庁の職員の数というのは目に見えてはふえていないということも言えるわけでございます。そういたしますと、沖へ...全文を見る
○栗原君子君 机上ではわかっていると思うんですけれども、現実にはそうなっていないということが言えるわけでございまして、これはことしの三月六日の新聞報道なんですけれども、香川県の丸亀市におきましては廃車となった大型バスなどを海中に投棄した漁業者が摘発をされている、こういったこともあ...全文を見る
○栗原君子君 そこで、また近年プレジャーボートなどを河川とか運河とか港湾に放置をしている、これが大変自治体でも問題になっておりまして、私のおります広島市でもこういうことで頭を悩ましていらっしゃるわけでございます。報道によりますと、運輸省、建設省、水産庁、そういったところの三省庁で...全文を見る
○栗原君子君 もう時間が来ましたけれども、所有者がきちっとそれを見て、これは自分のだと反省をするような人は、私は余り無責任なことはしないと思うんですけれども、むしろ無責任でいる人は余り反省もしないし、ほっておいても平気でいるような人じゃなかろうか、こういうことを思うわけでございま...全文を見る
○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私はこの港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして、そこに働く労働者の立場で二、三質問をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  まず、先ほどから同僚委員の方からもいろいろ港湾整備につき...全文を見る
○栗原君子君 それで、日曜日とかそれから深夜について日本の場合は利用ができないということが指摘されているようでございますけれども、この点についてある報道によりますと、日本の労働者が働かないから日曜を休み、深夜も働かないからできないのだといったような報道の向きもあるようでございます...全文を見る
○栗原君子君 港湾施設の効率的な利用を考えた場合に、コンテナバースの船社専用貸しの効率利用についての妨げになっているようなものがあるのではなかろうか、こういった指摘もあるわけでございますけれども、この効率利用を妨げている問題は何だとお考えになりますか。
○栗原君子君 そうですが。  それでは続けまして、港湾施設の整備というハード面もさることながら、整備についての有効利用というソフト面も大変問題になると思うんですけれども、この港湾整備計画の策定に当たりまして、そこに働く労働者の意見はどのように反映されているんでしょうか。ソフト面...全文を見る
○栗原君子君 お言葉を返すようでございますけれども、実は、中央の審議会においては確かに労働者代表の方が港湾の方でいらっしゃるわけでございますけれども、地方に行きましたら必ずしもそうなっていないわけでございまして、労働者代表ということで確かに労働者ではあるんですけれども、港湾労働者...全文を見る
○栗原君子君 やはり港湾のことについて審議をする場であるならば、一番そのことがよくわかっている現場の労働者を入れていただきたいということを再度お願いしておきたいと思います。  次に、ILOの関係でございますけれども、ILOの港湾労働条約、勧告におきまして、荷役方法の変化によって...全文を見る
○栗原君子君 ILOの勧告の百四十五号のⅥの32というところがあるわけでございますけれども、そこに要するに労働時間とか週休とか有給休暇とか、こういったことを定めておりますけれども、「大多数の労働者の労働条件に関する基準よりも不利なものであってはならない。」、こううたっているわけで...全文を見る
○栗原君子君 やはり賞与などが随分差があるように見受けるわけでございます。  そこで、先ほどから申しておりますように、ILOの港湾労働条約を早期に批准する考えというのはどうでございましょうか、かなりいろいろ各国批准をしているところもふえているように思うわけでございますけれども。
○栗原君子君 早くといいますと、大体どのくらいを早くというんでしょうか。
○栗原君子君 その審議会につきましてはお尋ねしょうと思っていたところでございますけれども、ILOの港湾労働条約の批准についてお伺いしましたけれども、だから審議会を開かれましてそれで早急に進める方向でいたいと解釈してよろしいですね。
○栗原君子君 努力はぜひお願いしたいわけでございますけれども、先ほどおっしゃいました例の総理府の港湾調整審議会の専門小委員会のことと思いますけれども、これが九四年の六月六日が最後でございまして、それ以後二年間も開かれていないということになっております。以前は三カ月から四カ月に一回...全文を見る
○栗原君子君 委員のメンバーを見せていただきますと、大変学識者でいらっしゃって経験豊かな方もたくさん、たくさんといいますか六人のメンバーでございますけれども、ぜひ早期にお開きをいただきまして、港湾行政を進める上で私は大変重要なことであると思いますので、進めていただきたいと思います...全文を見る
○栗原君子君 措置してまいるとおっしゃいましたけれども、どのように措置してまいられるんでしょうか。ちょっと私、頭が悪いからわからないんですけれども、どうなんでしょうか。大手がとにかく入ってきて、今までいる人たちがはみ出されてしまうような状況がいろいろ地方で起きているという話ですけ...全文を見る
○栗原君子君 余り答弁とすれば変わっていないんですけれども、何かわかったようなわからないような答弁なんですが。  実は、豊橋市に港湾労働安定協会の技能研修センター、こういうのがあるということを伺っておりますけれども、これは全国で一カ所しかないと言われておりまして、地方からこのセ...全文を見る
○栗原君子君 時間が参りましたけれども、最後に運輸大臣に、我が国の港湾行政の向上について御所見をお伺いしたいと思いますけれども、とりわけ港湾の労働者の声、そこに働く人が一番やっぱりよくわかっていると思いますので、そういった声を大事に進めていただきたい。  それからまた、きょうも...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
04月26日第136回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございますが、航空三法案に対しまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、成田空港の問題について質問をさせていただきますが、成田空港につきましては、成田空港問題シンポジウムとかあるいはまた成田円卓会議が開催されまして、一...全文を見る
○栗原君子君 ここで三つの地権者のグループがございまして、一つのグループにつきましてはことしの一月に裁判上の和解が成立をしたと、このように言われております。運輸省でいただいた資料では裁判上の和解が成立したということがあるわけでございますが、本人は、これは団結小屋の訴訟のことで和解...全文を見る
○栗原君子君 この問題につきましては、最初のボタンのかけ違いがあったとよく言われるわけでございます。また一方、利用者の立場からいたしますと大変国内線との乗り継ぎの連絡が悪い、こういった声がよく聞かされるわけでございまして、成田から一たん羽田に帰ってこなければ乗り継ぎをすることがで...全文を見る
○栗原君子君 そこで、ことしの一月十三日の日経新聞の記事があるわけでございますけれども、「亀井善之運輸大臣は十二日、日本経済新聞社のインタビューに応じ、成田、羽田に続く首都圏でのハブ空港の建設計画について「国と地方自治体による協議機関を早期に設けたい」」、このようにおっしゃってお...全文を見る
○栗原君子君 そういたしますと、この近辺に三つの大きな空港を持つということになるわけでございます。そこで今、国会の中でもさまざまな専門家の方たちも加わられまして首都の移転のことについて議論が始まっているわけでございまして、国会の移転特別委員会なるものも設置をなされまして議論もされ...全文を見る
○栗原君子君 これから動きが将来的にどうなるかというのはちょっとまだ私たちもっかめないわけでございますけれども、やはりこの将来の計画を十分に考慮されながら運輸省としても努力をしていただきたいものだと思っております。  そこで、先ほど同僚議員からも質問がありました日米航空協定の中...全文を見る
○栗原君子君 一九五〇年代は日米両国で需要の面でも差があったということは私たちもわかるわけでございますけれども、現在に至りましては日米の路線に占める利用客の割合というのはもう九〇%近くを日本人が利用しているわけでございますので、もう少し日本にとって有利な方向に私は持っていっていた...全文を見る
○栗原君子君 今は局長さんの答弁でございましたけれども、私は運輸省おまえもかと言われそうな気がするわけでございますが、最後に、これからの空港行政について大臣の決意のほどをお伺いして終わりたいと思います。
05月07日第136回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原でございます。  先般、運輸省が四月十一日に極東有事への対応ということでペーパーを出しておられます。先ほどの同僚議員と重複しないように質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、極東有事への対応ということについてのペーパーを出した根拠...全文を見る
○栗原君子君 そこで、よく聞いていてください、これ一つずつ押さえていきたいと思います。まず、騒音対策に関してでございますけれども、制約がある場合には周辺住民の合意が要るということを言っております。それから二つ目に、民間機の減便が必要となる場合にはその航空会社との調整が必要であると...全文を見る
○栗原君子君 有事ということについての全く認識がないといったような答弁でございますけれども、それじゃなぜこのペーパーが「極東有事への対応について」という表題になって運輸省から出たんですか。
○栗原君子君 幾らそれは、安保調査会に出すにしろ出さぬにしろ、そういう認識がない中でどうしてこういう表題がつくんでしょうか。それが私はわからないんですけれどもね。そうしたらもう少し表題のつけ方があるんじゃありませんか。そういうものはないんですか。例えば外務省は「緊急事態における米...全文を見る
○栗原君子君 それで、先ほども少し出ておりましたけれども米軍機の民間空港利用状況というのがありまして、一九九三、九四年の各空港利用別の回数と機種、これは運輸省が出したものでございます。長崎でこれが三百十回、これは九三年でございますけれども、また九四年にも三百六十五回、こういったこ...全文を見る
○栗原君子君 あなた方専門でしょう、その場所にずっといて。専門の人がこれだけのペーパーを出すということは、それ相応の私は責任を持ってお出しになられたと思うんですけれども、今の答弁は何ですか。
○栗原君子君 素人考えでも、平時でもこれだけ出入りをしている、有事になるとこれより減少するとは思えません。少なくともこれよりはふえるということは言えますわね。それはわかりますか。言えるでしょう。
○栗原君子君 それじゃ海上保安庁。海上保安庁は「海上の警備等」と書いてあるんですね。これは運輸省が出したんだから逃げられやしませんよ。  「具体的情勢に応じて、問題となる海域において海上保安庁の巡視船艇、航空機を増強配備する等により適切に対処」すると。「問題となる海域」とはどこ...全文を見る
○栗原君子君 それでは外務省の方にお伺いいたします。  九六年四月十七日の橋本総理とクリントン大統領が日米共同宣言に署名をしたこの数日後、九百項目の支援策の打診をしてきたと報道しておるわけでございます。これは打診があったんでしょうか。そしてまた、正確に何項目なんですか、きっちり...全文を見る
○栗原君子君 それでは、この記事はうそですか。
○栗原君子君 それはあなたが承知していないのであって、もっと上部の人は承知していると思われます、そうですね。
○栗原君子君 この対米支援策の返答をこれ三回にわたって求めています。過去二回は回答を出していないわけなんですね。今回どうも外務省並びに政府においては回答を出すのではなかろうかと、もし出すとすればいつごろなのか、なぜ今まで出さなかったものを急に、前向きに取り組むようになったのかとい...全文を見る
○栗原君子君 前向きにずっと取り組んでいくというような答弁であったと思います。  今回の件で近隣諸国は大変敏感に反応していると各報道機関が報じているわけでございますけれども、近隣諸国に対して理解を得るためにどういつだ説明をして回ろうとしているのです史
○栗原君子君 私は、過去の経緯からして理解を得るということは大変難しい問題で、よっぽどこれは粘り強くやらなければいけない問題であろうと思っております。  ところで、防衛庁の方にお伺いいたしますけれども、政府は日本の自衛隊は専守防衛とずっと言ってきたわけでございます。専守防衛とい...全文を見る
○栗原君子君 それでは、いよいよ最後になりますけれども、今やりとりを聞いていていただきまして大臣、実は現在でも日本の民間空港は大変麻痺状態にあるわけでございますね。これが有事となれば、間引きをするとかあるいは空港を停止しなければ機能しないわけでございます。ですから、民間機とか民間...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
05月21日第136回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、自動車等による輸送とそれからJR輸送とが共存共栄の関係にあるべきだ、このように考えているものでございます。ところで、ここ数年運輸省が鳴り物入りで進めている物流政策の柱となっておりますモーダルシフトについてお伺いを...全文を見る
○栗原君子君 今お聞かせをいただきまして、あれもこれも大変よくやっているというお話でございましたが、その割には効果が出ていないんですね。このことを私は大変不思議に思うわけでございます。JR貨物がそういった意味で大変重要になってくると、政府の政策誘導措置が不十分なことが要因であると...全文を見る
○栗原君子君 いいことをやっていらっしゃるとすれば、先ほど言いましたように効果がどうも私はいまいち薄いと思うのでございますけれども、要は、JR貨物に対して私は荷物が集まらないということではなかろうかと思うわけです。  それで、荷主の期待するダイヤがある程度自由に荷主が選べるよう...全文を見る
○栗原君子君 JR貨物をつぶすわけにはいかないと思うんです。むしろ、これから私は二十一世紀の交通を考えたときに促進をしていく必要がある、このように考えている者の一人でございます。  そこで、今日、整備新幹線の建設に当たりましていろいろ議論がなされているところでありますが、九四年...全文を見る
○栗原君子君 これは九六年中に成案を得るということを申し合わせていらっしゃいますけれども、もうことしは九六年なんであと半年しかありませんけれども、これに向けては着々と作業が進んでいるものなんですか。
○栗原君子君 最後になりますけれども、公共交通ターミナル、特にバスターミナルの施設の構造面での高齢者とか障害者への対応についてお尋ねをいたします。  運輸省が一九六四年三月に策定いたしました公共交通ターミナルにおける高齢者・障害者等のための施設整備ガイドラインに沿いましてこの整...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
05月23日第136回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。私は本法案の審議に当たりまして、地球環境に優しいタンカーの二重船体について、これを中心にお伺いをさせていただきたいと思います。  一九八九年三月、アラスカ沖で発生いたしました超大型タンカー、エクソン・バルディーズ号による大...全文を見る
○栗原君子君 それで、いわゆる中間甲板つき二重船側タンカー、これはいわゆるミッドデッキ構造タンカーと言われておりますけれども、我が国を含めこれの建造の提案をしているわけでございます。これらについてはどのような状況になっているのでございましょうか。
○栗原君子君 これは、話に聞きますと大変コストも安くつくし、そしてまた建造のための工期も短くて済む、こういったことで何かいいことずくめのような構造になっているように私は思うのでございますが、これがなぜ建造された実績がないんでしょうか。どこに原因があるんですか。
○栗原君子君 なぜアメリカが認めないからできないんですか。IMOではこれは大変いいことだということで認められているわけでしょう。どうしてアメリカが言うからできないんですか。そこをお聞きしているんです。
○栗原君子君 構造上からいたしましても、船底に三メートルから四メートルの大きな穴があいた場合でも余り影響がないということであるわけなんですね。それで、なぜアメリカが認めないからできないんですか。そこはわかりませんか。
○栗原君子君 新聞などの報道からいたしますと、構造的にもいいと、いいことずくめであるけれども、これは「しかし米国は日本への反発から中間甲板方式の承認に反対をしており、同方式採用タンカーの米寄港を認めない可能性も強い。」、これだけ強硬にきているわけですね。それから、これの採択のとき...全文を見る
○栗原君子君 今の答弁を聞いておりましてもそうですし、私自身も思っておりますけれども、アメリカは今まで軍艦をつくっていたわけですね。それが、米ソの冷戦構造が崩れまして世界は軍縮へ向かう中で国際マーケットを見た場合、多い少ないはありますけれども、他国は造船業に対して国が支援をしてい...全文を見る
○栗原君子君 次に、我が国の造船業にかかわっております従業員のことについてお伺いをいたしたいと思います。従業員の高齢化、そしてまたあわせまして、私は、不安定雇用が大変行われているんではなかろうか、こんなことを思うわけでございます。  いただきました資料を見ましても、九〇年代に入...全文を見る
○栗原君子君 運輸省の担当者の方の説明を受けましても、社外工はジプシーのような働き方をしているといった報告もいただいておりますけれども、ぜひ安心して働けるようなそういった政策序提示していっていただきたいと思うわけでございます。  最後になりますけれども、大臣にお伺いをいたします...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
06月13日第136回国会 参議院 運輸委員会 第16号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  まず最初に、本日のガルーダ航空機の事故に遭われました皆さんに対してお見舞いを申し上げ、そして運輸大臣を中心にされまして、省を挙げましての救出と手当てをしていただきますように、十分なそうした手だてができますようにお願いを...全文を見る
○栗原君子君 今伺いますと、アメリカの国益優先の姿勢が大変近ごろ目立ってきていると思っております。  それで、さまざまなマスコミの報道などにもありますけれども、各国がアメリカの立場については受け入れがたい、こういったことを言っていると思います。特に欧州連合がそういった声を上げて...全文を見る
○栗原君子君 日本は独立国でございますので、すべての面において米国に対してはもっと強い態度で出ていただきたい、私はこういうことをお願いする次第でございます。  次に、先ほどから、若者がなかなかこういった海運業界に居つきにくい状況があるという質問もなされているわけでございます。い...全文を見る
○栗原君子君 ぜひそうした若者の夢を実現させていただけるような施策を講じていただきたいということをお願いする次第でございます。  次に、少し私は時間をいただきまして、先般、陸海空の危険物の輸送につきまして御質問をさせていただきたいということを申し上げまして、陸につきましては質問...全文を見る
○栗原君子君 周辺国の住民あるいはまたその国からの何かいろいろトラブルなり、また申し入れとか、そういったことはあったのでしょうか、なかったのでしょうか。
○栗原君子君 それはどういった国でございましょうか。主にどういう地域ですか。
○栗原君子君 このことはまた後ほど質問いたします。  それでは、日本の近海についてでございますけれども、日本の近海では、ただいま原発が四十九基あるという報告をいただいておりますけれどもこういった廃棄物についてはどのようになっておりますか。
○栗原君子君 今日、それは年間どれくらい出ておりますか。年々これは大幅に増加しているものでございますか。
○栗原君子君 資料を見てみますと、毎年これはふえております。減るということはない状況になっております。  そこで、これらの新燃料の運搬とか高レベル廃棄物船が火災とかあるいは事故とか、とりわけ沈没事故などを起こしたときはどのようになるのでございましょうか、お聞かせいただきたいと思...全文を見る
○栗原君子君 幾つか基準があるようでございまして、例えば火災に遭った場合、三十分以上の八百度の基準をといったようなことがあるようでございますが、これがもし三十分以内で消えなかった場合にはどうなるのかとか、あるいは沈まないといっても沈まないための検査を運輸省がやったわけではないと思...全文を見る
○栗原君子君 そこで、東京の大井埠頭の関係について市民団体の人から私の方にも情報が入っておりますけれども、とりわけ大井埠頭では一般の輸入品がたくさん入ってくるわけでございますが、そこにやはり爆発物とか劇物とか塩素、水素などもある、特に危険であると言われております六弗化ウランとか二...全文を見る
○栗原君子君 関連いたしまして、作業員の安全についてやっぱり聞いておきたいと思うんです。  実は、陸の輸送のときでございましたけれども、トラックの運転手は普通の作業着を着ましてそれで運転をしていく、そしてまた、市民運動の人たちが放射線探知器を近づけますとピーピー鳴るという状況で...全文を見る
○栗原君子君 七七年に決められたICRPの勧告でございますけれども、国際放射線防護委員会が決めたものでございますが、これでしたら年間五十ミリシーベルトということになっておりますけれども、この数字というのはいかがなものでございましょうか。  それで、時間がなくなりますので少しプル...全文を見る
○栗原君子君 科技庁の方それから外務省の方、いらっしゃいましたらちょっと御答弁をお願いします。
○栗原君子君 終わります。     —————————————
06月20日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。私は、インドネシアに対しての原発の輸出に関しまして質問をさせていただきたいと思います。  この件に関しましては、かつて先輩の議員の皆さんが外務委員会あるいはまた科学技術委員会、予算委員会においてお触れになっていらっしゃった...全文を見る
○栗原君子君 インドネシアに原発は必要でないといった声が国内においてもあるわけでございます。もちろん日本においてもありますし、そして現地インドネシアにおいても反対運動が大きくなっているところでございます。  そのような中で、インドネシアの大統領の指示によります太陽光発電を利用し...全文を見る
○栗原君子君 科技庁長官がおいででございますので、先般も日本においては「もんじゅ」の事故がございまして、この「もんじゅ」を当分の間運転しない、凍結をする、そういった新聞報道もなされているわけでございます。  そんな中でインドネシアにおいては、大変地震の多いところでございまして、...全文を見る
○栗原君子君 実は、動燃の人がわざわざインドネシアに出かけまして、「もんじゅ」は大したことはなかったと、そういった報告をなさったということが私たちのところにも報告が入っているわけでございますけれども、もう一度、「もんじゅ」は大したことなかったんでしょうか、大したことあったんでしょ...全文を見る
○栗原君子君 通産大臣もおいでいただいておりますけれども、日本の原子力発電関係のものは過去どれくらい海外に輸出をされているのでございましょうか。そうした実績、またそれにかかわってのトラブルなど発生しているものでしょうか、どうでしょうか。
○栗原君子君 貿易保険の関係についてお尋ねをしたいと思いますけれども、貿易保険につきましては独立採算制ということが原則になっているようでございます。そして、こういったことに対して危険の大きな国に対しては、引受制度を行うことができることとなっているため保険の引き受けが行われない場合...全文を見る
○栗原君子君 これは輸銀の融資あるいはまた貿易保険などの輸出信用を適用する方向で検討していく方針だと、こういったことが言われております。そして、適用が決まれば原子力資機材の輸出について政府の輸出信用が付与される初のケースとなると言われておりますけれども、こういう初のケースになりま...全文を見る
○栗原君子君 そういうのは木で鼻をくくったような答弁だというんです。私は、この関係について質問をさせていただくということは最初申し上げているはずでございます。  時間がなくなりますので、JICAのことについて少し触れさせていただきたいと存じます。  インドネシアヘの原子力分野...全文を見る
○栗原君子君 もう時間がないので、終わります。
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、先般、六月二十日でございましたけれども、この席におきまして、インドネシアに対しての原発輸出の問題を取り上げさせていただきました。時間が切れてしまいましたので、そのまた関連の質問をきょうさせていただきたいと思います...全文を見る
○栗原君子君 この原発はもうかると思っているんですか、もうからないと思っているんですか、ちょっとそこのところで答弁をお願いします。
○栗原君子君 それでは、通産大臣おいででございますのでお伺いさせていただきたいと思いますが、「総合エネルギー調査会原子力部会 中間報告書の要点」を見せていただきました。東南アジアヘの原子力発電関連資機材等の輸出に当たって「核不拡散確保の観点からの輸出規制は今後とも厳格に実施する。...全文を見る
○栗原君子君 私は、通産大臣にお願いをしたいと思いますけれども、実は、これは新聞の報道でなされているわけでございますけれども、今、日本では原発が大変やりにくいと。住民の関心も高まっておりますし、さらには、先般の「もんじゅ」の事故などにもありますように立地の条件が整わない、そういっ...全文を見る
○栗原君子君 そこで、日本輸出入銀行の総裁、おいでいただいていると思いますので、お伺いをさせていただきたいと存じます。  地球環境コンサルタント、ニュージェック社への十億円の融資の審査の経過を少しお触れいただきたいと思います。
○栗原君子君 このニュージェック社のFS、実行可能調査はいつ終了し、そしてまた調査結果はインドネシアの政府に対していっ提出されたものかおわかりでございましょうか。
○栗原君子君 これは、七月の調査の完了時点で即インドネシアにその報告書が提出されたと解釈してよろしいですね。
○栗原君子君 そこで、現地の新聞、先ほど申しましたコンパス紙によりますと、国際原子力エネルギー機関、IAEAは九三年七月、さらには十一月、九四年の二月と三回、日本のコンサルタント会社ニュージェックが行った実行可能調査が活断層の調査を行わなかったという理由で、この調査は不完全なもの...全文を見る
○栗原君子君 十億円の融資をしておいて、この調査結果についての内容を全く知らないというのはおかしいと思いませんか。
○栗原君子君 ここにニュージェック社の社内案内といいましょうか、パンフレットをいただいておりますけれども、この中で、地質、土質、基礎に特に力を入れてやるということを書いてあるわけですね。「地質・土質の把握が基本、地盤と構造物の調和を創出します。」。こんなことで、地質、土質の調査を...全文を見る
○栗原君子君 そうは言っても、やっぱりこれは国民の血税を使って融資をしているわけでございますから、ちゃんと日本国民に対して説明のつくような状況というのは必要ではなかろうかと、こう思うわけでございます。  それと、実はアメリカなんですけれども、アメリカの輸銀と日本の輸銀、えらい違...全文を見る
○栗原君子君 あくまでも慎重に扱っていただきますようにお願いをします。  終わります。ありがとうございました。
09月03日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  実は、去る八月十九日の日でございますけれども、防衛施設庁というところから関係の市長あてに「空母インディペンデンス艦載機の着陸訓練について」、こういった文書がおりてまいりました。とりわけ、この中には、硫黄島における着陸訓...全文を見る
○栗原君子君 八九年から四年間かけまして、いわゆる国民の血税でありますものを思いやり予算と称しまして使いまして、百六十八億円かけてこの立派な訓練場ができているわけでございます。だから、そこに行けということをなぜもっと強く言うことができないのでございましょうか。  硫黄島に行きま...全文を見る
○栗原君子君 実戦になりますと、それはもう何カ月でも出ていかなければいけないわけでございますから、普通のサラリーマンみたいに朝出て夜帰るような訓練ということにはならないと思うんですけれども、もっと強く言えると思いますけれども。  さてそこで、実は周辺七市におきましてはこういった...全文を見る
○栗原君子君 市の担当者の方からはそのように受けております。全く回答がないということでございます。  そこで、町田市役所からいただいた資料を見てみますと、昨年、九五年なんですけれども、一月には七百六十回やっておりまして、一番多いときでしたら昨年七月は九百回、月に九百回ですよ。年...全文を見る
○栗原君子君 地元の方々に御理解を求めているという答弁でございますけれども、御理解を求めていても御理解なさっていらっしゃらないんですよ。これどうするんですか。住民のそうした命とか人権とか権利とか生活とか、それを大事に考えていらっしゃるんですか。その上にさらに安保条約を大事に考えて...全文を見る
○栗原君子君 自粛の要請をこの間ずっとしていらっしゃったんだろうと思うんですが、それが聞けないんですよ。言いようが悪いとは思いませんか。そうではないんでしょうか。  それから、今世界は軍縮に向かっていっている時代だと思うんですね。そして、仮想敵国も近辺にはそう見当たらないような...全文を見る
○栗原君子君 九〇%近い実施を申し入れているんでしたら、あともう一息で一〇〇%になるわけですから、さらに強くよろしくお願いいたします。  さらに、ここでもう一つ沖縄の問題について少し触れさせていただきたいと思います。  沖縄の大田知事が代理署名を拒否した理由、根拠、憲法で保障...全文を見る
○栗原君子君 それともう一つ、九月の八日には沖縄で県民投票が行われるわけでございます。その結果、基地の整理、縮小と地位協定の見直しを多くの県民が求めているという結果が出たといたします。政府はどのようにお考えなんでしょうか。
○栗原君子君 恐らく、私は大田知事を支持する声が県民の中には多数あるのではなかろうかと思うんです。そのときに、政府の進もうとしている方向とは反対の方向に出た場合に、それでも強引に安保条約があるんだからということで沖縄県民に苦痛を与え続けるのか、苦痛をとることができるのか、私は皆さ...全文を見る
○栗原君子君 地元の御了解を得るためには、どういう手段でも使って出ると考えていいんですか。それとも、民主的に話し合いで進めていっていただけるんですね。
○栗原君子君 ありがとうございました。
09月11日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。私は、きょう、久保大蔵大臣に消費税につきまして幾つかお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、消費税の税率につきまして、九四年の所得税法及び消費税法の一部を改正する法律の附則第二十五条で本年の九月三十日までに税率の見...全文を見る
○栗原君子君 今、長々と答弁をいただきましたけれども、私は今の答弁は国民の皆さんには必ずしも理解はされていない、こう思っているわけでございます。もっと本当にわかりやすい言葉で理解を得られるような、そういう努力というのは私はなされていないと思うんです。だから、いつまでたっても国民大...全文を見る
○栗原君子君 実は、NHKの先般の世論調査でも、暮らし向きが昨年と比べてどうなったか、こういう問いかけをいたしておりますけれども、昨年より楽になったという人は一・九%、少し楽になったというのが七・九%、合わせて九・八%の人は何らかの形で少し暮らしが上向いているということを回答して...全文を見る
○栗原君子君 少ししり切れトンボのような感じになりましたけれども、少し時間がありますので、沖縄開発庁長官が来ておいででございますので少し御見解を伺いたいと思います。  八月二十八日の最高裁の判決は、私は、沖縄の住民の考えを無視して、安保条約上の義務履行を事実上最高の公益とし、ど...全文を見る
○栗原君子君 沖縄開発庁の方で立派なパンフを作成していらっしゃいまして、私も一通り目を通させていただきまして、県民の皆さんの立場に立った事業をなさろうと大変努力していらっしゃる様子はよく理解できるわけでございます。  そこで、特に私も先般沖縄に調査に参りましたけれども、自治体の...全文を見る
○栗原君子君 そこで、こういったパンフをつくっていただく、あるいはまた教育、文化、福祉の面においていろいろ長官を中心に努力をしていらっしゃるお気持ちはよくわかるわけでございます。しかし、幾ら努力をしてくださっても、沖縄の皆さんの生活というのは、私は本土の皆さんに比べますと一段も二...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
09月12日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、広島県の大久野島と、そしてまた旧日本軍が中国大陸に大量に置いてまいりました遺棄化学兵器の問題、今日この問題が大変深くかかわりがあるということで幾つか質問をさせていただきたいと存じます。  まず最初に、被害者一つ...全文を見る
○栗原君子君 もう一点お伺いいたしますけれども、近々、十月一日付で中国のそうした被害者十名が日本政府を相手取って訴訟を起こす、こういった情報も私どものところに入ってきておりますけれども、こうしたことについてはやはり外務省が窓口になって受けられるといったたぐいのものなんでしょうか。
○栗原君子君 それでは、大久野島に戻りたいと思います。  実は、この七月でございましたけれども、環境庁が大久野島において砒素の調査をなさいました。  その調査によりますと、土壌調査に関しましては、三十九地点のうち十三地点におきまして大量の基準値を超える砒素が検出をされておりま...全文を見る
○栗原君子君 砒素だけの調査でこれは安全宣言ができるものなのでございましょうか。昭和三十七年に全島調査をしたということは聞いておりますけれども、その調査の内容あるいはまた分析の結果、そういうものはないということも伺っております。こういう状況の中で国民の皆さんに安心していただけるだ...全文を見る
○栗原君子君 それでは、環境庁長官おいででございますので、お伺いをしたいと思います。  ぜひ私は、長官の言葉で安全宣言ができるようにお願いをしたいと思います。これが一点でございます。  それからもう一点は、現在この大久野島は、旧日本軍が毒ガス製造をしておりましたその貯留槽跡と...全文を見る
○栗原君子君 広島では、御存じのように原爆ドームを保存するということで、この間、関係者の皆さんの努力によりまして、崩れないようにいろいろ接着剤などもっけられまして保存をされているわけでございます。そうしたノウハウは十分にあるわけでございますし、大久野島においてもかなり老朽化をして...全文を見る
○栗原君子君 特に動員学徒の人たちというのは比較的軽い作業についていたと、このように思われがちでございますけれども、現実には原料を素手で運んだとか、草刈りをしたとか、そういったことで、むしろ大蔵省関係に網羅されている人よりももっと重度な人が厚生省関係の方にも入っていらっしゃるわけ...全文を見る
○栗原君子君 今御答弁いただきましたけれども、金額がまるで違うんですね。だから、こちらにあるからもうこれで我慢しろということにはならないと思うんです。症状はやはり重い人も現にいらっしゃるわけですし、金額も三分の一しかないわけでございますから、そこは一概には私は言えないと、こう思う...全文を見る
○栗原君子君 周防灘など浅いところへも大量に投棄をされているといった報告も来ておりますので、そういったこともよろしくお願いします。  終わりますけれども、最後に毒ガス障害者について厚生大臣、決意のほどを一言お願いします。
○栗原君子君 終わります。
11月19日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。よろしくお願いいたします。  私は、原発の新増設にかかわって幾つか質問をさせていただきたいと思います。まず、佐藤通産大臣も特に御関心をお持ちのことと思いますけれども、去る十一月十三日でございますが、山口県の上関町において多...全文を見る
○栗原君子君 ちょっとお言葉を返すようでございますけれども、実は、これは地元中国電力の社長の言葉でもございますけれども、「もんじゅ」あるいは巻町と一連の中で原子力問題は順調に進んでいない、このように言っております。さらには、先般広島市で十月二十九日に一日総合エネルギー調査会なるも...全文を見る
○栗原君子君 上関の原発の計画の例をとってみましても、絶対反対を掲げる漁協があるわけでございます。さらにまた、土地の不売の地主もいるわけでございます。こうした中で、無理やり電源開発調整審議会、いわゆる電調審と言われておりますけれども、これを通すことは巻町のように前にも進めないし後...全文を見る
○栗原君子君 私は時間が少ないんですけれども。
○栗原君子君 電源三法の交付金の制度ができまして二十二年になりますけれども、その総括が抜きにされたままに次々と新しい交付金を出しているのは私は問題だと思っております。特に一九八一年以降は企業誘致の条件整備に力を入れてきたわけでございますが、企業誘致に成功した例はどれだけあるのか、...全文を見る
○栗原君子君 今、浜岡ということをおっしゃいましたけれども、実は私は浜岡の方に聞いたんです、どれだけ成功したのか。実は私も調査に行きたいということを言いましたら、こんなファクスがわざわざ参りました。こう書いてあります。  企業誘致に成功した例として浜岡を揚げるのはとんでもないこ...全文を見る
○栗原君子君 それで、担当者の方から伺いましたら、何か柏崎も成功した例だということで、この二カ所であろうと。十七カ所稼働しておりまして、二カ所であろうと、そういうことでございます。柏崎の人に聞きましたけれども、そこも今までいた企業がそこへ移転しただけであって、別に他から来たと思え...全文を見る
○栗原君子君 総合エネルギー調査会の原子力部会の議論でも、地域振興はわいろであって、やめた方がよいといった議論が出ておりますけれども、こうした地域振興について根本的に見直すというお考えはございませんか。
○栗原君子君 諸外国でもいろいろ原発をやっているところは多いわけでございますけれども、地域振興をやっているところは何か韓国とフランスのみということを伺っております。そういう状況の中で日本がこうしてやることについて、諸外国からいろいろ批判の声も出ているといった報告も受けております。...全文を見る
○栗原君子君 もう時間が参りましたけれども、私は原発にばかり頼るべきではないと思いますし、やはり省エネを皆さんに呼びかけていくとか、あるいはまたクリーンなエネルギー、ソフトエネルギーの開発を進めていくとか、そういうところへもっと資金を投入していただくべきではなかろうかと思いますけ...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
11月20日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、新郵便番号制度について、いわゆる七けた化の問題につきまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。  九八年二月二日実施予定の新郵便番号制のことでございますが、まずこの七けた番号実施の目的と効果、機械化に向け...全文を見る
○栗原君子君 それで、今実験をしていらっしゃるようでございますけれども、そこの中でいろんなトラブルがたくさん出ているというような報告が来ております。エリアの配達は砂上の楼閣とかあるいは実用にはほど遠い機械処理能力、トラブル続きでパンク寸前、私たちのところにはそうした報告も来ている...全文を見る
○栗原君子君 これは新聞の記事でも、先ほどちょっと申しましたように、全体のわずか四五%しかこの読み取り機が処理できなかったとか、これはダイレクトメールが多くなったとか、地域によって違うのかもしれませんけれども。それから、これがさらに三七%とかそういったところがあるということが毎日...全文を見る
○栗原君子君 これは日経新聞なんですけれども、「行き過ぎた設備投資」ということで、郵政事業の経営上の問題も大きかったと。これは赤字だから人を削減しなきゃいけないとか経費を節減しなきゃいけないとかいって、今鳴り物入りでやっていらっしゃるわけですけれども、そうした行き過ぎた設備投資と...全文を見る
○栗原君子君 昨今、銀行とか病院とか官公庁とか企業から個人情報が漏れて、これが名簿屋などのところに渡ってもうけの対象になったりとかいったことが大変心配をされているわけでございますけれども、配達総合情報システムについて、配達データの入力を民間に委託していると聞きます。それで、個人情...全文を見る
○栗原君子君 郵便貯金振興会ソフトウエア開発センター所長の川久保さんという人がこう言っていらっしゃいます。今度そういった情報ができますと、郵政省内部の活用システム、これ五つほどほかにあるんですね、それから郵政省新サービス、新南昌、これも幾つかあるんですけれども、さらには公的機関で...全文を見る
○栗原君子君 終わります。
11月26日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、まず最初に官房長官にお伺いをしたいと思います。  旧日本軍の中国への遺棄化学兵器の問題でございますが、日本も昨年批准をいたしました化学兵器禁止条約は九七年、来年四月二十九日の発効ということになりました。現在、中...全文を見る
○栗原君子君 これは単に中国だけの問題ではございませんで、先般、北海道の屈斜路湖で水深四十メートルの湖底から二十六発が発見をされました。そして、これらにはマスタードガスが検出をされた。こうしたことも言われているわけでございますけれども、現在、日本にはそうした処理をする技術はないわ...全文を見る
○栗原君子君 ぜひ早期にそうした機構の整備をしていただきますようにお願いをして、官房長官、お忙しいようですから退席いただいて結構でございます。  続きまして、先般来の厚生省の不祥事に関しましてお尋ねをしたいと思います。  まず、会計検査院の方にお伺いをいたしますけれども、この...全文を見る
○栗原君子君 いただきました資料を見ますと、千二百四十五名の職員が会計検査院にはいらっしゃるということでございまして、それじゃ実質何名が第一線で検査に当たっていらっしゃるのかということを伺いますと、厚生関係は厚生第一課が十九名で当たっているということを聞かせていただきました。それ...全文を見る
○栗原君子君 総務庁の方にお伺いをいたします。  補助金に群がって全国的にこうした問題はさまざまなところで起きている問題であろうと、私は大変疑いの目で見ているわけでございますけれども、特に特養ホームなど社会福祉施設の新増設をめぐりまして行政監察をやっているのか、やっていないのか...全文を見る
○栗原君子君 それでは、厚生省の方にお伺いをいたします。  今回の事件を通じまして、厚生省と県は太いパイプがあれば何でもできるということが私は立証されたと、このように思っております。これは、単に私は厚生省だけではないと思います。例えば各省庁にも言えることであろうと思います。自治...全文を見る
○栗原君子君 中央省庁の方が地方の実情をお知りになるということは私は大変結構だと思うんですけれども、県の担当課に部下が行っている、あるいは中央省庁に上司がいる、そこで太いパイプができれば本当に補助金の受け入れだって十分にできるわけでございまして、私はそうしたところから今回の事件も...全文を見る
○栗原君子君 ありがとうございました。
11月27日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  私は、オウムの関連の捜査等についてお伺いをしたいと思います。決して私はオウムの関係者を擁護するものではございませんし、むしろ反社会的、非人道的なことに対しては厳しく対処していただきたい、こういうことをまず最初にお願いす...全文を見る
○栗原君子君 信者は現在何人ぐらいいると把握していらっしゃるんでしょうか。そして、彼らは今どこで何をしているんでしょうか。また、現在逃走中の者四人を逮捕する自信についてはどうでございましょうか。あるいはまた、自首した場合は法との関係はどのようになるのか。捜査の中で解決への見通しと...全文を見る
○栗原君子君 解決への自信はお持ちと考えてよろしいですか。
○栗原君子君 そこで、警察にもオウム関係者がいて情報を流したりとか、あるいはまた國松警察庁長官の狙撃にさえ関係したとも言われているわけでございますが取り締まり当局の中枢に犯罪者の組織と密接な関係を持つ者がいたということは、国民はあきれて物を言えないわけでございます。市民感情からい...全文を見る
○栗原君子君 ここに九六年十一月十三日の朝日新聞の夕刊がございますけれども、「「公安庁職員が資金提供」 市民団体明らかに オウム信徒に百八十万円」、「公安調査庁の職員がオウム真理教信徒に対して「調査協力費」の名目で三十四回にわたって、総額約百八十万円の現金を提供し、教団の内部情報...全文を見る
○栗原君子君 このようなことは常時あることと理解してよろしいですね。  それから、公費の支出の仕方として正当なものとお考えなのでしょうか。
○栗原君子君 相当ということが気になるわけでございますけれども、あくまでもこれは実費の範囲内と理解するんですか、どのように。
○栗原君子君 それでは引き続きまして、九六年七月十一日、公安調査庁長官は公安審査委員会にオウム真理教に対する団体規制適用を申請しました。オウムヘの破防法適用で最大の論点は解散要求を定めた七条がオウム関係で該当するかどうかであるかと思います。オウム真理教の幹部やその他の構成員が現在...全文を見る
○栗原君子君 あと数名逃走中の者もいるわけでございますけれども、先ほどの答弁を伺っておりますと、解決への見通しについてはかなり自信をお持ちであると、このように私は解釈しているわけでございますがそれでもさらに、そうであると認めるに足りる十分な理由というのを今幾つかお述べになりました...全文を見る
○栗原君子君 私は、これは日本国憲法との整合性を考えたときに少しこだわりを持つわけでございまして、例えば共回生活をしている信徒が個人で礼拝とか儀式とか修行をするのはよいわけでございますけれども、団体で礼拝などをいたしますと処罰の対象になるわけでございます。摘発しようとすれば信徒の...全文を見る
○栗原君子君 そこで、関係者とか参考人を積極的に呼んでいただきたいと私は思います。そしてこれはあくまでも公正でありまして、外部に伝わってこないようなことではますます国民の中から不信感が出るわけでございますので、ぜひ公開を原則にしていただきたい。捜査の中では幾つか難しい面があるかも...全文を見る
○栗原君子君 時間も参りますので終わりたいと思いますが最後に法務大臣、この一連の件につきまして御答弁いただきたいと思います。
12月26日第139回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○栗原君子君 新社会党・平和連合の栗原君子でございます。  まず私は、ペルーにおきます日本大使公邸占拠事件について、外務大臣にお伺いをさせていただきたいと存じます。  大臣は、ペルーにおいて、新聞記者の人に、このやろう何で質問をしたのかと、このような御発言があったということを...全文を見る
○栗原君子君 大使公邸は治外法権の区域でございます。例えば、ペルーの政府側あるいはまた英国とかドイツの特殊部隊の力をかりて、軍隊とか官憲による強行突入や武力行使に踏み切る場合は日本政府の同意が当然必要だと思うわけでございますが、このような場合、同意を与えられる用意があるのかどうか...全文を見る
○栗原君子君 いろいろ大変な状況もございまして御苦労も多いかと思いますけれども、ぜひ流血の事態だけは避けていただくように御努力をよろしくお願いいたします。  そこで、国内でも天皇誕生日をお祝いする人はそんなにいるとは私は思えないわけでございますけれども、海外でこのように五百人近...全文を見る
○栗原君子君 お聞きするところによりますと、天皇誕生日を海外の公館でやっているのは百六十三カ国と申しましょうか、百六十一二カ所でやっているということでございますが、これらはアジアの国々でも同じような形で毎年やっているんでしょうか。  それからもう一点は、年に何回か国民の祝日があ...全文を見る
○栗原君子君 これは毎日新聞の報道でございますけれども、池田外務大臣がペルーに行かれまして、「滞在六十三時間で帰国したため不可解な印象を国内外に残した」、こんな報道があるわけでございます。それで、「ペルーにすれば、事件はあくまでも国内問題。ゲリラとの交渉に日本が介入して事態がより...全文を見る
○栗原君子君 外務大臣、お引き取りくださって結構でございます。ありがとうございます。  続きまして、高齢者の福祉をめぐる汚職問題についてお伺いをいたします。  実は、昨日でございますけれども、埼玉県の方にお伺いし、さらには上尾市にもお伺いをいたしまして、いろいろ事情も聞かせて...全文を見る
○栗原君子君 それでは厚生大臣にお伺いしたいと思います。  同じように、厚生省では有利な取り計らいをしたということについてはどのように認識をしていらうしゃるのでしょうか。何が有利であったのか、お答えをいただきたいと思います。  実は、きのう上尾市に参りまして、担当者のお話を聞...全文を見る
○栗原君子君 彩グループだけで三十億円近い利ざやを出したと言われておりますけれども、この補助金算定のシステムに欠陥があるということはいろいろと指摘されるところでもあろうかと思います。  もし、手抜き工事があったのなら検査し、是正をさせるべきではないのか。あるいはまた、手抜き工事...全文を見る
○栗原君子君 時間がなくなりましたので、終わります。自治大臣、済みませんでした。