栗本慎一郎

くりもとしんいちろう



当選回数回

栗本慎一郎の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月29日第136回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○栗本分科員 自由民主党の栗本慎一郎でございます。  本年度の文部、文教関係の予算、多々懸案のものが残っておるというふうに思っておりますけれども、時間の制約もございますので、基本的に私学助成、大学、高校を含めてでございますが、の問題に関し、金額もございますけれども、理念、基本的...全文を見る
○栗本分科員 おおよそそういうお考えであることを伺って、大変安心したわけでございますが、つきましては、今年度の予算を今審議している段階でございますが、当然国家は来年度、次年度、次々年度もあるわけでございます。大臣のもとで予算要求もされるのではないかと期待しておりますけれども、元来...全文を見る
○栗本分科員 ありがとうございました。個別の点に関しては議論を申し上げたいところもございますけれども、私自身も、それで文教の問題に関しておおよそ結構ではないかと思っております。  さらにしかし、中に立ち入りますと、時間がございますから細かく中には立ち入れませんが、おおよそ細かく...全文を見る
○栗本分科員 よくわかりましたが、相変わらずそれがいわゆる文部省の研究や教育、大学行政に対する介入にならないように御配慮を賜りたい、そういう意図は毛頭ないと思いますけれども、お願いしておきたいと思います。  それで、今、最後の私学助成の問題についてお考えをいただいたわけでござい...全文を見る
○栗本分科員 基本的には、細部を詰めれば局長のお考えと私の考えは変わらないというふうに思いますけれども、現実には多々問題があり、そのことによって補助を要求している私学が非常に多いわけでございますので、ひとつここは、毎年の金額折衝もありますけれども、おおよその大きな理念というものを...全文を見る
04月05日第136回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○栗本委員 自由民主党の栗本慎一郎であります。  平成八年度予算編成に当たり、住宅金融専門会社、いわゆる住専について、その不良債権処理に六千八百五十億円の公的資金を計上したことについてさまざま問題になっておりますが、実は、この公的資金をどこに投入するかということは別にして、金融...全文を見る
○栗本委員 二点お伺いしましたが、大臣の決意をお伺いしたがったのでございますが、局長がお答えになりました。非常に不十分であります。  なぜならば、銀行、金融機関一般に関しては自分の努力をさせる、側面から努力する。これは、私どもが六千八百億を計上したのは彼らの努力じゃないわけです...全文を見る
○栗本委員 ぜひともこの銀行の問題は、言うまでもなく住専にはかかわっていたわけでございますが、銀行自身にも不良債権があり、これを、例えば一々国庫、公金を投入していたならば、年収、国の税金の収入が五十兆をわずかに超すという中で、これは三年四年金部そこに費やしても払い切れないようなも...全文を見る
○栗本委員 この国庫へ還流する仕組みというのは極めて重要だというふうに思うわけでございます。  政府というものができて以来、あるいはどこの国でも、予算というものは基本的に使い切りということになる。それを、その使い切りになっている単年度主義というものを直せというのが故松下幸之助さ...全文を見る
○栗本委員 今の、国庫へ還流される仕組みというのが今回初めてできるということが、非常に重要なことであるというふうに思うわけでございます。  ところが、もしそうであるといたしますと、じゃ、例えば国の予算でも、実際にお金が支出されても、貸し付けという形であるのか、それとも交付してし...全文を見る
○栗本委員 今お答え賜ったところが非常に重要なポイントであると思うわけですね。  今回の住専に関する予算は、金額の問題もあり、あるいは住専の性格の問題もありますけれども、予算の理念の問題として非常に重要なものをはらんでいた。この予算委員会の審議でぜひともそこのところを明確にした...全文を見る
○栗本委員 大変よくわかります。今の銀行局長は主税局長ではいらっしゃいませんけれども、ぜひとも、税は広く国民から取る、取らないものは取らない、取るものは取る。だから、こういう分野のこういうものについて、こういうことが上がってきたらばこれは取るという、そういう税法が実はやたらにある...全文を見る
○栗本委員 一般的にはそれで本当に結構だと思いますけれども、現実にこれは犯罪である。これはもう明らかに犯罪で、そのシステムを解明しなければならないというところから動き出すのではなく、そこをチェックしていくというふうな形でぜひとも強く今後御指導を賜りたいと思います。  それでは、...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○栗本分科員 時間が短うございますので、簡明に簡潔にお答えいただければと存じます。  二点お伺いいたします。高等教育改革の問題、それから全く別個の問題点でございますが、文化財保護に関しまして御見解をお聞きいたします。  まず、高等教育改革の問題でございますが、現在、改革が進展...全文を見る
○栗本分科員 我が国の高等教育におきましては、私学が学生数で約八割を占めているわけであります。また、独自の建学の精神に基づく特色ある教育研究を行うなど大きな役割を果たしているわけでございますが、諸先進国に比べますと、私学の役割が国立のあるいは公立のやや補助的な意味合いにとられかね...全文を見る
○栗本分科員 さまざま御努力いただいているところを個別の部分に関しまして承知しているつもりでございますが、しかし、日本国の政府の予算全体の中で考えました場合に、例えば、全く違う項目のようでありますけれども、農業に関連する、あるいは農林水産業全般に対する補助あるいは奨励に比較します...全文を見る
○栗本分科員 何とかということで努力を大変多といたしますけれども、私といたしましては、日本の経済の発展及び今後の社会的な基礎、基盤の拡充という意味においても、高等教育の果たす役割というのは農業に匹敵するとも劣らないというふうに考えておりますし、金額的に余りにもその差が大きいと思い...全文を見る
○栗本分科員 ぜひとも頑張っていただきたいと思います。  大学院のことについてお伺いしてこの問題について締めたいと思うのですが、他の委員の方からも、大学院の整備充実に関しての関心が非常に高く、御質問がありました。  それで、私といたしまして、高等教育に一応含められておりますけ...全文を見る
○栗本分科員 その方向を支持いたしますので、ぜひともその中で具体的にお進め賜りたいと思います。  具体的にこちらの方から申し上げれば、修士課程を出て何年云々で博士課程とかというふうなことではなくて、そもそも大学院に行く学生あるいは研究者の卵は、ほとんどの場合、特に文系の場合には...全文を見る
○栗本分科員 趣旨としてはまことに結構なことであり、すばらしいことだと思いますけれども、具体的には、この助言、勧告によって文化財登録原簿に登録することができるということでございますね。その辺のところはどういうような助言、勧告のシステムをお考えなのかということについてお答え願いたい...全文を見る
○栗本分科員 短くお聞きいたしますけれども、国宝及び重要文化財に指定制度によって指定されたものと、この登録制度で登録されたものとは一番大きなところでどういうところが違うのか、税制等に関しましても簡明にお答え賜りたいと思います。
○栗本分科員 趣旨は、本当にまことにそのとおりだというふうに思いますが、私が心配いたしますのは、重要文化財と登録有形文化財、例えば建造物の場合などを具体的に比較いたしますと、固定資産税が重要文化財の方が非課税でございますね、家屋の場合でも。非課税ですからその評価をする必要はない。...全文を見る
○栗本分科員 ぜひとも、この登録制度ができ上がって、最初は二分の一の減免でうれしいけれども、その後文化財を維持管理しているうちに資産価値が上がって税金が高くなるのだったら改装や保存をやめようというふうなことにならないように、これはオウム真理教の管理よりはるかに楽だと思いますので、...全文を見る
12月17日第139回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○栗本委員 自由民主党の栗本慎一郎であります。  平成六年度決算検査報告に関しまして、及びその総括的な背景に関しまして御質問申し上げます。  まず、総理にお聞き申し上げたいわけでございますが、平成六年度決算検査報告を読みますく不適切だ、つまり適切と認められないということで記述...全文を見る
○栗本委員 総理の御答弁はそれでまことに結構かと思いますけれども、その減らす努力というのが、実際にあるのを摘発しない、報告しないということになっては困りますし、また、今は平成六年の決算報告を審議するわけでございますけれども、今日この時点では既に平成八年度に現実に入っておりまして、...全文を見る
○栗本委員 今いろいろおっしゃられましたけれども、まとめますと、もうちょっと予算をくれてみんなで頑張ればもっといいことができるので、その方向に行きたい。私どももぜひともそれは協力したいと思いますが、そういうことではないのではないかと思うのですわ。  例えば、不当事項というのは一...全文を見る
○栗本委員 やはりそれは、予算と人員の限りは常にございますから、その中でまたベストを尽くしていただくのは当たり前でありまして、それを繰り返したということは、その調査権限というか、それにかかわる職務のさまざまな法的権限には問題がないというふうにお答えになったと思いますが、私はあると...全文を見る
○栗本委員 今お答えいただかなかったのは、既に過去の年度において厚生省が断然トップの指摘を受けていて、補助金についてもあるんだ。件数で申し上げて八十件が厚生省であり、次が郵政省四十五件でありますけれども、件数の数え方にいろいろありまして、これは金額で七・九億円です。厚生省の方は百...全文を見る
○栗本委員 努力していただきたいと思いますけれども、これだけ指摘されてきて、そもそも指摘の根幹が少し弱いんじゃないかというお話の後での、なおかつその中でも一番指摘されてきていることについて、やはり全体として余りにもその反省が少なかったんじゃないかということがあります。  それか...全文を見る
○栗本委員 とても納得できませんけれども、本当にしっかりやっていただきたいと思うのです。そもそも会計検査院に指摘されるまでもなく、これは私どもの税金を、地方自治体を通じあるいは直接補助金として出しているわけでありますから、それを監査、検査も含めてお預けしているのが、いわば行政の立...全文を見る
○栗本委員 それでいいと思いますけれども、例えばこの平成六年度決算報告の社会保障関係においては、厚生年金保険及び国民年金の老齢年金の支給に当たって、本来ならば支給停止の手続をとっていいところにとられていないからそれを支給してしまった等が三十六億円である。  これだけ読むと、これ...全文を見る
○栗本委員 全然ポイントがずれておりまして、この件について、どこまでどうなんだということを後で直接報告していただきたいと思います。そこできっちりやっていれば、諸般の問題は起きないかもしれないのです。  次に、建設省おいでになっていますか。  この平成六年度の中で、一件という格...全文を見る
○栗本委員 全部むだだとは申し上げませんし、また会計検査院の報告も、むだになる可能性があるとは書いてありますけれども、実際やめてしまうことがむだなのか、さらに二十四年もたっているものを推し進めることがむだなのか、そこのあたりを、一般論じゃなく、本当に小川原湖なら小川原湖について考...全文を見る
○栗本委員 時間がございませんのでこれで終わりますけれども、ぜひとももう少し深く検討していただいて、最低十年たったらば改めてきっちり検討して、さらに進めるのなら進める、この点が問題なら問題だというのを国民にも議会にもお示しいただく、国の問題であれば国会にお示しいただくことをお願い...全文を見る