黒柳明

くろやなぎあきら



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開催日 会議名 発言
10月02日第49回国会 参議院 決算委員会首都高速道路公団に関する小委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 三宅坂の問題については、ほとんど審議し尽くされておるわけでありますが、私はこの小委員会を利用しまして、道路公団の資金構成の面について若干お尋ねをしたいと思うのです。  公団法の第一条にありますとおりに、「首都の機能の維持及び増進に資する」と、このようにございますが、...全文を見る
○黒柳明君 東京都は当然アメリカのワシントンのように政治都市ではございません。例をとるならば、イギリスのロンドンが政治経済を一緒に持っているような中心機能を持つ都市であると思いますので、一応ロンドンに例をとってみますと、 ロンドンの場合は、普通会計の歳入の構成が、国家から交付金と...全文を見る
○黒柳明君 昭和三十六年度から四十年度までの第三次道路整備五カ年計画におきます首都高速道路公団の事業費総額は一千二百億円ですが、その区分について、金額を報告していただきたいと思います。
○黒柳明君 いまの事業総額の出資金、交付金、借り入れ金別の内訳をお願いいたします。
○黒柳明君 私の質問したのは、千二百億の五カ年計画に対応したものの返事をいただきたいんですが。
○黒柳明君 私が調べた範囲によりますと、出資金が百二十億、交付金が百六十五億、借り入れ金が九百十五億円、計千二百億と、こうなっておりますが、また後日調査していただきたいと思います。  そこで、この出資金について若干質問したいと思うのです。首都高速道路公団法によりますと、法文上義...全文を見る
○黒柳明君 都市局長にお伺いしたいのですが、国と地方公共団体、東京都の出資の内容ですね、それについてお伺いしたいと思うのです。
○黒柳明君 ただいまの答弁によりますと、要するに、国と東京都が半分半分である。国と地方団体の出資金が折半負担ということは、日本道路公団の金額の負担を国が出資すると、そういうことと大きな違いがありますが、その原因と根拠はどこにあるか、御説明をお願いします。
○黒柳明君 高速道路公団の場合は、確かに延長キロ数にしますと七十キロ余でございますけれども、総額事業費は、先ほど答弁ありましたように、一千二百億にのぼるわけです。今度は、日本道路公団が全国に散在しております大体六十路線の総事業費をトータルしますと五百二十三億、そうなりますとこれに...全文を見る
○黒柳明君 ですから、散在している六十路線を集めても五百億になる、こういうふうに質問したわけです。そうして名神や何かと比べて大きいことも私は知っております。そういう散在しているのを集めても五百億にのぼるわけです。東京都の首都高速道路公団の場合においては、一つ東京都に入っているだけ...全文を見る
○黒柳明君 結局、東京都という特定の地域には、国としてほかと均衡を保ちながら出資していかなくてはならない、こういう御答弁のように聞いたわけです。そうすると、公団法の第一条、先ほども読み上げました首都の機能の問題は、国の政府がここにあるから、こういう首都という、こういうことが出てく...全文を見る
○黒柳明君 首都の問題と国家の問題についてはまたごちゃごちゃしますので、この辺にさせていただきたいと思いますが、少なくとも公団の出資金を地方団体と国と同額を出させると、先ほど御答弁がありましたように、六十六億と六十五億ですか、という政府の見解は、限られた東京という地域にしか関係が...全文を見る
○黒柳明君 出資金の問題についてはこの辺にしまして、交付金の問題について若干お伺いしたいと思うのですが、公団に対する交付金、補助金について、国と都の交付金は公団法上どうなっておりますか。
○黒柳明君 東京都の見解は……、
○黒柳明君 五カ年計画において東京都が道路公団へ出した交付金の額は……。
○黒柳明君 地方団体の補助金、交付金、たとえば東京都の場合ですが、それは予算の範囲内で建設費の一部に充てるため交付できると、こういうふうに定めてあります。すなわち、地方団体の任意性というものは強く法文上に規定しているわけでございますが、実際問題としてこの点についてはどうなっており...全文を見る
○黒柳明君 東京都としては、この交付金についてどのような意見と希望を持っているか、忌憚のないところをお話ししていただきたいと思います。
○黒柳明君 要するに、いまの交付金では負担が重過ぎると、こういうことでございますか。
○黒柳明君 先ほど五カ年計画の都の交付金が百三十五億と、こういうふうな答弁がありましたが、また、先ほど私が質問しましたように、この交付金は法文上は任意と、こういうことになっております。実質的には閣議で決定して義務化されているというふうになっていますけれども、法文上の根拠と、実際上...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、日本道路公団と資金構造が違う首都高速道路公団に対して、一般的な有料道路の還元計算を一律に適用していいかどうかと、こういう面に対しての検討はしたことございますですか。
○黒柳明君 どうもことばだけじゃなくて、内容まで不明瞭で、まことに申しわけないんですが、まあこれ以上時間がございませんで、ほかの人に迷惑かけると思いますが、関連街路建設費の国と都とそれから公団との負担額についてどうなつているか、お伺いしたいと思います。
○黒柳明君 公団負担分の三分の一、さらにその三分の一は都が負担すると、まあこういうわけですから、その額は五カ年計画において全部で総額しますと三十五億になるわけです。それから三十八年度の単年度だけ取ってみても十五億となっておりますが、これはこれでよろしいですか。
○黒柳明君 非常に不勉強で、質問しても張り合いがないんですけれども、またこの次はひとつ勉強して出てきていただきたいと思うんです。私も一生懸命わからないながらも勉強してきたつもりですけれども、そのように答弁があいまいですと、この次の質問する意欲がそがれちゃうような気がするんですが、...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この公団間の街路事業では、都が実際に一般の街路事業の場合以上にこの超過した負担をしていると、こういうことになると思うんですが、超過負担額はさっきも言いましたように五カ年計画で三十五億です。三十八年度だけでも十五億です。こういうことは非常に公平論の上から見て...全文を見る
○黒柳明君 要するに東京都には負担をうんとかけてもよろしい、まあこういう結論だと思いますが、先ほどの東京都からの話によりますと、交付金をもうちょっと楽にしてくれと、こういうことでこの点矛盾があると思うんです。先ほども言いましたように、一般の街路とそれから関連街路の間に超過負担を東...全文を見る
○黒柳明君 昨日東京都の方とも、また自治省の方とも、いろいろこの問題について話し合いしましたが、そのときは非常に自治省、東京都からも、大蔵省、建設省に対して強い要望の意見が出まして、私も気を強くしてこの問題に臨んだのですが、きょうの態度は非常に消極的なので、私もがっかりしたのです...全文を見る
○黒柳明君 先ほど主計官から、高速道路公団ができたときのいきさつから理解していただかなければわからない、私もそのいきさつは十二分に心得ておるつもりですが、ともかく過去のことはどうあれ、やはりやがて東京−大阪間を三時間で突っ走るという時代になるわけであります。いつまでも過去のことに...全文を見る
10月25日第50回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○黒柳明君 初めに、本委員会に若干関係のないことで申しわけございませんが、先ほど大森委員の発言がございまして、関係することで一言申したいと思うのですが、私も輸出保険特別会計のことに関しまして、アジア局長に今日答弁を求めました。ですが、アジア局長は何かアメリカ大使館のほうに用事があ...全文を見る
○黒柳明君 私が調べたところにおきますと、大体三十七年から四十年まで、八十六地区と——聞いていますか、よろしいですか、計三百二地区と、このように計算しておりますですが、ひとつ簡単な数字でございますので、頭に記憶していただきたいと思うんです。この三百二地区の全部が工場適地面積——そ...全文を見る
○黒柳明君 それは通産省関係だけでございますか。全体としてですか。
○黒柳明君 まあ、この工業用地の問題については、日本住宅公団あるいは産炭地振興事業団、東北開発あるいは県の公社、こういうようなところがやっておりますが、それは全体を含めてどのくらいにのぼるか、その数字をお願いしたいと思います。
○黒柳明君 ですから、その全体の数字のコントロールはどこでやっておるのですか。
○黒柳明君 ですから、数字はないと、全体的なそういう数字を掌握するのはどこの——企画庁なのか、あるいは通産省なのか、どこでやっているか、こういう質問です。
○黒柳明君 この全体的なものは企画庁にもないし通産省にもないのです。これは私の調べたものでございます。何から何までみんな調べておりますのですから、ひとつ、さっきの大森委員の質問じゃございませんが、私どもの勉強以上に、関係当局なんですからもっともっと勉強していただきたい、こう思いま...全文を見る
○黒柳明君 それで通産大臣にお伺いしたいと思います。前回の本委員会で政府の……
○黒柳明君 こちらでわかっていますからけっこうでございます。いまの数字は全然どこかの数字と間違えたのじゃないかと思いますから。
○黒柳明君 御苦労さまでした。  通産大臣にお伺いしたいと思いますが、前回の本委員会におきまして、政府の政策の失敗、不況対策について通産大臣このようにおっしゃっておりますですが、日本民族のバイタリティーはたいしたものであるから、政府は自由経済の体制の上ではむしろ押えぎみでいくべ...全文を見る
○黒柳明君 そこで、最も現在工業化の盛んな地域の工業団地造成の事業を受け持っております日本住宅公団の工業団地の分譲の最近の状況について、何か大臣は御意見をお持ちでしょうか。
○黒柳明君 そのとおり。
○黒柳明君 たとえば栃木県の真岡団地、こういう団地がございますが、来月から分譲募集されることになっております。ここの真岡市長の岩崎市長、これについて通産大臣はいろいろ市長が心配しておることを御存じだと、このように思っておりますが、通産大臣のもとで長年働いていた人でございますから。...全文を見る
○黒柳明君 もう一回くどいようでございますが、企業局があくまで先導役になって工業用地の調査を始める、それについて住宅公団のほうは知らない、こういうわけにいかないと思うのですが、その点をもう一回、先ほどの意見も含めてもう一回反省をしていただきたい、こう思うわけです。  いまスロー...全文を見る
○黒柳明君 ただいま、要するに、造成済みのものはしようがない、こういうような発言ございましたけれども、じゃ造成済みのものはどのくらいあるか、握っておりますですか。
○黒柳明君 住宅公団住宅公団ということじゃなくて、私は先ほど来これで三回目ですが、あくまでも通産省の企業局が工場の立地条件適当であるかどうかということを調査しているんじゃないですか。その調査に基づいて住宅公団なり産炭事業、あるいは県の公社なりがそれを適当と認めたところが、今度は工...全文を見る
○黒柳明君 それは通産省だけじゃないですか。
○黒柳明君 いまの数字に関連して、まことにしつっこいようでございますが、県の公社、開発公社あるいは市、県などの分譲を含めた全体の数字は——私、先ほどちょっと誤解を招くような発言をしたと思うのですが、含めて全部で四千万坪にのぼる、こういうデータが出ておるわけです。ですから、建設省が...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと誤解があるので——万国博のほうじゃなくて、大阪会議所のあっせんで行なわれた、こういうことなんです。
○黒柳明君 じゃ、もう一つ通産大臣にお伺いしたいと思いますが、新産都市十三地区が指定されておりまして、また秋田が加えられる、こういうことでございますが、その成果が、経企庁の報告ですと、少しずついいほうに進んでおる、こういうことですけれども、ここに十月二十一日の朝日新聞があります。...全文を見る
○黒柳明君 私も大臣の意見がそのまま長い目で見て必ず回復することを祈っておりますし、あくまでも日本の国を代表した議員として、その新産業都市が悪い方向に向かうことは望んでおりません。あくまでもいまの工業用地の分譲の現状から見て、将来これがこのままいったならば非常に危険なことではない...全文を見る
○黒柳明君 私は輸出保険特別会計についてお伺いしたいと思います。  午前中の委員会でも申しましたように、肝心の外務省当局が出席しておりませんので、また核心については後日の会議に譲りたいと思います。きょうは一応大まかな質問だけをしたいと思います。  すでに問題になっております株...全文を見る
○黒柳明君 政務次官にお伺いしますが、通産省は民間企業に対して輸出に貢献したそういうような認定書を出している事実がございますか。
○黒柳明君 この認定書の内容でございますが、いま局長も表彰ということばをお使いになる予定だったと思うのですが、表彰、こういうふうにいわれているこの事実についてはどうでしょうか。
○黒柳明君 趣旨はよくわかりましたですが、事実問題として、この認定状に対しては表彰、こういうようなことばを使われております。そういう内容であったならば、表彰なんということばは絶対に使わないようにして認定と、こういうふうに改めていただきたいと思いますし、その輸出に貢献した企業、こう...全文を見る
○黒柳明君 事件を起こす前に認定されていたといいますが、認定書を出したのはいつですか。
○黒柳明君 そうすると、事件の起こったのは三十六年であり三十七年である。これは認定書を出す前じゃないですか。いまの答弁と食い違っておると思いますが、どうでしょうか。
○黒柳明君 三十九年の六月に認定して、四十年の二月認定書を出した、それと違いますわけですか。また、たとえ認定したあとに脱税事件及びトランジスター、ゴム底、そういう不正輸出事件が発覚した。こうなりますと、この認定を取り消すというような措置はとれないのですか。
○黒柳明君 しつこいようで申しわけございませんが、認定した後において悪いことをやっておるならば、その後に認定を取り消すシステムはない、こういう確認でよろしいですか。
○黒柳明君 あくまでもここは国会の審議の場所ですから、常識で云々されると非常に困ると思いますから、法規上どういうことになっておるかということを、尋ねておるわけです。どうしてこういうことをしつこく聞くかと申しますと、先ほど冒頭に申し上げましたように、このたった一枚の認定状をもって、...全文を見る
○黒柳明君 またそこに非常に問題がございますが、表彰、表彰ということばを使われているのです。それで外務省もその表彰状を一片のたよりにして、それをベトナム救援上許可をした、こういうわけです。いま密接な関係にあると、東南アジア文化友好協会と平岡株式会社が密接な友好関係があるということ...全文を見る
○黒柳明君 それは委員会であって、この前に行なわれた小委員会、実行小委員会のときの様子を知っておりますですか。
○黒柳明君 実行委員会の内容、どういう発言が行なわれてどういう取引が行なわれて、どういうふうに推進されたか、その実行委員会における内容は御存じですか。御存じなければ別に、先ほど述べましたように、ここにおいて局長、課長、参事官みな逃げたあとで補佐の方に御迷惑かけるつもりはございませ...全文を見る
○黒柳明君 そこに出た平岡関係の出席者の名前御存じですか。
○黒柳明君 いやそのほかにですね、五人のほかに、この小委員会に平岡関係の会社の者が出席しておるわけなんですが……。
○黒柳明君 また、このアジア文化友好協会の事務所は御存じでございますか。どこにあってどういう事務所であるか。
○黒柳明君 私は実際この目でその事務所に行って参りました。そうして確めて参りました。また後日、その資料の提出を要求しておきますが、非常に幼稚園の片すみにある。文字どおり、吹けば飛ぶような事務所のまたその事務所に東南アジア友好文化協会がある。そこがイコール株式会社平岡になっておる。...全文を見る
○黒柳明君 緊急緊急と言いますけれども、その緊急な客観的情勢を説明していただきたい。それからもう一つ、先ほど述べました表彰、そういうことばに値する会社であるかどうか、それを御説明願いたい。  それからもう一つは、いま発展段階にあるから、事務所はちっぽけなものでもいいと、メンバー...全文を見る
○黒柳明君 どういう緊急的な客観情勢をもってそれを処理したか。その点についてまたお伺いしたいと思います。まずその点。
○黒柳明君 そういう情勢はあるにしても、ともかく委員会の場において五人もの会社の者が——当然これは審議を経て、それからさらにまた競売もそういう過程を経て平岡なら平岡にいく、こういうことが本来のたてまえだと思うのです。それが委員会の場所に平岡の会社のメンバーは五人もずらっと並んでい...全文を見る
○黒柳明君 先ほど出席したと言ったのじゃないですか、この実行委員会に。
○黒柳明君 何だかくだらない押し問答になって大ぜいの方に御迷惑をおかけすると思いますが、若干時間をほしいと思います。  先ほど出席したと、こういうふうにはっきり言いましたが、いまは出席しないと、事務的な打ち合わせとしてそこにいたんだ、しかしこの小委員会はすべての議事を議事録とし...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと話がややこしくて行き違っておると思うのですが、小委員会、この委員会というのは、私が言っているのは小委員会ですよ。そこに五人が出席して、そこに平岡社長以下出席している。理事会のことを言っているのじゃないのです。
○黒柳明君 委員長がすべて言っていただきましたので、私は申すことはございませんが、最後に、認定書いわゆる表彰状なるものが、かような外務省ならずほかの方面にわたっても悪影響を及ぼすことか考えられると思いますので、今後——先ほど申しまして繰り返すようですが、事業の内容あるいは認定され...全文を見る
○黒柳明君 四十八国会で審議未了になった予備費がまた出てくると思いますが、そのときに、このベトナム救援事業の問題はもう一度徹底的にやりたいと思います。私のほうにも平岡の会社の某当事者からうんと投書が来ております。山ほど資料がございます。大森先生やなんかともその点もまた御相談を申し...全文を見る
10月27日第50回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○黒柳明君 大臣の出席時間が十二時半までと聞いておりますが、若干延長させていただきたい。御了承お願いします。  私は、タンクローリーの問題について質問しようと思いましたが、いま国鉄総裁のお話を聞きまして、一言意見を申したいと思います。  国鉄総裁は、お安くしておきますからちょ...全文を見る
○黒柳明君 五分ぐらい簡単に……。
○黒柳明君 それじゃ、プロパンガスの問題について、ちょっと簡単に、大臣に質問いたしたいと思います。  昨日、私は現場を見てまいりました。皆さん方は、現場を見ないで、机上のプランで、監督不行き届き云々と言っておりますが、非常に現場は悲惨です。ある新聞にも、動く焼夷弾とか、また、動...全文を見る
○黒柳明君 声が聞こえない。
○黒柳明君 大臣に答えてもらいたい。大臣の責任じゃないですか。何人の人が死んだと思いますか。どれだけの人が、いま悲惨な目にあっていると思いますか。大臣として、この点とこの点とこの点、不備な点があったと思う、あとは政府委員から詳しいことは答えてもらいたい、これでいいじゃないですか。...全文を見る
○黒柳明君 実情はそんなのじゃないです。運転手の人は確かに居眠りだったでしょう。ところが、橋に当たって六十メートルバックしております。車からすぐ降りて、そうしてあとから来る後続車をストップしております。要するに、プロパンが流れますから。その間五分。ところが、その五分間の猶予があっ...全文を見る
○黒柳明君 詳細にわたって調査する、まあいいでしょう。ところが、大臣としては、少なくとも、こういう危険物が日本の国に千七百台も走っている、それに対してこういう手を打ってきた、こういうふうに、今度の事故が発生して、二十四時間たっております。こういうふうに善処していきたい、このような...全文を見る
○黒柳明君 万全の措置をとるといっても、いま現在、ここに千六百九十七台の小型原爆が走っているのです。それが第二の爆発をして、それでまたその後万全の措置を講ずる、こういうことで、こういう答弁で、大臣としていいのですか。  ここで私は、六分三十秒たちましたから一分三十秒の超過でござ...全文を見る
10月29日第50回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○黒柳明君 私は昭和三十九年度日本国有鉄道監査報告に基づいて質問したいと思います。革津温泉のバスターミナル株式会社について、多少疑惑な点がございますので、この点を究明したいと思います。よろしくお願いします。  国鉄は、本年の四月一日草津温泉バスターミナル株式会社を設立しまして、...全文を見る
○黒柳明君 総裁の御答弁よくわかりましたが、ここに昭和四十年八月発行の監査報告書がございますが、これ総裁ごらんになっておりませんでしょうか。
○黒柳明君 国鉄、私鉄及び草津町各別に出資金の内容を説明願います。
○黒柳明君 資料がございませんならば、後日提出していただきたいと思いますが、それにしても、まだまだ四月一日に設立されたばかりでございますし、また国鉄としても、このバスターミナル株式会社は、広島、福岡に次いでまだ三番目の会社でございます。それについて相当力も入れていると思いますし、...全文を見る
○黒柳明君 自動車局長はいまいますか。――すぐ呼んでいただけませんか、いかがでしょう。
○黒柳明君 また、自動車局長――関連の人が参りましたら、この点は説明願いたいと思いますが、要するに、建設費一億円の資金をもちましていま建設中でございます。来年の六月一日に開業予定である、このように話を聞いております。私も現場へ行って見てまいりました。国鉄が二千万円を出資して、革津...全文を見る
○黒柳明君 まことにおことばですが、それは反対なんです。私は草津――先ほども言ったように何回も行っております。いま草津温泉というのは、さびれる一方でございます。あそこに大きなホテルを建てまして、いままでの湯治場みたいなところから、これから発展させていこう、こういう投資をしたのです...全文を見る
○黒柳明君 私がしゃべっているときに、むだ話しているから、抜けてしまうんですよ。方針はあるのですか、この三点を聞いたわけです。
○黒柳明君 全然実情がわからないので、私としても質問するのも張り合いがないのですが、要するに、福岡のとき、このバスターミナルが建てられたときには、楢橋運輸大臣の地元でございます。そのときに、福岡にバスターミナル株式会社が建設された。それから広島にバスターミナル株式会社が建設された...全文を見る
○黒柳明君 資金を出すことは認められている、これは納得します。ところが常務として、常務として直接仕事を執行する立場として送り込むことは、ちゃんと明確化されておりますですか。
○黒柳明君 交通公社の場合なんかには、明らかに監査役として国鉄の役員が入っております。これはあくまでも監督機関としての問題であります。このバスターミナル会社の場合においては、これは先ほども言いましたように資金の問題じゃないです。人事の構成の問題です。直接業務を執行する立場における...全文を見る
○黒柳明君 これは法的に根拠がありますかね、くどいようですが。
○黒柳明君 国鉄の役員はやっちゃいけない、こういうふうになっておるわけですね。では、このいま言いました一番冒頭に言いました荒川二郎及び小原健弘この人の役職は、どういうのをやっておりますか、御存じでございますか。
○黒柳明君 どういう役職をやっておりますか。
○黒柳明君 事務所長という立場であるならば、直接業務にタッチする役目になってもいいと、こういうことですね。
○黒柳明君 そうするとこの場合、このターミナル株式会社の場合には、先ほども言いましたように、仕事が広範囲になると思うのです。なぜかならば、一階、二階、三階、個人商店、店舗が入りまして、そこの事業も事務も繁雑になると思いますが、この所長として自分の職場を見ながら、くどいようですが、...全文を見る
○黒柳明君 重要な仕草であればあるほど、現職の職員ではなくしてもっとほかに適当な人をさがせなかったか、そこの理由を説明していただきたい。
○黒柳明君 何だか話が非常に矛盾しておると思います。所長として仕事が決して忙しくないことはない、重要な仕事である、国鉄が融資しておるからそこに人を送るんだと、融資しなければいいんじゃないですか。融資しなければならない理由はどこにあるか。バスターミナル会社として国鉄がこういう方針で...全文を見る
○黒柳明君 国鉄自動車が相当出入りをすると、こういう理由で国鉄が投資したと、こういう答弁ですか、それでよろしいですね。
○黒柳明君 であれば、ほかの個所で国鉄の自動車が相当出入りするところがあるならば、そこに対してもまたバスターミナル会社をつくる御予定でございますか。
○黒柳明君 先ほども若干申し上げましたが、いま国鉄の値上げが非常に問題になっております。その最中にこういう資料が出まして、そこにいま申しましたように明確な御答弁を欠くようなこういう投資をしておるということは、非常に私ども遺憾だと思います。国民もそういうことがもっともっと明確化され...全文を見る
○黒柳明君 私も簡単に質問したいと思います。  本年一月に起きました運輸省の航空局の汚職事件、その後の行政処分、特に起訴された人々が退職金をもらったかどうか、その免官解職の時期はいつか、この点についてお伺いしたいと思います。
○黒柳明君 そこで、大臣にお伺いしたいのでございますが、このどろ沼汚職が起きました直後、二月一日省議決定事項が出ておりますが、このことは御存じでしょうか。省議決定事項がですね、二月一日付でもって出ておると思いますが……。
○黒柳明君 その通達の中に、一、ゴルフは自己の費用の負担によって、休日にやる以外にはやってはならない。二、マージャンについても、また同様とする。三、業者の供応は辞退すべきだ、こういうことが述べられていると思うのですが、こういうことについて、前大臣から申し継ぎ事項があったと思います...全文を見る
○黒柳明君 であるならば、この通達をはたして運輸省の人々が現在守っているかどうか。マージャン、ゴルフは自己の費用の負担で、休日にやる以外はやってはいけない、こういう通達ですが、ほんとうにこういうことがいま守られているかどうか。運輸大臣としてどう思いますでしょうか。また、もしこの通...全文を見る
○黒柳明君 私もゴルフについてはあまりよく存じませんが、そのゴルフの会員になるためにはどのくらいのお金がかかるものですか、ちょっと念のためにお聞きしたいと思うのですが。
○黒柳明君 大体三十万円前後金がかかるのじゃないかと、私もそう推測しますが、ところが、すでにこの入会金を払って、そして入会証をもらってしまえば自分の名義になるわけですね。その後は自分の名義でどんどんどんどんゴルフをやっても、別に業者の供応にはならないと、こういうふうなことで現在ゴ...全文を見る
○黒柳明君 あくまでもこれは省議の決定事項でございますから、こまかいことのようでございますけれども、事実を知っております。また、お調べになった後に、資料要求というわけにいきませんが、あくまでも省内として適当な手段を講じていただきたいと同時に、また、この通達をあくまでも実行に移す決...全文を見る
○黒柳明君 私も大臣のおことばを信じて、今後省内でそのような不心得者がないよう、あくまでも監視をしていきたいと思いますが、当時、どろ沼汚職といわれたその後すぐ出された省議の決定事項でございますので、何かその汚職をカモフラージュするのではないかと、このような疑惑が一部にありますし、...全文を見る
○黒柳明君 そこで、日産汽船は、三十九年の集約化によって昭和海運に集約された会社であると思うんです。この日産汽船が利子補給の対象となった会社であるかどうか、お願いしたいと思います。
○黒柳明君 この日産汽船が毎年度どのくらいな利子補給を受けているか、おわかりでございましょうか。
○黒柳明君 一応日産汽船だけに対する利子補給は、私の調べたところによりますと、三十七年が四千二十七万、三十六年二千三百一万、三十五年二千七百八十九万、こういうふうになっておると思うんです。また後ほど調べていただきたいと思います。  一応これで話を進めるとしまして、ところで、この...全文を見る
○黒柳明君 社長は大体五千八百万、副社長が三千五百万、このようになっていると思います。しかし、また後ほど確かめていただきたいと思います。  そこで、運輸大臣にお伺いしたいと思うんですが、あくまでも利子補給を受けていた日産汽船が、社長、副社長が五千万、三千万というばく大な退職金を...全文を見る
○黒柳明君 私、いま申しましたように、社長は、もうちょっと正確に申し上げますと、五千八百万六千七百七十七円、副社長が三千五百七十五万九千円、こうなっているわけでございます。それから日産汽船に対する利子補給額は、三十七年度が四千二十七万円、三十六年が二千三百一万円、三十五年が二千七...全文を見る
○黒柳明君 またこれも今後の調査におまかせしたいと思います。  そこで、最近全日本海員組合から賃金の値上げの要求がありますが、これについては、大臣はどのような意思表示をしておりますでしょうか。
○黒柳明君 報道の伝うるところによりますと、日経の十月二十日ですが、今度の賃金値上げを認めるならば、利子補給を打ち切る、こういう警告が運輸省から出された、こういうことが報道されていますが、これは事実でしょうか。
○黒柳明君 あくまでもこういう報道は間違いであると確認してよろしいですか。
○黒柳明君 ちょっと趣旨がはっきりわからなかったのですが、要するに私の聞きたいことは、貸金の値上げをやれば利子補給はもう打ち切る、こういうことを威圧的に運輸当局が発表したと、こう新聞には報道されているのですが、そういう事実はない、こういうことでよろしいですか。
○黒柳明君 また話は若干前に戻りますが、この集約化されたときの中核六社、たとえばジャパンラインなんかが、今度傍系の南方興産とか西部石油、あるいは大和海運なんかに相当の支出をしているわけです。こういう点も非常に問題だと思います。また、いま海運局長が申しましたように賃金値上げ、それに...全文を見る
11月05日第50回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○黒柳明君 私は、大手町第二合同庁舎の事故現場の災害復旧について、主として電電公社にお尋ねしたいと思います。  その前に、建設省の営繕局長に、この工事の総額の事業費及び請負業者の氏名をお尋ねしたいと思います。
○黒柳明君 請負業者をひとつ。
○黒柳明君 東海興業株式会社の契約額はどのくらいでございましたでしょうか。
○黒柳明君 三十八年度から四十年度まででけっこうでございます。
○黒柳明君 三十八年から四十年度まで、私の調べたところによりますと、十一億八千十八万円、このように記憶しておりますんですが、また、この点は至急お調べ願いたいと思います。この東海興業株式会社の社長さん——中西さんという人だと思うのですが、その中に、川合貞夫、こういう人が重役として入...全文を見る
○黒柳明君 これはあくまでも、私がうわさに聞いたところでございますが、元大臣であったある人が、この川合さんを東海興業に入れるのに非常に骨を折られた。また、その川合さんが東海興業に入ってから、非常にこの会社が、業界においてぐんぐんのしてきた、このように伺っておりますが、また、当決算...全文を見る
○黒柳明君 河野さんの名前を…していただきましたので、私のほうとしては、死んだ人の名前は出すのをよそうとこう思ったわけでございますが……。それでは、もう一つ営繕局長にお伺いしたいと思うのですが、昭和三十九年の二月の一日、この合同庁舎の事故現場で起こった基礎土どめの崩壊事故について...全文を見る
○黒柳明君 人身事故のほかに、さらに電電公社あるいは東京都、あるいはその他各関係公社にも迷惑かけた事故だと思うのです。この事故が東海興業株式会社の手落ちであった、このように思うわけですが、この点いかがでしょう。
○黒柳明君 東海興業株式会社の手落ちであった、こういうふうに認めてよろしいですか。
○黒柳明君 昭和三十九年三月二十六日の建設大臣から東海興業に対する理由書には、いま言いましたように、設計及び施工上手落ちがあると、こういうふうな通達書を出されておりますが、その点を私は再確認したわけでございますが、あくまでも、それは雨の問題もあったと思うのですけれども、東海興業が...全文を見る
○黒柳明君 私はこのように設計上あるいは施工上においてもミスがあった。事故が起きる原因が明らかに設計にもあり、または施工にもあったということは、工事の監督者である関東地方建設局の営繕部がその道の専門家として手抜かりもあった。このようなことでこのような事故を起こす理由がないのじゃな...全文を見る
○黒柳明君 そこで、電電公社の当局にお伺いしたいと思うのですが、この崩壊事故によって受けた損害を回復するための仮の応急復旧費、また本応急復旧費は幾らでございましたか。また合計幾らになるでしょうか。
○黒柳明君 二千八十一万九千百七十四円が本災害の事故復旧費にかかっているわけですから、先ほど私が言いましたように、また、これも私がしろうとなものですから、はっきりしたことはわかりませんけれども、この東海興業は一億七千八百六十三万円という保険金を取っているわけです。それにもかかわら...全文を見る
○黒柳明君 いまのお話によりますと、賠償関係事務処理規程で、ここにございます規定によってあくまでもその今度の災害に対しての減価償却あるいは工事復旧についての事業費を計算して出された、こういうことだと思うのですが、この次はっきり聞いていただきたいと思います。  で、私の手元にござ...全文を見る
○黒柳明君 いま耐用年数と、こういうことが局長の話から出ました。そこで若干郵政当局にお伺いしたいと思うのですが、電電公社のケーブルあるいは鉛管、そういうものの耐用年数というのは逐次短縮されていく傾向にある、このように思っているわけですが、この耐用年数の変更については、郵政大臣の許...全文を見る
○黒柳明君 いまお話がございましたのは、技術革新に伴って耐用年数を短縮していく、このようなことだと思うのですが、それでよろしゅうございますか。
○黒柳明君 そこで問題になることは、今回被害を受けました管路のケーブルの耐用年数は、昭和三十六年に改正された市内外のケーブルの耐用年数、前は市内が二十五年ですか、市外が三十一年ですか、それから今回の改正によって市内が十八年、市外が二十二年、このように記憶しておりますが、このような...全文を見る
○黒柳明君 電電公社にお伺いしたいと思います、いまの点を。
○黒柳明君 そのような計算のしかたからしますと、もし耐用年数を過ぎたそういうケーブルがある業者の重大な過失によって事故を起こした場合に、また新品を入れて、古いものをすべて新品にした、ところがその古いものは耐用年数を過ぎていた、そうすると減価償却はすべてし尽くされてあるんだから、今...全文を見る
○黒柳明君 いまの答弁もわかるような気がするんですが、あくまでも、また火事の例を出して申しわけございませんが、隣のうちは一億七千万円もの補償をもらって焼けぶとりしている。要するに東海興業の受けた保険金額はばく大な金額を受けているわけです。非常な焼けぶとりです。それに対して二千万復...全文を見る
○黒柳明君 ちょっとはっきりしないんですが、それでは先ほどから副総裁が言っていることは、増設分を含めての話をしていると思うんですが、私たちは初めから増設分は入れておらない。要するに東海興業から出た一千万というのは、これは正確には九百五十万ですが、それは二千万のうちの九百五十万円で...全文を見る
○黒柳明君 たいへん失礼ということばで、私も二の句は継げない。そうすると、いま言ったことが全部わからないというふうなことになると思うんですが、二千二百万というのは、あくまで復旧費、これをもう一回やりますと、また元の十一時五分の時点に戻らなければならないので、省略しますが、保険金は...全文を見る
○黒柳明君 私は、あくまでもこの当事者である電電公社にこの疑惑を晴らしていただきたい、こういうつもりで調査してこの場に臨んだわけでございますが、いまの状態でございますと、非常に混乱いたしておりまして、まあ大先輩の先生方から、あっちこっちから意見が出るようでございますので、ここで詳...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  先ほど営繕局長が言いました補償額の八千万、そうすると、あとまだ一億残っているわけですが、またその点も留意してお調べになっていただきたいと思います。  ところで、もう時間がありませんが、私が冒頭に述べましたように、営繕局長にも申し上げましたように、...全文を見る
○黒柳明君 ただいまの郵政次官の発言で私も気を強くしたわけでございます。あくまでもそのことを最高責任者である大臣にも申し上げていただきたいと思いますし、私どもも国民を代表して選ばれた立場といたしまして、こまかいようでございますが、この点についても最後まで究明をしていきたい、このよ...全文を見る
11月19日第50回国会 参議院 本会議 第8号
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○黒柳明君 私は、公明党を代表いたしまして、議題になっております日韓条約及び関係案件について、若干質問したいと思います。  まず第一に、これは特に大切な問題でありますので、重ねてお尋ねいたしますが、衆議院日韓特別委員会及び本会議における自民党の強行採決について、政府の見解をお伺...全文を見る
12月01日第50回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○黒柳明君 自治大臣に一言お尋ねしたいと思います。  去る二十六日、関係各省の連絡会議を持ち、また、二十七日は長野県といたしまして、先ほど林委員から話がありましたように、四市十五カ町村の連絡会議を持たれた。自治大臣の御配慮が、国あるいは県を動かしまして、万全の対策をとられつつあ...全文を見る
○黒柳明君 県当局、いまお隣に県知事の代理で副知事が参っておりますですが、ここの場において、副知事にも、また自治大臣にももう一回重ねてお伺いしたいと思いますが、いま部長が先頭になって連絡会議を持たれておる、こういう状態であります。これは県のことですから、自治大臣は御存じないと思い...全文を見る
○黒柳明君 重ねてもう一問。そうすると、県当局にそれを要望して、私の希望意見でございますが、県知事、副知事があしたからでも先頭を切って本部長として、あるいは副本部長として、今度の問題に対処していただけると、こういうことを強く要望し、また、それを実現させると、こういう確約をしていた...全文を見る
○黒柳明君 しからば、確約していただいたと、こういうふうに受け取ってよろしゅうございますか。
○黒柳明君 自治大臣のあくまでも御要望、意見、それが県当局に正確に伝わるように私も希望いたします。大臣、お忙しいところ、ほんとうにありがとうございました。
○黒柳明君 最後にもう一問お願いしたいと思います。  いま浅井委員あるいは審議室のほうからいろいろな法律をとりましてお話がございました。法律は法律として厳然と生きていることはもちろんですが、いまの松代の状態というものはそんなものじゃないのです。話で、理論で通用するというような問...全文を見る
○黒柳明君 ありがとうございました。
○黒柳明君 長官にお伺いします。  先日お伺いしましたときも若干触れましたけれども、私は松代地震観測所へ数回行きまして、観測所長にも数度話しております。そのときもいまも変わらなく言っていることは、先ほどもちょっと触れましたが、先月の初め震度四が起こったときも、震度三が連続して起...全文を見る
○黒柳明君 第一番目の私の質問がちょっとまずかったと思いますが、観測所長の話ですと、七が起きる、六が起きるということではなくして、五が起きることがわかっておるから、六が起き、七が起きたときの予防措置を講じなければならないという意見を前から持っておりました、いまも変わりませんと、こ...全文を見る
○黒柳明君 たびたび私の質問のしかたが悪いのじゃないかと思いまして反省いたしますが、私は五が起きることがもうわかっておるんだから、予防措置として、六が起き七が起きたときの予防措置をとらなければならないという、こういう地元の地震観測所長の意見なんですから、それについて長官としてどの...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、いまの二点については、当然六、七が——新聞報道によりますと、松代が五の場合には長野で六か七が起こる可能性があると、こう伝えられております。いま長官の言ったことは、それを裏書きしていることだと思いますが、五が、統計上によると数日中に起こるかわからない、それに...全文を見る
○黒柳明君 それに対して、いま県あるいは松代としてとられている防災対策、それはどの程度の地震に対処できる防災対策であるか、こういうことを分析したことがおありでしょうか。
○黒柳明君 確かに対策自体は長官の責任下じゃないと思いますが、みんな観測所のデータあるいは長官の意見というものを非常に信頼して、それに対処するべく予防対策をとるわけですから、ひとつそのことをはっきり長官が認めるるならば、各関係当局に対して、こういう処置をとったかと、自衛隊を動かし...全文を見る
○黒柳明君 長野からはるばる知事の代理としまして副知事の笠原さんがいらっしゃって、参考人として意見をいろいろお聞きしたいと思いますですが、いま気象庁長官のお話のとおりでございます。となると、県の対策としては、六を、あるいは七のときを想定して対策を講じなければならないと、こういう科...全文を見る
○黒柳明君 私の手元にきましたこれが、六あるいは七の震度に対しても耐え得る対策である、こういうことですか。重ねて御質問します。
○黒柳明君 そうすると、当然一番近々に起こりました新潟地震の問題については、相当分析をされて、そしてそういうことを参考にしての今度の対策であることは、私は私的意見として憶測をするわけですが、ここに「長野県広報」、「水・食糧など備えは万全」とありますが、たとえばいろいろな問題が取り...全文を見る
○黒柳明君 この前もそういうふうに言われまして、するっと逃げられたわけですが、まあいいでしょう。聞いていない。それじゃあお教えします。要するに、一番長野市で何が困るか、水が困る、こういう市長の意見です。どうして困るか、新潟地震のとき一つの例を取ってみると、震度——マグニチュードで...全文を見る
○黒柳明君 もしそういう事態が起これば、長野としてはどういう予備対策を講ずるつもりですか。
○黒柳明君 長野に当てはまるか当てはまらないかは、私たちも知りません、当てはまるとは言っておりません。もしそういう事態が起こった場合に当てはまるかどうかわからない、起こってみなければわからない。新潟の例が当てはまるかどうか知らないじゃ済まされないじゃないか、責任者として。こういう...全文を見る
○黒柳明君 副知事は、新潟県の地理的条任というものは御存じだと思いますが、新潟県は信濃川がもとでございますから、川の水の面においては長野以上に新潟のほうが豊富でございます。その点に立っての立場において、私は新潟では使用できなかったのだ、こういうふうな意見を申しているわけです。それ...全文を見る
○黒柳明君 まあ何とも言いようがないわけであります。参考人でございますから、政府当局と違いまして。このことを皆さんよく知っておいていただきたいと思うのですが、まあ何とも言いようがないと思います。  話題を変えたいと思いますが、先ほど副長官が午前中にも触れましたけれども、人命の損...全文を見る
○黒柳明君 私は若い者ですから、別に追及なんかしたくないけれども、現実というものはそんななまやさしいものではないです。夜行の十一時半で行きますと朝の六時に帰ってこられますから、一度見ていただけば一番よくわかる。そんなごまかしの答弁で済む問題ではない、松代の問題は。住宅のほうでいま...全文を見る
○黒柳明君 県の全機能をあげて調査に当たる、また十万円以下について月二、三千円返済で済むように、まあこれは非常に適当な処置だと思いますけれども、地元に行きますと、松代という町は非常に疲弊した町です。そして煙突一本ない町です。あるのは織物で、せいぜい内職程度なんです。御婦人は昼間全...全文を見る
○黒柳明君 そうしますと、もう一回確認したいと思いますが、そういう町、そういう個人の収入を調査して、無理にならないように貸し付けるようにする、こういうことを確約していただけますですね。もう一回重ねてお伺いをいたします。
○黒柳明君 せいぜいと言いますけれども、私はそのために前に付け加えたわけです。その町の事情、そういうかしいだ家の経済状態、それを調べていただきませんと、せいぜい三、四千円、五千円と言いますけれども、松代というところに行くと大金です。せいぜいなんて言えない。ですからその点をもう一度...全文を見る
○黒柳明君 いまの課長さんのおことばを私は松代の人によく言います。実際問題としてよく調査した上で、そうして無理のないように貸し付け金を返済できるような貸し付け方法をする、そういうふうに課長が言っていたから安心しなさいよ、こういうふうに明言したいと思います。よろしくその点お願いいた...全文を見る
○黒柳明君 その次は、こまかい問題になってまことに申しわけございませんが、総括的には先ほど林先生のほうからやっていただきましたので、私はこまかくなると思うのですが、松代の町一戸一戸に消火器が配布されています。ただです。四百円のものが四千戸ですから二百万円ぐらいかかったと思います。...全文を見る
○黒柳明君 消防庁、いらっしゃいますか。
○黒柳明君 その次は、先ほど申しました水の問題ですが、若干触れましたですが、長野市で市長を中心にしまして市会議員、関係者が集まって相談した結果、一番心配なのは水のことである、こういうわけでございます。それで新潟の場合ですと、ろ過器が使用ができない。使いものにならない。それで給水車...全文を見る
○黒柳明君 これ以上質問続けません。松代に行きます。私は自分のからだをもってみんなを救いますわ。やめさせていただきます。こんな政治なんかあるもんですか。
12月03日第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会 第9号
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○黒柳明君 質問さしていただきたいと思います。  まず冒頭に、総理におしかりを受けるかもわかりませんが、一、二問、日韓案件に関係しておりませんが、本審議を進めるにあたって、総理に対して一、二質問をしたいと思います。  もういまさら衆議院の本会議あるいは特別委員会の強行採決につ...全文を見る
○黒柳明君 私も総理のいまのおことばが現実問題として実現されることを心から強く願うものでございますが、ところが、例の韓国の国会で強行採決されましたときには、金、元の情報部長が、どうせ野党は条約に反対する、納得するわけはないのなら、一度激突するなら早いところ激突してしまえと、こうい...全文を見る
○黒柳明君 そういう人がいるから、私は自民党・政府自体が国民から不信を買う一つの原因をつくるのじゃないかと思いますが、私は若い、政治のことなんか知りやしません。ですけれども、私のほんとうに国を思い、佐藤内閣をまた何とかして思う一念から質問にも立っている。何も反対のための反対なんか...全文を見る
○黒柳明君 私も、政治は力でございますから、決して少数野党がその線を越えてはならないと、こういう線があることも十分承知しております。  そして、また本論に戻したいと思いますですが、十月二十六日の衆議院の特別委員会におきまして、小坂さんの発言、総理大臣に対する質問に、こういう質問...全文を見る
○黒柳明君 重ねてお伺いしたいと思いますが、戦争のつめあとをいやす、過去の清算であると、このことに関しては、総理もそのとおりであると、こういうふうにお認めでございましょうか。
○黒柳明君 そこで、政府は、先ほどの「日韓に新時代」と、こういうパンフレットをはじめとして、いろいろなパンフレットを出しております。それは日韓友好条約と、友好友好という文字を非常に多く見かけるわけです。当然友好条約であってほしいし、また友好条約でなければならない、こう思うわけでご...全文を見る
○黒柳明君 私は、その友好のことばが、文字どおりうそでなくして友好にあってほしい、このように望むわけでございますが、ところが過去十四年間の日韓交渉の過程を見てまいりますと、これはすでに多数の人が御存じのように、久保田発言だ、あるいは沢田発言だ、高杉発言だ、非常に友好が非友好的な発...全文を見る
○黒柳明君 七%。
○黒柳明君 総理は、ただいま数字をあげまして、一〇%台、三〇%台、圧倒的に支持が多い――私は残されましたその四七%のほうの数字を非常に関心を持たざるを得ない、こういう私の意見でございます。そうして、先ほど総理がおっしゃいましたような、椎名君が調印に当たった。私は個人的なことになり...全文を見る
○黒柳明君 ありがとうございました。ということをもう一歩立ち入ってお伺いしたいと思いますが、また「戦時経済と物資調整」、こういうような本が厚生次官椎名悦三郎の名前によって執筆されておりますが、そこにこういうことが書いてございます。「昭和十六年十月二十日初版発行」、「これ等を以てし...全文を見る
○黒柳明君 部下にかつぎ上げられて名前を使われたんだ、こういうことはちょいちょいございます。まして、戦時中であってみれば、そんなことがあることは当然想像されますです。ですから、そのことに対して深く反省していれば、それでいいんじゃないかと思うんですが、ところが、対日請求八項目、その...全文を見る
○黒柳明君 要するに、終戦のときにその資料はもうなくなった、こういうようなことでございますが、私も今回の質問に対して資料要求しました。そうしましたら、戦争のときに法務省も焼けちゃったからないと言っていた、ない、ないと言っていた資料が、あとから一つ二つどんどん出てきました。これはみ...全文を見る
○黒柳明君 確かに感情論から言いますと、ほろりと涙を流すような場面も出てくるんじゃないかと、こう思いますが、ところが、事実はそうじゃございません。「東亜日報」――御存じのように韓国一流新聞でございます。昨年の十二月十五日、一年前の新聞を引用して申しわけございませんが、こういうふう...全文を見る
○黒柳明君 もうこれ以上論議しても平行線をたどると思います。総理もりっぱな方である、一国のその責任者がりっぱな方であるという人ならば、決してりっぱな人でないわけはない、私はこう信じたいと思います。しかし、もしも、そのことばに反したような事実が批准後にあらわれるようなことがあったら...全文を見る
○黒柳明君 これもちょっと古い新聞で申しわけございません。お兄さんの岸総理大臣が総理の特使として矢次一夫氏を朝鮮に派遣したときの、李承晩大統領に謝罪している文が載っかっておりました。そこで岸総理は、伊藤博文公が日韓関係についておかしたあやまちを償わなければならないと強く感じている...全文を見る
○黒柳明君 伊藤さんが間違っていたと、こういうようなことはいいと思うのですが、であるならば、条約というものは、間違って結ばれた条約、自由平等で結ばれたんではないのではないか、こういうふうにお伺いしたわけでありますが、あくまでも自由平等の立場で結ばれた、こういう発言に対しては、いま...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと離れますが、おととい、自民党の公述人大平善梧さんがこんなようなことを言っております。国際法の通念から言って、個人的な脅迫によって結ばれた条約は無効だと思う、このように言っておりますが、法務大臣、これに対しての見解はいかがでございましょう。
○黒柳明君 ちょっと一言。もう一回読みますよ。国際法の通念から言って、個人的な脅迫によって結ばれた条約は無効だと思う。そのとおりであると、こういう御答弁でございますね。――わかりました。どうぞ。
○黒柳明君 いま総理が言いました、伊藤博文のとった処置は遺憾である、でありながら自由であり平等である、こんなことはちょっと矛盾じゃないかと思います。矛盾だと思うのですが、しからば、私が、自由であり平等であったか、あるいは、個人的に迫害を加えた場合には無効である、それであるならば、...全文を見る
○黒柳明君 法務大臣に、それから法制局。
○黒柳明君 法務大臣にお願いしたいと思うのですが。もうすでにこれは衆議院で発言されていることで……。
○黒柳明君 いや、私の所管じゃないと言いますが、これは法的問題で、ただいま個人的な迫害があった、国際法上これは無効だと、こうおっしゃった、それに関連した質問なんでございます。
○黒柳明君 いまのは身に危害を加えなかった、こういうことでございます。身に危害を加えると、そうすると条約は無効になる、こういう結論でよろしいですか。
○黒柳明君 これは、あるいは御存じかもわかりませんが、ちょっと時間が長くなって申しわけございませんけれども、いまのことを明確にするために読みあげてみたいと思います。旧条約が結ばれる過程においてどのような事実があったか、あくまでも伊藤博文は悪かった、総理は言っております。悪かった事...全文を見る
○黒柳明君 私は、それに対してまた突っ込んでいこうという気もございませんが、もう一つ、あくまでもこの日韓の旧条約、日韓の関係というものは、総理がおっしゃったように平等でも自由でもなかった、こういう事実、これをもう一つ読み上げてみたいと思います。これは非常におもしろい文章でございま...全文を見る
○黒柳明君 あと一、二問でございます。  文部大臣にお伺いしたいと思いますが、先日、韓国の独立運動は妥当であったと、このようにおっしゃいましたが、この日韓併合条約後に数多くの暴徒が起こり、それに対して弾圧が行なわれております。こうなりますと、文部大臣が言った、独立連動は妥当であ...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと矛盾があると思いますが、時間がございませんので、最後に、国連の問題について一つお伺いします。  昨日佐藤総理は、曾祢委員の質問に答えまして、基本条約の国連憲章の原則による協力は、ソ連の場合と同じだ、このようにおっしゃっております。また、十月二十七日の衆議院で...全文を見る
○黒柳明君 以上、ありがとうございました。