黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1967年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月31日第55回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○黒柳明君 関連。先ほどの「國防」の雑誌についての長官の御答弁でございますが、先日の新聞でも、英国的ユーモアが日本の国会にもあったほうがいいと、このようなある評論家のおことばを私も拝見しました。非常にユーモアも必要だと思うんですけれども、やっぱり真剣に答弁していただくところは真剣...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、三次防の文章は長くて私はよくわかりませんでしたと、こういう長官が日本にいるとなると、今後は自衛隊がどういう方向に向かっていくのか、私も非常に憂えるわけですが、いま現在三次防のその文章、はっきりおわかりでしょうか、非常に変な質問でおそれ入りますけれども、現在...全文を見る
○黒柳明君 関連して。
○黒柳明君 先ほど関連質問をしそこなったので、さかのぼって申しわけございませんが、国対費の問題ですが、総理がきっぱりわが党の台所は公表しないと、こう理解したのですが、先日官房長官が、御要望があれば別途出す用意がございますと、このようなおことばを聞いているわけなんです。いかがでしょ...全文を見る
05月09日第55回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○黒柳明君 法務大臣にお伺いします。  重ねて共和製糖の問題で恐縮でございますが、共和製糖の捜査の結果、四十九億という非常にばく大な不正融資が発見されたと、このようなことでございますが、農林大臣または大蔵大臣が主管の大臣として認可の権限を持ち、また、監督の権限を持っているわけで...全文を見る
○黒柳明君 当時取り調べを受けた人数について、新聞では五十一人あるいは五十六人と、ばらばらな数字がございましたが、正確には何人取り調べを受けて、その中の現、前、元も含めて、国会議員は何人であったか、御報告願いたい。
○黒柳明君 国政の最高機関である国会が、たびたび取り調べを受けた議員の名前を公表していただきたいと、こういう要請にもかかわらず、今日に至ってもまだ公表を得ておりませんですが、その公表できない法的根拠はどこにあるか、お述べいただきたい。
○黒柳明君 かつて造船疑獄事件では二億数千万の国費が捜査にあたって使われた、こう聞いております。今回の捜査にあたっては、どのくらいの国費が使われたか、御報告できますでしょうか。
○黒柳明君 総理にお尋ねしますが、総理御存じだと思いますが、かつてアメリカのニクソン副大統領が、奥さんのミンクのコートについての国民の疑惑の目が向けられたときに、テレビでみずからのわが家の家計簿を公開した。また、イギリスのロイド・ジョージも同じような事件がありまして、金銭的な疑惑...全文を見る
○黒柳明君 法務大臣、何か言いたいことがのどからことばになって出てこないのではないかと、私このように感ずるわけでございます——。うなずいているから、私はそういうふうに思います。そこで、もし私が反対に、それじゃ疑わしい人の名前をここで一人一人あげれば、それに対して法務大臣は調べを受...全文を見る
○黒柳明君 国会議員については答えかねると、しからば高級公務員についてはいかがでしよう。私が名前を言ったら、それについて調査したかいなかの事実を認めていただけますか。
○黒柳明君 こうなりますと、総理はじめ各大臣がかねてから政界の粛正をする、あるいは綱紀のびん乱を正すと、このようなことばがほんとうに口だけのことであって、実際は違うんじゃないか、こうなりますと、これは質問に対して追究の余地がないわけですが、先ほど総理大臣がもし検察当局が自分で発表...全文を見る
○黒柳明君 いまどうですか。
○黒柳明君 いまの委員長のおことばどおり、この問題は理事会の決定が出次第、また次の機会に回したいと思います。  農林大臣に伺います。先ほど、農中金から職員諸君に望む、このような文書が出ているのですが、これは出たことは御存じでしょうか。
○黒柳明君 これはやっぱり監督行政機関として、こういうふうな問題になっているときですから、このぐらいな文書が出ている、非常に農中金としては、前向きの姿勢で新理事長を先頭に、何とかしてこの農中金のうみを出したい、このような態度でいま臨んでいるわけです。きようも聞くところによると、お...全文を見る
○黒柳明君 そこで具体例として、現在農中金が非常に頭を悩ましておりますモロゾフ酒造の融資について、どのように反省しておりますでしょうか。
○黒柳明君 すでに起こったことは確かにやむを得ないと思いますが、前のうみはどんどんここでしぼり出していただきたいと、こう希望しますが、三十八年の九月三十日、農中金が初めてモロゾフに四千万の融資をした、そのときの農民との関連と、これについてお答え願いたいと思います。
○黒柳明君 どなたか関連度についてお答え願えませんでしょうか。
○黒柳明君 モロゾフの関連度、三十八年九月三十日、融資をしたときの関連度。
○黒柳明君 四、五日前ですね、それは。
○黒柳明君 ついせんだってですね。
○黒柳明君 私が簡単にそのいきさつを述べますから、理事長確認していただきたいと思います。当時、要するに農中金からモロゾフ酒造が融資を受けなければならなくなった。金融引き締め及びモロゾフの主銀行であった埼玉銀行が、平沼頭取の辞職からうまくいかなくなった。ここで農中金から融資を受ける...全文を見る
○黒柳明君 この三十八年九月三十日の融資が、四十二年四月三十日現在では十四億数千万にもふくれ上がってきた。この四年間における融資の過程についてお述べいただけますでしょうか。
○黒柳明君 まあ、知らぬ存ぜぬで、ちょっと質問が戸惑うわけですが、相当な配当というのは、三十九年三月末の決算、期末の利潤が五千三百万、配当二八%、ところが四十年三月、四十一年三月、四十二年三月、ずっと赤字欠損です。一億四百万、一億九千三百万、三千五百万、もちろん配当はなし、このよ...全文を見る
○黒柳明君 そういうふうにかってに自分できめていただいたら困っちゃうわけです。私も、参考人としてお忙しい中来ていらっしゃるわけですから、当然ていねいに質問もし、答えていただきたいと思うのですけれども、前向きの姿勢で進めばそれでいいだろう。そのためには、過去の非をあからさまにしない...全文を見る
○黒柳明君 大蔵大臣の御答弁は若干誠意があろと、こう思われますが、農林大臣のほうは何か人ごとみたいに聞こえたんですが、いま旨いましたように、この貸し付けに対しては主務大臣の認可が要るわけです。行政機関として当然責任がある、そういう立場にあるわけですよ。こういう事件が、また共和製糖...全文を見る
○黒柳明君 私もそのことばを信じたいですけれどもね。大蔵大臣はきょうのうちでもすぐ手をつける。農林大臣もひとつきょうがきょうでもいま言ったおことばのとおりに再検討するならしていただきませんと、またこれ追っかけ二つ三つとあると、そのたんびにいま言ったような発言をすると、今度は農林大...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣にお尋ねしますが、ともかくこのようなことは、金庫の業務の状態、あるいは体制の状態、種々あると思うんですが、問題は、必ずこういうようなところに政治家が介入する。今回の場合も、申しわけございませんが、自民党の大ものの某代議士がこれに関係している、このようなことが、...全文を見る
○黒柳明君 農林大臣と大蔵大臣にお願いしたいのですが、農中金法を改めると、こういう問題もあると思うんですが、いまその農中金の民主化の問題ですね、所属の農協とあるいは話し合いをして民主化に持っていこうと、このような話があるやに聞いておりますが、これについて御所見はいかがでしょうか。
○黒柳明君 これは私の私見でございますが、大蔵大臣にお伺いしたいと思いますが、農中金の融資の現在高、それを調べ、また、農中金から各会社に職員が派遣になっている。どこに派遣になっているかこれを調べる。そうすれば、必ずそこの会社には、いま言ったような過剰融資なりあるいは関連度がきわめ...全文を見る
○黒柳明君 人事だけじゃなくて——いや、いま答弁が、人事だけじゃなくて、要するに農中金から出ているわけですね。融資残高、それから今度は農中金から職員が各会社に派遣になっている。その派遣になっている先はどこか。ここらあたりを調べれば簡単明瞭に農中金の不備、それがわかってくるわけです...全文を見る
○黒柳明君 くどいようですけれども、もう一回再確認したいと思うのですけれどもね。その点も含めてということは、農中金の融資残高、各会社に対してですね。いまモロゾフ十四億あるわけですね。この融資残高を見れば、これはちょっとおかしいなと、こうこれはもう私みたいなしろうとでもわかるわけで...全文を見る
○黒柳明君 以上でモロゾフの問題は終わりたいと思いますが、次は外交の問題に入りたいと思いますので、超党派でやっていきたいと思います。  総理は、従来から安保問題については、時期尚早である、このような発言、また態度を示されてきましたですが、新聞報道によりますと、今秋に予想されてい...全文を見る
○黒柳明君 そのときといいますと、一九七〇年、あるいは六九年と、こうございますが、そのときというのはどのときでしょうか。
○黒柳明君 六九年ぐらいには安保のことを考えなければならない、このようなことですね。
○黒柳明君 外務大臣はせんだって、日米安保条約をめぐって一九七〇年の危機と言われているが、安保条約に期限があると解釈するのは誤りである、このように述べておりますが、何となく安保自動延長というような感じを受けるのですが、いかがでしょうか。
○黒柳明君 十六日に日米安保協議委員会が行なわれますが、このときには安保の問題は話題に取り上げるつもりでしょうか、どうですか。
○黒柳明君 総理大臣にお伺いします。  中共は本年じゅうにICBMをある程度の開発段階までいくのではないか、あるいは七十年までには実戦に配置する可能性もあるのではないか、これはマクナマラ国防長官も言っておりますが、そういう観測です。中共の核というものは、おそらく無限大にこれから...全文を見る
○黒柳明君 長期的にはやっぱりアメリカの抑止功、核の傘に大体わが国は入っていくんだ、こういうようなことでよろしいでしょうか。
○黒柳明君 もう一つの意見として、中共の核に対してはむしろ脅威である、このような考えよりも、それに対して協調と和解を求めたらいいじゃないか。ですから、この観点から言うと、わが国と中共との国交ば短期的には現状維持、長期的には国連の推進加盟の態度もやむを得ない。また、これがだんだん国...全文を見る
○黒柳明君 やっぱり現実は現実で踏まえて、長期的なビジョンも必要じゃないかと思うのですが、現実の上に立って、そうして長期的にはわが国もこのような態度で国際情勢の推移といいますか、このような態度をとっていかなければならないのじゃないかと、こういうふうにお思いになりませんでしょうか。
○黒柳明君 くどいようですが、そうすると、中共の核に対しては、協調、和解よりもむしろ脅威、こういう立場から判断せざるを得ない、こういうふうに確認してよろしいですか。
○黒柳明君 現在問題になっております核防条約は、外交国際問題であると同時に、やっぱり全体的な日本の通商産業の問題でもあり、また、国民の福祉の問題でもある、こういう立場から総理を中心にして、国をあげて何か総合的施策を樹立する必要があるのじゃないかと、このように思うのですが、いかがで...全文を見る
○黒柳明君 これは一部の意見ですが、今回の核防条約は、政府としてはもともと調印する腹をきめているのだと、ところが、はでに起党派の外交のゼスチュアをしたり、あるいは特使を派遣したりしているのだ、このような一部の意見があるのですが、それについていかがですか、総理と外務大臣に。
○黒柳明君 やがてまた調印される段取りになると思いますが、必要があるならば、その調印前において党首会談をやると、このようなお考えはいかがでしょう。
○黒柳明君 また、本条約については、これも新聞報道でございますが、財界、原子力産業から、核の平和利用で縛られはしないか、このような懸念が出ている。けさの新聞では、相当外務大臣がこの点も憂慮されまして、フォスター長官には相当な意見を述べていただいた、また長官からも具体的な提案が出て...全文を見る
○黒柳明君 伝えられるその米ソの共同草案の中に、わが国としては、核保有国の軍縮、完全軍縮を要望していると、こう言われておりますが、現実としては、米ソなどの核保有国ははたして軍縮の方向に向かっていくか。これは非常に非現実的だと思うのですが、わが国で言う核軍縮、このことばは、撤廃、そ...全文を見る
○黒柳明君 米ソが核防条約の締結を急いでいる。ところが、一方地下実験もやっている。このようなことは何か矛盾しているように思うわけですが、私たち非核保有国としては、この地下実験の禁止をまず迫って、それが、実験がすべて禁止された暁に、また平和利用に対して新しい条約を結んでいく、このよ...全文を見る
○黒柳明君 さきに国連大使が、核防条約の中で、非核保有国が核保有国の脅威と攻撃から安全を守るため二カ国または集団的な防衛条約を結ぶことを妨げない、こう国連総会で発言しているわけです。現在、この松井国連大使の演説については、方針が変わっているわけですか。
○黒柳明君 総理は、また同じように、日本は日米安保条約によって核攻撃から安全を保障されているが、他のアジア諸国は十分に保障されていない、したがって、核保有国はこれら諸国の安全を保障すべきである、こう言っておるわけですが、現行の日米安保で核の問題はもう十分である、こういうようなおこ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、あらためて核防条約を結ぶ必要はないのじゃないか、こういうことでしょうか。
○黒柳明君 質問を変えたいと思うのですが、外務大臣にお伺いします。  日豪経済合同委員会あるいは第二回東南アジア開発閣僚会議なぞが開かれて、太平洋経済委員会も設立されたわけですが、これは、日本の姿勢があるいは中国封じ込めの日米経済安保体制の拡大版ではないか、このような批判をして...全文を見る
○黒柳明君 東南アジアを中心にした低開発地域に対して国民所得の一%まで援助を引き上げたい、このような御発言もございました。このような低開発地域に対する経済援助とともに、優秀なわが国の技術、それを持って移民していく、このようなことについての外務大臣の御構想はいかがでしょう。
○黒柳明君 技術移民の具体的な構想は、まだお持ち合わせございませんでしょうか。
○黒柳明君 さきに伝えられました経済協力省新設についての具体的御構想はいかがでしょう。
○黒柳明君 沖縄問題に移りたいと思いますが、総理はさきに衆院の予算委員会で、沖縄の基地は、日本だけではなく、韓国、台湾を含む極東の安全確保にとって大きな役割りを果たしている、このようにお述べになっておるわけですが、これは、総理がかねてから否定していらっしゃるNEATOの精神に通ず...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣は、先ほどアメリカから帰る途中の松岡主席と余人を交えず二人でゆっくり何かお話しになったと、こう報道されておりますが、どのようなことをお話しになったのでしょう。言えるもんなら、ひとつお聞かせ願いたいと思いますが……。
○黒柳明君 外務省は、北米局でここ三カ月沖縄問題を検討してきた。その結果が昨日新聞に報道されておりますが、具体的にはどのようなことが、その検討の最終結果として出てきたわけでしょう。
○黒柳明君 何か新聞報道によりますと、施政権返還は基地つきでなければ考えられない。基地つきでなければ観念論だと、このようなことが結論として出されたと、このように報道されておりますが、いかがですか。
○黒柳明君 総理は、さきに衆議院において核基地つき施政権の返還については、あらゆる面から総合的に検討していると、こうして基地つきの返還論を否定はしておりません。が、さらにその翌日は、近い将来基地つき返還は考えられないと、前日の答弁と若干違うような答弁をなされておる。また、参議院に...全文を見る
○黒柳明君 前駐日大使のライシャワーさんは、日本政府さえ決意すれば、沖縄基地に関する条約を締結して施政権の全面返還を一挙に解決することが可能であると、まあこれは向こうの人の意見なんですが、このようにも言っておるわけですが、日本政府が決意すればいい、これについてどうお思いでしょうか...全文を見る
○黒柳明君 また、この考え方としてあり得る一つになるかもわかりませんが、先日、床次徳二氏が床次私案なるものをまとめて高等弁務官に提出した何かこういうことがあると、やっぱり佐藤内閣はこの表面の答弁と、また裏面の作業と食い違ったことをやっているのじゃないかと、こういうような誤解が非常...全文を見る
○黒柳明君 昨年から、ことしにかけての自衛隊の沖縄派兵の状況、これを御説明願いたいと思います。
○黒柳明君 沖縄に行ってませんですか、自衛隊の人。
○黒柳明君 派遣というのは、やはり日本語で派する、つかわすですから、何もそれがイコール戦争をやりに行くと、こういうことでなくて、防衛庁長官ですから、いつもファイト満々で、すぐ一朝事あればと、こういう態度は非常にけっこうだと思うのですが、私は派遣と言ったわけで、別に戦いに行っている...全文を見る
○黒柳明君 まあ相当見学なり訓練なりに行っているわけですが、この自衛隊が沖縄に行くこと、これは現地として、まあどのように受け取られているか。好感をもって受け取られるか、あるいは好感を持たれないか。その点、防衛庁長官いかがでしょうか。
○黒柳明君 去る三月二十八日、沖縄県祖国復帰協議会十三次定期大会で、自衛隊の来島に反対すると、こういうスローガンを打ち出しているわけです、御存じでしょうか。
○黒柳明君 やはり感情だけで、好感をもって迎えられておると思いますという御答弁では、ちょっと承服しかねると思うのですが、現に、つい先月この沖縄祖国復帰協議会というのは、これは大規模な協議会です。国民すべてを包含しての協議会で。来島に対して反対決議が出されている。このようなことは当...全文を見る
○黒柳明君 これこそ新聞記事ですから、ほとんどが正しいとは思いますけれども、まあほんとうのごく一部の代表的発言も載っている場合もあります。まあこのようなことで、当然長官が賛成していると、こういう断を下すわけにいかないと思うのです。これはもう公明正大なる祖国復帰協議会の席上における...全文を見る
○黒柳明君 また別の観点から、立法院の祖国復帰要請決議と、これについて総理は具体的にどのように受けとめられていらっしゃいますか。
○黒柳明君 次に、平和部隊についてお伺いしたいと思いますが、政府は、昭和四十五年に常時二千名の平和部隊を海外に派遣すると、このような計画をお持ちだと、こう承っております。その平和部隊の計画及びその進め方について、あるいはどこの国にどれくらい派遣しているのか、その費用はどっから出て...全文を見る
○黒柳明君 最近、南ベトナムにも日本の平和部隊が行っていると聞いておりますが、どういう民間団体がやっている仕事か、また政府はどういう旅券を出し、またその手続、資金はどこから出ているか、現地の南ベトナムで何をやっているか、この点をお窓口え願いたい。
○黒柳明君 行っていませんか、平和部隊。
○黒柳明君 これは新聞報道ですけれどもね、サイゴン五日発です。共同の特派員です。これは平和部隊が行っていることを報道されております。五日の夜同市に着いたと。
○黒柳明君 これは朝日と毎日、四月二十八日です。ただいまのはこれは沖縄タイムス、四月の六日です。この両方とも平和部隊のことを言っているわけですけれどもね、これは民間団体、ベトナム農村建設平和日本奉仕団、これは民間団体だと思いますけれども。
○黒柳明君 これは私も勘違いをして申しわけなかったですが、平和部隊でなくて民間団体です。しかしながら、この両方の記事によりますと、これは非常に、LST乗り組み員以上に戦争に巻き込まれる危険性がある、こういう報道なんです。ですから私いまこの旅券、どういうふうな旅券が出ているか、まあ...全文を見る
○黒柳明君 LSTの問題に移りたいと思いますが、先ごろのなくなられましたLSTの乗り組み員の方の事後処置またはその補償などはどのようになっておりますか。
○黒柳明君 努力したいと思っている。もう相当の段階にこれは、補償問題あるいは事後処置の問題は進んでるんじゃないでしょうか。いかがでしょう。
○黒柳明君 そうすると現段階においては、なくなられた御家族とMSTS当局と折衝していると、こういうことですか。
○黒柳明君 そうすると、あれですか。あくまでも政府としてはこのLST乗り組み員、たとい事故があってなくなられても、それに対してタッチをしない、こういうようなことですか。
○黒柳明君 そうすると、こういう問題が今後あった場合にですね、やはり当事者と、MSTS、あるいはアメリカ軍当局との折衝に待つよりほかない、こういうことなんですか。
○黒柳明君 このLSTの乗り組み員の労働条件あるいは居住条件——まあ、聞くところによりますとですね、アメリカ人はLSTには乗り組まないと、ルームクーラーのきいた、設備の完ぺきな船に乗って、あくまでもLSTは日本人じゃなきゃ乗り組まない、働かない、こういうことも聞いているわけですが...全文を見る
○黒柳明君 MSTSは世界の各地にあるということを聞いておりますが、どの辺にあるのでしょうか、防衛庁。
○黒柳明君 その横浜のMSTS・FEですね、その下に地区司令部があるわけですが、それはどことどこですか。
○黒柳明君 佐世保、仁川、釜山、台湾ですか。サイゴン、マニラ、グアムは入りませんか。
○黒柳明君 こちら側は教わる立場ですから、ひとつ明確に答弁していただきたいんですが、そうするとLSTはアメリカ海軍の所属じゃなくて、MSTSの所属、指揮下にある、こういうことですね。
○黒柳明君 そうすると、このMSTSの所属のもとにあるLSTは、その中心が横浜にある。そうすると、この地区司令部があるところはどこでもカバーできると、こういうわけですか。
○黒柳明君 これは何でそういう行動範囲が広いんですか。根拠はどこにあるんですか。
○黒柳明君 そうすると、安保の地位協定によって、あらゆるそういう世界のどこでも行ける、こういうことにも拡大解釈されるわけですか。
○黒柳明君 そうすると、LSTの米軍内の地位はどういう地位であるか、何と呼ばれているか、いかがでしょう。
○黒柳明君 いわゆる軍属である。乗組員の話では、ネービーと呼ばれている、このように私、承っておりますが、そうすると、LSTはどういう仕事をしているか、月平均どのくらい日本から出ていくのですか、何カ月に何回ぐらい日本に帰ってくるんでしょうか。
○黒柳明君 運輸省いらっしゃいませんですね。
○黒柳明君 わかりました。  聞くとろによりますと、数カ月に一度しか日本に帰ってこないというふうに承わっているのですが、そうすると、その間現地では何をやっているか、こういうふうに思うわけなんです。要するにLSTというものは、御承知のように軍事作戦に直接に使うための船である。必然...全文を見る
○黒柳明君 配船の関係は運輸省ですけれども、やはり防衛当局として当然責任があるのではないですか、こういうところまで、先ほどの民間の団体も、これは平和部隊じゃないと言ったって、日本人ですから、パスポート出しているわけですから、それがまた事故でも起これば、当然日本の外務省当局として知...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣はどうでしょう。
○黒柳明君 羽田空港の使用についてですが、最近、米軍のチャーター機が羽田を相当使用している。これについての使用状況、説明願いたいと思います。
○黒柳明君 相当の完全武装の兵隊が輸送されていると、こう聞くわけですが、これは外務省ですか。在日米軍、これは地位協定で使用を許可している、使用料はただだ、地位協定に基づくと、こういうわけですが、アメリカから沖縄あるいはベトナム、それに派兵される途中に羽田に寄るわけですね。これが在...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、これは使用料をとってないはずなんですけれどもね。使用料をとらなければならない性質じゃないんじゃないでしょうか、そうすると。
○黒柳明君 そうすると、地位協定に基づいてチャーター、使用料はとらないと、アメリカからどこの国に行く場合にあたっても、米軍が羽田に着く場合には使用料はとられないわけですか。どこに行ってもいいわけですか。
○黒柳明君 そうすると、安保の地位協定というのは在日米軍との間に効果が発揮するものであると、こういうことじゃないでしょうか。
○黒柳明君 以上、時間がありますけれども、質問を終わります。
05月16日第55回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○黒柳明君 私も予算委員会で外務大臣に、安保の協議会のときに安保の問題はどうされるのですかと、こうお尋ねしましたら、まだ時期が早いと、このような御答弁があったんですが、けさの新聞報道ですと、何らかの形での話ですから、行きがかり上、そういう話が出たのだと思うのですけれども、新聞報道...全文を見る
○黒柳明君 私は予算委員会のときは、協議会の席上で安保の問題は論議になるのですか、こういうような質問をしたのですが、そうしたら外務大臣は、討論には入らない、そういう予定はない、こうおっしゃった。それはいいとして、この新聞の報道の範囲の話し合いだと思うのですが、先ほども、自民党のP...全文を見る
○黒柳明君 その点について、安保の問題について致命的なことは、自民党内で、固定あるいは自動延長というようなまだ両論があるわけですね。これは意見があることは、これは当然なことだと思いますし、各党間にまた相違があることは、これはあたりまえなことですが、やはり政府与党の中にはいまもって...全文を見る
○黒柳明君 それからもう一点、期限の問題ですけれども、これは発言ですから、その場、その場においていろいろなことが出てくるのはしようがないのですが、私もこれを予算でまた質問したのですが、総理は、安保時期尚早だ、まだ早いと、こういうようなことをおっしゃっておったのですけれども、ニュア...全文を見る
○黒柳明君 最後の一点。核拡散も、わがほうも、大臣、いろいろ誠意を尽くして、あるいはドイツとも話し合いを終わって、それから西ドイツもインドも特派のいろいろ意見も調節し終わった。草案ができる段階にあるわけですけれども、また、これからどのぐらいの時点において今度外務大臣が各党と、第二...全文を見る
05月17日第55回国会 参議院 本会議 第8号
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○黒柳明君 私は、ただいま議題になりました昭和四十年度決算につきまして、公明党を代表して、総理及び関係大臣に質問いたしたいと思います。  先ほども若干質疑がございましたが、決算の重要性及びそれに関する問題について初めお尋ねをしたいと思います。先ほど総理からもささやかなる御答弁が...全文を見る
05月22日第55回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○黒柳明君 私は、中小企業金融公庫の融資の問題でお伺いしたいのですが、総裁にお尋ねしますが、不良債権は現在どのぐらいになっておるんでしょうか。
○黒柳明君 回収見込みのないものが何件くらいで、金額はどのくらいになりますか。
○黒柳明君 私の手元に決算委員会へ提出された書類を持っていますですが、回収不能のものとして、三十二年から三十六年、五回にわたって、現在残高はここに明記されていますが、この対象の会社、どういう会社にこれを貸し付けて五年経過してなお回収見込みのないもの、ここにリストであげていますか。
○黒柳明君 具体的な会社名はあげられませんですか。
○黒柳明君 ここに、五件の貸し付けの日にち、当初貸し付け額、現在残高が出ていますけれども、これが回収不能になった原因と経過、御説明願えますでしょうか。
○黒柳明君 関東製紙ですけれども、これはこの中に入っているのですか、1番ないし2番の中には。
○黒柳明君 一千万というのは、残高ですか、貸し付け額がですか。
○黒柳明君 残高……。これは当初貸し付け一千万も入っていますね。
○黒柳明君 当初貸し付け額のほうの……。
○黒柳明君 それから第3ですね。「関東製紙に対する貸付を妥当と判断した理由」、この(1)、(2)、これはちょっとばく然として抽象的でわかりませんけれども、この(3)、「当社は、当時の下級包装紙の活況に支えられて」業績がよかった云々、それから「収支財政面にもとくに問題はなかった。」...全文を見る
○黒柳明君 その多角的というのは、具体的にどんなものですか。
○黒柳明君 多角的というのは、私はそういう意味じゃないと思うのですけれども、またその内容を知らないで抽象的に多角的なことばをお使いになること自体も、ちょっと疑問だと思うのですけれども、この収支面に特に問題はないと、こう書いてありますけれども、取引銀行との問題、その点御存じですか、...全文を見る
○黒柳明君 存じておりません……。ですけれども、私は一回過去において問題にした問題なんです。相当新聞にも出ましたし、それで多角的とか、こういうふうな資料も出ているわけです。総裁はこの資料は御存じでしょうか、決算の資料は。
○黒柳明君 これを見ていれば、「収支財政面にもとくに問題はなかった。」とか、あるいはその次の(4)、(5)でこれから質問していきますけれども、こういう問題に対して調べ、あるいはお聞きになることはあたりまえじゃないですか。また、聞かれていることも当然だと思うのです。であるから、多角...全文を見る
○黒柳明君 それは、その当時の材料によって、これでだいじょうぶだと、その具体的な調査状況を述べていただきたいと思うのですけれども。
○黒柳明君 だから、そのときの内容を見たわけでしょう。それで問題はなかった、また、ここで主取引銀行、どこの銀行だか御存じだと思うのですけれども、それとの関連性、その辺についても、収支財政面に問題がなかったと書いてあるのですけれども、それとの関係をお調べになったと思うのですけれども...全文を見る
○黒柳明君 そこが問題なんですよ。当時の取引は東都とやっていたんじゃないですか。それが、「収支財政面にもとくに問題はなかった。」と、ここに明記されていることは、その東都との関係をはっきりしなければそれが出てきませんよ、こういうことばは。どうでしょうか。  〔副主査退席、主査着席...全文を見る
○黒柳明君 これは裁判になっているのは御存じですか。いま係争中であることは。
○黒柳明君 これを全部含めてですよ。材料はあり過ぎるくらいあるのです。この一番初めの東都との関係を含めて材料はあり過ぎるほどあるのですよ。調べた結果、特に収支財政面で問題がなかったということばがあらわれたと思うのです。やはり、その裏づけを、どういうことで収支財政面において問題がな...全文を見る
○黒柳明君 いや、その後のことはいいですよ、これは付け加えて言ったのですから。やはり当時の収支財政面で問題がなかったというその裏づけです。
○黒柳明君 それじゃ東都との関係はどうですか。当然その四百万円返済可能である、こういう結論が出るためには、東都との関係からそういう答えが出たと思いますが、その東都との関係はどうなんですか。
○黒柳明君 その返済の具体的可能性はどうですか。返済したのですか、返済しなかったのか。それに対して、中小企業金融公庫はいつごろそれを貸して、償還期限、いつごろどのくらい金を返してもらったのですか。
○黒柳明君 だからね、時間ばかりたってしまいますけれども、当時の収支財政面は健全でなかったわけですよ。まあ一番初めの状況から私がしゃべったってしょうがないですから、一回過去において運輸委員会で取り上げて新聞紙上に発表されております。ですから、当然中小公庫の責任総裁であるから、こう...全文を見る
○黒柳明君 そんなことは言ってない。お答えしかねるなんて、そんなことを言ってやしませんよ。
○黒柳明君 私は、何も過去に黒い霧があったなんて断言しろなんて言っていませんよ。よく聞いていただきたい。日本語ですから、ちゃんと通ずると思う。言ってやしませんよ。もう、そういう事実を総裁が知っていると思って。過去に三回も同じことを繰り返している。ところが、総裁がお知りにならないよ...全文を見る
○黒柳明君 第四番目ですね。「申込計画は新たにダンボールの生産を開始して企業体質の向上をはかったもので主旨は妥当、借入金償還に懸念なしと認められた」と、こう書いてあるのですが、これも私はおかしいと思う。それじゃ、まあ一千万融資をしたんですけれどもね。それで関東製紙は何を購入したか...全文を見る
○黒柳明君 一番金のかかったものは何ですか。
○黒柳明君 合計してどのくらいになっていますか。
○黒柳明君 一千万中小公庫から借りて……。ほかのが入っているんじゃないですか。だって、一千万しか借りないものを、一千二百万払うわけはないでしょう。一千万の範囲で購入しているわけでしょう。
○黒柳明君 私の聞いているのは、公庫から一千万融資を受けたでしょう。それで、それをどういうふうに使用したか、こういうことなんです。
○黒柳明君 一千万中小公庫から借りた、それがどういうふうに使われているか、これは当然知っておかなければならない義務があるでしょう。事業計画全体に対して知ることよりも、中小公庫から出た一千万がどういうふうに使われたか、どういうものを買ったか、これは当然つかんでおく必要があると思うの...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、一千万がどう使われても公庫としては正確につかむ責任はないわけですか。一千万が、たとえその設備の一千三百万の中に使われて支払われてなくてもいいわけですかね。ちょっといまの御答弁、おかしいように聞こえるのですがね。
○黒柳明君 そうすると、その材料ですが、抄紙機、その抄紙機が中古であったということ、御存じですか。
○黒柳明君 当然、現場へ行って確かめる場合、あるいは確かめない場合、二つあるとおっしゃいましたけれども、確かめないにしても、当然書類上でも妥当であるかどうかくらいは認定されるわけでしょう。そうすると、この中古の抄紙機が二百五十万でそれで妥当である、こう認めたわけですか。
○黒柳明君 その当時の資料云々なんとおっしゃいますけれども、現場へ行ってみれば、この中古の機械がどれだけくたびれていて使いものにならないかということがわかるし、先ほども言ったように、一千三百万使った、使ったというが、これは全体の必要額ですよ。中小企業金融公庫から一千万とって、どれ...全文を見る
○黒柳明君 私簡単に一つの問題について聞きたいと思いますが、長官が選挙中に、生鮮食料品の流通問題についてしばしば自信のある抱負を御発言されてきたのですが、物価安定の責任者としまして、流通機構のあり方をどのようにお考えになっておるか、まず所見をお伺いしたいと思います。
○黒柳明君 中央卸売市場ですか、これは農林省が方針として打ち出したのじゃないかと思うのですけれども、仙台や何かで実例としまして、一市場で一卸売り業者、このような方法が若干あったわけです。当然自由公平な競争、それが政府の基本態度であると思います。また、公正取引法からも若干疑義がある...全文を見る
○黒柳明君 必ずしも、そうすると一卸売り市場一卸売り業者を主としてはいない。たとえば地方あるいは都会、それによって具体的に判断をしていく、こういうことですか。
○黒柳明君 そうすると、いま農林省で出た例は、若干地方にそういう一卸売り市場一業者なんという実例が出ておるわけです。長官のいまおっしゃったのは、都会の場合において、一卸売り市場一業者ということが妥当な場合が多い、こういうことなんですか。地方よりもむしろ都会のほうがということですか...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、公取の委員長にお尋ねするんですが、金沢の市場で、やっぱり一市場一卸売り業者というようなことが、公取法に若干触れているんじゃないかということがあったんですが。その後の経過はどのようなことになっておりますか。
○黒柳明君 いまの公取委員長のお話、長官にお尋ねするのですけれども、原則としては二つ以上が好ましいと、決して一つであっても禁止法に触れることはない、原則としては望ましいということに対する長官の御意見はどうでしょう。
○黒柳明君 そうすると、いま神田市場で、長官も御存じだと思うのですけれども、東印と丸一が合併が推進されて、これは相当な独占になるのじゃないかと、こういう例があるのです。当然これは御存じだと思うのですが、いまの長官の最後のおことばですね、答申を受けるときは独占の可能性があるのじゃな...全文を見る
○黒柳明君 いまも公取の委員長がおっしゃいましたように、新聞紙上で出ているわけです。長官はあまり新聞紙上の裏にあるものにはそんなにお目を通さないのじゃないかと思いますけれども、もうある程度これは事実として知られているわけですが、さらにこうなるとこれは長官は御存じかと思うのですけれ...全文を見る
○黒柳明君 最後に希望意見です。農林省に先ほど申し上げましたように、方向としては現実に何か自由公正競争を奨励する現在の経済機構にありながら、何か独占化を奨励するような、現実問題としてそういう結果が出たような方向に行っているわけです。当然、長官として、いま御発言になりましたように、...全文を見る
05月23日第55回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○黒柳明君 先ほどのベトナムの質問が出まして、私も二、三簡単に外務大臣にお聞きしたいと思いますが、ベトナムの特派員のお話ですけれども、伝えるところによると、今回の非武装地帯に対するアメリカ軍の進攻に対して、現実的には非武装地帯が消滅したと同じであると、このようなリポートを持ってき...全文を見る
○黒柳明君 現実問題として北爆は強化されていますし、北ベトナム沿岸に対する施設に対しての攻撃を準備するためかどうか、第七艦隊集結を終わっている、あるいは十七度線越えて攻撃しているというようなことがありますし、またいま非武装地帯に対しての進入、さらには十七度線を越えて攻撃しないとは...全文を見る
○黒柳明君 たとえばベトナム平和を愛するといいますか要望する国、これは世界全部だと思うのですが、外務大臣は去年の四月に日ソ定期協議のとき、ソ連に対してもベトナム和平に対する協力を推進していくのだ、このようなことで若干呼びかけをしているわけでありますが、ソ連は御承知のとおりタシュケ...全文を見る
○黒柳明君 当然、これは私の私見ですが、これは公明党としても前から主張したのですが、東京で、あるいはアジアの主要国でベトナム和平会談を、各国の代表を集めて和平会談をすべきだと、こう言っていたのです。その各国の首脳部じゃなくてもキャップじゃなくても、平和を愛する人、あるいはベトナム...全文を見る
○黒柳明君 ジョンソン大統領が十八日の記者会見で、ベトナムの戦争は目的は限定されていると発言をしたわけですが、これはどういうふうな意図を持っているか具体的にはわかりませんけれども、目的が限定されていれば、ある程度手段も限定されているのじゃないかと思うのですけれども、ところが、その...全文を見る
05月30日第55回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○黒柳明君 中東の問題について若干お伺いしたいと思います。  アラブ、イスラエルの軍隊が集結し、さらにけさの報道によりますと、発砲事件が起きている。このような情報が伝えられております。ますます緊迫の度を加えてくるのじゃないかと思うのですけれども、外務大臣として、いま現在のこのア...全文を見る
○黒柳明君 いま外務大臣がおっしゃったように、安保理事会がけさ始まってこの問題を討議されているわけですが、わが国として何か国連大使を通じて日本政府の意思を表示するようなお考えはございませんか。あるいは、いまおっしゃったように、推移を見るだけだ、傍観している、このようなことでしょう...全文を見る
○黒柳明君 今回の場合には中東の問題であって、地理的にも、国際情勢上もわが国とそんな深い関係はないと言えばないのですが、一方、国連におけるわが国の立場——いまもおっしゃいましたように、デンマーク、カナダがすでに決議案を出して、それに対して安保理事会で討議がなされるという、非常に積...全文を見る
○黒柳明君 確かに私も相当なウエートを置いていると思うのですけれども、それであればあるほど、国連におけるわが国の活躍、そういうものがもっともっと国民に知らされなければならない。そのためには、国会において私たちに報告、あるいは国連でどういうことをやっているのか、そういうことをぜひ知...全文を見る
○黒柳明君 小笠原と沖縄、若干質問したいと思います。  先ほどいろいろ質疑ございましたので、確かにアメリカは小笠原の返還拒否、その態度に、極東の緊張と米軍基地の必要性と、この二点あげているのですが、大臣もお読みだと思うのですが、ワシントン・ポストは、軍事基地の必要性という欄で、...全文を見る
○黒柳明君 またこれも向こうの一部の論評ですけれども、要するに、日本は小笠原を突破口として今度は沖縄問題で反米思想を巻き起こしていくのじゃないか、このような一部の観測があるわけですけれども、これに対しては、当然わが国としてはわが国の態度をはっきりしなければならないと思うのです。そ...全文を見る
○黒柳明君 その説かなければならない条件の中に、わが国の安全保障の問題、それとやっぱり領土問題との関連性について、はっきりわが国の態度——はっきりと言ってもどの程度はっきりか、明確か、現在の時点においてできるかわかりませんけれども、可能な範囲ではっきりさせなければ向こうも納得しな...全文を見る
○黒柳明君 あと一、二点ですが、そうなりますと、たしかアメリカの言い分もあると思うのですけれども、そんなに食い違いはないと思うのです。昨日も新聞報道でアンガー高等弁務官がはっきり早期返還は否定をしているわけですね。その中で、共産主義の脅威がある限りは返還できない、こう言っているの...全文を見る
○黒柳明君 当然ワシントンが中心ですし、私たちも外務省高官より大臣のおことばを信じていますけれども、やっぱり、でも外務省高官筋という発言に非常にウエートを置く場合がある。また、大臣もそれに対して非常に気もつかわれる。まして現地の最高指揮官の高等弁務官が、共産主義の脅威がある限りは...全文を見る
○黒柳明君 先ほど問題になりました、あらゆる手段を講じて施政権返還に一歩前進すると。今回立法院の議長が来るらしいですけれども、そのとき三つの決議案を持ってくる。その中の一つに、沖縄の国政の参加と、こういう問題を持ってくるらしいですけれども、国政参加については大臣どのようなお考えを...全文を見る
○黒柳明君 もう一問。これもけさの新聞報道で——新聞ばかりですみませんけれども、沖縄と本土の一本化をするというようなことで、わが国から国家公務員を沖縄に派遣する、何かしらの一本化の推進をはかる、このような報道が出ておりました。これについてどのような構想がいま現在固まって、あるいは...全文を見る
○黒柳明君 自治省でそういう考えがあり、また、外務省内部もそういう考えを持っている。
06月02日第55回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号
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○黒柳明君 私は、これは連絡局長に御答弁願うことだと思うのですが、沖縄本土で自衛官の募集はやっておりますでしょうか、どうでしょうか。
○黒柳明君 沖縄では自衛官の募集はやっていないと言うのですか。沖縄の人が自衛隊員になっているということはございますですね。
○黒柳明君 そうすると、現地では募集していない、連絡事務所のほうでも現地に公募の指示はしていない、こういうことだと思うのですが、現実には沖縄の人が自衛官になっている。そうすると、どのような過程を通って沖縄の人が自衛官になっているか。
○黒柳明君 それは何人ぐらい、いま現に沖縄の人が自衛官になっているか。あるいは年間どれくらいの人数がそういう該当者になっているか。
○黒柳明君 そうすると、累計は大体千名ですか。
○黒柳明君 これは推測じゃないのですけれども、現実のことなんですが、沖縄の南方連絡所というのですか、特別連絡所というのがございますね。あそこに自衛官の募集のポスターが張ってあることを御承知ですか。
○黒柳明君 そうすると、いま沖繩の南方連絡事務所には公募を指示したことはないと、こういうことですね。ですけれども、ポスターをやはり配付し、南方連絡事務所の中あるいは附近の電信柱にも張ってあるということは、やはり意図して沖縄の人を自衛官に募集をした、こういうことになるのじゃないです...全文を見る
○黒柳明君 連絡局長は、いま人事局長のおっしゃったこと、そのとおりでございますか。
○黒柳明君 そうすると、もう一回、人事局長の話を、連絡局長、反復していただきたいのですが。
○黒柳明君 私も日本国内を歩きまして、各市町村の掲示板、あるいは市ケ谷の自衛隊の前には自衛隊募集と、こう出ておりますね。あの範囲を越えて、日本でも自衛隊募集ということは目につかないわけです。要するに、自衛官がデモンストレーションをしたり、あるいはアドバルーンを上げたり、あるいはビ...全文を見る
○黒柳明君 ポスターの枚数、あるいはどういうところに張るように指示したか。
○黒柳明君 ポスターは三十枚かそこらだ、それで大々的にあまりやっていないと。ところが、いまの稲葉委員の話じゃないが、現地に行きますと、非常に大々的に行なわれている、こういう感覚を受ける。こういうことになるのです。いま四百人のうちの沖縄から渡ってきた人は半分あるいは厳密に調べてみま...全文を見る
○黒柳明君 いま防衛庁長官は、沖繩に対する親切ということを言った、たしか。そういう点は親切であるか、不親切であるかわからない。いまのインドシナの問題こそ、これこそほっぽっておかないで、もっともっと親切な扱いをしなければならぬわけです。ですから、はたして現地の沖縄の人が自衛隊員にな...全文を見る
06月09日第55回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号
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○黒柳明君 防衛庁長官、初めは、特連局の人だと思うんですが、先日の続きで若干申しわけないと思いますけれども、沖縄における自衛隊員の募集、先日のお話ですと、現地の人から照会があれば教える程度だと、ポスターも若干配付してある程度だと、このような御答弁であったのですが、それでよろしいで...全文を見る
○黒柳明君 要するに、現地の方が入りたいと、こういう希望があれば紹介程度にポスターも配ったりしているのだ、こういうことですね。まあ、そのこと自体、別に法律に触れることでも何でもないわけですけれどもね。自衛隊の幹部の方、日本にいる方で沖縄の学校の出身の方が現地の学校に、応募に対して...全文を見る
○黒柳明君 そういうことはあれですか、特別に指令なり、あるいは内部的に、やろうじゃないかと、こういうふうな相談なりしてあるのか。それとも、自発的にそういうことが行なわれているのか。どうでしょう。
○黒柳明君 そうすると、先ほどは、照会があれば知らせる程度だと、こういうふうなことにプラス今度は、部隊内では各郷里——当然沖縄も含めて、勧誘をやってこいと、こういうふうなことが行なわれていると、こういうわけですか。
○黒柳明君 そうすると、一番初めの、先回のときに特連局長がおっしゃった、まず初めは、行なわれていないと、こういう発言だったんです。まあ、これは若干のニュアンスの相違があるとは思うんですけれども、現在には行なわれていません、現地では。ですけれども、明らかに応募は行なわれている。相当...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、国内においてもですね、各学校の先輩、後輩の間柄を通して推薦状を送ったり勧誘したりすると、こういうことがどんどん行なわれている、こういう事実が相当あるわけですか。
○黒柳明君 まあ突っ込んで失礼ですけれどもね。そうすると、沖縄の場合は、これはまあ距離が離れておりますから、当然手紙、そこに名刺が入り、ポスターが入るというケースをとっていると思うのです。国内の場合ですと、口から耳、耳から口と、こういうふうになると思うのですけれどもね。そういう幾...全文を見る
○黒柳明君 日本の国内でですね、沖縄ではいいわけですよ。相当あるわけです。それと同じようなことが国内でも行なわれていると、こういう可能性があると、こういうわけですね。ですから、まあ行なわれていれば、そういう事実を一つでも二つでも三つでも御存じであるかどうかと。私残念ながら、沖縄の...全文を見る
○黒柳明君 長官にお伺いしますけれどもね、当然、沖縄は地理的にも国際的にも、あるいはいろいろな面において特殊な地位にあるわけです。先ほども参考人がおっしゃいましたように、また幾多大臣の人が述べていますように、異常な状態にあるわけですね。その地においてですね、部隊で奨励して、そうし...全文を見る
○黒柳明君 先ほども、この前のときもそれに対して長官にお尋ねしたわけですけれども、そうしてもっともっと沖縄の人に喜びを与える方法がある。それはそれとして、喜び勇んで応募するであろうと。それならなおさら、わが国の自衛隊が沖縄をなぜ守らない。守る権利も責任も当然あるのじゃないか。いま...全文を見る
○黒柳明君 沖縄の人が喜んでいる、これは現地の新聞、沖縄タイムスの報道です。ですから、このあとは新聞も若干オーバーなところもあるのですけれども、そういう自衛隊の募集、あるいはこれは来島も含みますけれども、二万何千の毎年中卒があるわけです。それに対して、日本の若い働き手が不足である...全文を見る
○黒柳明君 私も、沖縄なんかへ行ってこそこそ人を引っぱってくるようなことは決してないと——天下の日本の自衛隊ですからね——確信していたんですが、何かそういう反発的な記事が出ているもんですから若干お尋ねしたのですが、それと、先ほど局長さんのほうから、各部隊で自発的にやっていることだ...全文を見る
○黒柳明君 また、これ先日のことですけれども、長官が、沖縄に自衛隊が行く、私が、自衛隊行くことは非常にうまくない、現地の感情は。いや、うまくないたって、新聞で自衛隊歓迎という記事が一ぱいありましたよと、こう言われたもんですから、私見ました、現地のタイムスも新報も。あるいはテレビ、...全文を見る
○黒柳明君 好感をもって受け入れられる、大いに私もけっこうだと思うのですけれども、そうすると、今度はこういう記事がある。これはちょっとでっかいですよ。長官の、囲み記事じゃないですよ。二、三行の記事じゃないですよ。そこから読めますか。ちょっと読んでいただきたい。「自衛隊は来るな」、...全文を見る
○黒柳明君 それから、自衛隊の派遣も当然年々ずっと多くなっているわけですけれども、四十二年の派遣計画、これはどのようになっておりますでしょうか。
○黒柳明君 四十一年が千二百六十九ですか、四十年が八百四十三、三十九年が六百五十一、三十八年が七十八、非常に、半分から倍ぐらいに急速にふえていますね。四十一年と四十二年は現状維持ですか。大体五割ずつ増してきていますね、数の上で見るだけでも。四十一、四十、三十九、三十八と、三十九か...全文を見る
○黒柳明君 それで、これは私ごとき者が言うまでもなく、要するに、沖縄の複雑な現況下のもとにこれは再三質疑応答されましたし、また同じことを答弁いただくようにもなるかと思いますけれども、どうしてそこに自衛隊を派遣しなければならないか。前回のときにも稲葉委員からいろんな疑惑あるいは事実...全文を見る
○黒柳明君 確かに私も自衛隊の発展のために必要だと思うんですけれども、それと、今度はその自衛隊に関するいろんな疑惑、国会でそれを取り上げられ追及されなければならない、それについてのウエート、そのウエートをてんびんにかけたとき、どちらがはたして重いか。自衛隊の方が、第二次世界大戦の...全文を見る
○黒柳明君 ですから、私も参考にならないと言うのじゃなく、参考になるだろう、当然なると思うのですよ。しかしながら、誤解だ、誤解だ、なに、おまえたちがかってに火のないところに煙を立てているのだとばかりは言えないと思うのです。やはり当事者としてはいろいろな問題点が出てくる。地元から反...全文を見る
○黒柳明君 長官、どうです。
○黒柳明君 通常兵器による侵略は海からも空からも当然考えられると思うのです。いまのイスラエル、アラブ、あれは核を使わなくても空から戦っておりますね。当然海からだけではないと思う、空は自由ですから。ただ、またくどいようですけれども、とにかく沖縄の基地はベトナムの前線基地であることは...全文を見る
○黒柳明君 そこで、結局まあ、これは先ほど、米軍基地をちょっと見ただけで疑惑が起こるのだ、あるいは四、五日行っただけではないか、政府の側が、そういうわけで何もないのだと、こういうふうにおっしゃいますけれども、そういうこと自体がわが国防衛のために、本土防衛のために絶対必要なんだ、見...全文を見る
○黒柳明君 それから、安保条約の三条あるいは五条、これは私言うまでもなく、当然沖縄に武力攻撃があった場合には、沖縄住民を守る、このような条項もありますし、それから五条においては、防衛区域内に入っていない、こういうような第三条と第五条、この関係から見ても、日本の施政権下に入っていな...全文を見る
○黒柳明君 時間がおそくなりましたし、また、現地へも行きますし、総務長官のほうにお聞きしたいんですが、防衛庁長官、また後日。  あの山川議長の要請決議、当然ごらんになったと思うんですけれども、私もまた自民党の先生方もこれを読んで非常に語句が強いなと、こうおっしゃっていた。私たち...全文を見る
○黒柳明君 今度議長の要請文の中に、これはいまも参考人との応答の中に出たんですが、政府が国論をすみやかに統一して米政府との交渉をやってもらいたい、このようなことばがあるわけですね。私も当然だと思う。あくまでもこういう委員会で、ありもしないことを、あるいはうわさを通してこういう事実...全文を見る
○黒柳明君 そこで当然、今秋予定あるいはある程度確定しました総理の訪米のときのこれは相当重要な話になると、そのときには先ほどから応答ありましたように、理想論ではだめだと、ブルー・プリントをつくり、これに対してやっぱり陰の力、これは総務長官だと思うのですが、今秋の総理のアメリカ行き...全文を見る
○黒柳明君 最後に一間だけお願いします。  いまの沖縄問題の懇談会、新しく新審議会ができると、それに基づいていま答申案の骨子というものが、まあこれはどの程度の答申案が出るかわかりませんが、新聞情報によりますと、おもなものは二つです。一つは、教育権の分離の問題、一つは南方連絡事務...全文を見る
○黒柳明君 大体いつごろ答申は——新聞だと七月とか何とか。見通しはまだ全然立たないのですか、大体七月ごろですか。
○黒柳明君 どうもおそくまでありがとうございました。
06月20日第55回国会 参議院 外務委員会 第12号
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○黒柳明君 大臣の時間がお忙がしそうで、個条書きに中共の水爆実験について三点ばかりお尋ねしたいと思うのですが、当然、中共とアメリカの核の開発については、これはまだ天地雲泥の差がある、これはあたりまえです。たとい一発でも百発でも、核について、まして水爆ということは大きなこれは人類の...全文を見る
○黒柳明君 けっこうです。
06月27日第55回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○黒柳明君 一点だけお伺いしたいと思いますが、佐々木委員長が北ベトナムを訪問することがほぼきまったらしいですが、まあ、ある新聞によりますと、総理大臣と当然立場は違っても非常に動きとしては大きな動きである。また、これについて対抗的に評論している新聞もございますが、国会において総理の...全文を見る
○黒柳明君 ベトナム戦だけに関係して、要するに、これも新聞でけさ私読みましたんですけれども、訪問終わったあと、かえって国会論争を巻き起こすような結果をもたらすのみではないか、こういうような心配もあるし、当然これは考えられると思うんです。平行線のまんま訪問して、それでみやげを持って...全文を見る
07月05日第55回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○黒柳明君 私は、当委員会において問題になりました共和製糖のその後の処理について若干質問したいと思いますが、特に公庫、中金の債権の保全及び回収の状況、なお、共和の細島工場を引き継いだ第一糖業の設立の経過及びその後の状況について質問したいと思いますが、先ほどから何回も繰り返されてお...全文を見る
○黒柳明君 ただいまのお答えの近傍類地の土地から推定したとか、あるいは鑑定人がなかなか引き受けないとか、このようなお答え非常におかしいことは、・すでに私が再三、局長がいらっしゃったとき言っているわけで、ここでそういう追及をしておると時間がございません。・また、ともかく最近において...全文を見る
○黒柳明君 まあ、よく鑑定していただきたいということは、これは当然ですけれども、もうすでにやがて一年経過しようとするその間に、農中金がほんとうに鑑定をする意思があれば、一回だけの鑑定で済ませるわけがない。また、農林当局としても鋭意努力しているとこの場で言うならば、なぜいままで鋭意...全文を見る
○黒柳明君 当然私もそのように思います。この高槻の土地の評価によって、はたして詐欺罪が成立するやいなや、検察当局と弁護人側との大きな論争が、この土地の評価の問題になると思います。したがいまして、いま言いましたような、農中金としても誠意がないと私はそう言いたい。農林当局にも言いたい...全文を見る
○黒柳明君 ありがとうございました。いまのこと一つをとってみても、金融課長のおっしゃることは、何かふに落ちない。鑑定人が引き受けない——引き受けているじゃないですか、ちゃんと。私どもも、地検のほうの情報によりますと、数千万から一億を割った、このような鑑定価格も出てきた。最高の一億...全文を見る
○黒柳明君 ただいまの理事長さんのお答え、私もそのとおりだと思いますし、当然農民の汗水流して働いた貴重なお金を何としてでも新理事長が守っていくと、たとえどんなに権力が一そこに裏に取引があったとしても、ひとつ勇ましくやっていただきたいと私は思います。また被害届けの、意識がないことは...全文を見る
○黒柳明君 いまの点ですけれども、千葉工場もこれから評価するところだと、水戸工場も買い手があらわれたと。どのくらいの評価ができるか、あるいは水戸工場もどのくらいで売れるか、これから未知数なわけですね。ですから、十分あるなんという発言はできないんじゃないかと思います。私のほうも、八...全文を見る
○黒柳明君 決して私は前進を一歩もしていないと、こう言ったのじゃなくして、あまりにも不足が膨大である、それに対して取る余力が幾らもあるのに、わずか端っこのものしか取っていない。ただいま言いました追徴分、これを私いただきましたけれども、志賀にしても、芦屋にしても、あるいは宮崎の事業...全文を見る
○黒柳明君 理事長さんにお伺いしたいのですが、私、個人的にお会いしたときに、第一糖業と農林中金は関係ない、理事長さん、そういうこともたびたびお伺いしているのでrが、また確認になるのですが、そういうふうに認識してよろしいでしょうか。
○黒柳明君 設立について関知したし、また重大な関心を持たれているということで、関係がないということじゃないということで了承しますが、これは六月十四日、第一糖業の株主−一部これは発表になりましたですけれども、私ここに持っているのですが、第一糖業設立にあたっての株主名ですね、及びその...全文を見る
○黒柳明君 じゃ、私簡単に——ございますので、じゃ私簡単にこの資料読み上げさしていただきますが、第一糖業の株主名簿、これは二十社になっておりまして、東食、東棉、台糖、日魯、大洋−マルはです、旭化成、東洋醸造、大昭和製紙、宝水産、宝酒造、日本鉱業、江崎グリコ、東海興業、三井生命、共...全文を見る
○黒柳明君 多少私の言い過ぎもあるやに思いますけれども、大月副理事長はこんなことをおっしゃっておりますよ。第一糖業に特に無理をして入っていただくというよりも、むしろ、そういう会社ですね、二十社が中心になって、われわれはむしろ気持ちの上で応援したいという立場をとっているわけでござい...全文を見る
○黒柳明君 さらにこの金のやりくりが問題になるんです。意欲は大いにけっこうだと思うのですけれども、この十五億、宮崎工場が十五億、これは、前回において提出していただいた報告書には十七億と出ておりますが、ところが、これがいつの間にか、三十億で第一糖業が九月一ぱいに買うのじゃないか、こ...全文を見る
○黒柳明君 九月一ぱいぐらい、三十億ぐらい。
○黒柳明君 同じ問題で、経済局長ひとつ。九月一ぱいぐらいで、三十億ぐらいで第一糖業が買うんじゃないかと。いかがでしょう。
○黒柳明君 いまのお二人の話、同じみたいに聞こえますけれども、非常に問題がある。違うと思うのです。理事長さんのほうは、全然否定している。局長さんのほうは、あるやに聞いている。まあ局長としての立場ですから、重要な行政機関の監督指導機関の立場で、あるやに聞いている、九月一ぱい、あるい...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この十二億ないし十五億というのは、どういう性質−前渡金ではない。そうすると、どういう性質の金ですか、共和に渡した金というのは。
○黒柳明君 要するに、それじゃ共和製糖の担保物件がどれだけに売れるかわからない。もし売れて余裕があったら、その十二億を返済のほうに取ろうと、こういう、またここであぶない橋を渡っているんじゃないですか、農中金が。また、農民の清浄なるお金を第一糖業から共和にどんどん流しているんじゃな...全文を見る
○黒柳明君 そこで私の持ち時間ちょうど一時間ぴったりなんですけれども、まだ若干二、三分余裕をいただきたいと思います。  もう一回、くどいようですけれども、いま言った共和製糖の物件が先行きどのくらいに売れるかわからない、それを厳正公正に、ともかく高く売って、そして何とかしたいと、...全文を見る
○黒柳明君 また繰り返しますけれども、共和の株四億持っていらっしゃいますね。これは融資のできないようなところへ、なぜそんなに株を持たなければならないか。これは宮崎から来た計画書に出ているんですが、ここに出ていますよ。これは宮崎県と農中金の理事長との覚え書きの資本金十五億、「主なる...全文を見る
○黒柳明君 わかります、話は。というのは、一番初めに私が言った、農中も出すからおまえたち寄ってこい、こうして集めたんじゃないですか。こういうことがはっきりするわけです。私は先ほど言いましたけれども、おもな株主が農中なんです。農中も出すから資金繰りあるいは云々とおっしゃった。それは...全文を見る
○黒柳明君 最後の一問ですが、非常に先ほどから申したように、まだまだ問題は一ぱいあります。落ちついて時間をゆっくり質疑したいんですが、三十九年度の決算の議決の際、農林大臣がこのようにおっしゃっている。「特に共和製糖グループに対する融資についての御指摘につきましては、農林漁業金融公...全文を見る
○黒柳明君 私は公明党を代表して、昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その2)外三件、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その一)外二件について、不承諾の意思を表明します。  一言、不承諾の理由に触れると、一、補正予算で補正措置すべきものを安易に予備費使用している事例が多...全文を見る
07月14日第55回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○黒柳明君 私は時間の制限がございますので、各質問、単刀直入に伺っていきたいと思うので、要領よくお答え願いたいと思います。  私は、郵政省の省内の綱紀紊乱と申しますか、公私混同といいますか、そういう問題を扱いたいと思いますが、残念ながら郵政大臣がどこか御出張とか——お逃げあそば...全文を見る
○黒柳明君 日航、全日空、個々に規程があるんじゃないですか。
○黒柳明君 そうすると、その券は、要するに、監査搭乗券であると。それは無料の券であることはこれは間違いないわけですが、監査の実物はどのようなことをやるのですか。
○黒柳明君 それはその監査搭乗券を使って四月、五月、六月のこの三月、日航あるいは全日空、それを利用した氏名、その官職名、これをあげていただきたいのです。
○黒柳明君 きのう通告しました、これを御持参になりましたか。これを読んでください。
○黒柳明君 いや、四月の全日空。
○黒柳明君 正確に言ってください。どういう人が一生懸命仕事をされているか、皆さんに知っていただいたほうがよろしいと思います。
○黒柳明君 何かちょっとはっきりしませんので、私が昨日あれほどはっきり、しっかり言っておいたのですよ。言いたいこともあるけれども言わない、だからこういうことをおっしゃいなさいと、こういうことです。事務次官、これは相当乗っていらっしゃるわけですよ。この券の性質は監査搭乗、こういうわ...全文を見る
○黒柳明君 局長さん、そこへいらっしゃいよ。あなた、それをほんとうにまじめで言いますか。大臣も、政務次官も、次長も、課長もみんな、これは業務以外ですと、はっきり言っているのですよ。いいですか、あなた首をかけてそれを言えますか。断言できますか。おこりますよ、私は。
○黒柳明君 そんなことじゃなくて、監査業務を目的としたか目的としなかったか、ちゃんとここにとってあるのですよ、目的が。何言ってるんだ。あんた、これを見てごらんなさい、この目的を。これが監査業務か、この目的が。でたらめ言うな。何言ってるんだ。おこりますよ、私は。(「もうおこっている...全文を見る
○黒柳明君 くどく言いますけれどもね。大臣も、政務次官も、次長も課長も、はっきりとこれは目的外の私用であると、またここにちゃんとオーソライズされた目的が書いてあります。読みますよ。第十五回民放大会の式典、これが業務監査ですか、式典に出ることが。おかしいじゃないですか。あるいはセン...全文を見る
○黒柳明君 政務次官。おこりますよ、私、変な答弁すると。最後の切り札を出しますよ。出しますよ、いま。変な答弁したら、出しますよ。
○黒柳明君 そのとおりです。局長、いまの答弁、違うじゃありませんか。責任、どうとります。
○黒柳明君 何を言うんだ、お前は。そんな根性で大切な局長の位置がつとまるか。どうする、総理、この責任を。ばかにするな。(「静かにやれ、みんな迷惑している」と呼ぶ者あり)何が静かにだ。それはね、静かに言って、ばかにする答弁をするからじゃないですか。みんなが知っています、それを。私だ...全文を見る
○黒柳明君 どうも大きい声出しまして済みませんでした。局長さん、立場があることはわかりますけれども、この問題は全部が認めなければならない問題だ。それに対して、はっきりあなたも言いなさいよ。自民党の先生方も、ぼくにおこっているのじゃなくて、あなたに言っているのですよ。こんなでっかい...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃない。
○黒柳明君 私は名前を聞こうと思いませんけれども、そのやっている範囲、どういう範疇の人ですか。それだけでも言ってください。あっせん、世話してやっている人、どういう範疇の人か言ってください。名前は聞きません。ずばり。
○黒柳明君 輸送課長に聞いてください。輸送課長知っています。実務をやっている人ですから、聞いて答弁してください。外部に出ている。
○黒柳明君 竣工式以外にうんと出ている。
○黒柳明君 輸送課長が知っている。
○黒柳明君 何言ってんだ。とんでもない話ですよ。答弁になっていませんね。答弁が出ないとだめですよ。
○黒柳明君 外部に出ているかというの聞いたでしょう。竣工式のとき、そのほかと言っているのですよ。
○黒柳明君 何が先生だ。
○黒柳明君 先生とはどういう先生ですか。先生ったってわかんない。先生とはどういう先生か、はっきりしてくださいよ。
○黒柳明君 その辺でですね、私も若いですから、あまりおこられる立場に立つと損をしてしまいますからね。ともかく国会議員の口とかまた、これまたその権力を使って、これはかわいそうだと思います、むしろ責められるべきは向こうじゃないか。私も含めて——私はやっていませんよ、やらない、国会議員...全文を見る
○黒柳明君 さらに問題なのはですね、これはただの券、まあ日航が、全日空がサービスしてくれるから、これを使ったところで国損にはなりませんよ、まあ大目に見れば見られる。これは大目に見られませんよ。局内の綱紀の紊乱であり、国会議員の権力を使ってのこれは一つのうまくないこと。問題はですね...全文を見る
○黒柳明君 旅費、旅費。
○黒柳明君 そうじゃない。それは日当、宿泊を含めてですよ。
○黒柳明君 旅費、旅費。旅費はね、二万七千九百六十円。
○黒柳明君 そういう順序でけっこうです。それから。
○黒柳明君 もう、念のためにそれじゃ次官だけじゃかわいそうですからね、便宜上浅野国夫課長、これ、ひとつ言ってみてください。
○黒柳明君 六月二十一日の分ですね。
○黒柳明君 そうすると、これは無料の往復航空券、あるいは片道の場合もあります。概して往復です。航空券をもらいながら、しかも官費、国費で旅費をもらっている。この旅費は、これは二重取りじゃないですか。全部これふところに入っちゃうのじゃないですか、この人たちの。これはもう精算済みです、...全文を見る
○黒柳明君 非常にそれがあたりまえである。まあ一部、りっぱだと言いますが、りっぱじゃない、あたりまえだ、こういうささやきが聞こえればいいと思いますが、あたりまえ過ぎるくらいあたりまえだと思います。そんな事務次官ともあろうものが、高給の給料取りが、申しわけないのですけれども、取りな...全文を見る
○黒柳明君 当然、まだ実情ははっきりおわかりになりませんから、いかんせん、結論は出せないと思いますが、ただ法務大臣の御答弁の中で、名前の問題ですね、それによって左右するということが強調されましたが、このパスは当然郵政省何局何部、官職、役、氏名全部書かれます。搭乗する期間、日付、そ...全文を見る
○黒柳明君 何か法務大臣とやりとりになっちゃいますけれども、それはちょっと詐取する意思がありやいなや、それは詐取する意思があるということは当人に聞かなければわからないことです。だれも事務次官が詐取する意思があってやるわけがない。これは慢性的になってあたりまえになっている。常識にな...全文を見る
○黒柳明君 私もすぐそのような方向にぜひ向かっていただきたいと思います。  さらに問題点がある。(笑声)済みません、問題点ばかりで。これはここにいらっしゃらないので幸いですけれども、長田事務次官の問題ですね。私は何も、当人一個人のことを云々したくないのですが、これはうわさも含め...全文を見る
○黒柳明君 記事の出所、これは話しことばですから、この話したことは事実です。それに対して長田事務次官に目が注がれた。これは客観の描写ですから、これは主観によって違うようになると思いますけれども、各庁内紙にこういう長田事務次官がでっかく出ている。しかも、私が先ほど言ったように、この...全文を見る
○黒柳明君 特定局長会議開いて出ているか、特定郵便局長ブロック会議ですね。
○黒柳明君 御存じのように、特定郵便局長会議というのは選挙母体なわけですね。こういうことは公然の秘密ですけれども、そういういろいろなことが引っからむと非常にうまくないと思います。これは何も一人だけのことではない、いろいろ問題ありますけれども、偶然ここの問題に関して事務次官が取り上...全文を見る
○黒柳明君 それからまだまだこの問題に関しては、大臣が静岡で郵政関係の記者と云々とありますが、まだまだ省内にいろいろな問題があると思いますが、ひとつ前向きの姿勢で検討していただきたいと思います。  政治資金の問題でまとめて三点お伺いしますが、この政治資金、自民党政府の考えは、政...全文を見る
○黒柳明君 はっきりした根絶ができるかどうかですね、腐敗汚職は今回の規正法で。それはもうはっきり断言できるかどうか。
○黒柳明君 それから米価の問題ですが、先ほどもいろいろ審議されておりましたのですが、要するに米審のメンバーから国会議員を除くか除かないかで種々検討されておりますけれども、除くことが価格算定を出すのにベターじゃないか、こういう意見も相当あったわけですが、今回は除かれなかった、このよ...全文を見る
○黒柳明君 米価の決定も、本年のみならず、いつも生産者米価に見合わせて消費者米価がきめられちゃう。国民大衆は納得できないわけですけれどもね。このような点がはたして妥当であるかどうか、どうでしょう。
○黒柳明君 先ほども論議されておりましたが、自然増収、大蔵大臣ですね、はっきりされない。これはいろいろ事情があると思うのですけれども、はたしてそのはっきりできない理由は、この米価のいまの値上げの問題、あるいは九月に予想されている公務員のベースアップ、このようなことがあるからはっき...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣にお伺いしますが、外務大臣、例のASPACで外務大臣がおっしゃいましたですね、二つの中国、要するに中国との平和共存、こういう点ですが、総理と外務大臣と決して意見が違うもんじゃない、こういうことを外務大臣も強調されておっしゃっていらっしゃいましたが、この中共の平...全文を見る
○黒柳明君 ですから、その長期的に国際社会の復帰、みな喜ばれるように、そのことは、やっぱり国際社会復帰ということは、国連に対しての加盟ということがございませんと、いまの孤立化じゃうまくないのじゃないですか。そうすると、当然国連に対しての加盟と、こういうニュアンスが表裏一体のものだ...全文を見る
○黒柳明君 くどいようですけれども、国際社会イコール国連の場というものが現実の世界にあるわけです。そこに対して中共がみなに喜んで迎え入れられる、そういうふうにわが国も迎え入れられる一員になるべきだ、こういうふうな長期的な中共に対する外交である、こういうふうに私は受け取りたいと思い...全文を見る
○黒柳明君 じゃ、以上終わります。
08月01日第56回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○黒柳明君 昼食時でありますので、簡結に質問していたただきたいと思います。関係の方、お願いします。  健保国会も今明日中に衆議院で大きな山を迎えるらしいのですが、この健保に関して薬価基準というものが大きな問題になっております。この点から、私は薬の価格、薬価について若干質問をした...全文を見る
○黒柳明君 私もそう思います。当然適正に行なわれているべきであるし、また各省庁にその責任はあると思いますが、ここに私、一例ですけれども、郵政省、厚生省あるいは防衛庁等の薬の問題についての資料、若干あるのです。また、調べてみましたけれども、相当数の薬を購入しております。当然薬の問題...全文を見る
○黒柳明君 公取の事務局長お願いをします。  ここに資料がございます。たとえば関東逓信病院アイドロンという品目があるわけです。それに対していろいろ業者が入れているわけです。メーカーは塩野義製薬、この単価が全部同じ。これはこれだけじゃないわけです。ここに幾多ございます。東大病院あ...全文を見る
○黒柳明君 ただいま大蔵大臣は、当然公正な状態において購入がされているだろうと、こうおっしゃいましたけれども、事実はそうじゃないのです。今度は大蔵大臣にこれをごらんになっていただきたいと思うのですね。これを見て、いまの公取のお話ですけれども、疑いがあればじゃなくて、もうはっきりし...全文を見る
○黒柳明君 されていない、事実は。
○黒柳明君 あれですね、いまふまじめだなと、こういう意見が出ましたけれども、私もそう思うのです。大蔵大臣、だから私は一番初め国の財政を預かるその責任者の大蔵大臣としてと、わざわざ私は前置きしたわけです。当然各省庁において責任はありますけれどもね。大蔵大臣がこういうことに対してやっ...全文を見る
○黒柳明君 そのことはまずおいて、もう一つここに、今度はこれはいま言ったのとは若干関連がないのですが、こういうことがあるのです。これは某一流大手メーカー、薬の。それが昭和四十二年一月十日、こういう文書を出しております。納入希望価格表送付の件、こういうタイトルで、弊社製品につきまし...全文を見る
○黒柳明君 それから前段のことに関しては。要するに、これは届け出違反じゃないかと、こういうことに対しては。
○黒柳明君 私もこの文書に基づいて二、三当たりましたけれども、やっぱり希望価格には違いないですが、もしこの意図に沿わないと、メーカーからおろされぬ。やっぱり希望価格イコール押しつけ価格に当たると、こういうような話も聞きました。まあ当然これは相当の多数の業者に当たらなければならない...全文を見る
○黒柳明君 私どもも二、三その実例知っておりますから、まあ、それに対して御協力もしたいと思うのですが、早急にこの結論をお出し願いたいと思います。  それで、また先ほどの国家機関の薬の購入の件についてですけれどもね、大蔵大臣、大蔵大臣のほうとして、こういう例が三省であるわけです。...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、できるだけとか、予算の編成のときに参考じゃなくて、こういう実態があるわけでしょう。これ三省だけですから、まだまだ各省庁こういうことがある。公取の人の話ですと、もうこれは公然の秘密だというんですよ。このことはあたりまえだと。いまさら問題になることがおかし...全文を見る
○黒柳明君 ちょっとはっきり聞こえませんで……。私はそれじゃ確認したいと思いますが、ちょうどいま予算編成にあたっておるので、各省庁から、この薬購入に対する資料を出してもらうと。そうして出した資料に基づいて十分に検討を加えていくと、このように理解してよろしいでしょうか。
○黒柳明君 当然そうすべきであると思うのですが、これはすでに先ほども言ったように、各省庁から出てくれば大きな問題になるし、これを改善しただけで、健保云々だなんていうことは一ぺんに解決できるくらいの国損がここで防げると、このように感じます。これは当然である。これは重大問題じゃないで...全文を見る
○黒柳明君 大体、分野というのは国立病院——東大病院に行って事務局長に聞きますと、国立病院は全部単価が同じように指示されておると、厚生省から。こういうふうにはっきり明言しております。もしも単価が違うと私たちはおこられるんですと、だから、どこの国立病院に行っても単価は変わりありませ...全文を見る
○黒柳明君 政務次官のいらっしゃる前に、会計検査院にですけれども、これは一般向けの、家庭には、もう新聞に出ていましたように、おまけ、添付、これがつけられていくんですが、国の機関においてこういうおまけがあるやいなや、この実態ですね。私は二、三あるやということも聞いているんですけれど...全文を見る
○黒柳明君 まあ、これはもし国家の機関にそういうおまけがついていると、これはたいへんだと思うのです。しかしながら、聞くところによると、おまけがくっついてきている。しかもそのあとになると、また業者がそれを回収して集めている、そしてまた、しかるべき筋に売ると、こういうような不当なこと...全文を見る
○黒柳明君 今度、大蔵大臣にまたお伺いしたいんですけれども、この実態ははっきりしておりませんけれども、二、三いま調べておりますが。こういう要するにおまけ、添付、しかも、それをまた業者が集めちゃあ、しかるべきところに売ると、これは非常にこうかつなやり方だと思うのですが、先ほどのこと...全文を見る
○黒柳明君 十月二十一日の産経のトップに出ていましたけれども、要するにおまけ、添付のことについて、厚生省としては各業者に対して自粛を申し入れると、こういうようなことが明らかにされていますけれども、この添付薬について、その指導方針はどのようにきまったか、あるいは今後していくのか、お...全文を見る
○黒柳明君 あと二、三問ですけれどもね、まあ、健保がいまがたがたして、衆議院でもめているらしいのですけれども、健保会計の中で、薬の購入費の占める率というものは、どのくらいになるのですか。
○黒柳明君 四〇%、私もそう記憶しているのです。大体四割くらいが薬の購入費ではないかと、こう記憶しておりますけれども、そうなりますと、いま健保の値上げで政府が一生懸命苦労していらっしゃいますけれども、こういう薬の購入に対しての態度を改めない限り、——大蔵大臣ちょっと聞いていただき...全文を見る
○黒柳明君 先ほどから大蔵大臣また公取の方、厚生省の方から前向きな御答弁をいただきましたが、くどいようですけれども、この問題は、国家全体としての問題でありますし、いまおっしゃいましたことばが、この委員会だけの単なる一時的発言のみにとどまらず、この問題を早急に、抜本的に検討して是正...全文を見る
08月09日第56回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○黒柳明君 時間ももうおそいですし、ちょっと暑いですから、私も要点だけを質問さしていただきます。答えのほうも簡明にお願いしたいと思います。  私がこれから取り上げたい問題は、千葉県の船橋にありますいわゆる若松町団地、こういう団地のことですが、これは公有水面を埋め立てまして、現在...全文を見る
○黒柳明君 あらかじめ簡明にと、こう御要望したのですが、要するにこの公有水面の埋め立てについては適正にやらなきゃならない。管理、処分について厳正を期さなきゃならないと、またこの朝日土地興業というものは決算委員会で問題になった会社であると、このように私は認識したいと思います。  ...全文を見る
○黒柳明君 私がいま申しましたのは、この通達に、この若松町地区の埋め立ての状況ですね、これが通達に違反している事実がある。ただいま確認している事実があると思いますが、それをお述べ願います。
○黒柳明君 この船橋の若松町埋め立てにつきまして、六万坪住宅公団が保有している中の三千四百四坪、これは明らかに通達違反である。通達が出されたのは四十年の九月一日、この竣工認可が四十年十月二十五日ですから、いま局長さんおっしゃいましたように、通達が出されて一カ月、二カ月近く後に竣工...全文を見る
○黒柳明君 政務次官にお伺いしたいと思いますが、この通達は何を受けて通達したか、もう私申すまでもなく、要するに公有水面の埋め立てが適正化を欠いておる、その適正化を促進するための通達である。しかも、この適正化を促進するというものは何を受けているかというと、ここにも明記されておるよう...全文を見る
○黒柳明君 その埋め立てたところは十四万三千坪ですけれども、私が問題にするのは、公団がいま持っている六万坪、その中の三千坪が通達違反、二十七条違反の疑いがある、こういうところなんです。ですから、十何万坪というところを私は云々しているのじゃございません。ですから、初め私が申しました...全文を見る
○黒柳明君 政務次官、けさの九時三十分からこの問題はお聞きになったと思いますけれども、ぼくはこれに一カ月かかっておりますから、政務次官これは詳しくないと思いますが、若干御答弁食い違っておりますけれども、この法の二十七条違反ということになると、行政処分だけじゃうまくないわけです。こ...全文を見る
○黒柳明君 その直後に、入って事実を承知していますって言いますけれども、ここに若松町団地関係資料、日本住宅公団、マル秘、こういう資料を見ますと、若松町団地の用地買収経緯について、その一、その二とある。その二に、公団は四十年六月以降、地元千葉県との間に意向打診及び折衝を続けた、こう...全文を見る
○黒柳明君 ですから、四十年の六月から一年くらいにわたって、たとえどの問題についても折衝してきたんでしょう。しかも千葉開発公社が譲り受けるから、それから買ってもらいたいという文書ももらったんでしょう。そうなれば、当然四日前に開発公社が二万円で買ったという事実を知らないなんというこ...全文を見る
○黒柳明君 いま総裁のおっしゃることは相当矛盾がありますけれども、その矛盾は若干あとで話し合いたいと思います。  要するに、わずか四日間で二万円を二万五千円にしなければならなかった、こういう裏があるわけですね。いま若干、総裁はちょこちょこおっしゃいましたけれども、要するに、昭和...全文を見る
○黒柳明君 ですから、この県知事のおっしゃったことを認めますか、この事実は、そうであると。
○黒柳明君 まあいつもそういうような答弁されまして、なかなかこう、そうだなんとおっしゃらない総裁であることは十二分に承知ですけれども、要するに、その三億という利幅を船橋市に交付金としてやれば、住宅公団が住宅を建設することを船橋市が認めると、こういうことなんですよ。そうなると、また...全文を見る
○黒柳明君 ですから、何かいうと近傍類地、鑑定書が適切だといいますけれども、はっきりここは通達違反、もしかすると法違反ですよ、そういう埋め立てならば、そこを含んで交渉してきたんでしょう、そういうことを知らないで済まされますか、運輸省では、違法、通達違反だといっている。それを含めて...全文を見る
○黒柳明君 それを信用したといっても、ここに土地登記簿がある、公有水面であることは御存じでしょう、公有水面に対してどういうふうに処置しなければならないか、この適正化の通知を知っていますか、当然知っているでしょう、こんな子供の計算でも出てくる、違反したことが。これは全部知らぬ存ぜぬ...全文を見る
○黒柳明君 やはり大臣の御答弁ですっきりしました。ひとつ総裁もう一回、今後の問題であります。二つ三つあるのですが、時間もないので一つしか出しません。田島住宅団地、尾山台住宅団地、こういうものが根が深いのです。土地の問題どうです。さらにうまくない問題ですが、大臣がおっしゃったように...全文を見る
○黒柳明君 私のほうがよく知っているはずだ、ミスであるかどうか、認めるかどうか。
○黒柳明君 何かわかったようなわからぬ答弁で、大臣みたいにすっきりおっしゃいよ、ミスであったと、たとえ知らなくても、こういう土地が含まれたことはミスであったと、はっきり大臣おっしゃっているではないですか、総裁もここらあたりでのらくら答弁やめて、悪いことは悪いと、一回くらい言ったら...全文を見る
○黒柳明君 ほんとうならここでどなるところですけれども、こんな暑いところでどなったらぼくがかっとしてしまいますので、静かに言いますけれども、運輸省もちゃんと埋め立ての適正の違反の通達であるとおっしゃっているでしょう、三千四百四坪、六万二百九十坪の中にそういう土地があったのですよ、...全文を見る
○黒柳明君 もう少し早くおっしゃいなさいよ、六万坪の中を含めて、まだあるのだ、問題が。時間があと六分くらいですから個条書きにします。そこでこの土地に関して、千葉県と朝日土地との間の協定がかわされて、これは私協定であるから云々と運輸省の方おっしゃいましたが、この協定が非常におもしろ...全文を見る
○黒柳明君 これは千葉県と朝日土地の問題ですけれども、あくまでもこれは運輸省は公有水面の埋め立てに対しての監督権限があるのじゃないのですか。指導、行政命令を出す権限があるのじゃないですか。それがこういう協定を千葉県と結んでおることを知らない。千葉県というのは国の代理機関ですよ。そ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この埋め立て、運輸大臣が認可申請したのはいつですか。それから認可の日いつですか。
○黒柳明君 いや、申請の年月日、認可した年月日。
○黒柳明君 「昭和三十八年一月三十日建設第二百十七号申請、船橋港内公有水面埋立免許については、認可する。昭和三十八年六月七日」認可しているわけでしょう、申請月日が三十八年一月三十日、これでいいわけでしょう。
○黒柳明君 そうすると、この一三四八号というのは違うのですか。まあ、いいでしょう、十月ですか。
○黒柳明君 そうすると、この協定が結ばれているのは三十七年九月十七日ですよ。埋め立ての認可以前においてこんな協定をつくっちゃっている。これはどうですか。要するに認可後なら、いま予約制度があると、それじゃないと売却できるかどうかわからない、こういう不安もあるからこれを認めたとしても...全文を見る
○黒柳明君 私が言っているのは、行政指導の強化ということは当然ですけれども、認可されるあとにおいてこういう私契約を結ぶならまだしも、それはなぜかならば、おっしゃったように、売却できないと、工業用地についてはなおさらそういう懸念があると、こういうふうにおっしゃる。ところが、そういう...全文を見る
○黒柳明君 やっぱり大臣や政務次官の御答弁のほうがりっぱだと思います。たまに出ていらっしゃってほんとうにいいことをおっしゃっていただいてまことに申しわけございません。当然ですよ、これは。そうでしょう。これはぼくはおかしいと思う。はっきりこれはおかしいじゃないですか。ものの順序とし...全文を見る
○黒柳明君 だって、私はこのことをやると言ってさんざん管理課長さんやなんかと往復して話し合った過程を知っていらっしゃるのですから、それならばもっと確信を持った答弁ができなければならない。私は来たばかりだからというわけにはいきませんよ。はっきり、私のこの話を聞いて……、政務次官がこ...全文を見る
○黒柳明君 いやいや、時間がなくて、もう一人質疑の方がいらっしゃいますから、おかしいかおかしくないか、イエスかノーかでけっこうです。
○黒柳明君 いまのように埋めたてる前からそういうふうに県の首長が地元の業者とこういう私契約を結んだ例が一ぱいあるというのですが、それを出してもらいたいですね。これは問題ですよ。そういう例が通例の常識としてあたりまえだったらこれは問題ですよ。何でもできますよ、そうなったら。それに対...全文を見る
○黒柳明君 あったら出していただきたい。同時に、それはあくまでも順序からいっておかしいことは認めざるを得ないでしょう、それはあなたも。いま政務次官おっしゃったように常識じゃおかしい。さらにこれは法的になりますと二十七条云々、これは前に戻っちゃいますからくどいことは言いません。要す...全文を見る
○黒柳明君 まあ、そういうようなわけです。官報に載っかっている政治資金の額、回数なんというのはこれは氷山の一角ですから、その裏に隠されているものが非常に疑問だと。自治大臣が苦労した政治資金の規正法、これは残念ながら流れちゃいましたけれども、またまたここにそういう疑惑がさらにその裏...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと資料要求。郵政省、たびたび資料要求しておりましたが、あらためて正式にお願いしたいと思うんですが、はがきについて、用紙購入について、業者別納入額、単価、数量、金額。これはメーカーでなくて代理店別にお願いしたいと思います。二点は、はがきの用紙の購入の際の入札状況、...全文を見る
09月06日第56回国会 参議院 外務委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 一、二重複する点があると思いますけれども、なるたけ早く終わりたいと思います。  沖繩の問題について政府の態度はきまっていない。非常に遺憾だと思うんですが、けさの新聞報道、あるいは前からの総理の話なんか聞きますと、各党の態度がきまってから、出方を見てから、あるいは国民...全文を見る
○黒柳明君 おことばを返して申しわけございませんけれども、私はその時期という問題についても、むしろもう時期がおそいのではないかと、こう思うのですけれども、沖繩本土で、規模の大小はともかくとして、本土復帰反対運動が起こっていると、こういうことを外務大臣お聞きになったことございますで...全文を見る
○黒柳明君 現地の人の要望は、総理はアメリカに行って相当沖繩のことを真剣に討議してくれるのだろう、解決の方向に向かうだろう。と同時に、先日総務長官もいらっしゃって……。それよりも、なお現地で希望するのは、外務大臣がぜひ沖繩に来ていただきたいということなんです。先日も私申しましたで...全文を見る
○黒柳明君 総理も、訪米前にもう一回沖繩訪問はこれは不可能であろうと、こういうようなことになったのですけれども、せめて外務大臣に、まあ一回も行かれたことないのですから、訪米後にでも、総理の訪米前、その中間をねらってひとつぜひ一回視察されて、それで外務大臣の強力な意見を対米折衝に盛...全文を見る
○黒柳明君 それから時期、時期って、昨日も新聞報道によりますと、要するに、外務大臣はラスク、マクナマラ会談のときに何らかの総理のトップ会談のときの下打ち合わせをしたい。何かの方向を持っていきたいと。総理大臣はまだ時期が早いと。外務大臣はちょっとがっかりしたと、このような——がっか...全文を見る
○黒柳明君 その昨日の会談においても、外務大臣、初めから何らかの構想を持っていきたいという御意思は、総理から早いと、それを全面的に納得されたかどうか。納得されるような外務大臣じゃないと思うのですけれどもとにかく日本の態度がきまれば、案外、沖繩問題も早く片づく、アメリカでもそう言っ...全文を見る
○黒柳明君 先刻民社党の委員長と総理と相当の話が進んだと、沖繩問題について。社会党の委員長とも話し合ってみたいという報道が出ておりましたけれども、やっぱり沖繩問題について野党の見解も出ましたし、政府の態度決定が迫られておりますし、この時期に、やはり野党からの呼びかけではなくして、...全文を見る
○黒柳明君 それでは、まとめてお聞きしたいのですけれども、中共の核開発あるいは沖繩の通常基地ですね。あらゆるところに沖繩に通常基地、それにかわるようなものができておりますから、中共の核開発とともに沖繩の核の利用性というものが後退しつつあるということですが、要するに、今回沖繩返還に...全文を見る
○黒柳明君 原則と客観について、原則に客観も順応してくると思うんですよ。
○黒柳明君 北爆の停止ということについてですね。
○黒柳明君 北爆停止ということを提案すれば、その客観がそれに順応してくる。客観情勢はまだ北爆停止ということをわが国が主張する客観情勢ではないと先ほどおっしゃったわけです。ですから、原則というものを出せば、客観が順応して変化してくるということも考えられるんですが、原則とは北爆停止の...全文を見る
10月23日第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 大臣も御多忙かと思いますので、端的にお伺いしたいと思いますが、大臣のまれに見る正直なまじめな態度が省内に反映しまして、私もいろいろ聞くところによりますと、非を改めるにはばからない、そういうりっぱな文字どおり法守りの行政、法務省としてりっぱな法務省になりつつあると、私は...全文を見る
○黒柳明君 見てまいりましたか。運動場の片隅、これはどの程度拝見なさいましたか。非常にくさくてたいへんなところがあるわけですが、その点についてあまり詳しいことは御存じないでしょうから、局長さんのほうから御説明願いたいと思うのですが、どのくらいの程度のところで、どのくらいの豚数ある...全文を見る
○黒柳明君 概略、私もそのように認識しているのですが……。  で、それについて、まず第一に、国有地を使用しているわけです。これは、国有地の使用許可というものはなくて、無断に使用して来た歴史がずっとあって、たとえば小菅にしますと、四十二年、ことしの五月十八日からはじめて——現矯正...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、こういう実情を——とったところは、これはもう数カ所あるのですか。
○黒柳明君 これは結局小菅のほうに局長のほうから指示があって、それでとりあえずこの数日中におやりになったと、こういうことだと思います。ともかく全国的にこういうことはなされていなかった、これはもうはっきりしています。  それからいま局長さんおっしゃいました囚人の作業訓練の一環、ま...全文を見る
○黒柳明君 もう一点、収容者のたん白補給でも作業訓練の一環でもない、あくまで職員会、私的なものにこれを使っていた。
○黒柳明君 何%くらいですか。
○黒柳明君 そんなこと言うとおかしくなってきますよ。突っ込んでそれじゃ、だれが監督指導していますか、専門家はあそこにいない、しろうとの集まりで監督指導はだれがしていますか、職業訓練の一環としてだれが責任を持っていますか、その人はどこから給料もらっていますか。
○黒柳明君 それは所長に聞きましたです。局長さん。あまりいじめてもらいたくないという前の打ち合わせがありますからこれ以上言いませんが、要するにしろうとの集まりで、豚コレラがはやったときには万歳だ、そういうしろうとの集まりで職業訓練の一環ということはこれは決してあり得ない、小管の所...全文を見る
○黒柳明君 いやいや囚人の労務者……。
○黒柳明君 疑いがあったということですね。
○黒柳明君 結局こういう事実は考えられるし、これはあったと、これは決していいことじゃない、まずいことであると、こういうふうに認めていただきといってはあれですけれども、認めざるを得ないんじゃないですか。会計検査院じゃこれわからないのです。出てこない。もっと大ざっぱな収支しか出てこな...全文を見る
○黒柳明君 見てごらんなさい、これは所長から出ていますよ。
○黒柳明君 じゃ、この原因はわかりますか。聞いてみましたか。
○黒柳明君 ちょっと話がわからないですね。これは七十五人からずっと百三十人、百四十人、一ぺんに倍になっておるわけですよね。ですから、どうしてこれはこうなったのだと言ったのだ、私は。豚がふえたのか、作業量がふえたのか、ほかの事情があるのかと言ったら、いや、六月までは人夫をおっことし...全文を見る
○黒柳明君 それはおかしいと思って所長に聞かなかったのですか。
○黒柳明君 だから、前はおっことしていた。
○黒柳明君 じゃ、この場で私、所長に電話させます。その返事を持って来させます。どうしてこう落としたのか。いいですか、大臣。こういうふうにあれしたんでは困っちゃう。話が違います。それは率直に認めざるを得ない。私としては、これはやめさせたいのだ。局長ははっきり言ったのですよ。だけれど...全文を見る
○黒柳明君 大臣にそう言われますと、私も全面的にこれをなくせと、こう言いたくなくなるわけですけれども、調べた結果もう一、二点お聞きを願いたいと思うのですが、これは確かに職員会であり、これは任意団体です。しかしながらこの経理に不明朗なものがある、こうなりますと、これは任意であるけれ...全文を見る
○黒柳明君 職員全体の確かに福祉厚生のために豚を飼うことの必要だということの反面、不満が渦巻いている理由はここにある。何に使われているかわからない、どういう目的であの豚を飼っているんだろう。聞くところによると福祉だというけれども、毎晩幹部はどんちゃん騒ぎをしているじゃないか。収支...全文を見る
○黒柳明君 私もその大臣のおことばを全面的に信用して、あとの問題をこれでやめたいと思います。民事局長さんに一つだけお伺いしたい。
○黒柳明君 一月から十二月までです。会計の年度になってない。
○黒柳明君 民事局長に一点お伺いしたいと思うのですが、港区の青山南町四−七五−九ですか、これは元水路敷で、建設省の所管であった、これが東京都の管理に委託されたわけですが、これは帳簿上の管理のたしか手落ちだと思うのですが、これが萬興業という、こういう会社に不法に占拠された。要するに...全文を見る
○黒柳明君 先日、局長さんとお話したとき、抹消するというので、とったと思ったのですが、まだ、抹消されてないわけです。正規に職権ですぐ抹消してもらいたい、こういうことです。当然、これは明らかに登記手続のいかなることがあろうとも、その過程がどうであろうとも、ミスであったことは、これは...全文を見る
○黒柳明君 ですから、こちらのほうは、民事のほうはもう一年くらいたっている。それからいまのほうは、建設省の事情聴取はされて、あとそのままほっといてあるのです。ですから、これははっきり結論はついているのですから、それに対してひとつ事情聴取だけじゃなくて、もっと促進方をお願いしたい、...全文を見る
○黒柳明君 もう時間もおそいですし、皆さまお疲れだと思いますので、簡単にお伺いしたいと思いますが、新宮殿の造営の問題です。  まず、第一点は、昭和三十九年、四十年、四十一年、要するに見積りの価格は上がっているわけです。その理由もここにつけてありますですね。宮殿新営所要諸経費の当...全文を見る
○黒柳明君 確かに基本設計をつくって、たとえば私の家をつくる場合でも、大体百万というもので、あるいはここはこうしようという実施設計までいかないと、見積もりができないわけです。だから、これは当然、基本設計を業者、あなたまかせというわけにいかない。これは大きな一つのずさんな工事なんで...全文を見る
○黒柳明君 どうもおそくなって済みません。けれども、特殊な構造であればあるなりに、特殊な設計、特殊な見積もりの立て方ができるわけでしょう。そういうわけで変更になっているのじゃない。あるいは部分的に地盤に関係ありますけれども、それで変更になったのじゃない。業者に言わせると、あまりに...全文を見る
○黒柳明君 基本的には、私の思っていたとおりなんです。非常に何回も申しわけないですけれども、ずさんな工事であり、ずさんなスタートであり、いいかげんということはもう一歩いいますと、これは大手五社のジョイントベンチャーです。当然競争入札をしなきゃならない性質のものです。それを競争入札...全文を見る
○黒柳明君 アフターケアはどうですか。
○黒柳明君 ただ、これは五社間の契約ですけれどもね。こう書いてありますよ。共同体は、造営工事の契約履行が完了したのちは解散する、これはいいですね。それから責任において連帯責任を負うと書いてある。二十一条に「共同企業体が解散した後においても、造営工事についてかし担保責任が生じたとき...全文を見る
○黒柳明君 あとで結ぶ、各業者ごとに宮内庁で。
10月24日第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○黒柳明君 インドネシアの賠償について若干お伺いしたいと思います。大臣がお見えになりませんので、総括的なことを次官に、また、詳しいことは局長さんにお伺いするようになると思うのです。  インドネシアの賠償について、いろいろ政府側としても弁明、釈明することもおありだと思うのですが、...全文を見る
○黒柳明君 やはり全面的にインドネシア側の責任であると、こうは言えない点もあると思うのですが、本年度は賠償支払い十年目に入るわけですけれども、政府の試算によりますと、さらに必要金額が三千八百七十一万八千ドル、賠償余裕財源が二百五十一万四千ドル、不足額が三千六百二十万四千ドル、こう...全文を見る
○黒柳明君 結局そういう賠償を担保借款で食ってきた、こういうことが大きな失敗の原因だと思うのですが、この担保借款を賠償に回せる、協定には出ていないわけです。あくまでもこれは両国間の交換公文によって、担保借款というものが行なわれているわけですけれども、協定上にこの担保借款を賠償のほ...全文を見る
○黒柳明君 この賠償と担保借款のお金の性質、これはそのもの自体が当然違うわけです。借款のほうは国会の議決を経ていますし、担保借款のほうは、これは外交による、こういう違う性質のものがお互いに融通し合っている、ここらあたりにも何か解せないと思うのですけれども、この点いかがでしょうか。
○黒柳明君 それから賠償の使い道、その対象、プロジェクトには、こちらから向こうの要望によって支出する目的がちゃんと書いてあるわけですが、担保借款はホテルを建てているわけですね。それからデパートも建てている。しかも、その担保借款で建てたホテル、デパート、そのために賠償金額を食ってい...全文を見る
○黒柳明君 本来この賠償に使われるべき御存じのようにダムですね、日本工営株式会社が契約したカランカテスですか、それからカリコント、リアムカナン、このダムがいまのところ財源不足で見通し立たない、こういうことになっているわけです。本来ならばこのダムをつくるために賠償金額が払われ、完成...全文を見る
○黒柳明君 当然、ですから初めの計画どおりできなくなったというその根本に、先ほどから繰り返すようですけれども、現地ばかりの責任にするわけにいかない。政府のそこの根本姿勢にやっぱり狂いがあったんじゃないか。この三Kダムの失敗は、御存じのウイスマ・ヌサソタラービル——大成、鹿島がつく...全文を見る
○黒柳明君 資料がきてからまた詳しく調べたいと思います。  問題は変わりますけれども、夏に外務大臣とマリクさんとの間で約束した一千万ドル、これはどういうような性質の賠償なんでしょうか。無償贈与ですか、どういうふうな性格のものですか。
○黒柳明君 ですからこの名前はどういう名前づけになるのか、あるいは予備費扱いとして国会の承認を得る、そういう性質のものなのか、その点いかがでしょうか。
○黒柳明君 それは予備費扱いにして国会の承認を得てやるわけですか。
○黒柳明君 先ほど総理が行ったとき、また新しく一億ドル借款供与が申し込まれた、これも将来のことで、まだ決定されたわけではないのですが、行く行くは出さざるを得ないじゃないでしょうか、いままでの実情から見て思うのですけれども、まだはっきりきまったことではないのですが、どうでしょう、そ...全文を見る
○黒柳明君 最後に次官にお伺いしたいと思いますが、大体いまの文書によりますと、今後ともインドネシアに協力していく、一億のお金もやがてはインドネシアに支出されるんじゃないか、こう思うんです。また、それを大体約束してきたようです。そうなりますと、結局借款も供与も、わが国に余力があれば...全文を見る
○黒柳明君 時間がおそいですから、一、二問簡単に聞きたいと思います。  一つは、国立高専の土地の借用の問題、一つは、大学病院の薬の購入の点です。国立高専の土地の借用の問題です。御存じのように地方財政法十二条、あるいは地方財政再建促進特別措置法二十四条の二項ですか、によると、国は...全文を見る
○黒柳明君 現在交換の済んでない、要するに無償で借りている分、それはどのくらい全国であるか。それがどのくらいの期間から現在までに至っておるか、また、その件数、さらに面積、そこらあたりわかったらお伺いしたい。
○黒柳明君 結局、四十四校のうち、交換完了したもの、あるいは国有地利用で交換必要のないものが十七校ですから、あと結局二十七校が交換を必要とするものです。この中には、完了予定のものもありますし、まだまだ話し合いを行なってないもの、それもあるわけですけれども、この中で私、四十二年度寄...全文を見る
○黒柳明君 確かに地元の誘致運動もあったことは私聞きますし、国立高専が建設されれば、地元の教育のためにも、また町の発展のためにも大いにプラスになるわけです。しかしながら、また文部省は三条件を出して地元に対して整地なり教員宿舎なりのめんどうを見さした、こういう事情もあるようですが、...全文を見る
○黒柳明君 それからもう一点、薬の購入について二問くらい質問したいと思うのですが、私、この薬の購入問題は何回も委員会で取り上げたのですが、文部省の大学病院の薬品費の実績が、三十九年が五十九億五千八百十八万、四十年は六十七億四千六百二十三万、こうなっております。これは非常に国民の血...全文を見る
○黒柳明君 いまの薬の問題は、一つとるならばアイゾロンという薬があります。これはたとえば阪大では一年間ずっとある業者からアイゾロンを買っているわけです。それから京都大学で申しますと、京栄というところからそのアイゾロンを一年間通じてずっと買っているわけです。それで価格というものがず...全文を見る
11月13日第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○黒柳明君 まず四十三年度のたばこの値上げの問題……。大蔵大臣はまだですか。――大蔵大臣が、先日、四十三年度のたばこの値上げはしないような、否定的な発言をなさいましたんですけれども、総裁として四十三年は値上げをしない、こういうお考えだと思うのですけれども、もう一回言明していただき...全文を見る
○黒柳明君 大蔵大臣いらっしゃったらまた聞きたいと思うのですが、それからピースとハイライトとスリーエーの銘柄別に葉組みの状態、特に使用量でも、あるいは価格の問題でも一番大きなウエートを占めている米葉の混入割合について教えていただきたいと思います。四十、四十一、四十二年くらい……。
○黒柳明君 四十、四十一、四十二年度の予算と、それから実行、それからもし減があったらどのくらい減であるかと……。
○黒柳明君 ですから、三十八年に予算を組んで四十年に実行すると、こういうことですね。ですから、三十八年の予算、四十年度にはどのくらいになったか。四十一、四十二、こういうことです。
○黒柳明君 私の言っている意味はそうじゃなくて、要するに町のうわさですと、すでにもうたばこの実質的値上げは始まっているというわけなんです。また専門家の見るところもそういうふうな見方です。なぜかというと、先ほど私が質問しましたように、米葉、これは一番混入率が高いし、値段が高いし、大...全文を見る
○黒柳明君 どうも私の日本語が通じないらしいですね。私は四十年一年だけ言っているんじゃなくて、四十年の場合、ハイライトは予算を組んだと、三十八年に。ところが実際にはハイライトの需要が多くなったから、だから米葉の混入率を減らした、これはわかりますね。それからピース、スリーエーのほう...全文を見る
○黒柳明君 またそのことと同じことよ。何回も何回も、私の言ってるのはそうじゃない。外国部長さんいらっしゃいますか――外国部長さん、いまの点……。
○黒柳明君 同じことだ。じゃ、外国部長ひとつお願いしたいと思います。
○黒柳明君 総裁に聞いておきたいのですけれども、なかなかおたくのほうで出ませんものですから……。四十年は、ピースに対して、予算は二五%、米葉の混入率は。そして、実際に使用した割合は、二三%です。予算と実際に使用したのは二%開きがある。ハイライトに対しては、一五%の予算で一四%、一...全文を見る
○黒柳明君 ですから、それじゃその数字を教えていただきたい。
○黒柳明君 もう一回はっきりしてくださいよ、四十年。四十年はどうなんですか、だから数字を言ってください、予算と実行の数字を。四十一年、四十二年、予算は何%ですか。
○黒柳明君 だから混入率のパーセントですね。
○黒柳明君 実際は幾らですか。
○黒柳明君 実行二二ですか、予算より実行のほうが多いのですか、実行二〇じゃないですか、四十二年ですよ。
○黒柳明君 二〇じゃないですか。
○黒柳明君 そのとおりピース、それからハイライト、スリーエーと言っていただきたい。それを先ほどから言っていただきたいと言ったのです。一番初め、その数字を。
○黒柳明君 そちらまたかわった答弁ですけれども。
○黒柳明君 それはわかります。そうするとやはり実行と予算、これは食い違っているわけですね。
○黒柳明君 実際に食い違いますね。長い目で見るといっても、これは二年前に二年後の予算をつくるわけです。それでストックした分が先ほどから言いますように需要の関係、需要が増大すればストック分で需要をまかなわなければならない。それに対して若干パーセントを少なくするということはわかるので...全文を見る
○黒柳明君 米葉が混入率が減って、ほかの外葉、まあローデシア葉ですね、ローデシア葉というのは米葉と比べるとずっとコストは安いわけですよ。嗜香料は別です。確かにローデシア葉を入れると軽くなる。だから軽くなる方向に向けているのだと、こういうことは別にして、ともかく予算と実行が、パーセ...全文を見る
○黒柳明君 ですから嗜香の問題は、これはあくまでも悪いとかいいとか、こう私言ってるんじゃないんです。嗜香は当然軽いほうがよければローデシアを入れたほうがいいでしょう。米葉を少なくしたほうがいいでしょう。何回も私は大前提として言ってるわけです。また需要量がふえればそれに伴って二年前...全文を見る
○黒柳明君 外国部で購入、輸入やなんか調節してるんじゃないですか。
○黒柳明君 ですからそれに対して、米葉の混入は、四十年、四十一年、四十二年、二五%、一五%、一〇%、これが予算のパーセントじゃないですか。
○黒柳明君 そうすると、この資料、これちょっと見ていただきたいですけどね。結果的にその減という差が出てるんですよ。四十、四十一、四十二、その三年に減という一番右の数字があるでしょう。結果的にそういうふうに米葉の混入率は減になってるんですよ。
○黒柳明君 だっていま外国部長が、結果的にはそういう減になって出てきてるんですと……。
○黒柳明君 そう公社から。
○黒柳明君 公社から出た資料です。
○黒柳明君 いやもらったの、私のほうから。だからぼくが発言しているんですよ。
○黒柳明君 ここにいらっしゃる部長が出したのです。これでこの数字と、もしこちらが非公式にここで、委員会で請求した数字と食い違ったらおかしなものですよ、そうでしょう総裁。大臣もいままでお聞きになっていた、非公式、正式というのは、どういうところで区別するのか、私はわかりませんけれども...全文を見る
○黒柳明君 減があるでしょう、減が。実質的には減になっている、それはどう説明しますか。
○黒柳明君 実質的に減になっている。それについてどのように説明が願えるかということなんですよ。
○黒柳明君 そうじゃなくて、外国部長は実質的にそれだけの減があると、こういうふうに言っているのですよ。
○黒柳明君 外国部長のその実質的な減についての説明……。
○黒柳明君 あまり時間がたちますからすみません。要するに、私が言いたいことは、先ほどからも、もう何回も繰り返して、いやになるほどお聞きになったし、あるいは言っておりますし、香料とか品質を上げたとか下げたとか、こんなことは問題じゃないんだと、米葉の混入率が下がっていることが問題じゃ...全文を見る
○黒柳明君 いまのこのことは大蔵大臣お知りになっていたでしょうか、米葉の混入率が少なくなった、混入率のパーセントが。まあちょっとここまではと思うんですけれども、念のため……。
○黒柳明君 そうすると、小っちゃいことで申しわけないですけれども、これを予算請求の基礎として専売公社出すわけですよ、そうでしょう、これはもう言うまでもなく。そうすると、高い米葉に対しての予算で、先ほど総裁がおっしゃったような安いローデシアで、これでまかなっちゃうと、こういうことな...全文を見る
○黒柳明君 だから、それが内地の生産者に突き上げられておる。
○黒柳明君 ないとはいえません。
○黒柳明君 その点、大臣、いまのことどうでしょう。
○黒柳明君 把握していない、実際は。
○黒柳明君 私は把握していないと言ったって、やっぱりそれはちょっと不見識ですよ、大臣の答弁としては。これはもうここにいらっしゃる方は、何と日本の、それは間もなく、交代の時期が来るとしても、ぜひ大臣にはとどまってもらいたい、私個人的には。ですけれども、あまりにも、私が把握していない...全文を見る
○黒柳明君 それでは、公社のほうもひとつこの資料をお貸ししてもよろしいですから、よく調べてお願いしたいと思います。
11月14日第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○黒柳明君 私は、千葉県の浦安地区の埋め立ての件について質問したいと思いますが、これ現在埋め立て終わったところ、また埋め立てしつつあるところ、また埋め立ての免許がまだ出てないところ、A、B、Cと三地区になっていることは御存じのとおりです。二百六十万坪ですね。正確に言いますと二百五...全文を見る
○黒柳明君 昭和三十八年二月二十日「公有水面埋立免許申請書」というものが出ているわけです。その申請書の中には「埋立の場所およびその面積」場所はいま言いましたように東葛飾郡浦安町、このあたり一帯ですが、その二項目目、「公有水面の埋立面積」こうなっています。その埋め立ての面積の内訳が...全文を見る
○黒柳明君 結局、おっしゃりたいことは、変更の申請が出ていたんでしょうか、出ていなかったんでしょうか。
○黒柳明君 事務的な問題があったということは、要するに事務的なミスがあった、要するに十万平方米というもの、三万坪というものが事務的なミスのためにこれが落っこっていた、こういうふうに解釈してよろしいですか。
○黒柳明君 ですから結局この申請と免許、認可も伴っている部分があるわけですが、その鉄道敷地として十万平米、要するに三万坪というものが、いろいろと手続上のミスによって、事務的なミスによって今日この食い違いが生じておる、こういうふうに解釈していいと思いますが、この問題であれすると時間...全文を見る
○黒柳明君 これはすでにもう御存じのように、住宅用地として、もう工事事務所のほうは現実に住宅用地として、こういう八十五万坪にも余る広大な用地を、ここの部分のA地区は完成しました。B地区は現在進行中です。そうすると、申請の十六万坪と相当な開きがある。しかも変更申請は出ているけれども...全文を見る
○黒柳明君 認可はまだですね。
○黒柳明君 ですから、認可されていないわけですよね。しかしながら、現状はもう住宅用地としてA地区は完全に埋め立てを終わりました。B地区も住宅用地として目下どんどん埋め立てられている最中です。こういうようなことは、これはなぜ起こるか。これに対して、はっきりしたこれは建設省の大きなミ...全文を見る
○黒柳明君 まあそれも確かに一つの理由にはたるかと思うのですけれども、千葉県知事から建設大臣に対する——千葉県知事が免許をして、その免許したものが大臣の認可、その過程において一年も一年半も差があるということは、これはちょっと考えられないわけですよ。千葉が月にでもあるなら……、隣り...全文を見る
○黒柳明君 いまの二点について、私、意見についてまたおことばを返したいんですが、一つ、千葉県のことについては私たち関知しませんと言っても、これはこの前の委員会で、きょうは大臣がいらっしゃらないので残念ですが、地方自治団体に対しては指導監督権は建設大臣にあるわけです。ですから、先ほ...全文を見る
○黒柳明君 また先ほどと同じことですよ。それは申請が九月七日で、その他用地から住宅用地にどのくらい変更申請が出ていますか。
○黒柳明君 合計でけっこうです。
○黒柳明君 先ほど言ったやつですね、九月七日にその他用地から住宅用地に変更申請が出ている分だけ合計して。
○黒柳明君 そうじゃなくて住宅用地が五十五万平方米、要するに十六万坪でしょう。その他用地が七十九万坪あったわけです、二百六十三万平方米。これがその他から住宅用地に変更申請が九月に出たというのでしょう。だからそれがどれだけ出たか、そういうことなんです。
○黒柳明君 変更申請が出た分はそうするとどのくらいですか。
○黒柳明君 そうすると、その他用地というものは……。
○黒柳明君 ゼロということはない、若干残こるね。
○黒柳明君 大体わかりました。そうすると、いまおっしゃったこと、私もう一回繰り返しますと、住宅用地に十六万坪。ところが現在は八十五万坪住宅用地になっておる。ところがその他用地が七十九万坪あった。この七十九万坪のほとんどが九月現在で住宅用地変更申請が出ておる、そういうことですね。
○黒柳明君 ところが全然これは免許も許可も出ていない、こういうことですね。
○黒柳明君 建設大臣いらっしゃいました。始まってもうちょっとたったんですが、この前の千葉方式と同じことなんです。免許権者が、埋め立て業者が四社ありまして、その人が埋め立てる費用から、そして造成されまして、それから譲渡されるまで、一切千葉県と契約を結んじゃっているわけですよ、ですか...全文を見る
○黒柳明君 事務当局の方も知らないのです。千葉県に行かなければわからないわけですよ。千葉県の人が出張しているからわからぬというのが現状なんです。私のほうは全部知っているわけなんです。ですから、その点要するに、大臣いらっしゃる前に、先ほどから御答弁があったんですけれども、千葉県のこ...全文を見る
○黒柳明君 変更申請が全然出ていない。何にもない。申請と認可だけしかない、書類は。
○黒柳明君 この事情をもう少し調べると、認可を与えていない、免許を与えていないのにやっている。それに対してきびしく取り締まりますか、撤回するぐらいな。
○黒柳明君 そうすると、これはだんだんおもしろくなるのですが、これは全部海にしろと、もう一回土を出せ、このぐらいのことをやりませんと、これはへいちゃらなんです。時の大臣、総理がだれであろうと、おれたちはおれたちで、千葉方式だと、こうやっているのです。これはほんとうにいまの大臣のお...全文を見る
○黒柳明君 していない。
○黒柳明君 いや、してないからわからない。はっきりしてますよ、大臣。
○黒柳明君 いやいや、課長さんは何も知らないのですよ。局長は来たばかりで知らないのですよ。このほかにいらっしゃる方が……。
○黒柳明君 それは言い過ぎかもわかりませんけれども。
○黒柳明君 またそういう発言しますと、理論は戻っちゃうのですけれども、ほんとうに関知していなかったというならば、大臣、いま局長おっしゃったでしょう。どんどん住宅用地として埋められてきたし、埋められつつある土地に対して、そんなことほうっておいて、申請出てないのに、その申請出る前から...全文を見る
○黒柳明君 既成の土地よりも安いとか高いとか言っているんじゃなくて、私のいま大臣に対してどうでしょうと聞いたところは、一万五千円のものを一万八千円で、すでに三井不動産は、一年位では、あとになって高く買う約束をしているわけです。さらに今日になってみると、漁民個々に対してさらにもっと...全文を見る
○黒柳明君 これしかないんですよ、みんなこれで私もやっているんですから。いま言った三井不動産と浦安町との契約、これに書いてあるんです。これみんな正規のものですよ。ちゃんと出ていますから、みんな正規のものですから。それからこちらは先ほど言った四社のあれで千葉県の知事ですね、全部正規...全文を見る
○黒柳明君 おらぬのだ。
○黒柳明君 だから、それは一番初めに言ったじゃないですか。まだまだもうろくする年じゃないですよ。困っちゃうな。
○黒柳明君 目的外に使われているんじゃないですか。
○黒柳明君 それが高い埋め立て料を払って、そして安く業者に売られようとしているんじゃないですか。国の国損じゃないですか、そうなったら。
○黒柳明君 この問題は、大臣も関係当局も建設省の方もあまりお知りにならないらしいですけれども、よく調べてください。それで先ほど大臣おっしゃったように、しかるべき手を打つ、きびしい態度で臨む、こういうふうに私判断しましたけれども、やっていただきたい。私はさらに今後また個々の会社に対...全文を見る
○黒柳明君 そんなにかかりませんよ、調査をするのに。
11月15日第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○黒柳明君 大臣がおみえになりませんで、政務次官に御答弁を願うようになると思うのですが、簡単に二、三の点について質問したいと思います。  食管制度の運用改善についてまず質問したいと思います。  倉石農林大臣が去る十一月の二日の閣議で新米穀年度の国内産米の需給事情について報告が...全文を見る
○黒柳明君 いまのその発言の要旨の中で、第三点の食糧管理制度の運営の改善については、今日各方面からその緊要性を叫ばれており、農林大臣としては以上に申し述べた顕著なる需給事情の変化をも十分に念頭に置いて、集荷配給の両方面にわたり引き続き検討を続けるが、当面の処置として時期別格差の整...全文を見る
○黒柳明君 過去においても検討したこともありますし、また事務当局としてもまあ二日から指示を大臣から受けたとしても、まだ日にちがございませんから、まだ着手したものやら、これからするところかはっきりしないと思うのですけれども、まあいま言いましたように、現在は九月末で六百円ですか、百五...全文を見る
○黒柳明君 ただいまのお話で、ともかく来年度の早場米の奨励金は、ことしと同じでない、これだけははっきりしている、こういう点で私も了解したいと思いますし、相当これは早場米地帯の、先ほど私が言いました、また長官も繰り返しおっしゃっておりますように、これは重大関心事なものですから、ひと...全文を見る
○黒柳明君 閣議で配付された文書であるから一応了解されている、このようなことで解釈してよろしいんじゃないかと思うのですが、よろしいでしょうか。
○黒柳明君 そうすると、一応閣議で了解されて、来年の早場米に対する奨励金の制度は変わってくる、こういうふうなことだと思います。  それからこれに若干関連するのですけれども、稲作改善対策の補助金ですね、四十二年の一月に五十億を特別事業費の補助金として都道府県を通じて市町村に交付し...全文を見る
○黒柳明君 これはもう御存じのように、この特別事業費を出すときには、自民党の政調会長の水田さんが農民団体と打ち合わせしまして、いま言いましたように、キロ当たり六十六銭、一俵当たり四十円を供出農家に渡す、こういう趣旨であったわけですが、それが変わりまして特別事業費の補助金と、こうな...全文を見る
○黒柳明君 確かにいま東京都の例を引けば、供出米の数量によって額がきまるわけですから、少ないわけですけれども、神奈川の場合を見ましても非常に少ないのです。供出米の多いところの都道府県は当然多い額がくるのですけれども、さらにそれが各都道府県で市町村別にこれ交付されるわけです。そうす...全文を見る
11月16日第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○黒柳明君 社会福祉施設に交付されておりますお年玉つき年賀はがきのことで、私質問したいと思いますが、初めに郵務局長さんに御出席をわずらわしておりますので、その分から話し始めたいと思います。  いま、お年玉つきの年賀はがきの売れ行きが悪いというようなこと、それから枚数も今年は減ら...全文を見る
○黒柳明君 本年の九月一日に、このお年玉の一円の分について、四十三年度の配付のしかたについて郵政省から告示が出ていると思うのですが、告示の内容について説明いただきたいと思います。
○黒柳明君 私は、内容はわかっておりますので、要するに昭和二十四年くらいからですか、このシステムが始まったのは、それが四十二年九月一日の告示において変えたことはどういう点であるかと、従来は厚生省の管轄下にある中央募金会を通じて社会福祉施設からの申し込みを受け、そうしてまた希望に応...全文を見る
○黒柳明君 この告示がさらに九月の三十日になって、内容が取り消されたような意味の告示がまた九月三十日に出ていますが、その告示について説明願いたいと思います。
○黒柳明君 そうすると、来年度からは従来どおりの、中央募金会を通さないで、郵政省の地方の中央郵便局を通して、そうして公募し、配付金を流す、こういうふうにすることにすでに決定したと、こう解釈してよろしいでしょうか。
○黒柳明君 いまのお話で、私も十分に理解できたと思うのですが、ただ、問題点は九月一日に告示をし、要するに従来十八年間続いてきた、厚生省がその中央募金会を通じて当然社会福祉施設団体に流す。要するに行政の一本化をはかる、こういう趣旨で行なってきたものが、九月一日、郵政当局においてその...全文を見る
○黒柳明君 私も、いままでの各方面の意見もいろいろ聞いてきまして、九十四億ですか、そのうち五十三億が中央募金会を通じて各社会福祉施設に寄付、交付されてきた、こういうような事情を聞いております。私はいま言いましたお年玉年賀はがき法の第五条、要するに社会福祉施設にいけばいいのだ、だか...全文を見る
○黒柳明君 これも、また若干郵政省のほうに対しては申しわけない発言になりますけれども、まあ厚生省のほうの私が会った、少なくとも中堅幹部、またそれ以上の方もいますが、言うのには、これは郵政一家の陰謀である。これはそのまま私ここで発言しますと、郵政一家の陰謀である。要するに選挙の地盤...全文を見る
○黒柳明君 いずれにしても、その両省間のどろ仕合いというものが下部組織にみっともなく映るようなこと、それはひとつやめてもらいたい、こう要望してこの問題は終わります。  次に赤い羽根の状態ですけれども、これもまたお年玉年賀はがきと同じように、これは今度厚生省の大きな問題点です。応...全文を見る
○黒柳明君 私は担当者として、相当それは楽観だと思うのですよ。大幅にこれは募金の状況が悪い。それから、ここで二〇%、十何%、七%になったとおっしゃいますけれども、その状態だけを把握して今後は差が縮まるというのは、ほんとうに大胆な楽観だと思うのです。なぜこのように公募の状態が悪くな...全文を見る
○黒柳明君 そこで、下部組織に対しては政府としては指導できない。ところが、ここに行管の通達、これがあるわけです。これを若干読ませていただきますが、こういうふうに言っています。「厚生省では「社会福祉事業法の施行について(昭和二十六年六月四日、厚生省発第五十六号)」により、同法「第七...全文を見る
○黒柳明君 大臣がいなかにおいては信用がある人と――信用があることと公平であることとは別だと思います。往々にして信用が隠れみのになって公平を欠く場合もある。ところが、いなかいなかとおっしゃいますけれども、この中央募金会の最高の地位にある会長が灘尾弘吉さん、また全国社会福祉協議会会...全文を見る
○黒柳明君 しかし、赤い羽根は中央でつくって地方へ流すのじゃないですか。だから、そのあたりは分担金を出してでも募金が維持されておるのです。直接それを中央募金会でやった日にはたいへんですよ。これは地方団体、各支会にまかせる、そういうシステムになっておりますけれども、しかしもしそれが...全文を見る
○黒柳明君 予算はどのくらいですか大体。
○黒柳明君 私の手もとに基準寝具設備実施状況、要するに四十二年の七月から各国立病院が業者に請け負わせている、それから洗たくから取りかえから全部やらせておるわけですが、それで北海道、東北、関東、信越、東海、北陸、各地方医務局別に、しかもその地方医務局でコントロールしている国立病院別...全文を見る
○黒柳明君 で、これを各地方医務局別に見ますと、随契と指名競争入札と、こうあると思うのですけれども、これは各医務局別にどういうふうになっておりましょうか。
○黒柳明君 原則としては指名競争をしなさいと、こういう指示が各地方医務局、国立病院に流れていると、徹底されていると、ところが関東、信越の六国立病院――その他にもありますけれども、ことにこの関東甲信越の地方国立病院は全部随意契約ですね。その中央からの原則論がここでは破られて随意契約...全文を見る
○黒柳明君 中央の指示が本年度から始まったから徹底しなかったと、私はそれを否定するものじゃないですけれども、一部東北のほうでは、まあそうじゃないと、こういうようなこれはうわさであって私はほしいと思いますけれども、そういうようなうわさがある。特定の業者が指名をやって、そしてダンピン...全文を見る
○黒柳明君 まあ実情としては、私も何もむやみにおかしいと、こうは言いたくないのです。確かに設備も必要なことでありますし、またどの業者でもできるというような仕事じゃございませんし、特殊な仕事ですし、しかしながら実情論は実情論として、指名競争しろと、こういう原則を打ち出して、またその...全文を見る
○黒柳明君 最後に一言。当然そうなれば、ここにおいて十九円なり二十円なりというものは現在出ているわけですね。これは保険にして療養者のほうが非常に助かるわけです。ですから、これは当然原則の精神を打ち出したとおりにやっていただければ、多くの入院患者の方がこれでまた大きなプラスをこうむ...全文を見る
12月14日第57回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○黒柳明君 私も時間がありませんで、一、二問で終始すると思うんですが、LPGのことについて、私若干質問したい。質問というよりはあるいは新しい疑惑のテーマを投げかけると、こういう形になるかと思うんですが、総理の所見をお伺いしたいと思います。  総理もLPG事件については、いろいろ...全文を見る
○黒柳明君 私がいま言おうとしておった。申しわけございません、先に言っていただいて。蒸発した、こういうことなんです。総理は裏のことまでよく知っていらっしゃる。とぼけておられてお答えになったんだと思うんですが、蒸発しちゃったんですよ。これに対して協会のある幹部は言っている。むしろ寿...全文を見る
○黒柳明君 私、いままで千葉県の公有水面の埋め立て問題について幾多取り上げてきましたが、きょうも総括締めくくりの最後として、千葉県の公有水面の埋め立ての件、しかも新しい不正の事実を出して総括的な締めくくりにしていきたいと思うんですが、私がこれからやりたいと思うことは、もう運輸省の...全文を見る
○黒柳明君 昭和四十二年三月十五日に住宅公団はこの千葉港湾中央地域、これは道路に面したところですが、五十二万平方米、約十五万坪くらいの土地を買っております、四十二年三月十五日に。  運輸省の港湾局長にお伺いいたしますが、このいま住宅公団がお買いになったところは第一工区、第四工区...全文を見る
○黒柳明君 港湾局長、いま住宅公団のほうから千葉港湾中央地区の五十二万平方米、坪当たり単価七千五百三十二円、四十二年三月十五日買った、こういうところまできたわけです。この第一工区、第四工区ですね、これに対して竣工認可の年月日、こういうところまできたのですが、竣工認可の年月日、いつ...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃない、住宅公団買ったところ。
○黒柳明君 そうじゃないじゃないですか。第一工区、第四工区。
○黒柳明君 四十一年九月三十日じゃないですか。それから四十一年十二月三十一日。
○黒柳明君 この住宅公団が、ここのところですよ。第一工区、第二工区の住宅工団あれしたところですよ。三十九年八月十三日、話し合ったじゃないですか。そのとおり答えていただけばいいですよ。竣工済み四十一年九月三十日、同じ資料ですよ、そちらにあるのとこの資料と、これ。着工が三十九年八月十...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、四十年の九月一日、港湾局長の通達が出ているわけでしょう、四条以下……。この通達の趣旨は、どういうことなんでしょう。
○黒柳明君 要するに、昭和四十年九月一日以降ですね、登記に、埋め立て済みの土地に対して取得をする場合には、登記しなければならない、こういうふうに書いてあるわけですよ。通達を出してあるわけです。それで、住宅公団は、これは四十年九月一日の通達でしょう。住宅公団が、この土地を買ったのは...全文を見る
○黒柳明君 事項欄だけでけっこうです。
○黒柳明君 ありがとうございました。  要するに、この通達は何を言っているのか。ちょっと、港湾局長新しいのではっきりしませんので、私が港湾局長の分まで一緒に言いますけれども、この四条(1)項は、「埋立地を埋立ての免許の際の使用目的以外に使用する場合においては、免許権者の許可を要...全文を見る
○黒柳明君 おっしゃるとおりと言ったって、私が教えたようなものじゃないですか。  そうすると、これは通達違反。これは住宅公団のミスじゃないです。港湾局長、これはどこのミスですか、ちょっと済みませんですけれども何か……。
○黒柳明君 そう。  しかも、昭和四十二年六月二十七日、千葉県知事殿。発信が、運輸省港湾局長——前港湾局長だと思いますけれどもね——から、あらためてこういうことを書いてあるのです。昭和四十年九月一日のこの指令、「港湾局長通達の記第4の措置を講ずること。」——再三、決算委員会にお...全文を見る
○黒柳明君 それで、また大臣もかわったことですし、遺憾遺憾遺憾と言ったって、何かこっちが遺憾みたいに聞こえちゃう。そっちが遺憾なんですからね。ひとつ、これ大臣に相談して、これはたび重ねてこう突っ込まれると私も困っちゃうと、ですから、この問題抜本的に千葉に対して手を打ってもらいたい...全文を見る
○黒柳明君 まあ港湾局長だけでさびしいですけれどもね、政務次官も大臣もいらっしゃらないので……。  次に、電電公社がここの土地の隣の土地を買っているのです、電電公社の。それで面積、単価、取得年月日、まずここから……。
○黒柳明君 電電公社一万二千百平方メートル、単価坪当たり大体四万円、取得、四十年三月十八日、三井不動産に対して九千七百六十万円払って、千葉県に対して四千八百八十万円払っている。こういうことで、これに対して鑑定書ありますか、評価鑑定書。
○黒柳明君 そうすると、住宅公団は、すぐこの隣なんです。地続きですけれども、これに対して評価鑑定書とっておりますですか。
○黒柳明君 鑑定の結果、若干値段言っていただきたいのですけれどもね。
○黒柳明君 住宅公団のほうは鑑定書をとってあるわけなんですよ。そしていま言ったように、稲毛地区、これは未熟成団地、要するに埋め立てですから、もうごちゃごちゃして、しっかり埋め立てできていない。そういうところもある。そういうところの評価に対しては、平方メートル当たり八千六百円、九千...全文を見る
○黒柳明君 しかも、もう庁舎が建てられていますでしょう。あそこ、現場、いらっしゃったと思うのですけれども、あそこは地下間道を掘るのがたいへんじゃないですか、水が。それで、パイプを数千本立てて、どんどんどんどん水を吐きながら工事をやっているでしょう。これは、明らかにいま住宅公団が鑑...全文を見る
○黒柳明君 なっていない。一回ごらんになったほうがいい。数千本のパイプを立てて、ポンプをやって、どんどん出てくる水を吐きながらいま工事をやっている。あんな土地買ったつもりじゃなかったと当然思う。それで安いとか何とか——いま局長、首をひねっているが、そうでしょう。そういうわけです。...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、いま電電公社は、四十年の三月十八日とおっしゃったですね。それで、建物を建て始めたのが四十一年四月、認可は四十二年。どうですか。認可しない前にすでに取得して、すでに庁舎を建てている。これは、もう運輸省の権威というか、号令が全然伝わっていない。またここに一つ出...全文を見る
○黒柳明君 免許は、知事がやって、認可はだれがやるわけですか。
○黒柳明君 だから、千葉県知事というのは、これはこの前やったのです、この問題をさんざん。課長やなんか知っていらっしゃいます、自治法なんか持ってきて。免許をして、それを大臣が認可を与える。だから、千葉県知事が悪い悪いと言うわけにはいかないんですよ、運輸大臣がそれに対して認可するのだ...全文を見る
○黒柳明君 知事が免許を与えるんでしょう。それに対して運輸大臣が認可するんでしょう、というものは必要ないですか。それじゃ、これに対して用地の取得、あるいは局舎、庁舎の建設に対して全部必要ないですか、運輸大臣の認可は。運輸大臣の認可必要ないですか。それじゃ、これはいいですよ、そうな...全文を見る
○黒柳明君 いや、認可する必要があるかないか。
○黒柳明君 この場合、この場合……。
○黒柳明君 認可の前に土地を取得してよろしいですね、本件の場合において。はっきりしてくださいよ、それはもうたいへんなことだよ、局長責任持ちなさいよ、発言に対して。大事なんですから。
○黒柳明君 この場合、いま具体的に言っているじゃないですか、年月日をあげて、場所もあげて。
○黒柳明君 一種の予約と言ったってね、予約で全部やられて、それじゃ大臣黙っていていいのか。それじゃ認可なんか必要ないですか、三井不動産と千葉県と電電公社と予約です、そんなことを言わないで、認可を必要とするんでしょう。だから運輸大臣が認可するんじゃないですか、認可前にやったのは予約...全文を見る
○黒柳明君 その予約していいということがあるのですね、予約してもよろしいと、埋立法に。
○黒柳明君 あんた、そういうことを、港湾局長いまの予約してもいいということもない、悪いということもない。これは法律の規制外で、運輸大臣の免許許可権限外だ、こういうことですね。
○黒柳明君 法律外じゃないか。法律で規制できないんじゃないか。
○黒柳明君 じゃ、何のために認可するんだ、何のために認可が必要なんだ。
○黒柳明君 審査をしなければならないと言ってもね、先ほどそういう登記簿の不備があったでしょう。前からそういう不備もあるんでしょう。そういう不備は当然審査しなければならないんじゃないですか。県のことだから、千葉県のやっていることだから、知らないというわけにはいかないでしょう。港湾局...全文を見る
○黒柳明君 まあこの問題でがたがたやっても、非常に……、だから聞いている人はわかると思う。法律で規制できない予約がございますなんて、あれば、これはおかしいですよ。その予約制度によってどんどん土地を取得し、どんどん庁舎を建てたり、大臣の認可なんか必要ない。はっきりしていますよ、こん...全文を見る
○黒柳明君 それはいま何かあると言ったのは、この二十三条ですよ。「埋立ノ免許ヲ受ケタル者ハ」云々、「地方長官ノ許可ヲ受クヘシ」と。三井不動産は地方長官じゃないですよ。地方長官の許可を受ければいい。これしかないですよ、二十三条。そうすると三井不動産、要するに社長が江戸英雄、この人の...全文を見る
○黒柳明君 まあ、お忙しいと思いますけれどもね。私は、このことをやると通告もしてあるし、局長、課長とは何回か往復して問題点を出し合って、この点はうまくない、それじゃ改めようという愚見の交換をしてある。これはやっぱり政務次官出ていただくからには、若干の話は聞いておかなきゃうまくない...全文を見る
○黒柳明君 最後に、ここが問題なんです。ここに、こういうふうなことがなぜ行なわれておるかという根本がこれから出てくるのですけれども、港湾局長にお伺いしますけれども、この本件の埋め立ての千葉県、それから三井不動産、埋め立て後の土地がどうなるか、工事費や事業費がどうなるか、それについ...全文を見る
○黒柳明君 この契約書によりますと、埋め立て事業費の三分の二は三井不動産が持つ、三分の一は千葉県が持つ、全体でこれは二百二十二億だ、坪数がさっき言った百八十万坪ですから、二百二十二億の三分の二、百四十八億、これが三井不動産、二百二十二億の三分の一が千葉県、七十四億、これが千葉県で...全文を見る
12月21日第57回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○黒柳明君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十年度決算外二件につきまして、否認の意思を表明するものであります。  以下否認の理由について申し述べます。第一点は、国家財政の構造的問題に関することなのであります。すなわち、政府は、本年に至り四十三年度予算案の編...全文を見る
12月22日第57回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号
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○黒柳明君 私の時間も短いようですから、まとめて質問したいと思いますから、お願いします。沖繩の核基地の問題と核のことについて御質問したいと思います。  まず第一点に、沖繩の核基地、これが日本を含めて極東の安全に必要である、さらに核攻撃の抑止力になっている。たびたび予算委員会ある...全文を見る