黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第58回国会 参議院 本会議 第4号
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○黒柳明君 私は、公明党を代表しまして、四十一年度決算について質問したいと思います。  御承知のように、昭和四十一年度は、わが国の戦後財政史上初めて財政法第四条ただし書き条項を発動して、本格的な公債発行という借金政策で国の一般会計歳入をまかなったきわめて重要な画期的な年度であり...全文を見る
02月28日第58回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号
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○黒柳明君 私も皆さま方が島民を代表されて今回いらっしゃって、復帰あるいはB52、施政権、国政参加問題についていろいろ政府当局各位と折衝された労に対して多大の感謝をいたしたいと思います。  時間がございませんので、質問を三点にしぼってお伺いしたいと思います。  初めに、知花さ...全文を見る
02月28日第58回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○黒柳明君 国有財産の総括担当の省としての大蔵省にお聞きしますが、私の質問したい点は、要するに国有財産の管理運用の点、それからなかんずく国が行政協定上米軍に貸与しているベースいわゆる基地、その基地の中でも基地内でゴルフ場として使用されている。これを日本国内に十カ所あるわけですが、...全文を見る
○黒柳明君 国有財産局長、昭島の問題。
○黒柳明君 ですから、その状況ですね、簡単な経過を……。いま現在国有地になっているんじゃないですか。簡単でけっこうですから、経過はこの前おっしゃったことでけっこうですよ。
○黒柳明君 訟務局長にお願いいしたいと思います。  昭和三十九年六月、東京地裁の民事二十三部の公判で、このいま最後に言いました昭和飛行機工業株式会社を原告として国が被告になって、この行政協定上米軍に貸与したその施設の中にゴルフ場があること、この問題について要するに裁判になりまし...全文を見る
○黒柳明君 主文と判決だけ。いろいろな過程はあとでお尋ねいたします。
○黒柳明君 いま言いましたように、昭和飛行機が原告になって、国が被告になった判決が、三十九年六月二十七日東京地裁でこれは言い渡されております。その主文は、いま訟務局長おっしゃいましたように「被告は原告に対し別紙目録記載の土地および建物を明け渡せ。訴訟費用は被告−国−の負担とする。...全文を見る
○黒柳明君 そこで、この地裁の第一審の判決を不満として国は控訴しているわけです。当然控訴するということは、一審における判決を不服として二審において勝訴する——勝つ見込みがあるからと、こういうふうに普通ならば判断してよろしいのじゃないかと思うのですけれどもね。一審の判決、要するに国...全文を見る
○黒柳明君 ですから一般的にいって、一審に対して、敗訴に対して今度はくつがえすために控訴すると、こういうことの一般的な控訴のしかたがあたりまえである。その点についていかがでしょうかと、こういうことなんですけれどもね。
○黒柳明君 それで三十九年の六月二十七日、第一審の地裁で国が敗れる——くどいようですが、行政協定上ゴルフ場として使用することはまかりならぬ、これに対して国が不満として、四十年十二月二十四日、東京高裁の十二民事部で控訴したわけですね。ところが控訴して裁判に持ち込まれて和解になったわ...全文を見る
○黒柳明君 いま裁判所の積極的なプッシュというような話がありましたけれども、先ほど国益を守り、国損を減らすことが訟務の役割りである。ところが、昭和飛行機に来年の六月まで明けて、二十八万坪代がえ地として、すでにもう南多摩郡稲城町の六十六万平方メートル、大体昭和と同じくらいですね、二...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この和解によって生じた国益と国損、訟務局長、どんな点が考えられましよう。
○黒柳明君 ですから、和解によって生じた国益と国損は……。
○黒柳明君 それは国側ですよ。民間に国益も国損もない。国として見た場合、国損、国益というものがあるのじゃないですか。どちら側というのはおかしいのじゃないですか。
○黒柳明君 だから、それは一審でだめだと言われているのじゃないですか。だから、義務がある——行政協定上ゴルフ場に使用するのはだめだと一審で言われているわけでしょう。これは認めて、それに対して控訴したわけでしょう。そうして和解したわけでしょう。和解して何の国益と国損があるか。訟務局...全文を見る
○黒柳明君 なぜ最後まで争わなかったのですか。
○黒柳明君 それは関係ないね。独立採算だからそれは関係ない。それはごまかしです。そんなものは全然関係ない。四億五千万というのと一億とは全然関係ない。独立採算であそこは維持しているのですよ。
○黒柳明君 ですから、たとえ一億としても、四億五千万かければ相当マイナスがあるし、あそこは独立採算でもってビジターフィーとかすべてのものが、あそこに一つの会社がありまして、軍でまかせる形でやっておるのですよ、あれは。そこで独立採算をとっているのですよ。そういうところですよ。ですか...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃないのです。地裁の判決は、行政協定上ゴルフ場に使うことはだめだと、それを踏まえての上の質問ですよ。先ほどの言ったことと同じことじゃないですか、いま言ったことは。いままで三十二分三十秒たっています。それがいろいろな質問をお聞きになっての上の答弁ですか。行政協定上...全文を見る
○黒柳明君 官房長のほうに入るのですけれども 何か予算のほう……。
○黒柳明君 先ほどの問題ですけれども、要するにあそこに行ってみますれば、どういうふうに運営されているかという運営方法を見るとよくわかるのですよ。さっき訟務局長の国損か国益かということで堂々めぐりになって、いまの賃借料一億何千万あるいは前は五千万ですか、ですから、たとえこれから二年...全文を見る
○黒柳明君 審議官は来ているのですね。では質問を若干進めますが、審議官ではたしかこれはわからないと思うのですけれども、質問しても、官房長が当事者ですから。先ほどから言うように、国有財産ですよ。国益を守らなければならないのです、ほんとうは、国としては。ところが行政協定上やむを得ない...全文を見る
○黒柳明君 政務次官も、ちょっと省が違いますけれども、ゴルフを通じて相互間の理解を深め親睦を深めですか、これは。そうなりますと、すべてその官庁の人たちあるいは高級官僚は全部ゴルフをやってもらわなければならない、親睦を深めるために。そんなばかな理由がありますか、ゴルフをやって親睦を...全文を見る
○黒柳明君 それはそうじゃない、それはウイークデーにやっている人を調べたと思う。  二月六日以後の、それがその人です。審議官、途中ですからね、官房長でなければわからないですよ、そのいきさつは。名誉会員証の出ている人を私は言いますけれども、増田甲子七防衛庁長官、島田豊官房長、小木...全文を見る
○黒柳明君 だから官房長来なければだめだと言っているじゃありませんか。その四名はどういう四名かというと、総理があの通達を出したじゃありませんか、総務長官の通達が出たでしょう。要するにゴルフなんかやっちゃだめだと、遊技なんかやっちゃだめだと、その二月六日以降行っているのがいま言った...全文を見る
○黒柳明君 要するに施設庁と訟務局に話をしました。ですけれども、国としてあくまでも一審においてゴルフ場として使うことはまかりならぬ。和解に持っていったことは勝つ見込みがなのだ、こういうことで非常にゴルフ場として行政協定上支障を来たす大問題である、こういうことを話しまして、非常に訟...全文を見る
○黒柳明君 もうあまり時間がありませんで、言いたいことを言えないのですけれども、要するに自粛自戒とかなんとかおっしゃても、ぼくはこれは全部やめるべきだ。もしほんとうにこれをやめないんだったら、どういう目的で——米軍に招待されちゃうまくないじゃないか。招待ゴルフはいけないということ...全文を見る
○黒柳明君 最後に一言。そのことが、実際的にそういうことを無視している人が現にあらわている、幾人も。ですから、そういうことを食いとめるために、私はあえてここで言いたい。楽しみは楽しみとして、私はそんなことまでやめろということは、私はしたくないけれども、その一時的な楽しみが、全体的...全文を見る
03月01日第58回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○黒柳明君 私は、行管を中心にしまして、綱紀の粛正の問題についてお伺いしたいと思いますが、なかんずく高級官僚のゴルフ、これについて大蔵省、運輸省、専売公社の三つにいろいろ質問をしたいと思います。  先日も私、防衛庁についてこの問題を提起したんですが、各省庁全部にわたっているので...全文を見る
○黒柳明君 昭和三十一年の四月十二日ですか、当参議院決算委員会で、この井上義海さんのことについて、自民党の青柳秀夫さんと当時の大蔵大臣の一萬田さんとのやりとりがあるわけです。議事録の四ページのおしまいから五ページの初めの四、五行にかけて、それから一萬田さんの七、八行目、それから三...全文を見る
○黒柳明君 そこら辺でけっこうです。次を。
○黒柳明君 三段目の初めから四行ぐらい。
○黒柳明君 どうもすみません。ありがとうございました。いまお読みいただいたように、当然こういう——私ここに起訴状の写しがありますが、当人の名誉にかかわることですし——公金横領あるいは収賄罪として起訴されたわけです。自民党のほうからも、これはまことに遺憾であると、一萬田さんも非常に...全文を見る
○黒柳明君 そこでこの井上義海さん、いま何をやられていますか。
○黒柳明君 いま言いましたように、大蔵省の印刷局長を三十一年の四月おやめになって、三十二年の六月には神戸製鋼の顧問、そして現在取締役から常務になっているわけです。この神戸製鋼に対して国有財産の払い下げがあるわけですが、この点について国有財産局長から、また今度は開銀と輸銀から融資さ...全文を見る
○黒柳明君 いま説明があったとおりです。三十二年六月に神戸製鋼の顧問になって、いま尼崎製鉄に対する払い下げ、すぐこれは合併されておりますから尼崎製鉄イコール神戸製鋼であると、私はこういうふうに思うわけですが、三十二年六月に神戸製鋼にきまして、そうして三十二年十月には土地、建物、工...全文を見る
○黒柳明君 それは大体わかっていますからね。要するに、こういう神戸製鋼と輸銀、開発銀行と取引があるということは、職務上利害関係があると、こう見てよろしいか。
○黒柳明君 ですから私が聞いたことは、要するに融資を受けてるんでしょう、職務上の利害関係がある、こういうことです。井上さんがいたから疑惑があるかどうかは、それはあとにやる。いまはゴルフのことですから、これからその次に核心に入っていくわけです。このことは私は問題にしませんから、きょ...全文を見る
○黒柳明君 要するに井上さんがいたから、来たから、国有財産の払い下げを受けたのだと、これが安いから疑惑があるのだと、あるいは輸銀から、あるいは開発銀行から融資を受けたことに疑惑があるのだと、私はこんなことをいまやる気がないというんです。これは趣旨じゃない。問題はゴルフのことをここ...全文を見る
○黒柳明君 当然です。井上さんは常務ですから、あるいは社長たりとも神戸製鋼動かすことはできない、それは私もよく知っています。ですから、職務上関係があると、これはもう利害関係があるとこれは認めざるを得ないと思うんです。  そこで、私はきょうここの本題で、大蔵省の項であげたいのは、...全文を見る
○黒柳明君 私また後ほどこの問題は、私はじかに問題を提起したものですから、予算委員会で総理大臣あるいは各大臣から責任のある御答弁を願いたいと思いますけれどもね、いまおっしゃったような、そういうおことばだけでね、それでみんな高級官僚の方が、へえっとなればいいです。李下に冠を正さずが...全文を見る
○黒柳明君 私はその答弁じゃ不服ですからね、これはまとめて……。  次に専売やりますが、専売に至っては、出張するといってゴルフ場に出張している。こんなばかなことやっているんです。総裁いいですか、お笑いになってますけれどもね。ここに至ってはあいた口がふさがらない。ですから、私はい...全文を見る
○黒柳明君 行った、あとの、名簿をすぐ調査していただけますね。
○黒柳明君 通達以降調べていただけますか。
03月06日第58回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○黒柳明君 時間もおそいですからすぐ質問したいと思います。また、要点だけ簡潔に質問したいと思いますので、答弁も簡明にお願いしたいと思います。  茨城県のいわゆる鹿島の工業団地ですけれども、まず建設省にお伺いします。この選定後の過程及び計画の規模などについて、概略お願いしたいと思...全文を見る
○黒柳明君 ただいま建設省のほうから御説明ありましたこの工業団地ですが、特にその中で、三十七年から三十九年にかけまして県で買収し、さらに同年五月あたり配分したこの大体三十万坪ぐらいの土地、この買収、配分について大きな問題がある、疑義があると、こういう点について私は質問をしてみたい...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、私が先ほど言いましたように、三十万坪、大体百ヘクタール以上ですが、そうするといまの農地法六十二条、施行令九条ですと、十ヘクタール以上は国が処置する、こういうふうになっておるわけですね。明らかにこの鹿島の土地は、問題の土地は、これは十ヘクタール以上である、百...全文を見る
○黒柳明君 いま、農地局長さん説明なされたことは、私の口から言えば、これは明らかに県知事のとった処分は不適当である、こういうふうにはっきりおっしゃっていただいたほうが……、何か回りくどい言い方で、要するにこの農地法六十二条、それから施行令九条から言うと県知事のとった行為ですね、百...全文を見る
○黒柳明君 私もここで無効であるかどうか、裁判所じゃないですから争うつもりはないですけれども、やっぱりはっきり農地局長さんの答弁——大臣にもあとで答弁願いますけれども、今後こういうことがないように——これは当然なことです。と同時に、こういうケースがあることこれ自体うまくない。これ...全文を見る
○黒柳明君 ところが、これを告示したときの県報を見ますと、この数字が全然違う、九町飛んでずっと飛んで飛んで二歩、数字が違っている、なぜこの数字が二つ違っているか、しかも、この県報は訂正が出されていない。いま県が握っている数字と告示をしたときの県の告示とは全然数字が違う、どうですか...全文を見る
○黒柳明君 いま神栖村のほうから四件と言うが、五件ありますよ、ちゃんと。それから県の告示というのはこれは公文書でしょう、なぜ告示訂正を出さなかったのか、これは虚偽の告示になるじゃないですか。しかもまだこれ一件ならいいが、六八九号、これに至っては数字が一回、二回、三回、四回、五回も...全文を見る
○黒柳明君 確かにこの文書をつくるにあたって犯意があったかどうか、そういう意思があったかどうか、これは疑問だと思います。これは先ほどと同じように裁判所で争われる問題にはなりますけれども、私は明らかに、たとえ犯意がなかったとしても、この文書はもう非常に不備である。と同時にできるなら...全文を見る
○黒柳明君 これも県当局がどういう事情があったかどうかわかりません。しかしながら、先ほどは農地法というれっきとした法律、今度もこれはきちっとして守らなければならない通達。この農地法にも違反して、脱法行為、違法行為があり、しかもこの通達にも違反して、通達には一筆ごと、地目ごとにこの...全文を見る
○黒柳明君 私の質問まだそこまで至りませんで、まだその二、三歩手前なんです、県のほうが適正云々というのは。地元の人たちの不満というところまでいっていないのです。まず、客観的な事実を述べまして、要するにここで私の取り上げるのも、私自体のためでもなく、あるいは何も農地局長とここでお互...全文を見る
○黒柳明君 要するに簡単に言いますと、実測図は紛失したと、こういうずさんな県当局のやり方です。ここで農林大臣に御答弁願いたいと思いますけれどもね。私はいままで神栖村の土地について、百ヘクタール以上にのぼる土地について、四項目に分けて、県当局の不備について話してきましたし、局長さん...全文を見る
○黒柳明君 私はいまこれはその具体例をあげてこのことを四つに分けて違法であり、脱法行為であると、こう言ったわけです。ですから、やはり具体例で個々の点について御答弁を願いたいと思います。  それからもう一つ、その農地法の精神は、守ってもらいたいと思います、これはちょっとおかしいと...全文を見る
○黒柳明君 今後のことは当然だと思いますけれども、いまの時点において、ちょっと大臣の答弁、これだけ私が既成の事実をあげても、何か抽象的な発言なんてすけれども、地元の方——いまもいいましたように、県知事も県知事なりに一生懸命説得にかかった。ところが、二月の二十八日に私のところに要望...全文を見る
○黒柳明君 測量する……。
○黒柳明君 時間もおそいので、あと一間か二間で終わりたいと思いますが、先ほど言った三十一日までに農地法七十三条に照らしまして農地の転用の許可をしなければならぬわけです。その成功検査の日にちが迫っておる、それとの関係はどうですか。県当局は地元のそういう不満を持った方を説得したのに、...全文を見る
○黒柳明君 もう一問。要するに実態が、地元の方があくまでも配分に対して、買収に対して、すべてに対して納得がいくまで大なたをふるわないと、こういうことですね。もう一つ、私は大臣に聞きたいですけれども、これだけ県当局が不備をやっているわけでしょう。今後は今後、絶対起こさない、これはも...全文を見る
03月13日第58回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○黒柳明君 大臣お忙しいと思いますので、要領よく質問したいと思います。  先ほど大臣がいらっしゃる前に、日通の米麦の輸送の問題あるいは輸送用の麻袋の問題など種々指摘があったわけですが、当然日通の乱脈ぶりについては、新聞紙上ではっきりしていることですし、その一つの原因が、何といっ...全文を見る
○黒柳明君 それから、農林省が森林行政の一端として保安林の制度を設けておりますが、私が指摘するまでもなく、最近非常に観光化して、緑がなくなり、森林が伐採されて、いざというときに治山治水の面で非常に不安を感ずるわけですが、これは全国至るところこういう現象は見られるわけなんですけれど...全文を見る
○黒柳明君 それで大臣、当然御出身の静岡のことなんですが、田方郡韮山、これはもう新聞紙上で報道されておりますように、日通がつくった伊豆の富士見ランド、これはもう百五十万坪ですか、膨大な土地のわけですが、これの大和造林との関係、三億のリベートで不祥事件が起こっておりますけれども、こ...全文を見る
○黒柳明君 いまの点、いまどうなっておるか。
○黒柳明君 いま長官がお答えのとおりなんです。これは写真でなくても新聞紙上に出ていますからね。保安林、大臣、こういうふうにはげ山になっているわけですよね。本来ですと、ちょうどいまごろ、この木が成長しまして保安林としての役割りを果たすわけなんです。そういう時期に来て、御存じのように...全文を見る
○黒柳明君 例の四つのうちのどこに当たるのですか。
○黒柳明君 それでは、その具体的な例をですね、もうちょっと説明していただきたいと思うのですけれども。
○黒柳明君 大臣、御存じだと思うのですが、三十三年九月二十六日ですか、狩野川台風、この支流になるわけですけれども、そのときに七十四名の人命が失われているわけです。そのときには、この保安林以前で自然林が生えていたわけです。それでもそういう災害があった。まあそれ以後たびたび大水があり...全文を見る
○黒柳明君 当然、林野庁長官はそこにお出かけになってごらんになったんじゃないと思いますけれどもね。いまダムはどうなっておりますか、御存じですか。土砂で埋まって、そしていまその土砂の埋まっているところの回復、修復作業はどこで金を出すかということでいまごたごたしておりますよ。要するに...全文を見る
○黒柳明君 そら、だから私は……、それは私言いましたように、長官が一々そんなところまで視察しておるわけにはいかない。だが、いまの伊豆富士見ランドというものは問題になっておるんじゃないですか。あれほど新聞紙上に大きく出ておるでしょう。どこが問題なんですか。いま、若干回りくどいようで...全文を見る
○黒柳明君 それで大臣、さらに大臣は忙しいですからそんなところは関知するところではないと思いますけれども、これから日通問題は発展する可能性があると思います。どこが根源かといいますと、富士見ランドあたりがまた発火点になるおそれがあるんですね。その一つを私は言いたいと思います。だから...全文を見る
○黒柳明君 もう一つ、いまのことは至急手を打っていただきたいと思いますが、もう一つ、保安林のことをお伺いしたいのですが、長官、昭和四十三年一月十六日付で、三月六日地元の人たちから県知事に提出された、要するに、農林大臣あてに提出された北八丁の保安林二十五町歩の解除申請、これは出てい...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、林野庁に北八丁の二十五町歩の解除申請が出ていない。私どもの調べによりますと、いま言ったように、四十三年一月十六日には代表者の松本さんから農林大臣あて出ていまして、県のほうには四十三年三月六日出ているらしいのですが、まだ大臣の許可は出ていないわけですね。そう...全文を見る
○黒柳明君 あるんですよ。これは先ほどの問題も御存じないのですから、さらにこれはもうここまでは御存じないと思うのです。けれども、これは森林法にはっきり抵触する問題ですよ。私は目で見たわけですから、ここで事実であるとかないとか言っても始まりませんし、電話一本入れていただけばわかるわ...全文を見る
○黒柳明君 富士見ランドのすぐそばです。いま言いましたように、二十五町歩ですね、北八丁というところがあるんです。そこに七千平方メートルの自動車学校、これはもう全部来月完成し、開校するんです。これは申請を大臣は許可していません。ですから、許可以前においてこういうことをやったというこ...全文を見る
○黒柳明君 事実であったら罰則を適用されますね、認可前ですから。
○黒柳明君 罰則は適用されますね、認可の前ですから。二百六条、二百七条。
○黒柳明君 この北八丁の二十五町歩は、大臣、これは最後の保安林なんです。要するに、日通が伊豆富士見ランドをつくっちゃったために、だんだん保安林がなくなっちゃって、もう地元ではこれを唯一のたよりにしている。そこが、またどまん中が解除になっちゃったらたいへんだ。ですから、一応地元の松...全文を見る
○黒柳明君 復元だって、もう自動車学校になっちゃってますよ。また木をそこに植えてもらいますか。そういう罰則はそこに出てない。よく読んでください。ぼくは森林法の二百六条、二百七条読んできました。まあそれはいいでしょう。いま言ったように、その御答弁を実行に移してください。また、大臣、...全文を見る
○黒柳明君 以上二点で保安林のことを終わりたいと思いますが、問題を変えまして、日通の子会社として、要するに日通の幹部のリベート問題で指摘しました、三億というような巨額な資金の不正で、新聞でも騒がれました大和造林の問題ですけれども、国税庁、地検で相当の調査が、きょう実は勾留満期なわ...全文を見る
○黒柳明君 当然国税庁のほうでもこれの告発を同時に行なうと、こういうことになるのですか。
○黒柳明君 それで、大和造林の脱税の容疑というのは、当然日通本社に対しての工事費の水増し請求、この水増し請求がリベートの資金になったと思うのですけれども、こういう考えでよろしいわけですか。
○黒柳明君 そうすると、今度は辰美産業というのがここに登場してくるわけですが、これは富士見ランドの用地を一手に引き受けて買収に当たったと、会社の設立が四十一年ですか、その設立以来、国税当局が辰美産業のインチキな虚偽申請に対して調査して、その結果二億八百万、追徴金として七千万程度を...全文を見る
○黒柳明君 辰美産業やら辰美物産やら富士見物産やら、いろいろ日通本社を中心にしての関係会社ですか、中にはトンネルみたいな会社もあるわけですけれども、そのうちの一つが辰美産業であると、私はこう認識したいと思うのですけれども、そうすると、ただいま大和造林の関係、要するに水増し、それが...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、先ほどの大和造林、それとこの辰美物産、辰美産業、非常に類似点がある。私は大和と辰美がイコールであるとは断定したくはないのですけれども、地検のほうでこの辰美産業に対して相当のお調べも進んでいるとは思うのですけれども、要するに大和造林が日通の幹部に対するリベー...全文を見る
○黒柳明君 けっこうです。
03月15日第58回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第6号
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○黒柳明君 B52の移駐についてですけれども、外務省の見解ですと、これは抑止力としての効用を発揮していると、このような見解の発表があったのですけれども、ある面においては、プエブロ事件の朝鮮問題、あるいは当然ベトナム問題、またこの両者であるとも——抑止力の効用、これについて外務大臣...全文を見る
○黒柳明君 当然、何回も大臣がおっしゃるように、施政権がアメリカにありますから、沖縄については知る由もないと思いますけれども、また、ベトナムに行っているかどうかも、申し入れがないから、それは厳密にはわからないと思いますけれども、常識として、先日もアメリカの軍事専門の記者が、沖縄か...全文を見る
○黒柳明君 北に行っているかどうか、北爆に行っているかどうかわからないでは寝ざめが悪いと思いますから、今度調査団が行かれたときに、要するに、外から見えるのです、爆弾を積んでおるところが。爆弾を積んでいって、その帰りには爆弾を積んでいない。爆弾を積んでいったとしたら、その爆弾をどっ...全文を見る
○黒柳明君 私もそう思います。ひとつ大臣、そのくらいのことを教えてやってくださいよ。  それから、常駐化の問題ですが、アメリカとしても常駐はさせない。こういうことですし、極東の緊張が続く間ということですが、問題になってからもう二週間たつわけでしょう。外務省のほうとしても、しばら...全文を見る
○黒柳明君 別にいつどうという予告じゃなくしても、もう一回そういうことを考慮するという発言がちゃんと出ておるじゃないですか。書いてありますよ、この新聞に。委員会で発言しておりますよ、再度あれすると考えていると。だから、予告というのは、いつ、何月どういうふうにやるとか、どういう事態...全文を見る
03月23日第58回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○黒柳明君 関連。
○黒柳明君 いまの総理の御答弁、非常に深い、今回の日通事件の概略というものが、捜査の過程においては秘密は守られなければならないことは、私もそう思います。また、法務大臣のお答えしごくごもっともだと思います。ところが、この十九日、御存じのように昭和建装、さらに亜東実業——トンネル会社...全文を見る
○黒柳明君 関連。
○黒柳明君 いま大臣あるいは総裁、そして各局長の答弁を聞いておりますと、私は非常に解せない。というのは、もう国鉄、日通含めて、御存じのように、国民生活の中に密接につながっているものです。きょうこの瞬間においても、何万という荷物が日通を通じて、あるいは国鉄で運ばれているかわからない...全文を見る
○黒柳明君 二週間もたっている。この二週間の間に相当運輸大臣としても検討なされたのじゃないかと思いますので、ひとつこの法改正を含めて業者の立ち入り検査を強化したい、こういう面についてどのような、あの衆議院の委員会で発言して以来今日まで、構想を練られたか。いまも総理も、法改正もしよ...全文を見る
○黒柳明君 関連。
○黒柳明君 まだ三回目ですよ。
○黒柳明君 本人の了解を得りゃいいんじゃないですか。
○黒柳明君 国税庁長官、いまいろいろお聞きしました。先ほど、国税庁と地検と、この問題は捜査を進めているとおっしゃったですね。ところが、いま国税庁長官が、ここで新しく内外商事、いわゆる通商、沢野会長と、こう言われている相当偉い人らしい、こういう人物が非常にえたいの知れない金を着服し...全文を見る
03月25日第58回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○黒柳明君 関連。総理にお尋ねいたしますが、先ほどの沖繩のことでちょっと関連してお伺いしたいのですが、沖繩にあるB52また核は極東の緊張に対する抑止力である、従来こういうふうに政府の答弁を私はお聞きしておりますが、せんだって三木外務大臣が、もしB52が沖繩からベトナム爆撃に行って...全文を見る
○黒柳明君 もう一問だけ。
○黒柳明君 ええ、簡単に。それは、総理おっ しゃいましたように、アメリカが積極的に使うも のじゃないと、そういう戦力にせよ、ともかく戦 力であるならば、それに対する報復攻撃というこ とが私は考えられる。戦力というものはそういう ものだと思うのですが、総理は、この戦力に対...全文を見る
○黒柳明君 関連。あまりにもでたらめだ、局長の答弁は。
○黒柳明君 局長、それからそこに課長もいらっしゃる。あなた方調査したじゃないですか。私がこの問題についてどういうことになっていますかと言ったときに、調査資料を出したじゃないですか、そっちから。もしもこの事実がうそだとあんた言うのなら、首をかけますか。首をかけると私暴言を吐くようで...全文を見る
○黒柳明君 委員長。
○黒柳明君 でたらめですよ、いまの答弁は、あまりにもでたらめ過ぎる。
○黒柳明君 担当の大臣だって答弁が間違っている。  局長、それじゃ一点ずつ聞きましょう。あんた、医師法違反だということを認めたじゃないですか。
○黒柳明君 ただいままで調査した範囲でいいから報告しなさい。医者は毎日来ていますか、ほんとうに。来てやしないじゃないですか。
03月30日第58回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○黒柳明君 総理大臣、申しわけありませんが、官房長官がいらっしゃらないので、ちょっと、総理にお答えいただく問題ではないと思いますが、予算の関係がある分で四月一日施行の国会提出の法案の審議状況を述べていただきたいと思います。
○黒柳明君 じゃ、ほかの問題。核の問題から総理にお尋ねしたいと思うのですが、野党の非核三原則に対して総理は、非現実的である、このようにおっしゃって、政府の核政策の四本の柱を出されたわけですが、確かにある面においては現実的と思える面もあるのですけれども、また反面非常に抽象的である、...全文を見る
○黒柳明君 私は、野党の非核三原則が非現実的だ、こう総理がおっしゃっておる、それに対して与えていってそうとも言える。しからば、総理のおっしゃる、政府のおっしゃる核政策に対して、一応現実的でもある、こう私は与えておる。なれば、その具体策がなければ国民は納得ができない。野党のも非現実...全文を見る
○黒柳明君 ドゴール大統領は、たとえば、もちろんアメリカの核兵器は世界平和の保障になっておる、しかしアメリカの核戦力がヨーロッパやフランスが直面するかもしれないあらゆる事態に際して必然的に即時的に使用されるという保証はない、このようなことを発言しております。これは海の向こうの大統...全文を見る
○黒柳明君 ただいまの総理の御発言の内容は、アメリカの核のかさの信頼性は下落していない、こういうようなことをおっしゃりたいんじゃないかと私なりに推察するんですが、そうすると、今度は信頼性には限界があるんじゃないか、こういうふうに今度は私なりに思うんですが、総理はいかがでしょう。
○黒柳明君 従来、総理は、いろいろな発言がございますが、アメリカの核抑止力にたよって日本の安全と平和を守る、このような御発言はたびたび私たち聞いてきたわけですが、ところが、二十五日の本委員会ではこのように発言されているわけです。アメリカの核は戦争抑止力として強大なものだが、万全か...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、いまのこういう核時代にやがて突入するであろう、こういう国際情勢においてはアメリカの核たりといえども決して十分じゃない。二十分のものを求めればさらに欲は出てくる、こういうふうなことですか。
○黒柳明君 それからまた、それにつけ加えて総理の発言ですが、日本が核攻撃を受けた場合に備えて、自衛隊が核防護訓練を行なうのは、国民を守る自衛隊として当然である、同じような発言を防衛庁長官もおっしゃっているわけですけれども、総理がこれは万が一という想定だと思います。決して起こり得な...全文を見る
○黒柳明君 長官いかがでしょうか。
○黒柳明君 ことばの端をとらえているようで申しわけございませんが、長官、いま総理が十二分に訓練をしておく必要があると、こうおっしゃるのですけれども、いまの自衛隊の核に対する訓練が十二分であるかどうか、どうお感じになりますでしょうか。
○黒柳明君 まあ一億円なりの訓練をやっていると、こういうことだと思うんですけれど、ウ・タント国連事務総長が核兵器の影響に関する報告書、一昨昨年ですか、国連総会での、これは各方面にいろいろ影響を及ぼしておりますけれど、これについて長官、どのように認識していらっしゃいますでしょうか。
○黒柳明君 まあ時間がかかりますけれども若干読みますと、十メガトンの爆発では爆風により爆心から十四・七キロメートル以内の普通の建物は完全に破壊され、十九・二キロメートル以内の建物も戸や壁は損害を負うと。それから熱の発射によって三八・四キロメートル以内の人々は火ぶくれのできるほどの...全文を見る
○黒柳明君 私もその人類の皆さまの一人ですからね、それは笑っちゃいられません。と同時に、なお真剣に考えていただかなくちゃならない人が、これは私のまた非常な老婆心かわかんないけれど、何か中途はんぱなことをやってるんじゃないかという想定のもとに、いまの質問を展開しているわけですよ。で...全文を見る
○黒柳明君 長官の人柄ですから、確かにお時間もなくてたいへんだと思います。私は別に云々しませんけれども、で、さらに長官はあのとき発言したのは、合意をしてもらえば国民にその訓練をしてもらいたいと、防空壕のことでおっしゃっておるわけですよ。これは本心で長官がおっしゃったことかどうか、...全文を見る
○黒柳明君 私も確かにそういう理想の方向に進んでいかなければならないと思いますけれども、現実にはやっぱりそうはいきません。核防条約でも、やっぱり中共、フランスは入りたくないと、またインドあたりはこの潜在主権を、核潜在能力を今度は顕在にする日がいつかというようなことも、これは非常に...全文を見る
○黒柳明君 私は、たとえちょっとしたスウェーデンの実情を見てそして発言されたことばにしても、この国民の合意、ナショナル・コンセンサスは出てなかった。「国民の合意」と日本語で書いてあったわけですよね、あれば、シェルターにせよ核に対する訓練にせよ、やるということを、そう防衛庁長官が発...全文を見る
○黒柳明君 そこで、政府は、アメリカは日本にABMを配置しないであろうと、配置しないと聞いている、こういうことを発言しているわけなんですけれどもね。ところが先ごろ来日して、これは政府関係と懇談したのだろうとこう思うのですが、はっきり新聞では、報道ではあらわれておりません。アメリカ...全文を見る
○黒柳明君 私もそう信じたいのです。しかしながら先回の三矢事件のときも国務次官補代理あたりですか、来日して、それがひとつの何か作戦に発展していった。これは五月に出るモートン・ハルパニー氏の寄稿の文です。ここにちゃんと書いてある。こういうふうになっておる。これは非常にやはり問題だと...全文を見る
○黒柳明君 ハルパニー博士も日本に配置するとは書いてないですよね。ですけれども、日本を守るための配置をやる、こういうふうにはっきりおっしゃっている。だからそれに対しての考え、まあこういうわけですけれども、それに対しては、また時間がないですから答弁を保留するとしまして、ともかく、ま...全文を見る
○黒柳明君 先ほどの法案の問題ですね、官房長官の御答弁が願えるでしょうか。
○黒柳明君 予算に関係する政府提案の……。
○黒柳明君 もう一回その件数を言ってください、いまおっしゃった。
○黒柳明君 大蔵の租税関係、たばこを含めて。
○黒柳明君 この一〇ページのおしまいからページの前あたりまでどうなっているか。
○黒柳明君 製造たばこ定価法の一部を改正する法律案、これはどうなっているのですか。
○黒柳明君 五、六、言ってみてください、どうなっているか。
○黒柳明君 こっちが発言する時間が少ないから言ってもらいたいのですよ。どうなっているか、どうなっているか、おわかりにならない。
○黒柳明君 じゃ、けっこうです。  まあ減税の法案についてはおおむね審議が終わっているなんとおっしゃいましたけれども、いまのところ、この所得税法の一部を改正する法案、これだってまだまだ参議院に回ってきません。四月一日には施行できないのじゃないですか。あとは全部まだこれは提出され...全文を見る
○黒柳明君 まあ与野党ともどもということばに対して、野党から相当反発があると思うのですけれども、与野党ということについては言い分があると思うのですが、まあ政府の責任がこれは全面的にある、国政の最高責任者として当然この責任は痛感しているといういまの御発言だと思いますけれどもね。先ほ...全文を見る
○黒柳明君 だから、憂慮しているけれども、どうするのかということなんですよ。減税分の法案を憂慮しているだけじゃ、国民のほうがうまくないんじゃないですか、増税だけ通っちゃって減税が通らないで憂慮していますというような無責任なことじゃ。いつからこの減税分が今度は実際に施行されるのか、...全文を見る
○黒柳明君 まあ全面的に政府の責任であると、こういう総理の答弁で私は納得したいと思うのですが、また防衛のほうに返りたいのですが、増田長官が、沖繩が三次防中に返還されれば、常識的に見て三次防プラスアルファーの線も考えたい。これは昨年の衆議院の内閣委員会でこう述べたわけですけれども、...全文を見る
○黒柳明君 ですから、このプラスアルファーとおっしゃったこと、それは三次防が修正される必然性があると、こういうふうに受け取ってよろしいかどうか、こういうことです。
○黒柳明君 最低限度そう考えるということは、三次防が修正されると、このように私はとってよろしいでしょうね。――はい、わかりました。  それから、これも総理がおっしゃったことばを取り上げるわけですけれども、自衛力強化への意識を持つことが沖繩返還のかぎである。自衛力強化の意識を持つ...全文を見る
○黒柳明君 中国のことを一問ですけれども。私は、日米友好関係というのは、これは永遠に堅持されなければならない。これを大前提として、しかしながら、中国に対しても、ある程度いまのアンチ中共という政策じゃうまくないんじゃないか、こう思うわけです。世界的に見ても、二大国の英仏が、ある程度...全文を見る
○黒柳明君 米軍の王子の野戦病院のことですが、これもたびたび取り上げられましたけれどもお答え願いたいと思うのですが、要するに、どうしてあんな都会のまん中に選定しなければならなかったか。まあ選定させられるようなこちらは立場に立っちゃったわけですね。どうしてそんなところに持ってきたか...全文を見る
○黒柳明君 まあ当事者として非常に問題点も多くてたいへんだと思いますけれども、あの現場をごらんになってみると、そういうゆうちょうなことを言ってちゃいられないわけですよ。これは私が見たからあえて言うわけじゃないですけれども、二十八日の場合なんかはたいへんなことで、あれでおしまいかと...全文を見る
○黒柳明君 わかります。だから、具体的に政府はどういう具体策を持っているのか。あしたでも起こり得ますよ、また第二、第三と。それに対してどうしようとするのか。全学連と警察の問題じゃないですよ。さっき外務大臣がおっしゃったように、地元の人の不安を損害をどう守っていくのか。具体的に手を...全文を見る
○黒柳明君 はい、すみませんが、あと一問。  文部大臣ですけれども、東京大学の卒業式、御存じのとおりです。総長が卒業式に出なかったのは前代未聞ですし、また、関西学院大学ですか、そこでも一部の卒業式が中止になったし、それから東京の医科大学でも中止になっておる。まあこういうようなこ...全文を見る
○黒柳明君 以上です。
04月02日第58回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○黒柳明君 関連。
○黒柳明君 先ほどから総理はじめ大臣方の答弁、非常にりっぱだと思います。ということは。高姿勢であり強腰であり、ある意味におきまして、私非常にこれからの政府の外交姿勢というものはどのようになっていくのか憂える面もある。というのは、昨日の官房長官の談話、アジア政策は変更しない、ただい...全文を見る
04月03日第58回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○黒柳明君 長官、お忙しいと思うのですけれどもね、人事局長との答弁を二、三聞いていただきたいと思います。  私は、海上自衛隊の横須賀総監部で起こった、私は不祥事件とこう言いたいんですけれども、これについて質問したいんですが、人事局長さんいらっしゃいますか。  昭和四十二年、昨...全文を見る
○黒柳明君 いや、「記」のところだけ読んでください。1、2、3、4、5……。
○黒柳明君 趣旨はまた私が申しますから。
○黒柳明君 どうもありがとうございました。要するにこの趣旨は、横須賀総監部、まあ大体この総監部に属する隊が十幾隊ありますか、隊員が二千名くらいですか、そこに出されたものですね。そして隊員が持っている自動車に対して、任意保険の加入を促推しておると、こういうわけです。で、あくまでもこ...全文を見る
○黒柳明君 ところが、いま「記」のところを読んでいただいたように、たとえば、「五 昭和四十三年二月一日以降未加入者は隊内乗入れを禁止する。」項目の一「車両保有者は昭和四十三年一月末までに最低三百万円以上の保険に加入する。」と、こういうことが出ているわけですよね。そうすると、これは...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと、あんまり長くなると長官の時間限られてますから。大体趣旨はわかります。
○黒柳明君 これ、妥当であると、こう言いますか。
○黒柳明君 確かに自衛隊に対してそういう規律を守らせる、これはりっぱであると思う。事故のその後にも考えを及ぼす、これも非常に自衛隊を守る、そういう精神はいいと思う。ところが自衛隊だけが何も特徴じゃないんじゃないですか。お巡りさんもやはり交通事故を起こすと、社会的影響も多いし、学校...全文を見る
○黒柳明君 それでは船越分遣隊の実情を言ってください。知りやしないのじゃないですか。実情を何も知らないで、そんなぺらぺら言ったってだめよ。多いからこういう措置を講じたと、それなら船越分遣隊の実情を言ってください、そんなことを課長に耳からぺらぺら言われたってだめですよ。スペースはど...全文を見る
○黒柳明君 だから長官、また声を大きくして、また声をからさなければならない理由をあの人がつくるの、人事局長が。人事局長とは何回もこの話をやっているの。この次の余田さんの話も、余田さんがおふろに入っているところをおふろから出して、人事課長は電話でやってくれるほど誠意があるのです。そ...全文を見る
○黒柳明君 禁止と書いてある。
○黒柳明君 そんなわけにはいきませんよ。
○黒柳明君 そうすると、自衛隊全部持ってなくても乗り入れていい、こういうことを通達で出していただけますか。それは道徳的なものだから。こんなものは通達は無視していいのだ。番兵さんに言ってもらって、通達を撤回してもらわないと入れないですよ、そんなことを言ったって。そうすると任意加入書...全文を見る
○黒柳明君 規律を守っておるから、任意保険に入ってないものは乗り入れられないのです。
○黒柳明君 私はあたたか過ぎるほどあたたかいのですけれどもね。いいでしょう、ともかく私はおかしい、こんなことは。ところがそれがどういう時点、どういう事実になってあらわれているか。どんどん名前をあげます。遠藤二佐、現在海幕の厚生課、この人が十一月の中旬から絶えず人を集めて保険の説明...全文を見る
○黒柳明君 もう一問。私はこの問題、長官もあまり誠意がないので、しょうがない。こちらで何とかながめましょう、現地の……。  それからまたゴルフ場の問題で申しわけありませんが、これはあまり極端な例で海将補の余田四郎さん、これは横須賀の海上訓練指導隊群司令、この人が——これは先ほど...全文を見る
04月05日第58回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○黒柳明君 私は、現在国鉄が東京駅の丸ノ内側ですか、総武線の乗り入れ工事をやっていらっしゃる。五百億という非常に巨額をかけて工事中である。ところがそこに、日東ペガサス株式会社ですか——スタンダードバキュームの代理店、こういうふうに聞いておりますが——のガソリンスタンドがあって、こ...全文を見る
○黒柳明君 確かに、私の手元にもその東鉄の管理局長とペガサスの代理人との承認書がございますが、使用期間、使用目的、その他満期においての契約、すべてそのとおりになっております。それからまた、これは二年半という契約期間にもかかわらず、いまのお話、また私実際見たのですが、地下に永久構築...全文を見る
○黒柳明君 確かに契約条項には、いつでも撤去すると、こういうふうにもうたってありますですね。現状はそうはいかないと、こういうことになっているわけですが、ここら辺に国鉄当局の見通しの甘さがあったんじゃないかと、このように思うのですけれども、いかがでしょう。
○黒柳明君 確かに私もここにある請書を見ますと、いまおっしゃったように、「使用期間中であっても、当局において必要があると認めるとき、または使用者において承認条項の違反、その他不審行為があったと当局で認めたときは、いつでもその使用承認を取り消す。この場合、使用者が被害をこうむること...全文を見る
○黒柳明君 当然和解の話も出たやに聞いておりますけれどもね、和解に持ち込まれるとすると、その条件、あるいは出たとするとその条件はどんな条件があるか、どうでしょうか。
○黒柳明君 大体過程は伺いましたが、総裁、結局先にも言いましたように、国鉄のガード下の使用許可の問題あるいは用地の借用の問題、こういうようなことに関して、確かにこの書類上は契約あるいは請書その他変更についてのもの、きびしいくらい契約条項はついておるわけです。克明に請書のほうもそれ...全文を見る
○黒柳明君 先ほど人物の選定を誤ったと、私もそう思うのですね。向こうさんのいろいろ言い分も聞きましたけれども、やはりこういう書類上でこういう明文化されていれば、やはり何と言いますかね、無理に代替地を求めたり、あるいは何かこう補償金でもほしいような、こういう態度で居すわるということ...全文を見る
○黒柳明君 今回の係争で、国鉄側として具体的に支障を来たす点というのはどんな点があるでしょうか。
○黒柳明君 総裁、最後に今後このような事態が再び起こらないように国鉄の財産の管理上の何か改善策というものをお持ちでしょうか、あるいは御意見ございますでしょうか。
04月10日第58回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○黒柳明君 時間がおそくてお疲れだと思いますので、簡単に質問していきますが、特定郵便局員の不正行為というものはまだまだ多くて、金額も相当多いと、こういうふうに思うのですが、三十九、四十、四十一年あたり、具体的な事実の説明をいただきたいと思いますが。
○黒柳明君 私もこれ拝見して非常にやはり多額な例、それから異例な例がずっと並んでいると思うのですね。ここに明記されておりますように、五万円未満のものは入っていないわけですね。ですから、五万円未満のものになるとまたこれはさらに件数も金額も多くなる。いまも御説明あったように、三十九年...全文を見る
○黒柳明君 いまのは局員あるいは局長の不正行為、内部の乱れだと思うのですけれどもね。また、それに通ずるのですけれども、通信事務、まあこういうことで、無料で書簡を配付すると、通信事務の対象になるのはどういうものであるか、官房長ですか、お願いしたいと思います。
○黒柳明君 私、数多い中で一通だけここへ持ってきたのですけれどもね。全特で通信事務無料配付しておるわけですがね。機関誌を配付しているわけです。これは結局ここに、二十条に書いてあるように、郵政大臣の許可を得てこれは通信事務として配付されておるものかどうか、どうでしょう。
○黒柳明君 「東京南特定郵便局長業務推進連絡会大崎部会」、こう書いてありますね。
○黒柳明君 ですから、この特推連であるならば、これは当然封筒に印刷してあるものですからね。まあこれは通信事務として使って何ら差しつかえないと。ところが、この封筒を全特が使っておるわけですよ。ですから全特が使って、全特の機関誌を配付しておると、これは明らかにこの二十条にある、無料で...全文を見る
○黒柳明君 決してこれは通信連絡に必要なものではない。これはもう常識で考えられるし、くどいようですけれども、全特がこの封筒を利用してみずからの機関誌を配付していることは決してうまくないと思うのです。それから同じようなことをやはり全逓でもやっているのではないですか。
○黒柳明君 残念ながら私早急でその全逓のものを取り寄せる時間がなかったのですが、要するに、全特のほうでも、全逓がやっているからかんべんしてくれよと、こういうことなのですが、全逓がやっているから全特もかんべんしろ、要するに、通信事務無料配付をしてもいいということにはまずならないと思...全文を見る
○黒柳明君 まあ全特と同じく全逓のほうも、ひとつくどいようですけれども、同じことをやっております。これは間違いない。これは全特、全逓ともに、これはもういま言うように郵便通信料金に対しては、これは赤字であると、これが大臣の発言ですから、こういうようなつまり非常に大量な、特定郵便局長...全文を見る
○黒柳明君 委員長、これでけっこうです。
04月15日第58回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○黒柳明君 残り時間で質問を続行させていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。  日通事件は、その性質が非常に公共性が強いものですから注目を浴びておりますけれども、福島前社長が逮捕され、ますます核心に入ったと、こう私思いますし、また昨日は、傘下数百社の会社の一部に脱税問...全文を見る
○黒柳明君 総理は現状をどう認識され、また、最高責任者として今後どのような指導をされていくつもりですか。
○黒柳明君 自治大臣にお伺いしますが、公職選挙法の第百九十九条の第一項、それから政治資金法の第二十二条についてですが、これが国及び国会議員の選挙を規制する面について事実違反を認定する場合、まあこれはこまかい点、いろいろあると思うのですけれども、事実違反を認定する場合に、おもにこの...全文を見る
○黒柳明君 ほかに問題点ございませんでしょうか。そのあとのやっぱり特定契約を結ぶ会社。
○黒柳明君 重ねて自治大臣に念のためお伺いするのですが、この「選挙に関して」ということは、要するに、選挙期間中あるいは選挙にごく真近である、要するにその「選挙」ということの時期について問題点がある、こういうふうにいま私は大臣の御答弁を解釈したわけですが、よろしゅうございますでしょ...全文を見る
○黒柳明君 局長さんにお伺いしますけれどもね。この「選挙に関して」、それから、「請負その他特別の利益を伴う契約の当事者」と、これについては従来どのような御見解をお持ちでしょうか。
○黒柳明君 それでは農林大臣にお伺いしますが、食糧庁と日通との運送契約の年月日、相互の契約当事者及び各年度の契約金額、御説明願いたいと思います。
○黒柳明君 三十七年から四十二年までにわたって百億以上の契約を結んでいる、これは食糧庁ですが。で、これは毎年度契約を結んでいる。継続的であり、非常に多額であると私は判断します。  それから大蔵大臣にお伺いしますが、専売公社と日通との輸送契約はいかがでしょう。
○黒柳明君 専売公社と日通との契約も多額であると私は認識したいと思います。  防衛庁長官、今度は防衛庁の所管物資の日通との契約、これはわかっている範囲でけっこうでございますが。
○黒柳明君 さらに運輸大臣にお伺いしたいと思いますが、健全なる常識で判断いたしますと、いまの食糧庁あるいは専売公社、あるいは若干の防衛庁の所管の物資の輸送、それと日通との関係、これは明らかに独占的であり、あるいは利益を相当伴ったものである。巨額である、継続的である、私はこのように...全文を見る
○黒柳明君 それから先ほどの点に戻りますが、「選挙に関して」という項目ですね、法務大臣どのような見解をお持ちでしょうか。
○黒柳明君 そうするとですね、これはすでに「選挙に関して」ということは判例があるわけですね。公職選挙法の百三十八条、これは戸別訪問の項ですが、「選挙に関して」とは、具体的に施行される特定の選挙を意味することはもちろんであるが、当該選挙の施行されることが確定的となった場合に限られる...全文を見る
○黒柳明君 プラス・アルファはあるにしても、ともかくも選挙に関してその動機、時期が問題であると、こういうことですね。  私は、以上のことを整理すると、ともかくこれは百九十九条、あるいは二十二条——独占的な、政府と契約を結んでいる当事者、また選挙に際して寄付をしてはならない、こう...全文を見る
○黒柳明君 さらにプラス昭和三十七年の参議院選挙から四十二年衆議院選挙、四回にわたってこの選挙期間中、また、これにごく近いときに、日通から政治資金が出ていますが、これについてお願いしたいと思います。
○黒柳明君 そこで、再び公職選挙法百九十九条、「衆議院議員及び参議院議員の選挙に関しては国又は公共企業体」、そこをちょっと抜きますと、「その他特別の利益を伴う契約の当事者である者は、当該選挙に関し、寄附をしてはならない。」、はっきりこういうふうに規定されているわけですね。この「関...全文を見る
○黒柳明君 私の聞いているのは、行政指導上どうするか、捜査云々とは全然別のことです。
○黒柳明君 現段階ではない。行政指導上どうするか。もしそういう事態が起きたらどうするか。起こり得べきことだし、現にそういうことが問題になっている。司法は別です。それは法務大臣の管轄です。
○黒柳明君 ちょっと、違法でないけれども慎むべきであるということははっきりわかりませんけれども、違法なのか、だめなのか。
○黒柳明君 私もう一回繰り返します。要するに、選挙まぎわ、参議院選挙の期間中、日通から政治資金を出したいと、こうなった場合、行政指導上だめだとするのか、いいとするのか、行政指導上ですよ。
○黒柳明君 それで、その動機とか、選挙に関するものじゃないというのは、これはどう判断しますか、選挙期間中に政治資金が来たら。
○黒柳明君 一般的にです。一般論です。
○黒柳明君 私は、何となしにいまの自治大臣の御答弁を聞いていて、いまの現状の、確かに事件が起こっておる日通、これは私、認識しております。十二分に知っているから質問しているのです。と同時に、今度は、行政指導上の責任者なわけですよね。そういう一般論だって当然起こり得るわけです。日通だ...全文を見る
○黒柳明君 将来じゃなくて、いまだって、現行法あるんじゃないですか。それを踏まえているのです。
○黒柳明君 まあ、ここで自治大臣と議論をしていてもなかなか発展しませので、私はここで現行法上、ともかく、この選挙に関して、選挙を一つの動機にして出したか、あるいは、これは日通は意識しないで出したかわかりませんよ、その点は私にはわかりません。しかしながら、表面上に浮かんだだけで、総...全文を見る
○黒柳明君 法務大臣、結局、いま総理も非常に好ましくないと、この発言ですけれども、ここでいま選挙に関してか関してじゃないか問題であるとおっしゃったわけです。これは当然今後捜査をしなければならないと同時に、私がいま申し上げましたこの問題から発展して、さらに、その使途不明金の四億、五...全文を見る
○黒柳明君 わかります。私も捜査の内容までお伺いしようとは思いません。そのき然たる中には、この問題、要するに、政治献金というものが選挙に関してであれば、公職選挙法に触れる、こういう問題も含まって、また、その使途不明金の四億、五億というものが相当に政界にも流れているんじゃないか、こ...全文を見る
○黒柳明君 当然、お述べにならないことを私は聞こうと思いません。お述べにならないことは、それでけっこうですけれども、ほんとうに検察の威信にかけてこの問題をやっていただきませんと。私は時間が来ちゃいましてね、委員長にまたおこられますので、この辺でやめますけれども、ひとつ総理はじめ関...全文を見る
04月24日第58回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○黒柳明君 私は河川敷の占用の問題についてお伺いしたいと思いますが、大臣がお忙しいと思いますので、冒頭に一問だけお伺いしたいと思いますが、本委員会においても、多摩川のゴルフ場の……。
○黒柳明君 ええ、わかりました。すぐです、冒頭だけでけっこうですから。  ゴルフ場の問題で、あまりに河川敷が利権化し過ぎている、こういうようなことで警告が出され、その警告を受けて事務次官通達も出されて、さらに準則も出された、こういうケースであったわけですが、これは昭和四十年、三...全文を見る
○黒柳明君 あと、局長にお伺いしますけれども、通達、それから準則——長いものですけれども、要するに趣旨ですね。占用許可の基本方針について一番冒頭にあります。それからさらに準則ですけれども、第三、第五、ここらあたりが占用許可についての基本的なことが述べられているんじゃないかと、私こ...全文を見る
○黒柳明君 公共用物として、本来一般公衆の自由なる使用に供されるべきだ、いまおっしゃったとおりです。さらに、公共性の高いものを優先させなければならない、さらに、その河川敷占用の許可をするためには、第五には、非常にきびしい守られるべき規定も書いてある。私はこのようにこれを理解したい...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、いただきましたね、リスト。それを若干上からお読みいただきたいと思うのですよ。占用者、目的、大体の面積、使用年限あたりですね。府中市付近と私限定してお尋ねしましたが。
○黒柳明君 これがいいか悪いか。
○黒柳明君 私は、先ほどから質問しているのは、要するに開放計画というのはなぜつくるか、通達に合ってないから、要するに通達に抵触するからじゃないですか。うまくないから。要するに公共的なものに、一般大衆に、さっき大臣がおっしゃったように、そういうものに使わせなければならない。利権化さ...全文を見る
○黒柳明君 もう一回、くどいようで申しわけないのですけれども、開放計画をやるということは、うまくないからそういう方向に向かっていくのでしょう。だから私は、開放計画そのものを聞いている。今後の計画を聞いているのでなくして、いま現在こういう状態に使われていることはうまくないのじゃない...全文を見る
○黒柳明君 あまりうまくないどころか、大いにうまくないですよ。だからくどいようですが、こういう警告も出され、通達も出されているのでしょう。大いにうまくない。絶対うまくない。だからこれは常識ではないですか、うまくないから開放計画を練っているのじゃないですか。こんな簡単な常識を、二回...全文を見る
○黒柳明君 何ですか、治水上支障がない  そうすると、ここのところは河川敷の通達には触れませんか。そういう一般大衆、公共の用に使わせるのが河川敷の本来の目的である、こういうようになっているわけですね。利権化させてはいけない、こういう警告も出ているわけですね。そういうことには関係が...全文を見る
○黒柳明君 相当昔といっても、占用開始の年月日は三十三年九月、三十三年九月、三十二年六月と、しかも、これは更新しておるのじゃないですか。一番最近では、四十一年の七月に許可しており、これは四十三年の十二月まで、四十一年の四月に許可をして四十四年の三月まで、そうでしょう。これが悪いと...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、たとえばオリエンタル・コンクリートのこれはもうプレスコンクリートの製品置き場、製作場です。それから日本プレコンも、これはコンクリートの製造工場、それから興建産業も工場施設、それから千代田ブロックと、全部これは工場があるのです。四十一年四月一日から四十四年三...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、結論が出ましたらじゃなくて、明らかにこれはうまくないですよ。河川敷の上にこういう営利を目的とした工場を建てることはうまくないわけですよ。それで四十一年の四月に更新をしてしまった、そのことも決してうまいとは言えない、通達後ですから、警告後ですから。だけれ...全文を見る
○黒柳明君 それは、それから更新しないとはっきり明示されているんですか。要するに、終わったらそれで更新しないとはっきり明示されていますか。
○黒柳明君 ありますか。それをちょっと読んでくださいよ、そこのところ。
○黒柳明君 そういうことが明示されてあるなら、ひとつもっとはっきりとした態度でやってもらいたい、こう思うんです。  それから、話は変わって運動場があるわけですよ。この田村石材工業ですか、大体一万五千坪ぐらいの運動場。この使用目的が非常におかしいと思うんですけれども、私が行って見...全文を見る
○黒柳明君 要するに、これは目的に沿って使われてないんですね。現状どうなっているんですか。
○黒柳明君 要するに、その運動場として使うという話なんですけれどもね、これもいま言ったように、運動場なんかに使えるような状態じゃないですよ。しかも材料置き場になっている。こういうようなことも、工場がありますからね、当然運動場なんかに使う必要がないわけです。工場の材料置き場になって...全文を見る
○黒柳明君 近傍類地の土地と比較するのはとか、あるいは常識的に見て安過ぎると思うとか、比較するのは無理じゃないんですよ。ごく近くで、これはそばに広い道路があるとか、あるいはこれから開発の見込みがあるとか、そういうところじゃない。もう川をはさんで対岸に当たるようなところですしね。そ...全文を見る
○黒柳明君 時間がありませんから。それから一番冒頭に申しました多摩川のゴルフ場の問題、これも三年の期間をもって要するに開放すると、こういう状態ですが、聞くところによると、いまは半分ぐらいですね。十八ですか、十九ホールですか、そのうち半分くらい開放して、あとは現状のままなんです。な...全文を見る
○黒柳明君 そうすると今度の場合で、多摩川の府中の問題は、予算上で、それで開放しないということは決してないでしょうね。四十四年三月、予算の都合でまだこれは開放計画は立ちません。予算がないということは、計画か立たないということに通ずるわけですから、そんなばかなことは決してないでしょ...全文を見る
○黒柳明君 だからそういうことが……。
04月26日第58回国会 参議院 決算委員会 第15号
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○黒柳明君 大臣がお見えになれば、冒頭に日通事件の総括的なことをお伺いしたいと思ったのですが、衆議院のほうでおくれるらしいですから、すぐ問題点に入っていきたいと思いますが、保険部長さんにお伺いしますけれども、興亜火災海上保険株式会社、こういうのが日本橋の室町にあるわけですが、この...全文を見る
○黒柳明君 私の持っている資料もそのようになっております。中央区日本橋室町一の五に所在がありまして、資本金が十五億、日通がこの興亜火災の全株のうちの二一・三七%を取得して一番の大株主である。従業員が二千三百五十四名、非常に大きな会社です。日通の運送保険、傷害保険等の保険全部この興...全文を見る
○黒柳明君 また初歩的な質問で申しわけないんですが、保険部長さんにお尋ねしますけれども、運送保険の契約にはオープン・ポリシーとオープンポリシー以外のものがある、こういうふうに承っているんですが、簡単でけっこうですから、オープン・ポリシーとはどういう契約の方法で、オーブン・ポリシー...全文を見る
○黒柳明君 それからもう一つ済みませんが、任意保険と強制保険。
○黒柳明君 そこで、運送保険というのはこれは強制じゃなく、当然任意である。これは間違いないと思いますし、また、オープン・ポリシーというのは事務上の手続、あるいはいろいろな方面あるでしょう。要するに、手続の簡素化というものをするために一つの便宜上特契と結ぶものであって、あくまでもこ...全文を見る
○黒柳明君 オープン・ポリシーは、要するに運送保険の任意保険である。そこでこの日通の問題ですが、日通の運送については、これは私が言うまでもなく、いろいろの形の輸送のしかたがあるわけです。その中で私が取り上げたいのは、とにかくこの日通関係の保険料の問題に不明朗な点がある、ずさんな点...全文を見る
○黒柳明君 そこに、もうすでにこの保険料について私がいま指摘した、問題であるというその原因があるわけでありまして、そこから始まる。いまおっしゃったように全国的にそうやっているだろうというような御推察の答弁でありますが、すでに私はこの点について鳥取県の倉古市、静岡県の静岡市において...全文を見る
○黒柳明君 そうなんです。そういうものなんです。私も当然そういうふうに思う。ところが私が申し上げたように締結されていない。それからさらに保険料の問題に入っていきますとこれは解明されますが、要するに大蔵省当局がこのことを知らずして、オープン・ポリシー方式がとられているだろう、こうい...全文を見る
○黒柳明君 そこでいいでしょう、あの問題ね。ですから、確かにいままでお調べにならなかった。それに対して私どもはこれほど日通の問題が拡大化され、運輸省はじめ専売、防衛に対しても特別監査の手を打たれておる。ここで大蔵省が、当然銀行局としてその調査権があるんですし、それをどうしていまま...全文を見る
○黒柳明君 要するにそういう通達を出して、強制的なにおいをさせてはいけない、あくまでも任意は任意である、こういう通達はいいですよ。当然悪きは改めなければならない。それじゃいままでのものはどうするかと言うのですよ、いままでのものは。この通達はあくまでも将来に対して論じていることなん...全文を見る
○黒柳明君 だから、これはまた話は初めに振り返ってしまう。うちのほうは調査をして名前まで指摘してある。なんだったらここで電話してみなさい、そういうものがあるかどうか。電話だったら一分で通じてしまう、そういうものは。いいですか、そういうことは大前提なんですよ。そういう契約がないので...全文を見る
○黒柳明君 推測でしょう、それは。
○黒柳明君 教えろなんて、そんなばかなことがあるか、とんでもない話だ、一生懸命こっちは調べているのだ、何を教えてくれだ、とんでもない、それが役人として、給料をもらってつとまるか。
○黒柳明君 何言っているのか、へらへらして、もっとまじめにやれ。
○黒柳明君 きまっているじゃないか。
○黒柳明君 要するにそうすると、保険料をかけたかかけないか、日通に迷惑をかけちゃいけない、かけたかかけないか、はっきりしないとあとになって日通に迷惑をかける、こういうことじゃないのですか、無用の摩擦というものは。要するに日通王国、そういう詐欺みたいな行為をして大衆に大きな損害をか...全文を見る
○黒柳明君 どういたしまして、あとで言います。
○黒柳明君 はい、私ももうそのとおりだと思うのですよ。ここにまあ日通の伝票があるわけです、日通小口小運送扱い運賃料金請求書元払用と。そして各個人が日通に荷物を持っていきますと、ここに保険料、運賃、集荷料、配達料、そして合計と、個数、何キロと、こうなっているわけですよ。運賃は二百六...全文を見る
○黒柳明君 冒頭に申したように、このことは、まず各地の特産物、しかも、くだものに関して質問を発したほうがいいということで、そういう想定のものでの質問になるわけです。これは鳥取のナシです。これはいまこのぐらいしか持ってきておりませんけれども、私は鳥取県でナシの日通扱いの贈答品の運送...全文を見る
○黒柳明君 そこで、大蔵当局としてはこの事実、現状をどう認識し、今後どのような対策を立てられるのですか。
○黒柳明君 なお、実地に調査してということは、立ち入り検査もやる、こういうようなことに了解してよろしゅうございますか。
○黒柳明君 すぐ大蔵省当局も立ち入り検査をやって、そうして実情を国民の前に明らかにしてもらいたい、こう思います。  そこで、私は以上のような点で、農林省の発表した統計による全国の主要果実運送保険、この料金の試算をいたしてみたわけです。これは農林省の統計による全国の出荷量です、ミ...全文を見る
○黒柳明君 当然そうだと思います。そこで、角度は若干変わりますけれども、先ほどの興亜火災海上保険の運送保険について、代理店別の件数、これはどのくらいでしょう、四十一年の日通分だけでけっこうです。
○黒柳明君 四十一年です。これは二千四百万余、これは件数ですね、個数ですね、口数ですね。そうすると、私がいまここで言いましたように、これはあくまでも私の試算ですけれども、相当根拠があります。その試算によると、全国のくだものだけで千八百万口、千八百万件くらいの件数があるんです。とこ...全文を見る
○黒柳明君 次官に御答弁いただく前にひとつ。いま言いましたように、鳥取の倉吉で、私たちは強制保険と、こう断定したいのですが、これに対して、これは保険料ないわけですね、聞くところによると、これは「運送保険付承知」という判こをどんどん徹夜で押させている、事務員に。ということは、あくま...全文を見る
○黒柳明君 以上で終わります。
05月10日第58回国会 参議院 決算委員会 第17号
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○黒柳明君 さっそく大臣にお伺いしたいと思います。日通問題で、私質問したいと思います。  運輸省が日通に対して先頭を切って特別監査を行なっている。私たち非常に気強いと思いますし、また国民もその結果というものに大きな期待を寄せていると思うわけですが、現在行なわれている特別監査が、...全文を見る
○黒柳明君 大臣のその気がまえといいますか、私も十二分に是とするところであり、国民も新聞紙上、マスコミを通じて大きな期待を寄せていると思うのですが、私、こういうことを言うのも失礼かと思うのですが、何かいま行なわれている監査そのものが、国会で取り上げられ、あるいは新聞で取り上げられ...全文を見る
○黒柳明君 いま大臣がおっしゃった中に、系列会社も監査すると、あるいは新聞に載っかっているアイテムが大体監査の対象である、このようにおっしゃったわけですが、私はここで、日通の傍系会社の一つで、まだ新聞に載っかってない監査のアイテムにしなきゃならないと、私はこういうふうに調査の結果...全文を見る
○黒柳明君 四十年三月一日の要するに第二回の事例ですね、この契約締結者、だれとだれとの間で契約なされたか。
○黒柳明君 もうこれは前日通の副社長で、せんだって逮捕された人です。当然日通から資本も入っていますし、日通の傍系会社であり、前副社長がこの締結の当事者になっておる、こういうわけですけれどもね。私はここで指摘したいのは、この一回目の事例、二回目の事例ともに非常にその払い下げの単価が...全文を見る
○黒柳明君 私のほうにいただいた一覧にもそういうふうな数種目にわたって調べた、こういうこと出ておりますけれどもね。それからさらに鑑定調書もらっているわけですよ。ここに鑑定人の名前が書いてない。これは故意に削ったわけですね。しかもその鑑定書というものは、これは一人の鑑定人の鑑定しか...全文を見る
○黒柳明君 時間がないので簡単でけっこうです。
○黒柳明君 これは転貸してはいけないことになっておりますね、契約で。契約の第二回目の、要するに日通トラックの池田さんと関東財務局との契約によりますと、十三条、十五条。十三条は、定める期日五年間という期日があって、その十三条を受けて十五条に、「十三条に定める期間満了の日までの間にお...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この条文というのはこれはもう無視されてもよろしいと。だったらこれはとったらどうですか。やはりいけないと条文に出ているんですから、契約書に。これじゃ意味がないじゃないですか。関東財務局の権威にかかわるじゃないですか。条文にやっちゃいけないとあるからやっちゃい...全文を見る
○黒柳明君 だから、実質的に当たらないとか当たるとか言ったって、条文に貸してはいけない、五年間は第三者に貸し付けてはいけない、第三者に移転しまたは物品を貸し付けてはならないとあるわけでしょう。実質的にも何も出ていないじゃないですか。しかも年間四百万近くも使用料払っているんですよ。...全文を見る
○黒柳明君 要するに、食糧庁としては、また世間の世論としては、日通の独占体制というものはうまくない、当然全通運に対してそのシェアを与えるべきである、こういうようなことが中心になって検討がされてきたと思うわけですけれども、今度は全通運の性格的な問題として、はたしていまの通運免許がな...全文を見る
○黒柳明君 それで結局、日通の、新聞が何か結論出たように書いてある、それは誤りである、こんなことをおっしゃいましたけれども、結局、日通の元取り制度というものをなくしていきませんと、これは全通運との契約というものが成立しない、何か日通の下請みたいな形で全通運が輸送を引き受けるのじゃ...全文を見る
○黒柳明君 それから、私は日通がいま問題になっていると同時に、全通運も何か問題があるような気がするんです。それは何かというと、国鉄に今度は御答弁願いたいと思うんですけれども、昨年の十一月に四億の出資があったわけですね。この四億の出資に至るまでの過程とその目的を、簡単でけっこうです...全文を見る
○黒柳明君 それでこれは倉田常務がその出資をするにあたって、この四億円の使い道、これから実施する事業計画の具体的な内容を検討するのだ、何か四億円出資増を国鉄から受けた、この使い道について非常にばく然としたこれから検討するのだ、こういうふうなことを発言しているわけですね。  それ...全文を見る
○黒柳明君 それで政令改正が四十二年の十一月、政令改正によって四億の出資がなされた、これは合法的なんです、法的には決して何でもない。それから国鉄の天下り人事で全通運に入る、これも法的には規制されていないんです。  さらに私もう一つ指摘したいのは、これは政治資金、これも法的には合...全文を見る
05月14日第58回国会 参議院 商工委員会 第18号
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○黒柳明君 確かに、ただいま調査の結果、いろいろまだ出ておりませんが、長官としても確たる御答弁はできないと思うのですが、新しい新聞報道の伝えるところによりますと、山崎さんをはじめとして幾多の専門家がこれは常識的には放射能の汚染に間違いないと、このようなことを伝えているわけですけれ...全文を見る
○黒柳明君 昨日のジョンソンさんとシャープさんが来たときにも、これは放射能が原因じゃない、汚染は放射能によらないと、はっきりこう明言しているわけなんですね。そうなると、いま言った科学者の意見とはまっこうから食い違うわけです。万万が一、そんなことはないと思いますけれども、せっかくア...全文を見る
○黒柳明君 海水を分析中ということが新聞に出ておりますけれども、技術庁の依頼によってこの海水は何か異常が起こった後、数時間経た後の海水であると、はたしてこれは科学的に見て、その異常時のそういう分析ができる状態にある海水なのか。新聞によると、そういう数時間経たものを分析したところで...全文を見る
○黒柳明君 そうするとレーダー説、溶接をやったときの火花説というものはその後否定された。放射能の可能性が強い、学者がこれは常識として言えると。その放射能であるという原因、これを断定するのにはこれの海水の分析、それとさらにどういう調査をやっているでしょうか。
○黒柳明君 東大の檜山さんあたりの談話が報道されておりますけれども、あくまでもその当時において異常があらわれた機会であって、それをどういう状況でどういう状態でこう出たかということを分析してもこれはだめだ。あくまでもこれは主観的なものが主であって、推測を加えられて、放射能ではないか...全文を見る
○黒柳明君 あと、一、二問伺います。これは長官の誠意を信ずるより私たちはないと思います。と同時に、これは四十年ごろ、ホーリーロッホですか、そこで海水さらには魚介物の汚染があった。そのときの私の記憶によりますと、科学技術庁で科学的な、何といいますか、いろんな分析をして、それに対する...全文を見る
○黒柳明君 最後にちょっと。それで、結局イギリスの例にもあったように、魚介類の採取ですね、それからやっぱり人体でコバルトが濃縮されて非常に危険であるというふうなことですけれども、いま佐世保の漁業組合でも気は使っていると思うのですけれども、当然これは取って食べられることはないと思い...全文を見る
05月15日第58回国会 参議院 決算委員会 第18号
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○黒柳明君 私は、公明党を代表して、昭和四十一年度決算外二件に対して、不承認の意思を表明するものであります。  以下、不承認の理由を申し述べます。  一、上級公務員の中には、業者と職務上関係ある立場にありながら、それらの業者から招待を受けてゴルフをするとか、またウィークデーに...全文を見る
05月16日第58回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○黒柳明君 時間がないので、簡単に個条書きにして聞きたいのですが、一点は、小笠原で現状の米軍の施設——ロラン局ですが、船舶の安全運航に役立つとともにポラリスの誘導に対する電波も発信しているんじゃないか、こういうようなことも考えられますし、また、当然一朝事あるときには相当軍事的に利...全文を見る
05月17日第58回国会 参議院 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第13号
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○黒柳明君 選挙権についてですけれども、何か新聞の伝えるところによると、総理府と法制局は消極的で、自治省は非常に積極的であるというふうなことが伝えられておりますけれども、これはいかがなんでしょう。
○黒柳明君 自治省のほうは、現段階でどうなんですか。
○黒柳明君 先ほど、復興計画ですけれども、調査団が行って検討して間もなく帰島と、こういうふうになるわけなんですが、その大まかな見通しというものはついていないのですか。要するに、さっき岡田先生がおっしゃったように、いつごろ帰るか——いつごろ帰るかということでなくしても、どのくらいの...全文を見る
○黒柳明君 大臣ですね、学校の先生は何か七、八人すぐ派遣されるらしいですけれどもね、現地のお話聞きますと、選択の自由があればいいのじゃないかと、こういうふうな話伺ってきたわけです。要するに、いまアメリカ式教育を受けているわけですね。ですから、これからまるっきり日本式に切りかえられ...全文を見る
○黒柳明君 結局、父島にいる人は徐々に当然日本式に訓練されると思うのですが、グアムや何かにいる人はどうなるんですか、結局、徐々にということば。
○黒柳明君 母島はだれもいないわけですけれども、あそこはこの際だというわけで、密漁——密漁よりもむしろ上がって、何か金になるような木を伐採しているという、こういうようなことを聞きますけれども、特別な何か措置をとっているのですかね。
○黒柳明君 昨日総理が、ロラン局はこちらの扱いがまだなれていないから向こうの管理のもとに置く、徐々にこちらでなれたら当然こちらで管理すべきものだというようなことを答えられたのですけれども、要するに、ある時点において、あるいは返還すぐにでも、ロラン局の要員というものの養成というか、...全文を見る
05月17日第58回国会 参議院 本会議 第22号
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○黒柳明君 私は、公明党を代表して、佐世保における米原子力潜水艦寄港による異常放射能測定の件に関して、総理並びに関係大臣に若干の質問をするものであります。  去る六日、米原子力潜水艦ソードフィッシュ号が佐世保に寄港した際、同号より百メートル先の水中、空中で正常時の十七倍から二十...全文を見る
05月21日第58回国会 参議院 外務委員会 第15号
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○黒柳明君 その前に一問だけ。  海水から核原子が発見されなかった。予期はしていたんですけれども、非常に私たちにはショックだったわけです。海水が、非常に時間を経ておって、薄まっておるというようなことも聞きましたけれども、予期した事態ですけれども、一応第一段階として挫折した、日本...全文を見る
05月22日第58回国会 参議院 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号
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○黒柳明君 父島、硫黄島から米軍が撤退すると思うのですけれども、そのときに、いまかれらが保持している諸設備ですね。相当こちらが利用できるものが、いま言ったように、これからプレハブつくるとか何とかしなくても、利用できるものがあると思いますが、そこらあたりの話し合い、これはどうなんで...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、あの父島の気象台も含めて全部ですか。
○黒柳明君 次に、復帰前に先生を派遣するなんということが新聞に出ていましたけれども、医者と看護婦ですか、復帰前に。それから今後復帰後は相当いろいろなものが、いま言われましたように派遣というか、労務者なんかも含めて行なわれると思うのですが、復帰前は気象庁からの派遣というのはないんで...全文を見る
○黒柳明君 大体復期前に引き継ぎをみんな完了するようにできると。先生の人選がなかなか困難だという話を聞いているんですけれども、それも大体できるわけですか。
○黒柳明君 やっぱり先ほどお話がありましたように、できると思うということじゃなくて、都と国とよくタイアップしてやらなきゃならない。この点が非常に困難だという話を聞いたものですからね。自治省のほうはその点、何か派遣する先生の人選が非常に困難だと……。
○黒柳明君 結局、都とのかね合いになると思うのですが、先ほどなんかも言われている航路の開発なんかも、運輸省に東洋汽船はじめ四社が申請してある、こういうことなんですが、これは運輸省だけにまかせるのじゃなくて、当然都で、総理府のほうもこれにタッチして、当然足がなければ、LSTが月は一...全文を見る
○黒柳明君 これもやはり現地へ行ってみて一番、またこちらに来た人の話を聞きますというと、やはり子供の教育問題というのが一番心配で、特に特殊な事情で教育されてきておりますから、この前私質問したように、すぐ日本式ということになっても、これはちょっと問題がある。さらに、いま言ったように...全文を見る
○黒柳明君 先日美濃部さんが、要するに政府としては小笠原の総合事務所と、東京都としては支庁長を置いて、それは村長と総合事務所の次長と兼ねたいと、こういうようなことを発言したのですけれどもね。これは総理府との話し合いというようなのはどの程度か、これはまあただ単なる発言かどうか。
○黒柳明君 それから観光の問題は、やはり知事なんかも言っていたわけなんですけれども、特殊な観光会社か何かが帰島と同時に、復帰と同時に入っていって、また、がたがたがたがたやる可能性もあると思うのですけれどもね。地元としてはやはり当然、観光地としても開発すること自体、それは希望してお...全文を見る
○黒柳明君 それからいまLSTが月一回就航するということですけれども、これは当然必要条件としてですけれども、必要があると硫黄島に飛行場があるのですし、それから船で父島でも母島でも行けるということですから、これは常時行ける態勢にはするのですか。また、当然飛行艇があれば父島の二見港あ...全文を見る
○黒柳明君 一般の人じゃなくて、たとえば国会議員が行きたいというようなときですね、何か必要があったときなんか、当然飛行場を使って、あるいは飛行艇を出して、あるいはそこに船を待機しておいて行くとかいうようなそういう手段は、絶えずアメリカの場合はそういうふうにしていたわけですから、日...全文を見る
05月23日第58回国会 参議院 外務委員会 第16号
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○黒柳明君 一問関連して。最近の沖繩の様子を、要するに、外務大臣どのように評価されるかを私は聞きたいのですが、軍労務者のストがございました。当然従来の米軍ですと相当の処分をするかまえを見せなければならなかったわけですが、すぐその翌日には賃上げの方向に、さらに労務者のほうに有利なほ...全文を見る
○黒柳明君 それが二十三年の過去の問題じゃなくて、現時点においてそういう返還が非常に表面にクローズアップしてきた。一つ、二つ、三つと表面にあらわれてきた。そのこと自体が、要するに、アメリカとしても、この時の流れには勝てないのじゃないか、暗黙のうちに、まあ施政権ぐらいは返したほうが...全文を見る
○黒柳明君 官房長官の言った、来年の六月ごろ総理が行ってそこで話し合いということは、外務大臣は考えられませんか。
06月03日第58回国会 参議院 大蔵委員会 第29号
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○黒柳明君 私、日通のことでちょっと時間をいただきまして質問させていただきたいと思います。  せんだって農林大臣から、全国通運に米麦輸送について元請一〇%まかせる、このような話があったわけですけれども、大臣と事務当局との間はまだ打ち合わせができてないように私若干聞いたわけですけ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、あくまで全国通運は日通の下請ではなくて、元請のほうに関与する、この割合についてはこれから事務的レベルで検討しなければ一割になるかどうかわからない、このように私は納得したわけです。下請の問題は、当然食糧庁でも、米麦輸送について日通が元請で、各地元の農協が下請...全文を見る
○黒柳明君 県別の金額は。
○黒柳明君 すみませんが、時間がございませんので、県別に金額だけを。
○黒柳明君 岩手県で、夏が三円五十銭、冬は三円八十銭、宮城は単位農協の間に県の経済連が入っているわけですが、経済連が三円五十銭、農協が二円五十銭、秋田が俵の場合は六円、かますが五円八十一銭、麻袋が五円六十銭、新潟が県内が五円八十銭、佐渡が二円九十銭、山形が大体三円五十銭ぐらい、そ...全文を見る
○黒柳明君 四十二年は九円八銭じゃないですか。
○黒柳明君 入は農協は関係ございませんからね。
○黒柳明君 四十年、四十一年、四十二年、要するに発着がありますが、農協と日通との元請、下請の関係は、これは発だけになりますので、私その意味から出庫料と、こういうふうに限定したわけですが、四十年が七円八十六銭、四十一年七円九十三銭、四十二年九円八銭、さらにその諸雑費をとったとして、...全文を見る
○黒柳明君 運輸省としては思い切った行政指導、あるいは通達、あるいは社内のいろいろな改革その他を行なっておりますので、もう万全、間違いないと思いますが、ひとつ行政指導して、適正化、さらに通達一さらに違反すれば立ち入り検査、実態調査をする、このくらいなことをひとつ本件についてお願い...全文を見る
○黒柳明君 話がまた前後して申しわけありませんが、私は、過日、大蔵省の銀行局に、日通の保険料金の問題についていろいろ調査をして委員会で発言したわけですが、これについての調査結果——運輸省の特別監査というものはもうすでに発表されましたのですが、大蔵省のほうの調査結果、あるいはまとま...全文を見る
○黒柳明君 もう一問残っていますので、時間がないので、簡単に……。
○黒柳明君 長官にお伺いしますけれども、五月二十二日に日通の脱税の問題が発表されました。それの経過、概要と、今後の方針についてお尋ねしたいと思います。
○黒柳明君 もう一言。いまの食糧庁ですけれども、国税庁の話、また、自動車局長の話、ともかくこの私の焦点は、きょうの米麦輸送、食糧庁と日通の問題、当然認可料金も含めてですけれども、当然これはやはり非常に過去の例を見ても、この認可料金、そして下請の農協に金がいっていないということは、...全文を見る
07月23日第58回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 持ち時間が非常に限られていますので、問題を一点だけに限って質問したいと思いますけれども、農家の方々の努力によって例年豊作続きでけっこうなことですが、それに反して古米がダブついている、こういう状況です。こういう状況下で輸入米を私たちが輸入をしなければならない、ここに非常...全文を見る
○黒柳明君 加州米の輸入はどのくらいありますか。
○黒柳明君 まあ全体に対する率としては若干低いようですけれども、ともかく全体的の食管の赤字ということが問題になっているわけですね。ですから、どれだけ国内産の米に対して低額であろうとも、輸入米に対しては相当これは考慮しなければならないのではないだろうかと思います。  それから中共...全文を見る
○黒柳明君 その黄変米の処置ですけれどもね。それと今度は外米の売れ行きがどうも悪い。ですから、食管会計の赤字を云々する前に、やっぱり、国内産の古米を含めてですけれども、要するに外米の古米、ここらあたりの処置をどのようにするか。
○黒柳明君 先ほどの政府の試算の件について、算定方式や何かについていろいろ疑惑や疑問があるわけですが、夕刊あたりですと、自民党の総務会で非常に不満を持っている、あしたは党総務会で党の基本方針を出す、米審の答申案も出るというようなことで、試算に対する農林大臣のお考え、試算を中心に考...全文を見る
○黒柳明君 結局、政府の試算であり、農林大臣の責任のもとだと思うのですけれども、また総理大臣としても当然政府を代表する農林省、農林大臣にすべてをまかせてあると思うのですが、また党側も総裁として相当やはり総務会の意見というものも尊重せざるを得ないと思うのですが、政府となると、総理大...全文を見る
08月08日第59回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○黒柳明君 前国会の予算委員会で、いまの日通事件の一例として、私は、政治資金規正法、それから公職選挙法の、要するに規制——寄付に対する規制の条項ですね、選挙に関して、こういうことについて法務大臣にお伺いした。そのときに、ただいま捜査中だから答えられないというふうな御答弁があったわ...全文を見る
○黒柳明君 いま、選挙に関してということに関しての取り調べを受けた者は数人である、こういうことですけれども、担当検事は何名くらいで、何日くらいかかってこのことに関しての調査をやったわけですか。
○黒柳明君 その五人の人の、具体的にどのようなことをもって、これが選挙に関して、また際してという日にち、またその選挙に関しての動機、それに抵触しなかったのか、どういう具体的事実があってこのときはこの公職選挙法あるいは政治資金規正法に触れなかったのか、この調査の内容を具体的にお教え...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この選挙に関してという条項で犯罪容疑が成立するためには、どういう寄付のしかたなり、あるいはどういう動機ならば、これは犯罪が成立するのか、これはどうですか。
○黒柳明君 儀礼的といいますと……。
○黒柳明君 まあ、結論が出たことですから、ここで蒸し返してもしようがないと思うのですけれども、四十数名のうちの五人が選挙に関してという条項に一応は触れる余地があったというようなことで取り調べの対象になった、ところが儀礼的にこの五人の方がどういう関係があったか。関係の相手は日通です...全文を見る
○黒柳明君 まあ法の取り締まり役で法の番人の方が、この法の適用が非常に困難であると、非常に私たちが従来言っていたこと、その裏書きをするこういうような御答弁をなされたわけですけれども、非常にこれは私大きな問題だと思うんですよ。じゃあ、こういう事件が幾ら起こっても、この法に照らしてそ...全文を見る
○黒柳明君 私も検察不信で言っているわけではないのです。当然検察にそんなやましい点は一かけらもないと思います。一点もかげりはないと思います。また、結論が出たものについて、私、政治家がこんな司法のものにタッチする権限がないことは十分に知っております。ただ、私も先ほど言いましたように...全文を見る
○黒柳明君 そういう法をかかえて、大臣自体も非常にまたお困りだと思う。その心中も私はわからないわけじゃないですけれども、これ以上は水かけ論になりますから、この問題は後日また発展さしていただきたい。  以上です。
08月09日第59回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○黒柳明君 時間ございませんので、簡単に外務大臣にお伺いしますけれども、いまも若干話はありましたけれども、参議院の遊説中に、総理が、核、本土並みであれば交渉は進まない、要するに、核抜きであるとアメリカの抵抗が強い、このような意味の発言をしましたし、いま西村さんからお話がありました...全文を見る
○黒柳明君 私は別に総理と外務大臣の意見が違っているとは思いませんし、それで、いま外務大臣がおっしゃいました、ある時期が来れば——この時期について、いまベトナム戦を非常に重要視されていると、こういう御発言だったのですが、結局そうなると、また、これは単純な質問かもわかりませんけれど...全文を見る
○黒柳明君 そのベトナム問題を含めて、まだまだ中共の核の発展あるいは朝鮮の不安な情勢、そういうようなことが極東情勢の中に含まれていると思うのですけれども、それにプラス国内情勢、これも外務大臣はお考えであるのか。この、ある時期が来ればという条件ですね、そこらあたり、ベトナム問題のこ...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣が日米継続協議会で、要するに、沖繩と日本の大体国民の意思は、本土並みにかたまっている——私は必ずしもそうは思わないのですけれども——国民世論の動向は本土並みにかたまっていると、こうおっしゃったわけですけれども、そのことは、かたまっているから、そういう方向で日本...全文を見る
○黒柳明君 時間がなくて、あと一、二問ですけれども、先ほどの前尾さんの意見ですけれども、私は、一党員のことで、党の幹部であり外務大臣である三木さんに御意見伺うのは申しわけないと思うのですけれども、前尾さんは、先ほど言ったように、核つきだと、日本の国民、沖繩の国民が反対するから返還...全文を見る
○黒柳明君 最後です。すこぶる常識的な御意見で傾聴して聞かせていただいたのですけれども、最後にスナイダー発言ですね、あれにスナイダーさんが付随して言ったことは、要するに、基地と施政権とは切り離して考えることはできる、こういうふうにおっしゃったわけです。要するに、施政権は第一義的で...全文を見る
08月27日第59回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 私、京阪神土地事件のことを若干やりたいと思うのですけれども、まだ参考人が参りませんので、文部省から伺います。  時間ありませんから、着席しながらお聞き願いたいと思いますけれども、特にきょうは文教委員会だものですから、京阪神の土地問題の中で文部省の認可団体である鈴木学...全文を見る
○黒柳明君 この鈴木学術財団の問題点というのは、先ほども言いましたように、前三井銀行会長の佐藤さんが理事長である、それで現在逮捕されました沢本さんが専務理事だ、こういう関係。さらには沢本、そして山田、この両名が三井銀行神戸支店を中心にして導入預金を行なったと、こういうような関係な...全文を見る
○黒柳明君 私も大体常識的にはまあ六割から七割ぐらいじゃないかと、このようなことを承っておりますが、そこで具体的な例を私は述べたいと思うんですが、文部省にお答え願いたいと思うんです。これは文部省のほうからいただいた資料です。これはいわゆる鈴木財団が、正確には賀茂郡東伊豆町奈良本字...全文を見る
○黒柳明君 これは鈴木財団が六万持っておりまして、このうちの三万を売却して、現在三万坪持っております。それが文部省のほうから提示していただいた資料によりますと、売却見込み価格は約三億と、こうなっております。  ところが、これがその賀茂郡東伊豆奈良本の土地の登記なんです。これを見...全文を見る
○黒柳明君 一番、二番含めて三番抵当です。
○黒柳明君 私は、いま言いましたように、この土地登記も、それからこの土地に関する購入、売却、それから残地云々、これも全部監督機関である文部省からいただいたものです。ですから、私は、これは正確な資料である、こういうような判断のもとでいま質問しているわけですし、また大蔵省のほうが、土...全文を見る
○黒柳明君 委員長からいまお話がございましたように、私も緊急に呼ばせていただきまして、ほんとうに雨の中、御多忙の中を御出席をいただきまして、ありがとうございました。まず厚く御礼を申し上げます。  それで、特別なことじゃございませんですが、当然京阪神土地事件が大きな社会問題になり...全文を見る
○黒柳明君 第二点、お伺いしたいと思いますが、これはお差しつかえがなければお答え願える範囲でお答え願いたいと思うのですが、その京阪神土地事件の主役者となりました山田正光さんと佐藤前会長との出合いといいますか、背景といいますか、接触といいますか、あるいはある人の仲介で前会長にお会い...全文を見る
○黒柳明君 また、これもくだらないうわさかなんかで、私、事実に反したら、発言することも申しわけないと思うのですが、例の鈴木学術財団で出版した「ジャータカえほん」ですか、これに対して、山田さんが購入したことに対して、まあ当然、佐藤理事長から色紙、感謝状が届いている。このようなことが...全文を見る
○黒柳明君 あと一、二点でございます。  例の山田さんが、不正行為の舞台となった神戸市の葺合区にある熊内台の土地のことですが、これは鈴木財団と山田との間に十億円の売買契約書がつくられた、こう言われて、これはにせである、こういうようなことも一部では言われておりますが、当然、寄付行...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと問題こちらへそれて、またすぐ御質問したいと思いますが、順序がちょっと逆になって申しわけないのですが、文部省のほうにお伺いしたいと思います。  この鈴木学術財団が、あとで具体的に、まだ時間がございますから事実をあげたいと思いますが、設立目的と反した、要するに不...全文を見る
○黒柳明君 いま学術局長から御答弁がありましたように、これはまだお調べがないと。私どもは相当早くから資料の提出、あるいは私どもが材料を差し出しまして、こういう事実がある、だから調べてもらいたいということで、相当、一〇〇%くらい学術局長のほうにお知らせしてあるわけですが、まだ調査中...全文を見る
○黒柳明君 私いま三井と言うべきところを、何か間違ったらしい……。  もう一点だけ。これは時間以内におさめたいと思いますが、いま言いましたように、ジャータカ荘園九万坪の土地の分譲をここに書いてありますが、鈴木財団専務理事沢本貫、こういうことで。それから、いま言いましたように、佐...全文を見る
○黒柳明君 私が課長さんと接触したときは、これは文部省からの提出資料で全面的にこれをお認めになった。公式な場所で局長さんが若干の譲歩をされることはわかりますけれども、もう私たちが確認したんじゃない、文部省で確認していただいて、場所から電話から住所から、当然事務員まで全部一致した。...全文を見る
○黒柳明君 すみません、一問ですが、私もこういう事実、先ほどから言いましたように、お知り合いはない、私もこう確信しております。ですけれども、こういう事実、これは私の主観でも、一方的発言でもなくして、文部省もこの事実を大多数認めております。こういう事実というものが現在ここに出て、鈴...全文を見る
○黒柳明君 どうもすみません。長い間ありがとうございました。
○黒柳明君 順序があっちこっち飛びまして申しわけないのですが、先ほどの共同担保の件ですね。これはあくまでも、お調べでない、こういうことですが、このほかにはないのです、担保が。ですから、財団所有の土地はここだけです。ほかにありません。これは私たちは調べました。私たちも、調べた上でこ...全文を見る
○黒柳明君 私たちもそのことについては申しわけないけれども、そちらは現地をお調べになっていない、私は調べた、調べた上の発言なんです。ですから、ここで水かけ論になります。ともかく従来言われますように、導入預金が東京でも行なわれているんではないか、こういううわさが非常にあります。向こ...全文を見る
○黒柳明君 それで、先ほどのこと、もう一点ですね。これも文部省のほうからいただきました資料があるわけですが、その資料によりますと、エスエフ高速ボーリング株式会社、これはいま言いましたように沢本さんのやっているところなんです。社長です、沢本さんが。そしてこのエスエフ高速ボーリングは...全文を見る
○黒柳明君 最後に、時間ございませんで、国税庁に一問、文部大臣に一問申し上げたいと思いますが、要するにエスエフと財団とのこの経理、これに対して十分に国税庁当局としてもメスを入れて、土地の取引について適正な措置をしていただきたい。国税庁、これひとつ要望したいと思います。大臣と一緒に...全文を見る
○黒柳明君 最後に文部大臣にお伺いしますが、私いま言ったような事実、これまたまとめて個条書きに言う必要はないと思うのですが、これは明らかに民法三十四条の上で、こういうような財団を放置しておくこと自体いいのか悪いのか、非常に私は疑問だと思います。もしもこういう財団を放置しておきます...全文を見る
10月15日第59回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 昨日からも質問をさんざん繰り返していますから、重複しないで二、三点聞きたいと思うのですけれども、要するに「赤旗」の記事、また「財界展望」の記事ですね、これはもう法務大臣が事務当局に今回の問題を調べさして、どこから出たか、十二分にここのところに対してもわかる範囲にお調べ...全文を見る
○黒柳明君 私も、この投書や何か一ぱい来ますので、こんなものはあまり気にしていなかったわけです。ですけれども、この時点に至って、あまりにもこの内容が克明ですし、このことも、これはもう内部のだれかがこういうことを書かなければ書けないのじゃないかと、こういうような気がしまして、これは...全文を見る
○黒柳明君 くろうと筋のことは、私しろうとでわかりませんが、くろうと筋がどんなことをやっておるか、裏の裏のことはなお私たちはわからないわけです、まあそこら辺は意見がどうも食い違ってしまうと思うのですけれども。それで、またこれはちょっと前の蒸し返しになっちゃうかと思うのですけれども...全文を見る
○黒柳明君 先ほどこの領収証番号あるいは金額と払った人がはっきりしたのは、やはり池田さんの事務所なり家なりを捜索したときのメモ、あるいは「花蝶」から押収した領収証がこのようなことになっておる、こういうふうにおっしゃいましたけれども、井本さんは張本人で、お払いになったわけですから、...全文を見る
○黒柳明君 そうしますと、その写しがあれば、現品のほうは見なくても大体わかると思うのですけれども、やはりこれだけの問題ですから、当然現品であるものをお調べになられた、こう思うのですけれども、その点いかがでしょうか。総長の持っている領収証そのもの、本物というものは手をつけてないわけ...全文を見る
○黒柳明君 まだ持っておるわけですか、どうなりました。
○黒柳明君 やはり保管しておることを、検事総長ですからやましいことはないと思いますけれども、写しよりやはり実物というものを中心にしてこれからお調べになられたほうがいいと思いますし、またこの番号あたりもどうなのかということがこれから問題である、こういうような局長の発言もあったわけで...全文を見る
○黒柳明君 ですから、公明党が一人入っているといって、某新聞に——誤報の記事だったと思うのですが、出たわけですよ。そのことも、結局国会議員の名前を公表していれば、そういう発言も当然ないし、そういう新聞の誤報も出ないで当然済んだ、これは明らかなわけです。ですから、要求があれだけあっ...全文を見る
○黒柳明君 別に答弁いただきません。もう池田さんから、公明党云々ということは、これは失言だったと、こういうことを確認していますからね。別にその問題は、私、大臣から答弁いただこうと思いませんけれども、まあそういうこともあったということです。以上。
10月30日第59回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○黒柳明君 私は、東富士演習場のことについて質問したいと思います。  私も在日米軍基地がすみやかに撤去されることを望むものの一人です。こういう観点から、過去から現在にかけて東富士地域にあります農民再建連盟の幹部の方、スタッフの方が地域住民を結集して、そうして補償関係の窓口になっ...全文を見る
○黒柳明君 二千三百八十万の補償金が払われたのは昨年、四十二年十月二十六日、それから、十月三十日ですからちょうど一年と四日たっているわけですか、今日に至るまでその補償を待ちかねている農民に対してこの補償金が支払われていない、こういう事実、御存じでしょうか、公団側は。
○黒柳明君 この経過を話しますと長くなりますので経過は省きますが、ともかくいま現在は二千三百八十万というものは一まとめになって、一年たっても農民——正当受領者に払われていないわけです。ただいま、現状はわからない、うわさは聞いている、と、私はそのうわさはどの程度が、公団としてもはた...全文を見る
○黒柳明君 公団は政府の機関でもありますし、補償金は公金です。国民の血税です。当然数多い農民一人々々を対象にして補償金を渡すわけにいかない、何らかの代表者あるいはそういう機関を通じて流す、こういうようなことはあったにせよ、現在いま私申しましたように、その補償金は手元に届いていない...全文を見る
○黒柳明君 当然ですね。組合員の福利のために使われるものであり、また組合員各位が納得し、満足すべきものでなきゃならない、いまの御発言どおり。ところがそうなってない。だから私はどう考えるのかと、こう言ったわけです。これをやっていても押し問答になると思うんですけれども。  じゃ、こ...全文を見る
○黒柳明君 そうです。日にちは十月二十六日、それから御殿場の市役所。渡した人が違う。市長に渡したんじゃないんです、市の金じゃないですから。まあ市長とこの農民再建連盟の委員長とが同一人物ですから、市長ということばをお使いになった、それに対しては云々する筋合いはないと思いますけれども...全文を見る
○黒柳明君 両方同じですからね。委任者と受任者。
○黒柳明君 そうすると、先ほど小野さんがお答えになったのは委任状を持ってきた人に渡したと、こうおっしゃったでしょう。ここに書いてある委任者は小林さん、受任者は勝又さんですね。そうするとこの勝又さんに渡さなきゃならないんでしょう、御殿場市東富士演習場地域農民再建連盟の委員長、この委...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくてね、私が言うのは、要するにいま起こっている問題に対して責任はとれないと、こうおっしゃった、少なくもですね。私たちが郵便局に行く場合、わずかの金でも当人じゃないと裏書きさせられますね、判こ押させられます。そうして代理人であるということを確認されて金を受領し...全文を見る
○黒柳明君 私はその前の話をしておる。その前の話。その話はまたいま続けますけれども、その前の話ですよ。  くどいようですけれども、二千三百八十万がいま宙に浮いちゃって農民困って泣き寝入りなんです。道路公団も世話してくれないんです。再建組合ももうお手上げなんです。そうしてその受領...全文を見る
○黒柳明君 うそですよ、それははっきり。そういうようなニュアンスじゃない。ちゃんとおっしゃったです。速記録見ればわかる。それでその次には助役がそこにいたから渡したというんですね。これは市役所の金庫に入る金じゃないでしょう。市役所とは関係ないですよ、このお金は。そうじゃないですか。...全文を見る
○黒柳明君 保管はどこであれ、市の会計に入る金じゃない。いいですね。そうすると、そこに私はさっき言ったように、市長がまあ委員長を兼ねている。だけど助役とは関係ないんです。そうでしょう。助役はこの再連連盟の何ら役員でもなければタッチすべき人じゃない。そこがなぜ助役に——立ち会い人も...全文を見る
○黒柳明君 これはだれがつくったかというのです。
○黒柳明君 それはだめですよ。何にも知らないでここに出てきたってしょうがないじゃないですか。午前中の矢山さんもそういうことがあったというのですけれどもね。こちらがこれを調べるのに何カ月かかったと思うんですか。二カ月かかってますよ。これはここに発言すればささいなようなことに、何であ...全文を見る
○黒柳明君 だから私は一番初めに言ったでしょう。こういうことを前提にして私は発言しているのです。きのうからいままでの態度はなってないじゃないですか。責任はない。そんなことは私は知らない。少なくともきのう私が部屋に呼んで言ったでしょう。何らかの前向きの発言をしなさい。そうすれば、私...全文を見る
○黒柳明君 ありがとうございました。  それでいま言った事実ですが、お知りでなかったと思う。またいま現在の時点においてはしようがないと思います。ひとつ緊急に調べてしかるべき手を打ってもらいたい、これを最後に希望します。いかがですか。
○黒柳明君 道路公団、これでおしまいです。どうも御苦労さまでした。  その次にですが、まだまだ演習場に関して問題あるのですけれども、もう一点だけ、今度は国税庁のほうに問題をお伺いしたいと思いますが、またこの農民再建連盟に関してなんですけれども、御殿場市に千代田産業株式会社ですか...全文を見る
○黒柳明君 それで、私なぜこれを質問するかというと、東富士農業振興協議会ですか、これは再建連盟の中にあるとかないとか、ちょっとえたいの知れない協議会ですが、そこにこの千代田産業から、この協議会に請け負い工事費の一定割合が出されているという事実を課税上調査されたと、こういうふうなこ...全文を見る
○黒柳明君 もう一点ですけれども、この協議会というのは法人格になっているか、それから所在地はどこか。それから傘下業者の名前あるいは職員など、わかっている範囲でけっこうですが、お教えを願いたいと思います。
○黒柳明君 それでその千代田産業の傘下業者はどうでしょう、あるいは職員……。
○黒柳明君 そのいまの千代田産業以外の六社も、同様に工事金の一部をこの協議会に出している事実があると、こういうようなことを国税庁が現地から聞いたというようなことを伺っているのですが、それはいかがでしょうか。
○黒柳明君 最後に国税庁に……。一言ですけれども、そのいま言った工事費の一定割合というのは、私のほうは二分とも三分とも、あるいは二%とも三%とも、こういうように確認しているのですけれども、国税庁のほうも二%あるいは三%ということがお耳に入っているかどうか、どうでしょう。
○黒柳明君 それで、施設庁長官、いまの関係お聞きになったと思うのですね。要するに施設庁からあるいは農林省——農地局長さんいらっしゃいますか、施設庁から、それから農林省から出ていますね、補償金が。それでいろいろな事業をやっているわけです。こういうことなんです、いまのことを整理します...全文を見る
○黒柳明君 この協議会は、いまも言ったように、国税庁向けの急増品なんですね。それでわずかの再建連盟の人、あるいは業者——業者も知っているかどうかわからないのです、金の行方までは。この会計を切り盛りしている非常におかしな存在なんです。農林省のほうはどうですか。この協議会について知っ...全文を見る
○黒柳明君 まあ、当然ですね。いま言ったように、警察問題に地元でいろいろな問題が発生してきて国税庁のほうでいろいろお調べになった。それで急につくったものなんです。ですから、先ほど言った小林茂理という人ですね、この人は停職処分にあっているわけです。この人すらも知らなかった、こういう...全文を見る
○黒柳明君 施設庁いかがですか。
○黒柳明君 土地改良事業のほうで三%、それから基地周辺対策事業で二%、これはとられているわけです。これはいわゆる地元で二分金、三分金と、こう言いまして、工事費のうちからそれをてんつけ協議会のほうに持っていかれる、払う。こういうようになっているわけです。このシステムは間違いございま...全文を見る
○黒柳明君 農地局の分だけですよ。
○黒柳明君 防衛庁。
○黒柳明君 農地局が、そうすると、大体八億くらいで、施設庁のほうが二十三億八千万ですか、要するに農地局のほうが三分金、施設庁のほうは二分金をかけるとどれくらいになりますか。そうすると、農林省のほうは千七百八十五万円、施設庁のほうが二千九百五十六万円、合計して四千七百四十一万、これ...全文を見る
○黒柳明君 すみません、時間が長くなって。これでおしまいにしますけれども、とにかく全貌というものはまだ当然皆さん方おつかみになっていない。ですからそういうものはまずい。直接工事費から払われたとしたら、これはまずい。また、こういうことは国庫の補助事業としてほかにはないんじゃないかと...全文を見る
○黒柳明君 そこもですね、ここは疑問にしなければならないところだし、私どもは調査の結果、これはもうはっきりしたリベートであると、こう断定せざるを得ない。なぜかならば、くどいようですけれども、再建連盟が工事を請け負って、その工事の請負業者である千代田産業以下がその再建連盟の職員や業...全文を見る
11月30日第59回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○黒柳明君 私、コカコーラの問題について質問したいと思うのですが、初め農林省のほうにお願いいたします。  コカコーラが世界の清涼飲料界を席巻して、三十五年ですか、日本に上陸した。いま新しいフレスカ、第二の清涼飲料水を日本国内に持ち込もうというようなことで若干問題があるようですけ...全文を見る
○黒柳明君 いまおっしゃったように、私も農林省のほうからいただきました書類があるわけですが、これは食糧庁の長官から出て、いま農林省の所轄ですけれども、いまおっしゃったように、「その後の状況をみると、コーラ飲料業界および国内関係飲料業界は、全体としてみれば、これらの指導にもとづき、...全文を見る
○黒柳明君 それで、この「これらの指導にもとづき」と、この指導は何をさすかということですけれども、具体的にどういう指導が出たか。
○黒柳明君 いま一つだけおっしゃいましたけれども、一つは、「自動割当制移行後も、国内関係飲料の販売に混乱を生ぜしめないよう、コーラ飲料の販売価格を不当に値下げしないこと。」ですね。二つ目は、「販売のために行なう宣伝、広告については、国内関係飲料の販売に混乱を生ぜしめないよう、過大...全文を見る
○黒柳明君 誓約書ありますか、そこに。どんなものでしょう。簡単なものでしょうからひとつ。ございませんか。
○黒柳明君 誓約書、「本業界に重大なる混乱が生ずる恐れがあると農林省が認め、その是正のための業界との協調を指示されるときは、関係団体と協調して善処することを確約致します。」と、昭和三十五年八月四日ですね、こういう誓約書が出ているわけですね。そこで、私は、先ほどの指導に基づいてとい...全文を見る
○黒柳明君 公取のほうは、また隣にいらっしゃるのが公取の事務局長さんで、そちらから見解をお聞きしようと思うのですけれども、私は、農林省のお立場、これだけの文書を出して、また四十年あたりには説明会も行なっているわけですが、それでコーラに対してきちっとした御指導をなさっている。これは...全文を見る
○黒柳明君 やはり非常に認識不足だと思うのですね。現状に対する把握が甘いのではないかと私は思うのです。生産コストを割る必要はない。ものすごくもうかるのですから、そんな必要はなそれから国内業者との協調をはかる、はかってはいやしません。そちらに陳情書が幾つもきていると思うのですが、中...全文を見る
○黒柳明君 またコーラのときと同じように、誓約書を出させた、通達を出した、あとはそれでいいだろうというようなことでお茶を濁さないように、これ以上フレスカが国内にシェアを伸ばしますと、完全に国内の清涼飲料工業界というものは、サイダーは昔のものになってしまって、飲む人はいません。店頭...全文を見る
○黒柳明君 私は、当然それに対して公取としても立ち入り検査をしてもらいたいと、こう思うんですけれども、この点いかがでしょうか。
○黒柳明君 それについて、もうちょっと具体的に御説明願えませんでしょうか。
○黒柳明君 そうすると、富士スピードウェイは事情聴取なされて——きょうですか、きょうはそうすると何時ごろからそれをおやりになっているわけですか、これからですか。
○黒柳明君 すると、きょう二軒のボーリング場に調査に行かれた、この立ち入り調査は、四十六条の強制調査と解釈してよろしいですか。
○黒柳明君 そうすると、先日の富士スピードウェイへ行かれて、まだまだこれから調査する案件もあると思うんですけれども、多少でも問題点があったか、その点いかがでしょうか。
○黒柳明君 きょうはちょうど土曜日ですね。ですからアメリカ関係の会社は土、日は休みであると、私はこう認識をしているのですけれども、当然この問題は、先ほどの九州に至るまで全国的な調査結果というものはまだまだあるのでありますけれども、若干あげたわけですけれども、まずそのもとである日本...全文を見る
○黒柳明君 時間も非常に限られていますけれども、私、こう言うのもちょっとうまくないと思うのですけれども、従来公取の態度は、若干公正を欠くような、不明瞭な点も指摘される場面もなきにしもあらずであったと思うのですけれども、今回の場合には、これは非常に問題は根深く、事件は広範囲です。私...全文を見る
○黒柳明君 一言最後に、当然そのような態度でやることはあたりまえですけれども、いままで八年間非常にずぼらであった。こういうことで、せめて農林省は調査を進めてしっかり把握してもらいたい、指導してもらいたい。と同時に、せめて公取くらいは独禁法を十二分に活用して、この問題に対して徹底的...全文を見る
12月18日第60回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○黒柳明君 持ち時間が限られておりますので、要点だけでいきたいと思いますけれども、建設省でせんだって公営住宅の入居基準の改正を発表いたしたわけですが、その趣旨と目的をお述べ願いたいと思います。
○黒柳明君 もうちょっと何か具体的に基準を…
○黒柳明君 私はそれを今度は公務員の宿舎の問題に当てはめてみたいと思うのです。まあるるこれに対しての説明はつくと思うのですけれども、要するに、簡単に言いますと、従来から問題であった高額所得者の居すわり、これを追い出そうと、こういう一つの方途である、こういうふうに私は了解しているわ...全文を見る
○黒柳明君 一つの省だけでもいいですよ、労働省なら労働省。
○黒柳明君 もうちょっと具体的に数字を。私どももらった資料があるわけですね、一等職、指定職ならこういうふうになる、ここにずっと各省庁掲げてございますでしょう。それから労働省でもございましたですね。
○黒柳明君 各省別でも全体でもけっこうですよ。要するにまあパーセントじゃなくて、何戸あるか、こういう戸数別に言いませんとちょっとはっきりしません。お願いします。一つの省をあげていただいてもけっこうです、みんな同じですから。典型的な……。
○黒柳明君 要するに一番右の数字だけでいいです。
○黒柳明君 二戸余っているということですね。
○黒柳明君 ですから、六等職が何百と出ているじゃありませんか。五等職が何百、六、五、四、三、二、一と。要するに足らない戸数が出ているじゃありませんか、そこに。
○黒柳明君 等級別に出ているのがあるでしょう。
○黒柳明君 これは各省庁ともこの例は変わりないと思います。要するに六等職の方が千二百二十三の戸数が足りない。それから五等職が四百九十七、四等職が百二十三云々。指定、一等職はすべて足りている、こういうことですね。それで宿舎法ですと当然上から充足していくと、まあ、こういうふうなことで...全文を見る
○黒柳明君 ことしの春ですか、一般民間会社の重役が豪華な家に住んでいる、現物支給という形であるのですけれども。これを国税庁のほうで改めた、こういうことでありますね。ですから、全体的に申せばそういう傾向にあるのです。また、だからいま言ったように、建設省のほうも、一般の大衆の高額所得...全文を見る
○黒柳明君 これは勉強するというのはちょっとうまくない。まだ突っ込めば、行政目的というのは何かといったってお答えになれないと思いますから、私はそんな意地悪なことは聞きません、また時間もございませんし。もう勉強でなくて改めなければうまくない。改める御意思はあると思いますけれども、早...全文を見る
○黒柳明君 実態がわからないと言いますから、私は一つにしようと思ったけれども、言いますよ。法務省の勝尾矯正局長、ここにはゴルフ。大体二メートル五十、二メートルぐらいのネットがずっとあります。それから厚生省の戸澤官房長、これも同じ二メートルから三メートルぐらいの高さの——要するにこ...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなかったらどうですか。
○黒柳明君 ぼくは——あなた笑っていますけれども——これだけ調べるのにどれだけかかったと思いますか。ぼくはその態度が気にくわない。ぼくはおとなしい性格だから、でかい声は出したくない。どうです。皆さん御存じですよ。一番おとなしいのですよ。ですから、どうしてもでかい声を出さざるを得な...全文を見る
○黒柳明君 それから次に退職した人の話。これも私は知っています。要するに原則的には退職したらすぐ出る、こういうことですね。
○黒柳明君 原則的には……。
○黒柳明君 それを、そういうものを見ながら答えるようじゃ困りますね、ほんとうに。いっそういう立場になったかわからないけれども、私はそんなものは見なくとも知っていますよ。そんな憤然とするなら憤然とするらしくもっと勉強しな。だらしがない。何勘違いをしているか。それで、原則としては当然...全文を見る
○黒柳明君 四十三年三月一日辞任しております、大蔵省を。
○黒柳明君 まあ、それも私知っています。一・五倍だと、三千円だと四千五百円でしょう。原則はともかくも下級公務員、中級公務員、一般の人は住宅もない。上級公務員も当然出なければならないが半年の——いろいろな事情がある、それは当然認められなければならない。しかしながら公団だけなぜそうい...全文を見る
○黒柳明君 もう時間がありませんので……。二年たったら帰ってくるということは、私も聞きましたけれども一、二年間出向の形で、退職金もらっているんでしょう。昔のままでここに居すわる気持ちなのか。それじゃ全然法があってなきがごとしですよ。そんな法律つくったって……。ともかく大蔵省にはい...全文を見る
○黒柳明君 最後に一言。政務次官もいらっしゃいますので、確固たる御答弁、信念のほどを、新政務次官ですし、また労働省や住宅公団にもいらしていただきましたけれども、私の持ち時間三十分ですから、御足労いただいて申しわけなかったのですが、政務次官の御答弁を締めくくりにいたしたいと思います...全文を見る