黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1971年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第65回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○黒柳明君 短時間で、また引き続いて沖繩の基地の態様ですけれども、十日前ですかアメリカの新聞が、SR71型が、中国の上空ないし沿岸ですか、その辺ははっきりしなかったんですけれども、偵察飛行を行なっている、沖繩には現にそのSR71型がまだ駐留しているというようなことがありましたが、...全文を見る
○黒柳明君 捜索ないし救助活動、こういうものは、大臣がいまおっしゃったとおりだと思うんですがね。米紙が伝えているのは、何らかの軍事目的を持った偵察、そういうもので飛行されている。そういうものが沖繩を発進して偵察する。二月二日だと思ったですけれども、二日か三日……。
○黒柳明君 そうですか。「単純」ということばですけれども、捜索ないしレスキューは、これはもう完全に一つ目的があるわけですよ。だけど、偵察というのははっきりした明確な目的がないわけですよ。その中にはいわゆる軍事目的が含まれている。ここに問題があるわけですね。ですから、「単純」とおっ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、結論的には、要するに領海内ないしは上空、そういう偵察は許されない。こういうことで解釈して当然よろしいわけですね。
○黒柳明君 領海内ないしその上空における偵察飛行は許されない、沖繩から発進することは。
○黒柳明君 そうすると、B52三機ですか、いま駐留しているのは。その発進はどうなりますか、返還後は。
○黒柳明君 一機もいませんか。もう三機もいなくなる……。
○黒柳明君 そうすると、せんだって予算委員会で総理が、事前協議の公表権はない、こういわれましたですね。公表権——公にあらわす権、これはないと。今度は返還後核の再持ち込みですけれども、そういうことは当然常識的にあり得ないと、こう思うのですけれども、まだ疑惑が残っておる。この点につい...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、大統領から、ないしは大統領を通じて、何らかの意味で総理大臣なり日本政府なりに事前に公開する。「公開」ということばがこれに当てはまるかどうかわかりませんけれども、これを「公開」とは言わないかもわかりませんけれども、要するに、総理大臣でも外務大臣でも、日本政府...全文を見る
○黒柳明君 時間がありませんので、まだこれは煮詰めたいのですが、予算委員会の場もあるししますので。要するに、わが国は拘束されない、これはいいと思うのですよ。向こうのアメリカ政府——これはアメリカの国内法ですから、アメリカの国内法で要するに公開しないということなんじゃないですか。そ...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと何かこう論旨がはっきりしませんが、また予算委員会で煮詰めたいと思います。  それから前回の予算委員会で、総理大臣が、要するに返還は、基地の中の核の有無についてやっぱりこれは点検すべきだ、こういうようなことを発言しておりますけれども、当然毒ガスについてもそうせ...全文を見る
○黒柳明君 その万全の措置の中に、要するに何らかの意味の日本政府独自の立ち入り検査も含む、こういうことも考えていいわけですか。
○黒柳明君 時間がないので、先ほどの森さんがおっしゃった基地の縮小の問題ですけれども、もうすでにメースB、それから私どもが一昨年沖繩の基地を点検したときに、ナイキ基地はほとんど撤去されていた。現在それが二年になりますが、そのままですね。メースBももう撤去されているわけですね。それ...全文を見る
○黒柳明君 ですから、そういうところを転用するということの可能性もあると思うのです。先ほども言ったように、住民の福祉のための役に立てたい。ぜひ住民がこういうふうにしてもらいたい、こういう要望の強いところは当然そうさせるべきじゃないかと思います。要するに、転用というのは、本来の目的...全文を見る
○黒柳明君 最後にもう一問。  そうすると、安保条約が向こうに適用されるわけですね。そのもとに基地や何か整備されるわけですが、そうすると、二4(a)、二4(b)——要するに地位協定の変更というのは絶対にあり得ないのですか。要するに、自衛隊の移駐が本土であれば向こうがだんだん撤退...全文を見る
03月04日第65回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○黒柳明君 けさほど、山梨の富士急行で、また列車の事故がありました。運輸大臣、何か報告でも入ってたらお述べいただきたいと思います。
○黒柳明君 ATSの設置基準はどうなっていますかね。政府委員のほうから……。
○黒柳明君 基準の四項目があるでしょう、それを言ってもらいたい。
○黒柳明君 その他、その「安全を保っために必要に応じて」という項目、ないですか。
○黒柳明君 そうでなくて、ATSの設置基準です。当該の基準は……。基準は、必要に応じてやるべきだという項目があるんじゃないですか。
○黒柳明君 その「必要に応じて」ということですけれども、それには勾配は入っておりませんね。
○黒柳明君 どうですか、電気ブレーキは、まだきいていないようですか、どうですか。そのあたりは、まだはっきりしませんか。
○黒柳明君 それから、四キロも突っ走って、四つの駅を走っちゃったわけですが、それは当然勾配によることであると、こう判断されます。  それからもう一つは、二十八歳ということで、経験はあっても、四、五年ですか、何か適切な処置を誤ったのではなかろうか、こんな推測ができるのですが、その...全文を見る
○黒柳明君 先般、飲酒事故で国鉄も大事故がありましたが、あのあとは、どのようなことになりましたでしょうか。
○黒柳明君 すみません。いまの事故の問題は終わります。  中国問題ですが、総理、今回の日中の交渉ないしは前からそういう中国側の態度はありましたけれども、佐藤政府は、一つの中国・一つの台湾、あるいは二つの中国、これを認める陰謀だなんということばも使われておりますけれども、そういう...全文を見る
○黒柳明君 確かに、私も、全面的に中国の発言が是とはしませんけれども、その理解をさせるならさせるだけの、こちらの努力もあわせて必要じゃなかろうか、こういう御努力を、はたしてしているのかしていないのかというところに、失礼ですが、佐藤内閣に対する国民のクレームが、批判が出ているのじゃ...全文を見る
○黒柳明君 本日、中国の人工衛星の第二回目の打ち上げ成功が報道されておりますが、従来から、ICBMの実戦配置が七二年・三年と、こう言われてきましたけれども、いよいよそれも近いのじゃないかと、こう思いますが、この本日の人工衛星打ち上げ成功は、中国国内の、非常に外交的に柔軟外交を示し...全文を見る
○黒柳明君 先般のニクソン米大統領の外交教書、この中では、相当はっきり二つの中国、こういうことを打ち出しておるわけでありますが、アメリカに近い政策をとられる佐藤内閣として、このアメリカの外交教書に述べられた二つの中国政策、これ、どうおとりになるんでしょうか。
○黒柳明君 アメリカの二つの中国政策は現実に沿った見方であると、こういう判断ですか。すみません、念のために。
○黒柳明君 すみません、もう一回ですけれども、総理は先ほど、前々の答弁で、外交というのは現実を見なければならない、そういう面で、アメリカの今度の外交教書は非常に合っている、妥当である、こうおっしゃったから、それでは私は、現実的なものですか、総理の判断では、このアメリカが今度打ち出...全文を見る
○黒柳明君 先日、NHKの「総理と語る」ですか、総理のおっしゃったことは、二つの中国論を北京政府は気に食わないというが、中国を承認している英国は国連では台湾と席を同じくしていると。これは切り紋を取って言うわけじゃないですけれども、当然、英国と日本ではいろいろな情勢が違いますけれど...全文を見る
○黒柳明君 昨年の国連総会以後、アルバニア方式の賛成が多くなったと、こういうことで、ことしの秋の十月の国連総会には、何かこう、現在の中国政策の変更を迫られるのではなかろうか、こういうことがもっぱらの話題だったわけでありますけれども、アメリカも、さきに外交教書で二つの中国、秋には国...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、先のことになりまして申しわけありませんが、今秋の国連総会には、何らかのやはり日本政府としても態度の変更を迫られている。そういう案を、態度を示さざるを得ないと、こういうことを含めての検討かと、こう受け取ってよろしいでしょうか。
○黒柳明君 中国あるいは朝鮮、ドイツなどの分裂国家を一括して国連で処理しようと、こういうことが日米の間で話されているというのは、これはうわさ――韓国では事実こういうことがあると言っておりますけれども、こういう考えについてはいかがですか。
○黒柳明君 今回の日中交渉で周恩来首相が、日中のこの友好締結の条件として、台湾問題、内政不干渉、日華条約の破棄、平和五原則を打ち出していますけれども、台湾問題はさておいて、平和五原則、これを前提としての友好と、総理はこの平和五原則についてはどうですか。
○黒柳明君 そうすると、相互にという、向こうに対するクレームと同じように、佐藤・ニクソン協同声明、台湾の安全は日本の安全重大だと、これは内政干渉だとは思いませんか。
○黒柳明君 こちらのことは感情を率直に説明したということであって、向こうに対してはクレームをつける、ここが問題なんですよ、総理。これを何とかやはり前向きに改善する姿勢がないと、うまくないと、こういわれているわけであります。  まあ、これを繰り返しても話が進みませんものですから、...全文を見る
○黒柳明君 まあ、当然可能性は非常にわかりません。しかしながら、中国大陸が国府の支配下にもし入る可能性を待って、それでこの日華条約が本土まで適用される、それまでこの友好を結ばないとなると、これはもう不可能に近いのじゃないか、こう思うのですけれども、これはいかがでしょうか。というこ...全文を見る
○黒柳明君 日華平和条約は、先ほど申しました平和五原則の内政干渉にはならない、こういうことですか。
○黒柳明君 たびたびこれも指摘されるのですけれども、少なくとも、それじゃ台湾に対する――台湾が非常に問題になるわけですね、絶えず。――オーバーコミットをもうちょっとセーブしたらどうか、その一つに、日華経済協力委員会の言動ないしは借款、こういう問題をあげられるわけです。昨年の国連総...全文を見る
○黒柳明君 毛沢東と総理と討論さしたらおもしろいと思うのですけれどもね、もうちょっと、話がそこまでいきますと。  それから吉田書簡ですね。これは第一号の、吉田総理であったときにダレスさんに与えた書簡ですね。「私は日本政府が中国の共産政権と二カ国間条約を締結する意図を有しないこと...全文を見る
○黒柳明君 ひとまず外交問題をおきまして、私はこれから、千葉の成田と同じようなウエートを持って行なわれている茨城県の鹿島の臨海工業地帯の開発についての種々の問題をここで取り上げてみたいと思いますが、経企庁長官、この鹿島臨海工業地帯の開発規模、内容、事業費あるいは国費がどのくらい出...全文を見る
○黒柳明君 非常に関連産業あるいは計画関連事業費あるいは面積等膨大なものである。私も行ってきまして、非常に着実に進んでおります。そこで、こういう国庫負担が相当入っているこういうところにつきましての種々の問題を私は取り上げたいのです。  まず、農林大臣、こまかいことで、初歩的な問...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、転用許可をとらないうちに農地の上に工場、会社、住宅を建てると、これは農地法違反になると、こう理解してよろしいわけですか。
○黒柳明君 と、それは何の目的でそういう法律があるのでしょうか。
○黒柳明君 農地保全のために、当然きびしい農地法がある。旧地主に対する国有農地の売り戻し、これでいま非常に問題になっていることは、私が申すまでもない事実でありますけれども、そこで、これは一つ一つ問題点をあげていくのですが、農林大臣、まことに申しわけありません、ここに登記があるので...全文を見る
○黒柳明君 同じものですよ。地番は同じですよ。
○黒柳明君 これは、ひとつ、もう一回よく見てくださいよ。これは一つは畑ですよ。同じ上に、地番に建物があるのですよ。畑が、農地転用してないから畑になったのじゃないですか。これはうまくないですね。登記の見方を御存じないのですか。すみません、失礼なことを言って申しわけありません。登記簿...全文を見る
○黒柳明君 これ、地目変更の届け出が出ているかどうかを調査してみたいというのですか。もう一回、すみません。
○黒柳明君 法務大臣、すみません。御足労かけて申しわけありませんが、これは第三者的にきちんとした事実関係を明確にする登記謄本だと、こう思うのですが、ちょっとすみませんがね、法務大臣、申しわけありません、どうも。
○黒柳明君 どうもすみません。  そこで、これから私のこの問題は始まっていくのですが、実態がわからないと。私は実態を知っている。で、これすぐ茨城県の開発組合――これは前から質問通告してありましたから、すぐ実態を調べてください。届け、出しているのか、していないのか。もう無数にある...全文を見る
○黒柳明君 これは地番がはっきりして、開発組合の所有となっていますから。これは茨城県の管理者ですよ。電話かければすぐわかりますよ。そんな、すぐわかります、これ。これを登記所にいって調べるのがそんなに時間がかかりますか。すぐですよ、そんな。すぐ電話入れてください。だめですよ、そんな...全文を見る
○黒柳明君 すぐやってください。もうすでに質問通告も出してありますし、農林省とはもう何回も、大臣、接触してあるわけであります。ですから、当然そういうことは調べなきゃ怠慢なわけですよ。もう相当前から私は農地課長さんと、何回も御足労いただいて話をし合って、現地の茨城県のほうの開発組合...全文を見る
○黒柳明君 農林大臣ですね、これはもし農地法違反となれば、いま調べて返事来ますから、すると、これは罰則規定が当然あると思うのです。これはどういう規定になっていますか。
○黒柳明君 さて、ここでいまのこの返事が来ませんと審議が進まないのですけれどもね。前から、そのために質問通告してお調べ願いたいと、こういうふうにもう督促したわけでありますが、それが、これほど、こちらが現地の見取り図とか写真とかあるいは契約書とかこれから出そうというのに、その一点が...全文を見る
○黒柳明君 これは農林大臣、ここにまだこれだけ登記あります。まだうんとあるんですけれども、持ってきても同じですから。例が同じですよ。先ほどお見せしたのも、これも、片一方は土地登記、片一方は当地番の建物の登記、はっきりこれ登記してないわけです。これはもう農地法違反ですね。農地法違反...全文を見る
○黒柳明君 農林大臣はこの公害の状態というものを知っていらっしゃいますか。まあ御存じないのじゃないですか。あれほどこちらが通告してお調べ願いたいと言ったのだけれども、そこまで公害の実態というものを知っていらっしゃるかどうか。どうでしょうかね。
○黒柳明君 これ、あまり持ってくると荷物になりますものですから。最近の国会、小道具がはやっておりますけれども、またすみません、どうも。いま農林大臣がおっしゃいましたように、これを放置しておけば当然これは公害発生が考えられる、こういうことであります。これは一面で言いますと、この臨海...全文を見る
○黒柳明君 農林大臣ですね、都道府県知事の許可が要るんですね、農地転用の場合には。そうすると自治大臣の認可を得た一部事務組合というものは、この都道府県知事の認可と同等の扱いをされますか。
○黒柳明君 いや、実態はそう運用されているんです、実態は。だけど、一部事務組合は都道府県知事の認可と同じ認可、茨城のその組合の管理者、茨城県知事ですよ。その管理者がどこからも認可を受けなくてもいいですか。
○黒柳明君 組合が農業団地として開発したものですよ。その中に建っているのですよ。農業団地として開発したのですよ。その中に建っているのですよ。農業団地ですよ、農業団地。
○黒柳明君 あのね、農業団地として造成したものの中に、これを全部宅地化して、それじゃ何のために農業団地として造成する必要があるのですか。おかしなことを言わないでくださいよ。私はあれですよ、おとなしい性格ですけれども、だんだんことばがエスカレートしてきますよ。そんなおかしなことをい...全文を見る
○黒柳明君 これはどうしようもないですね。これはどうしようもない。はい、農林大臣、この地図、これを見てくださいよ。ここですよ。これ、この青いのは何か見てくださいよ。青、何か。これだけ登記がそろって、図面がそろって、これだけそろっていて、どうしようもないじゃないですか。茨城県に聞い...全文を見る
○黒柳明君 前の段階よ。時間もったいないから、ぼく立たないですよ。そんなことは、前の段階ですよ、その答弁は。新たな段階へ進んでいるのですよ、もう。農業団地を造成しているのですよ、これだけ、六百三十二ヘクタール。じゃ、総理、この写真ね、私これ時間のほかですよ。これ全部農業団地、全部...全文を見る
○黒柳明君 これ、あとからあとからどんどん出て、答弁がおかしくなりますよ、この辺でしっかりしないと。
○黒柳明君 開発組合の造成した土地には、だれが何を建ててもいいですか。
○黒柳明君 最後のもう一回はっきり、最後の答弁。いまの最後の部分だけもうちょっとはっきり。耳が悪くなった、最近。
○黒柳明君 それは初めの質問じゃないですか、ですから……。農地のままに宅地になっているんじゃないですか。工場になっているんじゃないですか。農業団地というのは、その目的で造成したのじゃないですか。そこにこれだけのうちがずらっと建っているんじゃないですか。すぐ茨城県に行って、これで見...全文を見る
○黒柳明君 話が進まないですね、総理。これ石油会社、ガソリンスタンド、食堂、農地じゃない、全部これ。わずかのこれは写真の一面です、これは。農家でも何でもないですよ。ガソリンスタンドが建っている、工場が建っている、食堂が建っている。――農業団地、一部じゃないですよ、全部なんですよ。...全文を見る
○黒柳明君 そこでこれが生きてくるんですよ、これ全部、農林大臣……。まだ一ぱいあるんですよ、こんなに。これはまたあとでごゆっくり見ていただきたいと思いますけれどもね、全部そうです、これ。要するにここは無法地帯なんですよ。まあ無法地帯ということばは行き過ぎかもわかりませんけれどもね...全文を見る
○黒柳明君 これは許可を受けている例ですか、この登記上。許可を受けていますか、受けていませんか、この登記の上の建物は。もう、たつの、もったいないですよ、時間が。許可を得ていますか。この登記上、得ていないじゃないですか、許可……。(「委員長、休憩して理事会にして、農林省、政府当局と...全文を見る
○黒柳明君 ごたごたしてすみません。  先ほど最後に言った答弁、第三者が開発組合の土地を占有すれば、これはまあ明らかに農地法違反であるという最後の答弁がありましたね。そのことを、もう一回しっかりして言っていただきたいんですけれどもね。
○黒柳明君 そこで、この土地が、念書や配分書ということのいわゆる鹿島方式、こういうものの方式があるということ、これは局長さん、そちらから説明していただけますか。念書、配分書。第三者に土地がころころころがって、どんどん投機の対象になっている、こういうことになっております。
○黒柳明君 念書と配分書、これが土地が非常に投機の対象になっていますね、農林大臣。それで、念書の段階、すなわち、まだ造成し切れない農業団地の、大体この神栖団地とか南部団地とか、こういう団地ぐらいきまると、これは念書。その神栖団地の地番、これがきまると配分書。念書の段階ですと、私こ...全文を見る
○黒柳明君 総理、ぜひですね、これが念書、これが神栖団地の団地ときまっただけです。まだ地番はきまってません。これで二千五百七十八平方メートル、一千万、これで不動産屋へ持っていくと一千万。これが今度は、配分通知、これは四千三百二十三平方メートル、これだと大体坪四万、これで四千万です...全文を見る
○黒柳明君 すみませんね、重ねて。これは、こういう状態、好ましくありませんですね。
○黒柳明君 ちょっと――それで、すみません、ここの段階で、もう一つ総理に。これは転売されて第三者が建てた土地だというので、これ、登記です。この土地登記は開発組合のものです。その上物は、これは第三者のものです。その中間に、こういう配分書、念書でころがしているわけであります。こういう...全文を見る
○黒柳明君 もう総理の答弁が初めにあれば、こんな時間のロスはなかったわけであります。そのとおり、おっしゃるとおりであります。農地法が非常にここはルーズであります。農地法違反であります。無法地帯であります。しかも、開発組合のこの事務手続というものが非常にルーズ、ここで法務省が出てま...全文を見る
○黒柳明君 ここに、その水戸地方法務局長と、いま言った開発組合の管理人岩上二郎……、これは無償ですね。使用料は免除する。これ、いいですか、地方財政法で、法務省が、政府が地方公共団体のものを無償で借りるということは、これはいいですか。地方財政法上。
○黒柳明君 だから、それが地方財政法上合法でしょうか、どうでしょうかと聞いているわけです。
○黒柳明君 自治大臣、もうちょっとはっきり言ってくださいよ。これは地方財政法違反であるかどうか。
○黒柳明君 きょうの政府答弁は、どうも自治大臣みたいに、総理大臣みたいに明確にお答えいただけばいいんですけれども。  そこで、私は、なぜ法務省の……。まあ建物の借りている面積にしては大した面積じゃないですよ。一九三・八一平米です。別の図面どおりですから……。これはうまくない。と...全文を見る
○黒柳明君 非常に時間を使いまして、また、この次の沖縄の問題がありますので、最後に、総理大臣、すみません、また御足労願いますが、いまも総理が、先ほど御指摘したとおりのことでありますけれども、またここで法務省が加わったわけでありますね。ですから、農林省、法務省、農地法で、何回も言う...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。けっこうでございます。  問題を変えます。総務長官、沖繩の返還の第二次のこの返還暫定法案をつくるための細目は、何か、きのうの報道ですと、中旬ごろになるのではないかと。いつごろになるか、あるいは、その盛られる項目、若干新聞報道でも承知しておりますけれども...全文を見る
○黒柳明君 いろいろ苦心のほどはわかるつもりでありますが、返還協定も目の前ですし、沖繩臨時国会も十月には開会される、こういうことで、暫定法案の作成も急ピッチでやらなければならない、こう思うのですけれども、国有財産なんかどうですか、見通しは。二次には入らない、そうすると三次になる、...全文を見る
○黒柳明君 いまの国有財産、なかんずく国有地の問題ですが、これはやっぱり暫定法案をつくるために、地元の使用状況もいろいろまちまちだと思います。当然これは本土の国有財産法を適用されるわけじゃございません、暫定特別立法をつくる必要があると思うのですが、これはやはり急務を要するものだと...全文を見る
○黒柳明君 大蔵大臣、現在その国有財産、どういう項目のものがどのぐらいあるか、ひとつお教えいただきたいのですが。
○黒柳明君 そのうちのいま総務長官おっしゃった九十何%は林野の分ですが、その分はどのぐらいあって、差し引きどのぐらいになりますか。
○黒柳明君 合計でけっこうです。
○黒柳明君 そうするといまの三億七千八百四十一万から三億七千七百九十一万、これは林野の持っている分です。それを除くと五十一ヘクタールと、こういう数字が出てきます。五十一万平方メートル、こういうわけです。これをいま調査を急いでいらっしゃる、こういうわけでありますけれども、その調査を...全文を見る
○黒柳明君 そのおおむねのわかっている範囲で教えていただきたいのですけれども、那覇市にある、要するに全体の林野を引いた五十一ヘクタールですけれども、その内容、これ全然度外視してもけっこうです。那覇市にある大蔵省所管の国有地、これどのぐらいありますでしょう。
○黒柳明君 そうするとその大部分那覇市だということは、全体の土地から林野の分を引いた、その五十一万平方米が那覇のものである、こういうこと、私はいままでそういうふうに認識してきたわけでありますが、その那覇市のものの五十一万平方米というもの、はたしてそれは正しいか正しくないか。さっき...全文を見る
○黒柳明君 琉球政府なり那覇市長なりにその実態把握というものを依頼しておりますですか。あるいは全然つかんでないかどうか。
○黒柳明君 総務長官、また済みません、たびたび行ったり来たり申しわけございませんが、これちょっとごらんください。――どういうことですか、それは。その合計の数字をちょっと見てください、一番端にある合計数字。二百万平方米ぐらいですよ。
○黒柳明君 それを言っているんじゃないんですよ、ぼくが言っているのは。総務長官、私いまそのことを言っているんじゃないですよ。そこにあるのは那覇市の調査でしょう。私たちは野党でしょう。野党の公明党が国有財産のことをこれだけ握っているのになぜ政府が握れないかということを言いたいわけで...全文を見る
○黒柳明君 政府にはないんです、公明党にしかないんです。  私の言いたいのは、暫定法案作成、第二次を発表するんでしょう。十月下旬には臨時国会ですよ、沖繩の。来年には返還協定ですよ。こういう実情を知らないで、一回行かれたんでしょう、その前に政府調査団、大々的に行かれましたでしょう...全文を見る
○黒柳明君 それはありますか。
○黒柳明君 そっちが確かでこっちが不確かじゃ困っちゃうな。
○黒柳明君 それではその不確かな材料でちょっと言ってくれませんか、どんなものがあるか。
○黒柳明君 最終段階ではなくて現段階で、要するに総務長官、こんなことはやる気がなかったんじゃないですか、那覇市から資料要求してというようなことは。どうなんですか。不確かでもけっこうですけれども、現段階でもけっこうですけれども、どうなんですか、これは。
○黒柳明君 サボっているわけじゃないんですけれども、私たちが一生懸命この沖繩のことどうなっているか、どうなっているかと言っても、何にもないないと言って、いま言ったように十八年しか出さないから、こちらが手を尽くして調べたわけですよ、ここに注釈して書いてありますように。この食い違いた...全文を見る
○黒柳明君 いや、那覇市が。
○黒柳明君 それじゃ、それすぐ見せてもらいましょう。  それから、その次に、総務長官、使用目的がはっきりしているところはいいんですよ。ところが、はっきりしてないところがあるんです。これは米じるしのところですけれども、これは民政府と――要するに向こうの施政権下ですからね、アメリカ...全文を見る
○黒柳明君 その賃貸契約の大体の概況、民政府と民間の。だってそのために特別立法するんですからね。概況でけっこうですよ。
○黒柳明君 ちょっとどういう答弁しているかはっきりわかりませんけれども、民政府と個人との契約、これは当然そのまま返還時において適用されるわけじゃありません。当然特別立法を立てる必要があるわけです。そのための調査、暫定立法と、こうなるわけでありますが、現況は、契約があります民政府と...全文を見る
○黒柳明君 それでですね。事務当局がどういう調べ、どういう資料をお持ちになるのか、これはもう私のところは全然出てこないわけです。何回も催促して。それでしょうがないということで、那覇市のほう、そして私たちの力で調べたわけです。現実に、本来なら民政府と個人との契約、これはいま言われた...全文を見る
○黒柳明君 済みません、問題また変わりまして、防衛庁長官でありますけれども、先日ですね、非公式に発表されたということですが、各紙一斉に載りました沖繩基地の総点検、これをやられるという考えが出ておりましたけれども、これは防衛庁長官の個人的な見解あるいは個人的な見解でも、どのくらいの...全文を見る
○黒柳明君 非常にけっこうだと思いますけれども、いま御指摘があった――総務長官、どうですか、そして外務大臣どうでしょう、まず総務長官から。基地の総点検、核があるか、ガスがあるか。
○黒柳明君 総理大臣は、かねてから、やっぱり私を信頼してもらいたいということ、いろんなそういう意味の発言をしてきましたですね。こちらは、信頼できない、何か裏づけがほしいと、こういうことも言って、議論は平行線だったんですけれども、どうですか、核が残っているか、毒ガスが残っているか、...全文を見る
○黒柳明君 で、防衛庁長官、むずかしい問題があると、また総務長官も、原子力法云々ということをおっしゃいましたけれども、いままでやられたことはないわけですね。本土の安保、そういう適用の基地において。当然、沖繩は本土の安保が適用されるわけでありますが、いままでやられたことがないことが...全文を見る
○黒柳明君 ということは、いままで本土の安保、安保条約のもとにおける本土の基地、エンタープライズが来た、原子力潜水艦が来た、あるいは一部では横田に核があるとかなんとか騒がれたとき一も全然立ち入り検査しなかった。できなかったのか、しなかったのか、意思がなかったのか、できるけれどもし...全文を見る
○黒柳明君 これは一部の報道ですけれども、外務省筋は核は大統領の専管事項であるから返還協定には核抜きは明記できない、こういうようなことを伝えられておりますが、大臣、どのようにお考えでしょうか。
○黒柳明君 原子力法はアメリカ国内のものであって、日本は拘束されないと、こういうことでありますが、まあ沖繩に核を再持ち込みするような場合、あるいは何らかの核使用のような場合、はたしてこの原子力協定、要するに原子力――いま非核利用に対しての協定がありますね。今度は、原子兵器、これを...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣、事前協議について、まあ核の持ち込みイエス・ノー、それすらも公表することはできないというような御答弁もありましたけれども、万が一、沖繩に対して核再持ち込みという憂いが非常にまだあるわけでありますけれども、これがアメリカの国内法である原子力法に縛られて、それで大...全文を見る
○黒柳明君 ですけど、この原子力法ですね、これを見ますと、百四十四条のa、これは非核利用ですね、平和利用。bとcが、要するに兵器に対する利用。これはあくまでも、こういうものを通知したり、持ち込んだり、使用したり、あるいは機密文書を流したりする場合には百二十三条の条項に沿ってやらな...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、これは技術的な機密、その場合にはこういう協定を結ぶ、あとは持ち込みとか何かについてはこういうものは必要ない、要するに協定を結ぶ必要はない、こういうことですか。
○黒柳明君 ちょっと私の理解はそれと違うのですけれどもね。ここを読んでいただきたいのですけれども、これは技術だけですか。もっと綿密なことが書いてありますよ。しかも、これはきびしい罰則規定までありますよ、この機密漏洩に対して。いまの安保ないし刑特法でそういうこれに準ずるような罰則規...全文を見る
○黒柳明君 沖繩問題の最後ですけれども、けさもフリーダム・ボールト作戦、要するに、アメリカから沖繩を通って韓国への輸送、これが行なわれておる。沖繩からたっております。また、先回も言ったように、SR71偵察機が中国本土沿岸を、こう、行っているわけですね。もう返還間近なのに。こういう...全文を見る
○黒柳明君 最後に、通産大臣――すみません。おやすみのところを申しわけありません。  けさ、一斉に石油の値上げが出ておりましたが、消費者団体あるいは産業界から非常にクレームが出ておりますけれども、どのようにお考えでしょうか。出光会長を呼んで非常にきびしく指導したとおっしゃいます...全文を見る
○黒柳明君 私は、警告もけっこうですけれども、警告ぐらいじゃだめだと思うのです。業界の体質自体にメスを入れて、そうして自由競争が行なわれるような、そういう指導をすべきだと、こう思うのですが、いかがでしょう。
○黒柳明君 価格の維持ばかり走って、要するに自由競争を押えていると、こう私は思うんですけれどもね。今度の一斉値上げ、これは公取委員長は呼んでなかった――いらっしゃいませんかね。一斉値上げは、これは独禁法違反じゃないですかね。末端へいきますと、これは灯油でもガソリンでも、全部一律で...全文を見る
○黒柳明君 最後になりますけれども、農林大臣、また御足労願いまして。いま超党派で農地法の問題を一生懸命手直ししようとしておりますけれども、公共用地目的へ転用するということについては、どう思いますか、これを明文化するということ。
○黒柳明君 まだ結論は出ませんし、きょうの報道ですと、ちょっと出かねるんじゃなかろうかという食い違いがありましてね。出地主に時価で売り戻す、こういうのはどうでしょう、農林大臣。
○黒柳明君 そうすると、もう一本の柱ですね。短期譲渡に対する税を上げる、これも御期待申すという答えでしょうか。もう一本、柱がありますね、いま四党で一生懸命やっているのに。
○黒柳明君 超党派でいま一生懸命がんばっているわけで、総理はもうお忙しくても一生懸命お越しだと思いますけれども、若干食い違いが激しいわけで、うまくなかろうと、こういう雰囲気でありますけれども、ひとつ超党派での動きでありますから、総理大臣がこれに対して何らかの意味での御協力、御援助...全文を見る
○黒柳明君 けっこうです。
03月20日第65回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○黒柳明君 大臣もお忙しいと思いますので、要点だけ端的に御質問いたしたいと思いますが、水先案内人の案内料が先般——七、八年前ですか、上がりまして、これは認可料金であり、これが港湾荷役費とともに物価を構成しておるというふうなこともいわれておりますが、その値上げ申請の時期、それが閣議...全文を見る
○黒柳明君 三十九年から四十四年の総収入——いまのは合計してないんですか。
○黒柳明君 そこで確かに、この海事財団の設立の経緯、それの中に、いまおっしゃったように、調査研究とか海難防止とか、海事思想の普及宣伝とか書いてありますけれども、この実態なんですよ、大臣。これから問題に入っていきますが、またごたごたいうと時間が長くなります。大臣、御予定があると思う...全文を見る
○黒柳明君 入られたのじゃなくて、つくったということですよ。退職と同時に。新設ですよ。
○黒柳明君 いや、とりょうじゃなくて、事実そうなんです。そうなっておるんです。
○黒柳明君 私も確かにそう確信したいし、私はもともと気だてのいいほうで、そんな曲解するなんということはきらいなほうなんです。だけれども、現状がこうなわけですよ、現状が。ですから、この現状についてどう思うかということなんですね。私は別に予想とか、憶測とか、主観なんというのは絶対まぜ...全文を見る
○黒柳明君 大臣のるるの説明、前向きな御答弁で納得したいと思いますけれども、局長さんは全面的に否定しましたけれども、この中心の日本海事財団にしましても、御存じのように会長は若狭さん、これは閣議了解をした当時の海運局長ですね。それから海事財団の四十四年の収入が十八億一千六百万、これ...全文を見る
○黒柳明君 それもありますけれども、日本の船員養成なんかでは、それじゃ外国船員はどうなんですか。当然そういう問題が起こる可能性が一〇〇%あるじゃないですか。
○黒柳明君 最後に、閣議了解は一定金額を水先人から拠出させると、こうありますが、これは当然強制的なものじゃないのですね。これはどうなんでしょう。
○黒柳明君 そうすると、この国税庁長官の、これは特別会費の徴収は各水先案内人に対して強制的に行なわれるものである。だから課税の対象にしなくてもいい、非課税である、こういうのはどうですか、国税庁の方、来ておりませんか。
○黒柳明君 そこで大臣、それはちょっと食い違うわけですよ。国税庁の見方は、これは強制的に取っているのだ、だから非課税の対象にする、値上げ分は。要するに配分としての分は。ところが、こちらでは要するに形式的にはそうじゃない。だからパイロットのほうも非常におこるわけなんですよ。どうなの...全文を見る
○黒柳明君 たいへん失礼ですけれども、大臣は現状をお知りになりませんから。——それは個々のパイロットとの了解なんです。パイロットとの了解なんです。パイロットの組合なんかないわけですよ。みんな個々ですよ。要するに事務所がありまして、そこから仕事が行くわけです。ですから、ここがこれは...全文を見る
○黒柳明君 それは、個々のパイロットから全部それをとっているんですか。一回それ、見せてください、どんなものであるか。
○黒柳明君 その点もひとつ大至急出してください。委員長、お願いします。資料提出で。また、それがあるかどうか、これは大問題です。合意書ありません、すぐ電話で聞いてもらってもいいですけれども。時間がありませんからあれしますが、要するに、法的根拠がないんですよ。個々のパイロットの合意な...全文を見る
○黒柳明君 だから、そういうことも含めて私論じているわけですよ。私の接触した人が、その三十九年に了解した人か、四十年にパイロットの許可をとった人か、これはわかりません。そんなことはともかく、そういうクレームが多いから、私は個々の問題として取り上げたわけでありますから、了解を得てい...全文を見る
05月17日第65回国会 参議院 外務委員会、沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○黒柳明君 私はまず核についてお伺いしたいと思いますが、一昨日から、沖繩の核抜き実現ができるかどうか、種々質疑が行なわれました。まだまだ国民の皆さまの疑惑は完全に晴れていないと、こういうふうに思います。というのは、私も、先般の予算委員会で、中曽曾根防衛庁長官の、沖繩の核を総点検し...全文を見る
○黒柳明君 要するに、点検される、こういう方針ですね。じゃ、その時期、いつになるか、まずこの協定調印の前かあとか。
○黒柳明君 引き継ぎの際というのは非常にばく然とした幅のある御答弁である、こういうふうに思います。いずれにせよ、私どもが現に基地に入りましていろんなそういう調査をしました。そういう点から見ますと、残念ながら、申しわけはございませんが、政府自民党は基地内まで立ち入っていない。基地の...全文を見る
○黒柳明君 もう一回、重ねてですけれども、引き継ぎをするとき、という総理の御答弁なんです。これは時間的にも幅があると思います。非常に抽象的な期間を意味されたと思うのです。ところが、調印をしたという時期、それは明年の何月の何日か。それで効力を発揮するわけですね。その後に、いま言った...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、総理大臣のおっしゃった引き継ぎのときというのは協定調印後、こういうことになるかと思いますが、そうしますと、安保条約が本土並みに沖繩に適用される。そうすると、いまだかつて日本でそういう基地の中に立ち入って調査したという経験はない。沖繩だけはそれをやる、できる...全文を見る
○黒柳明君 それを煮詰める前に、間に、ちょっと関連したことですが、これは総理大臣というわけにはいきません、外務省当局でもけっこうです。第十八戦術戦闘航空団あるいは戦略通信部隊沖繩通信グループ八重岳海外通信ステーション、こういう特殊部隊があることを知っておりますか。
○黒柳明君 だから私は言うんですよ。野党の公明党がすでに知っていて、政府がこれから知るなんという、そんなばかな沖繩返還の協定づくりなんてありますか、そんなばかなことが。野党が知っているんですよ。この機能までも知っているんですよ、私たちは。長くかかりました。努力しました。それを、政...全文を見る
○黒柳明君 私も、何も政府のことをけなすわけじゃありませんけれどもね、先般の予算委員会でも私は沖繩の国有地の問題を取り上げました。国有地がキャバレーになり映画館になり娯楽施設になる。いまのうちからそういう協定に対して、返還後これをどう処置するのか、政府が握らなきゃだめだよと三月に...全文を見る
○黒柳明君 いや、そう言われますとね、私も人がいいもんですから、二の句がつげなくなっちゃうんですよ。いつもこれで私ごまかされるんです。(笑声)先回もこれでごまかされたんです。政府に何も水をぶっかけるわけじゃありません。ほんとうに私も、公明党はいつも苦労して総点検だ、あるいはいろい...全文を見る
○黒柳明君 よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
05月17日第65回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○黒柳明君 私は、公益法人のあり方につきまして総理にお尋ねしたいと思いますが、中でも、食糧庁の所管である食管物資、これを扱っている業界、まあいうまでもなく生産者米価が上がりまして、消費者米価にもはね返るのではないかと、こういう危惧も完全に取り去られたわけではありません。食管赤字も...全文を見る
○黒柳明君 もう総理の答弁そのまま私もぜひとも実行に移していただきたいと、こう思います。それでいま総理が御答弁なされたのですが、そういう団体が多い、それで縮小を考えたい。これは私たちも、個人あるいは党としましても、いままで非常に外郭団体が問題になっておりましたが、これは公益法人と...全文を見る
○黒柳明君 あと持ち時間が二分ありますので……。私ども別に公務員を白眼視しているわけじゃありません。りっぱな方がたくさんいることは御存じのとおりであるわけであります。ただ総理のおっしゃったとおりすぐ検討、あるいは縮小の実行をすぐやりませんと、私たちいま申しましたように、この外郭団...全文を見る
09月29日第66回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○黒柳明君 大臣のお時間が非常に限られているようなんですが、私簡潔に要点だけ質問していきたいと思います。要領いい御答弁をお願いしたいと思います。  公益法人の問題ですが、もう本委員会でも、予算委員会でも、この問題取り上げられまして、なかんずく総理大臣みずからその不備を認められ、...全文を見る
○黒柳明君 その調査した段階、いまの段階におきましてあるいはいろいろお感じになられた点もあると思いますけれども、どのような点をお感じになられたか、ひとつありましたら具体的に御指摘いただければと思います。
○黒柳明君 けっこうです。
○黒柳明君 決算なんかが不明瞭だなんという点はお気づきになりませんでしたか。収支決算あたりがちょっと不明瞭、ちょっとはっきりしないような点はお気づきになりませんでしたか。
○黒柳明君 全体を通しまして、やっぱり監督不十分だということが当然言えるのではなかろうかと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
○黒柳明君 行管としては、まだ調査の段階ですから、まあ断定的なこと、決定的なことは言えないと、私もそう思いますし、また今後行管としての姿勢、また各省庁との接触ということも残されているかと思います。しかしながら、いま御指摘の点だけ見ましても、やっぱりいろいろうまくなさそうな点、こう...全文を見る
○黒柳明君 もういま官房長がおっしゃったとおりだと思います。食糧庁、そして運輸省の自動車局、これ指摘したことがあるわけですけれども、食糧庁、自動車局は完ぺきになっている、運輸省ですね。ところが、いま言った十二省六庁の中では、一つの局、一つの庁が指摘されたことは大体各省庁も同じでは...全文を見る
○黒柳明君 すみません、二、三分超過していますけれども。私が一方的にあれして――もっと時間があれば、私は一つ一つ質疑応答したかったんです。時間がありません。それで、この書類につきましてももっと指摘したいんです。まあ、間違っている点、その中の最も問題にすべき国民の税金を扱っている収...全文を見る
11月04日第67回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○黒柳明君 私は、中国問題と沖繩問題に集約して質問さしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  まず冒頭に、アムチトカ島の核実験の問題についてお尋ねしたいと思いますが、午前中の審議では、米政府から太平洋の津波はなかろうと、こういう発表があった、また、被害があったら補償...全文を見る
○黒柳明君 私、正午の時点以降のことを言っているんです。だれか政府でつかんでいる方はいらっしゃいませんか。
○黒柳明君 私、運輸大臣の答弁はきのうのうちに知っております。  私がいま言ってるのは、昭和四十六年十一月四日正午以降の時点、政府でだれかつかんでいらっしゃるか。これは時間に入れないでください、委員長。——困るですね、これだけの重大問題。政府がこれだけいらっしゃるのにつかんでな...全文を見る
○黒柳明君 文章で出してるっていうんですよ、文章で。
○黒柳明君 気象庁長官じゃなくて、ニュースでやったんですよ、そんなの。気象庁長官のもとじゃなくたって、外務省かなんか報道が入っているんじゃないですか。
○黒柳明君 ええ。
○黒柳明君 だから、よく話、質問を聞いてくださいよ。いないですか、政府で。これだけ重要な問題をつかんでいないということですか。困ったですね。
○黒柳明君 そう。反対派に対して……。
○黒柳明君 できるだけ早くおつかみいただいて、できれば、この審議の間に御報告いただきたいと、こう思います。まだ、七日の朝ですか日本時間、まるまる二日以上ございますので、できれば再度の、事情においては申し入れを当然やるべきであろうと、私こう思います。まだ実情がわからないということで...全文を見る
○黒柳明君 本論に入ります。  総理大臣、中国の国連代表の派遣ももう一両日だと、こう報道されておりますが、安保理事会の議席の確保等世界の歴史もこの中国の国連入りで大きく変わるんではなかろうかと、当然そうであると、こう思います。一口に言いますと、戦争と対決の時代から、平和と交渉の...全文を見る
○黒柳明君 総理、この新しい時代の産物の一つとして、米ソのSALT、戦略核制限交渉があります。聞くところによると、原子力潜水艦を除いてはほとんど交渉妥結に向かっているのではなかろうかと、こういう報道であります。ところが、一方、中国の核開発、先ほど外務大臣もおっしゃっておりましたけ...全文を見る
○黒柳明君 防衛庁長官、現在政府は中国の核の開発をどの程度把握していらっしゃるか。また、総理大臣、この中国の核、日本に対して脅威とお感じになるのか、あるいはそう感じていらっしゃらないのか、御答弁いただきたいと思います。
○黒柳明君 中国は核の先制攻撃はやらないと、従来からたびたび繰り返しております。アメリカはそのような約束は残念ながらない、のみならず、朝鮮戦争あるいはベトナム戦争ではその使用までも、現実の話題になっております。そこで中国問題の権威者、アメリカの教授ですけれども、オーエン・ラチモア...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと明瞭でありませんが、いよいよ国連で中国代表団の活躍が始まるわけですけれども、今後わが国としてもこの中国の国連における行動を決して妨害するようなことがあってはならない、まあ過去のいきさつを捨てて、全面的にやっぱり世界平和のために協調していくべきではないかとこう思...全文を見る
○黒柳明君 そういう姿勢がありながら、国連の下部機構であるユネスコなどで、中国加盟に対してどうしてこれ賛成しないで棄権に回ったか、この辺の事情、いかがでしょう。
○黒柳明君 これだけの重要な問題をとりあえず棄権したということは、それが大きく日中間の将来に対しての関係を悪化させる原因になったら、それはたいへんなことだ、総理もそれでいいですか。とりあえず棄権したと、よろしいか。外務大臣の答弁でよろしいですか。とりあえず棄権したということでいい...全文を見る
○黒柳明君 総理に相談しないでとりあえず棄権したと、こういうことですね。そういうことは一一総理には報告しないで、外務大臣の裁量でとりあえずできるわけですか。
○黒柳明君 今後、下部機構、IMFやWHOで同じようなケースが当然考えられるわけでありますが、それについての、まあそのときにおいていろんな客観情勢は変わってくるかと思いますけれども、原則はいま総理大臣おっしゃったように、当然協調していくべきだ、あらゆるところで正常化に対してのコン...全文を見る
○黒柳明君 具体的に言いますと、精神は尊重するが、ケース・バイ・ケースで「ノー」もあり得ると、こういうことですね。
○黒柳明君 総理大臣も同意見でよろしゅうございますか。
○黒柳明君 外務大臣、総理大臣、これから協議をするということでありますので、ひとつよく連絡をおとりいただきまして、「イエス」もあり「ノー」もある、私はこれは非常に問題だと思います。精神はそうでも現実の面におきまして「ノー」があった場合に、はたして一いま私は非常にいい傾向だと思いま...全文を見る
○黒柳明君 別に私誤解をしていませんが、せっかく半歩、一センチでも前向きの姿勢になった佐藤内閣のために、日中間のために非常に残念だと、こういうことから発言したわけであります。誤解はしておりません。  その次ですけれども、外務大臣から午前中も話がありましたし、しかるべき人を通じて...全文を見る
○黒柳明君 まあ知っている人は総理と外務大臣と保利幹事長ではなかろうかと、こういう新聞報道、私はこれは全面的に信用はしていませんが、どの範囲の人でこれをやっているんですか。総理大臣あるいは外務大臣。
○黒柳明君 まあ私も武士の情けを知らないわけじゃありません。だけどね、お二人が知っているったって、ときどき寝首をかかれる場合があるんですよ。われわれ注意しなければならない。そういう意味で念を押しただけであります。外務大臣が聞くなと言うなら私もすなおですから聞きません。  それじ...全文を見る
○黒柳明君 私はこれは要望なり、また御答弁をいただく、両方入ると思いますが、もうここまで中国に対するわが国の姿勢が明確になったわけであります。そのアプローチの場合、私はこれは云々することではないと思いますが、もうこれはやっぱり両国の首脳会談、いわゆる佐藤・毛沢東会談——まあ向こう...全文を見る
○黒柳明君 そういう考えもあるということでありますし、そして情勢は非常にむずかしいのですが、これはどこから何が出てくるかわかりません、ニクソン訪中もあったように。もし条件がととのえば佐藤総理としてはいまからでもすぐにでも訪中して正常化の道を開きたいと、こういう御準備、お覚悟あるで...全文を見る
○黒柳明君 いや、形容詞ですよ。
○黒柳明君 非常に決意だけは、精神だけはいいんですけれども、現実がちょっとこう逆行しているようで残念でありますが、総理はせんだって、日華条約について段階的にと、こうおっしゃいましたけれども、段階的というのは、具体的にどういうことをお考えになっていらっしゃるのか御説明をいただきたい...全文を見る
○黒柳明君 日華平和条約の破棄、なかなかむずかしいかと思います、政府としてはですね。しかし、いま福田外務大臣がやっていらっしゃるアプローチ、中国側が破棄ということを大前提にしなければ政府間折衝はやらないと、こうなった場合には完全にこれはデッドロックになっちゃうわけなんです。その点...全文を見る
○黒柳明君 総理ね、もし中国側から、これは非常にむずかしいと思いますけれども、話し合いの中で、日華条約というものを破棄するということで大きな努力目標をするならば、まあ折衝に応じてもいいとこういうようなことがありましたら、総理としてはこれに臨むつもりはありますか。
○黒柳明君 別に、私、条件がましく総理に押しつけるつもりはございません。けれども、何かやっぱりこちらから条件を出しませんと、総理の御答弁が同じところに足踏みするんではなかろうかと、こういう意味でお伺いしたわけであります。  次に沖繩問題に移っていきたいと思います。
○黒柳明君 沖繩問題に移りますが、政府はかつてサンフランシスコ条約で、沖繩県民の意思を裏切って米軍支配下に置き、いままた返還協定で沖繩の県民に迷惑をかけようとしている、こういうふうに私は思います。これは現地のマスコミの世論調査であります。もう総理も知っているかと思いますが、返還協...全文を見る
○黒柳明君 総理の、核抜き点検を何らかの方法でやる。午前中も答弁が出てまいりませんでしたが、外務大臣、防衛庁長官、この総理の何らかということの意思を受けて、何か事務レベルで、あるいは技術的での検討はなされたことはあるんでしょうか、外務大臣、防衛庁長官。
○黒柳明君 私は、本会議での総理の核撤去、何らかの方法でやるという表明は、日本政府としての自主的な何らかのアクションを起こすというふうに理解しまして、ロジャーズさん、あるいはパッカードさんが何かやってくれるだろうと、その何らかとは私理解していなかったのですが、もうそうすると、あれ...全文を見る
○黒柳明君 また何か戻りますけれども、総理、模索中とおっしゃったけれども、十月十八日に何らかの方法で撤去すると言って、もう二十日になる。二十日間もお一人で模索しているわけですか。早く外務省に二国間の交渉、あるいは防衛庁のほうに技術的な撤去の方法、こういうものを指示しなければ、私た...全文を見る
○黒柳明君 外務省は受けていると。防衛庁はどうですか。
○黒柳明君 米軍基地に関する了解覚え書き、いわゆるA・B・C表ですが、外務大臣、これはもう相当日本政府も基地の実態というものの範囲は知って、そして覚え書きを交換した、日本政府も了解の上で覚え書きを交換したと、こう判断しているわけですが、よろしゅうございますか。
○黒柳明君 毒ガスのことです。これはもういよいよ総務長官の出番がまいりましたですが、御存じのように安全対策、こういわれましたけれども、初日からウインチがこわれた、八月二十五日には御存じのように毒ガスが落っこってきた、そのときには作業員——米軍の作業員ですよ、すぐ防毒マスクをかけて...全文を見る
○黒柳明君 そこで、毒ガスの撤去作業は終わって、今度は核の撤去作業、外務大臣がしばしばおっしゃっていますように、現在あるというよりも返還のときなくなっているのだからそれでいいじゃないかと、確かに私もそうだと思います。しかしながら、毒ガスの撤去作業すらこれだけの不安があった。損失を...全文を見る
○黒柳明君 総理、重ねてで申しわけありません。
○黒柳明君 当然総理、総務長官おっしゃったように、何かそういうものがあったら知らしてもらって万全の処置をとりたい。  そこでですね、ここに一冊の本があります。これはテキサス州ランドルフ空軍司令部発行のもの、核についての取り扱い事項を書いてあります。総務長官お知らせしてほしいとい...全文を見る
○黒柳明君 読んでください。
○黒柳明君 どうもありがとうございました。もう私再びやる必要ないと思います。  総務長官、これ、いかがですか。いまアメリカ局長のこの解釈で、ランドルフ空軍司令部から出た核兵器HEの危険性がものすごくあるということを述べた文章であります。お聞きいただいたかと思いますが……。
○黒柳明君 総理、いかがですか。
○黒柳明君 さてそこで、先ほど言ったように何らかの不安があったら万全の処置をしなければならない、手を打たなければならない。これについてどういう処置をいたしますか。核兵器というのは敵の攻撃よりも積載するトラックや飛行機の事故のほうが危険が多い。核爆弾そのものは破裂しなくともHE通常...全文を見る
○黒柳明君 防衛庁長官、何かありますか。
○黒柳明君 ちょっと答弁がわかりませんけれども、要するに、私たちの調査によって、もし毒ガスの経路で核が撤去されると付近住民一万五千戸五万人、この被害にあうのです。それを、外務大臣おっしゃっているように、米軍に申し入れた、申し入れたと言っても、毒ガスだって事故が起こっているじゃない...全文を見る
○黒柳明君 いま総理がおっしゃったことは、そうすると核撤去に対するその手順、方法を聞くということですね、アメリカ側から。
○黒柳明君 その核撤去に対しての手順、方法はいつ聞きますか。
○黒柳明君 乏しいとか知らないとかおっしゃっているから、私はこの最高の権威のあるアメリカの空軍司令部で発行の本、これを出した。まだ一ぱいあるのです、指摘したい点。時間がありません、長くなるから集約していまのところだけを読んでいただいて、確認していただいた。もしこれに対して何かわか...全文を見る
○黒柳明君 私は再三再四言っているように、核兵器は事故でも爆発しない。その核兵器についている高性能爆薬物が事故を起こす。いまのはそういう例を言っているのじゃないじゃないですか。核兵器でしょう。
○黒柳明君 見せてごらんなさい。
○黒柳明君 いやいや、見せてごらんなさい。こっちのも見たのだから見せてごらんなさい。
○黒柳明君 見なければわからない、ぼくは確認しなければ、そっちへ確認させたのだから……。
○黒柳明君 いまのはTNT砲弾でしょう。核ではないでしょう。ごまかしです。ぼくは核を聞いておる。普通を聞いているのではないですよ。全般核ではない。
○黒柳明君 ぼくは核について聞いておるのですよ。
○黒柳明君 だから核はわかるのですか、核のHEは。
○黒柳明君 わからないならわからないと先に言いなさいよ。
○黒柳明君 だから核にあるHEではありませんねと言っておる。だめですよ、そんなごまかしては。核のHEはわからないでしょう。
○黒柳明君 総理、いま言ったHEに対しての危険性はあると認識されましたね。よく相談してください。けっこうです。ゆっくりやってください。TNT型ではだめですよ、HEは。核ですよ。核のHEはわからない、日本政府では。だからここに文章が出てきたんじゃないですか。防衛局長のは、それはだめ...全文を見る
○黒柳明君 確かめてじゃなくて、だから資料を提出しているのじゃないですか。読んでもらって確認してもらったんじゃないですか。それではだめですよ、確かめてじゃ。何にも——確かめる方法がありますか。それではどうやって確かめますか。アメリカは核のことについては一切オフリミットではなかった...全文を見る
○黒柳明君 これはもう、代表質問でも、わが多田委員あるいは各所において述べられたことがあります。政府としてもちょっと等閑視していたのではなかろうか。私は、この際、日本政府が沖繩県民のこの毒ガスの不安、あるいは迷惑を二度と及ぼさないような万全の対策を講じてもらいたい。いまの認識した...全文を見る
○黒柳明君 これはもう、総理大臣の明確な答弁です。私は、信用できないと言ってしまえばそれまででありますが、沖繩九十四万の県民とともに総理のこのことばを信じ、必ずや実行に移されんことを期待したいと思います。  そこで、外務大臣が、核はあることよりも、撤去、返還のとき撤去されるのだ...全文を見る
○黒柳明君 核そのものじゃなくして、従来から言われておりますように、核弾頭、核貯蔵庫、核兵器、運搬手段等々が一連の核を構成するものである、そういう客観情勢というものからこの核の撤去というものを認識する、沖繩住民に理解させるという方法は残っておりませんでしょうか。国民に安心を持って...全文を見る
○黒柳明君 時間がありません。私、具体的に提案します。核貯蔵庫の点検、毒ガスと同じようにできませんですか、総理。核がもうなくなったあとです、その点検。毒ガスやったんだから、核についてもできるでしょう。
○黒柳明君 核がなくなった倉庫の点検はできませんか。毒ガスやったじゃないですか。できませんか。核がなくなった倉庫の点検。核が撤去されたあとの倉庫。何にもない倉庫ですよ。毒ガスやったと同じように核撤去したという確認。毒ガスやったじゃないですか。
○黒柳明君 これはにこっと笑って——私も思わずにこっと笑っちゃいましたけれども、これは笑うべきものじゃない。考えさしていただきたい——これはあんまりおかしくてふき出さざるを得ない。何をおっしゃっているんですか。考えさせていただく——これほど核の撤去の確認、核がどうなるのか、こうい...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  これ見てください。総理大臣、これは辺野古。外務大臣、これは知花。ここにはっきり核倉庫が明示されている。これ見てください。読み方わかりますか。全部英語です。凡例やなんか読んでいただかないとわかりませんよ。レージェンドで出ていますですね。総理がお持ちに...全文を見る
○黒柳明君 核倉庫の実態、これは私はここでいま地図見ていただきました。これに伴って私たちの調査した結果というものをここで指摘するよりほかはありません。ということは知花においては、ここにいまありますように空軍用専用核貯蔵庫が五カ所、陸、空専用核貯蔵庫が二十カ所、それから、辺野古は海...全文を見る
○黒柳明君 核専門の管理部隊、保有部隊は解団なりますか、間違いなく。その確認はできますか。
○黒柳明君 だからここにいまあげたんですよ。第五七砲兵第一ミサイル部隊って知ってますか、存在を。
○黒柳明君 存在は知っておりますか、五七。ナイキとかホークじゃなくて、存在を知ってますか。
○黒柳明君 何を言っているんですよ、あなたは。調べればわかるなんて、沖繩基地じゃないですか。核を管理している、保有している部隊くらいの実情わからないんですか。それでは審議できませんね。委員長、だめだ、こんなの。調べてごらんなさい早く。詭弁ばっかり使って。私だってだね、人はいいんだ...全文を見る
○黒柳明君 いま、調べたらわかると言ったんじゃないですか。
○黒柳明君 五七砲兵部隊あるかどうか調べたらわかるとおっしゃったでしょう。すぐ調べてください。  防衛庁長官いかがですか。
○黒柳明君 それじゃそれ時間をおいて調べていただいて、そのほか核専用の管理、保有部隊どういう部隊であるか。それが解団されなければ核撤去されたといっても疑惑が残る。これに対してすぐ調べて実情を調査してください。
○黒柳明君 それじゃすぐ調べてくださいよ。この次に核兵器、弾頭、保有管理部隊、今度は運搬手段、オネストジョン、リトルジョン、一五五りゅう砲あるいは二〇三ミリ曲射砲、これ等の公開査察はできませんか。こういう核を使える兵器、これについて公開査察をする。どうですか、外務大臣、防衛庁長官...全文を見る
○黒柳明君 最後に、できる可能性があるのを一つ。核基地というのは、すでにもう施設庁なんかお調べになってわかるでしょう。全部二重です、フェンスが。必ず軍用犬が離し飼いになっています。それから、赤外線の警報装置なんかついている。あるいはノーパーキングじゃなくてノーストップというサイン...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣もう一回確認してください。この基地の特殊基地、核基地というのは特殊です、全部。それ自体存在することは非常に住民に不安を与える。何も実体があったらこれはうまくないですよ。だけれども、そこまではわからない。私そこまでは云々言わない。だから、そういう客観情勢を取り除...全文を見る
○黒柳明君 もし変わっていなかったらば、そこに核がある、こうみなされてもしかたがないと、こういう判断でよろしいですね。
○黒柳明君 そうすると、いまの核貯蔵庫、知花、辺野古、これはもう常識的にいわれております。これが現状どおりだったら核があると思われてもしかたがない、こういう総理の御答弁。これはもうアメリカ政府にとっても頭が痛い問題ではなかろうかと、こう思いますが、ともかくこれはそうあるべきだと思...全文を見る
○黒柳明君 総理にだれか、まあ外務省当局か何か、報告したのはだれですか、この確認した方は。
○黒柳明君 アメリカ局長、だれから聞きました。メースBのランチャー……。
○黒柳明君 現地を調査した人の名前をあげてください。撤去されていない、ランチャーは。ぼくは見た、この目で。だめです、でたらめ言っちゃ。だれ、調査した人。
○黒柳明君 四カ所ある。恩納は撤去されている。勝連、読谷、金武、ありますか。
○黒柳明君 総理大臣。でたらめ。四カ所ある、メースBの基地は。一カ所恩納、これは一昨年の十二月公開された。あとの三ヵ所は公開されていない。ランチャーはそのまま残っている。それでいいですか。一ヵ所だけの確認じゃないですか。それは公開されています。公開されていますよ、一カ所のランチャ...全文を見る
○黒柳明君 何を言っているのですか。だから総理大臣、ぼくは本会議で言ったでしょう。総理大臣、だまされている。総理大臣は、メースBの発射台は撤去されている。されていないのです、三カ所。はっきり言ってください。四カ所のうちに一カ所確認して、三カ所確認していない。総理大臣に報告しなさい...全文を見る
○黒柳明君 そんなことないのだ。
○黒柳明君 総理大臣に言ってもらうのですよ。そういうことです。代表質問の答弁どう直しますか。私はこれを言う理由があるのです。いま説明します、これから。答弁直さないとだめだ。
○黒柳明君 私も総理と同じように声がでかいですからね。総理大臣の答弁、本会議の多田委員の質問に対しての答弁、メースBは昨年七月までに撤去は完了しております。その弾頭はもとより、発射台もすでに撤収されていると承知しております。これはうそである、三カ所については確認できない、こういう...全文を見る
○黒柳明君 だから、総理は、これをどう直すか、承知しているということは間違いではないですか、少なくとも。報告が間違いだったことがはっきりしたのではないですか。報告が間違いであったということがはっきりしたのではないですか。四基地に対して一カ所だけ撤去……。
○黒柳明君 だから総理の認識が誤っていたんではないでしょうかと、だから総理に、その誤っていたという認識を言っていただきたい、こういうことですよ。
○黒柳明君 確認する方法がありますですね。大丈夫ですね。教えてくれないのではないですか、アメリカ。見れるのですよ、外から。
○黒柳明君 伊江島において、いま現在、核の模擬爆弾の演習をやっておる。この事実防衛庁つかんでおりますか。
○黒柳明君 総理大臣、これも資料はあります。もう時間がありません。この次もあるのです。実情を調べて、そんな核の模擬爆弾を投下するなんて、ばかなことはやらせないでもらいたい。よろしいですか、総理大臣。答弁をお願いします。
○黒柳明君 いやいや、意見が違っているんではない。向こうは知らないのですよ。
○黒柳明君 防衛庁、最近、ことしに入って米軍の基地、沖繩ですよ、拡充強化された基地、どういう基地があって、どういう拡充強化をなされたか、長官。
○黒柳明君 辺野古に、いま地図をお見せになったように、十二カ所の海軍専用の核貯蔵庫ができたということは、これは強化拡充じゃないでしょうかね。——まだまだ一ぱいありますよ。まだ一ぱいありますけれどもね……。
○黒柳明君 それは私、関係ない、そんなこと。
○黒柳明君 防衛局長、基地の拡充強化について、わかったら言ってください、ここで。
○黒柳明君 だれですか、所管は。——施設庁長官、ことしに入って拡充強化された基地。この基地名、どういうふうに拡充強化されたか。それはただ単に、形態の変更なんというものではないですよ。
○黒柳明君 承知してないとあらば、これ、調査結果、すみませんね、一分くらい、長官、すみませんお読みいただきたい。基地名と状況をですね。——いやいやここから問題が起こってくるんですよ、まだまだ。施政権下はしようがない。そんなことを言っているのじゃない。それからですよ。ちょっと基地名...全文を見る
○黒柳明君 はい。それはもう私たちの調査とかなんとかじゃない、客観的な事実ですから。
○黒柳明君 それじゃ、どうしてこういう基地の強化拡充ということがわからないで了解覚書というものをかわしたのですか。さっき、相当数政府は知っていると言ったじゃないですか。基地の状況、了解したと言ったじゃないですか。
○黒柳明君 だから——だからこれはその以前においての拡充強化ですよ。こういうことを知らなかったら、A、B、C表は交換できないでしょう。了解できないでしょう。私は、施政権下だからあたりまえ——あたりまえ。返還まぎわでこんなだらだらだらだら、どうしてこの基地の拡充強化が必要かというこ...全文を見る
○黒柳明君 私、そんなことを言っているのじゃないのです。条約上あるいは現状施政権下、向こう。だけれどもあまりにも多過ぎる。強化の方向にいき過ぎる。アメリカから基地の状況を聞いた。じゃ金武レッド・ビーチ訓練場、どういうことになってますか。金武レッド・ビーチ訓練場、最近どういう工事が...全文を見る
○黒柳明君 レッド、レッド、赤と青じゃ違うでしょう。
○黒柳明君 要するにわからないということですね。はっきり言ってよ。何かじれったくなってきたな。
○黒柳明君 それなら初めに言やいいじゃないか。  総理大臣、そのうちの一つだけです、私指摘するのは。要するに七月六日から八日まで、ビーチのリーフの爆破作業をやって、大型化輸送船の停泊をこれでやろうとしている。あるいは一・六ヘクタール八十万ドルかけて工事して、集積場をつくっている...全文を見る
○黒柳明君 言ってもらう、三十四カ所全部。こっちはこれだけ汗かいて調査して、政府が知らない、知らないじゃ、これじゃ公明党が政府にレクチュアする会だ、何の意味かわかりゃあしない。答弁もらうほうですよ、こちらは。そのために一生懸命調査したんだ、こちらは。
○黒柳明君 現在の使用状況なんですよ、ぼくの言っているのは。
○黒柳明君 委員長、けっこう。
○黒柳明君 けっこう、けっこう、いいです。けっこうですよ。  こういうことです。C表三十四ヵ所、すでにそのうちの十カ所は四月十日に米軍より解放通知が出ている、十カ所は。それから完全にもう消滅している基地が十カ所、基地が消滅しちゃっているのです、現在。それから自衛隊にいく基地が五...全文を見る
○黒柳明君 泡瀬ゴルフ場、この現状をお知らせください。
○黒柳明君 使用状況。——使用状況、これはべらぼうに利益をもうけているのです。利益があるのですよ、ここは。たいへんなんだよ、このゴルフ場は。安い地代を払ってものすごい利益をあげている、その使用状況。
○黒柳明君 時間もありませんから、短い時間で言います。  ここにおける地代、坪二十二セント、面積は十三万二千坪、合計して二万九千ドル、約一千万円、年間地料が……。そこに住んでいる地主はコザに引っ越して坪二ドル十セントの土地を借りて生活している。十倍の地料を払っている、これはまず...全文を見る
○黒柳明君 当然こういう安い地料を払って、そうして、不当なとも言いたいような利潤をあげている。現状はしようがない。これが今度返還後、安保、地位協定のもとにおいては、これはもう当然日本人がこういうところでプレーすることもできない。こういうところで利潤をあげることもできない、こうなる...全文を見る
○黒柳明君 私は返還後、安保条約が適用され、地位協定が適用されると、この状態は現状維持じゃだめじゃないですかと、こう言っている。
○黒柳明君 そうじゃなくて、ぼくが言っている質問はそんなことじゃないんですよ。返還されて安保条約が適用され、地位協定のもとに現状のままじゃだめなんじゃないですかということ、イエスかノーかという、審査じゃないですよ、もうはっきりしていますよ。
○黒柳明君 使用状況じゃだめでしょうということですよ。使用状況じゃ、現状の使用状況じゃ返還後安保条約……。
○黒柳明君 だからだめなんです、外務大臣。だから撤去しろということにもなるんですよ。どうでしょう、だめなものをA表に入れる必要ないじゃないですか、撤去させなさいよ。
○黒柳明君 これはちょっと、そんな——納得できない。時間がもったいない。まだ、こんなにあるんですよ、楽しみがこんなにあるんですよ。納得できませんよ。安保条約が適用され、地位協定が適用されて現状のままでだめだと言っているじゃないですか。だめなものをなぜA表に入れて継続使用させるんで...全文を見る
○黒柳明君 私は心情論を言っているんじゃないんです。法の上にのっとった解釈を、説明を問いている。安保が適用され、本土並みになる。そのときには地位協定が適用されて現状じゃだめだ。だめなものをなぜ使用させるといって向こうに言うんですか。極力返してもらうなんということだけで済ましている...全文を見る
○黒柳明君 この問題でやっていてもまた時間おそくなってほかの人が迷惑をこうむるので私は続けます。現状においちゃだめだと、はっきりして、また解釈が、意見が変わっちゃっている。そんなばかな答弁ありません。ですから外務大臣、あのコナリー長官とお会いになったとき、具体的な例を出して基地縮...全文を見る
○黒柳明君 その具体的な基地名あるいはその状況、どうなっていますか。まだこれからですか。
○黒柳明君 その大体だけひとつ大ざっぱに言ってください。
○黒柳明君 ゴルフ場と海水浴場、それこそこの娯楽施設撤去ばかりじゃもうかわいそうですよ。こんなところをあまり撤去するよう交渉しないほうがいいですよ。もっともっと縮小するべき基地が一ぱいあります。ひとつ公明党の調査資料でもお読みになってじっくりお考えいただきたい、これは私の希望意見...全文を見る
○黒柳明君 その土地改良事業において国庫補助金がある土地業者、これは日誠総業ですよ、これによって不正に着服されたと、こういう事実はありますか、ありませんか。
○黒柳明君 いないですか。間違いありませんか。
○黒柳明君 この会計検査院の報告を見ますと、琉球政府の補助金で、ちゃんと会計報告をしろと書いてありますよ。だから琉球政府だけで処理するということはおかしいんじゃないですか、いまの答弁。それから明らかに二万ドルの返還を求めています、琉球政府として。この点も非常に国庫補助金の出し方が...全文を見る
○黒柳明君 最後に、防衛庁長官、沖繩において自衛隊の募集はできますか、現状。
○黒柳明君 自衛隊の募集の文書を高校に配りましたね。
○黒柳明君 何校くらい配りました。
○黒柳明君 それに対してどういう処分しました、防衛庁長官。
○黒柳明君 具体的にはどういう処分ですか、厳重に注意とは、ただ注意だけですか。
○黒柳明君 そういう、総理——ちょっと時間に入れちゃだめですよ、また済みませんね、たびたび。そんなもの総理の目に入っていないと思いますよ。ミスといったってミスもはなはだしい、それは。もう防衛庁長官、これ重大責任ですよ、これは。ミスといったってミスじゃ済まされないですよ、これは。現...全文を見る
○黒柳明君 食い違ったですね、いまと答弁が。人事局長はミスだ、大臣はミスじゃない、どっちですか、ほんとうは。
○黒柳明君 いやいや、ミスかミスじゃないか。あなたミスと言った、大臣ミスじゃないと言った。
○黒柳明君 私はね、あなたがミスだと言った、大臣がミスじゃないとおっしゃった。局長と大臣とすぐ答弁が食い違っちゃ困る、それを指摘している。ミスであったのかミスじゃなかったのか。積極的なら何でもやっていいのか、おかしいですよ、ちょっとこれは。
○黒柳明君 私は、大臣はミスじゃない、人事局長はミスだ、どっちがほんとうなのかと。
○黒柳明君 ミスじゃないですか、結論的に。そしてまたリーフレット、カレンダーつくって沖繩へ送っていますね。
○黒柳明君 部数幾ら、予算、全部。そんなむだづかいして、募集できないところ、なぜ広告なんか送るのよ、パンフレットなんか。全くしようがない、募集できないんだからPRなんかやらなければいいんですよ、誤解されるから。
○黒柳明君 部数、予算、どれだけ送ったか、どれだけさばけたか、現状。
○黒柳明君 カレンダー。
○黒柳明君 なぜね、募集できないところにこういう宣伝やるか。だから誤解される、紙の弾丸がきたということで。なぜ全部送んないんですか、全部早く配んないんですか、配れないんじゃないですか、慎重にやってんじゃないですか。
○黒柳明君 そんなことはない。もう九月下旬にできて、もう十月のカレンダー、十月終わっちゃって十一月に入っている。何言っているんですか。これ、九月の下旬にできているんじゃないですか。慎重にやっているっていうんですよ、防衛庁の見解。慎重にやる必要ないんだよ。こんな気がねしながらやらな...全文を見る
○黒柳明君 これ見本じゃない、実物ですよ。実物、実物。見本じゃない、実物。知らないからへんてこりんな答弁しちゃう。
○黒柳明君 十月ここに入ってんじゃないですか、表紙。九月につくって、十月に配ろうと思って、配り切れないのじゃないですか、ちゅうちょしているんじゃないですか。
○黒柳明君 また押し問答になっちゃいますけれどもね。そうあることに沖繩の人は反発をしているんです。紙の弾薬がきた、あるいは帰省休暇がくるって。自衛隊がPRするのじゃなかろうか。もう返還まぎわでしょう、こんなお金をかけて誤解されるものつくる必要ない。九月にできて、五万部つくって、ま...全文を見る
○黒柳明君 委員長、最後に一言。済みません、私の時間まいりましたので、最後に一言。総理大臣の所信表明演説あらためて読みました。「戦後は二十余年の長きにわたって外国の施政権下に置かれてきたこれら同胞の方々に対し、ほんとうに御苦労をおかけいたしました、と申し上げる以外のことばを知らな...全文を見る
○黒柳明君 以上です。ありがとうございました。
12月08日第67回国会 参議院 沖縄返還協定特別委員会 第2号
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○黒柳明君 関連。  いまの総理の御答弁を私聞いておりまして、昨日新聞記者会見しまして、私たちの公明党の調査によりますと、神奈川県の厚木飛行場に毒ガスがある。さらに昨晩から今日にかけまして核兵器も間違いなくある。こういう客観的な資料を私ここに提示します。それで総理にお聞きいただ...全文を見る
○黒柳明君 時間がもったいない。ぼくは関連ですから、けっこうです。そういう答弁が来るであろうと思って私は昨日新聞に出さない点があった。いいですか。そういう、ヤギについてそれじゃ何とかやればいいんだ、弁解をすればいいんだ。——それでは二六六番の建物、弁解してください。二六六番の建物...全文を見る
○黒柳明君 それはどういう方法で情報をおつかみになったんですか。
○黒柳明君 そうすると、総理大臣、問題がない。問題がなければ調査できますね、行って。調査団を派遣できますね。私たちがつかんだ情報では問題がある。そういうところならば、なぜそういう厳重な警戒をするか。ヤギを放すか。いろいろな情報、耳情報で私言いたくないと言いましたけれども、ヤギも死...全文を見る
○黒柳明君 防衛庁長官、御自分でいらっしゃったんですか。また聞きのまた聞きでしょう。当然だと思います、私は。私たちはじかに行ってみて調べた。いろいろな客観情勢を集積してのこの問題です。いいですか。防衛庁長官が常識と言えば、こっちは常識を越えているんです。これだけの資料をだから出し...全文を見る
○黒柳明君 すみませんね、関連で長くなりまして。見た。これはもう非常に低いレベルで見られる。そうしたら、政府から行けば見られることは間違いありませんね、見せてください。総理、防衛庁長官、見せてください、それじゃ。そういう低いレベルで見られる。アメリカ軍の基地が、そういう基地の司令...全文を見る
○黒柳明君 変なこと言うと、まだありますよ。まだありますよ。これは何も知らないでしょう、皆さん方は。
○黒柳明君 赤と黒の弾薬庫は。
○黒柳明君 それだけ事実がはっきりしているなら、私たち調査団を派遣したって問題ありませんね。問題ないわけですね。それがもし真実だとしたら、政府に、指摘され追及されて何もやましい点はない、二六六の建物も見せる、四四〇の建物も見せる、いまの弾薬地域全部見せる、いいですね、防衛庁長官。...全文を見る
○黒柳明君 米側のは。
○黒柳明君 だって、いま見たんでしょう、調べたんでしょう。自衛隊の人が調べたんでしょう。
○黒柳明君 それだったら、自衛隊が許しを受けられるのだったら、日本政府も許しを受けられるのじゃないですか。これだけ真剣に国会で論議をしているのを、自衛隊だったら見せる。政府が申し入れて見せないことはないじゃないですか。疑惑を解きましょう、この際、国民の。
○黒柳明君 それならそれで先に言ってくださいよ、全部見たんじゃないのだと。米軍管理のは見たんじゃないのだと。疑惑は依然残っているじゃないですか。米軍管理のところはタッチできない、見せない。百人がそこを、そばを通り——百人じゃない。基地の中を日本人のガードもパトロールしている。そん...全文を見る
○黒柳明君 だから、防衛局長に言っているのじゃない。総理大臣にいま答弁を求めている。  それでは、もう一つ問題を提起しましょう。佐世保弾薬庫、ここは針尾島弾薬庫と前畑弾薬庫に分かれている。ちゃんと米軍の標識とあわせてガスがあるということを——あります、この写真。佐世保弾薬庫前畑...全文を見る
○黒柳明君 初耳だったって。新聞に出なきゃわからなかったのか、それじゃ。新聞に出したのは公明党の調査じゃないか。公明党の調査にあとくっついて、防衛庁長官が間接的に電話かなんかで聞いて、常識の答弁を求めるくらいの、公明党はそんな党じゃありません。わからないじゃないか、現に。新聞に出...全文を見る
○黒柳明君 調査方法は。
○黒柳明君 間接じゃないですか。もっともっと、沖繩の毒ガス撤去のときには民間の学者が行った。岩国の場合だってあれだけの公開で査察した。それじゃなかったら、私たちのやっている、ここで提起している問題が議論がかみ合わないじゃないですか。そんな木で鼻をくくったようにぽーんとやる。それで...全文を見る
○黒柳明君 調査方法が問題であると言っている。一方的にノーと言うにきまっているじゃないですか、そんなことでは。それは先ほどもそう言ったのですが、もうここらあたりで確固たる基本線を出しませんと審議は続けられません、これではもう。そんなぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ、こっちはもう努力するか...全文を見る
○黒柳明君 総理はこの資料で、御自分が疑わしいと思いませんか。
○黒柳明君 じゃ一体何があれば必要なんですか、何が出れば疑惑として調査するということになるのですか。基準を示してくださいよ。調査するほうだって限界ありますよ。こちらだって、何もむげにやり込めるために調査するのじゃないんですよ。一歩でも前向きに、疑惑があるなら除こう、あるものだった...全文を見る
○黒柳明君 委員長がそういう線を出せば、私だって何もここで白黒つけるためにやっているわけじゃありません。当然出るはずのものでありません。ただ、いままでの返答というのが、一方的に向こうから来るだけ、こちらがもっと積極的に調査するという手が幾らもあるだろう。当然ある。そういうものにつ...全文を見る
12月16日第67回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○黒柳明君 私は、本日、ボウリングの問題を取り上げたいと思います。文部大臣お忙しいところ御出席いただきましたから、初め公取の委員長とその実態を明らかにして、ちょっと時間は三、四十分後になるかと思いますが、文部大臣の御所見をそれを踏まえた上でお聞かせいただきたい、こう思いますもので...全文を見る
○黒柳明君 私の認識も大体同じかと思います。ボウリング場協会、全国加盟しているのは千五百八十六でございますか、若干ふえたかと思います。それを統括して、ピラミッド式に各地区をさらに統括して、全国組織で日本ボウリング場協会、さらにプレイヤーが集まって、いま九万くらいが加盟しているとい...全文を見る
○黒柳明君 その点、これからだんだん解明していきたいと思います。  そうすると、場協会ですね、これはこの独禁法でいう事業団体、これはよろしゅうございますね。
○黒柳明君 審査の結果、これはまだ公取のほうで一生懸命努力しているわけでありまして、私ここでその結果まで当然立ち入って聞く必要もありませんし、現在、場協会、これは各ボウリング場、コマーシャルベースで営業しているわけですから、それが集まった場協会ですから、これがこの事業団体——これ...全文を見る
○黒柳明君 これはそうであると断定してもいいかと思います。  そこで、まず公取のほうではこの独禁法に当てはめて、これが違反であるかどうかということを調査しているわけでありますが、その以前において、私は、第一条、要するに独禁法をつくった目的——いろいろ書いてあります。私的独占、不...全文を見る
○黒柳明君 いまのは距離制度と人口制限であります。  それから第二点目は、この場協会に加盟するためには、一レーンごとに非常に膨大な加盟料金をとられる。たとえば、これは栃木県のボウリング場協会——この都道府県の項上にあるのが日本ボウリング場協会であります。その下部の栃木県のボウリ...全文を見る
○黒柳明君 そこで、いま一般的という御答弁で、具体的に先ほどの協議会について私は触れてみたいと思います。  人口制限、距離制限、入会金制限、特にここで問題なのは、この日本ボウリング協議会、先ほど公取委員長は、それがちょっとどういうシステムかわからないというおことばでありました。...全文を見る
○黒柳明君 私はいろいろ公取の方々と話し合いして、非常に努力していることで、私もできれば、いろんな資料を貸して、あるいはいろんなことも教えていただいてと、こういうようなことでいろいろ接触しました。そして、いろいろ一生懸命やられていることは、これは私は十二分にわかりました。もし、い...全文を見る
○黒柳明君 私も有力な資料として使っていただきたいと思います。  で、いま、国税庁のほうがなかなか——国税庁いらっしゃいますか。まだいらっしゃってない。——この千五百万円どこへ行ったか、この金が。調べてもらったら、わからないということです、申告の中に含まれていないから。そうする...全文を見る
○黒柳明君 そこで、大臣に、いまのは独禁法上の問題です。当然文部大臣の範疇ではないわけですが、ここで私は冒頭申しましたように、これだけ大衆化した当然スポーツであります。そのスポーツに対して、確かにまだ法人格をとってありません。任意団体である。ですから、当然法律的には規制もできませ...全文を見る
○黒柳明君 もうおっしゃったとおり、業者団体がそういういわゆるアマチュアスポーツ、そういう協会に癒着していることはうくまない。この結局組織を切らないと、これは健全な方向に発展していかないわけであります。文部大臣のいまの御答弁が、はたしてそこまでお考えになって、行政指導なり、あるい...全文を見る
○黒柳明君 すでに文部省はこういう事態というものをあらゆるところでつかんで、それで、越権行為になるかもわからないけれども、業者の癒着というものについて、何とか離そう、そういうことをもうすでにしていたのだと、こういうふうに受け取ってよろしゅうございますか。これからそれをやるというこ...全文を見る
○黒柳明君 FIQですね、国際ボウリング協会、これがオリンピックに参加したいという意向を表示しておりますし、それから日本のJBC、これも体協に加入したい、こういうことで接触があるということであります。いまおっしゃった、業者との癒着を離すことしか、私は、いま言った差別、排除行為、こ...全文を見る
○黒柳明君 そこが問題なわけなのですよ。だから私、何回も、協会があって、協会が実際に認証権を持っているわけです、レーンとか。ここが排除行為の原因になるわけですけれども、実際には力がない、実際には場協会がリードしているわけです。だから、私、冒頭に、この場協会は事業団体で、場協会が独...全文を見る
○黒柳明君 そのおっしゃる意味もよくわかるのですけれども、また文部大臣もその点もはっきりしていて御答弁しているかと思うのですけれども、協会を指導するためには、さっき言いましたように、場協会とメーカーとのくされ縁を断ち切らなければだめだ、それから始まるのです。だから、現在はそういう...全文を見る
○黒柳明君 それは、文部大臣ね、まあ現場でのことです。大臣そこまで目は通せないでしょうが、成り立ちませんよ。文部省後援というのは、全日本ボウリング協会だけの後援であって、場協会とプロボウリング協会と協議会の後援じゃないと、どこの看板でも打ち出せますか、そんなこと。場協会というのは...全文を見る
○黒柳明君 まあ、いいでしょう。要するに、全日本ボウリング協会をアマチュア団体として育成したい、これだけじゃだめだということです。これは文部大臣も知っているとおっしゃる。業者の癒着がある。癒着を切らなければだめだということをよく知っているのにもかかわらず、私たち、文部省後援は、こ...全文を見る
○黒柳明君 もう当然私も、何も、どこが悪いとか、どこがいいとか、ほんとうに公取や文部大臣に、これを追及なんという形じゃないのです。一生懸命やっていらっしゃるのを、むしろ私も一生懸命やりたいのだという意思を吐露して、そしてさらに加速度をつけていただければという観点から発言するよりほ...全文を見る
○黒柳明君 非常に手の打ち方が早いんで敬意を表しているわけでありますが、ただ問題は、現状のままの推移ではうまくない、官房長官おっしゃいましたように、早い時期にこれを健全な方向に発展させる、そのために癒着を切る、こういうことで御努力願いたいと思います。  ボウリングとはちょっと離...全文を見る
○黒柳明君 年内にできますか。
○黒柳明君 どうもありがとうございました。
12月17日第67回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○黒柳明君 時間が限られておりますので、問題点を端的に聞きたいと思いますが、タクシー運賃の値上げの問題でお伺いしたいと思います。  すでに国鉄の定期料金の割引の削減、あるいは私鉄料金、バス料金、あるいはタクシー運賃と、公共料金、認可料金が来年早々から上がるんではなかろうかと、こ...全文を見る
○黒柳明君 大臣はどのようなお考えをお持ちでしょう。
○黒柳明君 十月の補正予算のときに、総理大臣は運賃値上げは絶対しないと、運輸大臣も同じく運賃値上げをしませんと、ついせんだっておっしゃったばっかしですね。となると、現在は事務レベルにおいて検討しているということは、絶対値上げしないということではないということで、可能性もあると、そ...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣です。
○黒柳明君 私、そういう答申も出ているということも知っておりますが、私いま聞いていることは、ついせんだって総理大臣がタクシー運賃の値上げは絶対やらないと、私たちも、やらないとは言いながら上がるんではなかろうか、国民も心配しながら今日まできているんでありますが、要するに、物価安定会...全文を見る
○黒柳明君 絶対に上げないと、こういうことでいま現在認識してよろしゅうございますか。事務当局では、もう上げる上げないは未知数としても、とにかく経企庁のほうと連絡をとって検討するということなんですか、どうでしょう。絶対もう上げないということを言明——話があったんですけれどもね。
○黒柳明君 わかりました。そうすると、私たちは、ここでやっぱりかと、こういう時点を迎えたわけであります。私たちは、そのためにいろんな、審議会答申を受けて、そうして当局が検討すると、こういうシステムがあること、これは理解いたします。しかしながら、上げないと言ったあの時点において、そ...全文を見る
○黒柳明君 企業の大小を問わずすべての会社が赤字、当然、赤字だということから積算して、そうして物価安定会議あるいは自民党の自動車部会も調査して、それで値上げやむを得ないと、こういう方向にいくんではなかろうかと、常識的にですね。ところがここに、値上げ申請の基準に、企業の大小を問わず...全文を見る
○黒柳明君 もうこれは、私がいま言ったのは関連事業は含んでおりません。それはガソリンスタンド、モーテル、あるいは観光事業をやっている。私言ったのは乗用事業だけですよ。これが黒字になっておるじゃありませんか。読み上げましょうか。もうお手元の資料と同じです。国際自動車八千九百万の黒字...全文を見る
○黒柳明君 乗用事業ですよ、タクシーとハイヤー持っている。だから大手は経営が成り立つわけですよ。そのタクシーも含めて値上げの対象になるんじゃないですか。関連事業を除いて、乗用事業。
○黒柳明君 ですから、値上げの対象になる。私はいま、中小も若干あるけれども、大手だけをわざと特に指摘したわけです。大手の一、二、三、四、五社、三百台以上保有すれば、当然そこにハイヤーが出てくるわけですよ。タクシー、ハイヤーを兼ね合わせてやれば、こういうふうに黒字になる。しかも、四...全文を見る
○黒柳明君 ですから、私は、いろんな事業をやっていますタクシー会社が——私鉄も同じことですよ、私鉄は赤字だ、だけど観光地で何とかやっている云々と、それは関連事業だからいいですよ。私鉄もよくそういうことを言われます。だけど、タクシーの場合は、ハイヤーもタクシーも乗用部門として、乗用...全文を見る
○黒柳明君 いやいや、審査はね、いろんな観点からしてんですよ。赤字だという根拠、これは業者からのこの申請、これじゃないですか、赤字だという根拠、先ほど言ったこれに基づいてのことじゃないですか。審査は違いますよ、独自でやってんですから。ある場合においてはこれを無視してやるかもわかり...全文を見る
○黒柳明君 だから、これとこれとが同じだと言うんです。同じなんです、これとこれ。そういうたてまえで言ってるんです。同じです、そっくり。これいただきました。九十八社お調べになったうちの十数社、それと同じなんです。大和です、これ。黒字、一カ所だけ。同じです、ここにあるの、そっくり。収...全文を見る
○黒柳明君 だから、これじゃないですか。これに基づいて赤字だと言った。これイコールこれなんです。これでもいいですよ、営業報告書でも。これに基づいて赤字だと言ったってだめだと言うんですよ。いまみたいに収支決算を二通り出してたんじゃどうしようもないじゃないですか。それを赤字の積算根拠...全文を見る
○黒柳明君 もう一言、済みません、大臣、とんでもないことだと、そのとおりです。しかし、これをとんでもないことだからといって、それだけで、いま言ったこれだけを積算の根拠にして、赤字の根拠にしていたのではだめですよ。各社全部何らかの方法でこういうのが出ている。秘密じゃありません、こん...全文を見る
○黒柳明君 いや、そこまでは知恵はない。もう時間ですね、大臣どうもすみません。  最後に、それじゃ自動車局長、わかっていただけましたね。同じものです、これとこれと。これに基づいていまやっておるわけです。ですから、大臣はああいう御答弁をなされたわけですよ。とんでもないことだ、そん...全文を見る
○黒柳明君 それは同じです。だから、あれがうまくないと言っておるのじゃないですか、百六十だって四十三だって。
○黒柳明君 そうじゃなくて、事務的に幾ら検討する、百六十社や四十三社といったって、それが違っておるんだからしようがないじゃないですか、いま大臣が言ったように。
○黒柳明君 だって、あんた方がいまやっていらっしゃるこれが真実の内容であるかどうかなんて、何もわかりゃしないじゃないですか。会社から出てきただけの資料じゃないですか。大臣がそれだけの答弁をしましたから、局長とここでやったって——ほかの人が待っておる、七分過ぎていますからね。いま言...全文を見る
12月22日第67回国会 参議院 沖縄返還協定特別委員会 第8号
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○黒柳明君 関連。  核についていま藤原議員はまだ質問があるかと思いますけれども、私は、あまりしあわせじゃないものですから、しあわせじゃない事実をまた一つここで指摘したいと思います。  もうすでに一昨日横須賀で問題になりまして、新聞報道がありました。当局ではお調べの問題かと思...全文を見る
○黒柳明君 「CLASSX-A」というのはどういうことですか。いま見せたでしょう。コースト・ガードの記号、これはどういうことですか。それは別に調査することない。それは見てみればすぐわかりますよ。これは致死性ガスということははっきりしているじゃないですか。CGがコースト・ガードなん...全文を見る
○黒柳明君 とんでもない。これが、どうしてCGがコースト・ガード……。ちょっと防衛庁長官。
○黒柳明君 どういうものか説明してください。
○黒柳明君 CGは品物ですよ。
○黒柳明君 一九六八年にちゃんと出ている。使っているか、使っていないか、そんなことは知らない。ちゃんとこのリストに出ているじゃないですか、二年前のリストに。しかも、送られた証明もあるじゃないですか、そこに。使っているかいないか、そんなことを聞いているんじゃないんです。日本政府が使...全文を見る
○黒柳明君 それでは、このCGはホスゲンですね。ホスゲンの略ですね、CGは。
○黒柳明君 何ですか、CGはコースト・ガード、コースト・ガードと言っていたのは、さっき。
○黒柳明君 いま、それを見せたじゃないか、だから。いまそれを見せたじゃないか。
○黒柳明君 この場で、これだけの簡単な資料――いつもとケースが若干違うと思います。この場でその事実を認めてください。あと調査するならけっこう。それだけ簡単な資料に対して逃げるなんていう手はありません。認めてください、その事実というものを、その書類の上から。さらに、その裏づけがどう...全文を見る
○黒柳明君 これはホスゲンなんですよ。――いま言ってるのは、そうじゃない。
○黒柳明君 だめだ。もう幾ら人がいいぼくだって、そんなでたらめはだめですよ。委員長、これはだめです、そんなでたらめは。それだけの資料をもって。防衛局長はそんなことを言っているんじゃないですよ、長官。それはもうホスゲンだと言っているんですよ。だめだ。もう、きょうはちょっと人を悪くし...全文を見る
○黒柳明君 まず、その事実関係、むずかしくも何でもない。お認めになりますか。ならなかったら調査したってだめだ。それがインチキじゃなかろうかなんていうようなことから調査して出発したって意味ないですよ。その事実関係。わずかにその二つの書類だけで、シッピング・ドキュメント、その裏づけに...全文を見る
○黒柳明君 それまで保留します。
○黒柳明君 間もなく本会議も開かれる予定になっております。本来ならば、本会議もそっちのけにしてこの問題を詰めたいと私は思いますが、参議院の自主性の上から、自然承認を待つこともとうかと、こういう考えもあります。――客観的にはですよ。私はそんなこと考える必要ない立場です。ただし、いま...全文を見る
○黒柳明君 私は、公明党を代表しまして、琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の批准を求めるの件に対しまして、反対の討論を行ないます。  ただいまの賛成討論にありましたように、非常に内容が矛盾しております。いわゆる協定成立、しからずんば返還不能と、この二...全文を見る
12月22日第67回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○黒柳明君 時間もおそくなりましたんで、要点だけ端的にお伺いしていきたいと思います。  昨日のこの行管の勧告事項、私も読まさせていただきまして、一応前向きにいろいろ勧告している、こういうふうに思っております。三番の、経理あるいは会計に対する基準を設けよ、あるいは四番の、管理台帳...全文を見る
○黒柳明君 私も、従来取り上げる観点というのは、すべて公益法人が悪いという点で取り上げたわけではありません。当然、公益法人認可の基準にのっとって認可され、そして公益のために一生懸命やっているところも数多くあるわけで、その中にあって、やはり四千数百にものぼる公益法人ができちゃった。...全文を見る
○黒柳明君 二点。一点は、さっき大臣おっしゃったように、天下りの問題——世間からきびしい批判があると納得している、認識している、そういう目でこれをやったのかやらないのか、もしやらないとすると、私前段で言ったように、非常に前向きの勧告であるが、公益法人の性格は改まらない。はたして、...全文を見る
○黒柳明君 まあ新しい問題として検討するということは、若干の前向きかと思いますけれども、そうじゃなくて、もうすでにあらゆる角度から指摘されたその中心が、私に言わせれば、やはり天下りから始まったのです。すべて天下りから始まったのです。その天下りというものについて、いや私たちはそれに...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、天下りということについて全然無視したわけじゃないと。まず端緒は、その実態というものを調べて、あるいはその次には天下りの実態というものを調べて、それに不合理があればメスを入れて改善するというかまえがあっての今回の勧告ですか。
○黒柳明君 まあ昨日公表しないですから、今日その内容について言えと言ったって無理だと思います。  そこで、大臣、ここに私、一覧をつくりました。二カ月かかりました。四千百九十四ですが、御存じのように。行管から資料をもらうだけで一カ月かかりました。その資料をいろんな角度から検討する...全文を見る
12月28日第67回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 私は、まずさきの委員会におきまして米軍の書類を提示しまして、横須賀の米軍基地に毒ガスがある。こういう点につきまして調査を依頼しました。調査が保留になっております。さらに、本日は、その後横須賀のみならず、追浜、岩国、佐世保等々にも大量にやっぱり毒ガスが持ち込まれていたと...全文を見る
○黒柳明君 まず第一点。これは引き続き調査する、これが確かに本物であるかどうかの問題——こんなに種があります。これは全部あとで提示します。これ全部を——これがにせ物であるという根拠、論証、これをあげてもらいたい。まず総理の見解を聞きましょう。ここで徹底的にやりましょう、そういう答...全文を見る
○黒柳明君 その回答を踏まえて防衛庁長官の見解を聞かせてください。回答を踏まえた見解を。
○黒柳明君 疑わしい物であるということは、一週間の調査期間があったんでしょう。防衛庁としてはこれをどういう分析をしましたか、防衛庁の分析。
○黒柳明君 そして、そういう書類上からあったと判断するかどうか、その点どうですか。
○黒柳明君 書類からどう判断するか。だから、書類を貸したじゃないですか。書類分析をしてみればわかるじゃないですか。
○黒柳明君 疑わしいということは、あったと、こういう判断もできるという、当然そうだと思います。ということは、外務大臣、いままで少量、いま盛んに訓練用、訓練用とおっしゃった、訓練用の致死性毒ガスならいい、実戦用の大量の毒ガスは悪い。アメリカがこう言った例があるか。あるいは日本政府が...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、致死性毒ガスについては量の問題じゃない。実戦用とか訓練用とかの問題じゃない、絶対にないんだというのがアメリカの言質だ、当然そうですね、外務大臣。
○黒柳明君 毒ガスのことをぼくは言ってるんだよ。
○黒柳明君 そうすると、いままで総理大臣、非核三原則は厳守、絶対核はないんだ、持ち込ませないんだ。毒ガスはどうか。事前協議だったってこんなのすることがないくらい日本にはないことがあたりまえなんだ。佐藤内閣は八年間、歴代の外務大臣、防衛庁長官が繰り返しております。総理もおっしゃって...全文を見る
○黒柳明君 ぼくが言ったのは政府の見解を言ってる。もう次に話は進んでおります。政府の見解……。
○黒柳明君 ぼくは政府がそう言ったでしょうと、その返答がイエスかノーかいただきたいと言っているんです。アメリカのことは終わっています。政府が言ったかどうか。
○黒柳明君 何をですかとは何ですか。いまその答弁でやってたんじゃないですか。ちょっと時間とめておきなさい。
○黒柳明君 四十四年以前のことは関知しないと、佐藤内閣、そうですか、総理大臣。総理大臣ですよ。かわってますから、外務大臣、総理の見解を……。
○黒柳明君 もしこの問題に触れて、そういうものは持ち込ませません、事前協議すら問題ないくらいないんですと、そういう答弁の議事録があったらどうしますか。絶対ないんですか、そんなことは。四十四年以前ないですか。
○黒柳明君 だから総理に答弁願いたい。知らない、外務大臣。だから総理に答弁願いたい。総理の責任です。総理の答弁ですよ。四十四年以前、ありませんね、絶対にそういう答弁が。ありませんね、絶対に。総理ですよ、総理だ。おかしいよ、総理でなけりゃわかんないじゃないですか。いま外務大臣は四十...全文を見る
○黒柳明君 変な答弁したらね、たいへんですよ、これ。佐藤内閣きょうでおしまいですよ。除夜の鐘聞かないでおしまいになっちゃいますよ。四十四年以前は絶対触れておりませんか、そういう問題は。まだ二年前ですよ、二年前。とんでもない話だ。もう一回外務の答弁を総理がやってください。総理が答弁...全文を見る
○黒柳明君 そんなことない。
○黒柳明君 これだけの致死性毒ガスがあるかないか、重大問題ですよ。その問題で——外務大臣確かに知らない。しようがないと思います。外務になったばっかりです。総理大臣はそうじゃない。この七年間総理として終始一貫して非核三原則、そして、毒ガスの問題、私、耳にたこができるくらい、いたく聞...全文を見る
○黒柳明君 いや、総理大臣。待ってください。委員長、待ってください。
○黒柳明君 総理大臣。
○黒柳明君 ぼくの言っているのは、そういうことじゃないのですよ。全然違いますよ。
○黒柳明君 答弁が全然違う。
○黒柳明君 ぼくは政府の見解をさっきから聞いておるのです。アメリカのことは終わったのです。
○黒柳明君 昭和四十四年以前に外務大臣は触れたことはありませんと、さっき言っている。非核三原則は厳守します、つくりません、持ち込ませません、持ちません。政治責任をかけます。当然毒ガスは事前協議の対象にするまでもなく、ありません。——いいですね、あったら政治責任だ、政治生命をかける...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣はおっしゃっていますね。
○黒柳明君 私の知る限りったって、外務大臣は日本の外交問題の最高責任者ですよ。いまは何の問題をやっているんですか。冗談言っちゃ困りますよ。しかも、一週間の調査期間があったじゃないですか。それだけの期間を置きながら、私の知る限りでは知らないとか、CBRのうちR、核については言ってい...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣、だめ、総理大臣です、この問題は。
○黒柳明君 総理大臣。いや、私はもうここまで答弁を詰めた。私もいたずらにこの貴重な時間を過ごしたくない。過ごしたくありませ。総理大臣に答えてもらいましょう。
○黒柳明君 じゃ、外務大臣どうぞ、先ほどの答弁を……。
○黒柳明君 総理大臣、まあ先ほど認識されてなかったと、いまここで重大なことを認識したと、こうおっしゃったわけでありますが、非常に防衛庁長官の発言ですと、疑惑が濃いですね、これについて。まあこれは中間報告らしいですね、アメリカの。私は、ここで結論出なかったら、あしたまた質疑を続行し...全文を見る
○黒柳明君 量のいかんにかかわらず、当然それは実戦、訓練用いかんにかかわらず、あるべきものではないし、今後はそういうものは一切日本の国土からないようにしたいと、こう理解してよろしいですか。
○黒柳明君 そうすると、少量、訓練用ならば、何らかの制約をつけて随時協議にのせて、そして、これから検討するということなんですが、さっき絶対やらないと言ったんじゃなかったですか。
○黒柳明君 それはやっぱり政府がきめることですよ。皆さん相談にあずかったって、採用しないじゃないですか。これだけのもの、資料出したって採用なんかしないじゃないですか。それは政府の責任できめてもらう問題ですよ。ですから、その点について、少量ならいいのか。訓練用ならばしようがないのか...全文を見る
○黒柳明君 長官のおっしゃること、わからないこともない。しかしながら、それは米軍の一方的回答でしょう。それで、薄められているかどうか、だれもチェックしたわけではない。しかしながら、この正式書類、これには、いま言った「十一−A」というコースト・ガードの識別書を見ると、これは致死性で...全文を見る
○黒柳明君 私はね、相談必要ない。一億国民の皆さん、百万沖繩島民の人に相談して、明快な回答を出していただきたい。私は、そのために代弁者として立っている。いつ出ますか、その答えが。もう暮れだ、二十八日だ。
○黒柳明君 いままでは岩国、横田、厚木、まあ佐世保は私は知らなかった、すぐ返事が返ってきた。まあ、確かにクリスマスでしょう、暮れでしょう。だけれど、いままでのと同じに、この問題は重大問題じゃないですか。なぜ、この問題だけが、たとえクリスマスをはさんだとしたって、一週間かかる理由が...全文を見る
○黒柳明君 何をおっしゃっているんだか、私、頭が悪いものですから理解しかねるのですが、またニクソン大統領とお会いになるわけです。その機会を通じて、非常にいい機会だと思いますが、この点どういうふうにこれを処置してくるのか、総理のその前向きな御見解。それからもう一つはやっぱり政治責任...全文を見る
○黒柳明君 政治的には何にもこの責任を感じませんですか。
○黒柳明君 感じますということですが、それに対してどういうふうに、現実に具体的に、感じた責任をとるかということがやっぱり責任ある総理としての立場だと思いますので、私、きょうの質問を留保いたします。済みません。委員長、以上です。
12月29日第68回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○黒柳明君 関連。  ただいまの御質問、また昨日の私の発言について二、三まとめて——時間がございませんもので、質問したいと思います。  まず、先般の委員会におきまして、佐世保のアメリカ海軍基地前畑弾薬所に毒ガスがある、こういうことにつきまして、私、米軍の弾薬庫の識別票をつけま...全文を見る