黒柳明
くろやなぎあきら
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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08月11日 | 第81回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○黒柳明君 きのうからもういろいろな論議が尽くされているわけですから、私はダブることを割愛しまして、先ほどから聞いていますと、昨日の給与局長の衆議院における発言が、何かマスコミの方の理解が足りないみたいな、あるいは書き方が不満のように総裁の言葉の端にも聞かれたんですけれども、あく...全文を見る |
○黒柳明君 あの質問に答えられて一つの見方という見解をお示しになったわけでしょう。ですから、四回にグループ別に分かれるので、どの定昇分を上乗せするかというこういう見方がある、この計算はむずかしいのだと。一つは、要するに二・四三というものを上乗せする、個人個人見ればその見方もあると...全文を見る | ||
○黒柳明君 それはいまさつき説明あったからそこまでは理解できるんですよ。で、六・九二自体がいままでにない異例な低い勧告ですから、それも踏まえて、しかも物価の値上げも高いし、それになかなか見合わないという、要するに公務員自体の反発もある。そういうような中で九・三五だなんということが...全文を見る | ||
○黒柳明君 そこでね、一人一人とればそういう見方もあるということなんで、だからその基準になる民間のこの八・八、これは従来からいろいろ疑問があることはもうわかっております。公務員の方からも、あるいは五十人規模以上にやれと、大企業を重点的にやれと、あるいは民間の方からもっと低いところ...全文を見る | ||
○黒柳明君 それと、六・九二の人もいれば九・三五の人もいるという、こういうことにつきましても、まあ四回に分けてグループ別のいま定昇であるから、人事院としては既成の事実を踏まえてそういう一人一人見れば九・三五もあると、こういうことなんですが、そのこともやっぱり抜本的に考えていかなき...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうじゃないと毎年このことは続くわけです。 長官、公務員の完全実施、早期ということは、これはもう何回きのうから同じ答弁をされているかわからないんですけれども、これはもうぜひお願いしたいと、こう思います。いまも九月と、なぜ遅くなるのかという発言もありましたが、臨時国...全文を見る | ||
○黒柳明君 私も時間ないんでP3C中心にやりますが、二、三日前の記者会見で、長官がこの五十三年の予算の大綱の中に盛りたいと、P3C及び15をですね。私は政治的配慮があるいはあったのかなと、こんなことも思っていたんですが、いま御答弁聞きますと、相当庁内では論議は尽くされているような...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうすると三つに分かれるわけですね。SECないし児玉公判の内容、これは三十日まで、国防会議までとなると、これはもう過去の内容を検討するよりほかないと、これから三十日までは何もありませんからね。それからもう一つは、ロ社ないしは商社に対してどういう手を打つか。これは一つは...全文を見る | ||
○黒柳明君 わかりました。それが一つの条件ですね。それから、もっと具体的にきのうの接触、これはいろんな高度の秘密の面もあるでしょうし、これからコマーシャルベースで接触もあると先ほどおっしゃいましたが、できればきのうのまず第一回の接触の内容をですね、どんなものであったか、許せる範囲...全文を見る | ||
○黒柳明君 少なくとも、そこで何らかの形でP3Cを導入するというようなサゼスチョンなり意思表示みたいなものはやったんですか。 | ||
○黒柳明君 そうすると、きのう接触したという主目的は何なんでしょうか。要するに、概算要求がここにもう間もなくあると、それに対して国民の疑惑を払うためにいろんな妨害を排除しなきゃならない、その一環としてきのうお会いになったというような私は感触があるんですけどね。その一環として会うと...全文を見る | ||
○黒柳明君 それ以上お聞きになると非常に苦しいんで、長官、やっぱりこれは政治的な決断を相当要するところなんです。まあ具体的にいま言ったように、私が三項目に分けていいかどうかわかりませんけれども、SECとこの児玉公判の問題、あるいはロッキードと商社の問題、国民のPRの問題、この三つ...全文を見る | ||
○黒柳明君 要するに、児玉とロッキードとの契約は破棄することは大前提であると、こういう確認。 装備局長、その命は当然腹に秘めてやったと、こう思うのですが、それは間違いございませんか。まあ念のためにきのうお会いになった当事者なんで。 | ||
○黒柳明君 そうすると局長、具体的に、このロッキード、私も一年間暑い中でやったんで、その経験あるいはそれが記憶に残っておりますので、ある時代においてアメリカの国防総省、これに介入してきましたですね。それで、要するにロッキードがそれだけ疑惑があると、アメリカはどうしても売りたいと、...全文を見る | ||
○黒柳明君 これも新聞報道なんですが、当時、まあ四十五機云々なんていま話ありましたけれども、四機くらいは五十三年度に導入と。これは要するにライセンス生産のための導入ですか、あるいはノックダウン用としての導入ですか。もう一つ、それからそれに関連して、アメリカの政府と初め契約して購入...全文を見る | ||
○黒柳明君 それから、いま言ったそれはノックダウン用かライセンス用かということ。 | ||
○黒柳明君 ライセンス用ですね。 | ||
○黒柳明君 それでね、これは長官も、これまたロッキードにさかのぼって申しわけないが、あのときにはライセンスというのは当然国産という定義に入るんだということを何回も繰り返された。要するに国産ということを何回もあれしました。そうすると、いまおっしゃいましたようにライセンスということは...全文を見る | ||
○黒柳明君 ちょうど夏だから、化け物取ったって取らなくたって同じようなもので、出るときは出るでしょうから結構。国産化でも国産でも、そのために——私きょう三十分だから余りがたがたやって、またこの暑い盛りにがたがたやってもしようがない。もうここへ私は、こういうこともあるだろうと思って...全文を見る | ||
○黒柳明君 だから、それは従来ならロッキード−川重、川重−防衛庁、こういうことになるのでしょう。ですからこれはまだ未知数のことですよ。概算要求まだこれからするということ。だから余りにも時間がないから、もう大体われわれは既定方針どおり行くのだろうということになれば、ロッキード−川重...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうなった場合に、ひとつロッキードの方もいま言いましたように児玉との契約を破棄するということが大前提なんだと、導入に踏み切るためには。と同時に、もうこれは防衛産業の問題、なかんずく川重の問題、あるいはFXの場合には日商と。いろいろな固有名詞を出して失礼かと思いますけれ...全文を見る | ||
○黒柳明君 あと一、二装備局長、ソフトウエア、盛んにさっきから問題になりました。このソフトウエアについては、もし導入する場合ですよ、もし。もう完全にアメリカは了解してくれるんでしょうね。いわゆるソフトウエアについて何かアメリカが日本に対して秘密事項があったら、これはもう機能発揮で...全文を見る | ||
○黒柳明君 要するに、すべてリリースしないということは、やっぱりアメリカの潜水艦に対しての識別についてはリリースしない。こうなりますとね、これは私たちが知っているその素人の知識でも全く機能を発揮しないというものになっちゃうということですよ。これはもう議論の余地がないということです...全文を見る | ||
○黒柳明君 秘密会議になるかどうか。またいま言ったことで、ひとつ意見交換ぜひとも、これは社会党の先生方の意見聞かなきゃならないんで、私は聞かしてもらいたいと、こういう、善悪は別にしましてやっぱり前向きな考えを持っておりますので、またひとつ後ほど対処していただきたい。 済みませ...全文を見る | ||
10月05日 | 第82回国会 参議院 内閣委員会 第1号 議事録を見る | ○黒柳明君 防衛庁長官ですね、横浜の事故のこともやりたいし、ちょっとハイジャックのことも、大臣がいまお忙しいので、特別またあしたから論戦が始まりますから、若干聞きたいし、いろいろありますので。 まず冒頭に、昨日国連総会でカーター大統領が、核についての「宣誓」と出ておりましたで...全文を見る |
○黒柳明君 世界平和に一石投じたと、これはもう当然そうだと思いますね。ただ私、いまこれから事故の問題も触れたいと思うんですけれど、もういつまでも日米安保条約が、日本とアメリカの安全保障の問題を拘束していると。拘束はしていますよ、条約があるんですから。そういう時代じゃないんじゃなか...全文を見る | ||
○黒柳明君 その具体的な——警察だって。そうでしょうな、ポリスボックスがあるからね、すぐね。具体的に調査ができるという警察のそれが出動したのとアメリカ軍が出動したのと、どっちが早かったですか。 | ||
○黒柳明君 そこでね、いわゆる基地外で起こったことで、私が言うまでもありません、警察権はこちらにあるわけですよ。そのときのこの処理、一時間違うんでしょう。ですけれども、実態的にはどうなんですか、ボイスレコーダーはなかった。そうしたら、搭乗者が脱出したシートあるいはエンジン、いまも...全文を見る | ||
○黒柳明君 いやいや、いま言ったその座席のシート、エンジン等はどうしましたかと。 | ||
○黒柳明君 要するに米軍が持っていったと、こういうことですね。言うまでもなく、エンジンは、これはもう事故の発生、どういう原因があったのかと、まあボイスレコーダーがあればさらにいいですけれども、それから座席、シート、十秒で脱出したとか十五秒で脱出したとか、あるいはどこに落っこってい...全文を見る | ||
○黒柳明君 これはわざわざ引き渡しちゃったんですか。引き渡さなくったっていいじゃないですか、こちらで調べてから引き渡せばいいじゃないですか、なぜ引き渡したんですか。 | ||
○黒柳明君 そうすると、厚木基地内にある事故墜落のこの調査に対して、警察権がこの米軍の調査と同時に並行してできるんですか。そうじゃないんでしょう。できないでしょう、向こうの方に持っていかれちゃったらば。実況といったって、何といいますかね、現場どの程度散乱していたかなんとか、そうい...全文を見る | ||
○黒柳明君 基地内で起こった問題、先般油がかかって死んだ、亡くなった、日本の従業員が。そのときも私質問したんです。大臣は変わっておりますけれどもね。だけれども、基地内で起こった、日本の警察権力が行使されない、これはしようがないんです、地位協定で。それだって何か考えていかなければだ...全文を見る | ||
○黒柳明君 何だ。だからだめなんだよ。これだけ数が多くいるじゃないですか。一人ぐらいは横浜の市会でやっているんだから、県警本部長はどう答えるかぐらいは聞いておいて、それで対処するぐらいの姿勢がないから、飛行機乗っ取られておたおたするんじゃないですか。これと関係ない、済みません。委...全文を見る | ||
○黒柳明君 それを神奈川の横浜市会本会議では、警察当局はそうじゃないと、——そうじゃないとは言わない。質問に対して、アメリカペースで進められたと言われてもいたし方ありませんと。これはもう現場を見て、現場を知ってすっ飛んでいった人と人同士の討論ですからね、こことは違うんです、議論が...全文を見る | ||
○黒柳明君 だから丁実際検討で意見は結構ですよ、知っている範囲で。私だってすべて現場にいたといっても二日間いたわけじゃありませんからね。ですけれども、いま本会議、横浜で開かれて、そこでの地元の県警の本部長の発言は、いまの警察当局とは違うんですよ。アメリカペースで進められたと言って...全文を見る | ||
○黒柳明君 それは当然そうよ。そんなことは知っているんだけれどもね。そんなことを知らないで質問しているんじゃないんだよ。そういう事実が横浜ではあるんだと言われたときに、皆さん方も当事者の一人ですから、だからそれについてはやっぱりきちっとしなきゃならなかろうと、こういうふうに言って...全文を見る | ||
○黒柳明君 十分検討といったってちょっと遅いですよ、もう相当時間もたっているんだから。 警察の課長さん、その問題はどういうふうに解釈しますか、いま私がさんざん言った問題につきまして、警察としてはどういうふうに解釈するんですか。 | ||
○黒柳明君 こちらだけでできる分野があるんでしょう、基地外において。それなぜできる分野、やらないんですか、いままでやったことない。今回できるじゃないですか、それなぜやらないんですか。 | ||
○黒柳明君 だから、それが古い安保の考えだって言うの。向こうはそんなに信頼されちゃ困っちゃうんだよ。日本ができることはやってくれと、むしろこういう考えなんです。長官そうでしょう。向こうに渡って、そうでしょう。対潜能力についてはがんばってやってくれとかなんとか言われているんでしょう...全文を見る | ||
○黒柳明君 御当人と、また一部マスコミで、私も超実定法と超法規と、こう何か違うような錯覚をしていたんですが、いまお伺いして、前回も超実定法と、こういうふうなことで同じものだということで私は勉強さしていただきまして、むしろありがとうございました。 そこで、これは外務省。外務省は...全文を見る | ||
○黒柳明君 これは私今回の問題は非常にむずかしいということを、非常にむしろ御同情をしている立場なんです、政府に対して。ただし、同情ばっかりしていいのかということも問題だと思いますね。その一番のやはり最後、これはもうむしろマスコミの皆さん方に教えられて私も感じているのですけれども、...全文を見る | ||
○黒柳明君 一生懸命がんばっていること、評価しますよ、私も。そうじゃなくて、私が言っているのは、七六年、これだって主体的にわが国がやったわけじゃないですから、いまおっしゃったように参加しただけのものですから、七五年あれだけの、要するに、いろんな言い方もあるでしょうけれども、国民に...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうじゃなくて、二年前からと言っているんだよ。いいよ七二年は。 | ||
○黒柳明君 だから、あのクアラルンプールのあれだけ反省をした、一時はですよ。それに対して、国際的に外務省がやっぱり正式外交権持っているんですから、日本政府を代表して。いまの問題は、法務省がどうだとか外務省がどうだとかじゃないんですよ。日本政府は何をやっているんだとね、長官そうでし...全文を見る | ||
○黒柳明君 そんなことはあたりまえ。こちらが答えることじゃない、そんなことは。そんなことを言っているから、だから国内でも、むしろあんなの殺した方がよかったじゃないかという意見が出てくるんですよ。そうでしょう。なまぬるいじゃないかという意見が出てくるんですよ、そんなとぼけた意見を言...全文を見る | ||
○黒柳明君 いやそれだけでいいよ。あのなんて言うとまた変なことになっちゃうから。 | ||
○黒柳明君 まあ胸張ってないから、そういうふうにしおらしく言ったと私は理解しますよ。 それでね、法務省のやっぱり当事者は、要するに法務大臣がおやめになった。これは法務大臣がやめることについても私は本当にいいのか悪いのか、私も素人ですから、何かどうなのかなという素人なりの考えも...全文を見る | ||
○黒柳明君 いやいや下級じゃない、一番の当事者だ、苦労した。 | ||
○黒柳明君 どうも済みません。もう課長さんりっぱな立場で、個人的な意見で、また何回もおっしゃって個人的なことも含まれていると思いますので、法務省の全体の意見であると、私はそう受け取らないようにいたしますけれども、だけど、最後にやっぱり法務省全体の意見であろうと、私はそういうことも...全文を見る | ||
○黒柳明君 このあれについてどういうだ——そんな、わかんない、言ってること。このあれ、どういうだなんだって。 | ||
○黒柳明君 まあきょうはちょうど忙しいさなかでしてね、外務大臣や局長さんがいらっしゃらないんで運悪く出席しちゃったんで、申しわけないんですけれども、ひとつそのこともそれじゃ伝えておいてください、私、伝言いたしますから。いまの国連の場で、真剣になってやっぱりこの汚名を取り返しなさい...全文を見る | ||
11月02日 | 第82回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○黒柳明君 いままでの委員会の過程ないし政府は、総理を中心にしての発言、これはいま話がありました。それを踏まえまして、話をさらに展開したいと思うんですが、大臣、もうこの問題について国民の疑惑は一切晴れる、不明朗な点はないとみずからそう判断したからこの昨日の公示に踏み切ったとこう解...全文を見る |
○黒柳明君 総理大臣も同じですね。 | ||
○黒柳明君 若干それに対して問題が残る可能性があります。これは河川局長が御存じのように、前三木総理はこの問題おれの許可なしには処分させないと、こういう発言があります。内閣は行政は当然一貫したものですからね。そうすると、福田総理のところへ行って、まさか、いやおれは知らなかったんだと...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうじゃなくて、御自分の自信があるねと、一番初めの答弁を踏まえてですよ。ありますね。 | ||
○黒柳明君 それはわかった。一番初め自信があると言ったから、だから、もしこれからいろんな問題が起こったときに、要するに福田総理から何か言われたって大丈夫だと、こういう自信がありますねと、こういうことを言っている。申し上げてないのはこれはわかりました。 | ||
○黒柳明君 委員長、これじゃ審議できない。ね、自民党の先生方。いいんです、申し上げてないことはわかった。ところが行政は終始一貫しているんだから、三木前総理がおれの許可なしに処分させないと公言しているんです。福田総理でしょう、その立場は。もしこれから何か発展した場合に、まあ悪い話だ...全文を見る | ||
○黒柳明君 これね、公平に判断して、あの答弁を三回、五回繰り返したって同じですよ。そこから始まりゃしない。重大問題だ。前総理が、私の許可なしに処分させないと言ったんですから、それを踏まえないとだめなんです。行政は終始一貫しているんじゃないですか。これは建設大臣、私の所管だ——わか...全文を見る | ||
○黒柳明君 その自信、何が根拠になりますでしょうか。何を根拠に疑惑はない、不明瞭な点はないと。 | ||
○黒柳明君 それだけの処理をしたというのは何を根拠。河川局長でいいですよ。覚書でしょう。 | ||
○黒柳明君 長岡市民を今度は国民に転嫁し、国民の全体の利益に転嫁しているという、これは私たちなりの意見だ。大臣ね、大臣はそう思って、河川局長もそう思っていらっしゃるんですけど、私たちはちょっと見解が違う。そこでいわゆるその覚書というものについて、室町と長岡市を信頼している、これは...全文を見る | ||
○黒柳明君 要するに長岡と室町と原価で売買されるなら、もう半分の方ももうけないで売買されるんであろう、こう覚書に書いてあるからと、こういうことですわな、大臣。 | ||
○黒柳明君 後段は触れていない……。 | ||
○黒柳明君 歯どめが何にもないじゃないですか、それじゃ。もし長岡と室町がこれから協議を進めていって、大臣、いま仮登記ですよ、これから本登記になる。しかも、訴訟しているグループも若干あるわけでしょう、全部が全部じゃないですけれども。本登記に移れるかどうかわかりませんな、問題は。これ...全文を見る | ||
○黒柳明君 さらにそうなりますと、あと半分、何にもメモランダムに歯どめかない、そうなるでしょう。まあ越後交通といったって室町といったって、御存じのように同じ体質ですから、うわさによると五十億もうけるなんて、そんなことマスコミの方は書いていらっしゃいます。私は余りそのうわさというこ...全文を見る | ||
○黒柳明君 そんなことをいま言っているんじゃないんですよね。公共性結構。長岡市長を信頼しますよ。それに対しての室町産業、私、信頼してもいいと思うんです。だけど、それですらも将来トラブルが起こる可能性あるじゃないですかと、いま局長さんおっしゃったように、わからないんですから。そうで...全文を見る | ||
○黒柳明君 私も十二年国会で末席を占めておりますか、政府当局が新聞でこう聞いておりますって聞いたのはきょう初めて。ごりっぱ、大臣、ごりっぱ、その答弁。野党が、失礼ですけれども、週刊誌で、新聞で政府を追及する、質問するケースは往々にしてある。だけど、政府の責任ある立場にある人が、新...全文を見る | ||
○黒柳明君 いまの点だけ答えてください、時間がないから。そのときに調べるつもりですか、教えてもらうつもりですか。 | ||
○黒柳明君 だからいまの問題は、聞いている、聞いているでもう済まされない時点なんです、いまは。六年前、三年前はいざ知らず、問題が発生したんだから。政府は関係ない、第三者だからと言えないこともない。だけど河川敷の処分問題ですから、そんなことは言えませんよ。しかも、これはもう野党です...全文を見る | ||
○黒柳明君 そんなことを約束してそうしようだなんて、いま聞こえました、マイクがあるんだから、そこに。だめですよ、建設大臣、そんなとぼけてることは。 もう一回言いますよ。長岡と室町の関係だけ見たって、覚書には原価で譲渡しますと、結構。公共のため使いましょうよ。長岡市の市民に喜ん...全文を見る | ||
○黒柳明君 私、大臣の答弁、一生懸命やっていらっしゃることを前提にして、厳重にやりますと、結構だと思います。だけれどもね、繰り返すようですが、私たち野党が何か言うと、行政は一貫していますから前といまと変わりありませんと、ロッキードはさんざんそれでやられたんですよ。いまも変更ありま...全文を見る | ||
○黒柳明君 厳重に調査自体が遅いということ、大臣反省してくれますね。いいですよ、答弁しなくたって。うなずいてくださいよ。反省していますね。いまからやらなければならないということについて反省していますね。こうすりゃいいと言ったじゃないですか。反省していますね。——ああ結構、反省して...全文を見る | ||
○黒柳明君 だから、それは私も——大臣わかりますな、大臣物わかりいいから。それは私わかるといま言ったじゃないですか。長岡の市長はりっぱな方だから、万が一にも長岡市民を裏切ったり、国会での審議、これを裏切ることはないと私確信すると、こう言っているじゃないですか。ところが、長岡市長と...全文を見る | ||
○黒柳明君 もうその答弁はこれで四回か五回聞くんです。結構です、私も信頼したい。だけれども、もう私もこれはこれで四回目に言うんです。もう総理が、この問題は私の許可なく処分させないと発言して、参議院の本会議で超党派で決議して、一点の疑惑も残さないで処分させなければならないという決議...全文を見る | ||
○黒柳明君 大臣もそれだけの信念に立っていればそれなりにりっぱだと思いますよ。全面的に長岡市長を頼っているのだ、おれは、こういう発言が再三再四あったわけです。だけれども、この国会の場じゃ長岡市長に責任転嫁できませんな。これは明らかですね。万が一の場合があったと、しかも、この万が一...全文を見る | ||
○黒柳明君 そういうものがありながら一〇〇%長岡市長をおれは信頼するだけだと、こういう大臣の信念というものはりっぱですけれども、建設大臣として国会に臨んで、この問題を国民の前に疑惑はこれで晴れているのだ、不明瞭な点は晴れているのだという、そういう観点から全くほど遠いですな。これは...全文を見る | ||
○黒柳明君 それじゃ長岡市長から今度は市全体、市議会ということになったんです。市議会でどれだけこれについて実態を調べているか、知っておりますか。 | ||
○黒柳明君 それとは別だ、冒頭言ったとおり。そのことは結構だと言うの。長岡市民のためになることは悪いと言うわけないじゃないですか、市議会が。それじゃ、市議会だってすべてこの問題の発生から結末まで全部一〇〇%知っていて、結末はこうなんだと想定して賛意を表しているんじゃないんです、さ...全文を見る | ||
○黒柳明君 もう時間がおそいものですから、簡単に御質問したいと思います。 大蔵大臣ね、私きょう取り上げるのは、物価が高いし、円高で、いろいろ困る企業が出てきておりますけれども、せめて庶民の気持ちは、政府が発行するお金、汗水流して一生懸命働けばそれに見合ったお金は当然もう収入と...全文を見る | ||
○黒柳明君 いろいろ聞くところによりますと、長い問題なんで、検査院としては非常に苦労をしていると、こんなことも私たち伺っております。しかしながら、苦労は苦労としましても、やっぱり法治国家でありますので、法に違反したかしないか、これはこれからの論議でありますけれども、少なくとも検査...全文を見る | ||
○黒柳明君 一つ間違っている。それから一つ指摘しなきゃならない点がある。 一つ間違っているということは、本来要するに指名じゃなくして、二十年随契から四十二年まで、始まって二十二年間随契であったということ。そうでしょう。それから指名に変えたけれども、競争相手がないから随契だと、...全文を見る | ||
○黒柳明君 もうあとの一点もそうよ。こちらが六月一日指摘してからそちらが改まったのよ。 | ||
○黒柳明君 それで改まったんだよ。まあいいや。これ六月一日にとった書類がありますから、その後改まったの。まあいいや、これは細かい問題ですから。結局、いずれにせよこれは商慣習ですな、いまおっしゃったように。いま局長さんおっしゃったように、銅業界の商慣習ですよ。それで、どういうことに...全文を見る | ||
○黒柳明君 その七社が七月二十九日入札したところ、二百五十八トンで七社とも九千四百五十八万二千八百円、七社とも同一価格、こういうことなんですね。それじゃこのときの国内建て値がどうかというと、もうここに建て値、これは出ておりますけれども、これは公正取引委員会からもらってきたんです。...全文を見る | ||
○黒柳明君 造幣局だけじゃないということ、これはもう御存じだと思うんですが、銅業界の商慣習になっています、これは。だから、一定地域、要するに、造幣局だけの問題じゃなくして、どこへ行ってもこれは商慣習としてこういう問題が行われていて、これによってやっぱり銅の価格というものが調整され...全文を見る | ||
○黒柳明君 もう一回、それじゃ。もう同じこと、三回目になりますから、もう答弁は必要ないです。 商慣習として、造幣局の方でももういたし方がないと認知しちゃっている事実なんです。だからいまの答弁、議事録それじゃとってもらいましょうか、すぐ。商慣習である、造幣局の方で言っていますね...全文を見る | ||
○黒柳明君 だからそれは造幣局の、あるいは検査院の方としてもうまくないということで、知恵をしぼってぎりぎりの線なんです、これは。知恵を使ってのぎりぎりの線。もうやりようがないんです、事実は。事実は法を曲げるわけにもいかない、そうかといって、これを打開するすべもない、いたし方ないと...全文を見る | ||
○黒柳明君 検査院の指摘、聞いてなかったってそれ自体怠慢じゃないか。何も一々検査院が公取に、こういう問題がありますなんてことを言うなんて必要ないじゃない、こんなのは。公取はそれに先行して、公平な価格の競争が行われるか調べる義務があるじゃない、こんなのは。あるでしょう。調べないって...全文を見る | ||
○黒柳明君 そんなことはもう理解してますよ。理解する前にさんざんもう話し合って詰めてあるんですから、ここであなたに理解しろなんて言われる必要ないぐらい理解してるんです。こちらから問題提起してるんじゃないですか。こちらから問題提起して、いろんな問題詰めてここまで来てるんですから、い...全文を見る | ||
○黒柳明君 勉強も結構ですけれども、三十年間もこういうものが、要するに当事者だけの苦労だけで放置されていたということもやっぱりうまくないと思いますよ。しかも、非常にやっぱり法的に疑義がある問題がそのままに放置されてきたということもうまくないんで、これから勉強ということもこれはちょ...全文を見る | ||
○黒柳明君 それなら結構です。 | ||
11月24日 | 第82回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○黒柳明君 私、当面のF15のこと、総理にお伺いいたしますけれども、各国の航空軍事技術の進歩ですか、向上ですか、四年前の田中元総理の考え方が、四年たった今日変更したとしても、これはある面においてはやむを得ない面があるとは思います、あえて論じた場合、皆様方の立場に立って論ずれば。決...全文を見る |
○黒柳明君 八〇年代の後半にこういう装備がなされる、そのときはいまとまた違うでしょうね、軍事的な航空力のこの進展というものは違う。そのときになりますと、これはやっぱり相当進歩しているんじゃないですか。そういう議論がだんだんだんだんエスカレートしますと、当然ICBMとか、長距離爆撃...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうしますと、どうなんですか、ヘリコプター搭載用の航空母艦というのは、これはどうお考えですか、長官。 | ||
○黒柳明君 これは局長にお聞きした方がいいでしょう。三次防ではやっぱりこういう意見が出まして、いまの議論発展していくと、いわゆる攻撃的な、侵略的な脅威を与えないものならいいわけですから、そうすると中型爆撃機、ここまではいかないにせよ、それじゃ攻撃用じゃないヘリコプターを運ぶ――こ...全文を見る | ||
○黒柳明君 考え方を持っているかどうか。将来にはどんどんまたエスカレートして――四年間で変わってきたんですから。だから私言っているのは、先ほどの論議をまた繰り返しても時間がないですから、要するにヘリ搭載の空母は攻撃的、侵略的な脅威を与える対象になるかならないかと、こういうことを聞...全文を見る | ||
○黒柳明君 そうすると長官、これは意図があるかどうか、これは何回も言いますように、将来。各国の軍事的な航空技術の進歩とこれはバランスをとってきたんですから、とるためのいまの防衛庁の一つの決定ですから、そうすると、いま言ったように攻撃的な分類に入っていないと、ヘリ搭載航空母艦は。そ...全文を見る | ||
○黒柳明君 くどいからまた繰り返しませんけれども、ヘリ搭載空母は攻撃型に入らないと言うんですから、これは将来建造される可能性は残されている、こういうことじゃないでしょうか。私、大臣じゃないから答弁したわけじゃないですけれどもね。 それから総理大臣、国防会議で検討して決めると、...全文を見る | ||
○黒柳明君 そのとき、先ほど私ちょっと口を滑らしましたけれども、盛んに先ほども政府と言って防衛庁とこう言い直した、長官が。まあ四年前の田中さんの見解を踏まえるわけじゃありません、その前には防衛庁長官の見解もありますけれどもね。ですけれども、いまやっぱりここで問題になったのは、四年...全文を見る | ||
○黒柳明君 ひとつ来年の一月下旬には通常国会がありますので、そのときまた変なことでがたがたしませんように、ひとつすっきりした、どういうことになるかわからないが、見解なりをつくっていただくと、こうしていただきたいことを希望します。 ちょっと問題変わりますけれども、円高の問題で三...全文を見る | ||
○黒柳明君 これは民間航空だけに限るわけですか、お隣さんの方はお呼びじゃないんですか。 | ||
○黒柳明君 これはぜひ、自衛隊の方のP3CにしてもF15にしても、これは大体ノックダウン、技術導入方式でやるわけでありますから、緊急避難の対策にはならないかと思いますけれども、まだまだ自衛隊方面の――これはまあ発言すると何か自衛隊の武器の購入を促進する方にいくんですが、これは次元...全文を見る | ||
○黒柳明君 運輸大臣入ってない。 | ||
○黒柳明君 そんなやみ取引だめですよ。正式にやらなきゃ。 | ||
○黒柳明君 ぜひ、お忙しいとは思いますけれども。これはロッキードのときも論議されたんです、国防会議のあり方というものが。むしろあってなきに等しきものだと、別の観点からね。それで、いままたF15で国防会議の問題というものが提起されているわけです。ですから、これはお忙しい中でしょうけ...全文を見る | ||
○黒柳明君 済みません、あと二分ですから。 注意するのは結構なんです。もう現状は、過去のものですから過去のものを清算しなきゃならない。その過去のものを清算するためには、具体的に、やっぱり各省庁に検査員が検査に行ったときに、どういうことをやったかと、会計へ行くとちゃんと書類があ...全文を見る | ||
○黒柳明君 以上です。 | ||
12月09日 | 第83回国会 参議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○黒柳明君 委員長、時間ちょっと過ぎていますけれどもね、一問だけ済みません。 大臣、十二日の国防会議ではP3CとこのF15と導入決定するやに新聞報道では伺っていますが、いま慎重にということは、この問題がはっきりしないうち――しないと言うよりも、やっぱり国会に報告する義務がある...全文を見る |