黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第96回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○黒柳明君 江崎さんが一昨日帰ってまいりまして、この江崎ミッション期待どおりといいますか、非常にアメリカからの攻勢は激しゅうございまして、日本に伝えられる分は、日本の弁明、説明よりもアメリカ側の強硬意見の方が大きく反響して伝えられてきたと、こういう感じでございます。  外務大臣...全文を見る
○黒柳明君 当然日米関係というのはぎくしゃくさしちゃならないという基本的な見解は、当然私どもあるわけでありますけれども、鈴木総理が行かれたときには同盟関係という、政府・与党としては、新しい緊密な友好関係を保っていこうと、こういうことで日米関係というものを考えているかと思います。 ...全文を見る
○黒柳明君 アメリカ局長ね、江崎ミッションは対政府同士の話し合いということも当然やったと思うんですけれども、党の代表ということで議会関係工作というのも相当やられたというふうに新聞では見ておりますけれども、十六ですか、議会に提出した相互主義法案。これは考えようによりますと、安倍通産...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、あした江崎団長の報告聞いて関係閣僚が協議して、先月日本側の対策としてとったその方法の延長線でいいのか、あるいは新しいものを何か考えるのか。これはいろんな各省庁の知恵が出てくるだろうと思いますが、その中心が外務大臣になるわけですけれども、外務大臣も間接、直接に...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣は今月訪米するなんという情報が出ていましたが、これはどうなんですか、その方向なんでしょうか。
○黒柳明君 きょうの二時二十五分からその見通しつくような会談やっているみたいですから、見通しつくんじゃないかと思うんですけれども、通産省のだれかおいでかと思いますけれども、あした本格的な各省庁集まっての検討会、それからまた新しい対処の仕方、知恵を出すという段階ですが、江崎団長が苦...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、三月にせよ、五月にせよ、いずれ早い時期に訪米される、こういう方向でしょうが、たしかアメリカの全国知事会で、日系の人から、日本から雇用創出についての資金を出せとか、こんな提案がありましたけれども、私がってのマーシャル・プランじゃありませんけれども、失業率ももう...全文を見る
○黒柳明君 次は先端技術の問題ですけれども、衆議院で兵器開発の問題、F4の問題、まあ当事者じゃないから一生懸命ホローしてないからかと思うんですけれども、どこでどうなっちゃっているのか、結末がどうなっちゃったのかさっぱりわかりませんものですから、ひとつお教えもいただくという、短い時...全文を見る
○黒柳明君 たとえば、いま申しました先端技術、わが国は非常にこの面では技術が優秀だと、こう認識しておりますけれども、ことしの初めごろですか、TDKの特殊合金、フェロ何とか——ちょっと忘れましたけれども、これを含めた塗料を在日アメリカ大使館から引き合いがあった、こういう話がある。あ...全文を見る
○黒柳明君 何か報道によりますと、MX開発についてのいわゆる見えない飛行機をつくる、そのための塗料であると、こういう目的に使われているという前提だと、これはどうなんですか。さらに、日本電気の光ファイバー、これは核攻撃に対して通信用として、光に通信を乗っけるとこれは核攻撃に対してデ...全文を見る
○黒柳明君 これは、従来はたしか汎用品はそういう見解ですね。三木内閣のころにそういう明確な答弁があって、汎用品は要するに人を殺傷するものでなければ関係がないという見解が出ておりますね。ですけど、先端技術というのは、たとえばMXが開発される、あるいはB1が開発される、そのときに、レ...全文を見る
○黒柳明君 いままでは構わない、入っていたわけです、汎用品は。ところが、今回は前提が違うんですよ。ですから、そういう前提を踏まえた場合に、当然いまここで構わなくないんだという答弁をしろと言うつもりはないんですけれども、これからますますそういう先端技術について、ほかの国はいざ知らず...全文を見る
○黒柳明君 通産大臣が忙しくてお出になれないので、やはりある意味では、こういう問題は政治的な考え方というものが出なければだめだと思うのですが、通産の方もどなたかお見えになっておりますね、どうですか、私はいま協議している中に、汎用品の中から外せとかなんとか言っているんじゃなくしまし...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、外務大臣の守備範囲からちょっと外れるかと思いますけれども、当然日本の外交的立場、これはもういまおっしゃったよりもっとやはり強い立場に立っているわけでありまして、いわゆる見えない爆撃機をつくるための塗料であると言って、日本からその塗料が輸出された、そうなった場...全文を見る
○黒柳明君 時間ありませんので、最後にF4の問題。  防衛庁長官、何かF4の問題、またこれも統一見解が出るのかなという感じがするんですけれども、総理大臣も知らなかった、国防会議事務局長も知らなかった、防衛局長、装備局長どっちが担当なのか、いろんながたがたがたがたがありまして、そ...全文を見る
03月18日第96回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○黒柳明君 日航の問題ちょっとお聞きしたいと思いますが、衆議院でもまた参議院でも午前中審議を尽くしまして、マスコミでも相当報道されておりますので、いま社内的にそのアフターケアが大変なときだろうと、こう思います。  まとめて三、四点お伺いしたいんですけれども、一点は、前の日も片桐...全文を見る
○黒柳明君 いや、書いたもの、報告ないんですか。書いた報告、書類か何か出す義務はないんですか。そういうシステムはないんですか。副操縦士の話はもう活字でどんどん読んでいるから
○黒柳明君 冒頭申しましたように、アフターケアがいま大変だろうと、こういうことで、一番初めの点も、要するに副操縦士が、事故が起きて、いや実はと、こういうことですよね、そのとき重大に思ったか思わないか別にしまして。それからほかの乗務員も、そういう事故が起こって、そういえばと、こうい...全文を見る
○黒柳明君 ことしの占いの卦に、高木姓は凶と出ているらしいですよ、社長も総裁もね。そんなばかなことあるかと、私もちょっと気がちいちゃいもので、ところがこんなばかなことがあっちゃったなということで、ここにも高木さんていらっしゃったらひとつ注意した方がいいと思うんですけれども、まあこ...全文を見る
○黒柳明君 いや、お給料はそっくりもらっていますか。
○黒柳明君 ボーナスも。
○黒柳明君 いつかそういう時点あったですね。
○黒柳明君 総裁、いま給与のことを聞いたんで、いま国会議員がいろんなことでやられる、審議されている段階なんです、そういうものを含めまして。国鉄はまだ続いているんですか、管理職がなんかの交際費か給料のカットというのは。
○黒柳明君 役員というとどの範囲。
○黒柳明君 役員が半分辞退している。これは当然いまの連続のこういう事態じゃなくて、国鉄の赤字再建のためと経営収支のことを考えている。
○黒柳明君 ボーナスのですね。ボーナスの半分というとこれは相当のものになる。  大臣、何も私は人のふところを別に気にすることはないんですけれども、こういう論理、これは確かに隗より始めよでありまして、すべてやっぱり責任者から姿勢を正すと。ですけれども、私、知っている人がいるんです...全文を見る
○黒柳明君 総裁、これいつまで続けるつもりですか。
○黒柳明君 そうしますと、運輸大臣、確かに一つの形態ですよ。形態といったって、言うまでもなく民間と国鉄はもう全然パターンが違う。これ、国鉄のいまの事故からやるとすっきりするんですけれども、いま日航の方と連動しちゃったんで、何か国鉄を初めから擁護するようなことになっておかしいんです...全文を見る
○黒柳明君 そんなことない。
○黒柳明君 大臣、向こうの時間みたいですから。  総裁、いまの問題は日航から連動しちゃったものですから、一番最後に聞きたかったことなんですけれども。一連の事故なんですけれども、一昨日予算委員会で、五千ぐらいのいろいろ現場等があって、そのうち十分の一ぐらいがいわゆるマスコミ的なや...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、一番初めと二番目のこの二つの分類については制度上の問題だと。そうすると、これはマスコミ的に報道されているのはやみという形容詞が使われていますけれども、むしろその一、二については、国鉄側としては特別やみという概念じゃなくして、現場のいわゆる労使関係でうまくや...全文を見る
○黒柳明君 ただ、私ども必ずしも実態を十二分に知っているわけじゃないんですけれども、どうも何らかの勤務状態、何らかのものがあるにせよ、乗務してないものを乗務しているということになると、これは完全に何か制度の改革というよりも組合側のこれはいいんだと、こちらのしわ寄せがこちらへ来てい...全文を見る
○黒柳明君 そうすると今月いっぱいに一応粗いものでも出てくると。それから四月からそれを取捨選択しながら、制度を変えるものあるいは実際で現場でひそかにやっているやみ、そういうものについて処置をすると、こういうことになるわけですね。  その後も、私ここでいろんな先生方の意見を聞いて...全文を見る
○黒柳明君 特に民社党の先生あたりから意見が出ましたですね、実際にその長になる、責任者になる人が権利持ってないじゃないか、それに対して国鉄がしっかりせい、こういうようなことですね。ですから、そこらあたり労使関係の協定でがんじがらめに結ばれちゃっている、そういうものの中でこれを解決...全文を見る
○黒柳明君 経営計画のことやなんか、まあいろいろな問題があるんですけれども、当面その事故が連続しておりますので……。  それから最後に、先ほど木村先生のお話、私も新聞読んであきれたわけなんですが、先般のお酒飲んだ職員が十分の一の減給処分を受けた、それについてどう思うかって。大臣...全文を見る
04月01日第96回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○黒柳明君 国税庁はお見えですか。昨日の一部マスコミに日本郵船のことが出ておりましたですね。何か百億の申告漏れと四十二億の追徴金。大体概要は新聞で読みましたので、一応大ざっぱに状況を教えていただけますか。
○黒柳明君 済みませんが、もう一回。ちょっと聞き損なっちゃった。
○黒柳明君 別に、私も新聞で読みましたから。国税庁というのはやっぱり口がかたいということを、十七年の国会のあれでよく知っておりますけれど、新聞に出ていたことは大体あのとおり間違いがないと、こういう認識はいいわけですね。
○黒柳明君 今度は運輸省の海運局に。利子補給というのはどのぐらいやっているんですか、日本郵船は。五十六年分だな、出ていたのは。
○黒柳明君 五年か、それじゃ。済みません、五十五年。
○黒柳明君 日本郵船だよ。二百三十五億というのは、これはどういうあれだ、こちらに資料もらったが。
○黒柳明君 五十五年度末のものが二百三十五億と、こういうことですね。
○黒柳明君 それで、利子補給の返還の条件というのはどういう条件があるんですか。
○黒柳明君 一〇%という。国税から一応きのう新聞に出た内容のとおりだという御返事をいただいたんですが、運輸省は当然この補給をする方ですが、これはどういうことなんですか。いつごろからこういう事実関係を知ってあるいは調査をしていたんでしょうか。国税が先に指摘したということで運輸省とし...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、運輸省の方でも、経理の仕方は若干こうあるけれども、一応目をつけて公認会計士の方にお願いをしていた、その前に国税の方が指摘した、こういうことで、公認会計士の方は返事はもう来たんですか。その返事はどういうことなんですか。
○黒柳明君 どういう返事だったか。
○黒柳明君 いずれにせよ、今回国税の方から百億の利益があったと、こう指摘されると、当然これは利子補給の返還を求められるというケースになろうかと思うんですが、その検討はどうなんですか。
○黒柳明君 ただ、それは運輸省の立場としてやられているわけですが、いずれにせよ国税からこう指摘があれば、その利子補給の返還というものを求める方向で検討せざるを得ないと思うんですが、どうでしょうか。
○黒柳明君 そうすると、金額までは、まだ物差しができていないからあれですけれども、どのぐらいになりますか、三十億ぐらい、四十億ぐらい。
○黒柳明君 三十億ぐらいになるかもわからないということですね。そうすると、何ですか、いただいた資料でも、全部五十五年末で四、五十あって、合計が一兆二千四百億あるわけですね。この中でさらに国税の更正決定を受けたところはまだあるんですか。いまは日本郵船だけですけれども、この四十社ぐら...全文を見る
○黒柳明君 それはどことどこですか。
○黒柳明君 そうすると、それは五十五年度末で幾らぐらいの利子補給をしているんですか。
○黒柳明君 そうすると、全部の四十三社、これは運輸省なりの調査というものはしているんですか。やっぱり国税待ちですか。まだ物差しができないから、できた後にまた調査を始めるんですか。これはどうでしょう。
○黒柳明君 三社は監査されるんですから、さらに四十三社で莫大な利子補給が出ているわけですね。それは従来からつかみ取りだなんて言われている筋もあったわけですけれども、私は素人なんで余りわかりませんけれども、すると、ここで日本郵船がいま国税から指摘され、さらに二社が一応その経理内容に...全文を見る
○黒柳明君 運輸大臣いま局長のおっしゃったことを踏まえまして、何か国税に指摘されて、要するに運輸省の方がちょっと後追いじゃないか、こんた感じはします。直接の責任官庁としまして。ですから、この三社につきましては物差しをつくらなきゃならないことも当然です。ですけれども、私申しましたよ...全文を見る
○黒柳明君 国税庁、どうですか。大臣から質問を受けるなんて、一課長として非常に光栄だと思うんですけれども、確かにそれはマスコミの報道を見た範囲ですけれども、これは要するに脱税的な感じをやっぱり読んだ人に与えたことは間違いありません。また、大臣がおっしゃったような民間経理というもの...全文を見る
○黒柳明君 これは局長さんに、もう当然そんなことは御存じのとおりだと思うんですけれども、どうですか、借船料の国税としての扱いを運輸省から見ますとどういうふうに思いますか。
○黒柳明君 いずれにせよ、昨年の四月から公認会計士協会に一応意見書で問い合わせたんですから、いわゆる何といいますか、日本郵船の借船料の利子の圧縮操作みたいなものは運輸省としても当然目をつけていたと、この点は間違いないわけですね。全然正常であったとは思わなかった、これは間違いないわ...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。もう大臣に御答弁いただくまでもないと思います。  今度はニュージャパンの方に焦点を移しまして、大臣も、ニュージャパンの実際の、国際観光ホテル法から言うともう所轄の責任者なんですが、このニュージャパンについて余り——余りというか、国会の場でたしか発言され...全文を見る
○黒柳明君 それで、それは都道ですね。都市計画法、都道ですね。
○黒柳明君 大臣、話はこういうことじゃなくて、国際観光ホテル法の問題で大臣にお伺いしたいんですけれどもね。ニュージャパンにつきまして感情的ないろんな発言もあるかと思うんですが、その感情的というものをさておいて、やっぱり怒りというものはこれは正当な面が相当あるわけですね。いまの建設...全文を見る
○黒柳明君 ええ、そこはもう建設省の守備範囲じゃないんで、私どもが聞いたら、いわゆるニュージャパンのもので、それでニュージャパンがある人に又貸ししていると、こういうことなんです。ですから、言うならばこれはもう——ちょっとこういう例はどこかにあるでしょうかね。そこらにある都道、国道...全文を見る
○黒柳明君 これはあれですか、これから遺族に対するいろんな折衝も行われるんでしょうけれども、これはもう当然横井さんと亡くなられた人の問題ですけれども、やっぱり運輸省として、直接責任がある立場のいまの国際観光ホテル整備法について、これはもう認可の取り消しはしたんですか、ああいうけし...全文を見る
○黒柳明君 大臣に御答弁いただくまでもなく、部長さんがもう取り消す方向でということですから。ただ、横井さんも、もう商売できないやと、こんなことを先週におっしゃっていましたから、その面はこれはもう結論が出たような感じがいたします。  ただ、国際観光ホテル整備法自体、そこにもう一つ...全文を見る
○黒柳明君 これは全体から見ますと、いままでは陰に隠れていた問題で、八万のうちの二千ぐらいが国際観光ホテル整備法にのっとっていわゆる認可を得ているところなんですが、そういう「適」マークがあるとかないとか、国際観光ホテルであるかどうかなんというのはわからないで一応泊まっていた、こう...全文を見る
04月08日第96回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○黒柳明君 午前中いろいろ総括的にお話を承りましたので、なるたけダブらないようにと思います。  また主催旅行ですけれども、これを実施する者の営業保証金を今度は、充実強化するんですか、この改正案。これは結局具体的にどんな内容、どういうことなのか、ひとつ御説明願えますか。
○黒柳明君 万が一の場合にこの保証金が還付されると。還付されるとすると、この改正案を見ますと、ホテル等と旅行者と同等というようなことなんですが、これは旅行者の方にウエートを重くするなんというような考えはないんですか。
○黒柳明君 旅程管理に関する規定が主催旅行だけに課せられていますね、手配旅行にはない。これはどういうことなんですか。
○黒柳明君 そうすると、その内容はどんなものなのか。それから添乗員の研修、これはどういうふうになっていくのか。
○黒柳明君 添乗員の研修は。
○黒柳明君 いわゆる不健全旅行、買春旅行、こういうものが一つの法改正の口火になったわけですけれども、今回の改正の中には、旅行地に施行されている法令一般、こういうようなことが明示されておりますが、これはどういう理由なんですか。
○黒柳明君 売春のほかにも現地の法令一般を遵守する。たとえばそうするとギャンブル。ギャンブルなんかに連れてって、負けりゃいいですけれども、勝って今度は外為法違反でつかまったというケースになった場合には、これどうなりますかな。売春というのは同じ目的でこうやるのでこれはあれですけれど...全文を見る
○黒柳明君 だからその結果ですよ、勝った場合、それを持ってきちゃったと。
○黒柳明君 だってそういうところもやっぱり考えないと、それは確かに現地の法律じゃない。持ってくるときでしょう。ですけれども、結局旅行業者がそこに案内したということを因にしてやっぱり結果が出るじゃないですか。そうすると、必ずしも現地の法令一般には抵触しなくたって、外為法違反というこ...全文を見る
○黒柳明君 これは大蔵との関係だと思いますけれども、要するに勝って帰ってそんなこと申告する人はいまだかつてゼロですよ、成田だって羽田だって。これは外に置かしてくれと言うんだから私は中に入れませんから。  大臣、午前中もいろんなグローバルなもっと広い範囲でのあれがありましたけれど...全文を見る
○黒柳明君 私も党の国際局長を十七年やっておりまして、いろんなそういう関係のつき合いが多いので通訳の方にいろいろお骨折りをいただく、そういうことに非常に関心を持たざるを得ない立場なんですけれども、ただいまの現法律のもとでそういう方々、これは需要供給のバランスがありますから一概にど...全文を見る
○黒柳明君 大臣、いま部長が話したとおりだと私もそういうふうに思うんです。いろんなネックがあると思うんですよ。私も、先ほど言いましたように、そういう非常に接点にいた人間ですからある程度その内容を知っているんです。ただ、最後に部長おっしゃいましたように、今後どういう方法があるか考え...全文を見る
04月15日第96回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○黒柳明君 航空運賃のダンピングは先般もやられましたし、いまもやられたようでありますけれども、旅行業者のダンピングといいますか、不当にというか、一応は旅行者には結構なことなんですが、しかし内容が非常に悪らつだというケースがあるわけなんですけれども、こういうことについていままで何か...全文を見る
○黒柳明君 香港ツアー、三泊で四万円台というのはどう思いますか。
○黒柳明君 まあ航空会社によりまして、たしかピーク時ですと運賃だけでも成田−香港が九万円台、あるいはオフでも六万円台。でありながら航空運賃にも満たないと。もうこれは先般某新聞にも出ておりました。これは某新聞だけじゃありません。たびたびこういう記事が出ますけれども、いわゆるそれを理...全文を見る
○黒柳明君 人手も足りないし、いろいろ制約があるのでむずかしいこととは思いますけれども、ハワイ旅行、日航で行きますとピーク二十一万。安いときは十五、六万。十万というのはこれは全く考えられないですよ。どの航空会社を使ったとしてもですよ、ノース使ったって、あるいは何を使ったとしても。...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  ちょっとこの業法と離れますけれども、国際観光ホテルの問題ですけれども、運輸省が、建設あるいは消防等の範囲がありますからやりにくいとは思うのですけれども、調べている。それから一週間くらい前ですか、自治省の発表だと半分以上がいわゆる不合格である、こんな...全文を見る
○黒柳明君 それはいつごろ——しかるべくしかるべくと言って、もう相当時期はたっているんですな、ニュージャパンの問題が発生して。しかも、その前から報告をとっているというようないまお話があった。これは何回も言いますように、運輸省独自で結論が出せる問題じゃありませんし、またこれは先般の...全文を見る
○黒柳明君 先般、横浜のシルクホテルですな、あれはもうスプリンクラー取りつけるには四億かかるというんで、いまの業績じゃそんな金はかけられないとみずからギブアップしたと、こういうことが新聞に報道されておりましたけれどもね。二千数百の中で二百、そのうちにひどいのが五十と。四月まで一応...全文を見る
○黒柳明君 最後に大臣、いまの業法につきましての私の言ったことは抽象的で、具体的なデータ、資料を出しましてお伺いすればいいんですけれども、それを準備してない私の方にも手落ちがあると思うんですけれど、もっともっと運輸省の方が積極的になれば、要するにその旅行者の訴えというようなことは...全文を見る
04月20日第96回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○黒柳明君 まず、STCW条約についてお伺いしますけれども、世界主要海運国であるわが国がこの本条約を採択して批准しようと、こういう方向に向かうわけでありますが、これがいまになった、おくれたといいますか、いままでの経過、またいまなぜこれを採択批准しなければならないのか、ここらあたり...全文を見る
○黒柳明君 アメリカが一時期この採択に熱心だったのがまだ批准していないわけですね。日本以上に、また日本と並んで世界主要海運国のアメリカは、何の理由があってこの批准に踏み切らないのか。これはどうですか。
○黒柳明君 何ですか、小型船舶の過重、ちょっとわからなかったな、小型の何です、それは。
○黒柳明君 午前中も便宜置籍船、変な言葉で、私も素人なものですから、海のこういう用語につきましては一生懸命勉強してあれしたんですけれども、これは英語で言うと何と言うんですか、この便宜置籍船というのは英語で言うと。
○黒柳明君 フラッグというと旗のフラッグですか。
○黒柳明君 フラッグ・オブ・コンビニエンス、それを日本語では便宜置籍船と、こうやったんですね。どういう理由ですか、便宜置籍船とフラッグ・オブ・コンビニエンスと。
○黒柳明君 日本語でコンビニエンスというのはやっぱり便宜というようなことでしょうね。ですけれど、実際これ便宜というよりも便利ですね、日本語で訳すと実質的に当てはまるのは。その便利の後ろにはやっぱり利害関係、利益というものを、害じゃなくてプロフィット、メリット、これを含めてのやっぱ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、具体的なわが国の関係した中で、事故が起きた場合も、これは全く放任だったわけですか。それともこういうわが国に関係した接点があったような事故というのはなかったんですか、いままで。
○黒柳明君 要するに、批准した国ならいいんですけれども、しない国で何かそういう事故が起こった場合には、この法律を見ますと航行の差しとめもできると、こんなことも述べられておりますですね。そうなると、まあ外交のパイプで理解、話のついた上ならいいですけれども、そうじゃなくて強硬にこれ航...全文を見る
○黒柳明君 外交上の紛争を起こすことを避けるというとそうなるわけですけれども、また逆に、事故を起こすのは置籍便宜船が多いと、こういう立場、またこの条約がそれを排除するということになると、今度は外国船に対する監督、あるいは整備、そういうものが現状において十分なのかどうかという点も指...全文を見る
○黒柳明君 今回のこの改正法の関係で、外航海運のこれからのあり方についてはどういうふうなお考えをお持ちですか。
○黒柳明君 もう一回尋ねますけれども、批准していない国、非批准国の外国船に対しては、これが批准された場合にわが国はこれを適用できるんですか。
○黒柳明君 そうすると、それは非批准国に対しては相当の、何か二十五カ国は批准されて、施行されると同時に、何か通達かあるいは会議か何か開かれて、特別な伝達方法か何かとられるわけですか。
○黒柳明君 また先ほどに戻りますけれども、そうすると、日本の港に入った場合は、批准した国の港に入った場合には、非批准国の船はその批准国の条約に従う。ただ、これを拒否した場合とかあるいは認識がなかったとか、そういう場合にトラブルが当然起こるんですな。そういうケースというものも想定で...全文を見る
○黒柳明君 これを見ますと、今度はあれですか、船長とか一等航海士とかはなくなって海技士と、こういう名称になるわけですな。これは英語で何と言うんですか、一級海技士というのは、英語で。
○黒柳明君 そうすると、もう従来の船長、キャプテンというのはなくなるわけだ。マリタイムオフィサー、何か自衛隊の将校さんみたいな、暫定的な呼び名でこれからもう一回じっくり考えようというんでしょうけれども、ファーストからセカンド、サード、フィフス、シックススとこうあってマリタイムオフ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、ここでは甲種船長がファースト・マリタイムオフィサー、それから一等航海士がセカンド・マリタイムオフィサー、こういうふうに書いてありますね、これ。それでいいわけですね。それでキャプテンというのは残るわけで、一等航海士も残る。だけれども、これを見ると、何か現行、...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、今度は商船大学を卒業するとどういう資格、それで一級、二級という海技士の資格を取った者が今度は——そうするとこれは逆ですな。これを見ますと、現資格の甲種船長で矢印で新資格が一級海技士ですけれども、今度は一級海技士を取った者は甲種船長になる。そうなるとこれは矢...全文を見る
○黒柳明君 何か聞いているこっちがこんがらかって、僕はわからない。まあつくられた皆さん方が非常に苦労したというんですから、私がこんがらかってもしようがないと思うんですけれども。  いま言ったその仮という、ファーストマリタイムオフィサー、これはあくまでも仮であって、また英語では変...全文を見る
○黒柳明君 済みません、話が横道にそれました。  それで、午前中も話がありましたけれども、その船員の近代化の問題で、どうしても何回聞きましても便宜置籍船の数がわからない、つかめない、そういう問題から、近代化とともに合理化が人員の削減に、それから職域の拡大どころか行き場がなくなっ...全文を見る
○黒柳明君 この船員の近代化なんかにつきまして、海員組合との話し合いはある程度されてあるんですか。あるいは海運業界、ここらあたりはこの法改正についてどういう受けとめ方をしているとお感じになられますか。
○黒柳明君 船員制度の近代化委員会は私的諮問機関ですが、これは公的にする考えはないですか。
○黒柳明君 近代化の実験は今後も続けるんですか。将来のプログラムはどういうお考えでしょうか。
○黒柳明君 大臣、最後に、確かに将来ともに相当しっかりしたプランを持って進まなきゃならないと思います。ただ、この近代化のあるいは条約の批准を目指して進むに当たって、まず根本的なのは、午前中便宜置籍船についての質疑が行われました。私はあえてその質問は避けたわけですけれども、海運業界...全文を見る
05月12日第96回国会 参議院 本会議 第17号
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○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表して質問をしたいと思います。  まず第一に、いまの答弁を聞いていましておかしな点があるので、一、二点冒頭に質問したいと思います。  総理大臣の御答弁ですと、臨調の答申、意見を大体おおむね受け入れた。そうなりますと、臨調も、衆議院のあの結...全文を見る
05月13日第96回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○黒柳明君 この問題、いろいろ問題点がありますけれども、まず第一ラウンドの質問で、限られた時間でございますので、一点だけにしぼってお伺いしたいと思います。  それは、昨日の本会議でもちょっと、中曽根長官と運輸大臣の答弁が、私なりにちょっと食い違いがあるなというような感じがしまし...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、整備不良の車両を中心にという、一言で言うとそんなニュアンスかと思いますけれども、そうすると、その整備不良の中に暴走族も入るのであって、整備不良であるならばいわゆる白ナンバーは全部入ると、こういう理解でいいわけですね、局長。
○黒柳明君 その点何だか、これはどうしてこういうような誤解が出たかと言ったって、私どもが局長にその原因をただすのが妥当であるかどうかわかりませんけれども、私どもも勉強する過程において、衆議院での審議を踏まえて、何か対象になるのは特定のものである。改造車、これは見てもわかるのです、...全文を見る
○黒柳明君 そこで、いま大臣の言葉を受けまして、それじゃ一般の人はどういうふうになるのかということが、なかんずく過料条項がついたということについての疑惑と私はあえて申したいんですけれども、これはまた後ほどのお楽しみに取っておきたいんです。ぜひお聞きいただきたいんですが、その前提と...全文を見る
○黒柳明君 いまのお答えの中からちょっと三、四点お伺いしたいんですけれども、まず定期点検の記録簿、これを備えつける義務があるわけですね、これは罰則規定はない。もしそれが備えつけてなかったときにはまずどういう処置がとられますか。忘れちゃった場合、車の中になかった場合。
○黒柳明君 そうすると、どこで線を引きますか。たとえば五十四条のこの整備の状態をこの次質問したいんですけれども、その前に、その整備命令を出す車にい言ったことが通用するのか。それとも。命令は出さなくても、整備不良だと、こう判断した車全部に適合するのか、そのあたりの線引きはどの辺にな...全文を見る
○黒柳明君 そこはわかったのよ。だからそれで、備えつけの義務、それについて備えつけてなかったとなった場合に、どういう行政指導なり勧告なり命令なりをするんですかと、こういうことをいま聞いているのよ。整備不良車であった、これは前提でいいんですよ。それが二つに分かれるわけでしょう、整備...全文を見る
○黒柳明君 何だか余りよくまとまってないね。  運輸省の中庭にマイカーが並んでいるんでしょう。ここにいる方かどうかわからないけれども、ここにいる方だってもしかすると定期点検をやってなくて、すぐこの法案が成立すると自分の車にかかわってくるんですよ。だからのほほんとして、そんなこと...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、いま陸運局がやっている、一応九万台のうちに整備命令を出すのが千台ぐらいだと。一万八千ぐらいが不備だと、その千台。そうすると、いまのお言葉ですと、整備不良である。そして六カ月の点検の義務を負わせる。それをはっきりするために備えつけの義務を、責任を負わせる。だ...全文を見る
○黒柳明君 私は、ちょっとそれは大臣、矛盾していると思うんです。こういうことですよ。何でこの法案が問題になっているか。定期点検、これを厳密にさせる。確かにユーザーが自分の身を守るために整備なんかやるのはあたりまえ、だけれどもまだまだそういう自覚がないと言っては失礼ですけれども、そ...全文を見る
○黒柳明君 そんなことを、百条までなんか僕は言っているんじゃないの。あくまでもユーザーは信用せざるを得ません。定期点検の記録簿、それを備えつける義務を生じさせます、この改正案は。だけれども、ない場合には、口頭で定期点検やっていますか、やっていますと。信用せざるを得ません。それじゃ...全文を見る
○黒柳明君 じゃもう一回聞きましょう、具体的に。私の車がブレーキがちょっと甘かった、ライトをちょっと整備していなかった。これは確かに整備不良として範疇に入るでしょう。半年、十二カ月の点検をやっていない、義務づけられている標章を車に持っていない、こうなったときにつかまる。整備不良じ...全文を見る
○黒柳明君 いいですか、そんな答弁しちゃって。かなりの確度で六カ月点検やったかどうか検査官がわかるということを、いまここでそんなことを言って大丈夫ですか。その問題だけで突っ込まれたらまた大変なことになるよ。街頭の検査官がそんなことをやっていますか、できますか。六カ月点検、十二カ月...全文を見る
○黒柳明君 そんなくだらない答弁やってだめだよ。場合もある、仮定もあるなんということを私は言っているんじゃない。法案が出ているんだもの、過料問題が重大な問題になっているんだもの。われわれは廃案を目指しているんだもの。これはもう検査官が、インチキ言っているのかもわからない、そういう...全文を見る
○黒柳明君 これはもう同じことの繰り返しですから、一回ちょっとじっくり聞いてください、自民党議員の方。私は現在において法律、政令、これからの運用の仕方、いろいろあるんですから、それをはっきりさせればさせるでいいと思いますよ。だけれども、何だかはっきりさせたくない、だから強いて同じ...全文を見る
○黒柳明君 すみません。時間をまたとらせまして申しわけありません。  それから先ほどの答弁の第一段階ですね。それから第二段階は五十四条です、整備不良。現行法におきましても、整備不良で命令、直ちに整備しなさいというものと、まあ行政勧告あたりで済ますものとあるわけです。これはいまま...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、やっぱり整備命令を出す車というのは非常に特殊な限られているものであると、そういう範疇に暴走族とかいう言葉が使われているわけだと思いますが、そうすると、自家用車、一般のいわゆる整備不良、これは命令というものはほとんど出されない。いわゆる勧告、警告、やってきな...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、整備命令を出す中で一般の車というのはどのぐらいの率を占めてきたんですか、いままで。
○黒柳明君 そうすると、その車種別の中で自家用車に該当するようなものというのは大体どのぐらいの割合を占めていますか。
○黒柳明君 わかりました。  そこで、結局今改正案が一番問題になるのは、その整備不良車と、事故率〇・〇七五%しか事故の中で整備不良はないとか、あるいは死亡事故が二・一%だとかいろいろ数字が出ておりますけれどもこの整備不良で事故を起こす車、これがどのぐらいあったのか、これが統計的...全文を見る
○黒柳明君 何%ぐらいになりますか、それ。
○黒柳明君 事故発生のうち整備不良が〇・〇七五なんてよく数字が使われておりますが、それはどういうことなんですか。いま警察の方のあれは、これは当然いま言った〇・〇七五と、人身事故と死亡、〇・六と二・一、これとは範疇は違うんですけれども、よく活字になっている、全事故の中の整備不良にな...全文を見る
○黒柳明君 これは私ここに何もないんですが、局長、〇・〇七五というのは、これは通常言いならされた言葉になっておりますわね。これはどういう積算の数字なんですか。事故の中の整備不良が〇・〇七五と。これ定着しているじゃないですか、この数字。これはどういうあれなんですか。
○黒柳明君 ということで、もうちょっと具体的に教えてよ、そちらの資料だから。ちょっとわからないんだ、ぼくは、いま説明したのでは。
○黒柳明君 そうじゃないんですよ。私はこの今回の改正法が全面的に悪であるかなんということについては、まだまだこちらも勉強してかからなきゃならない分野もあるなという認識は持っているんですよ。これは絶対廃案だなんということは、思ってますけれども、まだまだ認識がない。それで評価している...全文を見る
○黒柳明君 主たるものが整備不良。それが主たるものが整備不良で、あとの死亡が二・一、それから人身が〇・六、そうすると、それはどうなんですか、主たるものの中にそういう分類別ができるんですか、また。主たるものが〇・〇七五だと。そうすると、主たるものじゃないものがあるわけですな。それが...全文を見る
○黒柳明君 立件というのが抜けているわけですよ、われわれの認識の中には。あるいは失礼ですけれども、マスコミの活字の中にもそれが抜けている。その抜けている分を私たちが読んでいるから、なんだ整備不良と全然関係ねえじゃないかと。にもかかわらず、おかしいじゃないかと、こういうようなことに...全文を見る
○黒柳明君 外国の例で追跡調査なんかしているなんという国はあるんですか。そんな例をお持ちなんですか。
○黒柳明君 正式な行政機関で調べて発表しているなんという例はないんですね。何かどこかから頼まれて、委託されて第三機関がやったなんというのは。何とか協会なんておっしゃったから、そんな感じがするわけですけれど、正式などこかの国の、運輸省なり交通局なりがやってこういう数字が出たというよ...全文を見る
○黒柳明君 準政府機関が、副原因も含めると二〇%近く車両不備という可能性があると、こういう調査を出したと。そうするとどうなんでしょうかね。何回も言いますように、いわゆるそういう整備不良というものが事故につながるということが現実問題としてデータとしてある、可能性がある、あるいはあっ...全文を見る
○黒柳明君 大臣、まだ過料の問題でほんの入り口に入っただけでもう先ほど十五分ブランクをあれしちゃったんで申しわけなかったんですけれども、先ほど一つペンディングの問題がありまして、これは次回までにしっかり答弁いただくと、こういうことです。  ただ私、この後にもう触れなきゃならない...全文を見る
○黒柳明君 あ、出ていない。大臣は出ていないのか。局長か。済みませんね。  そういうところに出て、まあ出たこと自体を悪いとは言ってないですよ。いろんなところであいさつしたりあるいは政権党ですから、与党がいろんな業界のめんどうを見たり、こんなことはいい面で、やっぱり政治家に選ばれ...全文を見る
06月22日第96回国会 参議院 本会議 第21号
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○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、当面する重要諸課題につきまして、鈴木総理及び関係大臣に質問いたします。  まず、総理は、来る自民党の総裁選に再度立候補され、現在の胸突き八丁の財政を抱え、赤字国債への依存からわが国の財政を脱却させるという公約時期である五十九年ま...全文を見る
07月06日第96回国会 参議院 運輸委員会 第11号
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○黒柳明君 臨調の調査員の方にお伺いします。  午前中にもお話がありましたけれども、過料の点につきまして参議院で修正を望むと、こういう異例の談話を出したわけですが、事務レベルで、その時点におきまして、いま運輸省が言っているような、一般ユーザーには過料の問題は関係ないといいますか...全文を見る
○黒柳明君 たしか衆議院で審議があって、参議院に回ってちょっとブランクがあったわけですね。それから、臨調がそういう異例の談話を出した時期あるいは衆議院の審議の段階におきましても、先般中曽根行管庁長官もいらっしゃったわけですけれども、あるいは自民党の運輸部会の中でも、盛んに一般のユ...全文を見る
○黒柳明君 そうなりますと、私は、わが党としては全面的に、臨調、土光会長がんばれと旗振りやっているわけですよ、すべての面でね。必ずしも政府・与党が臨調とぴったりなのか、これは疑問ですね。むしろ政府の方は臨調と対決し、あるいは与党の方は臨調を批判しているものが相当ありますね、ある局...全文を見る
○黒柳明君 わかったわかった。済みませんね、私、頭が悪いんでぐうっと遠回りしたんですけれども、山手線じゃなくて中央線に乗っかればいいんですけれども、余り失礼なこともどうかと思いまして。  要するに、それじゃいまおっしゃったこと、主任調査員の方だから、やっぱり一番の勉強をされて御...全文を見る
○黒柳明君 済みません、ちょっと聞こえなかった。折を見て……
○黒柳明君 その中においていまのようなことも言っていますか。
○黒柳明君 報告する。これは報告しなくても、もう国会の審議というのは逐次偉い人はフォローしてると思いますよ。ですから、運輸省当局の答弁、これはもう何十回、そのたびに同じ答えですから、もう聞き飽きるぐらいですから。ですから、それについてはもうさんざんわかり過ぎるぐらいわかっていると...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、新たな負担の中にはいま言った白トラとか改造車とかも、改造車なんというのはいままでだってやっていたわけですから、過積載なんていままでもやっていたんですから、これは新たな負担に入るという審議はしてたんでしょうか、こういうもの。これは新たな負担の中に入るという—...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、制度そのものについて遺憾であるから、その制度の運用の仕方まで何回も御答弁あったように検討はしてないと、こういうことです。そうすると、制度の運用について納得すれば、必ずしもその異例の談話というものについて、それは制度そのものだから、参議院で修正しろなんていう...全文を見る
○黒柳明君 今度のはきわめて緩和された運用になるだろうと思っていたと。何だかわからないけれども……。結構ですよ、済みませんね、お帰りになって結構です。  それで、いま言った、要するに臨調としては制度の問題だけだ。運用の仕方まではあれしない。そうですよ、時期が違うものね、相当。前...全文を見る
○黒柳明君 だけど、午前中の質問は、法律は一人歩きするから実際に成立しちゃったら危ないんだと。そういう非常に国民のためを、ユーザーのためを思う質問があったし、私も同意見なわけですね。  そうすると、まあ一番最後から逆算しますと、万が一それじゃ成立したとします。これは万が一なんと...全文を見る
○黒柳明君 私が言ったのは逆なんですよ。  点検が実施されないでユーザーの不満ばっかり起こってくる、そういう時点が成立後一年、二年先に出たら、これは当然その時点で考えて撤回しなきゃならないものだと、こういうことです。それはもう推進されれば、それはある面においてはそれで効果があっ...全文を見る
○黒柳明君 それで局長ですね、いま言ったように制度そのものじゃなくて運用の仕方と、臨調あたりもここまで検討して言ったわけじゃないんだと、そこの運用の仕方ですよ。そうすると、この前、正常化のときの私一番最後の質問が、何か、忘れちゃったですね、もう二カ月前になりますんでね。定期点検の...全文を見る
○黒柳明君 それと、要するに何回も繰り返しておっしゃっている悪質なものだけに限る、それとの兼ね合いはどうなるんですか。要するに、改造車だとか暴走族だとか、それだけに限るのだと、こう何回もおっしゃっているわけですね、一般のユーザーには迷惑をかけないのだと。それといまおっしゃった御答...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、私が自分の車で定期点検をやって道路でつかまって、それで整備不良個所もない、ですけれども、備えつけの点検表を持っていない、その場合には後で出せなんというわけには……。それはいいわけですね、ダンプカーでも砂利トラでも暴走族でもないんだから。そういうことでいいわ...全文を見る
○黒柳明君 その点をもうちょっと明確にする必要があるんじゃないでしょうか。私ももしかすると誤解していたかわかりません、そういう点。  一点だけまだちょっと疑問があるのでまたお尋ねしますけれども、どうしても、何か一般ユーザーに迷惑かける、いやそんなことはないんだと、ここでもうかみ...全文を見る
○黒柳明君 それで、いま気になるのはその「中心」とか「等」ということなんです。そうなると今度はやっぱり係官のそのときの気分の問題もありましょうしね、あくまでも整備不良だというふうなことで、後でそうじゃないんだと言ったって、これは水かけ論で、個々の一ケース、一ケースごとに出先と相談...全文を見る
○黒柳明君 まあそうですね、将来どういうものができるかわかりませんから、将来について若干余地を残して「中心」とか「等」と。  そうすると、四種類ですか、何回も何回も繰り返されているのは。暴走族、改造車、積載のオーバーなもの、それから、いまは白トラとかなんとかおっしゃったですか、...全文を見る
○黒柳明君 局長がそうおっしゃるんだから、大臣ね、もう間違いないと思いますけれども、その「等」とか「中心」ね、これはいま考えられるいままでのものはこれだけだ、将来どういうものができるかわからないから、その余地だけを残して「等」とか「中心」だと。ところが往々にして法律というのは、人...全文を見る
○黒柳明君 そうしますとね、いまの問題、厳重に守られれば、果たして私たちももう一回考え直す必要があるのかないのか、ここまでは、私、実はいまの私の認識がちょっとやっぱり改まる可能性があるような感じだけします。このままじゃやっぱり局長の方がうまいからね、私もごまかされるかわからない。...全文を見る
○黒柳明君 大臣、これは私の考えで、いまの道交法でお巡りさんが年じゅうやってますな、街頭検問なんか。限られた面でいまの運輸省がやっているような街頭での、検査官がやるようなことは当然できませんね。だけれども今度は、この改正法のもとでは、非常に簡単ないわゆる定期点検の表が義務づけられ...全文を見る
08月03日第96回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○黒柳明君 遠間副会長さんと堀山専務理事さん、御多忙のところどうもありがとうございます。  まず、遠間さんの方にお伺いします。  この理事会で参考人をお呼びするのを決めるとき、ユーザーの代表と、こういうことで、ユーザーの代表ってどう決めるんだ、こんなことで、自動車連盟というの...全文を見る
○黒柳明君 細かい問題で恐縮なんですけど、百万件に上るその事故件数、それに対してのアフターケア、一件大体どのぐらいな事故料金の徴収が平均あるんでしょうか。
○黒柳明君 先ほどのお話の中ですと、いまの改正法以前の問題として、現行法の中で六カ月、十二カ月、二十四カ月の点検、これ自体に車の性能の向上ということを前提にして改善の余地がある、問題があると、こういうふうに承ったわけでありますが、そうなると、いまの連盟会員二百四十万の中で六カ月の...全文を見る
○黒柳明君 まあ大体全国平均とまず同じであると。
○黒柳明君 そうすると、それについて連盟としてはどんな指導なりどんな教育なりされているんでしょうか。
○黒柳明君 そうすると、この改正法が成立した場合ということを仮定したとき、当然十万の過料ということが大きな問題になるわけであります。それについても、行政当局の答弁なりあるいはこれからの一年以内の整備期間というものの中で、税金の方につきましてはこれはもうちょっと変わらないとは思うん...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、将来的問題かと思いますし、連盟自体のまた御意見も、動きもあるかと思いますが、当然運輸審議会におきましても連盟としての御意見を主張され、まあ審議会としてこういうものをつくった、前提をつくったわけでありますけれども、今後ともぜひ私たちの知識の足らなかったことを...全文を見る
○黒柳明君 私もユーザーの一人なんですけれども、絶えず先ほどから話がありましたように、整備についての不明瞭さというもの、はっきりしない、これについて、いまのこの法案成立後におきましては、失礼ではございますが、中小の整備業界に対して別の意味で何らかの政府が力もかさなきゃならないとう...全文を見る
○黒柳明君 堀山専務理事さんは、遠間副会長さんとは年間何回かじっくり懇談する機会なんかあるんですか。
○黒柳明君 最後に、要望でございますけれども、個人的にもあるいは団体としても当然近い間柄、それが何かユーザーとなりますと、何回も申しますように、個々のユーザーの声というのはやっぱり小さくて、発言しても消されちゃいます。ユーザーということになりますと、連盟ということがこれからやっぱ...全文を見る
○黒柳明君 質問も大詰めにきておりますので、いろんな点をお聞きしたいと思いますが、過料の問題はもう相当詰まったと思います。午前中の参考人の意見ですと、先ほど話がありましたように、できれば継続審議にしてほしい、ただし、いまの時点においては、そういう問題よりも実施について厳しい枠を設...全文を見る
○黒柳明君 施行までに一年以内の準備期間ということでありますけれども、いろいろあるかと思うんですが、運輸大臣の正式なマニュアルの公表もその過程にあるわけでありますけれども、そうすると、これが相当早い時期に公表され、しかるべきところに周知徹底されなきやならない、こういうことだと思い...全文を見る
○黒柳明君 連盟の方の会長か副会長か、運輸審議会の方で当然意見を陳述して、その意見が盛り込まれたものが当然この審議会から出ていると、こういうことでありますが、運輸省がじかに連盟との話し合いというのはこの問題で相当重ねてはきているんですか。
○黒柳明君 先ほど申しましたように、現行法についての六カ月点検については、法を破れとは言わないけれどもそれを遵守しろとも言わない、今度はこの改正案につきましても反対ですから、それについても同じような態度になるだろう、こういうことなんですが、これがたとえ成立しましても、たしか副会長...全文を見る
○黒柳明君 たとえば一番初めの六カ月の定期点検の項目を答申で半分ぐらいにしろと。たとえばどんなものが、この点検の中から排除できるような可能性のあるものがありますか。
○黒柳明君 先ほども業界の代表の方から、いままでの整備業界の整備関係の料金の不明瞭、ユーザーの方からいろんなクレームがあるし、あるいは一般的に非常にはっきりしていない、こういうものにつきまして本法案の改正後厳しく改善の姿勢があると、こういう前向きなことを言っておりました。具体的に...全文を見る
○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表して、改正原案に反対、修正案に賛成の立場から討論を行うものであります。  今回の道路運送車両法の一部改正案は、許認可行政の簡素化により国民の負担を軽減することを主眼とした第二臨調の答申を踏まえて提出されたものであります。しかし、本改正案は...全文を見る
08月04日第96回国会 参議院 本会議 第25号
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○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、改正原案に反対の立場から討論を行うものであります。  反対意見の陳述が二人続きまして、あるいは与党の諸氏にとりまして若干耳が痛い話になるかと思いますが、拝聴をお願いいたしたいと思います。  今回の道路運送車両法の一部改正案は、...全文を見る
08月10日第96回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○黒柳明君 時間がありませんものですからまとめて三、四問お伺いしたいと思います。  きょう閣議で、従来から、最大限に尊重するということで正式に閣議決定になった、こういう報告でありますが、この最大限という言葉の中身ですけれども、すでに政府閣僚の中でも総論賛成、各論反対、与党自民党...全文を見る
○黒柳明君 私も臨調サイドにいろいろお聞きしたいと思うんですけれども、運輸大臣は、失礼ですけれども政府の基本答申を最大限に尊重するという中の一つの歯車になってしまいまして、当事者能力がもうなくなっておりますし、国鉄総裁はどうにでもしろと完全にまないたのコイですしね、行管庁長官が、...全文を見る
○黒柳明君 これは臨時国会目指しまして監理委員会の設置法というものが出される。当然そうなりますと当事者の政府が対象になって、それで論議が進むわけでありますが、そのときには当然、いままでの審議会とは相当性格が違いまして、臨調のいま申しましたバックデータあるいは審議の過程、ここらあた...全文を見る
○黒柳明君 そうしていただけますと私たちも、結論だけお出ししたんです——確かに私なんか結論だけ出してもらった方が専門家じゃありませんもので非常に簡単なんです。だけど逆に言うと、それなりにいままでのデータというものが頭にありまして、どこからこういうデータが、結論が出るべくデータがあ...全文を見る
○黒柳明君 当然、運輸大臣は先国会で国鉄再建法を論議したときは大臣ではありませんでしたけれども、継続してそれについて現在は責任があるわけでありまして、それはもうベストであり、それを実行していけば、ついせんだってまでは国鉄の再建は成ると、こういう意見を持っていたわけだと思うんですけ...全文を見る
○黒柳明君 ですから、民営分割というものにつきまして運輸省案、小坂案と、国鉄総裁と臨調と完全にここだけが違うのであって、あと年金問題や過去債務のこと等については、十一項目の現在国鉄がやっていることはもうほとんど同じである、こういうことでありますが、その監理委員会のことにつきまして...全文を見る
○黒柳明君 これ見ますと、いまおっしゃったようなことが(オ)のところに書いてありますけれども、政府の努力といっても、私もそのときは委員長やってまして、各方面から具体的な陳情を受けて、それから今度は国鉄あるいは運輸省当局といろいろ話し合いをしました。この努力たるやもう最大限やった。...全文を見る
○黒柳明君 大臣ね、協議会の開始日の義務づけとかあるいは協議期間の短縮とか、こういうものを一番当初から、いつまでやらなかったらすぐ踏み切るぞ、廃止しちゃうぞ、こうできれば苦労はないわけでありまして、地元と粘り強く交渉したいと、いまもってそういう考えです。  ところがどうですか、...全文を見る
○黒柳明君 ですから、そうなると今度は政府の一貫した首尾が一貫しないわけですよ。もう、いままでのこととは違うわけですよ。臨調の基本答申を最大限に尊重して、その実行の方向にけさ閣議で統一したわけですから。そのためにはここに盛られていること、これをやれば国鉄は再建できる、こういうこと...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、関係閣僚会議とタイアップして作業を進めていく、こういう感じで聞きました。  すると、どうなんですか、まだそこまでは考えていないんですか、そのメンバー構成の人数とか、あるいはどんな人を構成の中に——国鉄総裁なんかぜひ入って、そこで意見を述べたいなんというこ...全文を見る
○黒柳明君 当然そうでありますけれども、その中に当事者である運輸省——これは運輸大臣は閣僚会議へ入るわけですけれども、閣僚会議の中へ国鉄総裁は入りませんな。当然総裁は当事者の当事者ですからその中に入るべきだ、こういうふうには思いませんか。
○黒柳明君 先ほどもさんざん瀬谷先生におしかりを受けたようなメンバー構成をもってつくった基本答申、まあ確かに人がこれをつくって、人が運営して、人が実行するんですから、やっぱりすべて人間が、しっかりした人があれしていただきませんとうまくない。審議の過程で運輸大臣が、あるいは国鉄総裁...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この緊急事態宣言というのは、臨時国会で監理委員会の法案が審議される前なんですか、あるいはそれができてからですか、時期的には。もういまの時期ですか。
○黒柳明君 当然それは国民に対してアピールする方法、アピールする内容、こういうことですね。
○黒柳明君 これは政府として考えること、あるいは再建監理委員会の準備室の準備が今月いっぱいでできる、その中において並行して行われる性格のもの、これは運輸省あるいは国鉄独自ということではあるいはないかと思いますけれども、そうすると緊急事態宣言というのはイの一番にやらなきゃならないと...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、臨時国会にはこの国鉄再建監理委員会の設置法を出すという総理の発言ありましたし、また財政再建も含めての臨時国会の早期開会ということが一部閣僚を含めて話がありましたが、いま大臣のお話ですと、九月いっぱいまでこれかかる。そうすると、もう九月じゅうの臨時国会という...全文を見る
○黒柳明君 済みません、もう時間で。  最後に臨調に一つ。時間は早い方がこの緊急事態宣言はいいと、こういうことなんですが、もう臨調から政府の方に当事者能力は移っているわけですが、大臣のお考えというのはやっぱり慎重に、内容といったって、緊急事態といったって、何もやればいいものじゃ...全文を見る
09月14日第96回国会 参議院 安全保障特別委員会 閉会後第1号
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○黒柳明君 ハワイ会談につきまして質問をいたしたいと思います。  シーレーンの共同研究、これは報道によりますと日本側から提案した、こうなっておりますが、そのとおりでしょうか。
○黒柳明君 第一、第二、第三、新聞にしさいに報道をされました。逐次私もマスコミを通じて会談の成り行きを注目していたわけであります。  この日本側からシーレーンの共同研究という提案をしたのはやっぱり会談の成り行きで、そのときの次官以下局長が当然いらっしゃる、提案した方がいい、こう...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、日米政府間の会談ですから、当然向こうの話の内容が何たるかわかって臨んだわけじゃない。事前にこういう提案をしよう、こういうことで臨んだわけでもない。  そうすると、いままでの日米のこの関係から見ますと、これ従来ともに対潜能力を増加しろ、あるいは防空能力につ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、まだ質問当初なんで、こんなことは質問にならないかと思いますが、善意に解釈すると、いわゆる従来ともアメリカのいろいろな要求に対してこちらははねつけてきた、憲法の枠の範囲あるいは防衛費のいろいろな政策上の制限等。ところが、またまた同じようなものを持ってきた、当...全文を見る
○黒柳明君 ちょっとずれますけれども、いまのに関連しますので。  先ほど一千マイル以内、それから以遠、日本は以内を守る、アメリカは以遠を守る、これは従来とも日米両政府間で約束できていたことですか、あるいは今回のハワイ会談で新しく約束をした、こういうことでしょうか。
○黒柳明君 昨年の鈴木総理は以遠に対しては触れておりませんね。
○黒柳明君 ということは、鈴木総理の発言も今回のハワイ会談の発言もイコールであって、総理のときには以遠には触れてないけれども従来の政府の政策である数百海里、一千海里云々、この政策は鈴木総理そして今回のハワイ会談変わりない、こういうことでありますが、鈴木総理の場合には以内についての...全文を見る
○黒柳明君 長官、事務レベルだから必ずしも政府間の約束であるかどうか疑問だと言って、次官が出てそうそうたる人が出てきたのですから、これはもう政府間の約束であると私は認識しますが、やっぱり事務レベルであることは変わりないでしょう。  長官は月末、日にちは未定だけれども行かれる。当...全文を見る
○黒柳明君 総括的な云々じゃなくて、これは重要な問題、この問題が従来ともにここにいろいろな歴史の各防衛局長、長官の答弁、シーレーンについていろいろあるので、これをこれからまだ時間の範囲内でやらなければならないのですけれども、先ほど社会党の先生おっしゃったように、ちょっとやっぱり違...全文を見る
○黒柳明君 そこで、また前の共同研究に戻りますけれども、そうすると共同研究、さっきの局長の話二項目ありましたですね。アメリカ側にやっぱり説得力あるような日本の立場を説明しなければならない、それはもう当然そうだと思います。いろいろな事務レベルの打ち合わせがあるのですから、そこで説得...全文を見る
○黒柳明君 公海上における日本艦艇、艦船、商船に対する攻撃、これについてはどういうふうに対処するのですか、公海上。
○黒柳明君 いまの紛争という前提を取った場合、紛争中という前提を取った場合。
○黒柳明君 そうじゃなくて、公海上で、たとえばいまでも、いまの時点でもいいですよ。シーレーンを守るというのは航海の安全を守るわけですから、それを守るというのはいつか攻めてくる可能性、これがあるからだ、攻められる可能性があるからです。これは紛争が起こって攻められるという可能性もある...全文を見る
○黒柳明君 アミテージ次官補代理が、これ新聞発表になりましたが、五六中業の同時期のソ連の兵力レベルを推定対比させてシーレーン防衛に何が必要かも研究してみたい、これは記者会見におけるアメリカ側あるいはアミテージさんの個人的願望かもわかりませんが、当然ここからいつの時期か研究がスター...全文を見る
○黒柳明君 長官、また訪米時期の話でございますけれども、どうなんでしょうか。いまの共同研究、こちら側から提案した、こういう問題だからこそやっぱりこちら側が向こうのアメリカよりより積極的でなければならない、これは当然だと思いますね。ですから提案して月末になりますともう一カ月になるわ...全文を見る
○黒柳明君 防衛局長、やっぱり時期は決まってないので、まだ決めてないから決まってないのです。ですから再三言うように日本方からの提定ですから、やっぱりどうなんでしょうか。早いにこしたことはないという感じは持っているのでしょうか。まあいつでもいいのだというようなことじゃ無責任だと思う...全文を見る
○黒柳明君 それでは、シーレーンの方にちょっと質問入りますけれども、シーレーンというもう言葉の解釈云々の時代じゃありません。この軍事用語というのは、やっぱり最近の軍事用語、これは防衛用語ですね、要するに英英辞典でも何を見ましてもシーレーンというのは出てきません。  これは私専門...全文を見る
○黒柳明君 全くそのとおりでありまして、世界的にシーレーンというような言葉はなくて、SLOC、シー・レーンズ・オブ・コミュニケーション、これが通常的ないわゆるウェブスターや何かのイングリッシュ・アンド・イングリッシュ・ディクショナリーに出ている軍事用語ですね、世界的な専門用語。だ...全文を見る
○黒柳明君 済みません、防衛局長さんからもう二段階も三段階も卒業されて塩田施設庁長官、防衛局長だってさんざんこういう発言をしているのですけれども、当然守備範囲が違いますので、かといって防衛施設庁の長官ですから、もうシーレーンおれは知らなくていいのだ、発言しなくていいのだなんという...全文を見る
○黒柳明君 まあもう防衛局長ではありませんから、どうですか夏目局長、確かに線でも帯でもないと思うのです。かといいまして、もうここからここまで全部なんということもないとは思うのですよ。  ですけれども、まあこれ時間がありますれば向こうの議事録等一々やればいいのですけれども、当然そ...全文を見る
○黒柳明君 まあ私の質問とちょっと答えはずれていますが、それじゃ、ここの先ほどのこの航路帯について、面的な要素というものに海上防衛のあり方が移りつつあると言える、これについては賛同いたしますか。
○黒柳明君 念を押します。今後ともこれがまたいろいろな当然現職局長の発言ですから。  そうすると、これ五十六年四月七日ですが、塩田前防衛局長がお答えになった最後のくだりなんですが、面的な要素というものに海上防衛のあり方が国際的には移りつつある、こういうことなんですが、これはもう...全文を見る
○黒柳明君 だから、私のそういう考えでいいですね。
○黒柳明君 済みませんね、ややこしくて。  それで、その前提になることなんで、ちょっともう時間がないので逆になったかもわかりませんが、これから共同研究やるのですから何も前提が一致しなければできないということはないと思うのですが、いわゆる対ソ脅威、アメリカは完全に世界戦略の中でい...全文を見る
○黒柳明君 しかもここでは特に「極東方面において質量両面にわたる一貫した軍事力の増強」、こういうことで、当然日本の置かれている位置がアジアの極東であるわけですから、こういう指摘ですけれども、この極東における質量ともにわたる「一貫した軍事力の増強」、これが当然中心にならなければ、基...全文を見る
○黒柳明君 だから、それは私も信ずる。私もアメリカ好きですから信ずるのです。  ただ、いまの日本の戦略というのは日本中心じゃない。当然ですね。アメリカと安保条約でタイアップ、一千海里なるシーレーンを日米共同研究するのですから、そういうわけでしょう。これはもう事実ですから、アメリ...全文を見る
○黒柳明君 かつてガイドラインの中で極東有事やなんかの研究したわけですけれども、今回の有事というのはやっぱりどうなんですか。一千海里以内を日本、それ以遠をアメリカ、そうすると当然この接点が必要になるわけですね。  一千海里以内といったって以内だけ守っているわけいきませんからね、...全文を見る
○黒柳明君 また機会がありますけれども、最後に一つだけ。  こういう事態になりますと、やっぱり硫黄島の存在というのは、ちょっと一部新聞に書かれていましたけれども、戦略的に非常に重要な場所になるのではなかろうか。かつて沖繩が日本本土の最前基地であり、あるいはアメリカがキーストーン...全文を見る
○黒柳明君 計画はないとしましても、要するに予算もいろいろありますしね。ですけれども、その千海里航路帯防衛についての重要拠点である、こういう認識を持って今後何らかの構想をという考えはないですか。
09月16日第96回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○黒柳明君 まず初めに、三越のいわゆる古代ペルシャ秘宝展ですか、この問題を取り上げてみたいと思いますが、専門家初め各方面からにせものであると、こういう指摘があって、いまマスコミを騒がせ社会問題となっていることはこれはもう周知の事実であろうかと思います。さらに不祥事件が重なって、ト...全文を見る
○黒柳明君 調査中であるとこういうことですが、いまの最後の部分で携帯品として輸入されたものが多いと判断されていると、こういう御発言ですが、一般業務通関というのは百年以上たったもの、いわゆる骨とう的価値があるものについて九九・〇六ですか、そういう手段にのっとって、それなりの証明をつ...全文を見る
○黒柳明君 携帯品として入ったものが多いと判断されると、こういうことですが、携帯品も一品一品が高価なものじゃない場合、あるいは数量等の制限がない場合、香水とか、たばことか、お酒とか、そういうような場合は、まとめて十万円以下だと無税であると、以上だと税金がかかる。ですから、これ価で...全文を見る
○黒柳明君 重大な関心を持ち、違反の可能性もと、こういうことでありますが、行政としてできる範囲が当然あるかと思いますね。しかし、いまやられている関税法の百五条では、これはなかなか私はこの調べの中では当然らちが明かない。これはマスコミの皆さん方も同様な考えだと思うんですが、いま申し...全文を見る
○黒柳明君 前提につきましてまた同じことを繰り返して申しわけありません。  あるいは皆さん方が、従来ならば、私の感触では、初めての国会質疑でありますので、調査中ですということですべて葬られるという、私の十七年の経験では可能性が強かったんですが、その中で、調査中ですがという前提な...全文を見る
○黒柳明君 法務省の刑事局長さんいらっしゃいますか。いまの質疑お聞きになって、どういうふうにごらんいただきますか、この問題。
○黒柳明君 警察の方、これはマスコミでどんどん先行されておりまして、いろんな状態というものを適切に私は書かれている、こういうふうに判断しているんですけれども、当然国際美術の渡辺社長、あるいは三越、事情聴取されたと思うんですが、これは何回ぐらい、どのぐらいかけてやられたのか、それか...全文を見る
○黒柳明君 ですから前提があるんですよ、刑事局長さんも警察庁の方も。要するに、調査中ということでも、すべて何もわからない、調査中という、いままでの審議とは相当違いますね。要するに、携行品として持ち込まれたものが多数あると判断するという税関当局の現在の答弁なんです。そうすると、それ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、その延長線にあるのは、私先ほど申しましたように、もしにせものだとすると価格はこんなに離れている、まあこれは大蔵の国税から関税の方に行きますな、物品税の方は。これを徴収しなければならないという問題が起きてくる。国内でつくったという可能性、これはゼロじゃないと...全文を見る
○黒柳明君 当然、国際美術の関係者も含めてですね。そのほかもやっているんですか。
○黒柳明君 幅広く。いま二つですよ、三越と国際美術。それ以上もやっているんですか。三つ目、四つ目もやっているんですか。幅広くの中にそれは入るということですか。
○黒柳明君 結構です。では法務省当局、要するに警察は幅広くと。関税の方は一生懸命、告発があれば。こういうことですが、売られているという事実もマスコミの活字になっておりますけれども、これも事実ですね。四十七点の一部が売られていた、これも事実ですね。
○黒柳明君 簡単でいいですよ。詳しくなくていいですよ。
○黒柳明君 その中には売却されたものもあるという事実も含んでですね。
○黒柳明君 またこの次二つ問題やらなきゃならないんで、時間の制限がありますので、幅広くとか云々というだけじゃ、なかなか具体的な、マスコミの皆さん方はもう核心に触れるようなところをどんどん活字にしてますからね、そんなことで私の質問があれしたんじゃ笑われちゃいますんで、大蔵大臣、まず...全文を見る
○黒柳明君 ですから、調査中という前提については、これはもうそのとおりなんです。私も言ったように、だれが持ち込んだのか、どういう手続で持ち込んだのか。さらに、にせか本物かわからなきゃ概算もできない。ただ、はっきりしていることは、お隣の局長がおっしゃいましたように、まず携帯品として...全文を見る
○黒柳明君 いまの大臣の答弁の中で、売られている。これは数点売られている。数点にしても何点にしても、額が大きいんですよ。一点億という金ですよ。しかも物品税。これは値段はどれだけで入ってということはわかりませんけれども、全然値段がないものがそうなったのか、あるいはどのぐらいの値段の...全文を見る
○黒柳明君 文部大臣にお伺いいたしますけれども、教科書問題で頭を悩ましている最中で恐縮でございますけれども、これは文化担当の大臣なものですから、これだけ世の中を騒がしていますですね。それから、大臣いらっしゃる前、冒頭にも言ったんですけれども、国内外の、しかもレベルの高い専門家が、...全文を見る
○黒柳明君 関税局長、冒頭に何回も言いますように、前向きの答弁をいただいて、それで満足するものじゃありません。ありませんけれども、やっぱり行政当局の立場もあると思いますので、ひとつ、鋭意続行調査してもらいたいし、池袋のある画商というのは私のすぐ隣の人なので、この人の行動についても...全文を見る
○黒柳明君 それから、警察当局もそこまで考えていると思いますね、捜査当局ですから。ひとつ、それを踏まえて、トップの方にもよくきょうのことを報告してくださいよ。広く云々なんというような抽象的な答弁をしているうちに、この次の決算がまたいつですか、九月の二十九日か、何かありますから、あ...全文を見る
○黒柳明君 これは当然宿舎規程第一条違反である、これは間違いございませんですね。
○黒柳明君 要するにこの宿舎規程第一条、「この規程は、水資源開発公団(以下「公団」という。)がその役員及び職員の居住に供する宿舎の設置並びに」云々、役員及び職員の居住に関する宿舎、こういうように限定されていると、ですから公団の役員、職員が使うためのものであると、これはもうはっきり...全文を見る
○黒柳明君 宿舎管理規程上を私言っているので、第一条違反であると、はっきりしておりますですね。  それで、今度はこの貸している内容、どこに、どういう人に貸してあるのかちょっと言っていただけますか。
○黒柳明君 要するに宿舎規程では又貸しはならない、公団の役員、職員に限ると、これはもう当然でありまして、それが第三者に貸与されている。しかも、これが、まあ私の方から当然局長も御存じなことであるんですけれども、指摘した方がいいでしょう。だれが入っているか。  たとえば、楽園宿舎に...全文を見る
○黒柳明君 たとえば、ダム工事する山の中で空き家がある、何らかの修理や何かする場合にそれを確保しなきゃと。ところがこれは楽園宿舎なんて、名古屋の中区、熱田区なんてもう一等地ですからな。そうでしょう。こういうところを万が一使わなければ——しかも民間会社でしょう。しかもこの日本起業と...全文を見る
○黒柳明君 そう言われるが、私がそう言うならいいの、ところが局長の方から適当じゃないものもあると言うと、適当なものはどこかと、こう言いたくなっちゃうんだよ。それはやっぱりだめよ。よくだから話し合ったように答弁しなきゃうまくないですよ。私は善意で適当じゃないものもと、それは局長の立...全文を見る
○黒柳明君 何も局長とけんかするためにここに出てきたわけじゃありません、事実関係が不正であり、不備であれば、それを是正をする、これが目的なものですから。ということです。  長官、長官は当然こういう細かいことまでお知りじゃなかったと思うんです。その次は中曽根長官の方にバトンタッチ...全文を見る
○黒柳明君 そこで、今度は中曽根長官の方、行政管理庁の方に移りたいと思いますけれども、それでこれをあわせて見たわけですよ。あわせて見ますとね、確かに例として引かれているわけですけれども、水資源公団、二十九ページ、十四特殊法人、これは書いてありますね。水資源公団だけでも、豊川だけじ...全文を見る
○黒柳明君 まだそこまで私話してないんです。それはきのう会館で話したことなんです。まだ宿舎だけの問題だから、そこまで言っちゃうと私の質問がなくなっちゃうじゃない。それはきのう会館で話したことで、いまここの質問はそうじゃない、そこまでいっていませんですよ。まだ宿舎の問題です。  ...全文を見る
○黒柳明君 だから、実態が、要するに百九ある中で、出して文句ないところはどんどん出てくるわけですよ。出しちゃうまくないところは出さないんですよ。ですから、じゃ三十三ページ以下がそうなっているんなら、全部そうすりゃよかったじゃないですか。それを一部だけなぜそういうふうにしないのか、...全文を見る
○黒柳明君 今後今後と言うけど、これを資料にして、もう実行段階に移っているんだから、今後今後というと、今度は中曽根長官が総理大臣になったときを意味するのか、ちょっと今後という意味がわかりませんけどさ、これを踏まえて、今後というのはどういうことを意味するのかわかんない。これは長官、...全文を見る
○黒柳明君 この独身寮三人、これは三十年から入っているのですね。こういうようないろんな実態がありまして、ひとつくどいようではありますけれども、行政管理庁が、行革推進の中心が片手落ちであるということは、やっぱりそれなりに全体の気構えがあっても、結果が出ないということに通じますんで、...全文を見る
○黒柳明君 何かわかったようなわからない。弁解しない方がいいケースだと、私はこう思いましてね。四年のもあるじゃないですか。その間要するに確保する、あるいは売るのに手間どっていると言ったって、実行には一つも移されてないわけでしょう、三年、四年の間ね。実際にこうなりましたというものは...全文を見る
○黒柳明君 これは首都高速道路公団だけがそうじゃなくして、いま行管の方でおっしゃったように、その実態、その対応までは調べなかったんだと、こういうことなんであれですけれども、先ほど言った豊川の管理所の方でも、スペースの広いこと広いこと、ここに指摘しているのは一戸建ての四百九十四平方...全文を見る
○黒柳明君 文化庁の芸術祭関係のことをちょっと質問したいんですけれども。
○黒柳明君 芸術祭の参加のことですけれどもね。東宝が要請した日劇ミュージックホールの件、これは再度申請してそれが参加却下された。私もいろいろ陳情を受けまして、事情いろいろ聞いたんで、きょう委員会がありますんで、ぜひもっとはっきり当局の見解聞きたいと、こういうことなんです。  私...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、あくまでも青少年も含むからヌードはいけないと、こういうことが最大唯一の参加申請を却下した理由だと、こういうことでいいんですか。
○黒柳明君 その結論はわかっているわけですけれども、その結論を出した理由については、青少年を含めて国民一般に広く参加を求める。それから、参加について拒否するものじゃない。幅広く参加はさせることはこれはもうやぶさかじゃない。だけれども、国民一般広く、そして特に青少年、そういうことに...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、ヌードはいいんだけれどもと、こういう注釈があったんですけれどもね、それから、九月、十月のミュージックホールのエロスの祭典がいけないんだと、何かちょっと、そこのところが私も的確にわからなかったんです、話を聞いただけじゃ。そのところあたりどうなんですかね。裸自...全文を見る
○黒柳明君 裸自体は芸術だけれども、ミュージックホールのそのもの自体は芸術じゃないと、参加する資格はないと。あれですか、パリのリドとか、ムーランルージュだって、あれはもう世界各国の人が鑑賞しています。青少年までもということは別ですけれども、あれは家族ぐるみ見ておかしくないようなシ...全文を見る
○黒柳明君 ただ、何も作品名一つ一つ挙げるのは弊害がありますからね、作品の映画の中のシーンは青少年に必ずしも見せたくないようなシーンも出てくるのがあるんじゃないでしょうか。そうなると、青少年の参加も含めてということについて、それじゃそれだけ青少年は見ちゃいけないと打ち出すのか、あ...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  そうすると、冒頭に私が言ったヌードそのものを否定するわけじゃないんだ、その九月、十月のエロスの祭典という日劇ミュージックホールの全体の演出なり、全体の構成なり、あるいはそのシーンシーンの状態なり、そういうものについてはやっぱり芸術祭参加作品としては...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。そうすると、もう九月ですからね、いまやっているものをごらんになって、これはうまくない、こういう判断であって、この次、また来年、日劇ミュージックホールがやるのか、あるいはどこかがやるのか、ヌード、それを見て、それで、これならいい、早い話が、ヌードショーでも...全文を見る
○黒柳明君 検討じゃなくて、もう排除したわけですから、だから、また来年も申請があって、今度は構成、内容を変えて、どう変えるかどうかは別にして、だから、ヌードそのものは芸術的なものとして否定しない、だけれども作品作品によってよくチェックする、こういうことですから、そうすると、いまの...全文を見る