黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第101回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○黒柳明君 総理大臣、本当に御苦労さまでございました。お疲れのところ、また国内問題で相当頭が痛いことだと思いますけれども、なかんずく安倍外務大臣、もう外務大臣就任以来もう席の暖まる暇もなく、文字どおり七面八臂の外交の先頭に立っての御活躍、あわせて心からの敬意、評価をするものでござ...全文を見る
○黒柳明君 総理、本作の年頭にいろいろ所見をお述べになった中に、特に冒頭に核軍縮の推進をしたいと、こうおっしゃっていたわけでありますが、その核軍縮、どういう構想をお持ちだったのか、持っているのか、あるいは今までどういうそれについての行動をし、またこれからしていくつもりなのか、お述...全文を見る
○黒柳明君 中国へ行きまして、いろんな新聞、テレビを通じまして総理あるいは両国間の発言というものをフォローさしていただいておりますが、その中には核軍縮、桜についての話し合いはなかったと、こういうふうに理解していいですか。
○黒柳明君 ゴールデンウイークにインドとパキスタンに行かれるという新聞記事が出ておりましたが、先ほどもちょっとそういうスケジュールに触れたのかわかりません。インドに行かれるとなりますと、これはもう当然非同盟の中心の国でありますし、潜在核保有国、第六番目に核を持つという非常に力もあ...全文を見る
○黒柳明君 対ソの問題ですけれども、先ほど外務大臣がSS20の点についてだけ理解があった、こういうことです。そうすると、新聞では外務大臣からミンスクのこともあるいはバックファイアのことも述べた、いわゆる軍事力増強、それについてはどういうふうな中国の反応があったんでしょうか。
○黒柳明君 総理大臣、まあ日本国なものですから日本をめぐる生言った方がいいかと思いますが、アジア周辺の核、なかんずく米ソについて、ヨーロッパの場合には東西が相対峙しておりまして、大体もう核がどこに何発ある、これがわかっておるわけであります。と同時に、中断はしておりますけれども、話...全文を見る
○黒柳明君 ミッテラン大統領が、NBCですか、インタビューに答えている。いわゆる核交渉がヨーロッパで中断しているけれども、米ソ両方とも譲歩の姿勢がないからだ、譲歩すべきだと。こういうことで早速タスの方からミッテラン大統領発言を評価すると、こう言われる。何も私はタスに評価される必要...全文を見る
○黒柳明君 謙虚といえば、わざわざということになりますか、中国側から北朝鮮とのパイプのあっせんということで、外務大臣、先ほどニュースで、けさの閣議の後に記者会見したと。総理、いわゆる経済、政治問題じゃなくて人道的問題はお世話になる可能性があると。我々考えますと、せっかくあそこで中...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、いろんな配慮をしなきゃならないことも私は当然だと思います。しかしながら、中国側も相当検討を重ねての最高責任者の発言ですし、外務大臣が今言った人道上の問題、外務大臣と総理の間にちょっとギャップがあるとは私思いません。同じ考えだと思うのですけれども、やっぱりこれ...全文を見る
○黒柳明君 あと二、三聞いて今度は防衛問題に移るんですけれども、大蔵大臣がお疲れのようで、ちょっと中間に一問御質問したいんですが、中曽根総理、今度の訪中で非常に御苦労なされて、一生懸命実のある成果を上げてきたと、こう思うのですが、一つだけ、これだけスマートな思慮深い中曽根訪中で、...全文を見る
○黒柳明君 ひとつ発言してくださいよ。私党言い出しっぺですから出さなきゃならないですけれども、二億ぐらいは、閣議で了解すればその百分の一から十分の一はすぐ集まっちゃうんじゃないですか、そんな二億なんていうのは。  ということは、総理大臣ね、養父母に対するお手当は口上書に述べてい...全文を見る
○黒柳明君 時間がありませんので防衛問題に移りますけれども、私、昭和五十七年一月十九日、鈴木内閣総理大臣に核に対する質問主意書、これ出しましたよね。五番目の質問に対するこれは答えです、政府答弁。「我が国は、核の脅威に対しては、その態様のいかんを問わず、米国の核抑止力に依存すること...全文を見る
○黒柳明君 もう当然です。防衛庁長官、直接当事者、責任者でございますので、あの防衛大綱でも、大規模核戦争にはアメリカの核の抑止、小規模限定には自衛隊、こうなっておりますし、当然日本がこれから核を持って何かやろうなんということは考えられませんし、考えてもいませんし、また核部隊攻撃す...全文を見る
○黒柳明君 ところが総理、済みません、その後がいつも嫌みで申しわけないんですけれども、これ、嫌みというよりも、私は政府のために物申すわけでありますから。ところがこれ、各所にあるんです。今、私読むより総理に見てもらった方が、防衛庁長官に見てもらった方が早い。各所にあるんです、そうじ...全文を見る
○黒柳明君 翻訳ですけれども、これを陸上幕僚監部で使っているんじゃないですか、使っていたのじゃないですか。翻訳であろうと何であろうと、これを使っていたことは間違いないんじゃないですか。研究、訓練、教育に使っていたことは間違いないんじゃないですか。
○黒柳明君 いいですね、使っているんです、教育訓練として。  さらに私は、この野外令。こっちは情報幕僚が持つものです、情報幕僚が。こっちは、野外令というのは、私、戦争経験がないものですから、いまの自衛隊も知っているようで、これは専門家じゃありません、長官の方がよく知っていると思...全文を見る
○黒柳明君 知っている、そんなことは。翻訳かどうか聞いているんだ。
○黒柳明君 そうでしょう。書いてあるじゃないですか。実戦部隊の指揮官が使うんでしょう、これ。前のは翻訳、だけど訓練、勉強しております。今度のは翻訳じゃありません。実戦部隊の指揮官が使うものです。そこに出ているじゃないですか。しかも総理、これは連動して使いなさいと書いてあるんです、...全文を見る
○黒柳明君 ところが、この答弁書の内容、今最初に確認しましたように、後にはちゃんと防護のことが書いてあるんです。総理はこのことを御存じないんで、あえて触れなかった。防護についてはちゃんと書いてあるんです。「放射能に汚染された状況の下における防護に関する教育訓練については、従来から...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃないんです。これは総理の今ここの思いつきであります。放射能防御については、ちゃんとだから後段に書いてあるわけです。教育訓練をやっていますと。前段はそうじゃありません。核攻撃する意思もなければ、核部隊に対して攻撃をし、それに対しての防御のすべはありますか、それじ...全文を見る
○黒柳明君 これは総理の見解、私、二十年国会議員、総理の方が長いですから、総理の知識、防衛庁長官もやっていたから、私の知識があさはかなのかわからない。これ失礼ですけれども、役人さんとやりとりする問題じゃないと思います。ですから、そうなりますと、この政府見解は完全に変えると、こう私...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、この政府答弁の、いかなる核の脅威に対して、その態様のいかんにかかわらず、全く防衛庁、政府は研究、訓練をやっていないという表現は変える、こういうことを前提としてこれから研究すると、こういうふうに受け取ってよろしゅうございますか。
○黒柳明君 だから、それは総理の見解であるけれども、歴代内閣の見解とは違っているということであって、起こった場合、それを想定して事前に研究、訓練することはだめだと言っているわけです。起こったときやるのは当たり前じゃないかと、これをここで言っているのじゃないんです、政府の統一見解。...全文を見る
○黒柳明君 総理の話が進んじゃっているわけです。私は現実に起こってドンパチやるなんということを想定していない。しかも、これは今までの見解だとそうじゃないんです。それを想定していかなる研究、訓練もまかりならぬ、核については一切アメリカに任すんだ、核抑止力に任すんだ、こういう議事録は...全文を見る
○黒柳明君 もう一回繰り返しますよ。時間ありません。野外令にあることはいいというんですね、総理。野外令に、現場の指揮官が原子力兵器に対して攻撃もする、それがもう当然だというようなものを現場の指揮官が持って、いざとなったときはそれに対処すべきだというものを持っていたっていいと。もう...全文を見る
○黒柳明君 総理、私この場で残念ながらこんな答弁が返ってくるとは全く思いませんでした。ですから、総理のこの勇気に対して敬服しますよ。これを全く変えて、要するに核に対する思い切った政策の変更、これは私は総理の御見解ですから、これは構いません。それに対してこちらは、そんなことはとんで...全文を見る
○黒柳明君 みずからが核を持って、そして攻撃するための訓練、研究はやってない、核の防御についての訓練、研究はやっているという見解ですな。そうすると、それは総理の見解と同じで、今までの答弁、政府見解とは全く違います。もう時間ありません。私はもう最大のセントルマンシップで、これは論議...全文を見る
03月31日第101回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○黒柳明君 法律案に入ります前に、まずけさの報道からちょっと二、三お伺いしたいんですが、北朝鮮がオリンピックに対する統一チームというような提案を韓国側にしたという報道がありますが、大臣、どういう感触でこれをお受けとめになられましたでしょうか。
○黒柳明君 テレビの、あるいは新聞の活字の中では、今までの経緯を踏まえて非常に難しかろうと、今大臣のおっしゃったように。政治的なにおいが強いと、こんなコメントもつけられておりましたが。三国の提案問題にせよ今回の問題にせよ、朝鮮半島をめぐっての北朝鮮側の動きというのが若干あるわけで...全文を見る
○黒柳明君 先ほどちょっと触れたんですが、予算委員会でも私発言しましたが、総理と外務大臣の意見が食い違ってないと私はあのとき言ったんですが、報道で見る限り、知る限りは何か若干こうちょっと違っているのかな、こんなような感じを受けるんですが、外務大臣の方は非常に対ソ問題でも積極的です...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、基本的には仲介の労をお願いするという姿勢はもうこれは決まっていると。当事者、日本国内の関係者のいろいろ意見を聞きながら中国が仲介の労をとって失礼にならない、そういうものを提案したい。それと同時に、また胡耀邦の北朝鮮訪問という時期をずらすわけにいかない。この...全文を見る
○黒柳明君 済みません、もう一、二点お願いしたいんですが。  先ほど触れました農産物交渉ですけれども、私も一九八〇年、レーガン政権誕生すぐの三月に、ちょうど自動車の問題ががたがたしていまして行きまして、ブロックさんとお話もして非常に物わかりがいい人という感じを受けました。しかし...全文を見る
○黒柳明君 この法律を見ますと、セント・ヴィンセントとセント・クリストファー・ネイヴィースと在外公館の給与体系が相当選うんですが、これは国情は相当やっぱり違うわけですか。
○黒柳明君 私ども海外へ行きますとよく聞くんですが、特に先進国で、住宅手当というんですか、支給されているがやっぱり住宅事情が悪いと、こういうことで、外交官のメンツとか威厳といいますか、体裁といいますか、それを保つためにはやっぱりその住宅手当をオーバーしたところに入らなきゃならない...全文を見る
○黒柳明君 これから選挙制度でも、海外在留邦人の選挙権をどうするかとか、あるいは教育改革の中で帰国した海外の在住者の子女の問題をどうするかとか、こういう問題がこれからテーマになって出てくるかと思います、政治的に。まず皆さん方も、皆さん方偉い人は今後は大使になられるわけでありまして...全文を見る
04月12日第101回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○黒柳明君 今もお話出ましたイランの問題ですけれども、総理に会われ、また外務大臣にイランの外務大臣が会って、報道の伝える範囲ですと、イラン側の基本的な姿勢はペルシャ湾岸国に対する戦争は不拡大、あるいはホルムズ海峡を封鎖して日本を初めとする石油輸入国に対して迷惑はかけないと、当然条...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、外務大臣が過去二回会われて三回目ということですが、前よりは相当姿勢が柔軟的になってきた、こういうふうに感ずると、これは間違いないわけだと思いますが、ただカーグ島に対する攻撃が今後は残された問題で、全面的に施設が破壊ということもこれは戦争ですからどういう条件...全文を見る
○黒柳明君 かつては日本がイランとイラクの仲介の労をとったことがあるわけですけれども、イラン側は、今の時点においてやっぱり全面的に日本に仲介の労をとってもらいたいというような意思表示はされたんですか、あるいはそういうニュアンスはありありと見えるんですか。
○黒柳明君 けさの外務省首脳談として、安倍外相の招待によってイラク外相も近日来るだろうと、あれは間違いないわけですか。見通しはいつごろなんですか。
○黒柳明君 なるほど、同時招聘してイランが先に来てイラクの方はまだ意思表示はないけども近々中来るだろうということで、わかりました。  やっぱり靴の底から足をかくようなことよりも、朝鮮半島の問題のみならずむしろこのイラン・イラク戦争の方がこれはもっと日本に現実的なマイナス要素が時...全文を見る
○黒柳明君 今回の定期外相会談はちょっと従来と情勢が変わっているというような感じもいたしますし、またオリンピックの統一チームは残念なことに物別れみたいな感じになっちゃったんで、先委員会で、これができれば結構なんだ、難しいけれどもと大臣はおっしゃっておられた。大臣がおっしゃるその口...全文を見る
○黒柳明君 南北が当事者ですから当然南北がその気になって一生懸命熱意を示さなきゃならないんですが、やっぱりその中で何かのサゼスチョンがあれが、何かの仲介役なり何かの緩衝地帯があれば南北もより話しやすくなるという、これは両方とも統一を望んでいないわけではないし、やっぱり発言の中、態...全文を見る
○黒柳明君 私どもは公明党ですから、社会党さんと比べると非常に力がない政党ですから、それは何も大自民党、野党第一党の大社会党、その間に入る必要はないんですけれども、やっぱり中曽根内閣としては、あるいは中曽根総理としてはと言った方がいいんでしようか、政策協議あるいは対話なんというも...全文を見る
○黒柳明君 顕在的脅威と言わなくとも、潜在的脅威から準顕在的脅威ぐらいにだんだん変わりつつありますか。
○黒柳明君 準顕在とはまだ言えないですか、まだ潜在がだんだん強くなっているという程度ですか。
○黒柳明君 まだ潜在ですか。  最後に。特にSS20を何か八〇年代の後半までに――八〇年代の後半というとあと二年で後半に入りますね、遅くとも六年。それで五〇%ふやすと言うんでしょう。ヨーロッパにふやすことについては、これは直接的な問題じゃないんで可否はできませんけれども、なかん...全文を見る
○黒柳明君 どうもすみません。
04月19日第101回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○黒柳明君 条約の質問に入ります前に、二、三国際情勢について大臣にお伺いしたいんですが、一昨日の国内の報道で、レーガン訪中に絡んでの中韓問題、なかんずく朝鮮半島の問題、これが国内紙に一斉に報道されておりました。最近のワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズなんかを見ましても当然...全文を見る
○黒柳明君 当然、外交というのは、どういう結果が出るかというのはこれは各国の間のことですから。ですけれども、国際的にどういう役割を果たしたかというのは、国際的に当事国の、あるいはそれに対して調停なり仲介の労を果たした国のプレステージが評価されるわけでありまして、シュルツ長官が、外...全文を見る
○黒柳明君 中国は日本と体制が違いますけれども、メンツというものを捨てるという意味ではありませんが、単純と言えば単純な外交、わかりやすい外交をする。アメリカに説得を頼むというふうな点もあります。日本みたいに、非常に考えながらやる反面、どうも思ったことがはっきり言えないという点もあ...全文を見る
○黒柳明君 きのうかおととい、さきおととい、この二、三日の間ですけれどもね、中国の外務省の太平洋州局長という人、こちらでいうとどういう肩書になるかわかりませんが、例えば先ほどちょっと私が言ったように、アメリカと中国が同席して南北の話し合いと、こんな問題もこれは断定的に言ったのか何...全文を見る
○黒柳明君 レーガン訪中を注目するよりほかないと思うのですが……。  今日の日中の租税協定に関連しまして、先般、昨月の二十七日、外務大臣、総理が訪中からお帰りになられた翌日に委員会でやりまして、大企業の進出を望むとの中国側の希望があって、総理は、あるいは外務大臣でしたか、時期が...全文を見る
○黒柳明君 またちょっと条約からそれますけれども、けさの新聞で、これは官房長官をお呼びしたんですけれども、黒柳とおれは肌が合わないからというんで嫌われちゃいまして逃げられちゃったもので、これは外務大臣にお聞きするというのもちょっとあれかと思うんですけれども、総理の外遊日程、外務大...全文を見る
○黒柳明君 大臣がおっしゃったとおり受けとめるよりほかないんですけれども、延長については国会でお決めになることで私のあれするところじゃないと言いながら、やっぱり国会の延長というものを大前提としてもこれはやめるよりほかないという御発言そのもので、けさの報道そのとおりだと、こういうふ...全文を見る
04月26日第101回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○黒柳明君 外務大臣、前回も私レーガン訪中について、朝鮮半島のことを中心にお伺いしたんですが、あと数時間で北京到着、そして当然世界と周辺諸国が相当レーガンあるいは中国首脳との対話というものを注目する会議がこれから始まるわけですけれども、事前に、どんなことが話し合われるかと各マスコ...全文を見る
○黒柳明君 またテーマが変わりますけれども、ちょっと二、三条約の前に聞きたいんでくるくる変わりますが、一昨昨日のパリの企業爆破、ソニーあるいはもう一社についてはこれは全く迷惑な話だと思います。しかしながら、テレビのコメントですと、現地の日航支店長なんかはこんなことがあるんじゃない...全文を見る
○黒柳明君 警察庁の方においでいただいたんですが、アナーキストの国内外と、こう言いたいんですが、一応国外での動向というのはどんなことでしょうか。
○黒柳明君 このパリの事件については当面どういう処置を、あるいは手を打たれているんですか。
○黒柳明君 きのうの夕刊に、同日朝帰国した、匿名で三十八歳の方も出ていましたけれど、それで事情聴取するんではなかろうかなんて。これは先ほどのあれと同じ新聞情報ですけれども、そんなことはあるんでしょうか。ひとつ最後に。
○黒柳明君 また変わってすみません。  先ほども質問がありましたけさの朝日新聞の三沢、私も何回も行ったことがありまして、アドバンスト・ウエポン・ショップというのがあるんですが、それから、アドバンスト・アンダーウォーター・ウエポンズ・ショップというのもあったかどうか、私は、けさの...全文を見る
○黒柳明君 あれですか、けさの新聞のコメントには核基地は事前協議の対象と。これは核基地となればね。だけれども、核を貯蔵する施設なんというのは、かつてメースBが起きた。メースBの時代と今と全く違いますけれどもね。ただ、違うというのは兵器の質的な発展も違いますから、だからメースBを貯...全文を見る
○黒柳明君 しかも、それは何のために使うなんて言う必要もないんですし、アメリカの秘密事項に属する場合もありますでしょうから。ただ、そういうことも含めまして、私は、きょうのを踏まえて調べればまた私なりのコメントができるんですが、今まで何回も行った、嘉手納にもそれこそ何十回も行った。...全文を見る
○黒柳明君 これは今までのとは相当能力的に違うものですか、この監視施設ができると。
○黒柳明君 いや、だから向上ですけれども、その向上の度合というのは相当違うものですか。
○黒柳明君 だから、新聞に極秘なんて出るとみんなああっと思っちゃうんですよ。そういうものが先行するとなかなか防衛論議というのはコンセンサスができないという一つのあれになっちゃうんで、向上はどのくらいかと言ったらそれは言えませんだなんて、言えない面もあるかと思いますけれども、もうち...全文を見る
○黒柳明君 条約のことですけれども、出版物のものです。私、たびたび海外に行きますと、これは情文の関係だと思うんですけれども、NHKの紅白歌合戦、あのフィルムが引っ張りだこである、こういうことをどこへ行っても聞くんですね。それからもう一つは、当然、中心都市とローカルになるとこれは対...全文を見る
○黒柳明君 この前そういう答弁がありました。外務大臣、よくそういう問題を聞くんです。ですから、予算の関係があってこれはどうしようもないでしょうと思うんですけれども、強い意識の中に入れていただいて一回実情を調べていただきたい。私たちのちっぽけな野党の財源不足な公明党だって船便なんて...全文を見る
05月08日第101回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○黒柳明君 私どもも野党としまして、一応野党外交と言えるようなものをやりますと非常にやっぱり外交というのは忍耐が必要である、こういうようなことをいつも感じているわけであります。今回マスコミを通じてサケ・マスの交渉を見聞きしてきましたが、いずれにせよ話し合いがまとまった、こういう過...全文を見る
○黒柳明君 当然また四万トンが削られる可能性があるということですか。
○黒柳明君 これから、我が方の提案が受け入れられたというこういうことで科学者同士話し合うと。  ただ、日ソの当事者同士が話し合いますと、やっぱりお互いの意見を主張してなかなか一致点が見出せない。そういう中でどうなんでしょうかね、水産国である第三国の客観的な正確なデータでもとって...全文を見る
○黒柳明君 これから新しい話し合いが始まるわけなんで、今までも資料の交換は行われている、その中でお互いの主張というものが前提で、しかも向こう側はやっぱり一枚岩ですから、なかなか正確な資料、正確な主張かと思いますけれども、絶対それを譲らないというかたくなな姿勢はあるかと思いますけれ...全文を見る
○黒柳明君 私ども、今の話を聞いていても一長一短ということで、どっちの主張が正しいのかどうか軍配を上げるわけにまいりません。いずれにせよサケ・マスの漁民の方、船団の方からいろいろ聞きますとどうしても今の水域じゃだめだと、こういうことを断定的に九〇%の方がおっしゃる。今次長が、足が...全文を見る
○黒柳明君 私どもが四年前に行ったときは、やっぱり議員サイドからの非常な突き上げがあったし、ローカルコンテント法案も議員サイドですけれども、これ、自主規制にストレートに結びつくものではないわけでありますが、今回やっぱりアメリカの議員サイドというのは、おとなしいということはないと思...全文を見る
07月04日第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第7号
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○黒柳明君 先般アメリカの一専門家の発言で、AUW、これは核の兵器が日本の米軍基地にあるんではなかろうかと、こういう問題になりまして、国会でも取り上げられ、またマスコミでも指摘されたことがあります。そこで、防衛庁の専門家、防衛局長になるのか装備局長になるか、このAUWという兵器、...全文を見る
○黒柳明君 施設庁長官は別にお願いをするんで、やっぱり装備局長か防衛局長じゃないの、こういう専門は。施設庁長官が魚雷の専門というのは今初めて。前官房長ですからすべていろんなことを御存じのことは、博識であることはよく知っておりますが、この問題はやっぱり防衛局長か装備局長、ひとつ今の...全文を見る
○黒柳明君 これから魚雷の専門家は施設庁長官である、私はこういう認識をしておきます。  それで、国会でも先般、衆議院の安保、沖縄委員会でも指摘されましたが、AUWが、在日米軍基地の中に数カ所こういう施設がある、こういうことだったんですが、どことどこでしたかね、これはもう一回復習...全文を見る
○黒柳明君 ほかは御存じないの。何だ、国会でもう指摘されているよ、それであることも認められているよ。施設部長さん、かわったばかりかな。
○黒柳明君 私の方じゃなくて、つくったのは沖縄でしょう。
○黒柳明君 こういうAUWの施設がある米軍基地はどこですか。
○黒柳明君 横須賀にもあるじゃないですか。これはもう国会でも問題になりまして、むしろ野党側から、あるよあるよ、こう言われた。あの沖縄の嘉手納にあるのは施設庁として提供した建物である、こういう意味ですね。ほかのところは米軍がつくったと。  それで、これも施設庁長官がな、魚雷の専門...全文を見る
○黒柳明君 それで、これが横須賀のAUWトロピードファシリティー、その図面です。(資料を示す)普通の人がこんなものを持っていたら、これは安保条約でたちまち逮捕でしょうね。ハウスナンバー15、詳しい図面がここに出ております。ここに書いてあるのがAUWトロピードファシリティー、こう書...全文を見る
○黒柳明君 そう、おっしゃるとおりですね。それで、これはもう年鑑かなんか、海軍年鑑に書いてある、それだけのものなんですけれども、ところがここでは、このオットーフュエルの中にはベリリウムが混入されているんですよ。そのための装置、これが完全に密閉した中において、ここには緊急用の、皮膚...全文を見る
○黒柳明君 そこで、だから問題になるんです。  ここのアドバンスト・アンダーウオーター・ウエポンズ、これは何であるか。私はきょうは核のことで余りやりたくないんですけれども、ジェーン年鑑を見ますと、サブロックがアドバンスト・アンダーウオーター・ウエポンズになっているんですね。しか...全文を見る
○黒柳明君 皆さん方、ここの施設を見て、あるいはここで働いている人を見て発言していることじゃないと思いますね、当然。オットーフュエルというものについての化学分子、それだけを見て通常的な燃料についての概念、認識だけで発言している、こう思うんですが、そうじゃないでしょうか。あるいは私...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。現地を一回見ろと言ったって、見れるかどうか別ですけれども、現地を見ますと、そんなものじゃないんです。通常使われているオットーフュエル式なものじゃありません。そこで疑惑が起こるんです。  私はここで核のことをもう一回、これは核だからなんというつもりはない...全文を見る
○黒柳明君 せっかくなお尋ね――別にせっかくじゃないので、皆さん方がいろいろ苦労していると思いますけれども、こちらもある程度の苦労を踏まえて沖縄の場合には施設庁が提供したものですから、三沢と横須賀の場合にはこれは提供したものじゃなくて、アメリカが独自で建てたもの。だけれども、施設...全文を見る
○黒柳明君 四一〇〇、済みません、逆だ。横須賀は一五、三沢は一四二〇、この三施設はAUWトロピードファシリティーですからこれについて御調査をいただきたい、こういうことであります。  それともう一つ、アドバンスト・アンダーウォーター・ウェポン、これにつきましてもどうなんでしょうか...全文を見る
○黒柳明君 おっしゃった意味、ちょっと私の発言と食い違っていますね。要するに私は、AUWイコールサブロックじゃないだろう、あるかどうかわかりませんが、サブロックイコールAUW、AUWの中にサブロックが入っているよという記述があると、こう言ったんですよ。それ入っているからそれじゃA...全文を見る
○黒柳明君 お願いします。  外務大臣、済みません。また明後日から十七日までですか、韓国、東南アジア等回られて、大変ヘビーな外務大臣になったということで本当にあれですが、韓国の問題ちょっと明後日から訪問されるのでお伺いしたいんですけれども、もうマスコミが先行していろんなことが活...全文を見る
○黒柳明君 これはまことに失礼な質問かと思いますけれども、たとえ全大統領直接にお言葉があっても姿勢はもう絶対変わらないんだと、こういうことでしょうか。
○黒柳明君 これもちょっとこういうところでの質問になじむかどうか。マスコミがやっぱり全大統領と天皇との接見のときにどういうお言葉を天皇が出すかが問題だと、こんなことであれしておりますが、どうなんでしょうか、もう当然時期は一、二カ月後に来るわけでありますんで。まあこれについては静か...全文を見る
○黒柳明君 今、大臣おっしゃいましたように、チョン大統領、全斗煥大統領、チョン・ドゥホアン大統領、これは一週間ぐらい前でしょうか、韓国の公報部から、相互主義なんだから、こちらも日本の名前で読んでいるんだから日本でも韓国読みで読んでくれ、こんなことがあって、これはマスコミのあれでは...全文を見る
○黒柳明君 そうするとあれですか。確かに韓国公報部はマスコミというようなあれがありまして、外務省の方も先行していわゆるそういう読み方にしている、中国の場合には相互主義じゃないですね。まだ向こうは日本名では到底読んでませんですな、中国のあれで。ただ日本のその呼び方というのは世界的に...全文を見る
○黒柳明君 最後に時間あと五分ですからトマホークの問題をお聞きしたいんですけれども、アメリカの国防総省の発表で、四隻にトマホークを配備した、やがて実際の行動に出るであろう。トマホーク、言うまでもありません、SS20に対しての対抗的な、戦略的な目的である。そうすると、この四隻はやが...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、たしかAPが伝えた記事だと思いますけれども、あくまでも一外国の、アメリカの報道機関の発表であって、根拠はない。そうすると、四隻それでやがて実戦配備というこの根拠は全くないと、こういう認識でよろしいわけですか。私は、もう完全に四隻が配備して、やがては行動作戦...全文を見る
○黒柳明君 そうですか。ちょっと、そうすると、認識が違うんですかな。いずれにせよ、やがて配備されて、それで現実に行動作戦に出ることは、これは間違いありませんね。時期がいずれであるか。あるいはどのぐらいの艦船に積まれるのか。それがやっぱり実際の作戦行動に出るというのは、SS20に対...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、最後の質問で、いずれにせよトマホークが実戦配備される。すると、今までの日本の非核三原則というのはますます形骸化するだろうという心配はこれはあるわけですね、根強く今まである。それがますます今度は顕在化して、そしてトマホークを積む可能性がある船が、駆逐艦にせよ巡...全文を見る
07月17日第101回国会 参議院 外務委員会 第12号
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○黒柳明君 外務大臣、昨日御帰国になったそうでございます。お役目でございますけれども、大変だったと思います。御苦労さまです。  まず初めに、チョン・ドウホワン大統領の訪日についてお伺いしたいと思います。  その前に、昨夜のことでありますけれども、外務大臣が大統領に向かってじか...全文を見る
○黒柳明君 ゲリラというよりまだ嫌がらせと言った方があるいはいいかと思いますけれども、塀を焦がすぐらいで、あるいは日韓議員連盟のあるビルのフロアのトイレで何か爆発したぐらい、あるいは米軍の基地がちょっと焦げたぐらい。しかし、彼らのねらいというのは、ある物を破壊したり倒す、こういう...全文を見る
○黒柳明君 まだ韓国政府ないしは在日大使館から、当然韓国でも日本のことはよく知っているわけですから、警備問題に対する不安というものを意思表示したということはなかろうかと思いますが、今の段階において政府としても外交ルートを通じて、こういう事実があったけれども警備面においては万全を期...全文を見る
○黒柳明君 大統領に直接お会いになった外務大臣ですし、そのことは克明にマスコミに報道されていると思いますし、またあるいは報道されない部分も、あるいは直の何か話もあったのか、その点は知る曲もありませんが、大統領の言葉の中で、過去に執着することなく、日韓間協力の未来のあり方について云...全文を見る
○黒柳明君 宮内庁の人は来ていますか。  外務大臣はたびたび天皇のお言葉のことで今もおっしゃったとおりです、あれ以上のものは何にもなかったんですから、さらに外務省当局では、いろんな参考資料だけは提出いたします。後はそういう問題につきましては外務省がタッチするところじゃないと。た...全文を見る
○黒柳明君 アジア局長ね、材料をもらっていませんということです。早く材料をやらなくちゃ。いつ渡しますか、材料を。もうとっくに渡してあるんじゃないですか。渡すような材料があるんですか、果たして。
○黒柳明君 まだ一力月半ありますからね、長いと言えば長いけれども、しかし私は、在日韓国人ないし韓国の若干の議員さんでも政府高官でもおつき合いがありますのでその話を聞きますと、必ずしも看過できる問題ではないような感じがいたします。というよりも逆に言いますと、非常にこれは当然と言えば...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  次長、済みません、そういうことなんです。韓国にいて日本に帰ってきたばかりなんでまだ資料を渡しておりません。私が代表しておわびさしていただきますね。ただ、韓国の事情はもう二〇〇%明るい人ですから、おくれましたけれども、資料をお渡しすればこれは一五〇%...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。どうも天皇陛下のことですと慣れないもので、我々庶民には質問がやりにくくて恐縮でございますが、済みません、ありがとうございました。  問題が変わりますが、栗山局長、先ほどおっしゃいましたアメリカ国防総省のせんだっての下院における資料、これは私も電話を入れ...全文を見る
○黒柳明君 ここでその逐条の英語のあれをやる時間はありませんし、私は原文を持ってきていないのでできませんけれども、「いかなる艦船に配備されるのか」というのは過去のことで、質問を出したのは。だから、八三年というのは当然過去のことですね。「されるのか」というのは八三年にされたというこ...全文を見る
○黒柳明君 そうでしょう。
○黒柳明君 そうすると、このスタージョン級、ロサンゼルス級なんか、これもあくまでも能力があるということだけの九二年までの予定表であって、これに積まれるかどうかはまた別であると、こういう読み方ですか。
○黒柳明君 ある新聞には、ニュークリア・ケーパブルというのは、向こうの軍事専門家によるともう積まれたんだと、こういうことを書いてありますけれども、そういうニュアンスのあれは全然ないんですね。
○黒柳明君 そうすると、先週、中曽根総理が衆議院でニュージャージーの核装備というのは我々公式には知らないと、それから前回のこの委員会で、四隻のアメリカ艦船に対して実戦配置する可能性があると、これも栗山局長は、実際にはまだ入手してないと、これはあのままで答弁の変更はないわけですか、...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、過去のいろんな報道をあれしておりますけれども、核トマホークが積載されたというアメリカの公式見解はまだ一回もない、こういうことですね、アメリカの艦船に対して搭載されたという……
○黒柳明君 一般的に可能になったということは知っているんですけれども、それが艦船に具体的に積載された、それで行動計画の中に繰り込まれる、そういうふうになるわけですね、積載すれば。そういう発言はないんですか、公式な。
○黒柳明君 そうすると、承知してないということは、これはアメリカはやっていないという――これだけ日本の中で反トマホークに対する世論が沸き上がっている、国会でも問題になっているわけですから。各種報道を、私は私なりにあの報道を踏まえながら向こうとじかにいろんな情報を入手しているんです...全文を見る
○黒柳明君 具体的ということを私はあれしているんじゃないんです。具体的という意味は、例えばサンフランシスコ号に積んだとかなんとかこういうことであるのか、あるいはロサンゼルスタイプに積んだとかこういうことであるのか、その具体的というのはわからないんですけれども、既に四隻の艦船に積載...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。繰り返して恐縮でした。  済みませんが、下院でのこの資料、これを一回公式に問い合わせていただけませんでしょうか。これはあくまでも可能性があるもの、こういうふうに御判断していると、それは間違いないと思いますけれども、もう一回正式に国防総省に、そういう外務...全文を見る
○黒柳明君 最後に、時間がないので。さっき確認したんですかと言ったら、そういうことをはっきりおっしゃらなかったから。  これも一部新聞に、「ソ連、増強急ピッチ」「神経剤など30万トン」とこう書いてあって、日本政府が米極秘資料を今回入手した、それによると。これはごらんになったかと...全文を見る
○黒柳明君 アメリカの国防総省は四月にソ連の軍事力を発表して、今回政府が入手した米極秘情報では、いわゆるソ連が三十万トン以上の化学兵器を持っていた、神経剤等を持っていたと、それが今度はっきり神経剤は三十万トンだと、こういうものがあって、しかも極東のソ連部隊にもそういう化学部隊が配...全文を見る
○黒柳明君 一般的にはというのは、ウラジオストクやサハリン、ここに書いてあるのは北方領土の極東部隊も持っているなんと書いてあるんですが、こういうことも一般的には北米局長が承知している中の分野に入るわけですか。
08月01日第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号
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○黒柳明君 総合的な安全保障の問題を考えるに当たって考慮すべき視点が三つあります。  第一は、今日における安全保障は平和への外交努力や経済、資源・エネルギー、食料、文化等の総合的なものでなければならないということであります。その中で、自衛のための力を正当に位置づけるとともに、経...全文を見る