黒柳明

くろやなぎあきら



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黒柳明の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第102回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○黒柳明君 冒頭、外務大臣にちょっと日ソのことで一言お伺いしたいんですが、グロムイコ外務大臣の訪日がうわさされておりますが、グロムイコ訪日に向けまして、外交ルートで日ソ間の折衝をすべきだと大臣が事務当局に指示を与えられておる、こう承っておりますが、具体的にどんな問題で事務当局が話...全文を見る
○黒柳明君 具体的にいずれも重要案件だと思います。中でもソ連の方から提示もあったような文化協定みたいなものをつくったらどうかと、こういうものもありましたし、今の外務大臣の御発言ですと、日本側からできるだけ早い時点で案文をつくりたい、こんな発言もありました。でき得ればゴルバチョフ新...全文を見る
○黒柳明君 一昨昨日ですか、上院の財務委員会でいわゆる日本に対する市場開放の決議案、これは米議会でも拘束力はないとはいうものの全会一致で決議案が採決された。それから、今総理がおっしゃったようなこともあります。それから、きょうあすには二〇%の課徴金を日本からの全輸入品にかけるという...全文を見る
○黒柳明君 これは総理がいらっしゃれば、すべて総理マターでありますから結構だと思います。  そういうことでありまして、九日には各省庁からまとめなければならない。これもアメリカサイドはもうタイムリミットぐらいに考えて言っているんですね。私たち別に、四月一日電電の民営化移行はあるけ...全文を見る
○黒柳明君 今、総理おっしゃったのは、けさの朝日新聞に出ていたことだと思います。これは米政府筋という前提でございますから向こうから出たのではなかろうか、これは一紙だけでありますので。  ①民間に開放される付加価値通信網(VAN)の登録手続きの簡素化、特別二種事業の区分基準の規制...全文を見る
○黒柳明君 済みません、くどいようで。私も一生懸命行って一生懸命聞いたので、ちょっとくどくさせていただいて恐縮ですけれども、小山君の電話、これは私、盗聴もできませんし、総理のところにかかってくるわけでありますから、これは総理が最高決定を下すわけでありますけれども、非常に具体的なん...全文を見る
○黒柳明君 済みません、非常に細かいことを総理にお答えいただくようになりますけれども。そうすると、これは、郵政大臣をきょう呼んでいなかったもので恐縮でございますが、やっぱり四月一日ということを目標にということで理解してきたんですが、それでよろしゅうございますか。
○黒柳明君 四月一日までにこのVANの何らかの妥協が図られる、こういうふうなことで理解したいと思います。  まず、これで四つのうちの一つ、一つのうちのすべてではないと思いますが、解決する方向に行っている、こういうことでさらに全力投球だ、こういうふうなことですけれども、それでその...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、当面の、総理が年頭にアメリカと約束しました四問題の解決と、さらにASEANの問題あるいは中期的のものも含めて総括的なものを九日に、必ずしも今の日米貿易摩擦の四項目だけに絞った問題ではない、こういうことですね。
○黒柳明君 そこで、もう一つ問題になってくるのは、あるいは総理もお考えだと思いますし、アメリカに行って言われるのは、四月一日、四月九日、そして五月のボン・サミットである、こういう一つの、これは何もアメリカサイドじゃなくて、我々国内にしたって常識的には一つのタイムとして想定されるわ...全文を見る
○黒柳明君 ボン・サミットを頭にやっぱり置く必要があるんじゃないんですか。世界の代表が集まるわけですから、そこでやっぱりじかに話し合いになりますから、いろいろなテーマが。ですから、当然その前に解決すればいいということは、これは前提であります。ですから、そこらあたりでは、もし従来ど...全文を見る
○黒柳明君 今総理おっしゃった半分は、本当は野党の私が言わなければならない言葉なんで、何か発言が反対みたいになっちゃって何か私もあれですけれども。  それで、具体的に木材のことと衛星のことでお聞きしたいんですが、一昨昨日ですか、政府・与党の連絡会議で、これは大体各紙とも同じよう...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、三年をめどという総理のお考えは、まだ具体的に、一年ごとどうすべきだとか、あるいは関税引き下げと同時に業者に救済策をとるべきだとか、そういう具体策をお持ち合わせじゃなくて、いわゆる三年めどでこれ解決の方向でひとつ検討してみてくれという指示を与えたというふうに...全文を見る
○黒柳明君 これも報道のあれで、農水大臣、その後直ちに何か農水大臣が国内の業者の救済策を先にやらなければだめだなんとかいうような、これまた報道ですから、ちょっと私の正確なあれはありませんが、発言が出てきた。あるいはテレビでは、総理発言に反発をしたなんてコメントがついておりましたが...全文を見る
○黒柳明君 木材業界が活力を回復した後に取り扱う問題であると、これは大臣の責任範囲ですから、これはそういう見解になる。そこに解決策の難しさがあるわけです。  それで大蔵大臣、総理大臣が意見をお述べになって、それで指示されて、それから政策も含めて検討される。しかし実際これはいろい...全文を見る
○黒柳明君 時間ありませんから、次に通信衛星の問題。今の問題、大きな問題が残っておるわけでありますが。  これも二十五日の政府・与党連絡会議のときに総理から通信衛星は経団連に任したらどうかというような発言があったとかいう報道があるんですがこれはいかがでしょうか。購入につきまして...全文を見る
○黒柳明君 私もこの三社、RCAとかヒューズエアクラフトとか、いろいろ関係者と会って話しましたけれども、何か二十五日の日も報道で、私はわかりません、藤尾政調会長から、こんなもの郵政に任したら第二のロッキードになるなんていう発言があったとか、それで総理はそれを受けて郵政じゃなくて経...全文を見る
○黒柳明君 それで、まだいろいろあるんですが、割愛しますが、やっぱり言うまでもありません。国内でもしばしば論議されますけれども、アメリカサイドが言うのは、やっぱり行政省令や手続、規則、これが非常に複雑でどうしようもないと。ですから、単純にこういう衛星を購入する、五百億から一千億、...全文を見る
○黒柳明君 次に、防衛庁長官、防衛問題です。  先般、日米の、渡部統幕議長とアメリカの在日司令官と調印しましたいわゆる日米共同作戦計画ですか。この内容ですけれども、私の知る限りは、一つはさまざまな有事に対処する策が盛られている、二つ目は核攻撃は想定していない、三つ目は専守防衛、...全文を見る
○黒柳明君 防衛庁長官、これは当時の最高責任者ですから、今言ったこれが盛られていると局長の答弁でいいんですが、一応また事務当局じゃなくて長官として、こういうことが内容に盛られているということは間違いありませんね。
○黒柳明君 盛られていますね。
○黒柳明君 そうではなくて、もう一回言います。一つ、さまざまな有事に対処する策が盛られている、二つ、核攻撃は想定していない、三つ、専守防衛、非核三原則等の大枠の中で考えていく、四つ、限定小規模侵略に限っていない、それから五つ目、今後修正の余地もあるが一つの共同作戦の基礎となってい...全文を見る
○黒柳明君 長官、そういうことよ。こんな大切なことが盛られているのに、局長が言ったばかりじゃないですか。その後を受けて、私はもう人情家ですから防衛庁長官すぐやれとは言いませんよ。局長おやりなさい。そしてその後を受けてやりなさい。それを局長が言ったことを盛られてない、それは違ってい...全文を見る
○黒柳明君 後でごらんになったんじゃないですか、共同作戦のサインされたもの、後で。
○黒柳明君 局長から口頭ですか、口頭で説明ですか。この内容の文書見てないのですか。その中には限定小規模侵略に限ってないということが出ていると言わなかったですか、外務大臣。済みません、恐縮です。これはもう防衛庁マターですけれども、外務省はもう被害者なんだから。
○黒柳明君 内容じゃないの。内容なんか知りたくないの。どういう項目が盛られているかという、それだけの内容なんです。逐条なんか必要ないですよ。  それで、先ほど局長がおっしゃったけれども、限定小規模、防衛大綱では自衛隊の任務が明示されておりますよ。あくまでも法整備の中で自衛隊は動...全文を見る
○黒柳明君 これ問題ですよ。時間がないのでその次の問題点だけ指摘しましょう。  これは研究とか案とかこう言われておりますね。防衛庁長官これはもしこの研究がとれると、計画になるわけ。そのときには、これは今みたいな制服がサインしたという、研究だからというエクスキューズの余地はありま...全文を見る
○黒柳明君 ただこの中で、あくまでも案であるけれども、画期的なものであって、これが基礎になる、こういうふうにこれつくったときに言っていますですな。ですから、もし有事のときね、いつ来るかわからない、有事というのは。そのために研究重ねているんですから。案がすぐ計画になってこれを実施す...全文を見る
○黒柳明君 問題はそこなんです、長官。案で、計画であるけれども、いざ有事があした訪れた場合にはこれは参考にする。参考じゃない。このままそっくり計画に移せられる可能性だってあるわけでしょう。参考という範囲がわかりません。有事がいつ来るか局長だって、長官だってわからないもの。どういう...全文を見る
○黒柳明君 そんなことを言っているんじゃないよ。そんなこと質問してない。
○黒柳明君 私の質問はそんなことを言っているんじゃないんです。安保第五条、共同対処に基づいて、防衛庁設置法に基づいて制服が研究している、勉強している。これは私は悪いとは言いません。私たちも日本の政治家です、国民です。いついかなるときに対して自衛隊が何にもしないで、勉強もしなかった...全文を見る
04月03日第102回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○黒柳明君 いろいろきのうからきょうにかけて外交問題がありますが、冒頭、日米経済摩擦につきまして外務大臣から非常にすっきりした制裁法案に対しての御答弁がありました。昨日も御答弁の中に、米国側の高金利等が批判された。当然私たちもそういう罪は日本側だけではない、いじめられ役になる必要...全文を見る
○黒柳明君 十三、十四、OECDの帰りにアメリカに寄られる、ワシントン、そしてシュルツさんと話し合う。そこまでに、きょうが三日ですから、土、日挟みますと一週間ぐらい。これ議会筋においてはますます、ちょうど外務大臣が行かれるころには一番ピークに達している可能性もあるいはあるのか。非...全文を見る
○黒柳明君 十三、十四、アメリカにいらっしゃる外務大臣として、また、ある意味では特使的な役目も兼ねて行く。これ以上の適格者は当然日本国内では、政府ではいないわけでありますから。ただ問題は、そこで政府もシュルツさんも外交官としてそんなばかなことはしないとは思いますが、また議会筋の反...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと貿易摩擦はまた時間があったら繰り返したいと思うんですが、昨日のワインバーガーのソ連の軍事力、これはどうですか、今までのパターン、一回、二回、三回、四回と変わりないといったら変わりないんですけれども、外務大臣ごらんいただきまして、対ソ日本近郊、なかんずく中国と日...全文を見る
○黒柳明君 そのとおりの内容なんですけれども、これをごらんになりまして、一、二、三と大局的に立ってそんなに変わらないと、私はこう思うんですが、一応外務大臣としてどういう御見解をお持ちでしょうか。
○黒柳明君 なかんずく第一章を設けてSDI関連というんですか、レーザー光線のこと、これは今のときにワインバーガーが外務大臣に対してきのうもいろいろ論議がありましたように六十日以内、これは西ドイツでもやっておりますけれども、こういう関連に非常にマッチした六十年代からレーザー光線の技...全文を見る
○黒柳明君 これはおっしゃるとおりなんです。核が実用化されてから四十年、さらにまだ核の開発というのは、これはもうエンドレスで続く可能性がありますからね、米ソ間の相互関係のものですから。ですからそうじゃなくて、私たちも今までの国防総省のいろんな話し合いの中で、やはり一つのスタンスを...全文を見る
○黒柳明君 年頭行かれて首脳会談、あるいは外務大臣も同席されて、そこでSDIの構想が出た。それに対して、研究に対して、非核、それから防御、それから核全廃、こういう三つ、あるいはもう一つあるんですよ、対ソ用だということ、この四原則に対して理解を示したという、理解の材料がないで理解を...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、年頭の会談の前に事務的な何の接触も話し合いもなくて、その後何にも説明もない。それでついせんだってワインバーガーさんから外務大臣に参加するかどうか出せなんて、私はやはり何か一連の、一月、二月、三月から四月初めを見ると、全くアメリカ側が、あれだけ合理的な国が非...全文を見る
○黒柳明君 そうするとレーガンさんの熱意に負けて何となくイエスと言わざるを得なかったわけですね。ただ今までの国会で、冒頭から、衆議院の予算からこの問題が熱を吹いたわけですから、ワシントンの出先の人は一生懸命やはり国防総省か何かからいろいろな意見を聞いているし、報告は当然あっている...全文を見る
○黒柳明君 当然だと思いますね。むしろ、今までの年頭の大統領やあるいは国務長官からの説明、出会い、そしてその間三月間、ワインバーガーの先ほど申しました外務大臣に対する書簡、ここらあたりの一環のプロセスが何かおかしい、こういう感じがするんであって、当然先行して事務当局から聞かなきゃ...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと時間もありませんので話題が変わりますが、米ソ首脳会談の何か返事がゴルバチョフ書記長からきていたとワシントンポストの会見で大統領が発表した。日ソ問題に非常に意欲的に取り組んでいる外務大臣として国際的な、なかんずく米ソの緊張援和、なかんずく両首脳会談というのはやは...全文を見る
○黒柳明君 総理大臣のボン・サミット後の日程というのは決まったんですか、フランス訪問というのは。まだこれははっきりしてないのかな。
○黒柳明君 これは皆さん方御存じのように、総理がフランスへ行く、行くと一回ならず二回ともキャンセルした。これは国内事情でいたし方ないにしても、アメリカだけが貿易摩擦じゃない。ヨーロッパ、なかんずくEC問題、それから東南アジアに対しても、藤尾政調会長が五月に行かれる。世界各国やはり...全文を見る
○黒柳明君 最後に、捕鯨の問題ですけれども、これはもう二十八、九日からきのうまで、しかもきのうも自民党の内部でもこの捕鯨の問題で中曽根さんに対して突き上げがあった、こう報道されておりますけれども、これは昨年の十一月にボルドリッジの裁定といいますか仲裁といいますか、いわゆる米連邦高...全文を見る
04月09日第102回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○黒柳明君 外務大臣、総理が夕方ですか、特別声明、記者会見をする。これはもう当然異例なことでありまして、年頭の訪米から総理、そして対外折衝の窓口の外務大臣が一手に苦労しながらこの問題を扱ってきたわけでありますけれども、どうなんでしょうか、大臣が十三、十四日アメリカへ行きまして、対...全文を見る
○黒柳明君 アメリカ側の要望を相当のんだ、これは間違いありません。そういう面では、ある面では日本側からあるいは特定の業界から見るとマイナスだという批判も当然起こるでしょうけれども、ただ、電気通信機器については相当両者の合意や発展もありますけれども、大臣おっしゃった合板については何...全文を見る
○黒柳明君 お忙しい日程ですから議会筋やマスコミの幹部との話し合いというのは予定はできないわけですね。
○黒柳明君 これは幸か不幸か土、日になっちゃってイースターに重なっちゃって、それで十五日の月曜日にはお帰りになると、またあの手島さんと同じように言われませんか、土、日に来てだれにも会わないで帰っちゃったなんというようなことを。それだけがワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズの...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、今現在参加を求められている時点においてはそういう感触を強くしているということも局長の答弁の中に入っているわけですか。
○黒柳明君 アメリカからの説明を求める、これはもう言ったわけですね。これはいつごろ来る予定なんですか。
○黒柳明君 その説明員が来た時点において、その説明を聞いて今言ったような判断ができないような場合には、この参加不参加というのはどうなるんですか。
○黒柳明君 そうすると、外務大臣、今までは説明員を呼んでそれでその後参加不参加を決めたいと、まあこれ断定的みたいにおっしゃる。ただ、六十日という幅については、これはちょっと突然でわからないというようなこともおっしゃってたんですけれども、このきのうの問題なんか当然皆さん方は検討の中...全文を見る
○黒柳明君 今までは、ある程度短期的な時期を限って参加あるいは不参加の決を出さなきゃならないのかなという感じがしてきましたが、何か中長期的な次元で考えればいい、こんなような感じもまたしてきたんですが、今、国民の皆さんにもとおっしゃったが、ひとつ野党にもこういう問題は、これだけの国...全文を見る
○黒柳明君 それから北米局長、きのう日米の有事を想定しての法制研究みたいなものをしなきゃならないとおっしゃいましたですね。それも詳しく——そうすると今度、防衛庁が中心に数年前からやっている有事法制の研究、防衛庁関係、それから他省庁の関係、あるいはそれにまたがらないようなもの、調整...全文を見る
○黒柳明君 だから、それはきのうのあれで、それと今度は今防衛庁を中心に国内の有事法制、これの整備をやっているわけでしょう。ですから、日米の有事の共同研究はやりましたが、国内の法整備がまだできていないわけですよ。それとの関連をどういうふうに考えているのか、考えざるを得ないのか、こう...全文を見る
○黒柳明君 例えば、具体的にこの前の共同研究の中でも、有事のときには日米が小規模以上の攻撃に対して対処する、こういうことが出ている。こういうようになっていましたけれども、具体的に有事が起こって、アメリカの出動を頼むというようなときに、指揮はどこがとるんですか。そんなことも明示され...全文を見る
○黒柳明君 大前提はわかるんですけれども、この前の十二月十六日の日米の制服の、あれが、研究じゃなくて、いざ実際に計画になったときにどういう法的な手続が行われるんですか。あれは研究だから、署名があって、条約局長ですかな、安保第五条に基づいて外交的な法手続がとられるわけですか、計画に...全文を見る
○黒柳明君 時間がありませんから、またいろいろわからない点がありますので、次回に。  きょうのこの五つの条約ですけれども、これは今までの条約の更新で、今までに何か不都合な点があったでしょうか。あるいは今後何か起こり得るような、考えられる問題点というものが内在しているものなのでし...全文を見る
○黒柳明君 昨年のハンブルクにおいて各国からの何かクレームなり批判なりというものはあったんでしょうか。
○黒柳明君 結構です。
04月10日第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号
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○黒柳明君 両先生に共通の質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点は、最近の各種世論調査を見ますと、自衛隊の現状を認知、肯定するのは大体七割から八割以上出ておりますが、この内容につきましてどのように分析あるいは認識をされるか、それが第一点。  第二点は、もう言うまで...全文を見る
○黒柳明君 まず竹田さん、鈴木さん、前田さん、三人に共通して質問したいと思います。時間が限られていますから、ひとつ私も短くやりますので、適当に配分していただきたいと思います。  しょせん限られた予算であります。すべて金がなきゃ何もできない、こういうことですが、その中におきまして...全文を見る
○黒柳明君 正面は我慢できませんか。
○黒柳明君 ソ連のことね、皆さんみんなソ連、ソ連ということを想定されてミグ24がどうだとかあるいは北海道がとか、こういうことをおっしゃったので、私たちは国会においては仮想敵国はつくらないと政府の答弁は絶えずある。ただ、防衛白書なんかはだんだん変わっています。ですけれども、皆さん方...全文を見る
○黒柳明君 今は限度を超えていない、今くらいなら大丈夫ですか。
○黒柳明君 委員長済みません、ちょっと一言。  松尾さん、SDIのことはもう漠然としていて何かわからないのですけれども、もし研究参加を呼びかけられたらどうなのですか、意欲満々で参加する意思はあるのですか。
04月16日第102回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○黒柳明君 外務大臣、どうも御苦労さんでした。  お疲れのところでしょうが、内需拡大策をとれ、こういう意見について外務大臣どういう見解をお持ちでしょうか。
○黒柳明君 政府間では一応めどがついたと、四分野の開放に対してアメリカ側が行政として理解してくれた、議会筋はそんなものじゃない、大臣が行かれての感触を示された。きょうからその攻勢が始まる、私は上下院の友人にいろいろ打診した結果、まあ、議会全体としてはイースター前ののような雰囲気じ...全文を見る
○黒柳明君 その議会筋を説得する一つがシュルツさんがおっしゃった内需拡大をしてもらいたい、こういう発言にも、要望にも出てきたんではなかろうかと思いますが、期せずして、きのう、外務大臣はいらっしゃらなかった、こういうことであります、確かは物理的に不可能だったわけですから。河本さん、...全文を見る
○黒柳明君 民間企業はやはり外国製品を関連、関連で輸入しなきゃならない、これは当然だと思います。百ドルということですね。これはあるところに活字になって出ておりましたけれども、外国製品といってもやはりブランド物じゃなければ買う価値はないわけでありまして、かといってある程度豊かになっ...全文を見る
○黒柳明君 まず隗より始めよで、百ドル、外務大臣何を買おうと今考えておりますか。
○黒柳明君 アメリカの議会筋をおさめるだけじゃなくて、まだまだEC諸国でも、あるいは東南アジア諸国でも問題は解決したわけじゃないので、当面は大臣もおっしゃったようにボン・サミットがあと数週間後に来るわけでありますから、そのボン・サミットまでに、減税と言ったってこれは無理でしょう、...全文を見る
○黒柳明君 先ほどのOECDにおいて決めたその二項目目ですか、新保護主義政策はとらない、措置はとらない、これはアメリカ議員サイドの、議会サイドの対日報復手段、法案等について、相当の歯どめになる可能性はありますでしょうか。
○黒柳明君 最後に、ちょっと話題変わりますが、中国のアメリカ核艦船を受け入れる——一時は米中両国で非核だけに限ると言っていたのが、何か昨日、通常艦船だけだと、核推進力の艦船も入れないと、こういうことがありました。これは何も中国の政策でありますから。それから先般のニュージーランドの...全文を見る
04月19日第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第2号
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○黒柳明君 時間がございませんもので、両先生に共通の質問をさせていただきたいと思います。  まず第一点は、両先生とも日米安保条約に反対のお立場であることはこれは十分承知しておりますが、もしや過去を振り返りまして、この日米安保が何か効用が日本にあったとすればどんな点にプラスの面が...全文を見る
04月24日第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号
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○黒柳明君 大來参考人、お忙しいところ御苦労さまでございます。  言うまでもなく、アメリカの大統領の経済諮問委員長というのは閣僚級で相当の影響力と力がありますが、日本は立場が違いますから、今ある面におきまして非常に経済危機の我が国におきまして、大來座長の長い経験と抱負というもの...全文を見る
04月25日第102回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○黒柳明君 先ほどのSDIの説明の中で、四項目目の核エネルギーが云々のところで、私理解できないところがあったんですが、もう一回そこだけちょっと説明いただけますか。
○黒柳明君 先ほどのSDIのアメリカ側の説明の中の四項目あった、一番最後の四項目目の核エネルギーが云々なんということがありましたですね。それはどういうことだったか、私ちょっと理解できなかったんでもう一回説明していただけますか。
○黒柳明君 それはいいですよ。四つ目。時間が限られているから。
○黒柳明君 そうすると、ソ連の現在の衛星攻撃用兵器の中に核エネルギーを使っているということじゃないわけですね。
○黒柳明君 そうすると、ソ連も核エネルギーを使って宇宙兵器、攻撃用兵器、あるいは防御になるか、それを研究しているらしい、だからアメリカも研究するんだ、しようと、こういうことなんですね。
○黒柳明君 そうすると、研究段階、しかも初歩の段階ですけれども、そういう核エネルギーが推進する宇宙兵器になる可能性もあるという説明が行われた、こういう認識でいいわけですか。
○黒柳明君 だから、そういう研究の中に核エネルギーを使うそういうものもある。だから、その研究の段階、あるいはこれから入る段階かもわかりませんな、ですけれども、それが実際に研究から、研究というのはやはり実戦に、これから四年間で二百七十億ドル使おうというわけですから、その予算も予算化...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。非核であるということは、これはレーガン・中曽根総理とのやっぱり約束みたいな認識ですからね、日本側の。    〔理事鳩山威一郎君退席、委員長着席〕 それが今、専門家、技術者が核もあり得る、ただしあり得るという中において非核にしたいという努力を、目標とい...全文を見る
○黒柳明君 もうおっしゃるとおりでしょうね。そうすると、科技庁と防衛庁と外務省とですか、専門官が集まって、それできのう聞いた、それをさらに分析する。そうすると、持ち合わせの、SDIについての知識というのはないわけですからね。そのほかの知識を持ち合わせてそれを分析検討して、わからな...全文を見る
○黒柳明君 何かSDIの局長がまたおいでになるなんというようなことですが、きのうまでの次長代理ですか、含めての技術者と、それからこの次、局長が来るというこの関連を外務省はどういうふうに受けとめているんでしょうか。向こうが勝手に出すというような感じなんてしょうか。
○黒柳明君 大臣、また同じようなことになるかと思いますが、あくまでも非核であるということが年頭からの日本側の研究開発に理解を示す一つの前提であったわけですが、専門家の説明で爆発エネルギーとして核のエネルギーを使う可能性もあるんだ、この研究もソ連もやっているからこちらもやるんだと、...全文を見る
○黒柳明君 その小さい部分だと思います、今現在は非核ということがやはり前提ですからね。ですけれども、その小さい部分がこれから研究開発、しかも予算化されて急ピッチに進む可能性があるわけですから、それが今度は実際の研究段階におきまして小ちゃい部分がますます大きくなる段階においてこちら...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  そうすると、私たちも非常に短絡的にこのSDI面等の理解あるいは国会においていろいろこう情報が出るたんびに追っかけながら質問をしてきたんですけれども、非核という中には動力源として核が使われるというのは今初めて日本政府としても知ったんだと思うんですね、...全文を見る
○黒柳明君 そうすると局長あれですね、今大臣のお言葉でそれですべてだと思うんですけれども、いわゆる私こそ専門家じゃないんでどういうものかわかりませんけれども、潜水艦にしても核による推進力と核兵器を積んでいる潜水艦とはこれはもう当然おのずから違うんですけれども、違うといっても核推進...全文を見る
○黒柳明君 大臣、ワインバーガーの六十日でちょっと惑わされたわけですけれども、そうするとあれですかね、説明官が来て二日ですから、どれだけのものが説明されたかあるいは聞けたかこれはわかりません。当然、日本側の検討も必要なんですけれども、これから予算化されて本格的に研究開発がどんどん...全文を見る
○黒柳明君 大臣が受けられたわけですから、これは大臣の任期中には当然結論を出さなければというふうに思うんですが、秋に選挙か来年の四月に同時選挙か、そうするとそこらあたりが一つのやはりタイムリミットになるんでしょうか。
○黒柳明君 きょう一部の報道に朝鮮問題で日本が中心になってクロス承認云々、あれはどういうことでしょうか。
○黒柳明君 韓国の大統領がアメリカに行っている時期に合わせて向こうが一方的に発言したということで、日本は従来言っていたことで、今現在それをとりたててやることではない、ただ米韓で何かしらのアクションがあって、それがまた日本に相談なり持ちかけられてくる可能性はまたなきにしもあらずとい...全文を見る
○黒柳明君 この協定について二つお尋ねしますけれども、イスラエルですけれども、これは原子力先進国と地域先進国、まあ地域先進国には入らない。これはイスラエルはどういう今地位にいますかね、こういう原子力のレベルでは。それから、中国の平和あるいは軍事面における原子力のレベルというのはど...全文を見る
○黒柳明君 軍事面においては特段の情報はないんですか、中国の核兵器に対しての。
05月16日第102回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○黒柳明君 大臣、押捺問題でちょっとお伺いしたいのですが、一昨日の運用の改正を発表しての反応、大臣御存じのように、また衆参委員会で発言も法務大臣、外務大臣、ありましたものですから、なるたけ重複しない点をと、こう思いますが、非常に批判は厳しいものがありますし、在日居留民団中心に即時...全文を見る
○黒柳明君 会うことに意義があることは当然なんですけれども、韓国政府が今外務大臣おっしゃいましたように厳しい批判をしている、それが撤回するとは当然思えないわけであります。向こうからの要望あるいはこちらからの要望が合致して、向こうのアジア局長が二十三日ですか来て話し合うと、こういう...全文を見る
○黒柳明君 まあまあ現行法の中でのベストであるということで運用の改善というものを一昨日発表した。これは日本政府としてはもう当然でありますし、法務省の専権事項ですから、外務省が外交当局としてそれを踏まえてやっぱり外交の先頭になって責任も、あるいは弁明もしなきゃならない辛さもあること...全文を見る
○黒柳明君 それからもう一つ、やっぱり韓国側を中心にしての批判の中にあるのは、これは貿易摩擦とも関係があるんですけれども、法務を中心にして外務、警察、自治あたりの四者の話し合いにおける事務的なもののギャップというか、日本側の意見調節、これが、首脳会談であれほど、待遇の改善というこ...全文を見る
○黒柳明君 私は法治国家ですから事務的に意見の食い違いがあることは当然で、打ち出されたものについては当然従う、これはもう当然だと思います。  ただ、先ほど貿易摩擦のときに外務大臣も当事者でよくお覚えかと思いますけれども、アメリカが、特に議会筋が言ったのは、これはもう日本の国家的...全文を見る
○黒柳明君 それで、川崎なんか、今言った七十二団体、いわゆる告発せずという自治体もあるわけですけれども、それぞれの市長さんは見解を持っているわけです。ここで、三カ月の余裕を持って拒否した者に説得して告発する、今度は運用の改正でこうしたわけでありますが、さらに自治体でこの三カ月をも...全文を見る
○黒柳明君 これは、現行法においても今言ったように七十二団体が告発なんかしないと、こういうことで真っ向から対立している自治体も現にあるわけですから、幾ら運用を改正して現行法でベストと言いましても、これは六十数万の該当者じゃなくて、肝心の自治体がこれに応じない、しかも、今申しました...全文を見る
○黒柳明君 だから、それは私もそうしなきゃならないということが前提なんですよ、法治国家ですから、法に準じてやっぱりやってもらいたいということはもう前提にあるわけです。  きょうの新聞によりますと、一部しか報道されておりませんけれども、登録証を紛失したときに何か一時発行する、そう...全文を見る
○黒柳明君 そうですね、私も当然そうだと思うんです。ただ、その前提がちょっとおかしいなと。  最後に一言、法務省ですな。川崎の李さんが逮捕されて、今度当事者の方は、新宿に全く同一条件の人がいるというわけですよ。それで、これは警察当局にと思ったんですけれども、きょうはちょっと出て...全文を見る
○黒柳明君 それはそうだよ。だけど、あと四十五日しかないんですよ、運用の改正についての施行が実施されるのが。あと四十五日間でこれに準ずる人がいるわけですよ。その人が非常にやっぱり心配するとともに、民団中心にして、そのディフェンスを固めるために、いろんなアクションを起こさなぎゃなら...全文を見る
05月21日第102回国会 参議院 外務委員会 第12号
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○黒柳明君 イスラエルとPFLP・GCとの捕虜の交換について。  外務大臣、この捕虜交換というのは前例があるにもせよ、一つはやはり中東和平の動きのあるいは一歩と、こんなような感触で受けとめていますでしょうか。
○黒柳明君 当の岡本公三の身柄の引き渡し要求が大きく問題に日本としてはなるわけでありますが、そのためには受け入れ先がどこであるか、これが問題であります。先ほどもあらゆる情報を収集してと、こういうことでありますが、当事国が 公表をする性質のものでもありませんし、潜行することも間違...全文を見る
○黒柳明君 アラブ諸国というのは相互的に非常に複雑でありますし、日本も各国との関係というのは非常に考慮、配慮しながら行動しなければならないし、これからもそういう関係がある国だと思うんですけれども、非常に難しいながらも、ある程度の裏づけがあってそして間違いなくいると、こういう判断を...全文を見る
○黒柳明君 大臣、私も在日のアラブ関係あるいは当然イスラエルも含めて公館との接触をしておりますし、現地にも数回行ったこともありますし、レバノンも行ったこともありますし、PFLPの当事者とも接触したことがありますが、非常に難しい中ですが、今部長が、ともかく岡本公三について断固として...全文を見る
○黒柳明君 国際赤十字が岡本公三本人に意思の確認、イスラエル出国という意思確認、行き先も当然確認していると思いますが、どうなんでしょうか、こういう場合においてはやっぱり国際赤十字にその行き先について確認するというわけにはいかないんでしょうか。
○黒柳明君 だから、行き先についてやっぱり確認できない。
○黒柳明君 当然、先ほど大臣おっしゃったように、リビアのトリポリへ向かったらしいと、リビア機がそのために来たんですから。その可能性があるんじゃないでしょうか。トリポリにある程度はいる、あるいはそこに永住する可能性もあるのか、そういう感触についていかがでしょうか。
○黒柳明君 とりあえずという、とりあえずというのがどれだけのトランジェントかわかりませんけれども、その間においてのやっぱり引き渡しということはだめなんですか。
○黒柳明君 国際法上、身柄引き渡し、これは残念ながらアメリカだけですか、警察のあれでは。しかし、イスラエルでは犯罪人ですが、アラブでは英雄というようなことも言われておりますし、そういう関係で、リビアとの関係別に日本は悪いわけでもありませんし、リビアも対日関係というものも当然配慮も...全文を見る
○黒柳明君 オーストリアのクライスキーさんがPFLPとイスラエルの間を取り持って交渉していたらしいと。らしいどころじゃなくて、やっぱりそうみたいですね、いろんな情報を見ますと。この交渉している段階においてはこういう捕虜交換が行われるということについては全く日本外務省としては情報は...全文を見る
○黒柳明君 あれですか、年一回現地の日本大使館の館員が岡本公三に接触していた。二、三日前ですか、接触したのは。そのときは全くそういう感触はなかった。二、三日前ですからまだその報告もないんですか、そのときの。あるいは何らかしらの感触はあったんですか。その点いかがでしょうか。
○黒柳明君 クライスキーさんが情報によりますと何か岡本公三のリストがあったので怒ったとか、こんなようなあれが出ていましたですね。先ほどの、イスラエル側からこの情報は流れてきた、捕虜交換に岡本公三が入っていると。それで外務省としても岡本公三をイスラエルの国内にひとつとどめておいても...全文を見る
○黒柳明君 交渉は現地の大使館がやってその情報を受けたんだと、こう思うんですけれども、今の話ですと何か矛盾が感じられるんですが、営々とやってきた交渉、その中で岡本というのはもう欠かすことができないものであると、こういう岡本公三を含んで営々とクライスキーさんを中心にしてPFLPとイ...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、遺憾の意をイスラエルに対して示すと。その中に結局この岡本公三がどうして引き渡さなきゃならなくなったのか。もうこれはイスラエル当局としてもやむを得ない事情があったと、これは当然だと思うんですけれども、一回ここらあたりの事情もやっぱり聞けるだけ聞いて、私たちにひ...全文を見る
○黒柳明君 きょう警察は来ていますか。——何かこれも報道で恐縮なんですけれども、重信が岡本を迎えるのじゃなかろうかとかなんとか報道されておりますが、私たちもレバノンに行ってそういう観点からPLOにいろいろ話もした経験があるんですけれども、日本赤軍はこの方面にはどのぐらい今、数的に...全文を見る
○黒柳明君 その二十数名というのはどこら辺という場所も大体わかっているんですか、いわゆるどこら辺に何名というように。
○黒柳明君 私たちもべカ高原を通ってベイルートへ入ったんですけれども、大体その二十数名というのは重信を中心にしてべカ高原あたりに大体集中しているということでいいわけですか。
○黒柳明君 外務大臣、これは先ほどの質問ともあれしますが、もう過激派が野に放されるという、日本人でございますから、あくまでもこれはもう国際的に何かあるとまた日本という、赤軍だけじゃなくて日本、日本赤軍と。日本のやっぱり恥辱になるわけでありまして、これはまあ今、答弁の短い時間であり...全文を見る
05月24日第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第3号
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○黒柳明君 参考人の先生方、本当に御多忙のところありがとうございます。  まず、四人の先生に共通して一問お伺いしたいと思うのですが、核軍縮あるいは全体的な軍縮の問題につきまして、我が国としまして何か中長期的にもっとこの影響が出るような発言なり行動というものを行う、とる余地かない...全文を見る
05月28日第102回国会 参議院 外務委員会 第14号
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○黒柳明君 当面の外交問題、二、三お伺いしたいと思うんですが、報道によりますと、スパイ防止法が自民党の政審で法案化されて、きょうの総務会を経て何か国会に提出されると、こういうふうな報道がされておりました。これは前からこういう報道はあるんですけれども、外務大臣どうですか、こういうス...全文を見る
○黒柳明君 当然従来もこういう自民党内の意見が出るに伴って、国民の知る権利との接点、あるいはこれがどう拡大解釈される可能性があるかと、こんなこともありますし、あるいは基本的には報道の自由に問題があるのかと、いろんな幾多の疑念というのか心配がいつもこれに裏腹にくっついてきたわけであ...全文を見る
○黒柳明君 これはまだきょう決定ということですから、また後日の問題に相当尾を引くかと思いますけれども。  きのうですか、二十七日再開したわけですか、日ソ租税交渉は。それから先般言われていました文化協定、できるだけ速やかに日本で案をつくってと。これはどうなんでしょうか、いつごろで...全文を見る
○黒柳明君 租税交渉が再開されて三、四日でと、文化協定も間もなくと、何か貿易の支払いの協定、ここらあたり三つを地ならしにしてグロムイコの訪日の前提にしたい、こういうような意図もあるとか、こういうことですけれども、外務大臣、この辺はいかがでしょうか。局長でも結構です。
○黒柳明君 そうすると、文化協定も間もなく出て向こうとの交渉が始まる。それから貿易支払いの協定あたりについてはどうなんですか、もう実質的に何回もこれについてはいろいろ話し合いはしていると思うんですが、これだけがすべてじゃないと思うんですけれども、こういう三つのメインの協定というも...全文を見る
○黒柳明君 局長、そうすると大体この三つの協定の締結のめどはそんなに難しくない、こういうふうな考え方が成り立つわけですか。
○黒柳明君 先ほどから論議されました外交文書ですけれども、局長、これ入手されたものを読まれて、実質的な合意、こう言えるものと私たちは判断したいんですが、その点はいかがでしょうか。
○黒柳明君 今検討されている範囲では特別に新聞と食い違っているとか、報道と食い違っている問題とか、あるいは特別にそのほかこういう問題なんていう点についてはもうないわけですね。報道されたものと違った面が入っているとか、あるいは報道されたものについて一部こういう点が間違っていたとか、...全文を見る
○黒柳明君 防衛庁の筋ではあのときは日米対等に物を言える時代じゃないんだと、だから必ずしもああいうことがあったってということで首脳が発言している報道がありましたけれども、その限りにおいては検討をされてきたと、それで七八年のガイドラインに結びつく、こういう経過はあるにせよ、ああいう...全文を見る
○黒柳明君 アメリカ側の提案について日本もいろいろ難色を示して話し合いして、今おっしゃったように、五十三年、のガイドラインに結びついていると。そうするとやっぱりそのガイドラインの原点というのは、あのときの有事のときの指揮権の問題等がガイドラインに結びついたと、この点についてはもう...全文を見る
○黒柳明君 それは局長が理解せいと言うなら私いやだとは言いませんけれども、ただ、その反面、あの日米共同訓練、いろんな中で吉田メモと同じにウエートがあるかどうかわかりませんけれども、日本側の現場の指揮者あたりもアメリカが長で日本側は副であったとかそういう報道も出ているわけであります...全文を見る
○黒柳明君 局長、日本側の外交文書、公開は、あれですか、年度ごとにやるわけですから、先般のときには年度別にここは当然検討の中に入っていた文書、あるとすればですね、官房長ですか、そういうことだったんですか。あるいはあったけれども、原則的に国家の機密とか個人のプライバシーということで...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、常識的には、向こうから出たんだからこちらのカウンターパートとしても出すことはまず前提としては間違いないと。ただ、前回の公開の中に、年度次では入ってたけれども、審査が間に合わなかったからと、ただそれだけの問題。審査が間に合わなかっただけの問題。そうすると、し...全文を見る
○黒柳明君 吉田回想録というのは過去のもので、それを見た範囲では、こんなことあったのかなということであれしたんですけれども。ただ、それが国防の文書で、アメリカの文書の裏づけとしますと、今度はあくまでも当然そのときの日本は、ただ単なる一つの雑誌じゃなくて、政府の公開文書としてその裏...全文を見る
○黒柳明君 大体その審査のめどはいつごろになったら。
06月06日第102回国会 参議院 外務委員会 第16号
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○黒柳明君 本論に入ります前に、外務大臣、ちょっと当面の外交案件で一、二質問したいと思います。  また、外務大臣はあしたから日本を離れるんで御苦労で大変だと思うんですが、八日からストックホルムで開かれます貿易に関する閣僚会議、初めて大臣出席される。これが新ラウンド開始に対する発...全文を見る
○黒柳明君 昨日、全斗煥大統領が南北首脳会談の開催を提唱しました、まあ、これは新しいものじゃありませんけれども。ただ、今、南北の赤十字会談がいいムードで行われておりますが、若干環境が違うかな、こんなふうにも考えられるんですが、外務大臣、全斗煥大統領の提案、果たして実現の可能性あり...全文を見る
○黒柳明君 国連局長いらっしゃるんで、せんだって新聞で見た職員の採用ですけれども、何か分担金は我が国は多いんですが、二百数十名のうち百何名ですか、実際に日本人職員は。関心を持っている人は多いんだけれども実際の応募が少ない。どこにこれはネックがあるんですか。
○黒柳明君 もう一つ、事前のPRと言っても、一般のPRがどういうことが必要かどうかというのはこれは疑問ですけれども、やっぱりそういう点も欠けているんじゃないかというふうな感じがします。MAを持っている方で博士浪人なんという者も相当おりますし、国際感覚は日本人は今そんなに他国におく...全文を見る
○黒柳明君 特別職は。
○黒柳明君 今の郵政事務Bというのはどういう職種ですか。
○黒柳明君 だから女子職員には無理であると。
○黒柳明君 今の審議している条約は、あらゆる形ですね、すべてのフォームにおける女子差別を撤廃する、こういうことであるわけですけれども、確かに深夜勤務というのは一方労働基準法で女子に対しての問題点があるんですけれども、ただ、そうなりますと、必ずしも女子を深夜執務させなくても、幾らも...全文を見る
○黒柳明君 それともう一つは、要するに就職、就務状態を女子だけは男子と一緒にしなきゃいいんですよ、深夜勤務させなきゃいいわけですから、何も。三部交代を二部交代の中に入れるとか、そういうことは幾らも考えられるんじゃないですか。そういうことも含めてやっぱりただ一つのものを残すことにつ...全文を見る
○黒柳明君 私も、自衛隊の幹部、どう養成され、どういう任務につくかはっきりはわかりませんけれども、各国そんなに条件は変わらないと思いますね。日本だけが特に厳しくて、欧米の場合には厳しくない、東南アジアは厳しくないなんてことじゃないと思う。ほかの国は言うまでもなくみんな女子だって立...全文を見る
○黒柳明君 総理府いらっしゃいますか。——政府の各審議会がありますね。婦人問題の推進本部で五十二年の六月十四日ですかね、女性を登用して一〇%ぐらいにしなさいと、こういうようなあれが出ていますが、今どのぐらいになっていますか。
○黒柳明君 私が知っている限りでは、社会保障制度審議会ですか、三十四名でゼロだね、それから航空の審議会も五十何名でゼロかな、それから薬事審議会も五十六名でゼロかな。まあ審議会というのは政府、中曽根さんの肌に合わないと、あんまり変な人を入れると困るんで、いろいろ事情もあると思うんで...全文を見る
○黒柳明君 大臣、努力はしているわけだけれども、八年たっている。それから、審議会によっては任期は二年、三年、四年とあるわけですけれども、今申しましたように社会保障問題とか薬事審議会とか、特別なところもありますね、そういうところはやっぱり女性の方が、あるいは特別なポストですから、似...全文を見る
○黒柳明君 個々に担当の各省庁おいでいただいて聞けばよかったんですけれども、事前にいろいろ聞きました。聞いて、確かに入れませんなんて言うところはないわけでありまして、努力はしているんですがというようなところで、一応もっともらしい言いわけはします。言いわけはしますけれども、どうもそ...全文を見る
○黒柳明君 それが二十一。それは改善の方向というのはないんですか、今後。
○黒柳明君 二十一団体というのはどこなんですか。東京都も入っていますか。
○黒柳明君 五団体が改善。
○黒柳明君 外務大臣のこれは守備範囲じゃありませんけれども、そういうこともまだ残っているわけですよ。ですから、改善の方向に行っていればそれでいいんだと一概に言えませんし、これは前から懸案なんです。何なんですか、これはどうしてその内容は言っちゃいけない。言うと今度はどっか行けなくな...全文を見る
○黒柳明君 それは検討しないということ。
○黒柳明君 二十一のうちそうすると十九はもう改める方向でどんどん進んでいると。それからあとの今おっしゃった二つがまだ検討を。
○黒柳明君 それが二つであると。
○黒柳明君 あとは一応検討の方向に行っていると、こういうことなの。例えばどんなことなんですか、それは。いいですよ、個々に挙げなくたっていいですよ。だから県名挙げなければ当たらないわけだから。あなたの将来も考えねばならないから。非常に、公明党も男女均等だけじゃないですよ、いろんな均...全文を見る
○黒柳明君 過去からもうやってきちゃったから。今の三重とその二つも同じこと、過去からやってきちゃったから。
○黒柳明君 わかりました。  そういうことで、もう大臣こんなことは十二分に御存じのことかと思いますけれども、これもそのままになって締結される、こんなことでありますので、何もそれがすべて締結に対してこれもいけないあれもいけない、不備だ不備だということになるかどうかわかりませんが、...全文を見る
○黒柳明君 まだあります。
○黒柳明君 結構です。
06月18日第102回国会 参議院 外務委員会 第17号
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○黒柳明君 まず当面の外交案件について一、二お伺いします。  大臣、けさの報道で行革審の分科会が内閣官房の組織の再編をということで報道されておりました。大臣、あの構想にどのような御意見をお持ちですか。
○黒柳明君 なかんずく、今大臣おっしゃいましたように、外政調整室、この問題がトップに出ていて、内容も書いてありましたですけれども、ただ新聞報道ではやっぱり二元化の可能性、こういうような活字が出ておりまして、アメリカみたいに大統領制ならばともかく、日本のような議院内閣制ですから、今...全文を見る
○黒柳明君 はっきり大臣の結論がついたんですけれども、今分科会の段階ですから、親委員会の答申がどう出るか。ただし今までの傾向を見ていますと、まず大体そういう各分科会で答申されたものはそのまま出ている、こういう傾向を見ますと、やっぱりこれもその一つではなかろうか。第一こういうことは...全文を見る
○黒柳明君 一昨日ですか、総理はアメリカの議会の課徴金法案がレーバーデー前後に通過する可能性があると。外務省はこの情報をどの程度お持ちでしょうか。
○黒柳明君 レーバーデーなんて九月の第一月曜ですか、そうすると九月の二日。総理がばかに具体的におっしゃいましたんで、私もちょっと句こうの方面にいろいろ打診しまして、今局長がおっしゃったように特別に夏休み明けということに、議会再開ということに意味はあるけれども、レーバーデーというこ...全文を見る
○黒柳明君 今日、岡本公三が釈放されてから一カ月半以上たつんですけれども、何か狂人は装っていたんだとか、あるいはいろんな情報がマスコミでは流されておりますけれども、どうなんでしょうか、二、三日前には、やがて戦線復帰なんていうような記事も出ていましてね、マスコミの記事ではどんどんい...全文を見る
○黒柳明君 一時は戦線復帰不可能かと、釈放直後は活字が出ていましたが、最近はそうじゃなくて、今申しましたようにあれは狂言であるとか戦線復帰とか、こんなような情報がどんどん活字になって、ニュースになって流れているわけですけれども、直接はやっぱり接触できないまでも、あるいはマスコミで...全文を見る
○黒柳明君 先週の火曜日でしたか、アメリカの核専門の民間のメンバーが十年間かかって世界の核についての問題をまとめて発表した、あの資料は外務省は入手してお読みになったでしょうか。
○黒柳明君 民間の施設、ただアメリカでは相当ラロックさんのところと同じように調査能力あるいはいろんな面において信憑性が高い、こう言われているところだということで、私直接は知りません。その中で特に三沢ですか、核爆雷の搭載施設があって、岩国、嘉手納のP3Cが有事のときには核爆雷を搭載...全文を見る
○黒柳明君 そうです、知っているか知らないかということですね。
○黒柳明君 世界に五万発の核があって、常時発射できるのが一万五千発だとか、それからアメリカは西側の八カ国に核を置いてあって、ソ連は四カ国に置いてあるとか、ああいう点については情報としてはどうなんですか。
○黒柳明君 局長、それをお読みになって参考になりましたか、余り参考にならなかった。
○黒柳明君 その他の部分はどうですか。その他の部分も局長の知識の範囲ですか。
○黒柳明君 例えばどんなところですか、知らなかったところ。
○黒柳明君 来月は総理がフランスに行くので、フランスのヘリコプター購入なんという話が出ていますけれども、大臣これは古い話でまた新しいんですけれども、政府専用機、特に外務大臣が前からテヘランの邦人救出なんかについてもこれは持つべきだと、ついせんだってもそんなような活字になっていまし...全文を見る
○黒柳明君 確かに財政の問題はあるにせよ、各省庁で外車を購入するというような方向にもありますし、大臣がいらっしゃるうちにこれは何とか結論を出しませんと、熱意さが欠けてきてまた見送ると。また、時期が来ると持ってりゃよかったと、こんなことの繰り返しがこの十年だったわけですから、いろん...全文を見る
06月20日第102回国会 参議院 外務委員会 第18号
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○黒柳明君 総理、せっかくの機会ですから、当面の政治課題五点についてお伺いします。御案内のように時間が限られておりますので、恐縮ですがまとめて質問させていただきますので、逐条的に御答弁をいただければ幸せだと思います。  まず第一、行革審の報告についてですけれども、一昨日、内閣機...全文を見る
○黒柳明君 まだ一分ありますので最後の質問です。  今も話がありましたけれども、衆人過視の中でああいう行為が行われたわけでありますけれども、当然これは警察当局の警備の怠慢ということが指摘されると思いますが、その点について。  それからもう一つ、やっぱり人命軽視という何か社会的...全文を見る
11月20日第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第3号
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○黒柳明君 外務大臣、まず、当面の外交事項で二、三お聞きしたいのです。  米ソ首脳会談ですが、十二日ですが、レーガン大統領がテレビを通じて全国民に余り期待するな、こんなテレビの談話をあれしました。それを踏まえるまでもなく、さっき外務大臣がおっしゃいましたように非常にいいムードで...全文を見る
○黒柳明君 新任の韓国大使が、何か十一月の初句に赴任する前に、皇太子の訪韓について触れて、その後各社が単独会見して、同じような趣旨のことが活字になって報道されております。大統領の側近中の側近でもありましたし、全斗煥大統領のスタッフの有力なメンバーですし、しかも、つい最近の新聞の単...全文を見る
○黒柳明君 正式ではないですね。間違いありませんね。ただ、非常に具体的に、外務大臣も御存じのように、各紙の単独会見ではこう出ていて、私も推進したいと。ですから、大使としても向こうの政府の意を受けて言っているんじゃないけれども、また逆に言うと、それを自由に発言できるような裁量も力量...全文を見る
○黒柳明君 日ソの外相会談ですけれども、こちらから行くのは八年ぶり、来るのは十年ぶり。それで、昨年十一月のあのガンジー・インド首相の葬儀のときに当時のチーホノフさんと中曽根総理が話しまして、今まで領土問題というのは入り口論にしないと、出口論にしてはだめだ、こういう外務省の姿勢だっ...全文を見る
○黒柳明君 一週間くらい前ですか、ある一紙に、内閣改造が行われるであろう、その前触れとして安倍、竹下留任なんて出ていましたね。当然、今申しました戦後の外交関係の最たる日ソ関係を改善するために一月十五日、もう安倍外務大臣としてはそれこそ待ちに待ったときだと思うのですけれども、そうす...全文を見る
○黒柳明君 AIDSのことですけれども、これ藤井さんのあれですかね。在日米軍軍人が四万五千八百人ですか、公式にはいるということで、これは二十世紀のペストということで、国防総省が七月一日から任意に血液検査を米軍に呼びかけて、八月二十八日ですが、これは強制的に検査しろ、こんなことがあ...全文を見る
○黒柳明君 当然最大関心事であり、守備範囲は局長さんのところだと思います。もうこれは御案内のことかと思いますけれども、十月二十八日、米国防総省が二百十万の米軍のサンプルとして六万二千百七十四の血液検査をした結果を発表しております。第一次の疑惑者が五百、その中で第二次、第三次テスト...全文を見る
○黒柳明君 そうでございますね。御苦労さまです。そういうことなんです。  ですから、非常に一%問題も重要ですけれども、このAIDSの問題なんというのはもう最重要問題。先ほどから言うように、時間がないものでできませんもので、この問題だけに絞るわけにいきませんですが、防衛庁長官、非...全文を見る
○黒柳明君 そういうのは厚生省も言っていました。ですけれども、逆にいきますと、今言ったように国防総省、大もとがこういう数字を発表していますから。これは単純に掛けるわけにいかない、私そんなこと知っております。ですから私は、うわさとか新聞情報のうちは今ぐらいなボルテージでやっているわ...全文を見る
○黒柳明君 そうしますと技術的にいろいろこれから調査をする、資料を集めるというような国会での発言もありましたですけれども、先ほども三年でこれはローリングする、見直すと。そうすると時期的にはどうでしょうか、余り時間をかけるわけにいきませんね。ある程度、もう予算も三百 五十億ですか...全文を見る
○黒柳明君 技術的、技術的とおっしゃいますけれども、もう相当洋上防空に対しての構想は固まっているみたいですし、あるいは米軍でもこれは既に既設のものが米国内にあるわけですね。それもまた試験段階ということも含めてだと思うのですけれども、このOTHレーダーの性能、例えば爆撃機、巡航ミサ...全文を見る
○黒柳明君 わかっていないというので、私これだけ資料がありますけれども、わかる部分はいっぱいあるでしょう。こういう既成のものを皆さん方が目を通していないということはないと思います。  それじゃ、今冒頭に言った、ひとつ長官、これだけもう国会で論議されたんですから、技術的にわからな...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、七一年の研究段階から初めは大きい爆撃機に対して開発してきた。ですけれども、今現在高度の巡航ミサイルについては疑問が多いと盛んに言われています。これから開発される見えない飛行機については全くこれからの問題である、こう言われています。これは公聴会、秘密会の...全文を見る
○黒柳明君 プラス、マイナス、プラスはどこにあって、マイナスはどこにあるのか、移動と固定。
○黒柳明君 だから長官、私は一野党の議員、それが一生懸命どういうものかと言って意欲的に集めちゃって、いろいろな問題がある。まだありますよ、電磁波の障害がどうだとかこうだとか。こんな簡単なものをなぜ調べないのですか、論議しないのですか。それでOTHレーダーの予算をつける、導入するん...全文を見る
○黒柳明君 大分じゃなくて、ちょっと研究しただけ。
○黒柳明君 済みません、時間がオーバーしちゃって。  それじゃこの次に。装備局長はきょう来なくてよかった。来たら大変なことになった。何も知りゃしません。もっけの幸い、これだけが不幸中の幸い、それだけ長官覚えておきなさいよ、不幸中の幸い。装備局長が、わざと来ないのじゃないのですか...全文を見る
12月06日第103回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号
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○黒柳明君 官房長はどなたかな。官房長はどなた。官房長はいないの。これから来る、それじゃしようがないな。
○黒柳明君 OTHのことでお伺いしますけれども、装備局長がな、この間いらっしゃっていなかったので。それじゃ装備局長はどなたか、私は最近わからなくて。
○黒柳明君 お風邪、お見舞に行かなくていいですか。公明党のお見舞い拒否します、それじゃ行きません。済みません、わかりました。  OTHというものを、私たちもそれなりにいろいろ勉強してみたのですけれども、わからないことだらけなのです。それで、ここで教えてもらいたいわけなのですけれ...全文を見る
○黒柳明君 何でも知っていることを全部。
○黒柳明君 ちょっとわからないな、ある程度のある問題とは。済みません、もうちょっと最後の答え、何ですか、ある程度の……。
○黒柳明君 それはそのとおりです。それはおっしゃるとおりです。だから知っている範囲。
○黒柳明君 だからそこを、教えていただけるところだけ教えていただけませんかという質問ですよ。教えてくれないことを教えると言ったってそれは無理ですから。だから知っていらっしゃって教えていただく範囲で結構ですから、教えていただけませんか。
○黒柳明君 そうすると、その技術的な範囲というのは、もうわかっている部分もあるけれども、全く公表できないと。野党ごときに教えられない、こういうことになるのですか。じゃ今まで、常識的といったって二百マイルぐらい届くレーダーであるというようなことだけですよ。あと何にも常識的なことも教...全文を見る
○黒柳明君 今R型の海軍で使用するものを我が国にもという発言がありましたね。これを参事官は全く非公開である、こういうふうに私聞いたのですが、そうだったのですか、R型は。B型だけが……
○黒柳明君 今のB型ですけれども、この二基はどこに配置されるようになっていますか、アメリカは。とらえる目的、これは海軍、空軍で違っていますけれども、その配置する箇所、どういう用途、目的で配置されるようになっていますか。
○黒柳明君 防衛局長もいろいろ知っているのじゃないですか、この前知らないなんて言って。いいです、いいです、知っている人が答えていい。局長中心に、きょうは一番偉いのだから答えて。
○黒柳明君 それから、その二つの設置する目的が違うのじゃないですか。OTHレーダーですから、これは捕捉するレーダであることは間違いありませんけれども、目的が違うのじゃないですか。
○黒柳明君 OTHレーダが有効な方位角、それから今くしくもおっしゃった巡航ミサイル、それに対しての有効度、これはアメリカでどう言われておりますか。
○黒柳明君 まず今のところまでで一回あれしましょう。  今おっしゃった巡航ミサイルについては確かに実験のデータ、有効であるかどうかというものについての確たるものはない。これはもうそういうふうに出ていますね。今論理的にはそうなるであろうと、こういう参事官の話です。私は細かいことは...全文を見る
○黒柳明君 ちょっとまた今のあれ続けていきますけれども、途中で参事官、この前も言ったのですけれども、移動可能型のOTHの技術的な実現可能性とその効果についてはどういうふうに言われていますか。
○黒柳明君 そうすると、固定式じゃなくて移動式が後からという意味ですね。
○黒柳明君 だからそちらの方が技術的にすぐれているだろうと、こうおっしゃる。
○黒柳明君 今と同じですけれども、今私言ったのはそのことも含めてです。技術的な開発可能性、これはいいですけれども、効果の面はどういうふうにアメリカで言われていますか。
○黒柳明君 それじゃ一口でいい。
○黒柳明君 今盛んに耳打ちしていますから、あなたの方がよく知っていると思う。私の言っているのは、アメリカでどう言われていますか、こういうふうに言っている。もうアメリカではそういう論議がされているわけです。皆さん方がアメリカからもらう情報は限られている、それはさもあらん、今までもそ...全文を見る
○黒柳明君 私は個人的に理解したいという気持ちはあるのです。我が国は我が国で守らなければだめだ、だれも守ってくれない。だけれども、今までいろいろな長い間の兵器の購入にしたって研究開発にしたって、全く漠然としたものについて、研究したい意欲はあったって予算をつけるなどというケースがあ...全文を見る
○黒柳明君 と同時に、OTHレーダーについて資料を集めて研究したいということをたびたび発言していることも事実であり、理解しております。私はそちらの面を言っているのです、
○黒柳明君 そうすると、新計画の中のOTHレーダーに関する研究開発、資料集めというのは単年度でまた別に予算を組んでやっていこうということですか。
○黒柳明君 五カ年計画というのはいつから始まるのですか、何年から。
○黒柳明君 来年だけはこれについてというのはOTHのことね、これは予算をいただかない、基礎勉強いたします、それで、その基礎勉強がよかろうとなったら、また再来年から予算をいただいて、それで何とか研究開発、資料集めできればその延長線上でやっていきたい、こういうことなのですか。来年一年...全文を見る
○黒柳明君 今までの国会での答弁は、局長さんが洋上防空に対するそういう経費はたしか三百五十億だったのですか、こうお答えになっている。それから、長官初め何回も何回も、その中にはエイジス艦なり空中給油機なり、当然OTHの開発も含めてと、もう何回もこれはおっしゃっているわけです。ですか...全文を見る
○黒柳明君 なるほど、理解した。来年はお金を使わないというわけだ、OTHについては。ただで資料をもらってその範囲でやるということ。来年はOTHについては予算は使わないで、要するに空手でやれるだけやってみよう、そこで感触をつかんでから再来年から予算をつけてみようと、こういうことかね...全文を見る
○黒柳明君 局長、来年はOTHの研究開発をやります、資料収集はやります、五カ年計画の中の三百五十億についてはそれも含んでやります、これはさんざん答弁している、そうでしょう。それを来年一年間は予算を使わないところだけやっていきますと、そんなみみっちいことやることはな いですよ、そ...全文を見る
○黒柳明君 何言っているのですか。三兆三千五百六十八億足す八百億で四兆になるわけないじゃない。
○黒柳明君 そうです。もう計算していなきゃおかしいですよ、きのうの発言があったのですから。  それで、これはもう言うまでもありません、活字になっていますからね、GNPを判断する政府の「一九八〇年代経済社会の展望と指針」の中では六、七%の成長率だと。そうしますと、三百四十二兆三千...全文を見る
○黒柳明君 だけれども、数字だけをそろばんはじきますともう一%は超えているのだということだ。――時間が超過して申しわけありません。
12月10日第103回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○黒柳明君 外務大臣、国際的な自然災害の発生について外務大臣が災害救助隊みたいなものの御構想をお持ちという一部報道がありました。あるいはまた、事務当局に指示をしたのか、あるいは関係各省とも協議もと、こんなことも出ておりました。メキシコ、コロンビアはいざ知らず、お金だけではだめなん...全文を見る
○黒柳明君 当然、外務省内部だけの検討ではこれは済まない問題で、各省庁との検討もあるかと思いますけれども、今までの対応は、必ずしも速やかに行われた、こういう感じではないわけでありまして、フランスやスイスは、それなりのものを常設で持っているわけですから、速やかな対応はして当たり前だ...全文を見る
○黒柳明君 当然、予算編成がもう目前に迫っているわけで、概算の要求は各省しておりますけれども、外務大臣、積極的に、どのぐらいかかるかわかりませんが、そんなに大した金額でなくて当初スタートすればいいわけですから、そこらあたりの予算の獲得にひとつ力を入れていただきたい。  それから...全文を見る
○黒柳明君 かねてからこれは議論になっていたところで、基本的には野党は反対、与党内部――自民党の中でも賛否両論ということが今までの経緯ですけれども、やはりこういう国際自然災害なんかに現実に直面してみますと、果たして、ただ単に自衛隊法があるから、それで賛成だ反対だと言っていていいの...全文を見る
○黒柳明君 領土問題は当然話に出るんでしょうし、SS20の問題だってまた出さざるを得ないでしょうし、この問題でも安保絡みで、また向こうは安保があるから、あるいはこちらはSS20が脅威になっているからと言ったんじゃ、これはまた領土問題と同じように前進がないところか全く改善が見られな...全文を見る
○黒柳明君 先ほどの南アのアパルトヘイトの問題ですけれども、あそこに日本の企業が五十四社ですか、今ありますね、通信社が一社ありますからね。それで問題なのは、せんだって国連の反アパルトヘイトの委員長、ちょっと名前は忘れましたが、日本政府のやり方はなまぬるい、こういうふうに言って、帰...全文を見る