黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第112回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○黒柳明君 高知の高校生の事故が起こりましてきょうで五日であります。亡くなった方に心から哀悼の意を表します。家族の方はこれからまた苦しみと新しい闘いが始まるわけなんです。また、外務大臣、現地へ飛びました外務次官、関係者の皆さんの労を多とするとともに、中国側の協力についても高く評価...全文を見る
○黒柳明君 NHK中心に私終始テレビを見ておりました。九時のNHKなんか大混乱で、現場の高知のその学校からの報道、あるいはどこかから来たニュース、生きていらっしゃる方を死亡ということで流したりなんかして、それはやっぱりNHKの方も情報不足だったろうと、こう思いますが、それはそれと...全文を見る
○黒柳明君 現地からは八時ですね。現地の上海の総領事館の人、あるいは現地の人ですね。
○黒柳明君 交通公社からは何時に入りましたか、交通公社。
○黒柳明君 済みません、偉い人。私、偉くないものですからいろいろ調べまして、六時なんです。交通公社から外務省に一報が入りましたのが午後六時です、東京本社のですね。ですから、当然交通公社は添乗員がいたからと。これはいたからだからということだけで果たして、さっき外務大臣がもし不備があ...全文を見る
○黒柳明君 これは外務大臣、こんなものを出す必要ないと思いますね。これ、旅行のたびにこういうもの来ますよ。(資料を示す)費用が幾らだ、地図がどこだ。ところが、中国だけはこういうものがついています。「緊急事故対策とその報告ルート」と書いてあるんですよ。これがついているんです。私も国...全文を見る
○黒柳明君 部長さんの言葉じりをとらえるわけじゃありませんけど、まあ相当海外にいらっしゃっている——実は私も今わかったんです。だけど、今わかったなんて言うと同じになっちゃうから、昔からわかっていたとしないと、やっぱり野党としての質問にはちょっとちぐはぐになりますから。これだけ運輸...全文を見る
○黒柳明君 結構、いいですよ、わかりました。もう偉い人は余り細かいこと知らない方がいいの。
○黒柳明君 もう時間がありませんものですからね。さっきも自民党の先生がお話されましたけど補償問題、何か新聞一部情報とちょっと食い違いがあるみたいですね。秘書長と外務政務次官と外交ルートでやって、国内法のほか特別に扱うというのは、これは情報間違いみたいですね。特別扱いはしないんです...全文を見る
○黒柳明君 だから、国内法では特別扱いはすると書いてあったんです。そうじゃないんですね、新聞には特別扱いすると。
○黒柳明君 中国側の国内法というものはまだ入手されていないんですね。まずそんなところだと思いますけど、これから入手されると。
○黒柳明君 結構です、ゆっくりでいいですよ、結構です。  この国内法、藤田さん、中国には保険制度というのは相当充実していますか、保険制度、生命保険、障害保険、交通事故。
○黒柳明君 最近ちょこちょこ出始めたのね。  もう言うまでもありません、旧国鉄、JRでは保険で全部賄うわけですね、保険に全部入っていますから。だから、当然政府がなにするわけじゃありません。これはもう言うまでもなく中国の場合には政府ですよ。その政府が国内法で処理するわけですよ。そ...全文を見る
○黒柳明君 当初は助力でいいですよ。それは今までに準ずるんですから、全部そうですよ。ですけれども、個々のいろいろな違いがありますから、ですけれども中国ですから国内法がある。よく見ていただいて、それじゃいけないときにはもう一歩立ち入らなきゃならないんじゃないんですか、老婆心で終われ...全文を見る
○黒柳明君 要望としてなんてつれないな。結構です。ありがとう。
04月12日第112回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○黒柳明君 まず、開発銀行の資金、これは運用面でどんなところに運用されて、どういう効果があったか、数多くあると思うんですけれども、ひとつ最近の例を一、二教えていただけますか。
○黒柳明君 アフガニスタンのソ連の撤兵ということが報じられておりまして、間もなく調印されると。  新聞報道ですけれども、外務省から何か課長さんが一人停戦監視団の中に派遣されるというような、これはもう実際に国連から何かのアプローチがあって決まっているわけですか、どうなっているの。
○黒柳明君 そうすると、まだ国連から正式な要請があったわけではないわけですね。
○黒柳明君 そうすると、構成メンバーが五十人ぐらい、こういうふうに書いてありましたが、この人数は大体こんなものなんですか。  ということは、課長さん一人の派遣ということで、私はかつて十年ぐらい前かな、レバノンに超党派の議員の先生と一緒にお供したことがあるんです。そのときそこにい...全文を見る
○黒柳明君 限られた課長さんですからね。やっぱりアフガニスタンの問題も重要ですけれども国会の問題も重要なわけですから。——まあ結構です。  そうすると、従来の軍を中心にしての監視団以外の文民の監視団もできるであろう、これも感触なんですね、まだできるかどうかも決まっていないと。
○黒柳明君 今までの過去の例というのは、どこでどういう例がありますか、我が国の派遣じゃなくてね。
○黒柳明君 大臣、原則的に国際協力できる部門はどこだって積極的にやった方がいい、これはあくまでも原則論でして、ナミビアの問題もこれは実現できないから我が国は派遣していないだけであって、アフガニスタンの場合はこれは間違いなく実現できるのではないかという感じはします。従来のナミビアよ...全文を見る
○黒柳明君 ただ、従来もナミビアの問題で論議されてきましたし、今回非常にそれが現実化する可能性があるわけですから、当然軍の中の民間部門って何ですか、まあこれは新しいケースなものですから、でき上がってみませんとどういうものができ上がるのか、どういう運営をされるのか、未知数な要素がい...全文を見る
○黒柳明君 話題を変えまして、最近新聞の活字に在日の大使館の土地の売却が頻繁に出ておりましてね、八日の閣議ですか、これはマスコミの活字でありますが、そういう活字を見て奥野国土庁長官が外務大臣に呼びかけたんだと思うんですが、土地の高騰を招かないようにひとつ協力し合ってと、こんな話が...全文を見る
○黒柳明君 国土庁、オーストラリア大使館は今どうなっているんですか。簡単に一言。
○黒柳明君 いろんな問題があるんですけれども、どうも昨年みたいに土地の高騰というのはないんですが、高値安定になるのかあるいは安定していないで徐々に上がっているのか、やっぱり一等地の大使館、その大使館を中心にして業者が相当大使館のお尻をあおっているというのか、そういう傾向があるよう...全文を見る
○黒柳明君 大臣、港区だけで三十一件、港区だけ。当然港や渋谷は集中していますから。だから必ずしもこの三十一件は全部売却しようという話し合いじゃないというのですよ。ですけれども、それを根底にした話し合いが三十一件来ているというのですよ。三十一件、これは大変なわけですよ。それから、当...全文を見る
04月13日第112回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会 第1号
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○黒柳明君 公明党の黒柳でございますが、三先生にはお忙しいところありがとうございました。また、貴重な御意見承りまして、まず冒頭感謝申し上げます。ありがとうございました。  今ありましたように、時間が限られておりますんで、私、冒頭に三先生に質問さしていただきまして、後逐次質問にお...全文を見る
○黒柳明君 ありがとうございました。  袴田先生、あと数分ありますので申しわけありませんが。  先ほど岡部先生が、中国側はソ連のペレストロイカを非常に重大な関心を持ってとらえていたと。ソ連の方は中国の経済改革をどういうような受けとめ方をしていたでしょうか。
○黒柳明君 ありがとうございました。
04月26日第112回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○黒柳明君 大臣、総理大臣が明後後日ですか訪欧されるに当たりまして、せんだって総理と外務大臣がお話をしたときに、何か訪欧に際して国際協力構想、仮称でしょうけれども、一回検討してみると、こんな指示があったと、こういうふうなことが伝えられておりますが、あと三日後の旅立ちでありますけれ...全文を見る
○黒柳明君 ODAのこととアフガンのことと、それから国際文化交流、こんな三つのことが活字になって出ておりましたが、今ODAのことだけお触れになりましたが、あと二つですか。結局三つのテーマですか。
○黒柳明君 そうすると、この前私やりましたが、アフガンの文民派遣ということも今言いましたロンドンで総理が公式に発表する、こういうことになるわけですね。
○黒柳明君 昨日、何かECの外相理事会で、アメリカと同じような公共事業の参入の門戸を開け、こんな決議があった。これは予想されたことですか。
○黒柳明君 これも総理大臣訪欧に時期を合わせて決議したのか、あるいはそこの辺までは相手国のやったことだからわかりませんけれども、当然やはり総理が行かれる直前にこういう問題を提起したということは、一つのやはりECと日本、竹下総理との話題の争点になることは間違いないでしょうね。
○黒柳明君 ODAのことですけれども、今のODAが七十億ドルを超えたわけですか、相当急速に伸びていますからね、アメリカの七十八億ドルにもう一歩だ。これを七十五億ぐらいにして、それから質、量ともに充実させる。これはむしろ訪欧じゃなくて六月のサミットに打ち出したいというようなうわさも...全文を見る
○黒柳明君 七十五億ドルぐらいまでの急速な拡大ということは当然計算の中にあるわけですか、数字的に。
○黒柳明君 外務大臣は今度は東南アジアと。一体どうなんでしょうか。農林大臣は汗をかいて往復していますし、通産大臣も頑張っているし、官房長官もと。問題の外務大臣がアメリカへ全然行かれないで、それで東南アジアと。  これはいろんな責任範囲、分担範囲が当然ありますけれども、私たちもつ...全文を見る
○黒柳明君 きのうは奥野発言で衆議院の二委員会でいろいろ問題になりました。また、けさ新華社が、竹下総理が奥野発言の是非を言わないから奥野さんの弁護をしたんじゃないかなんてクレームつけていますね。それから外務省の首脳が、これは外務大臣が行ったときに話題にならないんじゃないかと、両国...全文を見る
○黒柳明君 けさの閣議ではこの問題は話題になったんですか。
○黒柳明君 さわれなかったんじゃないんですか。だから、当事者が全く発言撤回しないということですし、摩擦を起こしたことは注意する、こういう自覚みたいな反省みたいな発言をしたみたいですけれども、そこらあたりにやっぱり外国のいら立ちがあるんじゃないんですかね。  外務大臣がおっしゃっ...全文を見る
○黒柳明君 当然いつも発言する方が、いわゆるタカ派と言われる人が、きのうも奥野さんが日本だけが侵略国家の焔印を押されるのはおかしいから反論したんだと、そういう考えを持っている人が何か事があると公式、準公式、非公式に発言して、それが当然政府の要人、閣僚ですからやり玉に上がると。です...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、外務省を通じて来たんじゃなくてもうじかに行ったわけですか、きのうの報道は。外務省を通じてじかに高知と学校当局と補償問題をやるという話が来たんじゃないんですか。
○黒柳明君 ですから、外務省を通じて来たんじゃないということですね、そうなると。それでいいわけですね。
○黒柳明君 わかりました。  それから、外務大臣、インドネシア等も回られるわけですけれども、留学生問題で私ども今、まあ野党ですけれども力及ばないながら一生懸命やっているんです。政府も非常にいろんな面においてこれ推進されているんですけれども、インドネシアだけじゃないですね、東南ア...全文を見る
○黒柳明君 審議官、まだ具体的に申し込みはないんですね。
○黒柳明君 そうですか。  どうなんでしょうか、円借款ということでやっぱり当事者、向こうの国もやりにくいんですかね。  私たち考えると、留学生問題というのは、言うまでもなく宿舎の問題とか経済問題が主体で、どうも非常に困っていらっしゃるわけですよ。それについてこちらのマスコミで...全文を見る
○黒柳明君 環境庁がいらっしゃるんで、オゾンからちょっと低いんであれですけれども。  最近自動車のブレーキのアスベストの大気汚染というのがぼちぼち問題になっているんですが、これについてはどの程度関心を持たれ、あるいは予備段階の調査が進み、あるいは実際にこういう各国での実情という...全文を見る
○黒柳明君 新製品の開発はもう行われて、新製品はもうできているんですか。コストが高くてまだ実用化されないわけですか。
○黒柳明君 核物質の防護の条約ですが、この次の原子力の平和利用協定にも関係するんですけれども、今核燃料が船で搬入されている。やがて飛行機でアメリカから搬入される可能性があって、そうなると今度は陸送も今以上に行われる、こういうことになるかと思うんですけれども、これはいつごろになるん...全文を見る
○黒柳明君 そうすると当然陸送も頻繁になる、こう考えられるんですか。
○黒柳明君 いやいや、我が国の国内。
○黒柳明君 今、陸送というのはどこか一カ所あると言われましたが、それはどこですか。
○黒柳明君 いや、今一般公道を輸送するところがどこかあるんです、公道を走る。
○黒柳明君 そうじゃなくて、今現在、五十九年じゃなく、どこか一カ所あるでしょう、一キロか二キロ公道を陸送するところが。ないですか、今。
○黒柳明君 原子力の防災対策の地域防災計画、これを見ますと、施設の事故、火災、そういう問題が書いてあるんですね。当然アメリカは軍隊ですから、民間も取り扱っていますけれども、私たち米軍の核のことはいろいろあれしている。これは米軍の核の消火法や防災対処法なんですよ。相当違うんですね。...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、事故、火災、それについての対処の仕方なんです。
○黒柳明君 それは各国同じなんですよ、安全基準は。そうじゃなくて、その安全基準にのっとって輸送するわけ。そうでしょう、安全を確保しているわけ。それにのっとった上において事故が起こる。それについての対処の仕方が米軍では出ている。ところがそういうものが出ていない。それで一番心配するの...全文を見る
○黒柳明君 それじゃ、万が一事故が発生した場合に、まず第一にどういうふうな防火対策をしますか。爆発する危険もある、起爆剤に爆発する危険もある、火災の危険もある、そのときはまずどういう対処をしますか。
○黒柳明君 トラックが火災を起こした場合にはどういう対処をしますか。
○黒柳明君 だから、事業者じゃなくて、実際にトラックが火災を起こした、起爆する可能性がある、そういうときはどうしますか。どう対処しますか。まず火を消すんですか。
○黒柳明君 そうじゃなくて、トラックの火を消すんですか。
○黒柳明君 ところがこちらを見ますと、どんなに安全な容器、安全なものがあっても起爆の可能性があるから、その場合一切千五百フィート以内に立ち入ってはならない、まずそれが状況判断の第一だと、こう出ているんです。  だからそこらあたりがどうも、まあこれはこれから聞いて教えを請わなきゃ...全文を見る
05月10日第112回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○黒柳明君 冒頭に、お昼のニュースで、昭和四十五年のよど号事件の関係者が一人兵庫県警で逮捕された、こういう報道がありましたんですが、警察庁の方、ひとつこの事実関係、今現在わかっておる範囲で結構なんで、教えていただけますか。
○黒柳明君 何か日本から出国を二回とか三回とかしていたとか、その点は。
○黒柳明君 私も二十三年議員をやっていますけれども、そういう出入国についてはそんな詳しい方じゃありませんが、素人考えでも、十八年北鮮にいた者の一人が北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国から出国していたということは、当然これは当事者政府の何らかの許可というか、あるいは出国に対してのOKと...全文を見る
○黒柳明君 済みません、お忙しいところ。恐縮です。  それから大臣、先般の新潟におけるピンポン、相当外務省も入国に対して御苦労なされたような感じが新聞の活字から見えましたけれども。せっかく入国を許可したわけです、それも必ずしも入国が全面的にOKな者をOKしたんだというようなニュ...全文を見る
○黒柳明君 先般のアメリカの菊村、また前の奥平、外務省としても今大臣おっしゃったようによど号事件の関係者が何か不穏な動きがあったというニュースはあったと、それで要所に目を光らしていた、こういう発言ですが、これはいつごろからそういう情報が入ってきたんですか。
○黒柳明君 事実関係がまだはっきりわかりませんから、ただはっきりしているのは旅券法違反である、にせのパスポートを持っていた、これはもうはっきりしているわけであります。しかも我が国を出入国の拠点にしていた、拠点なのか、やっていた。旅券法違反である、それに今度は公権力が絡んでいた、当...全文を見る
○黒柳明君 次の問題で、きのうきょうあたり活字や画面で問題になっておりますので、今これから審議する協定と関係ありますから。  うそ発見器の問題なんですけれども、何か一部報道によりますと、在日米海軍がうそ発見器を七十二カ所、七十二カ所の米軍海軍基地というのは、私二十年来この米軍基...全文を見る
○黒柳明君 秘密事項の扱い許可証ですか、これは米軍の海軍だけで、陸空の従業員はないんですか、こういう許可証を持っているのは。
○黒柳明君 制限許可証を持っている従業員がいないということですか。いてもそういううそ発見器についての行動を起こしていない、どっちですか。
○黒柳明君 だから、許可証を持っている人は陸軍でも空軍の基地でも従業員にいるということですね。
○黒柳明君 陸でも空でもそういう秘密取り扱いの許可証を持った人がいる、だけれどもその陸空の方ではうそ発見器についての行動は起こしていない、こういうことですか。
○黒柳明君 それから、対象者が五百名と報道されていましたけれども、そのうち横須賀、佐世保を含めて三百で、あとがほかの基地。そうすると三百のうち、横須賀だけで佐世保は行われていない、それからあとの二百名も行われていない、こういうことでいいわけですか。
○黒柳明君 これ何か、うそ発見器はアメリカでは特別なことじゃない、民間企業でもあるいは当然世界各国の基地の中でも行われている、だから日本だけじゃないというようなことも報道されておりますけれども、ただ日本の場合にはあくまでも米軍基地といったって日本の国ですからね。刑事事件で犯罪者で...全文を見る
○黒柳明君 配置の転換、そういうことについては大臣どうですか。この思いやりを、これだけ思いやりをやってやるんだから、雇用問題についてもこちらはもう大丈夫なんだよと、面倒見ますよと。それと、今当面に起こっていますそのうそ発見器における同意書の拒否、それによってみずからの自由意思でも...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、職場の配置転換をする場合でも、本人の同意、これを前提にすると、こういうことでいいですか。一方的におまえ向こうへ行け、関連のところがあったって本人は希望しない、拒否する、こういう例だって出てきた。そういうことについてはやっぱり施設庁としても面倒見てやりますね...全文を見る
○黒柳明君 またこの次もありますし、時間があれですから、ほかの問題がいっぱいあるんで。  大臣、そういうことです。ですから、もし拒否した場合には職場の配置転換、その場合でも、雇用、労働条件とか本人の同意とか、いろいろなものがあると。ですから、これから起こるであろう問題ですから、...全文を見る
○黒柳明君 時間がありませんもので、クロス・サービス・アグリーメントですか、これについて聞いていきますけれども、午前中にいろいろありましたからね。  先週ですか、連休明けだから先々週ですな、相互兵たん協定というのがありましたですね、立木先生がちょっとお触れになって、それとこのク...全文を見る
○黒柳明君 それで、まだこれから話し合いが始まると、それからいいか悪いかはそれによってだと、内容はまだまだこれからだと、こういうことでしょうが、ただこのモデルはやっぱり当然NATOであると、こういうことであると思うんですが、これはNATOのとおりやるか、あるいはやるかやらないかも...全文を見る
○黒柳明君 NATOはWHNS、当然NATOとして、統合軍としてアメリカと結んでいると思いますね。それからそのほかの協定というのはこのクロス・サービス・アグリーメントも結んでいるわけですか。
○黒柳明君 NATOのクロス・サービス・アグリーメント、これは平時、戦時どっちなんでしょう。WHNSがあるんですよね、これはもう当然Wですから戦時ですわね。NATOの場合のこの物品使役融通協定というんですか、日本語ではっきりどう言うんですかね。これは平時、戦時、どういうことになる...全文を見る
○黒柳明君 北米局長、外務省としてはまだ、ハワイで話を聞いて、それでやるやらないも、話し合いするもこれから、まして協定を結ぶ結ばぬもこれから、まだできたてのほやほやでしょうけれども、それからまだ一週間ぐらいですか。このNATOの結ばれている協定、これについては全貌は御存じなんです...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、WHNSは結ばれていると、それから物品役務融通協定と言うんですか、あるいは相互兵たん協定と言うんですか、これはイコールであると、あるいはクロス・サービス・アグリーメントと言うんですか、何かあっちこっちいろいろある。これは結ばれているであろうと、内容について...全文を見る
○黒柳明君 これから話しするわけで、どういう内容になるかわかりませんけれども、この物品役務融通協定、これはマスコミの方がこう活字になっているのを私たち勉強さしていただいたんですけれども、やっぱり後方支援とかサービスとか役務とか、こういうものは当然含まれる、こういう認識でいいわけで...全文を見る
○黒柳明君 ただ、物品それから役務の融通協定という言葉、これから想像すると、やっぱり後方支援とかサービスを融通し合うとか、あるいは弾薬が入るのかどうか、こんなことは別にしまして、そんなことになるであろう、こんな認識はいいわけですね。
○黒柳明君 それから、先ほど課長さんが、ハワイで聞いた範囲ではどの程度聞いたかわかりませんけれども、平時だけのことであって、戦時にはこの協定じゃだめだろうとおっしゃったんですけれども、それはどういう根拠でおっしゃったんですかな。
○黒柳明君 そこで、私はいつもこうおかしく思うんですけれども、私のところははそれがあるんですよ。これはノルウェーの物品役務の協定。これがデンマーク、これがルクセンブルク。これはさっきおっしゃった西ドイツの、これは公表されていますからね、あるんですよ。どういうことなんですかね、こう...全文を見る
○黒柳明君 だから、英語があるから、英語のを見なさい。これはミューチュアルになっている、こっち全部、これがミューチュアルになっている、デンマークの。時間がかかってしょうがないんだから、同じです、内容は全部同じ。
○黒柳明君 アグリーメントなんですよ。  これを見てごらんなさい、ミューチュアルと書いてある。だから相互兵たん協定と書いてあるんじゃないですか。だから、一番初めどういう文字が同じなんですか、同じだということであれしたんですよ。それっきゃないんです。結ばれている協定はそれっきゃな...全文を見る
○黒柳明君 よく調べて。おっしゃるとおりだけじゃなくて。これから話し合いしようと、いいか悪いかもまだ決めていないと。ただ、あえて恐れるという言葉を使いたいんです。  二月の衆議院の予算委員会から始まった、これポンカスの問題なんか言ったら何も知らないよ、あなた方はきっと。何でこん...全文を見る
○黒柳明君 まあまあ、それじゃ後で教えてください。
○黒柳明君 空軍用装備の「不明」と書いてあるところはどこの基地ですか、国ですか。空軍用のNATO諸国における事前集積の状況、衆議院の予算委員会では事前集積が行われている国、空軍用装置は「不明」と書いてあるんです。この国はわかりましたか。それから三月たって――まだわからない。余り僕...全文を見る
○黒柳明君 こういうことで、事前集積、有事来援のことで、それから有事立法、国内的なこと、あるいは事前集積のことから、事前集積が国会で先取りしてひとり歩きしちゃった感じもしないことはない。だけれども、その後にいろいろいろいろ、今言ったようにHNSだあるいは物品役務の協定だ、どんどん...全文を見る
○黒柳明君 それはいただきまして読ましていただきました、米国内のクロスサービスのことは。だけど、これは全然違いますから、NATOの二カ国間の物品役務協定。アメリカはこれを前提にやっているわけですよ。それを国内法として、いただいたものはあるわけだ。内容的には全然違いますね。だってア...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、NATOのものがわからないというわけよ、具体的内容が。私具体的内容も持っていますと、こういうわけ。その内容というのは平時だけじゃないですよ、戦時も連動して結ばれた協定ですよ、こう今指摘したわけですよ。  それについてハワイでまだ話を聞いたばかりですか...全文を見る
○黒柳明君 いいでしょう。またあさって、楽しみにしています。
05月12日第112回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○黒柳明君 外務大臣、またきのうからきょうにかけまして、外務大臣の御心労を煩わすというか、まあ内閣全体の問題と言っていいケースかと思いますけれども、一昨日もこの場で、鎮静化を期待いたします、あるいはその前の外務委員会でも鎮静化を期待する、こういう発言があって、当然外務省としても大...全文を見る
○黒柳明君 大臣からわざわざ電話された、向こうからかかってきたんじゃない、大臣がわざわざ電話されたんですね。
○黒柳明君 何か今の大臣のお言葉にもちょっとニュアンスが出ているんですけれども、これ以上迷惑をかけるような、発言はもうしちゃったんですけれども、そうすると、奥野さん個人の発言に遺憾を表さなきゃならない。今までやっぱり二回の閣議でもこれは問題が出なかったわけですね、またあした閣議が...全文を見る
○黒柳明君 まあ外務大臣の立場と同僚の立場でいろんな苦慮する点もあると思いますが、ただ、これ以上ということにもちょっとひっかかるわけですね。もうこれ以上どころか、これ以上以上もう発言しちゃったわけですからね。ですから、むしろ当然のことながら今までの発言の撤回あるいは陳謝、これはも...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。大臣の今の答弁が一番的確だと思います。官房長官はじかじゃないですからね。  どうも閣議をやってもそういう意見が出ないというのは、官房長官なり大臣なり総理なり、この問題でどの程度、まあ失礼だけれども真剣な話をしているのかもわからない。これは一番外務大臣が...全文を見る
○黒柳明君 もうそのとおりだと思います。  それで、先ほど言いましたように、両院の議運に官房長官がいらっしゃって、そのときの発言は、奥野さんとしても官房長官に一任すると、こんなことが言われておりますけれども、まあこれは当人が決めれば一番いい問題でありますから。しかし、もうこれで...全文を見る
○黒柳明君 あしたの閣議の場もその一つの場になるであろう、こういうことですな。
○黒柳明君 今の問題は終わりまして、次は警察庁の万、済みませんね。  いろいろ活字やブラウン管で例の柴田の問題は勉強さしていただきましたが、わからない点がいろいろあって、まだ捜査は緒についたばかりですから当然公表できない点もあると思いますし、あるいは失礼ですけれども、まだ事情聴...全文を見る
○黒柳明君 中尾兄弟、お兄さん、お姉さんですね。それが逮捕されて、容疑は公正証書の原本不実記載という、犯罪からいうと軽い容疑だと私は思うんですが、普通ですと、すぐ釈放というケースになる容疑だと思うんですけれども。拘留されているんですけれども、証拠隠滅か何かの可能性があるのでまだ釈...全文を見る
○黒柳明君 本件との関連でも追及中というのはほかの――でもにちょっとひっかかるんですけれども、申しわけありません。
○黒柳明君 何か特別の、柴田が日本に来て、あるいはヨーロッパを三回出入しているという何か意図があるのか。国際的なテロ組織と接触したとかしないとか言われておりますけれども、あのよど号事件のときには未成年ですね。今三十四歳で、現在は旅券法違反での逮捕容疑事実。ところが、よど号事件のと...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、何か日本恋しくて帰ってきたんじゃないかとか、これは揣摩憶測、いろんなうわさが流れると思うのですけれども、そういう郷愁の念にかられたのか、あるいは岡本との意見の違いが前からあったからそういう意見の違いがあるのかと、こんなこともありますけれども、もしかすると、...全文を見る
○黒柳明君 それと未成年のときのよど号事件の刑は関係ないということになりますと、万が一のことがあっても非常に罪は軽いという当人の認識も前提にあったのかなと私思うんですが、その点は、これは今申しましたように当人の腹の中ですから憶測するよりほかないんですが、ただ事実関係はそうなるわけ...全文を見る
○黒柳明君 厳正な捜査の中には、未成年の柴田は容疑者としては入らないと、こういうことですか。
○黒柳明君 そうすると、未成年の立場というのはどうなるんですか。ちょっと一番初めの答弁、私錯覚して聞きましたですか。
○黒柳明君 わかりました。  よど号は、先ほどちょっと言いましたけれども、外務省も前から情報があった、外務大臣が雑談的にマスコミ等の人に話していた、さらに外務省の首脳が、よど号関係者が複数で出国しているんじゃないかという、これは活字ですから本当かどうかわかりませんけれども、外務...全文を見る
○黒柳明君 ちょっと私もいつか、時期を失念したんですが、国際テロ会議に参加したとか、あるいは中曽根前総理に、日本に帰国したときに逮捕されなければ帰国したいという文書を出したとか、あるいは六十三年の三月三十一日か、田宮名で、準備期間は終わった、どこでも闘えるという声明を出したとか、...全文を見る
○黒柳明君 今言った三点の情報以外にはどんなことがありますか、行動として。言っていただけるような行動がありますか。
○黒柳明君 柴田がヨーロッパを往復しているようなこと、あるいは今の声明文とかあるいは会議出席とか一連の行動ですけれども、今外事課長さんが何らかの目的を持って来たんだ、こういうようなことをおっしゃったわけですけれども、一連の行動についてはその目的がどのようなものであると判断できます...全文を見る
○黒柳明君 柴田が日本に来たときは密入国であるのか、あるいは他人名義のパスポートで堂々と成田から入ったのか、あるいは別の何らかのケースで、菊村みたいに第三国でパスポートを取ってそれで日本に入ったのか、こんなようなケースが考えられるんですけれども、どのようなケースで入ったと想像され...全文を見る
○黒柳明君 密航船で裏日本へしばしば朝鮮半島から密航者がある。これはもう韓国が主であるというふうに私は聞いておりますが、北鮮、朝鮮民主主義人民共和国から密入国して、入国するときに逮捕されたという例なんか今まであるんですか。
○黒柳明君 テレビなんかでたまに私見たことがあるんですけれども、密入国の方法なんというのを見たことがあります。  実際に北朝鮮の密航船で来る場合には、どういう具体的なケースがあったんでしょうか、今まで。
○黒柳明君 柴田の二重国籍のケースなんですけれども、二重国籍で今まで何らかの形で逮捕されたなんというケースはあるんですか。
○黒柳明君 報道によりますと、何か九万三千件こういうケースがあって、今これを徹底的に調べているというような、こういうものは調べられるものでしょうか。これは調べられないとも断言できないでしょうけれども、やっぱりこの二重国籍というのは非常に調べることが難しいんじゃないでしょうか、どう...全文を見る
○黒柳明君 最後ですけれども、きのうの北鮮、朝鮮民主主義人民共和国当局の発言ですと、もう我々の国はよど号事件の者たちに来てもらってかえって迷惑しているんだ、我が国からの出入国は全く自由なんだ、こう発言していましたね。これについてはどういう感想をお持ちですか。  当然外交関係がな...全文を見る
○黒柳明君 大臣に最後に、きのう総連の発表で、大臣のおとといのここの発言だと思うんですよ。國枝外事課長の発言じゃない、大臣の発言ね。もう北鮮がこれに関与しているなんというようなことがあって、それについての反発だと思いますね、きのうね。日本政府当局はこの問題は北鮮政府が関与している...全文を見る
○黒柳明君 ありがとうございました。  今度は有馬局長さん、おとといの続きで済みません。おととい私の持っていた資料、その場ですから、幾ら英語の達人だって、はす読みにできなくて、それできのうお渡ししてごらんいただいて、勉強していただいたその結果、まずそれをごらんになってお読みにな...全文を見る
○黒柳明君 うん、わかった。そうすると、日本がせんだってハワイで話し合いしようというふうに言われた役務物品の融通協定、これの国内法に基づいてのNATOと結んだものである、こういうことですね。  そして、このNATOのノルウェー、デンマーク、ルクセンブルク、この内容ですね。これお...全文を見る
○黒柳明君 物品あるいはサービスのお互いの融通、これは常識的に考えまして、平時のときに融通し合ったものが有事にはストップするというのは、これは常識以前の問題として考えられないという立場はないですか。これは平時だけなんだよと。ここに、アネックスAの五条にいろんなものがありますね、サ...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。  済みません局長。その有事来援の話し合いもこれから始まる可能性があるわけですね。ですから、平時のときに大切なのは有事のときこそ大切であるということは、私はもうここで、何をつくるのか、どういう話し合いをするのか、それが重要であるかどうかという論議とは別...全文を見る
○黒柳明君 金額につきましては、当然ですけれども、今の思いやりを見るまでもなく、二国間でも金額が固定している、こんなことは想定する必要はないんで、当面はということ。またエスカレートする可能性は幾らもありますから、相互の融通ですからね。  それから、NATOを見ましても、各国やり...全文を見る
○黒柳明君 それともう一つ、もうこれも言うまでもなくWHNSがまたあるわけですよ。ここでは、これは西ドイツの例を見たって、もう物すごい金額が明示されているんです。ですから、この役務の融通協定での金額、さらにその上といいますか、WHがあるわけですよ、それではもっと高度な金額が明示さ...全文を見る
○黒柳明君 これは本当かどうか私わかりませんけれども、基本的には平時なんだよと、演習だと言われれば、共同訓練だと言われれば、素直にそう受けてもいいとおっしゃった、その局長の裏なんて、私はあるとも言えませんし、ないとも言えませんし、ああそうですかと聞かざるを得ないんですけれども、た...全文を見る
○黒柳明君 終わっていないどころか、きのうだって、もらったって見ていないでしょう。局長は見ているけれども、条約局長はまだ見ていないんだ。終わっていないどころじゃない、見ていませんというのが本当の答弁じゃないですか。  そうしたら、今局長がおっしゃったように、防衛庁からお答えいた...全文を見る
○黒柳明君 空港とか港湾なんというのは、今言ったように、これはもろに今度は運輸関係であり、民間のサービスがありますし、こんなものは全くわからない。こんなことになりますわね。  それで、何回も何回も、おとといから同じようなことですけれども、これから話し合うんだと。ただ、アメリカの...全文を見る
○黒柳明君 総理、先ほどの冒頭のお答えを聞いておりますと、奥野発言は、昨日の参議院の本会議の長官の答弁でピリオドを打ったという総理の認識でしょうか。
○黒柳明君 その発言があったのが十時から十二時ですね。冒頭にも総理がその発言をされて、我が党の高木が質問したのは午前中です。中国時差一時間あります、韓国は同時間ですね。しかも、言うまでもなく、先ほど外務大臣と質疑したんですが、それが午後ないし夜に向こうから大反発が出てきましたね。...全文を見る
○黒柳明君 そうしますと、同じようなことですが、昨日の対応の仕方を考え、見守って、そして総理として、任命権者として処置する、しないも含めて推移を見る、こういうことであって、昨日あれだけの批判を受けたその原点である、原因である、今言いましたように三回の発言については総理はもうネグる...全文を見る
○黒柳明君 その適切な対応というのははっきりしていません、総理、何ですか。これはまあ私、済みません、総理に何ですかなんて、本当に非礼な言葉で申しわけありませんが、もうこれは相当多くの国民が、こんなことはテレビ、マスコミで連日、古くは二十二日、新しくは九日からもういやというほど知ら...全文を見る
○黒柳明君 発言ですよ。
○黒柳明君 いやいやそうじゃなくて、適切な対応とはどういうことをすることが適切な対応になるかということです。
○黒柳明君 総理、飛躍されているの、私はその前段を言っているんです。要するに、不適切な発言があったわけですから、二十二日が鄧小平発言に振り回されるなと、靖国神社参拝後の閣議の後の記者会見。それから九日、衆議院のあの決算委員会では、正確にはあれですけれども、侵略なんかなかったんだと...全文を見る
○黒柳明君 先ほどの答弁の繰り返しです。総理大臣が答えて、それに対して私も竹下総理のお答えと同じですと、こういう発言をされたんですね。ですから、さっきとまた同じことです。それを踏まえて反発が出てきたということですよ。ですから、もし総理のおっしゃることを百歩譲ったとしても、けさの会...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。もうこれで三回目ですからね、もういいです。  そうなりますと、昨日の、政府の考えに同じだということは、九日の衆議院決算委員会での発言もそれで否定した、奥野長官がみずから言った発言、二十二日の靖国神社参拝後、閣議後の記者会見の発言もそれで否定できたと、総...全文を見る
○黒柳明君 同じことの繰り返しになりますね。それが一緒だと総理は考えているけれども、中国、韓国は考えていないんじゃないですか。それが明確に十日の日には官房長官は衆議院の内閣委員会で日本は侵略をした、侵略行為はあった。同じく十日、ここの外務委員会で宇野外務大臣も軍国主義による侵略は...全文を見る
○黒柳明君 失礼な言葉を使ったかもわかりませんけれども、私なりにやっぱり外務大臣のきょうと一昨日の答弁を聞いて、非常に真剣なものですから、何か総理の答弁は真剣さがない。だからこういう言葉になった。本当はもっと私はいつも語気やわらかく発言するんですけれども、失礼があったらお許し願い...全文を見る
○黒柳明君 いやいや、罷免する考えはないって、感想じゃないじゃないですか、これは。感想ですか、これも。
○黒柳明君 済みません。感想をお聞きして申しわけありません。  あと一分ですから、どうですか、柴田泰弘の問題。これはこの場ででも公安当局がこれはもう北朝鮮の政府の何らかの関与がなければ出国できないと、また目的は、はっきりした目的があると思うと非常に断定的におっしゃっていますし、...全文を見る
○黒柳明君 どうも済みません。ありがとうございました。
○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、改定議定書に対し反対の立場から簡単にその理由を述べます。  反対の第一の理由は、最近の日米経済情勢の変化と、これに伴う基地労働者の安定的雇用など、考慮すべき点も十分認識しておりますが、防衛関係費がGNP一%を突破し、防衛費削...全文を見る
05月17日第112回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○黒柳明君 この協定につきまして、衆議院でもまた午前中も審議がありましたけれども、非常に不明な点といいますか問題点がいろいろある、こういうふうに感じております。  ただ、これまでの原発に対する国民のニーズ、安全性とコストの問題、将来的にいろいろ問題があるかと思いますが、そこらあ...全文を見る
○黒柳明君 今までの努力はどんな努力だったんですか、PRは。
○黒柳明君 テレビか何かではPRしているんですか。
○黒柳明君 どんなスポットなの。
○黒柳明君 だからどんな、具体的に。
○黒柳明君 十五秒どんなことになっているの。十五秒どういうスポット……。画面はここではわからないけれども。
○黒柳明君 どのぐらいの予算ですか、それ、テレビだけの予算は。
○黒柳明君 それで今後どうするんですか。さっきの対策室をつくったんですか、いつつくったんですか、それは。
○黒柳明君 料技庁の方でしょうな、これ。いろいろ空輸についての問題がありましたけれども、放射性物質の安全輸送のマニュアル作成要領、五十九年の二月二十四日、放射性物質安全輸送連絡会、これがマニュアルをつくって業者を指導する、こういうのが出ていますね。ということは、これから空輸がどこ...全文を見る
○黒柳明君 放射性物質についてのマニュアルはもう持って業者に指導を行っている、こういうことですね。
○黒柳明君 それから、核燃料については国際基準と照らし合わせながらこれからつくる、もうつくってある、基本的なものはつくってある。
○黒柳明君 だって五十九年二日二十四日でしょう、この特に放射性の物質の安全輸送に関するマニュアルの作成、四年もたっているじゃないか。まだつくっているの、それ。
○黒柳明君 安全であることはこれはもう大前提なんですよ、安全じゃないということが前提だと話が進まないわけであって。国際基準もある、安全な中で事故が起こっているわけですから、起こる可能性があるわけですから、そのことをだから、こちらは心配もしないけれども、要するにそれを頭に入れている...全文を見る
○黒柳明君 消防庁なんか検討していないよ。ここに持っていますよ、五十七年の二月、「放射線施設等の消防活動のための手引」、これは輸送じゃない、施設なんだ。その四十ページに出ていますよ。僕が言っているのは、今のは安全輸送、空輸から陸送になるわけでしょう、九〇年のいつの時点かにおいて。...全文を見る
○黒柳明君 今作成検討じゃなくて——みんな作成検討、みんな作成検討じゃない、それじゃ。それ何年ですか、作成検討というのは、そこにあるの、それそうなの、消防庁の、今の。私のは五十七年二月の、それでしょう、それ何年、それじゃ。
○黒柳明君 そうじゃなくて、今おたくが後ろから渡されたのは五十七年二月のものじゃないですかと言うんだ。そうでしょう。
○黒柳明君 あなたいじめるつもりはないけれども、あなたしかいないからしようがない。申しわけないね、済みません。  案じゃないよ、これ。あなたそこに持っているのは私と同じものですか、五十七年二月の消防庁の放射線施設等火災対策消防マニュアル研究会議、これでしょう。その四十ページに出...全文を見る
○黒柳明君 六十三年三月に——それどうしてくれないの。
○黒柳明君 それで次長さん、それにしても消防庁のは五十七年二月ですよ。それが六十三年三月といえば……。それからこちらの、これは科技庁中心になっているんだと思うんです、これが五十九年の二月二十四日、マニュアルつくって指導する、まだ徐々に徐々にと言いながらなかなかできそうにないのね。...全文を見る
○黒柳明君 何かこう、かかる必要性もあるんでしょうけれどもね、現場においては。何か少々ではなくて相当かかっているような感じがしますね、私は、何年も何年も。そうすると、今のこの協定を九〇年代の何年、九二年になるのか四年になるのか、五、六年の間にそういうものにまた少々時間かけていたん...全文を見る
○黒柳明君 先遣隊が行って段取りする、それで正式に要請して派遣する。そうすると、派遣するときには相当やっぱり役目や任務なんかはクリアになるわけですか。
○黒柳明君 そうすると、まだ難民の救済、難民に対する対応というのが大きな任務だと思うんですけれども、そのほか大体推定されるのはどういう仕事をやるかなんということも、全く国連の先遣隊の要請、案づくりを待ってからということになるわけですか。
○黒柳明君 前からこれは心配というか、いわゆる初めてのケースですし、それが自衛隊の派遣に通ずるおそれもあるというような反対意見も現にありますし、なし崩しになるんじゃなかろうかというような危惧もあります。ですから当面は難民の方も、難民が即反政府ゲリラ部隊ということにもなっていますし...全文を見る
○黒柳明君 ああそうか、内政不干渉。三つありましたね、内政不干渉はもう当然ですからね。  そうなると、難民に対するというよりも、今おっしゃったように撤兵の監視、これはきのう、おとといですか、国連軍の制服の人が千二百人の撤兵の監視をしていた。当然そんなところに外務省の北村さんとい...全文を見る
05月24日第112回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○黒柳明君 大臣ですね、今質問ありました北鮮のピンポン問題、確かにその種の会合に出ちゃいけないと、三つのことをやっぱり法務省から当事者に伝えてあると、にもかかわらず、私腑に落ちないところがあるわけですよ。  日本政府が政治的高度な判断で入国を許した。これはもう北朝鮮も知っている...全文を見る
○黒柳明君 審査課長――さっき審議官いたじゃないか。いなくなっちゃったの。
○黒柳明君 いやいや、さっき審議官がいたじゃないか。また違う答弁しちゃうまくないだろう。さっき審議官いろいろるる述べたから。変わっちゃったの、メンバー。
○黒柳明君 ほかに用といったって、こちらはこれについて要求したんだよ。
○黒柳明君 だって、さっきるるいろんなことを述べた人がいなくなっちゃったんじゃない。しようがないね、それではね。さっきの人と今の人とまた違っちゃったのかよ、担当者が。  十八日、改めて日本卓球協会から法務省に、あしたこれこれしかじかの会合がある、出席していいですかと問い合わせが...全文を見る
○黒柳明君 あったらあったでいいよ。
○黒柳明君 問い合わせがあった。
○黒柳明君 いいから、問い合わせがあった。
○黒柳明君 それについて法務省は何と答えましたか。
○黒柳明君 認められないと思うけれどもということはもう事前に通告してあるんですからね、認められないと。それで改めてあったから、認められないと思うけれども正式にはあした答弁すると、こう言いましたね。
○黒柳明君 そのあした、十九日。十九日の日本卓球協会と法務省とのやりとりはどうだったんですか。大臣、よく聞いておいてください。行き違いがあった。
○黒柳明君 何時ですか。
○黒柳明君 もっと前に、もっと前に、十時半から始まるんでしょう。
○黒柳明君 卓球協会との関係。
○黒柳明君 そうじゃない。十時半に何か行動を起こしたでしょう、法務省が卓球協会に、十時半ごろ。その後だ、今の答弁は。
○黒柳明君 十時半ごろ卓球協会の尾崎次長に何か連絡をとったでしょう。
○黒柳明君 次長に、森専務理事に直接話をしたいと、そういう連絡が入っているんじゃないですか、卓球協会に。森専務理事に直接話したい、捜してくれ、どこに行っているか、そういう電話が入っているんじゃないですか、法務省から。
○黒柳明君 結構。それじゃ十時半が十一時でいいわ、十一時。それで森専務を捜してもらいたい、直に電話したい。その後どうしました。
○黒柳明君 わかった。そして、森理事をつかまえたのは何時、どこですか。
○黒柳明君 何時。
○黒柳明君 ここなんですよ。今の説明どおりであります。いいですね。一課員、私この名前出しません。法務省の課員たって法務省をしょっているんですから、課長じゃなきゃいけない、課長補佐じゃなきゃ、審議官じゃなきゃいけないとは言いません。法務省の一課員が森専務理事を捜した。ある会合に出て...全文を見る
○黒柳明君 今私が言った認識でいいですね。だって課長が今そう説明したのを言っただけだもの。
○黒柳明君 そんな話していないんじゃない。どっかで何かの食い違いがあったんだろうと私は思う。  いいですか。今言ったことも食い違いですよ。電話するであろう、電話したんだ、捜したんだ、だめだったんだ。どう考えたって日本政府の善意で入国できない者を入国さしたんだから、九日の日には荻...全文を見る
○黒柳明君 いやいや、もういい、時間かないから。今私が言った過程を知っていますか。知っているか知っていないか、一言で結構です。
○黒柳明君 そんなことじゃなくて。
○黒柳明君 卓球協会の課員が森専務を捜した。法務省の課員から要請を受けた。この事実を知っていましたか。
○黒柳明君 知っていないじゃないか。なぜ打ち合わせをしてやったと言った。そこが問題じゃないか。何が全部打ち合わせしたなんてうそばかり言って。うそじゃないか、そんなことは。当日のそこが問題じゃないか。一番問題じゃないか。そんなことを知らないじゃないか。全部打ち合わせをしてやったと。...全文を見る
○黒柳明君 お言葉を言えば、またこちらがお言葉を言うよ。
○黒柳明君 言わない方がいいよ。知らないことばっかしよ。
○黒柳明君 そんなことを言っているんじゃないじゃないか。そんなことを言っているか、僕は。事実を知っていたか、知らないか。知らない。全部打ち合わせをしてたと。していないじゃないかと言っているんだ。  大臣、ここまで聞いてどう思いますか。ここまで聞いてどう思いますか。大臣、ここまで...全文を見る
○黒柳明君 そんなことで済まされますか。そんな簡単な答弁で済まされますか。行き違いがあったことは認めているんじゃないですか。行き違いがあったことは、これがさっきあったようにどう政治に影響を及ぼすか、両国間の問題に影響を及ぼすか、それが大臣の答弁じゃないですか。  私はここで、も...全文を見る
○黒柳明君 私はそのことを前提に認めているわけなの。認めているわけなんだ。いいですか。もう通知は行っている、三条件は了解している、認めた上で十八日からの行動を言っているの。  今おっしゃったこと、行き違いがあったと大臣認めているのに、行き違いがないと局長言うの。行き違いはあった...全文を見る
○黒柳明君 当然そうでしょうね。ただし、こういう事実。  法務省、今私言ったことについて何か言い分あったら言ってください。どこか間違いがあったら言ってください。
○黒柳明君 同じことを言っちゃだめだよ。
○黒柳明君 正式な返事はあしたすると言ったことはさっき間違いがない。もう一つ、十一時ごろ森専務にじかに言うから森専務を捜してくれと、これを言ったことも事実、間違いない、いいですね。いないから事務局の人に言った、もう課員の名前を言う必要はないからね、もう同じことの堂々めぐりだよ。言...全文を見る
○黒柳明君 認めました、大臣。一番の責任者が認めました、私のおっしゃったとおりですと。だから全く仮定の、架空のことを言っているんじゃありません。いいですか、行き違いがあった、もうこれ以上言いませんよ、二十五分使って同じこと二回も三回も念を押しているんですから。私の言ったとおり、だ...全文を見る
○黒柳明君 卓球協会をパイプにやってきているんです、全部ね。法務省いいですか、卓球協会が正式答弁を北鮮に伝えていないわけ、それは今言ったとおり。正式に伝えていないから、向こうもどう思ったかわかりません、向こうの腹まで探れません、出ちゃったという経過があるわけです。これが唯一の行き...全文を見る
○黒柳明君 そうか、僕一本参ったな。なるほど頭いいや、局長の方が。  ただ、出ないのが当たり前だとここでは思うけれども、要するに日本の卓球協会が案内して行った。警察もガードして行っているわけですからね。出ないのが当たり前だとここで局長が言ったって、北鮮の団長、向こうとしてはそれ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、けさ法務大臣と官房長官が談話でやっていた、日本卓球協会は甘い、こういう考えなんだ、外務省は。日本卓球協会が甘かった、連れていくのが。大臣、そうなるわけだ。
○黒柳明君 かっかなんかしていませんよ、冷静ですよ。
○黒柳明君 そうすると、卓球協会だな。正式返事が日本卓球協会へ来ない、だから連れていった。これも考えられませんな、本当を言うと。だめだというものを、正式返事が来なかったら問い合わせりゃいい、確かにそれも理屈だと思いますね。そうすると北鮮に手落ちがなかったかわかんないね、もしかする...全文を見る
○黒柳明君 結構ですね。また後で。  きのう総理大臣が、大臣、都内のホテルである新聞社のあれもありますけれども、紛争地域に非戦闘員を派遣したい、国際的に貢献する日本の一環としてと、こんな発言があったわけです。一部のマスコミに出ましたけれどもね。  そうすると、アフガンの問題も...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。時間がありませんので。  おとといですか、ゴルバチョフ書記長がアメリカのあるあれとインタビューして、今回は戦略核の五〇%削減、これは不可能ですね。だけど、レーガン大統領の任期中にも何かできれば調印したいと、こんな非常に意欲的な発言をしていましたね。 ...全文を見る
08月03日第113回国会 参議院 本会議 第4号
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○黒柳明君 私は、公明党・国民会議を代表しまして、総理及び関係閣僚に質問させていただきます。  質問に入ります前に、まず、第一富士丸の亡くなられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、過日西日本を中心にしました大雨の災害で罹災された方々に、同じく心よりのお見舞いを申し上げます...全文を見る
11月08日第113回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○黒柳明君 和田元理事官のいわゆる財テク問題ですが、いろいろ新聞をにぎわしましたけれども、今御調査されて、調査結果はいつごろ発表できるんですかな、藤井官房長。
○黒柳明君 来週あたり、近々、近い将来とは来週あたりですか。
○黒柳明君 今まで大使クラスの人もわかっている数が七、八名ですか、さらに関係した人が四、五人いらっしゃるとかいうふうなあれがありますけれども。
○黒柳明君 七名プラス、そうすると大体二けたにはなるわけですね。
○黒柳明君 十一名なんてこう出ていましたけれども、大体そんな感じですか。
○黒柳明君 何か受益者もいたなんというような報道がされていましたけれども、そこらあたりは調査の中で事実関係おつかみの人もいらっしゃるわけですか。
○黒柳明君 まあ今リクルートの問題がありますから外務省の問題が非常に矮小化されているような感じで、やっぱり何か言い分が違うような感じなのね。向こうはおれが損したんだとか、こっちの方が訴える方だとか、天下の日本外務省が、清潔な清廉な外務省が何かたった一人のために、もしかすると悪い人...全文を見る
○黒柳明君 何回ぐらい和田さんには会いたいという意思表示をどのルートからやられたんですか。電話でですか。内容証明か出して。
○黒柳明君 先方の弁護士。
○黒柳明君 そうすると、向こうは絶対会いたくないという意思表示をしているわけですか。
○黒柳明君 会いたくないという意思表示も来てなきゃ、会ってもいいという、要するにサイレント。弁護士を通じてノーと来ているわけじゃないんですか。
○黒柳明君 何回ですか。済みませんね、藤井さん、突っ込んで。私だから理解しているんですけれども、何回ぐらいですか、それは。
○黒柳明君 これは政府の行為ですから、マスコミの取材とか私たちの調査とか次元が違うとは思うんですけれども、居どころもわかっているんですし、弁護士さんもちゃんとわかっているんですし、随時意思表示している。向こうがノーとは来てないんでしょう。音さたなしということは、余り会いたくない、...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。もう努力はされている。  大臣、やっぱりこれはお互いに今活字になると、当然一方的な主張ですから食い違いが出てくるわけですよ。これは公表するでしょう。そうすると、またそれに対してそんなことはないと、こう出てくるわけでしょうな。結局は持ち込むところに持ち込...全文を見る
○黒柳明君 ですから、そうすると、一部報道されましたその事実についての真偽を確かめる以前にひとつ内部資料を見せてもらいたいという要求をしたら拒否されたと、こういうことですね。  これは今一部マスコミも報道されました一九八七年三月十日、この資料ですけど、これを私はエネルギー省に問...全文を見る
○黒柳明君 資料そのものをもらえなければ、既にマスコミで出ているわけですから、今度は内容についての真偽。  ただ問題は、ここに台湾なんて出ているんですね。ここらあたりが東電に言わせると、台湾なんか本来ここから輸入すべきものじゃないから、ちょっとこの資料の内容はおかしいんじゃない...全文を見る
○黒柳明君 五電力は、何回も言うように、契約時期が来年、再来年だからこれはラッキーだったんです。東電なんですよ、問題は。東電は、まだイギリスがナミビアを使ってないと言ったから使ってないんだと、こんなことを今もってコメントしているわけでしょう。ここに問題があるからニューヨーク・タイ...全文を見る
○黒柳明君 さようなというと、黒柳の発言と外務大臣の発言じゃ重きが違うもの。さようなだけでごまかさないで、それじゃもう一回それを繰り返してくださいよ。
○黒柳明君 すぐ言ってくださいよ。