黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第120回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号
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○黒柳明君 大臣、あといずれにせよ数時間しますとモスクワからイラクの真意がわかる、伝えられてくるであろうと思いますし、また地上戦に突入するかどうか、これはアメリカが主体的に決めるものでありますけれども、大臣どうですか、今の状況ですと地上戦に突入してもやむを得ないと、こういう判断を...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、あくまでもモスクワの、あるいは多国籍軍、アメリカの判断を待ってその後日本もコメントを出さざるを得ない、こういうことですか。今のところ地上戦に突入するというあらゆる情報を総合しましても近々に突入するだろう、必至だろうと、それをモスクワの今の会談待ちと、こうい...全文を見る
○黒柳明君 地上戦間近ですけれども、今、日本政府が和平のためにやれることはありませんか。総理が衆議院でバグダッドへ特使派遣というようなこともおっしゃいましたけれども、今さら特使を派遣したってもうだめだ、あとは待ちの姿勢だと、こういうことでしょうか。
○黒柳明君 いやいや、最中はわかるんですけれども、何かやられたこともある程度わかるんですけれども、もう地上戦突入寸前という情報を前にして、今ですよ、何かやることはないんですかと。特使派遣、バグダッドなんて総理おっしゃいましたけれども、それもやってもしようがない、今の段階ではと、こ...全文を見る
○黒柳明君 いずれにせよ、国連決議の六七八で武力行使は行われているわけですから、大臣どうですか、国連決議の武力行使の許容範囲というものはあると判断しますか、限界があると、こういうふうな認識ありますか、あればどの程度が限界でしょうか。
○黒柳明君 それはわかっているんですよ。そうすると、イラク国境を突破することは許容範囲、限界じゃないんですね。突破してもあらゆることに入るわけですね、イラク国境を地上軍が突破しても。これはもう全然今の国連決議六六〇からあらゆる決議を遂行するために許されるものである、こういうことで...全文を見る
○黒柳明君 そうなりますと、今度は大臣にお答えいただきたいんですけれども、要するに、目的がはっきりしている、クウェート解放、そのためには手段は選ばない、こういうことになるわけでしょうかね。その際に、選ばない手段ですけれども、市民を巻き込むことだけは人道上、国際法上避けなきゃならな...全文を見る
○黒柳明君 そんなことは何も大臣に言われなくたって小学生だって、うちの子も小学校三年生ですけれども、もっときちっとしたことを言っていますよ。そうじゃなくて、いわゆる国連の六七八、これで武力行使しているわけです。地上戦に突入する可能性がある。そうならないにこしたことはありませんね。...全文を見る
○黒柳明君 国連局長、一月十七日ですか、IOMの事務局長が民間機及び軍用機について調査してくれ、出せるかどうか資料をくれと。これについて自衛隊機、軍用機についての報告はもうやったんですか、返答は。さっき大臣は民間機について云々とおっしゃいましたが、自衛隊機、軍用機についてこれこれ...全文を見る
○黒柳明君 大臣、まだ検討中ですから、国会論議。これは結論じゃありませんから、出すということは結論ですから、出さないという結論ですから。もう国会でこれだけ論議があるんです。公明党も民社党も非常に苦悩しながら九十億ドルに賛成しましたと、自衛隊機反対なんですから。この反対も、もう一歩...全文を見る
○黒柳明君 わかった。それはもう知っているんだ。今のは受け身です。そうじゃなくて、今度はこちらが積極的に外務大臣なら外務大臣、当然日本政府の見解として、要するに民間機はこれこれしかじか出せるよ、出しますよ、もうボランティアでもいっぱい出すんですからね。軍用機、自衛隊機については、...全文を見る
○黒柳明君 きのう総理は、九十億ドル、もし停戦の場合には戦後復興費等に使うと、こうおっしゃっている。それは政府の合意したものですか。総理時々くるくる変わりますんでね、答弁が。外務省としては、これ検討して九十億ドルは返還を求めない、停戦になった場合に。そして戦後復興等に使うというこ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、戦後復興に使われる。そうしたら、国会の答弁で総理五項目おっしゃったですね、食糧と輸送と事務と生活と、もう一つ医療ですか。その中に停戦の場合には戦後復興等に使うと、これを入れて六項目にしてくださいよ。どうです、外務大臣。
○黒柳明君 そうすると外務大臣、六項目と、こういうことで認識していいですね。
○黒柳明君 大蔵大臣は、衆議院で一、二回ですかな、戦争が長引いた場合に再々追加もなんというニュアンスがあったが、外務大臣はどうですか。万が一モスクワで逆の結果が出まして、地上戦に入った。三月までですから、そうすると四月以降追加と、こういうニュアンス、アメリカは出ています。これはも...全文を見る
○黒柳明君 長官、十五日に五千億の削減、支出の。一千億が防衛費。これは新中期防の二十二兆七千五百億の中から一千億円は削減できる、する、 こういうことでよろしいですね。
○黒柳明君 そうすると、中期防であそこの主要装備、出ましたね、戦車二両云々と。あれはどうなんですか、削減されるんですか、あるいはまた来年度復活するんですか。
○黒柳明君 ちょっとわからない。  だから、あれが削減されるんですか。削減されるとすれば計画の見直しは行われるんですか。あるいは三年後に見直しをするんですか。
○黒柳明君 平成三年度は幾らですか、十億でしょう、正面装備へ。どういうことですか、そうなると。一千億と十億じゃ全くけたが違うじゃないですか。
○黒柳明君 だから、あの戦車二両等は削減するんでしょうねと言うんですよ、契約を。そしてそれはまた来年度で復活するんですかと、こう聞くんですよ。復活するとなると見直しをしないんですね、計画の見直しをしないんですね。
○黒柳明君 そうすると、実際的に一千億は削減されるんですか、削減されないんですか。契約と実際にお金を使うのとは違うじゃないですか。今までだって円高ドル安差益還元やなんかいろいろあったでしょう。削減されるんですか、されませんか。それだけ聞かせてください、ちょっと時間がもうないから。
○黒柳明君 そうじゃなくて、それは契約をしないわけでしょう、削減じゃなくて契約。後年度負担でしょう、防衛費というのはどんどんどんどん。今は十億だけでしょう、削減されるのは。それじゃ来年度復活するんですか、戦車二両等。復活しませんか、しますか、どっちですか。
○黒柳明君 そうじゃない。その戦車二両なんか復活しますか。
○黒柳明君 だから戦車二両、あるいは装甲車二両、百五十五ミリりゅう弾砲云々、これを今契約から外す、一千億、そしてもしこれ外したならば、復活しなければ来年は装備全体の見直しをしなきゃならない。それはそのときに考えるじゃだめじゃないですか。そのために中期防五年間の計画つくっているんじ...全文を見る
○黒柳明君 繰り返す必要はない、時間がないから。
○黒柳明君 そうしますと、五カ年の中期防じゃなくて単年度の見直しということになっちゃうわけですよ。五カ年のスケジュールをつくっているわけじゃないですか。それを、それはそのときそのとき。いいですよ、そのときそのときは。だけれども、来年はこれをどうするのか。復活しないとなって、そのと...全文を見る
○黒柳明君 結構です。
03月26日第120回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○黒柳明君 大臣、昨夜からきょうにかけて小沢幹事長とゴルバチョフ大統領の会談がマスコミを通じて大きく報道されておりました。二時間ぐらいの話の中で一時間ぐらいを北方領土に費やしている、こういう報道であります。当然大臣の方はモスクワから詳しい報告をつかんでいると思います。少なくともマ...全文を見る
○黒柳明君 ここまで来たらムードで外交をやる時期じゃないわけですわな、大統領の訪日も二十日内に迫っているわけですから。もう具体的にこれだけの発言をしているし。  何回も言いますように、外務当局、外務大臣ですね、詰めなきゃならない点がまだ幾多あると、こんなコメントもしていました。...全文を見る
○黒柳明君 作業委員会については後でちょっとお聞きしたいんですけれども、大臣、けさの新聞の活字を見ますと、領土協議の方向とか、領土問題で協議とか、領土問題で大統領が訪日するときは協議はスタートするんだ、こういう大見出しで、まあ中はいろいろ書いてありますが、そういうニュアンスでとら...全文を見る
○黒柳明君 ですから、できれば十六日から十九日まで大統領訪日のとき、二島は当然、四島までも、これは小沢幹事長のときの活字が踊ったわけですけれども、主権だけでも認めさせればと。これはもうどういうあれかわかりませんが、できれば四島までもと。ただ単なる話し合いだけじゃ満足しないんじゃな...全文を見る
○黒柳明君 その突破口というのは、ただ単なる対話も突破口ですよ。向こうの大統領が今まで領土問題は解決済みと言っていたのをどういう観点から俎上に上げるか。何を言い出すかわかりません。いわゆる領土問題を話し合うということ自体が一つの突破口です。いつ解決するかわかりませんね、話し合って...全文を見る
○黒柳明君 大臣は、今このときにやっぱり竹下派に配慮しなきゃならないし、いろいろな問題があるからちょっとちゅうちょしていますよ。局長の方が思い切ってやっぱり決意を固めている、責任があるから。局長に聞きますよ。大臣には最後に締めくくりで聞きますから。局長の方が明快。  そうなりま...全文を見る
○黒柳明君 外務大臣、もう明確ですよ。要するに、大統領が訪日の際には主権に対してしっかりした結論を出してくれと。それこそ大臣がおっしゃった勇気ある決断、それにも当たるんでしょうけれども、大臣、それがもし出ない場合非常に、これは野党のちっぽけな公明党ですから何ということはありません...全文を見る
○黒柳明君 そのとおりですよ。ただ、これは局長の方がすべて知っていて今言ったような答弁をされていると思いますよ。外務大臣は局長の十倍知っていて今言ったような答弁をされていると思いますよ。ただ、このマスコミの、冒頭申しましたように、これはわずかです。一時間のうちの三分なのか四分なの...全文を見る
○黒柳明君 もうそのとおりだと思います。大臣の方が立派です、局長よりも。御立派だと思います。  ただ、同じようなことで、それでは領土問題について話し合うのかというと、あらゆる問題という言葉なんですね、大統領がおっしゃったのは。当然もう今まであらゆる問題、領土問題入っている。ただ...全文を見る
○黒柳明君 局長、やっぱり局長の方が具体的だ。  当然政経不可分は変わらないわけですね。ただ、今のソ連の状態です。あの人道的な問題で援助もしているわけですね。  それから、私は活字が信用できるかどうかわかりません。一紙だけしか出ていません。一紙だって相当やっぱり根拠があってあ...全文を見る
○黒柳明君 最後に、外務大臣、ベススメルトヌイフさんが二十九日だったですかな、三日後にいらっしゃる。当然大統領のいろんな日程やなんかも話し合ったり調整したりと。だけれども、大統領が来るときはこれはもう最高の政治的判断で、今現在もまだ結論を下していないんではなかろうかという国際筋の...全文を見る
04月02日第120回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○黒柳明君 地位協定に入る前に、施設庁長官、今まで発言もなくて寂しかったと思いますので、まずここで初めにお伺いしますが、一部新聞に既に報道されていました防音関連事業の補助金のこと。私は東京なものですから、国立が出て国分寺が出て、あと十一市、立川飛行場、横田飛行場関連の補助金ですね...全文を見る
○黒柳明君 とりあえず調査して一週間弱たっているんですが、その間どんなような反応だったですか。
○黒柳明君 当然時間はある程度かかると思います。市にしても十一。まあ三つは結論が出ていますな。あと八つあるわけです。学校にしたら相当多くなりますから、時間がある程度かかると思うんです。  これはどういうことでこういうふうな結果になったんでしょうか。国立が十年ただ取りと、まだ結論...全文を見る
○黒柳明君 これは十年か十四年かわかりません。いずれにせよ、五十二年に立川基地がなくなってからが問題だと思うんですね。それまでの四十八年から五十二年まで三、四年はある程度補助金の対象。これは実態を調べて交付したわけですから、そこまでさかのぼって私はおかしいとは言わないんですが、五...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、学校側はいいですよ。市当局はいいですよ。防衛施設庁の方、長官の方の問題だ。今、長官の方の問題。  やっぱり長年これをやっていなかった、審査なんかやっていない、こういうことで十数年たってうまくないという事実が起こった、こういうことじゃないんでしょうか。
○黒柳明君 これは電気料金ですから、基本料金というのがあります。学校へ行きますとメーター一つですから、どれがいわゆるこの補助金でつくったのか、そしてそれで稼働した電気料、これはわかりませんね。わかりませんけれども、実際に国立は十数年動かしていなかった。にもかかわらずもらっていた。...全文を見る
○黒柳明君 念のためですけれども、国立、国分寺の今の新聞報道、私は現地へ行って見てきましたけれども、これは事実でなかろう、事実であるかどうかわからないという前提で今長官は物をおっしゃっていますか。あくまでも調べなければわからない、事実関係は調べてからでなければわからない、だからと...全文を見る
○黒柳明君 そんなこと言っているんじゃない。国立のこと、国分寺のこと、これは事実であるという前提で言っているんでしょうね。ほかを調べているんでしょう。
○黒柳明君 だから、子細は調査してくださいよ。十年なのか十二年なのかわからない。そうじゃなくて、こういう事実は原則としてあった、こういうことはやっぱり否定はしないんでしょうね。あといろんな子細については事実は調べなきゃわかりませんよ、まだ一週間のことですから。だけれども、この事実...全文を見る
○黒柳明君 結構ですよ、そのとおり。私らちょっと頭が悪いから、言っていることが整理できなかった。  それで、例えば六十一年、小金井が調べた。そして一級、二級じゃなくてもう四級だと。それで申請を中止した。その時点においてどういうふうな対処をしましたか。小金井はいいんですよ、申請は...全文を見る
○黒柳明君 これは東京の施設庁あるいは本庁まで上がってくる。四級ですよ。これはもう当然調べて知っているんじゃないでしょうか。長官の耳に入っていませんか。昭和六十一年五月に調査したとき、小金井、これは四級。耳に入っていない。ああ長官じゃなかった、そのときは。
○黒柳明君 してないね。そう言っておいた方が無難だ。  どうですか、その時点においては。
○黒柳明君 こうなると行政の一貫性はないということであって、まあそうでしょう、そのポストにいなかったから。  長官、六十一年の五月に小金井で調べた。十一市の中で調べたところが一つあります。府中は調べているんです、継続的に。あと調べてないんですけれども、小金井の場合は調べて、それ...全文を見る
○黒柳明君 もうこれはそのように考えざるを得ないんですね。それがつい最近国立が、二十九日国分寺がと、こうなったわけです。ですから、検査体制をきちっとしなきゃならない。  それであとの八市。武蔵村山、ほとんど稼働していません。これはまだ調べていませんか。
○黒柳明君 当然十一市全部ですからね。武蔵村山はほとんど、全く稼働していないと言ってもいいです。これは八百万。十年になるか十二年か、これはわかりません。掛けるの計算すればいいんですからね。  それから東村山、小平、これは月に一、二回騒音を感じるかなという程度です。それから日野、...全文を見る
○黒柳明君 報道じゃない、議事録。
○黒柳明君 報道じゃなくて議事録。三鷹市の総務委員会、三月十五日。三鷹の教育委員会の次長さん。
○黒柳明君 別に国立はもう私たちもらっていませんと言っているわけだから、隠しているわけじゃありません。だけど、もう施設庁の方に言って、一役人の人ですから名前までは、長官とか部長なら名前出しますけれども、何もその人の判断でも何でもないんでしょうから、その人がそのときどういう対応した...全文を見る
○黒柳明君 会計検査院いらっしゃってますね。  今の件、国立はこれから調べる。調べるというのは細部であって、国分寺も市当局が使っていないと認めているわけですから、調べるにしても、もうこれは補助金はいわばただ取りですか。この事実が間違いない場合、調べるということは否定しませんね、...全文を見る
○黒柳明君 だから今、長官も調べると。それはいいんですよ。調べていただかなきゃならないわけですよ。だけど逆に言うと、市当局は使っていない、だから返すと、こういう事実は認めている。その事実まで否定する必要はないんじゃないでしょうか、幾らこの正式な委員会の場でもね。その事実は素直に市...全文を見る
○黒柳明君 調べる調べるでね。結構です。またあれでしょう。長官どうも済みませんね、眠けが覚めたでしょう。  防衛局長、お忙しい中を済みませんな。一、二点。  湾岸戦争は一段落しましたけれども、あそこではいわゆるハイテク戦争であった。私たちもいろいろテレビなどで評論家の意見を聞...全文を見る
○黒柳明君 パトリオットをライセンスで国内生産している、何か向こうのスカッドミサイルの速さに追っつけない、だから百発百中じゃなかった、こんな情報が来ていますが、一番それは関心があられた中の一つじゃないかと思うんですけれども、その点はどうですか。
○黒柳明君 またちょっと古い問題で恐縮なんですけれども、我が党の主張で例の一千億の防衛費を削る。削るのはいいんだけれども、この装備の中身、これは何を削るんですかね、これから中期防五年かけて。発注段階において戦車二両とかあるいは練習艦とか、これは発注をやめた、こういうことはいいです...全文を見る
○黒柳明君 当然、物なんですよね。この前のは契約レベルで一応見合わせたわけです。それがまた復活する可能性もあるという発言を長官はして、ちょっと物議を醸したわけですな。  そうすると、それは復活する可能性も含めて局長も考えているんですか。
○黒柳明君 この前リストになったあの問題を復活するのかしないのかと言ったら、防衛庁長官はそれはもう来年考えると。同じ答弁です。  そうすると、復活しないということは言わないんだ。また復活してくる可能性はあるんだ。それも含めて来年から考える。そうすると、この前の長官の答弁と全く変...全文を見る
○黒柳明君 当然でしょう。
○黒柳明君 もう戦車は今から特定できるわけだ。そうすると、あのときリストアップされた戦車二両、練習艦とヘリコプター、あれは削減されるんですね、数として。もし削減されるなら中期防が変更されなければならないじゃないですか、削減されるならば。だから、あれはとりあえず平成三年の契約ベース...全文を見る
○黒柳明君 地位協定の方もあるし、局長、後で楽しみに。また答弁してください。  大臣、この法案は私ども賛成なんですよ。だけれども、本来はこれは反対です。これは二点あるんです。一つはやっぱり歯どめがないということですよ。それからもう一点は、五十三、五十四年のときは地位協定の解釈拡...全文を見る
○黒柳明君 だから、向こうでは何と言っていますか。米軍は何と言っていますか。
○黒柳明君 思いやり予算というのは、御案内のように、大平内閣のときつくっちゃって、今も思いやり思いやり。向こうに行くとJGですよ、ジャパニーズ・ガバメント。もうこれで全部統一していますね。思いやりじゃないわけ、向こうは。思いやってもらうお金じゃないという前提なんですよ。もう日本が...全文を見る
○黒柳明君 それ外れ、ハワイ行きだめだ。全部つくられている。一つだけ、三沢の野球のあれだけは却下したから、これはつくられていません。一つだけだな。あとは全部つくられている。ここにあるのは全部つくられている。今さらやっても時間がないから。  逆に、要するに軍事的な建設、飛行機の掩...全文を見る
○黒柳明君 そのとおりです。つくられているんです。ですから、ドル建ての場合四つに分かれると言われていますよ、本給とか軍事建設とか維持費とか。ですけれども、その中にこちらが食い込んでいるものも幾らもあるんですよ。  かつて昭和五十二年の大平内閣のときに、もう言うまでもなく国会で問...全文を見る
○黒柳明君 その五〇、五〇というのは五年前、十年前から言われていたんじゃないわけです。今この特別協定の審議に当たって、五年後にはそのぐらいになるだろう、だからというようなことで今取ってつけたわけだ。  そのときの日米関係がどうなっているのか、そのときの日本の立場がどうなっている...全文を見る
○黒柳明君 長官、勉強してもらって、実際の現場ですからいろんなことがあると思うんですけれども、何か不満みたいな顔をしているけれども、そんなに怒らないで。  最後、二分ちょっとしかないから、要するに今のことを善処してくださいよ。
○黒柳明君 時間があと一分だから。  それじゃ、軍事施設の建設に対して思いやりがどんどん使われることについてはどう思いますか。使われてきた。これからも使われる可能性があるかどうかわかりませんよ。審査するんでしょうね。それについてどう思いますか。それも要するにやむを得ないと、こう...全文を見る
○黒柳明君 もう二十五秒ぐらいしかない。  最後に、外務大臣、軍事施設、掩体、ヘリポート、滑走路、空挺訓練施設、飛行機整備工場、格納庫、エンジン倉庫、要するに軍事施設にどんどん食い込んじゃっている。こういうことについてはどうですか、外務大臣、この一点だけの判断。これはもうしよう...全文を見る
○黒柳明君 じゃ、結構です。
○黒柳明君 ゴルバチョフ大統領訪日に当たりまして、関係者からシベリア抑留問題で大統領遺憾の意を表せ、謝罪すべきだという強い意見がありますが、総理、この意見に同意いたしますか。
○黒柳明君 三党合意のPKOの問題ですが、総理は本会議、予算委員会で早期成立と。なかなかこの内容が、結果が出ないんです。また、七日の統一選前半が終わりますと話し合いが行われると思います。  いろんな問題、各党意見の食い違いがありますが、一点だけ、新組織の中に予備自衛官を入れる、...全文を見る
○黒柳明君 率直に話し合う機会が若干延びているんですけれども、ただ御案内のように、我が党は予備自衛官は反対である。民社党さんもそのような意見を委員長が出していると新聞報道で聞きます。  問題は総理総裁の党の中の問題でして、これはいろんな意見が報道されておりますが、せっかくここま...全文を見る
○黒柳明君 同じく都知事選ですけれども、どうも我が党は旗色が悪い。何かきのう、おとといもダブルスコアでうまくない。自民党の有力者から、小沢幹事長の責任は敗北しても問わないと、スタート早々敗北論が出てきたのですが、あと五日ですね。  総理総裁として、万が一の場合、幹事長の責任問題...全文を見る
○黒柳明君 全力という言葉は非常にきれいごとなんですけれども、新聞の世論調査を見ると、自民党の過半数どこかに行っちゃっているんじゃないですか。我が党の大多数は行くべきところに行っているんじゃないですか。そういう言葉だけじゃやっぱり選挙は勝てませんな。長年選挙をやって、後輩の私がそ...全文を見る
○黒柳明君 私、選挙中にアメリカへ行っちゃいけないと言っているんじゃないんです。アメリカへ行くことは大いに我が公明党の十倍もサポートですよ。ただ、その実を上げていただかないとという、やっぱりどうもじくじたるものがあります。  そこで、政治改革ですけれども、けさの新聞にも出ており...全文を見る
○黒柳明君 あと一分四十八秒。  訪米のことですけれども、今もさんざんいろいろ各党から話がありました。お米の問題、おとといですか、宮澤元副総理も非常に柔軟な考え方、食糧安全保障さえ確保されれば部分開放もと言わなくても、非常にそれに近いことを発言しました。小沢幹事長も国際協調をと...全文を見る
04月23日第120回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○黒柳明君 大臣、掃海艇派遣の問題は法的に不備はないと。不備があるなんて言える立場じゃないわけですから、これはもう当然不備はないと。この発言は当たり前だと思いますが、いずれにしましても自衛隊派遣、六隻か七隻か武装集団が一万キロかそこらを隊を組んで行くわけですよ。本格的な初めてのケ...全文を見る
○黒柳明君 当然立たなきゃならない。にしては余りにも、昨年あの協力法にしてもあるいは自衛隊機にしても相当審議をやりましたね、今度は突然ふっと来て、掃海艇という話が出てから二週間ですかね、全く国会における審議は行われていない。本会議やるやらない、これもいわゆる総理、外務大臣の海外訪...全文を見る
○黒柳明君 ばかにお上品な発言しなくたって別にいいんですけれども、党主同士が話したって時間の制約がありますし、これは実際の公的な場にあるし、オープンじゃありませんからね。ですから、記者会見はやるでしょう。必ずしも密室ということじゃありません。だけれども、国会の審議の場に何にも俎上...全文を見る
○黒柳明君 現在検討なんて、余り検討の時間はないわけですし、一方的にどんどん政府が、自民党が進める。自民党の中でも、きょう昼に見ていたら反対の人がいた、まあこの際認めてくれ、こう言っていた、こういうようなことですけれども、やっぱり国際貢献にプラスになる、そんなことだれも否定しませ...全文を見る
○黒柳明君 それと同時に、そのたびそのたびにやっぱり選択の余地がある、判断を下す、こんなことも政府答弁にあったわけですわな。  そうすると我が国の船舶との関係だと、三年前ですとプルトニウムの輸送についての護衛艦、これはいいんですか、今の論理を当てはめると。それから国際貢献だから...全文を見る
○黒柳明君 どこにいるの。アメリカにどこに知事がいるんですか。日本の知事は日本だ。
○黒柳明君 災害発動、これは国内的なものである、だから国際的な大規模災害が発生しても行けない、こういうことですな。それでいいわけね、逆に言うと今おっしゃったことは。都道府県知事なんというのはこれは日本に限られる。だから、海外で国際的な災害が起こった場合にはこれは国際貢献、そういう...全文を見る
○黒柳明君 大臣、これから党首会談があるわけです。一番心配するのはPKOですよ。ここまで三党合意を早くやったらよかったんだ。まあ早くやったらよかったなんというのはちょっとあれですけれども、これを今までずるずる引っ張ってきた。PKOと今の掃海艇派遣は若干次元は違いますよ。次元は違い...全文を見る
○黒柳明君 それは政府の、自民党の見解でしょう。我が党は我が党の見解があります。我が党は同じ次元においてこれをとらえているわけですよ。平和活動、平和維持活動で、片っ方は自衛隊派遣して片っ方は派遣しない。それについて片っ方は合意して協議して、片っ方は反対して、そんなばかな二またはか...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、千七百とかなんとかというのは違うんですね。
○黒柳明君 そうすると、それは三月現在。四月、五月、二カ月かかるわけですね。二カ月かかるから幾つなくなるか、これはわかりませんな。少なくなるからますます時間がかかるんでしょうな。  きのう、これは一民放のあれだと、ワシントンの国際戦略所の部長さんが、もう六月あるいは五月に行った...全文を見る
○黒柳明君 もございましたであって、外務省ないしはどこかで綿密に調べたわけじゃないですよ。非常に情報というものがはっきりしていない。これは私も聞きました。  そうなると、二カ月かかって行くわけでしょう。その時点において何だというようなことはまさかないでしょうね。必要なかったんだ...全文を見る
○黒柳明君 わかった。  大臣、私たち別にこのことを一〇〇%悪いと思っていないんです。半分は賛成したんです、我が党でも。だけど待てよ、こういうことなんです。いいですね。決して反対じゃない、全面的に。  今言ったように、私もいろんなところに聞いた。非常に不確かです。何個あるかも...全文を見る
○黒柳明君 まあ結構ですよ、あさってやると全然答弁は違うわけですけれども。もう行くことは決定しているわけですから、だから冗談は別にして、行くならば実を上げてもらいたい。国民の税金で行くんだから、反対を押し切って行くんだから、それが中途半端だったらこれは何のためか。そうでしょう。協...全文を見る
09月05日第121回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○黒柳明君 私、まずPKOの問題についてお尋ねします。これは準備室に尋ねるわけですかな。    〔委員長退席、理事成瀬守重君着席〕  三党合意がまだできておりません。できていないということは残念というかあるいは残念じゃないというか、これは個々の見解の相違でありますが、ただ当然...全文を見る
○黒柳明君 両方あわせる必要はないのよ、三党はこちらでやっているんだから。  九日の日に二回目の会談がある。それが成立したら直ちに出せますか。だって国会は十月四日で終わりじゃないですか。政治改革は十日から始まるじゃないですか。三党合意なんていうのは、精力的にやるったって法案の提...全文を見る
○黒柳明君 もう外務大臣の発言月や総理大臣の発言はそんな発言じゃないですよ、できるだけとか。しかも、三党間はどんどん進んでいるんですよ。いいですね。公明党の場合はどこの党員も一生懸命毎日毎日やっているのよ、精力的に。本人がそこでそんなに中途半端。  それじゃ九日に成立したとしま...全文を見る
○黒柳明君 ごろで結構です。
○黒柳明君 そんなことじゃ参議院の公明党キャスチングだと一生懸命やっているのに承知しませんよ、そんなことは。違うじゃないか、総理の言っていることと。外務大臣の言っていることと。だめだよ、そんなことは。これは破棄です、そうしたら我が党は。おかしいじゃないですか。ごろを言ってください...全文を見る
○黒柳明君 もうこれ一問しか聞きません。一問しか聞きません。それによって参議院公明党の態度は変えます。  もう一回聞きます。連休が三日三日と続きます。そんなことを言う必要はありませんが、これは審議できません。土曜の閉庁、これも審議できません。そんなことはもう言うまでもありません...全文を見る
○黒柳明君 大臣、私たちが何も間に合わせると言っているのじゃないわけであってね。一週間か十日、それに間に合わせる。大臣、約束してください。
○黒柳明君 それで、いろいろな問題を聞きたいのですけれども、私たち参議院公明党はそんな中途半端でこれは承認できないのです。最後のとりでですから、いい意味でも悪い意味でも。まあいい方に持っていきますから、大臣。  そこで国連局長、いわゆるPKF参加の中間の 五原則というものを出...全文を見る
○黒柳明君 私もそのひな形を見させていただきました。国連と参加当事者国とで装備、どういう装備を持っていくかと、こういうことで私も理解しています。  そうすると、一般的に今までどんな武器を携行して参加国は紛争国に行っているのでしょうか、PKFとして派遣された場合。大体概略的にどん...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。今まで国連PKFが派遣された地域か八カ所ある。今活動しているのが三カ所ですか、レバノン等含めまして。そうすると、私も七九年にレバノンに行って実情を視察してきたわけですが、例えばUNIFIL、レバノンの国連暫定軍、ここに限った場合に、参加国はどんな武器を携...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、今までのPKFは大体その重級砲、重級砲。というと百二十ミリですかな。
○黒柳明君 百二十ミリは今お聞きした中で、私も余り専門知識はありませんが、それが一番重装備ですね。あと自衛隊が陸で持っているのは対空、対地。対艦ミサイルは当然持っていませんな。それからあと百五十五ミリ、二百三ミリ、これはもう持っていくわけにいきませんな、重装備ですから。ほかのは大...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。あわせて御理解いただくかいただかないかは御堂のこれからの問題でありまして、まだまだこれからも十月四日までで終わるのか、十一月、新しい総理総裁が決まって、そしてその総理総裁のもとにPKO臨時国会が開かれて、それで十二月の雪が降る時代に最終結論が出るのか、こ...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。ぜひぜひと二回言われると、こちらも人がいいものですから、ぜひぜひと、こうなっちゃうのかわかりませんが、そういうわけにいかないんですよ。  それで、今の実施方法、細則、これは法律の中に盛られますか。それともそれ以外、政令で決めるとかあるいは細則、内部規約...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。今そこまでは出ていません。これは私たちは出ようたって出ようがありません。私たちはあくまでも中間の五項目で合意するかどうかと。ところが、それを合意したとしますよ。それで国会にその法律が提出されますよ。今言ったようなことが出て、もう失礼ですが、社会党、共産党...全文を見る
○黒柳明君 どうも済みません、超過しまして。ありがとうございました。