黒柳明

くろやなぎあきら



当選回数回

黒柳明の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○黒柳明君 大臣、まずAWACSのことをお伺いしたいのですけれども、ブッシュ大統領訪日の後の声明の中で、両国とも早期警戒の重要性を確認し、日本側が早期警戒機の導入整備、これを検討ずみ、アメリカの方はその支援に努力する、こんな声明が出ました。  ところが、今防衛庁の方では中期防見...全文を見る
○黒柳明君 当然これは防衛の所管じゃありません、外務省の所管ですから。  このAWACSの必要性、これはかねてから防衛庁が待望していた問題でありまして、不必要であるということじゃなくして、いろいろな国際情勢の変化、中期防を見直しせざるを得ないような情勢、その中においての、これは...全文を見る
○黒柳明君 黒柳先生と同じ感じと言ったって、私の中を内視鏡で見たような感じですけれども、相当クレームがつく。
○黒柳明君 それから当然大臣御存じのように、イージス艦の発注についてもキャンセルを検討がなと、これも同じくマスコミ辞令です。防衛庁が検討を決めたわけじゃありません。ただし、私はこれも決めざるを得ないのじゃなかろうか。このハイテクは全部アメリカのものを購入するわけですよ。そうなりま...全文を見る
○黒柳明君 そうすると防衛庁は、もしこれを導入しないとなった場合には、日米間の話し合いを先行してよく向こうの理解を得てそしてやるのだ、これは当然過ぎるぐらい当然だと思うのですけれども、それにしてもそんなことは今までやっていることですから、それをやった上において非常に向こうの批判が...全文を見る
○黒柳明君 PKOの問題ですけれども、何かけさの新聞でも一昨日の新聞でも各紙ともまたPKOのことを取り上げていますね。  先般衆議院を通過して、今参議院に法案がある。これは原案のまま通過することは一〇〇%難しい。当然今からその所管大臣、一番の責任者が、これはもう通過するのは難し...全文を見る
○黒柳明君 国対での調整やっていないのです。私、参議院の公明党の団長ですから。全くやられていません。梶山さんだけの新聞情報が先行しているだけです。その点、私は心配しているのです。
○黒柳明君 やっていると過去形で。まあ結構でしょう。  運転免許のところでその後が、何かいつもざっくばらんであれするのに、きょうはばかに慎重じゃないですか、外務大臣。もうちょっとざっくばらんに話を聞けるのかなと思って私は期待していたのですけれども。  その中で安全にということ...全文を見る
○黒柳明君 最低PKO法案の成立ということになると、もうけさの読売に出ていましたように、梶山さんが五項目を、あれも相当検討してやっているわけじゃないと思うのですね。これからあれをたたき台にするのか、あるいは今までもあんなことは言われたことで、そんな大したものじゃないと思うのですが...全文を見る
03月26日第123回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○黒柳明君 大臣、きのう梶山国対委員長が与野党の国対委員長会談でPKFの凍結、こういう提案をしたと報道で出ております。  どうなんでしょうか、外務大臣、このPKFの凍結ということについては大臣はどういうふうにお考えになっていますか。
○黒柳明君 丹波さんも当然原案どおりに成立するに越したことはをい、外務大臣がおっしゃったとおりですが、与野党り話し合いというものは当然必要で、与党の委員長から、責任者からそういう提案があった。もしPKFが凍結で成立ということがあればこれはやむを得ない、もう一番の現場の事務の責任者...全文を見る
○黒柳明君 大臣、フン・セン総理に会われまして、PKFの派遣のことですが、昨年現地で会いましたときには当然日本の自衛隊の存在もよく知りませんでした、フン・セン首相は。当然自衛隊士我が国憲法との関係はこれはわかりません。当然PKOの我が国内での推移、これはてんでわかりません。  ...全文を見る
○黒柳明君 そうじゃなくて、私はもう二十年間も党の国際局長をやっていますから、今外務大臣がおっしゃったことなどというのはこれは当たり前のイロハのイの字でありましてね。私たちが会った時にはそういうことを知らなかった。当然勉強してきた、してくることも当たり前でありまして、そうじゃなく...全文を見る
○黒柳明君 局長、明石さんから、先ほどもちょっと話がありましたように、警察活動、文民警察みたいなものもと、こんな話がありましたが、これは現行法では無理だろうという感じはいたしますが、先ほど局長から今までの国会審議での答弁を踏まえていろいろ話がありました。法案の成否はまだわからない...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、成立するかしないか時期的にまだ若干時間はあるわけですけれども、今不成立ということは全く考えていない。考える必要がないと私も思うのですけれども、不成立の場合には現行法において何ができるかというこの検討、この勉強もまだやってなくて、不成立と決まるその前後に勉強...全文を見る
○黒柳明君 頭の片隅で勉強していること、例えばどんなことを勉強しているのですか、頭の片隅で。箇条書きでもいいから教えてくれますか。
○黒柳明君 選挙監視はもう前例ありますからね。どうですか、頭の片隅では文民行政、各省が向こうの省を援助する、こんなことも当然頭の中の勉強のテーマに入っているわけですか。
○黒柳明君 これは大臣という最高責任者が絶対通ると言うのなら通ると思いますけれども、客観的に常識的に見て、マスコミだって通るなんていう書き方じゃないですよ。難しいですよ。疑問ですよ。通るじゃなくて通さなきゃならないと言っているのは総理と外務大臣だけね。あとの人は通さなきゃならない...全文を見る
○黒柳明君 私も絶対ということは言っていない。
○黒柳明君 思っているなんたって、大臣だって国会の生みたいな経験持っているじゃないですか。だから責任者として通させてもらいたい、通そうという意欲はいいけれども、現場の局長は万が一の場合の勉強する必要はないと。それは余りにも、私は局長の肩を持ちますよ。大臣、横暴ですよ、そんなもの。...全文を見る
○黒柳明君 当然そうでしょうね。  そうすると、自衛隊ではそういう話がありましたけれども、警察官のいわゆる出向とか休職とかこういうあれだと出せることはありますか。
○黒柳明君 意味があるかないかということはまた別です。  大臣いないから、これ仮定のこと、現行法のことを言ったが、大臣来るとまた怒られちゃうから。  そうするとあれですか、もし休職、出向で行って、警察官なんだから意味がないと。だって今インドネシアだって丸腰ですよ、何も持ってな...全文を見る
○黒柳明君 武器は持てないですね。わかりました。  局長、大臣がいなくなったので、ひとつ万が一の場合も当然頭の隅で勉強して――ああ帰ってきた、いけないいけない。早いよ、あと一分おしっこしてきてくれなきゃ。ちょっと早かった。  ちょっと時間がありませんもので、きのうかな、おとと...全文を見る
○黒柳明君 長官は外務省の見解と言ったけれども、こちらからむしろ防衛庁の方に問い合わせてその返事を待っている、こういうことなのですか。  そうすると、三割撤退したということについて、こちらとしては大臣の発言があったですから、撤退したと。今のところはそういうことで了解している、こ...全文を見る
○黒柳明君 そうすると、防衛庁の方でその確認を待って、本当に撤退しているかどうか、これはいつごろわかるものなのですか、時期的に。
○黒柳明君 そうすると、大臣、やっぱり若干三割撤退したかどうかということについてこちらとしては疑問な点があると、こういう感触が大臣もあられましたか。
○黒柳明君 ありがとうございました。
04月07日第123回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○黒柳明君 外務大臣、昨日からきょうにかけまして、江沢民総書記の来日、総理大臣のはいろんなコメントが出ているわけですよ、天皇の訪中についても。外務大臣のコメントがないものですからちょっとお聞かせいただきたいと思うのです。  私は、天皇陛下の訪中、これはアジアの国に関しては政府間...全文を見る
○黒柳明君 それはわかりますよ。要するに陛下の訪中の意義。  私また同じことの繰り返しになりますけれども、アジア全体でいえば戦後というものは続いていると思うのですよ。ですから、恐れ多い言葉、発言だと思うのですけれども、やっぱり陛下の訪中によってある意味では国民感情を含めて政府間...全文を見る
○黒柳明君 大臣、きのう首脳会議にお出になって、今、大臣もおっしゃいましたけれども、けさの新聞を見ますと総理は、国交回復二十周年に実現できることに、これは陛下の訪中ですね、意義があると。そうすると何か真剣に検討という、この日も何か総理の言葉が非常に抽象的で、外務大臣は非常に歯切れ...全文を見る
○黒柳明君 ただ常識的に、総理大臣の言葉、国交回復二十周年に実現すれば意義があると。正確にはどうかだったか、そのとおりだと思ったけれども。国交二十周年に実現するのは極めて意義深いと、こういうふうも言葉ですね。マスコミの一斉の報道ですから間違いないと思います。そうすると、二十周年は...全文を見る
○黒柳明君 慎重ですね。総理以上に慎重になっちゃってふだんの外務大臣みたいじゃないですね。まあ結構ですよ。  PKOの発言もしましたですね。私もそれでは慎重に発言しますよ。PKOの発言は、PKOは敏感な問題だ、慎重に対応してほしいと。これはどういうふうに受けとめましたか。もう総...全文を見る
○黒柳明君 何だか主語がちょっとわからない。おっしゃったのは外務大臣ですか。
○黒柳明君 ああ江沢民総書記がおっしゃったの。
○黒柳明君 一友人というのは江沢民。
○黒柳明君 江沢民総書記が宮澤総理の一友人としてこのようにおっしゃったと。
○黒柳明君 一友人であることはこれは間違いないですけれども、やっぱり国家を代表して来ているわけですからね。まあ結構でしょう。  きようはまた、きのうもフィリピンのノリタケに脅迫状が来て、それで家族含めて退去されると。これは外務省は情報をつかんでたのですか、前から。
○黒柳明君 きのうお葬式がありましたシチズン商事の太田さんの件ですが、私も前からそんな話が来まして、知っている人もいたのでいろんな話を、まあ聞く必要はないのです、外務省がフォローしてますからね。マスコミがいろいろ聞き出しています。それでいろいろ内容を聞きますと、まずはどんなものか...全文を見る
○黒柳明君 実はシチズンの関係者に聞きますと、十六日朝、誘拐犯人から七十五万ドル出せと電話があった。また午後する。その間に七十五万ドル払ったというのですよ。  外務省の出先の大使館の方からは、そんなばかなことをするな、金額についてはもっといろんな交渉の余地はあるのだと、あるいは...全文を見る
○黒柳明君 当然、生命の確認あるいは金額の妥当性あるいは一回の電話ですぐそれを渡すことの可否、いろいろなことはあります。ただ、会社の方じゃ後になって、これは人命のことですけれども、あのときの外務省の指導あるいはサゼスチョンを聞けばと、こんなことも発言はしているけれども、これは後の...全文を見る
○黒柳明君 鋭意は結構、つくってあることは結構ですけれども、今、企業の問題だと思う、ねらわれているのは。だから、緊急に企業対策をここでやらなきゃならないのじゃないでしょうか。  これは今どういうふうな手を打つことを考えていますか。
○黒柳明君 大臣、今、部長の話を聞くと、これだけ問題が続出していて邦人保護について外務省はきちっとやっていると。これは私はやっていないとは言いませんよ。むしろ企業の方がちょっと抜かっているのじゃないかと、こんなことを連続の事件の中で私は感じる点も多いのです。  今の太田さんの場...全文を見る
○黒柳明君 最後に、企業側も決して我々全面的にいいことをやっているとは言っていない企業が相当あるのですよ。ですから一回どうですか、企業全部集まれといったってなかなか主体性がありますから、一回、心ある企業と集まって外務省の当事者とよく相互間の意思の疎通あるいは改善すべきところはお互...全文を見る
○黒柳明君 終わります。
04月14日第123回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○黒柳明君 イランのことですけれども、ノンビザのあれはあしたからですか、ビザが必要というのは。
○黒柳明君 今まで、さっきもあったように、上野や成田周辺あるいは原宿周辺、異様なあれだったのですけれども、ビザを取得することになればイランの訪日者は当然これから激減する、そういうふうな考えていいわけですか。
○黒柳明君 今まではどういうことですかね、日本に来たってそんなにメリットはないと、全体的に。部分的には働いて稼いでいるという人は私も相当聞いていますけれども、全体的にはそういうメリットがないのに、なぜ今まで異様に日本に続々後から来るということだったのですか。やっぱり向こうの政府の...全文を見る
○黒柳明君 両政府間のいろいろな話し合いというのが当然行われて、要するに来日に対していろいろなマイナス面というのは向こうの政府はよく知って、あるいはそれに対していろいろなアクションも起こしていたということは間違いないのですか。
○黒柳明君 大臣、きのうの総理の会見で、PKO解散はない、こういう発言をしましたですね。大臣はせんだって、PKOが廃案なら解散を進言。すると。若干総理とは、PKOに対する熱意というのは外務大臣の方があるやに見受け、また若干その行き着くところについての見解が違うなと、こう感じたので...全文を見る
○黒柳明君 そんなもの外務大臣が発言しなくたって、もう渡辺美智雄と聞けば熱意と情熱の固まりということはわかっていますよ、大体。しかも、隣で局長の発言をストップさせるなんていうのは、公明党の中でもなかなかそんな勇気ある人はいない。御立派だと思って、先刻は。  ですから、そういう情...全文を見る
○黒柳明君 きのうの総理の発言、PKO解散はない、こういう発言をお聞きになって、今もやっぱり廃案になれば閣僚の一人あるいは副総理として進言は絶対やるのだと。これは情熱とか熱意だけじゃなくて具体的行動も起こすということには変わりないですか、今現在。
○黒柳明君 そうすると、要するに大臣の発言は、意思表示と実際のアクションと一々聞いて判断しなきゃならないのですね。要するにアクションは起こさないのだ、熱意のあらわれだと、こういうことなのですね、今のことは。
○黒柳明君 どうなるかわからないからいろいろ聞いているじゃないですか。こっちがわかったら聞きませんよ。どうなるかわからないから聞かざるを得ないのです。  これも大臣に言うと、おれはそんなこと知らないなんて怒られちゃうかもわかりませんけれども、おとといの日曜日に民社党の大内委員長...全文を見る
○黒柳明君 やっているったって、大臣、目の前にしている私は何だかわかりますか。私はいわゆる参議院の二十人のキャスチングボートの団長ですから、もう一回大臣の認識改めなきゃだめ。やってない。新聞にはやっているなんて書いてあるが、まだ始まっていない、そんなに深くは。  だから私は聞く...全文を見る
○黒柳明君 全然私は何もおっしゃってないじゃないですか。
○黒柳明君 何をおっしゃっている。おっしゃる方向でまとめるなんて、何も言ってないじゃないですか。大内委員長がこういう発言をしたということをおっしゃっているわけじゃないですか。それを何か大臣は上のそらで、おっしゃっていることでまとめます。まだまとまらないでしょうということを言ってい...全文を見る
○黒柳明君 大臣、やっぱりだめ、この前怒ったから、怒られると思ってだめです。  どうですか、大臣、これは何か新聞の活字ですけれども、一時は梶山さんが主導権をとったとか書いてあった、あるいは副総裁なんて。ついせんだっては全面的に渡辺外務大臣が、当然責任者であることは間違いないです...全文を見る
○黒柳明君 当然そうですよね。これはもう私がこんなことを言うまでもありません。絶対なんというのは、それは時によってありますよ、絶対反対、絶対賛成。だけど、この法案の修正をしようという立場に立ては絶対ということは当然あり得ない、こう思います。一つずつ根回しをクリアにしていくことも一...全文を見る
○黒柳明君 包括的それから普遍的、ということはやっぱりあれでしょう、一時あったようなカンボジアとか時限立法というのはその点は大臣は好ましくないという見解ですわな。金丸さんに遠慮なんかすることない。総理が言ったのですから金丸さんに遠慮することないじゃないですか。
○黒柳明君 北鮮、朝鮮民主主義人民共和国、お昼のニュースで田邊委員長の訪問あるいは自民党の池田団長中心の訪問。金日成のNHKのコメントですけれども、日朝正常化は進んでいる、いい方向で進んでいると、こんなコメント、短いコメントですけれども出ていました。  大臣、どうでしょうか、日...全文を見る
○黒柳明君 それで先週の金曜日、核査察について向こうの国会で批准はした、これから自主申告で、六月ごろからIAEAの査察が入るだろう、こんな報道が行われておりました。それからきょうの総理の池田団長への親書の中にも核に対するコメントがあるだろうと、こういう報道が述べられておりました。...全文を見る
○黒柳明君 大臣、いつでしたか、先週だったですかね、鹿沼で御自分の後援会だか何だかでいろんなコメントの中で、北は信用ができないと、ラングーン事件を持ち出してそういうコメントがどこかの新聞に出ていましたね。要するに韓国の自作自演であると言っている、信用できないと。  基本的には、...全文を見る
○黒柳明君 我が党も行かなきゃならない、接触しなきゃならないのですが、自社の方が熱意あって先行していますので、日本政府が今交渉している最中、そのさなか、国会の審議忙しい中ですね、行かれた。これ何らかの成果があるとすると、北のこの核査察についての意思といいますか意図といいますか、前...全文を見る
○黒柳明君 局長、もう時間もないが、自主申告があって六月ぐらいに査察があって、それで北から出した核査察の規定の中には、特に韓国側のマスコミあるいは韓国側が言っている再処理施設の廃棄に対しての手順がないと。これはいわゆる核隠し、核疑惑が助長されるものだと、こんなコメント出ていますね...全文を見る
○黒柳明君 大臣に、最後に一言。  ちょっとまた話題が変わりますけれども、ウルグアイ・ラウンドは延期しましたね。大臣が、夏ぐらいまでかなと何か十二時のNHKのコメントに出ていました。それで我が国として一服かなと大臣が閣議後におっしゃったと、こんなコメントが出ていました。  ど...全文を見る
○黒柳明君 何かわかったようなわからないような、最後は禅問答だ。  結構です。
04月16日第123回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○黒柳明君 丹波さん、これおとといの新聞に出ていまして、UNTACの軍事部門の構成、軍事部門が一万五千九百七十六人、本部要員が二百四名、混成憲兵中隊が百六十人、その下に海軍部隊、兵たん部隊、衛生部隊、通信部隊、航空支援部隊、工兵部隊、監視要員、歩兵大隊、こんなふうな組織図が出てい...全文を見る
○黒柳明君 いや組織はわかっている。組織はわかっているのですけれども、克明に一けたまで人数が書いてあるわけですよ。文民の方は約六千、軍事部門が一万五千九百七十六、本部要員が二百四、憲兵中隊百六十、その下に八部門に分かれて海軍部隊三百七十六とか、一人に至るまでずっと数字が出ているも...全文を見る
○黒柳明君 いや先生何もおっしゃっていないのです。マスコミがこう報道しているけれども、これは外務省としてもう大体こんなものをつかんでいる、こういうことですね。  この中にいわゆる平和監視団ですか、こういう部門というのは含まれているのですか、この中に。平和監視団というこういう組織...全文を見る
○黒柳明君 それはもう基本的なことですよ。今カンボジアのことですね、カンボジアのUNTAC。今ここに書いてありますのは、二千何名インドネシア等が行っている。今月中にはまた千何百行く。こういうカンボジアの現実を踏まえてお聞きしているわけですけれども、基本的な問題じゃなくて。  そ...全文を見る
○黒柳明君 即答は難しいといったって、そんなあやふやなつかみ方なのですか。活字にはこう書いてあるのですよ、収容地域での兵員、武器数の確認や外国からの軍事援助を監視する部門が監視要員であると。そうすると、これは平和監視団、いわゆる監視団とは違うのじゃなかろうかなと。  それからも...全文を見る
○黒柳明君 今、局長がおっしゃられているのは、こういう組織、八部門に分かれている、こういうものについては組織図をもちっている。人数までは子細まだ手元には入っていない。さらに今カンボジアの現状に合わせてどういう配置になっているか、これはちょっとわからない。だからこの監視要員、これに...全文を見る
○黒柳明君 別にどこにだれがどう張りついていくだなんというようなことは知ろうとも思わないし知る必要もないのであってね。  そうすると、今、局長がおっしゃったのは、同じことを繰り返すことはないですな、二けた、十とか二十とかそういう要請をして派遣しているところは監視団であろう、こう...全文を見る
○黒柳明君 そうするとこの組織図、この組織図の一万五千云々、これは必ずしもPKFじゃなくてこの中にはいわゆる平和監視団も入っている、こう読めるわけですね、読んでいいわけですね。
○黒柳明君 そうすると、大体一万ぐらいを除いたものは監視要員でありあるいは通信要員でありと。これは別にPKFといわゆる監視団と分けたものじゃありませんから合計あたりを書いたのだろう、こう見ますが、この一万五千九百何名の中、通信要員が書いてあるのですよ。衛生部隊も書いてあるのですよ...全文を見る
○黒柳明君 衆議院で修正したイからヘまで、それ以外ここで言うと衛生五百四十一、通信五百八十二、監視四百八十五、これひっくるめて、さっきも言ったように、この表はPKFと何と分かれたと、こういう意味の表しゃありませんから、別に。そういうものを意識してやっておるのだ、全体的にこんなもの...全文を見る
○黒柳明君 それはもうわかる。イからヘというのはPKF、だからそれを修正したい。修正したいじゃない、こちらとしては凍結したい。そうすると、イからヘに入らないということは、今入らないと言ったのは、衛生、通信、監視、その三つは入らないと、こう言ったと認識していいのですか。
○黒柳明君 そうすると、衆議院でも一応論議がありましたけれども、自衛隊が部隊として入らないというのはちょっと私も納得できないのですが、そこの通信にしても衛生にしてもそういう部隊で入らない形であると、イからヘに入らないというふうな認識と、こういうことになるのですか。
○黒柳明君 私もここらあたりがわからないのでもう一回同じことを聞きますよ。  イからヘに入らない、この部分はこの八のうちのどこの部門であり、その部門の内容についてはいわゆる部隊としてやらなければいいのだと、これはわかったのです、内容的にはね。それじゃどの部門、まさか歩兵大隊は部...全文を見る
○黒柳明君 今言ったような振り分けで考えていただくと、要するに部隊として入らなければいいのだと、これが一つ、内容的に。それはいいのですか、確認しますけれども。それは違うのですか。
○黒柳明君 今、室長がおっしゃったのは、部隊としてやってもそれはいいのだ、PKFじゃないと。そうすると、何回も言うようですけれども、ここに書いてある表はPKFとそれから後方監視と分けた表じゃないことはわかっていますけれども、いわゆる兵たんとか衛生とか通信とか監視というのはPKFの...全文を見る
○黒柳明君 いやいや、私はぜひ御理解じゃなくて、私はそう理解しているつもりなのですけれどもね。  そうすると、軍事部門というと何か鉄砲持っていくPKF、厳密に言うと海軍、兵たん、通信等八部門に分かれている、それをひっくるめて軍事部門、PKFというのはちょっと間違いというか、そう...全文を見る
○黒柳明君 ちょっとその部隊と部隊でないというところはどうも基本になる。まあ結構でしょう。  だから、もし、これは仮で大臣におしかりを受けるかわからないですが、今の政府原案が通らない、PKFが凍結になる、そして監視団までだと、こうなった場合には、これは訓練期間とかいろいろあるか...全文を見る
○黒柳明君 当初からそれは求められていると思うのですよ、逐次改善されなきゃだめなのだから。年じゅうドンパチやって引き離しばかりやっていない。現に難民だって引き揚げているわけですからね。そういう秩序が保てるところもあるわけですから。  そうすると、逆に言うと、今、平和監視をやって...全文を見る
○黒柳明君 だから、それはそうじゃなくて、推移するからどんどん改善されなきゃうまくないですよ。引き離しも進むでしょう。難民もどんどん帰ってくる。地雷もなくなるでしょう。だけど、今日の段階においてまだ来つつあるわけで、ほとんど来てないわけですから。監視団を要請した、中国等来る、だか...全文を見る
○黒柳明君 確認されておりませんて、自分が確認するのだから確認しておりませんと。ちょっと日本語の使い方。
○黒柳明君 そうそう。それが日本語。東大法学部と早稲田の文学部と違うのだからスマートに答えないと。わかりました。  けさほどもガリ事務総長の話が出ました。これは確認していないと。もし事務総長の話が、これはうその報道ということはないと思いますし、若干ニュアンスの違いということはこ...全文を見る
○黒柳明君 だからそれはいいのですよ。けさもそういう話があったというからそれは当然ですよ。だけど、もし不必要となった、もう部隊の構成が整っているのだからいいとなった場合ですよ、場合。場合と言うとまた大臣にそんなことを考えることはないなんておしかりを受けるかわからないが、場合におい...全文を見る
○黒柳明君 難しいかな。  ガリ事務総長の必要か必要でないか、これは結構です、確かめてください、重要な発言ですから。もし不必要だとなった場合、これは仮定ですね。仮定のことを言うとまた大臣におしかりを受ける。だって必要じゃないという報道が流れているからその真偽を確認すると同時に、...全文を見る
○黒柳明君 結局それは控えたいと。何も私は控えちゃいけないなんて偉そうな口ききたくないのですよ。  そうじゃなくて、簡単明瞭だと思うけれども、PKFを凍結ですよ、PKFはだめなのですよ、そうするとその次に来るのは監視団なのですか。監視団という言葉だけどそうじゃないのだ、後方部門...全文を見る
○黒柳明君 何かわからないけれど、まあいいです、この次で。  大臣、もう時間がおと二十二秒しかないのですが、賢人会議、いろいろ問題になっています。それを検討するために外務、通産、それから環境、大蔵、これで委員会を発足させるということは間違いないのですかね、新聞報道の。さらに、け...全文を見る
04月21日第123回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○黒柳明君 大臣、午前中に質疑がありましたのでまた余りしつこくやりたくないのですが、例のインドネシアの問題です。これが事実とすれば大変なことですし、次期総理候補と言われる外務大臣・副総理のことですし、さらに事実がなきゃこれはもう大臣にとっては大変なこれまた問題なわけです。だから、...全文を見る
○黒柳明君 見本市の開発計画と丸目さんとの関係、私も現地にいろいろ友人を含めてジャカルタに知り合いがいるので、きのうあたり、アメリカと違って時差が昼と夜じゃないのでいろいろな話を聞きましたけれども、やっぱり大臣とおつき合い、これは新聞でコメントが出ていました。先ほども大臣否定しま...全文を見る
○黒柳明君 問題は、大臣のお言葉をかりるとこれは全部否定、そんなことはないと。新聞の方もリベートがあった疑いと。これはマスコミのあれですからね、疑いと。  そうなると、大臣、私冒頭に言ったように、事実それは大変、事実でなくても大変。公的地位にある、日本国の副総理という肩書がある...全文を見る
○黒柳明君 またあさってありますから、地元からいろんな情報が今入りつつありますから、またあさって楽しみにしています。  ソ連の問題ですけれども、もう一斉にマスコミが取り上げておりますが、いわゆる二段階というのですか段階論というのですか、先月コズイレフ外務大臣がいらっしゃったとき...全文を見る
○黒柳明君 正式提案した、まあ話の中には出たというニュアンスでしょう。コズイレフさんのどきには話の中でそういうことが出たと。
○黒柳明君 だから、話の中では二ュアンスは出たと。  それで、来週訪ソするときには正式にそういう提案をするつもりはあるのですか。
○黒柳明君 コズイレフのときはいいでしょう。また来週行ったときに。
○黒柳明君 だから、そこまで間もなくだから余り言えませんねって言いながら、どこかの講演会ではどんどん言っているわけですから。この前も言ったように、ここは講演会よりももっと大切な場、私が言うまでもない。  ここでおっしゃったあの提案、コズイレフのときに言わなかった、正式提案してな...全文を見る
○黒柳明君 想像できるということは、当然提案するともう言ったのだからね、講演会で。こういう想像で間違いありませんか。もう一言。
○黒柳明君 いやいや、私そんな親愛だと思っていませんよ。尊敬していますよ。もう大先輩として尊敬。親愛だなんて仲間意識ありません。大尊敬していますから。  それで、今も大臣くしくもおっしゃったように、向こうは共同宣言すらまだ認めていない。そういう段階で、これは活字ですからそのとお...全文を見る
○黒柳明君 これは条約局長がな。主権、施政権あるいは統治権、これもいろんなことがマスコミに書いてありまして、国会でも論議になった。あの五六年の共同宣言、これはきのうの官房長官は、今までの政府の枠内だと、こう言っていますけれども、枠外だと私は断定はしませんけれども、やっぱり変わった...全文を見る
○黒柳明君 おりませんか。
○黒柳明君 そうすると、四島引き揚げ返還大前提、これはもう私、認めます。これは崩していない。ただし、五六年のときには二つに分かれていたわけですよ。締結時、それから締結のときの返還の時期の明示と。今の主権を認めれば、返還の時期の明示、これはこのまま残っているのですか、それじゃ。五六...全文を見る
○黒柳明君 それは私もその通りだと。だから柔軟姿勢とこう言っている。これはそのとおりですよ。四島返還が基本、これもこのとおりですよ。だけれども、五六年のときには二島即時返還、平和条約締結、あとの二島については返還時期の明記、こうなっていたわけですね。それが、今、外務大臣がおっしゃ...全文を見る
○黒柳明君 わかりました。それじゃ崩していないと理解していいですね。  結構です。
04月23日第123回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○黒柳明君 大臣、けさブッシュ大統領とドロールEC委員長との会談が報道されておりますが、結論としては、早期妥結に対して今後も話し合っていこう、ただしその過程において新しい提案も出した、それについて合意する点もあり得る、こんなコメントもついておりました。  外務大臣として、このド...全文を見る
○黒柳明君 それと二点目、要するにアメリカとECが農業問題で妥結するならば我が国の米の問題も見直す用意があると、書簡の中で。これは新聞報道ですからそのとおりかどうかわかりませんよ。ということは、妥結するという前提であるけれども、何か部分輸入とか関税が若干どうなるか、話し合いですか...全文を見る
○黒柳明君 時間が限られていますので。  昨日といってもこれはアメリカと日本と時差があるのですが、アメリカの議員から電話がありました。黒柳さん、小錦のこと、あなたお相撲のこととしてこれをネグると大変ですよ、こちらは人種問題というのは非常に厳しいのですよと。これはもうこっちは夜中...全文を見る
○黒柳明君 別に事実関係なんかね。
○黒柳明君 ですから、私は別に相撲協会を批判したりとか星取りがどうであるとか、こんなものをここで論議したいわけじゃない。それを言ったことがすぐ、今までやっぱりそういう要素が日米間においてあったから、現に要素じゃない、批判が出てきたわけですよ。こちらも謝らなきゃならないような局面が...全文を見る
○黒柳明君 結構です。
05月12日第123回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○黒柳明君 UNTACの明石さんがいらっしゃって、きのう大臣とお会いした話をマスコミ、新聞、テレビ等で拝見しまして、先ほどまで参議院のPKOの特別委員会で参考人としていろいろコメントされている話も聞きました。私もカンボジアヘ行く前にお会いして二、三回いろんな問題を聞いているのです...全文を見る
○黒柳明君 当然、前から国連の負担金を超えて相当というような、相当という言葉は使ったかどうか、資金援助はするという発言を外務大臣はやられていましたから、そういうことは前向きに取り組んでいられると思うのです。  ひとつ、何も私がここで陳情する必要も要請する必要もないのですが、あす...全文を見る
○黒柳明君 法案の成立について、大臣、いつですか沼津でしたかね、自公民で八、九分どおりと、こんな発言しておりましたが、どうでしょうか、マスコミのあれですと、連合も山岸会長初め非常に、どういう結果が出るかわかりませんが、意欲的であるということは間違いありません。自公民で八、九分どお...全文を見る
○黒柳明君 私たちは内部にいまして、やっぱり八、九分よりもうちょっと自公民なら強いのじゃないかなという感触であれします。もうこれはそのたびにここで大臣に激励されちゃったので急ピッチで今、私たちも作業を進めているのですが。  国連局長、一点だけそれでまだまだ安心できない点があるの...全文を見る
○黒柳明君 先委員会でも同じようなこと言った。ちょっと質問が違う。大臣、覚えていますか、おっしゃったこと。あの後方の医療とか通信とかできるのだと、自衛隊も。局長はこの前のときも、今言ったと同じ質問じゃないのですけれども、大体同じようなニュアンスでできないと。今もできないと、こうお...全文を見る
○黒柳明君 排気ガスね。何か時々私たち理解できないような比喩というかお使いになるので、頭の回転が悪い私は戸惑っちゃうのでね。  局長、こういう非常に紳士的な委員会ですから、予算委員会みたいにぎゃあぎゃあやる委員会じゃないのでそれ以上のことはあれですけれども、今のUNTACの各部...全文を見る
○黒柳明君 これは私も同じ味方ですから、何もそんな余り毛嫌いしないで、味方同士ということであれしてもらいたい。  それはもうわかるのです。それは当然そうなのです。ただ、狭い範囲で明石さんが考えているかどうか、これはもう一回明石さんに聞かなきゃわからない。それは局長がそういうふう...全文を見る
○黒柳明君 これは前の委員会でもそんな話を聞きましたが、それをいつでしたか、要するに中国の意思というものを大切にした方がいいのじゃないかという発言されたということは、これは新聞の活字ですけれども、もう大臣が今秋の訪中も前向きに考えているあらわれじゃないかなどというようなことが書い...全文を見る
○黒柳明君 結構です、時間ですから。
05月14日第123回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○黒柳明君 続いて日朝交渉のことですが、アジア局長、けさですか一部の新聞ですけれども、韓国の首相補佐官が北には再処理施設があるのだとコメントをした、こんな報道がされていました。これについては外務省はどの程度情報をキャッチされているのでしょうか。
○黒柳明君 既に北鮮側からIAEAに自己申告で査察の対象を出して、寧辺付近の施設もその中に入っていると、こういうことですね。  そうすると、大臣が今おっしゃったように、国際的なIAEAの査察が入ればこれはわかる、疑惑は晴れる。六月には査察が行われるのではなかろうか。そうすると、...全文を見る
○黒柳明君 そうするとその結果、どういう結果になるかわかりませんが、きのう施政権の問題もすれ違いであるというような報道がされておりました。それと核の疑惑、向こうはもう解決済みだと、こう言っていましたけれども、そうするとIAEAの査察が入って結果が出れば核疑惑に対しては解消するとい...全文を見る
○黒柳明君 大臣、これは交渉ですから、外交交渉というのは時間がかかるしお互いの忍耐も必要ですし、結論がどうなるかということはこれは両国のあるいはいろいろ国際的な雰囲気というものもあるかと思いますが、一つ核の疑惑が一応晴れたとなると相当日朝正常化への大きな関門は乗り越えることができ...全文を見る
○黒柳明君 当然そうだと思います。  PKOのことを聞きたいのです。時間がありませんのでちょっと国連のことを一、二聞きたいのですが、当然国連中心の我が国の動きであったし、これからもますますPKO等含めて国連主義というものが私は大切な外交、日本外交の基軸になると思うのですけれども...全文を見る
○黒柳明君 それで一つ希望がありまして、もう来月の地球サミット、これは日本が相当力も入れていますし、今までの国連と言いますといろんなところにおいて活躍していますけれども、中心は安保理事会であったわけです。国際紛争、平和、これも非常に中心であるのですが、湾岸戦争の例を見ましても、地...全文を見る