桑原豊
くわばらゆたか
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月19日 | 第140回国会 衆議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 私の地元は、このたびの重油流出事故で大変な被害を受けた石川県でございますけれども、きょうはナホトカ号のこの問題につきましてたださせていただきたいと思います。 大変被害が広範にわたっておりますし、そしてまた深刻な事態になっております。...全文を見る |
○桑原委員 全体的なことも含めてお答えになられたようですけれども、こういった反省をしながらまた次も繰り返すということはもうこれで、この種の事故についてはとどめを打つような、そういう意気込みで臨んでいただきたいと思いますが、その際に、今回のこういった議論を次につなげていくその体制を...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは、一昨年の末に油汚染事件への準備及び対応のための国家的緊急時計画がつくられました。このことについてお聞きをしたいと思います。 大変立派な計画で、文章的にも立派なのですけれども、これがそのとおりに実行されれば、今回、初動態勢のおくれなども含めて、かなりしっか...全文を見る | ||
○桑原委員 現実の事故というのは、季節も違う、そして海の状況も違う、流れてくる重油の性質も違うというようなことで、千変万化だというふうに思います。 そういう意味では、できるだけ細かく具体的な対応をあらかじめ決めておくというのは大変大事なことだろうというふうに思いますので、今後...全文を見る | ||
○桑原委員 外務大臣にお願いをしておりましたけれども、時間がもうございませんので。運輸大臣からのお話で大体の察しがつきましたので、あれですが。 最後に、時間が切れてしまいましたが、総理に、日本海側は大変閉鎖的な海域でございますし、これからの経済発展をいろいろ考えてまいりますと...全文を見る | ||
○桑原委員 終わります。 | ||
02月21日 | 第140回国会 衆議院 環境委員会 第2号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 私は、まず最初に地元の、私は石川県が出身でございますけれども、今回ナホトカ号の重油流出事故で海岸線一帯に大変大きな被害が出たわけでございまして、この問題について御質問させていただきたいと思います。 長官には寒風の中を御視察をいただき...全文を見る |
○桑原委員 ぜひ、そういった強力な体制で、精密な調査を実施をしていただきたいと思います。 今後の影響を見ていく際には、当然のことながら、この事故が起きる以前、海岸の状況というものはどういう現状であったのかというその現状が把握されていて、それとの比較でどう回復していったのかとい...全文を見る | ||
○桑原委員 間に合わないということは大変残念なわけですけれども、ぜひそこら辺は、既に行われた海岸の状況なども参考にして、推測を働かせて、十分できる限りの現状把握というのをした上でやっていただきたいと思いますし、そういうことでひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。 それ...全文を見る | ||
○桑原委員 油処理の仕方にもよるわけですけれども、いろいろ諸説があるようです。例えば、割合短い期間で環境が相当回復するという、そういう一、二年のスパンで、そういう見方もあるようですし、また、いやこれはもう十年、二十年のタームで考えなければいかぬ問題だ、こういうふうな見方もあるよう...全文を見る | ||
○桑原委員 ぜひそういった、見方がいろいろ分かれているようですけれども、最大限回復が順調に行われるようなことも含めて、この際しっかりした知見を集積されますように、相当粘り強く影響調査を続けていただきたい。このことをお願いをし、そういった決意も含めて長官の方から一言、この環境影響の...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 この関連でもう一つお聞きをしたいのですが、ボランティアの方の大変痛ましい犠牲もございま した。大変胸が痛むのですが、もう一つ、いわゆる海鳥が悲惨な状況に遭っております。この保護やらあるいは保育、リハビリ、そして放鳥というようなこと...全文を見る | ||
○桑原委員 こういう水鳥なんかになりますと、これは一体だれの財産なのかということも含めて、そういう物の考え方でいくと、なかなかその損害を評価するというのは難しいことかと思います。 しかし、アメリカでは、既に相当以前から、自然の生態系であるとか野生動物の価値、あるいは原生自然の...全文を見る | ||
○桑原委員 重油の問題は以上にしまして、次は環境庁の役割といいますか、そういったことで少し関連をしたことを聞きたいと思います。 まず、近く提出予定のアセスメント法なのですが、今度の法律案が出されるに至るまでは本当にいろいろな紆余曲折があって、環境庁としても、ある意味では庁の命...全文を見る | ||
○桑原委員 時間がもう切れましたので、もうあと少し聞きたかったのですが、やめますが、ともかく環境庁、ともすれば事業官庁のはざまにあって大変事業の遂行を、ある意味では合理化をしていく際に環境庁の役割が使われるような側面もえてして見られます。しかし、私は二十一世紀というのはもうそんな...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 | ||
02月21日 | 第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○桑原委員 私は民主党の桑原でございます。 きょうばいろいろ重油関連の質問があったようでございますが、私も地元が石川県でございまして、海岸線が六百キロと大変長いところでございますが、その約半分ぐらいがべっとり重油で侵された、大変な被害を受けたわけでございまして、そのことに関連...全文を見る |
○桑原委員 そうしますと、この重油流出事故は災害、そういうことでよろしいわけでございますか。 | ||
○桑原委員 それでは、その災害に該当するわけですが、そのことによって具体的に何かその事故のための有効な対策というものを災対法から導くことはできるのですか。 | ||
○桑原委員 そうしますと、災対法からは、一般法であるということでそういう対応策が具体的に出てこない、区域の設定とかそういう権限の問題はございますけれども。その議論に関連をして、災害として認められれば、例えば国がその災害を受けた自治体に対する財政手当て、そういうものの根拠になる、そ...全文を見る | ||
○桑原委員 長官は所信表明の中で、災害対策に関する総合調整官庁として大いに役割を発揮したい、このようにおっしゃっておられたわけですけれども、そうしますと、国土庁としてこの今回の事故に対して果たしている役割といいますか、あるいは具体的に何らかの対応策といいますか、そういう面で何があ...全文を見る | ||
○桑原委員 当初の、災害として該当するのかどうかという議論も含めてそうなのですけれども、やはり災害という名がつけば、中心になるのはもう国土庁なのだ、こういうような物の考え方というのはごく自然だというふうに私は思うのです。そういう国民の一般的な理解からしますと、災害に該当するのに何...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは、次の質問ですが、今回の重油事故、海上でその防除作業に当たるのは災害防止センターの業務だ、こういうことで、事故当初は、船主の委託を受けまして防止センターが海上の重油の防除に当たったわけでございます。これは海洋汚染及び海上災害防止法四十二条の三十六に定める二号業...全文を見る | ||
○桑原委員 時間もなくなりましたが、この一号業務というのは船首部の抜き取りが中心だ、こういうことなのですけれども、この事故が起きて船首部が漂って相当油が拡散していく、流れ出していく、そういう過程で、措置すべき責任者が、もうこのままではこの荒海の中で大変な事態に、大変被害が拡大をし...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは、最後に一点だけ。 一昨年の末に例の油汚染事件への準備及び対応のための国家的な緊急時計画がつくられました。その中でかなり詳細に決められておりまして、訓練等を行うということで、常にそういったものを想定しながら訓練をすることが義務づけられているわけですけれども...全文を見る | ||
02月25日 | 第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 最初に、平成十一年度を限りにいたしまして廃止をされるということになりました特別地方消費税についてお伺いをしたいと思います。 この廃止をされる特別地方消費税は長い歴史があるわけでございまして、地方にとっては、全体で占める税収額は小さい...全文を見る |
○桑原委員 この税の名前が特別地方消費税という、何かある意味ではこの時期に非常に誤解を受けるといいますか、かなり屋上屋のような感じを与える、そんな税であるがために少し犠牲になったのかなという感じもいたしますけれども、私の地元でございます石川県で最初にこの税が、発祥の地でもございま...全文を見る | ||
○桑原委員 ぜひ、そういったことで積極的に検討していただきたいと思いますし、欧米のような滞在税といいますか、そういったふうな、やはり観光を振興していくというところに焦点を絞って、消費税的な議論の中に埋没していかないような、そんな工夫も凝らしてやっていただきたいということを注文、御...全文を見る | ||
○桑原委員 JRに対する国策としての、そういった一定期間財政援助といいますか、そういうものの必要性は認めるわけですが、そのことが結果的にやはり自治体の貴重な財源を食うとか侵すとか、そういうことがかなりの長期にわたって続くというようなことではやはり問題ではないかというふうに思います...全文を見る | ||
○桑原委員 経緯はよくわかりましたが、プール制に移行するというときの見解として、やはり助成制度も含めて何らかの対応をしていかなければならないということが決められたということです。 さらに、今後は道路の維持管理、そういうものも含めて料金徴収を考えていくということになりますと、も...全文を見る | ||
○桑原委員 これ以上の議論はあれですけれども、やはり道路というもののありよう、あるいはそれで国民がどれだけの負担をしていくのかという問題、そしてそのことによって当該の市町村がいろいろな意味での負担が強いられるという、そんなことをぜひ総合的に検討していただきたいと思いますし、建設省...全文を見る | ||
○桑原委員 短期的な、そういういろいろな諸条件での結果がそうだということも理解はできますが、これだけ数年間にわたって続いてまいりますと、これが慢性化をしていくということになれば、やはり制度の大きな問題になるのではないか、こういうふうな気もいたします。 そういう意味で、地方交付...全文を見る | ||
○桑原委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。 | ||
04月10日 | 第140回国会 衆議院 本会議 第24号 議事録を見る | ○桑原豊君 私は、ただいま議題となりました環境影響評価法案につきまして、民主党を代表して、質問をいたします。 実は、私はかつて石川県の職員として環境行政を担当していたことがございます。したがいまして、この法案につきましては、その早期実現に特別の思いを抱いてまいりました。いよい...全文を見る |
04月15日 | 第140回国会 衆議院 環境委員会 第4号 議事録を見る | ○桑原委員 桑原でございます。 今まで相当いろいろな議論が出ておりまして、私もいろいろな質問を予定しておりましたけれども、かなりダブるところもございますので、できるだけダブらないようにお尋ねをしたいと思います。 長年、閣議アセスということで実績を積んできた上に立って、今度...全文を見る |
○桑原委員 アセスの開始の時期を今回は早めていく、相当早い構想の段階からアセスを開始していくということで、今言われた中ではスクリーニングというような制度もそういったことで取り入れたのかなというふうに思うのですが、まず、第一種事業につきましてはスコーピングの段階からがアセスの始まり...全文を見る | ||
○桑原委員 そうしますと、事業によっても相当いろいろなケースがあるというふうに考えられるとは思います。 それでは、少し個別にお聞きしたいのですが、例えば、スクリーニングの際には知事の意見を聞いて判定の材料にしていく、こういうことになっております。この段階で、万が一、立地の場所...全文を見る | ||
○桑原委員 そこら辺、一番影響を強く受けるであろうところの当該の市町村長の意見よりも知事意見が優先をされるというところがもう一つ私はわかりませんけれども、ただ、知事意見の中でそんなふうなものが含まれているんだということかなとも思うのですが、それはまたの機会にしたいと思います。 ...全文を見る | ||
○桑原委員 例えば、徳島県のある村のダムの問題ですね。村長さんは絶対にダム建設は反対だ、しかし県は促進だ、こういったことで、関係自治体と県が真っ二つに割れたような場合、これがアセスの対象になるかどうか。今のケースが対象になるかどうかは別にしまして、私はしょっちゅうそういったケース...全文を見る | ||
○桑原委員 そういうケースが想定をされるとすれば、私は、そういった知事の段階で意見をまとめて一本化をするというようなことではなしに、直接自治体の意見が事業者に反映をするような仕組みをつくって、その中から総合的に判断をしていくということをやった方がいいのではないかと思いますけれども...全文を見る | ||
○桑原委員 そういう言葉の使い分けは、この法の条文の中を見る限りではそうかなとも思いますが、現在の閣議アセスでは、環境庁長官の意見というのは配意をされる、こういうふうになっているようです。それから、電事法あたりにも、あれはどこでしたかな、そういうさまざまな意見に、意を配るというよ...全文を見る | ||
○桑原委員 そこまで確信をされておるなら、私は、逆にそれを独立の要件として考えて、最終的に許認可の判断をしていけるような仕組みにした方がむしろいいのではないかというふうに思うのですが、なぜなのかということをお聞きしたいと思います。 | ||
○桑原委員 アセス時代よりは格段の前進だと思います。そういう意味では私も評価をいたしますけれども、ぜひ、今後の課題として、さらに環境庁が総合的な調整官庁、あるいは環境改善のための推進の官庁として発展をしていくというか充実をしていくためにも、私は、そういった方向での、権限の強化とい...全文を見る | ||
○桑原委員 この意義については、かなり今まで議論をされてきたわけですけれども、政府側の見解としては、有益な環境情報の形成への参加だ、政府の意思決定への参加ということではないのだというような考え方ではなかろうかと思うのですが、私は、そんな区分けをするのではなしに、結局、有益な環境情...全文を見る | ||
○桑原委員 環境に与えるいろいろな影響を考えて、これではとても事業そのものを認めることはできないというような意見も、私は、ある意味では環境情報の一つになるだろうというふうに思うのです。頭から、そういった賛否とか立地のいかんとかというのは環境情報とは違うのだというようなことで切って...全文を見る | ||
○桑原委員 先ほども少しお話ししましたが、スコーピングあるいは準備書の段階で市町村長の意見が直接事業者に伝わらないのはおかしい、こういうふうに述べたわけです。私は、本来、市町村に住んでいる住民の皆さん方にしても、一体我が町の首長は我々の意向を酌んでどんな意見をこの問題について出し...全文を見る | ||
○桑原委員 私は、地方におった経験もあって、今局長が言われたのとは逆に、市町村長さんの意見を聞きたい、教えてくれと言っても、県の段階ではなかなかそれを公表しない、見せない、そういうのが通例ではないかというふうに思いますので、ぜひそういったことがオープンに公表されるような仕掛けをつ...全文を見る | ||
○桑原委員 アセスの対象地域をどこにするのかという選定基準についてですが、これは主務省令で定めるということになっております。 私は、ぜひこの段階で、選定基準に基づいて定めていくわけですけれども、当該地域の意見、それを何らかの形で酌み取っていく方法を考えていくべきではないかとい...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは次に、発電所のアセスについてお伺いをしたいと思います。 発電所の問題につきましては電気事業法にゆだねられる部分がかなり多いわけでございまして、主務大臣である通産大臣の関与が強く認められている、こういう仕組みになっておりますけれども、改めてその理由についてお...全文を見る | ||
○桑原委員 個別の段階で少しお聞きしたいのですが、ほかのアセスと違いまして、スコーピングの際に、通産大臣に対する知事意見というのが出されます。その際に、住民等の意見に対する事業者見解、これが出されるわけですが、知事はこの事業者見解に配意するという、普通のアセスにはない規定が加えら...全文を見る | ||
○桑原委員 ちょっと私の勉強不足ですけれども、ほかのアセスについても、知事は事業者見解、そういうものに配意するというふうに規定をされておりましたでしょうか。 | ||
○桑原委員 スコーピングや準備書作成の段階での通産大臣の勧告、あるいは評価書の作成段階での変更命令、大変強い権限を通産大臣は与えられております。それ以外の普通のアセスは、その段階では一般的には事業者は主務大臣の助言を求めることができる、そういう関係になっているかと思いますけれども...全文を見る | ||
○桑原委員 通産省の今までの実績、それから環境保全に関する適切な対応をしたいということで、そういった強い権限を持ってそれに臨みたい、その気持ちは私はよくわかります。わかりますけれども、環境保全の観点からそういった対応をしていくということであれば、むしろ私は今度は環境庁にお聞きした...全文を見る | ||
○桑原委員 このアセスメント制度の体系の中で一番強い権限といいますか、そういうものを環境保全の観点から環境庁というものがしつかり保持をしておるというのが外から見て大変自然なように思えるのですけれども、実際にはそういう従来からの実績などを踏まえて、事業官庁に対してどうするのかという...全文を見る | ||
○桑原委員 その内容がどの条文の中で勘案をされていくということになるのかというのが少しわからないものですから、電事法の中でそういう規定がないとすれば、それはアセスメント法の中でどんなふうにひっかかっていくのか、そこをちょっと教えてください。 | ||
○桑原委員 意見を聞くことが義務づけられることはわかったのですけれども、それがどんなふうに勘案をされて反映されていくのかというのが明確な条文になっているのかいないのかということをお聞きしたわけです。 | ||
○桑原委員 通産省の方の御意見はわかりましたけれども、そこら辺がどの条項で、明確に審査の際に環境庁長官の意見というものが勘案されていくのか、そこら辺を少し、ここでこう読めるのだというようなことを、もう少し説得力のある根拠をぜひ示していただきたいと思います。これは今お答えできなけれ...全文を見る | ||
○桑原委員 以上で終わらせていただきますが、私も、先ほど来意見がたくさん出ておりましたけれども、何とか、環境行政をつかさどる環境庁が本当にこの法案を見事に成立をさせて、そしてそのことによって日本の環境全般に、しっかりした調整はもちろん環境改善の大方向を示して、それを推進していく、...全文を見る | ||
04月17日 | 第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○桑原委員 直接国土庁が主務官庁ではございませんけれども、大変重大な問題でもあるということで、国土庁設置法の中では、災害に関する施策を企画立案、推進し、関係行政機関の事務の調整を行う、そういう主務官庁の責任者としての国土庁長官の所感ということでお聞きをしたいと思うのです。 動...全文を見る |
○桑原委員 長官の大変力強い決意をお聞きいたしました。ぜひ、国土庁の立場からしても、この問題の抜本的な改革に向けて積極的な役割を果たしていただきますように求めておきたいと思います。 今長官のお答えの中で、近く国土庁は防災に関する基本計画の見直しをしていくということで、原子力災...全文を見る | ||
○桑原委員 この原子力災害編ですが、いつごろまでにこれが仕上がるのか、大体のめどを教えていただきたいと思いますし、それから、つくるに当たっては、恐らく国の関係他省庁とも連携をとりながらいろいろ検討されているのだろうと思うのですけれども、現実にこの原子力の防災については、原発などの...全文を見る | ||
○桑原委員 原子力災害というのは大変特殊だ、特に五感に感ずることができないということで、またその結果も、事と次第によっては破滅的な結果を招くということで、本当に一般の災害とかなり違った角度から対応しなければならぬ面がたくさんあるというふうに思うのです。そういうことであるならば、な...全文を見る | ||
○桑原委員 原子力安全委員会などのあり方等につきましても、これは科技庁とのかかわりの中で、私は、そういった安全や災害に対する姿勢として、中立的な、あるいは公正な立場で対応できるというふうには必ずしも言い切れないのではないかという懸念を持っておりますけれども、これはまたの機会にいた...全文を見る | ||
○桑原委員 時間もございませんので最後の質問になりますが、ナホトカ号の重油流出事故、そして最近では、対馬への重油の漂着、あるいは太平洋側でも何か不法投棄で重油が流れついたというような、そんな記事も載っておりました。日本の沿海を航行しているいろいろなタンカー、老朽船もたくさんあるよ...全文を見る | ||
○桑原委員 たくさんの教訓も出されたと思います。国土庁として、そういったものを積極的にまとめられて、今後さらにさまざまな災害に対して積極的な役割を果たしていただきますことをお願いして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月22日 | 第140回国会 衆議院 環境委員会 第6号 議事録を見る | ○桑原委員 きょうは、諸先生方から大変貴重な御意見をたくさんお聞かせをいただきまして、本当にありがとうございます。いろいろ示唆に富んだ御意見が多いわけでございまして、ぜひこれからの審議にも参考にさせていただいて、努力をさせていただきたい、そういうふうに思います。 まず最初に、...全文を見る |
○桑原委員 どうもありがとうございました。 それから、先ほどの御意見の中でも二、三出ておりましたけれども、このアセス法の目的は一体何なのか。 確かに、手続法としての目的の規定は条文の中にございますけれども、一方で、「国等の責務」ということの中では、単にさまざまな基準をクリ...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 最後に、河野先生と森嶌先生にひとつお聞きしたいのですが、先ほど青山先生も強調されましたけれども、いわゆる早期のアセス、まあ計画アセスといいますか、あるいはもう諸外国では法案とか政策的なものも含めてアセスの対象にしている、そんな話も聞...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 大変いろいろ示唆に富んだ御意見、ありがとうございました。これからも努力をさせていただきたいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
05月16日 | 第140回国会 衆議院 環境委員会 第8号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 南極保護法案の質問に入る前に、日本の環境問題にとりまして大変喫緊の課題でございます、今お話にもございましたが、ひとつ諌早湾の干拓事業について長官の所感をお伺いしたい、このように思っております、 四月十四日に例の最後の潮受け堤防が締め...全文を見る |
○桑原委員 今こうして議論をしている間にも、深刻な事態が進行していると思います。いろいろな意見を今まで申し上げたということで、それがどういうふうに反映をされていくのか見守っていきたいというような、ある意味では、そういう悠長なことを言っておるときではないというふうに私は思います。国...全文を見る | ||
○桑原委員 非常に回答は不満でございますが、ともかく現地の状況をしっかり把握をしていただいて、近く閣議決定をもって我々の質問主意書にもお答えをいただくことになろうかと思います。環境庁としての毅然とした環境を守ろうという、そういう意思が伝わるような判断をしていただきますようにお願い...全文を見る | ||
○桑原委員 お願いをいたします。 それでは、法案の質問に入らせていただきたいと思います。 まず、この南極保護法案の核心でございます、いわゆる確認制度についてお尋ねをいたしたいと思います。 議定書におきまして、南極のそういう環境を守っていくための包括的な制度というものが...全文を見る | ||
○桑原委員 そういったことでメリットがあるということでございますが、単純に議定書と国内法を比較しておりますと少しわかりにくい点もございますので、ぜひそういった制度の趣旨といいますか、そういうものがわかりやすく、一般の申請をされる方々にしっかりと伝わるようにいろいろ と工夫、御努...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは、具体的な運用としては、この図書の提出が必要だという場合は、軽微な一時的な影響、あるいは、軽微な一時的な影響を上回るもの、そういったものについては図書の提出を必要として求めるんだというふうに理解をしてよろしいわけですか。 | ||
○桑原委員 そうしますと、この法案の図書は議定書の定める初期の環境評価書に相当する、こういうふうに思うわけですが、その中身は一体どういうふうなものが決められることになるのか。議定書では、いわゆる計画された活動の記述はもちろんでございますが、計画された活動の代替案及び当該活動が及ぼ...全文を見る | ||
○桑原委員 私は、そういうものが実際的に盛り込まれるならば、内容的に連動いたしますので、それはそれでいいといいますか当然だというふうに思うのですが、ただ、やはりそういったことを申請者に求めるということになりますと、ある意味では大きな責任であるとか義務というものを申請者に課するもの...全文を見る | ||
○桑原委員 はい。 それでは次に、廃棄物としての放射性物質についてお伺いをいたします。 議定書では、その附属書の何番目でしたでしょうか、廃棄物としての放射性物質は当該廃棄物の発生者が南極条約地域から除去するというような処理の仕方になっております。しかし、この法案では、この...全文を見る | ||
○桑原委員 そうなりますと、放射性廃棄物、放射性の物質につきましては、例えば、科学技術庁の所管をする原子炉等規制法でそれらが規制をされるというふうに思いますが、科学技術庁にお伺いしたいのですけれども、現在、そういった形で規制を受けながら、科学技術庁の所管の中で、いかなるそういう物...全文を見る | ||
○桑原委員 科技庁の所管に係るそういった放射性の廃棄物というものは現在は存在しないということだと思うのですが、将来的にそうしたものが出てくるというようなことになった場合には、そういった法の適用をすることによって議定書附属文書などに定めている処理の仕方が確実に担保さ れる、こうい...全文を見る | ||
○桑原委員 はい、わかりました。 それから、今、科技庁の所管にかかわるものについてのお話がございましたが、それに限らず、放射性廃棄物はいろいろなものが想定をされるのではないかと思います。例えば医療用の放射性物質、そういうものもこれからは出てくるのではないかというふうに思います...全文を見る | ||
○桑原委員 今、放射性廃棄物一つとっての質問であったのですけれども、物によってかようにそれぞれ適用法律が別だということで、これを除去する場合に大変ややこしい話になると私は思うので、むしろ、南極問題、南極の環境保護、そういったことはもう一元的に環境庁がやるのだというような方が、きち...全文を見る | ||
○桑原委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。 | ||
06月10日 | 第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号 議事録を見る | ○桑原委員 まず最初に、交通事故についてお尋ねをしたいと思います。 交通事故の死亡者数が五年連続減少いたしまして、昨年は念願の一万人を切ったということが報告をされております。しかし、一方では事故件数がふえ続けておりまして、負傷者数も二年続けて九十万人台だということで、もうすぐ...全文を見る |
○桑原委員 なかなか、そういうこれぞという抜本策は、確かに大変難しい課題だと思います。 財団法人の交通事故総合分析センターというところが発行いたしております「イタルダ・インフォメーション」のナンバー十一によりますと、人身事故において過失割合の大きい者、いわゆるこれを第一当事者...全文を見る | ||
○桑原委員 相当いろいろな工夫をされて、また、従来の講習などにも改善を加えて努力をされていることは多といたします。ぜひそういった方向で、さらに改善すべきもの、そして、一つ一つの事故というものあるいは違反というものを教訓化するような努力というのをぜひ講習の中で生かしていただきたいな...全文を見る | ||
○桑原委員 春、夏に交通安全月間などがございまして、そういう際には、各交差点あたりに交通警察の方が配置をされて、道行く車を監視をするというか、そういった目を光らせておりますと、おのずから、運転をする我々もかなり緊張して、これはというふうな気構えができるわけです。私は、常時そんな体...全文を見る | ||
○桑原委員 ぜひそういった、子供たちの交通事故の問題はもちろんですし、将来の大人になるわけですから、そういう幼児期におけるあるいは子供のころにおける安全教育のさらなる徹底をお図りをいただきたいと思います。 それでは次に、市町村合併の問題について一点お聞きいたします。 きょ...全文を見る | ||
○桑原委員 そういう観点から、市町村の合併について、財政構造改革、今回閣議決定されたその中でも、「集中改革期間中に実効ある方策を講じ、積極的に支援していく必要がある。」期間を定めてかなり踏み込んだそういう決定がなされておるわけですけれども、この具体的な中身についてどのようなことを...全文を見る | ||
○桑原委員 合併を推進していくということで分権の受け皿をつくっていくということは一方でうなずけるのですけれども、合併を進めることによって、今局長自身も少し気がかりな点の一つとしてお話しになられたと思いますが、例えば自治意識、そういったものをどうさらに高めていくのかとか、あるいは住...全文を見る | ||
○桑原委員 問題点をそれなりにわきまえて、さらに推進をしていくという姿勢で、私はそれはそれでそういうふうにやっていただきたいと思います。特に、自主性という問題では、自治体の団体としての自主性はもちろんですし、そこに住んでいる住民自身の多くがぜひやりたいというような、そんな自主性、...全文を見る | ||
11月12日 | 第141回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 きょうは、先生方には本当に大変御苦労さまでございます。また、この二年数カ月にわたりまして大変な御努力をされて勧告をされた。いろいろとそういった委員会が数ある中で、これほどたくさんの会議を重ね、議論を重ね、そして、ある意味ではいろいろな折...全文を見る |
○桑原委員 委員長は行革会議のメンバーでもございますし、財政再建との関係も今いろいろ質疑が交わされたわけですけれども、私は、特に税財源の確保の問題については、単に権限が移譲されて、それをこなすために税財源がどうなるのかということではなしに、地方として自前の税源、財源を確保していく...全文を見る | ||
○桑原委員 それから、これは西尾先生にお聞きすればいいのでしょうか、第三次の勧告の中で、いわゆる社会保険業務あるいは職安の業務、こういったものが国の直接執行事務になって、そこの職員の身分もそれぞれ厚生、労働事務官ということになったわけでございますけれども、従来の機関委任事務から一...全文を見る | ||
○桑原委員 その制度は、今の制度を前提にすればそういうふうな帰結は一つのあり得る道かなと思いますけれども、やはり長い歴史の中で、特に地域の住民の皆さんとのいろいろな接触ですとか、あるいは将来の展望、そんなものを考えたときには、そういうものを受け入れる受け皿としても、法定受託事務と...全文を見る | ||
○桑原委員 時間が終了しましたが、最後に一点だけお聞きしたいと思います。 この推進計画がつくられて、いよいよ法改正ということに、あるいは法整備ということになろうかと思います。私は、地方自治法という現在の地方自治の根幹をなすこの法律の改正ということになるのかもしれませんが、いわ...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 | ||
11月18日 | 第141回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○桑原委員 石原参考人、大変御苦労さまでございます。少し議論を引き戻すような話になるかもしれませんけれども、ちょっと私の理解がはっきりしていないので、お伺いしたいと思うのです。 二〇〇三年までは財政資金を投入しない、しかし候補地等の選定等については、少しおくれることはあるかも...全文を見る |