桑原豊
くわばらゆたか
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月27日 | 第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。きょうは、野党統一会派民友連の一番手として、今回の二兆円の特別減税についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず第一は、今なぜ減税なのかということでございます。さきの臨時国会では、我々野党が減税を求めたにもかかわらず、政府は、財政構造改革を...全文を見る |
○桑原委員 今ほどの回答、御答弁では、自治体の立場に立って自治体のいろいろな御意見をお聞きして、そして自治大臣としての判断で決断をされたというような、そんな思いがどうも伝わってまいりません。何か、総理の決断は私も耳にたこができるほど聞いておるのですけれども、そのことの繰り返しのよ...全文を見る | ||
○桑原委員 弾力的な対応といたしましても、本当に税調を開いて国民に見えるような形で議論をするいとまがなかったのかどうかという点では、私は非常に疑問が残っております。 そういった、政府税調の議論や答申がないこともありまして、とにかく減税に至る政府の政策判断のプロセスが見えてまい...全文を見る | ||
○桑原委員 次に、特別減税の効果についてお尋ねをいたします。 私がプロセスが見えないと申し上げましたのは、そういった減税の具体的な効果などについて、どういつだことが議論をされて予想されているのかというようなことなども全く見えないということをその中身の一つに考えているわけでござ...全文を見る | ||
○桑原委員 その方法をとられたという理由はわかりましたが、それでは、従来の定率による減税方式と異なることによって減税の効果にどのような違いが予想されるのか、そのことについて次にお伺いしたいと思います。 | ||
○桑原委員 そういうことではなしに、例えば今度の減税方式では、六月分の税額は徴収しない。しかし、そのことによって通年的な税額に過不足がある場合は、その翌月以降の税額で調整する。 そういう中では、例えば、逆に七月以降は税額がふえる、そういうケースも出てくるということでございまし...全文を見る | ||
○桑原委員 そういったことなどが議論としてしっかり国民の目に見えてこないというところに、やはり今回のこの特別減税のあり方の問題があったのではないかというふうに思っています。 ともかく、平成十年度予算への一律キャップの導入ですとか、あるいは種々の負担増、金融不安や消費マインド、...全文を見る | ||
○桑原委員 そこで、今自治大臣、地方財政への影響について言及をされましたので、最後の質問ということで、地方財政への影響についてお尋ねをしたいと思います。 個人住民税の減税による地方税の減収は、減税補てん債の発行が認められることによって補てんされることとなっておりますし、また、...全文を見る | ||
○桑原委員 抽象的な言い方としては、そういうふうに景気を刺激して税収をふやして、そのことによって地方財政への影響を、それを上回る効果があるんだというふうに、一般的に抽象的に言われまずけれども、問題は、具体的にどういつだ、ある意味では数字も挙げてそういった予測ができるのかという議論...全文を見る | ||
○桑原委員 時間がもう終了しましたので終えますが、これから地方分権をやっていくに当たって、財政の自立、自主的な健全性の回復、そういうものが大変大事だというふうに思います。そういう意味では、私は地方税は減税するなというようなことを言っておるわけではございません。 地方税というの...全文を見る | ||
02月18日 | 第142回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○桑原委員 それでは、一点だけ簡単に御質問させていただきます。 調査対象地域を中心に非常に熱のある議論というのが行われておるわけですけれども、私はやはり、首都機能の移転ということになれば、当然二十一世紀の新しい国家像も考えて、日本全体にとって、そして世界的な関係も含めて、どう...全文を見る |
○桑原委員 どうもありがとうございました。 | ||
03月19日 | 第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号 議事録を見る | ○桑原委員 民友連の桑原でございます。 きょうは、前回の特別減税のときにも質問をいたしたわけでございますけれども、今後のこともございます、既に特別減税が成立をして実施されているわけでございますけれども、改めてこのことに関連をいたしまして、いま一度ただしておきたい、こういうふう...全文を見る |
○桑原委員 交付税制度が、地方のあるべき行政サービスといいますか、そういったことを踏まえて、なおかつ、不足をする財源を保障していくという国の側からの地方への財源保障、そんな立場で考えますと、この制度の持っている由来からして、そういった措置というのはどうしても避けられないというふう...全文を見る | ||
○桑原委員 剰余金といいますか、それがそういった内容を含んでおるということでございますけれども、外部から見ておりますと、その点が何か非常にわかりにくいというか、そこら辺はひとつこれから本当に、そういう内容なんだということがはっきり説明できる、わかりやすい、そういう仕組みというのが...全文を見る | ||
○桑原委員 これだけの額が交付税に増額をされた、そういうふうに解釈をすればよろしいわけですか。 | ||
○桑原委員 地方の段階で、受け取る側になりますと、そうしたものが交付税に加算をされているということで言われるわけですけれども、なかなかそこら辺が本当にどういう形に具体的になっているのかというのがよくつかみ得ない。それで一方では例えば一般歳出を一・六%削っていくんだとか、そういうふ...全文を見る | ||
○桑原委員 その仕事そのものが地方に同化定着をしたということを前提にして一般財源化ということであれば、今局長が言われた方向でより地方の自主性を高めていく、そういう方向が必要なのではないか、こういうふうに思います。 次に、地方交付税制度の議論の中では常々言われてきておるわけでご...全文を見る | ||
○桑原委員 国も大変な財政難で、だからそういうふうな対応にならざるを得ないというようなことだと思うのですが、ある意味では地方の借金体質というのも、現在の国のそういう財政運営と連動してそういうものがつくられていった、こういう経緯は先ほどの御質問の中にもあったとおりです。 そうい...全文を見る | ||
○桑原委員 次に、財政構造改革という国が決めたそういう方針に基づいて、地方の一般歳出も一・六%カットだ、こういう結果になっているわけですけれども、地方では、この先、介護保険などを中心にした福祉をどう充実をしていくのかとか、あるいは公共事業でも地方特有の課題で整備をしなければならな...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 続きまして、個別の税目について少しお伺いをしたいと思いますが、地方に割り当てられている税目として、それが本当にふさわしいのかどうなのか、検討の余地はないのかということがいろいろあろうかと思います。 そこで、法人事業税についてでご...全文を見る | ||
○桑原委員 早急な検討をよろしくお願いしたいと思います。 最後に、時間もなくなりましたので、道路特定財源についてだけお聞きしたいと思います。 道路特定財源が国に集中しているということで、それが陳情行政や裁量行政の根っこにあるのではないか。また、そういったことが利権の構造も...全文を見る | ||
○桑原委員 全部ということではなくて大幅に移譲すべきだということで、そういった方向も含めてさらに検討を深めていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 | ||
03月19日 | 第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号 議事録を見る | ○桑原分科員 民友連の桑原でございます。 私の方からは、原子力災害、あってはならないことなのですけれども、万が一に備えてどうすべきか、そういう問題で少し御質問をしたいと思います。 一昨年、今お話がございました「もんじゅ」の事故がございました。昨年は、東海村の事業所での爆発...全文を見る |
○桑原分科員 理屈の世界ではそういうことになるわけですけれども、実際に、では万が一の事態が発生した場合にそういったことできちっと動くのだろうかということになると甚だ心もとない、不安がたくさんあるのではないかというふうに私は思っています。一義的には基礎自治体が対応するということにな...全文を見る | ||
○桑原分科員 私は、初期対応の一つのポイントはやはり現地で機敏な対応がどこまでできるのかということに尽きるというふうに思います。確かに、集中管理で、中央でそういった対応をしていくということで、万が一には緊急派遣をして対応するのだということも、それは一つの理屈かもしれませんけれども...全文を見る | ||
○桑原分科員 ぜひ早い段階で、原子力関係のそういった施設のすべてにそうした情報伝達のシステムが、原子炉の稼働状況なども含めた、より精密なものができるように、少しテンポを速めていただきたいな、こういうふうに思っております。 それから、青森県の知事さんが例の放射性廃棄物の陸揚げを...全文を見る | ||
○桑原分科員 そういった検討結果の報告もおありのようですので、ぜひ前向きに、積極的に対応していただきたいと思います。 それから、事故が起きたとき、どういった機関がその事故を調査して、そしてその中から教訓を引き出して対策を立てていくのかということが非常に大事だというふうに思うの...全文を見る | ||
○桑原分科員 安全委員会そのものが本当の意味で独立性が強くて、そして公正な立場からいろいろな判断ができるような強力な機能を備えているということであれば、私はそれも当然だというふうに思うのですけれども、残念ながら、現状は、安全委員会といいましても、科技庁のそういった事務局の上に乗っ...全文を見る | ||
○桑原分科員 どうもありがとうございました。 | ||
03月20日 | 第142回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号 議事録を見る | ○桑原分科員 おはようございます。民友連の桑原でございます。きょうは、漁業問題につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 まず最初は、日本海沿岸における韓国船の操業問題でございますが、私も石川県の出身でございまして、北陸の沿岸でもそうした韓国の漁船が操業しておりまして...全文を見る |
○桑原分科員 農業よりも漁業の将来というのはいろいろな意味で大変困難な課題が多いわけですし、もう零細な漁業で経営としても立ち行かない、そういう問題が山積をしているわけで、そういったところに追い打ちをかけるようなことになりかねませんし、日本が漁業国としてこれから成り立っていくために...全文を見る | ||
○桑原分科員 そういった技術的な面に対していろいろな意味で御支援をしていただいているわけですけれども、そういった上に立ってもなおかつ非常に厳しい実態にあるということでもあるわけでございまして、直接的な財政支援というのがなかなか難しいというお話ですけれども、やはり現状をしっかり見き...全文を見る | ||
○桑原分科員 さまざまな問題があることが指摘をされましたけれども、やはり放流効果が上がるように、満遍なくというふうにおっしゃいましたけれども、そういうことではなしに、やはりそういったことを少し集中的に、効果的なものが生まれるような方策をぜひ進めていただきたいな、こういうふうに思っ...全文を見る | ||
○桑原分科員 御丁寧に答弁していただきまして、どうもありがとうございました。 以上で終わります。 | ||
04月03日 | 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号 議事録を見る | ○桑原委員 民友連の桑原でございます。 一昨年来、動燃の事故が相次いでおります。そして、今動燃の改革が問われているわけでありますけれども、私は、今問われているのは動燃のありようだけではなくて、日本の原子力行政そのものが問われているのではないかというふうに思います。あの事故は言...全文を見る |
○桑原委員 まだ明確にそこら辺の議論がひとつ整理をされていない気がいたします。ぜひ、動燃改革と並んで、きちっとした議論を進めていかなければならないと思います。 例えば、今おっしゃられました原子力安全委員会にいたしましても、これを八条委員会から三条委員会にして、より公正な立場か...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは、時間が余りありませんので先に進みます。 今回の動燃の改革は単なる組織の手直しては済まされないということは、国民のだれもがそういうふうに考えていると言っても過言ではございませんし、今回の改革では、業務の変更というものはもちろんですけれども、動燃の閉鎖性や国...全文を見る | ||
○桑原委員 形式は一部改革ということだが中身は全く生まれ変わったんだ、こういうふうにおっしゃられたのかと思います。 そこで、現在の事業団との性格の違いなんですが、お聞きしたいのですけれども、従来は、開発研究の場であると同時に事業体としていろいろな事業も営むということで事業団と...全文を見る | ||
○桑原委員 中身については相当抜本的に性格が変わった、こういうふうに受けとめられるわけでございますけれども、私は、今回、そういうふうなことと同時に、職員の仕事に携わる意識をどう変えていくのかということか大きな課題てあろうというふうに思います。そして、国民の目から見ても動燃が大きく...全文を見る | ||
○桑原委員 べき論はそれなりにわかりますけれども、しかし、巨額の費用を使って、長い年月をかけて、多くの人材を投入してやって、果たして成果を得ることが可能なのかどうなのかということを考えれば、国家プロジェクトとしては、やはり相当きちっとした展望を持たなきゃならぬのじゃないかというふ...全文を見る | ||
○桑原委員 極めて困難な課題であるということであるだけに、あえてその困難に挑戦をするというその気概はそれなりに理解はできますけれども、しかし国家プロジェクトであるということを考えれば、相当の展望を持ってやはりやらなきゃならぬということであるならば、それを踏まえたやり方というのをも...全文を見る | ||
○桑原委員 そういう性格はわかったのですけれども、だとすれば、その運営審議会の権限といいますか、運営審議会の責任といいますか、そういうものはもう少し明確にすべきではないか。 先ほど近藤委員の質問にもございました、いろいろいいことを言ってもそれがちゃんと受け入れられるのかどうな...全文を見る | ||
○桑原委員 時間が来ましたので終わりますが、 最後に一つだけ。 雇用問題については、この先、組織が改編をされていくことによって、現在勤めておられる皆さんの雇用が非常に不安があるということでございますけれども、これについては雇用対策にも万全を期していただきたいということを一点だ...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 | ||
04月24日 | 第142回国会 衆議院 本会議 第32号 議事録を見る | ○桑原豊君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま提案されました建築基準法の一部を改正する法律案について質問いたします。 我が国は、現在、国民の嗜好の多様化、経済社会の成熟化、国際競争の激化、技術の高度化等の構造変化の過程にあります。このような時代背景のもとで、建築行政にお...全文を見る |
04月28日 | 第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○桑原委員 昨日新しく誕生いたしました民主党の桑原でございます。 きょうは、そういう清新な気持ちも含めまして、総理にお尋ねを申し上げたいと思います。 まず、内閣機能の強化、今回の法案におきましては、その目的の第一に挙げられておるわけでございますが、そのことについてお尋ねを...全文を見る |
○桑原委員 少し整理はされましたが、そうしますと、いわゆる内閣官房というものが国のそういう基本的な事項、重要方針、そういうものを決定をしていく、その際の知恵の場と今総理はおっしゃいましたけれども、ある意味では事務局的な機能も含めて、そうした知恵を結集していく、そういう場として内閣...全文を見る | ||
○桑原委員 具体化の機関であると同時に、そういう知恵を結集していく機関でもある、そういう位置づけだというふうに理解してよろしいわけですね。 それでは、その上に立ってお聞きをいたします。 まず、災害対策ということなのですが、八条の二項で、内閣官房は危機管理の機能を担う、こう...全文を見る | ||
○桑原委員 従来から、国土庁が調整をして、それぞれの担当といいますか専門の省庁に振り分けをして、そこが事務局になって対応していくというやり方ですけれども、やはりこの際、もっとそういった対応については、その他の省にある意味では優位をして、かなり強力に機敏な対応ができるような、そうい...全文を見る | ||
○桑原委員 次に、男女共同参画についてお尋ねをします。 この法案では、内閣府に置かれる四つの合議体の一つとして、男女共同参画会議が設置をされることになっております。その主要な任務は、男女共同参画に関する基本方針等の審議、関係大臣に意見を述べることや、施策の実施に関する調査や監...全文を見る | ||
○桑原委員 単なる合議体に終わらずに、総理の強力なリーダーシップのもとに、ぜひこの課題の推進を図っていただきたいと思います。女性はもちろん、相当多くの国民は、内閣府に位置づけをきちっとされるということに大変な期待をしておりますし、必ず前進があるだろう、そういうふうに見ておるわけで...全文を見る | ||
○桑原委員 そうしますと、従来の予算編成の基本方針を確定していく作業、そして具体的な予算編成を行う作業、そういうものと、今回の改革によって新たに、その両者について考えていく、やろうとすること、そこにどんな違いがあるのか。そこら辺がもう一つ明確ではないのですが、それはどうでしょうか...全文を見る | ||
○桑原委員 政治主導といいますか、従来の編成に当たっての方針を決定していく、そういう中にそれを色濃く、強く盛り込んでいく、その機関として経済財政諮問会議が位置づけをされているのだ、強化をされているのだ、そういうふうに理解をして、いわゆる編成作業というのは、まさにそれに基づいた実務...全文を見る | ||
○桑原委員 将来的にはさらに分権を進めていく必要がある。それぞれ政令都市は政令都市、市町村は市町村、あるいはそういう連合的なものに対してどう分権をしていくか、いろいろな具体的なさまざまなケースがあると思いますけれども、まだまだ分権を進めていかなければならない、こういう点ではもうま...全文を見る | ||
○桑原委員 そういう重要な位置づけである地方自治、分権の課題がどうも今度の改革の中では表に見えてこない、私はそんな思いがしてなりません。 このことに関連をしてお尋ねをしたいのですが、今、総務省の中に従来の自治省の地方自治行政の所管したものを基本的には受け継いでいくということだ...全文を見る | ||
○桑原委員 その総務省なるものがどういう性格のものなのかというところにも関連をしてくると思うのですが、どうも種々雑多、雑多というのはおかしいのですが、いろいろな異質のものをそこに他に属さないということで込めていくというような、ある意味では雑居的な感じが私はするわけです。そういうも...全文を見る | ||
○桑原委員 時間も少し迫ってきましたので次の問題に移ります。 同じような内容で、関連をしていると思いますが、もう一点、沖縄対策というのが内閣府に置かれて、国務大臣が担当する、こういうことになっております。 米軍基地が集中をして、安保、防衛、外交、そういった非常に重要な地域...全文を見る | ||
○桑原委員 私も、沖縄の問題が、そういう意味では、基地を抱えながらも、そういう枠の中でどうその地域の振興を図っていくのか、そういうことは非常に大事であるということはもう間違いございません。 ただ、それをやっていくときに、基地を維持をしていくということと、そして振興を図っていく...全文を見る | ||
○桑原委員 はい。その点についてお伺いをして、私のあれを終わりたいと思います。 | ||
05月27日 | 第142回国会 衆議院 内閣委員会 第10号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 きょうは、四人の参考人の皆さん方に、大変見識のある、建設的な、そして情報公開の趣旨をどう生かしていくのかということで、非常に適切なお話を聞かせていただきました。長い期間をかけていろいろ議論をしてきた問題でもございますし、それから、いろい...全文を見る |
○桑原委員 今奥津先生のおっしゃられたそういったことには私も共感をするところが大でございますので、ぜひこれからの論議の中に積極的に生かさせていただきたい、こういうふうに思っております。 それから、先ほど来のお話にもございましたが、特殊法人の情報公開が先送りになった。まあ、二年...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 それでは、土生先生にお尋ねしたいと思います。 法人とか個人事業者の任意提供情報についてでございますが、政府案では、そういった任意提供情報は不開示情報というふうに位置づけをされております。 しかし、例えば、金融機関の破綻救済の...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもありがとうございました。 この問題とあわせて、非常に我々も問題にしているわけですが、存否情報の応答拒否について最後にお尋ねをしたいと思います。 原則開示の例外として不開示情報が定められている、そしてその不開示情報のさらなるある意味では例外として、存否情報...全文を見る | ||
○桑原委員 どうも突然の質問で恐縮いたしました。 私の質問は以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。 | ||
09月30日 | 第143回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原豊です。 先生には、今ショッキングというお話も出ておりましたけれども、情報化革命といいますか、非常に大きな、人類史的な影響を及ぼすような流れが進行している中で、首都のあり方をどう考えていくのかということで、少し根本的にこの際いろいろな問題を見直してみな...全文を見る |
○桑原委員 民主党の桑原豊でございます。 柳沢長官には、大変お忙しい中、質疑にお出ましをいただきまして、どうも本当にありがとうございます。 早速ですが、これからこの国会移転を進めていくに当たりまして、現時点で一、二気になることがございますので、まず最初にそのことをお伺いを...全文を見る | ||
○桑原委員 緊急性、危機管理の必要性、大変狭隘だという理由はよくわかるわけですけれども、どうも、話が始まってから、そういう必要性がつとに言われながら、着工にこぎつけるまでが大変だらだらと何か長く感じまして、本当にその緊急性があるのならそういう悠長なことでいいのかというような気もい...全文を見る | ||
○桑原委員 そういうふうな将来を展望した役割などもそれなりにしっかりと設定して、国民の皆さんの誤解といいますか、理解の及ばないところをきちっと補う必要があるだろうというふうに思います。 それから、現在、首相官邸だけではなしに、実際に新しいところに移転をするということになる際に...全文を見る | ||
○桑原委員 二重の投資、むだな投資ということにならないように、緊急を要するもの、あるいは将来的に国会が移転になっても利活用が十分可能だというような展望に立って、計画的にやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。 それから、もう一つ気になることといいますのは、...全文を見る | ||
○桑原委員 企画庁としては、そういう意味で将来的にこれが経済的な効果としてはプラスの方向に働くというふうに、今も、現下の経済情勢を踏まえても、さらにそういうふうに考えておるというふうに理解してよろしいですか。 | ||
○桑原委員 それでは、国土庁長官にお尋ねをいたします。 国会移転の問題は、国民生活の全般にわたって大変大きな影響を及ぼす問題でございます。国土庁としての全国総合開発計画、三全総でも四全総でもそのことは明確に打ち出されておられまして、両方とも、国民的な規模でこの問題は論議を深め...全文を見る | ||
○桑原委員 これで終わりますが、長官の首都機能のあり方をめぐる考え方にはほぼ私も同調したいと思いますけれども、ただ、これからの一年間でどう議論を起こしていくのかというのが大変大事だということをもう一言言って、終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。 | ||
10月06日 | 第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○桑原委員 さきの台風等の災害で、至るところで大変大きな災害が起きたわけですけれども、ぜひ国としても、また自治省としてもしっかりした対策を講じていただいて、万全の遺漏なきようによろしくお願い申し上げたいと思います。 私どもの地元でも、百年に一回ぐらいの災害対策といいますか、そ...全文を見る |
○桑原委員 さきの百四十二国会で、前の上杉自治大臣に対して、この委員会で、私は、景気対策に連動する地方税の減税の問題で幾つか質問をしたわけでございますが、その際に上杉大臣は、国全体の政策として必要である場合には、国と一体として減税を行うことがあると考えているというふうな趣旨で御答...全文を見る | ||
○桑原委員 ただいまの御発言からは、今までのように国が決めたからそれに従うというようなことではなしに、地方の立場に立って、やるかやらないかも含めて慎重に検討をしていくのだ、こういうふうに読み取れるかと思うのですけれども、そういうふうなことでよろしいわけですか。 | ||
○桑原委員 私は、今回のこの財政危機の背景には、現下の深刻な不況というものが大きな影を落としているということは事実だと思います。ただしかし、一方では、との地方財政制度というものそのものの中に問題が含まれているのではないかというふうに思います。 私は、地方の財政というのは、やは...全文を見る | ||
○桑原委員 話の関連から、地方分権の推進についてお伺いをしたいと思います。 昨年の末に、当時の橋本総理が閣僚懇談会で発言をされました。市町村への権限移譲を含む国及び都道府県からの事務、権限の移譲などの問題について、これは中央省庁の再編成といいますか改革に関連をして、さらに中央...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは、この第五次勧告に向けた検討の視点でありますとか検討事項、それから勧告の時期などについては、検討の視点といたしましては、国と地方の役割分担を明確にして国の役割を重点化する、さらに中央省庁再編により大ぐくりされる国の行政機関のスリム化に資する、こういうことが視点...全文を見る | ||
○桑原委員 そうだといたしますと、先ほどの議論にもございましたが、中央省庁が直轄をする公共事業、そういうものの権限の核心に触れる大変重要な中身をはらんでいるというふうに思うわけであります。 重要であると同時に、恐らく中央省庁にとっては、その権限を地方にゆだねるかどうかというの...全文を見る | ||
○桑原委員 難航しているのか順調にいっているのかということについてはどうですか。 | ||
○桑原委員 大変御努力をされて論争しておられる様子がありありでございまして、ぜひ頑張っていただきたいと思いますが、勧告の時期はもう十月末に迫っておるわけでございますし、私は、恐らく非常に御努力をされて苦心惨たんであろうというふうに推察をするわけです。 ここで、自治大臣にお伺い...全文を見る | ||
○桑原委員 自治大臣と同様、私は、中央省庁の再編、改革を進めていく責任者でもある総務庁、やはりその立場からもぜひそういった権限移譲については強力にやっていく、そういう手だてを講じていくことが必要だろうというふうに思うのですけれども、総務庁の方から何かそこら辺の考え方についてちょっ...全文を見る | ||
○桑原委員 第五次勧告の中身についてお伺いしますが、市町村への権限移譲についてはこの中に盛り込まない、権限移譲等については第六次の勧告にゆだねる、こういうふうに言われているわけでございますが、この第五次の中に市町村への権限移譲はないが、国から県への権限移譲というのは入るのかどうか...全文を見る | ||
○桑原委員 そうしますと、第五次の方はいわゆる四月あたりに決定をされる省庁の設置法に合わせてやっていく、こういうようなことで、市町村の具体的な権限移譲についてはもちろんそれ以降になる、そういうことなんですか。 | ||
○桑原委員 それでは、三点目の質問に入りたいと思います。 現在、周辺事態法案が審議をされておりますが、この法案の第九条の中に、米軍の活動に対する後方地域支援などについて自治体の長に協力を求めることができるとの定めがございます。 そこでお伺いしたいのですけれども、自治体の長...全文を見る | ||
○桑原委員 正当な理由があればそれを拒否できるというようなことで、強制に及ぶものではないというふうな解釈なわけですけれども、正当な理由ということなども含めて本条の意味内容というのをどういうふうに解されておられるのか、その点お聞きしたいと思います。 | ||
○桑原委員 聞くところによりますと、こういった条文がなくても、日米安保条約等の規定からして、そういった協力を求めることができるというような意味内容のことは担保されているのではないか、あえてこの条文をつくることの意味は何なのか、こういうようなこともあるわけです。あえてこれがなくても...全文を見る | ||
○桑原委員 協力を求められる自治体の長、それはその有する権限の範囲内だ、権限について協力を求められるということなんですが、この長の権限の範囲というのは、例えば現行ですと機関委任事務あるいは固有事務、そういうものもすべて含めて、長の権限に属するものはすべてなんだという考え方なのか、...全文を見る | ||
○桑原委員 それから、私は、自治体の受けとめ方として、これは協力を求められるということであるけれども、ほぼかなり強制的なものだ、こういうような危惧もあるのではないかというように思うのです。そこで、自治体の長がそれなりの裁量権を持ってしっかり判断できるようなものなんだということを、...全文を見る | ||
○桑原委員 私は、この周辺事態というのは概念としてはかなりあいまいなものを含んでいる、あいまいであるがゆえに抑止効果があるというふうな考え方もあるわけですけれども、非常にあいまいなものがある、時として、米軍や我が国の対応が本当に日本の安全にとって必要なのかどうかという枠を超えて過...全文を見る | ||
○桑原委員 ちょっと時間がなくなってしまいましたが、この指定教習所の制度また指導員の制度、ともにドライバーの資質の向上を図っていく、そしてそのために相当厳しい資格要件を、あるいは研修等を含めて指導員の資質の向上を図っていく、こういうことが行政目的だというふうに思うんですね。 ...全文を見る | ||
○桑原委員 それでは時間だから終わりますが、最後に、やはり行政目的を遂げようという気持ちは、それはわかりますが、そこでとられる手段が逆に行政目的に反するおそれが出てくるのではないかという危惧が捨て去れません。 ですから、私は思うに、基本的にはこういう資質を持った常用雇用の人が...全文を見る | ||
12月07日 | 第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○桑原委員 民主党の桑原でございます。 ただいまは民主党の古賀委員から、現下の大変厳しい地方財政の状況と、また、そのよって来る制度的なさまざまな問題点を歴史的にあるいはいろいろな広い視野に立って指摘があったわけでございますけれども、私の方からは、地方交付税制度そのものについて...全文を見る |
○桑原委員 交付税制度の基本的な部分の認識がどうもすれ違いのような感じがいたしますが、私は、交付税は地方財政に重大な影響を及ぼす、このことはもちろん否定をするはずがないわけでございますけれども、問題は、影響があるということと、一体この制度の責任というのはどこが負うべきなのか、不足...全文を見る | ||
○桑原委員 そのときそのときのお互いの財布の事情に応じて助け合っていく、そういう考え方というふうに言えば大変聞こえがいいわけですけれども、結局、そういった形でもたれ合いのような状態を生じて、結局は、地方の責任や国の責任というものをいつまでたってもはっきりさせることができない。 ...全文を見る | ||
○桑原委員 大変滑らかに御説明をされましたけれども、実際、この二千七百億円というのは、本来国が地方に対して支払うべきものの前倒しだというその性格は、それはそのとおりだということでよろしいわけですか。 | ||
○桑原委員 そういう説明だとすれば、まさに折半ではなくて、地方に過重な負担を押しつける、そういう中身ではなかろうかというふうに私は思います。折半などという言葉は今後使うのはやめてもらわなければならない、そんなふうに思います。 将来の法定加算の額というのはもう既に累計五兆円にも...全文を見る | ||
○桑原委員 次に、地方交付税の使途制限の問題についてお伺いをしたいと思います。 今度の緊急経済対策に伴う非公共事業に係る一千三百億円についてでございますが、これも一般会計による加算措置というふうにされております。実際は、これも将来の法定加算の前倒し実施であるわけでございます。...全文を見る | ||
○桑原委員 どうもその説明もよくわからないのですけれども、公共事業ではない、非公共という部分に逆に限定して目的が定められているので、触れるのではないかというふうに私は思うわけです。 さらに、補正予算で追加される一般公共事業費等の裏負担につきましては、地方債の充当率を一〇〇%と...全文を見る | ||
○桑原委員 既に一割をそういった経費が占めているということでございますし、こういう厳しい財政事情のときになればなるほど、そのことが本来的に地方の事業に直結する経費として必要なものを圧迫することがないように、十分自治省として、地方のためにひとつ監視の目をしっかりと光らせていただきた...全文を見る | ||
○桑原委員 以上で終わりますけれども、例えば国が地方のために負担すべきものは、私は、やはりちゃんとした国の借金の形をとって、赤字公債なりあるいは赤字国債なり国の負債という形をとって、見えるようなやり方で国の負担だということを明確にすべきだと思いますし、それを特別会計の中に先送りを...全文を見る |