桑原豊

くわばらゆたか



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開催日 会議名 発言
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○桑原分科員 東アジアの国々との友好、そして相互の繁栄ということが大変私は日本の平和と繁栄にとって大事なことだというふうに思うんですけれども、北朝鮮との関係は別にしまして、対中国あるいは対韓国、それなりに経済的な発展の関係というのはあるわけですけれども、残念ながら、対ロシアとの関...全文を見る
○桑原分科員 そういうことで、ロシアの状況が悪いからだということなんですけれども、そういう中にあっても、例えばアメリカあたりは、相当政府間の協議も積極的に行うとか、あるいは民間のそういう企業の後押しを積極的にやるとかという形で、かなり突っ込んだ対応をしているのではないかというふう...全文を見る
○桑原分科員 その際に、少し姿勢の問題といいますか、再三アメリカを出して恐縮なんですけれども、例えばアメリカの場合は、いろいろな協力をしていくにも支援をしていくにも、単に一つのプロジェクトというだけではなしに、それを取り囲むいろいろな背景、そんなものも含めて、相当総合的な視野に立...全文を見る
○桑原分科員 それと、ある経済団体の方にお聞きをしますと、もう民間会社の対ロセクションといいますか、ロシア向けの貿易の商社なんかでも、専任の役員がもういなくなってしまったとか、あるいは、今までロシア部というようなものをつくって専門的に対処していたけれども、もうそれもなくなっちゃっ...全文を見る
○桑原分科員 そういう意味では、リスクが大きいわけですから慎重にならざるを得ないというのはわかるわけですけれども、だからこそ、なお政府が、ある意味では真っ正面からいろいろな取り組みを積極的にやっていくということの必要性があるんだろうと思います。  そこで、投資保険の制度でありま...全文を見る
○桑原分科員 そういう意味で、政府が積極的に対応して民間をリードしていく、そういう役割をぜひ果たしていただきたい、こういうふうに思います。  次に、環境面から考えましても、それからエネルギーの問題からいいましても、ロシアのシベリアの天然ガスの開発、これがパイプラインを通じまして...全文を見る
○桑原分科員 私、昨年の末に、民間の主催した会議なんですけれども、北東アジア経済フォーラムというのが天津で行われまして、それに参加をしたのですけれども、その中で、やはりこのパイプラインの問題というのが非常に大きな関心を呼んでおりまして、このプロジェクトをぜひ実現したいというような...全文を見る
○桑原分科員 北朝鮮というまだ国交正常化をしていない国があって、その国が絡んだ開発計画ですから、大変難しいことはよくわかりますけれども、私は、経済問題ではその国との関係を両国関係で改善をしていくというようなことにはなかなかならないというふうに思います。この共同開発構想というものを...全文を見る
○桑原分科員 それでは最後に、例の芦浜原発が、北川三重県知事の白紙に戻すという表明があって、芦浜原発の計画が、その後中電の社長が計画を断念する、こういうようなことを表明されて一つの結論を得たわけですけれども、私は、この間、原子力にかかわるさまざまな不祥事も連発、連続しておりまして...全文を見る
○桑原分科員 どうもありがとうございました。
02月28日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○桑原委員 民主党の桑原でございます。  両法案の審議に入る前に、新潟県警の例の虚偽発表事件に関連をして、警察庁長官、そして国家公安委員長にまずお伺いをいたしたいというふうに思います。  一月の二十八日に、女性監禁事件に関連をする虚偽発表なるものが行われたわけでございますけれ...全文を見る
○桑原委員 五項目の理由は、そういうことでそういう結果になったということですが、私は、特に虚偽発表についての理由づけについては、後ほど明らかになった事実からして、例えば宴席で、その後マージャンをして、そういう合間を縫っていろいろと県警との対応をしている、指示もしている、そういうよ...全文を見る
○桑原委員 虚偽発表の理由づけも、私は、そういう事実を踏まえてもう一度しっかりと調査をし直さなければならないのではないかというふうに思うことをつけ加えておきたいと思います。  それからもう一つは、今新聞でもう本当に連日トップを飾っておるわけですけれども、この特別監察の当事者とい...全文を見る
○桑原委員 この監察の後、早々に引き上げて温泉地に行った。そして、禁止をされている被監察者との宴席、マージャン、そういったものを行ったということで、これは、禁止をされているというのは何をもって禁止をされておるのですか。何か明記をしたものがあるのですか。
○桑原委員 そんなものは文書で示す以前の問題で、当然中の当然の常識だというふうに私は思います。そういったことすら守り得なかった。およそ論外の問題ではないか、こういうふうに思わざるを得ません。  それから、いろいろ報道では書かれておるのですが、本部長は一週間前に旅館を予約した、そ...全文を見る
○桑原委員 旅館を先に決めて、その都合に合わせて視察場所を決めたのか、その反対なのかというのは、これはやはり単に順序が逆だということではなしに、大変重要な問題もはらんでおると私は思いますので、そこはもう少しきちっと調査をし、追及をして、はっきりさせていただきたいところでございます...全文を見る
○桑原委員 やはりそういった申し出があって、その後も、例えば監察そのものが局長の監察態度も含めて非常に問題があったとか、経緯が徐々にいろいろな意味で明らかになってくるわけですから、その場で辞職願というものをすぐ受け付けるというのではなしに、やはりそれ以後の経緯をしっかり踏まえて、...全文を見る
○桑原委員 私は、そこら辺に、やはり国民の不信を買う大きな原因があるのではないかというふうに思います。  いち早く、処分をしないというように決したということを見て、普通どういうふうに思うかといいますと、警察の中ではもう既にそういったことをあらかじめ知っていて、そして、その場で受...全文を見る
○桑原委員 私は、みずから申し出るにしても、やはり時があると思います。そういった土壇場になって申し出たということでは、やはり済まされないのではないか、こういうふうに思いますし、事の重大性をもう一度長官も考えられて、再考されるように求めておきたいと思います。  もうこの間、たびた...全文を見る
○桑原委員 私は、この特別監察なることが、新潟に関して言えば効果どころか全く何の値もなかった、何か、夜宴会をしてマージャンをやるための方便にすぎなかった、こんなふうに結局は言わざるを得ないと思うのです。全体的に、既に三十八の県でやられた、新潟以外にはこんなことが今のところなかった...全文を見る
○桑原委員 最後に、私は、今度のこの一連の問題、大変に残念なことの連続であったわけですけれども、やはりこれを踏まえて、問題は、この先、国民の皆さんの中に増幅している不信をどう取り払って、いろいろな厳しい事件が相次いでいるわけですから、それに立ち向かう警察としての信頼をどう回復して...全文を見る
○桑原委員 国民は、警察の今回の不祥事に大変な不信を抱くと同時に、いろいろな凶悪な、あるいは複雑な事件が連続をしているわけで、警察の皆さんに頼ってこの問題を解決していかなきゃだめだ、そういう思いも期待もまた人一倍強いわけでして、ぜひ不信とそれから期待ということをしっかり受けとめて...全文を見る
○桑原委員 評価はどうかということで、大変厳しいという一語でございましたけれども、私は、なぜこれほどのことになったのか、その原因はどこら辺にあるのかということを、この機会にしっかりと押さえておく必要があるだろうというふうに思います。  私は、一つはやはりこの間の経済対策で減税が...全文を見る
○桑原委員 ここ十年ぐらい前まで、地方の累積の債務というのも順調に減って、かなり身軽になってきていたというふうに私は思います。ところが、平成三年度ぐらいには約七十兆円ぐらいの累積債務があった、それが二〇〇〇年度末には百八十七兆円にまでなるというふうに見込まれておるわけでして、およ...全文を見る
○桑原委員 金額的には、確かに合わせても三千億足らずということですけれども、私は、今債務残高の中でボーダーラインで、もうあと少しで実質収支も赤字に転落をするという自治体がたくさんあるというふうに思うのですね。そういう意味では、その上にこの種の赤字をひっかぶっていくということになる...全文を見る
○桑原委員 まだ二、三分あったようです。  私は、今の御発言は、二兎を追う者一兎を得ずというよりも、二兎を追うようにしていけば一兎を得る、そういうふうなおっしゃり方なのかなというふうに受けとめておるわけでして、そうすれば、かなり小渕総理よりも現実的であるし、小渕総理は決してそん...全文を見る
○桑原委員 どうもありがとうございました。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○桑原分科員 民主党の桑原でございます。  私は、まず地方財政の問題で、真正面切ってなかなか議論の課題にはなっておりませんけれども、先般、新聞でも報道されておりましたが、いわゆる土地開発公社、地方自治体にたくさんあるわけでございますけれども、土地開発公社の九八年度末の塩漬けにな...全文を見る
○桑原分科員 自治省が現在そういうふうに指導をされておるということはわかるわけでございますけれども、もともと、自治体の土地の先行取得というのは、ある意味では景気浮揚の対策という色合いもあって、国が中心になって地方をいろいろ誘導していった、恐らくこういう経緯もあるというふうに思いま...全文を見る
○桑原分科員 一部の土地は、既に道路であるとか公共用の施設であるとか、そういったものに利用されていながら、依然として公社が保有したままの形になっている。自治体の方も、本来それを買い取るべきなんでしょうけれども、なかなか財政的に難しいというようなこともあって、そういう不正常な状態の...全文を見る
○桑原分科員 第三セクターでもいろいろなものがあって、かかわりの濃いものと薄いものといろいろあると思いますけれども、特に私は、自治体が半分以上出資をして、その命運が自治体の命運と直結をする、そういうものについては、特段、その財政状況、経営状況、そういったものをやはり注意をして取り...全文を見る
○桑原分科員 大変な数に上っておるということでございます。  地方財政の赤字が今問題になっておりますけれども、恐らく、この三セクの赤字というのは、金額にすれば、地方財政の膨大な債務に比べればそんなに大したものではなかろうとは思いますけれども、しかし、地方財政の限界にまで達してお...全文を見る
○桑原分科員 余り話が進展していないようなお話でございますけれども、実態を申しますと、恐らく、石川県に限らずいろいろな県でも多少のこういう問題があるのだろうと思うのですが、私の県では、四十一市町村のうち勧奨制度をとっているのは三十八ございます。男女差があるのは、そのうちの三十の市...全文を見る
○桑原分科員 地方の分権の時代で、それぞれの役場、役所では、女性の方が半分以上もいて、女性の果たす役割というのも地方の場合は大変大きなものがあるというふうに思いますし、それから男女共同参画ということで、雇用機会均等法も制定をされてまだ日も浅いわけですけれども、そういったものをどう...全文を見る
○桑原分科員 どうもありがとうございました。
04月18日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○桑原委員 民主党の桑原でございます。  今、中川委員の質問を聞きながら、まず、少し関連をしてお聞きしたいと思うんです。  これは前総理の入院に関するということで、もちろん事前に通告をしてございませんけれども、今の質問を聞きながら、さらに少しお尋ねをしたいと思うんです。  ...全文を見る
○桑原委員 私はやはり、それは国家のそういう意味での危機管理を担う最高責任者の一人としては、おかしな話ではないかな、こういうふうに思います。  特に、もうそれまでの間に与党の自民党の中では、後から明らかになったことですけれども、主要な方々が集まっていろいろな話をされているわけで...全文を見る
○桑原委員 総理が入院をしてどういう事態になっておるかもわからないというようなことが、私は、それは本当にある意味では国にとっては大事なことだと思うんですよ。そのことが何か、ほかのいろいろなことと同じように扱われた言い方ですけれども、私は、一国の責任者がそういう事態に陥ったというこ...全文を見る
○桑原委員 この問題で余り長い時間を要することはできませんけれども、やはり私は、およそ、これだけの一大事を国家の危機と、ある意味では国家管理上の大問題というふうに受けとめて、それにきちっと対応していくというような、そういう危機感というのは、とても委員長と長官の回答からは感じられな...全文を見る
○桑原委員 給与の負担をめぐっていろいろな訴訟が行われておりましたわけですから、それをある程度整理をして、こういう場合は給与の負担なども含めたそういった財政援助というものが可能なんだとか、あるいは、こういう場合はそれはできないんだとかというようなことを少しきちっとしていかないと、...全文を見る
○桑原委員 新たな問題意識を持って、さらに検討をしていただきたいというふうに思います。  次に、任期付研究員の採用等に関する法律案についてですが、この法律案は、既に行われておる国の制度を地方にもということでつくられたわけですが、国の制度ができる際に、いわゆる自治体の研究職場にお...全文を見る
○桑原委員 もう一点、この制度についてお聞きをしたいと思うんですが、任期付研究員の制度は二通りございまして、いわゆる大変優秀な知識、技能を持った方を招いて行う招聘型と、それから若手を育成するというような若手育成型と、二通りあるわけですけれども、この招聘型については、地方公務員法五...全文を見る
○桑原委員 実行をされる際には、自治体とも十分に話し合いをして、そういった制度が所期の目的に沿ってプラスに働くように十分工夫もされてやっていただきたい、こういうふうに思います。  時間が大変押し詰まってまいりましたけれども、警察の改革につきまして、何点か御質問をしたいと思います...全文を見る
○桑原委員 刷新会議の議論はそういう形で進んでいるとしても、やはりこの問題の解決のために、責任ある立場として、早急に法整備をして対応しなければならぬ問題というのは明らかになっているというふうに私は思うのです。そういったものについて明確な方針を出すということが、まず第一の責務だろう...全文を見る
○桑原委員 その点については最優先をして、法制度の改正をできれば今度のこの国会の中でやりたい、こういうふうなお考えを持っておるというふうに解してよろしいですか。
○桑原委員 もう時間もございませんからあれですが、神奈川の問題などで一定の反省をして、法案を既に出しているわけですね。その法案を、その後いろいろなことが続いて、これだけでは不十分だと。NHKの朝の討論会では、公明党の冬柴書記長などは、もう陳腐化したというふうな表現もとられておりま...全文を見る
○桑原委員 時間が参りましたので、終わりたいと思います。
04月28日第147回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○桑原委員 民主党の桑原でございます。  早速ですが、本法案につきまして質問をさせていただきます。この循環型社会形成推進基本法でございますが、これを廃棄物処理行政の現場である地方自治体の側から見てまいりますと、この法案ができることによって処理行政にどういった変化が生じていくのか...全文を見る
○桑原委員 積極的な意欲という点ではわかるわけですけれども、現実的な自治体の対応の側から見ますと、従来とほとんど変わらない、そういう受けとめ方の中で処理を行っていくという、もちろん一層資源の循環利用というところに力点を置いていくというところはわかりますけれども、そういう意味では従...全文を見る
○桑原委員 どうも抽象的でございまして、どうしてもこの基本法をつくっていくという積極的意義において、私は、具体性と明確さを欠くのではないか、そんなふうに思えて仕方がございません。そのことをつけ加えておきたいと思います。  次に、第三条で循環型社会の形成、そして第七条では循環資源...全文を見る
○桑原委員 意欲はわかるんですけれども、私が具体的な問題に即してお伺いをしたのは、このようなケースで、現在の経済状況のもとでこういった概念を運用していくとすれば、今こういうふうな現状だけれども、これを積極的に運用するとすれば、どこまでさらに踏み込んだ規制策というものが具体的に講じ...全文を見る
○桑原委員 なかなか、抽象的で、それ以上のお答えが出ないようでございます。  もう一点お聞きしたいと思います。  それは、第四条で、適切なそれぞれの役割分担、こういうものが規定をされておりまして、国、地方公共団体、事業者そして国民、それぞれが適切な分担をして、当該措置に要する...全文を見る
○桑原委員 それからもう一つ。ある意味でこの法案に最大の意義づけができるとすれば、私は、いわゆるEPR、拡大生産者責任の大きな原則が盛り込まれている、こういうことだというふうに理解をするわけです。  先ほど、基本法のもとに小基本法を置くことの問題とか、あるいは個別法で対応できな...全文を見る
○桑原委員 OECDにおけるEPRの考え方という文書がございまして、そこで、EPRの拡大生産者責任の核心は、廃棄物の管理を物理的に誰が運用するかではなく、その費用を誰が負担するかということなのだというふうに述べております。  私も、確かにこの生産者責任の核心というのはまさにその...全文を見る
○桑原委員 肝心の部分がこれからの検討ということで、その原理的な部分はもちろん入っておりますけれども、そういう意味で、私は、せっかくここで出されるということであれば、魂を入れてちゃんとした運用をしていくということが大事だろう、こういうふうに思います。  それで、時間がもうなくな...全文を見る
○桑原委員 どうもありがとうございました。以上で終わります。
05月17日第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○桑原委員 違法射撃事件につきまして、今までいろいろと議論が展開をされてまいりましたけれども、私の方からも二点について長官の考え方をお聞きしたい、こういうふうに思います。  まず一点目は、民間人による猟銃の射撃ということは当初から問題として挙げられて、いろいろな経過をたどってい...全文を見る
○桑原委員 隊員の意見や問題意識をちゃんと吸収して、それに的確に対応していくというような組織のあり方、これをぜひ検討の中に加えて考えていただきたいと思います。  それからもう一点は、警務隊の対応ですね。この報告書にも、警務隊は当初、東方警務隊長もこの問題には厳正に対処していくん...全文を見る
○桑原委員 独立性を維持していくために制度的な改革を行うという方向は必要だろう、こういうふうに私も思うのですが、私が今お聞きしたのは、そういう方策を考えようということになった経緯の中で、警務隊の認識が一転して変わったということの中で、どういうふうにして独立性が問題になったのか。報...全文を見る
○桑原委員 きちっと説明をしていくときには、なぜ警務隊の独立性が必要なのか、そのためにどういう改革をしていくのか、これこれこういうことをもって独立性に問題があったのだというふうなことをやはりちゃんと説明しないと、それを解明しないと、どこからか知らないけれども突然独立性の維持という...全文を見る
○桑原委員 さきの予算委員会で私どもの党の菅政調会長が新しい森総理に質問を行っておるわけでございますけれども、そこで森総理は、日中戦争について、これは日本の侵略戦争であったというふうに考えておられますか、こういうふうな菅政調会長の質問に、直接お答えをせずに、「戦争というのは、やは...全文を見る
○桑原委員 外務大臣は、総理は村山談話の認識を持っておられるのだ、こういうふうに思うということですけれども、しかし、この間の一連の発言を聞いておりますと、とても国民の皆さんは、そんな認識で発言をされているというふうには受けとめていないと思います。ですから、これほどいろいろな、ある...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○桑原委員 きょうは、警察刷新会議の提言に関連をして、特に私は情報公開という問題についてお伺いをしたい、こういうふうに思っておるわけでございますが、その前に、情報公開ということではなしに情報が漏れている、そういう疑惑といいますか、その問題について伺いたい、こういうふうに思います。...全文を見る
○桑原委員 私は、五百件という大変大部なものでございまして、なかなか一件一件克明には見てはおりません。しかし、いろいろな依頼があるんですけれども、この中を見て驚いたのは、その依頼注文の中に、自動車免許取得の有無とか、あるいは今長官もお触れになりましたけれども、犯歴、犯罪歴、それか...全文を見る
○桑原委員 これは警察が本来保有している情報で、それがそういった形で外部に漏れたのは、漏れたとすれば警察から漏れたというふうに疑わざるを得ないんですけれども、その点はどうですか。
○桑原委員 もしそうだとすればそういう事態は大変な事態だ、こういう御認識を示されたわけですけれども、それで今調査中である、こういうことでございますね。  それで、警察から漏れたのではないかというふうなことを疑わせる幾つかのことがあるわけですけれども、このコピーに添付をされており...全文を見る
○桑原委員 私、お答えいただいたことをちょっと今聞き漏らしたのですけれども、こういう言い方があるかどうかということ。
○桑原委員 それと、圧倒的に数の多い犯歴とか免許の有無の照会の様子を見ますと、このコピーの受注記録というのは、だれが依頼したか、対象というのはだれなのか何なのか、あるいは担当したのはだれか、実施をしたのはいつか、見積もり、請求書、そして納入、報告、こういうふうな項目でメモしてある...全文を見る
○桑原委員 それから、私は、五百件近い中の百五十件が警察にかかわりを持つ情報だ、こういうふうに申し上げたのですけれども、ある意味では、わずか一年八カ月の間にそれだけの大量の情報を警察から入手をして回答していると仮にするならば、私はやはり、とてもじゃないが、警察の中でそれ相当に協力...全文を見る
○桑原委員 それで、お聞きをしたいのですが、今調査中である、こういうことなのですけれども、例えば、こうした警察の情報を警察の内部で検索したりそれを使用したりする場合の基準、それから、どういうチェックの仕組みになっているのか、それをまず教えていただきたいと思います。どういうものがそ...全文を見る
○桑原委員 そうすると、こういうことを調査したいということであれば、その必要性とかそういうものをちゃんと明らかにして、特定の決められた人がやるんだ、そして、その調査をしたてんまつは記録をされていて、後でそれがチェックをされる仕組みになっているんだと。そのチェックはどこがやるのです...全文を見る
○桑原委員 そうしますと、今回のような場合で、そういった調査機関からの依頼に基づいてもしやられたという事実があったとすれば、事後の調査記録をきちっと点検をすれば、そういうことでやったかどうかということは明らかになるという仕組みですね。そういうふうに考えていいわけですね。
○桑原委員 今調査中だということですけれども、いつごろまでその調査が行われるのか、そして、そういった体制であるならば、事後に、どういうところから来てどういうふうに答えたのだ、こういうふうなことが明らかになる仕組みになっておるようですから、私は、早急に明らかにしていただきたいという...全文を見る
○桑原委員 今お話も出ました通信傍受との関係もございます。  さきの、神奈川県の県警で、我々はいわゆる盗聴法というふうに呼ぶのですけれども、その法案が成立した後、神奈川県警で押収品の写真をネタにして女子大生をおどした、こういう例もございました。こうした個人情報あるいは押収品や証...全文を見る
○桑原委員 それでは、私の質問はこれで終わりますけれども、刷新会議の提言というのは大変重要な示唆も含んでいますし、また私どもとすれば、極めて不十分な点も我々の側からは指摘もされますので、このことについても、今後集中的な議論をしていくということを申し上げて、私の質問を終わりたいと思...全文を見る
10月24日第150回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○桑原議員 ただいま議題となりました警察法の一部を改正する法律案につきまして、趣旨並びに概要を御説明申し上げます。  この間、神奈川県警、新潟県警を初め警察官の不祥事が相次ぎ、このまま放置すれば治安の維持に重大な支障が生じかねず、早急な警察改革が求められてきたところであります。...全文を見る
○桑原委員 久しぶりの質問の時間を与えていただきました。まず、国家公安委員長に御質問申し上げたいと思います。  政府案としては、今回の改正案は刷新会議の緊急提言を受けた、そういう内容のものになっておるわけでございますけれども、今回の改正案の最大のポイント、こんな部分が改正点とし...全文を見る
○桑原委員 そういう中で何がポイントかというふうにお答えをいただきたかったのですけれども、私はやはり今回のこの改正、改革というのは、公安委員長としてのお立場からすれば、公安委員会というものの機能の強化、そこが問われていたんだろうというふうに思います。  公安委員会は、ある意味で...全文を見る
○桑原委員 どうも、その経過を今お聞きしておりますと、委員の皆さんの議論が、国民的ないろいろな視点というふうに考えていけば、独立したものが必要だとか外部監察が必要だというような意見が恐らく出たんだろうと思うのですけれども、そういうことの中で、事務局にどうかと、こういうふうに聞けば...全文を見る
○桑原委員 いろいろな意見が刷新会議の中でも出されて、特に捜査の密行性、個人の人権、公共の安全に関する情報収集などを理由に公開できない情報があるのはわかるが、これらの観点を強調することで、公開してもよい情報まで公開していないのではないかという疑念が国民の中には広くあるように私は思...全文を見る
○桑原委員 さて、私は今、監察に対する指示というのは公安委員会機能の強化として一定の評価をする、こういうふうに申し上げたんですけれども、もう一つ、法律の考え方の根本に立ち返って考えてみますと、こういった指示というのは、私は、政府案のような規定がなければできないものではないのではな...全文を見る
○桑原委員 そうしますと、従来、管理というふうに考えてきたその管理の範疇には監察の指示は入っている、しかしながら、念を押すというか、そういうことも含めて明示した、こういう意味だということですか。それを確認したいということ。  それともう一つは、これについては、そういうふうに明示...全文を見る
○桑原委員 要するに、管理の概念に含まれるものであるけれども、重要な位置づけをしたので明示をし、あるいは例示をする、こういう考え方だと。たぐいのものについては、個別に判断するけれども、これをもってしてそれ以外のものは、類似のものはできないということではない、そういう考え方で整理を...全文を見る
○桑原委員 概念的な説明としてはわかるわけですけれども、しかし、この管理はどこまで及ぶのか、どういうことが含まれるのかというのは、公安委員会と警察との関係では極めて大事な部分だというふうに思うのです。  ですから、私は、今のような説明だけでは、恐らく、どういうことなのかというの...全文を見る
○桑原委員 公安委員長にお聞きをいたします。  今、公安委員会が警察を管理するという、その管理の中身というのは何なのか。監察の指示などは、今のお話では管理の中に含まれるんだ、しかし重要だから明示をするために、あるいは例示をするためにそれを入れたんだ、法定化したんだ、こういう考え...全文を見る
○桑原委員 管理の問題については、一番核心になると私は思いますので、明確化をどうしていくかということが求められているというふうに思いますので、さらに議論を要する問題ではないかということを付言しておきたいと思います。  そこで、もう一つ、公安委員会の事務局の問題がございます。 ...全文を見る
○桑原委員 本来なら、公安委員会の事務局がそういう形で強化をされるということは、ある意味では大変時宜にかなったことだと思うんですけれども、根本になる、警察庁から独立をした事務局ならいいんですけれども、結局警察庁としてそういう陣容を強化していく、こういうことになれば、やはり管理をさ...全文を見る
○桑原委員 決意として努力をしたいということと、それを裏づける、こういうふうなことをするからそういうことの危惧はないんだよ、そのこういうことにするからというのは何もないわけですね。そこら辺が、私は、やはり逆に強化をされることによって逆のコントロールが強化をされることになるのではな...全文を見る
○桑原委員 裏づけのない決意だけのお話では、私は納得はできません。そういう意味では、刷新会議の提言を受けて法制化をしたということですから、改めて、刷新会議の皆さん方がそこら辺をどう考えたのか、私の今申し上げたような疑念をどう考えたのかということをぜひ私はお聞きしたいというふうに思...全文を見る
○桑原委員 それでは、時間が参りました。私の質問を終わりたいと思います。
10月26日第150回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○桑原議員 松島みどり委員にお答えをいたします。  苦情処理委員会の委員の、そういう意味ではなかなかなり手がないのではないか、また何名ぐらいを考えているのかということでございますけれども、確かに、苦情の処理と申しますのは、いわゆる警察的な感覚というよりも市民感覚的な、そういう要...全文を見る
○桑原議員 それから、苦情処理委員会の事務局といいますか、都道府県公安委員会等の人事交流の問題もございました。  私どもは、苦情処理委員会につきましては、例えば事務局等の人事交流については、県の知事部局とも交流をしてもいいのではないか、こういうふうに思っております。  と申し...全文を見る
○桑原議員 お答えをいたします。  今議論がございましたように、警察による警察に対する内部監察、これが時として身内のかばい合いになってしまう、そういうことが積もり積もって大変な不祥事が打ち続いた、こういうふうに私どもは認識しております。ですから、その内部監察の限界をどう克服して...全文を見る
○桑原委員 民主党の桑原でございます。  大変、刷新会議の皆さん方には、短期間に、そして集中的に、国民注視のもとで精力的な議論を展開されて、そして改革の方向を打ち出された。心から皆さんの御努力に敬意を表したいと思います。  私どもは、一連の不祥事を見ておりますと、やはり警察と...全文を見る
○桑原委員 そういう意味では、体制としては、陣容としては充実をされて、新しいそういう公安委員の方が監察に直接かかわっていく。そういうあり方も私は前進とは思うわけですけれども、基本的な、いわゆる国民的な常識というものを監察の中に働かせていくという点では、やはり基本的な部分は警察に依...全文を見る
○桑原委員 大変率直に、そしてまた貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。  これで終わります。
10月31日第150回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○桑原議員 お答えいたします。  八億八千万円というふうにこの前提示をいたしましたのは、国家公安委員会と事務局の経費でございます。  それから、都道府県公安委員会事務局、苦情処理委員会、そしてその事務局等につきましては条例で定めることといたしておりますので、その経費は都道府県...全文を見る
○桑原議員 お答えいたします。  事例といたしましては、警察のトップやあるいは監察官が警察不祥事のもみ消しに当たっていると疑われるような場合でございますとか、警察が国民の人権を侵害するとともに、警察内部の自浄作用が働いていない、そういう場合などが重大な不祥事件その他の必要がある...全文を見る
○桑原委員 私の方からは、今、中沢筆頭からお話がございました中でも、特に公安委員会の管理の問題に関連をして幾つかお伺いをしたい、こういうふうに思います。  このたびの政府案では、警察の懲戒事由に係る事案の報告義務というのが新たに規定をされました。現行は、都道府県の公安委員会は、...全文を見る
○桑原委員 これは懲戒事由に関する報告ということでございますけれども、公安委員会の管理事務一般を考えてみますと、それに限らず、その他の事項についてもいろいろな報告というのが考えられるわけでございます。  そこで、緊急提言の中の「「管理」概念の明確化」という項目がございますけれど...全文を見る
○桑原委員 そういう解釈上の疑義が生じないように、法令上の明確な規定というものをぜひ要望しておきたいと思います。  それと、この間の議論を通じまして、やはり警察を改革していくに当たって、公安委員会の機能の強化が何よりも大切だ、そのためには、その機能たる管理というものの中身をどの...全文を見る
○桑原委員 警察法が成立をして以来、長い年月にわたって、公安委員会の管理なるものはこういうものだというふうに一応解釈がされてきた。そのことに、今回のいろいろな事件を通じて、その解釈でいいのかという疑義が出てきて、新たな見解というものが打ち出されたわけです。そういう意味では、今回の...全文を見る
○桑原委員 当然のことをお聞きしたということになろうかと思いますけれども、具体的な態様として、警察の方が下している判断、考え方と、それから公安委員会の方で判断をされている認定の中身とが食い違うようなことが往々にしてあり得る。大体、判断をしていく資格が違うわけですから、往々にしてあ...全文を見る
○桑原委員 その場合は、公安委員会の指示に警察は従わなければならない、こういうことになるのでしょうか。
○桑原委員 そこで、私は、独自の事務局の問題にまた逢着をするわけですけれども、公安委員会の指示というものにそれだけの力がある、そして警察の皆さんが食い違った場合にはそれに従わなければならないということであるならば、その判断をきちっと公安委員会がしていくためのそういう事務局というの...全文を見る
○桑原委員 わかりました。  それでは次に、苦情の処理についてお伺いをしたいと思います。  まず最初に、警察官の職務執行に係る国民の皆さんの苦情というのは、今までのいろいろな相談件数や苦情の件数、そんなものを想定しながら、一体、年間どれくらいのものが今回の政府案に考えられるよ...全文を見る
○桑原委員 推計の数からしても、大変多くのものが予想されるというふうに思うわけです。  そこで、私は少しイメージ的に、前回もどなたかが質問されたかもしれませんけれども、この種の苦情が、公安委員会にどんな形で受け付けをされて、どういうふうにそれが処理をされて、苦情を申し出た人にそ...全文を見る
○桑原委員 さて、ここでまた、警察職員の職務執行に関する苦情を警察に申し出るとか、あるいは公安委員会といたしましても、事務局は警察が補佐をするわけでございますから、公安委員会に対する苦情といえども受け付ける相手方は警察、事実上そういうことになるわけです。  そういうことを考えま...全文を見る
○桑原委員 私は、警察の職務執行の苦情を警察に申し出ていく、申し出る方も受け付ける方も、非常にそこら辺でちゅうちょするところがあるのではないかという懸念が一つございますが、さらにもう一つは、この苦情は文書で出す必要がある。そして、文書回答を行う。きちっとした文書にまとめて出してく...全文を見る
○桑原委員 警察に関連する苦情であるとか相談であるとか、あるいは特に警察官の職務執行に関しての苦情ということになれば、私は、国民の皆さんも、出向いていってまでそのことを申し上げなきゃならぬという話は、やはり相当な決意を要することだというふうに思うんです。そういう意味では、そういっ...全文を見る
○桑原委員 余り根拠があるような話ではないように私は思いますけれども、私は、やはり任期としては短い方がいい、政府案は少し長過ぎる、十年一昔という話になってしまうんではないか、非常に緊張関係が必要なお互いの関係ということを考えれば、我々の案が適当ではないかということをあえてもう一言...全文を見る
○桑原議員 お答えを申し上げます。  今、公安委員会それから事務局、苦情処理委員会並びにその事務局ということで、警察を監視する機関が幾つも並列をしている、そういうような趣旨の御指摘でございますけれども、それはそういうものではございません。警察を管理する機関は公安委員会だけでござ...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 本会議 第11号
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○桑原豊君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま趣旨説明のありました周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案に関して、関係大臣にお尋ねをいたします。  本法律案は、周辺事態における我が国自衛隊の行動にかかわるものであります。  この周辺事態は、我が国周辺で...全文を見る