桑原豊

くわばらゆたか



当選回数回

桑原豊の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○桑原委員 私は、北朝鮮が、中国やロシアとさまざまな伝統的な外交関係を活発に利用しながらいろいろやっている、韓国との間でもいろいろ交渉をやっている、そしてそういった延長線上で我が国と平壌宣言を結んだ。これは中身的に見ますと、核開発も含めて、拉致問題も含めて、明示的な表現がある、な...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第1号
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○桑原小委員 五十嵐参考人のこの著書でも触れられておるわけですけれども、ドイツ基本法のいわゆる緊急事態関連部分ですね、これにかなり高い評価をされておられると思いますけれども、私も、ドイツと日本、同じようなさきの戦争の体験をして、そして、その反省の中からこういった有事に対していろい...全文を見る
○桑原小委員 比較されて、どういう感想をお持ちかということなんですけれども。
○桑原小委員 もう一つ、この有事法というのは、そういう事態において国民のさまざまな、財産や権利、命、そういうものを守っていくというふうに働くと同時に、結局、逆に、国民のそういうものを侵すということについての危険性もあるわけですね。両面の危険性が出てくるわけですね。そのときに、どこ...全文を見る
○桑原小委員 どうもありがとうございました。
02月27日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○桑原委員 今回質問するに当たりまして、私は、所信表明というのは、今までいろいろな大臣の表明を聞きましたけれども、防衛庁長官の所信表明は、後から読み返していろいろ勉強するに値する、そういう内容を含んでおったということで、きょうは、所信表明を中心にしてちょっと質問をさせていただきた...全文を見る
○桑原委員 反するという認識を前提にして、では、どう対応すべきだと、こういうふうな考え方はどういうことなんでしょうか。どう対応すべきかということ。
○桑原委員 そういう認識を踏まえて、違反している、こういうふうにおっしゃったんだろうと思うんですが、そのことを前提にして、何か具体的な行動をやる、何かをする、そういうことではないわけですね。要するに、そういうふうに守るべきだというふうに言うだけで、それ以上のことを何かやるというこ...全文を見る
○桑原委員 外務大臣にお聞きしたいと思うんですが、外務大臣として、現状の北朝鮮が一連のいろいろな行動、発言なども含めてあるわけですけれども、そういったものが平壌宣言に反しているのか反していないのか、どういうふうにとらえられているんですか。
○桑原委員 平壌宣言の精神に反している、そういう点では長官も大臣も同じ認識だというふうに、今の大臣の御答弁でもそういうふうに思うわけですけれども、平壌宣言の精神に反しているじゃないかと直接北朝鮮に対して、それを是正すべきだというふうに何らかの方法で伝えた、そういうふうなことはある...全文を見る
○桑原委員 IAEAが国連に付託をするというような話ですとか、そういったことは伝わってくるわけですけれども、直接我が国は平壌宣言を北朝鮮と結んでいるわけですね、共同で宣言したわけですから。それを踏まえて、北朝鮮に直接こんな話をして、北朝鮮はこんな反応だ、こういうのが全然伝わってこ...全文を見る
○桑原委員 平壌宣言に非常に触れたり、あるいは違反している、そういうふうに見られることがありながら、我が国の対応というのがどうも、直接北朝鮮に対してしっかりした話し合いをしているというふうに伝わってこないわけですね。そこら辺、今、相手側のいろいろな反応は外交交渉のこともあって、は...全文を見る
○桑原委員 具体的に、我が国の防衛の抑止力、これをどういうふうに考えておられるのかということをお聞きしたいと思います。
○桑原委員 この所信の中でも、日米安全保障の実効性を高めるということが抑止力を最大限発揮し得る体制の実現だ、こういうふうなことを述べておられますし、今月の十八日の予算委員会の答弁の中でも、いわゆるアメリカの核兵器、これについて言及をされて、日本も核を持って相互確証破壊という世界を...全文を見る
○桑原委員 一般的に、核の傘、アメリカの核の傘とか、あるいは日米安保の核心は核安保だ、こういうふうな言われ方というのはあるわけですけれども、いわゆる非核三原則、これを日本が、ある意味では国の基本的な考え方、政策として選択しているわけですね。これは、日本に核を持ち込まないとか、日本...全文を見る
○桑原委員 ミサイル防衛ですね。相手がミサイルを発射しても、それは必ず撃ち落とされるからそうしないことになる、こういうことには私は、これはなかなか現実は、逆に、それを突破していく方策をどうしていくか、こういう方向に行くと思うんですね。抑止の理論というのは、やはりそういうふうにお互...全文を見る
○桑原委員 これから議論させていただきたいと思います。ありがとうございました。
04月01日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○桑原委員 おはようございます。  きょうはまず、二十八日に韓国のチョ・ヨンギル国防部長官と会談をされた日韓の防衛担当相の会談について、お伺いしたいと思います。  まず、今回の会談の成果は何であったのか、そして、この会談概要の中でも書かれておりますが、盧武鉉政権の平和繁栄政策...全文を見る
○桑原委員 長官は記者会見の中で、北朝鮮が一九九四年の米朝枠組み合意と同じような展開を期待しているのであれば、違った結果になる、クリントン政権からブッシュ政権にかわったからだ、こういうふうなことをおっしゃっておるわけですが、長官の認識の中で、ブッシュ政権は、さらに北朝鮮が核開発を...全文を見る
○桑原委員 三国の一致した対応のために日本の果たす役割は大変大きい、私はこういうふうに思いますので、ぜひ今おっしゃられたような方向で努力をしていただきたい、こういうふうに思います。  それから、北朝鮮は、どうも見ておりますと、自分の国の体制の維持を最優先して、それを保証してくれ...全文を見る
○桑原委員 この問題で最後に、私は、日韓の防衛首脳がこういった形で意見交換をする、大変大事なことだ、重要なことだというふうに思います。私は、こういった会談をさらに北東アジア全体のものに発展させていくということがこれから展望されてしかるべきじゃないか、こういうふうに思うのです。 ...全文を見る
○桑原委員 ぜひそうした重層的な交流を積み重ねて、展望を持って努力をしていただきたい、こういうふうに思います。  さて、ミサイル防衛について次にお聞きしたいと思います。  アメリカが昨年の末に、二〇〇四年度から、ある意味では繰り上げて部分的にミサイル防衛を配備していくというよ...全文を見る
○桑原委員 従来から日米共同技術研究でやってこられた海上配備型上層システム、これは引き続き研究を進めていく、一方では、SMDあるいはPAC3と言われる、アメリカが既に来年から配備を決定した、そういうものについても導入するかどうかを決めていく、要するに、二つを同時に進めていく、そう...全文を見る
○桑原委員 従来やってきた技術研究というのは、これは配備までに至るというときには相当時間がかかるわけですね。相当先にならないと具体的にそういう形にはならない。しかし、国際的な諸情勢はそれを待ってくれない。そういう意味で、例えばアメリカが決めたSMDやPAC3を考えている、こういう...全文を見る
○桑原委員 技術的な問題、費用対効果、法的な問題というのは、私は、きょうは時間がございませんから、後ほどまた改めてということにしたいと思うんですが。  私は、これは長官に聞きたいんですが、基本的にミサイル防衛というのは、ならず者国家と言われるような、そういう国が出てきた、アメリ...全文を見る
○桑原委員 法案に対する質問も予定しておったんですけれども、時間が終わってしまいました。  ミサイル問題は、私はやはり、このミサイル防衛とあわせて考えるべきことは、大量破壊兵器をどうなくしていくか、このこととセットにならないと、これは私は軍拡になると思うんです。そのことがきちっ...全文を見る
04月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第3号
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○桑原小委員 国連の機能回復の問題がいろいろ議論されておりました。  私も、国連というものが世界を一まとめにして、そして五大国の拒否権というものが一つの決定の仕組みの中に組み入れられているということの中では、一つの問題を解決していくときに全体が一致した結論を見出すというのは、な...全文を見る
05月08日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第4号
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○桑原小委員 大変貴重な、そしてわかりやすく御説明をいただきまして、ありがとうございました。  まず佐藤参考人にちょっとお伺いしたいんですが、日本の常任理事国入りということ、これは私は、新しいいろいろな時代の動きの中で日本の果たす役割というのは大変大きくなってきていると思います...全文を見る
○桑原小委員 それと、例の国連改革案ですね、それを持って臨む、そういう準備はできているのかという。
○桑原小委員 菅波参考人にも用意をしておったんですけれども、もう時間がなくなりましたので、申しわけありません。  それでは、終わります。
05月13日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○桑原委員 私は、対処基本方針、第九条に関連をしてお伺いしたいと思います。  まず、対処法案の第九条第一項になりますが、「武力攻撃事態等に至ったときは、」云々と、こうあるわけですが、まず、この武力攻撃事態というものを認定するのはどこなのか。いろいろな条文がいろいろなことを類推さ...全文を見る
○桑原委員 ですから、武力攻撃事態というふうに認定をして対処基本方針をつくるのか、対処基本方針ができて、そこで武力攻撃事態というものが認定をされたことになるのか、どういうことなんですか。
○桑原委員 それでは、要するに対処基本方針が閣議決定された段階で認定した、こういうことになるわけですか。
○桑原委員 もう一度確認しますが、認定をしてそれを対処基本方針の一つの項目にするということではなしに、認定そのものが対処基本方針の決定によって認定ということになる、そういう解釈でよろしいですか。もう一回確認させてください。
○桑原委員 ちょっと、私の今までの自分勝手に考えていた解釈と違っていますね。私は、認定があって、そしてそれを対処基本方針として決定していくというのかなと思っていたんですけれども、そうじゃないんですね、それでは。わかりました。  それでは、引き続いて、それにのっとってお伺いしたい...全文を見る
○桑原委員 それは、提案をされた国会が、そういう認定に至った判断の根拠を、ちゃんとわかり得る程度の、そういう情勢をちゃんと報告する、そういう意味ですか。  そうすると、我々が修正要求しているような認定の判断の根拠というのは、ちゃんと明示すればいいんじゃないですか。
○桑原委員 何か押したり引いたりの話ですけれども、そこまでおっしゃるのなら、だから私が申し上げているように、認定に至った判断の根拠、そういうものを明示して、規定をしておけば、あいまいなことではなくて、ちゃんとそうなるのではないかというふうに思うんですが、与党、どうですか。
○桑原委員 私は、事実だけじゃだめだと。その事実をこういう判断に基づいて武力攻撃事態として認定したんだ、その事実をこういう判断で認定したんだと、そういうふうな認定の根拠を、判断の根拠をちゃんと報告するべきだ、そうしないと国会はわからない。  特に、例えば武力攻撃事態でミサイルが...全文を見る
○桑原委員 修正協議は今続けられておりますので、今の御答弁からすると、私は、判断の根拠としてそういうふうに法律の中で明示をすべきだと、こういうような考え方としてお聞きしましたので、それに沿ってぜひ協議を進めていただきたい、こういうふうに思います。  それと、もう一つお聞きします...全文を見る
○桑原委員 閣議決定があれば、そのことをもって直ちに実施可能になると。これは、対処基本方針決定の公示のときとか、そういうことじゃないわけですね。閣議決定ということでよろしいわけですね。
○桑原委員 そこでひとつ、閣議決定後直ちに対処措置が実施可能になるということですから、対処基本方針は直ちに国会の承認を受けなきゃならぬということになっていますけれども、大変ないろいろな状況の中で、直ちに閣議決定した、そして直ちに対応しなきゃならぬということになると、ある意味じゃ、...全文を見る
○桑原委員 私は、先ほど事態認定ということで少し自分の考え方が間違って解釈をしておったんですけれども。  そこでお聞きしますが、今のお話ですとほとんどそういうことはないのかなというふうに思いますが、例えば対処基本方針の決定される前に防衛出動を命ずる、こういうようなことは可能なん...全文を見る
○桑原委員 私もそのとおりだと思うんですが、事態の認定ということがはっきり明示をされていないものですから、私はいろいろなことを考えたんですよ。  というのは、先ほど、私はちょっと間違って解釈をしていたと言いましたように、事態の認定が既にあって、その後、対処基本方針を閣議で決定す...全文を見る
○桑原委員 いや、「高度の」と、こういう表現を加えられているわけですから、国民の安全とか国の問題とかいうものは公共の福祉の中でも高度なんだ、そういうことなんでしょう。全く憲法で言う「公共の福祉」と同じだということではないんじゃないですか。どうなんですか。
○桑原委員 その御回答ですと、いわゆる高度のそういう公共の福祉ということであれば、ある意味じゃいわゆる公共の福祉以上にいろいろな場面で基本的な人権が制限をされる、あり得る、私はそういう論理につながっていくんではないかと思うんですけれども、どうでしょうか。  そうであればなおさら...全文を見る
○桑原委員 確かにそうなんですが、そういう中にあっても、官房長官は、例えば思想、信条の自由ですとか、あるいは表現の自由、あるいは信教、信仰の自由、そういった精神的な自由権については、これはもう平時であろうが有事であろうが、有事だから特別な事情で違う考え方をするということではないん...全文を見る
○桑原委員 今おっしゃられた回答では、一体この武力攻撃事態で国民の基本的人権がどうなるのかということがほとんどはっきりしない。憲法の同義反復だけで終わった、そういう内容であるというふうに私は断ぜざるを得ません。  以上で終わります。
05月16日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○桑原委員 それでは、まず最初に、テロ特措法の目的が現在段階、どの程度まで達成されつつあるのか。  この目的は、いろいろと法律には書いてございますが、つまるところ、九・一一のテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去、どこまでそれが除去されたのかということになるんだろうというふ...全文を見る
○桑原委員 アルカイダの拡散、世界的に拡散している、そして幹部の三分の一ぐらいが今のお話では殺害された、こういうような御報告でありますけれども、私は、世界じゅうに拡散していくということであれば、その状況について、どこの国へ何人程度行ったとか、そんな話はもちろん言えないんでしょうけ...全文を見る
○桑原委員 インド洋で捕捉活動を行っております。それに自衛隊が支援、協力をしているわけですけれども、この捕捉活動が十分でなくてアフガンの国内から拡散した、こういうような状況というのはつかんでおられるんですか。かなり捕捉して効果を上げているとおっしゃっているわけですけれども、にもか...全文を見る
○桑原委員 なかなか、我が方の自衛隊が協力をしてやっているこの作戦の状況というのが、本当によくわからないわけですね、その効果のほども。そういうことがこの派遣延長を、再度再度ということで今度は三回目になるわけですけれども、その都度その都度、そういった状況が判然としない中で、いま一度...全文を見る
○桑原委員 そうしますと、タリバン、アルカイダの脅威というものが一つの判断の目安だ、そういうふうに考えてよろしいんでしょうか。
○桑原委員 さて、そういうことで、今の段階では、このテロ特措法の当面の二年の時限の間ではなかなか目標の達成が難しい、こういうふうに今のやりとりでもうかがえるわけですけれども、その二年がことしの十一月ですか、もう過ぎ去ろうとしているわけでございまして、これは、改めてそれを延長してい...全文を見る
○桑原委員 何か、きょうの報道では再延長、再延長といいましょうか、さらに引き続き二年間を法改正でやっていこうというのが政府の方針のように報道されておりましたけれども、それはどうなんでしょうか。そういった方向で検討されているということは今の段階では全くないんですか。
○桑原委員 例えば、そういう方向で検討されるということになれば、単純に法律の延長という改正になるのか、あるいは、対象の範囲というようなものも、世界的に拡散をしているという前提でいけば、そういったことなどの内容も含めて何か変わっていくことがあるのか。私は、そこら辺の検討というのはも...全文を見る
○桑原委員 私は本当にこの問題で、再々延長ということでございますけれども、その延長議論のたびごとに、何かしら、相手がなかなか正体がつかみ切れないということがあるせいかどうかわかりませんけれども、非常に判然としないいろいろなものを材料にしてこの延長問題というのがいつも議論をされてい...全文を見る
○桑原委員 私も、米韓がそういう形で一致して対応していくということは大変評価されることだ、こういうふうに思います。  私が思うに、この声明を読ませていただきますと、やはり米韓ともに、いろいろな政治的な問題はあるけれども、人道支援というのは今までどおりやっていく、そういう確認をし...全文を見る
○桑原委員 さらなるステップというのは、アメリカ側の考えているステップ、それから韓国側が思い描いているステップ、日本が想像しあるいはまたとり得べきステップ、いろいろなステップがあると思うんですよ。これは、やはり今後のそれぞれの協調の中で一つのものが求められていくんだろうと私は思う...全文を見る
○桑原委員 はっきりした一つの道筋、糸口というのはなかなか見えてこない、そういう問題ですけれども、ぜひ総合力を結集して、打開に全力を尽くしていただきたい、こういうことを申し上げて、終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
05月29日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○桑原委員 民主党の桑原でございます。  きょうは、五人の皆さん、それぞれに大変示唆に富んだお話をいただきまして、本当にありがとうございました。私は、せっかくでございますので、全員の皆さんから一問ずつにお答えを願いたい、こういうふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いしま...全文を見る
○桑原委員 どうもありがとうございました。  それでは、松田公述人にお伺いしたいと思います。  新しい人権については、憲法の改正ではなしに立法ということで臨むべきだ、こういうお考えで、プライバシー権の問題をおっしゃられましたけれども、今、そういう意味で立法が急がれているものが...全文を見る
○桑原委員 ありがとうございました。  それでは、岩淵公述人にお伺いしたいと思います。  私も、北朝鮮問題の緊迫した状況、深刻さ、とりわけ日本にとっては拉致問題あるいは核兵器、ともどもに本当に深刻な課題だ、こういうふうに思うのです。ただ、これを解決していく手法、手だて、何があ...全文を見る
○桑原委員 どうもありがとうございました。  それでは次に、島田公述人にお伺いしたいと思います。  先ほどから、拉致問題に非常に積極的に取り組まれて、そして、アメリカ、EUあるいはジュネーブの人権委員会、そういったところに出向かれて、いろいろな御努力をされておられるということ...全文を見る
○桑原委員 どうもありがとうございました。
06月12日第156回国会 衆議院 憲法調査会 第8号
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○桑原委員 憲法とこの現実がこれほどまでに乖離をしている。とりわけ、安全保障の問題で。一体どうしてそういうことになったのだろうか。  私は、いろいろな理由、原因が考えられると思いますが、一つは、やはり戦後の東西冷戦といいましょうか、そういうパワーゲームの現実の中で、我が国がアメ...全文を見る
06月26日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○桑原委員 私は、午前中と午後と二つに分かれておりまして、まず午前中には、イラク戦争というものをしっかり検証していくという立場でこの問題について質問したいと思うんですが、その前に、今大畠議員と石破長官のやりとりを聞いておりまして、派遣された自衛隊の武器使用の基準、軍事技術による考...全文を見る
○桑原委員 今の軍事常識という考え方でいきますと、私は、まさに、万が一何を持っているかわからないという、際限のないものが許されるような考え方につながっていくのではないかというふうに思います。ですから、軍事常識ということで決めるということではなしに、私は、プラス憲法の考え方、当然の...全文を見る
○桑原委員 いかにも何か、何でも持っていけばいい、何でもありだと私が言ったようにおっしゃっていますけれども、私はそう言ったんじゃなしに、あなたの言われた軍事常識という考え方でいくとそうなりかねませんよ、そういうふうに言ったので、これは議事録なども少し詳細に検討させていただいて、改...全文を見る
○桑原委員 外務大臣、日本はどう考えていたのかということ。アメリカはそういうふうな戦争目的であったと。日本はそれを支持したわけですから、どういう戦争だ、どういう攻撃だという理解でそれを支持したのか、日本の立場を少しはっきりしてください。
○桑原委員 大量破壊兵器の存在に日本としても一つの確証を持って、この攻撃をもってしてそれを除去するんだ、そういう決意をしたということだと思いますし、それからいま一つは、結果的に重なり合ったわけですけれども、サダム・フセインの政権の交代、転覆、そういうものも同じように日本も理解して...全文を見る
○桑原委員 アメリカは、サダム・フセインの追放はいろいろなところで、いろいろな高官がそういうふうに語っていたと私は思います。それは日本が十分に事前に知り得る立場にあったわけですし、そういう言い方は事実とは違うんではないか、こういうふうに思います。  それから、大量破壊兵器の問題...全文を見る
○桑原委員 疑惑というふうに言いながら、攻撃したわけですね。疑惑なら、普通はそれを晴らすさまざまな行動が付随するわけですけれども、私は、疑惑というふうに言いながらも、確実にあるという確証があったから恐らく攻撃に踏み切ったんだろうというふうに思うんですね。  アメリカも、パウエル...全文を見る
○桑原委員 そういう厳しい状況の中で、やはり、最後の機会とはいえ、イラクがそれなりに、小出しという表現をされましたけれども、それまでと違う対応をしてきた、さらに、国連のUNMOVICもあるいはIAEAもさらなる査察の継続ということを考え方として打ち出していたわけですから、そういう...全文を見る
○桑原委員 時間が参りましたから午前中はこれでやめたいと思いますけれども、引き続き、午後、よろしくお願いいたします。
○桑原委員 それでは、引き続き質問させていただきます。  先ほど外務大臣の方から、今回のイラクへの武力行使、これは国連の決議、例えば六八七、六七八あるいは一四四一、そういった決議を踏まえているというお話がございましたけれども、アメリカがあの武力行使に及ぶぎりぎりの段階で、国際社...全文を見る
○桑原委員 何か大変おかしな言い方をされておるようですけれども、結局、最終的にはこの武力行使は国際社会の一致した認識のもとに行われたわけじゃないことだけははっきりしているわけですよ。  問題は、そうであったかどうかということを私が聞いているわけで、例えば、フランスや中国やロシア...全文を見る
○桑原委員 私は大変な詭弁だと思いますね。この問題についてこれ以上議論は深入りはいたしませんけれども、やはり、あの問題の焦点は、最終的に武力行使に踏み切るということについて国際社会は一致しなかったということが眼目であって、お述べになられた決議の中にそういうものの意味が込められてい...全文を見る
○桑原委員 CPAのブレマー文民行政官は、七月の中旬にもイラク人から成る政治評議会を立ち上げると。しかし、それはアメリカ側からの人選だ、こういうふうなことで、シーア派のイラク・イスラム最高評議会ですか、その皆さんは、それについて、イラク人にも選ばせろ、こういうような主張をされてい...全文を見る
○桑原委員 さて最後に、自衛隊の派遣の問題でお伺いしたいと思います。  先ほど来議論をしてきたように、この戦争は国際法に照らして大変問題が多い、加えて大義を今のところ欠いている。そういう戦争を遂行した米軍の諸活動、たとえ今、治安維持に当たっている、こういうふうに言っても、イラク...全文を見る
○桑原委員 そうしますと、戦闘が一応終了しているということになると、イラク全土は非戦闘地域というふうに全体をくくって考えていいということになるわけですか。
○桑原委員 ちょっと概念の整理をさせていただきたいんですが、一応戦闘がそういう意味で終了しているというふうなことであれば、この法律で言う戦闘地域というものには全土は当たらないということになるんでしょうか。これは、長官、どうでしょう。
○桑原委員 そうしますと、整理をさせていただきますと、いわゆる戦闘というものがおさまったという点では戦闘地域ということは言えない、しかし、将来的にそういうものが活動の期間を通じてないという蓋然性があるかどうかということになると、甚だそうとは言い切れないところがあるということですか...全文を見る
○桑原委員 将来の蓋然性の問題ということになると甚だ予測が難しいところがあろうと思いますけれども、具体的に、どういう勢力が存在をして、どういう事態というものが将来考えられる、そういうふうに想定されているのか。何か知らぬけれども将来あるかもしれぬという話になると、どこでもあるような...全文を見る
○桑原委員 バース党の例をおっしゃられましたけれども、私は、それ以外にも、いろいろな組織的な、そういう反旗を、反旗といいましょうか、決起するような可能性というのは考えられるんだろうと思います。そういう意味では、ある意味では大変な情報で、大変な調査をしないとおよそ確定をできないんで...全文を見る
07月02日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○桑原委員 官房長官が途中でお出になるということなので、少し質問の順序を変えまして、最初に非戦闘地域の問題についてお伺いしたい、このように思います。  周辺事態のときの後方支援地域、これは日本の領土を除けば公海ということになるわけですし、それから、テロ特措法のときは、非戦闘地域...全文を見る
○桑原委員 今回この非戦闘地域の問題が大変議論になっているのは、やはり秩序維持の基本になるべき暫定政権、それすらまだできていない、そして、事実上いろいろな殺傷事件が頻発して大変厳しい状態にある、これはだれもが認めるところですね。  こういうところへあえて出していくということ、私...全文を見る
○桑原委員 CPAという、そういう占領軍を中心にした統治機構といいましょうか、暫定機構、それがあるがゆえに、逆に大変イラク国民、いろいろな意味の、いろいろな考え方の人がいるわけですけれども、そういうイラク人の反発を受けている、そしてなお治安が悪化する、こういうこともあるわけですね...全文を見る
○桑原委員 ですから、一連のいろいろなそういう事件があった、その背後には、ブレマー文民行政官もおっしゃっておるように、要するに、フセイン勢力の計画的なそういう行動だと、元プロの。そういうような指摘があるわけですけれども、そういうことを踏まえて、これも、全部が全部とは言いませんけれ...全文を見る
○桑原委員 非戦闘地域の定義で、現に戦闘が行われていない、それから活動の期間を通じてそういう戦闘行為が予測されない、こういうような定義がございますけれども、現にというのは、どういうことを言うのか。例えば、直近、どれくらいの期間の中でそういうことがなかったということを前提にするのか...全文を見る
○桑原委員 そうしますと、活動を開始する時点でそういう事態がないということと、それから活動の期間というのは、例えば具体的な補給活動というようなことがいつからいつまでというふうに基本計画の中で一応定められるわけですけれども、その計画期間中を通じてそういうことが予想されないということ...全文を見る
○桑原委員 普通は大体、そういう活動の期間というのはどれぐらいなんですか。
○桑原委員 まず、そういう期間の設定そのものも、そういう事態が生起するというようなことをあらかじめはかっていくには極めて不適切な内容ではないかというふうに私は思います。  活動の期間もそのときになってみないとよくわからないとか、そして活動を開始する時点で起きていなければいいんだ...全文を見る
○桑原委員 この審議の期間中、これは憲法要請に基づいて机上でつくったフィクションだ、仮想現実だ、こういうような指摘が再三再四なされているわけですけれども、私はやはり、現在の状況というものを考えたときに、もう本当に何十万という武器を持ったそういう人たちがどこにいるかわからぬ、安全と...全文を見る
○桑原委員 例えば、バグダッドならバグダッド一円をそういう形で指定をするのか、あるいは、バグダッドの中でも西部、中部、いろいろな区域を一つの単位にして指定をしていくのか、あるいは、一つの施設を実施区域というふうにしていくのか、そのやり方というのは全く今考えていない、調査をしてから...全文を見る
○桑原委員 今、新聞などでも、あるいは、きのうの参考人の現地調査をされた御報告の中でも、例えば、バグダッドの空港五里四方を米軍が猫一匹入ることができないように固めている、そこは安全だ、その中で活動するというようなことなども提言をされておられたようですけれども、例えば、米軍がそうい...全文を見る
○桑原委員 米軍が圧倒的な力で治安を維持していないと維持できないようなところというのは、まさに非常に危険なところだという認識なんでしょうか。  私は、自衛隊は自己完結だということを一つの自衛隊の特性として、だから、今のような事態のときには自衛隊の派遣が必要なんだ、自衛隊でなけれ...全文を見る
○桑原委員 それでは、次に質問したいと思うんですが、先ほど法制局長官が、いわゆる第三国の軍隊が、イラクにおいて野盗対策といいますか、治安のためにいろいろ反撃をする、そういう行動を日本の自衛隊が支援するということについては、それは、いわゆる国際紛争といいましょうか、そういうものに当...全文を見る
○桑原委員 それはまた、イラクの現状というものを考えて判断をするときに、極めて私は理屈先行の、理屈立てだけの考え方ではないかと。現実には、治安の維持ということそのものが、ある意味じゃフセインのそういう残党狩りというものと一体化しているんだろう、そこら辺を分けることができないという...全文を見る
○桑原委員 例えば、アメリカの情報をもとにブリクス委員長は特定の場所を査察した、しかしそこには見つからなかったというようなことについては、その時点でちゃんと情報として把握をされて、どうしてそうだったのかということなどについてみずから検証したというようなことはあったんですか、日本政...全文を見る
○桑原委員 ないということを証明しなければならぬのはイラクだ、そのおっしゃり方もわかりますけれども、では、そのないということの証明というのは、どういうことをもって、これが証明だというふうに考えて、そういうふうなことをおっしゃってきたんですか。何が証明なんだと。  何か、ないとい...全文を見る
○桑原委員 そのことのために査察を継続して、査察でもってそのことを明らかにしていくということだったんじゃないんですか。自分でこのことの真相究明について、何かしっかりしたことをやることもなしに、ただただアメリカの言うことをそのままに受けとめて、そして戦争という、本当にある意味ではも...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第5号
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○桑原小委員 このたびのアメリカのイラクへの武力行使、これは今ほど来のいろいろな議論にもございましたように、最終的には、国連でのそれを容認する決議がないままに入った。特に、五つの国連の常任理事国の意見が大きく割れてそういう結果になった。そういう意味では、国連のそういうお墨つきを得...全文を見る
07月04日第156回国会 衆議院 本会議 第43号
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○桑原豊君 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出のイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手)  民主党は、イラクの大量破壊兵器問題に対し、徹底的な国連査察を通じた武力行使によらない...全文を見る
○桑原豊君(続) 本当の日米パートナーシップをつくることはできません。  平和と安定の道を歩んできた我が国の将来に禍根を残す法案となりかねないとの深い憂慮を表明し、私の反対討論を終わります。  ありがとうございました。(拍手)
07月18日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○桑原委員 ただいま末松委員からいろいろと、海上阻止行動の効果についてお話がございましたけれども、やはりアフガンの現状というものをどのように正確に把握して、その正確な情報の上に立って日本として主体的な判断をしていくということが、私は、これから二年間延長したいという提案をするに当た...全文を見る
○桑原委員 イラクの問題でも、やはり開戦の前に大量破壊兵器のあの情報については情報の捏造があった、にせ情報がつかまされた、いろいろな疑惑が明らかになっているわけですね。ですから、情報というものをちゃんと吟味して、あらゆる角度から検討を加えて、そしてどう対処していくかということに結...全文を見る
○桑原委員 先ほど、アルカイダの幹部の三分の一ぐらいが拘束され、あるいは殺害されたというふうにおっしゃられた。大臣、そうじゃなかったですかね。大統領は、半分ぐらいを拘束した、こういうふうに言っているんですけれども、その違いはどういうことなんでしょうか。これは大統領がおっしゃったの...全文を見る
○桑原委員 本当に、何といいましょうか、一体私たちはこの戦争の目的をどこに置いているのかということで考えれば、そういったアルカイダの勢力というもの、あるいはタリバンの勢力というものをどう駆逐していくか、そして、復活することのないようにとどめを刺していくのかということが大事なんです...全文を見る
○桑原委員 もう一度お聞きしますが、幹部というのは大体把握しているわけでしょう、どれぐらいだと。それはどれぐらいなんですか、幹部。よく幹部という表現で何分の一というふうに出てきますけれども、幹部というのはどれぐらいなんですか。
○桑原委員 カルザイ政権、一年たったわけですね。そして、いろいろと政策を打っているわけですけれども、最近は、米軍がねらわれるということももちろんあるんですが、米軍にすれば、できるだけ治安の問題などは、米軍が直接、あるいは外国の軍隊が直接やるというよりも、むしろ現地の政府軍に早くか...全文を見る
○桑原委員 いろいろと現状の御報告がございました。この現状を踏まえて二年間延長するというふうに提案をされるわけですが、こういう現状だから二年間あれば何とか回復するという見通しを持って提案されるのかと思いますけれども、二年間というのはそういう内容を持っているというか、そういう見通し...全文を見る
○桑原委員 結局、現状はこうだという説明はできても、その現状をこういうふうに変えていこうということについての主体的な、主導性といいましょうか、そういうものはアメリカが握っているわけですね。結局は、アメリカが行う間はずっとそれを行うということを説明しているにすぎないわけで、二年間と...全文を見る
○桑原委員 主体性というふうに言葉を添えておっしゃるなら、二年というのは一応の目安だと言うけれども、しかし、陸上でこういう状態になったとき、あるいは海上でこういう状況になったときは、これは独断では決められないけれども、そういう状況になったら、いろいろアメリカなどとも相談をして判断...全文を見る
○桑原委員 やめてみなければわからない、しかし、やることによって恐らくいろいろな意味での効果が間接的にしろあるんだろうというふうな言い方なんですけれども。  私は、今、この法案を延長するかどうか、その必要があるかどうか、かなめになっている行動は、海上の阻止行動の我が国の給油によ...全文を見る
○桑原委員 私も、その数字のみをもって効果を判断するなどということを言っているわけじゃないんですよ。その数字というのは、効果を考えていく上で、あるいは海上のこれからの行動を続けていく上で非常に重要な意味を持つ、こういうことを言っているわけで、そのことだけを言っているわけじゃないん...全文を見る
○桑原委員 アメリカと共同して作戦をやっているわけですよ。直接軍事作戦ではなくても、給油しているわけですよ。給油しなかったら艦船が動かないわけですから、大変重要なパーツを担っているわけですね。そういう協力している国にそれくらいのことは情報として知らせるのは当然じゃないですか。それ...全文を見る
○桑原委員 大臣が責任を持って、この法案の延長を提案するときには、最低限それくらいの数字を把握して、その上で正確に判断をするということが大前提なんですよ。それは個人的に何か知りたいという話じゃなくて、この法案を延長するときの大前提の一つですよ。当たり前ですよ、そんなものは。そんな...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○桑原委員 これまでいろいろと議論を聞いてまいりまして、本来なら、いろいろな中身がより具体的にはっきりしてくるというのが普通なんですけれども、私は、だんだんいろいろなことが余計わからなくなってきた、こういう感じがいたしております。その中でも特に今重要な点は、この法律の目的の部分で...全文を見る
○桑原委員 テロにはもちろん背景がありまして、それを生む土壌、いろいろな環境があるわけでして、そういうことをなくしていくということになると、これはもう永遠の課題でありまして、そんな簡単にそういうテロを生む土壌がなくなるはずがないわけですね。  いや、そうじゃなしに、直接的にあの...全文を見る
○桑原委員 今の言い方では、日本がみずから法律をつくってまで、そして時限を切って、主体的にかかわろうとしておられるわけですから、そういうことなのに、目的がある意味でははっきりしない、どこが区切りかということがはっきりしないというのは、本当に私はおかしなことだ。  では、具体的な...全文を見る
○桑原委員 しかし、現実に、その海上監視活動なるものを、中身はどうなんだ、具体的に何人捕獲したのかとか、どういう状況のどういう者を捕獲したのかという話は、これは作戦上の問題で言えないという話になっていますから、こっちは全然わからないわけですよ、中身としては。  しかし、状況から...全文を見る
○桑原委員 現場の状況は私もわからないわけですけれども、どうも今のお話は建前というような話でして、現状でそういうことになっているのかどうかというのは甚だ、説明がないわけですから、活動内容の説明がないわけですから、わからないままだということを申し上げておきたいと思います。  それ...全文を見る
○桑原委員 戦闘期、戦闘が行われているときにたくさん集中してやった、攻撃艦船もあった、こういうことはわかりますが、その後、戦闘が終結した後の状況、これもだんだん減ってきていますね、艦船の数が。これはどうなんですか。そういう海上における監視活動の必要性というか需要というのか、そうい...全文を見る
○桑原委員 そういう回答をされている反面、いわゆる抑止効果があるんだ、存在することそのものでそういう状況を抑止する効果があるんだ、こういうふうにおっしゃっているんです。  またさっきの話に少し戻りますが、どういう抑止効果があるのかということも、これは具体的に説明がされないとわか...全文を見る
○桑原委員 もしなかりせばという話をされましたけれども、それも一つの想像の世界なんですね。そうあり得るかもしれないという話なんですよ。そうでしょう。そして、何十人捕まえた、あるいは殺した、こういう話だって、海で何人捕まえたかという話は、これは全く出てこないわけですよ。その数字を言...全文を見る
○桑原委員 私は、アメリカの恐らく要請に基づいて各国が艦船を出し、そういう必要性があるというアメリカの考え方で協力をしているんだろうと思うんですけれども、しかし、現実を見たときに、むしろ私は、海上よりも陸上、そこにたくさんの問題があるんじゃないですか。治安が一向に改善されない、政...全文を見る
○桑原委員 私が言っているのは、日本として、支援のその中身をしっかり検討して、時代の状況に合わせて検討していく必要があるんだ、海を中心に自衛隊の活動をやっているわけですけれども、むしろ、これは陸の段階でしっかりした対応をしていけばいろいろ解決できるという課題じゃないのか、そういう...全文を見る
○桑原委員 イラクじゃなしにアフガンなんですよ。ドバイでアフガンの復興支援をめぐる専門家の会合が行われて、二〇〇二年以降五年間で総額三百億ドルの提示があった、復興費用として。そして、アメリカの財務長官も出席をしておりまして、日本や欧州に応分の協力を要請した、こうあるわけですよ。 ...全文を見る
○桑原委員 最後に、カルザイ政権の安定、そういう支配力が強まるということがアフガンの情勢安定のポイントだと思うんですけれども、しかし、現実の状況は、米軍やISAFの支援がなければほとんど独自で存立することが不可能だ、こういうふうな実態だと思うんです。  このカルザイ政権の安定に...全文を見る
○桑原委員 終わります。