小池正勝

こいけまさかつ



当選回数回

小池正勝の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第169回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁申し上げます。  高村大臣の御答弁でございますが、これは、待ったなしの状況にございます地球温暖化問題の解決に向けて、我が国といたしましても具体的な独自提案を準備しなければならないという御認識をお持ちでございまして、そういう御認識の下に中期目標の...全文を見る
03月27日第169回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○大臣政務官(小池正勝君) 御指摘の、現地職員の執務室の仕切り対策ということでは不十分ではないかと、こういう御趣旨だろうと思っておりますが、私ども、この仕切り対策だけでこれを対応しているわけではございません。  先ほどおっしゃられましたけれども、まず、御指摘の現地職員対策といた...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 戦争責任という言葉は様々な文脈で用いられるものでございまして、一概に申し上げることは困難ではありますけれども、一般的には、戦争後、当事国間でいわゆる平和条約を締結することによりまして、戦争状態の終了、それに伴う領土問題及び戦争賠償等に係る問題等を解決し...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁申し上げます。  二〇〇七年という年は本件公約の達成が求められる年でございます。ODA予算をめぐる状況は厳しい中で、我が国は本件公約の達成に向けて取り組んでまいりました。二〇〇七年につきましてはまだ現在精査中でございますが、公約はおおむね達成で...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御指摘ございましたように、このODAというのは十三府省庁にまたがっておる、御指摘のとおりでございます。そして、その間の連携それから人材のお話がございました。外務省、JICAは途上国に対しまして政府間ベースの技術協力を行っておりますが、その分野は御指摘の...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 地球温暖化というのは極めて大切な問題でございまして、政府としても積極的に対応しているところでございますが、とりわけツバルにつきましては、先生がおっしゃられましたように総理が提唱されましたクールアース推進構想に基づいてツバルを支援していくという所存でござ...全文を見る
04月18日第169回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁を申し上げます。  我が国は、今委員御指摘のとおり、一九九九年のケルン・サミットで合意された拡大HIPCイニシアチブなどの国際的合意に基づきまして、二〇〇三年度より対象国への二国間債権を放棄してきました。その際、放棄される債権に関連する法律等に...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 新JICAについての御質問でございますが、ロゴについての御質問でありますが、新JICAは、御指摘のとおり、技術協力、有償資金協力、無償資金協力を一元的に実施する新しい機関ということになるわけです。新JICAにおいては、援助手法の枠にとらわれない新しい形...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 草の根・人間の安全保障の無償資金協力についての御質問でございます。  これにつきましては、今先生御指摘のとおり、これまでも会計検査院よりの報告におきまして、事業完了までに一年以上を要している案件が少なからず見られること、フォローアップの実施に一層努力...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 在日米軍の駐留経費負担についての御質問でございました。  我が国は、従来から、我が国の安全保障にとり不可欠な日米安保体制の円滑かつ効果的な運用を確保していくことが極めて重要との観点から、経費負担について対応してまいりました。  具体的には、昭和四十...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁申し上げます。  一九八七年、つまり昭和六十二年六月一日に発効した特別協定につきましては、その第四条に「千九百九十二年三月三十一日まで効力を有する。」とございますとおり、当初からこの一九九二年三月三十一日期限となっておりました。
○大臣政務官(小池正勝君) 五菱会事件の件でございます。  二〇〇四年、スイスのチューリヒ州が五菱会の犯罪収益を没収したことを受けまして、日本政府は、没収資産の譲与を受けて被害者に支給すべく、スイス政府と協議を行ってまいりました。結果、今先生御指摘になられたとおり、没収資産の約...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 先生は、まさに腕利きの弁護士で、法律が御専門でいらっしゃいますので。  先ほど申しましたが、スイスの国内法、没収資産の分配に関する連邦法というのがございまして、この中で、第十一条の第二項ですが、当該外国が相互主義を承認する場合に限り、資産は当該外国と...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) おっしゃるとおりでございます。
○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁申し上げます。  資産譲与を受けた後、東京地方検察庁において外国譲与財産支給手続の開始決定に向けた所要の準備を経ましてその決定を行う予定であるところ、現時点で把握している被害者と思われる方が三万人以上に上るため、開始決定までには一定の期間を要す...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 留学生のフォローアップの御質問がございました。  元留学生と申しますのは、知日家、親日家として極めて日本にとって懸け橋として重要な人材でございます。したがいまして、元留学生に対する帰国後の支援というのが重要だと認識をいたしております。  このような...全文を見る
05月20日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○大臣政務官(小池正勝君) 両協定は、従来の投資協定のような既に行われた投資の保護ということだけではなくて、新規の投資の際のいわゆる最恵国待遇であるとか内国民待遇であるとか、そういったことを規定しているということが一点であります。  もう一つは、同様のこの投資の自由化に関する他...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁を申し上げます。  四月の二十四日に米国政府は、二〇〇七年九月までシリア政府が秘密の原子炉を建設しており、北朝鮮が支援していたと確信するという発表を行いました。これに関しまして、四月の二十九日の日にブッシュ大統領は、中東における報復や戦闘の危険...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) この件につきましては、我が国は当事国ではありませんから、日本の外務省としてコメントするということは差し控えさせていただきたいと思いますが、なお、シリアに対するイスラエルの空爆についてというお話がございましたが、イスラエル政府は空爆の有無を含めてコメント...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁申し上げます。  外務省といたしましては、このPCIの件につきましては極めて遺憾であるというふうに考えておりまして、具体的には次のような処分を行いました。  まず一つ目、PCI社に対しまして、同種の事案に対するものとしては上限の措置でございま...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁を申し上げます。  いわゆる伊江島事件でございます。一九七四年七月十日に伊江島で発生した米軍人二名が住民に発砲した事件につきましては、同年七月二十九日に米側が公務証明書を発給したために、日本側がこれに反証がある旨を米側に通報し、第一次裁判権の帰...全文を見る
05月23日第169回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁申し上げます。  この北方領土の問題に限らず、領土の不法占拠というものは国際社会が容認し得ないということは言うまでもありません。  世界地図に関してこれを具体的に見てまいりますと、まず、中国政府におきましては日本の領土として扱われております。...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 今御指摘になられました、このハモンド社の地図の四ページでございますが、この趣旨は、一九四五年にソ連により占領されたという事実の後にポツが付いておりまして、クレームド・バイ・ジャパンとなっておりまして、日本は領有権を主張していると、こういうふうなことだと...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) シベリア鉄道についての御質問でございます。  政府といたしましては、このシベリア鉄道を活用いたしまして、アジア太平洋地域とロシア、欧州とを結ぶルートというのが従来の海上輸送ルートを補完するものであると考えておりまして、このルートを確保することは、日本...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 私ども昨年六月に、私どもから提案しまして、当時のプーチン大統領の強い支持を得ました極東・東シベリア地域における日露間協力強化に関するイニシアチブというものの中にも日ロ間の地域交流の促進ということが盛り込まれておりまして、政府といたしまして、この稚内市を...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) このキャンプ・ハンセン内のレンジ4に所在する米陸軍複合射撃訓練場につきましては、地元の懸念に最大限配慮した結果、レンジ16に近接する既存レンジに代替施設を建設することに合意して、二〇〇七年の三月から工事の一部に着手を既にいたしております。工事の手順の調...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 北方四島を含めてという御質問でございました。  北方四島がロシアによって不法占拠されているという現状におきましては、世界自然遺産区域を北方四島まで拡張することは、北方領土問題に関する我が国の立場を損なう可能性がありまして、適当ではないと考えております...全文を見る
06月04日第169回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○大臣政務官(小池正勝君) 韓国に対する脱北者についての御答弁を申し上げます。  本年一月現在、韓国統一部の発表によると、韓国に入国した脱北者は一万二千二百五十九名であるというふうに承知をいたしております。  政府といたしましては、脱北者の皆さんに対する情報収集、様々な形での...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 在ラオス大使館への脱北者についての御質問に御答弁を申し上げます。  脱北者事案につきましては、政府としては、北朝鮮人権法の趣旨をも踏まえて、個別具体的な事情を勘案しながら適切に対処するという方針で臨んできております。  この種の事案に関する事実関係...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 今も申し上げましたけれども、本人及び関係者の身の安全であるとか今後の類似の事案に及ぼし得る影響等を考慮して、その有無を含めてコメントは差し控えさせていただいておりますが、その上であえて申し上げれば、脱北者については、我が国は、日本国籍を有する者である場...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) これは先ほども申しましたけれども、本人及び関係者の身の安全及び今後の類似の事案に及ぼし得る影響等を考慮して、その有無を含めてコメントは差し控えさせていただくということで御理解を賜りたいと存じます。
○大臣政務官(小池正勝君) 在瀋陽、在北京その他の在外公館についてのという御質問でございました。  これは、先ほど来御答弁申し上げておりますように、一般に、脱北者事案につきましては、政府としては、北朝鮮人権法の趣旨をも踏まえ、個別具体的な事情を勘案して適切に対処することとしてお...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 理由についてということでございました。  この事実関係が公表できない理由でございますけれども、関係国との信頼関係あるいは類似の事案に及ぼし得る影響等を考慮して、答弁は差し控えさせていただいておるところでございます。
○大臣政務官(小池正勝君) 繰り返しになって恐縮でございますけれども、この脱北者事案につきましては、我が国として、人道的な観点に立ちまして、脱北者の人定事項、希望、総合的に考慮した上で、脱北者が現に滞在している国及び行き先となる国との間で慎重に調整を行うことといたしております。 ...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御答弁を申し上げます。  要因として考えておりますのは、安全性に留意しつつ作業が行われていることが挙げられておりますが、また北朝鮮は、重油提供などの他の六者会合参加国の義務履行が遅れているため、無能力化作業の速度も一部調整が行われている旨主張している...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 核施設の無能力化と申しますのは、これら施設の放棄に向けたステップの一つと位置付けられているものでございます。我が国としては、核施設の無能力化にとどまることなく、共同声明に掲げられたすべての核兵器及び既存の核計画の放棄を早期に達成することが必要と考えてお...全文を見る
06月06日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第9号
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○大臣政務官(小池正勝君) 水、衛生関係の支援についての御質問でございます。  これらの分野は非常に重要な支援分野でございます。こうした観点から、先月末のTICADⅣにおいて採択された横浜行動計画において、水、衛生分野における協力の促進について明記をされたところです。御指摘のと...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) この国連ハビタットの件でございますが、厳しい財政事情でございまして、我が国の国際機関への拠出金は減少傾向にございます。現在のところ、国連ハビタットの水と衛生信託基金に対しまして新規に拠出を行うことは困難な状況にございます。我が国としては、水と衛生分野の...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) TICADⅣにおけるパスの問題でございます。  NGOへのパス発給に関しましては、十一枚のアクセスパスの発給に加えまして、会場パシフィコ横浜内のモニタリングルームで会議の模様を同時通訳付きでフォローできるように用意するなど、政府としては限られたスペー...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) フォローアップメカニズムについての御質問でございます。  このフォローアップメカニズムといいますのは、TICADⅣにおいて我が国が表明した具体的支援策の実施状況を報告することを目的としておりまして、予算の執行にかかわる議論を行うことでもございまして、...全文を見る
○大臣政務官(小池正勝君) 御指摘のとおり、多くの人材が流出したままとなってしまうということは、保健医療従事者の不足、ひいては保健システムの弱体化につながりかねない深刻な問題であると、これは御指摘のとおりだと思います。  アフリカにおいては約百五十万人の保健医療従事者が不足する...全文を見る
10月28日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小池正勝君 自由民主党の小池正勝です。  総理、ASEM御苦労さまでございました。  今日は、総理においでいただいて、しかもテレビ入りということで、貴重なこの外交防衛委員会というのが行われているわけでありますけれども、この貴重な外交防衛委員会であるにもかかわらず、所掌でない...全文を見る
○小池正勝君 ASEMの場で、総理、今御説明をいただきましたように、人道的な懸念ということが表明されたということで、国際世論、これを、拉致に対して大変厳しい態度を取っていただいたということだろうと思っております。引き続き、その国際世論を喚起していくという御努力をされると、まさにそ...全文を見る
○小池正勝君 もう一つ心配になる点は、先ほども御議論になりましたけれども、六か国協議というのがあるわけですけれども、その場で米国が日本の重油の負担分をオーストラリアに肩代わりさせるんだというふうなことが言われておるわけでありまして、もし、それが事実かどうか、まずそれが事実かどうか...全文を見る
○小池正勝君 総理、ありがとうございました。  次に、外務大臣さんに御質問をさせていただきます。  九・一一テロというのは憎むべき犯罪であるし、日本人が二十四人も犠牲になったという痛ましい事実を考えると絶対に許してはならないし、これを根絶していかなければならないと、これも恐ら...全文を見る
○小池正勝君 今大臣からボスニア・ヘルツェゴビナの例をお示しいただいたわけでありますが、あのときも民族浄化という極めて嫌な言葉の下に大勢の死者が出て大勢の難民が出た。そして、そのときにNATO軍が入って、今御紹介あったように、私も今思い出しておったんでありますが、NATO軍が入っ...全文を見る
○小池正勝君 湾岸戦争のときのお話、先ほども総理がクウェート政府の広告を引用されました。これがまさにその写しなんでありますが、日の丸はどこにもありません。国民の税金を一兆八千億もつぎ込んで日の丸が立たない。日の丸、ここにはありません。これが国際世論なんだろうと思っています。  ...全文を見る
○小池正勝君 ただいま総理からも外務大臣からもその必要性ということをお話しいただいておるわけであります。この当委員会で昨年もこういった議論、この法律の議論があったわけでありますけれども、そのときには、こういった本質的な議論というよりも、旧テロ特措法に基づく給油について、それが情報...全文を見る
○小池正勝君 ただいまのお話で昨年議論なされたことについての対応ということのお話があったわけでございますが、最後に、これも何回も議論が出ましたが、世論調査、世論調査ということが盛んに議論が出ておりますので、その直近の世論調査、これも後ほど佐藤議員の方から詳しく御紹介があろうかと思...全文を見る
11月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小池正勝君 自由民主党の小池正勝です。  今日は特措法案の審議でございますから、まずこの特措法案についての質問をさせていただこうと思います。  まず初めに、外務大臣にお伺いしますが、アメリカの大統領がオバマさんにお替わりになるわけでありますけれども、そこで、そのアメリカの対...全文を見る
○小池正勝君 オバマ新大統領になるということで、アメリカの対テロ戦略に変更があるのかないのか、そこが一番肝心なところになるわけですが、この対テロ戦略についてどのように日本の外務省はお考えになり、とりわけアフガン問題というものに対して新大統領はどのようにお考えになると分析しておられ...全文を見る
○小池正勝君 今のお話は、とりわけアフガン問題への対応ということを考えたときに、オバマ新大統領は、現状あるいは現状よりもより強化すると、こういうふうにお考えだという御認識でしょうか。
○小池正勝君 このテロ対策の重要性というのは分かりましたし、アメリカはよりアフガン問題というのを強化していくんだと、アフガンのテロ問題というのを強化していくんだということもよく分かりました。  そこで、もう一つ、北朝鮮への対応というのも一つお伺いしておきたいんですが、新オバマ大...全文を見る
○小池正勝君 ありがとうございました。
○小池正勝君 外務大臣、ありがとうございました。  続きまして、田母神参考人にお尋ねをさせていただこうと思います。  今日は、わざわざ御足労ありがとうございました。  まず、田母神参考人にお尋ねいたしますが、日本を語るワインの会というのを御存じでしょうか。
○小池正勝君 この会が、平成十六年の九月十五日にこの日本を語るワインの会というのが開かれて、田母神参考人は御出席をされましたでしょうか。
○小池正勝君 その平成十六年九月十五日の日本を語るワインの会の出席者は、田母神参考人、鳩山由紀夫民主党幹事長御夫妻、今回の懸賞論文のアパグループ代表の元谷外志雄御夫妻、それにもう一人と、(発言する者あり)元谷外志雄御夫妻の計六名というふうに出席されていたんでしょうか。
○小池正勝君 ありがとうございました。  続きまして、防衛大臣にお尋ねをさせていただきます。  私は、文民統制と、それから再発防止という観点から御質問をさせていただこうと思うんであります。  我が国は、戦前の戦争に至る経緯、終戦に至る経緯ということからして、その反省の上に立...全文を見る
○小池正勝君 この文民統制ということからして、田母神論文は問題があったという御認識なんでしょうか。
○小池正勝君 そこでお伺いしたいのですが、先ほども民主党の方から御質問がありました。懲戒手続を云々という御質問があったわけでございますが、その辺の御議論を私も少しさせていただこうと思うんであります。  大臣は十一月の六日のときも御発言されて、この点について御発言をされておりまし...全文を見る
○小池正勝君 今のお話は、現行制度の上では最大の措置、最強の措置をされたと、こういう御趣旨の御答弁だと私は理解するんですが、そういう理解でよろしいんですか。
○小池正勝君 そこで、大臣は、したかったけど時間が掛かってできない、したがって、現行制度の下では最善の措置だと、こうおっしゃられたわけですが、現行制度上どうして十か月も掛かるんだろうかと、その疑問なんです。恐らく国民の皆さんは、どうして十か月も掛かるんだろうかと。これ私もそう思い...全文を見る
○小池正勝君 ということなんですね、我々は一般の公務員のイメージでおったわけですけれども。そうすると、事実認定は今回は特に問題があるわけではないわけですから、まさに懲戒権者が御判断されれば、事後的に争うことはあっても事前にの問題はない。したがって、十か月も掛かるということはまず考...全文を見る
○小池正勝君 この審理という手続が時間が掛かるという御認識があって懲戒手続に入らなかったということではないんですか。
○小池正勝君 ということは、要するに、懲戒手続に入っても結果として定年退職になるのなら早めに定年退職してしまう、こういうことなんですね。いずれにしても、審理という手続に時間が掛かるということの御認識があるからそういうことになるわけですよね。  であれば、まさに、この審理という手...全文を見る
○小池正勝君 そういたしますと、いずれにしても、制度的な問題があって定年退職したいんだというお考えになったけれどもできなかったという理解でよろしいわけですね。
○小池正勝君 審理制度という制度があって、それが障害になって、結果として途中で手続が打ち切られてしまうわけですから、長く掛かって、したがって懲戒の手続に入らなかったと、こういう理解でよろしいんですね。
○小池正勝君 分かりました。  そこで、先ほども御議論があって、民主党の方の御質問の中に、この施行規則の七十二条二項を取り上げられて、七十二条の二項という中に、任命権者は規律違反の疑いがある隊員をみだりに退職させてはならないと、こういう規定が確かにあるんですね。これに違反してい...全文を見る
○小池正勝君 今の私の御質問は、定年退職というのは、このみだりに退職には入らないという考えでよろしいかということを申し上げているんです。
○小池正勝君 ということは、今回の措置というのは、七十二条の二項に言う、任命権者は規律違反の疑いがある隊員をみだりに退職させてはならないという規定に全く違反しているものではないと、こういうことでよろしいんですね。
○小池正勝君 いずれにしても、先ほど来の御意見をずっと拝聴しておって、現行制度で最大限の田母神氏に対する措置をとった、そして文民統制ということを最大限に置いて今回措置をとったと。もう一度、大臣からその趣旨を答弁していただきたいと思います。
○小池正勝君 田母神参考人にお伺いしますが、今の議論を聞いておられてどうですか、感想を一言お願いします。
○小池正勝君 いずれにいたしましても、文民統制というのは極めて大切だというのは、もうどなたも異論がないわけです。そこで、再発防止ということを総理もおっしゃられたし、当然二度と起こしてはならないということはみんな同じ理解だろうと思うのでありますが、この再発防止に向けてどんなことを防...全文を見る
○小池正勝君 官房長官に突然の御質問で恐縮ですが、この再発防止ということについてどのようなお考えでしょうか。
○小池正勝君 今官房長官がおっしゃられたのは、防衛省改革というのを今やっているわけですけれども、これは官邸の方でおやりになっているわけですよね。当然、その中にも、このシビリアンコントロールというのを常に第一義に考えてやっていくと、こういうことでよろしいんですか。
○小池正勝君 私も、自衛隊というのを考えるときに、このシビリアンコントロールというのは極めて大事だと、これはどなたも異論がないわけですから、このことを肝に銘じてこれからやっていくということを是非お願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。