小池百合子
こいけゆりこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月26日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○小池委員 質疑に先立ちまして、今回の阪神大震災で亡くなられました五千七十九名の方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々に心からのお悔やみを申し上げたいと思います。 そして、今なお六十名の方が行方不明になっております。先ほどから既に過去完了形で語られがちでございますけれ...全文を見る |
○小池委員 その認識をできるだけ早く具体的にお示しいただいて、そしてまずは国民を安心させることではなかろうか、これが現在の最重要課題ではないかと思っております。 まず今回、先ほどからスイスの救助犬の話も出ております。また、けさほどからしばしば取り上げられておりますFEMA、ア...全文を見る | ||
○小池委員 私が調べさせていただいたところ、その八頭というのは実際には警察のものではなく、警察の嘱託犬であるというふうに聞いております。そしてまた、その嘱託犬というのはボランティアの方が提供したということだそうでございます。そして、そのボランティアの方がその犬を投入することを申し...全文を見る | ||
○小池委員 そういう想定をしていなかったということは、危機管理がそこまで行き届いていないということの証明だと思います。しかしながら、私は、消防庁の方に聞いたときには、いえ、犬はおりませんけれども、ファイバースコープならあります、これは海外にも出したときに大変喜ばれましたというふう...全文を見る | ||
○小池委員 規制の問題でございますけれども、今、特例措置ということでございました。非常の事態であるがための特例措置ということでございます。しかし、これからの方向として、例えば建築基準など規制の強化ということ、また見直しということが流れとなってくるわけでございまして、今までの、これ...全文を見る | ||
○小池委員 この特例措置ということでございますが、その状況判断、最高指揮官である総理大臣がぜひとも御自分できっちりと判断をしていただいて、そしてやっていただきたいと思っております。そして、今回の、けさから聞いておりますと、内閣が一体となってこの災害の対策に取り組むという言葉、総理...全文を見る | ||
○小池委員 質問と答えがかみ合ってないように思います。今は河野総裁にお尋ねした質問でございます。お答えください。 | ||
○小池委員 まず、今回の最大の問題は、最初の対応がおくれたのではないかということでございます。今私があえて出させていただいたそういう古い話、これは自民党が蓄積している大変なノウハウだと思うわけでございますが、今の社会党委員長であります村山総理を抱かれた連立政権として、そのノウハウ...全文を見る | ||
○小池委員 現時点を考えますと、先ほどから申し上げておりますように、被災民の方たちは冷静だというふうに申し上げました。しかし一方で、そういった政府に対する怒りも今どんどんとたまっているということも御承知おきいただきたいと思います。 そして一方で、これからの問題となりますと、最...全文を見る | ||
○小池委員 そうしますと、復興債の発行についても十分考えておられるということで認識してよろしゅうございますでしょうか。 | ||
○小池委員 関東大震災と質の面でもかなり違いますけれども、大変な経済に対する被害でもございます。ただ、関東大震災の研究も一方でしつつ、しかし、あの時代と現在、リアルタイムで国際金融が動く時代と変わってきているという、そういう、危機管理にしても何にしても時間との闘いであるということ...全文を見る | ||
02月01日 | 第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○小池委員 新進党の小池百合子でございます。関係大臣、そして関係各位に御質問をさせていただきます。 まず、阪神大地震発生から十六日ということでございますが、この十六日間、永田町の十六日間と、そしてあの大変冷たい床であります体育館等の避難所において十六日間を過ごされる方々、これ...全文を見る |
○小池委員 ことしは、地震がなくともインフルエンザがはやるのではないかというような見方があるようでございます。また、学校の方も徐々に再開して、子供たちも学校に戻りつつある、だけれども、また避難所の方に戻ってくるというような状況でございまして、大変これからのインフルエンザの流行とい...全文を見る | ||
○小池委員 今、各国の支援団体、ボランティア団体などが現地に入って、避難所の状況などを見て皆さんおっしゃるのは、これからこのインフルエンザが一番怖いのではないかということでございます。今の見通しということでは十分な量があるということでございますけれども、もし足らなくなったときには...全文を見る | ||
○小池委員 そういったボランティア団体の中にも、インフルエンザワクチンを供給することがあすにでも可能だという団体もございます。ただ、そのワクチンの安全性等々、日本の薬事法は世界に冠たる厳しいところでございますけれども、そういったところで、例えばバーバラ・ブッシュさんがチェアパーソ...全文を見る | ||
○小池委員 そうしますと、震度計の針というのはゼロから七までついているということでございますか。それにあとプラス結果的な判断を加えるということでよろしゅうございますか。 | ||
○小池委員 こうやって震度のことを伺いましたのは、これから、公共事業であるとか一般の家屋であるとか、建築全体にかかわってくる問題になってくるからでございます。これから、神戸の復興もそうでございますし、新規に、またこれまでの見直しも含めて、こういった耐震基準、建築基準法の中の耐震基...全文を見る | ||
○小池委員 ちょっと次のことを伺いたいので、これは改めて、震度について、またその基準について、大変大きな問題だと思いますので、少し時間をかけてまた別途伺わせていただきます。 今回の大震災の問題でございますが、国会でも連日、天災ではなく人災であるというようなことを言われたり、ま...全文を見る | ||
○小池委員 事ほどさようにこの自衛隊の部分が抜け落ちているわけでございまして、今回の自衛隊の出動がおくれたというところも、法的な問題といいますかそういった面での欠如を感じるところでございます。 例えば、先ほど言いかけました第五十八条でございますけれども、「市町村長は、災害が発...全文を見る | ||
○小池委員 今検討中ということでお答えにならなかったのですが、現状としてお答えいただきたい。内閣総理大臣に報告ということになっておりますけれども、総理がたまたまつかまらないときはだれに連絡をするんですか。 | ||
○小池委員 それでは、危機管理ということはあらゆることを想定するということでございますので、首都壊滅のような状態になったときにはどうするんでしょうか。 | ||
○小池委員 これから官邸をつくり直すということでございますけれども、例えばホワイトハウスの場合、地下にシチュエーションルームというのがあって、すべての通信機器等々、自家発電を備えて、そこで、例えば不幸にも大統領が倒れたときには副大統領が、そして副大統領が倒れたら次、最後までずっと...全文を見る | ||
○小池委員 日本の場合、総理官邸というのはまさに中枢でございます。別にアメリカのことばかりを引き合いに出すわけではこざいませんけれども、アメリカでは、各自治体といいますか、小さな小さな市町村に至る役所まで、そのシチュエーションルームをしっかりと整備している。そして、ある町がだめだ...全文を見る | ||
02月17日 | 第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号 議事録を見る | ○小池委員 新進党の小池でございます。阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律に関しまして質問をさせていただきます。 きょう二月十七日でございますが、ちょうどあの一月十七日早朝に起こりました大震災発生から一カ月ということでございます。被災地におきましては、本日、亡く...全文を見る |
○小池委員 しかし、情報がすぐ被災地の方々、川西市そして猪名川町の方々に伝わっていないというのが現状でございます。その地元の要望に対しましてはどのように今後対処していかれるおつもりなのか、もう一度伺わせてください。 | ||
○小池委員 そうしますと、地震計をつける御計画というのは一切ないのでしょうか。 | ||
○小池委員 ぜひとも実現をよろしくお願いいたします。 それでは、今回のこの法案に関しまして伺わせていただきます。 先ほども佐藤議員の方からも御指摘がございました、昨日から始まりました復興委員会でございますけれども、それぞれ見識の高い先生方がお集まりいただいて、そして大所高...全文を見る | ||
○小池委員 今まさしく審議会というふうにちらっとおっしゃったわけでございますが、今回の委員会は第八条に基づくものですから、内閣総理大臣の審議会ということの位置づけになるかと思いますが、しかしながら、阪神・淡路復興対策本部の審議会という位置づけにきっちりなっているのかどうか、法的に...全文を見る | ||
○小池委員 この八条に基づく審議会といいますと、臨調がそうだったわけでございますが、あの会長を務められました鈴木永二さんが、この臨調で幾ら意見を言ってもそれが現実に取り入れられるのは極めてわずかである、無念だという思いで亡くなっていかれたのを私はよく覚えております。 よって、...全文を見る | ||
○小池委員 委員会で出た御意見を復興対策本部が中心となって実行ということをぜひともお願いしたいところですが、そうすると次に問題となってくるのは、肝心の復興対策本部がどれくらい実力があるかということになってくるかと思います。 そして、委員会の中で出てくる、例えば堺屋太一さんなど...全文を見る | ||
○小池委員 総理府の中に置かれて、そして横の連絡をしっかりとりながら一元化してということでございますけれども、この総理府設置法でいきますと、例えば国土庁であるとかその他の総理府の関係のところとまさに横並びになってしまうわけですね。そうすると、今必要なのはそういったところから意見を...全文を見る | ||
○小池委員 今の御答弁から、例えばこういうことと同じことかなと思うのは、新しい権限が与えられ、横並びではない総合調整をする新しい分野として例えば環境庁などが出てきた。これは環境庁とは関係のない話で例えばのことで出させていただいているのです。しかしながら、そこで今何が起こっているか...全文を見る | ||
○小池委員 第十二条四項です。 | ||
○小池委員 私は、この内閣法十二条に基づいて、対策本部、そして先ほどから申し上げている復興委員会、皆さんの会ですね、これをこの内閣法のところに位置づけていく、工夫しつつ位置づけていくということになれば、まさに強い権限と実行力のある機関ができたんじゃないかというふうに思うわけでござ...全文を見る | ||
○小池委員 国と地方の今回のこの復興に関しての役割づけというのが、この法案の中に、「国と地方公共団体とが適切な役割分担の下に地域住民の意向を尊重しつつ協同してこれは基本理念ですからこういったところになるのでしょうけれども、しかしながら実際には、瓦れきの処理を自分で行った方に対して...全文を見る | ||
○小池委員 意気込み、そして形容詞が非常に多いというふうに私は率直に思うのでございますが、意気込みだけでは、結果的にこの霞が関の皆さん方の本当の意味での復興に対する御努力というのが実を結ぶかどうかについて、私は本当にこのままでいいだろうか、そして今回の設置の法で本当に十分だろうか...全文を見る | ||
02月24日 | 第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○小池委員 阪神・淡路大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律案につきまして、若干お尋ねさせていただきます。 本日、私、本会議場の方で代表質問に立たせていただきましたけれども、冒頭申し上げましたのは、今回のこういった災害に対する法律、例えば激甚法などを初めとす...全文を見る |
○小池委員 いろいろ御説明いただいたわけでございますが、要は住宅金融公庫の低利融資ということでございますが、この融資を受けることができる方といったところを見ますと、住宅の損害であって、なかなか宅地そのものの損害を受けた方に対してはその対象とされていないようなのでございます。 ...全文を見る | ||
○小池委員 それだけではなく、東灘、芦屋、西宮全域であるということでございます。 そしてまた、その宅地造成のときには、市であ るとか県が認可しているわけなんですね。そうなると、その責任の所在というのはどこまで現実的に追及できるのか、これについてはいかがでしょうか。建設省の方...全文を見る | ||
○小池委員 いつ壊れるかわからないところに住んでいる方々の気持ちということもよく考えて、できるだけ早くその調査、そして今後のあり方というものをしっかりと定めていただきたいと思いますし、また、現行法等々を拝見いたしますと、こういった造成宅地というのは、その中の道路であるとか学校など...全文を見る | ||
○小池委員 こういった宅地の造成、これからも各地で行われることでありましょうが、国土の開発といったこと、急傾斜のところにまで住宅の開発を進めていくといったような国土開発の観点から、国土庁長官としてはどういう哲学をお持ちなのか、ここで伺わせていただきたいと思います。 〔委...全文を見る | ||
○小池委員 国土の開発、一極集中を避けて地方分権ということでございますが、例えば神戸というのは、既に一極集中の東京から外れているところでそういった開発が行われているわけでございます。これからこういった急斜面のところにまで造成をしていくのかということでございますけれども、これからは...全文を見る | ||
○小池委員 活断層という言葉もことしの、何ていうんでしょうか、最もはやるといいますか、知られる言葉になっているようでございますけれども、これまで活断層と聞いても私たちは余り反応もしなかったということもございましょう。しかし、今後、こういった活断層がどこにあって、どういう活動をこれ...全文を見る | ||
○小池委員 商業地の土地区画整理事業というのがこれから着手されるわけでございますけれども、それぞれの権利の問題が大変重要になってまいります。 土地を持っている人、地権者、その上に建物を持っている人、そしてそれを借りている人というこの三者がケース・バイ・ケースによってあるわけで...全文を見る | ||
○小池委員 再開発されることによって、これまで入っていたテナントの方がほっぽり出されるというようなことが大変心配されるわけでございますので、今局長がおっしゃいました点につきましてしっかりと、建設省の方からも自治体などへの通達等でテナントの保護ということをお図りいただきたいと思いま...全文を見る | ||
○小池委員 ただいま詳しい御説明を伺ったわけでございますけれども、なぜもっと早く緊急の通行車両に対しての規制を行えなかったのか、むしろその方を伺いたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 | ||
○小池委員 通行規制は行われたのでありましょうが、しかし、現実は大変なパニックだったわけでございますね。こういったことを踏まえまして、こんな天災、災害はしょっちゅう起こってほしくないわけでございますけれども、今後こういった非常時に関してどういうふうな対策を考えておられるのか、お願...全文を見る | ||
○小池委員 それでは、最後に一つだけ質問させてください。 今回のこの法案そのものでございませんけれども、やはりこれから、またいつ来るかもしれぬ地震に対して、まだ地域の住民たちは大変不安に思っているわけでございます。そこで、せんだっても猪名川町におきまして震度計の設置ということ...全文を見る | ||
○小池委員 例えば警察の無線であるとか消防の無線であるとか、それも現実上からそうなっているのかもしれませんけれども、いろいろな情報のシェアというのがシステム的になかなかできないというような問題点が今回非常にはっきりとしたわけでございます。コストの面からも、そして情報をシェアすると...全文を見る | ||
02月24日 | 第132回国会 衆議院 本会議 第10号 議事録を見る | ○小池百合子君 あの忌まわしい阪神・淡路大震災の発生から三十七日がたちました。阪神・淡路大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律案の審議に際し、私は、新進党を代表するとともに、一向に心休まることのない毎日を送り続けます被災地の声を代弁して、五つのポイントにわたって...全文を見る |
04月14日 | 第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号 議事録を見る | ○小池委員 関連して、幾つかフォローアップの御質問をさせていただきたいと思います。 震災からおよそ三カ月がたちましたので、まだまだ復旧、復興がおくれているところもございます。これまで幾つか質問させていただいたことにつきまして、その後どうなっているのか、ぜひともこの場において点...全文を見る |
○小池委員 私は対策本部はもう要らないからやめてしまえというようなことで言っているのではなくて、機能するものであってほしい。むしろ、今サリン、円高といったところに世間の関心事が、全国的な意味での関心事が移ってしまっているような状態にあって、取り残されているといったような感覚を現地...全文を見る | ||
○小池委員 ありがとうございました。 それで、今共通する問題は、公立の学校、私立の学校、それから公共の部分と私有の部分、要は公がまず優先するというのはわかりますけれども、これについては何をもって復興とするのか。それから、公と私の格差ということについて、もう少し全体的に見直して...全文を見る | ||
05月18日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号 議事録を見る | ○小池委員 では、質問させていただきます。 阪神大震災からちょうど四カ月ということでございますが、地元議員といたしましてさまざまな地元の要望もございます。先ほど赤羽議員の方から、急傾斜面に建てられている宅地の問題等も挙げられておりました。せんだっての雨がずっと降り続いているさ...全文を見る |
○小池委員 誤解ではなくてそれぞれの意見の持ち方だと思いますが、そのために私は、中央防災会議というものがございますが、この改組をすべきではなかろうかと思っております。もちろん、内閣のそれぞれのメンバーの方々が入っておられる、これは当然のことでございますが、専門委員の方の見方につき...全文を見る | ||
○小池委員 私は、この中央防災会議というものをもっと充実することによって、先ほどから私指摘させていただいております縦割りの問題等、これなどを総合して、そして機能する、ただ学者の方々が集まっていろいろと議論をするということではない、そういうもっと充実した形にしていただきたいという希...全文を見る | ||
○小池委員 社会党はこれまで基本的に、核搭載可能な艦船、例えばトマホークの配備艦船の寄港に際して、ニュージャージーに関してもまた原潜に関してもそうでございますが、核を搭載しているに違いないというふうな、そういうスタンスで追及なさってきたというふうに考えております。 事前協議で...全文を見る | ||
○小池委員 ということは、これまた時代が変わったんだということ、そして日米関係ということを踏まえて、それを信頼して、そしてこれまでのような社会党の立場をとるものではないというふうに理解してよろしいわけですね。 | ||
○小池委員 そのときそのときの疑念を晴らすためにこうやって議論をしている、よって、時代が変わればその議論はその役目を果たしてしまっているというふうなお答えだったと思いますが、じゃ、古いついでに、昭和四十年にさかのぼらしていただきます。 我が国というのはやはりきちっと検証を重ね...全文を見る | ||
○小池委員 古い話ばかり出して恐縮ではございますが、やはり一つ一つの積み重ねでございます。それを急に変えるときには、やはりそれに対してのまず検証をし、またそれに対しての責任も感じていただきたいということを申し上げたいわけでございますし、また先ほど、世界がこれだけ変わったんだ、そし...全文を見る | ||
06月01日 | 第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号 議事録を見る | ○小池委員 質問させていただきます。 今回の緊急車両等改正案でございますが、私も一月十七日現地におりまして、あの渋滞に巻き込まれた一人でございます。 一センチも進まない渋滞というのは、もはや渋滞とも言えないわけで、停止状態ということで、先ほど質問させていただきました二階議...全文を見る |
○小池委員 私は、今回の阪神・淡路大震災というのは、関東大震災、そして非常に危惧されております東海地震、規模的にも、また今回の被害を考えますと大変重大な、広範囲な被害であった。よって、緊急災害対策本部を十分機能させるにふさわしいといいますか、ふさわしいという言葉はそれこそふさわし...全文を見る | ||
○小池委員 自衛隊の車そして消防車が通るときのみということでございますが、それは、そういう混雑している道に自衛隊の車そして消防車を通すという目的を持った時点からそれが発生するのか、それとも、消防車もしくは自衛隊の車がそこへ来て、これじゃだめだからというので今回の法律を適用して車を...全文を見る | ||
○小池委員 そうすると、通行のどのぐらい以前から交通措置というのが実行できるものなんでしょうか。 | ||
○小池委員 そうすると、現実的な解釈といたしますと、今回の阪神大震災の場合にもあちらこちらでこういった車による通行の妨げということが見られ、それがために消防車の到着がおくれ、そして自衛隊の到着がおくれということが起こったわけでございます。よって、ここでこの措置を行う場合というのは...全文を見る | ||
○小池委員 これも現実でございまして、実際には警察官は交通整理等をしているよりもむしろ人命救助に当たっていた。むしろ交通整理などしていたらしかられるというような空気になっていたわけでございます。よってこれは現実的に、今後またこういった災害が起こらないことを祈りつつ、もしこういった...全文を見る | ||
○小池委員 それでは、次の点について伺いたいと思います。 損失補償の点でございますけれども、車を除外するというときに、現在でも駐車違反などでレッカー車で引っ張っていかれるわけでございますが、そのときにその車に傷がついてしまった、地震のさなかに車の傷云々というのもどうかとは思い...全文を見る | ||
○小池委員 本日のこの災害対策基本法の一部を改正する法律案につきましては、後ほど新進党としての態度をあらわさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、今回は基本法の一部を改正するといいましても本当の一部の一部であろうと思います。なぜこの法案だけが、時間的な意味等々もあっ...全文を見る | ||
○小池委員 秋まで大地震が再来しないことを祈るのみでございます。懇談会に任せる、そしてその結果を待つ。これも先ほど同僚議員の方から指摘させていただきましたように、その中で本当の議論になるのか。そして、それを聞いて、その答えを待って政治が判断するというのか。それでは遅いのではないか...全文を見る | ||
○小池委員 私は、局長の御意見よりも、国土庁長官が政治家としてどのようにお考えかということでお尋ねしたかったので、ぜひともお答えいただきたいと思います。 | ||
○小池委員 一番重要なのは交通の問題であるというのも一つでございましょうが、しかし、自衛隊出動依頼の問題につきましても大変な時間を要し、それをめぐりまして議論百出というような状況でございましたし、また、私は何よりも官邸の危機管理能力、体制、この両方の問題の方がむしろ今早急に整える...全文を見る | ||
○小池委員 調査中ということでございますが、この程度のというのはどういう程度を指すのでしょうか。具体的にお教えください。 | ||
○小池委員 申しわけないのですが、この程度のというところのお答えにはなっていなかったように思います。十メーターから三メーターに対象を下げたということでございますが、例えば、何センチのひび割れが入っているとか、その深さがどうなのかとか、そういった判断基準というのがあるのでしょうか、...全文を見る | ||
○小池委員 そうしますと、現実的にはそこの地質の違いというのもございましょうし、それから地形の違い等々、それを総合的に判断してこの程度のところでは危ないということを判断なさるわけですね。そうしますと、今調査中というのは、むしろそういう非常に総合的な判断でおくれているというふうに理...全文を見る | ||
○小池委員 県の職員、市の職員の方々は、最初の被害、震災直後のケア、それから今はこの復興に対してのケアと、本当に御苦労の絶えないところだと思います。また、この点について私も何度もお伺いさせていただいているのは、六甲山系というのは非常にこういった地域が多いということです。今回の地震...全文を見る | ||
○小池委員 今回はこの急傾斜地でもさまざまな被害が出ているというふうに申し上げましたけれども、それでは、この法律に適合する地域でございますね、今回の震災によってこの法律の適用を受けたところ、箇所といいましょうか、お手元にある数字で結構でございます、何カ所ぐらいがこの対象になってい...全文を見る | ||
○小池委員 急傾斜地、今定義づけといいますか、法律に書いてあるわけでございますけれども、その対象地の原則として、三十度の勾配ということでございました。 一方で次に地すべり対策ということでございますけれども、今度は、急傾斜地と地すべり対策と、その対象地というのはどこがどう違うの...全文を見る | ||
○小池委員 今回、急傾斜地も、そして地すべりの発生した地域も、さまざまでございまして、一般の住民の方には、これが急傾斜地対応なんですよ、これが地すべり対応なんですよと言ってもなかなかわからない。全体を包み込むような法律がまだないのではないか、そのすき間に入ってしまっているような案...全文を見る | ||
○小池委員 今回そのほか、液状化の問題等これまでの法律ではカバーできないような部分も多々出てきております。今造成宅地にお住まいの方々で、家は壊れていないけれども、地割れ、クラックが大きく入っている。そして、公共の道路の部分は修理が行われてもいるし、また裏山の地すべりの部分などにつ...全文を見る | ||
○小池委員 宅地については個人の私有地であるという観点からそういった融資に頼らざるを得ないという問題点もあるわけでございますが、この七月にいよいよPL法が施行されるわけでございます。PL法というのは基本的に動産に対しての適用ということでございますが、さまざまな土地に関連した形でこ...全文を見る | ||
○小池委員 宅地の場合、PL法は、不動産ということでそぐわないという認識を伺ったわけでございます。 宅地と申しましても、いろいろな届け出があったり登録があったり、そして許認可の対象になっている。そうしますとその中で、特に県等のかかわりがそこにいろいろとあるわけでございます。P...全文を見る | ||
○小池委員 そうしますと、それは震災対策のみということになっているのでしょうか。 〔委員長退席、石橋(大)委員長代理着席〕 | ||
○小池委員 今回、サハリンで巨大地震があったばかりということでございます。そしてまた専門家の、日本周辺のプレートは地震活性期に入っているという指摘もございます。ということで、起こらない方がいいのですけれども地震は待ってくれないし、梅雨も待ってくれないということで、法律はつくらなけ...全文を見る | ||
○小池委員 法律の整備、これも早急にやらなければなりませんが、しかし、どんなに法律を整えたとしても、それをちゃんと正しく機能させる指揮官が必要になってくるわけでございます。今回、官邸の危機管理ということが強調されたわけでございまして、国土庁の皆様方も、官邸の中で、また官邸をバック...全文を見る | ||
○小池委員 ありがとうございました。法律というのは、神経のような非常に細やかな部分と、太い脊椎のような背骨のような部分と、その両方が組み合わさってようやく機能するものであると思っております。いずれにいたしましても、災害のみならず、今世界の情勢というのは東西冷戦のときとまた違った意...全文を見る | ||
○小池委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけの四会派を代表いたしまして、災害対策基本法の一部を改正する法律案に対し、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 災害対策基...全文を見る | ||
06月13日 | 第132回国会 衆議院 本会議 第36号 議事録を見る | ○小池百合子君 私は、新進党を代表し、土井議長不信任決議案について、次の三点にわたって賛成の討論を行うものです。(拍手) 賛成理由の第一は、我が国国権の最高機関である国会の最高責任者としての議長が、議会制民主主義の根幹を揺るがす暴挙を当たり前のように行ったことであります。 ...全文を見る |
10月24日 | 第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○小池委員 災害対策基本法の改正に関しまして幾つか御質問をさせていただきます前に、発生から九カ月がたちまして、神戸の町そして被災地もようやく動き始めた部分、まだ全く動いていない部分というようなまだら状況に陥っているかというふうに思います。 国土庁長官に御就任後、神戸の方を二度...全文を見る |
○小池委員 阪神大震災が起こりましたときに、その被害総額はということで、状況といいますか、時がたつに従いましてその被害総額というのがだんだん明らかになっていったわけでございますが、当時もいろいろな数字が言われておりましたが、しかし被害は軽く十兆円に上っているということを考えますと...全文を見る | ||
○小池委員 今挙げられました三つのポイント、生活の再建、そして経済、産業の活性化、そして安全の確保という三点でございますが、もちろん、第一番目の最も生活に密着している生活再建関連でございますが、これはそこで生活する方々にとりましては本当に一刻も早く充実していかなければならないとい...全文を見る | ||
○小池委員 神戸港の復興について伺ったわけでございますが、まだまだ復興と言えるものではなくて復旧にすぎないということがよくわかりました。また、荷揚げ量の前年度比につきましても、国内というかそこの定点観測としての七〇%までの機能回復ということであり、それは神戸港に限っての比較という...全文を見る | ||
○小池委員 先ほど前年度と比べて荷揚げ量で七○%の機能回復ということも伺いました。しかし、震災以前でも神戸は荷揚げ量で香港とか釜山とかそれからロッテルダムに比べますともうおくれをとってきているということでございます。 今お話ございましたこれからの計画ということでございますが、...全文を見る | ||
○小池委員 私、せんだって北京で行われました女性会議に出席すると同時に、経済特区天津の方も回ってきたわけでございますけれども、本当に大規模な、経済のかなめとなる港づくりなどが進められているわけでございますし、また、天津に限らず、中国の華南の方におきましては、これからの経済の入り口...全文を見る | ||
○小池委員 ありがとうございました。 それでは、今回は新進党案そして政府案、両案が提出されております災害対策基本法の改正ということについて質問させていただきたいと思います。 全体的に考えまして、私どもの新進党の方も議員立法という形で提案をさせていただいた。国会の仕組み等々...全文を見る | ||
○小池委員 例えばどういうことを想定して、どういう人がなるということが想定できるのでしょうか。 | ||
○小池委員 この非常災害対策本部の新進党案なんでございますが、本部長は内閣総理大臣、そして副本部長は国務大臣というふうに示されているわけでございます。新進党案の方ではこの副本部長、国務大臣とは具体的にだれを想定したものなのか、お伝えください。 | ||
○小池委員 その非常災害対策本部でございますけれども、政府案の方は本部長は国務大臣、新進党案は本部長は内閣総理大臣というふうに記されているわけでございます。 そこで、新進党の案について伺いますけれども、非常災害対策本部長を内閣総理大臣にして、指定行政機関の長に対して指示権を持...全文を見る | ||
○小池委員 今指摘ありましたように、縦割り行政であるとか、縦割り行政の弊害が一刻を争うときに出てくるというのは本当に嘆かわしいと申しましょうか、もう何をか言わんやというようなところでございまして、今回の大きな教訓としては、だれが何を担当し、だれが何に対して責任を負うのかということ...全文を見る | ||
○小池委員 阪神・淡路大震災のときの大騒動を考えますと、本当にリーダーシップについて思いをいたさなければならないと思うわけでございますけれども、省庁間のリーダーシップ、これについて新進党案では、非常災害対策本部長に指示権、そして緊急災害対策本部長には代行権を与えているわけでござい...全文を見る | ||
○小池委員 つまりは災害の被害から一日も早く立ち直るための強いリーダーシップを求めるということに尽きるわけでしょうか。 | ||
○小池委員 続きまして、災害発生時に最も重要な官邸機能、今回のこの災害対策基本法の改正に関しまして、この部分が最も重要な部分である。つまり、情報にいたしましても、受信の情報それから発信の情報、やはり官邸の機能を強化するということに集中してくるのではないかと思いますので、詳しく伺っ...全文を見る | ||
○小池委員 今回の阪神大震災、五千五百人を超す方が亡くなったわけでございますから、そのみたまにちゃんとこたえる意味でも、本当にきっちりと細かく点検をして、そして二度と人災の部分を出さないようにするという点が非常に重要かと思います。 その意味で、情報の収集ということについてよう...全文を見る | ||
○小池委員 内調が二十四時間待機というお話でございますけれども、災害担当省庁は国土庁そして消防、治安情報は自治省そして防衛的、有事情報となりますと自衛隊ということになるのでしょうけれども、これらの情報が官邸に一度に集まる。それらを統合し、そして一元化するのはどういう形で、またどの...全文を見る | ||
○小池委員 災害、そして大きな事件、事故が起こった、そしてそれが官邸に情報として入る。 今、総合的にというふうに最後におっしゃいましたけれども、私が知りたいのは、そういう情報が一たん官邸に入ったときに、だれが受けて、そしてそれをだれがどのように整理をして、そして例えば、前回の...全文を見る | ||
○小池委員 当直が二十四時間待機しておられるということでございますが、それは官邸におられるわけですね。今、建てかえ中なんですけれども、一体官邸のどの辺にいらっしゃるのでしょうか。 | ||
○小池委員 私ども新進党は、総理府に総合防災室を設置してということで、言うならば位置的には私どもの方が近いのではないかというふうに思うわけでございます。 例えば、それではことしの夏に発生した長野・新潟大洪水がございましたけれども、このときは官邸に、もしくは総理府の方にどなたが...全文を見る | ||
○小池委員 非常に言葉としてはよくわかるわけでございますが、しかしながら、現実に私どもの国土・交通担当、つまり災害対策を担当しております二階俊博氏が、ちょうど長野・新潟大洪水のときに官邸に電話をさせていただきました。ところが、それに対する対応というのがほとんどなされていなかったと...全文を見る | ||
○小池委員 政府案に戻りますけれども、今新進党案をお聞かせいただいたわけでございますが、現時点では官邸というよりも総理府の方に物理的にいらっしゃるということでございますね。 ということは、今官邸が手狭であるといったような現実的な問題もございましょう。そうすると、五年ぐらい、い...全文を見る | ||
○小池委員 我が国の災害に対する対応、そして総合的な危機管理が新官邸ができるまで待たなければならないということでは困るわけでございまして、実際に、私どもの二階氏が連絡をした際にだれもそれに対して対応できなかったという歴然たる事実がございます。災害そして事件、事故というのは時を選ば...全文を見る | ||
○小池委員 都道府県に報告できない場合、内閣総理大臣に対して報告、一体どのようにするのかというのがまだまだ私は疑問が解けないわけでございますが、それならばいっそ総理府に防災室を設置して、そこで一元的に処理した方がよほど効率的だというふうに思われます。効率的かつ能率的、機能的という...全文を見る | ||
○小池委員 この官邸の機能強化ということ、そして今新進党案にありましたように情報の一元化、そしてその後の指令の発生の仕方等々、これがやはり災害対策の基本中の基本になってくると思うわけでございます。被害の状況を報告ということは、すなわち災害の次の時点における対応を決定する上で極めて...全文を見る | ||
○小池委員 ありがとうございました。 今回の阪神大震災発生から、全国各地でもまだまだ地震が発生し、そしてそれぞれの住民、非常に不安におののいているところがあるわけでございます。また、阪神地区におきましても、ついせんだっても中震といった地震が起こり、またかということで、あのとき...全文を見る | ||
11月21日 | 第134回国会 衆議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○小池百合子君 私は、新進党を代表し、先日大阪で開催されましたAPEC大阪会議に関しまして、総理並びに通産、外務大臣に質問させていただきます。 まず、ただいまAPECに関する御報告を通産、外務各大臣からちょうだいしたわけでございますが、APECの議長を務められ、首脳会議に出席...全文を見る |