小池百合子

こいけゆりこ



当選回数回

小池百合子の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第136回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小池委員 新進党の小池百合子でございます。  本日は、被災地兵庫県の声を代弁する立場で被災地の復興問題、そして住専問題について伺わせていただきたいと思います。  昨年の一月十七日、あの忌まわしい阪神大震災が起こった、突然起こったわけでございますが、一年が経過いたしまして、先...全文を見る
○小池委員 情報の伝達の方法が途絶えていた、そして、国道であるとか路地であるとか、もう瓦れきで埋まってなかなか救助ができなかった。多々反省点もありますし、また法律面で、マニュアル面で不備があったということが今回明らかになったわけでございますので、例えば災害対策基本法を改正するなど...全文を見る
○小池委員 そうすると、古い話を引っ張り出して恐縮でございますけれども、一月十七日の午前五時四十六分に阪神大震災が起こったわけでございます。そして、長田区などで火の手があちこちで上がった、そしてその日のうちにはかなりの部分は明らかになった、それはテレビを見ていればわかったというよ...全文を見る
○小池委員 しかし、既にその当日に阪神高速道路がばたんと倒れていたわけでございます。あのシーンを見て、やはりただごとではないと思うのが私は国民の今、安全、財産を守るべき人のなすべきことではないかと思うんですが、官房長官、聞くところによりますと、乱世の梶山というふうにも言われるそう...全文を見る
○小池委員 ありがとうございました。  危機管理の鉄則というのは最悪の事態に備えるということで、今官房長官御指摘になりましたその最悪のケース、多々あると思いますが、そのいずれにも適応するような、そういう体制をぜひともとっていただきたい。さもないと、いつまたどこで何が起こるかわか...全文を見る
○小池委員 九兆六千億円というお言葉でございましたけれども、兵庫県が当初出させていただいた数字というのは二十兆円に上るわけでございます。私はこれは、現実を見ておりますと、二十兆円にほぼ近いというふうに思います。ということは、その被害の総額の見積もりでさえ半分にも満たない、この乖離...全文を見る
○小池委員 それでは、現在仮設住宅に住んでいる人々、一体何人いらっしゃるのか、最新の数字でお答えください、厚生大臣。大臣が答えると言っているんだから、菅さんにお願いします。
○小池委員 ありがとうございました。  ということで、約十万人と言うことができると思います。十万人と一言で申しましても、我が国はGDPでいうならば世界第二位の国でございます。地震から一年がたって、いまだに十万人があの仮設住宅で暮らしているというのは、これは全く、自慢といいましょ...全文を見る
○小池委員 なかなか理解できません。そしてまた、今二重ローンの問題でさまざまな対策を講じているということではございますけれども、それならば、なぜまだ九万人の方々が仮設に住んで、そして行くあても途方もないというふうにおっしゃっているんでしょうか。それはすなわち、これまでの対策ではも...全文を見る
○小池委員 今国土庁長官から、現在の制度においてはという言葉を何度か伺いました。  私先ほど申し上げました。今回のは大規模であって、そして大都市である。これ、いつまた東京であるかもしれないのですよ。であるならば、発想を変えてくださいと申し上げたではありませんか。基金をつくる。今...全文を見る
○小池委員 九百億円の義援金というのは、これは国民の真心のものであります。政府のものではありません。私は、ここに、今申し上げましたように、住専の問題にこれだけの巨額のお金を投じるのならば、それも農林系を救うというようなお話を伺っております。であるならば、農民も国民だからということ...全文を見る
○小池委員 農水大臣としてではなく個人としてどうお考えになりますかと伺いましたので、御自由に御発言いただければと思います。
○小池委員 いろいろお立場がおありなんでしょうけれども。  しかしながら、税金投入ですけれども、この農林系に対しての、六千八百五十億にとどまらない、今からもう二次損失の六千億が閣議決定されて、合わせて一兆三千億という税金投入、いとも簡単に決定されてしまうという運びになっているわ...全文を見る
○小池委員 今回のこの住専の問題でございますけれども、とにかく被災地といたしましては、これまで一生懸命税金を、まじめに働いてきた人々が多いということ、その人たちから見れば今回のこの住専問題、特に農林系だけを助けるというような動き、これに対しての怒りというのが大変強いものであるとい...全文を見る
○小池委員 住専問題につきましては、その一部でございますけれども、こういうところでさえデュープロセスが見えない、そして、ディスクロージャーがはっきりしていないということでございます。  それでは、住専についても伺いたいと思いますけれども、地価にはいろんな目安がございます。これは...全文を見る
○小池委員 つまり地価というのは、今ございましたように、国土庁の公示価格、そして都道府県の調査価格、国税庁の路線価、そして市町村ですと固定資産税の基準ということ、プラス実勢価格というのがあるわけで、一物五価と言ってもいい状態でございます。  そしてこれは、今国土庁の方からお答え...全文を見る
○小池委員 さて、今回のスキームでございますが――テレビも入らないのにこういうのをつくってきちゃったんですけれども、(パネルを示す)まあ、わかりやすく。  これまで、この住専七社資産合計額十三兆円ということでずっと動いて――まあ、いいんです、皆さんにわかっていただければ。もう十...全文を見る
○小池委員 昨年八月に発表された路線価ということでございますが、一月一日の段階でまたことしの路線価を調査なさったということでございますね。もう既に各国税局の方からその数字は上がっていることかと思うわけでございますけれども、今私どもがずっと議論しているのは、では昨年の路線価に従って...全文を見る
○小池委員 今度は、これは路線価。今御説明いただいたところでございますけれども、二月十日の日経新聞にも出ているわけでございますけれども、商業地の九五%で地価下落が続いているということでございます。ずっとまだまだ下落は続いているということでございます。  そして、今、昨年の路線価...全文を見る
02月28日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○小池委員 それでは、私は阪神大震災の復旧、復興に関しましての質問をそれぞれさせていただきたいと思います。  せんだって予算委員会の方で、住専国会に絡みましてもこの阪神の復旧・復興問題を取り上げさせていただいたところ、不規則発言として、被災地、被災地とうるさいというような声が後...全文を見る
○小池委員 延長していただいた、そして、現実はまたさらに時間がかかるということでございますので、また改めて延長の方をぜひともお願いしたいというふうに思います。  それから、やはり事業者というのは先を、どういうふうに事業計画を立てていくのかということが、これは精神的なバックアップ...全文を見る
○小池委員 住宅取得の際の税金の発生面で、登録免許税それから抵当権の設定ということで税額が発生するわけでございますけれども、これについては、この震災に対してどのような措置をとっていただけたのか、お願いいたします。
○小池委員 ただ、このところ現場ではその辺が大変混乱しておりまして、親の建物が壊れた、そしてそれを建て直すために子供がかわりにローンを組み立てるというようなことでございますけれども、そこでその贈与の部分と登録免許税とそれから抵当権の設定というのが、これは大変混乱しているというのが...全文を見る
○小池委員 今御説明いただいたわけですけれども、この区分所有法二十二条によると、区分所有と敷地権の分離が禁止されているということなの ですけれども、このところはどのように理解すればよろしいのでしょうか。
○小池委員 御説明いただいたわけですけれども、そうすると、今の区分所有と敷地権というのは分離が禁止されている。ところが、今現実に何が起こっているかというと、先ほども親孝行ローンなるもので伺ったわけでございますけれども、今マンションについてもまた建て直しの資金を必要としているわけで...全文を見る
○小池委員 敷地利用権の処分ということはちょっとよくわからないのでございますけれども。  例えば、また今度は税金面なのですけれども、敷地利用権の処分なのかそれとも移転なのかわかりませんけれども、マンションの一室を持っていた親のローンの肩がわりということをし、そして、だけれどもそ...全文を見る
○小池委員 そうなると、敷地利用権、これは贈与が可能だということになりますと、そこで贈与税が発生することになるわけでしょうか。
○小池委員 今おっしゃった後半の部分が非常に現実として出てきているわけでございまして、なかなか、実態に即したと言っても、一人一人の贈与税をかけられるという人たちが、これは好きこのんで今回贈与が行われるのではなくて、親のローンを肩がわりする、そういう現実からきているわけですね。 ...全文を見る
○小池委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月10日第136回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○小池委員 新進党の小池でございます。  この衆議院商工委員会での質問は実は初めてでございまして、参議院時代から商工にかかわらせていただきましたが、特にこの一年間は災害対策の方で大変忙しゅうございました。ということで、きょう初めての質問でございます。  大臣におかれましては、...全文を見る
○小池委員 現実に御商売をやっておられる方は気概だけではなかなかやっていけませんので、ぜひとも金利減免等の継続をお願いしたいと思います。  さて、今回の法案につきまして質問させていただきたいのでございますが、まず電話勧誘販売です。  最近は、まさに電話勧誘販売というのが、先ほ...全文を見る
○小池委員 この規制の問題というのは、確かに非常に難しい点がございます。  新たな産業を育てる、もしくは拡大するという点では、むしろ自由な競争に任せてということもございましょうし、また一方で、ここで論議されているのはさまざまなルール違反の販売ということでございますので、ここはむ...全文を見る
○小池委員 基本的には、それぞれの業者のルールもしくはマナーを守るという姿勢、これの徹底をぜひともお願いしたいというところでございます。  続きまして、連鎖販売についてお尋ねしたいわけでございますけれども、もともとこの訪問販売法は、行為規制法ではあるけれども、悪質なマルチ商法を...全文を見る
○小池委員 ということで、これまで以上にといいましょうか、ある意味では緩やかな形をもってというお答えでございましたけれども、しかしながら、前の、七六年の法審議、そして八八年の法改正ということを経まして、それぞれ強化されているのにもかかわらず、現実には苦情相談数にいたしましても、国...全文を見る
○小池委員 時代の変化とともに、またツールの変化、そして商品の変化等々によりまして、業者の方がどんどん巧妙化するわけでございまして、ですから、その意味でいつもイタチごっこということは考えられるとは思います。しかしながら、今回、そういう将来のことも考えての法改正というふうに考えるわ...全文を見る
○小池委員 大分希望的観測で最後締めくくられたようでございますけれども、実際にこの禁止、今回罰則も強化された面がございます。第十二条、そして第十四条違反に対し懲役期間が延び、罰金額がふえたりというようなことで、精神的な抑止力にはこれはまあつながるであろうというふうには思うわけでご...全文を見る
○小池委員 実は、消費者側の方から見まして、一番最後におっしゃった部分が最も重要なことではないかというふうに思うわけですね。この人をだましてやろうという人が、これはマルチですよということを堂々と最初から名乗ってくれればそれは問題ないといいますか、あとは判断をすべきことでございます...全文を見る
○小池委員 その罰則面の方でもう少し伺いたいのでございますけれども、今回強化されました第十四条違反の場合ですと、五十万円以下の罰金から六カ月以下の懲役刑が追加ということで、これは一つの抑止力になるかとは思います。  しかしながら、実際に、マルチの商法で一もうけしてやろう、後の下...全文を見る
○小池委員 私、ちょっと日本語がよくわからなかったのですけれども、これまで警察の検挙数というのは、先ほども警察庁の方が述べられました数字、それから、平成二年度が三件、三年度が四件、そして四、五、六、七と、七年度はちょっとわかりませんけれども、五年、六年で八件、八件というふうに検挙...全文を見る
○小池委員 今言われた数字で送っておられるわけですけれども、法務省側の方では、検察の方ではその数字がないというのは、一体どういうことなのでしょうか。
○小池委員 統計がないというお返事でしたけれども、今警察庁の方がおっしゃったのは、平成五年、六年で件数として二十四件だということでございました。たった二十四件のことでございます。調書があるはずです。ですから、第十二条なのか第十四条なのか、そういったことはやはりきっちりと明記されて...全文を見る
○小池委員 それでは、警察庁の方のお答えを聞かせてください。
○小池委員 第十四条ではございませんが、書面でお答えいただきたいと思います。  この件、今最後の方でいろいろとお聞きいたしましたのは、今回はこのようにして訪問販売法の罰則の強化、そして被害者が広がらないようにといろいろな面が出ているわけでございますけれども、やはり罰則を幾ら強化...全文を見る
○小池委員 ということでございますけれども、私は、要は先生、教師の側の教育ということをまずやらないと、教え子にとって説得力を持たないのではないか。マルチ商法等々にひっかかる中には先生方もかなりおられるというふうに聞いております。ぜひともその辺なども徹底していただきたいということを...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○小池委員 今回の法案審議に当たりまして、今私どもの同僚であります赤羽議員の方から、生活関連、特に住宅関連の質問をさせていただきました。私の方は、先行きが見えなくて、そして仮設住宅から出られないという人たちのその根本原因でもあります産業復興の方に的を当てて伺わせていただきたいと思...全文を見る
○小池委員 前回も、適切に対処してまいりたいというふうにお答えいただいております。そして今、適宜適切にということで、そういう言葉になるのでしょうけれども、ぜひとも現実にこれから支援が必要になるという点をよく理解していただきまして、本当の意味で適切に処置をしていただくことを強く改め...全文を見る
○小池委員 今、ちょうどその最後に十五バースということをおっしゃっていただきましたけれども、そもそも、この神戸港のバースでございますけれども、全体の数字は幾つあるのでしょうか。
○小池委員 細かいバース数というと、私は三十三というふうに聞かせていただいているのですが、今は大きなところで七つというふうにお答えいただきました。  ハードの方は、先ほどの復旧状態の数字が、入船の状況が大体八〇%台ということで、戻りつつあると見るのか、そこでもう頭打ちになるのか...全文を見る
○小池委員 相対的とかさまざまなとか、かなり形容詞が多かったわけでございますけれども、ところで、この神戸港の復興に関しまして、地元の団体などからも強く規制緩和の声が上がっておりまして、せんだって、五月二十七日の段階でございますか、橋本総理もこの神戸港に関しての規制緩和を大幅にやる...全文を見る
○小池委員 それでは、法務省の場合は、入国管理部門、これについての規制緩和、どこまでできるのでしょうか。
○小池委員 そうしますと、そういう申し出といいましょうか動きがあれば受ける方向でしょうか。
○小池委員 そうしますと、次は大蔵省に伺わせていただきますけれども、税関業務でございますけれども、一括といいますかポートオーソリティーのような形なり、いずれにいたしましても、利用者がもっと利用しやすくなるような形ということはどのようにお考えになっておられるのか、お答え願います。
○小池委員 それでは、事務次官もこの規制緩和についての会見をなさっておられるようなんですけれども、運輸省の今後について。
○小池委員 今の、これから検討をということでございますけれども、いつまでをめどにしておられるのか、伺わせてください。
○小池委員 地元の意向というのはとうの昔に出されているはずでございますし、また復興に際して、最初ハード面の方の作業が大変であったという事実は認めます。しかしながら、ソフト面での緩和といいましょうか、ソフト面の運用ということが神戸港のみならず他の港についても同じことが言える。ですか...全文を見る