小池百合子

こいけゆりこ



当選回数回

小池百合子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第142回国会 衆議院 本会議 第3号
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○小池百合子君 私は、自由党を代表し、預金保険法の一部を改正する法律案、金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案の二法について質問いたします。  総理、今日、我が国が直面している経済、金融の危機的状況を称して、最近、日本の第二の敗戦とさえ言われているのを御存じでありましょ...全文を見る
02月04日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○小池委員 自由党の小池でございます。本日は、三人の参考人の皆様、御苦労さまでございます。  先ほどよりの質問、問題意識を共有いたしておりますので、できるだけ重複は避けていきたいと思います。また、時間が短うございますので、できるだけ簡潔にお答え願いますようにお願いいたします。 ...全文を見る
○小池委員 それでは、一昨日岸会長が全銀協の新会長に、御就任になったばかりでお呼び立てしたわけでございますが、御就任の際の記者会見で、東京三菱銀行も接待や会食が全くなかったわけではないというふうに述べておられる。そうしますと、大蔵官僚との接待に行き過ぎがあった、これは、スピード違...全文を見る
○小池委員 よく護送船団方式と言われるわけでございますが、輪番制でやっておられるこの会長職でございますね、大蔵省の過剰な接待で会長がやめるということになりますと、これは、私もずっといろいろな取材を通じて、銀行の方々ともお目にかかることは、行状を知っているというか、それでいくと、結...全文を見る
○小池委員 そうすると、今回の問題は協会の体面を毀損していない、汚していないということなんでしょうか。
○小池委員 大変残念に私は思います。今まさに、金融システムを守るか守らないか、そのための法案をここで審議しているわけでございます。その対象となっている皆さん方がまだそういう認識にあるのかということになりますと、これは、納税者の立場からいってやはり納得いかないのじゃないでしょうか。...全文を見る
○小池委員 いずれにいたしましても、全国金融統制会というのが前身である全銀協、これはまさに時代の終えんといいましょうか、これをみずからで大きくリストラ、もしくはもう廃止というような、そういう結論をお出しになる時期ではないかというふうに思う次第です。ぜひとも、最後の会長と私は勝手に...全文を見る
○小池委員 その辺のところは、どうもそれぞれの各行の判断、これはまさに護送船団方式からの脱却ということで、それぞれの経営判断で結構かと思うのですが、それは、今回のお金の意味が、きのうの東洋経済で会長のインタビューでしたか、私、見させていただいて、国は大きな機関投資家じゃないわけで...全文を見る
○小池委員 時間が参りましたからこれでやめさせていただきますけれども、しかし、問題の先送りをすればするほど、また情報開示がおくれたことが今これだけの大きな傷になって、そして国民の大きなお金、政府のお金を使わなければならない事態に陥ってしまったこと、ここはまさに癒着行政の結果である...全文を見る
02月06日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○小池委員 自由党の小池でございます。(発言する者あり)
○小池委員 理事会の決定に従いまして、金融関連二法に関して質問をさせていただきます。  まず、昨今の大蔵省の不祥事でございますけれども、やはりこういつた大きな重要な法案、国家予算の半分近い額をめぐりましての重要な法案について審議している最中に、ぼろぼろと不祥事が大蔵省から噴き出...全文を見る
○小池委員 そうしますと、紀律保持委員会というのは今もあるわけでございますね。それと服務監査官室というのと一緒にコンバインしてやっておられるということですが、でも、少なくともこの田谷、中島事件の後、今回のような不祥事がまたいつ新たなものが出てくるかもしれないとも言われているわけで...全文を見る
○小池委員 先ほど官房の方から調査表というのをちょうだいいたしました。綱紀関連調査表ということで、氏名、現在の所属部署等々あって、日時、区分、区分は例えばゴルフとか飲食接待とか何かそういうことを書く項目じゃないかと思います。相手方業者名、場所、当方の同席者、費用負担、備考という形...全文を見る
○小池委員 皆さんの方は接待をされる側でいらっしゃって、大体幾らかかったのかというのは多分御存じないから書きようがないということではないかというふうに思います。まさに自腹を切ることを忘れたということではないかというふうに思います。  でも、そもそも、これでみんなが本当にきっちり...全文を見る
○小池委員 これから検討するとか、大体そういう言葉ばかりで、そのうち、きょうあたり、あすからまたオリンピックがあったり何かと目がそれて、何か冷や冷やしている人にはオリンピックは大変待ち遠しいような状況かもしれませんが、これはまさに今日本の金融システム、そして日本そのもののシステム...全文を見る
○小池委員 大臣の重大な決意はよくわかりました。ただ、これも毎回同じことで、重大な決意というのがなかなか実行されないというのがこれまでのサイクルとでも申しましょうか。しかし、もう私はやはり今国の危機であるということ一自腹を切ることを忘れた人たちが、感覚麻痺している人たちがどこまで...全文を見る
○小池委員 海外と申しましたのは、国内で本省にいらっしゃるときもしくは地方におられるときに不祥事があった場合に、もうこれは一つの大蔵省のパターンと私は読むわけですけれども、証券の飛ばしが大変言われておりますけれども、人事の飛ばしが海外にまであるのではないかというふうに思います。 ...全文を見る
○小池委員 さて、金融の検査にまつわる接待問題、これで、本当に残念なことでございますけれども、関連して自殺者も出してきて、本当にこれもいつものパターンということで非常に残念なことでございます。  しかし、この金融検査のシステムそのものに問題があるんじゃないか、裁量行政というもの...全文を見る
○小池委員 検査官の体制をもっとふやせなどと言うと、今いろいろな意味で人員削減であるとか行革とかと言われているのに私自身が逆行するような話をしているようではございますけれども、これまでずっと生糸の検査官であるとか、もう産業そのものが日本に存在しないに等しいようなことに対しても検査...全文を見る
○小池委員 要は、金融というのはこれからますます専門化していくわけでございます。  私の友人で、外資に勤めていて、副社長、バイスプレジデントがたくさんいるわけですけれども、バイスプレジデントになった方が途中で、大変な高給取りだったんですけれども、ぼっとやめちゃったんですね。その...全文を見る
○小池委員 大臣、大蔵大臣なんですから、通産大臣は前のポスト。よろしくお願いいたします。  いずれにいたしましても、本当に金融の世界はますます専門化していきますし、その移り変わりはめちゃくちゃ速い。私は、金融業というのは情報産業だと思って接するべきではないかというふうに思います...全文を見る
○小池委員 ここに阪和銀行が三塚大蔵大臣に出された上申書があるわけでございますけれども、その中にも、貴省からの、つまり大蔵省からの頭取の派遣と日本銀行からの専務の派遣ということで、これだけの人物を受け入れたのだから大丈夫だろうというようなことなどの気持ちであるとか、事の経過がいろ...全文を見る
○小池委員 いずれにいたしましても、公的資金が今後金融機関の方に必要な分つぎ込まれるわけでございますが、この阪和銀行の例を前例としないということにしないと、一たん破綻したけれども、その後でまた次から次へといろいろなことが出てくるということになりますと、これは、勤めている方は大変き...全文を見る
○小池委員 この件に関しましては、大蔵、日銀が余りにもすっと受けたことに、私は大変疑問を抱いている部分も多いわけでございます。そのことを指摘しておきたいと思います。  それで、いずれにせよ、こういう不透明な形では納得できないし、また、それぞれの個々の経営者がこういった面にもこれ...全文を見る
○小池委員 飛ばしというのは、まさに技術的で、その最中というのは確かに非常にわかりにくいものがございます。  しかしながら、この飛ばしもしくは簿外債務という形でございますけれども、私、どうも納得できないのですけれども、その当時、山一証券もさることながら、同じような形で大和証券と...全文を見る
○小池委員 今東急不動産とおっしゃいましたけれども、やはり東急百貨店じゃありませんか。
○小池委員 長野さん、申しわけない、証券局長としてしっかり引き継ぎされていないんじゃないでしょうか。これは明らかに東急百貨店は二つ抱えていたんですよ、大和と山一なんですよ。これはもう明らかなことなんです。だって、事実は一つなんです。じゃ、証券局長って一体何を引き継がれるんですか。
○小池委員 長野さん、逃げちゃいけませんよ、やはりここは。何を、どういうものを局長たる者は前任者から受け継ぐんですかということを伺っているんですね。やはり行政の継続性というのは大変重要なものだと思いますし、当然あるべきことだと思います。ただこの一つだけを取り上げて、私は、それを聞...全文を見る
○小池委員 それだけに株式市場、証券市場の体質の改善を、またディスクロージャーの徹底ということをやらなければならないというふうに思います。  最後に、せんだって予算委員会にお出しになりました「財政の中期展望」についてもお伺いしょうと思ったのでございますが、私は、中期展望を見てお...全文を見る
○小池委員 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  大臣の所信に関しまして、きょうは日銀総裁にも御足労をおかけいたしております、幾つか御質問をさせていただきます。  昨日、たまたま今来日中のシップリー・ニュージーランド首相にお目にかかりました。大胆な行政改革を実行して、そして今、...全文を見る
○小池委員 精神論はよくわかりました。  しかし、実際には、マスコミの論調は、私はある意味で、日本のマスコミもそうでございますけれども、的を射ている。どういう表現を使うかは別ではございますけれども、海外のマスコミ、論調などを見ておりますと、まさしく私どもがこれまで主張してきてい...全文を見る
○小池委員 今大臣は、三塚前蔵相がすべての責任をとってということをおっしゃいました。すべての責任とは何でしょうか。
○小池委員 お話が長いので、短くお答えいただければと思っておりますけれども、すべての責任をとってやめざるを得なかった。だから、要はやはり不祥事の問題ですよね、重なって。であるならば、今キャリアの方が逮捕されてということで、また新たな不祥事が出てきた。そのたびにかわっていてはという...全文を見る
○小池委員 心境ばかり伺っていても仕方がありませんので、次のポイントに移らせていただきたいと思います。  今回の不祥事に絡みましても、さまざまな裁量行政が問題になっているわけでございますが、ことしは金融監督庁ができるということで、大蔵省と切り離しをしてという話でございますけれど...全文を見る
○小池委員 私、前回質問に立たせていただいたときも、例えばアメリカの例ですと八千人体制でやっている。SECであるならば、職員が二千六百名、うち弁護士が一千人、そして会計士が百八十人。それに対して日本の場合は、これは証券取引監視委員会の例でございますけれども、職員が二百名のうち、法...全文を見る
○小池委員 それでは、そのうち山一には幾ら行っているのでしょうか。
○小池委員 一兆二千億で、現時点で五千億ということは、七千億のバックがあったということなんですか。  それで山一が日銀特融を受けるときなんですが、これは山一の口座に入れられるのですか、それともどういう経路をたどって特融というのは行われるのか、お願いいたします。
○小池委員 今まさに山一証券は清算に入っているわけでございますね。そこで、清算に当たっている人たちにいろいろ聞いてみますと、特融が本当に入ったんだろうかというような疑念を持っている方がおられるんですね。だから、私はこの辺のところがわからないと言っているところなんですけれども、富士...全文を見る
○小池委員 一兆二千億が出て、そして今五千億ということは七千億、こういう日々の動きであるとかそういうことに対して、日銀はきっちりフォローしておられるんでしょうか。
○小池委員 そもそも私は、この根本問題からなかなかよくわからないのですけれども、結局、そういう形で日銀特融が出て、そして今自主廃業といいますか、これからの整理がされているというところでございますが、資本金四千五百億、そして簿外債務が二千六百億と長野証券局長がそのとき記者会見なさい...全文を見る
○小池委員 いろいろな市場関係者に私も聞いてみているのですけれども、本当に山一に対しての日銀特融だったのか。先ほどありましたように、富士銀行の口座を通るわけですよね。そこで別の目的があったのではないかという懸念が、どうしても私は払拭できないのですよね。そんなことはありませんか、長...全文を見る
○小池委員 時間が参りました。この問題は、公的資金の十三兆プラス十七兆というようなものと同じように、日銀がお金を刷るだけで済むのかどうなのか、マネーサプライとの関係はどうなのか、非常に広範な問題をまだまだ抱えているかと思います。  これからの金融ビッグバンにおいてさまざまなケー...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  大変夜遅い時間になりましたが、参考人にも御足労おかけいたしております。きのう、きょうと深夜にわたりましてのこの大蔵委員会、皆さんもお疲れのこととは存じますが、審議を伺っておりますと、たまにはこういう机の上に置いてあるものも見たくな...全文を見る
○小池委員 まさに大蔵省の官僚、職員の皆様は公僕としてその行政をしっかりとまじめにやっていただくことが最も望まれていることでございまして、今はこれまでの日本的なと申しましょうか、大蔵省的なと申しましょうか、グローバルスタンダードにはほど遠い慣行を改める最大の機会でございます。よっ...全文を見る
○小池委員 連結納税になぜまだ踏み切れないかというような理由がるる説明ございました。税収減ということもある、確かにそうだと思います。しかしながら、今、例えば昨年のあの駆け込みの特別減税、これも株価にすれば、その日のうちに全然反応もしない。そして実際これが懐といいますかたんす預金に...全文を見る
○小池委員 いつまでも検討していると、世界は物すごいスピードで動いております。こういった持ち株会社と連結納税制度のセットでというぐらいの大きな転換を図る、日本はその時代に来ているのではないでしょうか。  今申されましたその他の法人の課税対象でございますが、今回はこの課税ベースの...全文を見る
○小池委員 今、二兆六千九百億円の行方が明確にされたわけでございますが、改めて伺いたいのですが、この日銀法第二十五条で貸し出される日銀特融、これは例えば山一の場合一体幾ら投入するのか、それはだれがどのようにして判断するのでしょうか。日銀特融の貸し出しが行われるまでのプロセスという...全文を見る
○小池委員 そうすると、今、顧問委員会という御説明がございました。大蔵大臣のもとでの顧問委員会という認識でございます。  ただ、私、この山一に関連してさまざまなことを伺うわけでございますけれども、例えば一兆円とかそういう大きな単位の話であるのに比べて、非常にちまちまとしたことで...全文を見る
○小池委員 清算事務に当たっている山一の方々です。
○小池委員 もちろん、清算事務というのは、これから明るい見通しがあるわけでもなく、大変つらい仕事だとは思いますが、かつて木津信がつぶれましたときに、これは日銀特融ではもちろんございませんが、預金保険の方から出たお金のうち、窓口で一億円がなくなってしまったというような事態も発生をい...全文を見る
○小池委員 そうすると、その一件以外はないということでございますね。  昨年の暮れなのですけれども、これは大和証券が飛ばしをやっているのではないかということで、市場がそれだけで動いたときがございました。大和証券についても簿外債務は認められないということなのでしょうか。
○小池委員 そうすると、大和証券そのものからの直接の報告もなかったということでございますね。  市場の問題でございますけれども、とにかく株式市場、大変うわさ好きといいましょうか、何にでもプラス・マイナスに反応する、それがまさにマーケットの、よく言えばだいご味であり、また悪く言え...全文を見る
○小池委員 私は、山一証券に有価証券を預けている人たちということでちょっと伺いたかったのです。いずれにせよ、まだなかなかとりに来ないのは政治家じゃないかというようなことを言われております。  最後に、夜遅くまで引きとめまして申しわけございませんけれども、郵貯のことで。  最近...全文を見る
○小池委員 最後はまことに官僚答弁、ありがとうございました。  せっかくお越しいただいたので、最後に一つだけ伺いたいんですけれども、今さまざまな接待問題が出ております。やはり郵貯の御担当の方というのは資金を持っていらっしゃって、それの運用の責任といいましょうか、窓口として極めて...全文を見る
○小池委員 では一最後の言葉、余韻を残して終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
03月20日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○小池委員 私は、自由党を代表し、法人税法等の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論をする前に、今回の日銀総裁、副総裁の任命手続における大きな瑕疵について強く抗議をいたします。我が国が法治国家である限り、法律は厳正に解釈されるべきも...全文を見る
04月03日第142回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  本日は、特許法等の改正案、そして特定大学からの技術移転に関する法律案につきまして御質問をさせていただきます。先ほどから続いておりますので、できるだけ重複を避けて御質問させていただこうと思っているわけでございますが、この両法案に関し...全文を見る
○小池委員 一部、実体経済をよく御存じのはずの経営者としての本音の部分もあったかと思いますが、数えていたわけではないのですが、今の御答弁の中で厳しいという言葉を十八回ほどお述べになつて、その辺のところは私も伝わるところがございました。  最後のは、何よりも政策のすべて、手順とそ...全文を見る
○小池委員 結局、また大臣のお声しか聞かされなかったように思います。  ちなみに、これは別にここで議論するつもりはなかったのですけれども、予算の編成につきましても日本は極めて硬直的で、審議であるとか公聴会であるとか、そういったところの声がほとんど反映されないで、儀式として通過し...全文を見る
○小池委員 そうあってほしいとは思うのですが、どうも、一度決められたことをすぐ変えられるということになりますと、それは国家戦略ではないのじゃないかということを、これまでの幾つかの例を見まして、私は、何となくそれじゃ困るというふうな思いもするところでございます。  それから、先ほ...全文を見る
○小池委員 この貸し渋りの問題は、これから伸びようとする企業に、新しい産業の芽をまさに靴でがあんと踏みつけるようなことになるのではないか。また、新しい産業が芽を出すというのは、技術の回転はすごく速いですけれども、そうはいってもやはり五年、十年かかるわけですね。ですから、今種まきを...全文を見る
○小池委員 これも、世界の変化のスピードからいえば、日本は遅過ぎると言わざるを得ないかと思います。  先ほど申し上げましたように、日本の経済というのはまさに瀬戸際、そこでみんなが危ない危ないと言っているのじゃなくて、今こそ芽をしっかりと植えつけておかなければならないという意識で...全文を見る
○小池委員 同様の質問になろうかと思いますが、その次に実施計画の承認、そしてこの第四条のところには承認事項として幾つか出ているわけでございます。先ほども同じ質問があったかとは 思いますけれども、通産大臣そして文部大臣の承認を受けるというふうにあります。では、承認をするその目安と...全文を見る
○小池委員 つまり、実施の時期であるとかについてチェックをなさるということで、中身については市場原理に任せるというふうに理解してよろしいわけですね。つまり、私はこうやって法案を読ませていただいて、承認であるとか認証であるとか、認証という言葉は出ていないですが、ここで文部大臣、通産...全文を見る
○小池委員 文部省の方に伺います。  第九条で、文部大臣は「研究の進展が図られるよう必要な配慮をする」というふうにございますけれども、「必要な配慮」というのは例えばどういうものをいうのでしょうか。
○小池委員 今おっしゃいました意識改革というのは大変重要なことだと思います。今回のこのTLOが設置されましても、例えば教授陣たちの意識改革、象牙の塔にこもって、だれだれ先生の弟子ということで、もう年功序列がちがちのところが結構ございます。そういった教授陣のマインドを変えていかない...全文を見る
04月07日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。あと二人でございますので、よろしくお願いいたします。  昨日来の世界のトップニュースは、シティコープとそしてトラベラーズ・グループとの超大型合併でございました一まさに大競争、メガコンペティション時代を象徴するかのような出来事でございま...全文を見る
○小池委員 今いろいろとお話を伺わせていただいたわけですが、一般的に考えますと、金融政策というのは、今、とる選択の幅が極めて狭められていると言わざるを得ないと思います。だからこそむしろ財政ということになるのでしょうが、私の考えというか、これはもう今は一般的ですけれども、財革法でま...全文を見る
○小池委員 それでは、新日銀法について、またそれの運用について総裁に伺わせていただきたいのですが、やはり、組織の運営というのは、何事におきましても人、物、金、最近は情報ということになるわけでございますが、今回、新生日銀ということで新しい機構改革が行われました。今まで日本で最も楽な...全文を見る
○小池委員 それに関連いたしまして、このたびまた金融監督庁ができるわけでございますが、日銀の考査局と金融監督庁との関係というのをどういうふうに総裁はとらえておられるのか、お聞かせ願えればと思います。
○小池委員 それでは、藤原副総裁にお尋ねしたいと思います。  今回の抜てきに最も驚かれたのは御本人ではないかとも思うわけでございますが、ちょっと耳の痛いことかもしれませんが、今回、日銀も接待問題、これで不祥事、逮捕者を出したわけでございますから、行き着くところまで行ってしまった...全文を見る
○小池委員 先ほども藤原副総裁おっしゃったのは、御自分の役割というのは、良心、そして世間の常識に照らし合わせて訴えるんだとおっしゃっておられました。つまり、世間の常識と金融界の常識が実は違ったということが一番大きなポイントでございますので、日銀副総裁となられましても、常にジャーナ...全文を見る
○小池委員 ありがとうございました。
04月16日第142回国会 衆議院 本会議 第30号
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○小池百合子君 私は、自由党を代表し、大規模小売店舗立地法案等三案について、総理並びに関係大臣に対し質問をいたします。  前回、一月二十日の本会議場での代表質問で、私は総理もお読みになられたという名著「失敗の本質」をもとに橋本政権の経済政策の失敗の本質を指摘させていただいたこと...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第23号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  大蔵、日銀の今回の不祥事の調査及び処分について発表されるということで、委員といたしまして、昨日、議員会館でずっと待っておりました。どんなにたくさんの書類が運び込まれるものやらということで机をあけて待っていたのですけれども、運び込ま...全文を見る
○小池委員 今大臣のお話を伺っていると、私はこれは本末転倒以外の何物でもないというふうに思います。  まず、問題がある、また、問題を起こした、それが一人であれ集団であれ、それが起きたから今これだけの問題になっていて、そして本来であるならば世界経済もしくはアジアの経済の牽引役にな...全文を見る
○小池委員 軽微だとか、それから節度だとか行き過ぎだとか、私はそもそも今回のだって基準がよくわかりませんよ。  それからもう一つ、今回は金融関連部局の課長補佐以上のポストということで在籍して五百五十名、実際にはもっと多くなったということでございますけれども、何でここだけに限るん...全文を見る
○小池委員 しかし、例えば官官接待だって、これだって癒着の問題でしょう。相手が金融機関だから、これはこれからのビッグバンに移っていくために不都合であるとか、もしくは、ひょっとしたら、六月に金融監督庁ができるからそれまでにいろいろなうみを出しておこう、一掃しておこうというお掃除感覚...全文を見る
○小池委員 先ほどから私が申し上げているのは、例えば今回の調査でも、省内で不公平感というのは実際あるわけですよ。例えば、これを拝見していましたら、それぞれ停職、そして減給六カ月、四カ月、二カ月、一カ月というふうにありますけれども、私の知る範囲、これが何か抜け穴みたいなのがあって、...全文を見る
○小池委員 では、もう一度大臣に伺いますけれども、例えばキャリアの方々は数限られています。この方々について、五年といわず十年でも、いやそれは結局大蔵省のためになるし、日本の金融界にとっても私はプラスになると思うから言っているのですね。これこそディスクロージャーですよ。フリー、フェ...全文を見る
○小池委員 大蔵大臣、きのうはお二方、三人になるのか、辞表をお受け取りになったということですが、この退職金の扱いについてはどういうふうになさるおつもりなんでしょうか。
○小池委員 でも、お決めになるのは職務上大臣のはずですね。いつごろお決めになるのですか。
○小池委員 そうすると、むしろそのお三方の方の意思の問題であるということでございますけれども、では、そうなりますと、大蔵省としてはその点について意思は持たないということになるわけでございますね。——まあいいです、答えはわかっているから。  それでは日銀の方、速水総裁、またちょっ...全文を見る
○小池委員 結局、基準というのは極めてあいまいであることがよくわかりました。確かに難しいことは難しいのでございましょうし、また、日銀にとっても、そういったもとになる基準そのものがなかったということも大きな反省点ではなかろうかというふうに思います。  また、例えば何か方程式をつく...全文を見る
○小池委員 では、会計検査院が検査をしているのに、何でそんなに人間様の頭数が出す書類ごとに違ってくるんですか。そうすると、会計検査院がきっちりと検査をしていないということに、向こうの方に話が行ってしまいますけれども、そんなのでいいんでしょうか。  つまり、私は、これまでの職員水...全文を見る
○小池委員 上田議員の書類で、実人員というタイトルがここに打ってありまして、人員に実がつかないものは、ではにせ人員、何と言うのかわかりませんが、いずれにいたしましても、今回の大蔵の、そして日銀の調査結果の公表、そしてまさに結果そのもの、処分その他含めまして、多くの国民が、また結局...全文を見る
○小池委員 ありがとうございました。
05月12日第142回国会 衆議院 商工委員会 第13号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  独禁法、公取法改正について、関連して御質問をさせていただきます。  先ほどもお触れになられた最近の業界等々の大再編、メガコンペティションの時代を目の当たりにいたしまして、今回の独禁法の改正は、まさに遅きに失したという感覚を持って...全文を見る
○小池委員 せんだっての独禁法の改正、特に、持ち株会社の解禁については、戦後の産業の流れを考えましても、非常に大きな転換点であったと思います。それだけに、多くの時間、そしてプライオリティーを置いたということもわかるわけでございますが、ただ、世界の流れというのは日本の事情を待ってく...全文を見る
○小池委員 では、日本がその選ばれる国になるためには、どういう政策、今経済構造改革ということをおっしゃいましたけれども、具体的にはどういうことを指しているのか。伊佐山局長、いかがでしょうか。
○小池委員 企業がボーダーレスになれば、逆に摩擦の部分が、どこからどこまでが日本で、どこからどこまでがアメリカでというふうに、むしろ非常に分けにくくなるというふうなことで、税金をどこの部分を取るのであるのか、さまざまな出荷台数の部品のどこまでをローカルコンテンツとして考えるのか等...全文を見る
○小池委員 ただ、御本人が自費で来たというふうにはっきりと明言しておられまして、国際会議に出て通産省の立場をおっしゃるのであるならば、自費というのはおかしい。  最近は接待問題がいろいろととやかく言われていますので、大体官僚は自腹を切らないというのが最近の常識のようになっていた...全文を見る
○小池委員 二日間の会議でございましたけれども、全員が口をそろえて言っていたのは、もちろんアメリカ人が多いですからアメリカが悪いとは決して申しません。ただ、そこですべての発言者が言っていたと言っても過言ではないのは、やはり日本は一体何をしているんだというようなことでございまして、...全文を見る
○小池委員 今は各省庁からの出向者の御報告でございましたけれども、民間関係、半官でも結構でございますが、全くおられないのでしょうか。
○小池委員 それぞれの交流等々もあってよろしいのでしょうけれども、私は基本的に、公取というのはやはり独立機関であるべきだというふうに思います。  むしろ、公取のプロパーの方々が民間企業に出向なさって、そしてその現場を知って、そしてまたお戻りになるというのならばこれは研修の意味は...全文を見る
○小池委員 民間企業からの、かつての公営であったとしても、こういった一たんは民営化したところからの受け入れというのは、ぜひとも厳正に改めていただきたいと思いますが、委員長、いかがでしょうか。     〔岸田委員長代理退席、委員長着席〕
○小池委員 質問時間が終わりました。  何よりも、まずは、大蔵の指定席でありました公取の委員長の座に今根來委員長が座っておられるというのが、一つの大きな改革の一歩だろうと思います。  交流その他、なかなかできないのは、終身雇用、そしてそれにまつわる社会保障などの点が日本は硬直...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第28号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  きょうは締めくくりということで、少々幅広く、また、できるだけ枠組みについて御質問をさせていただきたいと思います。  まず、きょうは日銀の山口副総裁にもお越しいただいておりますので、早速、日銀の金融政策について再び伺いたいと思いま...全文を見る
○小池委員 最近の長期金利の動きを見ましても、史上最低を目指すような動きでございますし、またさらなるそれに連なりましての短期金利の下げも、その余地はあると考えてよろしいわけですか。
○小池委員 それでは、副総裁、ほかの方で御用事があると伺っておりますので、これで結構でございます。ありがとうございました。  金利については、年金生活者等々のことを考え、また、さらに金利を下げることによってヘッジファンドにまたねらわれてしまう、プラス・マイナスの方をいろいろ考え...全文を見る
○小池委員 今御説明ございましたけれども、官僚の方には申しわけないのですが、よく言われることは、官僚というのは論理的に間違える、そういう表現がありまして、論理はその場その場は正しいのだけれども、しかしそれは全体とすれば違う方向に行ってしまうというようなことがある。  それから、...全文を見る
○小池委員 私はそれは違うと思います。まず、人知の及ばないところでこういう事態が起こったというふうなことをおっしゃいましたけれども、この経済政策の誤りというのは明らかに人災だと思います。経済政策の見通しを誤ったからこそこういうふうになったのだと思います。  であるならば、例えば...全文を見る
○小池委員 何か背筋がちょっとぞくっとしたりして。はっきり言って、私、おられないんじゃないかと思うのですね。  例えば、かつてシンガポールで問題になった、あれはデリバティブじゃなかったのかな、ベアリングズ社でも、若い彼氏が好き勝手にわっとやってしまって、それで穴埋めして、けれど...全文を見る
○小池委員 私の申し上げているニュアンスが余り伝わっていなかったかと思います。  このデリバティブというのは、まさにヤクルトは大蔵OBの方がいらして、それでやっていらしてパアになってしまったわけですけれども、それを考えても大変複雑なものであろうし、いいときはいいですけれども、一...全文を見る
○小池委員 最後のお話を聞いておりますと、今の株式市場というのは非常に危険だと私は思いますので、今やっておられるPKOそのものを否定する発言じゃないかと思って伺ったわけでございます。  あと、企業年金のことについても伺いたかったのですが、次回にさせていただくことにいたしまして、...全文を見る
○小池委員 ありがとうございました。  最後に、みどり銀行と阪神銀行の、きょう日経の一面に出ているのですが、これの今後について大蔵省の見方を伺って終わりたいと思います。
09月08日第143回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  与謝野新大臣にとりましては、実質的な初めての商工委員会の御答弁だと思います。先ほどから今回の法案についての御質問、各委員から出ております。共通の部分もございますので、まずは大くくりのところから少々大臣に御質問をさせていただきたいと...全文を見る
○小池委員 今大臣の御解釈を伺ったわけでございますが、すべからくアメリカンスタンダード、アメリカが強いという状況ではもちろんございませんで、分野分野によってそれはまだら模様であるかと思います。ただ、重要な部分、基幹の部分において、アメリカンスタンダードという名のグローバルスタンダ...全文を見る
○小池委員 今、情報の話も最後に出ました。  世界が、冷戦構造が終わりまして、そしていわゆる中央情報局、アメリカのCIAが、これまでの安全保障という概念をさらにある意味で広げて、経済をそのテーマにするというふうにシフトしたことは大臣も御存じだと思います。CIAだけではなく、国家...全文を見る
○小池委員 私は、先ほどの産業の話、ビジネスの話もございましたが、やはり国家として何を最も優先して守るべきかということ、これが真剣に討議されてこなかった、これについては国会自体も本当に反省すべきところではないかと思っております。  それで、その意味では、日本は極めて丸腰。そして...全文を見る
○小池委員 それから、運用が始まった後のフォローアップの件も含むわけでございます。これは、OECDでもってお互いに監視をし合うということかと思います。  それから、ドイツやフランスなどはたしか、わいろは営業経費として損金算入を認めていたはずでございますが、これはこの後どうなった...全文を見る
○小池委員 主な質問は終わりました。  それで、最後、これはお答えは文書ででもいただければと思うのですが、十条の二に関して、例外規定のところがございますね。例えばエージェントを使った場合にはどうなるのかということなんですが、議員にとって一番わかりやすいのは選挙違反の連座制ですね...全文を見る
○小池委員 ありがとうございました。
09月09日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第12号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  さて、我が国の景気、依然冷え込んだままでございます。昨日、八月の卸売物価、前月比〇・一%のマイナスということで、さらに一層デフレの様相を高めているところでございます。また一方で、民間のシンクタンクも、主要企業のこれからの見通しとい...全文を見る
○小池委員 日本経済、まだトンネルの中であるというお話でございました。その暗いトンネルの中で、この委員会の方でも再三議論が行われているようでございますが、長銀問題にも絡みまして、デリバティブ取引、金融機関が債務不履行に陥った場合に、このデリバティブ取引の市場、そして経済全体に与え...全文を見る
○小池委員 デリバティブスというのは大変わかりにくい。実際にそれを構築している人材といいますと、かつてはペンタゴンであるとかNASAに勤めていたような技術者が、むしろ平和の配当なのかどうなのか知りませんが、それが弾道弾のサイン、コサインを駆使して、非常に高度な数学的な、そういうこ...全文を見る
○小池委員 以前、行政改革を大胆にやり遂げたニュージーランドに参りましたときに、あちらの中央銀行総裁にお目にかかりました。御自身は非常に安いお給料なんでございますが、スタッフのためにはそれこそ何千万円という金額のお給料を用意して、契約でそれを雇い入れたというような話も聞きました。...全文を見る
○小池委員 総裁はお戻りいただいても結構でございます。ありがとうございました。  非常に簡単な算数でいきましても、償還の額が六千億そして五千億といった単位で行われている、それで発行額が少ない。となると、この部分がどうしても足りなくなるわけでございます。そうなると考えられるのは、...全文を見る
○小池委員 個別の金融債の買い入れが幾らであるかということは明示できない、そうしますと、金融債全体ではいかがでございましょうか。例えば五月、六月、七月、この数カ月の資金運用部の運用の中に占める金融債の割合というのは出せるのでしょうか。
○小池委員 かなり減らしておられるのは、ある意味で健全なのかもしれませんが。  さて、この長銀への資金投入の話で、これはもう本当に、町の方、一般の方々がおっしゃっているのは、拓銀はつぶしたけれども何で長銀は助けるのと言ったときに、必ず出てくるのは、政治家のお金がいっぱい入ってい...全文を見る
○小池委員 いずれにいたしましても、普通の人の感覚、今この問題を見詰めている感覚の心の底にそういうことがある。それだけに、我々は資産公開なども行っているわけではございますけれども、それに対して、まだまだ政治に対しての不信がそこにも実はあるということは指摘しておかなければならないと...全文を見る
○小池委員 非常に御苦労なさったということはひしと伝わってくるわけではございますが、その努力と結果とは別物でございます。  今、委員長におかれましては大変いろいろと、きょうも何か写真週刊誌にも登場なさって、いよいよ有名人になってしまったわけで、何となくお気の毒というような気もい...全文を見る
○小池委員 さらなる資本注入等々となってまいりますと、これからの審査委員会の、その存在そのものも問われてくるというふうに思うわけでございます。  松田理事長、預金保険機構のこれからの、三十兆円というお金を預かっておられるわけですね、それに対してのデュープロセスが見えないことが問...全文を見る
○小池委員 早急にそれを出していただくことを強く求めまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
09月11日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第14号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  本日は、またお忙しいところを佐々波委員長にもお越しいただいております。前回、おとといでございますけれども、ことしの三月に行われた都銀二十一行に対します二兆円規模の資本注入の際の審査委員会の審査につきまして、改めてもう一度伺わせてい...全文を見る
○小池委員 今いただいたお答えは、おとといの私の質問に対する御答弁と寸分違わないものでございました。同じ答弁要旨を読まないようにしていただきたいと思います。  それで、じゃ一体、百箱云々の話ですが、御自分では見られなかったということでございますが、見るお気持ちにもならなかったの...全文を見る
○小池委員 資本注入、その是非ということでございますが、あのころの大蔵委員会でのやりとりなども振り返ってみますと、結局あれは各行の要請に応じて額が決められ、そして金利については、その上乗せ額がムーディーズの格付であるとかそういったことをベースにして決められたというふうには伺ってお...全文を見る
○小池委員 各行からの要請があったから、それは委員長として受けたということではございますが、あのときはマスコミでもこの問題は随分問題視されていたわけでございます。よって、そこで委員長がしっかりとこの本質の問題をとらえて御発言なり、そしてまた会のおまとめをしていただかなかったことが...全文を見る
○小池委員 では、同じような質問でございますけれども、この上乗せ金利、東海と同じあさひが一・〇〇%となっている。それについては、多分お答えは同じことを繰り返されると思いますので、もうパスをさせていただきたいと思います。  それからまた、外部の専門家たちにお願いをされたというので...全文を見る
○小池委員 例えば、ラインシートを見た、見ないの話があるわけでございますけれども、ラインシートというのは一体どんなものなんでしょうか。私見たことがないんですが、委員長、どんなものか教えていただけませんでしょうか。何が書いてあって、どうなっているのか。
○小池委員 それは何ページぐらいございましたでしょうか。
○小池委員 そうすると、結局ラインシートはごらんになっていない、百箱もあったんだよという話をお聞きになったということでございますね。確認させてください。
○小池委員 今のこれまでのお答えで、結局ラインシートはごらんになっていなかったというふうに私は理解して、そのまま進めさせていただきます。  それで、本当に委員長はここを行ったり来たりで、まことに——まだ何も聞いていないのです、行ったり来たりで申しわけないということを申し上げよう...全文を見る
○小池委員 御答弁では最初の部分は抜けておりましたが、いずれにせよやはり、公正、正確とおっしゃいましたか。済みません、エクササイズさせてください。
○小池委員 それじゃ、立ったついでということはないですけれども、先ほどの件なんですけれども、またちょっと戻りますけれども、要請があった各行の資産状況であるとか格付であるとか、そういったことを考慮なさって、そして今回の三月の時点での結果を出された。そのときに、大体要請に基づいて結果...全文を見る
○小池委員 私が思いますに、あのとき劣後ローンの方の問題があったのですが、むしろあのときは、値切るというよりは逆の形で資本注入をやっていった方が私は効果があったのではないかというふうに思うわけなんです。  それじゃ、ちょっと委員長、今回の任命の件についても若干お伺いしたいと思っ...全文を見る
○小池委員 では、逆に、個人的なお話なのでということでございますが、お受けになった最大の理由、佐々波教授を委員長の職につくということに動かした最大のモチベーションは何だったんでしょうか。決意に至る最大の理由。
○小池委員 いや、決意ですよ、委員長としての。
○小池委員 先ほどから委員長の個人的なお話まで伺わせていただいて非常に恐縮には思っているんですが、しかし事は、やはり三月の資本注入、そして、これからの大きな決断であったり、そこに至るまでのデュープロセスがどのようにして透明性が確保され、そして、それに対してのアカウンタビリティーが...全文を見る
○小池委員 データを読むのはこれまでのお仕事の一環であったと。それならば、どうしてラインシートを御自身でごらんにならなかったんですか。
○小池委員 委員長の職責というのは、下から上がってきたものに対して信頼を置いて、そしてその上でイエス、ノーということをはっきりと決める、その組織論的な話はわかるわけではございますが、例えば、今不良債権の回収等々でやっておられる中坊さんの場合ですと、私は、一つ一つごらんになっている...全文を見る
○小池委員 私は、佐々波委員長のかわりに怒っているんです、マスコミに対して、書き方に対して。  それで、不思議なことに、最近は、急にここへ来て、金融危機がばあっと起こってから、日本版SECの委員長に、これまた労働省のベテランで、ケニア大使を御経験なさった方が今委員長を務めておら...全文を見る
○小池委員 それから、日野長官のこれは九月二日の時点での御答弁でございますが、「私どもが行っている検査を住友信託が、」「デューデリジエンスをかけて、さらに住友信託が合併という観点から改めて資産の内容を検査されることになるだろうと思います。恐らくは、それは物差しが大分違ってくるのじ...全文を見る
○小池委員 時間が参りましたので、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
10月02日第143回国会 衆議院 本会議 第15号
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○小池百合子君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました法案のうち、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律案を除くすべての法案の原案と修正案に賛成し、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律案については、修正案を除く原案に賛成、修正案に反対する立場から討論をいたしま...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○小池議員 ただいま鈴木委員の方からの御指摘の趣旨については全く同感でございますし、また、ある意味でこの議員立法の生みの親でもある鈴木委員がこの点について逡巡なさるというお気持ちはよくわかるところでございます。また、我が自由党といたしましても、常に官は民の補完的な形であるというこ...全文を見る
12月10日第144回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○衆議院議員(小池百合子君) お答え申し上げます。と申しましても、もう質問の中に既にお答えが含まれていたのではないかと思うわけでございます。  実際に中小企業を対象といたしました貸し渋り対策として信用保証の拡充が大変効率よく進んでいるというふうに聞いているところでございます。今...全文を見る
○衆議院議員(小池百合子君) なぜ二〇〇一年までの時限立法かということでございますが、本法案の提案理由の御説明のところでも信用供与を確保するための緊急措置であるということを申し述べているわけでございます。  また一方で、二〇〇一年の四月からはペイオフが実施されるという現実も迫っ...全文を見る
12月11日第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○小池委員 自由党の小池百合子でございます。  質問者も残すところ、私を含めましてあと三人ということでございますので、日銀の皆様方も、また委員の皆様方もよろしくお願いを申し上げます。  本日のこの国会報告は、言うまでもなく日銀法の五十四条による初めての国会報告ということでござ...全文を見る
○小池委員 今総裁の大胆な御発言と申しますか、外国人を入れてもいいのじゃないかというようなお話がございました。最近はルービンさんがもうやめるという話も出ておりますので、ルービンさんあたりにちょっと来てよということでお願いしてもこの際いいのではないかなと思ったりもするのですが。 ...全文を見る
○小池委員 検討を進めていただいておりますが、しかし、やはり目に見えるような形で、株主といいましょうか、日銀は、新しいそして大変効率的な運営をやっているんだということをはっきりとお示しいただくように、前倒し前倒しで結論を出していただきたいと思っております。  それから、次に伺い...全文を見る
○小池委員 この辺の数字、今お話あったとおりだとは思うんですけれども、ちまたでは七兆円ぐらいはいっているんじゃないかとか、既にそういう数字もひとり歩きしております。そして、金融債の償還がこれからもあるわけでございまして、そうすると、日銀からの直接ではないにしろ、預金保険機構を通じ...全文を見る
○小池委員 お話では、バケツの底はちゃんとあるんだというお話でございました。また、そのためにこれまで、この夏の金融国会、必死の思いでやったところでございます。  ただ、今後の資金調達力次第という長銀の話、第一の要因と第二の要因を挙げられましたが、第一の要因は金融債。金融債はやは...全文を見る
○小池委員 わかりました。もしそういう状況になったときには、また格付にも響きますし、言ってみればカントリーリスクの問題にもなってこようかというふうに思う次第でございます。  ただ、一方で、もうデフレに入っているんではないですかということで私は前から何度かやりとりをさせていただい...全文を見る
○小池委員 もう既に超低金利であったところを下げようがないではないか、もしくはこれからのさらなる金融危機に首の皮一枚でも残しておかないといけないんではないか、そういう思いがある種強過ぎて、少しおくれをとったのではないかと私は思っております。  アメリカの場合のFRBにいたしまし...全文を見る
○小池委員 週間日誌。こういう、本当に今歴史的な状況だとも思います。日銀総裁の毎日というのはどのような毎日であったか、ぜひ私もその日記は読んでみたいような気もいたしますので、お続けいただければと思います。  伺いましたのは、きょう私、総裁の書かれました二冊の本を国会図書館の方か...全文を見る
○小池委員 「続海図なき航海」ということでございますが、ぜひ海図をしっかり読んでいただいて、日本丸がタイタニックにならないように、そういうお仕事がまさに総裁のお仕事、そして中央銀行のお仕事だと思っております。先ほどのツーレートではなかったかというような指摘を受けないように、さすが...全文を見る
○小池委員 円の国際化についての総裁の強い思いを伺わせていただきました。  これもある意味で、日本はツーレートだった部分というか、せっかくのチャンスを逃してきてしまって、今大変な苦しみを味わうことになってしまったと私は思っております。不良債権の処理のおくれもそうでございますし、...全文を見る
○小池委員 時間が参りましたので質問を終えさせていただきますが、最後は、決済システムのところで独立して、特化した組織を私は望むところでございます。ありがとうございました。