小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○小泉(純)政府委員 財政当局としては、財政負担ができるだけ少ない方がいい、これは決まっております。しかし、農林水産業というのは国民にとって大事な産業でありますし、真に農林水産業振興のために必要な措置であるという要求に対しては、また、それが国民の利益に合致するものであるということ...全文を見る
○小泉(純)政府委員 渡辺委員の御指摘というのは、単に共済制度だけではなくて、日本が農産物あるいは水産物の振興のために積極的に取り組めというような御指摘だと思うのですけれども、やはりいま日本の国策としてもできるだけ自給力を高めるような方向に持っていっている。確かに日本は石油だけで...全文を見る
02月19日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○小泉(純)政府委員 確かに、正森委員の指摘した面もあると思いますけれども、裏返せばそれだけ日本の商品が脅威を与えているというか、競争力がある。戦後、安かろう悪かろう、そういう悪評を受けた一時期はありましたが、安いけれども、なぜいいのかということで日本の商品が世界各国から信頼をか...全文を見る
03月18日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○小泉(純)政府委員 もちろん、税調の意見を聞いてそれを尊重したいという精神でやっておるわけでございます。
○小泉(純)政府委員 確かに、税金についての苦情が多いということでありますが、大蔵省、国税庁としても、そういう苦情に対してできるだけ親切にまたわかりやすく処置できるような体制をとっているはずであります。そして、各税務署におきましても、そういう苦情処理に対してできるだけ適切に対処で...全文を見る
○小泉(純)政府委員 その答申に沿ってできるだけ租税特別措置を見直していく、今年度の税制改正におきましてもできるだけその合理化を図っていこうということで、各租税特別措置に対して徹底的な見直しが行われた。ですから、その答申の線をできるだけ現実に合わせていこうという気持ちは十分大蔵省...全文を見る
03月19日第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○小泉(純)政府委員 今度の予算案が福祉切り捨てではないかという御意見でありますが、政府として限られた財源の中でできるだけ福祉面に対しましても意を用いたと私自身思っております。そういう中で、所得税減税がどうしてできないのか、確かに昨年の総選挙によって国民多数の意見というのは増税を...全文を見る
○小泉(純)政府委員 いまの財政状況を見ますと、増税しないでできるのにこしたことはないのですけれども、いろいろな財政規模等を考えてカットするには限度がある。そこで増税しないにこしたことはないのですけれども、でき得ればこの赤字財政を脱却する意味において、むだな経費をカットするとか、...全文を見る
○小泉(純)政府委員 財政再建のために国民の生活があるのじゃなくて、政府も国民の生活の安定のためにいかなる方策がいいかということで考えた予算であります。ですから、今回の予算についてもあるいは税法につきましても、いま何とか財政を再建するということが将来の国民生活の安定につながるとい...全文を見る
○小泉(純)政府委員 確かに税の構造というのは常に検討しなければならないことだと思いますが、いま年収一千万円以上の人が納税者の中で約一%、その方々が税収の二五%以上を占めるというようなそういう構造にもなっておる。ですから、総理が選挙中言われたようでありますけれども、年収二百万から...全文を見る
○小泉(純)政府委員 先ほどの、前の委員会におきましての参考人の意見もそのとき聞かしていかだきました。確かに国際比較をする場合に、一つの基準じゃなくていろいろな方法があると思いますが、そういう比較のためによりよい方法がある、あるいは別の方法があるというのでしたら、その基準なりを参...全文を見る
○小泉(純)政府委員 確かに個人も企業も増税というものはできるだけ避けたいと思うのは、私は当然だと思うのです。ですから、経団連なりが一つの物差しを使って日本の企業は世界一重税だと言うのも、正しいとか正しくないということは別にして、ある面においてはみずからの立場を正当化しようとする...全文を見る
○小泉(純)政府委員 経団連の主張に対して、もし政党の中でも違うというのだったら反論を述べるのは結構ですし、また大蔵省としても、その使っている資料に対して大蔵省の立場は違うという場合には、それなりに大蔵省の立場を明らかにしていかなければいかぬ。いずれにしても、立場が違う者同士が大...全文を見る
○小泉(純)政府委員 所得減税の話ですけれども、五十二年でしたか福田内閣のときに戻し税が行われました。たしか、これは政府としてはできれば避けたかった減税でありました。しかしながら、国会の議席の状況、野党の要望等もありまして、やむを得ず減税をした経緯がございます。現在も財政再建期間...全文を見る
○小泉(純)政府委員 自民党としてという御質問でありますけれども、確かに自由民主党はどの人であれ、どの階層であれ、あらゆる団体あらゆる階層から、できるだけ多くの支持を得たいと思っております。ですから、たとえ労働組合であろうと野党を支持しておられようと、できるだけそういう方々からも...全文を見る
○小泉(純)政府委員 確かに、昨年一般消費税を税調は答申されたわけですけれども、私は選挙に入って、選挙というのは民意を問うということを言われますけれども、これは本当だなということを日ごとに、投票日が近づくにつれて痛感いたしました。まさに国民の増税に対する嫌悪感、拒否感、自由民主党...全文を見る
○小泉(純)政府委員 確かに、もっと国債を減らせよという意見もあることはあったと思います。あるいは自然増収が四兆円を超えた、本来だったらその分だけ国債を減らした方がいいじゃないかという意見もあろうと思うのです。しかしながら、いろいろ諸般の情勢を考えてみて、一兆円程度の国債を減らす...全文を見る
○小泉(純)政府委員 選挙の結果というものが国民が増税に対して拒否感を感じている、できるだけそれを尊重しなければいけないということを強く念頭に置いてわれわれは組んだつもりであります。ですから、いろいろ経済情勢を勘案しながら、やはり企業においても健全な発展はしていただかなければなら...全文を見る
○小泉(純)政府委員 当然障害者に対しては特別の配慮がなされなければいけないと思いますが、老親扶養控除並みにそういう特別の控除をどうかということでありますが、老親扶養控除は特別の政策目的、政策効果を期待して設けたものであります。特に欧米と比較すると、日本の親も子供も七割以上の人が...全文を見る
○小泉(純)政府委員 医師の社会保険診療報酬特別措置でありますが、いわゆる政治的に医師優遇税制は典型的に取り上げられたものであります。五十四年度の税制改正において、そのような意見を取り入れながら七二%から五二%まで段階的に改定したばかりでございますから、当分の間その結果を見守りた...全文を見る
○小泉(純)政府委員 税金は取られるというのは確かに適切な表現ではないと思います。納めるというのがより適切な言い方だろうと私も思いますが国民の中にはやはり税金は取られるものだと感じている人もいるのは私は否定できないと思います。ですから、その設問がけしからぬけしかるとは別問題で、い...全文を見る
○小泉(純)政府委員 私もそう思いますね。脱税をされる方がいなかったならばもっと税収は上がってくるでしょうし、当然ある面においては税金が安くなってくるかもしれない。犯罪を犯す人がなかったらば警察官ももっと必要ないでしょうし、法律を守る人がすべてだったらこの世の中はもっとよくなる、...全文を見る
○小泉(純)政府委員 当然、適正な納税をしている人のためにも、そういう違法、不法な脱税といいますか、いま言われたブラックマネーに対しまして、そういう行為が行われないような防止措置というのはこれからも検討していかなければならないというふうに考えております。
○小泉(純)政府委員 不正に対しては断固たる措置をとる、これは当然の責務だと思います。
○小泉(純)政府委員 御指摘のように、税金は高いと思っている方が全体の六割近い。逆に安いという人は一%。どの時代でも税金は安ければ安いほどいいという気持ちは私は変わらないと思います。  ただ、もう一つ注目しなければならない調査が、税金に対する考え方ということで、理屈はともかく、...全文を見る
○小泉(純)政府委員 政治家として減税というのはだれでもしたいと思っているのです。ところが、石油ショック以来こういう低成長になってきて、やりたくてもやれない実情。そこで、いま政府が非常に苦慮しているわけであって、できれば減税をしたいという気持ちは持っているわけですが、将来のことを...全文を見る
○小泉(純)政府委員 これは非常にむずかしい問題だと思うのです。「なまぬるい」という調査結果が多いというのが出ておりますけれども、税務調査の入った方々の陳情というのは、ほとんどが手厳し過ぎる。これに対して、ある面においては、税務調査の面においてその人の人権なり立場というものを考え...全文を見る
○小泉(純)政府委員 当然、国民の税に対する不公平感をなくすためにより適正な税制のあり方を検討していくのは、これからも大切でありますし、特にこうやって財政逼迫の折、どういう点について国民が不公平感を持っているか、また、公平というものの尺度は社会の推移によって違ってくると思いますか...全文を見る
○小泉(純)政府委員 税に対する国民の関心が非常に高まっている。しかも選挙の結果を踏まえて、一般消費税はもとより、できるだけ増税を避けて今回組んだのが五十五年度予算であります。ですから、今後ともできるだけ歳出の削減に努めて、できるだけ増税しないような努力というものは、政党として、...全文を見る
10月29日第93回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○小泉委員 久しぶりの公選法特別委員会であります。また、石破大臣が就任されて答弁に立たれる最初の委員会でありますので、政治資金さらには選挙制度あるいは選挙運動全般にわたり大臣に質問なり、また議論をしてみたいと思います。  いまの片岡委員の質問、選挙部長、大臣等の答弁にありました...全文を見る
○小泉委員 一部の政党には、企業献金は悪であるという立場から、企業献金を禁止せよという主張も確かにあります。確かに、現実の姿から見ると、企業が多額の賄賂を政治家に贈る。そういう問題から政治腐敗なり汚職が起こってくる。そういう面は憂うべき事実でありますけれども、そもそも企業献金は悪...全文を見る
○小泉委員 企業献金、個人献金、確かに問題があると思いますが、必ずしも個人献金はいいかというとそうでもない。富士見病院の北野理事長のあの献金を見ても、ああいう人物、医道に反するどころか人道に反するとんでもない人物から、やっぱり献金を受けていた人もいると思います。そういう個人の献金...全文を見る
○小泉委員 奥野法務大臣の発言というのは憲法問題に対して大変な物議を醸しましたけれども、いままで憲法を論議すること自体、しかも改正を論ずるということ自体、すぐ一方では軍国主義に導くんだ、戦争になるんだという非常に偏見に満ちた論議があったわけです。ところが、国会の場でああいうふうに...全文を見る
○小泉委員 確かに参議院の場合は人口の数あるいは有権者の数だけでは規定し切れない面があります。地域的な重要性というものを十分加味しなければならない。しかし、そういう点を配慮したにしても、いま北海道の地方区なんというのは、五十五年五月現在の有権者数を見ると約三百八十六万、ところが神...全文を見る
○小泉委員 時間が参りましたからやめますが、いまいろいろ話がありましたように、現行の選挙制度はいろいろ矛盾があります。この点につきまして十分御認識されまして、勇気を持って、そして情熱を持って、よりよい選挙制度の確立のために大きな論議を巻き起こす先頭に立っていただきたいことを大臣に...全文を見る