小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の1989年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第114回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 私に対する質問は四つだと思います。  まず最初に、医療費の高騰とその対応策についてでありますが、医療費の財源は、保険料を基本として必要に応じて税財源を充てるのが適当と考えておりますが、消費税をその特定財源とすることは考えておりません。なお、国民の医療...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) まず、年金の支給開始年齢についての御質問でございますが、我が国は二十一世紀に入ると、現在六十五歳支給開始となっている欧米先進国よりも高齢化が進み、さらにこれらの国よりも平均寿命の伸長により受給期間も長くなることから、厚生年金を将来にわたって安定的に維持...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金問題についての御質問でありますが、公的年金は国民の老後生活の支柱としての役割が期待されており、そのためには必要な給付水準の確保と制度の長期的安定を図っていくことが何よりも大切であると考えております。  このような観点から、厚生年金については、給付...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私に対する御質問は、まず介護休暇の制度化の問題ですが、基本的には担当省庁で検討いただくことだと考えておりますが、寝たきり老人の介護体制の充実は重要な問題だと認識しており、私としても老人福祉の向上を図る観点から努力したいと思います。  次に、年金支給開...全文を見る
02月16日第114回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉国務大臣 先ほど綿貫議員、今度の予算には戦後処理もまだ残っているけれども、これだけ発展して豊かになったということは世界で誇れることだと言いましたけれども、もう一つ、日本として誇れることは、世界の中でもトップクラスの長生きできる社会になったことだと思います。この長生き社会をど...全文を見る
02月17日第114回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉国務大臣 今回の税制改革は、消費税だけを取り出せば、確かに総理の言われた懸念というのは当たっていると思います。しかし今回は、消費税のみならず所得税、住民税、法人税、相続税、そうして現行の物品税をほとんど全部廃止している。そして減税総額は実に九兆二千億円、消費税の導入で五兆四...全文を見る
○小泉国務大臣 厚生省といたしましては、公明党からのいろいろな要望もありまして、その点も参考にいたしまして、福祉年金受給者等に対して今一万円の臨時の手当てをした。さらに在宅の寝たきりのお年寄りに対しましても五万円の一時金を出すことにしている。さらに生活保護者に対しては四・二%のア...全文を見る
○小泉国務大臣 これは厚生大臣が答えるのが適当かどうかわかりませんけれども、竹下総理も再三再四申し上げていますように、竹下内閣の間は税率は引き上げないと言っております。そのとおりだと思います。
○小泉国務大臣 これも私が答えるのは適当じゃないと思うのですが、自民党の総裁任期というと長くて二期四年ですから、その四年か――特例があればそうですが、これからはやはりいわば竹下内閣が続く限りということでありますので、それ以上の答弁は私じゃない方がいいんじゃないかと思います。
○小泉国務大臣 なぜ六十五歳まで支給開始年齢を引き上げなければならないかという御質問だと思いますが、将来の給付と負担のバランスを考えますと、やはり国民の皆さんに早い時点で目標を設定してその準備をしていただく。そして現在の給付水準を維持していくならば、やはり後世代の負担を、それを多...全文を見る
○小泉国務大臣 すぐやるのではありません。私どもは、こういう大きな改革ですから、早目に準備をして国民に理解をお願いしなきゃならないということで、たとえ今回の私どもの提案している六十五歳支給開始年齢の法案が成立したとしても、現在五十歳かあるいは五十一歳以上の方は六十歳から支給される...全文を見る
02月18日第114回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小泉国務大臣 改正された時点において十九万七千四百円、そのとおりであります。
○小泉国務大臣 老人医療費の有料化導入に対して、その当時の状況を簡単に申し上げますが、無料化に対して批判が一部から強く起こってきたのを反省して有料化を導入したと思うのであります。  確かに、財政が豊かであればただにこしたことはありません。しかし、そういう無料化の中において、むし...全文を見る
○小泉国務大臣 事務当局が説明する前に一言お話ししたいのですが、政府が生活保護を打ち切るなんということは断じてありません。我々は真に困窮する方に対して必要な保護を行う、生活保護というのは国民生活の最後のよりどころであるということで、これは大変重要なものであるということは認識してお...全文を見る
○小泉国務大臣 これからも生活保護の精神に照らして適切な処置をしていきたいと思っております。
02月27日第114回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小泉国務大臣 大変広範囲な御質問だったのですが、要は、この年金制度を、年齢にしても余り変えると年金に対する信頼が失われるのではないかというのが主眼の御質問だと思います。  確かに、前回の改正で給付の水準をカットした際にも、将来六十五歳は避けて通れないであろう、また中には、前回...全文を見る
○小泉国務大臣 どのような案を考えているかということでありますが、現行の給付水準を維持しつつ時間をかけて段階的に、将来、今の六十歳支給から六十五歳支給へ引き上げていきたい、六十五歳支給にしていきたい。  先ほど公明党の坂口委員からお話がありましたが、なぜ前回やらなかったのか、む...全文を見る
03月02日第114回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
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○小泉国務大臣 厚生大臣の小泉純一郎であります。一言ごあいさつをさせていただきたいと思います。  国民の福祉の向上という政治の究極の目標を担う重要な厚生行政を担当して二カ月余りになりますが、改めて責任の重大さを痛感しております。社会保障制度は、国民生活の基盤であり、制度の効率化...全文を見る
03月06日第114回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 就任早々の際の記者会見についてのお話でありますが、日本人というのは非常に対応力がありますから、一つの目標を掲げてそれに邁進するとうまく環境の変化に適応していく実にすぐれた面を持っていると私は思います。そういう意味におきまして、私言いましたのは、実態に合...全文を見る
03月07日第114回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(小泉純一郎君) わかりません。
○国務大臣(小泉純一郎君) ことしは五年ごとに行われる財政再計算期に当たりまして、将来の厚生年金を安定した揺るぎないものにするために、人口構造等を考えまして、現行の給付水準を維持したいならば、しかも将来の保険料負担というものをできるだけ低く抑える、いわば現在でも高いと言われている...全文を見る
03月22日第114回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○小泉国務大臣 きょうは堀先生から質問をいただくということで、前もってどういう質問なのかなと自分なりに勉強させていただきまして、昭和四十七年の会議録も全部読ませていただきました。水田大蔵大臣とちょうちょうはっし、かなり激しくやり合っている様子を読み、また当時既に一人医師医療法人と...全文を見る
03月27日第114回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 初めに、生活保護の補助率変更についてでございますが、生活保護につきましては、戦後の制度創設時に比べ社会保障におけるその役割が相対的に変化していることや、国と地方の財政状況も変化していること、また生活保護制度についての国の責任にかんがみ、その補助率は一般...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私に対する質問は福祉関係の補助金カットについてですが、先ほど総理の答弁で尽きていると思いますので、私からつけ加えるものはございません。(拍手)    〔国務大臣西岡武夫君登壇、拍手〕
04月03日第114回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○小泉国務大臣 大蔵大臣の方があるいは適切ではないかと思いますが、御指名によりまして、私からも一言答弁をさせていただきます。  今回の措置事項は、六十一年度の補助金特例法のすべての措置について、改めて一体的な、また総合的な見直しを行った結果によるものと私は理解しております。です...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに、五十九年度に比べますと、生活保護については十分の八が今回十分の七・五、いわゆる四分の三になった、また措置費についても二分の一になったということで、補助率に変動はありますが、そのかわりといいますか、それにかわるべき財源措置も国としてはたばこ税等措置しておりま...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の年金法の改正は、将来、六十歳に支給されるのを、段階的に、二十二年かけて六十五歳に支給開始年齢をおくらせようというものであります。我々としては、人口構造とか就業構造、そして、現在の年金制度を揺るぎない安定したものにするためにどうしても必要だと思って、こういう改...全文を見る
○小泉国務大臣 生活保護に対する補助率、十分の八から今回十分の七・五にするようになりましたけれども、確かに社会保障における生活保護の役割の相対的な変化もあると思います。また、国と地方の財政状況の変化、これもあると思います。また、生活保護は国の責任であるということで、最高水準の補助...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに、五十九年度に暫定措置として三年間検討するという時点において、お互いの政府部内でまとまった意見の調整ができなかったのは事実だと思いますが、この三年間の間に検討した結果、やはり国と地方の機能分担あるいは事業の見直し等そういうのを総合的に判断した結果、十分の八か...全文を見る
○小泉国務大臣 たばこを余り多く吸うということは、確かに健康にいいとは私も思っていません。私もかつてはたばこをよく吸った方でありますが、前回の選挙以来やめました。それは、選挙中は特にのどを使うものですから、いつも吸っていたのですが、のどによくないと思って選挙期間中だげやめていた。...全文を見る
○小泉国務大臣 生活保護を受ける資格のある方に対しては当然生活保護費は支給されなければなりませんが、同時に一面において、生活保護を受ける資格のない方まで生活保養を受けているのじゃないかという批判も一部にあるのは事実であります。  我々としては、本当に困っている方々に対してはもう...全文を見る
○小泉国務大臣 せっかくの御意見ですのでちょっと言わせていただきたいのですが、今の投書の女の方、五十六歳、六十歳を楽しみにしているのに、六十五歳まで待ちぼうけ食わされるのは弱者いじめだというような御意見でありますが、男性の場合だと、昭和十三年四月一日以前に生まれた方、大体五十歳ぐ...全文を見る
○小泉国務大臣 長期的に見て、日本の高齢化社会が進んでいきますから、これからますますお年寄りがふえ、そして医療についてもあるいは年金についても負担は伸びると考えざるを得ないと思います。しかし、現在のところ欧米に比べますとまだ老人の比率は若干低い。しかし、将来、この老人増加の動向は...全文を見る
○小泉国務大臣 年金にしても医療にしても、またいろいろな福祉政策にしても、これからますますその要請なり需要が高まっていくと思いますので、長期的な展望をしながら、どの程度の負担が適切か、また望ましい福祉の水準はどういう程度かというものを現在から真剣に検討して、望ましい福祉社会を実現...全文を見る
○小泉国務大臣 今後も前向きに検討をしていきたいと思います。
04月04日第114回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○小泉国務大臣 保育所に預ける親御さんの立場と同様に、家庭で子供さんの面倒を見ている親御さん、そういう立場、やはり両方を考え、負担能力のある親御さんが保育園に幼児を預けるという場合には、それに応じてしかるべき御負担をいただくのが私は適当ではないか、もとよりそれぞれの両親の考え方、...全文を見る
○小泉国務大臣 今実際に御審議をしていただいておりますし、共産党もこうして意見を開陳されているわけであります。そして、どのような形で審議が進んでいくかというのは、委員会の理事の皆さんあるいは委員の皆さん、その決定に従って私どもきょう出席しろと言うから出席しているわけでございまして...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに今までは十分の八でありました。今回それを十分の七・五いわゆる四分の三にしよう、そのための御審議をしていただいているのでありまして、それは国会がお決めになることであり、私どもも四分の三、十分の七・五でこれはしかるべき措置だと考えております。
○小泉国務大臣 「夕焼け小焼けの」というのですか、それだったら全部は歌えませんが、いい曲だなと思っております。
○小泉国務大臣 今の大蔵省の答弁でほとんど尽きていると思いますが、十分の八がいいのか十分の七・五がいいのか、これは議論の分かれるところだと思いますが、厚生省としても、実際の福祉水準の低下をもたらさない、そして現場で生活保護のいろいろな事務をやるのは地方団体であるということから考え...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに生活保護世帯数も減ってきている、また受ける人員も減ってきているということは、それだけ生活保護を受ける必要のない方がふえてきたということで結構なことだと思いますが、これは別にもらうべき人に生活保護を与えてないということではなくて、国民の貴重な税金ですから、もら...全文を見る
○小泉国務大臣 税制のことについて厚生大臣に答弁を求められましたが、私見ですが、私も厚生省関係の薬局とかおすし屋さんとか映画館、四月一日に視察がてら行ってまいりましたけれども、混乱なく冷静に国民がこの税を受け入れられているな、近い将来、本当に減税と一緒にこの税制改革をやってよかっ...全文を見る
04月05日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
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○国務大臣(小泉純一郎君) そうです。
○国務大臣(小泉純一郎君) 消費税はやめるということでなくて、来年になれば物価上昇等に対するそれぞれの福祉手当の措置がありますので、それで対応できるということで、ことしは導入前の臨時緊急的なものであるということでこの臨時福祉手当を新設したものであります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省としても、昭和六十一年度以降の特例措置による国庫負担金の減額分については、運用収入の減額分を含め、一般会計が特例公債依存体質から脱却した後、できる限り速やかな繰り入れに着手し、計画的に繰り戻しを行うというのが現時点における方針でありますので、これ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 生活保護は大変重要な問題であり、日本にとりましてもこれからの福祉社会を維持発展させていく上においても非常に重要な制度であるというふうに認識しております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 勝った負けたという議論ではなくて、生活保護の重要性を認識しつつ、やはり国の責任ということで総合的に考え、いろいろな補助率の中でも最高水準を維持すべきである。十分の八がいいのか十分の七・五の方がいいのかというのは、それぞれ議論が分かれるところでありますが...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も、十分の八が十分の七・五になって実際の福祉の低下をもたらすあるいは生活保護行政の水準の後退をもたらすというふうに判断したならば、これは認めることができなかったと思いますが、そうではなくて、国と地方の機能の分担あるいは役割の分担、費用負担のあり方、そ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 与党のそれぞれの意見がどうであったか、こうであったかということは、私の立場から言うのは適当かどうかわかりませんし、私自身与党の議員それぞれ一人一人がどういう意見を発したのかということまで詳しく知りませんが、いろいろな議論を重ね、厚生省内部あるいは大蔵省...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) もちろん与党内には政務調査会というものがございまして、各部会もあります。厚生省関係の部会としては社会部会とか、あるいは労働省でありましたら労働部会、大蔵省は財政部会、それぞれ部会の議論を重ね、部会の了承を得、その上に今度は政務調査会、この中で議論もし了...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も昨年国会対策の副委員長をやっておりまして、特に公明党の議員の方から在宅福祉に対して積極的に施策を充実せよという声をたびたび伺ってまいりました。特に熱心である。そういう点も自由民主党は考えなければならないし、私自身厚先大臣に就任いたしましてからも、今...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 我が国の現状あるいは諸外国の事情いろいろ違うと思いますが、今委員指摘の実情等を十分見ながら、これからどうやったら本当の充実策が打てるのだろうか、真剣に検討して、その対策等も着実に進めていきたいと思っております。
04月06日第114回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 実態を調査することは必要だと思いますが、同時に生活保護制度というものが国民から支持を受けて、真に困っている方々に対して大事な制度であるということを、今後とも存続、発展させるためにも、適正にこういう保護行政が行われているか、あるいはまた保護を受ける資格の...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 福祉の後退とは見ておりません。
○国務大臣(小泉純一郎君) やはり、年金にしても医療にしても、国全体の給付と負担のバランス、また国民から見ても給付だけを受けるという観点だけではなくて、それを負担する人のことも考えなきゃいけない。  あわせて、これからますます高齢者がふえていく。そういう中にあって、給付と負担の...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金制度というのは安定したものでなければならない、これがまず第一だと思います。  そこで、給付を受ける方そして保険料を払う方、両方の立場を考え、なおかつ世代間の連帯の上に揺るぎないものにしていくという観点から、今回、我々としては給付水準そして保険料負...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) スケジュールどおりやらせていただきたい。ただし、施行期日はこれは国会の判断にまつわけでありますが、いずれ国会でお決めいただくわけでありますが、それがことしやれば十年後から六十一歳になる、二十二年後に六十五歳になる。来年施行オーケーということになれば、こ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) そのとおりであります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 無認可のは大臣になってからはありません。
04月25日第114回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小泉国務大臣 年金、医療、福祉についての将来展望と財源についてのお問い合わせですが、年金については、高齢者雇用の推進と相まって、長い高齢期を経済的に安定した暮らしができるようにするため、公的年金について大体現在程度の水準を維持するとともに、厚生年金基金等企業年金の育成、普及を図...全文を見る
04月26日第114回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小泉国務大臣 もっともな疑問だと思います。  しかし、税制改革と今回の年金法の改正というのはやはり区別して考える必要があるんじゃないか。もちろん国の施策ですから、財源をどう使うかということに関しては密接な関連がありますが、たとえ税制改革がされなかったとしても、今度の年金法等の...全文を見る
05月11日第114回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 答弁者の指定がなかったものですから、だれが答弁していいのかわからなかったから出なかったわけですが、本来の税制改革と今回の年金改正とは別物であります。税制改革がなかったとしても年金改正はしなきゃならないものでありまして、そうなった場合に、減税なしにある程...全文を見る
05月12日第114回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 消費税導入は税制改革の一環として実施されたものであると私は理解しております。そして、これから高齢者は非常にふえていく。年金を受け取る側、いわゆる年金受給者は今の約三倍になります。しかも、長生き社会ですから受ける期間も長くなります。一方、保険料を負担して...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の年金法改正案は、税制改革、消費税が実施されなかったとしても提出しなきゃならない、やらなきゃならない法案であります。そして、今言ったように高齢化社会というのは単に年金だけの問題ではございません。医療もあります。年金もあります。いろいろな社会福祉政策...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 支給開始年齢とかあるいは給付の改善、保険料の引き上げ等は変わりませんが、施行期日を別に定める。ですから、施行期日については来年になりますか、法案としてスケジュールは変わりません。十年後に六十歳になり、二十二年後に六十五歳になるというこの支給開始年齢の引...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、年金の支給開始年齢と給付水準と保険料負担、この三つの組み合わせをしないと数理的に計算できないものであります。  ですから、今回支給開始年齢をあやふやにした場合、じゃ給付水準と保険料の負担はどうなるのか。これは五年ごとに財政再計算をすることにな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今般、六十歳から六十五歳に支給開始年齢を引き上げるという法案に伴いまして、単に労働省と厚生省というだけの問題ではないということで、政府におきましては労働大臣、総務庁長官、官房長官そして厚生大臣の四者から成る年金と雇用に関する閣僚懇談会を設置いたしまして...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 高齢化が極めて急速に進む中での法案でありますが、いわゆる民間老後施設の促進法案、これが現在提出されております。高齢者が安心し、生きがいを持って暮らせる地域社会をつくり上げていくことが一番重要だと思っております。このためには、健康づくりや生きがいを高める...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) すべてよく御存じの大浜先生が余り知らない私に質問されているので、もう御意見もっともだと思います。そういう点に十分留意の上この施設づくりに取り組んでいきたいと思いますので、よろしく御指導をお願いしたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 週休二日制の普及と看護職員の勤務条件の変化については、今後の看護職員の需要に影響する重要な要因であると理解しております。このため、現在取りまとめ中の看護職員需給見通しにおいてもこの要因を考慮して需給を推計しており、この見通しを踏まえて看護職員の養成確保...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、大浜先生が言われたようなこと、日本医師会からの要望というものもよく検討しております。  確かに、医療施設の構造改善準備金の創設とかあるいは医療法人承継時の相続税の軽減等診療所の経営の合理化という観点から、個人診療所が医療法人化するということは大変...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療産業の参入の問題ですが、国民のいろんな要望は高度化、多様化してきていますが、それにこたえるとともに、病院経営の合理化、効率化に資することから、近年、給食とかあるいは検査茅多くの病院業務が外注されるようになってきております。このような医療関連産業の活...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) お説のように、財政状況のみならず、医療を取り巻く総合的な状況というものを勘案して適切に対処をしていきたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘の多層選択型年金制度、これは大変傾聴に値する御提案であると私は考えています。  老後生活の主柱である公的年金制度の充実とその長期的安定を図っていくことに加えて、今御指摘されました多様化する国民のいろいろな要望にこたえていくための仕組みをあわせて...全文を見る
05月15日第114回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 税制改革、消費税、そして今、福祉関係の予算とのお話だと思いますが、これから高齢化社会、確かに年金受給者等が将来三倍にふえる、それに伴って年金とか医療とか福祉関係の予算もふえていく。そういう中で、税制改革しないとなれば、直接税七割以上の現行のどこに財源を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 大丈夫なように、揺るぎない安定した制度を維持していくために今回年金改正法案を提出しているわけでありまして、どういう点が大丈夫なのか、抽象的なことでちょっとお答えしにくいわけですが、我々としては今の公的年金制度が大丈夫なように、揺るぎない安定したものにす...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 基本的には年金も保険料で賄う、税とどの程度組み合わせるかというのはそのときどきの国民の選択によると思います。どの程度税で持って、どの程度保険料で賄うか、と同時に給付水準をどの程度にするか、保険料の負担との関係で出てきます。それで、現在我々が進めようとし...全文を見る
05月17日第114回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 将来の人口構造を展望いたしますと、年金受給者の数はこれから三倍ぐらいにふえます。なおかつ長生きの時代になっていますから、昨年はもう百歳以上が二千六百人を超えている。受給者が三倍ぐらいにふえ、もらう期間も長くなる。かといって、保険料を負担する世代の人口は...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 鉄道共済も公的年金の一つであります。そして、国鉄から民間の会社になった。当然、旧国鉄以外の就業構造の変化によって年金の受給者と現在のいわゆる保険料を負担する世代は非常にアンバランスになっている。これはやっぱり共同で支え合っていくのが年金制度を維持する方...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 公務員の支給開始年齢、現在五十七歳ですが、平成七年に六十歳になります。そして、厚生年金と同じように、平成二十二年に六十五歳に一緒に持っていくというスケジュールでやっております。
○国務大臣(小泉純一郎君) まさに野末議員御指摘のとおり、急に六十五歳になると誤解している方がいまだに多いということで、これはよくこれからも広報していかなきゃいかぬなと思っていますが、むしろ唐突に出すということじゃなくて、六十五歳になるのは今から二十二年後ですよということをやっぱ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 確かに、もう来年から六十五歳になるんじゃないかという誤解を受けた面が一部にあったものですから、自民党内でも議論をいたし、年齢の方は別に定める、発射台は後にするという形で、いずれまた国会で決めていただかなきゃならない。  しかし、ようやくきょうみたいな...全文を見る
05月19日第114回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○小泉国務大臣 社会労働委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。  今日、我が国は世界一の長寿国となりました。五十年前、厚生省が設置された当時は人生五十年と言われておりましたが、今や人生八十年の時代を迎えております。この間、我が国の経済社会は、国民経済の発展...全文を見る
05月25日第114回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
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○小泉国務大臣 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  広島市及び長崎市に投下された原子爆弾の被爆者の方々に対しましては、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律により、健...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに、米ソの間で核兵器縮小のいわゆる軍備削減交渉が進展しているということについては、好ましい情勢変化だと私も受けとめています。核兵器のみならず、通常兵器においてもできるだけ低い水準で軍備縮小が進められていくのが望ましいわけでありまして、日本としては唯一の原子爆弾...全文を見る
○小泉国務大臣 そのように受けとめていただいて結構です。
○小泉国務大臣 人道的立場から言いますと、戦争自体が非人道的犯罪行為だと言えると思うのです。ですから、そういう中にあって戦闘員、非戦闘員のどちらも私は大変な犠牲者だと思っていますが、特に今回の原爆の被爆者に対しましては、私も去る三月、広島市の原爆記念館を訪れまして、当時の状況をい...全文を見る
○小泉国務大臣 渡部厚生大臣、また今井厚生大臣の発言を受けて厚生省としては、死没者調査についても現在進行中であります。取りまとめ中であります。ですから、地元とも相談しつつ、これを何とかよりまとまったものにできないか、今の御質問の趣旨に合わせて検討していきたいと考えております。
○小泉国務大臣 その名称が原爆白書とかそういうふうになるかどうかということではなくて、今までの実情調査を積み重ねた一つのまとめたもの、言葉で言いますと集大成といいますか、そういうものをできるかどうか、鋭意検討を進めていきたいと思っております。
○小泉国務大臣 現地の懸談会等、今勉強している最中なので、その経過、議論をよく見ていきたいと思っております。
○小泉国務大臣 在宅福祉については、今年度予算でも重点的に施策の充実を図っておりますので、御趣旨はよく理解できますので、さらに一層在宅福祉の充実に向かって進んでいきたいと思っております。
○小泉国務大臣 広い意味においての国家補償の見地に立って、現在の被害の実情に照らして、少しでも現行法の中で充実した施策を推進してまいりたい。きょうの広範にわたる御意見、よく勉強させていただきましたので、その御趣旨の点、よく勉強させていただきたいと思っております。
○小泉国務大臣 大変抽象的な御質問でありますが、日本の国力が高まっていけばいくほど国際的な責任も大きくなってくると思います。ですから、海外援助等の問題につきましても、厚生省として医療協力できることがあれば積極的にやっていきたい。また、いろいろな貿易の交流、これは国全体として今挙げ...全文を見る
○小泉国務大臣 最初でお答えいたしましたように、厚生行政分野におきましても開かれた市場という観点から、国民の健康、また生活という影響を十分考えながら適切に対処していきたい、その時点時点によって適切に対処していくべきだと思っております。原則としては、開かれた市場、国際化、全く御趣旨...全文を見る
○小泉国務大臣 変わりありません。
○小泉国務大臣 国立病院・療養所の再編成問題について各地域でそれぞれ抵抗があるということは、出水郡のみならず承知しているつもりであります。しかし、国立病院として、あるいはまた療養所として、より高度な、また専門的な医療というものはどらあるべきか、また限られた医療資源というのをどう国...全文を見る
○小泉国務大臣 原爆という、独特といいますか、放射線による健康被害に着目して、その被害者救済という立場から広い国家的見地に立って法案を提案されたと思いますが、厚生省といたしましても、現行の原爆二法によりましてその施策の充実に努めていきたい。特に、特別の放射線被害という点に着目して...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに被害を受けられた方は大変お気の毒であり、同情に値する面も多いと思いますが、やはり戦争による被害というのは非常に広範囲にわたっていると思うのであります。ですから、原爆援護法の御趣旨は理解できますが、一般戦争被災者との均衡を考える点でどうかという点もあるものです...全文を見る
○小泉国務大臣 やはり今局長が答弁しましたように、国民ひとしく受忍しなければならない、戦争被害という点においてあの御意見というのは、大方の国民の良識を反映したものだと私は考えております。  しかし、さはさりながら、放射線による原爆被害という特別な事情、被害状況というものに着目し...全文を見る
○小泉国務大臣 与党のそれぞれの個別の議員の御意見をじかに伺ったことはありませんのでわかりませんが、その援護法の趣旨に対して理解を示しているのだ、私はそういうふうに受けとめております。
○小泉国務大臣 今被災資料をまとめている作業が進行中であります。ですから、これをできるだけ早い時点で何かこう総合的なまとめができないか、御趣旨に沿ってそのような作業を今後も鋭意進めていきたいと思っております。
○小泉国務大臣 消費税は、税制改革の一環として導入されたものでありまして、消費税導入前の現行税制を見ますと、直接税にかなり負担が偏っている。直間比率とよく言われていますが、直接税の比率がもう大体七割を超えている。所得、資産、消費、この三つがもっとバランスのとれた税体系にならないも...全文を見る
○小泉国務大臣 激励のお言葉、ありがとうございます。  何か一つ短期間でやりたい、もうわずかたちますと内閣総辞職の予定でありますから大きなことは言えませんが、何か一つと言われれば、やはり年金改正法案をどうしても御審議いただいて成立させたい。もちろん、提出法案全部御審議をいただき...全文を見る
○小泉国務大臣 人それぞれに感じ方、受け取り方というのは違うと思いますが、私なりに感ずるのは、やはり他人と比較して自分はどうかなというのが大方の国民の受け取り方だと思います。  私自身も先進諸国を旅行してみまして感ずることは、まず都市、東京周辺でありますが、東京とロンドンとかあ...全文を見る
○小泉国務大臣 今言われたような国民の感じていること、こういうものをやはり政治がしっかりと受けとめて、一歩一歩前進させていく。また、過去数十年の戦後の歴史を見ましても、そのときどき多くの批判はありましたけれども、今気づいてみますと、当時の批判とか不満というのはかなり現在において解...全文を見る
○小泉国務大臣 確かに、今連休中の過ごし方、一例を挙げられましたけれども、時間があると、休みができるとみんなが行くところに行きたがる、わざわざ疲れに行くようなものだというような話がありましたけれども、やはりこれも一つの人間として通らなければならない過程の段階だと思うのです。旅行す...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘の福祉ビジョンは、二十一世紀の初頭に向けて年金とか医療保障の水準、福祉サービスの目標等、施策の動向を現時点で可能な限り具体的に示したものであります。このビジョンの内容を踏まえて各施策を具体化するに当たっては、いろいろ今後の国民の動向、希望の動向あるいは選択に...全文を見る
○小泉国務大臣 今貴重な御指摘だと思うのですが、結核は確かに少なくなった。それは当時は栄養が不足という面において結核が起こってきた。何とか栄養をつけなければいかぬ。今は逆に、糖尿病にしても成人病にしても、栄養のとり過ぎから今度はそういう成人病がふえてきた。ですから、時代が変わる、...全文を見る
○小泉国務大臣 まことにそういう意味におきましては貴重な才能、経験が眠っていると言ってもいいと思います。そういうことで今年度予算におきましても、一度看護婦としての職業をやめられた方も再度、状況によっては看護婦として働きたいという方がいるだろうということで全国に四カ所、看護情報セン...全文を見る
○小泉国務大臣 厚生省の所管ではないと思いますが、今御指摘の点がありましたので、調査検討してみたいと思います。
○小泉国務大臣 原爆による被害であるということを国が正式に認めて、その医療を国の援助によって行うことができる、そういう自分の主張が認められたということに対する一つの喜びあるいは感謝の念もあったのじゃないか。だからこそそういう額に入れてありがたく手当を受けていたのじゃないか。同時に...全文を見る
○小泉国務大臣 ただいまの修正案については、政府としては反対であります。     —————————————
○小泉国務大臣 ただいま御決議になりました両法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存であります。     —————————————
06月09日第114回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 国民健康保険制度の抜本的改革についてのお尋ねですが、これまでも老人保健制度や退職者医療制度を創設するとともに、昨年には国民健康保険法の改正を行い、国と地方が一体となって制度の安定化を図る仕組みを導入したところでございます。  しかしながら、国民健康保...全文を見る
06月12日第114回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○小泉国務大臣 本年四月かち物価スライド分、そして十月から実質改善、年金受給者の方はこれは早くしてくれという要望があると思います。しかし、給付の裏には負担が必ずつきものでありまして、負担の方を考えずに給付だけ切り離すという考えはございません。
06月13日第114回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の税制改革においては、障害者とか老人、母子家庭等のいわゆる社会的弱者の方に対しては消費税における配慮として福祉サービスの非課税、寝たきり老人、障害者、母子家庭等に対する所得控除の大幅な引き上げ、公的年金等控除の導入等による年金に係る控除額の大幅な引...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ちょっと誤解があるようですのでお話しさしていただきたいんですが、ゴールが迫ったのに六十でもらえると思ったのが六十五歳になるというわけじゃありませんで、現在、男性だったならば五十一歳以上の人は、この法案が通ったとしても六十歳から支給されるわけです。女性の...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指名でありますのでお答えいたします。  最近の幼児殺人事件というのは、私も子を持つ親として本当に心から憤りを禁じ得ないわけですが、非常に残念なことに、自分の子供に対してもあるいはまた人の子供に対しても、人を信用しちゃいけない、疑えというのは大変憂う...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 宇野内閣になりましても、障害者にできるだけ社会参加してもらう、また自立をしてもらう、そのような施策を推進して、障害者もまた健常者もともに社会を形づくる大事な構成員だという形でできるだけ社会に参加し、自立していただき、なおかつ在宅福祉等いろんな諸施策を進...全文を見る
06月16日第114回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生大臣の小泉純一郎であります。新内閣のもとで厚生大臣として再任されましたので、改めてよろしくお願い申し上げます。  社会労働委員会の御審議に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。  今日、我が国は世界一の長寿国となりました。五十年前、厚生省...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案につ いて、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国におきましては、急速な高齢化の進展、地域及び家庭を取り巻く環境の変化等に伴...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 地方公共団体との協力はもちろんですが、関係省庁との緊密な連携、あるいは施策を総合的に進める上においてもぜひともそういう検討といいますか協力体制を整備していくのが大事だと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) そのようにしたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今年度の予算におきましても、ボランティア活動、特に若い学生、中学、高校等、お年寄りとやっぱりじかに触れていただくということで、大幅にボランティア校の指定、予算をふやしたわけです。  ですから、教育の方も大事ですけれども、やはりお年寄りと若い人たちが一...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 閣僚会議の中でもそうですが、やはり地域の実情を一番よく知っているのはその地方公共団体ですので、これは福祉政策を進めるだけではないと思います。いろんな総合的な見地から、その地域との連携はもちろんですが、その中でその地方公共団体がどういう都市開発をするか、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 外国人の労働者を入れるということは現在考えていませんし、これから非常に労働力が逼迫してくるということからも、これは厚生省だけの問題ではないと思いますが、日本としては外国人労働者の雇用に対しては大変に慎重でなければならないと私は考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 国の施策とは別に民間がいろいろ新しい発想でいろいろな国民の需要とか要望に合わせて考える、施策を打つということに対して、国の方でこれはいかぬとかいうことは言えないと思うのです。国ではわからないような国民の多様な要望に対してそれを取り入れていこうという、そ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省としては、真に必要な福祉施設、あるいは老人ホームにしても必要なものは国としてやっていく。それに対して、国民もいろいろ今豊かになってきている。また要望も多様化してきている。そこを民間の企業がどうやって取り入れていくか、そういうことによってむしろ国も...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 公的サービスの分野での重要性はこれからもますます高まってくると思います。と同時に、公的サービスが及ばないところにおいて、国民も豊かになっている、国民の中には福祉サービスは買ってでも受けたいという層も出てくると思います。そういう点について民間の力というの...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 行きました。
○国務大臣(小泉純一郎君) 現在しております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 友人知人が激励をする、その人によりますが、激励の招待をいただき、行きたいと思って行ったわけでありまして、他の人と相談して行こうかどうかという、そういうような問題ではないと思います。私は心から応援したい、激励したいと思って出席いたしました。
○国務大臣(小泉純一郎君) 別に申し合わせを踏みにじっているとは思っておりません。政治家としてごく当たり前の当然の行為だと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今まで長年にわたって国が公衆衛生の向上及び増進に努めてきたからこそこうして日本は豊かになり、そして人生五十年時代から八十年時代になってきたのだと思います。この精神に沿ってこれからも国はやっていきます。  同時に、多くのお年寄りの中でよりよい福祉サービ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力したいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  広島市及び長崎市に投下された原子爆弾の被爆者の方々に対しましては、原子爆弾被爆者の医療等に関する法...全文を見る
06月19日第114回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 最初に、国民健康保険制度の抜本的改革に関する御質問ですが、国民健康保険は、高齢者や低所得者の増大、医療費や所得水準の地域格差などの構造的な問題を抱えていることから、現在、社会保障制度審議会において制度の長期安定確保策について御検討をいただいているところ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私に対しては、国民健康保険制度の抜本的改革にどのように取り組むのかという御質問ですが、現在社会保障制度審議会において制度の長期安定確保策について検討をいただいているところであります。  政府としては、審議会の検討結果や関係方面の御意見等も踏まえて、幅...全文を見る
06月20日第114回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○国務大臣(小泉純一郎君) やはりこれから高齢社会を迎えるに当たって大事なことは、現役を引退した後所得が保障される、いわゆる年金の問題と同時に、健康にみんな関心を持っていますから、病気になったらどうするかという医療の問題、この年金と医療というものをしっかりと安定したものにしていく...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 日本の福祉問題というのは、やはり当初はヨーロッパの揺りかごから墓場までというそういう進んだ諸国のいろんな諸制度を参考にした。最近ではようやく日本の国力も豊かになりまして、国際社会の中で非常に大きな力を持つに至った。やはり憲法の前文に示しておりますように...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 国民健康保険というのは大変重要であり、その重要性というものは今後も私は変わらないと思っております。  確かに、国庫負担の総額は昭和五十七年度に比べて若干減少したことは事実だと思います。しかし、これは老人保健制度及び退職者医療制度の創設等による社会保険...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今度の消費税は目的税でありませんから、一般財源として使われるわけであります。しかし、福祉関係、厚生省所管の予算となりますと、平成元年度予算におきましても十兆円を超えておりますから、今度の消費税全額投入されたとしてもまだほかの財源を使わさるを得ない。この...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 税金はすべて日本国家の福祉増進に向けて使われると言っても私はいいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 所信表明の考えのとおりなんですが、基本的な国民の需要については、これは公的な施策を充実していかなきゃならない。さらに、やはり公的な機関、国では考えられないような民間のいろんな発想といいますか創意というものはすばらしいものがありまして、これが国民のいろん...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今後とも長寿社会対策大綱や基本的考え方の目標に沿って、今委員が御指摘されましたような福祉の各施策の充実に向けて一層の努力を払っていきたいと考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 被爆者に対して、今までもそうでしたけれども、いろいろの場において陳情を受けております。また国会におきましても、それぞれの方々から援護策の充実方を望む声が強い。そういう意見を聞きながら、現行法でできるだけの措置を拡充していきたいというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) さきの大戦で多くの方々が犠牲になられまして、特に原爆による被害というもの、これは大変悲惨なものであった。また放射線による特別の被害というそういう点に着目して、現在の法の中で少しでも施策を充実していきたいということで対処しております。  私も去る三月で...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 個々の国会議員の方々がどういう事情で署名をされたかということについては詳しく承知しておりませんが、やはり国会議員の立場として原爆被爆者の福祉充実策に少しでも努力しよう、施策の拡充に取り組もうという、そういう趣旨に私は賛同して署名されたんじゃないかと思っ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 前大臣の答弁も今お伺いいたしました。そして、近く死没者調査のまとまった結果が出るという予定でもありますので、その死没者調査がまとまった段階で、どういう形で弔意をあらわすことができるか、それを検討してみたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろな各方面の御意見を伺いながら、どういう形で弔意をあらわすことができるか、そのまとまった段階で検討していきたいというのが一番いいのじゃないか。どういう形で調査が出てくるか、またいろいろな方面の御意見がありますから、この時点で結論めいたことを言うよ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 国の戦争責任といいますか、国の責任ということを考えた場合、原爆被爆者のみならず、国民一人一人が大きな犠牲をあの戦争によってこうむったと思います。しかし、原子爆弾というあの放射線による特別被害、そういうものに国としては着目して現行の原爆二法というものを制...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 現在、実情について専門家の方々に研究をお願いしている段階でありますので、よく結果を見て検討していきたいと考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も今初めてこういう問題があるという実情というものを伺いまして、ひどい状況だなと率直に感じました。  確かに戦後処理問題と言えば、これを所管しているのは総理府だなと、総理府の問題でもあると。同時に地域は沖縄開発庁の所管であるんだなというと、これも沖縄...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 戦争の被害というのは大なり小なり国民多くの方が受けてきたと思いますが、原爆による特殊な放射線による被害ということに着目して、現在政府としては現行の二法でできるだけの施策の充実に努めてきた。来年四十五周年という節目について援護法の制定はどうかということで...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 再三他の委員の方々にも答弁さしていただいておりますように、戦争の被害というのは大なり小なり多くの国民が受けておると思います。あの中国の残留孤児の方々もそうですし、私自身連休中にパプアニューギニア、ラバウルに行きまして、現地の悲惨な状況で多くの犠牲者を出...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点、もっともな点が多いと思います。今後もその施設の拡充初め年金受給者のサービス向上のためにどういう点がいいか幅広く検討を行って、一層受給者のサービスの向上に努力をしていきたいと考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力いたします。
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力いたします。
06月21日第114回国会 衆議院 社会労働委員会 第7号
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○小泉国務大臣 厚生大臣の小泉純一郎でございます。新内閣のもとで厚生大臣として再任されましたので、改めてよろしくお願いいたします。  社会保障制度は、国民生活の基盤であります。制度の効率化、運営の適正化に努めるとともに、医療や年金を初めとする社会保障制度を高齢化社会にふさわしい...全文を見る
○小泉国務大臣 ただいま議題となりました民間事業者による老後の保健及び福祉のための総合的施設の整備の促進に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国におきましては、急速な高齢化の進展、地域及び家庭を取り巻く環境の変化等に伴い、国民の老後に...全文を見る
○小泉国務大臣 公的福祉サービスあるいは施設に対しては、基礎的な需要に対して政府としてはできるだけの措置を講じなければならない。同時に、最近ではもう政府の考えの及ばない、いわゆる民間の知恵なり創意なり、あらゆる場において活発に展開されていると思います。いわば政府が、厚生省がかゆい...全文を見る
○小泉国務大臣 今いろいろな御意見を聞かしていただきまして感ずることは、やはり民間の福祉施設なり福祉サービスに対する関心の高さというのは、日本国民全体のこれからの高齢社会に備えて国民の関心もそこに集まっているというところから来ている面が多いと思います。これがひいては量のみならず質...全文を見る
○小泉国務大臣 五十周年を迎え、今や人生五十年時代から八十年時代を迎えて、いよいよこれから長寿社会にどのように対応していくかという大変大事な時代に来ていると思いますが、これからはただ長生きすればいいということじゃなくて、長生きをどうやってお互い喜べるような社会にするか、こういう面...全文を見る
○小泉国務大臣 いろいろやるべきことはたくさんあると思いますが、当面最も重要と思われるものにつきましては、まず年金、これはやはり将来揺るぎない安定した制度を構築していかなければならない。また職を離れた後、一定の所得が保障される所得保障という重要性を考えてみましても、大変重要であり...全文を見る
○小泉国務大臣 先ほど午前中の議論の中にもありましたように、これからの福祉水準を向上させるということに対しては、単に厚生省、政府のみならず民間企業も非常に大きな関心を持っていると思います。そういう面から今回、現在御審議をいただいている法案等、公的サービスとそして民間の私的サービス...全文を見る
○小泉国務大臣 ちょっと答弁する前に、何か先ほど私、週五十万と言ったのは月五十万の間違いでありましたので、訂正をさせていただきます。  今、ふるさと創生に関連する御質問でございますが、やはり地域の実情を一番よく把握しているのは地方自治体だと思います。ですから、厚生省の基本的な事...全文を見る
○小泉国務大臣 高齢社会になりまして、高齢者の福祉サービスに対する需要というものも大変多様化し、また高度化してくるのじゃないか。そういう面から公的な在宅サービスあるいは福祉サービスの充実はもちろんでございますが、民間企業も今後こういう福祉水準の向上に自分たちの役割はどういうものか...全文を見る
○小泉国務大臣 長寿社会を喜べるようなものにしていくためには、やはり基本は健康だと思います。今御指摘のとおりでありまして、健康にまさる財産なしと言われるように、健康というのはだれもが一番重視しているものだと思いますが、その健康をどうやって保持していくか、これにつきましても、厚生省...全文を見る
○小泉国務大臣 各般にわたって十分検討すべき課題だと思っております。
○小泉国務大臣 いろいろ特殊な事情を当てはめてもらっては困ると思うのですね。立場が違うとこうも発想が違うかなとびっくりして聞いていたのですが、我々としては、基本的なものを厚生大臣が策定する。一番わかっているのは地方自治団体なんです。地域の実情、これを一番よく知っているのは地元です...全文を見る
○小泉国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して、努力したいと思います。     —————————————