小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月12日第138回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○小泉国務大臣 先般、厚生大臣に就任いたしました小泉純一郎であります。  このたび、厚生行政という国民生活に直結した分野を担当することとなり、その責任の重さを痛感しております。  委員の皆様には、日ごろから厚生行政の推進に格段の御理解と御尽力をいただいており、この場をおかりし...全文を見る
11月12日第138回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生大臣に就任いたしました小泉純一郎であります。  このたび厚生行政という国民生活に直結した分野を担当することとなり、その責任の重さを痛感しております。  委員の皆様には、日ごろから厚生行政の推進に格段の御理解と御尽力をいただいており、この場をおか...全文を見る
11月27日第138回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○小泉国務大臣 厚生委員会の御審議に先立ち、一言ごあいさつを申し述べたいと思います。  今回の厚生省の不祥事については、事実関係の調査を急いでいるところでありますが、公務員の最高幹部として行政の先頭に立つべき者がこのような疑惑がかけられたこと自体、国民の厚生行政に対する信頼を失...全文を見る
○小泉国務大臣 なぜ辞表を受理したのかという声があるのは承知しております。しかし、十八日の朝刊で岡光前事務次官の問題が報道されまして、その報道された疑惑について、岡光前次官はほとんど否定されておりました。  しかしながら、省内、あの朝刊の報道が出て以来、大変動揺を来し、なおかつ...全文を見る
○小泉国務大臣 何事も政策を進めるにおいて、その前提として信頼体制をとるということは重要だと思いますので、この不祥事について反省すべき点が多々あると思います。今までの厚生省内部の、関係者とのつき合い方あるいは服務規程、公務員としての初心、そういうものをすべて一度総点検しまして、ど...全文を見る
○小泉国務大臣 厚生省内部の調査と、新聞に報道されている疑惑が事実なら捜査当局でも調査をしているはずであります。両方の観点から結論を見守って、しかる後に厳正な処分を行いたいと思っています。
○小泉国務大臣 今お話しの、けさの朝刊に出た記事が事実かどうかわかりませんが、今回の不祥事について、私は、もし報道されている疑惑が事実だとしたらば、唖然とせざるを得ません。また、こういう人物がなぜ事務次官になったのか、なぜエリートと言われたのか、なぜ厚生省の切り札と言われたのか、...全文を見る
○小泉国務大臣 厚生省本来の仕事というのは一日も停滞が許されないと思っております。いかに評判が悪かろうと、次官の不祥事による厚生省全体の信用が失墜しようとも、福祉全体の仕事というものは、私はこの重要性というのは変わらないと思います。それを一日も休みもなく進めていく。  同時に、...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の不祥事については多くの国民が憤慨しているところであり、我々政治家としても、これからの行政のあり方、抜本的な改革が必要だなということをさらに痛感せざるを得ない事態だと思っております。  だからこそ、現下の内閣の最大課題である行政改革、官の権限、民間の役割、こ...全文を見る
○小泉国務大臣 福祉の構造改革を進めながら、一日も早く進める上での支障になっております信頼関係、不祥事の反省、これも同時に進めていかなければならない問題ではないか。この不祥事に対する対応が確かに本来の厚生行政の推進に支障を来している点は多々あると思いますけれども、それは反省しつつ...全文を見る
○小泉国務大臣 基本的に、この世の中を動かしていくといいますか支えていく、天はみずから助くる者を助くという言葉がございますけれども、みずから助くることができない人もたくさんおられる。基本は、みずから助くる者を助くと言われるように、自分でできること、これには一生懸命頑張ってもらう、...全文を見る
○小泉国務大臣 福祉の制度、特に年金制度にしても医療保険制度にしても、これでいいのだという制度は私はないと思います。一度改革するとまた問題点は出てくる、一歩前進、そしてまた問題点が出てくる、また前進していく。試行錯誤という点も大事じゃないか。抜本的な改革をしなければ一歩も前進しな...全文を見る
○小泉国務大臣 具体的にといいますと、具体的な例を挙げていただくとありがたいのですが、全般的な大ざっぱなという点となりますと、できるだけ税金は少ない方がいい、保険料も少ない方がいい、サービスは多い方がいいというのは国民の気持ちだと思います。その点の理解をどうやって進めていくか。ど...全文を見る
○小泉国務大臣 まさにそういう疑問、批判が多いからこそ行政改革、財政改革が選挙の争点にもなり、現下の内閣の最大課題ではないかと思います。私自身、今の行政機構、かなりむだが多いと思っています。役所がやらなくてもいいことをやり過ぎている。そういう点、官と民の役割の分担を厳しく見直して...全文を見る
○小泉国務大臣 出向制度そのものといいますか、人事交流の面から悪い面ばかりではないという認識は持っておりますが、今いろいろ言われている批判というものを受けとめながら、あるいは出向そのものが既得権化したみたいなものになっていなかったか、人事交流と言いながら交流がなくて固定化していな...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、あのような岡光さんのような人物が、これは当たり前だとは思いたくもありません。もうこれは本当に例外的な人物じゃないかなと、もし新聞に報道されている疑惑が事実ならですよ。こういう方ばかりが役人だと思われるのは、ほかのまじめに働いている役人の方が迷惑じゃないかなと...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の不祥事を反省しながら、具体的な綱紀粛正策を厚生省として独自に近日中に出すつもりでおります。
○小泉国務大臣 近日中にということは、今週中には出したいと思っております。
○小泉国務大臣 補助金制度そのものは私は悪いと思っていませんが、今回の事件は補助金制度の仕組みを悪用してこのような事件に発展した。そういう点を考え、今の業務の再点検を行いまして、できるだけ早期に必要な改善措置を講じていきたい、そう思っております。
○小泉国務大臣 私は、今の質問を聞いていて、極めて適切な指摘だなと思っています。それは、今のような、小山容疑者のような人物になぜ認可を与えたか、もしこれが贈収賄事件ではなかったならば何ら違法でなかったのか、この点をじっくりと見きわめながら事態の解明をすることが今後再発する防止策に...全文を見る
○小泉国務大臣 今までの御質問にある鋭い、また重要な指摘、特に、今回の事件において、贈収賄がなかったならばこの施設建設にしても補助金を受け取る問題にしても何ら問題なかったのかという視点からの御指摘というのは、今後の実態解明あるいは必要な改善措置に私は大変重要な御指摘をいただいた。...全文を見る
○小泉国務大臣 岡光氏は、私の信頼する部下でありました。あの時点において疑惑を否定しておりました。しかしながら、厚生行政を進めるにおいて自分の在職が支障を来すとみずから判断して辞職を申し出た。私は辞表を受理した。一つの責任のとり方であり、厚生行政をさらに遅滞なく進展させるために必...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、大臣在任中は関連業界の献金は受けないことにしております。しかし、その前に、正規の法に照らして私に協力してくれるという政治献金は受けております。何らやましいことはありません。あたかもこれに不正があるかのようなとらえ方は極めて迷惑であります。
○小泉国務大臣 私は、企業献金は受けたと思っていませんし、私を応援してくれるという方の献金は今までも法にのっとる限り受けてまいりました。そして、私に献金している方が、自分の言うことを聞けといって献金してくれるとは思っておりません。献金してくれた方の言うことを聞かなければならないと...全文を見る
○小泉国務大臣 今の、現場の苦労をわかるためにもそういう経験が必要じゃないかという議論は、私は、厚生省の職員だけでなく、現在、自民党の中でも、もっと広げるべきじゃないか、あるいは学校教育の中にも繰り入れていくべきではないかという議論が多く出されております。そういう視点も今後実際の...全文を見る
○小泉国務大臣 政府広報紙に掲載するのがいいかどうかはともかくとして、情報公開、これは必要だと思います。どういう方法がいいか、検討させていただきたいと思います。
11月28日第138回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生委員会の御審議に先立ち、一言申し述べさせていただきたいと思います。  今回の厚生省の不祥事については、事実関係の調査を急いでいるところでありますが、公務員の最高幹部として行政の先頭に立つべき者がこのような疑惑がかけられたこと自体、国民の厚生行政に...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 去る十八日の新聞の朝刊で岡光前事務次官に対する疑惑が報道されました。その朝から省内においても大変動揺いたし、わけても事務方の最高責任者の疑惑でありますので、その動揺も一方ならないものがありました。そうこうするうちに夜になりまして、茶谷氏が逮捕されたとい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この不祥事について多くの国民から厳しい批判を受けております。  いろいろな問題を抱えている厚生省でありますが、特に福祉関係の重要法案、これから始まる臨時国会、また来年の通常国会に出す準備も進めております。しかし、いかなるいい施策でも、いい政策でもその...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今御指摘されましたような反省すべき点が多々あると思います。そういうことのないようなより透明な選定作業、あるいは実際の運営に対する情報公開、これは必要だと思いまして、必要な改善措置を講じていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の不祥事について、こういうことがほかの方も共通してやられているんじゃないかと思われるということ自体、現場で地道に熱意を持って努力される方にとって耐えられないことだと思うのであります。そういう疑念を払拭するためにも今回の善意の、また必要な措置であると...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 新ゴールドプランは、これからの高齢社会を控えて老人保健福祉サービスをどうやって整備していくか、またその分野における基盤をできるだけ早く整備していかなきゃならない、そういう観点から作成されたものであります。いかに不祥事が起ころうともこの必要性は変わらない...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) そういう発言があるということを私も新聞で拝見しました。  政党政治でありますから、選挙が終わってその選挙を応援してくれた人たちを大事にしようという気持ちはわかりますが、本来行政というのはどういう施策が重要かという視点からなされるべきでありまして、政党...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 介護保険法案の準備は今進めておりまして、あすの閣議には了承いただき臨時国会に提出したいと思っております。  また、この介護の問題については国民に負担をお願いする面もあると思いますが、同時に介護サービスを受けたいという方々も多いわけであります。負担と給...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 実際にその点の問題につきましては法案を提出いたしまして、その後御議論いただければ大変ありがたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は新聞報道等、報じている疑惑について、さらに信頼していた部下の発言、いろいろ考えました。そして、最終的に本人が諸般の情勢を考えてやめるという判断を下した。それは事務的な最高責任者として、自分はそういう疑惑はないと言っているのになぜやめるのかということ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 公務員の一括採用問題についてはいろいろ議論があるところであります。どちらがいいのか私はまだ結論めいたものを言うほどの知識も見識も持っておりません。しかし、できるところとまたできないところもあるんじゃないかと、そういう議論をもっと重ねていって現在の公務員...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の厚生省関係者の不祥事があったがゆえに、同じ厚生省関係の仕事をしている方が同じようなことをしているんじゃないかという疑念の持たれているということに対しては、地道に冬場で働いている方にとってはもう耐えられないことだと思っております。  そういう大き...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 福祉の分野においても、民間の意欲といいますか活力といいますか、民間人で福祉サービスを行うという熱意を持っている方々の参入を歓迎できるような体制は当然とるべきだと思っております。  今回の行政改革、さらには規制緩和策につきましても、厚生省についてもそう...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今もその気持ちに変わりはございません。官僚と大臣というのは、国民のために、国民全体の奉仕者として二人三脚でいろいろな諸施策を推進していくものだと思っております。そういう中でこのような不祥事が起こりまして大変残念なことでございますが、多くの国民の官僚批判...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度改革のみならず、いろいろな施策を推進していく上において今回の不祥事というのは大変大きな支障になったということを感じております。しかしながら、重要な問題を考えますと、この不祥事にぐらついてはいかぬ、むしろこの不祥事を契機により一層信頼できるよ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今御指摘のことが事実であるとするならば大変ゆゆしきことであり、公私混同部な面が強いのじゃないかと。調査をしっかりして厳正な処分を行いたいと思います。
12月03日第139回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生行政をめぐる疑惑についてのお尋ねでありますが、今回の不祥事に関与しているおそれがある職員から事情聴取等を行い、事実関係の確認をした上で厳正な処分を行うこととしております。また、職務関係者等との会食等の全面禁止など、厚生省を挙げて綱紀粛正の徹底に取り...全文を見る
12月04日第139回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省幹部の不祥事についてのお尋ねですが、厚生省としては、事実関係の確認をした上で関係職員の厳正な処分を行うとともに、職務関係者等との会食等の全面禁止など、省を挙げた綱紀粛正の徹底に取り組んでおります。  また、今回の事件において社会福祉施設整備費補...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 政治献金についてのお尋ねですが、政治資金規正法にのっとり適正に処理されている献金があたかも不正であるかのように言われるのは甚だ迷惑であります。  上田議員は企業・団体献金を一切禁止せよという主張でありますが、現実の社会を見ると、企業の寄附、協力なしに...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省をめぐる疑惑についてのけじめですが、厚生省としては、職務関係者との会食などを全面的に禁止するなど、省を挙げて綱紀粛正策に取り組んでおります。また、この関係者の事実関係が確認された上で厳正な処分を行いたいと思っております。そして、社会福祉施設に対す...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私に対する質問はかなり多く、細部にわたっておりますので、順次整理してお答えしたいと思います。  介護保険の保険料等についての国民の理解に関するお尋ねですが、介護保険導入後の費用については、二十四時間対応が行えるような水準を目指し、段階的にその水準を引...全文を見る
12月06日第139回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○小泉国務大臣 二十歳以上という議論も確かにありました。しかしながら、二十歳の方々が介護保険に加入したとしても、要介護を受ける数は私はわずかだと思います。そして医療保険、この制度の改革も、来年の通常国会に提出するよう準備を進めておりますが、どのような負担と給付の関係にするかという...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の厚生省職員の不祥事について、特に社会福祉法人に対する補助金制度を悪用したこの事件について、昨日大臣官房に調査委員会を設置しまして、今言われたような業務に問題がなかったか、再点検をいたしまして、本日は、この予算委員会終了後に第一回の会合を開きますが、全般にわた...全文を見る
○小泉国務大臣 シルバーマークについては、行政改革委員会等の御指摘もございました。消費者保護そして規制緩和という観点から、厚生省としては、国が関与するそういうシルバーマークは廃止するということにいたしました。ただ、民間がどのようにやるのか、そこまで権限もございませんし、それは民間...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の厚生省にまつわる不祥事を見ていますと、この寄附金についても、国民の公益事業に対する善意を悪用している事件です。できるだけ国民の善意をそういう公共の事業に使おうという、これを巧妙に悪用していた点もあると思いますので、この点も調査委員会の中で再点検して、今の御指...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、小山容疑者関係から政治献金を受けたことは一切ありません。また、寝具協会からも献金を受けたことはありません。政治連盟から過去に受けたことはあります。しかし、その政治連盟は既に解散しております。そして、政治資金規正法にのっとり、適正に処理されている、何らやましい...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、今回の大臣のときのみならず、最初の厚生大臣就任時も、また郵政大臣就任時も、今回の厚生大臣就任時も、大臣就任中は省関係の献金は自粛することにしております。
○小泉国務大臣 今回の厚生省職員にかかわる不祥事についていろいろ今御指摘のあった点、特に補助金制度を悪用した点について、その業務に問題がなかったか、そういう点について再点検するための調査委員会を昨日設置して、きょうもこの委員会終了後に第一回会合を開いて、そのような補助金全般に施設...全文を見る
○小泉国務大臣 介護保険制度を導入することによって介護問題がすべて解決するとは思っておりません。それは、政治改革法案が成立したから政治改革が終わったということが言えないのと同じであります。一歩一歩前進して、よりよいものをつくっていくということで、確かに、今回の不祥事にまつわる方々...全文を見る
○小泉国務大臣 病院寝具協会の何名の方々は知っております。
○小泉国務大臣 名誉会長を仰せつかったことがあります。名誉的な会長であり、運営とかその他のことについて関与したことはございません。
○小泉国務大臣 今公職選挙法に適用されていない献金を受け取っているんじゃないかと言いましたけれども、法に合わないような献金は、私は一切受け取っておりません。誤解をしていただくと困ります。  そして、既に病院寝具協会の政治連盟は解散されております。
○小泉国務大臣 大体の事実は伺っておりますが、これも一般の市民、消費者の方々から、変な業者は紹介してもらいたくない、どうせ業者に頼むんだったらば信用の置ける業者を紹介してくれないかという気持ちがあると思うのです。そういうことから、こういう振興会あるいはある程度しっかりした経営基盤...全文を見る
○小泉国務大臣 公正な競争を阻害することのないよう、今の御指摘も含めて、どういう改善方法があるか、よく検討してみたいと思います。
○小泉国務大臣 政治資金規正法で、国民の税金から政党、政治家にどの程度資金を提供すべきか、また個人献金がどの程度望ましいか、そして企業献金はどうあるべきか、団体献金はどうあるべきか、私はそれはバランスの問題と、そして企業献金、団体献金、個人献金、政党助成金、税金を使う場合に、どの...全文を見る
○小泉国務大臣 今、具体的な数字が間違うといけませんので局長に答弁を促しました。  全体の八百人のうちの四百人が非加熱製剤による被害者であるということを伺いました。
○小泉国務大臣 その当時の担当者の対応を私はじかに聞いておりませんが、もしそういうようなことで訪問者に不快な対応をしたということならば、この件に限らず、反省すべき点は反省しなきゃいかぬ、そういうふうに思います。また、今家西さんが言われたような問題、よく厚生省職員としても心して、こ...全文を見る
○小泉国務大臣 その具体的な対応というのは私にもどういうものだったのかわかりませんが、恐らく今議員が指摘されたような不愉快な対応も多々あったと思います。そういう姿勢というものがこの薬禍に結びついているんじゃないか。幸いにして菅大臣のときに、そういう姿勢を改める、またこれら和解が成...全文を見る
○小泉国務大臣 私もまさかそういうような発言はするとは思えませんが、後ほど調査してみたいと思います。
○小泉国務大臣 医薬安全局については、かねがねアメリカのFDAですか、食品医薬品庁みたいな体制をつくるべきであるというお話も伺っております。しかし、今の日本の状態に比べますと十数倍規模の組織を持っておられる、また高度の専門的知識の職員をどうやって確保するか、いろいろ課題はあると思...全文を見る
○小泉国務大臣 当面の問題としては、増大する医療費をどうやってだれが負担していくか、また適切な医療サービスをどのように提供していくか、さらに今御指摘の医療提供体制やらあるいは社会的入院の多さ、かかりつけ医、いろいろな問題があると思います。また、薬剤費の問題。こういう点、当面の財政...全文を見る
12月09日第139回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉国務大臣 今お話しの点で、やはり公金を受けている団体や企業からは厳しい制限を設けてしかるべきだと私は思います。そして、私は厚生大臣在任中、厚生省関係の団体等からは政治献金を自粛しております。
○小泉国務大臣 名誉会長はしておりましたけれども、実際の運営、業務、私はどういうものか定かには承知しておりません。
○小泉国務大臣 私は、その協会なり政治連盟の会合で議事とかそういう問題には一切関与をしておりません。私は名誉的な会長を仰せつかったというふうに理解しております。
○小泉国務大臣 省益より国益優先と言ったのは、私は郵政大臣就任時にその記者会見をしたんです。  厚生大臣になっても、就任翌日、特殊法人であります厚生年金福祉事業団、これは厚生省本来の仕事か、年金を有利に運用しているのか、私はそうは思わない、廃止を含めて見直しをしよう。年金福祉事...全文を見る
12月10日第139回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 埼玉県議会の意見書及び決議については、国に対して事件の真相の早期解明と再発防止策の確立を求めるとともに、問題となった施設に関して入所者等への影響を十分配慮して適切な対応を図ることを求め、あわせて埼玉県の老人保健福祉計画である彩の国ゴールドプランの着実な...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 政治資金規正法にのっとり適正に処理されているもの、私は悪いと思っておりません。
○国務大臣(小泉純一郎君) それが世間の批判を浴び、問題あるなとわかれば、私は遠慮させていただきます。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は大臣に在任中はそういう関係からの献金は自粛することにしております。
○国務大臣(小泉純一郎君) それは一つの考え方だと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) それが問題のある、いかがわしいものであるというんだったらば、それはそうした方がいいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) それは、問題点があった場合には改善措置を講じたい。厚生大臣として、その問題があった場合に、今後そういう問題がないような改善措置を、必要な改善措置を私は講じていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私はまだ調べておりません。私はその献金等に自分が関与しているわけじゃありませんから、調べてみます。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私はけさの新聞で知ったわけですから、調べてみます。
○国務大臣(小泉純一郎君) それは、新聞の報道が事実であるんだったらば返却いたします。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の厚生省の不祥事につきましては本当に遺憾なことだと思っております。国民が高齢者福祉社会のためにと願っていた補助金制度を、その仕組みを悪用してこういう不祥事が出てきたということに対しては、まことに遺憾と思っておりますし、今後、どこにこの問題点があった...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の不祥事につきまして大変申しわけなく思っているのは、この補助金制度を悪用した一部の者がいるために、多くの善意で献身的にこの施設のために働いている、あるいは福祉行政のために努力される方々までが変な目で見られて非常に迷惑している。これは本当に申しわけな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘のように、保健・医療サービスと福祉サービスが総合的に提供される必要があるということでこの法案を提案しております。  そして、要介護認定に際しては主治医の意見を求めること、この点についても十分医療との適切な連携が図られるように配慮していきたいと思...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 実際、介護サービスに当たっていただく方の人材、これは大変大事なことだと考えております。いわゆる福祉人材確保法等に基づきどうやって人材を確保していくか、この推進に極めて熱心に取り組んでいかなきゃならないと思っております。  具体的には、ホームヘルパーの...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 本当に介護が必要かという要介護認定については、被保険者の心身の状況等の調査にあわせ、いわゆるかかりつけ医から要介護状態の原因である疾病または負傷の状況について意見を聞く、これらの資料を総合して介護認定審査会で審査、判定を行うこととしております。  ま...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 基盤整備のおくれている地域においてはこれからも重点的な整備を続けていきます。そして、在宅サービスだけでなくて、既存施策の拡充、また既存資源の活用、さらには民間施設の導入を積極的に図るような、そういうサービス基盤の整備を積極的に推進したいと思っております...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の介護保険の導入は、家族介護の重要性を損なうものではありません。むしろ、家族の方が本当にお骨折りし、いろいろ仕事に支障も来している、自分の手に負えないという点につきましても、家族の方が親を介護する際にも、訪問看護を受けるとか、あるいはディサービスの...全文を見る
12月11日第139回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 我々もこの問題について、法律的にも政治的にも、また国民感情からもいろいろ判断いたしました。退職金は政治判断で支給をしておりません。  これも同じく政治判断で支給停止できるのかと一時的には思いました。しかし、御承知のように、いろいろな法律条項、これは払...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 昨日の当委員会の議論におきましても、昭和六十三年当時の綱紀粛正策の問題について御議論がありました。そのときにおいても、職務関係者との接触について厳しく注意すべきだというような綱紀粛正策が出ていたわけです。あのときにあの綱紀粛正策をきっちりと守っていれば...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 調査をしまして、献金がありましたから返却します。
○国務大臣(小泉純一郎君) たしか二十万円と聞いております。
○国務大臣(小泉純一郎君) いや、それはあたかも会長であることがいかにもやましいとか疑惑に満ちたような問われ方をするから。それは会長をやったことはございます。しかし、政治家である限り、共産党は知りませんけれども、できるだけ交友関係を広げたいと思う、そして会長に推されればこれは名誉...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私の調べたところによりますと、十二月十一日までだとなっております。
○国務大臣(小泉純一郎君) たしか郵政大臣になったからじゃないかと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 平成四年。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私の調べによりますと平成四年の十二月十一日だということになっております。
○国務大臣(小泉純一郎君) そのとおりだと思います。そういう疑惑がもしあったら改善しなきゃいけないと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度改革に向かいまして、医療保険審議会等貴重な御意見も伺っております。また、これから各方面から御意見を伺い、来年の通常国会にはその改革案を提出できるように今準備を進めておりますが、この医療保険というのは、患者さんに負担していただくか、あるいは健...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 当然、制度改革の中には、今御指摘の点、これも是正する方向でその中に改革案を盛り込みたいと思っております。  確かに、薬剤については不必要に多く給付されたり、あるいは病院にもあちこち重複受診等、必要ない受診もあるんじゃないかという点は指摘されております...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 日常生活における保険外負担、これは日本的な、お世話になったということからお世話料というものもあるやに聞いております。しかし、そういうことのないように、保険の中での負担でできるような適切な指導をこれからも進めていきたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) だれでも自分の負担がふえるというのを喜ぶ人はいないと思います。それと同時に、医師会のこの医療保険に寄せる関心の高さ、日ごろから多くの住民に接して抜群の行動力、いろいろな要因があると思います。  しかしながら、医療保険制度を永続的に維持発展させていくた...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 改革においてあるべき姿、これは当然制度に求めていかなきゃならないと思いますが、長期的な制度改革、中期的な制度改革、そして当面の改革という点をどのように整合性を持ってやっていくか。そのあるべき姿を求めながら、今言われたような世代間の公平の問題、あるいは給...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 貴重な御指摘だと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘を踏まえて何とか改善措置を講じることができればなと、そういう案を考えながら改革に生かしていきたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生白書で公表するのがいいかどうかはともかく、そのような情報公開は進めていく必要があると思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 地域医療における医師会の果たす役割というのは極めて大きいと思っております。特に、これから開業医と病院との連携、効率的な医療提供体制を考える上においても医師会の果たす役割は大変私は大事だと思いまして、ぜひとも病院と開業医との連携、そして地域支援病院の確立...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この不祥事を反省する上において、今までのいろいろな業務の点検等改善に向けて再発防止のために全力を尽くしていきたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) このような厚生省関係の不祥事にもめげず、厚生省の職員の不眠不休の努力によって、この重要な介護保険制度の創設に向かって去る先月二十九日の臨時国会開会までに提出できたということ、本当に職員がよく頑張ってくれたと思います。この上はどうか国会においてこの法案の...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 自粛します。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の不祥事について、特に補助金の仕組みを悪用した点についてどういう点に問題があるのか、今調査委員会を設置しておりまして、特に特別養護老人ホーム等における補助金の選定手続等あるいは業務等、これについては今調査を進めている段階であります。  一月末を目...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ボーナス支給の点につきましては、法律上十日に支払わざるを得ない。その前に、いろいろな情勢を考えると、本人が辞退する方法はないだろうか。また、本人は返還についてどう思っているかということを弁護士を通じて聞いてみたらどうかと。ところが、官房長が岡光氏の弁護...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 支給されております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 一日に在職していれば当然-時期にもよると思います。いっ懲戒処分にしたかという時期にもよると思いますが、その辺の詳しい点は官房長に答弁させます。
○国務大臣(小泉純一郎君) 和田前審議官の場合は、医療福祉研究会、また岡光、小山容疑者等との関係もいろいろあります。和田前審議官だけの問題ではありませんので、全体的に見ながら、まとめて厳正な処分を行うというつもりで官房付にしております。  また、岡光前次官につきましては、去る十...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 総合的に厳正な処分をした後、しかるべき判断をしたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 事実確認を待って厳正な処分をしていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) その事情を調べてみたんですが、本当にお気の毒だと思います。何とか救済措置がないのかなと検討してみたんですが、時効制度というものがあってこれはどうしても無理だと。本当に残念です。しかし、今後こういうことのないように、できるだけ自治体とも連携をとって広報活...全文を見る
12月12日第139回国会 衆議院 税制問題等に関する特別委員会 第2号
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○小泉国務大臣 御指摘のとおり、医療サービスにしても福祉サービスにしても、どこかでだれかが負担しなければならない、受けるためには。そういう問題については、逃げないで、ある程度のサービス、給付を受けるためにはこの程度の負担が必要ですということははっきりと提示して議論をしていただかな...全文を見る
○小泉国務大臣 今の推計でいきますと、平成十二年度、二〇〇〇年、当初大体月二千五百円程度でできるような給付サービス、在宅、施設を考えていこうということを前提に今やっております。
○小泉国務大臣 これは、政治家も反省しなければならない点があると思います。  というのは、役所出身の人は役所が応援するのは当たり前なんだというような認識が政治家の方にもあると私は思うのです。しかし、公務員というのは政治的行為を厳しく制限されております。これについて甘過ぎなかった...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の不祥事は、福祉施設整備が必要だという、この拡充を図るための制度を悪用した点にあると思うのです。そういう点を含めて、今、選定手続やらあるいは申請者の資質その他に問題がないかということを点検しておりますが、率直に私は感じているのですが、もしこのような不祥事が起こ...全文を見る
○小泉国務大臣 介護保険制度の導入は、これから高齢社会に向かって介護の必要性というのは大方の人は認めると思うのであります。そういう中にあって、保健医療サービス、福祉サービス、これを効率的に、利用者本位の制度を何とか導入したいということで、今回、介護保険制度の法案を提出しているわけ...全文を見る
○小泉国務大臣 人間の信用というのは、金銭では償い得ないものだと思います。この厚生省に対する信頼を失墜させだということは、いかなる金銭でも私はぬぐえないものだと思います。  今回、確かに不祥事を起こしました。退職金は支給を停止いたしましたけれども、このボーナスは給与の後払い的な...全文を見る
○小泉国務大臣 医療保険制度の改革についてでありますが、医療保険審議会とかあるいは老人保健福祉審議会等の答申を得ております。そして、これから患者に対する負担、さらには薬剤費等健康保険財政をどうやって改善していくか。また、構造的な赤字体質を持っているこの医療保険制度について、今後と...全文を見る
12月13日第139回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第2号
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○小泉国務大臣 お返しいたしました。
○小泉国務大臣 調査によりますと、平成七年九月七日です。二十万円。
○小泉国務大臣 調べましたところ、事務所と協会との間で何か誤解があったようで、協会の名簿による。と平成七年、八年に会長として名前が出ているが、協会事務局の誤りであったという報告が来ているそうであります。  しかし、厚生大臣の所管に属する公益法人の設立及び監督に関する規則による厚...全文を見る
○小泉国務大臣 私は会長をしていたことがある、また会長かどうかは、いずれにしても名誉的な会長と受け取っておりますから、それは会長でも別に悪くないと思っておりました。今でも、それは私はどちらでもいいことだと思っているのです。  ただ、事務所に調べさせてみると、事務所と協会とで誤解...全文を見る
○小泉国務大臣 病院寝具協会にしても、病院の環境水準の向上やあるいは衛生水準の向上に寄与している面も随分あると思います。  私は、政治信条として、献金を受けたからといって自分の政治信条を左右されることはありません。
12月13日第139回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、介護保険法案について申し上げます。  我が国においては、急速な高齢化の進展に伴って、介護を必要とする者の数も急...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 社会保障制度全体の改革については、ただいま総理の御答弁のとおりでございます。  家族介護の評価に対するお尋ねでありますが、介護保険制度においては、在宅介護の重視を明確に定め、要介護者ができる限り住みなれた地域や家庭で親しい家族とともに生活できるよう、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 鴨下議員の御質問にお答えいたします。  彩福祉グループ及びその関連企業からの私への献金はありません。  補助金のあり方や社会保障にかかるコストのお尋ねですが、厚生省においては、今回の事件を契機として、施設整備業務等の再点検のための調査委員会を設置し...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 石毛議員の質問にお答えいたします。  中央省庁職員の出向についてでありますが、福祉施設の現場といった最前線のポストにもっとつけるべきでないかというような御指摘、この御指衡を踏まえ、今後、出向のあり方についても鋭意見直しを図ってまいりたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 児玉議員への質問に対する答弁に先立ち、石毛議員に対してかなり答弁漏れがありましたので、補足させていただきます。申しわけありません。  石毛議員の補助金のあり方についてのお尋ねについて、特別養護老人ホーム等の施設整備補助は、市町村や都道府県の老人保健福...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 中川議員にお答えいたします。  介護保険の対象となる疾病についてのお尋ねですが、若年障害者については公の責任で実施すべきとの意見が強いこと等から、四十歳以上六十五歳未満の被保険者については、高齢期の要介護状態の危険が早く発生したと考えられる初老期痴呆...全文を見る
12月16日第139回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 十一月十九日の未明に辞表を受理したこと、そして直ちに退職金の支給を停止したこと、そして速やかに新次官を決定したこと、これは山積する厚生行政の進め方について一日も早く体制の立て直しを図る必要があるということで私が判断したものであります。  そして、官房...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 和田氏の場合は官房付にしても厚生行政全体を進める上において支障がないと私は判断いたしました。
○国務大臣(小泉純一郎君) 最高幹部の次官と審議官の違いであります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 岡光氏の場合は辞表を提出しましたが、和田氏の場合は辞表を提出しておりません。私はできれば本日中には他の処分対象者とともに厳正な処分を行うつもりでおります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の不祥事は、補助基準を大幅に上回る豪華な施設をつくった、その中でこの仕組みを悪用して利ざやを稼いだと、丸投げで。でありますから、この補助基準が標準実勢価格と乖離しているんじゃないかという御疑問があると思うんです。ですから、その実勢の価格との乖離をで...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 十一月十八日の新聞報道によって疑惑が報道されました。その時点において、深夜、岡光前次官が辞表を提出したわけでありますが、当時は本人は疑惑を否定しておりました。そして、今御指摘のように、それでは官房付にして逮捕の時点で懲戒免職にしておいたら退職金は払わな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は本人が疑惑を否定している段階でみずからやめるという責任のとり方は重いと思いました。また、その疑惑が事実なら、捜査当局でしかるべき判断をすると思いました。現に四日に逮捕しております。  本人に対して、私は今においてもあの当時の判断は誤ったと思ってお...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 当時は、新聞報道にある疑惑で厚生省の職員も大変動揺しておりました。また、本人も否定しておりました。しかし、問題は山積している、早く厚生行政を進めなきゃならないという時点での本人の辞意であり、私が辞職を認めて、退職金支給を停止して、新次官を決定した。 ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私をだましたことが事実ならば、今逮捕されておりますから、当然有罪判決を受けると思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 委員の国民負担率の問題、また政治姿勢の問題、官僚の綱紀の緩みの問題、そして在宅サービス等の御指摘は当たっていると思います。参考にしたいと思います。
12月17日第139回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
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○小泉国務大臣 今般の社会福祉法人の施設整備費補助金等を悪用した事件について御報告申し上げます。  今回の不祥事につきましては、先般、厚生委員会で御報告いたしましたように、省内で事実関係の確認を急いでまいりましたが、そのような中で、十二月四日、岡光前事務次官が収賄容疑で逮捕され...全文を見る
○小泉国務大臣 委員今御指摘のとおり、厚生行政に対する信頼を著しく傷つけた。この信頼回復をどうやって図っていくかという観点から、関係者等から官房長を中心にして事情調査をし、今までの処分の例を参考にしながら総合的に判断をいたしまして、厳正な処分を打つたわけでございます。  もとよ...全文を見る
○小泉国務大臣 岡光前次官の場合は、当初、疑惑を完全に否定しておりましたし、厚生行政を進めるにおいて、トップとしての責任も感じたと思います。そこで、みずから辞表を提出しました。和田審議官の場合は、現在まで、辞表を処分まで提出しておりませんし、どのような処分がなされるか、いわゆる判...全文を見る
○小泉国務大臣 介護保険制度の必要性は、この不祥事が起こる前から各方面から言われておりました。その間、関係者の方々が大変な努力をされて、何とかこの介護保険制度を導入したいということで、ようやく法案提出にこぎつけたわけであります。  確かに、この不祥事で大きな信頼を失墜したのは事...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、基本的に、政治資金規正法にのっとって献金を受けるということを悪いとは思っておりません。  そこで、政治家の場合、いろいろな方々に応援を求めます。そしてまた、応援をしたいという方も出てきます。その際に、特別にいかがわしいものとか、そういうものについて調べるこ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、実際、そんな問題を起こしている企業とは全然知りませんでした。  実際、政治家というのは、ほとんどの場合そうじゃないでしょうか。いろいろな支援者が資金を募ってくれる場合が多いわけです。この人はどういう人物か、どういう交友関係があるのかというのはほとんど知らな...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、そういう問題のある企業についてはよく調べるように秘書に言っておりますので、調べて、問題がある企業がもしあった場合は、当然しかるべき処置なりをしなければいけませんし、同時に、大臣在任中はそういう関係団体からの献金は自粛したいと思っております。
○小泉国務大臣 十一月十八日の新聞報道によって、岡光氏に対する疑惑が報道されました。その深夜、岡光氏は辞表を提出したわけでありますが、当時、疑惑を否定しておりました。しかしながら、厚生行政の事務方のトップとして、自分の存在が厚生行政を進める上において支障があると判断して辞表を提出...全文を見る
○小泉国務大臣 あの状況の中で、時間を待っていたら厚生行政は一歩も進まなかったと思います。私は、厚生行政を一日も支障なく進めたいと思った政治判断でありまして、当時の状況を考えれば一つの措置ではなかったか。  そしてまた、こういう場合、批判があるのだったならば、退職しても一つの処...全文を見る
○小泉国務大臣 先ほど住委員からも指摘されましたけれども、この点についても、今後、法改正の中で議論されてしかるべき問題だと思っています。
○小泉国務大臣 普通は何カ月もかかるのに、わずか数カ月で申請から工事までできちゃったということで、この場合、全然わいろもない、申請者も立派な人だ、担当者も立派な人だという方だったら、これはよくやったなと褒められることだと思うのです。  だから、そういう点も問題ないのか、見直すべ...全文を見る
○小泉国務大臣 本来、出向ということは、その人にいろいろな経験を積ませる、視野を広めさせる、また、自治体との関係について、中央省庁の関係について、お互い足りないところ、知らないところがあるのじゃないか、そういう一つの研修の場としていろいろ研さんを積むという考え方もあると思うのであ...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の不祥事につきましては、御指摘のように、いろいろ反省すべき点が多々あると思います。  綱紀粛正策につきましても、日ごろの関係者との接触の仕方に問題がなかったか等を考えまして、厳しい粛正策を講じたわけでありますが、今後、今までの補助金のあり方についての業務の再...全文を見る
○小泉国務大臣 岡光氏がそれほど有能な切り札と言われるくらいに評価されて、そして事務次官に上り詰めた。そういう今までのつき合いとか行動というのがみんなわかっていたのか、わかっていなかったのか、こういう点も含めて、社会通念、これはおつき合いの仕方という点も問題があったと思います。 ...全文を見る
○小泉国務大臣 厚生省の行政機構のあり方については、今、内閣を挙げて行政改革に取り組んでおりますから、その中でどういう省庁のあり方がいいか、当然出てくると思います。  また、厚生省の今回の不祥事に限って言えば、私は、今までの補助金の選定あるいは手続、情報公開、業務等いろいろ問題...全文を見る
○小泉国務大臣 十一月十八日朝刊で、岡光氏に対する疑惑が報道されました。その深夜に、諸般の情勢を考えて岡光氏が辞表を提出して、私が受理したわけでありますが、当時は疑惑を否定しておりますし、それでは、今委員の言われるとおり、官房付にして逮捕の時点で懲戒処分にしようという措置を行った...全文を見る
○小泉国務大臣 法改正が必要だなという議論を同僚議員から私も聞いております。今その動きを見守っているところでありまして、私は法改正する必要ないと言っているわけではございません。当然そのような議論がされてしかるべしたということで、法改正するべきだったらそのような準備を進めてください...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、行政改革を進める上において、かねてから、官と民の役割を厳しく見直さなきゃいけない、そういう中で、郵政三事業は、これは役所がやらなくても民間企業でできることだということを言っております。民間企業、民間人でできることはできるだけ民間人に任じておく、本来、役所とか...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘のとおりだと思います。そういう指導をしていきたいと思っております。
○小泉国務大臣 当時、疑惑が新聞に報道された段階で本人は強く否定しておりましたし、その否定が本当かどうかという事実確認を待つには相当期間を要したと思います。逮捕されても当分否定していたようであります、今一部肯定しているかどうかわかりませんが。  そういう中にあって、私は、あの時...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、辞表を受理したことと、退職金の支給を停止したことと、新次官を決定していち早くこの厚生行政を進めていくという総合的な政治判断であります。  そして、本人が切腹じゃ足りぬ、それは打ち首獄門にせよという国民感情は私は知っております。しかしながら、もし打ち首獄門...全文を見る
○小泉国務大臣 現在建設中の施設は、地域の高齢者にとっては待望している施設だと思います。今回の不祥事があっても、一番大事なのは、利用者の処遇を図る面において支障を来してはいけないということでありますので、山形県あるいは埼玉県とも十分協議してこの問題を進めていきたいと思っております...全文を見る
○小泉国務大臣 どういうようにお金を使うかということでありますが、具体的に言いますと、例えば、私の選挙区にはがきを一回出すとしますね。十万人出すとします。はがき代だけで五百万円ですね。印刷をすれば、それがさらに何百万追加される。同時に、全選挙区にもっと通知をしたい、パンフレットを...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、部下を断罪するような人間ではありませんが、たまたま厚生省の最高責任者として、今大臣として在職しております。厚生省の職務を考えながら、処分するというのはつらい仕事でありますが、これは厚生行政を進めていく上においてやむを得ないなというふうに感じております。
○小泉国務大臣 ただいま議題となりました介護保険法案、介護保険法施行法案及び医療法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、介護保険法案について申し上げます。  我が国においては、急速な高齢化の進展に伴って、介護を必要とす...全文を見る
12月17日第139回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今般の社会福祉法人の施設整備費補助金等を悪用した事件について御報告申し上げます。  今回の不祥事につきましては、先般、厚生委員会で御報告いたしましたように、省内で事実関係の確認を急いでまいりましたが、そのような中で十二月四日、岡光前事務次官が収賄容疑...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 日本の医療制度は基本的には私はいい制度だと思っています。いつでも病院を選ぶことができる、そして保険制度によって適切な医療サービスを保険で受けることができる、そういういい制度の中にも、これからの医療財政を考えてみますと、だれがどこで負担するのか、適切な医...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 委員の御指摘のように、今鋭意大蔵省と折衝しています。当然の理論だと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、建議書の中で出ている負担率をもとに計算して御負担をいただくと、確かに現在の負担に比べるとかなりの額になります。そこで今苦慮しておるんです。この一両日大変議論をいただいておりますけれども、その建議書どおりでやると急激な負担に耐え切れないのではないか、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 一方で定率でやるべしという議論があります。一方で、今、委員御指摘のように、定額でやるべしという議論があります。しかし、最終的にはどちらかに決めなきゃなりません。もうしばらく時間をかしてください。
○国務大臣(小泉純一郎君) 治験依頼者から金銭授受の疑惑を招かないように、現場に混乱を来さないように、文部省とよく連携を密にして基準の明確化に努めていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) これはもっともな御指摘でありまして、当初この綱紀粛正策を出すときにもその辺大分苦慮しました。補助金もそうだと思うんです。補助金がすべて悪い。そうじゃない、たまたま補助金の仕組みを悪用されたということで補助金の見直しを今進めておりますが、この綱紀粛正策に...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今の御意見を伺っていても、この不祥事の影響というのは大変大きいと思います。しかしながら、常識的な綱紀粛正策の基準を決めるまでには時間がかかると思います。その時間まで待って何もしないということについてもまた御批判を浴びると思いまして、その基準ができるまで...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省関係の科学技術関係予算はもちろんでありますけれども、この科学技術関係予算というのは自民党としても大変重点的に扱っております。大変重要なこれからの将来の科学技術のことを考えましても、外国に立ちおくれている、また外国におくれをとってはならぬという意味...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろ御批判がある点を調べまして、適切な改善措置を講じていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の不祥事を契機に、今までの反省も踏まえて厳正な指導を行ってまいりたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 地方分権というのは、行政改革、財政改革の中でも今一つの大きな課題になっております。私は、地方分権というのは本来みずからの財源を地方が持たないと真の地方分権とは言えないと思っております。  そういう中で、この厚生行政に関していえば、特に最近は保健・福祉...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これはどっちかというと地方の方がむしろ中央省庁に顔を向けちゃう、中央とのコネやパイプがないと予算がつかないという関係で、地方分権といいながらむしろ中央志向の傾向が強いという中で補助金の制度を悪用した問題ですから、現行制度の中でどうしてこの補助金が悪用さ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 委員御指摘の国民負担率という言葉が余りよくないのではないかという最初のお話も、昨日でしたか、今井議員からも委員会で伺っておりました。確かに公的負担の方が言葉としては適当かもしれません。  社会保障の給付水準というのはどの程度がいいかというのはなかなか...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) そのように指導していきたいと思います。
12月26日第139回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 委員御指摘のように、適用に対する調査確認や指導が確かに十分でなかったと思います。  今後、この適用が適正に行われるよう指導、監督を十分に行っていかなきゃならないと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 適用における調査確認、指導が十分に行われていなかったことに対しては全く遺憾に思っております。  今後、適用が適正化されるよう十分指導していきたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省としても、地方と中央との人事交流については、特定のポストを長期間占め続けるというのは望ましいこととは思っておりません。これからは多様な分野で人事交流ができるように、また視野を広げることができるような望ましい形を検討していきたいと思っておる次第であ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は、この前の予算委員会でもお答えしたと思いますけれども、会長とはいっても名誉的な会長だしどっちでもいいと思っているんです。しかし、厚生省の公益法人の要覧を調べてみますと、実際の権限を持っているのは理事じゃなきゃ役員と認めていない。私は理事でもないとい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 確かにそういうお手紙を読んだ記憶はあります。そこで何とか改善した方がいいんじゃないかと言った覚えもあります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 委員長。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も大体アバウトなものですから、具体的な業務はわかっておりません。しかし、そういう批判があったから、批判のないように改善を講じたらどうかという程度でありました。
○国務大臣(小泉純一郎君) そうだと思います。いろいろ批判がある、批判を謙虚に受けとめて改善すべきところは改善した方がいいんじゃないかという意向を受けて秘書官が話したんだと思います。これからも批判を受けることのないような公正な活動をしたいというような助言というか、話をしたというこ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) それは国会で、こういう不祥事が起こって議論の的になる。受けとめ方が違うと思います。受けとめ方は確かに違ったと思います。深刻の度合いが違ったと思います。その深刻さを重く受けとめて、恐らく協会の方もそうなんでしょう、今まで改善した方がいいんだということにつ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 天下り問題については、公務員制度あるいは定年制全体の観点から議論を深めて、正すべき点は正したらいいんじゃないかなと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいまの御意見そして午前中の松谷議員からの御意見等を伺っていまして、両方の意見があると。実際の厚生省が出している補助単価はとても現実離れしている、低過ぎるという声がある一方で、午前中の議論でいきますと、むしろ補助金が余っちゃうほど安くやっている、これ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この施設整備費補助金に対する仕組みを悪用した事件、どういう点が問題だったのか、選定手続に問題がなかったか、あるいは業務等工事契約等において問題がなかったか、そういう点を今調査委員会を設けて鋭意改善措置を講ずるべく検討中であります。  そして、地元の皆...全文を見る