小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小泉国務大臣 私は、表彰を辞退いたしましたけれども、実は、これは私だけの考えではないと思います。  自由民主党が野に下ったときに、当選一、二回等若手の議員が、もう議員の永年表彰制度は要らないのではないかという意見を述べる若手議員がかなり多かった。私も、その若手の議員に賛成いた...全文を見る
01月29日第142回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 私は、一昨年の十一月に厚生大臣に就任して以来、年金福祉事業団の運用について問題がある、有利に運用されていない、根本的に見直すべきだということで、年金福祉事業団の廃止を含めて、年金の大蔵省への預託も廃止すべきだ、自主運用を検討せよということで指示を出しま...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金制度に対する不安が高まっているという御指摘でありますが、これは年金制度を確実なものにしようとする改革に今着手しているんです。というのは、年金というのは保険料を掛けていただく若い世代、そして受ける高齢者の方々、そして税金を投入していますから、どのよう...全文を見る
02月18日第142回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員にお答えいたします。  平成八年度決算検査報告において、国民健康保険の財政調整交付金等に関し、会計検査院から多額の指摘を受けたことはまことに遺憾であります。  従来より、補助金等の適正な執行を行うため、各都道府県等に対して通知等による事務処...全文を見る
02月24日第142回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小泉国務大臣 ありません。
○小泉国務大臣 新しい省の名称ですが、私は、常々、その省の仕事をよくあらわす簡明な二文字がいいと言っていたんです。  今回、私の労働福祉省ばかり取り上げていますけれども、実はそうじゃない。もちろん、厚生省と労働省が一緒になるからどういう名前か、これも二文字でいいと思っているんで...全文を見る
02月25日第142回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小泉国務大臣 委員よく御存じのことで、御指摘のとおりだと思います。  鶏から人に感染したわけですが、現在のところ、新型インフルエンザというのは人から人への感染は確認されておりません。しかし、鶏から人に感染するのですから、人から人へ感染する可能性は十分考えておかなければいけない...全文を見る
○小泉国務大臣 介護保険の問題は、昨年一年間、今言った議論は国会の委員会でも盛んに議論されたところであります。二〇〇〇年度導入を目途にようやく昨年成立させていただきました。  その中で一番の御指摘は、保険あってサービスなし、これがないようにこれから十分な介護基盤整備をしていこう...全文を見る
○小泉国務大臣 そのような議論は承知しております。  しかし、既存の計画を実施までに着実に推進していく、その時点で見直すべき点は見直す。まずは既存の計画を着実に実施していくのが先だと思います。
02月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○小泉国務大臣 子供に対する虐待というのが現実にかなりあるということは、大変残念なことであります。この子供の問題というのは、実は私は親の問題だと思っています。大人の問題だと。本来、一番愛されなきゃならない人に虐待を受ける、こんな悲惨なことはないと思っております。  そういう意味...全文を見る
○小泉国務大臣 私も、俗に世襲議員と言われて当選してきました。私は、最初の選挙は落選いたしましたけれども、世襲けしからぬという批判が出ておりました。二回目の選挙で当選させていただきましたけれども、やはり親が政治家、祖父が政治家、私の場合は三代目でした。親の七光りがなかったら、私は...全文を見る
○小泉国務大臣 デメリットは何かといいますと、私も自分では、政治家になってみて、ほかの世界の職業につくよりも、いわゆる親が政治家をしていたから政界に入ってよかったんじゃないかなという気持ちの方が、当選してみて実感として思います。  そしてデメリットは、私自身、むしろおやじが早く...全文を見る
02月27日第142回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小泉国務大臣 限られた予算の中で新ゴールドプランの計画を達成すべく今鋭意努力しておりますし、この財政構造改革の中におきましても、各省庁一律削減ということでなくて、厚生省関係予算については二%程度の増額を認めていただき、そしてその中で、新ゴールドプラン、介護保険法成立までに基盤整...全文を見る
○小泉国務大臣 議員の御指摘は、今検討しております感染症予防法案においては、むしろ予防とか防疫が弱いのではないかという御懸念だと思うのです。しかし、この法案につきましては、感染症発生動向調査体制の整備等を通じまして、ふだんから感染症の発生に備えていく施策の構築を目指すとともに、新...全文を見る
○小泉国務大臣 幼稚園と保育園を今すぐ一緒にすることはできませんが、お互い親の立場に立ちますと、子供を預かってもらう、保育にしても教育にしても似ている面があるのは事実ですが、必ずしも、年齢も別でありますし、保育園の場合はゼロ歳児も入っていますからね、それと預かる時間的な長さも違い...全文を見る
○小泉国務大臣 夜間保育の点についても、最近はだんだん、何とか夜間保育を拡張してくれないかという声が強いのは事実でありますが、一方では、果たして夜間までお子さんを親の手元から外して子供のためによいのだろうかという意見もあるわけです。  そういう点も考えまして、できるだけ、ゼロ歳...全文を見る
○小泉国務大臣 私はそのテレビを見ていないんですが、そのテレビは、きょうの閣議後の記者会見のことを言っているわけですか。それだったらば、たしか私が言ったのは、今、財政構造改革に反対している議員は恐らくだれもいないだろう、景気対策の重要性を言っている人も財政構造改革を否定する人はい...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、今話したのが趣旨でありまして、財政構造改革を進めていかないと、これは結局増税路線に走ってしまう。国債増発、これも若い世代の増税と同じです。財政構造改革は重要だという点を言ったことをぜひとも御記憶いただきたい。
03月02日第142回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○小泉国務大臣 私は、かねてから郵政三事業は民営化すべしという議論を持っておりましたけれども、今総理が答弁されましたように、現状と最終的に決断された結果を見ますと、結論からいえば、はるかに前進していると考えております。  中間報告ではむしろ、簡保が民営化され、郵貯の民営化の整備...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、現状維持なら閣僚をやっている必要はないとはっきり言いました。民営化の方向が見えたか見えないかというのは、人によって見方が違う。  今回、郵政三事業、先ほども申しましたけれども、郵貯、簡保資金の預託を廃止したんです。自主運用をするんですよ。しかも、郵政三事業...全文を見る
○小泉国務大臣 自主運用ということは、これは役人が運用することはできないと思います。必然的に民間に運用を任せざるを得ない。しかも、郵貯資金を運用するわけですから、有利かつ確実に運用しなければならない。今までみたいに、不利であるけれども、民間がやっていないから不利なところでもやるん...全文を見る
○小泉国務大臣 当面は、この数年は民営化しないでしょう。しかし、将来民営化するかどうかは、それぞれ個人の判断の問題です。
○小泉国務大臣 介護保険制度というのは、個人や家族の問題というよりも、介護問題というものを社会的にとらえようじゃないか、個人や家族の負担には限度がある、社会的に支えようということで、この介護保険の問題、高齢社会に備えまして、税金と保険料を半分によってこの介護保険制度というものを構...全文を見る
○小泉国務大臣 その点につきましては、上限をどこにするか、また一般者と低所得者についてどの程度の差を設けるべきかにつきましては、医療保険福祉審議会で検討していただきまして、その検討結果を待って決定したいと思っております。
○小泉国務大臣 介護保険制度が導入されて、平成十二年度に実施されるために今準備を進めているわけですが、その際には、今言われました国会決議の趣旨を尊重して、保険あって介護なしというような状況がないような体制を整備していきたいと考えております。
○小泉国務大臣 年金にしても医療にしても介護にしても、社会保障制度の抜本的な改革を図るために、今もろもろの制度の見直しを行っているわけです。その際に、ぜひとも考えていかなきゃならないのは、だれもが給付は多ければ多いほどいいと言うに決まっているのです。しかし、その給付の裏に必ず負担...全文を見る
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小泉国務大臣 厚生年金基金、これは確実に有利に運用しなくてはいけない。そして今、一つの案として自民党が考えている不動産を証券化する商品についての購入はどうかという質問なんですが、政府がこの商品を買えとか買うなとかいう問題ではないと思います。また、それは政府はできない、民間に運用...全文を見る
○小泉国務大臣 政府は強制できませんし、また不利な商品を買えなんと言うはずはありませんし、むしろ不利な商品を買うなと言っても、買えということは言えません。
○小泉国務大臣 要介護状況の高齢者に対しては、基本的には在宅サービスでやっていきたい。それでは無理だ、施設に入らないと無理だという方につきましては、地方自治体の実態把握、それに基づく要望についてできるだけの支援措置を講じていきたいというふうに考えております。
○小泉国務大臣 民主主義というのは難しいものだな、一人では成り立たない。一人でやれというならいろいろな方法はあると思いますけれども、あちらを立て、こちらを立て、調整すると、現時点ではこういうことになるのかなと思っております。
○小泉国務大臣 この問題に関しましては、かねてより総理も非常に熱心に取り組んでこられたと思います。  現在、厚生省としても、これから福祉の分野で働く方々に対して、一般職員と同様に行政職俸給表が適用されておりますが、その専門性にかんがみまして、業務の実態に見合った適正な給与体系を...全文を見る
○小泉国務大臣 福祉職俸給表につきましては、人事院あるいは関係省庁と相談するのは当然でありますが、今御指摘のように、全国社会福祉協議会や関係労働団体、さらに福祉に従事する方々との意見交換を進めながら検討していきたいと思います。
03月10日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○小泉国務大臣 第百四十二回国会における厚生委員会の御審議に先立ち、所信の一端を述べさせていただきます。  現在、我が国は、少子・高齢化が急速に進展する一方、経済は依然として厳しい状況にあり、経済や行財政の構造的な改革が求められるなど、大きな転換点に立っております。  厚生行...全文を見る
03月10日第142回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 若松議員にお答えいたします。  国際年金通算協定についてのお尋ねですが、ドイツとの間については、日独社会保障協定の締結に向け、来月にも署名が行えるよう、現在両国政府部内で最終調整を行っているところであります。協定の署名が行われ次第、協定案とともに、協...全文を見る
03月10日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 第百四十二回国会における国民福祉委員会の御審議に先立ち、所信の一端を述べさせていただきます。  現在、我が国は、少子・高齢化が急速に進展する一方、経済は依然として厳しい状況にあり、経済や行財政の構造的な改革が求められるなど、大きな転換点に立っておりま...全文を見る
03月11日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○小泉国務大臣 年金の将来像についてなんですが、年金というのは、特に公的年金制度は、高齢者にとって、もう単なるお小遣いではなくて生活の主要な柱になっています。今後とも年金というのは生活の重要な柱として、役割を果たしていこうという意識を持っている方が圧倒的に私は多いと思います。 ...全文を見る
○小泉国務大臣 今お話を伺っていまして、我々は、高齢化社会といいますと六十五歳以上というものをすぐ考えてしまう。考えてみますと、今見渡してみますと、六十五歳という方はお年寄りと言っては失礼なぐらい元気ですよね。地域においても確かにそうです。そして、生産年齢人口というと十五歳以上。...全文を見る
○小泉国務大臣 昨年、人口問題審議会で少子化の問題を議論していただきまして、今後の少子化における対応策を今後皆様方で幅広く議論をしていただかなければならないのですが、この少子化の影響というのは、もうあらゆる制度に及んでくると思います。  我々通常の常識でも、我々の子供の時代は、...全文を見る
○小泉国務大臣 昨年八月に抜本改革案を厚生省としてお示しし、医療保険福祉審議会を発足させまして、現在、議論をしていただいております。これは制度全般にわたる抜本改革案でありますので、当然、時間がかかります。  現在、審議会においては、診療報酬体系、薬価基準制度について審議をしてい...全文を見る
○小泉国務大臣 改革ということはだれもが使う言葉でありますが、これは今後、厚生省のいろいろな政策課題についても言えることであります。社会保障制度全般にわたりまして改革をしていかなければならない。特に、昨年の国会におきましては介護保険制度創設、これも大きな改革の問題であったと思いま...全文を見る
○小泉国務大臣 基本的にはそのとおりなんですが、廃棄物一つとってみても、それでは、ある町なり村なり、その出たごみは全部その町なり村なりで処理しようということになった場合、東京一つ考えてみても明らかであります。千代田区あるいは港区、昼間の人口というのは、住んでいる夜の人口に比べると...全文を見る
○小泉国務大臣 具体的といいますか実際的に考えますと、都道府県知事がその自分の県内で出るごみをどう安全に処理するかですから、施設をつくらなきゃ困るわけですね。つくれないような基準を設けることができるかどうか。自分たちの出したごみをよその県に持っていかないでどうやってその県内で処理...全文を見る
○小泉国務大臣 これは全省庁にわたる問題だと思いますが、今の財政状況で果たして将来やっていけるのかな、若い人たちが負担できるのかなということを思うと、大変厳しい状況だと思います。  そういうことから、財政構造改革をしなくてはいけないという中での厚生省の予算でも、八千億円増を三千...全文を見る
○小泉国務大臣 そんなに違わないと思うのですが。これは各省、予算をふやしたいというのは、みんな思っていると思うのです。しかし、そういう状況じゃないからこそ、上限を設けてキャップ制度で予算を組んでいかざるを得ない。  それで、厚生省予算だけ削減しろなんというのは、私はだれも思って...全文を見る
○小泉国務大臣 十兆円規模の補正予算というのはどこから出てきているのか、またどういう具体的な姿を示しているのか、私は定かには知りません。  しかし、この十年度予算におきましては、全省庁がマイナス予算を組むという中で、厚生省は、プラスだといったって三千億円ですから、実質的には八千...全文を見る
○小泉国務大臣 碑を建てるということで、今、どのような文章がいいか、どのような場所がいいかということは、局長が答弁しましたように、今、原告団とよく相談しなさい、しかもできるだけ早くまとめるようにと指示しております。その方向で進めていきたいと思います。
○小泉国務大臣 審議会においては、血友病の患者の方からも、またさまざまな分野の委員の方から活発な議論をいただきまして、今後、今までの薬害の反省を含めながら、血液事業のあるべき姿についてしっかりとした結論をまとめていただくことを期待しております。
○小泉国務大臣 国民負担率に何を含めるかという問題もあると思いますが、五〇%を超えていなくても、現在程度においてもかなりもう税と保険料の負担は大きいという状況だと思います。  そこで、国民負担率という名前がいいかどうかというのは、今までの委員会審議でも出てきたところであります。...全文を見る
○小泉国務大臣 いや、今の政府の定義、詳しくは、どういう定義で進めているかというのは政府委員に譲りますけれども、租税負担と保険料負担率を含めて五〇%を超えないというのが、国民負担率、将来五〇%を上回らない形に持っていこうというのが今の政府の目標だと思います。
○小泉国務大臣 財政構造改革というのは、あらゆる聖域なくむだと非効率な点をなくしていこう、行政改革、財政改革両面から制度の見直しを行っていこうということでありますので、社会保障予算も聖域なく見直していこうということで予算を組んだわけであります。  そこで、今後どういう形で補正予...全文を見る
○小泉国務大臣 今の公共事業一つとってみても、このままの省庁配分なり既存の配分の上に新たな予算を増額していくということでは何ら財政構造改革に結びつかないと私は思っております。  でありますので、今後仮に公共事業をふやさなければならないという事態が起これば、当然社会保障関係の基盤...全文を見る
○小泉国務大臣 これは今、十年度予算を審議している段階で十一年度をどうするかというのは、これはことしの十二月において、その状況を見て決めなければいけない。特に、これから抜本改革を進めていきますから、診療報酬体系にしても薬価基準についても大幅な改革になるわけです。医療費の見込みも、...全文を見る
○小泉国務大臣 改革の推移を見てから、十一年度予算はことしの十二月に決めるというのであって、改革の方向はもうしっかりしています。給付と負担の均衡をどうやって図っていくかということでありますので、医療保険においても年金制度改革においても、これから、ことしの秋については来年度の財政再...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、単に母子家庭とか父子家庭という問題よりも、子育て支援に対してどのような施策が必要かということは、今、少子化の中でいろいろな議論が行われる中にも入ってきていると思います。  そういうことから、厚生省としては、当然、就労対策等は労働省とも相談しなければなりま...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、その患者さんの判断を重視すべきじゃないかと思います、判断があるうちは。ある年齢を過ぎて、場合によっては治る可能性があるんだというお医者さんから十分な説明を受けたとしても、患者さんが、どうしてもそれはしたくない、病院に行きたくない、手術をしたくない、治療はした...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、点をつける立場にないと思いますね。まだ一例もない状況において、どう点数をつけていいのかわからない。しかし、脳死状態の状況において移植医療ができる環境は整備されたわけですから、今後の経過なり結果なりをよく見て、直すべき点があれば直していけばいいな、そう思います...全文を見る
○小泉国務大臣 一般歳出の三割を占めるという巨大な予算を抱えている厚生省、それだけ揺りかごから墓場までと言われるあらゆる国民生活にかかわりの深い分野を担当しているわけですので、大変な大きな責任を感じております。  同時に、予算というのは国民の税金で賄われるわけでありますので、国...全文を見る
○小泉国務大臣 あらゆる分野において見直すということでありますので、難病についても、必要な難病患者さんに対しては今までどおりきちんとした措置をしていく。  と同時に、難病といっても、難病でない方よりも軽い方もいるわけです。この難病指定の入れかえというのは、今後検討されると思いま...全文を見る
○小泉国務大臣 小人症については、身長百七十センチを超えてもなお無料で医療が継続されているのはおかしいのではないかという議論もありまして、百七十センチを超えてなおかつ小人症と言えるのかどうか、そういう問題もあります。  そういう観点から今回見直しを進めたわけでありますので、私は...全文を見る
○小泉国務大臣 制度が創設された時代に比べると変わりようは大きなものがありますので、今お話を聞いていましても、母子家庭の問題から父子家庭の問題も出てきているという状況でありますので、この変化をとらえながら、母子家庭の持つ苦労、困難さ、それに対する児童扶養手当ですので、今後とも識者...全文を見る
○小泉国務大臣 今いろいろ言われている点については、具体的に議論の俎上に上がっている段階ではありません。閣僚として、現本予算の問題と財政構造改革そして将来の問題について、当然時期が来れば議論しなければならない問題だと思いますが、現時点においては、どの閣僚も言及しておりませんし、総...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、財政構造改革法案の準備段階におきましても、厚生省関係予算は非常に厳しいですよ、実際に具体化した場合に、恐らく与党の方がびっくりして悲鳴を上げるんじゃないですか、しかしどうしてもやるんですねということで取り組んできたわけであります。総理が火だるまになって行財政...全文を見る
○小泉国務大臣 ダイオキシン対策を初め廃棄物の処理に対しては、今地域住民はもとより国民の大きな関心を呼んでいると思うのです。  私も昨年、ごみ焼却場が密集しております埼玉県を視察いたしましたけれども、住民の関心も、また、実際ごみを扱っている現場を見まして、住民が不安に思うのもも...全文を見る
○小泉国務大臣 医師の数については今削減の方向で検討しておりますので、これからも質の向上を目指しながらどのように適正な医師の配置をしていくか。各都道府県、地域の事情が違いますが、日本においては既に医師の数はふやすよりも削減の方向に来ているというふうに思います。
○小泉国務大臣 昨年八月に、今まで三十数年間いろいろ改革すべき点を指摘されながらそれぞれの利害関係が錯綜してでき得なかった問題についても取り組んでいかなければならないということで、厚生省としては抜本改革案を提示し、そして与党三党で論議をしていただきまして、今発足をいたしました新た...全文を見る
○小泉国務大臣 難病で苦しまれている実情をよく御存じで、今聞かせていただきましたけれども、このような実態を見ると、重症患者には、御指摘のとおり重点を置いて施策を施していかなければいかぬと思います。  今後の施策として、当面、平成十年度予算においては、まず重症患者のための入院施設...全文を見る
○小泉国務大臣 いかなる人間にとっても健康というのが一番大事だと思うのであります。予防は治療にまさるという言葉があるように、今後医療対策の充実でありますが、若いうちから健康に気をつけていただいて、元気で年をとっていただく。長生きできる社会になったのですから、どうせ長生きするのだっ...全文を見る
○小泉国務大臣 小児慢性特定疾患治療研究事業については、小児慢性特定疾患の中で、成長ホルモン分泌不全による低身長症について治療の終了基準等が明確になっていなかったことなどから、成人の平均身長、男子だと百七十センチですが、この平均身長を超えても治療が無料で継続されている例もありまし...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、専門的な方々の意見を聞いてこういう改正措置をしたわけですが、今言ったように、ヒト成長ホルモン等の薬価については、確かに日本のは高い。今後、抜本改革の中でも薬価基準制度の見直しがありますから、これについてはその改正の中で当然適切な措置をしなければいかぬ。去年...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、厚生省が戦争に行ける人間だけをつくっているというのは大変な誤解でありまして……(中川(智)委員「いや、つくっているとは言っていません」と呼ぶ)そういうことは全くないということを御理解いただきたい。  特に、障害者にとっていかに暮らしやすい環境を整備するか...全文を見る
○小泉国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦没者の父母等に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案についで、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支給を初め各種...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○国務大臣(小泉純一郎君) いろんな議論がありますが、要するに国民がどの程度の負担にたえられるかと。給付を要求するのはどんな階層の国民でも自然の要望として出てくると思います。また、政党にしても政治家にしても、各界各層のそういう給付に対する要望にこたえていこうとする努力はする。しか...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 既に日本は昭和五十年代から社会保障に対して一般歳出の中で一番の給付をしているわけですね、公共事業を超えている。今年度予算においても、社会保障関係費が一番税金を使っているといいますか、給付をしている。公共事業は十兆円程度ですけれども、社会保障関係費は十五...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今まで薬価基準の問題が昨年の国会でもかなり多く議論されたと思います。そこで、これからの抜本改革において、薬価基準制度全体を見直そうということで、現在でも医療保険審議会で審議をしていただいておりますので、新たなより適切な薬価基準制度が取りまとめられるとい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 三プランですが、高齢者対策、子育て対策、障害者対策、この事業については今後とも必要な事業量を確保していかなきゃいけない。御懸念は当然だと思いますけれども、厳しい財政状況の中、来年度の予算というのは全体で一・九%増にとどまっておりますけれども、この三プラ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 介護保険制度が導入された大きな趣旨は在宅サービスが基本なんです。特養待機者、これも私は介護保険制度が導入されて定着していけば、今待機者と思っていても、特養に入らなくてよかった、在宅でできるんだという方がどんどんふえることが望ましいと思うんです。そういう...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 補正予算については今いろんな方から発言がなされているようでありますが、どういうものなのか私はまだ具体的に全然聞いておりません。今は本予算を審議している最中ですから、こういう本予算を審議している最中に補正予算論議が出てくること自体大変おかしいなと思ってい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金福祉事業団の福祉事業とか還元融資事業に関連するお話だと思うんですが、私は基本的にこれから国の仕事はできるだけ減らしていかなきゃならない、発想を転換していかなきゃいけないと思うんです。  国の仕事、権限はできるだけ地方にゆだねていく、あるいは民間に...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今のお話を後になって聞いてみますと、もっと冷静な対応ができたんじゃないかと思うんですが、しかし、現実に食中毒が発生すると冷静な議論ができなくなりますね。カイワレが悪いというと全部カイワレを食べなくなっちゃう。狂牛病でも、牛が危険だというと狂牛病にかかっ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 委員も一緒に乗船し、慰霊祭に参列していただきましてありがとうございました。  千五百名余の方々が戦争中撃沈されて亡くなられた。しかもその半分、七百名にわたる人たちが学童だったようで大変痛ましい事件だったわけでありますが、五十三年ぶりとはいえ初めて沈没...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 我々、今日生活でき、また病気に対していろいろな治療法ができてきたのも医学の進歩、科学の進歩によるところが大変大きいと思います。研究者の御努力も日ごろから目に見えないところで進められていますし、そういう将来に対する投資といいますか、研究体制を整備していく...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 未来への研究投資、この予算を確保していくことも大変重要だと思っています。  限られた予算ですけれども、厚生科学という分野におきましても予算をふやしていかなきゃならないということで、ほかの予算と比べて伸び率も高く確保しておりますし、この厚生科学の面にお...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 臍帯血の移植に関しましては、平成九年十二月二十四日、医師や臍帯血バンクを支援するボランティア団体の代表者などの関係者から成る臍帯血移植検討会を厚生省に設置しまして、臍帯血移植の医学的評価、技術上の課題、移植体制の運営上の課題等について現在幅広い検討を行...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今まで児童扶養手当制度についていろいろ問題点が言われておりましたけれども、この制度が創設された当時は受給者の四割にとどまっていた離婚世帯が、近年は離婚の増加に伴いまして九割を占めるに至っております。そして、給付費総額も三千億円を超えるようになった。いろ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) あらゆる制度を見直していくということなんであって、現状維持だと、全部見直しちゃいかぬとなると、もうとても三千億円増にはおさまらないんですね。現状維持、何にもしないで八千億円増する。三千億円増にしなさいという、五千億を切り込む中で厳しい予算編成をしたんで...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回のがん検診についても有効であり、またその重要性は認識しているわけですので、地方自治体がこの問題に対して真剣に取り組むことができるような交付税の所要の措置は講じていきたいと考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) この少子問題については、今までの国会の議論を伺っていましても、厚生関係委員だけじゃないですね、ほかの委員会に所属する議員も非常に関心を持っている。政府も、厚生省だけでなく各省それぞれ協力してこの問題に取り組まなければいけないという雰囲気は既に私はできて...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 予算というのは毎年十二月に編成するもので、ある程度せっぱ詰まらないとなかなか合意が図れないという点もあると思いますが、混乱のないように今後も周知徹底を図っていきたいと思います。  いろいろ現場で苦労されているということでありますけれども、厚生省として...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 詳細については老人保健局長に譲りますけれども、この介護保険制度を円滑に実施するためには、まずいわゆるゴールドプラン、これの目標達成に向けて最大限今努力しているところであります。平成十年度の予算においても所要の額を計上しておりますので、まずこの目標を達成...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 乳幼児に対する医療、特に早期発見、早期治療、これは大変大事なことだと思っております。各地方自治体が支援策を進めているというのはいいことであって、むしろ住民の要望を一番身近に感じていますから、そういう対策がなされていると思います。予算が許せば、こういう点...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 環境ホルモンについてまだわからない部分が多いと思います。人への健康影響など大変重大なものがあると指摘する方もいるわけでありますので、厚生省としてはOECDや国際機関と調査研究、情報交換を現在も進めているところであります。このような国際的な活動と今後密接...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 家族というのは、私もそうでありますが、人間にとって一番大事なものではないでしょうか。親兄弟の中で生まれて初めでいろいろな社会的な基本的な素養を身につけるところが家庭ではないか。そして、あるときは力づけられ、あるときには慰められ、いろいろな活動の源泉にな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは極めて大きな問題で、全体をとらえることがなかなか難しい問題だと思いますが、家族の抱える問題というのは時代によっても違ってきていると思います。  私の子供のころは家族も多いし、近所に親しい人も多いし、うちに帰れば必ず家族のだれかは一人はいたと。近...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今までの戦後の日本社会を見ると、企業の果たした役割というのは私は実に大きいと思います。  それは、中学を出たり高校を出たり大学を出て企業に就職する、この企業の中での教育といいますか、しつけといいますか、社会常識の素養を積むということ、これは家庭では果...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 随分進んだ中学生ですね。
○国務大臣(小泉純一郎君) 中学生で介護の問題からさらに企業の負担まで考える、大人顔負けといいますか、ただ感心せざるを得ないんですが、その点は企業にも負担していただく、現在年金においても医療保険にしてもそうですね、この介護の問題にしても企業に負担していただきます。  しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、仕事が生きがいであるという人が少なくなってきたことは事実だと思うんですが、かといって仕事をしなければ生活できない。私は、少なくなったとしても、今後やはり仕事に生きがいを持つ人が出てくれないと社会は発展しない。要は、家族を犠牲にしてまで仕事に没頭...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○小泉国務大臣 五十三年ぶりに対馬丸の沈没した地点がわかり、確認され一その地点で洋上慰霊を行いたいという遺族の強い御希望がありまして、できるだけ早期に洋上慰霊を行うということで準備を進めておりました。  三月七日、その慰霊が実現したわけですが、予想以上に御遺族の御参加希望が多く...全文を見る
○小泉国務大臣 鈴木長官の発言は伺っております。  しかし、いろいろ私も関係者等に話を聞いてみますと、八百メートルの深海で、現在の技術の問題また費用の問題からいうと困難ではないかと。と同時に、一方では、そっと静かに置いておいてほしいという方もおられる、あるいは、むしろ静かに眠っ...全文を見る
○小泉国務大臣 遺骨収集とかあるいは慰霊事業等は、厚生省の仕事でありますし、御遺族の気持ち、また、後の世代に二度と戦争を起こさないということを伝えるためにも大変重要な仕事だと思っておりますので、そういう点に対する情報収集あるいはこれからの問題点についても、鋭意努力していきたいと思...全文を見る
○小泉国務大臣 私はそうは思いません。陸海軍がどういう行動をしたか、これまた貴重な戦史の資料であり、国民に伝えなければならない点もあると思います。
○小泉国務大臣 置かなければいけないのか、私は、どうして置いてはいけないのかということをお聞きしたいです。
○小泉国務大臣 私もそう思いますね。屋上屋を重ねる、なぜ重複するようなものをつくるのか、私は再検討すべきだと思います。
○小泉国務大臣 戦後五十年以上たってもなお戦争の傷跡が深く悲惨なものであるという認識を多くの方が持っている。私は、戦争を避けるためにあらゆることをしなければいかぬ、政治家として、戦争を二度と起こしてはいけない、これが一番大事な仕事だと思っております。     〔委員長退席、根本...全文を見る
○小泉国務大臣 戦争というのは大きな犠牲を伴うものであり、軍人のみならず民間人に対しましても大きな犠牲を強いるものだと思います。  そして、現在我々があるのもそのようなとうとい犠牲の上に成り立っているんだ、二度とこのような悲惨なことは起こしてはならないということがこれからの若い...全文を見る
○小泉国務大臣 原爆による被災であろうとほかの被災によろうと、戦災者というのは大変な苦労をされていると思います。今回の松谷英子さんが長い期間にわたって大変苦労されていることに対しては、本当にお気の毒だと思います。  しかし、この原爆というものについて、原爆症認定というものは専門...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○小泉国務大臣 国民負担とか公的負担の定義の問題については、今委員の言っていることも私はよくわかります。名前としても、私個人としては、公的負担の方が適切ではないかと個人的には思っております。  この財政構造改革の中で、全省庁予算がマイナスだ、公共事業もマイナス七%なんだ、その中...全文を見る
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○小泉国務大臣 政府が株価操作の疑いを持たれるようなことは、やめた方がいいと思います。
○小泉国務大臣 当時、廃棄物が非常に乱雑に処理されているということが指摘されておりまして、その主要な地域である埼玉県の所沢市、住民の方々が大きな不安を感じている。厚生省としても実際現地を見て、どのような状況か確認しておいた方がいいということで、私は視察に伺いました。  実際に、...全文を見る
○小泉国務大臣 環境ホルモンというのがどういうものなのか、確実にわかっているというよりも、むしろまだわからない部分が多いものですが、しかしながら、既にそういう物質が魚介類を初め人体に大きな影響を及ぼすんじゃないかということでありますので、平成十年度において、厚生科学研究ということ...全文を見る
○小泉国務大臣 ドイツがかなり進んだ対策をとっておられるということでありますが、実情を調べてみますと、人口の密集度も日本とドイツとでは違いますし、焼却炉の数も全然違います。  しかし、そういう進んだ対策を参考にしながら、今後、ダイオキシン対策、果たして燃やさなきゃごみは処理でき...全文を見る
○小泉国務大臣 昨年介護保険法が成立いたしまして、これから本格的に各地方自治体が整備に乗り出してくると思います。去年の段階においてはまだ、疑念といいますか、本当にこの介護保険制度が成立するのかどうかなと。また、具体的な指針といいますか、方向についてはっきり打ち出していない、政省令...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の厚生省関係予算は、各省庁がマイナスになる中で、厚生省予算も約五千五百億円削減しなきゃならない。あらゆる制度を見直そう、負担していただける方には負担もお願いしなきゃならない、厳しい財政状況の中で組まれたものであります。増税はしない、国債増発はしない、財政構造改...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の予算編成におきましても、あらゆる制度を見直していこうということで手をつけたわけでありまして、この難病対策にしても、制度発足後二十五年間経過しております。その間の医学とか治療の進歩は目覚ましいものがあると思いますけれども、今回も特に重症患者に重点を置こうじゃな...全文を見る
○小泉国務大臣 薬物がだんだん低学年に波及している、しかも薬物による中毒症状になりますと、自分自身も大きな被害を受けるだけでなく、他人に対してまでも大きな影響を与えていくという面において、何とかこの薬物の恐ろしさを低学年の児童生徒にも理解していただき、少しでも予防対策に努めなきゃ...全文を見る
○小泉国務大臣 それは多ければ多いほどいいと思うのですが、これも予算の関係もあります。また、各局、各部、それぞれお金があればやりたいことがたくさんあるわけでありますが、今回、不十分でありますけれども、一台からもう少しふやそうということで、ふやす計画を立てております。  さらに、...全文を見る
○小泉国務大臣 せっかくそういう啓発事業のイベントをやるのだったら、いい人を活用すべきだ、また若い人が共感を得るような、素直に胸にすとんと落ちるような人選が大事じゃないかということだと思います。これは、私は、大変大事なことだと思います。  自分のあこがれのスター、好きなスターと...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○小泉国務大臣 基本的に、国の権限を地方なり民間なりに移譲していこうという考え方に私は賛成であります。権限、財源、人間を地方に移譲していこう。そういう中にあって、厚生省、労働省の統合ですが、もともと労働省は厚生省だったのです。戦後、労働省は厚生省から分かれていった。  私は、市...全文を見る
○小泉国務大臣 医療費は、病気になった人もならない人も払っていただく保険料と、国民の税金と、そして病気にかかったときの患者さんの自己負担、この三つの組み合わせで成り立っているということを考えますと、私は、病気になった場合の患者さんの負担というのは、軽ければ軽い方がいいという気持ち...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、増税をしません、若い世代に増税を押しつけるような国債の増発はしません、そういう中で、できるだけむだを排除していこう、効率化を図っていこうということならば、今、国民健康保険に入っている方は三割負担していただいている、健康保険に入っている方は二割負担していただ...全文を見る
○小泉国務大臣 医療の費用がどの程度が適切か、それは、人によっては三割負担してもこれはとんでもないと思う方もいると同時に、あるいは一割負担でもこれは重いと考える方もおられるでしょう。そして、今まで一割の負担だったのが健保の場合二割負担になったということになれば、今までよりは上がっ...全文を見る
○小泉国務大臣 できたらば入院患者さんは早く治って退院していただいた方がいい。長く入院すればいいというものでもない。そして、本来、長期間入院していますと、真に必要な方が入院できなくなるのではないかという批判もあったわけです。  これからの問題として、病院にしても、できるだけ早く...全文を見る
○小泉国務大臣 そのような御批判とか問題点があるからこそ、介護保険制度を導入したわけであります。これからその基盤整備に向かって鋭意努力していくわけでありますので、治療が必要な方、あるいは治療は必要ないけれども介護が必要な方、それらができるだけ、必要でない方まで病院に入院しないで済...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○小泉国務大臣 今回の予算編成の段階で、最終段階には、ほかの閣僚を長時間お待たせして、深夜に及ぶ異例の難航状況のもとで決められた。一番もめたところはこの厚生省関係予算だったわけです。ほかの大臣にもお待ちいただきまして、大変御迷惑をかけただろう。それは、いかに厚生省予算を削るのが難...全文を見る
○小泉国務大臣 一昨年の厚生省関係者の不祥事等の事件もありまして、厚生省の社会福祉の整備とか補助金というのに対しては、聖域だったのではないかという厳しい御批判、御指摘をいただきました。厚生省関係の予算においても厳しく見直さなきゃいかぬという中で、社会保障関係の施設整備費につきまし...全文を見る
○小泉国務大臣 十年度予算については、昨年介護保険法案が成立いたしまして、これから本格的に体制が整っていくと思います。また、準備をしているところも多いですから、要求も今まで以上に出てくるということが予想されますし、十年度予算においては厳しく、しっかりしたところに予算をつけようとい...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、各省庁今までどおりの伸びを認めていったら予算が組めないのです。だからこそ、全省庁マイナス予算を組んでくれ、財政構造改革法案を通してくれという中で予算編成したわけでありまして、厚生省の予算は全体として一・九%しか伸びていないのです。その中で三プランについては...全文を見る
○小泉国務大臣 既存の省庁の枠の上に必要な予算をつける。毎年ふえていたから次の年度もそのとおりふやせという時代ではなくなった。そして、十年度予算におきましても、全省庁マイナスにする、公共事業をマイナス七%にするんだ。だから厚生省関係も、例外として三千億円増を認めるということだった...全文を見る
○小泉国務大臣 これからの予算編成は大変厳しいものがありますが、少子対策あるいは子育て支援についての重要さは私も十分認識しているつもりであります。  今回の予算編成におきましても、全体が厳しい中で、子育て等少子化対策に対しましては、ほかの予算に比べて伸び率もふやしましたし、児童...全文を見る
○小泉国務大臣 児童福祉法が昨年五十年ぶりに改正されまして、今後とも児童に対する福祉について、より適切な対応を考えなきゃいかぬ。特に、戦後間もなく制定された児童福祉法の基本理念というのは、子供は心身ともに健やかに生まれ、育成されなければならないとされておりまして、この理念は、私は...全文を見る
○小泉国務大臣 幼稚園と保育園との問題ですが、これは今文部省と協議をしまして、できるだけ連携協力していこう。違いを強調すれば、違いは確かに多いのです。教育と保育では違うじゃないかと。しかし、共通点を探せば、親御さんから見れば、あるいは幼稚園の先生、保父、保母、いわゆる保育士から見...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○小泉国務大臣 いろいろな警告を受けているということに対して、厚生省としても適切に対処をするよう強く指導しているところであります。  昨年十二月の厚生省の有料老人ホーム設置運営指導指針の改正の結果も踏まえたものとするために、その結論は、ことし五月ごろとなると承知しております。公...全文を見る
○小泉国務大臣 老人ホームというのは、人生ついの住みか、最後のよりどころと思って入る方が多いわけです。そのホームが倒産してしまった、行くところがない、これは非常に困ることであります。  この点についても、民間経営とはいいながら、この事業については、多くの方々に迷惑がかかるという...全文を見る
○小泉国務大臣 いろいろな議論、問題点があるようですから、専門家の検討会を今開いているわけですから、私はその結論を待ちたいと思っております。
○小泉国務大臣 必要な措置は、きちんと改めなければいかぬと思っております。
○小泉国務大臣 公正取引委員会の勧告やら警告は重く受けとめていかなければならない。それに沿って改善策を講ずるということであります。
○小泉国務大臣 いろいろな調査の方法があると思います。いかに有効な調査ができるかという点を考えて、それぞれ臨機応変にできるような調査が必要ではないかと思います。
○小泉国務大臣 ダイオキシンの問題が深刻であるという認識のもとに、昨年八月、私も、埼玉県の廃棄物処理施設、焼却状況を実際見る必要があると思いまして、視察に伺いました。  視察をして感じたことは、これでは住民の方々、特に近くに住んでいる方々の不安は当然だな、この対策を急がなければ...全文を見る
○小泉国務大臣 廃棄物の処理において、大量消費、大量廃棄ということではいけない。むしろこれからは、ごみを少なくして、また、ごみを出した場合にもそのごみを再生利用できないかというような、資源循環型の社会をつくっていかなければならない。  同時に、ダイオキシン対策等、焼けばダイオキ...全文を見る
○小泉国務大臣 今、廃棄物事業者の活動は全国で行われておりまして、考え方としては、都道府県ごとに、その地域の廃棄物は全部その地域で処理するというのは望ましいことはわかります。しかし、現実に言って、東京の場合を考えましても、東京に全国の方が集まって活動を展開している。特に昼間の人口...全文を見る
○小泉国務大臣 最近ではいろいろな物質が出てきて、未解明の分野が非常に多くなってきていると思います。しかし、健康に与える影響ということを考えますと、この環境ホルモン等まだまだわからない点がたくさんあるわけですが、今御指摘のように、ワニやら鳥やら魚介類に現実として深刻な影響が出てい...全文を見る
○小泉国務大臣 弔慰金が収入として認定されるか認定されないか、地域の実情、その個人の自立更生いかん、生活程度いかんによってくると思います。  今回の場合は、ある期間これは収入として認定し、保護を停止した、しかし、自立更生が困難だという場合に再開しているわけでありますので、それは...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○小泉国務大臣 平成十年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成十年度厚生省所管一般会計予算の総額は十四兆九千九百九十億円であり、平成九年度当初予算額と比較いたしますと、二千八百二十三億円、一・九%の増加となっております。これは国の一般歳出...全文を見る
○小泉国務大臣 開会式と閉会式に参列させていただきまして、またテレビ等で選手の活躍を見るにつけまして、実際に障害を持ちながらあれほど活躍できるかと感嘆すると同時に、一種の感動を覚えました。健常者以上の活動を展開して、むしろ健常者が恥ずかしい思いをするようなすばらしい活躍をせられて...全文を見る
○小泉国務大臣 これは今後検討するということでありますので、そういう点も含めて私は検討する方がいいのではないか。慌てて拙速よりも、いろいろな声があります、私はその中で検討すべき問題ではないかと思います。
○小泉国務大臣 いろいろな御議論があり御意見もあるようですので、関係者また専門家等を交えた場を早急に設けまして、しかるべき結論が出されるのではないか、その結論を尊重して対処していきたいと思います。
○小泉国務大臣 お互い大人であり、政治家ですから、みずからの降りかかった疑惑はみずからの責任で晴らした方がいい、それに尽きると思います。
○小泉国務大臣 その点も含めて、言わなくてもわかっているはずですよ、本人は。そんなのは自分で判断することだ、人が言うべきことじゃない。
○小泉国務大臣 それはどの程度政治問題になっているかの問題です。
○小泉国務大臣 どの程度の政治問題になって、みずからの信用にどの程度かかわるかというのは、本人が判断することだ、それを言っているのです、私は。
○小泉国務大臣 今、政治資金規正法においても、国の補助金等を受けた企業なり団体が政治献金をするのは禁止させるのか、どういう規定がされているのか、ともかく大きな制約があると思うのです。それに準じて、各企業なり団体が、その政治資金規正法の趣旨を生かしてやるべきことではないか。やはり国...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、補助金とか税金の特典といいますか恩典を受けるというような企業、団体が政治献金するということについては、今後真剣に考える必要があると思う。それと、今の時点において政党が多額の献金を受けているとかいうのとは、現行法の問題でどうかというと、これは、法律上の問題は私...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、そういう献金はむしろ禁止した方がいいというふうに考えております。
○小泉国務大臣 前々からそのような医療用具等についても不透明な部分があるのじゃないか、あるいはよその国よりもかなり高いのではないかといった点が指摘されております。中医協でも御審議をしていただきまして、そのような不適正なことがないように、価格の適正化にこれからも鋭意取り組んでいきた...全文を見る
○小泉国務大臣 医療保険制度の抜本改革をこれから断行していかなければならない。その中で、今までですと、薬価につきましても、どちらかといいますと高くて新しい薬を使いたがる傾向がある。それを正せという声が昨年の審議でも実に強かった。できるだけ同じ効き目がある薬だったらば安い薬を使える...全文を見る
○小泉国務大臣 医療皆保険制度を維持しようという際に考えなければならないのは、医療はだれが考えても、保険料と税金と病気になった場合の患者さんの一部負担、これをどう組み合わせていくかしかないのですね。その際に、病気になった際を考える場合には、もうその負担は低ければ低いほどいいという...全文を見る
○小泉国務大臣 やはり医療は、経済合理性を追求しても限界があると思います。市場経済の中で統制経済的な面が強いわけですから、単なる合理性を追求するわけにはいきませんが、一般的に言って、私は、公的な病院というのは、むしろ、一般の民間病院ができないような研究体制をしいたり、あるいは高度...全文を見る
○小泉国務大臣 放課後児童育成事業については、時代の変化とともに大変重要な役割を担ってきたと思います。  私どもの子供の時代は、大体うちに帰ってくればだれか身内の人がいてくれる、あるいは身内がいなかった場合近所の人がいるという形で、学校から帰ってきてまた学校に行くという状況は考...全文を見る
○小泉国務大臣 いろいろ要望が多いのは事実なんです。その中でどれを優先的に採択するかというと、これはやはりまだ目標に達していないところを優先せざるを得ない。厳しい財政状況のもとで、目標を達成していないところが結構あるものですから、そっちを優先してしまう。  奈良の場合は、ある程...全文を見る
○小泉国務大臣 現在、十年度予算案を審議している最中に補正予算の話が出てきていること自体、異例のことだと思うのです。わけても、景気対策ということで公共事業に兆円単位の予算をつけるだの、あるいはまた兆円単位の減税をやるだのと、いろいろな議論が出てきておりますが、これでは、昨年成立し...全文を見る
○小泉国務大臣 赤十字社は、人道、博愛という精神に基づいて医療活動等多彩な活動をされておると思います。特に各国の赤十字社というのは、たとえ戦争中であっても敵味方なく救護活動をしているということから、多くの国民は赤十字社というものに対して信頼あるいは尊敬の念を持っていると思います。...全文を見る
○小泉国務大臣 一億円じゃ少ないというのは、それはそうですね。できるだけ多く資金が拠出されるようなことをこれからも考えていかなければならないと思っております。
○小泉国務大臣 御指摘のとおりで、この廃棄物の問題は、我々の今までの生活習慣といいますか生活態度を改めないと、なかなか根本的には解決しない。循環型社会の構築といいますけれども、大量消費、大量廃棄の時代から、できるだけごみを少なくしていこう、そしてなおかつ、ごみを出した場合にも、ど...全文を見る
○小泉国務大臣 この臍帯血移植医療については、私は、これは大変いいことだな、今まで捨てられたものが有効に利用される、積極的に活用を図るべきだ、できるだけの支援を行うべきだという方向で今検討しているわけであります。
○小泉国務大臣 ダイオキシン対策等につきましては、最近、付近の住民はもちろん、国民の関心も高まっておりますし、国会でもたびたび今論議されている問題であります。環境に与える影響、さらには人体の健康に及ぼす影響等、深刻なものがあるということから、厚生省としても、早急にこの問題について...全文を見る
○小泉国務大臣 これは実に難しい問題だと思いますね。特に、大規模店舗が進出すると地元の小売店が反対する、似たような形にもなってくるのじゃないか。かといって、自由競争の場合に制限もできない。大病院が進出すると近くの開業医が反対するという場合もありますけれども、似ているのじゃないかな...全文を見る
○小泉国務大臣 今言われたような問題を検討する必要がある、検討といいますか、どのようにいろいろな意見を集約して、あるべき結論を出すか、これについて、しばらく時間をかしてほしいと思います。
○小泉国務大臣 一たび病気にかかりますと、お医者さんにしても、あるいは病院にしても、患者から見ればまさによりどころといいますか、神様、仏様、お医者様というぐらいの気持ちを持つのが、患者になった身の立場だと思います。一部不祥事があったとしても、大多数のお医者さん方は、人の命の大切さ...全文を見る
○小泉国務大臣 現在、国の医療保険福祉審議会におきましても、さまざまな学識のある方々から御意見をちょうだいし、そして見識ある意見が発表されているということを公開し、できるだけ透明化を図り、国民のあるべき医療制度をどのように構築していくかということを真剣に議論いただいているわけであ...全文を見る
03月19日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法及び戦没者の父母等に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、年金の支...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、政府委員が答弁しましたように、同じような軍務提供がなされたのではないかと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) お話を伺っていまして、これは実にお気の毒なことだなと思いますけれども、この問題は長年言われてきて、いつも解決していない。日本だけの問題じゃない、二国間の問題がある。また、植民地等、かつての韓国、台湾等の問題、この人々の財産請求権の問題については、既に昭...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 国籍というのはいかに重要かと、同時に人間というのは随分、運、不運というのはあるんだなということを感じます。この在日韓国人についてはもう本当にお気の毒としか言いようがない、本人の立場に立てばふんまんやる方ないというのはわかります。しかしながら、これは外交...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 一般の人から比べれば私もよく戦争の書物、歴史書は読む方だと思うんです。そういう当時の事情を考えてみても本当にお気の毒としか申しようがない。もし私がそのような立場だったらこんなふんまんやる方ないことはないと思うんです。  しかしながら、委員会で、国会で...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 長年生活してきたところから全く違った社会に溶け込む苦労というのは大変なものだと思います。特に、習慣が違うし言葉も違うということが一番困難な問題の一つだと思いますけれども、これまでもそれぞれの希望もありましてできるだけ派遣をふやしたり、今では原則三年とい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) たしか一昨年ですね、覚えております。質問をいただきまして、請求漏れを防ぐような措置はどうかということで、今、西川議員の言われたように、その指摘を踏まえて、請求漏れを防止するため、いろいろな措置を講じてまいりました。  今回も自治体と連携しながら、請求...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○小泉国務大臣 パラリンピック大会が成功裏に終わりまして、多くの障害者にも希望と勇気を与えたと思います。  そこで、パラリンピック大会を契機に、障害者スポーツのあり方についていろいろな議論が出てきております。厚生省としては、来月にも障害者スポーツのあり方について懇談会を開いて、...全文を見る
○小泉国務大臣 昨年末の予算編成におきましては、各省庁マイナス予算を組む、厚生省におきましても五千億円程度削減しなければならないという中で、あらゆる既定の歳出項目を聖域なく見直さなきゃならないということで、四苦八苦しながら予算編成したものであります。  今のところ本予算を通すこ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は補正予算の話は全く聞いておりません。しかしながら、ちらほら耳にするところによりますと、補正予算等の話が新聞等で出ているようでありますが、そこの話によりますと、景気のいい、兆円単位の話が出ております。  しかし、昨年の暮れの予算編成におきましては、全省庁マイナ...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○小泉国務大臣 私は今議員宿舎に住んでおりますので、議員宿舎もマンションといえばマンションかと思います。住んでおります。
○小泉国務大臣 当然、多くの方がマンションに住んでいるわけでありますので、マンションの果たしてきた役割というのは大きいものと思っております。
○小泉国務大臣 受水槽の設置者に対しては、安全な水の供給とか管理等に対して指導する、また、直結給水の普及にいろいろな対応が必要だということはわかります。  しかし、どのマンションに住むか、どこに居住するかというのは、最終的には個人の選択の問題だから、個人に公費助成、そこまては必...全文を見る
○小泉国務大臣 介護保険制度は、施設サービスと在宅サービスを両方生かしていこう、特別養護老人ホームというのは二十四時間介護をされる場所でありますので、むしろ軽度の方は在宅サービスを基本にしてその基盤整備を進めていきたい、また特別養護老人ホームに入所したり、あるいは退所したりする場...全文を見る
○小泉国務大臣 障害者のいろいろな施策、計画については、平成十四年度までの数値目標を設定しておりますので、その間、この目標が着実に推進できるように努力していきたい、また予算確保等につきましても、最大限努力したいと思っております。  事業を担当する市町村が障害者計画の策定の推 ...全文を見る
○小泉国務大臣 最近、障害者に対して歯科診療をやる歯医者さんがふえてき、そしてまた関心を持っているということは大変いいことだと思います。私の知っている歯科医師にも、車を使って訪問診療されている方もおられますし、障害者もやはりかむことの重要性、食事する喜びというものをわかってほしい...全文を見る
○小泉国務大臣 基本的に、患者と医師との間に十分な意思疎通が図られるということが大事だと居りのです。  障害者じゃなくても、子供をお医者さんに連れていくと嫌がりますね。もう逃げ回る、押さえつけないと注射も打たせない、薬もつけさせない、そういう場合がある。はたから見れば、随分泣き...全文を見る
○小泉国務大臣 今までのお話のように、障害者の歯科診療に対して意欲的に取り組んでおられる関係者、医師の方々も多くなってまいりましたので、これは好ましい傾向でありまして、これからもそのような、障害者に適切な歯科診療が提供できるような体制の整備に向けて努力をしていきたいと思います。
○小泉国務大臣 実は、けさの閣議の後の懇談会で、村岡官房長官から、PETボトルの再利用、今言ったようなお話をしまして、全省庁、閣僚、協力してくれ、自分も使っているんだという発言がありました。  この再生利用は大事でありますから、厚生省としても、確認してみたところ、もう結構使って...全文を見る
○小泉国務大臣 協力してみたいと思います。
○小泉国務大臣 私は、委員会審議の中で正式に、公式に述べております。医療費は、だれが考えたって、保険料と税金と病気になった場合の患者負担、この組み合わせしかない。なおかつ、現在の診療報酬体系、むだな部分をなくしていく。薬価にしてもそうであります。使い過ぎ、過剰投薬、過剰診療、そう...全文を見る
○小泉国務大臣 医者だろうがだれだろうが、講演の場で正式に表明しております。
○小泉国務大臣 数え切れないぐらいやっています。
○小泉国務大臣 お医者さんもありますし、ほかの場合も、一般の方もあります。
○小泉国務大臣 私は、討論会と対談と、いつか忘れましたけれども、正式に言っています。私は、御質問の意味がわからない。何回も言っているのです、私は。どの場であろうが、お医者さんであろうが、一般の方だろうが、正式に言っています。
○小泉国務大臣 だからこそ実行したんじゃないですか。
○小泉国務大臣 それは、マスコミ報道の問題もあると思います。すぐ患者負担ばかりでしょう。今度の医療保険の抜本改革でも患者負担ばかり大きく取り上げる。あらゆる制度の見直しをやっているのです、診療報酬改定等も。それは、幾ら言ったって取り上げるかどうかの問題です。私は努力しています。
○小泉国務大臣 それは、私がマスコミに、こう言え、こう言えと言うとおりにマスコミが動くわけじゃありません。私は言うべきことを言っている。どう取り上げるかは報道機関の問題です。しかし私は、やるべきことはやる、そして言うべきことは言う。言うつもりで、姿勢でやっております。
○小泉国務大臣 そういう面については一番自治体がよく承知しているはずでありますから、地元自治体とよく連携をとっていくということが大事だと思います。
○小泉国務大臣 繰り返しますが、地元の自治体とよく相談して、何ができるのか、何ができないのか、よく連携していく必要があると思います。
○小泉国務大臣 よく自治体と連携を図って協力をしていきたいと思います。
○小泉国務大臣 今回の病院薬剤師の配置基準の見直しに当たりましては、調剤技術の進歩や薬剤師の服薬指導等の病棟において果たすべき役割等を考慮しまして、その見直しを今行っているところであります。  具体的な薬剤師数につきましては、現在の病院薬剤師数の実態を踏まえたものとなるよう、現...全文を見る
○小泉国務大臣 今の雑誌の記事の件については、ひどいといいますか、まさに制度の悪用を進めているゆゆしき記事内容だと思います。  それと、医薬品の規制緩和ですが、医薬品というのは健康、また生命に大きく影響するものでありますので、ある程度の規制は必要だと思います。しかし、現在の規制...全文を見る
03月23日第142回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省は年金資金を預かっておりますので、年金福祉事業団を通じて一定の資金が確実に有利に運用されるように民間に委託されております。  その際に、年金福祉事業団が一定の資産構成割合に基づいて、投資会社とかあるいは信託会社、生保会社、この民間の金融機関を通...全文を見る
03月24日第142回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 現在、七十歳以上の高齢者の方々は、御自分自身で自分は健康であると考えている方が約八割という、大変たくましいといいますか若々しい考えをされておられる。特に戦争を経験されていますから、我々若い世代から見ますと想像を絶するような苦労をされているにもかかわらず...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 児童扶養手当は、既に給付総額も三千百億円を超えております。そして、この児童扶養手当は離婚した母子家庭に手当てされるわけですが、別れた夫から養育費を受けている者の割合が今一五%程度にしかすぎない。本来別れた夫が払うべき養育費を国が肩がわりしているのではな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは全体の予算の中で、今の予算編成を考えますと、各省庁別に割り当てを決めるわけです。今回の十年度予算の編成に際しては、全省庁すべてマイナスにすると。実質的にふやすところは科学技術関係と厚生省関係だけなんです。だから、公共事業も含めてすべてマイナス、公...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 臍帯血移植、私も委員等からもお話を伺いまして、これはいいことだと。今まで臍帯血をみんな捨てていた、これが血液として有効に活用されるんだと。しかも、白血病とか難しい病気に対しても利用される。これは捨てておく手はない、何とかこういうものを活用しようじゃない...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金にしても介護にしても、どこまで国が責任を持つか、どこまで国がやれるのかということをはっきり示すということが国民に対しても必要だと思います。  年金からいいますと、これはだれが考えてみても、まず国民にどの程度保険料を負担していただくか、高齢者になっ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ダイオキシンが人に与える影響、健康に対する影響ですけれども、これは今国内でも調査しておりますが、国際的にもまだ科学的に完全に明らかになったとは言えないと思います。母乳に出たりあるいは魚介類、食品に出たり、いろいろありますので、国内調査を進めるとともに、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) でありますから、明らかになっていない点がたくさんありますので、十分とは言えません。
○国務大臣(小泉純一郎君) 三月七日、沖縄の那覇港から約十時間かけて沈没地点に御遺族の皆さんと到着いたしました。  当日、心配されました天候も比較的穏やかで、慰霊祭も滞りなく無事なされましたけれども、五十年以上たってなおかつ生存者もおられた、御遺族も一緒に参加して悲しみを新たに...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 現在、あの大戦中沈没した海軍の船を含めて、沈没船は約三千二百隻ほどあると聞いています。これは対馬丸もあるいは戦艦大和も含めてでありますけれども、この三千数百隻の船をできれば全部引き揚げて遺骨を収集するのが筋だと思いますが、技術的に非常に困難である。特に...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の対馬丸洋上慰霊祭を知った方々が、委員もサイパンと言われましたけれども、サイパンからの避難船でもっと痛ましい事件があるんだというような当時の事件を教えてくれる方もございます。対馬丸がやるんだったらこちらもあちらもという声がいろいろ聞こえておりますが...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 残念なことに児童の虐待がふえておりまして、この数年においても、児童相談所における相談処理件数だけで見ても結構ふえています。具体的に言いますと、平成六年では約千九百件、七年では二千七百件、平成八年では四千百件、どんどんふえているんですね。しかも、痛ましい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは普通の常識からしますと、自分の子供を虐待するというのは我々の常識からは信じられないんですが、実際はそういう件数が多くなっている。やはり親が自分の子供を責任を持って育てる、愛情を持って育てる。愛情を子供のうちに、幼児のうちに受けたことがない人は思春...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 民間のボランティア団体がこの児童虐待について非常に熱心に活動してくれておりまして、これが育児不安に対する親の相談に応じよう、あるいは指導しようという形で、特に大都市では盛んに活動されております。  この役割というのは私も重視しておりまして、今後そうい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これもきょう都築先生の質問があるということで実情を聞いたんです。聞いてみて、私もこれはひどい、こんな悪質な医者がいるのかとたまげました。大多数のお医者さんは良心的に、しかも医者という職業の使命感を持ってやっているわけですけれども、中にはこういうひどい、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 実際は余りにも患者さんが多くて全部の診療報酬明細書を保険者もチェックできない、また患者さんも自分がどれだけの検査をして、どれだけの治療を受けて、どれだけの費用がかかっているのか余り気にしない。ともかく膨大な数だと。  それと同時に、お医者さん自身も倫...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 昨年から、患者が明細書を要求した場合には必ず出すようにということに改正しておりますが、すべて出すかとなりますと、これはお医者さんと患者の問題で、中には、お医者さんの判断で本当の病名を知らせない方がいいという場合もあるわけです。患者さんにとってもプライバ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今お話しのように、現況届というのは、年一回、生存とか就労状況、家族、障害の状況を、受給者の情報を把握するために受給者本人から提出していただいていたわけであります。  保険者と受給者との連絡の手段として必要だということだったんですけれども、この提出に際...全文を見る
03月25日第142回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ごみ焼却施設の整備に関するお尋ねですが、厚生省では、第八次廃棄物処理施設整備計画において、極力リサイクルを行い、なお排出されるものは焼却等を行うとともに、積極的に余熱の活用を図ることとしております。  このため、リサイクル関連施設等の整備や、容器包装...全文を見る
03月25日第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 労働省と厚生省が一緒になり、これが一プラス一が二になっては仕事の効率化も図れないという御趣旨だと思いますが、私も同感であります。できるだけ重複を避けて連携をとっていく、当然簡素化に向かって努力していかなきゃなりません。その際にはお互い連携を深めて、縄張...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ダイオキシン、特に埼玉県においてはいろいろ付近の住民が心配されまして調査も行われているようであります。  平成八年十二月の厚生省の検討会において、我が国の母乳の脂肪一グラム中のダイオキシン類の平均値は二十六・六ピコグラムであり、現在の知見からは直ちに...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) きちんと可能な限りの調査をすべきだと思いますし、日本になかったならば、アメリカでもどこでも、その研究成果といいますか調査結果を手に入れるよう努力すべきだと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) ふんだんにお金を使わせてくれればいろいろやりようはありますが、予算というのは限られた状況の中で組まなきゃならない。現時点の財政状況を考えて、おおむね市町村の要望にこたえるよう効率的にやりくりしていきたいと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 介護保険制度は、保険料を負担していただく、そして税金を半分投入する、なおかつ利用者には一割負担をいただくという形で、平成十二年度導入を目指して今準備を進めております。まさに自助、共助、公助、この精神のもとにこの制度が安定的に運営されるように今整備を進め...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度を、特に皆保険制度を堅持していくということについては、大筋の合意といいますか賛成を得ていますと私は感じております。その中で、これから医療保険制度を維持していくためにどういう改革が必要かということで、診療報酬体系あるいは薬価基準制度、医療提供...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 改革には抵抗はつきものです。医師会も抵抗している。製薬会社も抵抗している。その抵抗を排除できない、反対があるからできなかったことを、三十数年ぶりにできないことをやれと言ったからやったわけでしょう。当然抵抗は出ますよ。  現状維持がいいんだったら何もし...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 行政改革、財政構造改革、前回の総選挙で各党政治家は何と公約したのでしょうか。すべての候補者、すべての政党が行財政改革しなきゃならぬと言って公約したはずです。もう増税はできません、国債増発はできませんよ、徹底的に行政のむだ、財政構造の膨張圧力を直しましょ...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(小泉純一郎君) この薬価の問題につきましては、昨年から医療制度改革の中でも大変多くの委員が取り上げられまして、あるべき薬価算定の仕組みについていろいろ議論が交わされたところであります。  これから薬が適切に使用され、そしてできるだけ安い薬が使われるようにという形の制...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 現行の制度を変えようとしますと、当初変えろ変えろと言っていた人たちも、いざ変えると、必ず今までのプラス面がマイナスになったり、マイナス面がプラスになったり出てくるわけです。そうすると、必ず反対論が出てきます。  今の議論も、聞いているとやっぱり現行制...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は瓶類とか缶類とかを紙と分ける程度で、あとは自分でやっていませんね。人任せの状況です。
○国務大臣(小泉純一郎君) ごみは我々人間社会においてだれでもが出さないと生活できないものになっています。そこで、どうやって循環型社会をつくるかということで今苦心をしているわけですが、動物の社会はどんなごみもない、人間社会が言うごみも動物の社会ではない、うまく地球環境に還元されて...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろ専門家、識者等からの御意見も伺っている段階なんですが、もう製造段階で最後の処理段階までを考えて、料金にしても価格転嫁するのかあるいは公費で負担するのかも含めまして、最初につくる段階から最後に処理される段階まで考えて製造すべきではないかなという議...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ダイオキシンの問題は深刻な影響をもたらす問題ですので、昨年来からいろいろ対応策を考えてやっております。  また、どの容器がダイオキシンを出して、どの容器が出さないかと、必ずしも塩素だから出す、塩素じゃないから出さないということは言えないようであります...全文を見る
03月27日第142回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(小泉純一郎君) これから年金制度の改革に着手するわけですが、その前に国民的にも関心を持っていただき、議論を高めていただくということが必要だと考えまして、昨年五つの選択肢を提出しました。  それは、給付と負担の均衡をどう図っていくか。議論を進めるためには具体的内容と、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金審議会の審議も情報公開いたしますし、資料もできるだけ提出します。そして、お互いが自分の年金に関心を持ってもらうためにも具体的数値等を挙げて示したわけでありますので、今後それぞれ議論が出てくると思いますから、その議論をマスコミ等も通じましてできるだけ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点も踏まえまして、企業年金制度の普及やあるいは制度の充実、そういう点も含めて今回年金審議会で審議していただくことになっておりますので、ぜひとも関心を持っていただいて、資料要求なりあるいはいろいろな要望点、各界からのそういう意見というのを歓迎して...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) あらゆる既存の制度を見直して改革に着手する、できるだけ制度の効率化、重点化を図っていこうということで今回低身長ということでも、百七十センチで低身長とは私は言えないと思いますね。私百六十九センチですから、私も低身長かと言われると、そうでもない。  です...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 負担が軽くなる場合は通知がなくても喜ぶから大して苦労は要らないと思うんですが、負担が重くなる場合にいかに周知徹底を図るかというのは、今お話しのようにやはりもう一工夫要るのかなという気もします。  今後、もっとよりよい周知方法がないか、今言った個別に周...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、局長から答弁がありましたように、高額療養費が支給されるまでの間負担していただいて、後でそれを超えた分は返してもらうという制度なんですが、今医療機関の窓口で支払いに充てるための資金を保険者が貸し付ける高額医療費貸付制度が実施されております。この制度を...全文を見る
03月30日第142回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○小泉国務大臣 まだ補正予算の話は聞いておりませんが、今後仮に公共事業等の話が出てきた場合、今までの省庁の枠に上積みを乗せるということでは構造改革にならない、やるべきところはほかにたくさんありますから。全省庁マイナスという前提で厚生省の関係予算は組んでおります。ほかの予算がこの前...全文を見る
03月30日第142回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 乳幼児の医療費負担について各地方自治体で単独事業としてやっているのは承知しております。  そこで、国庫助成をしたらどうかということでありますけれども、前年度に比べて予算をふやしていいというときの厚生大臣ならばそういうことも考えられますが、今いかに国庫...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 繰り返しの答弁になりますが、どのように国費を使うか、効率化、重点化していかなきゃならない。だから、あらゆる制度を見直して、やりたくないこともやっているんですよ、今度の難病もね。重点化していく。難病に指定されるのと、指定されていなくても難病より重い方がい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) そのとおりだと思います。重複を避け、一括して全省が一丸となって各局を調整するのが役所として当然の仕事だと思っております。そのように努めていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 特養施設というのは、二十四時間介護が在宅では無理な方に施設に入っていただく。しかしながら、これから介護保険が平成十二年度に導入されますと、在宅で介護支援を受けられる方はできるだけ在宅でいただこうという形で今準備を進めております。  そして、介護認定も...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今言われましたような大量消費、大量廃棄の時代は過ぎた。これからはいかにごみを減量化していくか、さらには再生利用を図っていくか、資源循環型の社会をつくらなきゃならないということで、今各省庁が連携して対処しなきゃならない時代に入ってきたと思います。  御...全文を見る
03月31日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○小泉国務大臣 ただいま議題となりました国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今回の改正は、近年の高齢化の進展等に伴い、市町村国民健康保険における退職者に係る老人医療費拠出金の増大、老人加入率が著しく高い市町村...全文を見る
03月31日第142回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  今回の改正は、近年の高齢化の進展等に伴い、市町村国民健康保険における退職者に係る老人医療費拠出金の増大、老人加入率が著しく高い市町村国民健康保険の保険者数の増加を踏...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 遠藤議員にお答えいたします。  第一の、社会保障の構造改革に取り組む決意いかんでありますが、ただいま総理がお答えしたとおりでございます。  老人医療費拠出金の負担の見直しの趣旨についてのお尋ねですが、今回の見直しは、近年の人口の高齢化等に伴い、市町...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 城島議員にお答えします。  財政構造改革法と補正予算、そして本法律案の関係についてのお尋ねですが、財政構造改革法については、昨年国会に提出した際の経緯やそのときの覚悟を思い起こすべきではないかと私は思います。私は、橋本内閣は財政構造改革法を改正すべき...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 福島議員にお答えいたします。  補正予算についてですが、私は今のところ話は聞いておりません。先日発表された与党の総合経済対策は、与党が、現下の我が国経済の状況は極めて厳しいとの認識のもとで新たな対策を提案されたものと承知しております。いずれにせよ、現...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 鰐淵議員にお答えいたします。  医療のあり方自体を見直し、それに伴い、制度を簡素化してわかりやすいものにしていくべきだとの御指摘でありました。そのとおりだと思います。抜本的な改革は平成十二年度からの実施を目指しており、現在、関係審議会において審議を進...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 辻議員にお答えいたします。  本法案提出に当たっての審議会運営についての御指摘についてであります。  老人医療費拠出金については、平成七年改正法附則において三年以内を目途として見直しを検討することとされていたことから、新たに設置した医療保険福祉審議...全文を見る
04月01日第142回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 改革はすべて痛みを伴うのであって、今痛みを伴っているのは家計だけじゃありません。企業も痛みを伴っている、中央政府も赤字で四苦八苦、地方政府も、すべてそうなんです。  そこで、改革をどうしなきゃいかぬかということで、医療の場合もこのままでいきますとどん...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今言いましたように、診療報酬制度にしても薬価基準制度にしてもえいやっとすぐ来月からできる問題じゃありません。時間がかかります。国民皆保険制度をこのままやったら保険財政がもたない、どうするかといった場合に、応分の負担もしていただきましょう、抜本改革できる...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 財政構造改革ではあらゆる省庁が前年度に比べてマイナス予算を組もうという実に厳しい方針を立てたわけです。その中で例外と認められたのが科学技術関係費と福祉関係費。これは前年度より増額を認めようということで、厚生省も三千億円程度の増を認められましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 抜本改革の法案を順次出すように今準備を進めて、二〇〇〇年に間に合うと私は確信しております。
○国務大臣(小泉純一郎君) これは手順がありますから、現在、診療報酬体系制度と薬価基準制度について審議会で議論いただいております。  これは結論が出次第、法案を提出しますし、同時に医療提供体制、高齢者保険制度を順次やっていきますから、ことしは一九九八年、平成十年、平成十二年、二...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私もそのような心配はわかります。去年の九月、健保が一割から二割になったということで一時的に若干抑制効果が働いています。しかし、何カ月かすると戻るんじゃないかと心配する方もたくさんいます。高齢者はどんどんふえていきますし、医療の技術も進歩しています。月々...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これはどっちをやっても必ず御不満なり批判を受けるんです。今医療費でも、何で早く決めないんだと。早く決めれば、合意もできないのに決めたとまたおしかりを受けます。しかし、専門家の意見を聞いてじっくりかけなさいよという方もいるわけです。年金にしてもそうです。...全文を見る
04月03日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○小泉国務大臣 老人医療費拠出金の見直しと不正請求、一見すると関係ないのではないかと受け取られる向きも理解できますが、今回の法案につきましては、老人医療費拠出金の算定方法について、平成七年改正において平成十年三月をめどに検討せよという検討規定が入れられておりました。  そこで、...全文を見る
○小泉国務大臣 抜本改革の実施は平成十二年度を目途としておりますので、その間何にもしなくていいじゃないかという議論も一部にはありますが、これは予算編成上の問題あるいは医療費の増大に対する問題をそこまで放置しておくことも無理ではないか、現行の中でもできるだけのことはやっていこうとい...全文を見る
○小泉国務大臣 診療報酬体系制度の改革にしても、あるいは薬価基準制度の改革にしましても、現行とかなり違うものですから、それぞれ意見が出てまいります。この意見というのは、当然専門家を交えてやらなければならないし、改革を実施していく場合においても、関係者間の理解を得たいということでむ...全文を見る
○小泉国務大臣 自由市場経済の中でも、医療というのは、経済原則とは違って供給が需要をつくるという面が十分あるということから、いかに医療費の適正化を図ろうか、むだをなくそうかということで、統制的な計画が必要かということで全体の医療計画がなされております。その点を考えながら、いかなる...全文を見る
○小泉国務大臣 財政構造改革法と今回の法案との関係だと思うのですが、私は、今御審議をいただいております法案と財革法とは切り離して考えております。財革法があろうとなかろうと、現在の老人医療費の拠出金の問題あるいは医療費の適正化の問題ということを考えますと、これはどうしても進めなけれ...全文を見る
○小泉国務大臣 受け取られ方が私の意図とちょっと違っているように見受けられるのですが、今回の予算編成にしてもこの法案の措置にいたしましても、昨年の予算編成の基準に沿ってしているわけであります。私は、橋本内閣でこの基準なり財革法が改正されると思っていませんので、今答弁したようなこと...全文を見る
○小泉国務大臣 私も橋本内閣で財革法が改正されるとは思っていませんから、これを引き続き既定の路線で進めていくべきものだ、そう思っております。
○小泉国務大臣 私がこの財革法の改正は橋本内閣では行われるべきでないと申しているのは、そういう問題が出てくるから言っている点もあるのです。財革法を修正するということは容易なことではないのですよ、全般の政策に及ぶのです。だから、橋本内閣では行うべきでないというのであって、もし、では...全文を見る
○小泉国務大臣 私が財革法の改正は容易なことではないと言ったのは、今委員御指摘のように、この財革法の改正論議がもし現実問題として俎上に上ってくるとすると、これはあらゆる政策推進の前提である政治の信頼性にかかわる問題だからこそ、私は橋本内閣で財革法の改正はすべきではないと言っている...全文を見る
○小泉国務大臣 個別に切り離して議論した方が整然と審議が進むのではないかという意見もありますが、同時に、医療というのは総合的に見ないと議論されない面も随分出てくると思います。  今の御意見ですと、病床数にしても、医療の自由化と規制緩和と統制的な規制をする必要性との関連、そして老...全文を見る
○小泉国務大臣 法律の文章というのは、私も、読んでみて本当にわかりにくいなと思うことがしばしばあります。  今の、文語体から口語体に直すという意味におきましても、若い人にもわかりやすいような文章であるという趣旨だと思いますが、古い法律においては特に文語体のものも多く見られるよう...全文を見る
○小泉国務大臣 全部個人別に保険証を持つという場合に、子供の場合はどうするのですかね。
○小泉国務大臣 そういう点もありますので、今後検討していく課題ではないかなというふうに考えています。
○小泉国務大臣 日本の自由経済といいますか、市場経済の中で、自由な開業を認めている普通の職種でありますと、規制をできるだけ撤廃していこうという方向でいいと思うのでありますが、医療の場合については、国民皆保険制度、さらには、だれでもが公平に適切な医療を受けるという体制を整えるために...全文を見る
○小泉国務大臣 必要病床数のあり方に関しましては、介護保険制度の創設なども踏まえまして、急性期病床、慢性期病床の区分や必要病床数の算定方式などについて検討会を設置し、医療提供体制の抜本的改革の中で検討を進めていきたいというふうにしております。  また、今回の措置というのは、現在...全文を見る
○小泉国務大臣 補正予算の話は、今のところ私は聞いておりませんし、厚生大臣ですから言及する立場にもないと思いますが、この厚生省関係予算というのは、昨年の財政構造改革法のもとにあらゆる制度を見直す、しかも、ほとんどの省庁が前年度に比べてマイナス予算を組まなきゃならないという厳しい中...全文を見る
○小泉国務大臣 今、私の発言を引用されましたけれども、それは、審議会で議論されておりますし、打ち切って今国会へ出せということになると、恐らくじっくり議論して時間をかけてやるというよりももっと御批判が出ると思います。私の、審議をもう少し時間をかけてやった方がいいじゃないかということ...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘のとおり、この医療制度というのは、勉強すればするほどわかりにくい面が出てくると思うのですね。関係者が多い、利害が錯綜している、筋論というのは幾つもある、一筋縄ではいかない、そういう点も踏まえて、今回、抜本改革をしなければならない。  三十数年間できなかった...全文を見る
○小泉国務大臣 現在、医療保険福祉審議会での審議が当初の予定よりは若干おくれているということで、この審議会のおくれが、平成十二年度、二〇〇〇年実施がおくれるのではないかという御心配だと思うのですが、これは、この審議会の結論の取りまとめがたとえ若干おくれたとしても、二〇〇〇年度の実...全文を見る
○小泉国務大臣 この抜本改革の大きな目標というのは、少子・高齢社会に向かって安定した公正な医療制度を築いていかなければならないという点を踏まえてやっているわけでありまして、負担の面においても、若い世代に余り過重な負担にならないように、そして医療提供側にも、むだのないような効率的な...全文を見る
○小泉国務大臣 これは厚生大臣としてよりも、全般の経済問題というと普通大蔵大臣の方が答えるべき立場だと思うのですが、私なりに現況を判断してみますと、やはり戦後五十年たって、すべての面に見直しが必要とされる時期ではないかな、これは単に社会保障制度だけではなくて、経済全般、構造改革、...全文を見る
○小泉国務大臣 私も、できるだけ簡単な方がいいと思うのですよ、わかりやすい制度。今回の抜本改革案の中にも、都道府県単位で全部一緒の案を出しているでしょう。一案と二案、A案、B案、出しています。  わかりやすいということを考えれば、A案ですか、一案。都道府県単位で健康保険も国民保...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  お互いが自分たちの立場だけを主張していたのではまとまるものもまとまらない。総合的に、多角的に判断していただきまして、一つのあるべき、医療制度はどうあるべきかという高い視点に立った議論が必要ですし、その方向に向けて、お互い痛みを分か...全文を見る
○小泉国務大臣 そういう議論のあったことは承知しております。決まった後についても、不満といいますか批判といいますか、なかなか納得できない点が、意見があったということは承知しております。しかし、全体の予算編成の中でこれはやむを得ざる措置だったなということでまとめさせていただいたとい...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、財政構造改革という厳しい枠の中で予算編成をしなければならなかった、しかも、厚生省関係予算も、各省庁マイナスという中で厳しい見直しを進めてきたわけであります。そういう観点から、補正予算とか、あるいは財革法の改正論議が出た場合には、今までの話とは違うのではないか...全文を見る
04月06日第142回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 委員はもう厚生省出身でありますから十分御存じだと思うんです。まして総理が厚生大臣のときの秘書官であられましたから、むしろ私よりも詳しいんじゃないかと思います。その上での御質問だと思います。  介護保険というのは、昨年国会で御審議いただき成立し、平成十...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 前段の診療報酬明細書、いわゆる患者さんのレセプト、これは今十二億枚ですね。これを一々見ては全部審査し切れない。当然であります。これはできれば電算化に向けて合理化を図っていきたい。これも医療費のむだ、効率化を図る点で大事でありますから、これは鋭意電算化に...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今年度予算は財政構造改革法の強い枠の中でぎりぎり費用の削減に取り組んだところでありまして、確かに、今言った三プランについて、事業量についてはマイナスになっていますが、これは基準単価の見直し、費用を縮減して事業量は確保していますから、私は、必要な事業量を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 達成するように全力を尽くす。だからこそ費用の見直し、重点化、効率化に全力で取り組んで、今回の予算においても数十億円、数百億円単位で見直しを進めたと、そのためにこれからもそういう努力を続けていくということであります。
○国務大臣(小泉純一郎君) その考え方については基本的に賛成です。  民間事業者の参入を促進するような措置を考えておりますし、市町村がやる場合においても民間事業者に委託する、できるだけ民間の活用を図っていくような措置は講じたい。さらに、民間が意欲的に福祉事業に参入してみたいとい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これから福祉事業、介護サービスのみならず、いろいろな分野に民間人からも参加してもらいたいということを考える場合に、介護サービスとか福祉サービスに母子家庭の就労者が参入してもらうということも大事ですので、全般的に労働省とか各省は、福祉サービス、介護サービ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 糖尿病をばかにしちゃいけない、十人に一人が糖尿病の潜在病患者だということで、糖尿病というのはあらゆる病気の温床だと。これは日ごろの食生活とか生活習慣を変えることによって治る病気なんだと。  特に、最近は人工透析患者がふえています。今、二万五、六千人。...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 子育て支援といいますか、少子化対策というのは各省庁協力のもとに考えていかなければならない問題ですが、今児童家庭局長が言いましたように、いろいろ具体的な個別の対策は講じているわけであります。また、全体の予算としても他の予算に比べますと増額してそれぞれの対...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金問題については、昨年、いわゆる五つの選択肢を提示したわけでありますが、多くの国民が関心を持っておりますし、年金を受け取る側とそれから若い世代の保険料を負担する方々、この給付と負担の均衡をどうやってとっていくか、さらに今後いろいろな識者からも御意見を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 昨年八月に厚生省案をお示ししましたけれども、その中でも中医協のあり方については今後見直しを行うこととしております。中医協の機能とかあるいは委員構成のあり方などを含めて今後検討していきたいと考えております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 基本的な方針が決まった後、具体的な実践の場合において今御指摘のような本来の趣旨から逸脱したようなものが出る場合があると思います。そういう点もよく配慮しながら、実際に具体的に実施している状況をよく見ながら、そのガイドラインの本来の趣旨が生かされるように役...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も基本的には今のお考えに賛成であります。昨年、財革法を国会に提出したときの経緯やまたそのときの覚悟を、当時推進した方々がどう思っているのかなと改めて問い直したい気持ちです。  見通しの悪さと覚悟のなさを非難しても始まらないんですけれども、私は各省庁...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) まだ現実に財革法の改正問題が議論の俎上に上っておりませんのではっきりと言う段階ではないと思いますけれども、閣僚の一員として財革法の改正問題がしかるべき場所で議論される段階で私もその点を詰めていきたい。今までの前提が違ってくる、話が違うということではっき...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も、厚生省関係予算というのは数十億円、数百億円単位削減するのにみんな四苦八苦しているんだと。そういう状況であるにもかかわらず、景気のいい兆円単位の補正なり追加予算の話が出ている。実際はあきれているんですよ。そういう点も、今お話もありますので、しかるべ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 科学技術研究、わけても医学、先端技術、そして人間の健康、福祉にかかわる臨床研究、お話を伺っていまして重要性というものを改めて認識させていただいたわけであります。これからもその先行投資といいますか、将来の人類のためにも役立つ科学研究費等につきましては、今...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 母乳にまでダイオキシンが出ているということは、食生活全般にかかわる問題であり、環境全体にかかわる問題だと思います。諸外国のいろいろな研究機関ともよく調査をし、連携をして、日本でもそういう基準が必要であるか、またダイオキシン対策全体としていろいろな国の先...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは議論の始まった段階だと思うんですが、私は、仮に母乳が飲めないような基準までダイオキシンが出ているんだったらその母親も相当汚染されているのではないか。もう母乳だけの問題じゃないと思います。そういう状況が来たらもう環境全体が汚染されているのではないか...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) お話はわかる面もあるんですが、しかしあるべき姿といって財政を考えなかったら必ず増額になりますね。口ではみんな歳出を削除しろ、補助金を削減しろと言うんです。されたところは全部反対ですね。国会の委員会でも大体削減したところに対する不満とか批判が多いですよ。...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私もそう思います。  間際にならないとどうも真剣にならない。あした試験じゃないと徹夜で勉強しないというふできの生徒に似ているんですよね。そういう面が随分あると思います。こんなことになるんだったらもっと早くやればいいじゃないかと、私も実際担当してそうい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この十年度予算も、全省庁マイナス予算を組む、そこで科学技術庁と厚生省だけ例外で増額を認めますよという中で組んだ予算であります。  今後、仮に補正予算で、補正だからほかの省庁の予算は別だ、ふやしていいんだということだと前提が違っていますから、それだった...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 実際の円卓会議というので円卓を囲んで会議するということは別にして、ダイオキシンの問題は重大な問題ですので、これは内外の関係機関ともよく情報交換をしていろいろな専門家の意見を聞き、なおかつ調査をしたら結果を公表する、情報公開を進めて真剣な対応策が必要だ、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この補助金の問題は、一昨年の補助金にまつわる不祥事で補助金を廃止しろという議論が出たんですよ、いろんな方から。しかし、補助金を廃止しろと簡単に言うけれども、すべての補助金が悪じゃありませんよ、ずさんではありませんよと。  しかしながら、補助金を廃止し...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これも予算をふやしてという状況で予算編成するのならば削減しないで済んだ方法もあるかと思いますが、これは全部見直さなきゃならないということから出てきた措置であります。  御主張の点を考えますと、全部ふやさなきゃならないんですよ。削減したところ全部いかぬ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 平成十二年の診療報酬、薬価基準の改革の実施、これが危ぶまれているというお話ですが、私はそうとっていません。これは予定どおり実施します。  ただ、現在審議会での議論がいろいろあるんで、その議論の取りまとめがおくれているというだけであって、この議論のおく...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は、まだ半年もたっていない、昨年、財政構造改革法が国会に提出されて、そのときの経緯も承知しているつもりであります。また、そのときの覚悟というのは非常なものだなということを確認して、我々も協力して、この財政構造改革法を国会で御審議いただき、成立を見たと...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今お話を伺っていましても、介護の問題というのは人それぞれによって違ってくると思います。要望も違う、また介護する方の態度とか人柄とか教養とか、いろいろな面によって差が出てくると思います。  それだけに、人的な養成とかあるいは財源の手当て、さらには物的、...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 昨年来いろいろな御審議をいただき、また研究の成果、御意見を伺いまして、私自身、ダイオキシンに対しての認識を深められたことは大変有意義だったと思っています。  最近、特に母乳にもダイオキシンが含まれて、これからの子供たちに大きな影響を与えていくのではな...全文を見る
04月09日第142回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 年金資金を使って特定目的会社が発行する証券を購入することに対するお尋ねだと思いますけれども、年金資金は公的な資金でありますので、これは確実、有利に運用しなければならない。年金福祉事業団やあるいは委託した民間金融機関がそういう面を考えて証券投資を行ってい...全文を見る
04月10日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案について申し上げます。  明治三十年の伝染病予防法の制定以来百年が経過し、この間の医学医療...全文を見る
04月10日第142回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案について申し上げ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 水島議員にお答えいたします。  性感染症やエイズについて新法で対応できるかどうかでありますが、本法案においては、感染症に対する意識の向上や医学医療の進歩に照らして、従来の法律の規定が必要かどうか検討し、整理したものであります。  これらの感染症につ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 加藤議員にお答えいたします。  保健所と検疫所の機能強化についての御質問ですが、御指摘のとおり、感染症対策を確実に推進していくための重要な課題と認識しております。  このため、今後、保健所や検疫所が中心となって行う感染症情報の収集と分析を初めとする...全文を見る
04月13日第142回国会 衆議院 予算委員会 第31号
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○小泉国務大臣 なぜ財政構造改革、行政改革が必要か、財政再建が必要か。それは、税の大きな財源というと、所得税、法人税、消費税だと思います。所得税、法人税に至っては、減税の声があっても増税の声はない。消費税一つとっても、三%から五%へ引き上げる、しかも三年間先行して所得税、住民税を...全文を見る
○小泉国務大臣 十年度予算は、財革法の枠の中で予算編成しております。その際、各省庁マイナスということで、社会保障関係予算も厳しい枠の中で組んでおります。マイナス予算の前提を変えるというんであったらば、ほかの予算はふやします、社会保障関係はそのままですということでは承知できないとい...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 昨年の予算編成におきまして、財政構造改革法の枠内で編成すると、しかも財政構造改革法提出までのいきさつ、議論の経緯を含めまして、私は全省庁が前年度と比べてマイナス予算を組むんだということで、社会保障関係の予算も厳しく削減すべしということで協力してきたわけ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 危機管理といいますと、抽象的な概念といいますか理念といいますか、そういう中では国民の健康や安全を守るということはだれもがわかることなんですが、同時にこれは厚生行政の原点だと私は思っております。  そういう中で、具体的には何かと言われると、これは私の意...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 薬価の制度を抜本的に変えるということで今審議をいただいているんですが、この経緯を考えてみますと、同じ効き目がありながらどうしても高い薬を使いたがる傾向をどうやって直したらいいか、同じ効き目があるんだったら安い薬を使うべきじゃないか、そのためにはどういう...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 薬剤師の配置基準なんですが、今見直しを行っておりますけれども、現状の病院薬剤師の実態を踏まえたものにしていこうということで、現在、医療審議会で検討していただいております。  厚生省としては、その審議会の結論を待って対応していきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 本法案の目的は、感染症の発生及び蔓延を防止することによって公衆衛生の向上及び増進を図ることということでありますが、この人権への配慮、これは当然重要であると思っております。また、患者の人権を守るということと、それから一般国民の人権といいますか、感染を防ぐ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 講じなければならないのがよくて努めなければならないのがいかぬと。私は、努めなければならないでいいのではないかなと、ほかの法律もあるし。そうしますと、私から言わせると、何でみんなニーズなんていう言葉を使うのか。片仮名、英語を平気で使っている。個人の趣味、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 基本指針の策定の手続についてですけれども、これはもうあらかじめ関係行政機関の長と協議する、そして公衆衛生審議会の意見を聞くということになっておりますので、当然、今、委員が御心配の、いろんな市民の意見とか患者団体の意見が反映されるのかということであります...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは委員会の委員長を初め理事の皆さん、委員の皆さんがおられますので、私どもとしては委員長を初め委員会の御指示に従いたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 既に母乳からもダイオキシンが検出されているということは、かなり前からダイオキシンによる汚染が進行していたんだなということがうかがわれると思うんです。  私は、このダイオキシンの問題というのは、今環境ホルモンというので非常に注目されておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 現在のように医学あるいは医療が進歩していない段階においては、ちょっとした病気でも必要以上に恐怖感を持ったりあるいは社会防衛の観点から患者さんに対する人権面の配慮が足りなかったということは率直に認めなきゃいけないと思うのであります。  今回、そういう経...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ルールづくりという点はまだ考えておりませんけれども、個人情報の保護を図ることと、それと感染症に対して無用な不安を引き起こさない、そして国民にもよく知ってもらう、情報公開、これらはいずれも必要なことであります。こういう点に関して、今回の法案においても、厚...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 過去、いろいろな病気に対して、治療法が確立されていない、あるいは医学の進歩等が今日ほどではないということで、患者に対して人権を侵害したりあるいは偏見を助長したりするようなことが多々あったと思います。  そういう点を反省しながら、今回の新法に当たりまし...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 法律は専門家に任せているので、どういうふうにつくるかというのは。要は百年改正されなかった方が私は不思議だと。より現代に適応するようなわかりやすい法律をつくりなさいということを指示するんであって、法律用語とかいうのはもっと専門家がそういう意見を踏まえてわ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 感染症という場合に、まず地域の実情を一番把握するというのはその地域の保健所でありまた都道府県担当者だと思うんです。今、地方分権が盛んに言われていますが、何でも国が国がと、別に厚生省が責任を放棄するわけじゃありませんけれども、今回第一次的な判断権者はやっ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 感染症予防の大事な点は、まず発生情報を的確に得ることだと思うのであります。  大体、感染症が出ますと不安が募ってきますから、誤った情報とか何かわからない不安が出てくる、こういう点について今までの例でも厚生省は後手じゃないかといっていろいろ批判を浴びて...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 介護職員に対する研修というのは大変大事だと認識しております。  例えば、院内感染防止対策については、各病院に院内感染対策委員会を設け、介護職員も含めた医療従事者の感染症に対する教育を初めとして、病院全体として院内感染防止対策に取り組むべきことを都道府...全文を見る
04月15日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 彩グループ事件の概要及びその後の厚生省の対応について御説明申し上げます。  一昨年の彩福祉グループ事件は、厚生行政に対する国民の信頼を著しく損ない、福祉に携わる多くの方々に御迷惑をかけたものであり、厚生省を挙げて、深く反省するとともに、再発防止に取り...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) なぜとめられなかったのかというのはなかなか一つの理由ではないと思いますが、やはり上に立つ官房長に対してまさかあのようなことはやっていないだろうという性善説みたいなものがあったのではないか、そしてお互いを疑うというのは失礼だ、そんなあるまじき行為をやって...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私はこれは各省庁に言えると思うんですね。上に立つ者に対して厳しい耳の痛いことを言うと自分の大事にも影響するのではないか、出世にも影響するのではないか、言いたくても言えない、あるいは上司に嫌われると仕事もできないというような不安感とか恐怖感というのはどの...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは難しい問題で、任せないでやれといいますと非常に煩雑になる。都道府県の自主性、社会福祉法人は、不正な人が経営をやったとしても、入っている人は善良な方が多いわけです。その点、余りがちがちあれやれこれやれと言うよりも、むしろそういう社会福祉事業に活動し...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 百年間の変化というのは、百年前の人から見れば想像もできなかったような状況に現在あると思います。むしろ、この百年間改正されなかった方が不思議なぐらいだと思います。  いろいろ理由はあると思いますけれども、この百年間の中で法定伝染病の患者数が激減している...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 人は一番大事な点でありますから、人材育成、いかなるいい体制を整えてもその人材がそれに対応できる能力がなかったら効果的にいろいろな資源が活用できないわけでありますので、御指摘のとおり人材の養成というのは計画的に進めていく必要があると思います。  本法案...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘のとおりだと思います。  感染症対策を進めていく上において今や国際的な連携協力はもう欠かせないと。寄生虫においてはむしろ日本ではなかなか研究できない体制だというような医学、環境の変化があるという点を考えてみても、国際的な研究機関、代表されるWH...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医薬品の安定供給ということを考えますと、卸の役割というのは大変重要だと思っております。  今回の抜本改革の中におきましても、できるだけ安い薬の使用を促進するために薬価基準制度を見直すということで今審議会で議論をしていただいているところでありますので、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 薬物乱用というのは、個人も廃人同様になってしまう、健康をむしばむだけではなくて、これはもう家庭の崩壊にも結びついたり、あるいは社会的にも多大な迷惑をかけるということで大変憂慮すべき状況にある。特に最近では、薬物というのが低年齢といいますか、低学年に進行...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 財政構造改革法の改正が今問題になっておりますが、きょうの夜にもまた会議が行われるようであります。  去る月曜日、この問題に対して閣僚懇談会が行われまして、その際にもいろいろな議論が出て、基本骨格は変えないということで特例公債の弾力化を考えているような...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今のお話を伺っていると指導も同意も似たようなものじゃないかと思うのです。事務的な問題だと思いますので、専門家にお任せして判断すればいいのではないかなと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 専門家、医療関係者だけじゃなく、これは一般市民といいますか、一般国民の協力を得るということも重要なもので、ぜひとも必要以上の不安は持たないでほしいというような啓発活動、協力、こういう観点からも努力していかなきゃならないと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 人権への配慮と蔓延を防止する、これは両方いかにうまく対処していくかということが重要だと思うんです。  その際に、今言われたように人権への配慮なんというのは、つい最近、外国のある地域で暴行事件が起きたと。そしたら、その付近の住民一万人以上ですか、全部検...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、局長から答弁ありましたように、依然不明な難病、これをどうやって克服していくかというのは大事な問題でありますので、今後クロイツフェルト・ヤコブ病という難病だけでなくて、難病に対しては患者動向調査による患者実態の把握とかあるいは原因解明、早期診断法や治...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 委員会で決めていただきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 総理の答弁が、今日の時点で見れば、さまざまな意見にも耳を傾ける点があるということではありますが、また、局長が、当時の状況においては適切なものと答えているということでありますが、法律制定時においてと現在の状況においては、医療関係者においても一般国民におい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 成立した法律ですから、当時は適切だと思ったんでしょう、国会議員の過半数が賛成しなきゃ法律になりませんから。しかし、今から考えてみれば思い及ばぬこともあったんじゃないかということだと私は思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) そういうことよりも、やはり今の時点で考えれば改正すべき点があったから改正の方向を出したという点が私は適切じゃないかなと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 人間は隠そうとすると見たがる、これは人間の心理だと思うんです。私も、そういう黒塗りがあれば見たいと思うのは率直だと思うんです。情報公開の考え方に沿ってできるだけ情報は公開した方がいいと私は思っています。  どういうものを公開すべきでどういうものを公開...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) エイズ予防法というのは、当時の関係者の意図とは違って、不必要な差別とか偏見を助長した面が私はあったと思います。今のお話を聞いても、患者さんにとっては耐えがたい苦痛を感じられたんだと思います。  そういう点を反省しながら、今回、この法案で患者に対する人...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この法案において、今までの法制定の経緯とかあるいは実情というものを考えて人権に配慮しなきゃいかぬということはもう基本理念に明確にしております。さらには、入院等の手続等の規定の整備も具体的に図っているところでありますので、私はそういう趣旨というのをしっか...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) インフルエンザの予防接種に対しての重要性というのは認識しております。これについてどういうふうにして今後検討していくかということでありますが、公衆衛生審議会の中にその委員会を設置して、どのように準備していくかということを今審議していただいておりますので、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の法案では、患者の医療機関までの搬送については消防関係者ではなくて都道府県の業務、実際には保健所の業務として位置づけておりますが、今お話しのように、実態を考えてみますと、消防関係者の協力を現場では仰いでいるということもありますので、今後、関係機関と...全文を見る
04月17日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○小泉国務大臣 財政構造改革法というのは、これは将来の増税をできるだけ避けよう、また国債の増発も若い世代、将来への形を変えた増税なんだから、この国債増発も抑えていこうという中で、徹底的な行財政改革をしようということから生まれてきた法律だと私は理解しております。そういう中で財革法が...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、政治の信頼という問題にかかわってくれば、かなり損なわれたのではないかなと思っております。
○小泉国務大臣 それは、失政かどうかというのは、国民自身がどのように判断するのか、あるいは総理自身がどのように判断されるのかということにもよると思います。しかし、そういうのをすべて考えて総理が判断されて、皆はいいということだと思うのですね。それは、あとどういう、選挙で診断されるの...全文を見る
○小泉国務大臣 私は総理大臣ではありません。厚生大臣として、自分の主張は主張として言いますけれども、民主主義であります。多数意見に従うこともあれば、場合によっては自分の主張を貫くこともある、その時々の判断で自分なりの判断を下したいと思っております。
○小泉国務大臣 私も実は、総理の言う一工夫というのはどういうものだろうかと今考えているのですよ。なかなか総理は明らかにしない。私は、今週の月曜日の閣僚懇談会でも、社会保障予算の重要性を指摘し、総理も、そうだな、社会保障関係には一工夫必要だなという話をされて、理解を持ってくれたと判...全文を見る
○小泉国務大臣 財革法では全省庁マイナスという、平時においては革命的と言ってもいいぐらいに、前年度より予算を減らしていくという中で、各省庁が予算を組み、また厚生省関係も予算を組んできた。これは、負担といえば、国庫も負担といえば負担なわけです、すべて負担なんですね。増税だって負担じ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、増税ももうできないんだし国債も増発もできないんだから行財政改革をしなければならないという総論は、さきの衆議院選挙でもほとんどの政党、候補者が認識したと思うんです。ただ現実、総論から各論に入っていきますと、官から民へと言いながら、私自身郵政三事業なんというのは...全文を見る
○小泉国務大臣 金を使っていいといろんなら、ここにも使え、あそこにも使えと言いたくなるんですよね。総合対策で予算をつけるというんだったら、出しますよ。しかしどの程度の額になるか。建設省関係の公共事業に比べるとはるかに少ないというのは、そうだと思います。しかし、社会保障関係の公共事...全文を見る
○小泉国務大臣 基本的には、補正予算は組まないで本予算で全部対応すべきだと思うんです。基本的には私も賛成です。  しかし、現実の経済状況に合わせて補正予算というのは何度か組まれてきたわけであります。また、今回を契機にして、いかに前年度に比べてマイナス予算を組むというのは厳しいか...全文を見る
○小泉国務大臣 平成十二年度に実施するように法案を提出するよう、今準備を進めているわけです。  その際に、審議の関係でいろいろ異論が出てきている、それを打ち切って早く国会に出した方が、十二年度成立に間に合うのか、今いろいろ議論があるから、もっと議論を煮詰めて、そして国会に出した...全文を見る
○小泉国務大臣 十二年度実施に間に合わせるように国会に提出いたします。
○小泉国務大臣 この問題は昨年の国会でも盛んに議論されたのですけれども、経済成長に関係なく、医療費はこれからも伸びていくと思います。  大体、高齢者の医療費というのはそうでない方に比べて今は五倍程度かかっていますから、これは無理もないのですね。年をとれば病気がちになる、体も弱く...全文を見る
○小泉国務大臣 今御指摘のように、制度間調整をするか、あるいは税金を投入するか、国保も健保も一緒にしてしまうか、いろいろな議論があると思います。  抜本改革案の中にも、厚生省としては、一つには、もう一緒に都道府県単位でやろうという案を示しているわけです。これは非現実的だと言われ...全文を見る
○小泉国務大臣 いかに決意が強くても、私の意見は少数意見だと言われると、これは民主主義ですから、最後は多数意見に従わなければならない、その辺の調整が実に難しいなと。民主主義というのは、時間もかかるし、余り主張を貫くと勝手なことばかり言うなと言われるし、その辺の調整は難しいのですけ...全文を見る
○小泉国務大臣 去年、財革法を提出して、成立したときは、厳しい財政状況だから我慢しようということで出したわけであります。そして、すべての省庁がマイナス予算を組むのだから、前年度に比べて来年度はいかにふやすかというのが当たり前の中で、前年度に比べて予算を減らしていこうということで、...全文を見る
○小泉国務大臣 現在の制度をそのままにしておきますと、年金にしても医療にしても、社会保障関係の費用はどんどんふえていきますね。今でこそ、まだ余裕があるのではないか、給付が少ないのではないかという議論がありますけれども、年金受給者一つとってみても、大体年金を受ける方は毎年二百万人程...全文を見る
○小泉国務大臣 行財政改革というのは、もうお金がないということから出てきたものだと思いますね。人間というのは、お金がふんだんにある場合に、切り詰めなくていいという場合の状態だと楽なんですけれども、お金が使えない中でどうやってやりくりしていくかということで行財政改革が始まった。そう...全文を見る
○小泉国務大臣 補正予算がどのように具体化するかというのはまだ煮詰まってないと思いますが、公共事業を上積みするという中だったらば、厚生省関係でも公共事業ありますから、施設関係の整備、この点については今どういう具体的な予算が組めるか。例えて言いますと、介護保険制度が十二年度施行され...全文を見る
○小泉国務大臣 各省庁マイナス予算、前年度に比べて、ふやすんじゃなくて減らしますよという中で、厚生省関係と科学技術関係は前年度よりもふえていいですよと。しかし、厚生省関係は、三千億円ふえるのを認めるけれども、ほっておいたら八千億円程度伸びる状況の中で三千億円でいいということは、前...全文を見る
○小泉国務大臣 今後、社会保障全体の予算の中で、今、厚生省関係予算が十五兆円弱、これは年金も医療も福祉も含めてであります。そこで、約七兆円が医療費に使われています。このほかにも社会保障関係で使う分野があるのに、さらに医療費関係をもっと伸ばしてほかの予算を削るか、医療費を抑制してほ...全文を見る
○小泉国務大臣 仮に補正予算を組むのであれば、いかに景気対策であろうとも、今までの、歳出は前年度に比べてマイナスという前提が崩れるわけですから、その公共事業をふやした分は、今までの基準の公共事業だけの予算ではとるべきでない、社会保障関係の公共事業もあるはずだ、当然その辺も配慮すべ...全文を見る
○小泉国務大臣 今回、景気低迷に絡んで、補正予算を編成するという話であります。その際には、いかに公共事業が景気対策として有効だから既存の公共事業を上積みしますよと言われても、今までの予算編成というのは、全省庁前年度に比べてマイナス予算を組むという前提で組まれたわけでありますので、...全文を見る
○小泉国務大臣 共産党の主張は主張としてわかります。自民党内、与党の議論、それも踏まえてやらなければならない。また、私の主張が一〇〇%通るとは思っておりません。私は私なりの主張を展開する。最終的に多数意見に従うか従わないかというのは、私の判断によると思います。
○小泉国務大臣 私は共産党ではありませんから、自民党員として、閣僚の一員としてしております。財政構造改革はどんな政権にとっても必要な改革なんです。いかに国庫負担を減らすか、増税をしないで済むか、その中で効率的な社会保障制度改革をしていかなければならない。私は私なりの閣僚としての責...全文を見る
○小泉国務大臣 それは補正予算を組むということによって当然違ってきますね。社会保障関係の公共事業もふやせと要求しております。九八年度、九九年度予算においても上限制も課せられておりますから、その点も私は、財革法を改正するのだったらば特例を考えてもいいのではないかというふうに主張して...全文を見る
○小泉国務大臣 難病対策にしても、これは厚生省関係予算の伸びは二%程度ですけれども、難病対策については二〇%伸ばしている。  確かに難病の予算で削った面もあります。これは、難病に指定されている方と、難病に指定されていないけれども難病以上に重い病気に苦しんでいる方もおられる。そう...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、財革法の改正ということに関係なく見直さなければならない点だと私は思います。
○小泉国務大臣 まず、計画を達成することに全力を尽くしたいと思います。そして、この達成した中で不十分な点があるか、やらなければならない点があるかについては、またその時点で考えていきたいというふうに考えております。
○小泉国務大臣 今年度予算は既に成立しました。その前提で厚生省関係予算も組んで、今、補正予算の話とか財革法の改正の話が出てきているわけです。ですから、この予算というのはもう成立しているのですから、その後、上積みをどうするかというのが今後の補正予算の話になってくると思います。  ...全文を見る
○小泉国務大臣 医療の問題というのは、普通の経済合理性から考えますと、供給がたくさん出ると値段も安くなる、競争によっていい商品も安く提供されるということが普通の商品では当てはまると思います。しかし、医療に関しては、病院、診療機関がふえればふえるほど、それでは、医療費も削減されて、...全文を見る
04月17日第142回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今挙げられた問題は、これから福祉予算というものを考える場合、ほっておくとどんどん伸びていく、高齢者もどんどんふえてまいります。  年金一つとっても、年金をもらう方々が年に二百万人程度ふえていく、亡くなる方も百万人程度おられますから、差し引いても百万人...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 年金福祉事業団で株価操作したというような話がありますが、年金資金を株価操作に使ったことはありません。誤解のないようにお願いします。
04月20日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○小泉国務大臣 私は郵政三事業民営化論者ですから、それに比べれば、現実に郵政民営化成らなかったわけですから、その方向に行っていないじゃないかという批判は当たるかもしれませんが、現状から比べれば、郵貯の資金運用部への預託も廃止された、企業会計原則にのっとって自主運用する、なおかつ、...全文を見る
○小泉国務大臣 民間でも一千万円までは保証するとなっております。郵貯は一千万円以上預ける、ことができないんです。何ら問題ないと。
04月21日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○小泉国務大臣 昨年の統計で、六十五歳以上の人口が初めて十四歳以下の人口を上回ったという、これは、日本において高齢・少子社会を典型的にあらわす一つの統計数字だと思っております。  そういう中で、高齢者tそして若い世代がどのように支え合ってこれからの日本を築いていくかということを...全文を見る
○小泉国務大臣 今手元にある資料とお話を聞いていまして、私も、率直に言って公務員の安月給という印象を持っておりました。しかし、これを見て、そうでもないなということの印象を持ちました。これは今後とも、公務員全体の制度、人事院等のあり方にかかわってくる問題でありますので、検討する必要...全文を見る
○小泉国務大臣 このようなことが行われていたということはまことに遺憾であって、平成八年九月に閣議決定された公益法人の設立許可及び指導監督基準に適合していない、明らかであります。  今の御指摘、よく調べていただきました。今年度中に、事業内容、役員構成等につき、公益法人にふさわしい...全文を見る
○小泉国務大臣 できるだけ早くやります。
04月21日第142回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 保育環境や育児介護施設の充実についてのお尋ねでありますが、保育については緊急保育対策等五か年事業を推進してまいりましたが、昨年、児童福祉法を五十年ぶりに改正いたしました。平成十年度予算において、すべての保育所で乳児保育を行える体制の整備や延長保育の充実...全文を見る
04月22日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○小泉国務大臣 私は、今回の財投改革、郵貯、簡保の預託廃止というのは、財投制度、特殊法人の改革に大きくつながっていくと思います。  今御指摘の、地域に郵貯資金、簡保資金を使ったらどうかという話なんですが、自主運用なんです。郵貯とか簡保のお金は、国民から預かった大事なお金ですから...全文を見る
04月23日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○小泉国務大臣 変わりません。  私は、厚生、労働、両省のみならず、すべての省庁、できたら二文字がいいんじゃないかと思っているのです。今、通商産業省にしても通産省、科学技術庁にしても科技庁と呼ばれる。自由民主党だって自民党。大体日本人というのは二文字が好きですね。国語というのは...全文を見る
○小泉国務大臣 国立病院・療養所の統廃合、移譲問題は実に難しい問題で、住民にしてみれば、病院というのは身近にあった方が心強いといいますか、安心する感じがするんですね。できるだけ住民の理解、協力を得ながら進めています。限られた医療資源、できるだけ国の役割というものを重点的、効率的に...全文を見る
○小泉国務大臣 各省庁が連携をとるというのは、どのような政策を進めていく上においても大事なことだと思っています。厚生省も、青少年問題、例えて言えば、最近、麻薬、覚せい剤等も低学年にかなり浸透していくというか、弊害が起こっている、そういうことから、文部省と協力、あるいは警察庁と連携...全文を見る
○小泉国務大臣 幼稚園と保育園ですが、これは何をもつて一元化というのかというのもなかなか難しい点だと思うのです。確かに似たような役割というのは十分あります。しかし、保母さんの資格と幼稚園の教員といいますか資格も、今、違うようでありますけれども、お互いが両方の免許を取りやすいような...全文を見る
○小泉国務大臣 担当ごとに大臣を置きますと、簡素効率化よりも逆行するんじゃないか、逆に縄張り意識が生まれるんじゃないかということから、今回も省庁を少なくするんですね。よく通産省の中でも、中小企業を分けて中小企業専門の大臣を置けとか言っています。別に大企業と中小企業が対立するべき問...全文を見る
○小泉国務大臣 地方分権という趣旨もあります、地方の自主性とか自律性を高める。地方分権推進委員会からの勧告というものを尊重しながら、できるだけ機関委任事務、廃止できるものは廃止していく、統合すべきものは統合していくという形でやっていきたい。地方分権推進委員会の 勧告を尊重してい...全文を見る
○小泉国務大臣 移管できるものは移管していきたい、委任できるものは委任していきたいと。
○小泉国務大臣 これから高齢社会が進んでいく。去年、初めて六十五歳以上の人口が十四歳以下の人口を上回ったわけです。人口の構造変化がある。そして、人生五十年の時代に年金は五十五歳から支給あるいは六十歳から支給という時代と違って、今やもう人生八十年、長生きじゃないのです、八十まで生き...全文を見る
○小泉国務大臣 先ほどもお話し申し上げましたけれども、福祉政策と雇用政策、これは一体的に運営すべきものが随分多いと思います。この点。高齢者雇用の問題も、当然福祉政策に関連してきます。同時に、最近は、女性の仕事は家事、育児という時代ではありません。男も女も家事、育児、仕事を分かち合...全文を見る
○小泉国務大臣 ちょうど十年前、私が厚生大臣を担当したときに、やはり年金の、将来に六十五歳支給開始にしようということが最大の課題だったのです。一番抵抗が強かったのは、六十五歳になるのはこれは二十二年先ですよ、今から二十二年後を考えて、今の六十歳支給を六十五歳にしましようということ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、かねがね述べておりますように、昨年の予算編成でも、各省庁が前年度に比べてマイナス予算を組む、そういう中で、社会保障関係も節減できるところは節減しなさい、厳しい構造改革をしなければならないということで予算編成に取り組んでまいりました。  最近、景気低迷もあり...全文を見る
○小泉国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、現実に今、財政構造改革法の改正が話題になっております。また、私もその問題において当事者の一人として今折衝を続けている最中でありますけれども、財革法を改正して、景気対策として公共事業を数兆円上積みする、赤字国債の発行枠を広げて、これも...全文を見る
○小泉国務大臣 必要な検討を行い、重点化、効率化をしたわけであります。ぎりぎりの削減策、効率化をしなければいかぬということで、すべての制度を見直してきた。  それぞれ補助金をもらっている団体から見れば全部必要だという理屈はわかります。しかしながら、現在の財政状況を考えるとそうい...全文を見る
○小泉国務大臣 難病につきましても、難病に指定されている病気と、難病に指定されていないけれども難病以上に苦しんでいる方もおられるわけです。そして、難病に指定されていながらも日常活動はされておられる方もいるわけです。そして、難病に指定されていない方から見れば、自分たちは普通の負担を...全文を見る
○小泉国務大臣 一昨年の岡光前次官の不祥事等につきましては、厚生省としても、厚生省創立以来の不祥事であり、この不祥事からいかに立ち直るかということに今まで腐心してまいりました。  災いを転じて福となすという言葉がございますが、この災いというものをよく反省しながら、将来、厚生行政...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○小泉国務大臣 けさほど、閣議で、財政構造改革法を改正する、その際に社会保障関係費のキャップ制といいますか上限枠、十一年度は停止する。ということは、要するに、来年度予算編成にかけて一つの強い拘束が外れたわけでありますけれども、かといって、これが野方図な増額要求につながるものではな...全文を見る
○小泉国務大臣 一対一という形ではありませんが、閣議等の懇談会の場でじかに話したということであります。  きょうも、閣議終了後、総理と二人で今までのいきさつと今後の対応についてお話しいたしました。
○小泉国務大臣 当初、財政構造改革法を改正する場合にも、各省庁の歳出の上限枠、キャップ制は外さない、維持するという話でありました。  そういうことにつきまして、私は、財政構造改革法を改正する趣旨というのが、現在の景気低迷という経済情勢も大きく関係していく。その際には、公共事業を...全文を見る
○小泉国務大臣 キャップ制は十一年度、十二年度にかかっております。そこで、十一年度は外すけれども、十二年度には生きてくる。十二年度には制度改革、医療にしても年金にしても制度改革が始まります。特に、医療制度につきましては抜本改革が実施される年度に当たっております。そしてなおかつ、そ...全文を見る
○小泉国務大臣 社会保障関係については、もう毎年、改革に取り組まなければならない状況であります。特に、昨年、介護保険法が成立し、今、抜本改革、医療改革の検討を続けている。同時に、年金審議会では、来年の通常国会で法案を出す、これまた審議が進められております。  矢継ぎ早に毎年毎年...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、厚生省だけでなくて、政治全体に言えると思いますね。  結局、患者負担増額も嫌です、保険料増額も嫌です、税金で見なさいという安易な意見になってきたんです。私はそう思っています。診療報酬も削減するのは嫌です、薬価を見直すのも嫌です、ところが、国が負担するのは...全文を見る
○小泉国務大臣 お互いが支えている場合もあるし支えられている場合もあるんだという認識を高齢者にも持っていただく。高齢者でも、自分の子供もいるし、孫もいるわけであります。年をとれば若い方みたいな自助努力の分野が極めて狭められてくるのは事実だと思います。しかしながら、高齢者の中にも若...全文を見る
○小泉国務大臣 大臣が出て指導するかどうかはともかく、どのような業界といいますか職業でも、新規参入というのは嫌がりますね。やはり、競争が激しい、その競争によって適正な基準なり水準が生まれるということが自由市場の一つの原則でありますけれども、そういう中で、医療というのは確かに特殊性...全文を見る
○小泉国務大臣 医療費の自己負担が上がることによっていろいろな影響があると思いますが、今御指摘の点も私は両方あるのではないか。というのは、自己負担が上がったためにさして必要のないのは行くのをやめようかなという点と、そしてもう一つは、自己負担が少なければもっと気軽に行けるのだろうけ...全文を見る
○小泉国務大臣 安田病院のような不正請求事件というのは、医療保険制度に対する信頼を大きく傷つけたものだと思っています。まことに遺憾であり、既に安田病院に対しては保険医療機関の指定を取り消すなど厳正に対処してまいりましたけれども、今後ともこの不正請求をいかに防止するか。審査体制等を...全文を見る
○小泉国務大臣 医薬品の安全性、有効性、この審査評価体制をきちんと整えるということは重要だと思っております。  今、医薬安全局長の答弁の中にも、当時の審査評価体制に問題はあったとは思わないという答弁がありましたが、そういうことではなしに、現実に問題が出てきたわけです。やはり問題...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、十一年度のキャップを停止したとはいいましても、現下の財政状況を考えれば、継続的に深刻な状況は続いていくわけです。特例公債を毎年減らしていかなきゃならないということには変わりはない。  財政状況を考えれば、税金にしても、赤字国債を発行するにしても、自己負担...全文を見る
○小泉国務大臣 医療制度の抜本的な改革の実施は十二年度になります。年金改革も、来年度の通常国会に法案を提出するにしても、十二年度以降になると思います。となれば、十一年度の予算の場合は、総合的な、構造的な制度改革ということでなくて、ともかくこのキャップがありますよ、この中で何でもし...全文を見る
○小泉国務大臣 焼却炉の管理という面については、これは、市町村がどのような会社に委託しているか、市町村がよく指導監査体制を整備していかなければいけないと思っております。その点について正すべき点があれば、厚生省からも、よく実情を調べて、より適切な指導を強化していきたいと思っています...全文を見る
○小泉国務大臣 具体的な対応については、今、政府委員から説明させたいと思います。
○小泉国務大臣 私は、財政構造改革法、昨年成立したんだから、それにのっとって各種予算を編成してきたわけですから、苦しくても、真剣に財政構造改革に取り組まなければいけないということから、橋本内閣では、財政構造改革法を改正すべきでないと申しておりました。  しかし、現実に、多くの方...全文を見る
○小泉国務大臣 来年度の枠は停止されましたけれども、十二年度はきいできます。これは、十二年度には本格的な制度改革が進んでいきます。介護保険制度も十二年度実施が決まっている。同時に、医療制度改革も十二年度実施します。年金改革も十二年度から改正が始まります。いずれにしても、本格的な制...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、厚生大臣として、また国務大臣として全力を尽くしている、職務に精力的に取り組んでいる、それだけです。
○小泉国務大臣 厚生省関係、社会保障関係の上限枠、いわゆるキャップは外さない、しかしながら補正で実質的にキャップを外すような措置を講ずるというから、社会保障関係も各省庁と同じように上限枠を外さないでやってくれという要請でありました。実質的に外すなら外した方がいいじゃないかというの...全文を見る
○小泉国務大臣 今後高齢・少子社会、いわゆる高齢者はどんどんふえていく、一方若い世代はふえないあるいは減っていくという状況にあって、高齢者も若い世代もお互い支え合っていこうという医療制度改革はどういうことが必要かということで、医療提供体制あるいは診療報酬体系、薬価基準制度あるいは...全文を見る
○小泉国務大臣 特定、非特定にかかわらず、いろいろな分野の方から意見を聞いていく、識者の方たち、そういう中でどれが一番いいかということが大事だと思います。政党も、特定といえば特定の団体の一つであります。政党の意見も聞かなきゃいけない、関係団体の意見も聞かなきゃならない、いろんな方...全文を見る
○小泉国務大臣 この問題は、昨年も強く財政当局に早期返済を求めて、たしか千四百億円程度でしたか、返済したはずだと思います。ことしも早期返済を強く求めていきたいと思います。
○小泉国務大臣 これは、財政改革法が改正され、社会保障関係の上限枠が停止されたとしても、老人保健の拠出金をどのように負担するかの問題でありますので、今後、抜本改革の中でもこの問題は解決しなければならない問題でありますが、当面の問題としてぜひとも必要な措置であるということを御理解い...全文を見る
○小泉国務大臣 十一年度のみキャップを停止するということでありますので、十二年度には当然また上限枠が設定されるわけであります。十二年度は今までのキャップが設定されるわけであります。
○小泉国務大臣 きょうの閣議後の総理との話し合いにおきましても、十一年度のキャップが停止されたことによって抜本的な構造改革の手が緩むんじゃないかという誤解を持っている方がいるようだ、そのような誤解はぜひ解くべきだという指示が私にありました。当然、十一年度のキャップは停止されるとし...全文を見る
○小泉国務大臣 ダイオキシン対策が今国民の大きな関心になってきた。これは母乳にも出ているということを見れば、既に長期間、我々のまだ気づかない時点から汚染が進んでいると見なければいけないと思っております。  そういうことから、このダイオキシン対策は、今後の環境保全、人体への健康と...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、ダイオキシン対策を真剣に考えなければいかぬということで既に事務当局に指示を出しておるわけでありますから、ダイオキシン対策をするということは実態をまずわかっていなければいけない。研究調査を進めることは当然でありますし、今後そのような体制をとるということは、調査...全文を見る
○小泉国務大臣 財政構造改革法が昨年十二月に成立し、そのもとで予算編成をしたときの前提は、各省庁マイナス予算だったのです。前年度に比べてマイナス予算を組む、実質的な増額は科学技術庁のみ、各省庁マイナスの中で厚生省は三千億円程度の増額を認めるということで編成された予算であります、十...全文を見る
○小泉国務大臣 別に、私は何点満点という点数をつける立場にないのです。この深刻な財政状況を考えれば、やらなければならない構造改革はたくさんあります。本格的に増税はできない、国債増発ができない中で行財政改革をしなければならない状況に政治も本格的に目を向け出した、これは評価しなければ...全文を見る
○小泉国務大臣 平成十一年度、十二年度は、対前年度比おおむね二%増になっております。十一年度予算がこれから、順調にいけばことしの暮れに編成される予定であります。  その際に、予算がどの程度の規模になっているか。そのおおむね二%増が十二年度まででありますから、その後外れるといって...全文を見る
○小泉国務大臣 委員はこの厚生委員会は初めてだと思うのでありますが、去年から、その議論は各委員から盛んに出た問題であります。審査体制はもちろん、診療報酬体系、薬価基準、今までの制度では限界がある、改正するべきだという意見がほとんどでした。  それにこたえて、厚生省も抜本改革をし...全文を見る
○小泉国務大臣 趣旨、総論はみんな賛成ですね。増税はいけない、国債増発はいけない、だから行財政改革だ。  官から民へ、中央から地方へ、私はこれを徹底させるべきだと思う。それが構造改革につながる。  現実一つとってみても、各論に入ると抵抗が出てくる。この抵抗を排除しない限り、構...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○小泉国務大臣 これは、今のやりとりを伺っていまして、不備な点もあるなと率直に感じましたね。  保険料を納めていない人は、きちんと納めている人に対して、甘えているというか依存している。自分は納めなくても給付は受けられるだろうという人がふえたら、この保険制度は成り立たないんですね...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、問題点はあるという認識に立って検討すべき課題だと思っております。
○小泉国務大臣 今後のこの法施行後に、できるだけ理解を得られるような情報の透明性等、きちんとしていく必要があるというふうに私は思います。
○小泉国務大臣 この問題はいつも取り上げられる問題なんですが、医療に関しては専門家が多いわけですね。そうすると、専門家の意見も聞かないで、厚生省独断じゃないかという批判が必ず出るんです。その兼ね合いだと思います。
○小泉国務大臣 私が言ったのは、その兼ね合いでありまして、厚生省独断という形をとらないで、できるだけ関係者の意見を聞きながら、最終的には厚生省が責任を持つという形、時間とか、意見を聞く方々にもよると思います、また国会もあります、その辺をよく勘案しながら判断すべき問題ではないでしょ...全文を見る
○小泉国務大臣 一九九九年度の社会保障関係に対する上限枠、いわゆるキャップ制は停止されましたが、二〇〇〇年度、平成十二年度にはこれがきいできます。そして、二〇〇〇年度には、医療制度の抜本改革が実施に移される年になっておりますし、介護保険制度が導入され、実施される年になっている。ま...全文を見る
○小泉国務大臣 今政府委員から答弁ありましたように、推計するというのはなかなか難しくて、また十二年度予算になれば今の状況と額においては若干違ってくると思いますが、十二年度になりますと、医療制度の抜本改革が実施の年になります。年金制度の改革も来年の通常国会には法案を提出したいと思っ...全文を見る
○小泉国務大臣 年金、医療、福祉というふうに大ざっぱに分けますと、大宗をなすのはやはり医療だと思います。
○小泉国務大臣 十年度予算を編成する際におきましても、補助金などは全部カットしろなんという声が出たのです。いざ一割でもカットすると、大変な反対ですよ。皆さんかなり気楽に、補助金行政が悪いといってカットしろと言いますけれども、これも、いざやってみて、容易なことではないなと。しかし、...全文を見る
○小泉国務大臣 なかなか共産党とはふだん一致しない点があるのですが、きょうは珍しく一致したようであります。  一部の不心得者のために全体が信頼を損なう、非常に残念なことであります。不心得あるいは不正に対しては厳正な対処をとるのは当然でありますけれども、大多数の医師、医療関係者は...全文を見る
○小泉国務大臣 十一年度はキャップ制が停止されましたけれども、十二年度はきいできますから、それは、十二年度には医療保険制度の抜本改革が実施に移されます。そして、介護保険も導入される、年金制度改革も実施に移されるということで、抜本改革が順次行われていきますので、十二年度のキャップと...全文を見る
○小泉国務大臣 医療は普通の商品の市場経済と違いまして、お金を持っている方もそうでない方も公平に診なきゃならない、金持ちだけ診てそうでない者は診ないというわけにはいかぬと。当然、自由市場の中で公平な医療が行われなければならないということで、私はある程度の規制は必要だと思います。市...全文を見る
04月28日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 新法に基づく感染症対策の実施に当たりましては、現場の医療関係者が新法の内容について正確に理解して具体的な医療を提供することが重要と考えております。  御指摘の医療関係者向けの手引書といいますか指針といいますか、これを作成して普及することも一つの重要な...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) いわゆるP4ですよね。
○国務大臣(小泉純一郎君) 感染症対策を進める上で、感染症の清原体等を的確に検査、診断できるようにすることが重要であると認識しておりまして、基本指針にも盛り込むことが適当と考えております。  実施に当たりましては、御指摘の病原体等安全管理基準レベル4を満足する施設を含め、病原体...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 第十二条においては、感染症の発生動向を把握するため、一類感染症の患者等を診断した医師が保健所長に届け出ることを規定しておりますが、医師が患者にその旨を連絡することは法律上は規定されておりません。これは、保健所長に届け出る旨の本人への告知は、法律等で一律...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 国立感染症研究所村山分室の高度安全実験室、いわゆるP4施設については、昭和五十六年の施設完成以降、その稼働に向けて努力しておりますが、現在まで地元住民の理解が得られていないことから実験が開始できない状況にあります。  高度安全実験室については、その安...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘のとおりだと思います。解説書等、できるだけわかりやすい指針といいますか、そういうものはつくる必要があると思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 財政状況が大変厳しいことには変わりないんですが、この感染症対策のためにも必要な予算措置はできるだけ講じていきたいと鋭意努力していきまして、目立たない予算ではありますけれども、いざというときには大事な危機管理体制ということも含んでいるものですから、めり張...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 見ておりません。
○国務大臣(小泉純一郎君) 九年度に比べて減っているじゃないかと言うんですけれども、八年度に比べて九年度がかなり施設整備等でふやしたということで、十年度については御指摘のとおり減額となっているのは事実であります。  しかし、これから、エイズ関連事業については効率化を図りまして、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 豊能郡のダイオキシン問題については、地元の皆さんも、また全国の皆さんも非常に関心を持っていると思うんです。厚生省としても既に現地に担当官を派遣しまして調査を進めております。  今後、大阪府そしてまた美化センターの組合、事業者、能勢町等の関係者から要望...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 文部省、科学技術庁、そして厚生省、この三省庁の連携を深めてエイズ研究の総合的な推進に今後とも努めていきたいと思います。
04月30日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第11号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 過去の感染症患者に対する差別や偏見等についての御意見だと思いますが、確かに過去において患者さんや家族が偏見によって多くの苦痛を受けたと、これはもう身体的にも精神的にもそうだと思います。こういうことを反省して、平成八年に厚生大臣が謝罪し、らい予防法の廃止...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 御指摘の精神病院に入院中の者の処遇の基準におきましては、入院が長期化するなどの精神疾患の固有性を踏まえ、精神保健福祉の観点から患者の人権に配慮する等の内容を基本理念として規定しているものであります。  一方、感染症新法の基本指針は、感染症全体の総合的...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 新法では、入院や就業制限に際して措置の理由等を書面で通知することや、病原体の検査を請求できるようにするとともに、長期入院患者についての口頭での不服審査を認めるなど、人権の保護の観点から種々の手続を備えているところであります。  さらに、国民の理解と協...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今までの対応というのについて、必ずしも十分でなかった、反省すべき点があるということは率直に認めなきゃいけないと思っております。  こういうことから、今までの反省を踏まえまして情報の収集、そして今回の法案に基づいて国内の各機関との連携を強化していく、そ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 正確な情報というのは事態が発生した直後においてはなかなか難しくて、これは感染症対策のみならず、いろんな場合に当てはまると思います。何が起こったのか、またどういう病気なのかという場合に、余計なというか過剰反応を起こす場合が常に多いということから、住民も不...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重し努力いたします。
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今回の改正は、近年の高齢化の進展等に伴い、市町村国民健康保険における退職者に係る老人医療費拠出金の増大、老人加入率が著し...全文を見る
04月30日第142回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  今回の改正は、近年の高齢化の進展等に伴い、市町村国民健康保険における退職者に係る老人医療費拠出金の増大、老人加入率が著しく高い市町村国民健康保険の保険者数の増加を踏...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 財政構造改革法の上限枠、いわゆるキャップ制についての御質問ですが、なぜ合意したのかということでありますが、これは、十年度予算編成の際にはほとんどすべての省庁が前年度に比べてマイナス予算を組むということで、厚生省関係、社会保障関係予算も厳しく見直してまい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 財政構造改革法の改正と補正予算編成について、内閣の方針が私の信念と相反した以上閣僚にとどまるべきではないのではないかというお尋ねですが、世の中自分の思うようにいかないのはだれでも同じだと思います。政界、政党人においても内閣においても、これはだれにでも言...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○小泉国務大臣 現在の厚生省におきましても、医師の資格を有する技官、それぞれの重要な役割を担っているわけであります。労働省と厚生省が一緒になったとしても、その役割の重要性は変わらない、引き続き大事な役割を担っていただく、適切な配置をするという前提で取り組んでおります。
05月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第12号
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○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろな御議論の中でも、アメリカの先進的な薬品開発あるいは治験等、日本はおくれているのではないかという御指摘もありました。言われているようないい例を参考にしながら、日本としても足らざるところをどのように改善していくか、先進諸国の例を見ながら参考にして...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 結局、こういう改革というのは抜本改革につながらないんじゃないかというのがだんだんわかってきたと思うんですね。だからこそ抜本改革が必要だと、何年も言われていながらできなかった。もうそういう時代じゃないということでいろいろ議論が盛り上がってきて、抜本改革を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 明確なのは、高齢者医療費をだれが負担するのか。あちら立てればこちら立たず、保険という制度は、現役世代だけの保険集団を考えれば、自分たちは何で高齢者の負担までしなきゃならないんだと。高齢者の多い集団は、高齢者が多ければ医療費がかかる、その中には、当然若年...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 確かに、一方から見れば小手先だという批判はあると思います。だからこそ抜本改革をしなきゃならないという雰囲気が生まれてきたんじゃないでしょうか。こういう改正じゃもう済まないと。私は、国保から見れば不十分だと、健保から見れば不十分だと、両方あると思います。...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 各都道府県の審議会が基本的には決定する問題だと思いますけれども、これは私もまた省としてもできれば審議会というのは公開が望ましいということを言っているわけでありますので、そのような形で各審議会あるいは審議委員の方々も考えていただければいいなと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 与党の医療保険制度改革協議会においては、厚生省案をもとにしていろいろ御協議いただいたものと私は理解しております。そして与党案が出てきた。この与党案を今医療福祉審議会で議論していただいている。当然、与党案を基本にして今審議会で議論していただいておりますか...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、与党の基本案を軸にして医療保険福祉審議会で議論いただいておりますから、これを総合的に考えながら、順次、薬価とか診療報酬とか高齢者保険制度の問題がまとまり次第、十二年度実施を目指して準備をしております。  基本的に私はその方向は違っていないと思いま...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) もちろん医療というのは、国民全体のためでありますし、病気になった方がどのような適切な治療を受けるかというのが基本であります。  ただ、患者の権利を法律で明記したものが先だといいますと、いろいろな医療関係者の意見もございます。それは、診療報酬とか薬価基...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) その意見は私も十分理解しているつもりです。ただ、抜本改革の案は今年度間に合わない、十二年度実施ということでありますので。その間、医療保険財政あるいは高齢者の医療費に対する拠出金をどうやって負担するかという問題も今年度には出ているということから今回の法改...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) それは、各省庁の予算編成の段階におきまして財政的に余裕があればそれはできます。しかし、現実の問題として各省庁の予算は決まっています。  医療費の国庫負担というものをこれ以上果たしてふやしていいのかというと、たとえ若干の財政的余裕が出てきたとしても、今...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 財革法という法律があろうとなかろうと私は財政状況が厳しくて、あらゆる歳出を見直さなきゃならない状況には変わりないと思っています。  これから赤字国債の増発だけでなく増税もしてはいけないということから行財政改革ということで各政党がその必要性を叫んでいる...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 関係ないということではありません。法律があろうとなかろうとあらゆる歳出項目を見直していく、財政の構造を変えていくという姿勢は変わらないということを言っているわけであります。
○国務大臣(小泉純一郎君) これから高齢者がどんどんふえていく、若い人が減っていく、医療費一つでもって見ても高齢者の医療費というのは若い人に比べて五倍かかっている。これは経済成長の高低にかかわりなくふえていく。このまま放置しておきますと社会保障関係予算というのはどんどん伸びていき...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) それは、私の答弁で言っておりますように、今見直すという考えはない。しかし、将来のことですから医学の進歩、それは状況が違ってくると思います。将来まで私否定するものじゃありません。しかし、今回は、出してすぐ見直すというようなことは私はしない方がい。いんじゃ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは財革法があるからということだけでなくて、今まで百七十センチ以上の人にもこういう治療をやっていいのか、審査に甘さがあるんじゃないかという批判も受けていたわけです。そういう点もあって見直していこうと。なおかつ、高額療養費制度というのがありまして医療保...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) お医者さんと患者さんとの立場というのは、極端に言えば、患者さんの方はお医者さんに全部任せきりという方が多いと思うんですね。医療費についても言われたまま見ないで素直に払ってしまうということが多いと思います。  最近は医療情報も、耳学問といいますか、いろ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 不正と不当、似たようなものじゃないかという方もおられるんですが、不正請求というのは、架空請求のように詐欺その他の不正の行為による診療報酬の請求をいい、これらについては審査機関による書面での審査では限界があるため、都道府県が保険医療機関等に対し実地で行う...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療の分野においては、競争がさらに費用の低下をもたらすとは限らない分野であって、むしろ供給が需要を生むという状況になっています。また、自由価格というのは通用しない、ほとんど統制価格で政府が決めているということであり、極めて統制色の強い分野でありますので...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この少子・高齢社会においても、二十一世紀続いていくわけですが、この医療皆保険制度というのは堅持していきたい、安定した良質な医療がだれでも受けられるというこの制度を維持していきたいために抜本改革は必要だということで鋭意取り組んでいるわけです。  当初の...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、我が国として社会保障の分野における初めての協定で...全文を見る
05月12日第142回国会 衆議院 本会議 第37号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 社会保障関係費の重点配分についての御質問ですが、社会保障関係費の上限枠が外れても、私は、無原則な、むちゃな要求をするつもりはありません。財政構造改革の趣旨にのっとって、重点化、効率化を図って、予算編成を行いたいと考えております。  財政構造改革の考え...全文を見る
05月12日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今般の協定は外国と初めてでありますので、この種の協定というのは今後ともできるだけ多くの国とも結んでいきたいと思っております。当面考えられるのはアメリカとイギリスだと思います。イギリスについては既にことし二月にこの協定締結に向けて予備的協議を行ってきたと...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 我が国も高齢・少子社会の方向に進んでいるわけでありますので、この年金制度を今後ともどうして安定したものにしていくか、いわば給付と負担の均衡をどうやって図っていくかということを考えますと、いろいろ国民的な関心も高く、多くの方々からいろんな意見が今寄せられ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 離婚したときの問題ですけれども、これはいろいろ離婚の事情も違いますが、最近では離婚が増加しているということから、現在、年金審議会においても何らかの対応が必要ではないかという御指摘もあります。今後とも、この問題については外国の例も参考にしながら検討してい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今の御意見も参考にしながら検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今お話しのように、世の中いろいろ情勢が変わってまいります。特に、最近は少子・高齢化の進展、あるいは経済の低成長、情報化、そして女性の社会進出、いろいろ状況が時代時代によって変わってくると思いますが、だれもが安心して年金を受け取ることができるという年金制...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 五年ごとは短過ぎるんじゃないかという意見も一部にあると思います。では、十年ごとがいいのか五年ごとがいいのか二十年ごとがいいのか、これはいろいろ議論があると思います。その点は大体、時代も昔は十年一昔というんで、十年は長過ぎるということから五年ごとになった...全文を見る
05月13日第142回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 平成十二年度では上限枠を設けるがどうか。  確かに、十一年度では上限枠を停止しました。しかし、十二年度では、ちょうど医療改革が実施される年になります。この医療改革の中で徹底的なむだの排除、効率化を図ることによって、私は上限枠設定の中で予算編成を行うべ...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第3号
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○小泉国務大臣 ことしは当然増が前年度に比べて大体八千億円程度、それで、いろいろな医療費等の見込みというのは暮れにならないとわからない面は若干ありますが、十一年度の当然増というのは、前年度に比べて、今のところ六千億程度じゃないかなと。これも、医療費の伸びを見なきゃわかりません。五...全文を見る
○小泉国務大臣 社会保障関係費は、制度を改正しないと、ほっておっても高齢者がふえますから、年金にしても医療にしてもどんどん増額していきます。そこで制度改正をしなければならないのですが、十一年度は、制度改正で費用が削減できる状況にはありません。  今、医療制度におきましても年金制...全文を見る
○小泉国務大臣 もとに戻したということではありません。新たに必要な、ダイオキシン対策とか廃棄物処理対策、福祉関連、今までできなかったことを公共事業に加えてもらいたいということで、補正で認められた。さらに、十一年度のキャップを停止するということが認められたのであって、戻したというこ...全文を見る
○小泉国務大臣 共産党の意見を聞いていますと、福祉関係はすべて削減してはいけないということに聞こえるのですが、難病患者に対しても、難病に指定されているけれども、難病に指定されていない方よりも軽い患者もいるわけです。本来だったら、難病の対象項目も検討し直さなければならないという議論...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○小泉国務大臣 ただいま議題となりました社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、我が国として社会保障の分野における初めての協定である社会保障...全文を見る
○小泉国務大臣 できるだけ多くの国と早く協定を結ぶべきだという考えには変わりありません。また、各国もそれぞれ協定を結んでいるということでありますが、これはやはり日本とヨーロッパ諸国との違い、同じアルファベットを使っている国、そして今EUになりつつあるということ、お互いヨーロッパ、...全文を見る
○小泉国務大臣 保険料率は給付と絡んでくる問題ですから、今、年金審議会でも御議論いただいているように、給付をどの程度にするか、それによって保険料をどの程度にするか、国庫負担をどのくらいにするか決まっていきますし、有識者の方々からの御意見もいろいろ聞いていますけれども、今のところ私...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、総合経済対策あるいは景気対策とは直接関係せずに、お互いどのような年金制度を今後安定的に運営していくかという一つの制度論、そしてお互いの老後の保障、若い世代との支え合いという観点の方を重視すべきではないかと。現実の景気対策とかことしの総合経済対策とかいう問題...全文を見る
○小泉国務大臣 相手のあることですけれども、できるだけ意欲的に早期に、なおかつ、できるだけ多くの国とこのような協定を結んでいきたいと思います。
○小泉国務大臣 今、そういう話が外国からも来ておりませんので、今のところどうしていいか。今回は年金だけということを考えております。医療保険は対象にしておりません。
○小泉国務大臣 受給者に不利にならないように改善したということを御理解いただきたいと思います。
05月18日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第4号
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○小泉国務大臣 この厚生共済会の問題につきましては、過日、委員会でも取り上げられまして、批判の点もよく考えながら厳正に指導するということで対処しております。  また、何日か前に新聞紙上でも取り上げられまして、その運営の実情に対して私も疑問に思う点があるということで、再度、この厚...全文を見る
○小泉国務大臣 そういう点についても、生ぬるい点があったんじゃないかということで厳しく指導しております。
○小泉国務大臣 これは、十一年度の予算というのはことしの暮れですから、これからの医療費の状況とかを見なきゃわからないのですが、三千億を上回るのは確実だと思っております。
○小泉国務大臣 今年度が大体十五兆円ですから、百分の二というと三千億円。三千億円を上回るのは、まず確実ではないかと思っております。
○小泉国務大臣 それは、厚生省、大蔵省当局が年末ぎりぎり交渉の末に、最終的には厚生大臣、大蔵大臣が決めることだと思います。
○小泉国務大臣 できる限り抑制するものとする、それは政治判断なんです。国会で多数が修正しようという意見だったら修正されます。その声が少数だったら修正されません。
○小泉国務大臣 私は法律論はいたしませんが、現実の政治論として、政府は与党とよく綿密に相談します。与党がこれはできる限り抑制した額だといって承知して、国会でいわゆる予算を出す。それに対して、いわゆる野党がどういう判断をするか、これはできる限り抑制した額ではないといえば異議を唱える...全文を見る
○小泉国務大臣 現行のままで、現状維持でいくと、何ら重点化、効率化を図れない。将来、社会保障ばかりの予算で、ほかの省庁の予算はどうなるのか。全体の国民負担率を五〇%を超えないという大きな前提で取り組んでおりますから、これからの給付と負担の均衡を図りながら、社会保障関係費だといって...全文を見る
05月19日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第5号
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○小泉国務大臣 いろいろな要因はあると思いますが、今言ったような社会保障制度に対する不安が消費の低迷の原因だというように割り切れるのかどうか、私は疑問に感じています。  というのは、アメリカは、年金制度にしても医療保険制度にしても、日本の制度に比べれば国民はもっと不安を感じてお...全文を見る
○小泉国務大臣 一つの要因かもしれません。しかしながら、これはそれぞれの人の判断でありますから、これから年金制度にしても医療保険制度にしても給付と負担というものを両面見ていかなければならないということを考えますと、あるいは、年金にしても将来今よりも給付は若干抑制される、保険料も負...全文を見る
○小泉国務大臣 これからの社会を考えると、社会保障制度を充実していくという方向はどうしても必要だ。その際に、税金とか保険料とかあるいは自己負担というものをどのようにうまく調整して組み合わせていくかの問題だと思うのです。  市場経済がすべてじゃない。市場経済にはよさもあれば、反面...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号
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○小泉国務大臣 財政の規律からということをいえば、特例公債を発行すること自体、もう規律が緩んでいると言わざるを得ないんです。それがいつの間にか、かつては与党も野党も、特例公債を発行すること自体、財政法で禁じられているんですから。それを今度はみんな、野党までが特例公債を発行しろとい...全文を見る
○小泉国務大臣 今言ったような議論が出てくるから、社会保障関係の上限枠を外すことは認められないというのが大勢だったんです。ところが、最終的に、社会保障関係だけは例外だという私の主張が理解された。それは政治判断だと思います。
○小泉国務大臣 平成十年度予算は、公共事業も含めて、各省庁予算は前年度に比べてマイナス予算を組むという前提で編成されたわけです。しかしながら、いろいろな事情があったと思いますが、公共事業は上積みするという事態になってきたのならば、全体が厳しいのだから社会保障も厳しいのだということ...全文を見る
○小泉国務大臣 別に不利とか有利とかいうことじゃないのです。  これからの財政状況を考え、高齢・少子社会を考えれば、今の制度のままでいいとは思っていない。制度の改正もしなければならないし、できるだけ費用の効率化、重点化を図っていかなければならないということになれば、計画的な見直...全文を見る
○小泉国務大臣 十一年度には制度改正の効果が出てこないのです。そこで、現行の制度のままで、ただ予算をすべて削減しなさいとなると、十二年度に向けての制度改正に対しての国民に対する理解とか、あるいは今まで当然手当てされていた給付が削減されるということになると、なかなか理解を得るのが難...全文を見る
○小泉国務大臣 十二年度実施を目指している方向は変えておりません。国会に提出する時期は、確かに当初の目標からいえばおくれているのは事実でありますが、実施の時期、十二年度実施を目指して、いつ提出するかというのはいろいろ審議会の取りまとめを見ながら判断していきたい。確かに三十年間いろ...全文を見る
○小泉国務大臣 ある程度の裁量権を認めるのは当然だと思いますけれども、この場合は国費が絡んでいるし、ある面においては統制的な、計画的な面も必要だと思います。  それで、都道府県と各市町村が相談することによって、また国と相談することによって、この問題はかなりの部分解決できるのでは...全文を見る
○小泉国務大臣 先日も委員から御指摘を受け、なおかつ新聞紙上でも報道されまして、この厚生共済会の公益法人としてのあり方、私も率直に言って疑問を持ちました。厳正に指導しなければいかぬ。  同時に、今委員が御指摘のように、この厚生共済会が公益法人としての存在の必要性があるのか、それ...全文を見る
○小泉国務大臣 先ほども答弁いたしましたように、今のような批判というものを真摯に受けとめまして、その批判にたえ得るような改善措置を講じていきたいと思います。
○小泉国務大臣 今の御指摘も踏まえて、先ほどから答弁していますように、私は明確に言っているつもりなんです、歯切れよく言っているつもりなんです。厚生共済会というのは、公益法人として存在する必要性があるのかも含めて、批判にたえ得るような改善措置を講ずる、これほどはっきりした言い方はあ...全文を見る
○小泉国務大臣 閣議決定事項にのっとって、十一年度までに改善措置を講じたいと思います。
○小泉国務大臣 今までもお話ししましたように、その御批判を真剣に受けとめて改善をしていきたいと思います。
○小泉国務大臣 できるだけ早くということで御理解をいただきたいと思います。
○小泉国務大臣 それはもう、できるだけ早くということで御理解いただくしかないと思います。できるだけ早くやります。
○小泉国務大臣 十年度中となりますと、来年三月までですよ。そんなのじゃ遅いと言っているわけですから、できるだけ早くということです。
05月20日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第9号
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○小泉国務大臣 国民年金が民間保険に比べて不利ではないかというのは、これは完全に誤解なんですね。その点からいうと、制度の仕組みとかわかりやすさ、利用のしやすさ、手続のより簡単にできる方法とかいうものに工夫を凝らさなければいけないと思っています。なぜ有利か。国民年金には税金も投入さ...全文を見る
○小泉国務大臣 私もよくそう思うことがありますよ。説明を受ければ受けるほどより複雑になって、わかっているのかわからないのかわからなくなってくる。もうできるだけ言葉は少なく、わかりやすい方法を講ずる努力をもっとすべきではないかなというふうに私も思います。そのように努力して、いろいろ...全文を見る
○小泉国務大臣 公的年金制度の信頼性が揺らいでいるというのは、これはかなり誤った情報に左右されているのではないかなと。あらゆる民間の個人年金等に比べて公的年金制度が老後にとっていかに有利かということは、先ほど申し述べましたように、民間保険というのは税金も投入していないし物価スライ...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘の問題について、厚生省としても、確かに現行の学生に対する保険料は問題があるのではないかという認識は持っております。そういうことから、先ほど局長が答弁したように、いろいろな意見があるということを踏まえて、年金審議会での一つの大きな検討課題であるということを今考...全文を見る
○小泉国務大臣 先ほど局長も答弁しましたが、年金制度というのは、そもそも保険料に応じて給付を支給する。年金保険料をかけていないのに給付を受けられるとなると、じゃ保険料を払っている人との公平感はどうなるのかという、この根幹にかかわってくる問題なんです。  しかしながら、学生の方に...全文を見る
○小泉国務大臣 今後、検討させていただきたいと思います。
05月21日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第7号
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○小泉国務大臣 総論賛成、各論反対という言葉があります。去年は、財政再建をしなければいけない、歳出を削減しなければならないという大合唱だったと思います、与党、野党を問わず。そういう中で行財政改革をしなければいかぬということで、一切の聖域なしでやろうということで、私どもとしては、来...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、私も原則として補正がない方がいいにこしたことはありません。本来、全部当初予算でやるべきだと思っています。しかし、何が起こるかわからない。緊急避難的に、やむを得ざるときには補正予算を組まざるを得ない。委員の議論としては、望ましい姿としては、補正予算を組まずに...全文を見る
○小泉国務大臣 私も苦慮した案件の一つにその問題があったのです。十二年度介護保険導入を目指すために、これは保険あって介護なしの状況をつくってはいかぬ、どうやって介護基盤整備を進めていくか。介護基盤整備の予算をつくるためにも、あらゆる今までの社会保障関係を見直して、不必要なところあ...全文を見る
05月21日第142回国会 衆議院 本会議 第41号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま議題となりました感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案及び検疫法及び狂犬病予防法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案について申し上げ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 家西議員にお答えいたします。  公衆衛生審議会が示した意見と法案の内容の相違についてですが、まず、らい予防法については、廃止に当たっての反省等の経緯について十分に考慮し、新法案においては、患者の人権への配慮を条文中に盛り込み、入院の手続規定の整備等を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 西議員にお答えいたします。  物件の焼却等の措置に関してですが、物件の処理としては消毒が基本でありますが、焼却を要するような事態は極めて限られていると思います。しかし、今後新法の施行に向けて、御指摘の産業廃棄物業者への委託を含め、厚生省令等に対応方法...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第15号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 行財政改革に異議を唱える方はほとんどいないと言ってもいいくらいの状況だと思います。特に、昨年は財政再建の必要性、そして歳出を削減せよ、補助金なんか全部要らないのではないかというような議論がかなり大手を振るって与野党ともに議論された時期だと思います。総論...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、平成十二年度、二〇〇〇年を目指して実施できるのかどうかというのではなくて、実施しなきゃいけない、ぜひともするんだという決意で取り組んでおります。  ただ、当初の見込みからしますと、もっと関係者の合意が早く得られるのではないかと思ったのは事実で...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 十二年度に医療保険制度の抜本改革実施というのは、厚生省にとって至上命令ですから、必ずやります。
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、現行制度のもとにおいても老人医療費の拠出金をどう公平化していくかというのはかねがね問題だったわけです。今回そういうことから改正を行ったわけですが、これは抜本改革までしないでいいかというとそうでもなくて、やはり負担の見直しは必要だ、現行制度の見直...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 先ほどもお話ししましたように、抜本改革には時間がかかります。そして同時に、現在のいろいろ保険制度、保険者集団の問題についてもいろいろ問題があるのは事実であります。だからこそ限界が来て抜本改革をしなきゃいかぬという環境がだんだん整ってきたと思うんです。 ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、この歳出削減策を、厚生省関係、十年度予算について、もうあらゆる聖域なく見直していこうということで、補正予算でこれだけ数千億手当てされるんだったら、この数百億なんというのはどうでもないじゃないかという議論、言いたい気持ちはわかります。  しかし...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は、一案、二案出して、かなり前の委員会でどう思うかと聞かれたものですから、私個人としては一案の方がいいと思っていると言ったんです。ところが、いろんな方から一案は非現実的だよというふうに私に対する批判がかなり来たものですから。私は非現実的と思っていない...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この抜本改革というものについていろいろ御質問をいただくんですけれども、今回の国会に提出できないということから、抜本改革に対する決意が鈍ったのではないかという誤解を受けているというのは大変遺憾であります。  そうじゃなくて、先ほどからもお話ししましたよ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは財政構造改革と関係ないとは言いません。しかしながら、医療費に対する国庫負担をどうするかということを考えますと、私はこれ以上医療費負担をふやして他の社会保障関係の予算を削っていこうという雰囲気にないと思います、状況ではないと。むしろ、医療費の国庫負...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 抜本改革をなぜ早くやらなかったのかということですけれども、それほど抜本改革に対する抵抗が強いんです。結局、現行制度は行き詰まったからこそ抜本改革をしなきゃいけないという雰囲気が出てきたと思うんです。  しかも、このような財政状況です。こういう財政状況...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 地域によって事情も違うと思いますが、独占禁止法の違反にならないような指導といいますか関係団体との協力が必要だと思っております。
○国務大臣(小泉純一郎君) 受診の抑制が起こっているかどうかというのは、結果的には医療費の自己負担が上がった結果お医者さんに行く回数が減るという方もおられるでしょう。しかしながら、私は今まで以上に医療費に関する国庫負担をふやせる状況かというと、そうじゃないと思います、財政構造改革...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 周知徹底はしていると思うんですが、もし仮にその周知徹底がされていないということであれば、そのように改善していきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度改革を進める上においても不正請求の防止をどうやって図るかというのは重要なことであって、もとより、本来お医者さんというのはそういうことをしない人たちがなるんだという前提でやっているわけですから、お医者さんに対する信頼を一部の不心得の医者が壊し...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 西川議員も、御両親、奥さん、お子さん、いわゆる三世代一緒に生活されて、御苦労も大変だと思います。私もその苦労はわかるつもりです。  在宅医療の難しさ、親を大事にするということはわかっていても、親にも甘えが出てきます。無理な注文もしできます。そうすれば...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○小泉国務大臣 ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案について申し上げます。  明治三十年の伝染病予防法の制定以来百年が経過し、この間の医学医療の進歩、衛生...全文を見る
○小泉国務大臣 衛藤議員は自民党の社会部会長としてこの問題についても深くかかわってこられたからこそ、背景なり事情なり患者さんの苦痛等をよく理解されて御質問されているのだと思います。  この本法案における入院措置の考え方、まさに衛藤議員の趣旨を反映したものでありまして、周囲への感...全文を見る
○小泉国務大臣 百年前と今とを比べますと、これは私は、反省すべきところもあるし、また、当時としてはやむを得なかった面もあると思います。治療法もない、薬もない、何だかわからないという場合には、やはりある程度、その人に近寄らないとかあるいは隔離しなければならないという状況があったと思...全文を見る
○小泉国務大臣 委員の御指摘、十分理解できます。改めて、整理して、後日お答えさせていただきたいと思います。
○小泉国務大臣 委員は日本は人権に対して後進国だと言われましたけれども、私は必ずしもそう思っておりません。わずか八十年前、たしかベルサイユ講和会議というのは一九一九年だったと思うのです。そこで日本代表はあらゆる人種は平等であるべきだということを提案しているのですが、アメリカ、イギ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、当時として、何か法律を制定するという場合、最善の状況を考えながら判断してやったと思うのです。ところが、何年かたってみれば、当然反省すべき点も足らざる点もあったと思います。これは、差別とか偏見というのは、この世の中なくなりませんから、現在の中でも。なかなか難し...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、今から考えてみれば、足らざる点もあったなと。しかし、当時はそういう考えじゃなかったんじゃないでしょうか。必要だと思ったから法律を制定されたんじゃないでしょうか。
○小泉国務大臣 そういう歴史の経緯を踏まえて、今回改正するということになったんだと思います。
○小泉国務大臣 私は、旧法よりこの新法がはるかに前進したものだと思っております。そういう経験を踏まえて、また反省を踏まえてやるべきものではないかなと。それは、人間でも国でも、過去に過ちは必ずあると思いますよ。その過ちの反省から、現状を少しでもよくしていこうということの方が前向きな...全文を見る
○小泉国務大臣 今御意見のあったような問題というものを反省して今回この法案を制定したということは御理解いただけると思うのでありますが、それにしても、この偏見とか差別とかいうのは、受けた側にとっては大変深刻な問題であります。当初は法律というものはそのようなことを意図しなくても、一般...全文を見る
05月25日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 二%増となりますと、厚生省関係予算が約十五兆円ですから三千億円、十一年度も。となりますと、これは当然増、高齢者がどんどんふえていきます、年金にしても医療にしても給付はふえていきます。ですから、これが六千億円増になるのかあるいは五千億になるのか七千億にな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 抑制した額は、今のところむちゃな、無原則な要求をするつもりはありません。それは状況を見ながら、これら医療費がどの程度削減されていくか、まだこの傾向を見なきゃわかりません。しかし、三千億円以上、だからといってこれを一兆円も増額しろとか、そういうむちゃな要...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) それは、社会保障関係は増額を認められたといっても当然増がありますから。だから、三千億以上に、六千億円が当然増になるのか七千億円の当然増になるのかというのは暮れにならないとわからないと言うんです。だから私は、それ以上今の段階で何千億切り込めるかというのは...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) いわゆるキャップを外したから当然増を切り込まないということではないんです。ただ、キャップはしたままですと、例えば七千億円の増があったとなると四千億円切り込まなきゃならない、これは大変だと。だから、三千億円から六千億、七千億になるかわからないけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これから高齢者がどんどんふえていって若い世代が減っていく、負担が多くなる、こういう観点から社会保障の構造改革をしなきゃいけないということですが、十二年度には医療保険制度の抜本改革、これが導入されます。  となりますと、医療関係のむだな部分は排除したり...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 総合経済対策で福祉対策にもっと思い切った財政出動をすべきじゃないかということなんですが、福祉関係、社会保障関係というものを景気対策でやるかどうか、これはまた論議の必要なところだと思います。  本来、社会保障関係予算というのは年度で見るべきであります。...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは結論からいいますと、日本はスウェーデン、デンマークみたいな高福祉高負担ということは避けていこう、かといってアメリカみたいに自助努力を促進して低福祉低負担、これもやめよう、その中間型をとろうと。どこまでが高福祉でどこまでが高負担かというのはこれから...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 社会保障関係の財源手当てをもっとすれば消費が拡大するではないかということでありますけれども、必ずしもそうでないと思います。アメリカは年金にしても医療にしても日本より社会保障の水準は低いんです。にもかかわらず消費は活発だという一事をもってしても、必ずしも...全文を見る
05月26日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 福祉の投資が雇用の面においても消費の面においてもいろんな付加価値を生み出す、あるいはさらに福祉の投資が別の投資を呼ぶという論文あるいは研究が各方面においてなされているということは承知しております。また、その内容の概要についても聞いております。  介護...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今の財政構造といいますか国民負担率を見ても、このままの制度を維持していきますといずれ社会保障関係の費用がほかの費用を大きく上回って、もし将来五〇%を超えない国民負担率にしていこうというのならば、ほとんど福祉にとられて、公共事業も含めてほかに投資が回らな...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、御指摘の高齢者人口をどのように考えるかという視点で構造改革なり制度改革が始まっているんです。というのは、年金にしても、このままどんどん年金をもらう方がふえる。今の給付をそのままにしていくと、これは若い人の負担が大変な重いものになってしまう。当初、今...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、予算をふやしてやるというのは一番やりたい、楽なんです。いかに予算を減らすか削減するかというのにどれほど苦労が要るか。みんな総論は予算、歳出は削減しなさいと言っているんだけれども、いざやってみたら、委員会でも削減したところばかりじゃないですか、批...全文を見る
05月27日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○小泉国務大臣 前に、感染症だけでなくて、ペットショップに関しては猛獣なんかの問題でも問題があったことがありますね。ライオンとかトラとか、これは管理の仕方によっては人に対して多大な迷惑をかけるという、管理体制、監視体制。  感染症を考えますと、確かに現在、トカゲとか蛇とかワニと...全文を見る
○小泉国務大臣 これは人権を尊重するというのは当然なんですけれども、ただ、感染を防止とか感染の拡大を防止するという場合には、ある程度患者・感染者に対して人権というものは制限される場合が出てくると思います。そういう面から、人権への配慮と感染防止の実効性をどう確保するか、これは自由と...全文を見る
○小泉国務大臣 基本的には同じであります。  感染症患者に対して適切な医療を提供する。同時に、こういう方が病気が治ったら社会に復帰が自然にできるというような、そういうような配慮というのは当然だ、また重要であるというふうに私は考えております。
○小泉国務大臣 私は、まさに、人権の尊重と、感染防止あるいは感染の拡大を防止するという両方の重要な点を確保する面において、配慮の方が適切だと思います、何ら差し支えないと。
○小泉国務大臣 インフォームド・コンセントの規定がないというような趣旨ですけれども、インフォームド・コンセントというのは医師会の中でも意見が分かれているのですね。この言葉ははっきりしない、使うのはやめようという人もいます。インフォームド・コンセントというのを、私も若干英語を勉強し...全文を見る
○小泉国務大臣 予防計画というのは、都道府県がいろいろ学識経験者等、いわゆる診療の専門家等の意見を聞いて立てるわけですが、これは当然、市民団体の意見を直接聞くということでもなくて、学識経験者等の意見というのは、一般市民等の意見を反映したものになってくるんじゃないでしょうか。  ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、総理が本会議で述べられた答弁、あれは率直な気持ちをあらわしているのではないか、素直に受けとめればいいのではないかと思っております。
○小泉国務大臣 言葉じりで言うわけじゃないのですけれども、怖い病気というのはよく使う言葉なんですね。糖尿病は怖い病気ですよ、がんというのは怖い病気ですよと。問題は、正しく認識してください、どうやって予防するかと。ところが、ある問題については、その怖いという言葉が人によってさまざま...全文を見る
○小泉国務大臣 WHOが一九九六年に、我々は、今や地球規模で感染症による危機に瀕している、もはやどの国も安全ではないという警告を発しているとおり、新興あるいは再興感染症が人類に対して脅威を与えているのは事実だと思います。  そういうことから、これにどういうふうに対応していくか。...全文を見る
○小泉国務大臣 まさに過去のらい予防法とかエイズ予防法、この法律制定の経過とか、あるいは、実際に制定して、意図していない面が出てきた、当時の患者さんにとってはいわれなき偏見やら差別で深刻な影響を受けた、こういう点を反省して今回新法を制定するということになったわけでありまして、その...全文を見る
○小泉国務大臣 既に提案理由をしておりますように、その中で読んでいただきたいと。  私は、そのような趣旨というものを十分生かして今後運用できると思っております。
○小泉国務大臣 これは、患者の人権を尊重するというのは当然ですし、同時に、感染症の予防なり感染症拡大を防止しなければならない社会的防衛の面もあります。その両方をいかに効率的に確立していくか、この両者の調整を図ったという面において、私は、今回の法律というのは十分に機能していくという...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、御意見に賛成であります。  現在、厚生省としても、健康危機管理調整会議を設置して、この感染症対策等危機管理、全力を挙げて取り組んでいこう、特に国立感染症研究所については、平成九年四月に国立予防衛生研究所を改組し感染症情報センターを設置している、その施設設備...全文を見る
○小泉国務大臣 インフルエンザ予防接種については、当初はこれは子供に対してだったんですね。中にはこの副作用が問題になった時期がありました。そういうことから、強制ということから任意になって、最近はまた今度は、高齢者に対する今御指摘のような問題が出てきたわけです。  これは、平成六...全文を見る
○小泉国務大臣 世界は狭くなりました。人の交流、物の交流あるいは動物の交流といいますか、ペットにおいても、いろいろな方々が世界各地から日本に、輸入といいますか、持ってくる。感染症の脅威というのはいつ起こるかわからない。  そういう点から考えますと、国際協力はこれから大変重要なこ...全文を見る
○小泉国務大臣 薬が効いているか効いていないか、後で再評価してみたら余り効き目がなかったということで、これは私も率直に言って、効き目のない薬をどうしてそんなにみんな使っていたのだろうかと疑問に思っているのです。しかし、効いているという人もいるわけですね。薬というのは、人によって効...全文を見る
○小泉国務大臣 これはいろいろ説明を聞いてみまして、わかりにくいところがあるのですよ、率直に言うと。効かない薬を何で渡したのだろうか。今になってわかったと。当時はわからなかったのか。しかしながら、今有効だという薬でも、人によって効かない薬もあると思いますね、いろいろな薬が。あの人...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘、賛成です。今回の問題というものは、医薬品に対して国民の疑問やら不信を招いたわけですから、今後厚生省としても、この国民の医薬品に対する不信を取り除くためにも、審査体制のあり方、国民に正確な情報を提供する等、そのような整備により一層取り組む必要がある、透明化を...全文を見る
○小泉国務大臣 参議院の特別委員会に出席していたものですから、委員の御意見また質問を聞けなくて大変残念だったのですが、法案に対しまして、百年ぶりの改正なんですね。この新法に反対する方も、それでは旧法と新法とどっちがいいかといえば新法の方が格段にすぐれていると思います。一〇〇%自分...全文を見る
○小泉国務大臣 先進諸国でどういう対応をしているか、今お話を伺っていまして、日本の対応と違う対応をしている諸国もあると。十分議論して、よりよいものにしていくという姿勢も必要ではないかなと思っております。
○小泉国務大臣 要は、結論がどうかということだと私は思うのです。いろいろな協議会なり審議会があると思います。当事者の意見を十分聞くということは大事だと思います。最終的に結論を出す場合に当事者を入れた方がいいかどうかという問題は、さまざまな場合に今まで議論されてきたと思います。 ...全文を見る
05月27日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(小泉純一郎君) いつごろかということですが、平成六年の二十一世紀福祉ビジョンにおいて、公民の適切な組み合わせによる適正給付、適正負担という独自の福祉社会の実現を目指すという、このような方向も踏まえて、現在厚生省としては、制度の効率化、合理化を進めているわけでありますの...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) それは、予算はふやせばふやすほどいいという考えはわかりますけれども、そういう状況じゃないと思う。必要なところに手当てをしていくのであって、負担できる方は負担していただこうという姿勢がない限り、これからますます社会保障関係の費用は増大していくということか...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 十年度予算というのは公共事業費も前年度に比べてマイナス七%、そういう状況であるから社会保障関係も三千億円程度の増額で我慢してほしい、各省庁は全部前年度マイナスだけれども厚生省関係と科学技術庁関係だけはプラスなんだということで組んだ予算なんです。  当...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 十一年度予算においても三千億円程度の増額が認められているわけです。十年度では当初八千億円程度当然増が出るから、三千億円だと五千億円削減しなきゃならない。当然高齢者がふえてきますから、その分ふえてきます。そうすると、十一年度は今の時点でどの程度自然増があ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、上限枠撤廃に関係なく見直しをしていかなきゃならない問題だと思っています。  例えて言えば、児童扶養手当にしても、今もう三千億円を超えていますね。これを現状維持するとなると、こっちの方にどんどん予算を取られていく、母子家庭はふえていきますから。...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、十二年度に介護保険制度が実施されますから、上限制、キャップ制がしかれているとはいえ、保険あって介護なしというような状況がないように必要な予算は確保していく、そのつもりで今鋭意基盤整備に取り組んでおります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度の抜本改革は総合的にやっているんです。自己負担も含めてなんです。薬価も基準を根本的に違う方法でやろうと今見直しているわけです。診療報酬体系も直す。ところが、新聞報道は自己負担ばかりやるんです。これが非常に国民に誤解を与えている。自己負担を適...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 介護保険導入後におきましては、特定疾患に該当する若年で介護を必要とする難病患者に対しては介護保険が適用されることになっています。  しかし、そうなると負担がふえるじゃないか、今まで難病だったから全額公費で見てくれた、介護保険が導入されたら負担がふえち...全文を見る
05月28日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第17号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今、平成十二年度実施を目指して医療保険制度改革に取り組んでいるわけです。具体的に言えば、薬価基準制度を根本的に変える、診療報酬体系も出来高払い制が基本でありますけれども、定額拡大、包括払い、これを拡大していく。患者の自己負担についてもこれを見直す。さら...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) もう専門家ですから詳しくは言う必要ないと思いますが、今後、関係者の意見を聞いて、検討していきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 抑制するという言葉よりも適正という言葉の方が適正じゃないかな、そう思うんです。むだな部分もある、当然抑制しなきゃならない、むだな部分は省きなさいという多くの国民の声にこたえなきゃいかぬ。そういう点から見れば、抑制する、過剰に使っているから抑制しなさいと...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、限られた財源、税源を社会保障だからといって医療費にこれ以上投入していいか、社会保障として一定の額だったらば医療費以外にもっと投入すべきじゃないかという意見もあります。今以上にどんどん医療費だけに増を認めていったらほかの部分の増が認められないわけ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、どうしても国民にとって必要な物資やサービスの場合には税金を使いますから、統制経済の面で。減反もそうですね。できた米は全量買い上げます。一定しか買いませんよというんだったら減反する必要はないんです。それが嫌だというわけでしょう。すると大競争が起き...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 私も基本的に同意見だと思うんです。  私は統制には限界があると思います。きちっと統制をやれとなるともう限りない統制になっちゃう。この弊害がどれほど恐ろしいものかというのは、官僚社会のいわゆる全体主義社会、社会主義の極端に統制色の強い社会になっちゃって...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは厚生省にとっても至上命題ですから、約束どおりきちんとやるようにいたします。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今御指摘の認識を持って再点検してみようという姿勢が大事だと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は、本来その方が望ましいと思いますよ。それができないから問題なんですね。全部そういう良心的な病院関係者、あるいは医師、患者も含めて良識を持って対処していただくなら法律なしにできると思いますね。それが一部の不心得といいますか、非良心的な一部の人が存在す...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 確かにわかるんですが、現実には医療費と病床数との問題についてはかなり相関的な関係が強いということで、医療費の適正化にこの病床規制というのも資するのではないかという観点からしている措置でありまして、今後すぐ直る問題ではありませんけれども、あるべき医療提供...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) この監査、指導の徹底を図るということは、医療費の適正化にもつながりますし、同時に医療に対する不信を除くという点にもつながると思います。この問題につきましては、厳正に指導いたしまして不正が行われないような環境整備に全力を尽くしていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 会計検査院から指摘された事項については、厳粛に受けとめなければならないと思います。  この指摘された内容を見ますと、医療機関側において保険診察のルールに対する理解が不十分であるということもありますから、指摘を受けた保険医療機関に対しては都道府県が別途...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 病床数だけではないと思います。病床数も一因だと、ほかの要素もたくさんあると思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) この必要病床数のあり方について、行革委員会の規制緩和小委員会の最終報告においても、病状に応じた効率的な医療の提供を図るために急性期病床、慢性期病床について適正な病床数となるよう現行の必要病床数の算定方式を改めること、必要病床数の枠内での新陳代謝の促進を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは医療保険制度を維持していく上においで財源をどうやって賄うかという問題にも帰すると思うんです。国がどのくらい負担するのか、地方がどのくらい負担するのか、また保険料で医療保険制度というのは基本的に賄われるべきものですから、保険料をどの程度にするのか、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 保険制度というのは、保険料を納めてもらわないと成り立たないものですから、その保険料を納めていただくために各市町村が大変な努力をされている。涙ぐましい、またきつい努力をされているということ、今お話を伺い、また我々が調べてみても事実大変な苦労のようでありま...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度の改革というのは、総合的、多岐にわたってしなきゃならない問題だと思います。今の国保制度のみならず、保険集団のあり方を考えますと、高齢者医療制度をこれからどうするのか、さらには医療保険制度というのをどういう形で国民が支えていくのか、保険集団の...全文を見る
05月29日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
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○小泉国務大臣 今、委員の御質問、御指摘の中に私の答弁もほとんど含まれているのじゃないかと思うのであります。何か、私の言うべきことを全部言ってくれたような気がするのですが、百年前に比べれば、隔世の感という言葉も何か古びたぐらい、この百年の変化というのは激しいものがあると思うのであ...全文を見る
○小泉国務大臣 私は、名称はできるだけ短い方がいいと言っていたのです。こうしなければならない、ああしなければならないと言ったら、もうどんどん長くなってしまうのです。  私は、本来、感染症予防法でいいじゃないかと、予防には当然医療も含むのだと。しかし、どうしても「医療」を入れてく...全文を見る
○小泉国務大臣 それは、どの資料を公開すべきか、公開すべきでないかというのは、専門家で検討していただきたいと思います。その基準に沿って公開する、それに合わないものは公開する必要はないということだと思います。
○小泉国務大臣 それは国会で決めることであります、情報公開法で。国会で決めるわけでしょう。どういうものを情報公開すべきか、どういうものは公開しなくていいか、それはこれから法律で制定するわけですし、その趣旨に沿って、公開すべきものは公開する、しなくていいものはしないということ。
○小泉国務大臣 私も、どれを公開すべきか公開するべきじゃないか、国会の中でも、理事会等では、公開すべきものもあるし、お互い議員同士でも、相談とか、公開しては困るという個人もいるでしょうし、第三者が判定して、これを何で公開しなくてはいけないのか、公開すべきかという議論は、個人によっ...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘のとおり、人材の育成は、大変重要というか、一番感染症予防を考える場合に大事な点の一つだと思います。  今回の法案におきましても、人材の育成はもちろん、研究の推進、そしてわけてもこれは国際協力も大事です、国際協力の推進、これは法律に明記していますから、今後、...全文を見る
○小泉国務大臣 今回の法案は、今まで旧法においていろいろ反省すべき点が多々あった。主な点といいますのは、これは感染症予防あるいは蔓延の拡大を防ぐということから、ともすれば社会的防衛の観念が強過ぎて、患者さん自身に対する人権というものに対しての配慮が足りなかった。この面を今後は十分...全文を見る
○小泉国務大臣 法律というのは時代に即して改善するべきは改善していくということでなくてはいけないと思います。また、法律ですべてが解決するというとそうでもない、法律に書かれた趣旨をいかに多くの国民が理解し、運営していくか、いわゆる法律以前の道義観とか倫理観とか、あるいは常識とか良識...全文を見る
○小泉国務大臣 思ったほど多いなと。また、随分危険に瀕しているんだなと。この予防方法、対策、十分にとっていかなければいけないなと思っております。
○小泉国務大臣 今回の新法は、現行の伝染病予防法というのがどちらかといえば発生した後のことを考える法律だったと。後のことではなくて、いつ起こるかわからないんだから、ふだんから、危機管理というか病気に対する有事体制、これに対する対応をどうするかということをより重視すべきではないかと...全文を見る
○小泉国務大臣 私は審議会がどういう運営をされていたのか知りませんけれども、できるだけ多くの方の意見を聞いて了解を得るのが望ましいと思っています。  国会でも、これは十分審議を尽くしたというグループがあるかと思えば、何時間やっても十分じゃないという方もおりますから、その点はどう...全文を見る
○小泉国務大臣 できるだけ理解を得られるような努力は必要だと思います。
○小泉国務大臣 私はその審議の場に出ておりませんから、どういう運営をされたのかわからない。だから、そういう意見があるのだったら、審議会の方々はどう思っているのか、今後検討してもいいのではないかなと思っておりますが、そういう意見は国会の委員会の中でもできるわけです。意見を聞いて、委...全文を見る
○小泉国務大臣 何事も緊急に事態が発生した場合に一〇〇%確認するのは難しいと思います。どの程度の危険性があるかということで判断していいんじゃないでしょうか。それは、一歩間違うととんでもないデマ情報になっちゃうわけです。危険性が高い、個人の判断ではできない、やはりしかるべき医学的な...全文を見る
05月29日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今回の補正予算案の中にも今、委員御指摘の趣旨に沿って、今後、介護基盤整備あるいは子育て支援計画等十年度予算で手当てできないものをかなり措置したわけであります。高齢者保健福祉推進十カ年戦略がありますけれども、この面とか、あるいは子育て支援の場合にも基金を...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは与党三党で決めたことでありまして、それに我々は従ったと。社会弱者対策の必要性、重要性はわかりますが、これは与党で決めたことに従ったわけであります。
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、高齢者といっても必ずしも弱者ではない方が随分出てきたわけです。人生八十年時代、五十年から八十年時代になって、最近の老人クラブを見ましても、この人本当に八十かと思うくらい、六十代、七十代、元気で活躍している方がたくさんいるわけです。こういう方々に積極...全文を見る
06月02日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(小泉純一郎君) この少子化の問題はいろいろな理由があると思いますけれども、厚生省だけでなく各省庁連携して対策を立てるべき問題だと思っていますが、厚生省としても、今まで男女の役割が固定してきた時代から今や子育てについても、あるいは育児、家事についても男も女も共同してやる...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 基本的に今の委員の考え方に私も賛成です。  そこで、既に人事院においては、平成九年度から原則として国家公務員採用Ⅰ種試験合格者を対象に五日間の福祉施設研修を行っておりまして、平成九年度の対象者は三百六十七名に上っております。  それで、教員免許取得...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 補助金は全部なくせという議論がありますが、一〇%、一割削減するだけでもいかに抵抗が強いかおわかりだと思います。  十一年度予算については、個々の事業はこれから検討を開始して、厳しい予算の中で必要な予算をどのように手当てするか、今後検討したいと思います...全文を見る
06月03日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 御意見を伺っておりまして、なるほどな、将来を見据えたいい御意見だなと感心して聞いておりました。  世の中、景気がいいときはこの景気がずっと続くんじゃないかと思いがちです。逆に、景気が悪くなるとこの景気の悪さはずっと続いていくんじゃないかと。株も、上が...全文を見る
06月04日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第18号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 今まで基本的な問題点を整理していただき、御質問していただきましたが、大体問題点の所在というのはどういうものであるか、多くの議員が指摘したとおりであります。そこで問題は、どのように総合的に抜本的に制度改革をしていくか、また医療皆保険制度をどのように安定的...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今までいろいろ問題点を指摘していただきました。  もとより、医療計画というのは時代の進展によっては変わり得まずし、地域住民に対して適切な医療を提供するという面、より充実した医療を求めるというのは当然の要求になってまいりますので、画定した考えでなくて、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 手続をわかりやすく、透明性の確保を図るという点については大事な点だと思っております。  現在、医療審議会、これは医師、歯科医師、薬剤師、また医療を受ける立場にある者、学識経験のある者から構成されておりますが、できるだけそれぞれの見識を生かしていただき...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今までのお話を伺っていまして、医師としてまた病院としてやるべきことの範囲というのはかなり私は広いと思います。決められたことだけやるというのではどんな世界においても意味がないんじゃないかと。医療計画がこうだからこれだけしかやらないと、空きベッドがあったら...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 障害者プランにおいても、今、政府委員から答弁しましたように、高齢者の介護保険と在宅サービスについても施設サービスにおいても遜色ない水準を確保するように今努力している最中であります。こういう点をよくわかってもらうように、いろんな機関を通じて周知徹底に努め...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今お話しのように、骨髄移植も臍帯血移植も抹消血幹細胞移植についても、これは白血病の患者にとって有効な治療法であるということは大方の認めるところだと思うのであります。私も臍帯血移植のことを伺いまして、これが真に有効的で今まで捨てられていたものが有効に活用...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療保険制度の抜本的な改革を平成十二年度に実施するよう、全力を尽くしていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろな議論があるところで、趣旨も私は理解しているつもりであります。  しかし、今回の改正というのは、財政構造改革法に基づき十年度予算編成に当たって上限制、いわゆるキャップが課されていたものの、平成七年改正法附則において、老人医療費拠出金の算定方法...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省としては、勧告に関する都道府県医療審議会の審議及び病床の指定制限に関する地方社会保険医療協議会の審議を公開とするよう、都道府県に対して通知等で指示徹底することとし、病床の指定制限に当たっての公正の確保と手続の透明性の確保に努めていきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 厚生省としては、医療法の特例の急激な人口増や特定の疾患に罹患する患者の急増が見込まれる場合、その他当該地域において特別な事情が認められる場合の具体的基準を定めて通知することにより運用の明確化を図り、地域に必要とされる良質な医療機関が設立てきなくならない...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 医師等の数にかかわる厚生大臣の定める基準としては、現行診療報酬点数表の取り扱いとして医療法の標準に照らして、まず一つには医師等が五割以下、二つには看護要員数が五割以下、三つには医師数及び看護要員数がいずれも八割以下のいずれかに該当する場合には入院時医学...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 十分配慮していきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療法に定める必要病床数に関しては、行政改革委員会規制緩和小委員会の最終報告も踏まえ、急性期病床、慢性期病床の区分の設定など、必要病床数の算定方法の見直しを行っていきたいと思います。  また、医療圏内の病床の偏在については、医療計画は医療圏を単位とし...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 病床を制限した結果、仮に自由診療病床が生ずることとなったとしても、その保険医療機関については、患者への十分な説明や院内掲示等を行うよう療養担当規則で明記するなど、患者にしわ寄せにならないよう厳しく配慮していきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 医療というのは患者と医療側との信頼関係、これが基本だと思います。いかに信頼関係を保ちながら適切な医療を行うかということについて私は委員とそんなに意見は違わないと思うのであります。  また、いわゆる患者の権利法についても、これはいろいろ関係者の方々から...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 不正請求、いろいろな議論があるところでありますけれども、今までの不正請求の事例等をよく吟味しまして、不正が行われないような措置をふだんから見直して行っていかなきゃならないと思います。  法律を制定すれば、罰則を強化すればすべて不正がなくなるとは思いま...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 在宅サービスとか施設整備等、これは介護保険導入によって整備されていきます。相まって、この社会的入院を解消していこうという策でありますので、この定額方式もその一つの策だと御理解いただきたいと思うんです。  これ、現状維持がいいと言いますと、どういう問題...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 今、局長が答弁しましたように、ほとんど九九%の方は週三回、ということは月にしても十二、三回で十分なわけです。それで人工透析に大体五十万ぐらいかかる、しかし本人負担は一万円でいいということから考えても、私は現時点において今の十五回が妥当な線ではないかな、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろあると思いますが、一番具体的に出ているのは、我が国においては乳児の死亡率、これは世界最高水準です、低いのは。大正時代には出生千対百五十以上だった乳児死亡率が現在では三・八ですから、もう世界の最高水準を行っている。これを見ても、小児医療がいかに大...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 少子・高齢社会において、小児医療の役割というのは重要だと認識しております。小児医療に対しての医療をどのように充実させていくかというのは、今の御議論を踏まえていろんな策を講じていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重して努力いたします。
06月05日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(小泉純一郎君) ただいま文部大臣が答弁されましたように、実際、子供たちの立場に立ってお互いどのように連携していく必要があるか。また、現在ではどちらかといいますと保育園の方は長時間預かりますから、保育園が幼稚園の機能を果たすよりも、むしろ時間的にも幼稚園で保育の機能を果...全文を見る
06月08日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 基本的にこれからはみずからの権限を手放してもいいのではないか、仕事を減らすということにもっと積極的になるべきではないかということを私も常に役所では言っているわけです。国民のためにどれが必要かということを主眼に考えるべきであって、みずからの権限とかあるい...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 労働の重要性、勤労の重要性を否定することは全くありません。資本に労働が加わることによって富が生まれる、これはもう経済学の初歩でありますけれども、労働と資本がプラスになって富を起こすということを考えれば労働の重要性はおわかりだと思います。  そういう中...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 環境庁と厚生省と目安にする基準が違ってわかりにくいという御指摘ですが、確かにわかりにくいものがあると思います。厚生省が基準値を示しますと、これは流通を禁止しなきゃならない、販売も禁止しなきゃならない。例えて言いますとたばこですね。健康のために吸い過ぎに...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) WHOの報告がどういうものであるか、いろいろ詳しく知りたいという識者の意見もあります。国民もこの環境汚染問題について大変大きな関心を持っておりますので、厚生省としては、派遣しております職員から詳しい内部の議論の報告を関係審議会で受けて、この審議も国民に...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは今後の課題でありますので、どういう選任方法がいいか、どういう人物がふさわしいか、今後検討していきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) まだ必ずしも公募を行うとは考えておりません。それも含めてどういう方法でどういう人物がふさわしいか、そのためにはどのような方法がいいかを含めて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 私は、当初から、役所の名前は、わかりやすい、その省の仕事が的確に表現されるような簡明な一文字が望ましいということを言っているわけです。今までの例におきましてもほとんど二文字だ、一文字以外の名前が出ても大体呼び名が伝わるころには二文字に簡略化されていると...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) これは、地元自治体にとってみれば病院は多い方がいいんですね。どんな機関でも多ければ多いほどいい。ここが行政改革の難しさだと思うんです。  しかし、国全体の立場から、これからは公共機関だけが公的な役割を担うものではない、民間の機関でも公共的な分野に活躍...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 地域の方が、国の機関がある、病院がある、ない方がいいかあった方がいいかといえば、それはみんなあった方がいいと言いますよ。私の地元、国立横須賀病院がありますけれども、ほとんど反対が多いですよ。  しかし、全体の立場を考えれば、移譲ができることがあったら...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 役所が、まして厚生省がそんな地方の方をおどしたり恫喝したりなんということはあり得ない。いかに住民の理解を得てこの再編計画を進めるか。なおかつ今まで再編計画どおりに進んでいない、この点もやっぱり反省して、国立病院等を統合したり廃止するんだったらば民間がよ...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) それぞれ地域地域によって事情があると思います。その事情を踏まえながら、厚生省としての政策、方針を理解してもらうように今後とも話し合いを通じて努力をしていきたいと思います。
○国務大臣(小泉純一郎君) 先ほども医療というのは国立でなきゃやっていけないという考えとは違うんです。国立病院がない地域はたくさんあります。その分野は民間が立派にその役割を果たしている。国立でなきゃ嫌だということではなく、民間でも国立にもまさるとも劣らない病院がたくさんあるんです...全文を見る
06月11日第142回国会 衆議院 予算委員会 第34号
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○小泉国務大臣 赤字公債による減税、これはきょうの減税、あすの増税であります。若い人がさらに現在の減税の分をかぶらなければならない。年金においても、年金を受け取る方は、受取額が多ければ多いほどいい。その保険料を負担しているのは若い世代であります。ということは、給付をもっと多くしろ...全文を見る
○小泉国務大臣 政府の基本方針を提示していないということは誤解です。はっきりと方向は示しております。抜本改革であるだけに、多くの方の意見を聞こう、診療報酬改定にしても薬価基準の根本的な改革にしても、専門家の意見を聞かなきゃならないということで、国会提出は確かにおくれています。しか...全文を見る
○小泉国務大臣 御指摘のとおり、製薬業界でも抵抗が出ております。医師会からも抵抗が出ております。アメリカの一部からも反対が出ております。いかに大きな改革か。しかし、十二年度実施の方針は変えておりません。早く出してまとめるのか、十分じっくり意見を聞いて、十年度に国会に出すか、それは...全文を見る
○小泉国務大臣 これは、今、五つの選択肢を出しております。これは多くの方に評価いただいていると思います。むしろこの中で、選択肢を出さないですぐ厚生省案を出したら、逆の批判が起こったと思います。むしろ、大事な問題だから国民的な議論を喚起しようということで、一年かかって識者とか国民の...全文を見る
○小泉国務大臣 まさに御指摘のとおり、これから一つにまとめるのです。いかに厚生省は親切か、丁寧か。現実、非現実と判断していただくのは国民であります。この五つの中でどれが現実的か、今厚生省は識者の方に、つい最近調査を出しました。そうしたら、大体、大方のところ、二案、三案ぐらいで、保...全文を見る
06月15日第142回国会 衆議院 予算委員会 第36号
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○小泉国務大臣 当初予算においても、十億円じゃなくて、ダイオキシン対策措置経費として六百二十六億円を計上しております。  本来、当初予算で措置するべきだというお考えだと思いますが、私もそれには賛成であります。お金の問題であります。補正予算で使っていいという額があれば、より有効な...全文を見る
○小泉国務大臣 WHOの専門家会合において、耐容一日摂取量として、コプラナPCBを含め、体重一キログラム当たり一日一ピコグラムから四ピコグラムの範囲とされましたけれども、これは、どうして一ピコグラムから四ピコグラムという幅を持たせた基準量であるのか、あるいは今までとどのような違い...全文を見る
○小泉国務大臣 欧米に比べておくれていると言っておりますが、必ずしもそうじゃない。諸外国のダイオキシン類の耐容一日摂取量については、イギリス、オランダ、スイス、カナダなどにおいては、我が国と同じ、体重一キログラム当たり一日十ピコグラムという値を採用していると聞いております。また、...全文を見る
○小泉国務大臣 ダイオキシンがどのように発生するか、一様じゃないんですね。サンマ塩焼きでもダイオキシンが出る、焼き鳥焼いても一緒にダイオキシンが出る、もちろん焼却場からもダイオキシンが出る、これはなかなか一様じゃない。だからこそ、専門家からいろいろ聞いて、どの程度が安全なのかしっ...全文を見る
○小泉国務大臣 そのような基準を含めて、適正な措置をとるべく今検討しておるところであります。
○小泉国務大臣 私は事実を申し上げているのです。認識の程度については、深刻に受けとめると言っております。誤解しないでいただきたい。
06月16日第142回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 私もそう思います。  一地域から出たごみを一地域内で処理する、なかなか難しいんです。東京なんかいい例です。同じ区内のごみを同じ区内で処理場をつくろうとしたら、これは高い土地、人口が密集した地域。やはりできるだけ地域の空いたところに処分場をつくってもら...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) このWHOの体重一キログラム当たり一日一ピコグラムから四ピコグラムという耐容一日摂取量、これがなぜ一ピコから四ピコという幅で設定されたのかとか、そしてこの一日摂取量の位置づけ等まだ不明の点があります。この点を詳細に報告を聞いて、また専門家の間で議論して...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 含めるべきかそうでないか、それも含めて専門家の間で議論していただきたいと。  そして、望ましい範囲内と実際に規制しなきゃいけない範囲、この前も申しましたけれども、たばこは吸わないのが望ましいんです。しかし、厚生省が規制ということを言いますと流通、販売...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 人体への健康影響がどの程度のものか、この調査研究を進めるということについては同じ認識を持っております。そして、現に厚生省では母乳とか血液等の人体汚染に関する調査研究を実施しております。  しかしながら、現在、ダイオキシンに関する健康診断に関して、血中...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 近いうちにダイオキシンの調査研究に関して地方自治体と連絡会議を開催する予定で今いるんです。今お話を聞きましていい御意見だと思いました。いい機会だと思いますので、地方自治体のみならず、労働省とも連絡をとって、この調査研究の実施に当たっては被験者の協力が必...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) 少子化の問題、今いろいろ御意見をいただきましたけれども、私も厚生白書を読んでみまして、時代は変わったなと。単に家庭だけじゃない、学校も職場も、そして地域も、社会全体で取り組まなきゃならない問題だなと考えております。  今御指摘の児童館につきましても、...全文を見る
○国務大臣(小泉純一郎君) いろいろ今お話しのように、今回の補正予算でも四億円計上しまして、厚生省としては今まで点字図書とか点訳、録音図書、この普及に努めてきましたけれども、今度はデジタル、CDですね、あれでやりますと情報量もたくさん入りますから、デジタル等の新しいシステムで録音...全文を見る
06月17日第142回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 廃棄物処理施設からのダイオキシン等の排出を削減するという施策とともに、ただいま環境庁長官からも答弁されましたように、人体に対する影響、母乳とか血液、この調査研究を地方自治体、関係省庁と連絡をとりながら進めて、実情を正確に把握してしかるべき措置を講じてい...全文を見る
06月18日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第19号
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○国務大臣(小泉純一郎君) 臓器移植法に対する附帯決議に基づき、法の施行からおおむね半年間の臓器移植の実施状況等について御報告いたします。  法の施行後、脳死した者の身体からの心臓、肝臓等の臓器提供は、残念ながらいまだに行われておりません。一方、心臓停止後における臓器提供につき...全文を見る