小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月07日第151回国会 衆議院 本会議 第27号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このたび、私は、皆様方の御支持を得、内閣総理大臣に就任いたしました。想像を超える重圧と緊張の中にありますが、大任を与えてくださった国民並びに議員各位の御支持と御期待にこたえるべく、国政の遂行に全力を傾ける決意であります。(拍手)  戦後、日本は、...全文を見る
05月07日第151回国会 参議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このたび、私は皆様方の御支持を得、内閣総理大臣に就任いたしました。想像を超える重圧と緊張の中にありますが、大任を与えてくださった国民並びに議員各位の御支持と御期待にこたえるべく、国政の遂行に全力を傾ける決意であります。(拍手)  戦後、日本は、目...全文を見る
05月09日第151回国会 衆議院 本会議 第28号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山由紀夫議員の御質問にお答えいたします。  初めに、小泉内閣において構造改革ができるのか、その理由のお尋ねであります。  私は、構造改革なくして景気回復はない、あるいは経済の再生はないと言っておりますが、今回の小泉内閣におきましては、改革断行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山崎議員にお答えいたします。  まず、温かい、力強い御激励に心から感謝を申し上げます。(拍手)  初めに、内閣支持率や政治の変革に対する決意などのお尋ねでございます。  私も率直に言って、このような高い支持を国民からいただいていることに対して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 枝野議員にお答えいたします。  まず最初に、森内閣でできないのがなぜ小泉内閣でできるのかというお尋ねでありますが、人間には個性があります。ある人にはできて、ある人にはできないということ、いろいろあるんじゃないでしょうか。  まず、森内閣は、森総...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎議員にお答えする前に、枝野議員に対する答弁漏れがございましたので、最初にお答えしたいと思います。  平成十三年度においては国債発行額は三十兆円以下にするのかという御質問だと思いますが、これは補正予算に絡んできます。私は、現在、予算成立して、執...全文を見る
05月10日第151回国会 衆議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中井議員にお答えいたします。  最初に、私の内閣の人事等についてのお尋ねがございました。小泉内閣と森内閣との違いについてもお尋ねがございました。  まず、今までの人事と同じだと思っている人はいないんじゃないでしょうか。党三役にしても組閣人事にし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えする前に、中井議員に対する答弁について訂正したいと思います。  辞職勧告決議案が提出されればと申し上げましたが、同決議案は既に提出されておりますので、訂正いたします。いずれにせよ、私は、国会議員の出処進退は国会議員みずからが判断す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土井議員にお答えいたします。  選択的夫婦別姓についてのお尋ねです。  この問題は、婚姻制度や家族のあり方と関連する重要な問題であり、今、国民の意見が分かれております。私としては、国民各層の御意見というものを幅広く聞き、各方面における議論の推移...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二階議員にお答えする前に、志位議員に対する答弁漏れがございました。補足させていただきます。  集団的自衛権の行使への踏み込みはアメリカの軍事的要求にこたえたものではないかという御質問でございますが、これは、日本独自に主体的に考えるべきものでありま...全文を見る
05月10日第151回国会 参議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 勝木議員にお答えいたします。  激励と期待を込めた御質問をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず、総理は国会審議の状況に対して積極的に出席すべきだということでございますが、私も、本会議や予算委員会やあるいは党首討論、国家基本政策...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹山議員にお答えいたします。  力強い激励と御支援をお約束いただき、まことにありがとうございます。蛮勇とはいかなくても、私も勇気を持って改革に立ち向かいますので、今後ともよろしく御協力をお願い申し上げます。(拍手)  いかなる政策を遂行するにも...全文を見る
05月11日第151回国会 参議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浜四津議員にお答えいたします。  初めに、どういう日本を目指し、どのような視点で改革を進めるかというお尋ねですが、突き詰めて一言で言えば、生きがいを持って、安心して暮らすことのできる社会、これだと思います。構造改革、聖域なき構造改革もそのためにあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  いわゆる九兆円の負担増が消費を冷え込ませた要因だったのではないかとのお尋ねでありますが、平成九年度以降における経済の停滞については、九兆円の負担増だけではないさまざまな私は要因があると思っております。同年秋以降の金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 谷本議員にお答えいたします。  初めに、党利党略による総理交代をどう弁明するかというお尋ねがありました。  実は、森内閣の退陣を要求していたのは野党の皆さん方ではなかったでしょうか。自由民主党におきましても、党員、党友の幅広い意思を反映できるよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁漏れがありまして、申しわけございません。  公正取引委員会についての御質問であります。  公正取引委員会を旧郵政省をも統合した総務省のもとに置くことは、取り締まるものが取り締まられるものの下に置かれることとなり、これでは公正取引委員会にその...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小林議員にお答えいたします。  私が主張する構造改革の具体的内容を早く示すべきであるという御指摘がありましたが、私はかなりはっきりと目標は既に示しております。ただ、具体的内容については、独断専行する気持ちは全くありません。私より知恵のある人がたく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君)(続) 国立大学のあり方についてでありますが、現在、政府は国立大学の独立行政法人化の問題について検討を進めておりますが、大学の教育研究の一層の活性化を目指し、競争原理の導入を含め、改革のためのいろいろな可能性を検討してまいりたいと思います。  なお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁漏れがございましたので補足させていただきます。  ハンセン病元患者の皆さんたちが、今回の判決を受けて、ぜひ厚生大臣と総理大臣にお会いしたいという話でございますので、厚生大臣と相談して前向きに検討していきたい、そう思います。(拍手)     ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 月原議員にお答えいたします。  まず、力強い激励をいただき、ありがとうございます。  防衛庁の省移行についてでありますが、これは御指摘のとおり、いざというときに命を捨てる覚悟で厳しい訓練を行っております自衛隊に対しては、政治としても、国民が敬意...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○小泉内閣総理大臣 私は、自民党総裁選挙で、候補者として麻生政調会長と討論番組に幾つか出ました。その際に、自民党を変える、日本を変えるということで、多くの国民にも訴えてきたわけであります。自民党が変われば日本も変わるんだという気持ちでやってまいりました。  私は、長年自民党に籍...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治家というのは確かに実行しなきゃならない。そこで、思想家としてはもう政治家以上に優秀な方々がたくさんいるわけであります。一国の総理大臣としては、みずからの力は限界がある、極めて限られたものである、そういう中で、できるだけ優秀な人の知恵をかりながら、いい政策を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、厚生大臣在任当時も厚生大臣として靖国神社に参拝いたしました。千鳥ケ淵の戦没者墓苑にも参拝いたしました。もちろん、武道館で行われました政府主催の慰霊祭、追悼式にも参列いたしました。私は、戦後、今日の平和と繁栄の基礎は、あの大戦でとうとい命を犠牲にされた、あ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点の考え方については若干私と久間議員とは違うと思うんですが、それは、規制緩和一つ見ても、品物の配達、これも当時は役所は反対しましたね。ところが、民間が参入してからどうでしょう。既に品物の配達は郵便局よりも、民間が八割を超えているんじゃないですか、現在。そし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 集団自衛権または日米安保条約、憲法九条の問題というのも私なりに勉強してきましたが、これは、時々によって、また人によって解釈が変わる場合が結構あるんですね。  そういう中で、この集団的自衛権、日米安保条約を今締結して、日米関係の協力のもとに日本の安全保障を確保...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、音楽は好きなんですが、オペラだけじゃなくていろいろな音楽が好きなんですよ。だから、音楽を聞く点に関しては、どの国会議員よりも私が一番聞いているのじゃないかと自負できるぐらいいろいろな音楽を聞いています。  そこで、クラシックが好きなんですが、オペラだけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 文化芸術の重要性は、私もよく承知しているつもりであります。  音楽のみならず、芝居に行きましても、一つのあるべき姿など、芝居を通じて、ああ、人間かく生きたいな、自分もこういうふうに生きたいなと教えられるのは、芝居を見ても多いですね。そして、沈んでいるときには...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実際にそういうグラフ、実績で指摘されてみますと、なるほどな、文化の重要性を口で言っても実績で残さなきゃいかぬなということを感じております。  これから文化関係予算につきましても、塩川財務大臣おられますが、今後、予算配分も変えるということを言っているわけであり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 外国のいろいろいい例も参考にしながら、また今斉藤議員の提案も参考にしながら、実際どのように有効にそのお金が生きていくか、またそういう文化芸術振興策につながるか、よく検討させていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 文化芸術と一口に言っても、その範囲というのは広範多岐にわたると思います。今文部科学大臣言われたように、趣旨については私も賛同でありますので、どういう法律がいいのか、また法律以外によってどういう振興策があるのか、それも含めまして検討をさせていただきたいと思います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、私の所信表明演説の中には教育改革という言葉が少ないじゃないかという御批判はいただいておりますが、基本的に、森内閣が最重点課題として掲げた教育改革、その点は引き継ぎたいと思っております。すべてを変えるということじゃなくて、いいものは当然継続、発展させなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この判決文はまだ詳細には読んでおりませんが、私も、厚生大臣を担当していた時代から、あのハンセン病で苦しんでいた方々の実情はよく伺っております。そういうことから、今後この判決の重さというものを考えながら、法務省、厚生労働省、よく検討していただきまして、今まで我々...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革を進める上において当然痛みを伴う事態が生ずるということを私も所信表明で述べたつもりでありますが、それは、わかりやすく言えば、職を失う人も出てくるだろう、また離れざるを得ない方も出てくるだろうと。そういう方が新しい職につけるような支援策をどうして講じてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 雇用の重要性については御指摘のとおりであります。それゆえに、産業構造改革・雇用対策本部を設置して、これから本格的に雇用対策の拡充に努めようということでありますので、今言った御意見等も参考にさせていただきまして、検討を進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 確かに、自分は保険料を払い続けていってその後生きているんだろうかと心配する方も、若いときから払っていただいて、支え合う社会をつくろう、これは議員御指摘のとおり、いい知恵の一つじゃないか。  今厚生労働大臣のお話がありましたけれども、未納者も、必ずしも低所得者...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革の重要性というのはいろいろ見方があると思いますが、私は、この十年来、政府は景気対策をやってこなかったわけじゃない、むしろ目いっぱいやってきたと言ってもいいのではないかと思っております。なぜならば、経済学者の方でも、不況になったら、有効な経済政策は二つあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済成長率というのは一つの見通しでありまして、目標ではありません。できれば達成することがいいに決まっているのですが、やるべき改革をしていくのが必要ではないか。私は、三十兆円も国債を発行して財政政策を打っている状況で、目標の経済成長率が達成できるかどうかというの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、必ずしも公共事業が悪だという見方はいたしませんが、今後の財政構造を考えていきますと、今、国の予算状況を見ますと、一番使っている部分が社会保障関係と地方に行く地方交付税交付金と公共事業なんですね。今後とも、この三つの予算をどうしていくかということが、財政...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 給付というのは、年金だけでなく、医療でもあります。介護でもあります。これが給付と負担の均衡を図るという、一口で言えば片づけられる問題ですが、中身は多種多様、年金一つとってみても一人一人違います。こういうことで、どの程度の給付と負担と、また、個人の利益を得る場合...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、子供のときと今の子供を比べると、随分かわいそうだなと。私のころの小学校時代は、学校から帰るとほとんど遊んでいましたよ。めんこ、ビー玉、べいごま、あとセミとり、トンボとり、鬼ごっこ。学校から帰って勉強したことなんかほとんどないですね。それに比べると、今の子...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど経済産業大臣に御答弁いただきますが、当然、構造改革を進めていく際には、今言われたような中小企業の方々、これに対してもしかるべき対策は講じなきゃいかぬ。それについては、新しい産業に立ち向かうような策の具体策については、経済産業大臣の方が詳しいですから、せっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自民党は変わったのか変わらないのかというお話ですが、私が総裁になった、総理になったということは、まず大きな変わりようですね。  それと、閣僚人事におきましても、今までの自民党の手法とは全く違っている。  なおかつ、先ほどの議論からいっても、かつて郵政事業に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まさに、古い自民党を壊すことを恐れず、民間でできることはできるだけ民間に任せる、これに対する族議員の抵抗にもひるまない。  自公保連立の枠組み、これも、民主党が三十兆円以内に国債発行を抑制しようと。これは基本的に賛成です。過去の枠組み、自公保連立は大事にいた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先週行われた判決というものを重く受けとめまして、今菅議員が指摘されたような点も含めて、厚生労働、法務大臣ともよく協議して適切な対応をとっていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今言った御意見も参考にさせていただき、適切な判断をしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 本会議でも答弁させていただきましたけれども、その原告団の御意向も十分前向きに検討していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、この首相公選の会については、超党派の議員連盟がございます。たしか鳩山由紀夫代表もメンバーだったと思いますし、菅さんもメンバーかどうかはわかりませんけれども、超党派で研究していたことがある。野党の時代から始めておりまして、野党になっても与党になっても、現在...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戦没者にお参りすることが宗教的活動だと言われればそれまででありますけれども、靖国神社に参拝することが憲法違反であるとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 宗教的活動であるからいいとか悪いとかいうことではありません。また、A級戦犯が祭られているからいけないということにもとりません。私は、戦没者に対して心からの敬意と感謝をささげるために靖国神社に参拝するつもりであります。
○小泉内閣総理大臣 そうであります。そのとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 憲法に違反しないというもとに中谷さんを防衛庁長官に任命したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 基本的に、議員が辞職するかどうかというのは、議員個人の判断だと思います。参議院においても、辞職勧告決議案が通過したにもかかわらず、やめない議員もおられたようであります。そういう意味におきまして、これは基本的には議員個人が判断するものでありまして、私は別にそれを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、幹事長にこの調査をするように指示しておりますし、結果が出たら明らかにするように言ってあります。
○小泉内閣総理大臣 党として、返却も含めてどういう形があるか今検討中でありますので、国民に明らかになるように、しっかりとした説明のもとにきちんとした処理がなされるものと期待しております。
○小泉内閣総理大臣 変わっておりません。  なぜかというと、私が今、かねてから言ってきた主張は、日本国民と国際社会に誤解させないような形で、常任理事国になりたいんだったら手を挙げなさいということを言ってきたわけです。  なぜならば、今の国連常任理事国は、アメリカ、ロシア、イギ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは非常に不幸な事件でありまして、二度とこういうことのないようにしなきゃいかぬというのは当然でありまして、今アメリカ政府も日本の申し入れに対してきちんとした対応を行っている、なおかつ潜水艦の艦長は有罪と判断されましたものですから、私は、アメリカも誠意を持って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、司令官による処罰によりワドル前艦長は有罪とされたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 国の制度は、日本の制度とアメリカの制度は違います。今回の措置について、アメリカは、米国の制度のもとでこういう処置を決定したものだと私は理解しております。
○小泉内閣総理大臣 日本としては、その決定を受け入れたということであります。
○小泉内閣総理大臣 法務省と、報告を受けまして、これは本人確認が非常に難しい問題だな、そして法令に基づいた退去強制という措置が適切だなということを考えまして、いろいろ総合的判断を加えた上でこの措置を了承いたしました。
○小泉内閣総理大臣 聞いておりません。
○小泉内閣総理大臣 これは米軍自身の行動範囲の問題だと私は思います。
○小泉内閣総理大臣 これは事前協議に入る問題ではないと私は理解しております。
○小泉内閣総理大臣 私は森総理からいろいろお話を伺いましたが、北方四島の帰属問題の解決なくして平和条約を進めるなんという話は、森総理からも一度も聞いていませんし、私の内閣におきましても、この方針には変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 森総理とのイルクーツク会談を踏まえてこれから日ロ関係の友好改善に尽くしたいということを私、発言しましたが、二島先行論とか、日本で言われます二島先行返還すれば四島の帰属はどうでもいいということではないんです。四島の帰属を明確にした上で、そして二島先に返すとかいう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はその新聞の記事はわかりません。見ておりませんし、テレビで森総理がどういう発言をしたのかわかりませんが、私の内閣においては、四島の帰属を明確にしない限り、二島分離返還でおしまいというような誤解を与えたくない、これであります。
○小泉内閣総理大臣 民主党のそういう御意見も参考にしまして、減額ということには変わりないわけです。やり方は政府にお任せしていただきたい。
○小泉内閣総理大臣 それは、今執行中ですから、将来、補正が必要であれば補正予算で減額措置は講ずることができますし、減額というのは、国債発行でも全部使い切る必要はないんですから、ほかの措置でも、予備費でも、予算に計上しても全部使う必要がない場合はほかにもあるわけですよ。  そうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私に対しましては表敬訪問したいということでありましたので、お会いしました。  中身よりも、これからの日米関係の重要性、そして今後ブッシュ大統領との早期会談の希望、そういう点をお話ししたわけでありまして、非常に友好的雰囲気のもとに、お会いしてよかったなと思って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ありませんでした。
○小泉内閣総理大臣 今の片山大臣の答弁、いいのですよ。なぜか。今まではそうだったのです。私の内閣では変えると言っているのです。しかも来年の問題です。来年、民間参入、法案を出すのです。そのときに今までの考え方は通用しないよということを私は言っているのです。信書も民間参入を認めるので...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、菅さん、混同しないでくださいよ。私は、自民党議員として、今「郵政民営化論」に含まれているような議論を述べてきました。しかし、党内で決まれば、多数意見に従うのが自民党議員であります。しかし地域振興券とか商品券はおかしいと、民主党自身もこれに対して、一部の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 多数に従わなかったら独裁ですよ。民主主義は多数決なんです。私が総裁・総理になって、今まで少数意見だったものを多数意見に変えていくということは、大変私にとって重要な役目なんです。  そして、今、特定郵便局のお話が出ました。将来民営化になれば、郵便局はなくならな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、郵便局をつぶさないということでは一致しているでしょう。そして、特定郵便局がどういう経営形態になって、どうサービス展開されるかというのは、これから民営化の過程の中で変わっていくでしょう、当然。国営維持がいいのか、民営化した方がいいのか、これは今後具体案を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、ゼロベースで見直すというのは、今我が党でもそういう方針でやっておりますから、ゼロベースで見直す、統廃合、民営化含めて見直していかなければならない、そういう点においては、菅さんと基本的目標は共通できる点が随分あるんじゃないかと、この行政改革について。お互...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なるほど、ゼロベースというのは現状維持のゼロベースもあると。確かにそういう傾向はありますよ。私はそうじゃない。だから今まで郵政民営化を主張していたんです。不良債権はないと必ず役人は答弁しますよ。税金の補てんがあるから不良債権はないんですよ。そのために、今、石原...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よその党のことについて、そう決めつけるのは早いんじゃないですか。  私は、党員の支持も受けましたけれども、自民党国会議員の多数の支持も受けて総裁になって、総理になっているんです。自民党は話せばわかるんですよ。今、一郵政大臣のときはできなかったことでも総理なら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十年前の自民党だったら私を総裁に選ばなかったと思います。私は、かつての自民党を変えたいから総裁に就任して、総理になっているんです。私の考え方を自民党の多くは支持してくれるものと信じています。また、そうしてくれるように私は努力をしていきたい。私の提案を自民党がけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本会議の代表質問で、塩川財務大臣も検討するというような答弁をされていました。私も、聖域なき構造改革ですから、これは聖域なく見直しの方向で検討したいと思います。これはかつての自民党では大変な抵抗を受けましたけれども、今回は聖域なき構造改革ですから、予断を挟まず、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、いろいろな団体から候補者が出ているというのは自民党のみならず各政党もあると思いますが、必ずしもその団体の言うことを聞かなきゃならないということとは別問題なんです。いろいろな団体の意見は聞くのは重要ですが、決定するのは、やはり党内の大方の意見に従ってもら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの派閥秩序にとらわれない組閣をやってみたいということを言ったはずであります。
○小泉内閣総理大臣 そう思ったからこそ、実行に移して、組閣人事を断行したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 まず第一に、党三役人事にしても組閣人事にしても、今までの派閥にとらわれない人事を断行したと思っております。  そして、私がこれから政治を行っていく上において、だんだん派閥があっても余り意味のないようなものにしていくのがこれまた私の一つの責任だと思っていますか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これから、今始めているんですよ。まだ一カ月たっていないんですよ。スタートに立ったばかりなんですよ。余り性急に考えないでください。
○小泉内閣総理大臣 私は、派閥があったとしても、今までの派閥を意味のないものにしたいと言っているんですよ。今までこのような人事をした総裁がありますか。なかったじゃないですか。一歩一歩しなきゃいかぬ。一挙に変えることはできませんよ。変えるべきものを一歩一歩、実績を積んでやっていきた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一つの政党の長として、独断専行に陥ってはいかぬな、できるだけ多くの方の協力を得て改革を進めていかなきゃならないというときには、大事争うべし、些事構うべからずという言葉があります。大事なことは争う、細かいことに余りとらわれない。  私のまずやるべき大事は、党三...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは言葉の揚げ足取りというものです。そういうことわざがあるだろう、組閣人事に比べればそれほどこだわることはないであろうと言ったのです。余り揚げ足取りに終始しないでいただきたい。
○小泉内閣総理大臣 これも一々言葉の先々をとられると困るのですが、それは副大臣も政務官も重要ですよ。しかし、大臣に対してしっかりと補佐できる人を決めてくれということはもう前提として知っているわけですから、当然官房長官を初め、党内の情勢もあるから、私が一々これをしろあれをしろという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは一朝一夕に変わるわけではありません。時間をかけてあるべき姿に持っていくのが、政治家として大事ではないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 まだ一月たっていないんですよ。これから変えていくんじゃないですか。まず変わったじゃないですか、やり方。私を総裁にしたということ自体、自民党では平時では考えられないようなことでしょう。このような組閣も、みんな予想を覆した。だんだん変わってきているんですよ。これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今後とも私は大変重要な問題だと思うんです。政党として、政治家として、あるべき政治資金、どうやって調達するか。すべて企業献金、団体献金を禁止すればいいというものではないと思っています。  問題は、その政治のコストを国民がどう負担すべきか。すべて税金で負...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、派閥が金をばらまくなんていう時代じゃありませんよ。パーティーを開いても、そんなにパーティー券をみんな買ってくれない。むしろ、事務所の経費とか、毎週の政治活動のためには食事もしなきゃならない、講師もお招きしなきゃならない、講演料ただで来てくれる講師は少ない、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは我が党内のことでありますけれども、派閥順送り人事はやめる、そして、これから徐々に始まっていくと思いますけれども、もう派閥で資金を配る時代じゃありません。派閥でそんな資金は集まりません。全党で、全党所属の議員が政治活動に必要な資金は党で集めなきゃならない。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このKSDの問題では、架空党員とかあるいは立てかえ党員とかというのが問題になりました。そういうものはほかの団体でもないようにしていかなきゃならない。同時に、これから比例代表候補には、かつては党員の二万人をまず集めるということが比例代表候補の一つの公認基準になっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう立てかえ党員とか架空党員のこういう問題は二度と起こさないようにしようということで、今、改革案を検討するように、鋭意しかるべき今の党の組織の中で検討しております。そして、政治資金の調達方法も、これは党としてしっかりと、政治資金を公明といいますか、そういう形で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この政治資金収支報告書を実際に扱っている秘書さんとか事務の方に聞くと、実に煩瑣過ぎるという声もありますね。だから、公開と違反した場合の措置については、今岡田委員指摘されたような視点も大事ですが、同時に、煩瑣な手続をもっと省略して措置できるようなことも必要ではな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全く同じじゃないですか。表現が違うだけであって、二兎を追う者は一兎をも得ずということだったから、それは違うんじゃないかと。構造改革と景気回復というのは矛盾しないんだ、二者択一じゃないんだということで、二兎を追えと言うのでは、これはちょっと受け取り方はどう思うか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、私は、よその政党が言っているからだめだとか、自分の政党が言っているからいいとかいうよりも、いいものはどんどん取り入れていく、それが大事じゃないかと。  たまたま私の言っていることと今岡田さんが言っていることと一致した、一緒だったということで、民主党が主...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 趣旨は賛成でありますが、なぜ三年間に区切ったのか。十三、十四、十五と言っていますよね、大ざっぱに中身を見たところによると。  私は、別に法律にしなくても、小泉内閣の基本方針ですから、あえて法律にする必要はないんじゃないか。その趣旨どおりに私はやっていきますよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、できたら、三年度に限りませんから、もっと継続して三十兆円以下に抑えていかないとこれは大変なことになるし、財政再建の道に進んでいきませんし、ただ、この中で、五年でプライマリーバランスを回復するということですが、これはちょっと厳し過ぎるのではないか、私はそう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 賛成しなければ反対するかというものでもないでしょう。反対しなくても、趣旨には賛成できるという点がたくさんあるのではないですか。  現にあの本会議の質問でも、私の三十兆円以内を目標とするというのに対して、中身がない、中身がないと批判している人が結構いましたよ。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは毎年度の予算編成を見ればおわかりだと思うんですよ。いつも十二月に決めるんですよ。これを今回、概算要求の段階から基本的な方針は決めていかなければならないなということで、ふやすべき予算、減らすべき予算、まず総論を決めていこう、それに従って十二月までで各論の整...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの予算編成方針に従って歳出規模を見ると、来年は、増税をしない限り、増税なしの状況では、三十兆円の枠を超えて、三兆円か四兆円ふえる前提なんです、今の見通しだと。だから、一方では、三十兆円以内にするというのは厳し過ぎるという意見があると同時に、他方では、こと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これも行政改革の一つの方針として情報公開、隠れ借金というものをできるだけ明らかにしていこうと思います。そういう中で、私は、今までの予算編成方針にしたら三十兆円におさめるし、そして、これからどういう隠れ借金が出てくるのかわかりません、そういう点も明らかにして、明...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 手元にいただいた資料、そっちの資料を拝見しますと、確かに三十兆円以下は手ぬるいという批判がありますけれども、一方では、このままの予算慣行に従ってやっていくと十四年度、来年度も三十三兆円を超える。十五年度は三十五兆円を超えるという予想が出ていますよ。だから、三十...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは全体の予算の中で聖域なく見直すということで、継続すべきものは継続しますけれども、この予算編成の中で私は考えていきたい、状況を見ながら、予算配分を見ながら、今後、検討課題だと考えております。
○小泉内閣総理大臣 そういう点も含めて検討させていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今までの継続性も考えながら、そういう御意見もあるということを考えながら、検討させていただきたいということであります。
05月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 まだいつ会談が実現するか決まっておりませんが、サミット前には、できたら直接話し合いの機会を持ちたいとは思っております。  その中で私が第一にお話ししたいことは、戦後の平和と発展は日米友好関係の基礎に成り立っている、今後とも日米安保条約を堅持して、この日米安保...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大枠の中で考えていただきたい。日米友好関係の中には、安保条約が有効に機能しないと友好関係は保てない、友好関係は大事だということを重点的に言ったということを御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 日米安保体制というのは日本とアメリカの安全保障を考える上において最も重要なものでありますから、これが有効に機能するようにその場その場でお互い協力していく。  具体的な点と言われたが、どういう事態において具体的な点かということを御指摘いただければお答えいたしま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ細かいことまで言われますが、それは日米友好関係がより発展するという意味と同じですよ。日米安保体制がより有効に機能する、日米友好関係、もういろいろな分野で協力関係を進めていきたい、そういう意味で使っているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 私も、ブッシュ大統領の演説というものを理解する上において、主要点については私なりにブッシュ大統領の情勢認識を勉強しておりますが、まず、核兵器の一層の削減を表明したということは歓迎すべきことだと思っております。そして、弾道ミサイル、この拡散が安全保障上の深刻な脅...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点については、日本も歓迎すべきだと思っております。ロシアとその削減条約、協議してもらいたいという方向で、我々は歓迎しております。
○小泉内閣総理大臣 これは、私は、いろいろ状況の変化、時代の変化に応じて研究するのはいいことではないかと言っております。山崎自民党幹事長が国会で決議したらどうかという御発言をしているようでありますが、それも一つの方法ではないかなと。議論をよく見きわめていく必要があると思っておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も基本的には同じ考えです。  しかし、いろいろ研究についてまで否定することはない。特に、憲法の改正については十分な配慮が必要ですし、国民的な議論も見きわめなきゃならない。私自身も常々申し上げておりますように、政府の解釈については、長年国会の審議等積み上げら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基本認識は同じと言ってもいいと思います、やるべきことは。  日本の憲法には非常に制約がある。その中で、いろいろ苦労しなきゃならない点もある。現実の状況が変化しておりますので、憲法の範囲内の中で何が可能か、そういう点については研究してもいいのではないか。しかし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 変更したということではなくて、今のところ補正予算を組んでやる必要はないのではないかというふうに私は考えております。
○小泉内閣総理大臣 私より柳澤さんの方がはるかに詳しいんですよ。柳澤さんが言っているとおりでありまして、今、得したら金融機関、損したら税金で補償する、そういうことに必ずしもならないようなことを検討していると言うんですから、その検討状況をよく見て判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、男女共同参画会議の専門調査会において今審議をいただいております。その中で、仕事と子育てを両立する上において、今言いました、保育所待機児童をゼロにするというのに対して非常に要望が強い、放課後児童の受け入れ体制整備、これは重点的に取り上げるということで、近...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 女性の仕事は家事、育児というのはかなり前のことで、最近は女性も男性も家事、育児をしないとやっていけないということについては、もう若い世代では当たり前になってまいりました。  しかし、私以上の世代になると、育児で仕事を休むということに対して、必ずしも一般社会の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 岡田議員の質問、よく覚えています。私も、あの岡田議員の質問に対して、当時の厚生大臣としてかなり評価した上で答弁した記憶がございます。  実際やってみて、この医療関係の利害関係の調整、大変なものがあるということがわかりました。しかし、薬価制度の改定にしても診療...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう方向で進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 答弁は同じだと思って結構です。
○小泉内閣総理大臣 より透明性、信頼性、中立性を高めていく意味において検討を進めるべきだという認識であります。
○小泉内閣総理大臣 これは、今の御意見を踏まえまして、厚生労働大臣とも相談して、どういう今よりも進んだいい方法があるか、もう少し検討の時間をいただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 この医療改革というのは、診療側も支払い側も国民の医療、治療を受ける立場も総合的に勘案しなきゃなりませんから、医師会の役割も重要であります。しかし、医師会の言い分が全部通るわけではない。当然それぞれが支え合っていくのが社会保障制度ですから、その点も含めまして、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは私も、厚生大臣をやってみて、簡単にできるものではないと思っていますが、この医療改革というのは社会保障制度の根幹をなすものでありますから、持続可能な制度のために、医師会の理解も求めて何とか改革に着手したい、また実現させたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは国会議員として、与党の議員として、責任は当然あると思います。その責任を感じて、これからよりよい方向に持っていこうというのも責任だと思います。
○小泉内閣総理大臣 後ほど竹中大臣、柳澤大臣からお話があると思いますが、不良債権というのが全部なくなるということはあり得ないと私は思っています。どんな状況でも必ず一部は残るわけです。  具体的な、不良債権を二、三年以内に最終処理を目指すということについては、私よりも柳澤大臣、竹...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治の責任というのは、最終的にとるのは選挙だと思いますね。これ、結果責任。今、池田議員が言われている批判を国民が、当然だと、今までの与党は何しているんだと憤慨したら、今の与党は野党になっていますよ。そうだと思うんです。  そうならなかったことに、我々は、今い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今お話を伺っていますと、経営健全化計画の履行が甘かったのではないかと私も思います。この経営健全化計画が、今御指摘のような、本当に経営者が責任を感じて、自覚を持って取り組んでいるのかという状況について、柳澤担当大臣も恐らく私と同じ認識だと思います。しっかりやって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 竹中大臣の学者としての発言も引用しながら、池田議員はいろいろ厳しい御指摘をいただきましたけれども、私は、そういう竹中教授の今までの発言、提言なりがこれから二十一世紀の日本に必要だと思って大臣に就任をしていただいたわけであります。自民党も、そういう気持ちで新しい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公的資金投入行からの献金は受けません。
○小泉内閣総理大臣 正当な献金は政党活動について欠かせないものでありますから、それは法律にのっとって堂々と受けたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これはどういう状況が起こるかにもよると思いますが、柳澤金融担当大臣初め関係大臣からその時期が来れば話を伺い、最終的には総合的に判断して決めたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 経済再生で現下の重要課題は不良債権の処理だと思っているのです。これをしないと、本格的な経済構造、財政構造改革にもつながっていかない、新しい産業の発展にもつながっていかないということで、現下の重要課題として不良債権処理を考えているわけであります。  しかし、経...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 未納者が多いということは非常によくないことだ、これをどうやって多くの方に納めてもらうかということを考えなきゃならないのは事実であります。  と同時に、未納者の中で民間保険に入っている方がいたり、あるいは個人年金に入っている方がいたりするから、これは必ずしも低...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よくお聞きいただければわかると思うのですが、最初に言ったわけです。この状況はいいことじゃない、深刻に受けとめなきゃならない、ただし、有利不利というのは本当は言いたくないんだけれどもといって言ったわけです。  この年金制度というのは、有利不利という問題じゃない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 海江田議員の指摘は、私が橋本内閣で厚生大臣になった最初にやった仕事ですよ。  厚生年金福祉事業団、何なんだと、これは。保養地とか、年金還元融資とか、本来こういうサービスは必要ないのではないか。年金を掛けている人から見れば、一番望むサービスは何かというと、保険...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今厚生労働大臣が答弁されたとおり、いろいろ外国の制度もあるし全体の年金の給付の問題もある、よく国民的議論を参考にしながら、検討としてはしたいという答弁をされたのじゃないですか、厚生労働大臣は。私はそう理解しております。
○小泉内閣総理大臣 速やかに、大した混乱なく、適切な措置ができたと思っております。違う措置が行われればどういう状況が起こったかということを考えましても、私は適切な措置だったと思っております。
○小泉内閣総理大臣 総合的に判断した上で、混乱のない措置として一番よかったのではないかと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 あれこれ人に言う必要なく、自分の頭の中で予期せぬいろいろな事態を想定して、速やかに適切な処理をどう決断すべきか、法に従って処理するのが一番いいということで、退去強制手続を法務省も考えておりますので、私はそれがいいのではないかということで了承して、今でもこれは手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろな批判に恐れず、ひるまず、とらわれず、適切な措置がなされたと思います。
○小泉内閣総理大臣 総裁選挙に立候補する前から今日まで、私の胸中をそんたくしていただきまして、いろいろお話しいただきましたこと、違う点もありますが、意気を感じていただいて、ある面においては激励をしていただいているのではないかと思いながら拝聴しておりました。  私は、もとより歴史...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 聖域なき構造改革でありますから、今までの自民党的な考えで直さなきゃならないこと、解党的出直しをしなきゃならないこと、改革すべき点、こういう点につきましても聖域なき構造改革の気持ちで取り組んでいきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 さすが御尊父が「徳川家康」を物された山岡荘八先生の御子息だけあって、徳川時代の歴史にお詳しいなと思います。  その徳川家康公も、人生とは重き荷を背負い坂道を行くがごとく、焦らず、急がずとか言っていたようであります。私も、急がなきゃならない改革もありますけれど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 暗い面、悪い面だけを取り上げればこれは切りがないのはわかります。しかし、日本を全体で眺めてみれば、偽造旅券を使ってまで日本に来たいとか、多くの国民が日本に来たいとか、何とか日本に来たがっている人もたくさんおられるし、電車で旅行してみても、新幹線にしても、飛行機...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この十年間のいろいろな自民党の失政なり、改革が進まない点は御指摘いただきました。これは謙虚に反省しなきゃなりません。  しかし、これを多くの国民が感じたならば、昨年の総選挙で自民党は野党になっているはずであります。しかし、依然として国民は、自民党に第一党の議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほど、私が派閥とか党のことを言ったら、そんなの聞きたくないと。  私の内閣の大事なことは、政策をいかに推進するかであります。私の内閣の方針に賛成してくれる方が、できるだけ選挙で当選してもらいたい。そして、私の内閣の方針に沿って、何とか政策を実現していきたい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに、自民党には、一部の団体から支持されて当選されている議員もいるでしょう。しかし、それは各党に存在するところでありますが、全体、多数がどういう決定をするかというのは、よく見ていただきたいと思います。自民党は、一部特定の団体に左右されるような、そういう政策は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、武部農水大臣が言われたように、四五%を目標にしていきたいというお話でありますが、今、山岡議員のお話を聞いていまして、食糧に対する思いというものは非常に大事だなと。特に、異常事態が起こる、異常心理によるパニック。これは、私初めて当選したのが昭和四十七年ですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私のときに法改正が行われてその後どうなったかということでありますので、今厚生大臣に答弁をしていただこうと思って、されたわけであります。  当然、私の場合のときには、この保険制度を継続させるために、ある程度患者さんに自己負担をしていただこうと。しかしながら、低...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その後の実情をよく調べて、今言った点も含めましてよく調査して、少し時間を与えていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 医療保険というのは、保険料負担、税金投入、そして患者さんの自己負担ということで成り立っております。  それは負担は軽い方がいいでしょう。しかし、全体的に考えまして、確かに健保の場合は一割から二割へ負担を上げました。今、国保は三割負担です。今、高齢者は一割負担...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療の問題は非常に難しく、深い問題があります。だれでも負担は軽く無料だという形は望ましい姿なんでしょうが、今の治療行為においても乱診乱療という行為も一部で批判されているように、医療全体で本当に必要な医療がどうなのか、適切な医療はどうなのかという点も含めまして、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御意見聞いていますと、一部では確かに当たっている点もあると思いますが、私は、全体を考えますと消費税引き下げは無理だと思います。  五%に引き上げたというのは、これは、所得税の税率が高いからもっと所得税を減税しろという所得税減税の財源のために消費税を三%か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いいことを聞いていただきましたけれども、来年度予算でも三兆円程度削減するのは大変な努力を要するのは事実であります。  先ほど、公共事業が莫大に何百兆と言って、福祉が二十兆円程度とか言っていますけれども、政府の予算は、今福祉関係予算は十七兆円を超えて、公共事業...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろな事情があると思いますが、まず、経済状況が思わしくないという点もあると思います。それと、今、国民の税金が、今までの借金の利払いに回ってしまって、有効な事業に使われていないという点もあると思います。同時に、政治家に対する信頼、政党に対する信頼、これがいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 変わっておりません。
○小泉内閣総理大臣 だれであろうと、疑惑を持たれたら、自分の疑惑を晴らすために、しかるべき場所に出て、その疑惑に答える態度をとるべきだ、そう思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは参議院でも、辞職勧告決議案が可決されてもやめない議員もいますね。こういう点について、私は、本来議員というのはみずからの判断で出処進退を決めるものだと思います。そして、中村議員についても、有罪判決は受けたと思うのですが、選挙民は当選させていますね。  そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自民党のことを言いますと、いろいろな問題が出てくると、賛否両論、かんかんがくがくの議論をします、賛成する議員、反対する議員。しかし、時間をかけて議論しますと、反対者も、自分の意見に違う者が多ければそれに従う、そういう習性があります。ですから、私の方針に反対する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこが余りにも短絡的だと言うのです。そういう一部の議員に振り回されちゃいかぬと私は言っているのです。恐らく野党も労働組合からの推薦候補を抱えていると思いますよ。しかし、その一部だけに動かされたら国民は信頼しないでしょう。自民党だってそうですよ。  それは役所...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 首相公選制というのがどういうものかはまだ具体的にわかっていないですね。大統領制的なものがあるとか、あるいは議院内閣制とどう違うのかとか、イスラエルの首相公選制とか例を挙げています。私は、日本型の首相公選制を考えていきたい。世界のどこにも例がない。天皇制も世界に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法でも、天皇陛下のことを元首と規定していません。象徴と言っています。しかし、外国の中では、ある意味においては元首的な行為を陛下はとられているなと思っている向きもあるでしょう。政治的な権力、最高権力者は総理大臣ですね。しかし、天皇陛下に対しては、権力以外の長年...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その意見は私も理解できないのですが、なぜ国会議員が選んだ首相が弱くて、国民の選んだ首相が元首にならなきゃいけないのですか。私は、今、国会で指名した総理大臣候補を天皇陛下が任命する、国民が選んだ首相候補を天皇陛下が任命する、天皇制と矛盾しないと思いますよ。そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 天皇陛下の存在というのは、私は日本国民にとって非常に重いものがあると思います。  今、各行事の出席回数が多いか少ないかというお話なんですが、その前に、私は……(横光委員「回数じゃない。重いかどうかです」と呼ぶ)重いものがありまして、これは、議会制民主主義が始...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、不十分だとかどうだとか、今とっさに聞かれまして、そう思ったことはないんです。  戦没者慰霊祭自身は大変重い行事だと思いまして、そこに天皇陛下が御臨席されるのは、やはり今日の日本の平和と繁栄は戦没者の方々のとうとい犠牲の上に成り立っているんだという思いを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なぜそんなに靖国神社に参拝するのがいけないのか、批判されるのか、私は理解にいまだに苦しんでいるのです。  私は、戦没者慰霊祭にも出席するつもりです。千鳥ケ淵のあの霊園にも参拝するつもりであります。そして、靖国神社にも参拝するつもりであります。それは、二度と戦...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨日も坂口厚生労働大臣が面会されたようであります。いろいろその問題については今検討を進めておりますので、しかるべき時期を見て適切な判断を下したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 まず、新しい産業社会に適応するためには改革しなければならないというと、考えられるのが、時代に適応できない、市場に、国民から歓迎されない産業というのは衰退していきます。そうしますと、倒産する企業が出てくると思いますね。となると、離職者とか失業者が出てくる可能性が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、いろいろお話を聞いていて、甘過ぎるという点がたくさんあると思います。刑罰も軽過ぎると思います。  そういう点は、今後、議論して、より適切な方向に変えていくのは大変必要なことではないかと私は思っていますが、包括的にそういう改革を進めていくべきだ。これをや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の選挙公報ときのうの答弁と、どこか違いありますか。(辻元委員「いやいや、違う。変わっていないかどうかです」と呼ぶ)変わっていないからきのうの発言をしたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 日本が他国の領土まで行って武力行使することなんて考えていません。あり得ないことです。
○小泉内閣総理大臣 これは日本の自衛じゃないですから、こういうことまで含めて集団自衛権の議論というのは、ちょっと飛躍があり過ぎるのではないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 法的には私よりはるかに詳しい法制局長官がおられますから、今それは説明していただきたい。
○小泉内閣総理大臣 憲法の枠内でどこまでできるかということを考えるのが今までの議論であって、後方支援にしても、武力行使を伴わないような支援はどういうことができるかということに対して、より研究が必要ではないか、憲法の枠内でそれを考えよう、研究しようというのが私の真意だということを御...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 集団的自衛権はあるが行使は認められていない、そういう憲法の枠内で我々はどういうことができるかということをいろいろ研究してみる余地はあるのではないかということを私は言っているんですよ。何がおかしいんですか。
○小泉内閣総理大臣 これはいろいろな時代の変化によって解釈は違っているじゃないですか。PKOはどうですか。自衛隊が海外に行くのすら海外派兵ととらえる人がいた。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 しかし、武力行使はしない、そうでないPKO活動は自衛隊を出しても海外派兵ととられないという解釈があったじゃないですか。そういう、時代によって、一兵たりとも自衛隊を出しちゃいかぬというところから、そういう武力行使をしない活動ならばいいという合意ができて、法律がで...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高い支持率をいただいていることはありがたいことですが、もうこれ以上上がることはない、後はもう下がるだけですが、何とか実績を積んで五〇%以上の支持率が確保できるように努力していきたいなと、願望でありますが、そう思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々閣僚はいつも批判されている立場でありますが、批判する側がたまには批判を受けるのもいいのではないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ある意味では政権交代だと国民は思っているし、私もそういうふうに思っております。  なぜならば、私が総裁・総理になったということは大方の予想を裏切った結果出てきたと。そして、本当に派閥にとらわれないで組閣ができるんだろうかと思ったのをやった。批判す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか衆議院でもそういう御質問が出て、大事と些事という言葉を使いました。些事かと言われると、これは言葉じりとか揚げ足取りだというふうに答えた記憶がございます。  峰崎議員も見識がありますから、揚げ足取りとか言葉じりをとられるようなことはないと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各大臣が役所の最高責任者であると。副大臣初め部下とよく協力して、みずからの掲げる方針について全省一丸となって取り組む体制をとるのも重要かと思っております。  そういう中で、お互いの意思疎通を図り、小泉内閣としてのいろんな改革に取り組んでいくという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣と与党が連携をとって役割分担をしながら協力していくというのが政党政治の基本でありますから、内閣と与党がお互い協力体制をとるという意味においてはそれぞれのやり方があると思います、習慣もあると思います。その時々の状況を見ながら、お互いが協力しながら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 首相公選制と今の政府、与党が協力していくこととは直接関係ありません。私は、首相公選というものについて、より具体的な提案をしたいために懇談会をこれから立ち上げて議論をしていくと。そういう際に、首相公選制と議院内閣制の問題も出てくると思います。これは将...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、中選挙区から小選挙区制度にする場合に、今のような小選挙区比例代表制度にするということには確かに反対しました。その反対した最大の理由は、選挙制度というのは有権者の意思を尊重すべきだと、民主主義において。その中で、小選挙区で落選した候補が比例代表...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 合意しているとは聞いておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かにいたしました。  私は、これは我が党内のことですから、こういう場でそのような我が党内のことについて御質問が出るとは思っていなかったんですが、私は、自民党公認候補者自身が考えるべきことだと思うんです。  というのは、私がなぜ自民党の総裁にな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、派閥に入っても、それは将来大した意味のないものにしていきたい。それが党改革の道だと思っております。  そこで、これからの問題でありますから、それをこれから自民党公認候補がどういうふうに考えるか、期待を持って見守っていきたいと思います。それぞ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、自民党幹事長のもとに関係者から事情を聞いて、架空党員とか幽霊党員があるかないか、あった場合には、今後そのようなことはなくしていかなきゃならないという方向で調査を進めていると聞いております。  調査の結果については、最終的に取りまとめた後、明ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 調査ですから、いつまでにと、できるだけ早くと言っておりまして、私はどういう調査をしているか、その辺は……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 幹事長が今鋭意調査を進めているところでありますので、その調査結果を待つべきだ、またできるだけ早くというふうには言っておりますので、まだいつまでにということは今この段階でははっきり申し述べることはできません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ早く結果をまとめてくれと指示しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 変わりありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、極めてその問題については慎重であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、どのような発言をしたかちょっとわかりませんが、何か私の発言で調べているところがあったら教えていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 選挙に関して言えば、私は、強力な支持団体というのは、味方してくれれば強力な援軍である、敵になれば脅威になる、どこでも。問題は、候補者自身の考え方ですね。一部の票を恐れると思うか、恐れないと思うか、ここが違いだと。  だから、候補者自身の問題であり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 多くの候補者が脅威と感じてその団体の言うことに黙っちゃう、その団体、一部の団体に左右されちゃうというんだったら脅威だと思います。しかし、多くの候補者はそうは思わないと思います。  私は脅威とは思っていません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務大臣の発言、何ら問題ない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういういろいろな報道があったから、しっかりと今外務大臣の見解を述べられたのであって、私は何ら問題ないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日ロ外交については、北方四島の帰属を解決して平和条約を締結したいと、その姿勢に一貫して変わりありませんし、お互いの立場を尊重し、お互いの利益を図っていく。そして、日ロ関係におきましては、経済分野においても文化分野においても国際舞台における協力におい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これからの経済再生、また景気回復を考えますと、不良債権処理というのは大きな問題であります。でありますから、小泉内閣としても、まずこの不良債権、二、三年で最終処理を目指すという方針を掲げていくわけであります。その際には、担当大臣初め関係閣僚、この方針...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府、与党一体となって政策を推進していくという方針でありまして、私は、構造改革なくして景気回復ないと、一緒にやっていくんだと。鶏が先か卵が先かという議論にもなろうかと思いますが、これは持続的な経済の成長というものが大事であるという点においては変わり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その時々の発言では若干違うととられる場合があると思いますが、最終的には政府の方針、これに党も協力しながらやっていくというのに変わりはありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党と議論をしていきますが、参議院選挙前に特定財源見直しという方向ははっきり打ち出します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当然そういうことになっていくと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう心配があるからこそ国債発行なりを抑制していく、景気対策も今までのように国債を増発すればすぐ景気回復につながるかというと、そうでもないという大きな方針を示すことが大事だと思いまして、基本的な方針を示しているわけです。その中で、具体策は金融担当...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今井議員とは、社会保障を初め医療関係、ほとんど目指す方向は、私が厚生大臣をしていたときからも何度か質問を受けまして、ほとんど違いないと言ってもいいぐらい目指す方向は共鳴できるところが多いと思います。  そこで、昨年の政局ですが、私はあの場合に、も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年も見直し論が出ていましたけれども、これは強烈な抵抗、反対が出てつぶれました。ことしはそうはいきません。必ず見直します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的に情報公開は徹底的に進めなきゃいかぬと思っています。公開する場合には、大事なのは、何を秘密にしなきゃならないか、これも大事だと思います、個人のプライバシーを初め。その見きわめが大事だと思います。しかし基本的に情報開示、この方針は進めていきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私も今初めて見まして、なぜそういうふうに隠さなきゃならない部分もあるかというのは、今の厚生労働大臣の答弁のとおりだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この判決については、重く受けとめなきゃならないと思っていますし、行政府、立法府両方にかかわる問題が指摘されていると思います。  そういう点から、今まで患者さんあるいは元患者さんに対する痛みというものを真剣に考えながら、適切な判断を行っていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 慎重に検討してみたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時期も含めて検討させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時期も含めて検討したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現状を改革する場合に、現状の悪い点をいろいろ指摘いただいて変えようとする、そうすると、いい方向のものについても、改革した場合のはっきりいい方向が出るのかというのは時間がかかる。  例えて言えば、医療の問題で出来高払い制度と定額制度があります。出来...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは三年前の改革でも、改革の方向として公平に痛みを分かち合おうということで三方一両損という考え方が出てきたのは委員も御承知だと思います。三方一両損というのはどういう考え方かというと、診療側も、もういつも毎年毎年診療報酬を値上げすればいいという状況...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか見たことがあります。大分あるべき改革からゆがめられたなという印象は持っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか、これは選挙前だったんですかね。何年でしたっけ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 九八年。選挙前になると票をちらつかせられて鈍る傾向がありますから、そういう点はやっぱり政党として、政治家として反省しなきゃならない面があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その会合にはたしか私は出ていなかったものですから、今ちょっと思い出すことはできません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どう言ったのかは覚えていませんが、そういうのを今初めて聞きましたね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ意見といいますか、圧力とかいうのはかかってきた覚えはありますけれども、たしかもう三、四年前のことでして具体的なことは覚えていませんが、かなり無理なことをやったなという印象はあります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは各国事情が違うと思いますが、給付と負担というのは常に裏表だということを考えていかなきゃいかぬと。給付が多ければいいというのは、これはだれも思うわけであります。しかし、その給付の裏には必ず負担する人がいるということを忘れちゃいかぬと。これは保険...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのぐらいあるか具体的な数字はわかりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう科学の進歩というのはまさに日進月歩、我々の想像を超えるなという感じがあります。どういう技術でああいうことが可能になるかよくわかりませんが、もうそこまで来ているのかなと。ある面においてはこのまま行っちゃったらどうなるのかというちょっとおそれもあり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私個人としては選択別姓、それも一つの考えかなと思っているんですが、この問題については議論が分かれています。ですから、その議論はもっと国民的議論の状況を見ながら判断した方がいいのではないかな、そういう考えであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これもやはり慎重を要する問題だと思っています。現在の婚姻制度とか変わってまいりますから、社会の今までの国民的な感情も無視できないと思います。その点を見きわめて、慎重に議論する時間があってもいいのではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) きょうの朝刊を見て一様に、これは何だと、唖然というか、した方も多いと思います。私は、今の状況は子供より大人が悪いと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お互い仕事を分担しながら役割を生かしていこうということで、その考え方は今後の一つのあり方だなと思っています。  それと、今回、保育所待機児童ゼロ作戦、それから学童保育、必要な地域、全地域に整備するということを所信表明で掲げたのも、実は仕事と子育て...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、いろいろ関係大臣から答弁ありましたように、具体的な実情、私も詳しくは知りませんが、これは法的な努力義務と同時に、社会環境、意識の問題がありますね。こういう点もお互いが一つの新しい時代の生き方として理解を深める努力が必要ではないかなと思っておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何のために改革するのかと。これは、わかりやすく端的に言えば、生きがいを持って安心して生活できる国にしようということに尽きると思います。その際には、お互いが支え合って協力できるような社会をつくっていこうと。  いろいろ変えなければならないことはたく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どこを削減するかというのは、これから財務大臣を中心にして一番難しい点だと思います。今までの前提で考えれば、約三兆円の歳出削減をしなきゃならないだろうと。その際には、ふやすところが必要な予算もありますから、そうなりますと必然的に減らすところも必要だと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、増税は考えておりませんので、むだな事業がかなりあるんじゃないかと。役所がやらなくてもいい仕事をしている面も随分あるんじゃないかと。  そういうことを一口で言えば、民間にできることは民間にゆだねる、地方にできることは地方に任せると。国がやらな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、権利と義務、自由と責任、相反するような言葉ですが、これはコインの裏表、同じだという考えから来ているんだと思いますが、今、男女の考え方についても法律では規定し切れない社会的な考え方に影響される部分も結構多いですね。  今言ったように、男の社...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 推奨するわけじゃありませんけれども、そういうこともいいのではないかな、新しい生き方の一つではないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 都市という大事な快適な町づくり、これは時代が移るに従って人々の考えも変わってくると思います。  先ほど私の発言に関していろいろ例を出されましたけれども、確かに我々のときは車がなかったから、原っぱで鬼ごっこや隠れんぼうやべいごまやたこ揚げとかいろん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 毎日、総理大臣という重責の圧力と緊張の中におりますが、私にとりましては、これといって特別の習慣はないんですが、ともかくあらゆることを犠牲にしても総理大臣の職責は立派に果たさなければならないというその決意と覚悟だけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最初、私も含めて、私を応援してくれる議員、国会議員、自民党の国会議員は、負けても小泉を応援するという気持ちで応援してくれました。だんだんやっているうちに、ひょっとすると勝つかもしれない。それは、多くの国民が非常にこの総裁選挙に関心を持ってくれた、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自主憲法制定というのは自民党の党是であります。今の憲法の基本的理念、平和主義、民主主義、基本的人権を守るという今後も維持したい理念と、それと時代に合わせて憲法も変えていきたいということから衆参両院に憲法調査会が設けられて、今活発な議論が行われており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法は国の基幹的な法律問題でありますから、これは改正する際には国民の世論も見きわめ、慎重な配慮が必要だと思っております。  いつまでという期限はありませんが、今、憲法調査会が設置されて、五年をめどに報告を出すというようなことでこの憲法調査会の議論...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が靖国神社に参拝することについていろいろ批判の声が出ております。いまだに、なぜそんなに批判されなきゃならないのか、理解に苦しんでおります。  私は、素直な気持ちで、戦没者に対して敬意と感謝の誠をささげたいという気持ちで参拝するつもりでおります。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、靖国神社に参拝するときも、二度と戦争を起こしてはならないという気持ちを込めて参拝するつもりであります。同時に、中国にしても韓国にしても、隣国としてこれから友好関係を増進していく、何か問題があったらばお互い立場を尊重しながら理解に努める、改善策...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、テレビの番組で一番好きなのは動物の記録映画、「生きもの地球紀行」とか、映画でも植物でも自然の姿を描いた記録映画、大好きなんです。それを見ていると、植物にしても動物にしても、ごみというのは一切ないんですよ。すべて自然に返ってくる。土に返ったり、自...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど川口環境大臣にも御答弁をいただきたいと思いますが、今、温暖化問題につきましても、今まで我々が理解できなかった、想像を超えるような破壊が起こっているようであります。文明の利器として、文明生活を快適に送れると思っていろいろ生活のいい機器が発明され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、トキのお話を伺っても、トキだけではだめだと。トキが何を食べて生きているのか、その環境全体を考えなきゃいかぬ。蛍でもそうですね。結局、一つの動物を大事にするためにはより広い大きな全体のことを考えないと絶滅に行ってしまう、そういう御指摘をいただいた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各官庁が低公害車を利用するというのは今まで例外的でした。今回、小泉内閣においては原則すべて、すべて低公害車を利用するように督促を始めまして、そういう方向で進んでおります。  これは、今言ったように、単なる車だけの問題じゃありません。例えば、ガソリ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは経済産業省とも協力しなきゃならない問題だと思うんですが、確かに奥田会長は燃料電池、三億ぐらいかければ今でもできるというようなことを言っていましたけれども、それは試作品ならできるでしょうけれども、実用化を始めれば、しかもそれが市場があるというん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私については、むしろ身近に反発する方も結構いまして、必ずしも私の言っていることについて、よいしょする人ばかりじゃなくて、むしろ抵抗したり、ちょっと考えを変えてもらわなきゃ困ると言う方がたくさん与党内にもおりますので、そういう心配はないのではないかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この判決につきましては、患者さんや元患者の皆さん方に対する今までの苦労、苦痛を思いながら、どのようにこの判決を生かしていくかということを検討しております。  厚生労働省、法務省ともよく協議の上、適切な判断をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 社会保障とか教育については厚生労働大臣また文部科学大臣に御答弁をいただきますが、私も正直に言って、なぜこんなに高い支持率をいただいているのか、びっくりしている状況でございます。  しかし、これだけの評価を与えていただいていることはありがたく受けと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人間というのは、人によって評価はまちまちであります。歴史上の人物を見ても、一方の視点から見れば悪逆非道の人物がすごい尊敬すべき英雄として描かれる場合がある。逆に、みんなが偉人と思っているのを別の角度から見るとひどいことをしたなととられて書かれる場合...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道徳教育というのは実に難しいと思うんです。まず、道徳教育の重要さを教える大人が子供から信頼を受けなきゃならない。いかにいいことを言っても、その言っている本人が、教育者自身が信頼されないと子供からは聞く耳を持たれない、そういう面において、私はまず、生...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育基本法を読んでみますと、これは短い文章でありますが、非常にいいことを述べておられます。しかし、いろいろ教育の専門家から話を聞きますと、これでは不十分だと、もっと日本の歴史とか伝統とか、欠けているものがあるじゃないかという議論がありまして、今、教...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長生きできる社会というのは戦後の日本の大きな目標でした。そういうことを考えますと、世界で一番長生きできたということは、日本として誇りに思っていい成果だと思います。  今、佐藤委員御指摘のように、いろいろな理由があると思います。なぜ長生きできる国を...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 聖域なき構造改革、いわゆるタブーに挑戦するというふうにとってもいいと思いますが、具体的に言いますと、今まで総理大臣が憲法改正と言うことだけで大批判が起こりましたね。私は、首相公選という憲法改正をしないとでき得ない制度改革、これを総理大臣として初めて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今は大きな時代の転換期だということは多くの人が認めるところであります。その転換期といいますと、歴史的に明治維新、第二次世界大戦後に匹敵する大きな時代の変革期にあるということも多くの人が言っていることであります。そういうことから、新世紀維新、新しい時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 改革の視点として、目先だけよければいいというのはもう通じないと思います。中長期的に今よりもよくなる、その視点から今何をすればいいかということが必要だと思います。  そういう点から、余り目先だけにとらわれて、あとはどうでもいいという考え方を厳に戒め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自然との共生も男女共同参画も構造改革ではないというようなお話でしたけれども、これは経済開発優先から、自然を大事にしながら自然と共生するというのは、大きな社会の私は構造改革だと思います。仕事と育児と家事を両立させていこう、男女共同参画の時代を実のある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に具体的計画を実施してあります。男女共同参画時代においては、保育所待機児童ゼロ作戦。これ以上はっきりした目標はありますか。学童保育、すべての地域に整備するというんです。これ以上具体的な目標はあるんでしょうか。それに厚生労働省全部協力すると言ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御意見の趣旨、賛成であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ人によって優先順位が違うと思いますが、大ざっぱに考えますと、何とか景気の低迷を打開してくれという、景気を早く回復してほしいという希望というのが一番多いのではないか、そういうことから構造改革が必要であると。  かつては、景気が先で構造改革は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣府が実施した社会意識に関する世論調査において、政府に対する要望という項目がございますが、その中で高い順に取り上げてみますと、まず景気対策、そして医療・年金等の社会保障構造改革、次に雇用・労働問題、そして高齢社会に対する対策、これらに極めて高い関...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) より詳細な点については坂口厚生労働大臣がお話しすると思いますが、全体的な考え方として、今までのように給付は厚く、負担は軽くというわけにはいきませんというあの所信表明の背景は、これからあと十年ぐらいたちますと六十五歳以上の人口がどっとふえていきます。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 幾らお金をかけてお医者さん、病院を整備したり薬を開発しても、個人個人が暴飲暴食をしたり不規則な生活を送っていたりしたら治りっこないんですよ。お医者さんよりも薬よりも一番大事なのは、いかに予防して、ふだんから食生活に気をつけてもらう、休養、睡眠に気を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、地方として何を優先的に考えるかという問題も含んでいると思います。介護保険制度もそうなんですね。あえて地域ごとに、市町村ごとに格差が出てもいいという前提でこの介護保険制度を導入しました。  そういう点から考えますと、これから首長の選挙なんか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行政改革の視点から、公益法人についても今、石原大臣が申されたように改革していかなきゃならないのは当然だと思います。行政改革大綱に基づきまして、今、渡辺議員が提案されましたような法案に対しても積極的に連携しながら取り組んでいく必要があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで行政改革といいますと、特殊法人の改革、統廃合、民営化が出ておりました。私は、かねがね主張してきたとおり、特殊法人改革は、財投制度の改革、郵貯並びに郵政三事業の改革、これは一体なんだということを何回も言ってきたわけであります。  この特殊法人...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、議員立法で提出されています基本法、趣旨、考え方、基本的に賛成でありますので、できたら早期成立を図っていただきたいと、お願いしたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、子供のころはみんなちゃんづけじゃないですか、ジュンちゃん。今でもジュンちゃんと言う人はたくさんいますね。大人から呼ばれますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日も自然との共生という議論の中でお話ししましたけれども、人間だけがみずからつくり出したものによって被害を受けている状況が多いんですね、最近は。いわゆる公害です。動植物の世界においては、一つの死が新たな生命をはぐくむ糧になっている。いわゆるごみがな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も厚生大臣当時、ダイオキシン問題が発生しまして、埼玉県等現地視察いたしました。廃棄物焼却する過程であの異様な煙、付近の方々の苦悩、いろいろ伺いまして、まさにこれは人間社会が、自分が自分を傷つけているなという点を痛感したわけであります。  そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、大都市、中核都市問わず全国的に広げたいというのがごみゼロ作戦の趣旨でありますので、一緒に協力してやっていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育改革こそ教育振興になるんじゃないかと私は思いますが。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この判決は我々も重く受けとめなきゃならないし、患者さんあるいはまた元患者の皆さん方に対してどういうことができるか、苦痛は長年の間にわたって大変なものだったと思います。そういう点と、今、患者さん方の要望、これに対しまして政府としてもどういう対処をする...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時期を含めて検討させていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この判決は重く受けとめなければならないと思っております。  今後のことにつきまして、関係省庁と協議の上、政府としても適切な対応をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点につきまして、時期も含めまして検討したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな批判にこたえて、今あるべき姿をどうしたらいいか検討して、そして不必要なものは減額していこうということで、今一つの改革案を示そうとしているわけですから、これで私は、今まで言っていたような批判を踏まえてあるべき、機密費にしても国民に納得できる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 集団的自衛権というのは、自国と密接に関係ある他国が武力攻撃を受けたとき、自国が攻撃されていないにもかかわらず、その侵害を実力で阻止するという、そういう行為を集団的自衛権と言う。  個別的自衛権は、自国に危害、侵害が行われたときに、実力といいますか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間企業である限り、どの会社も倒産の危機は想定しないと健全な経営にはならない。新しい時代に生き残れるのか生き残れないのか、今必死で各企業は時代に適応するように頑張っている。そういう中で倒産する企業も出てくるかもしれない。それにつれて失業する方も出て...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつの時代でも、新しい時代に適応するような対応をとることが必要だと思います。  今の不況時代におきましても、リストラを行った企業が、そのリストラで失業された方々がうまく別の会社に勤めることができている企業も見られます。そして、そのリストラによって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この判決を重く受けとめまして、今まで大変苦しい思いをされてきた患者の皆さんあるいはまた元患者の皆さんに今後どういう施策ができるか、できるだけの対応をしなきゃならぬと思っております。今までの施策に対する反省等も踏まえまして、この判決を重く受けとめてい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 会わないとは言っておりません。検討していると言っているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時期も含めて今検討している最中であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全部は読んでおりませんが、どういうものかは聞いております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 関係省庁と協議の上、適切な対応をしたいということで今検討中でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう点も含めて今関係省庁と協議の上、慎重に検討し、適切な対応をしていきたいと思っているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか昭和四十七年に本土復帰が果たされたと思いますが、ちょうどその年に私も衆議院議員に初めて当選して、強く印象に残っております。  もう三十年近く経過いたしますが、依然として米軍基地を抱えて大きな苦悩とともにいろいろ復興策を模索しておられる。その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本土に比べて多大な米軍基地を抱えて、これをいかに縮小、削減していくか、これは政府としても、課せられた重い課題であり、真剣に取り組んでいかなきゃならぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の地元も横須賀市であります。米海軍基地を抱えております。その犯罪についてはいつも私も頭を悩ませている一人であります。横須賀市の住民もそういう犯罪が起こるたびに非常な憤慨の念を持って私にも訴えに参ります。恐らく沖縄もさらにいろんな問題で苦悩を抱えて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦争中のいろいろな出来事、実際のフィルムで見たり書物で読んだり、その悲惨な状況というのは、今でも読んだり聞いたりしますと、戦争というのはむごいものだなと、二度と起こしてはいけないという気持ちを改めて思い起こさせてくれるわけでありますが、特に沖縄とい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六月二十三日にたしか慰霊祭が行われると聞いております。既に私は、その日に行きたいから日程を調整してくれという指示を出しております。その際にはそこも訪れて参拝をしたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それだけに悲惨な状況であると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の地元横須賀市も大きな米海軍基地を抱えていまして、常に基地がなければいいなと多くの市民が思っているのも私は痛切に感じております。  しかし、日本の平和と安全を確保するために、今、日米安全保障条約を締結して、米軍に基地を提供しております。その中で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、沖縄県民の願いであると同時に、本土にいる我々のまた願いではないかと思っております。できるだけ米軍基地を縮小してもらいたい、これは日本国民共通の願いだと思っております。その声を真剣に受けとめて、今後とも米国政府に対しても努力方を要請しなきゃなら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 移設が必要であるという、また返還の伴う施設でありますけれども、これに対してどう取り組むか。真剣に取り組んでいかなきゃいかぬし、必要ならば必要な措置、お金は投入していかなきゃならぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄県知事、名護市長からの要望というものをやっぱり真剣に受けとめて、これは米国政府にもこの問題というものを真剣に今後も取り上げてもらうように粘り強く交渉していく必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地元が希望するような振興策を打っていくべきだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なっていくように、問題点があれば協議しながら進めていくべきだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 住民の意見を反映する一つの方法かなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) エネルギー供給政策というものを多様化するのは大事だと思います。自然エネルギー、太陽光発電なり風力発電なり、水力発電なり火力発電なり、いろいろありますが、原子力発電も今は三割を占めていますし、その重要性というものも今は否定できない。  いろいろ多様...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長州出身の松岡議員から吉田松陰、高杉晋作の偉人の名前が出ましたが、私も吉田松陰、高杉晋作、敬愛し尊敬する人物の一人であります。  そのような偉人に比較するべくもございませんが、今回の自民党総裁選におきましては、大方の予想を覆して私が総裁・総理に就...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党であれ、どの政党であれ、国民の支持を得なきゃ生き残ることはできないと思います。そういう意味において、私は自由民主党は国民が動かしているんだと、この政治を動かしているのは国民であるという意識を常に胸に秘めて政治改革を進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治家は常に批判の対象になりますね。まして、大臣になればいつもこういう議論で批判の矢面に立たなきゃならない。ですから、たまたま今私に対して高い支持率を国民が寄せてくれる、いつ低くなるかわかりません。しかし、低いときにはまたより一層強い批判が来るでし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより、改革には反発や反対、抵抗、つきものであります。それを恐れては改革できないんでありまして、当然、今までできなかったことをやるわけですから、反発覚悟です。それを乗り越えていくのが小泉内閣の責任でもないか、役割でないか。そして、改革に向かって一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 恐れず、ひるまずの対象ですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 抵抗勢力に私は、小泉内閣は恐れず、ひるまず、とらわれず、小泉の内閣としてそういう反発、抵抗勢力に立ち向かっていくということを決意をあらわしたのが、恐れず、ひるまず、とらわれず、断行していくということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もとより改革には痛みが伴います。いかに痛みを分かち合って、きょうの痛みに耐えてあすをよくしていこうという米百俵の精神を常に胸に秘めて、雄々しく改革に立ち向かっていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 普通、民主主義国といいますと、時の政権が批判を浴びると選挙をやると野党が勝つんですよね。勝たないまでも、批判していた野党は時の与党を破って第一党になるのが普通のいわゆる先進民主主義国の姿だと思うんです。  ところが、日本に限っていつも、与党の自民...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、政策ですぱっと割り切れないと思いますね。もし憲法改正をしたいというんだったら、与野党別なく圧倒的多数がそういう状況になったときじゃなきゃできないのではないかと思っています。  ですから、今の政策を見ても、Aの政策には協力するがBの政策には反...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ選挙制度改革もしてまいりましたが、なかなか衆議院と参議院の独自性、特殊性、特色が出てこないという批判は国民の中にもあると思います。  この二院制をどう有効に生かしていくかというのは国会議員の責任でありますから、今、私がここで、あるべき参議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会開会中に党首選挙、自民党にとっては総裁選挙ですけれども、やったということについて、それは閉会中がいいか開会中がいいかといえば、私は閉会中の方が望ましいと思います。しかし、総理大臣というのはいつ退陣するかわからない。退陣すれば、政党として党首を決...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) でも、国会開会中によく解散を要求するのは野党じゃないですか。そういう場合はどうするんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森政権の当時は、自民党が総裁選挙を行っていても、できるだけ審議しましょうと呼びかけていたんですよ。ところが、応じなかったのは野党の皆さんですから、そのことについて国会はどう判断されるのか。  また、自民党を倒したい、倒したいとしょっちゅう言ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党というのは、割合国民の世論を真剣に受けとめてくれる議員が多いと思います。だからこそ、当初私の総裁はあり得ないだろうと思ったところ、だんだん選挙をやっている最中に、国民が小泉に期待しているんだなと、それを党員が受けとめてくれた、その党員を国会議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今のお話、初めて聞きましたね。私は、そんなだれかを特使で派遣して済まなかったとかなんとか、もうだれにも一言も言った覚えはありません。  現に、アーミテージさんは帰国されて、すばらしい日本とそれぞれの方と、いい会談を持ててよかったと言っている...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的にといいましても、年金というのは個人個人の収入によって違ってくるわけですよね。恐らく税方式とか保険方式とか消費税の問題が絡んでくるんだと思いますが、これは、給付を受ける側と保険料を負担する側がそれぞれ不満のないようにお互い支え合うという観念で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦後の平和と発展の基礎は日米友好関係があったからこそだと、これからも日米友好関係を強めていきたいと。同時に、日米関係の重要性は単に日本とアメリカだけの関係じゃないと、アジアにとっても世界にとっても国際社会にとっても大きな影響をもたらす、お互い協力し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 通訳を介して間違いないようにしっかりとやりました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、米本土のみならず、地域のミサイル問題についても共同で研究していこうというようなことでアメリカは進めているようであります。日本としても、共同研究をしていくことに対して、今理解を深め一緒に研究していこうということで進めております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、国会の状況も考えながら、できるだけサミット前にはお会いしたいなと思っておりまして、日程の調整中でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それを今検討しているわけでありまして、日にちは確定しているわけじゃ……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、何月も、サミットが七月の二十日前後ですから、その前ということで今検討しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず大事なことは、今後も日米関係を強力に緊密なものにしていきたい、そしてお互いどういう分野で今後協力できるかというものも日米会談が決まった時点でよく準備をして会談に臨みたいと思います。まず一番大事なことは、日本はアメリカとの友好関係を一番重視してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 友好関係を結ぶためには言うべきことも言わなきゃならぬと思っております。貴重な御意見として参考にさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 役所に聞くと、住宅金融公庫でも特殊法人でも何でも必要性ばかり言うんですよ、よくやっていると。しかし、住宅金融公庫も特殊法人の改革の対象です。民間でできることは民間に任せるべきだということを考えると、これはもう当然統廃合、民営化の対象なんです。それを...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 麻生議員にお答えいたします。  緊急経済対策についてでございます。  緊急経済対策は、本格的な景気回復をおくらせている構造問題の根本的な解決に取り組むために決定されたものでありまして、小泉内閣の第一の仕事として、速やかに実行に移すこととしており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原口議員にお答えいたします。  緊急経済対策です。  この緊急経済対策は、従来の需要追加型の政策から、不良債権処理や資本市場の構造改革を重視する政策へとかじ取りを行うものでありまして、構造改革なくして景気回復なしという私の従来からの主張に矛盾す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松本議員にお答えいたします。  緊急と構造改革という言葉は似合わないのではないかという質問でございますが、構造問題の根本的な解決に緊急に取り組むということでありまして、緊急ということと構造改革ということと、何ら矛盾するものではありません。  こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中塚議員にお答えいたします。  財政、行政の構造改革を行うべきでないかという御指摘であります。  私は、基本的に、中塚議員の考え方に異論を申し上げるつもりはございません。大方において、似通った点が非常に多いと思います。いろいろな構造改革がありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 塩川議員にお答えいたします。  個人消費のてこ入れの重要性についてであります。  御指摘のとおり、個人消費はGDPの約六割と大きな割合を占め、景気を左右する重要な要素でありますが、さらに弱含んでいる最近の景気の中で、おおむね横ばいの状態が続いて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 保坂議員にお答えいたします。  ハンセン病訴訟についてであります。  この問題の早期かつ全面的な解決を図るため、五月二十三日、控訴を行わないとの方針を決定いたしました。患者及び元患者の皆様方には、本日、閣議において決定した総理談話にもあるとおり...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小泉内閣総理大臣 原子力に対する安全性、そして必要性、そういうはざまに揺れた結果ではないかなと思っています。  国としても、また事業者としても、原子力エネルギーに対する理解をどう国民に求めていくか、より一層の努力が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、この判決が出てから、当初から、法務省、厚生労働省初め関係者とよく協議の上、適切な判断をしたいと言っておりました。そういうことから、あのような決定になったわけでございますが、今後、このハンセン病問題に対して早期かつ全面的な解決を図るためにも、国会等の御協力...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 地価が、平成三年のピーク時に比べると、全国では、住宅地が六七%程度に落ちている、商業地は四一%程度に落ちている。特に三大都市圏に至っては、住宅地は五一%といいますから、約半分に値下がりしておる。商業地は二六%ですから、四分の一近くまで落ち込んでいるわけですね。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このハンセン病に対する判決に対しまして、私の考え方は政府談話で表明されているとおりであります。今後、この趣旨が生かされるように、国会等でもぜひとも御議論をしていただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 我が党の幹事長に、できるだけ早く調査をし、結果を出し、公表してもらいたいと指示しておりますので、その点を再度督促して、できるだけ早い機会に明らかになるよう努力していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 できるだけ早く出せるように努力していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 参議院選挙が七月に行われる予定であります。衆議院の場合においては、まだ一年しかたっておりません。任期はまだ三年以上残っているわけであります。そういうことを考えれば、衆議院選挙はまだまだ遠い先の話だなと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 御指摘のとおり、だからこそ構造改革なくして景気回復なしという方針のもとに、今後聖域なき改革を断行していかなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 その点が、自民党というのは極めて柔軟な政党でして、意見が違っても、党員、国会議員が決めた総裁には協力していこうという美風があるんですよ。戦いは戦い、終わったら、敗者も勝者に協力していこう、勝者も敗者の考えをおもんぱかりながら、お互い協力して一つの方向に向かおう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ウナギのにおいだけで中身はウツボじゃないかというお話でありますけれども、国民の多くは、小泉内閣はウナギを提供してくれるのではないかという期待があるからこそ、これだけの支持を与えていただいているのではないかと思っております。  かば焼きをつくるにしても、時間が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 燃料電池については私も大いに関心を持っておりまして、各国が今この実用化に向けてしのぎを削っているというのも承知しております。  私は、燃料電池の研究開発というのは、今後の、環境問題のみならず、エネルギー問題を考えても大きな影響を世界に与えていくものと思ってお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年間五十兆円程度の税収しかないところに三十兆円以下に国債発行を抑制していこうというのは、緊縮財政だと考えるのは私はもうおかしいんじゃないかと思っています。  それと、何のために今まで行財政改革を多くの政党、政治家が言ってきたのか。むだな金遣いをやめよう、簡素...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今捜査中のことでありますので、その金額の全容はわかっておりません。
○小泉内閣総理大臣 適切な処置だったと思います。
○小泉内閣総理大臣 まさに予測し得ない事態が起こると思ったから、こういう措置をとったわけであります。
○小泉内閣総理大臣 具体的に予測し得ないんですよ。長期間放置すれば予測し得ない混乱が起こると思ったからこそ、混乱を最小限にとどめなきゃならないということで、速やかに適切な処置が行われたと今でも思っております。
○小泉内閣総理大臣 具体的な日にちは忘れましたけれども、よく詳しい事務当局に答弁させます。
○小泉内閣総理大臣 不測の事態が起こる起こらない、それはわかりません、当初は。しかし、混乱させない処置はどうなのかということを考えて、適切な処置を行わなきゃならないという判断をした結果、あのような措置になった。御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 改革には痛みが伴う、その痛みを和らげる措置をどうやってとっていくかというものも重要であります。今回、不良債権処理を二、三年以内に何とか処理しようと、最終処理を目指して努力するのも構造改革の一環であります。  確かに現在、景気は弱含みでありますが、これは、鈴木...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今指摘された指標をもとにして対策を講じますと、今までだったらば、減税をして、国債を増発して、公共事業なりなんなりお金をつけていくという手法だったと思います。私は、もうそれは通じないと思っています。増税はできないから、結局国債増発に頼るでしょう。そうすると、逆に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この道路財源の見直しも、今までできなかったことを今回見直して、当然見直しは構造改革に資するような見直しがなされるべきものだと私も思っております。
○小泉内閣総理大臣 人それぞれによって記憶力も違いますし、やはり発言には慎重を期さなきゃいけないなと。特に何年か前というのは、人はいろいろ忘れることもあるし、錯覚するときもあると思います。しかし、今回のいろいろなお話を聞いていまして、発言にはやはりよく慎重に気をつけなきゃいかぬな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 原子力に対する安全性と必要性のはざまでそれぞれの住民の方は悩んだと思います。それがああいう結果に出ているのではないかと。  今後、我々も原子力エネルギーという現下の重要性は大方理解しておりますが、その面についての安全性というものについて、どうやって多くの国民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革には痛みが伴うということで、その痛みを一切なくせということは無理かもしれませんが、これからの構造改革を進める場合におきましては、具体的に言えば企業が倒産する場合があるでしょう。そうした場合には、心ならずも職をかえなければならない、離れなければならない場合も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう点、雇用対策等いろいろ措置が講じられていますから、その中でやっていくべきこともあるでしょう。将来より大きな雇用対策が必要ならば、その中で打っていく必要もあるということを述べているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、雇用対策だけの問題ではないと思っております。現在の景気停滞はいろいろ複合的な理由が重なっている、そういう点から、かなり包括的な対策が必要ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは全体的な中で、私は今増税を考えていませんから、たしか社民党は国債発行を三十兆円以下にするのは甘過ぎるという考え方ですね。一方では、これはきつ過ぎるという意見もあるわけです。恐らく社民党も増税には反対だと思います。そういう中で考えていかなきゃならない問題だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、あくまでも一兆円というのは見通しだと思うのですね。それが一年で一兆円かかるのか、何年で一兆円かかるのかも、これからいろいろ専門的な分析も加えて判断しなきゃわからない点もあると思います。  そして、恐らく社民党の皆さん方も、場合によっては三十兆円以下に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは包括的に考えなきゃなりませんから、雇用対策の充実というのは当然考えております。検討しております。
○小泉内閣総理大臣 そういう問題、これから税制調査会等、あるいは経済財政政策を考える点でいろいろ御議論が出てくると思います。そういう点も含めて検討すべき問題ではないかなと思います。
○小泉内閣総理大臣 その点は重要な視点だと思っております。  これからこの多額の借金返済をどうするかということは国民の生活にじかにかかわってきますし、かつては国債の発行は孫子の代にツケを残すからということで心配されたのが、現在では、現在の納税者も困っちゃっているんですね。借金の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会での議論というものは我々政府の閣僚も大変参考になりますし、そういう点も踏まえて、内閣で責任を持って一つの政策を実現して上げなきゃならない。当然内閣には経済財政諮問会議等ありますけれども、その中の具体的な政策というのは国会の中での議論も十分参考にさせて形成し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、予算委員会もありますし財政金融委員会もありますし、いろいろな委員会もあるんですから、いろいろな委員会をつくって屋上屋に重ねることもないのではないかと私は思っています。現在の委員会というものを有効に使えれば、それなりの役割は果たしていけるのではないかなと...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 本会議 第33号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大石議員にお答えいたします。  我が国の教育の現状及び教育改革、さらには、教育三法は対症療法であり、真の教育改革にはならないのではないかという御指摘とお尋ねでございます。  長年、教育を専門にされてこられた大石議員でありますので、よくおわかりの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西議員にお答えいたします。  学びの社会の構築という視点が重要ではないかとお尋ねであります。  同感であります。  私の好きな言葉に、「少くして学べば壮にして為すあり、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず」という言葉があります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 樋高議員にお答えいたします。  ハンセン病判決についてでございます。  判決の、国会議員の立法活動に関する判断や民法の解釈などに関しての問題点については、政府声明で政府の立場を明らかにしたところでございます。私は、このハンセン病問題の早期かつ全...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 児玉議員にお答えいたします。  基礎的な学力を保障するための教育改革についてのお尋ねであります。  国民の学校教育への信頼を取り戻すためには、何よりも、一人一人の子供たちに基礎、基本を確実に身につけさせ、みずから学び、みずから考え、よりよく問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山内議員にお答えいたします。  日本人としての誇りと国づくりについてであります。  日本人に生まれてよかったなという、誇りに思えるような気持ちを持ってもらうということは、大変大事な教育だと思います。また、今日の日本の平和と繁栄というものが先人た...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 解散権というのは総理の専権事項と言われますが、軽々に扱ってはならない問題だと思っております。しかも、参議院選挙を目前に控えて、衆議院同時選挙という問題に関心を持っている方多いようですが、私は、衆議院、まだ一年足らず、全く衆参同時選挙というものは考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 歴史を振り返ってみますと、やはり節目というのがあります。よく言われるのが、明治維新とか第二次世界大戦後とか大きな転換期、これは大方の認めるところだと思います。世紀の変わり目、ちょうど二十一世紀ですね、これも大きな節目ではないか。しかも、時代が大きく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 六月三十日にブッシュ大統領と会談する予定で今準備を進めております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済の停滞にはいろいろ理由があると思いますが、それぞれ重なり合っている要因があると思います。日本内部の構造的な問題もあるでしょうし、あるいは外部の影響も、経済というのは一国で成り立っているわけではありませんから、いろいろ出てくると思います。  か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現下の経済再生という取り組みからしますと、早く不良債権を処理して前向きの経済発展に対する意欲を取り戻したいということから、構造改革なくして景気回復なしということでいろいろな改革に取り組まなきゃならない。わけても、二、三年以内に不良債権の最終処理を目...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このミサイル防衛問題については、今後とも米国と緊密に協議をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは日本としても安全保障の面から重要な問題であるし、軍備管理・軍縮どうあるべきかという観点から当然関心を持って協議していかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今までもこの普天間問題につきましては、沖縄県等の考え方を、十分要望というものを踏まえて対処していかなきゃならぬということで、今後とも移設問題、基地の返還問題等にかかわる大事な問題だと認識しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、大方の国民は、自国の防衛は自国だけでしたいと思っているのが大多数じゃないでしょうか。しかし、世界情勢を見て、自国一国だけで防衛できる国は果たして幾つあるか。しかも、我が国においては軍隊を持っちゃいかぬという議論が根強くある。そういう中で安全...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 安全保障を考える際に一番大事なことは、みずからの国はみずからの力で守るという気概と準備だと思います。いかなる国と提携協力をしながら安全保障を図る意味においても、自国を自国で守ろうとしない国に他国が援助するはずがないと私は思っています。一番大事なのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ整理、縮小を図っていくという方針には変わりありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄の基地の負担を本土がどうやって引き受けていこうか。また、私も地元横須賀に住んでおりますし、米国海軍基地も存在しています。あの基地が全部横須賀市で使えたらどんなにいいだろうかと思う気持ちは十分わかっております。また、かつて選挙区でありました逗子市...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基地の全般的な整理、縮小という観点から、適切な対応が必要ではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結論から言えば、変わりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 八月十五日というのは日本国民にとって大事な日だと思っています。それは、終戦の日であり、二度と戦争を起こしてはいかぬと。そして、祖国のために心ならずも命を犠牲にされた戦没者の方々に心からの敬意と感謝をささげたいという、そういう気持ちから私は参拝をした...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が靖国神社に参拝することが日本国民が平和を希求しない国民であるとはとられないように相互理解を深めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 選挙制度に関しては国々によって違うと思いますが、基準をはっきりすべきだと思うんです。アメリカみたいに下院は人口基準、上院はどんな小さな州、人口の多寡にかかわらず一州から二人、三年ごとに一人ずつという基準ならそれでいい。人口論。  しかし、日本の場...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この現行制度に関しての格差の是正は審議会で今やっていられるんじゃないですか。私は、この制度改革の場合は、当初、この小選挙区比例代表制に変えるときに党内で議論したことがあります。中選挙区で一票の格差を是正すればいいじゃないかということを言っていました...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはいろいろ党内の議論がありますし、自民党員として党内議論も見きわめながら判断しなきゃいかぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本会議の答弁で、商品券は民間企業が配達してもいいが、地域振興券は民間企業が配達しちゃいかぬというわけのわからない論理は、私の内閣では通用しないと言ったはずであります。今でもそう思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点のことについては私と意見は共通していますね。しかし、今までこういうことを言うと変人扱いされたんですよ。だからおかしいと、国会。全政党がこの問題を問題にしなかった方がおかしいと、私の内閣になったからこれは問題にすると。今まで変えなかったのを変え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済的に成り立つかともかく、私は民間ができることをなぜやらしちゃいけないのかという観点なんです。  信書の秘密を守らなきゃいかぬと言っているけれども、先ほど言ったように、ファクスだって特定の人に与えるんですよ。これは民間でやっているんですよ。クレ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう問題も含めて検討していかなきゃいけないと思います。民間と郵便局とどういう問題点があるか、公平性の確保の観点からどういう問題があるかということは、今の御指摘も踏まえて検討していく課題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私はむしろ郵政民営化論者ですから、そのときにはそういう議論が出てくるでしょう、私はそっちに賛成するでしょう。しかし、これから議論するんですから、これから郵政三事業のあり方に関する懇談会を設けますから、その中で議論してもらいたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、民間に不利にならないように、民間企業の活動を阻害しないように考えていかなきゃならない問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは郵政三事業のあり方に関する懇談会という形になると思いますが、これは議論して、今まで国営じゃなきゃいかぬという前提を取り払って自由に議論してもらう。もちろん民営化論、出てくると思います。その結論を見ながら、これから国会でどうなっていくか。今まで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 従うとかいう問題じゃなくて、私自身民営化論者なんですよ。できるだけ民営化に持っていきたい、総理大臣として努力するという気持ちは変わりないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何を協議するか、これから調整します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日米関係の議題とは別ですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、これから六月中下旬をめどに日本の方針というものをまとめます。その経済問題の中でどういう点を取り上げていくかということは今後日米首脳会談に対して臨む中で議論しますが、今言ったように、不良債権がどこまであるかというのは、これから何を協議するかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、柳澤担当大臣の意見を聞いて、十分検討したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何を議題にするかというのは、担当大臣のよく意見を聞いて、それから私は判断します。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳澤大臣の意見をよく聞いて判断します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題については私よりはるかに勉強されていると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原則としてそうだと思いますが、その国々によって事情があると思います。その点も判断しなきゃいけないのではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国との友好関係とか、そういうことも考慮に入れて判断しなきゃならない場合もあると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのときのさまざまな状況を勘案して判断すればいいのではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原則としてそうだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはそうです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その時々の事情を考えて判断すればいいことではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 増税以外いかに収入を確保するか、これは大事な視点だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは基本的に賛成です。  だからこそ、民間にできることは民間にできるだけ任せよう、地方にできることは地方に任せよう、そしてどうしても国がやらなきゃならないこと、役所がやらなきゃならないことについての必要性、合理性というものを徹底的に検証していこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく勉強されておられるなと感心して聞いていましたが、確かにそういう成功例、失敗例を参考にしなきゃならないし、同時に民間企業の中でも優秀な企業とそうでない企業、たくさんあるわけです。その点は、各国事情、それぞれ違いますから、大いに参考にしなきゃならな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、特定の団体を民営化しろとかするなとか、まだ石原大臣には言っていません。まず、特殊法人等についても情報公開が必要だと。どういう会計でなされているのか、どういう事業をやって、採算性等、そういうまず情報公開が大事だと。そこで、民営化できるものはすべ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、芸術文化が重要だから好きというんじゃなくて、たまたま好きだから見ているんですよ。それで、こういうお芝居も音楽も映画もいいなと。好きこそ物の上手なれという言葉がありますけれども、そうかた苦しい理論で見ているわけじゃないんです。自分が好きだからそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ありますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、量だけでなく、質といいますか中身が大事だと。特に、ODA予算も見直さなければならない点がたくさんあると思います。相手国に必要かどうか、本当に喜んでいるのかどうか。二国間のみならず、世界的に見ても、国際的に見ても必要なものなのかどうか。いろい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私どもの子供時代から比べれば、今は幼稚園から音楽教育といいますか、楽器に触れる機会が多いですね。びっくりしています。それほどいろいろなことを取り入れながらやっているのかなと感心する面も随分あります。  また、今言った博物館、美術館、それぞれ事情が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療改革についても、これから持続可能な制度を構築していかなきゃならないな、皆保険制度を維持しながら、あるべき改革の方向を探っていかなきゃならないなと、そういうふうに考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的なそういう方針に沿って改革していかなきゃならないなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは一つの考え方であって、大病院に五割負担とはっきり言っているわけじゃないんです。特定機能病院に対して、ほかの一般の診療所と差を設けていいのではないかということを言っているのであって、だれでもかんでもすぐ大病院へ行くよりも、まず地域の診療病院、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこは共産党と私ども違いますね。医療というのはまず税金、公費が入っています、保険料負担が入っています、患者の自己負担です。このバランスをとらなきゃいかぬ。税金をどんどん投入しろといったら増税しなきゃならないんですよ。どこを増税するんですか。そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公費負担……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全部の大病院を五割なんて言っていませんよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今言っているじゃないですか。それは誤解しないでくださいよ。  しかも、医療のむだを徹底的に省かなきゃいけないということも言っているでしょう。三日分の薬でいいものを十日分やったらむだでしょう。風邪薬をやって、そして胃が悪くなるから、飲み過ぎて、また...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり、自民党と共産党は全く違いますね。  今、国民の多くがスウェーデンみたいに重税負担でいいと思っていますか。そうじゃないですよ。そんな重税国家になりたくないということから、できるだけ税金は低くということを考えているんです。高額所得者だから七〇...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公共事業の見直しというのは当然であります。しかしながら、社会保障関係にしても、患者負担を減らせば必ず公費負担がふえていきます。その場合は税金か保険料。保険料を上げるという場合、病気にならない人の保険料もいただきます。それで実際、医療保険制度が成り立...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 消費不況というのは医療費だけじゃないと思います、もっといろんな要素が絡み合っている。そして、社会保障の問題についても、単に医療改革だけの問題だけでもない、ほかの年金の問題も考えなきゃいかぬ。そして、これから世代間の負担の割合はどうあるべきかという点...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今のままいけば持続可能でなくなっちゃうから、持続可能な制度を考えようと言っているわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それは知らなかったんですが、やはり本人の意思でないのに党員になるというのは好ましいことじゃないですよね。本人が意思がないのに党員にさせられているというわけですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ともかく、本人の自由意思というものはやっぱり尊重されるべきではないかなと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治資金収支報告書に届けられているのがすべてでありますから、お調べいただいてそうだったらそうでしょう。私は法にのっとって政治献金を受けておりますから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう党費の立てかえはないように、今、自民党も改革をしておりますし、今後、一つの公認の基準が党員何名という基準ももう撤廃しました。もう無理に集めなくていいということでありますので、私は、今言ったような点も含めて、無理に党員になりたくない人あるいは党員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、他の団体について自民党がとやかく言う必要はないと思いますが、もう党費の立てかえとか、無理やり党員にしたものを意思に反して自民党の党員に勧誘させるというようなことはあってはならないと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 刈羽村の住民投票の結果についてなんですが、これは、原子力エネルギーに対する安全性に対する不安、と同時に、かといって電気がなくなっちゃ困るなというエネルギーに対する必要性、こういうさまざまな要因が交錯した結果がああいう投票にあらわれたんだと思いますが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 決意だけじゃだめだと言うんでしょう、厚生労働大臣、担当官庁あるんですから。  決意は所信表明で述べたとおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、国民に理解を得られるような、共感の持てるようなことを候補者は発信しないとこれからの選挙というのは当選は難しいよと言っているんです。  それで、私が何で総裁に当選することができたかというと、多くの党員も国民も今の自民党政治というのは派閥の論理...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから地方分権推進委員会でも御議論をいただかなきゃならない問題ですが、地方分権ということを考える場合に、やはり税源といいますか財源、これも自主的に地方自身が考えなきゃ本来の自治という意識は生まれないんじゃないかと思います。国に陳情すれば、国に要求...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的な考え方を述べたつもりですが、これから地方の仕事が非常に重要になってふえていきます。三千ぐらいの団体がいいということよりも千にした方がいいとか、あるいは三百ぐらいがいいんじゃないかと、いろいろな議論が出ています。広域行政も必要であります。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろやらなきゃならない課題はたくさんあると思います。現在、審議が進められております。その状況を見て政治課題にのせるかどうかということを判断すべき問題だなと思っております。  どちらがいいかと言われると、本に書いてあるとおりでありますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろんな考え方があると思いますが、何を優先順位にするか、総理大臣として、それはいろいろ考えがある、人によって違うと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 首都という定義ということを言えば、正確に言えば首都移転じゃなくて国会機能移転の方が正しいかと思います。そういう際には私は東京改造計画と一緒にしたいんです、本音は。東京の改造計画。国会機能移転というと東京の改造計画はないんじゃないかととられたくない。...全文を見る
06月06日第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一票の格差是正ということに対しては、今までいろいろな議論が交わされてまいりました。  私は、基本的に、衆議院の現在の制度も、中選挙区の制度の時代からも、二倍以内におさめるのがいいのではないかと述べてまいりました。現在でも、その考えに変わりはありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 選挙制度を根本的に見直すというのだったらば、私は首相公選制がいいと言っているんです。それと、今の小選挙区比例代表制度にも私は欠陥がいろいろあると思うんです。  その中の一つに一票の格差の問題も含まれると思いますが、この点につきましては、現行法にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の所信表明にありましたとおり、当面、緊急の課題として、二、三年以内に不良債権の最終処理を目指すということをはっきり打ち出しております。この問題について、現下の最重要課題の一つだと思って取り組んでいきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ金融問題については各行それぞれの対処があると思いますが、私は、今までのいろいろなやり方の反省も踏まえて適切に処理が行われなければならない。そのために、金融担当大臣も大変御苦労されております。今後、こういう問題について、不良債権処理を目指して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 適切に処理されている面もあるでしょうし、あるいは甘いと思われる点もあるでしょう。それは今後、御指摘いただきまして、直していけばいいのではないかと思っております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 適切に処理されているということで担当大臣は答弁をされておりますが、いろいろな議論を個別に伺っていくと、中には甘いという点もあるのではないかということを今まで審議で言われてきました。その点は謙虚に、そういう意見も踏まえてやっていけばいいのではないかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権の定義というところからまず入らなければいけない。  この定義の問題で、いろいろあると思いますが、建前だけ議論してもしようがないでしょう。私は、建前として議論をして、実態は違って、あなた方の定義と金融庁の定義が違うんだったら、意見を闘わせな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) さっきも言ったように、定義で金融庁と鳩山さんと違う点がある。不良債権と問題債権と、金融担当大臣は違うと言っている。そういう点は、予算委員会の場がたくさんあって議論したじゃないですか。まだ、きょうの党首討論で、お互い政治家としてあるべき姿を議論しよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権をゼロにするというのは、まず不可能だと言ってもいいと思いますよ。しかし、今まで言われたような問題がありますから、これを何とか、不良債権の問題を後ろ向きな対応から前向きな対応ができるように、二、三年以内に処理をしようということを言っているんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの私の答弁でもはっきりしておりますように、参議院選挙前に道路特定財源は見直すということをはっきりうたうと言っております。どのように見直すかというのは、参議院選挙後にいろいろな議論を聞いて見直せばいいわけですから。見直すことははっきりしておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで何と言ったんですか。見直さないと言ったのを見直すだけでも大変なものだと言ったじゃないか、鳩山さん。見直しちゃいかぬと今まで言ったのを、私ははっきり、見直しますと、参議院選挙の公約に掲げますと言っているんですよ。  しかし、私は独断専行は避け...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) こんなはっきり前向きなのはないでしょう。はっきり見直すと言っているんだから、これ以上の前向き、何があるんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な状況というよりも、これから何が起こるかわからない、そういう点についてはいろいろな議論がありますから、研究の余地があるのではないか。今まで、憲法九条そのものについても、自衛隊すら憲法違反という議論がありました。一切の戦力は保持できない、だから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までできないと言っていることはできないのですよ。そのほかの分野でいろいろ事態が起こってきたときに、研究の余地があるのではないか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで歴代政府ができないと言っていたことはできない。しかし、後方地域とは何かという問題が出てきた場合、この定義についてはいろいろある、それはまた研究の余地があるのではないか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国民の皆さんもテレビで見ておられますし、大体三、四十分がいいところじゃないですか。それ以上を過ぎると、だれる。やはり、緊張して注目して見るという時間は三、四十分がいいと思うんです。  今、与党は三党あるけれども、全部遠慮しているんですよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、アメリカの考えている弾道ミサイル網、これが実現したら安全保障上の考え方は一変しますね。核兵器が無意味になるかもしれない、弾道弾が全く意味をなさなくなるかもしれない大きな意味を持った研究なんです。(発言する者あり)これが技術的に無理かどうかという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで弾道ミサイル網が集団的自衛権に入るかどうかの議論なんて全くなかったんですよ。だからこそ、集団的自衛権というのは研究の余地があるのではないかということを言っているのであって、このミサイル網についても、研究と開発と配備は違います。その点を混同しな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民間でできることは民間に任せようと言いながら郵政三事業だけは別だと言っていたところに、本格的な行財政改革が進まなかった最大の原因があると私は常々言ってまいりました。  各党、特殊法人を改革すると言いながら、どの政党一つすら、民営化を言ってはいかぬ...全文を見る
06月08日第151回国会 参議院 本会議 第30号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前川議員にお答えいたします。  初めに、この一カ月半の私の責任についてお尋ねがございました。  二カ月足らずで責任を問われるとは思いませんでしたが、もう少し長い目で見ていただきたいと思います。私も、しっかりと国民の支援と御理解を得て、一生懸命な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 笠井議員にお答えいたします。  景気の現状についてですが、我が国の景気はさらに弱含んでおり、先行きについては、アメリカ経済の減速や設備投資に鈍化の兆しなど、懸念すべき点が見られます。なお、最近公表された統計を見ると、家計の消費支出に弱い動きが見ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員にお答えいたします。  三年以内に不良債権を処理できるのかとのお尋ねでありますが、主要行において、新規に破綻懸念先以下となった債権については三年以内、既に破綻懸念先以下に区分されている債権については二年以内に最終処理につながる措置を講ずる...全文を見る
06月13日第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは読んではおりませんが、当時非常に話題になりまして、この「成長の限界」というものを国際会議でよく主唱されていたのが福田元総理であると記憶しております。  私は、何回か総理大臣、首相経験者が構成するOBサミットという会議に、非常に福田元総理は熱...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、日本政府としても、川口環境大臣を中心にいたしまして、何とかアメリカにもこの会議に参加してもらいたい、また建設的にこの京都議定書の定める大枠に従って、何とか温室効果ガス、この問題、削減するような前向きの姿勢をとってもらえないか、努力中でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山代表のような御意見もよく伺っております。また、そのような要望をされる方も、私どもの方にいろいろな提言なり御意見を言ってきていただいております。  しかし、そういう意見も考えながら、この問題というのは地球全体に影響するものですし、独自で判断して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このような文書は拝見したことはございますが、今、鳩山代表が言われたような詳しい事情は存じておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、鳩山代表が言われたことは、鳩山代表の推測というものが随分入っていると思うのであります。  私は、アメリカ政府から不快の念を催したという報告なんか一切入っておりません。六月の下旬にはブッシュ大統領との会談日程も入っております。また、アーミテージ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから、ブッシュ大統領と会談に臨むには日本の総理大臣としてどのような態度で臨むか、また何を言うべきかということをじっくり研究いたしまして、その会議に臨みたいと思います。  何を言うべきかは、これからじっくりと検討していきたい。そして、今、鳩山代...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 軍事面においては、常に盾と矛の関係が出てくると思います。そういうことを考えれば、軍縮のために、軍備管理のためにやると言ったとしても、それは軍拡につながるおそれがあると言えば、可能性があると言えば、可能性はないとは言えないでしょう。それは今までの軍事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会には、外交、さらには安全保障、防衛関係の委員会がございます。その場で十分議論していただきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはいろいろな要因があって、一言でこれが原因だと言えないのが、経済は生き物であると。なかなか思うようにいかないのが世の中のことでありまして、私の頭でこれが原因だと言うほど私はうぬぼれているわけではございません。しかし、今言いましたように、今までの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何かこういうことを言うと、また大々的に一部だけ取り出されて誤解されてはいけませんので、少し時間をいただきたいと思うんですが、私は、不良債権の処理の過程で当然市場に生き残れない企業が出てくる場合を、可能性は否定はいたしません。  その際に、職を離れ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一体どこの発言をとって、まじめに働いている者の頭を押さえつけて沈めさせてしまう、どういう推理というか思い込みというか、それが私の発言のどこをとらえてそんなことを言うのか、理解に苦しみますね。(発言する者多し)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全文は読んでおりませんが、判決の要旨は聞いております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本判決の争点は、最終的には被爆者援護法が日本国内に居住または現住しない者にも適用があるかどうかの一点に集約されるというふうに言われております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この被爆者援護法を在外の方に適用するかどうかについては、平成六年の法制定時に国会でも議論がありました。その際には社会党も一緒になってこの立法をしたわけでございますが、その際にも、在外の被爆者の方々に対しては人道的な見地からしかるべき対応をしなきゃい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的に言って、地方分権のあり方、方向は、私は小沢さんとそんなに違いないと思います。  ただ、小沢さんの党は三百にしようとしていますね、当面は。我々としてはまず千を目指そうと、市町村合併。もちろん我が党には道州制を議論する方もおられます。その際に...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 本会議 第40号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 五十嵐議員にお答えいたします。  金融機関がシステムとして個人保証等に依存し過ぎているのではないかとの御指摘であります。  金融機関が融資を行うに当たり、借り手の財務状況等の審査をなおざりにして担保や保証のみに依存することは、不適切であると考え...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鈴木議員にお答えいたします。  構造改革と景気回復の関係についてでございます。  我が国の景気動向が示す脆弱性の背景には、構造改革のおくれがあると考えております。このため、政府としては、構造改革なくして景気回復なしとの考え方に立ち、経済、財政の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐々木議員にお答えいたします。  景気の現状についてでございます。  我が国の景気は、個人消費は、おおむね横ばいの状態が続いているものの、足元で弱い動きが見られ、失業率は高水準で推移しています。また、輸出、生産が引き続き減少しており、企業収益の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 植田議員にお答えいたします。  心的外傷後ストレス障害への対応についてお尋ねであります。  心的外傷後ストレス障害への対応に当たっては、生活の場である地元自治体や学校などにおいて、長期間にわたるケアが必要になってまいります。今回の事件に際しまし...全文を見る
06月15日第151回国会 参議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員にお答えいたします。  答弁に先立ちまして、過日、大阪府池田市の小学校において発生いたしました事件によって亡くなられたお子様たちに、心から御冥福を祈りたいと思います。また、御家族の方々の思いを思いますと、何とも申し上げようもございません。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山下議員にお答えいたします。  地域に開かれた学校づくりとその安全管理についてのお尋ねであります。  学校が地域における大切な存在として、また保護者や地域の人々に学校に対する理解をより深めてもらうために、これまでどおり学校を地域に開かれたものと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員にお答えいたします。  競争的な教育制度についてのお尋ねであります。  過度の受験競争の問題は改革に取り組むべき教育課題の一つと考えています。このため、学力試験に偏重した入学者選抜から、面接や推薦入試の実施など、生徒の多様な能力、適性等...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三重野議員にお答えいたします。  初めに、日本社会が不安定にならないためには何が必要かとのお尋ねであります。  大変難しい御質問で一言には言えませんが、やはり教育が重要ではないかと思っております。最近の相次ぐ痛ましい事件を踏まえまして、まず事の...全文を見る
06月20日第151回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あいまいさと決別すべき問題もあるでしょう。あいまいさがいい問題もあるでしょう。それは、その時々、事案ごとに判断すればいいものではないか。継続すべきものと断固打破しなきゃならないものがあると同じように、具体的問題を提起していただければ、それについてお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、環境問題、重視しているということはおわかりいただけると思うんであります。  そういう中で、どうして効果的な対策が打てるかということを考えますと、各国ができるだけこの協定に、締結に向けて参加してくれればいい、今その努力の真っ最中であります。川...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外国との交渉には非常に粘り強さが大事であります。私としては、今鳩山代表が言われたようなことも含めて、各国の本音と建前があります、その点もよく見きわめながら、まだ、六月三十日、首脳会談まで時間がありますから、じっくりと検討し、判断の材料、間違えないよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは党首討論で、私に質問でしょう。田中大臣に質問じゃないでしょう。  これは、我が党においても、我が政府でもって責任を持ってやります。民主党にいろいろな意見があると思いますが、我が政府として責任を持って対処いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その問題についても、政府として今真剣に対処しているわけですし、機密費というのは、公開できないから機密なんですよ。情報公開にしても、情報公開すべきものと情報公開できないものがあるのは、鳩山代表も御存じだと思います。  ですから、今までの機密費の扱い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法案は国会で審議していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行政改革、財政構造改革、聖域なき構造改革、私が一番やらなきゃならないのはその行政の構造改革だ、長年主張してきたことですよ。特殊法人、ゼロベースで見直すと言っている。小泉内閣になって初めて本格的な機運が出てきたと私は自負しております。  今まで、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、民主党の鳩山さんよりも、どの野党よりも、一番本格的なことをやろうとしているのですよ。  なぜ、特殊法人、公益法人ばかり言って、郵政三事業のことを言わないんですか。三十万人の役人に振り回されて、今まで本格的に手をつけられなかったんじゃないです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊法人改革が大事であり、公益法人の見直しが大事だと言っているんですから。私は他のだれよりも、この問題について今まで熱心に語りかけていたし、本格的にやるということを御理解いただきたい。  だれも言えないことを言ってきた。ようやく、小泉内閣だからこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 千鳥ケ淵墓苑をさらにより立派なものにしていこうということについては、私はいいと思います。  靖国神社に私が参拝すると言っているのも、二度と戦争を起こしてはならないと。心ならずも戦争に行って亡くなった方々、こういう犠牲の上に今日の平和と繁栄があるん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この介護保険制度を導入するときの厚生大臣でありました。共産党は反対されました、全部税でやれと。私どもは、税と保険料、半々でやると。しかしながら、今一年たってみて、共産党の調査と違いますね、我々の調査は。  利用サービスの満足度、七県二市、一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど、特別養護老人ホームの待機者が多くて、その整備がおくれているではないかという御指摘がありました。  平成十三年度において、特別養護老人ホームについては一万五千人分、痴呆性高齢者グループホームについては六百カ所の整備を予定しております。いろい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、千鳥ケ淵戦没者墓苑をよりよいものにしていこうという点については賛成です。しかし、千鳥ケ淵墓苑のあの施設は、御遺骨が御遺族に引き渡されない方々の御遺骨であります。  靖国神社は、これは日本国民の感情として、いわば戦没者に対する慰霊という、中心...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一、二分で言えというのもなかなか難しいんですが、今、小沢さんの言われた基本的な理念、目指すべき方向というのは、あえて異論を申し上げる必要はないと思います。ほとんど同じと言ってもいい、あるいは共感得るところ多い。  具体論、具体論と言っていますけれ...全文を見る
06月25日第151回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三点ですが、まず、国会における決算の審査は、予算の執行が所期の政策目的を果たしているかどうか等について審査、検討するものであり、極めて重要なものと考えております。  政府としても従来から予算の適正かつ効率的な執行に留意してきており、予算編成等に当...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長年にわたり、真摯な議員活動に精を出されてこられました鹿熊議員に最後の御質問をいただきまして、恐縮しております。  四点ありますが、まず公共事業あるいは地方交付税等を見直されたら地方はどのような痛みを負うことになるかという御質問でございますが、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もうかなり古くから金石さんとは御交誼をいただいておりますし、海部内閣の総理秘書官をしていた時代もちょくちょくお話をする機会がございまして、今回ようやく国会議員といいますか、間際にこういう形で国会議員になられたということは非常に残念な思いも持っておら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 報償費の適正な執行に対する国民の信頼が損なわれているということは御指摘のとおりだと思います。今回の事件を契機にいたしまして、内政、外交の円滑な遂行に役立てるという報償費本来の原点に立って抜本的に見直し、小泉内閣としても平成十三年度予算においては減額...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 官房費については、官房長官が今までのいろんな御指摘を踏まえて一つ一つ吟味しながら厳正に執行するということにしております。  今までの外務省の問題、一人の人がこういうふうに自由に金を使うことができるという点も含めていいのかどうか、いろいろ御指摘もご...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主党も国債発行を三十兆円以下にすると法案を出されたくらいですから、私と似たような痛みを伴う改革は必要だと思っておられるのだと思います。  そういう中にあって、道路特定財源の見直し等、一般財源化しないから骨抜きだと言われましたけれども、私はいろい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三十兆円以下に国債発行を抑制するという方針については、自民党と民主党と一致しているわけですね。それで、これについてきつ過ぎるという意見が我が党内にもあります。逆に、こんなの甘いんじゃないか、三十兆円自体もう多過ぎるという議論もあります。  私は、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、この予備費というのは、費用を決めないから予備費なんですね。だから、改めて公共事業のためにあえて予備費を設ける必要があるかどうか、これは問題があると思っております。そういう問題認識の上に予算編成に臨みたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このマクロ経済モデルについては、分析手法の一つでありまして、私はいろんな専門家の意見を参考にしたいと思っております。  特に、経済財政諮問会議においては、来年度予算編成だけでなく、中長期的な財政のあり方、展望を見通して、中長期的な望ましい姿から十...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、時代の変化に対応できないような企業が出てきた場合、倒産するということも予想されます。そして、職を失ったり離れたりしなきゃならない人たちに対して、次の職に立ち向かうための施策というのは大変重要だと思っておりますし、そういう点についてもしっかり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 前向きの雇用創出といいますか、これは福祉においても教育においても必ず出てくると思います。また、出てこなきゃならない。  特に、私は所信表明でも申し上げましたように、保育所の充実と待機児童ゼロ作戦にするという場合には、公共のものをいかに民間の方々に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 失業者が職業訓練を受講する期間の生活保障として、雇用保険法に基づく基本手当が設けられております。また、訓練受講中の者に対しては、一定の要件のもとに所定給付日数を超えて基本手当を支給する訓練延長給付制度などを設け、きめ細かな支援を行っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚生労働大臣、文部科学大臣等に今の御質問を伝えて、しかるべき措置を研究してくれと指示したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの国に事情もあると思います。そういう事情を勘案しながら、また先方の意向等も伺いながら、どういう日程がいいか、現在調整をしているところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外国の首脳が日本を訪問される場合には、やはり日本の事情を調べられると思います。そうしたその国々の国民感情に配慮しながら、どういう日程を入れたらいいか、どういうところに行ったらいいかというところを独自に判断されると思いますので、どの国がどこに行ったか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人にはそれぞれ考えもあると思います。また、外国の方々にとっても、特に戦火を交えた国々なら特別の感情もあると思います。  先週の土曜日、六月二十三日に沖縄全戦没者追悼式に参列いたしましたけれども、そこには米兵の戦没者も祭ってあられます。当時の敵も味...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 貴重な御意見だと思います。検討してみたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの国は、安全保障をいかに図るかということについて大変真剣に、また深刻に考えていると思います。そういう観点から考えますと、今、米国の考えておりますミサイル防衛網システム、これがもし実現しますと今までの軍備管理、安全保障に対して大きな影響力を持...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、何もバラ色になるとか、そんなことは一言も言っていませんよ。勝手に解釈してもらっちゃ困るんですけれども。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、完成されれば核兵器削減に結びつける体制をつくりたいと、もし完成すれば無意味になる可能性があるということを言っているわけです。  それはそうですね。核兵器を削減しなきゃいかぬので、今、核兵器削減交渉に臨んでいると。こういう防衛網ができれば、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国としては、ブッシュ大統領が表明した核兵器の一層の削減を既に歓迎しております。同時に、ミサイル防衛問題が、軍備管理・軍縮努力を含む国際安全保障環境の向上に資する形で扱われていることを望んでおりまして、アメリカが同盟国やロシア、中国等と十分協議す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そして、廃絶の問題につきましても、日本は唯一の被爆国として、一日も早く核兵器のない世界を実現することを目指して、いろいろな努力を国際社会においても積み重ねております。  昨年秋の国連総会に、核廃絶決議案「核兵器の全面的廃絶への道程」を提出し、圧倒...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 首脳会談について、何を協議するかというのは今調整中でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 介護保険というのは、お互い介護保険の世話にならない方も負担をしながら支え合っていこうという制度であります。ですから、この保険の費用というのは、保険料で半分、公費で半分を賄い、保険料のうち約三分の二は四十歳から六十四歳までの現役世代に負担していただい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう特に保険料が高いという方々に対して、その負担が大きくならないような措置も考えております。この介護保険制度については、全体の費用の九割を保険で払って、残りの一割を利用する方に負担していただくことになっておりますが、低所得者の負担が大きくならな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 介護保険のみならず社会保障制度というのは、給付の陰には負担があるということを考えないと成り立たない制度であります。十月からの費用徴収はやはり規定どおりにしていただきたいと思っておりますし、今自治体でそれぞれ主体性を持ってこの介護保険制度は理解され、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚生労働省では平成十年度時点で既に調査を行って、全国の特別養護老人ホームの入所待機者は約四万七千人であったという報告が出ております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 第二次世界大戦後五十年以上経過しても、なおかつ戦争の傷跡は深いなと感じました。戦争ほど悲惨なものはない、二度と戦争を起こしてはならないという気持ちで追悼式に参列いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公式とか非公式とか問われる気持ちがわかりません。あえて言う必要はないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣総理大臣である小泉純一郎が参拝するものであります。それだけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ御指摘がありますが、総理大臣である小泉純一郎が独自に参拝するつもりでございます。  それ以上とやかく言われる筋合いはないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公式だの非公式だの、厚生大臣のときに参拝したときもいろいろ質問されました。一切答えなかったわけであります。今も答えるつもりはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦没者の霊に対して哀悼の誠をささげる、二度と戦争を起こしてはならないという気持ちで靖国神社に参拝することが憲法違反であるとは毛頭思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄と靖国神社という、地域的には違いますが、二度と戦争を起こしてはいけない、戦没者に哀悼の誠をささげるという気持ちにおいては共通のものがございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沖縄という地域と東京という地域は違いますね。それと、沖縄に参列しても皆さんから非難されないけれども、靖国神社に参拝すると毎回毎回こういうふうな批判をいただきますね。こういう点が違いますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当時の村山首相の談話と私が靖国神社に参拝する気持ちと矛盾するものではありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国債を返すのは短期では無理だと思います。長期間かかるということを、国債を返せないと言ったかどうかはわかりませんが、じかに聞いていませんから。すぐには返せないという意味で言ったんじゃないでしょうか。  これだけ国債を発行し続けますと、短期では当然返...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今の予算編成を前提にして計算している面があると思いますが、小泉内閣になってから大胆な特殊法人等の見直しを進めております。また、民間にできることはできるだけ民間に任せる、地方にできることはできるだけ地方に任せる、となりますと税収も変わってくると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は自民党の総裁ですから、何で総裁が自民党を割らなきゃいけないのかなと不思議に思いますが、自由民主党というのは国民のためにある政党だと私は思っていますから、その総裁が率先して進める改革に、途中経過ではいろいろ反発やら議論、抵抗があったとしても、最終...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が出したこの談話を取り消す考えはないかということでございますが、取り消す考えはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚生労働省、法務省等関係者の意見を聞きながら、最終的に私の責任で判断いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣総理大臣として判断いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行政府の長であると同時に政治家であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 学問的にとられると困るんですが、内閣総理大臣として、また政治家として、また人間小泉純一郎として判断したわけでございます。
06月27日第151回国会 参議院 本会議 第35号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府としては、従来から国の諸施策の推進に当たっては、適正かつ効率的に執行するよう最善の努力を行っているところでありますが、今般三項目にわたる御指摘を受けましたことはまことに遺憾であります。  ...全文を見る
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 今回の米国におけるテロ行為に対しましては、米国民のみならず、全世界の方々が、この卑劣な、残虐な殺人行為、破壊行為に対して強い憤りを覚えていると思います。  私も、既に、日本政府を代表して、ブッシュ・アメリカ大統領に対しまして、これは米国に対する攻撃のみならず...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の米国におけるテロ事件については、安全保障上の観点のみならず、社会経済全体に大きな影響を与えるものと思っております。  そこで、今、経済情勢についてのお尋ねですが、この点につきましても、我が国としては、金融市場に不測の混乱が起こらないように、対策室を設置...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 景気がよくなろうとも悪くなろうとも、改革を進めていかないことには持続的な経済の再生はないと思っております。今小泉内閣が掲げております改革は、断固として進めていかなきゃならないと思っております。  そして、税収が五十兆円程度の中で三十兆円じゃ足らないという声が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中東問題の専門家であります小池さんから質問されるとは、むしろ私より詳しいと思うのですが、このイスラムとイスラム以外の世界との問題については、一様にはいかないと思うんですね、複雑な問題が絡み合っている。  今回の問題も、単に、今よく言われております、犯人と目さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ベルルスコーニ首相のお話が出ましたけれども、一昨晩、ベルルスコーニ・イタリア首相から電話がありまして、このテロ行為に対しましてG8としてどういう対応をとろうかというお話がございました。  結論から申しますと、アメリカの意向を尊重しながら、G8としても協力しな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは私が総理就任する前からかねがね言ってきたところでありますが、この十年間、いろいろな景気対策を政府は打ってきたと思うんであります。財政政策を見ても金融政策を見ても、やらないんではなくて、むしろやり過ぎるぐらいやったと言ってもいいぐらいいろいろな手を打ってき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、急激な転換をしますと、これはある面においては急激な痛みを伴いますから、徐々に転換させたいと思いまして、改革を進めていきますが、一遍に緊縮財政路線はとらないということで、三十兆円の国債発行は認めざるを得ないということで出しているんです。構造改革なくしてまず...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までの政策について、反省すべきことは反省しなきゃならない。そして、これから新しい時代に生き残れるような体制をとるためには、多少の痛みが伴うけれども、それについて多くの方々の協力を得ながら改革を進めていって、少しでも必要な方向に、明るい方向に向かって雇用が出て...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公務員がなぜ選挙運動を厳しく制限されているかよく考えなきゃならないということは、常々私が申し上げていたところでありますが、今回のこの郵便局を拠点とした選挙違反事件の捜査を見ますと、常々私が憂慮していたようなことが果たして行われていたのかどうか、まことに遺憾であ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 変わってきているんですよ。私が郵政民営化論者であり、過去三回の総裁選挙に、常に、構造改革のもとはこの郵政事業だ、なぜ国営で維持する必要があるのか、民営化が必要だといって訴えて、総裁選挙に出て、三回目で今度は当選して、総理になっているわけですよ。  これは今に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今捜査の継続中でありますので、捜査の全容が解明した時点で判断をしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 予断を持たず、捜査の全容解明を待って、適切な判断をしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 こんなにはっきり言っている総理、ないじゃないですか。(生方委員「はっきり言っていないじゃないですか」と呼ぶ)はっきり言っていますよ。捜査段階なんです。一国の総理大臣として、法治国家として、疑いがある者はすぐ罰せろ、そんなことができますか。捜査の全容の解明を待っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の国策として、また外交政策として、中東だけが外交問題ではありません。中東和平は重要でありますが、外交全般として見る必要がありまして、私は、中東だけのための特別の担当大臣を置くのはいかがなものかと。今の時点で中東担当大臣を置く考えはございません。
○小泉内閣総理大臣 中東和平の問題につきましては、日本としてもできるだけの努力はしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 何を言っても批判されるのは覚悟ですが、では、一喜一憂すると言ったらいいかというと、そうでもないんですね。余り言葉じりばかりとらえて、一喜一憂しないというのはいい言葉なんですよ。そんなに目先のことにとらわれないで、株価だけが経済じゃない。株価に注視しなきゃならな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、今までの内閣で、これをやるべきだ、あれをやるべきだという議論はかなり出尽くしている面もございます。  問題は、どれを実施に移すかということで、今まで議論の中でいい提案はたくさんあります。それを具体的に実施に移していく。例えば、今までの公共事業偏重を環境...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 既に方針が変わったということは明らかだと思います。方針を転換することが、大反対を押し切ってやっているわけですから。そして、これだけの大きな経済を、すぐ、総理が今までと違うことを言ったといって、多くの議員の議論の積み重ねも必要であります。そして、法案をつくるにも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず当面の問題として、税金のむだ遣い構造をなくさなきゃ日本の経済は立ち直らないと思うのであります。みんな、税金を使ってくれれば痛みがないと思いますけれども、これは、結局、後の世代にツケ回しですね。道路をつくる。地域に行けば、今度は、道路財源を見直すと言ったって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人によって痛みは違います。全部、企業が倒産しない社会をつくれと言ったって、それは無理だと思います。これは自由主義経済である限り、社会に適応できない企業は、ある場合には倒産せざるを得ないような状況に直面するでしょう。そういうことに対しては、政治として何ができるか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、政治としてどこまで雇用対策をやるか、失業対策をやるか、企業が倒産した場合、経営者の責任はどうなのか、経営者の責任まで政治が面倒見なきゃならないのか。そういう点をよく見きわめて、私は対策を練る必要があるのではないかと思います。  個人の責任、経営者の責...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、五年間で五百三十万人の雇用づくり、雇用創出を目指して、今努力しなきゃならないと思っております。これは決して実現不可能とは思っておりません。たしか、八〇年代においても十年間で六百万人ぐらいの雇用ができているんじゃないですか。九〇年代においても四百万から五百...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ございます。
○小泉内閣総理大臣 お話しのとおり、雇用情勢が厳しい状況だからこそ、これから開かれます臨時国会も雇用対策国会というような気持ちで臨もうということで、今それぞれ対策を練っているわけであります。  職を求めている人に対してできるだけの機会を提供する、そして職を探そうとする意欲を持っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 常に非常時に対する備えを平時から行うということは、政治の要諦だと言われているとおり、大変重要なことだと思います。  特に、さきの米国におけるテロ行為等は、だれも予測し得ない、信じられないような事件でありまして、こういう点に対しましても、平時から危機管理対策と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 有事の法整備につきまして、今までも検討を進めております。いろいろ広範な問題点がありますので、この臨時国会にはまだ準備が整う段階にはありませんので、各党責任者との議論も踏んまえまして、しかるべき準備ができ次第、国会にも審議をお願いしなければならないのではないかと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、テロ行為に対しまして米国がまずどういうような対応をとるか、それを見きわめて、できるだけの協力をしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今までも、憲法の枠内でできる限りの貢献策を考えて実施に移しているわけであります。その点には変わりございません。
○小泉内閣総理大臣 改革を前倒ししてやると同時に、今失業者がふえている状況でございますので、雇用対策をしっかりやろうということでの補正予算というのは必要であろうと思っております。
○小泉内閣総理大臣 また担当閣僚から答弁を後でしていただきますが、今言っていることは、すべて改革プログラム、きょう提示した中に含まれております。  補正を出す必要はないという議員の観点でありますが、私は、従来型の公共事業積み増しの補正はやらないと言っているわけであります。雇用対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一カ月や二カ月でできるものじゃありません。五カ月でできるものではございません。独断専行を排さなきゃいけない。長年必要だと言っていた意識をまず変える。変えた。そして、いろいろな考えを持っている方がおられますから、いい案をじっくり練ってこれからやっていく。私は民主...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 選挙で勝ったから野党の意見を聞かなくていいという状況でもないでしょう。少数意見も大事にしていく、議論を聞いていく、そういう中で与党の合意を得ながら私の考えを実行に移していく、その過程が大事だと思います。選挙で勝ったから何でもいいといったら野党なんか要らなくなっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いずれ特殊法人改革法案が国会に提出されます。練りに練ったいい案を出してまいりますが、その中でも、野党の対案が出れば、野党の意見にも耳を傾け、修正すべき点は修正して、お互い協力してよりよい案をつくっていく、そういう姿勢は大事ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 何を言っても批判される立場でありますから仕方ありませんけれども、言葉じりだけをとらえればそういう解釈もあるのかなと思いますが、私は、改革に対する決意は変わらないということを言ったまででございます。そして、失業が出た場合の雇用対策はしっかりやらなければいけないと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 結論から申し上げると、両方あると思いますね。経営者としての社会的責任、そして同時に、会社を倒産させてはいけないという責任感、多くの従業員を抱えて新しい時代に対応できるような体制をとろうという経営努力、いろいろあると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、各企業においてどのような雇用対策をとっているか、それぞれ違うと思います。そういう中において厚生労働省等の通達、これについては今大臣が努力されておりますので、その周知徹底についてより一層の努力が必要ではないかと思います。
○小泉内閣総理大臣 改革なくして成長なし、これに変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 古い自民党というのは、本当に古い自民党を壊したいんですけれども、自民党はやはり新しく変わらなければならないと思う。時代に対応できるような政党にしたい。  例えて言えば、私が自民党総裁、総理に就任する前は、どちらかといえば、自民党の幹部の皆さん、候補者の皆さん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議員というのは、国民から選ばれた非常に重い地位だと思っております。それだけに、責任も強い。過去、政党の党首がやめろと言っても言うことを聞かない、国会で辞任勧告決議を突きつけてもやめようとしない議員も、つい最近おられたわけであります。  そういう点から考えても...全文を見る
09月19日第152回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、結論から申し上げますと、対応には全く誤りがなかったと思っています。迅速に適切にやるべきことは全部やったと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に、一報を聞いてから二時間か三時間ぐらい後に政府声明を私は出しました。日本政府並びに私としての談話をアメリカに伝えてあります。  また、深夜でありましたけれども、政府専用機等、いかなる支援活動にも対応できるような国際緊急援助隊等、羽田に、真夜中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの役割があると思います。官房長官もおりますし、私の役割もある。すべての必要な指示を出した後、この発表は官房長官がいいなと思って官房長官に指示を出したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のテロに対しては、米国に対する攻撃のみならず、これは自由に対する、また平和に対する、人類に対する卑劣きわまりない攻撃だと私はとらえております。こういう全く罪のない、関係のない方々を死に追いやったテロ行為に対しまして強い憤りを覚えるのは我々だけで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の法律でできることは既に検討しております。しかし、どういう対応をとるか、まだわからないんです。御理解いただけると思いますが、アメリカは、攻撃を受けて、テロリストの容疑者であろうということは何人か特定しているようでありますが、まだ決まっていない。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロに対する毅然たる態度というのは、今、議員おっしゃったとおりだと思いますが、これに対してどういう対応をとるかというのは、各国それぞれ事情が違ってくると思います。  今回、アメリカにとっては、これは戦争状態だとアメリカ大統領自身、また多くの国民が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 整理回収機構の拡充強化策については、いろいろな意見が出ていることは承知しております。今、議員が指摘したような問題も、それぞれ、今までの国会の議論、そして現在の不良債権をいかに有効に処理するかという中で出てきた議論であります。そういう中で、我々として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私もよく勉強しましたよ、この件は。いろいろ、知らないんじゃないかとか、わかっていないんじゃないかとか言われたから、よく勉強しました。そういう中で、専門家の中で出てきた議論なんです。今、柳澤大臣が言った答弁のとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども申し上げましたとおり、このテロは米国のみならず全世界、人類に対する卑劣きわまりない攻撃だと認識しておりまして、我々も人ごとではないなと。いつ、どこで起こっても不思議でないような現在の状況から考えますと、これは今までとは全く違う対応も想定しな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、テロがいつ、どこで日本に起こるかという問題と、今のテロに対する対策と、両方に対する対策が必要ではないかと。  いつ、どこで起こるかというのはわかりません。対策をして、恐らく、ねらうテロリストの方から見れば警備のされていないところをねらうん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現行法でできること、あるいは現行法でできないこと等も含めまして今総合的に勘案しながら、政府部内におきましても、あるいは与党内におきましても協議しているところでありまして、まずどういう事態が起こってもできるだけの支援、協力体制をとる必要があると思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロに対する対策は経済問題でも重要だと思います。  不要な混乱を起こさないようにしかるべき対策をとらなきゃならないということで、注意深く為替市場、株式市場を見守っておりましたけれども、市場も冷静に反応してくれまして、今回のテロに対してそれほど混乱...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、結構です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法の枠内でできるだけのことをやるということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロにどう対応するか、テロ防止策あるいはテロ根絶策、これについては世界の各国と協力していかなきゃならないと思います。  また、その方法については、いろいろ各国が国連の場をかりたり、あるいは当事国同士との話し合い等いろいろあると思いますが、その中で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際協力なくして今のいろんな事態には対処できない面が随分あると思います。我々としても、当事国の対応、そして国際協調、そういうことを十分配慮しながら、我が国として何ができるか、何をしなければならないかということを真剣に今検討しているところでございます...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連という場は大変重要だと思っております。そういう点から安保理の理事会の決議と、あるいは今G8参加国でも新たな声明を発表しようという動きもございます。国際協力、国連の場、そしてあらゆる国際関係の協調を図りながら対策を練っていくことが極めて重要である...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連の場を活用して、関係国、全世界、いろいろ協力しながらテロ対策をしようという機運が盛り上がっています。日本としてもそういう機運を大事にし、国連の場を重視しながらも、いろいろ国際協調の視点から日本としてどういう対処をするべきか、大変大事なことである...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国内のテロ対策についても当然大事なことであります。今予測し得ること、予測し得ないことを予測しろという状況で、難しい時代でありますが、あらゆる可能性を考えながら危機管理対策に今重点を置いているということを御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、関係各国とも、G8の諸国間とも協力しながらこのテロ対策に対処していこうということで話し合いは進めております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のテロについては、米国民のみならず、あの世界貿易センターには日本人も犠牲になり、また日本企業も入っておりました。  最初から申し上げていますとおり、米国に対する攻撃のみならず、日本国民に対しても世界人類に対しても卑劣きわまりない攻撃であるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このテロに対しては、一義的には、米国が自国の領土内で自国の国民が犠牲になり、自国のビルが、また国防省が攻撃されたということで、アメリカがこのテロに対する攻撃をあらゆる面から今考えている。  日本としては、このアメリカの姿勢を強く支持してあらゆる支...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武力行使以外のことを憲法の枠内でできるだけのことをやりたいと考えておるわけでありまして、事態の進展を見ながら、推移を見ながら判断していきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 可能だと考えます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法的な問題に対しては専門家に答弁は任せますが、政治的に考えて、アメリカがどういう対応をとるか。軍事行動をまだとってないんですよ。アメリカはあらゆる手段をとってこのテロ対策をすると言っております。しかし、アメリカがこれを戦争状態と認識しているわけです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この攻撃はとおっしゃいましたけれども、まだ攻撃してないんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから武力攻撃してないんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 立って質問してください。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、日本はこのテロに立ち向かうアメリカの姿勢を強く支持しております。そして、どのような行動をとるかというのはこれからの問題であります。その行動を見ながら判断すべき問題ではないかと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、アメリカは戦争状態と認識しているわけですから、アメリカは判断する、あらゆる手段を講じてこのテロに立ち向かうと言っているんですから、可能だと私は思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のテロに対決する問題というのは、我々としても、テロリストとの対決であり、たとえテロリストたちがイスラム教徒だろうがアラブ人であろうと、アラブとの対決とかイスラムとの対決では決してないと。  今回のテロ行為に対しては、アラブ諸国も非難しておりま...全文を見る
09月27日第153回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  九月十一日に米国において発生した同時多発テロは、米国のみならず人類全体に対する極めて卑劣かつ許しがたい攻撃であります。  事件発生後、政府は、テロリズムと闘う米国を強く支持し、必要な協力を惜し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 第百五十三回国会の開会に臨み、当面の緊急課題を中心に所信を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力を得たいと思います。  米国において発生した同時多発テロは、米国のみならず人類に対する卑劣な攻撃です。私は、このたび、米国を訪れ、テロのつめ跡を目の当た...全文を見る
09月27日第153回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  九月十一日に米国において発生した同時多発テロは、米国のみならず人類全体に対する極めて卑劣かつ許しがたい攻撃であります。  事件発生後、政府は、テロリズムと闘う米国を強く支持し、必要な協力を惜し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 第百五十三回国会の開会に臨み、当面の緊急課題を中心に所信を申し述べ、国民の皆様の御理解と御協力を得たいと思います。  米国において発生した同時多発テロは、米国のみならず人類に対する卑劣な攻撃です。私は、このたび米国を訪れ、テロのつめ跡を目の当たり...全文を見る
10月01日第153回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山議員にお答えいたします。  同時多発テロ発生時の初動対応と七項目の措置についてのお尋ねであります。  私は、テロ発生後直ちに、被害者に対する救援体制と国内の米国関係施設への警戒警備の強化を指示し、また、深夜ではありましたが、総理大臣声明を発...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 麻生議員にお答えいたします。  米国において発生した同時多発テロに対する見解及び対策についてであります。  このテロは米国で起こりましたけれども、我が国としても、主体的に、テロ撲滅あるいはテロ抑止のために立ち向かっていかなくてはならないと思って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北橋議員にお答えいたします。  経済再生への基本姿勢についてであります。  私は、我が国経済の潜在的成長力は十分あると思っております。そのために、改革なくして成長なし、この方針を堅持して、民需主導の自律的な経済成長の達成ができるように全力を尽く...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 太田議員にお答えいたします。  テロについてでございます。  米国において発生した同時多発テロは、米国のみならず人類全体に対する極めて卑劣かつ許しがたい攻撃であります。また、今回のような国際テロリズムは、従来のような主権国家同士の関係の問題とし...全文を見る
10月02日第153回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 東議員にお答えいたします。  最初に、今回提出される予定のテロ対策法案に関する御質問でございます。  まだ法案が提出されておりませんので、御質問に沿うかどうかわかりませんが、大体次のような趣旨での御質問だと私なりに理解させていただきます。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 東議員の質問について答弁漏れがございましたので、補足させていただきます。  湾岸戦争の際に、海部内閣のもとで憲法上できなかった自衛隊による物資協力や輸送協力がなぜできるかとのお尋ねですが、これは、武力行使や他国の武力行使と一体となる行為をしない限...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土井議員にお答えいたします。  テロへの対応に係る法案に関連して、国民に説明が不十分ではないかとの御質問でございます。  これはまだ法案を提出していないのです。そして、この法案の取りまとめについて今、鋭意検討をしているところでありまして、私は、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野田議員にお答えいたします。  テロ・ゲリラ攻撃に対する防御体制の整備についてのお尋ねであります。  テロ等の不測の事態については、国内の治安維持について全般的に責任を有する警察機関が警備態勢の強化により対応することが基本であります。一般の警察...全文を見る
10月02日第153回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 角田議員にお答えいたします。  全般の演説を伺いまして、最後に憲法の前文で締めくくられた点は、私と若干、引用部分は違いますが、共通面のあるところもうかがわれると思います。要は、この新しい事態に対して、国際社会の一員として日本がいかに国際協調のもと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 青木議員にお答えいたします。  質問の中にも温かい御激励をいただきまして、感謝申し上げます。  まず、先般の訪米を踏まえてのテロ根絶へ向けた思いや決意についてのお尋ねでございます。  私、実際にニューヨークのあの世界貿易センター、瓦解した現場...全文を見る
10月03日第153回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 白浜議員にお答えいたします。  まず、国際テロに対する戦略についてのお尋ねであります。  今回のアメリカで発生しましたテロに対しましては、これは米国のみならず、全世界に対する自由、平和、民主主義に対する攻撃である、そういう認識から、我が国もみず...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  同じ物事を見るにも、共産党と我々とでは随分違うなということを思いながら、よく聞かせていただきました。  まず、今回のテロ事件につきましても、我々はテロを根絶させるためにいかなる対応が必要かということを考えているん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡崎議員にお答えいたします。  自衛隊派遣の根拠についてのお尋ねがありました。  今回の同時多発テロ事件を受けて、国連安保理においては、今回のテロ事件を国際の平和及び安全に対する脅威であると認め、テロの実行者及び支援者等の処罰並びにテロ行為の防...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 月原議員にお答えいたします。  激励をいただき、感謝申し上げます。  国内のテロ・ゲリラ対策についてお尋ねがございました。  いわゆるテロ対策、ゲリラ対策、危機管理の一環でございますが、警察機関の警備体制を強化することによりまず一次的には対応...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○小泉内閣総理大臣 今回の米国で発生したテロに対しましては、これはアメリカ自身への攻撃にとどまらないで、全世界に大きな衝撃を与え、多くの国々も、これは米国に対する攻撃だけではない、みずからの国に対してもいずれ起こっても不思議ではない、また自由と平和と民主主義に対する卑劣な暴虐行為...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロに対する対応についてでありますが、私は基本的に、憲法解釈、今までの政府の見解を踏襲したい。その上で、現行法では対処できない場合がある。  テロというのはどこで起こるかわからない。テロを根絶させる、抑止させるということに対して、各国を含めて日本も支援...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革を進めていく中で、最近の経済情勢が悪化している、各経済指標も非常に厳しい数字が出てきております。  そこで、この改革をいかに促進するかという観点からも、今の経済情勢をどう判断するか。そしてテロを契機に、この経済情勢も世界的な関連を持ち、世界同時不況と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 狂牛病に関しましては、日本では起こり得ないと思っていたのが起こったわけでありますので、それに対する対策、対応が不十分であったということは、今議員御指摘のとおりだったと思います。  いわば、かなりの面において手抜かりがあったのではないか、そういう反省を踏まえま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、女でなくて男ですから、小泉流の方法しかないと思うのですが、これは改革なくして成長なし、これでいきます。
○小泉内閣総理大臣 今回のテロ事件発生以来、日米間におきましては、この事件の背景、そしてビンラーディンの関与等、いろいろ情報交換しております。先般アメリカを訪問しまして、ブッシュ大統領との会談の際にもかなりの詳しい状況を説明いただきました。  そういう累次の意見交換、情報交換の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今申し上げましたように、根拠等については、既に説明している分もあり、あるいはまた、今後説明、公表する面も出てくると思います。そういう状況を勘案しながら、日本としてもこれから、実際の対応活動、テロ根絶のため、テロ抑止のためにどういう行動をとるか、これをよく見守り...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロに対してアメリカがどういう具体的措置をとるかというのは、現在の状況ではまだ明らかにされておりません。しかし、現在、国連安全保障理事会決議一三六八号が今回のテロを国際の平和と安全に対する脅威と認めております。これを踏まえて、国際的なテロの防止及び根絶の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在アメリカは、ウサマ・ビンラーディンの身柄引き渡しを要求しております。そして、このテロ組織の壊滅、根絶を目指しております。事件の事柄を考えますと、一個人でできるものではございません。かなり大きな組織、綿密な計画、テロリストの訓練、そしてそれを支援する拠点がな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在考えておりますこのテロ対策の新法、簡単に申せばテロ対策特別措置法と言ってもいいと思うのでありますが、これについては、テロに対して、いかに根絶、抑止を目指すかというのが主目的であります。  そういう中で、アメリカを初め国際社会が具体的な行動に出た場合、結果...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の持てる国力をできるだけテロ防止のために、テロ根絶のために活用していきたいと考えておりますから、当然、自衛隊も入ります。  その際に、その自衛隊の活動というのは武力の行使に該当しないことが重要であります。同時に、もし、同意を得た自衛隊が派遣されて日本以外...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今議員御指摘のような点も十分参考にして、この新法で対応したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今の御質問ですが、アフガニスタンの難民支援活動について、既に、今外務大臣が答弁しましたように、日本に、必要な物資を早く届けてくれないかという要求が来ております。そこで、その準備作業を進めているところであります。これは現行法で対処できます。  そこで、アフガニ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今回の米国のテロ発生以来すぐ、危機管理対策等の情報収集あるいは対応は、日本政府としてはきちんと、しっかりと対処したつもりでございます。発表の点においていろいろ御批判もあるのも承知しておりますが、具体的な対応については、私は、万全の対応が、現在の法的範囲...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今年度予算が審議をいただき成立した四月時点と現在の状況は、全くさま変わりと言ってもいいぐらい変化しております。そういう中において、非常に今後の経済成長に対する各種経済指標は思わしくなく、先行き不透明な点等、ますます情勢についての悪化傾向も否定できないもろもろの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 税収面については後ほど財務大臣から答弁いただきますが、全体の、補正予算に対しての三十兆円枠がどうかという御質問でありますので私から答弁いたしますが、今年度は五十兆七千億円程度の税収があるのではないかという、そういう見通しのもとに、今二十八兆円程度の国債の発行を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 危機管理体制を強化しなきゃならないのは、これは当然なんですが、アメリカで起きたテロを見ると、もしああいうことが組織的に計画をされ、実行に移そうとするテロリスト、テロの組織があった場合に、果たして日本ですべて防げるのかというと、甚だ疑問に思わざるを得ない。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本質的な見直しをしなきゃならないから、私は、廃止、民営化を前提としてゼロベースで見直しなさいと言っているんです。そうでなかったら、役所は全部存続の理由を言ってきます。必要だからあるんだから今現在特殊法人は存在しているんだ、この理由ばかりですよ。改革がいかに難し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 都市、農村を問わず、都市、地方を問わず、道路をつくってくれという要望は強いです。恐らくほとんどの議員は、地方から、少しでもこういう道路をつくってほしいという陳情を受けているでしょう。  それは、やはり財源の問題を考えなきゃいかぬ。多くの利用しない国民が税で負...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何日目か勘定したことはありませんからわかりませんけれども、四月ですから、五カ月ぐらいたったんでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 私は、改革なくして成長なしの手段として、今、十四年度予算については、国債発行枠三十兆円の目標のもとにあらゆる見直しをして改革を進めていくという方針で、今準備を進めております。  靖国神社につきましては、十五日参拝を十三日に前倒ししましたけれども、これについて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 直接お話ししたことは、就任後、金大中大統領とは、電話会談はいたしましたけれども、テロ問題についてはまだお話ししてはおりません。状況が許せば、近いうちにできるだけ意見交換をしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 まず、戦争といいますと想起されるのは、思い出されるのは、国と国との戦いですね。しかし、今回、国とは言えない。これは極めて異例の形の戦争状態である。しかも、民間人を多く巻き込む。しかも、武器でない民間の飛行機が武器になってしまう。しかも、この犯罪行為の当事者の姿...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極めて大事な問題でありまして、テロに対しまして日本がどう対応するか。  今回私が考えております、近いうちに法案を提出して御審議をいただく内容、趣旨に関しましても、まず、テロ根絶のための、テロ防止のための対応に必要な法的措置をとらなきゃいかぬという観点から、国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは誤解をしていただかないようによく注意して聞いていただきたいんですが、日本は武力行使をしないんですよ。個別自衛権、集団自衛権の問題は、武力行使をする場合のことでしょう。そこを誤解しないでいただきたい。  日本は武力行使をしません。テロ根絶、テロ抑止のため...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、アメリカは、個別自衛権を発動して武力行使も辞さないということでやっているわけです。NATO諸国もそうです。イギリスもそうです。  日本は、武力行使をしないと言っているんですよ。国際協調の観点から、テロ行為を根絶するために、防止するために、できるだけの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米安保条約は、日本の安全を確保するために必要不可欠なものだと思っております。日本に攻撃があった場合は、アメリカは日本を守るために、あらゆる手段、武力行使も含めて日本を守る。日本は、アメリカが攻撃されても、アメリカに対して武力等の支援はしないけれども、基地を提...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 断っておきますが、私は、何もしていないという強迫観念なんかにとらわれていることは一つもありませんよ。あなた自身がそう言っているんでしょう、私が強迫観念にとらわれていると。だから、そういうことは誤解だから、私はやめていただきたい。私は、何もしていないから何かしな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 文字どおり解釈すれば、ショーは見せろでしょう、フラッグは旗でしょう、旗を見せてくださいということじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 それは、私はショー・ザ・フラッグについてどういう意味かということは一言も言っていませんけれども、いろいろ報道とかいろいろな人が言っているのは耳にしております。また、新聞等で読んでおります。いろいろな人の解釈はさまざまでありますけれども、日本も協力してくれという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、ショー・ザ・フラッグというのは日本に協力してくれというような意味に解釈しております。  そこで、私はもう早くから、今回のテロ行為に対するアメリカの被害状況あるいは無差別殺人というような強い憤りを共有しておりますから、断固として、毅然としてテロ根絶にあら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 情報収集と情報交換、そして情報管理というのは極めて重要なことでありまして、今、田中外務大臣も反省しておられるように、お互い、情報交換する場合においても秘密は守らなきゃならない。そして、そうした信頼関係を前提にいろいろ意見交換できるように、今回のことをよく大臣も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現行法で現在のテロ発生以後の事態についてできるだけのことはやっていきたいと思っております。また、中国、韓国の首脳の方々とも、状況が許せば、できるだけ早い機会にじかにお目にかかって意見交換をしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 来年のことについては、来年状況を見て考えたいと思っております。  また、今、平和の祈りあるいは戦没者に対する慰霊、そういう施設に対しましては、靖国にかわるような施設は考えておりません、靖国は靖国神社として存在しているわけですから。日本国として、何か新しい施設...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、常にきちんとした立場を説明しているつもりであります。靖国神社に参拝したことも、二度と戦争を起こしてはならない、心ならずも戦場に行って命を落とした方々に対して心からの哀悼と感謝の念、敬意の念をささげたいという気持ちで靖国神社に参拝した。決して戦争を美化した...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、専門家が今調査している段階である。私は、諫早湾の状況について専門家ではございません。どういう形でノリの問題に影響があるか、また干拓事業が必要かというのは現地の皆さんが一番よく知っている、また専門家の皆さんが一番よく知っているわけです。  そういう中で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど国土交通大臣から答弁させますが、これは十四年度予算編成の問題なんですよ。これについて今歳出の徹底的な見直しを進めているのであって、これから具体策を考えるのは国土交通省。私が全部各省庁やるわけにいきませんから、方針を明示して、むだな部分がないか、必要でない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく見てくださいよ。今、十三年度ですよ。十四年度中に措置する案と……(菅(直)委員「十五年以降です」と呼ぶ)十四年度、十四年度中に分けているわけですよ。(菅(直)委員「その下に十五年度以降の措置も書いてあるじゃないですか」と呼ぶ)十四年度から十五年度に実施しま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、民営化ないしは廃止検討を指示して以来、いろいろな案が出てきています。今、菅議員が言われたような案も出てきております。そして、国土交通省からはまた別の案も出てきております。今後、自民党、与党からも案が出てくると思います。その中で最終的にどれがいいかということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、選挙制度改革について与党で議論を重ねていることは承知しておりまして、特に自由党と公明党と自民党の連立の時代から、この選挙制度改革については議論があったことは承知をしております。そして、先日、一部を複数区にするというような案も議論されていることも承知しており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはブッシュ大統領から提起されたわけではありません。私は、日本経済の再生を図るために、先般来主張しております不良債権を二、三年以内に処理するというこの方針は堅持している。決してこの方針を緩めたわけでもないし、いいかげんにしているわけではない。日本経済の大きな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 仙谷委員の御指摘、もっともな点、多いと思うんですよ。信用されていないんですよ。だから私は、方針はわかっているんだ、何でこんなに信用されていないのかと、もっと信用されるような体制をとれということを今口やかましく言っているところなんです。それで、方針は方針として、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 市場がどうも、今のやり方で本当に不良債権処理が二、三年以内に最終処理されるんだろうかという点に疑念を抱いているんですね。  それで、柳澤担当大臣もきちんと説明しているんですが、説明が誤解される場合がある。それを誤解されないように、よく説明も大事ではないか。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、言葉じりをとるわけじゃありませんが、信用されていないというよりも、より正確に言えば、疑念を持たれているというのかな、はっきり言うと。この疑念を解消するための具体的措置、経営者の態度、銀行の審査体制、これに甘さがあるんじゃないか。もっと今の現行法でも、人に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 仙谷委員の言うことはもっともだと私も思っております。  柳澤大臣も、言葉を慎重に選んで、恐らく仙谷委員の持っておられる憂いを共有していると思います。それができないところに問題があるんじゃないかと。こういう甘い査定あるいは責任感のなさ、こういうことに対して、も...全文を見る
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 今の仙谷委員のお話をずっと聞いておりますと、なかなか両論があって難しい状況はよくわかってくると思うんです。  不良債権、このままじゃちっとも進まないぞ、何とかしろという一方では声がある。市場機能がよく働いていない、その市場機能をうまく働かせるのが政府の役割じ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロは、だれもが想像し得なかったこと、また信じられないようなことが現実として起こったわけであります。そこで、長期的にはテロが発生する根本理由にもっと目を向けろという意見は、私も理解できます。これには中東の和平問題があるんじゃないか、あるいは貧困の問題があ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、米軍が、米国がこのテロ根絶のためにどういう具体的行動をとるかということについては、まだ明らかにはなっておりません。ともかく、米軍も米国も、あらゆる手段を講じてテロ根絶のために、防止のために闘うと宣言しております。  しかしながら、私とブッシュ大統領との...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日本の持てる機能をできるだけ活用して、テロ根絶のために責任を果たしたいと思っております。日本の持てる機能、能力、自衛隊も重要な日本の財産であります。機能、装備、能力、すばらしい面があると思います。一般、民間ではない、一般関係省庁、自衛隊以外の省庁ではない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 足らざるところは防衛庁長官に後ほど答弁いただきますが、私は、自衛隊の活躍する分野というのは、武力行使をしないという前提の中で、かなりあると思います。  例えばきょう、アフガニスタンの難民支援のために、かねてから難民高等弁務官事務所から、できるだけ物資を送って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊を海外に派遣するということについては、これが武力行使ではないということを明らかにする必要があるし、他国に警戒心を持たれないようにする努力も必要だと思います。  そういう面において、現行法でできることと、あるいは現行法でできなくてなおかつ武力行使でない、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロ根絶のために米軍初め関係各国が協力して軍事行動を起こすという可能性も否定できない。そういう際に、日本は、武力行使はしませんけれども、そういう支援活動、自衛隊がやるべきことはやっていきたい。  どういう地域に派遣するか、インド洋になるのかどうかというのはま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 新しい事態に対応するための新法を予定しているのです。現行法上では対応できないから新法を制定するのです。日ごろから用意しろという要求にかなっている対応を今政府はしようとしているのです。現行法で解釈は無理があるじゃないかという声は多いじゃないですか。だからこそ、し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今のところは言っていないと。一部のマスコミは、もう出すとか決まったとか勝手なことを報道していますけれども、そんな事実は全くありません。しかし、将来どういう事態が起こるかわからない、その際には派遣できるように新法をつくりましょう、しかし武力行使はしませんよという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今出していませんから。将来どういう事態が、わかりませんし、米軍なり関係各国がどういう軍事的行動をとるかもわかっていない状況で、今ああしろこうしろと言われてもこれは答弁しようがないし、現在あたかも出しているかのような御質問ですけれども、出していないんです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の新法の趣旨は、テロにどのように対応するか、そういう法律であります。個別自衛権とか集団自衛権、武力行使しないんですから、そういう問題じゃないんですよ。テロ根絶のために、テロ防止のために世界各国が取り組む、その際にどういう協力をする必要があるか、そういう法律...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、本来、非武装中立という旧社会党の観念からいえば、そういう、自衛隊は絶対海外へ出しちゃいかぬという理論になってくるのでしょうが、時代の変遷によって、今はPKO、平和協力活動、かつては絶対自衛隊は海外へ出しちゃいかぬという活動にも、平和維持活動なら出しても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大分見解の相違があるようですが、今回は、国連の安全保障理事会は、国連憲章の原則と目的を再確認し、テロリスト活動によって引き起こされた国際の平和及び安全に対する脅威に対してあらゆる手段を用いて闘うことを決意し、憲章に従って個別的または集団的自衛の固有の権利を認識...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自衛隊だけの活動じゃないということを御理解いただきたい。今、自衛隊、自衛隊と言いますけれども、自衛隊の活動は一部であります。日本は、外交努力もあります。経済面もあります。あるいはテロ資金凍結の問題もあります。そういうことは今までもやってきましたし、これからもや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど外務大臣からも答弁いたしますが、これは外務省と綿密な連絡をとっております。  また、国会と相談しなければならない。国会が全部自由に行っていいよと言えばいろいろ行ける場合もありますけれども、国会の中では、大臣が出席しないとまずいという場合は、やはりそうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中東は、日本のエネルギー供給を考えても大変重要な地域でございます。  また、今のお話にありますように、今回のテロとの対決は、たとえテロリストがイスラム教徒であろうとアラブ人であろうと、アラブとの対決でもないしイスラム教徒との対決でもないということは、もう再三...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今のお話の点については、同感であります。
○小泉内閣総理大臣 雇用対策というのは、失業せざるを得ない方に対する対策と、それと、新たに失業を起こさせない、雇用をつくるという両面が大切だと思っております。今回、そういう両面に配慮した対策を打っていこうというのが我々の趣旨でありまして、これについていろいろ御意見がありますが、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 結論から申し上げますと、アメリカ型でもヨーロッパ型でもなく日本型である。アメリカのよさもヨーロッパのよさも取り入れていくのが、日本独自のいいものが出てくるのじゃないか。  日本というのは、明治以来非常に、新しいものを受け入れるということに対して、一たび決する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 簡単にゼロを一つつけてと言いますけれども、これはもう兆単位になっちゃいますので。気持ちはよくわかりますよ。  私があの五月の所信表明で言ったのも、米百俵は痛みに耐えてと。痛みに耐えてばかり皆さん言いますけれども、そうじゃないんですよ。痛みに耐えて、あすをよく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は全く聞いておりません。どういう形で報道されたのか、報道によってこういううわさが流れているということですが、恐らく外務大臣もその報道を見たんでしょう、すぐ否定されています。だから、何でこういううわさが出るのかね、それが不思議でしようがないんですよ。だから、外...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中井議員はもうすべてわかった上での御質問だと思うんですが、今までの自衛隊論争、憲法論争、あるいは湾岸戦争以来の議論を聞いていますと、本当にこれ、技術論、法律論、この議論を聞いたら外国がどう思うかと思うと、ちょっとおかしいんじゃないかという議論を、この三十年近く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、総理になる前から言ったのです。集団的自衛権の行使を認めるのだったらば憲法を改正した方がいいと。今、状況を考えて、憲法を改正するような状況じゃないですよ。その中でいろいろ知恵を出して、憲法の前文と憲法九条の間のすき間、あいまいな点があるところを、どうやって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 湾岸戦争のときは今と違うんです。それはイラクとクウェートの戦争だったんです。アメリカは関係ないんですよ。だからこそアメリカは国連決議をしようとしたんです。クウェートが侵略された、クウェートを救うために自国の青年の血を流さなきゃいけない。関係ない、しかし世界の平...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘のとおりであって、まさに有事対応体制といいますか、危機管理体制、これは日本で欠けている面がかなりあると思います。そういう面において、平時から有事に備えるというような体制をとるということは極めて重要なことであると認識しております。
○小泉内閣総理大臣 どういう被害状況か、私は今、定かに把握しておりません。また、台湾からどういうような要請が来ているか、あるいは人道的支援で日本がどういうことを今やっているか、詳しく把握していませんので、研究してみたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 後ほど柳澤担当大臣にもお話しいただきますが、まず、不良債権は、ゼロになるというのは無理なんですよ。最終処理というと、ゼロになるんだと思っている人もおられる。そうじゃない。最終的には、たしか四%以下かな。そういう問題がありますから、変えたわけじゃない。てきぱきと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国家公務員、地方公務員がなぜ政治的中立の立場をとらなければならないかという認識が欠けていた、そういう点において極めて遺憾な今回の選挙違反行為だったと思います。そういう点において、これは捜査の全容解明を待って適切な判断がなされなければならない、そして、選挙運動の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、公務員が選挙運動をしてもおかしくないと思っている議員も結構いるんですよね。(達増委員「自民党には」と呼ぶ)与野党ともに。だから、そういう点において、厳しくこういう点については認識を改めなきゃならない、これも大事であります。  そして今後、国民の間にも、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、二度と起こらないような再発防止策、厳にあり方を反省しなきゃならない問題であって、今後の実際の行動で、このようなことが起こらないように対処していく必要があると私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ構造の改革はあります。政策の議論の仕方、今私たちも進めております行政構造の改革とか一般経済構造の改革、いろいろあると思います。そういう中において、政策の論議のあり方、選挙運動のあり方、いろいろ政治構造の改革は各般にわたっていくと思います。あるいは一票の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ政治構造の改革として、私は、首相公選制も政治構造の改革だと思っていますね。これも政治構造の大改革ですよ。だからこそ、これは懇談会を立ち上げて、一年程度で一つの具体案を提示してもらおうと。一票の格差是正も、これは政治構造の改革です。今言ったような、公務員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロによって罪なき市民が多数犠牲になっているわけです。それに対して、テロを根絶しなきゃならないということで、米国を初め、これは自国だけの問題ではない、全世界一緒に立ち上がろうという中で、日本もテロ根絶、防止のために主体的に、積極的に取り組もうとしているわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できるだけ犠牲を出さないように犯人を捕らえる、テロリストを撲滅する、私は当然のことだと思いますよ。
○小泉内閣総理大臣 そう悪意にとれば言いますけれども、いや、いろいろな職務につく場合は犠牲を問わず職務につきますという方もいますよ。犠牲を望んでいるのかといえば、みんな望みませんよ、そんな。できるだけ犠牲を出さないような方法を考える、私は当然だと思いますよ。
○小泉内閣総理大臣 アメリカばかり批判しますけれども、実際テロを起こしたのはだれなんですか、多くの市民を犠牲にさせたのは。だから、タリバン政権がかくまっている、容疑者であるウサマ・ビンラーディンを引き渡せ、身柄を引き渡せというのに、応じないんでしょう。どうしてテロリストに対してあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 可能性は否定できません。
○小泉内閣総理大臣 既にテロ行為によって六千人以上の犠牲者が出ているんですよ。しかも無実の、軍人でもない、戦闘行為に参加している者でもない、全く戦争とは関係のない市民が六千人以上命を落としているわけですよ。それに対してどう対応するか、話し合いに応じないテロリストたちに対してどう対...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今までのブッシュ大統領との会談、そして各国との意見交換、情報交換、外務省当局等の情報交換を総合して、ウサマ・ビンラーディンがこの事件に深く関与しているという認識は私も持っておりますし、内閣としても持っております。
○小泉内閣総理大臣 総合的に勘案して、説得力あるような状況だなと考えております。
○小泉内閣総理大臣 今の段階で、どれが証拠でどれが証拠でないかと言うことは、差し控えさせていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 既に一九九八年ですか、ケニア、タンザニアのテロ爆破事件によって、国連でウサマ・ビンラーディンの身柄の引き渡しを要求する決議を採決していますよ。出てこない、相手は。出てくればいいですよ。出てこないのですよ、何度言っても。あなたが、出てきなさい、共産党が寄ってたか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、説得力ある説明が必要だ、証拠が必要だということは日本政府としても要求しておりますし、世界各国も要求しているし、アメリカも提示している。そして多くの国が、説得力ある証拠であると今共有の認識を深めているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 これは日本に対して私は要求しているわけであります。アメリカは個別自衛権で戦おうと言っているんですから。その中で国連の安保理は、このテロの根絶に対して、アメリカが個別自衛権を有している、戦うということを国連安保理決議で採択しているわけですから、それに対して今世界...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基本的に違いますね。犠牲をできるだけ少なくする。何もしなかったらテロによる犠牲は起こらないんですか。何にもしなくても六千人以上の人が亡くなっているんですよ。このまま放置していたら、アメリカだけじゃない、テロリストは、アメリカが敵だ、アメリカ人を殺すと言って、あ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 武力行使しないでテロリストの組織を壊滅できれば、こんないいことはないです。あらゆる手段を講じてテロ根絶のために立ち上がろうとしているので、既にアメリカは個別自衛権を発動して、国連安保理決議でそれを認めて、各国協力しようとしているんです。私は、そういう中で主体的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ルールを尊重しながらも、国際社会と協力した方がいいのか、協力しない方がいいのか、テロ根絶のために。私はアメリカの個別自衛権を認めています。安保理の決議も認めています。国際社会が立ち上がろう、それも認めております。そういう中で、日本が国際協調のもとでテロ根絶のた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう努力も必要だと思いますが、過去やってきて、身柄引き渡し要求をしても本人が出てこなかった、タリバンも引き渡さなかった。そういううちに、ケニアとタンザニアの大使館だけでなく、アメリカ本土に対するああいう悲惨な犠牲者を出したわけです。このままの状況だったらも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までのテロ撲滅、テロ防止のための国連の決議を積み重ねてきたのを無視して壊滅させたのがテロリストじゃないですか。何度決議したんですか、テロのために。全部無視して今回の事件でしょう。このままだったら、どこまで世界に広がるかわからない。  今までだったら、日本は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきりしているんですよ、これは。まず、武力行使はしない。仮にどういう事態がこれから起こるかわかりませんが、このテロ撲滅のためにアメリカ初め関係国が戦闘行為に出た場合、日本としては、戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、無限定といえば無限定ですよ、どこで戦闘が行われているかわからないんだから。ただし、限定しているといえば限定しているのですよ。言葉のあやで、ここがちょっとややこしいかもしれないけれども。  というのは、なぜ無限定かというと、どこで戦闘行為が行われるかわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 長い間続いてきた制度も大分有効に機能しなくなってきた、そこで、行政構造にしても経済構造にしても、仕組みを変えていかなきゃならない、いわゆる改革なくして成長なしということで、今、大胆な改革に取り組もうとしておりますが、その過程で生じる痛みをいかに和らげるかという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この医療の問題は、私が四年前厚生大臣をしたときからの大きな課題でありまして、若い人にどの程度の適正な負担をいただければ、老いも若きもこの医療の重要性を理解していただくか、医療保険制度を維持していくことができるかということで、利害団体にとらわれないで、あるべき改...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 仮定の話ですが、あらゆる手段を講じてテロ根絶の闘いをしていくというアメリカの決意は、断固たるものがあると感じております。しかし、そのアメリカでさえも、できるだけ犠牲は少なくしよう、ましてや核兵器を使おうということは考えてはいないのではないかと私は思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカはそういうことを言いませんよ。また、私が今言ってもどうにもならない。日本は武力行使しないんですから。戦闘行為には参加しないんですから。
○小泉内閣総理大臣 日本は、日本の国力に応じて、できるだけの機能を活用したいと思います。そして、民間機もこれから、必要なら行ってもらいます。協力を求めます。自衛隊ができることをやっちゃいけない理由はないと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、民間の方が行ってもいいし、自衛隊の方が行ってもいいと。できるだけ、きょうはこの予算委員会が十二時に終わって、お昼に難民高等弁務官の代表の方が官邸に見えて、非常に喜んでいましたよ、自衛隊が物資輸送すると。ほかの国が来ていますか、まだ来ていませんと。自衛隊の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 行ったことはございません。
○小泉内閣総理大臣 武力を行使しない、定義は法律家に任せた方がいいんじゃないですか。武力行使はしない。これは、自衛隊が戦闘行為に参加しない、これが武力行使をしないんです。
○小泉内閣総理大臣 今のお話を聞いて、昔の安保論議を思い出しました。基地を提供することによって日本は戦争に巻き込まれる、自衛隊が参加することによって逆に攻撃の対象になるのではないか、そういう議論ですよね。  ところが、難民キャンプ等においても、ある場合においては、よその国の軍隊...全文を見る
10月09日第153回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日未明、米国及び英国は、アフガニスタンにおけるアルカイーダのテロリスト訓練施設及びタリバンの軍事施設に対する攻撃を開始しました。  既に繰り返し表明しているとおり、米国で発生した今回のテロは、米国のみならず、国際社会の自由と平和、民主主義に対す...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日未明、米国及び英国は、アフガニスタンにおけるアルカイーダのテロリスト訓練施設及びタリバンの軍事施設に対する攻撃を開始しました。  既に繰り返し表明しているとおり、米国で発生した今回のテロは、米国のみならず国際社会の自由と平和、民主主義に対する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、官房長官が述べたとおりでございますが、ブッシュ大統領からは、米国、英国がビンラーディン容疑者をかくまっているタリバン等の施設を攻撃した、そしてこれは正義と悪の戦いである、日本の支援、協力に感謝している、今後緊密に連携をとりながら協力していきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 随分質問項目があって、メモしておけばよかったかなと思ったんですが、漏れたらまた後で指摘願います。  中国との、朱鎔基総理、江沢民主席との会談におきましては、アメリカのこのテロに対する対応については、江沢民主席からは、できるだけ対象を正確に絞って無...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の海外派遣については、私としては、日本としてできるだけのことをやりたい、自衛隊が派遣されても武力行使はしないと。そのほか、経済協力、難民支援、あるいはテロリストの資金源を遮断する、凍結する、あるいは医療活動、物資輸送活動、自衛隊の派遣以外にで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の最大の目的は日中友好の前進を図ることであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず日中友好の前進を図ること。テロ社会、テロ攻撃に対して世界が一致協力していくことの重要性。これが主眼であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中国は、首脳の方々は大人でしてね、そう具体的なことははっきりとは言いませんね。非常に穏やかに私を温かく歓迎したいと。過去の歴史から、日本が軍国主義の復活のような道を歩まないでほしいとか、そういう穏やかな雰囲気の中で詰問調のことはなかったですね。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロ撲滅・抑止対策においてはいろんな方法があると思います。また、各省庁絡んでまいります。その中でも、今国際社会が力を入れている一つにテロ資産、テロ資金、どうやって凍結していくか、管理していくか。  これについて、今我が国におきましても、関係省庁、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 早急に取り組んでいるんです。しかし、資金として、これが麻薬資金だと、不明瞭な資金だと、どのような資金だと把握するのに実に難しいんです。  そういうことで、各省庁が連携をとりながら、果たしてこれがタリバンの資金だろうか、ウサマ・ビンラーディンの資金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の新法案は、九月十一日に発生したテロに対する対応の措置でございます。  これについて今御審議をいただくわけでありますので、その審議そのものが、二年たったらばという時限的になっておりますし、この事態が解消されれば自然的にこの法案はなくなるわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのような意見があるということは承知しております。そういう国会の議論を踏まえて基本計画を練って政府がやるんですから。  私は、国会の中で過半数以上の支援を得て賛同を得ないとこの法案は通らないわけですから、私は、そういう議論を踏まえて政府が措置をと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊が武力をもって攻撃する、武器をもって攻撃するということでしょうね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法的な定義については専門家に任せますが、政治論として、政治家として武力行使といえば、軍隊が武器をもって攻撃するということでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の世の中、テロ攻撃を受ければだれだってある程度の犠牲を覚悟しなきゃならない、そういうことであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロというのはいつどこで起こるかわかりませんから、自衛隊員のみならず、難民支援に出ている民間人でも犠牲が出る場合があるでしょう。あるいは新聞記者でも報道ジャーナリストでも、危険、命を冒さなきゃならない面もあるでしょう。そういう面においては、自衛の措...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはある程度の犠牲を覚悟して皆さん行っていただけるわけですね、協力していただく方。それは自衛隊を問わず、NGOを問わず、一般市民問わず、きつい、苦しい、ある面においては汚いと言われるような仕事に献身的に取り組んでいる方ばかりであります。  自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 求人数と求職数が合わないというのは、その職種に対して必要な人材が足りないという場合は求人数が多くてもそこには行かない。ミスマッチと言うんですかね、なかなか、こういう人材が欲しいなと思っているところにその適した人材が来ない、あるいはこういう職につきた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、かねがね思っているんですよ。最近は、本会議の質問に政治家の答弁よりも役人が答えたような質問の方が多過ぎるんじゃないかなと。だれがとか具体的に言いませんよ。本会議でやる質問と委員会でやる質問が本当に同じであっていいんだろうかと。政治家も考えても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう質問だったらお答えできますよ。  ただ、全部見てごらんなさい。何十問も質問、そして、一問一答ならできますよ、一問一答じゃないんですよね。もうよく、恐らく答弁する立場になればわかると思うんですよ。もうどれも抜かしちゃいけないとなれば、間違い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、議員はそれぞれいろんな考えがあります、候補者は考えがあります。  私の主張に反対した議員でも、私は、自民党公認で当選してくれば小泉総裁のもとで、違う意見があっても最終的には政党というのは多数意見に従いますから、私の方向に賛成してくれるなと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あのときは確かにそういう答弁をしました。そして、その後に協力してくれという意味じゃないですかと。文字どおり訳すれば、ショーは見せるですから、フラッグは旗ですから、旗を見せなさいということは協力してください、協力してくれという意味じゃないですかという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 旗幟を鮮明にしてくれ、協力してくれというのは日本が考えることであって、それは、どこに行くかは日本で考えればいいことだと思うのであります。  だから、旗幟を鮮明にしてくれというのも確かにショー・ザ・フラッグの意味に含まれるでしょう。私はむしろ、どっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、じかには聞いていませんし、新聞で知っただけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、ショー・ザ・フロッグというのが特に新聞報道で──フロッグじゃない、フロッグじゃない、カエルじゃなくて旗、フラッグね。ショー・ザ・フラッグという言葉が新聞でいろいろ出て、当然、情報交換の中ではそういう話が出ているというのはありますよ。しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、アメリカの高官であろうが高官でない方であろうが、直接会って、もちろん大統領からもショー・ザ・フラッグなんというのはじかに聞いたことはございません。たとえショー・ザ・フラッグという言葉を私が聞いていなくても、今まで一言も発せられなくても、このテ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは大橋議員がそう思うのであって、私は日本ができることをやりたいと。何をやらないか、やらなきゃならないかと。国際協調の中でこのテロ撲滅に対して、テロ抑止に関して何をやればいいかと。ショー・ザ・フラッグという言葉があるからあれをやる、これをやるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 非常に難しいと思います。だからこそ、この問題については冷静に忍耐強く長期的な戦いを覚悟しなきゃならない。ブッシュ大統領も言っているように、私もこれは非常に難しい課題でもやり抜かなきゃならない、その根絶のための努力は続けていかなきゃならないと思ってお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は常に国際社会の中であるいは国連の中で、貧困撲滅、日本の国力に応じて努力してきているわけですね。G7の会合でもあるいはロシアが参加するG8の会合でも、これはある面におきましては金持ちの集まりじゃないかという批判を浴びながらも、いや、このG7の会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アタック・オン・ワン・イズ・アタック・オン・オールという、一人に対する攻撃は万人に対する攻撃である、あるいは一国に対する攻撃はすべてに対する攻撃であると。これは、米国に対する攻撃というのは世界人類に対する攻撃であると受けとめるべきだと、今回のテロは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あのときはたしか、ニューヨークの現場、テロの現場を視察して、そしてニューヨーク州知事のパタキ知事とニューヨーク市のジュリアーニ市長と一緒に懇談をして、これから会見するんだから一緒に来いと、行こうということで一緒に歩いていったんですよ。  そこで、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の理解を超えますね。  その戦時中の日本の若き特攻隊員たちは、これは戦争のために、しかも軍用機を使って、行きたくないけれども行かざるを得なかったという無念の気持ちもたくさんあったと思います。そして、目指すところが相手も軍の施設ですね。ところが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、あの事故が起こる前はこんな事故が起こるとは夢にも思いませんでした。しかし、終わってから、たしかだれかがこういうのを似たようなことを小説にしているよというのを見せられました。そういうことで、今ではああいうことを予測できたんじゃないかという方もお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは何回もお答えいたしておりますように、私は今日の日本の平和と繁栄というのは、あの戦争で心ならずも命を失わざるを得なかった、戦場で命を落とさなきゃならなかった人たちの犠牲の上に成り立っているのではないかと。そして、二度とあのようなむごい戦争を起こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何日にだれに電話したかというのは覚えておりませんけれども、いろいろ支援者に対して支援要請をした、電話したことは覚えております。また、遺族会の皆さんには、私は靖国神社に参拝しますというようなことを言ったことも事実でございます。しかし、何月何日、だれに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は別にお礼のためにお参りするということじゃなくて、もとから持っている気持ちを表明したわけでありまして、支援者のために靖国神社に参拝するという、そういう気持ちではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう気持ちであったということは事実でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 遺族会関係者に電話をしたことは事実でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 選挙をやってみられるとわかると思うんですが……(「マイク、マイク」と呼ぶ者あり)マイク入っているの。入った入った。  選挙をやってみるとわかると思うんですが、選挙というのはいろんな方が出るんですよ。強大な全国的な組織から応援される方、あるいは小さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう一定の場所にしかポスターが張れないというのも一つの公平な方法でしょう。あるいは、勝手に自分で張りなさいと、枚数の制限をやれというのも一つの方法でしょう。幾つかの、演説会を勝手に決められるよりも好きなだけやりたい人がいいというのもたくさんいま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうですね、機会均等、これは大変大事な原則だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは最終的には選挙民が決めることであって、私は、制度というよりも有権者の意思がそう決めるんだから、そこまで制限する必要ないんじゃないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 子供のころといいますか、私が小学生のころ、もっと冬というのは雪が降りましたよね。最近余り雪が降らなくなった。降ったとしても積もらない。そういう点も、だんだん寒くなくなってきたのかなという感じもあるし、夏の暑さ、ことしは特に非常に暑かったですよね。随...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題では、何とかアメリカの協力を取りつけることが温暖化防止に最も効果的な方法だと考えて、懸命に説得しております。  特に川口環境大臣に、いずれ答弁していただきますが、あの七月、サミット前後での世界各国との協議、もう徹夜に徹夜に次ぐ協議、何とか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは六月で終わった通常国会でも同じような質問が出て、同じような答弁をしたんですよ。あのとき七月がデッドラインと言っていました、みんな。デッドラインになっていないでしょう。最後の最後まで発効に向けて努力する、実にすさまじい駆け引きをやっています。E...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは全く新しい事態に国際社会が協力してテロ根絶、防止に当たろうとする、これはできるだけ日本の国力を最大限生かして協力したい。そのことが日本の国際社会の中で責任を果たす一つの大きなゆえんであるということからやっております。別に拙速ということじゃあり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロの対応はいろんな各方面にわたっております。そういう点について一つ一つ点検しながら、必要な措置に向けて適切な対応をとらなきゃいかぬと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的な指標はともかく、政府から余り保護の恩恵を受けていないとか規制の恩恵を受けていないところの方が変化に見事に対応していますね。保護する、あるいは補助金を出すにはそれなりの理由があるんですが、そういう分野においての世界、グローバル化時代になります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それもケース・バイ・ケースで、完全な市場経済というのはないと思うんです。あるときには政府が介入しなきゃならない場合もある。社会保障なんかのは市場経済にはなじまない部分が随分ありますから、ある程度規制で保護しなきゃならない面もあるでしょう。しかし、同...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう具体的な質問ならある程度具体的に答えられますよ。  それは、みんな一般の人が見れば、公務員というのは恵まれているな、失業のおそれもないし安定しているし、おれたちは一生懸命努力しているのにいつ首を切られるかわからない、公務員はおくれず、休ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の改革は、税金を使っている部分、補助金をもらっている部分、規制の恩恵を受けている部分が一番構造改革がおくれている、だから行政改革。役所の仕事、民間でできるものはないか。民間にやった方がいい、地方にできることはないのか。地方にやった方がいい、行政改...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 税金はこれは有効に使うように今徹底した見直しを進めていますし、これから、改革なくして成長なし、構造改革をどうやって進めていくか。私は別に構造改革が目的じゃないんですよ。経済再生のために今やらなきゃならない改革をやっている。そして、それが未曾有の、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 改革なくして成長なしという私の方針というのは、大方の国民から参議院選挙においても支持を受けたと思っております。そういう面において、改革の手を緩めるわけにはいかない。  今、思いも寄らないテロが発生し、このテロにどう対応するかということが世界で問わ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、テロが発生していなければ、この国会は大方の皆さんは雇用対策国会と言われるのではないかと思っておりました。今回、こういうテロが発生して以来、経済も日本のみならず世界的に大変大きな悪影響を受けております。  そういう中で、私自身、補正予算を組む...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かなり広範にわたって支援体制を組んでおります。経済面の支援、あるいは金融関係のテロリストに対する資金管理、あるいは難民の支援、全部読み上げましょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いいですか。  大体、自衛隊の派遣も含めまして、できるだけのことをしようと、国際社会の一員として。特に日本は外交関係におきましても、アラブ諸国あるいは難民支援に対しては今までの経験、現にきょうあたりもうパキスタンのイスラマバードに着いているころか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このウサマ・ビンラーディン容疑者に対する容疑事実とか、あるいはその背景にあるタリバン、こういう問題については過去の幾つかのテロ事件、既に起こったテロ事件と、そして九月十一日、ニューヨークで起こったテロ事件以来さまざまな情報交換をしております。そして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中国と日本との二国間関係は大変重要でありまして、日中友好発展というものは両国にとっていいことのみならず、アジア全体にとっても世界の安定のためにも大変重要な二国間関係だと思います。  そういう観点から、来年は日中国交正常化三十年を迎えます。日本年、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのように理解していただいて結構でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロに対しては、日本の持てる力を発揮して国際社会の一員としての責任を果たしたいということから、経済面の支援あるいは人道的な支援、金融面の支援、難民に対する支援、さらに自衛隊による支援、いろいろあるわけであります。  現に、現時点におきましても、財...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで想定していなかったテロ攻撃に対してどうやって立ち向かうかということでありまして、まず日本ができるだけのことをやろうと、主体的に積極的に取り組むということが大前提であります。そして、このアメリカにおけるテロ攻撃というのはアメリカに対する攻撃であ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は武力行使をしない、戦闘行為に参加しない、その範囲内で何ができるかということを今考えているわけであります。  何回も言うようでありますが、御理解をいただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで、五十兆円程度の税収が上がってくるであろう、アメリカの景気も回復してくるであろうと、そういう状況のもとでいろいろ補正予算も、また来年度予算も見直しを進めてまいりました。  状況、こういうテロの発生も予想しない状況でございます。さらに、予想さ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は、私が四年前に厚生大臣を担当していたとき以来の課題であります。  患者負担一割から二割とか、あるいは二割から三割とかいう話が出ますと、すぐ新聞報道ではその患者負担ばかり取り上げるんですよ。ほかの診療報酬とか医療提供体制の改革をやっても取...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは憲法の範囲内で何ができるかということを考える新法なんですよ、今提出しているのは。そして、自衛隊についても今までにない任務をする場合には新しい法的な措置が必要であろうということで、やはり海外に出て活躍してもらうためにはしっかりとした法が、裏づけ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先月の末に三宅島を視察いたしましたけれども、まだ有毒ガスも出ているようですし、そして実際に土砂で埋まった家々等を拝見しますと、この復旧事業は大変時間がかかるなと思いました。その中でも何とか復旧しようという意欲を持って作業をしている方々たちもおられま...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石破議員にお答えいたします。  まず、審議促進に対する御協力、激励に感謝申し上げます。  米国及び英国の行動は自衛権の行使ではないかというお尋ねです。  今回の米国及び英国の行動は、国連憲章第五十一条に基づく個別的及び集団的自衛権の行使として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 伊藤議員にお答えいたします。  今回の事態に対応するための外交上の努力に関するお尋ねがございました。  当然に、日本としても、非軍事的な貢献が必要でございます。米国を含む関係国と緊密に連絡をとり合うとともに、テロへの対応の国際的連帯を強化するた...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 末松議員にお答えいたします。  邦人のテロ犠牲者の御家族に対する国家補償についてでありますが、本件テロ事件について国家が補償する制度は、現在、存在しておりません。  武力攻撃後のアフガニスタン復興支援についてのお尋ねであります。  我が国は、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田端議員にお答えいたします。  本法案審議促進に対する御協力、また激励に対しまして、感謝を申し上げたいと思います。  今回のテロがウサマ・ビンラーディン及びアルカイーダの犯行であるとの確証についてのお尋ねであります。  私も、いろいろ各国との...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土田議員にお答えいたします。  今回の米英両軍の行動及び各国の軍事的支援措置の国際法上の性格、さらに、武力行使容認決議の採択に向けての我が国の立場についてのお尋ねであります。  今回の米国及び英国による行動は、国連憲章第五十一条に基づく個別的及...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 木島議員にお答えいたします。  ビンラディンは法により処罰されるべきであり、日本として努力すべきではないかとのお尋ねがありましたが、法の言うことを聞く相手じゃないじゃないですか。国連決議を無視しているのはテロリストです。法の言うことを聞くようだっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今川議員にお答えいたします。  今般の米英両国の行動は国際法違反ではないかとのお尋ねでございます。  今般の米英両国による行動は自衛権の行使であると考えており、国際法上違法であるとの御指摘は当たらないと思っております。  米国による核兵器等の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小池議員にお答えする前に、今川議員の質問で補足答弁をさせていただきます。  パキスタンへの救援物資の輸送について自衛隊機を使用したことについては、現地の情勢等を総合的に判断し、輸送したものであります。  小池議員にお答えいたします。  まず、...全文を見る
10月10日第153回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかなる状況であれ犠牲者が出たというのはまことに残念だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 九月十一日のテロにおきましても、無実の方たち、無関係の方たち、全く軍とは関係ない市民の方たちが犠牲になったわけであります。今回、そういう事態に対応して国際社会がどのようにテロに立ち向かっていくか、対決していくか、それが問われているのでありまして、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこの見解が共産党と我々とは全く違うところなんです。国際社会の中で責任を果たす、そして武力行使をしないという中で考えた、知恵を出した案なんです。武力行使はしない、戦闘行為に参加しない、戦場になっていないところでできるだけの支援を行うということであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 明確に違う点があるんですよ。NATOは、戦場であろうが、武力行使を辞さないと言っているんです。しかし、武力行使を伴うか戦闘行為に参加するかというのはNATO諸国によっても違います。  日本は、今入れられた八項目の中に協力支援活動が、似たようなのが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこも違うんですよ。NATOは集団的自衛権の行使として対米支援活動をすると言っているんですよ。日本は集団的自衛権の行使としてこのテロに対決するわけじゃないんです。国際社会の一員としてできるだけの協力はする、ただし武力行使はしません、戦闘行為には参加...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこは、世界の見方と日本国内の見方と違う点はほかにもありますよ、憲法でも。それは、日本の自衛隊を世界は軍隊と見ていますよ。共産党は自衛隊を軍隊と認めるんですか。それで、日本も軍隊とは言わないんですよ、自衛隊と言っているんです。なかなかこの憲法解釈は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としても苦労しているんですよ。国際社会の一員としての責任をどう果たそうか。  憲法解釈だって専門家の間で分かれているでしょう。日本は集団的自衛権は保有しているけれども行使しない、これは今の政府解釈ですよ。世界は違いますよね。集団的自衛権を保有...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、どういう事態になっていくか今のところ確かに予測することは困難でありますが、アメリカが軍事作戦を起こす場合にはアメリカの判断があるでしょう。しかし、日本はそういう場合でも武力行使はしないんです、戦闘行為には参加しないんです。そこははっきりして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その時点で、これはテロ撲滅行為である、テロ防止行為であるということであれば、日本は主体的に考えて、今の武力行使にならない、戦闘行為には参加しないという範囲内で日本としてどういう協力ができるか、その時点で考えます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく聞いてくださいよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク、スーダン、名指しされましたけれども、まだそういう事態になっていないんですよ。なるといって、現実になったらその時点で判断すると言っているでしょう。  その時点で、これがテロ撲滅行為かテロ抑止行為か、それはその時点で日本は主体的に考えますよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは日本とNATO諸国、イギリスとは違います。日本と違って、彼らはアメリカと一緒に武力行使をすることを辞さないと言っております。その辺は明らかに日本と違うんです。  日本は武力行使もしないし戦闘行為にも参加しないんです。戦場にも出ていかないんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のアフガン、アフガニスタンへの、タリバン政権への攻撃については事前に連絡がございました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては軍事作戦にも軍事行動にも戦闘行為にも参加しません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな選択肢を持っているということとその選択肢を行使するということとは全く別だと思います。  現に国防長官は、テロリストに対して核兵器を使うことは有効でないとも言っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、今までの歴史的な経緯を見ますと、アフガンに対しては領土的野心もないし、過去に侵略の事実もない、現在も行っていない。そして、今回のテロ発生以前には、タリバン政権とも、あるいは反タリバン勢力とも接触を持っていた。割合中立的な立場で、今後ア...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはタリバン政権に聞いていただく方がいいんじゃないでしょうか。  我々としては、テロ根絶のための戦いを国際社会と協力してやっていこうということが主眼であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、テロ根絶のために、テロ抑止のために日本の国力をしてできるだけの支援、協力をしたい、その際には自衛隊ができることがあれば自衛隊も新しい任務を担ってもらいたい、国力を挙げて国際社会と協力してこのテロ根絶のために立ち上がろうという趣旨で、できるだ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言えると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のテロ行為以来、どこにこういうテロ行為が発生するか、なかなか予測できない状況になったと思いますね。  戦争といいますと、これは普通、国家と国家との争いなんですが、そういう中で集団的自衛権というのは考えられていた。今回、国家間の戦争じゃないんで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イギリスは武力行使をするということですから、まさに戦時体制でしょうね。日本は武力行使しないんですから、今までの言う国家と国家との戦争、戦時体制ではない。しかし、アメリカは戦争状態だと言っておりますが、これも人によって解釈が違うでしょう。戦争の定義と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう考え方、解釈もあるでしょう。しかし、違う解釈もある。我々としては武力行使と一体でない活動を考えているわけですから、いろいろ解釈です。水も食糧も武力行使と一体であるというふうに考える方もあるんですが、我々はそうは思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、テロとの戦いについて日本は傍観者になるつもりはありません。毅然として立ち向かいます。その憲法の範囲内でできるだけテロと対決していきたいと思います。テロリストたちがどう考えるか、どう判断するか、それはまた別の問題だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、何もしなくても攻撃を受ける可能性はあります。現にニューヨークがそうであります。日本が何もしなくても、日本だけが攻撃を受けないという状況にはないと思います。テロリストに対しては、いつどこで日本も攻撃を受けるかわからない。しかし、攻撃を受けるかも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一つの考え方として私は理解できます。しかし、今の憲法に対しましていろいろ解釈があるのも事実であります。私は、今までの考え方として、集団的自衛権を行使できるという解釈に立つならば、よりすっきりした形で憲法を改正してからやった方がいいのではないかと。今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の憲法についてあいまいさは残ると、それは認めます。あいまいだから苦労しているんです。いろいろ解釈がある。今の自衛隊だって憲法違反だと言う人がいるわけでしょう。自衛隊も軍隊と認めない人がたくさんいるわけでしょう。戦力を保持しない、認めないと言いなが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) きちんとしたことを確定してします。戦場には自衛隊を派遣しない、戦闘行為には参加させない、武力行使はしない、そういう前提の中で、日本としては支援協力体制、自衛隊がどういう活動をできるのか、今までの法ではできない、新たな法律的な裏づけをもって自衛隊に働...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、どういう形態の戦闘が行われるかというのはまだ予想できない点がございます。今、アフガンで起こっている事態、アフガンには自衛隊は派遣しません。そういう戦闘行為という状況が起こるのか起こらないかもこのテロというのはわからない。今までと全く違う形態...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その時点で、今これから法案が審議されると思いますが、現在でも審議されていると言ってもいいんですが、委員会で具体的な詳細な審議が行われると思いますが、そういう審議の経過を踏まえ、政府としてその時点で判断したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきり私は言っているつもりですけれどね。今回の自衛隊の支援活動は集団的自衛権の行使ではないとはっきり言っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこもはっきりしているんですよ、一体と見ないんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、それは後方支援であって武力行使と一体ではないと政府は解釈して、私もそういう解釈はとらないと、集団自衛権の行使とは見ない、そこははっきりしております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、西岡議員の集団的自衛権に対する憲法解釈、私も、そういう考え方がある、また西岡議員がそう思っておる、それは理解できます、十分。しかし、日本にはいろいろな憲法解釈があり、政府としては、今そういうような集団自衛権を政府解釈で変えるということはしな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、集団的自衛権を行使できるという解釈に立つのならば、憲法を改正した方がいいと思います。それは変わりません。しかし、今、憲法を改正する時期ではないと。また、憲法を改正するエネルギーは今の政治状況にあって使っていいのかどうか、それも政治家として判断...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきり申し上げておきますが、集団的自衛権を解釈によって行使できるというんだったらば、私は憲法そのものを改正した方がいいと言っているわけであります。  しかし、集団自衛権に関する解釈がどういうものか、その研究、勉強、いろいろ解釈に幅があります。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、提出しております新法においては、集団的自衛権の従来からの政府の解釈を変更するものではありません。しかし、西岡議員のように解釈を変えろという議員もおります。変えるべきでないという議員もあります。どこまでが集団的自衛権の行使に当たるのかということに...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、新法を出しておりますが、現行政府解釈を変えないで行おうというのが新法でございます。小泉内閣としてもそうでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 改革なくして成長なし、構造改革を断固として進めるということには全く変わりはございません。  しかし、このテロ活動、あるいはこれから経済現象、どのように変わってくるかわかりません。そういう不要な混乱、無用な混乱を起こさせないためには大胆かつ柔軟な対...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武力行使をしないということについては、今まで一貫しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としてはもともと武力行使しないんですから、そしてこのテロにどうやって立ち向かっていくかと。もともと武力行使しないし、戦闘行為にも参加しないんですから、それはもうはっきりしているんです。そういう中で日本としてはどういう努力があるか、そしてテロにど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは外交活動、さらには経済支援活動、あるいはこのテロとの戦いは、テロとの戦いであって、アラブとの戦いでもないし、イスラム教との戦いでもないということが事あるごとにはっきりしてきておりますし、私は、現在のテロ行為というのはいつどこで起こるかわからな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカがパキスタンに武力行使をするというのは、今私の想像できる範囲内ではちょっと想像できないですね。考えられないですね。パキスタンはアメリカを支援すると言っているんです。アメリカを支援すると言っているパキスタンにアメリカが武力行使するとは思いませ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことが起きるかどうか、今の世の中ですから、テロもどこに起こるかわからない時代ですから、もしそういう事態が起きれば、その起きた時点で判断するしかないですね。今ちょっと想像できませんね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の新法は、九月十一日にテロが発生した、このテロ行為に対して世界がテロ撲滅のために、テロ抑止のために立ち上がった。その中で日本がどういう協力ができるかということを考えているわけでありまして、どこでどういう活動が展開される、テロ抑止行為、テロ撲滅行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、テロがどこで起きるかわかりません。しかし、テロ撲滅、テロ抑止のための支援活動は日本としてできるだけのことはしたい、ただし武力行使はしません、戦闘行為には参加しませんという極めて限定的なものでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、テロリストが一人なのか複数なのか、その組織が複数なのかどうか、またこれを支援する国が一つなのか複数なのか、今の時点でわからない点もございます。  そして、テロ組織あるいはテロを支援する組織はなくなったと、もうテロの起こる可能性が極めて少な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在のところ特定しているわけですね、テロの容疑者としてウサマ・ビンラーディン、そしてタリバン政権。過去にも国連の安保理決議で身柄引き渡し要求をしているわけです。特定しているわけです。幾ら話しても応じない。話し合いの通ずる相手じゃないんです。福島さん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、アメリカが個別的自衛権の発動で戦いに赴いている。それを、国連でも安保理決議でもテロ抑止のためにお互い共同して防止策を講じようということで、日本としてもその活動に参加し協力していこう、ただし武力行使はしないという前提でやっているわけですから、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 支持が多いということは、日本国民も国際社会の中で日本も責任を果たさなきゃならないということを理解していただいているんじゃないかと私は判断しております。  また、男性の方が女性よりも支持が多いということについても、これは……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロ対策法案についてですね。戦争状態が今アフガンとの間で、米英との間で起こっていますから、そういうことに対してやっぱり女性の方が不安感が多いんじゃないでしょうかね。どちらかといえば男性の方が多い、女性の方が少ないというのは、それは、どういう分析かは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会の運営は、原則的に国会の議院運営委員会、理事会とか、あるいはこの予算委員会、委員長を中心とした理事会とか、いろいろ運営についてのルールは決める場があると思いますが、そういう中で、現実に即した改正、変更を行うというのは、まさに議院独自の良識といい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この選挙制度が変わった経緯、特に中選挙区から小選挙区比例代表制に変わった経緯というのは、私よりも詳しい方たくさんいると思うんですが、政党本位の戦いにしようと、それから政権交代が容易な制度にしようと、そのためには中選挙区よりも小選挙区制の方がいいので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新しい時代の到来に対して、どんどん世の中変化してきておるのは御承知のとおりだと思います。そのような変化にどう対応できるかというのが今、日本国民、問われているのではないかと思っております。  そういう意味において、今の御指摘、この変化にどう対応でき...全文を見る
10月11日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 今回のテロは、まさにアメリカのニューヨーク、ワシントン等で発生しましたが、これはアメリカに対する攻撃にとどまらないで、世界人類に対する卑劣な攻撃だという認識は、今やほとんど世界各国で共通していると思います。  日本も、これは人ごとではない、アメリカに対する攻...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法解釈については、いろいろな意見があるということは承知しております。一番尊重しなければならない憲法の範囲内で何ができるかということを、今まで国会の中でもいろいろ論議を積み重ねてきたわけであります。  特に、憲法九条のもとで、集団自衛権の問題という議論はたび...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロは、直接的には米国に対する攻撃であります。その中で日本人の多くの方々も犠牲になってしまった。世界各国の市民もこの事件に引き込まれて、五千人あるいは六千人とも言われるような多くの犠牲者を出している。  そういう中で、日本として自衛権の発動はどうかとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本法案のもとでの自衛隊の派遣については限定されております。まず、戦闘地域でないということ。そして、自衛隊等が派遣されていろいろ活動する、実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域である。こういう限定がついていますから、このような限...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回、政府の対応について六〇%以上の国民の皆さんが支持してくれているということは、大変心強いことだと思います。  これは、私自身、憲法の前文にある、いずれの国も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであってというくだりがございます。まさにその問...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 沖縄の米軍基地を警護する際に、自衛隊に出動を命じなきゃならないような事態が生ずるかどうか、これはそのときになってみなきゃわからないんですが、そういう状況にあるかどうかということを判断する場合にも、都道府県知事の意見を聞くということになっておりますし、県民の感情...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロは人ごとではないと思っているからこそ、日本のみならず、ほとんどすべてと言っていいぐらいの世界が一致結束してこのテロに立ち向かわなきゃならぬ、テロ撲滅、抑止のために何ができるかということを考えて今結束を固めているわけであります。  この国会議論の中で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このテロ根絶のために、抑止のためにはあらゆる手段を講ずるということをアメリカは表明しております。  日本としても、あらゆる、できる限りの支援協力態勢をとりたいということでありますが、アメリカやイギリスは武力行使も辞さないということで、既に武力行使を展開してお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロリストを支援する組織あるいは支援する政権、支援する国に対してあらゆる手段を講じてテロ根絶のために闘うとアメリカは表明しているわけであります。  今現在のところにおいては、アフガンのタリバン政権あるいはウサマ・ビンラーディンをかくまっている組織、拠点につい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨日の私の答弁については、武器弾薬の輸送が殊さら大きく取り上げられているから、誤解を生じているんじゃないかという意味を持って私は答弁したわけであります。  というのは、武器弾薬だけが物資輸送の前面に出ている。そうじゃないんです。各国と協力してこの物資輸送に当...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロに対しては、私もブッシュ大統領も、これはテロとの対決であってアラブとの対決でもない、イスラムとの対決でもないということははっきり表明しています。現に、九月のブッシュ大統領と私との会談に際しても、私からもそういう意見を述べましたし、ブッシュ大統領も全く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実際今回のテロ事件が発生してからは、危機管理というものの重要性を認識している方が多くなってきた。そういう観点から、何やっているんだという政府に対する批判も出ているのは承知しております。  有事になって、事が起こってから対応を考えるというのでは、これは本当は遅...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このイランに対する外交については、日本としても、アメリカにできない部分があると思います、アメリカと国交がイランはありませんから。日本は持っています、独自の。そういう点で、アメリカも日本とイランとの外交関係には注目しております。  そういうことも考えながら、今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の真意は、今やどこにいても安全でなくなったと。自衛隊が行くところは安全なところでなくては派遣してはいけませんよという議論が横行していた時期がございました。そうではないということを言ったまでであります。  日本にいても危険がある、日本にいてもテロ行為が発生す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が言ったのは、憲法の前文と憲法の九条との間にはすき間がある、あいまいさがあるということを言ったわけであります。だから解釈は今まで変わってきたんです、この五十数年間にわたって。そうではありませんか。
○小泉内閣総理大臣 どういう事態が展開するかわかりません。アフガン以外でも起こる可能性はあると思っております。
○小泉内閣総理大臣 今までの議論を聞いていますが、可能性はあるかと言われたから、じゃ、あり得ないとは言えないでしょう。アメリカのテロ、みんなあり得ない、あんなことあり得ないと思ったのがあり得たんですから。可能性をとらえれば、あり得るという答えしかない。あり得ないという断言は、私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 説得力ある情報、意見交換は受けております。
○小泉内閣総理大臣 公開できる分野もあると思いますが、事柄の性質上、また各国首脳との関係上、できない分野もあるということを御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 御意見は御意見として承りますが、今この特定の事件に対してどう対応するかということでありますので、こういう国会審議の状況、そして、武力行使はしない、戦闘地域へは派遣しない、戦闘行為が継続されてないという範囲内でできるだけのことをしようということでありますので、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、テロ根絶、抑止、防止のために、米国を初め関係諸国と協力しながら日本としてもできるだけの支援協力態勢をとろうというのが目的であります。そういう中において、憲法の範囲内で何ができるか、何をしなければならないか、それを日本国政府として主体的に、積極的に取り組...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法制定時からは想定できない、予測できない事態が発生した、そういうことから、いろいろ憲法にも解釈に幅があります。それをこの前すき間とか、あるいは、人によってとり方が違いますが、解釈も違ってきたわけであります。  また、国力も違います。当時は日本は何もなかった...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ですから、国家と国家ではない戦争だと、今お話ししましたとおり、違う態様の戦争状態であると、そこにどう対応するかということが問われているのではないかと思います。
○小泉内閣総理大臣 国連はアメリカの個別的自衛権の発動を認めているわけです。そして日本としても、国連憲章の目的、いわゆるテロ根絶、これは平和と安全に対する脅威である、このテロ根絶のために何ができるかということを考えてやっているわけです。  結果的に全世界が立ち上がった。日本とし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 これは、このテロ行為に対して、日本も国際協調のもとに、根絶のため、防止のために立ち向かわなきゃいかぬ、そういう中で日本が何ができるかということを考えました。そして、国際協調のもとで海外において活動する場合に、政府機関も含めて、自衛隊も含めて、民間も含めて、でき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうであります。
○小泉内閣総理大臣 このテロリストの特定については、日本だけではできません。アメリカ初め関係各国が今や犯人を特定しています。支援する組織も特定しております。そういうことから立ち上がっているのであって、総合的に判断し、情報交換をして、私も、それは説得力ある説明を受けております。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が国の機関で判断したんです。各国との情報交換の末……(安住委員「いやいや、犯人を特定したんですか」と呼ぶ)特定したんです。我が国が米国や関係諸国との情報交換をして、我が国も、そのような情況証拠から、状況説明から、それは犯人であろうということの説明を受けていま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、我が国の情報機関だけで判断し得るものではございません。(安住委員「いや、集めたのかということ」と呼ぶ)我が国で集めております、いろいろ。それから、我が国だけで特定できるほどの、それほどすぐれた膨大な情報機関は日本は持っておりません。
○小泉内閣総理大臣 その御意見はわかります。できるだけ説得力のある状況説明をするべきだという御意見はよくわかります。
○小泉内閣総理大臣 できるだけ説得力のあるような状況説明をいずれかの機会に出したいと思います。事柄の性質上出せるものと出せないものもございますが、そういうことも含めて、できるだけ理解を得るための方策は講じたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 テロはどこで起こるか想定できないのであって、地域の観点からいえば、これは無限定だと。しかし、日本としては、武力行使はしない、戦闘行為には参加しない、戦闘行為が行われるであろうところには自衛隊を派遣しないという、限定されているわけですよね。そういう点からいえば無...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、米国を初め国際協調のもとで、国際社会、国連憲章の目的に合致するということで目的になっているわけですから、国際社会と協力してやっていくということで、私はそれが歯どめと受け取れれば受け取れるんじゃないかと思いますが。
○小泉内閣総理大臣 政府というのは、選挙で国民から支持を得て形成されているわけです。そして、今、国連憲章の目的に合致するために、国際協調としてどういうような協力態勢をとればいいかというのがこの法案であります。しかも、憲法の範囲内でやる、武力行使はしない、戦闘行為に参加しない、そう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、どういう状況でどういう地域に派遣するかというルールを決めているわけですから、その範囲内でどこでテロが起こるかわからない、今後。そして、そういう、どこでテロが起こるかわからないから、起こった場合に、また議論しろというのが委員の考え方だと思うんですが、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だからこそ新法を出しているんですよ。自衛隊に心配ないように活動してもらうために、任務をしてもらうために新法を出しているんです。新法の裏づけをもって自衛隊を派遣したいと、そうして、今この大枠を決めているわけですから。自衛隊の皆さん方に、出ていくんだったらばどうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、一つの考え方だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、武力行使しない、戦闘行為が行われるところには行かないという中において、武器弾薬の輸送はできるということは、できないと規定した場合、ほかの物資、一々確認しなきゃならないのかという問題も出てくる。できるということにおいて円滑な支援業務ができるのではないか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、その国によって、テロと対決する国は全部支援国だと見る場合もあるでしょう。基地を提供するだけでもう武力行使一体と見る国もあるでしょう。それは私、否定しませんよ。(安住委員「ただ兵たんへの補給」と呼ぶ)兵たんも。ともかく、協力して活動するものは全部一体だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その場合に、武器弾薬を輸送してはいけないという場合に、武器弾薬以外の物資もたくさん輸送する場合が出てくると思います。そのとき一々確認できるんですか。そういう場合を考えておいて、むしろ武器弾薬以外の輸送の方が多いと思いますよ、ほとんどは。そういう中において、武器...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず防衛庁長官に専門的な、技術的なことを答えてもらって……(安住委員「いや、技術的なことじゃなくて政治論」と呼ぶ)いや、武器といっても定義があるでしょう、いろいろ。本当の、銃でないものも武器の種類に含まれるでしょう。危険物でない武器もあるでしょう、定義で、一般...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、議論はわかりますよ。  それで、武力行使をしない、戦闘行為に参加しないという、はっきり設けているわけですね。その中で、輸送の場合も、陸上だけじゃない、海上もあるわけですよ。船に載せる場合に、物資と武器と弾薬が一緒に載る場合があることぐらい常識でわかる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、武器弾薬の輸送のみならず、自衛隊の派遣に対しても慎重に配慮しなきゃならないと私は思っているんですよ、自衛隊の派遣についても。これが本当に戦闘行為にならないか、戦場としてなっていないか、武力行使にならないかどうか、それは、この派遣計画を決めるときにも慎重...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十五日に行く予定で準備を進めております。
○小泉内閣総理大臣 個別の会談をどこまで公表していいかというのは相手の立場がありますから難しいんですが、私が言ったことに関して、公表しても差し支えない点を申し上げれば、今回、自衛隊が海外に派遣される場合は、武力行使はしません、戦闘行為に参加しませんということを私は言いました。(安...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、中国とも韓国ともアジア諸国とも友好関係を図っていく、そして、お互いの率直な意見交換のもとで理解を深めていくということが大事だと思います。     〔委員長退席、亀井(善)委員長代理着席〕
○小泉内閣総理大臣 できるだけの協力をしようということで、自衛隊のみならず、民間にも協力してもらおうということでございます。
○小泉内閣総理大臣 できるということを規定することと、実際活用するということは明らかに違う。(安住委員「私、今説明しました」と呼ぶ)ええ、そのとおりだと思います。(安住委員「だから慎重に」と呼ぶ)当然です。状況を考えて、総合的に慎重に判断するのは当然であります。
○小泉内閣総理大臣 そのために今法律を制定しなきゃいかぬと。しっかりと、行く場合には、法的な裏づけはもちろん、できるだけ不安を解消する努力をしなきゃいかぬということで、我々は自衛隊の派遣もできるという新法をつくっておりますが、自衛隊だけじゃないんです。できるといっても、地域に派遣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、先ほどから申し上げているとおり、今回は、自衛隊も新しい任務を担うことができるという法律であって、自衛隊じゃなきゃいけないということじゃないので、民間の方々がやっているところに自衛隊が出た方が好ましいという場合もこれから将来出てくるかもしれない、それに備...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりで、もう神学論争をやめようと私は言いたいぐらいなんですよ。近くの仲間が危機に瀕して、自然の常識で助けることができるんじゃないかと。その場合には、この武器はいけない、あの武器はいけないというよりも、最初から決まっているんだから、武力行使はしない、戦闘行...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのときがもう手に負えない状態、いわば治安出動が必要という場合は自衛隊が活動できるんですよ。しかし、そうでない場合は、警察でできる場合は警察でやるというのがそれは自然ではないのかということで今の現行法になっているんですから、それはそれで私はいいのではないか。
○小泉内閣総理大臣 憲法前文の趣旨、当然配慮すべき一つの要素だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 憲法の範囲内でありますから、憲法をよく読んで、当然、その趣旨をいかに生かすか、それに苦労と知恵を重ね合わせて練り上げたというのが今回の新法であるということを御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 別建ての理由がないという点がちょっとわからなかったのですが、もう一回話していただけますか。
○小泉内閣総理大臣 今、バランスという言葉が出ましたが、まさに日本の国際感覚、そのバランス、国際感覚が問われている面も今回あると思います。アメリカに対する攻撃と言いますが、これはアメリカだけの攻撃ではないと我々は考えています。日本人が犠牲者になったからこれは日本人の問題とも考えて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かにテロリストたちはアメリカを憎んでいます。アメリカ人を殺すんだということで、各地でテロ行為を起こした。今回のニューヨークもそうです。しかし、そのアメリカが立ち上がった。もう許せないということで、アメリカは個別自衛権を発動して立ち上がったんです。それを国際社...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一つの考え方だとは思いますが、政府も民主主義的手続によって選ばれて、行政の裁量範囲というのはあると思うんですね。それが、国会の御審議いただいている法律で基本的な枠組みを決めていただいて、その中での政府としての判断があると思うんです。  これだけ十分皆さんから...全文を見る
10月12日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 今回のテロ行為とウサマ・ビンラーデン率いるアルカーイダとの関係につき、昨日の審議の際にさらに御説明する旨申し上げたので、以下のとおり御報告する。  一、政府は、日米首脳会談におけるブッシュ大統領の私への説明を初め、米国との累次の情報交換において説得力のある説...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一言一句そうかと言われればわかりませんが、趣旨はそのとおりであります。
○小泉内閣総理大臣 まあそんな興奮しないでね。ごく普通のことを言ったんですよ。政治家同士で、謝罪すべきとか、議員同士の自由な討論でしょう。自由な議論でしょう。与党、野党という立場じゃなくて、政治家同士で議論するというのが大事であって、私は別に批判的なことを言っていないんですよ。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そう一字一句やったら、それは一々質問者が、与党に、内閣に、これはどうかと言葉じりをとらえたら切りがないでしょう。そのぐらいは政治家として許容範囲ですよ。そんなにがちがちやったってしようがないですよ。
○小泉内閣総理大臣 それは、民主党議員のあなたが言うことは認めます。しかし、他の政党がそう解釈したってたまにはいいじゃないですか。そうでしょう、政党同士で。内閣が不信任だと言っても、私は怒りませんよ。小泉総理は総理大臣の資質がないと言って、一々怒っていたらどうなるの。もう結構批判...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 趣旨ですよ。だから、反対のための反対はしないであろうと期待して言っているんですよ。そういう、反対するような法案じゃないだろうと。その趣旨を理解してもらわなきゃ。言葉だけとらえて、全体を、やはり政治家同士の自由な討論、自由な議論をお互い理解するのが議員として普通...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どのように批判されても結構です。どのように議論しても結構です。私の反対の意見は制約しません。政府の意見に反対だったらどうぞ御自由に言ってください、それが国会ですから。私はその発言の自由を認めておりますので、自由に発言していただいて結構でございます。
○小泉内閣総理大臣 もう十分あなたの立場は今説明しているじゃないですか。私はそれを全然とめようともしませんし、批判しようとも思いません。結構です。自由に議論していただきたい、自由に政府の案を批判していただきたい、それを私は結構ですと言っているんです。それでいいですか。
○小泉内閣総理大臣 これは、普通の警護活動は、警察が行えば大体おさまるものが普通だと思うんです。しかし、そうでない、治安の面に不安があるという場合は、自衛隊も治安出動を命ずればできるようになっているんです。  今回の法案は、今まで自衛隊の駐屯地も自衛隊が守れないようになっていた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 仮定ですから、どういう形でテロが起こるかというのは、ニューヨークの例を出されましたけれども、自衛隊あるいは防衛庁にテロが起こって、近くの民家に起こった、これの被害の規模にもよりますね。これが継続的に行われるのか、単発で終わるのか、状況を見ないと。そして、このテ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりで、予想し得る事態に備えて法律をつくっているんですよ。特別な理由がある場合というのは、自衛隊の能力を活用する場合だということを考えているんですから。あるいは、治安出動、特別な配慮が出た場合には、ちゃんと自衛隊も出動できる規定があるんですから。それ以外...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 武力行使をせずにこの事件が解決してテロが根絶されれば、これにこしたことはないと思います。しかし、今回のニューヨークとかワシントンのあの同時多発テロを見てみますと、これっきりで終わるという確信はだれも持てませんね。むしろ、これからまた続いていくんじゃないかという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ウサマ・ビンラーディン個人一人だけの今回のテロ犯行じゃないと私は思っています。ニューヨークの、あるいはワシントンの同時多発テロにおきましても、複数のテロリストが計画性、組織性を持って攻撃したからこそあれだけの大惨事になっているわけでありまして、このウサマ・ビン...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは見解の相違になるかとも思いますが、私は、委員会冒頭で発言した内容で十分説得力があると思っております。これで説得力がないとは思いません。この私の冒頭の発言において、内容において説得力がないと思われる方がいるかもしれません。しかし、私どもは、冒頭に発言した私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 冒頭の発言にも、話せない部分もあるがということを報告しております。  しかし、話した中で十分説得力があると思っております。これで説得力がないと思う方もいるかもしれませんが、それは見解の相違だと思います。
○小泉内閣総理大臣 責任を負っているのは当然であります。これだけ情報を交換し、意見交換し、総合的に判断して、ウサマ・ビンラーディンが犯人である証拠を発表できないからこの国際社会の協調体制に立ち向かうことができないといった責任の方が私は大きいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 最初に、冒頭に申し上げたとおり、責任を負っております。
○小泉内閣総理大臣 この九月十一日に発生したテロ事件に限定しているんだから期限を区切ってもいいのではないかという、いろいろな意見に配慮したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 そういう考えも十分理解できます。
○小泉内閣総理大臣 今のような認識も、私は十分理解できます。
○小泉内閣総理大臣 これは、政府を信用する、信用しないの問題にもかかわってきますし、時限という問題もあるし、この法案の目的という、いろいろな問題がかかわってくると思いますが、まず、基本計画というのははっきり枠がはまっているわけであります、この法案の趣旨から。武力行使はしないとか地...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回は、全く新しい事態なんですよ。周辺事態法じゃ対処できない、PKO法では対処できない、治安出動では対処できない、全く新しい形のテロ攻撃なんです。そういう形での新法ですから、それはしかも時限立法ですから、私は、行政の裁量権というのはこの審議を踏まえて与えられて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この法律は地域を限定しておりません。そういう法律を考えて、今の時点で、この地域には行かない、この地域には行くということは特定できないということを御理解いただきたいと思うのであります。その状況を見て判断するしかない。
○小泉内閣総理大臣 今回のこの法案については、今までの武器三原則とは違った解釈をしておりますが、武器弾薬とは何かという議論をし出しますと、防弾チョッキが武器に当たるのかどうかとか、あるいは銃にしても組み立て製の銃があります、この部分は武器なのかどうなのかとか、細かい技術論に入っち...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そうなんです、実際は。  誤解されている面もあるんですが、まず武力行使しない、戦争に行くんじゃない、そして戦闘行為にも参加しない、そういう中にあって、自己保全的な、周りの一緒に働いている、作業している人たちに危難があった場合に黙って見ているわけにいかないんじ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、国連中心、集団的自衛権が必要だという観点に立っても自衛権の確立が大事だと思います。その国、国が責任を果たす。自分たちは何にも力のある自衛隊なり軍隊なり組織を持ちませんよと他の国にお願いする前に、自分でできることはやります、できるだけの自分の体制をつくりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 正式に集団安全保障と自衛権については、これは今議員が言われたように、国連憲章第五十一条において「安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」と規定されているわけです。  そして、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 では、今、こういうテロが発生して、何もしないでテロが防止できるんでしょうか。そうじゃないでしょう。  それで、今、アメリカが自衛権を行使して立ち上がって、国連でも安保理でも決議して認めているわけですよ。国際の平和と安全に対する脅威だと認めているわけです。そし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、過去、アメリカの軍事行動に対して強く支持するということを表明しなかった場合もあります。今回は、主体的に日本が判断して、断固支持する、毅然として支持するということを言ったわけですよ、主体的に。  今この時期に、世界が立ち向かって、アメリカが自衛権を行使...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、ブッシュ大統領の会談におきましても、これはテロとの闘いである、アラブとの闘いではないし、イスラムとの闘いではない。極めて慎重なのはアメリカであります。何しろ、アメリカ自身の国民、アメリカの青年の血を流すかもしれない覚悟がなきゃ、武力行使できないんですか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なかなか理解してもらえないので困りますが、そういう趣旨のことを私は述べていると思っていますが。
○小泉内閣総理大臣 慎重に考えたからこそ新法をつくっているんです。今までの法で適用できると、拡大解釈すればできると言う方もいます。私はそれが無理だと思うから、法的裏づけがないと、自衛隊が活動する場合には、これはかえって不安を呼び起こすのではないか。また、自衛隊自身も、そういう国民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 周辺事態法は適用できない場合の自衛隊活動が今回の事件に際してあるかもしれない、そのためにはやはり新法でその活動を裏づける必要がある、そういう面で私は新法を今提出しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 この国会審議中、東京の食肉市場で狂牛病と見られる牛が発見されたという情報が入ってまいりまして、審議中ではございましたけれども、内々、質問を聞きながらも、農林水産大臣に対しまして、しっかり対応するように、厚生労働大臣とよく連携して、この事実関係をはっきり把握し、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何をやるかというのは、これからの事態の推移によっていろいろ変化が出てくると思いますが、できるだけのことをやろうという法的整備は整えておかなきゃならないというのもおわかりいただけるのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 アメリカの事情は事情があり、アメリカ国民は国民としての世論を背景に、ブッシュ大統領、アメリカ政府も考えていることはあると思いますが、日本政府としては、それはアメリカの判断でありますし、日本としては日本の判断でこれからしていきたい。  そして、今審議しておりま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の支援には感謝している、アメリカとしてはこういうことをやるという話し合いをしております。直接自衛隊が、ああしてほしい、こうしてほしいとか、何をしてほしい、具体的にはあれこれ指図みたいなことはしておりませんし、私どもは、率直な日本の立場、アメリカの考え方、現...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ緊密に情報交換、連絡していこうということをお話ししました。
○小泉内閣総理大臣 それは、どういういきさつかわかりません。アメリカはアメリカの事情があるのでしょう。私も、パウエル国務長官とはじかにお話ししておりますし、パウエル国務長官が小泉総理と連絡をとりたいと、事情は定かではありませんが、私は連絡を受けた。当然、外務大臣にも連絡してその後...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この委員会は、テロ対策特別措置法を審議するための特別委員会で、国政から考えると一部なんです。そして、経済の問題、外交の問題、雇用の問題、休みなしにやっているんですよ。しかし、特別委員会でありますから今全閣僚出席しておりますが、これだけに没頭しているわけじゃない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 湾岸戦争のときは、憲法を改正しないで自衛隊を派遣してもいいと、多国籍軍に。今回、このテロに対して、憲法解釈を変えずに、武力行使しなくても、戦闘行為に参加しなくても、自衛隊を派遣しちゃいけないという点は、なかなかわかりにくい構成だと思うんですが、一つの政党の考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現行日本憲法に対していろいろな解釈があるということをそういう表現であらわしたわけであります。  現に、今のように、憲法改正しなくても国連等の多国籍軍、あるいは国連と協調する場合だったらば武力行使もいいんだという考え方もある。一方では、それはできないという考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法を守りつつ、憲法の範囲内で何ができるかということを考えたわけでありまして、その点についてはいろいろな解釈の仕方もあると思いますが、私どもとしては、憲法の前文と、そして武力行使をしないという範囲内でいろいろ知恵を出した案でありまして、ともかく、武力行使をしな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 解釈によって、できること、できないことというのは、今の憲法、人によって、政党によって違うということを言っているわけでありまして、私は、憲法を守る範囲内でどの点まで自衛隊の任務が付与すること、加えることができるかということを考えた今回の新法が一つの理由であります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法の範囲内で考えようということを言っているんじゃないですか。憲法前文で国際協調をする、しかし九条で武力行使を認めていない、その範囲内の中でできることを考えようと。何が憲法違反なんですか。憲法の範囲内でやろう、しかも現行の、今までの積み重ねた、五十年間積み上げ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう意味で今回の新法を形成しているわけであって、その武力行使と一体化の議論を始めますと、それは延々と切りがない部分があります。私は、武力行使をしない、戦闘行為に参加しない、戦場には行かない、戦闘が継続して行われるところには行かない、そういう範囲内の中でこの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロ撲滅に対する対応というのは国によって違いますが、日本としては、個別自衛権とか集団自衛権の行使によってこれに立ち向かおうとしているんじゃないのです。  今、戦争という話が出ましたけれども、これは確かにテロとの戦争でしょう、言い方をかえれば。戦争という...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 東京都の食肉市場で狂牛病と疑われる牛が発見され、今確認をしているところでありまして、結果が判明するのはたしかあすになるのではないでしょうか。  詳しいことは担当大臣から答弁させます。
○小泉内閣総理大臣 物資協力の中で、この物資がどこに何に使われるかと聞くわけないでしょう。  それは、今回の戦争というのは全く違うんです。今までだったら国家対国家で、宣戦布告があったとしてもなかったとしても、どこに攻撃されるか目標はわかるわけですよ。相手も、どこから弾が撃ってく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、確かにアフガン、戦場になっています。タリバン、あるいはその関係するウサマ・ビンラーディンの潜んでいるであろうと思われる地点。しかし、私が今言ったのは、どこがねらわれるかわからないと言ったのは、相手、テロリストがどこをねらわれるかわからないという意味で言った...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 共産党はそういう態度をとっていますが、我々はそういう態度をとっていないんです。武力行使に当たらない。そこを憲法の解釈でやっているわけです。そこは意見が違います。それは認めます。どこまでが武力行使か。それは、我々は武力行使ととっていないわけです。  武力行使を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 疑い出したら切りがないんであって、自衛隊は合憲、自衛隊は違憲という二人でやっているんですから、それは解釈は幅がありますよ。  だから、私は、日本政府は武力行使はしない。武器弾薬を運ぶことがあるかもしれない、ほかの物資を運ぶことがあるかもしれない。さっき食糧だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは解釈の違いがありますよ。  それは、法的な定義はともかく、武器とか弾薬を現行法でも自衛隊はできる。しかし、ある地域によっては、この新法によってやった場合に、その武器弾薬、日本の武器じゃないですよ、米軍の武器弾薬を輸送した場合に、米軍がどこで使うかわかり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それでは、テロリストを放置して、テロ組織を温存して、この組織を支援する勢力を残しておいて、これから我々はテロの危険がないと言えるんでしょうか。無関係のニューヨークの、日本人も二十数人が犠牲になっている。五千人、六千人の人が殺されている。まだテロを予告している、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国力に応じて、このテロとの闘いに世界が立ち上がっているときに……(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 できるだけの支援協力態勢をしようと。しかし、ほかの国は武力行使も辞さないと言っている国がある。日本は、武力行使はしない、戦場には行かない、その範囲内、憲法の範囲内でできるだけの努力をしようというのであって、断っておきますが、自衛隊が武力行使をすることはありませ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 奪われないと保証できるのか。我々はこのテロとの闘いに傍観者ではあり得ません。人ごとではない。みずからの安全のために世界と一緒に何ができるかと考えているのです。これは私は、今のアメリカ初め世界がアフガンに対してテロリスト拠点を攻撃している、それは無関係の人が殺さ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これははっきりしているんですよ。米軍が指定するコンバットゾーンと、日本が今この法律で指定している戦場と、定義が違うんです。
○小泉内閣総理大臣 どういう状況でテロ行為が発生するか想像できませんよね。そのテロ行為が散発的か、継続的か、組織的かというのは、実際のところ、どこで起こるかわからない。その状況で判断するしかないですね。今みたいな、アフガンみたいなはっきり戦闘状況がわかっているところは自衛隊は行か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どこの地域に自衛隊を派遣するかどうかというのは、その状況を見て判断するんですよ。  誤解しないでいただきたいのは、捜索救助隊みたいなものを派遣するつもりはないんです。自衛隊が一緒に活動して、他の人が災害とか遭難に遭われた、そういうときに、見て見ぬふりはできな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 諸般の情勢を見て、可能性といえば、それはどこの地域でも、戦闘行為にならない、日本が武力行使をしない、そういう前提のもとで要請があった場合に検討しますよ。しかし、その時点で判断するので、今から、その地域だから派遣します、派遣しない、そういうことは言えません。
○小泉内閣総理大臣 どこの地域かといえば、それは無限定、どこでも行けるのですよ。しかし、限定があるのです。武力行使はしない、戦闘行為が行われていない。地域としては、可能性としては、テロがどこで起こるかわからないのだから、どこで被災民が出るかわからないのだから、それは可能性としては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、具体的に要請を受けていませんから、それはどうお答えしていいのかちょっとわかりませんね。要請を受けてから考えるしかないですね。
○小泉内閣総理大臣 そういう意味ならわかります。  それは、日本として、今、テロの資金を管理するあるいは凍結するためにできるだけ金融機関は協力してその資金を凍結しようという協力は、米国のみならず国際社会は今、国連でもするようにと言っていますから、そういう協力はしています。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、現行法で、テロリストの資金の流れというのはなかなか把握できない点もある、今検討しているんだが、あるようです、現行法で。そこら辺を詰めているんです。確かにテロリストたちの、あるいは組織の資金の流れをどう突きとめるかというのは、現行法で無理な点もあるようです。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう点を非常に心配していると思うから、アメリカは今回かなり慎重ではないかと思っています。過去の、敵を倒すための支援が逆に新たな敵を生み出しているという歴史的事実を思いますと、非常に難しい対応を迫られているんだと思います。そういう点にも配慮をして、このテロと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在の武力行使は認めている、これ以上の国連決議は必要ないと我々は考えております。
○小泉内閣総理大臣 各地で反米運動が展開されているということは承知しております。現に、テロリストたちも反米の感情からこういう行動を起こしているわけですから、そういう感情があるということは理解しております。
○小泉内閣総理大臣 テロ撲滅、根絶のためにアメリカが立ち上がり、世界の各国が協力していろいろな活動をしようというときに、アメリカを支援するとテロの反撃を受けるのじゃないかといってアメリカの支援から手を引いた場合、どのようになるかを考えていただきたいと思います。  私どもは、今回...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは大事なところでありまして、このテロが起こった時点から、日本政府として、私も、今回はテロとの闘いであり、イスラムとの闘いじゃない、アラブとの闘いじゃない、これからアラブ外交は非常に重要だ、イスラム教徒との友好関係を図ることは非常に大事だと思っております。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロとの闘いが極めて複雑であるという一面をあらわしているんだと思います。  それは、アフガニスタンが今攻撃の対象になっている、テロリストとアメリカとの対決の場になっている。しかし、アメリカは、アフガニスタン国民を敵にしているのではない、テロリストが敵な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 承知しておりますし、設立されてから約三十年間ですか、非常に高い評価を受けているというふうに意識しております。
○小泉内閣総理大臣 人道支援の重要性はわかりますが、今回、中立の団体の方がいいというお考えですが、日本としては、このテロとの闘いに中立の立場はとりません。傍観者の立場はとりません。米国と世界諸国と協力して、テロとの闘い、これには断固として立ち向かわなきゃならない。テロと米国、関係...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回も自衛隊が物資を輸送しましたね、パキスタンに。これは、これから医療活動あるいは医療の物資で活躍できる場があるかもしれない。これは、人道支援というのは自衛隊を使わなくてもできる場合がある、NGO、今みたいな国境なき医師団もある。しかし、日本がテロと闘っている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、日本としては、いろいろな人道上の支援策を考える必要がありますし、被災民に対してどのような対応をとるかというのは、各国の意見を聞きながら、また、いろいろ日本としての立場も考えながら、今回のテロとの闘いは、アラブとの対決でもないし、イスラムとの対決でもないし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法による裁き、今までウサマ・ビンラーディンに対して、国連も身柄の引き渡しを要求したけれども、言うことを聞かない、耳をかさない。そうこうしているうちに幾つかの地点でテロが発生し、今回、またニューヨーク、ワシントン等で多発テロ事件が起こった。それでは、このまま、出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 名前は聞いたことはありますが、それは今、質問があって、読めば判断はできますよ。今まで読んだことはありますから、背景は。しかし、突然オスロ合意何ぞや、これは今背景説明を聞けば判断はできますが、このテロの背景、これについて、私はよく知っている人に答弁してもらいたい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカとイスラエルは密接な関係を持っておりまして、それがパレスチナとの問題で非常に、今回のテロの中に全く関係はないとは言えないと思いますが、私は、アメリカもイスラエルとパレスチナとの中東和平については真剣に考えておりますし、今回のテロの背景に全くないとは言い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日米安保の重要性は常に考えています。その中で協議しているんです。緊密な同盟関係であることは、日本にとっても重要なことだと思っています。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな打診とか協議というのは常に続けていますよ。表に出せることと出せないことがあります。常に緊密な連携をとっていかなければならない。新聞報道が事実とは限りません。今までの例においても、イージス艦の発表においても、イージス艦、まだ派遣していないし、用意もして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はその新聞を読んでいませんから、わかりません。
○小泉内閣総理大臣 私も、その記事を読んでいませんからわかりませんけれども、これからの展開によって、イージス艦を派遣した方がいい場合は派遣するし、派遣する必要がなかったら派遣しません。具体的な展開を見て日本政府としては判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 パキスタンがタリバンと友好関係を築いてまいりましたけれども、今現在こういうような敵対関係に変わっている。そういう中で、日本としてはパキスタンに経済措置をとっておりましたけれども、これは核実験の関係もあるんですが、今回、事態が変わってまいりまして、パキスタンも我...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ゲリラとは違うんですよね、今回のテロ攻撃は。全く新しい形の、想定できないような対応を余儀なくされているんです。  というのは、大体ゲリラというのは一国内で政府転覆あるいは反政府活動が多いんです。今回の場合は、あのテロリスト、今ウサマ・ビンラーディン属するアル...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろな視点があると思います。  確かに、軍事的手段だけではテロを根絶できない。しかし、他のあらゆる手段を講じても法と正義が実現し得ない場合は、国際社会は軍事的手段も認めていると思います。  今回、そういう立場からアメリカと国際社会が立ち上がったわけであ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 米国は攻撃されたけれども、米国に対する攻撃だけにとどまらないと私は思っているんです。日本自身の問題だと、このテロとの対決は。国際社会もそうだと思いますよ。人ごとと思っていない。日本もこのテロとの闘いに傍観者の立場はとりません。米国と一緒になってこのテロと闘わな...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 お話しのとおり、このテロに対する対応措置、これについて、日本としても、アメリカに対する攻撃のみならず、人類全体に対する卑劣な攻撃である、また、自由、平和、民主主義に対する攻撃であるというふうに受けとめまして、これは人ごとではない、今お話しのように全世界が結束し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今回のテロ事件のみならず、情報を収集してこれをしかるべきところにきちんと伝達する、そしてその情報が正しいかどうかを分析する、そういう面において、各関係省庁の協力あるいは人間的な関係強化、大変重要なことだと思っております。  セクショナリズムを排してし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のアフガンに対するテロリスト拠点攻撃、これは、テロリストの、またテロリスト拠点、テロリスト支援グループに対する攻撃で、アフガニスタン国民を相手にするものではないということがはっきりしております。そういうことを考えますと、今のお話のように、今後アフガンに対し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的に特使とか基金とか額とか、そういうことはまだ明らかにすべき段階ではないと思いますが、いろいろな御意見を参考にしながら、日本としてどう対応すべきかという点を考えていくべき問題だと思います。
○小泉内閣総理大臣 このテロに対する闘いにどう立ち向かっていくかという中で、それぞれ各国役割があると思いますが、日本としては、武力行使をしないという中で、このテロに立ち向かっていく国々と協力して何ができるかという中で考えられることだと思います。  日本としては、いわば人道的支援...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私どもとしては、原案で十分慎重な対応ができるのではないかと思っておりましたが、いろいろな御意見を取り入れまして、より心配をなくしていこうという対応で、そういう考え方も一つの考え方ではないかということで、それでは政府案を修正しようかなというところに落ちついたわけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 物事はいろいろな考え方の方がおりますから、私どもとしては、政府案に対して各党どういう考え方があるか、また各議員がどういう考えを持っているかということを、この審議を通じていろいろ伺ってまいりました。  私としては、できるだけ多くの方々の理解を得られるような形で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我々としても、できるだけ多くの方々の理解を得られ、協力していただけるような法案を作成したいと思っておりました。できれば野党第一党の民主党にも賛成していただければなと、この法案を作成する前から考えておりました。そういう中で話し合いが進んでいきまして、それぞれがそ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、なぜ民主党が反対されたのかわからないんです。基本的に新法に賛成だ、自衛隊を派遣するということに対しても反対しない、テロと対決するのもこれは当然だ、国際協調も当然だという考え方のもとに立って議論をしてきたわけでございますので。しかも、時限立法。  これは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 突き詰めて言えば、政府を信頼するか信頼しないかということだと思いますね。時限立法、選挙で選ばれている、二年、この事件に限り、この法案を認めるということが私は既にもう事前承認、国会承認、しかも時限立法ですから、それは突き詰めていけば、政府を信頼できるか信頼できな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が発言すべきことをすべて、山崎幹事長を初め、政府・与党側の方が発言したからでございます。
○小泉内閣総理大臣 我々としては、民主党の主張を大幅に取り入れて、これで十分御理解、御協力が得られるのではないかという見通しを持って党首会談に臨んだわけであります。
○小泉内閣総理大臣 それは、理事同士で協議を継続して努力された経緯も伺っております。それで、何項目かの点では合意が見られ、最後に残った武器の輸送とこの国会関与も、一方では武器の輸送を民主党の主張も取り入れ、国会関与の面においては事後承認ということで認めて、一〇〇%ではありませんが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かなり御意見を取り入れたと思っております。
○小泉内閣総理大臣 我々としては、もとから事前承認も事後承認も必要ないと思って提案しておりました。そういうことから考えて、国会関与させた方がいいということで、事後承認を認めるということで理解が得られると思っておりました。
○小泉内閣総理大臣 言葉の端々はわかりませんが、私としては、この新法によって事前承認も事後承認も必要ないと思っておりましたので、迅速に対応するためには政府案でいいのではないかと思っておりましたので、事前承認は必要ないと思っておりました。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな話が飛び交っておりますが、私としては政府原案でいいと思っておりましたから。しかしながら、いろいろな方々の意見を聞いて、修正した方がいいと。多くの方の理解を得るならそういう考え方もあるのかなということで、与党の修正案、これも一つの考え方だろう、あとは民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も繰り返しますが、私は政府原案でいいと思っておりました。しかし、より理解できる方策として、与党が考えた修正案も、まあそれは一つの考え方だろうなということで受け入れました。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな考え方はあると思います。政治家であるならば、一つのA案に賛成だけれどもB案に反対だ、午前中はお互い反対しても午後では賛成できる案件がたくさんあると思います。  総理として、できるだけ多くの方の意見も聞き、国民のために一番いいということを念頭に置いて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先日説明したことで、私は十分説得力のあるものと判断しております。
○小泉内閣総理大臣 総理大臣として常に重い責任を担っております。常に自信を持って説明しているわけでありますので、これも自信を持って説得力のあるものだとお示ししているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 当然のことを聞かれているのであって、常にアメリカと情報交換をし、関係各国と意見交換をして、そして総合的に判断して国会に報告をしたわけであります。責任があるし、自信があるから説明、報告をしたわけであります。
○小泉内閣総理大臣 出せるものと出せないものがありますし、責任があり自信があるからこそ、国会に報告したわけであります。それが信用できないと言われるなら、それはどの点を出せば信用ができるかという点で、これこれこの報告で信用していただきたい、十分説得力があるということで報告したわけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何回も繰り返し答弁しております。自信を持って、責任を持って報告しているということを何回も繰り返し説明しております。総合的判断に基づいた上で説明を申し上げました。
○小泉内閣総理大臣 当然のことですと言っているでしょう、答えで。当然のことだと、それは。資料も見て、じかに話を聞いて、証拠も見て、総合的判断の上に説明申し上げていると何回も言っております。
○小泉内閣総理大臣 何回も言っているでしょう。じかに意見交換をし、証拠を見て、自信を持って、責任を持って説明している。何回言わせるんですか。
○小泉内閣総理大臣 まだ法案も成立しておりませんし、政府として、また総理として、特定の国を今挙げられて、次々、ここは行くべきか、ここは行くべきでないかという問いに答えるべきではないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今もお話ししましたとおり、特定の国を挙げて、今の時点で、ここは行く、ここは行かないという御質問に対しては、お答えを差し控えたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 その時々の情勢を判断して、どこに出すべきか、またどこに出すべきでないか、判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな方がいろいろな憲法解釈の過程で言われているようでありますが、今回の法案は、武力行使しないんですから、集団的自衛権には当たらないということを、もう再三再四私は答弁しているつもりでございます。
○小泉内閣総理大臣 政府としては、事前承認も事後承認もなくて、新法自体が国会で承認をいただければ、時限立法ですので、それで国民の理解と支持が得られるような自衛隊派遣が行われるであろうという、そういうことから事前承認も事後承認も当初は必要ないと言っていたわけでありますが、審議を通じ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国際協調のもとに、日本もこのテロ根絶のために毅然たる対応をとるということでありますので、どういう状況でテロが根絶されたかというのは、各国との情報交換、意見交換、状況を見きわめながら日本として主体的に判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 日本は主体的に取り組むと。世界がこのテロに対して立ち上がっているさなかに、このテロに対する対応も各国と違います。アメリカは、個別自衛権でこのテロと対決すると言っている。イギリスを初めNATOは、集団自衛権をもってこのテロと対決すると言っている。日本は、個別自衛...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国家の安全保障については、特に党派を超えて協力できる体制ができればいいなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、湾岸戦争と今回のテロとの闘いは、全く様相が違っているんですよ。湾岸戦争のときは国対国の戦い。今回、テロは国と国との戦いじゃないんですね。どこで起こるかわからない。はっきりとした対象もわからない。私はテロリストですよと言って攻撃は予告しても、姿をあらわさ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 常識的に考えれば戦力でしょう。ところが、定義、法的定義によって戦力じゃないと定義しているんです、日本では。これが、世界の常識に合わせろというと、常識的でない面もあるんですよ、すべてじゃないといっても。そこが、憲法解釈に幅がある、すき間があると言っているゆえんな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その議論をすると非常におもしろい議論になるんですよ。これは定義として、憲法九条の、戦力を保持しない、しかし、必要最小限度の戦力は戦力じゃないという解釈をしているんですよ、今の。しかし、常識的に考えれば、自衛隊は、ほとんどの国民が考えてみれば、戦力と思いますよね...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこが変わっているんですよ、今。テロが、テロ行為が……(木島委員「テロ、関係ない」と呼ぶ)いや、関係あるんです。これはテロ対策ですから。  というのは、テロははっきりとした軍事施設なり軍事攻撃拠点を見せない。そして、戦闘行為もどこで起こるかわからない。そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アフガンに対する空爆以前から、無関係な無実の方たちが何人テロリストによって殺されたか、これも考えなきゃ、このテロ根絶の闘いというのは結局テロリストの言うとおりせよというおどしに屈してしまうおそれがある。  私は、ああいう空爆によって亡くなられる方、本当に痛ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今話の中で答弁したはずですよ、速記録を読んでいただければ。そういう悲惨な、犠牲になっている方に対しては胸痛む思いであるということを今までの答弁の中でちゃんと私は話しているんです。  そういう話の中で、それでは、テロが無実の人を犠牲にしているということに対して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何もしなくても新たな脅威を生んでいるんですよ。そう思いませんか。  それでは、何もしません、ニューヨーク、これはテロの言うとおり、アメリカが敵だ、アメリカを殺せとテロリストが堂々と宣言している、姿を見せませんけれども。しかし、今我々が何もしないでそういうテロ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かなり、日本も含めて国際社会はこのテロリストに対する対応はやっていますね。国連の安保理決議でも、ウサマ・ビンラーディン、今言われているテロリスト、身柄を引き渡しなさいと決議しているけれども、相手は言うことを聞かない。何回決議しても言うことを聞かない。言うことを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、官房長官が答弁したとおりで、我々としては、このテロとの対決、たとえテロリストがアラブ人であってもイスラム教徒でもそうではないんだということをブッシュ大統領にも直接の会談の席でもお話ししましたし、そしてブッシュ大統領も、全くそのとおりだ、今回のアフガンに対す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のテロとの闘いは、まず、国と国との対決ではない。テロリストが一人ではない、複数である。組織も一国にとどまらない、何カ国にわたっているかわからない。そして、はっきりとした拠点が目に見えない。今までの戦争と違うんですね。国と国との対決でもない。そういう時点にお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ニューヨークでテロが発生しましたけれども、日本人も犠牲になっているんですね。日本に起こらないとは言えないんです。  状況を見て日本は主体的に判断しているんです。主体的に、アメリカは個別自衛権で立ち向かっている、イギリスは集団的自衛権で立ち上がっている、NAT...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、難民の支援の方法は国によって違いますよ。難民が、近いところはたくさん出るでしょう。あるいは、難民の事情にもよるでしょう。受け入れるだけが難民支援じゃない。日本は、難民の支援に対して、ほかの国ができない、日本の国力に応じて、国情に応じてやっているわけです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 法的な面については説明員に答弁させますが、それは日本としては、不法入国者というものについて、非常に今いろいろ管理しなきゃならないという意見もあります。現に、かなりの数の不法入国者が日本に滞在しております。それと、正規の難民等の受け入れ等も、これからいろいろな事...全文を見る
10月19日第153回国会 参議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 加藤議員にお答えいたします。  テロ撲滅への決意並びにAPEC首脳会議出席に向けての我が国の姿勢についてのお尋ねでございますが、今般のアメリカにおける同時発生テロに対しましては、これはアメリカのみならず、世界の人類に対する自由、平和、民主主義に対...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藁科議員にお答えいたします。  まず、衆議院の修正についてのお話でありますが、これは私は、民主党のこの新法案に対する基本的な考え方、基本的に新法が必要であるという、そして安全保障の立場から、できればお互い協力すべきは協力すべきだと、反対のための反...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 遠山議員にお答えいたします。  今回の米英の行動の性格及び国際司法機能強化への我が国の取り組みについてのお尋ねであります。  先般の多発テロ事件は人類全体に対する極めて卑劣、許しがたい攻撃でありまして、日本としても毅然として対応し、テロの一層の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉岡議員にお答えいたします。  共産党は自衛隊は憲法違反の存在であるという認識でありますので、我々、自衛隊は憲法違反ではないという立場からするとなかなかかみ合わない点もあることもあると思いますが、御理解をいただきたいと思います。  本法案におけ...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 四月に発足以来約半年が経過しようとしておりますが、おかげさまで多くの国民から支持をいただきながら精いっぱい総理大臣としての職責を果たさなきゃならないということで毎日一生懸命努力しているわけでございますが、経済の問題、そして外交安全保障の問題、それぞ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二十カ国の、地域の首脳がそれぞれ一堂に集まり、経済の協力のみならず、九月十一日以後の、テロ発生後の世界をどう見ているか、また、どう立ち向かうべきかということに対していろいろ意見交換でき、なおかつテロを断じて許さないという強いメッセージを発出できる結...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国の首脳と何回かお会いしましたけれども、率直に言って、最初の会談から四回目、一番気が合うというかウマが合うとかいう関係を構築することができたと思いますね。お互い率直に意見交換できる、日米関係の重要性をお互い一番よく認識していると。そういう中で言う...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法的根拠について、条文からいえば、むしろ後ほど法制局長官からお話ししてもらった方がいいと思います。  私としては、今回、自衛隊の派遣を今までできなかった地域に出すという、自衛隊に新たな任務を与えるという法案であります。ということから考えれば、憲法...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このテロ撲滅作戦において日本がアメリカに協力すると、テロリストはアメリカを敵にするんだから日本もテロに巻き込まれるのではないかという一部の懸念があります。しかし、私は今回のテロとの対決に中立はあり得ないと思っています。  これは、結果的にアメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 意見交換は常にしておりますので、具体的な艦艇の派遣とか、そういう問題については防衛庁長官の方が詳しいのではないかと思います。その時点で、どういう状況で、どの程度の規模で派遣すべきかという点については私もかかわりますけれども、それまでのいろいろな状況...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはまだ戦闘行為が継続中でありまして、アフガンの内部にも、タリバンといっても一様ではない、北部同盟との長年の確執もありますし、どういう状況で新しい政治的体制が生まれるか、今の時点で予測するのは困難な面が多いと思います。  しかし、ブッシュ大統領...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までにテロ行為は各国で何件もあったわけです。しかし、ある場合には、一つの政権の圧制による犠牲であるとか、貧困が理由だとか、あるいは宗教間の対立、仕方がないんだという面もあったと思います。いわばテロにも三分ぐらいの理があるのじゃないかという見方も一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全部を申し上げると時間がかかりますので要点だけお話ししたいと思いますが、本来APECは、経済協力、自由貿易体制をどうやって協調して確立していくかと、経済面が主な議題になりますが、今回、テロ発生後初めての各国首脳が集うという会合でありました。当然テロ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) パキスタンの支援というのは、アフガンの問題を考える上でも大変重要な隣国であります。今後、パキスタンの状況を考えますと、今難民も一番多くアフガンから出ておりますし、そういう面の支援と、パキスタンが核保有国であります、そして、かなりあの国は反米感情も強...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) APECの会合でも、たびたび各国の首脳から今までの日本の支援に対して御礼の言葉をいただきました。また、パキスタン大統領とも先日電話会談をいたしましたけれども、その際にも、今の日本の支援策、今までの支援、協力に対しても感謝の言葉もいただきました。いわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回は時限立法でございますが、もし日本にテロが発生した場合にどういう対応ができるかということについては、発生する前に考えておくのが政治の責任ではないかという観点から検討する必要があると申し述べたわけでありまして、今言ったように、テロ資金一つ管理する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各国それぞれの事情があると思いますが、日本としてもこれからいろいろな憲法論議が出てまいると思います。また、今までもしてきました。今後、二十一世紀の将来に向かって、改めて憲法かくあるべしという議論がこれからも行われてまいると思いますので、その推移を見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 九月十一日、ニューヨーク、ワシントン、米国等で発生しましたテロリズム以降、世界の意識も変わってきたと思います。この卑劣な人類に対する攻撃、特に自由と平和と民主主義という戦後一貫して日本国が尊重してきた理念に対する攻撃でもあると、アメリカ初め各国がテ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のテロに対しては、確かに国際社会と集団的に対応しようという考え方でありますが、この集団的自衛権の問題は武力行使ですから、我が国は集団でこのテロに立ち向かいますけれども、武力行使はいたしません、戦闘行為には参加しませんということでありますので、憲...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国にあのようなテロが起こった場合というのは想像するだけでも嫌なことですけれども、起こった場合どうするかということは、まず、今まで国と国との戦争という観念からいえば、今回のテロはそういう観念に当てはまりませんよね。ですから、個別自衛権で、どこにい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、できるだけの支援協力態勢を国際社会の中で国際協調精神のもとで構築していきたいという中にあって、私は憲法の範囲内で、憲法九条に違反しない範囲内において何ができるかと。今までの活動、国対国の戦争ではございません。世界的な協力が必要だと。テロリスト...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊という役割、任務は今までも重要でありましたし、いざ日本が侵略を受けた場合には日本国民がその侵略に立ち向かう、敵対する、打ち破る組織というのは一義的には自衛隊しかないわけですから、絶対侵略が起こらないというならともかく、今回のテロみたいにいつ侵...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの役割、任務考えて、適切な装備なり行動は必要だと思います。  今までの自衛隊の議論になりますと、割合想定しない極端な議論に行く面があるんですよ。というのは、武器使用の面においても、我々は、自衛隊が海外に行く、今回の支援活動に出ていく場合も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 口で言うのは、備えあれば憂いなしというのはみんな当然だと思うんですけれども、備えをするとある程度不自由を覚悟しなきゃならないという場合がありますね。基本的人権も、一時的な危機状況に対しては我慢しなきゃならないという点が出てくる。そこですよね、一番問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のAPECの会合におきましても、このテロとの戦いは軍事的問題だけじゃないと、経済対策あるいはそれぞれの国の経済の復興策、これも重要だと、それぞれの経済をしっかりさせることによってこれからのテロの背景というものに対しても備えていこうという点があり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アフガンの情勢は非常に複雑であります。いろんな勢力が入り組んでおりますし、国連で対応しようという場合にも、国連の関与を結構だと言う北部同盟もあれば、国連の関与を嫌うタリバン勢力もあります、将来のことを考えても。  しかし、アフガニスタンの国民のこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、経過をお話しした中にも触れたと思いますが、日本は各国の今までかかわってきた国々の意見と、国連あるいは国連機関の意見、そしていろいろアフガン自身の意見、もろもろの意見を聞いていかないといけないと思います。日本がやりたいというよりも、日本がその復興...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界、世の中、自分が敵対行動を起こさなければ相手も敵対行動を起こさないんだという世の中ではないというのが今回のテロ多発発生事件で、起きたからこそ世界が衝撃を受けている、世の中話し合っても通じない相手がいるんだなというのがわかったと思うのであります。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 訂正したわけではありません。  一般国民から考えれば、自衛隊は戦力だと思っているでしょう。しかし、憲法上の規定では戦力じゃないんですよ。ここが日本憲法の難しさ。必要最小限度の実力、これが憲法九条に規定している陸海空軍その他の戦力は保持しない、それ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはいろいろ論争がありまして、最高裁判所が自衛隊は憲法違反の存在ではないと判決を下しているんですよ。かつて裁判があったんです。片一方からは自衛隊は憲法違反の存在であるという、そういう訴訟があったんです。しかし、日本の最高裁判所は自衛隊は合憲である...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは基本的に憲法論議というのは大事な点であります。すっきりしろという御意見もわかります。しかし、もともとすっきりしない部分があるんですから、そのすっきりしない部分をどうやってお互いの知恵を出しながら平和に国際社会と協調していくか、日本の責任を果た...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議員が、九月十一日、米国に滞在してあのような事件を身近に感じたという貴重な経験を話されましたが、私も今、九月十一日どうだったかなと考えておりますと、日本時間では夜でした。ニュースであの飛行機がビルにぶつかる瞬間を見て、直ちに私も官邸内の危機管理対策...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 来年四月、延期するつもりはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権処理は経済構造改革に欠かせません。そういうことで進めているんであって、私は、無用な金融システムの混乱を起こさないために、もし必要な場合は公的資金を投入する場合もあり得ると。しかし、今その必要はないと。しかし、無用な混乱、世界の金融危機につな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権処理に今政府は二、三年以内に正常化するという過程でいろいろ努力しているわけであります。現在の時点で公的資金を注入する必要はないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の外交は、日米同盟を基調として、アジアの一員としての認識を持ちながらも世界各国と友好関係を結ぶ、それが大きな方針でありますので、その線に沿って独自の外交を展開していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、新たなテロというこのテロリズムに対して国内的に考えた場合どのような対応ができるか。危機管理の一環として、場合によっては治安出動が必要な状態が起こるかもしれない、あるいは今のテロリストの考え方によってはどこが標的にねらわれるかわからない、そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、この新法は二年の時限立法ですし、こういう審議をしていただいていること自体、私は事前承認的な意味も持つのではないかと。そして、この法案の目的、意図というのは明確ですし、そして非常に自衛隊の活動も限定されております。  私は、そういう観点から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この法案の審議でどのような地域にどういうことをするかというのはかなり明確に議論しているわけであります。そして、そういう中で、(発言する者あり)いや、わかろうとしない、わかろうとしなければしようがありませんが、我々の立場から見れば実に明確だと。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは外国の常識、軍隊が出れば武力、戦闘行為、当たり前だろうという、常識だと言っていますけれども、日本は、外国は自衛隊を軍隊と規定するかもしれない。日本はそれすら認めていませんね。外国の常識と違うところもあります。自衛隊を派遣して武力行使したことが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大体自衛隊が動けば武力行使だという考えは私は初めて聞きましたね。そこら辺は私たちと全く違う。自衛隊は災害派遣にも行きます。あるいは訓練にも出ます。PKO活動にも出ます。自衛隊が出るから武力行使に参加する、戦力を持つ団体だから戦闘行為、武力行使だとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、日本国総理大臣として自衛隊が合憲でないと言ったらどうなりますか。私は、民主党も自衛隊合憲だと思っているはずですよ。どうですか。自衛隊は合憲ですよ。そう思いませんか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理になる前に何回読んだか数え切れないんですが、総理になってからは全文を各条全部読んだことはないですね。しかし、ここは要点、この何条、この何条。余り読み過ぎていますから、今まで、数え切れないぐらい。そういう点において、全文は一条一条読んでおりません...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) あえてそこを指摘したわけですよ。有事法制の場合には、場合によっては公共的な利益のために基本的人権がある面においては抑制される面もある。そこが難しいから今まで進まなかったんでしょう。平時からそういうことを議論すべきであるという意見は私も賛成です。しか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の議論と憲法改正とは直接には結びつかないと思いますけれども、憲法の範囲内でどのような有事体制ができるかと。その場合には基本的人権の問題は出てくるでしょう、今言ったように、公共の福祉のために、いざ有事の場合に、危機のために、ある程度基本的人権を侵害...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 有事にどう備えようかということを国会で議論しなかったらどこで議論するんですか。国会でこそ議論すべきでしょう、国会でこそ。  私は軽々しくなんか言っているつもりはありませんよ。質問に誠実に答えているつもりですよ。ある場合、全部、土地収用法の場合だっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、有事を含めて。(発言する者あり)言い逃れじゃない。基本的人権、一切触れない、そういう話とはまた別でしょう。だから、そういう不自由さも覚悟しなけりゃならないという議論は有事法制になると出てくると。そういう中で、反対論も出てくるからそんな有事の議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も最近、外交の重要性というのは、委員が指摘したとおり、日本にとっては世界の中での外交面の重要性を特に認識している国だと思います。そういう面において、国会開会中でも、できれば、外務大臣不在でも、副大臣あるいはそのほかのかわりの方で委員会の開催を認め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一致結束してテロに主体的に積極的に取り組もうということで団結しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私のみならず、外務大臣、財務大臣、経済産業大臣、元総理大臣、元外務大臣、いろいろ人脈のある方、必要な方、必要な国に行って、目に見える外交も、見えない外交も展開しているということを御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、いろいろ審議いただいて法律を承認していただければ、その後、内容、目的に従って国会の承認は必要ないと思っておりましたけれども、事後の承認があった方がいいのではないかということで修正してやったわけでありまして、私は別に、この法案の審議の過程でよく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、法律自体、それで十分ではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) しかし、限定的な要求がまだないんですから、どこに行くかもわからない、どういう地域かも。まだ要請がない。これは、法律が成立すれば、またこのテロに対する対応、世界情勢も違う展開が出てくるかもしれない。  そういう情報交換をしながら、どこに支援協力活動...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どの程度かかるかわからないのに、まだ決める必要ないでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そこは大枠のルールは決まっているんですよ。そこに行政権、政府の責任でやるんです。そのぐらいの裁量権は与えていただきたい。(発言する者多し)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、二十日後に国会の承認を求めることになっていますが、その前に終わっちゃうだろうと。終わっていればいいですよね、感謝されて、何にも問題がなくて。二十日以内に終わる活動もあるかもしれません。私は否定しませんよ。  そして、私は、事前から出す場合...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊に激励、応援をいただくことに感謝申し上げます。  自衛隊員は士気旺盛でありまして、むしろ日当よりもみずからの責任感、使命感で働いていただいているのでありまして、我々国民も自衛隊に対して敬意と感謝の念を持って接するような環境整備が必要だと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回、パキスタンは総合的、客観的に見て安全なところだから行ってもらったんですよ。自衛隊自身は、入隊のときから既に危険を顧みず職務に精励するという宣誓のもとに入隊しているんですよ。しかし、政府としては、海外、今こうであるから、できるだけ客観的に考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 非常に参考になる、また格調の高い歴史的な背景を説明していただきまして、改めて歴史に学ぶ重要性を感じました。  私も歴史は好きですが、第一次大戦のころの状況はほとんど読んでおりませんで、今お話聞きましてなるほどなと。我々、学校のころ習ったのはサラエ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ウサマ・ビンラーディンについては、既に国連安保理でも身柄引き渡しを要求しておりますが、出てきておりません。今回のアフガンに対しましても、タリバン政権はその身柄引き渡し要求に応じておりません。  そういう状況の中で、今までの過去の事件とのかかわり方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、タリバンに対する態度は議員と私とは違います。既に、ウサマ・ビンラーディン、またそれを支援しているタリバン政権、今までの過去の行為から、各国との情報から、アメリカだけが確約しているわけじゃありません。ロシアもフランスもイギリスも各国ももう十分...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国内の刑事裁判みたいな証拠は確かにないと思います。しかし、アメリカはこれは個別自衛権の発動だということで、国際社会がそれを支持し、なおかつ、過去、タンザニア、ケニアあるいはUSAの艦艇のコール事件等、数々のテロ事件を受けて、いろいろ苦労に苦労を重ね...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の九月十一日の事件だけじゃないんですよ。今、官房長官お話ありましたように、過去数年前からの具体的な事件でかかわりがあったからこそ国連の安保理決議でウサマ・ビンラーディンの身柄を要求しているんでしょう。全然応じないんですよ。応じないうちに今回のテ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロの準備をしていない方が悪くて、テロがいいというみたいな話に伺えますが、どんな厳重にしたって、こんなことはだれも私は想像できなかったと思いますよ。いかに厳重にしようと、民間機を乗っ取って、しかも関係ない人を殺しても構わないというテロリストのあの組...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカ国内の情報管理なり情報収集なり諜報活動なりについて不備があったの、不十分じゃないかというようなことは、アメリカ国内で考えれば私はいいことだと思っております。日本政府としてその時点で何を話し合うべきかというのはその時点で私は判断いたします。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もちろん同一の事件ではありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もちろん同一の次元で論じられるものではないと思います。だからこそ、アメリカのだれが言おうとも、ブッシュ大統領を初め、この事件に対してパールハーバーということは口にしていないはずであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 子供たちのみならず大人も、老いも若きも、男も女も、今回の事件に大きな衝撃を受けたと思います。このようなテロリズムをなくすためにどうしたらいいかということで今全世界が立ち上がっているわけでありますので、日本としてもこれは人ごとではない、二度と起こさせ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロリズムということは許すことのできない卑劣な行為である。今回、APECの会合におきましても、いかなるテロも正当化する理由はない、だからこそ立ち向かっていかなきゃならない、毅然とした対応をとらなきゃならないという共通の認識を持つことができたわけであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは暗殺ですから、私はテロと言ってもいいんじゃないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロの定義についていろんな意見が出ているのは承知しております。しかし、APECの会合においては、先ほど申し上げましたように、テロに対していかなる正当な理由もない、これに毅然と対決しなければならないということで共通の認識が持てた会合でありました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、本来、政府が責任を持って大枠を、この法案で審議終わって、その決められた大枠の中で基本計画を立てるわけでありますので、その大枠が決まっている限り、政府を、行政権的な裁量権もある程度認められていいのではないかということで、今でも事前承認は必要ない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 多数の国民は新法が必要だということで賛同を示していただいているわけですが、そういう意見も聞いて政府・与党は事後承認を修正案の中に入れたわけであります。私はこういう形で大方の理解を得られるのではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、自衛隊の警護活動、もっと範囲を広げろという意見は自民党内にも野党内にもありました。そういう中で、一番今の時点が理解を得られる範囲ではないかということで決めたわけでありまして、将来は将来の時点として、またもっと広げた方がいいという意見があれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロリストを根絶し、また拠点をいかに破壊し、支援する者をなくしても、またいつどこで似たような事件が起こってくるかわからない。実に厄介な困難な問題だと思っております。  過去、戦争をしちゃいけないと思いながら何回も戦争が起こってきたように、人間とい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは必ずしもそうとは言えないと思います。現にビンラーディンはニューヨークにもワシントンにもいなかったんですから。それでもテロが起こったでしょう。テロリストが何十人世界に散らばっているかわかりません。そういう中での努力ですから、大変長期戦を覚悟して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろんな努力が必要だと思います。いろんな努力をしてきても通じる相手ではなかったからこそ今回世界が立ち上がったわけでありまして、今言ったようなことは我々も望んでおります。望んでも実現しないところに困難があると。  しかし、出口の見えない戦いだからこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この炭疽菌に関する感染者は今米国で何人か出ているように聞いていますが、米国政府は今この炭疽菌事件につき捜査中であり、現時点では多発テロ事件との関係を示す証拠はないとしております。  我が国政府といたしましても、米国における炭疽菌事件につき重大な関...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカの軍事行動は基本的に支持しているんですよ、皆さん。そして、ある面においては、イギリスは武力行使にともに参加していますけれども、現在、武力行使に参加している国は少ないが、アメリカの態度を支持している。  そういう中で、APECの会合におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 無関係の施設あるいは市民に犠牲の及ばないような最大限の配慮が必要であると私は思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 具体的には、その銃器なり爆弾がどういう性能であるかというのは、私は専門家ではありませんからよくわかりません。しかし、テロ撲滅のためにあらゆる手段を講ずる、軍事的活動も行使しなければならないという状況の中でできるだけ無関係な犠牲者を出さないような配慮...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような爆弾使っていいか使ってよくないかという、そういうことについて、私はその性能よくわかりませんので、その辺については私はここで議論するのを差し控えたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことは確認しておりませんし、私は言うつもりはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、テロリスト、また拠点をたたくために今戦闘行為をしているのであって、できるだけの無関係の犠牲者を出さないような配慮が必要だと、そういう中でやっているんだと思いますよ。そういう中で、私は、どういう状況でそういう爆弾なりが使われているのか、はっき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、あるいはタリバン側の、ウサマ・ビンラーディン側の軍事施設をねらってやった、それが外れる場合も一〇〇%ないとは言えないと思いますよ。しかし、軍事施設だったら有効な爆弾を使う場合もあるでしょう。そういう中でできるだけの配慮をすると。そして、テロ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦闘が行われていない地域。そうであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦場には行かないんですよ、自衛隊は。戦闘が行われていないところで物資の輸送とか協力、そういう支援活動をするのであって、戦場には行かないんですよ。戦闘行為には参加しないんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきりしているんですよ。アメリカのコンバットゾーンと日本の言う戦場とは違うと、はっきりしているでしょう。  それで、確かにアメリカは、物資の補給を受けるところもコンバットゾーンに入るかもしれない。しかし、日本は、この地域はアメリカではコンバット...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) コンバットゾーンといわゆる戦場という違いは今お話ししました。  今回、何を輸送するか。ある場合は武器も輸送できるでしょう、全然違う、水とかあるいは食糧とかを輸送する場合もあるでしょう。できるのとするのとは当然違いますよ。何をするかというのは、その...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、それは今、議員の指摘で、法制局長官がどういう見解をするのか、それを聞いてから答弁します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛庁長官の答弁を聞いてから、答弁します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は武力行使しないんですから、集団的自衛権の問題ではないとここに書いてあるでしょう。「海上自衛隊の艦艇は、自衛のためにのみ武器使用することの命令を受けるだろう。」と、ちゃんと日本の方針を理解しているでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロに対しては一致団結して対応しようと、毅然として立ち向かわなきゃならないということで一致いたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、国連安保理決議等されておりますとおり、アメリカの今回の行動を支持しているわけですから、国連機関との協力をしながらこのテロと対決していこうということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 軍事行動に全面支持という表現はありませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの首脳の発言というのは一様じゃないんです。国情によって違うんです。マハティール首相にしても、マレーシア国内に多くのイスラム教徒を抱えています。また、マハティール政権に対する反政府ゲリラ組織がアフガンでテロの訓練を受けているという事実もありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはできるだけ無辜の人たち、犠牲にならないような配慮はしなきゃならないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、アメリカ、イギリスがアフガン攻撃をする以前から、無実の、無辜の人が何千人死んでいるんですか。アフガン攻撃前からテロリストたちの行為によって、卑劣な行為によって多くの人が犠牲になっているんですよ。今回の米国発生以前からです。あの世界貿易センター...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今アフガンを攻撃したから無辜の市民、無実の無関係の市民が犠牲になるということじゃない。そして、このままそれじゃアフガンを攻撃しなければ無実の市民が犠牲にならないかと。そうじゃないから厄介な戦いなんですよ。  このままそれではテロをさらにや...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは戦争ですから、すべてゼロにしろというのは望ましいですよ。(「報復戦争がいいと言うのか」と呼ぶ者あり)報復戦争がだれもしたくてしているわけじゃないでしょう。そういう配慮をしつつこのテロリストたちをどうやってなくすかという、これをしているんですか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、アルカーイダ初めウサマ・ビンラーディンが、自分たちが数十年間苦しめられた、その苦しみをアメリカも初めみんな苦しむべきだといってテロリストの正当行為を評価している、それはどう思うんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) こういう議論をやっていると嫌になっちゃうけれども、そんなことを言うわけないでしょう。アメリカ人が苦しんだだけアフガンが苦しんだなんてだれが言っているんですか。そんな考え全くないと思いますよ。我々はこのAPECで出したテロ声明、すべて必要だと思ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際協調が必要なんですよ。だから我々は協力してやろうという。国際協調必要です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この九月十一日にテロ発生以来、何度同じことを言ったでしょうか。これはテロとの戦いであって、テロリストたちがたとえアラブ人であろうとイスラム教徒であろうと、アラブとの対決でもないし、イスラムとの対決でもないと。しかし、テロリストの中には、これはイスラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 出す必要があったと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) わかりませんね。顔が見えない、テロリストの顔が見えない、いろんな言葉使いますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全然そんなトラウマ感覚はありません。日本が今何をしなければならないか、国際社会の中で日本の責任をどう果たしていけばいいかということでこの新法を提出したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、社民党は反対しているかもしれませんが、国民多数は支持していると思いますよ。今回、自衛隊を派遣する場合におきましても、武力行使はしない、戦闘行為には参加しない、その他の面で自衛隊の能力を発揮できるところがあれば自衛隊にも活躍の場を与えて、しっか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊はみんな志願して入ってくるんですよ、志願して。徴兵制はないんです、強制じゃないんです。みずからの任務に誇りを持ちながら、そして日ごろ報われないであろう訓練にいそしみながら必死に努力している人たち、そういう方々が私はみずからの役割を十分認識して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) という点もあると思います。そういうときには、民間が嫌がらないところをどうして政府はやらないんだという声もあります。できるところはまず政府機関がやろう、民間でできるところがあったら民間もやってもらおう、その活躍の場を与える法案であるということを御理解...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イギリスという国は多様性があり、多くの外国人も訪問し、ロンドンも緑が多いし、いい国だな、日本も学ぶべき点がたくさんあるなと。そして、インド人もパキスタン人も、いろんな方々が白人の皆さんと生活し、ある場合には仲よく、ある場合には人種差別的な運動を目の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国際社会、まあ世界ですね。いろんな国がありますね。  これは、日本だけが唯我独善的な行動をとっちゃいかぬ、世界のいろいろな声に耳を傾け、独善に陥らないように、偏見を持たないように国際社会と協力していくことが日本の平和と繁栄の道だという意味で、国際...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私の言ったことに賛成したということです。いけませんか、賛成してくれて。反対するよりいいでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私がブッシュ大統領に言ったのは、アフガンの軍事活動、戦争終結だけを考える問題じゃないと、この問題は。この軍事行動が終結した後、アフガンにどういう安定政権をもたらすべきか、アフガン国民にとってどのような政権が望ましいのか、復興していくためには各国どう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカのやっていることは、今、国家テロだという認識を持っている国はほとんどいないんじゃないでしょうか。これには私はちょっと驚きましたけれども、見解が違うんだからしようがないでしょう。  私は、自衛隊員に対しても、多少死んでも仕方がないなんという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一言も言っていません。どこで言ったのかも、あったら教えていただきたいんだけれども。そういう余りうそを言わないでください。  それと、すべて安全なところであるとは限らないということは言いました。それは日本にいても安全じゃないんですから。いつテロリス...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どうですかと言われても、それは田嶋さんの御意見なんでしょう。我々は違うんですから。  だって、イギリスではそういう一部で反対運動が起こっているといいますけれども、この新法審議でも日本も反対運動は起こっておりますし、イギリスはやっぱり武力行使してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカもAPEC諸国も、日本が武力行使しないということについては理解を得ていると思います。そういう中で日本に対する期待の大きさをそれぞれの首脳との会談で感じました。  そこで、我々としてもそういうアフガンの安定した状況をもたらすために、またアフ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本はやっぱりその憲法の解釈論をめぐっていろんな議論があるというのは御指摘のとおりであります。私が、確かにすっきりしない点がある、あいまいな点がある、あるいは解釈に幅があると言うのはそこなんですね。  しかし、それだけ日本国民はいまだにあの第二次...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このテロ発生以来、さまざまな対応が議論されてまいりました。また、各国によってそれぞれ対応の仕方も違うことを承知の上で、やはりテロを正当づける理由はないという観点から、今、世界の多くの国がテロに対して毅然と立ち向かおうとしているわけでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このパレスチナ、イスラエルとの和平問題については、クリントン前政権からアメリカも必死に努力をしてきて、ぎりぎりの話し合いが行われてきたわけであります。残念ながらなかなか合意に至らず、今もこのこれからの中東和平を考えると大変な努力が必要だと思います。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) APEC諸国の全員が集まる会議でもそのような意見も表明され、また私との二人との、マハティール首相との会談でもいろんな意見を交換をいたしました。  確かにテロの背景を考えると、一様ではない非常に複雑な問題があります。一方では、中東和平がうまくいかな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、尾身大臣が述べたとおり、まず運用の改善でできるだけ納得できる解決策を講じようと。それが効果的でない場合は、これはいろいろ両国の関係ですから、新しい改定も視野に入れなきゃならない。  しかし、当面、運用の改善でできるだけ協力していこうということ...全文を見る
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 立法権、司法権、行政権、それぞれ役割があると思います。国会は国権の最高機関、法律を制定するわけですから、その法律に従って行政執行されるわけでありますので、その枠組みで国政というものが運営される、法の支配、これが私は民主主義の基本であると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法律によって行政も運営されなければなりませんので、極めて抽象的な質問でありますので、答弁も抽象的にならざるを得ないと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 行政も法に従って運営されなきゃなりませんから、法の支配、これが前提ですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当然ですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、全然違うんですね。国民主権なんですね、要するに。  結局のところ、国会の権威というのは国民によって与えられているんです。私はそう思います。選挙で国民は政権を選ぶんですね。永久政権というのはあり得ないんです。衆議院の場合は任期四年ですけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは行政権を与えられているわけですから、立法の範囲内で。裁量権というのはあるわけですね、政府にも。その範囲内でやると。それを国民が選挙のときにどう審判するか、そうだと思いますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、テロ根絶のための戦いをしているわけで、我々はその米国のテロ撲滅に対する努力を各国とともに支持しているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカの同時多発テロ以前に一般市民が犠牲になっているわけですね、テロで。アフガンにアメリカやイギリスが武力行使する以前から多数の難民が出ているんです。これをどう思うのか、そこだと思いますね。見解の相違があると思いますけれども。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一国でこのテロに立ち向かうことはなかなか難しいと思いますね。だからこそ、今、世界が一致してこのテロに立ち向かおうとする。じゃ、米国、イギリス、一緒に世界が立ち上がらなかったらこのままテロがなくなるのかといえば、私はなくならないと思いますよ。今まであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、法律に基づいて武力行使はしない、戦闘行為には参加しない、戦場には行かないという範囲内で、どういう物資協力なり必要な支援ができるかと。なおかつ、国会の関与が必要だということで二十日以内に承認を求めるのですから、ここで国会の関与はきくわけですよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 十分憲法の範囲内で支援体制をとれると。また、自衛隊が行くから戦闘行為に結びつくというのは余りにも短絡過ぎるんじゃないか、自衛隊が派遣される地域は戦場でもない、戦闘地域でもないんですから、それは客観的に総合的に判断できると。もし戦闘地域に行けば二十日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ディエゴガルシアは戦闘地域になったら行けませんよ。戦闘地域じゃなければ行けますね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界の常識といいますと、世界の常識に合致する場合もあれば合致しない場合もある。というのは、日本は自衛隊を軍隊と見ていませんね。ただ、世界は自衛隊をやっぱり軍隊と見ている国が多いんじゃないでしょうかね。しかし、日本は憲法上の規定から、陸海空軍その他の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの意見交換の中で、公表できるものとできないものがあることは御理解いただけると思います。そして、過日、委員会で説明したあの報告は十分説得力のあるものだと我々は判断しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの説明で、閣僚全員が十分な説得力があるという判断で決定しているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、集団的自衛権について、今の憲法でも、保有はしているが行使できないというのが今現在政府の解釈であります。この現行憲法でも、いや政府解釈を変えれば集団的自衛権は行使できるんだという議論があることは承知しています。  しかし、現小泉内閣においてこの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、集団的自衛権の問題についてはいろいろな角度から研究してもいいのではないかと。  個別自衛権においても、自分に襲ってきた害ならば武力を行使してもいいと。しかし、他人の、友人が襲われたときに、そばにいる友人が、自分が襲われないんだから、武力を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだそこまで世界の議論が煮詰まっていませんね。そこまで進んでいないのが実情です。そういう点で個別の問題を言う段階にはない。安保理改革をどうやって進めようかという議論の入り口ですから、まだその点まで触れる必要はないし、また、言っても、そういう問題を議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が言いたいことを全部言ってくれたような感じがいたします。  十分に国会の関与もなされているし、しかも時限という立法でありますので、審議の過程におきましても、国民の納得を得れるような基本計画をつくるのが私は政府の責任ではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれ新しい任務につく方々は使命感と責任感を持ってそれぞれの場に出ていくわけですので、そういう人たちの立場を十分配慮して、安全な対策をとることに対して十分な配慮が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、私の意見が国連無力論につながるのではないかという御指摘だと思いますが、全く違いますね。  というのは、今回、アメリカは自衛権の発動で行動していますが、これは既に国連の安保理決議において、今回の米国多発テロに対して国際の平和及び安全に対する脅威...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連が加盟国に対して、武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的または集団的自衛の固有の権利を認めているわけですよ。今、国連軍というのがあればいいですよ。国連軍ないんですよ。国連軍という確...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、法制局長官答弁したように、自衛隊そのものの憲法適合性を直接的に判断した最高裁判決がないことは御指摘のとおりでありますけれども、お尋ねの十月二十三日の私の答弁は、ただいま述べたような自衛隊が合憲であるという解釈の前提である、自衛権に関して昭和三十...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今答弁したとおりですよ。よく聞いていてくださいよ。その最高裁判決の、前提にして政府は合憲だと判断している。自衛権は固有の権利であると。確かに最初は、今言ったでしょう……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊が、だから今、よく読んでいただければわかります。よく聞いてくださいよ、今言ったこと。私、読んだんだから正確なんですよ。  自衛隊そのものの憲法適合性を直接的に判断した最高裁判決がないことは御指摘のとおりであるということを、今の答弁で言ったで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二回答弁しているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはオーバビー・オハイオ大名誉教授ですか、戦後世界のだれ一人も日本軍人によって殺されたり撃たれたりしていない、これはすばらしい記録だと、私もそう思いますよ。まさに戦後日本は平和国家として今日の繁栄を築いたわけですから。  今回も、誤解しないでい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう議論があるからこそ、今まで憲法議論でいろいろ国会でも合憲だ違憲だという議論がなされてきたんであって、じゃ、かといって憲法違反だから自衛隊なくして、もし何か侵害があった場合にだれがこの国を守るのかという問題が出てくるわけです。  いや、自衛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから私は、そういう意見は意見として、これから憲法議論というのは十分する必要があるのではないかと思います。一人の意見として、それはノーベル平和賞に値するのかどうか私はわかりませんけれども、そのノーベル平和賞に値するかどうかというのは私はわかりません...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法はもうだれでも守らなきゃならない、法律も守らなきゃいけない、これはもう当然のことでありまして、遵守義務はだれでも持っているわけです。かといって、改正議論をしてはいけないということにはつながらない。法律も同じであります。法律があるから改正議論をし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法自身にいろんな解釈があるんです。今までの御議論を聞いてもわかるように、同じ憲法でありながら、片っ方では自衛隊は憲法違反であるという議論が厳然としてある、一方、自衛隊は合憲であるという議論がある、それほど憲法解釈についてはいろんな解釈があるわけで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自衛隊が違憲という立場に立つか合憲という立場に立つかによって違ってくると思いますが、我々は憲法九条に今回の法律は違反していないと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、それではテロによって犠牲になった人たちをどう見ているかという視点が大事じゃないかと思っています。アフガンを武力攻撃する前に全く関係のない人たちが何千人殺されたか、そういう点に対して我々はどういう態度をとったらいいんだろうかと。  今まで、米...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、国のあり方ということに関して論議する場合には憲法を避けて通れないということで、憲法改正論議については大いにすべしだと思っております。御承知のように、国家の統治のあり方、しかも国を守るという安全保障の基本的な問題に対してすら違憲合憲の解釈が出て...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く私は絡めておりませんし、もし選挙制度改革の問題がほかの法案と絡めるようなことになったら、その話は断ってくれということをはっきり指示しております。全く別問題であると。  そして、できれば、選挙制度という問題は党利党略絡むものですから、お互いの土...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物事をすっきり分けて考えることができればいいと思うんですが、今の政治状況、政党状況を考えてみても、なかなか各政党それぞれ複雑だと思います、考え方の違いが。憲法観にしても、依然として、同じ政党にいながら、全く相反する人が同じ政党にいる。あるいは同じ考...全文を見る
10月30日第153回国会 衆議院 本会議 第10号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、十月十九日から二十二日にかけて、中国の上海で開催された第九回アジア太平洋経済協力首脳会議に出席するとともに、その機会を利用して、韓国、オーストラリア、米国、シンガポール、ペルー、ロシア、中国、マレーシア及びインドネシアの九カ国の首脳と個別会談...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 桑原議員にお答えいたします。  今回のAPEC会合の位置づけについてでございます。  APECは世界最大の地域協力の場であり、我が国は、APECをアジア太平洋地域の経済面での協力の中核として重視し、アジア太平洋外交の重要な柱と位置づけております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 工藤議員にお答えいたします。  APEC首脳会議において、テロに対して国連の制裁措置として対応していくことの重要性を指摘すべきではなかったかとのお尋ねであります。  我が国としては、テロの根絶に向け断固たる姿勢で取り組む考えであり、今回の米国等...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山口議員にお答えいたします。  米軍等の軍事行動によってテロ根絶に向けて何か前進したのかとのお尋ねでございます。  我が国としては、テロリズムと闘う米国等の行動を強く支持しておりますが、米国は、これまでの攻撃を通じて、今回のテロに関与していると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 東門議員にお答えいたします。  米軍の軍事行動及び我が国の支援策についてのAPEC各国の反応についてのお尋ねであります。  米国等の軍事行動に対する各国の反応は国情に応じて異なりますが、先般のAPEC首脳会議では、宗教的、文化的に多様なAPEC...全文を見る
10月31日第153回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、十月十九日から二十二日にかけて、中国の上海で開催された第九回アジア太平洋経済協力首脳会議に出席するとともに、その機会を利用して、韓国、オーストラリア、米国、シンガポール、ペルー、ロシア、中国、マレーシア及びインドネシアの九カ国の首脳と個別会談...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳田議員にお答えいたします。  我が国が進めるテロ対策特別措置法に対するAPECの各首脳の理解、この法律に基づく今後の支援内容についてお尋ねであります。  今次APEC首脳会議においては、テロ対策につき、我が国は、武力行使は行わないが、憲法の範...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉議員にお答えいたします。  APEC首脳は米軍の軍事攻撃を支持しているのかとのお尋ねであります。  米国等の軍事行動に対する首脳の反応は、国情に応じて異なります。しかし、今次APEC首脳会議においては、九月十一日のテロ行為が、米国のみならず...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 本会議 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 仙谷議員にお答えいたします。  まず、国債発行額三十兆円枠についてのお尋ねであります。  今回の補正予算も、安易な国債増発に頼るべきものではないという考えのもとに、三十兆円枠の原則を守りつつ、雇用対策に重点を置くほか、構造改革に資する施策を中心...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 達増議員にお答えいたします。  日本の仕組みを変えるような構造改革を今すぐ行うことこそ必要であるという御指摘でございました。  改革なくして成長なしとの決意のもとに、構造改革を進めていきたいと思っております。  具体的には、六月に閣議決定した...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大森議員にお答えする前に、先ほど、達増議員の質問に対して答弁漏れがございました。失礼いたしました。補足答弁を最初に達増議員にしたいと思います。  補助金の廃止及び財源の地方一括交付に関する法案についてのお尋ねがございました。  提出される自由党...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 重野議員に答弁いたします。  潜在的な失業者も視野に入れた雇用対策と補正予算における雇用対策についてのお尋ねであります。  失業率が過去最高の五・三%になるなど、現在、厳しさを増していると認識しておりまして、雇用情勢の厳しい中、求職活動をためら...全文を見る
11月09日第153回国会 参議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今泉議員にお答えいたします。  経済情勢の認識についてでございますが、我が国の景気は、失業率も過去最高の五・三%になるなど厳しい状況にあります。また、米国のテロ事件発生等の影響もありまして、これからも注意深く各指標についての注視が必要だと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 池田議員にお答えいたします。  構造改革と景気回復の関連についてのお尋ねがございましたけれども、改革なくして成長なしという方針は堅持していきたいと思います。  また、これには時間がかかります。不良債権処理も二、三年のうちに正常に戻すということを...全文を見る
11月12日第153回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 現下の経済情勢は厳しいものがありますけれども、もう破綻に向かっているとか、そう余り悲観的になる必要はないんじゃないかと私は思っております。  各国、状況を見ますと、それぞれ難しい問題を抱えておりまして、そういう状況を見ますと、日本というのはまだまだ成長の潜在...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回も雇用対策を主眼に置きまして補正予算を提出しているわけでありまして、これから、求人数は多いけれどもなかなか求職者との間に合致しない面がある、そういう面についてどういう対応をしていくかという面において、今厚生労働大臣がお話しされましたように、いろいろ今までの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は、一番治安の面において整備されている国だといういわゆる安全神話が今まであったわけでありますが、それがだんだん崩れつつある、極めて憂慮すべき事態になっておりますので、今後、小泉内閣といたしましても、安全神話の復活に向けて、その治安体制の強化に向けて、いろい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、かねがね、税収が五十兆円程度しかないのに三十兆円の国債増発を認めている、これは決して緊縮財政路線ではないと言っております。今回も、財政節度、いわゆる財政規律ということを考えるのは当然でありまして、そういう点と、この景気回復のためにはもっと国債を増発せよと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカと日本、いわゆる世界第一位と二位の経済力を持っております。そういう国々が、世界から、景気回復の先導役といいますか、主導をとってもらいたいという期待はわかります。  しかし、今の厳しい世界情勢の中で、また各国の状況を見ますと、日本もかつて石油危機後のと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど川口環境大臣からもお話を伺いたいと思いますが、昨日、川口環境大臣がマラケシュから成田におりまして、直接私の公邸の方においでいただきまして、報告を聞きました。  まさに徹夜の折衝の結果、合意を見ることができまして、二〇〇二年発効に向けて、日本としても、今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公共事業等を進める上において、環境面に十分な配慮をしなきゃならないということで、今、国土交通省とも環境省とも、あるいは農林水産省等各省庁連携をとるように、それぞれ協力体制をとっております。  公共事業を進める上においては、今扇大臣からもお話しいただけると思い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 アメリカの景気は、日本のみならず世界に大きな影響を与えると思います。  そういう意味において、アメリカが、失業率、最近たしか五・四%になったのですか、日本よりも多いということで、これは日本のみならず世界にも大きな影響を与えていくと思います。特に、テロ発生後、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かつてアメリカも言われたのですよね。日本の企業も、政府に言われるまでもなく、企業の中では、積極的に海外に進出して発展している企業もあるわけです。  確かに、産業空洞化、この問題については細心の注意を払って、日本の産業強化にいろいろな対策をしていくのは当然であ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前国会から私は一貫しているんですよ。何ら変わっていない。二〇〇二年発効を目指して努力すると。今回のCOP7、ボン会議に続いて、できるだけ合意に向けて努力しようと。京都メカニズム、日本の立場を尊重しながら各国との合意に向けて極力努力してくれと。ある場面においては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 包括的核実験禁止条約、いわゆるCTBTですけれども、これについて、日本の提案に対してアメリカの賛成を得ることはできませんでしたが、今後とも、日本の非核政策、核のない世界をつくろうということに対しましてアメリカの理解を得れるように、粘り強く努力を続けていきたいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、基本計画を策定し、自衛隊をある地域に派遣するような状況になりましたならば、当然国会に事後承認を求めるわけであります。しかし、その時期によって、まだいつ派遣するか決めていないわけです。今国会、十二月七日に閉会でありますが、この期間中にそういう状況になるの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今私が考えることは、国会の事後承認を得れるような基本計画、派遣は考えていないということであります。国会の事後承認を得れることができないような計画は考えていないということで御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 確かに景気状況は厳しいものがありまして、できれば、国債を増発して景気が回復するんだったら私もやりたいですよ。しかし、今の日本の財政状況、景気状況、そして過去の、今までの景気刺激策を考えると、ここで五兆円でも十兆円でも国債を増発しろという声がありますけれども、果...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、積極財政論者から言わせれば、小泉は来年度予算三十兆円を目標にしているのだから、今年度は十兆円だろうが二十兆円だろうが出せばいいじゃないかという声がありますが、私は、その辺は財政規律というものも考えなきゃいかぬということで、厳しく今の歳出構造を見直そうと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回は、テロが発生する以前の状況におきましては、雇用対策国会という見方が大方の見るところでございましたけれども、テロ発生後、いろいろな問題が出ておりまして、そういう中でも、今回、雇用対策においては最重点施策として、それぞれの予算を今厚生労働大臣から述べたとおり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 職を持たないという苦しさ、これは大変なものだと思います。  そういう点におきまして、この改革が成功するかどうかというものは、雇用対策、失業対策をどう有効に機能させるか。また、多くの国民が新しい産業に対してどのように希望を持って立ち向かうことができるかというこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は最近疑問に思っているのは、私の経済財政政策あるいは構造改革路線に対して厳しい批判を加えている積極財政論者の議論を聞きますと、今私が進めている構造改革を全然言っていないんですよ。国債をふやせば景気が回復する、規制緩和をしろ、規制改革をしろ、細かく見ますと全部...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは費用対効果を厳しく見直す点に怠りがあったと思いますね。  そして、道路をつくってくれという声はどこでも多いんですよ。政治家、政党は、選挙になれば、あるいは選挙を経験している方はよくわかると思いますが、道路をつくった方がいいかつくらない方がいいかといえば...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、いろいろな案が出てきております。最近ようやく、民営化なんかできっこない、あり得ないんだと言っていた人たちも、民営化はやむを得ないという議論に変わってきているのも御存じだと思います。だんだん世の中が変わってきているんですよ。しかし、民営化はさせるけれども今ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今は大きな転換期である。転換期であるならば、今までの計画を維持する、継続するということはあり得ないんです。見直すんです。
○小泉内閣総理大臣 見直します。
○小泉内閣総理大臣 ようやく、小泉内閣が発足してから半年が経過いたしました。そして、すぐ変えろ、すぐ変えろと。大きな方針は出して、それを具体化する時期に入ってきたわけです。まず、今月末には大きな具体化への一歩が出てくると思います。そして、今言った道路計画につきましても見直しの方向...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは四年前ですか、私が厚生大臣のときに岡田さんと議論したとき以来の懸案でございます。  今回の医療制度改革、いわゆる世界的水準を考えてもすぐれたものである医療保険制度というものを維持発展させていかなきゃならない、効率的に運営していかなきゃならないという視点...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医師会としては、それぞれのあるべき医療の姿を提言しております。主張も展開しております。そういう面を聞きながらも、全体からかんがみて、そういう主張が果たして国民から支持を得れるものだろうか、合理的なものだろうかということをよく吟味する必要がある。  過去、今岡...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どの業界も、やはり競争というのは自分のところに対しては嫌がるんですね。新規参入も嫌がるんです。医師会も例外じゃない。しかし、競争を通じて合理化していこうという努力は、どの産業にも結果的に出ているんです。  そういうことから、何としても現状維持したい、既得権を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、毎年毎年この診療報酬の問題でもめにもめるんですよ。いかに難しいか。一万点以上にわたる細々とした技術的な問題、これを何とか合理的なものにできないか、もっと簡素化できないか、あるいは技術料を正当に評価できないかという問題も含めまして、今の状況から診療報酬を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、勧告が出れば、そういう具体的な勧告をどう判断するかというものも含めて協議していきたい。そして、この選挙制度改革というのは、各党の議席の消長に大きく影響してくるものでありますので、できるだけ多くの政党の御理解を得る努力をしなきゃいかぬ。特に野党第一党、これ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理になりますと、いろいろな批判を受けるのは当然だと思います。一〇〇%賛成、反対というのは、民主主義の体制のもとではありませんから、賛成があれば反対もあるということは、どの政党、政治家にとっても言えると思います。  そういう内閣にあって、私が実績を評価をいた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今指摘された基本的な方向というものは、いいものはどんどん小泉内閣としても取り入れていきたいと思います。また、与党だからといって、政府だからといって、出してきた案に対しましては、野党である民主党にも御協力をいただけるものは御協力いただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 批准に向けての準備を進めていくつもりでございます。
○小泉内閣総理大臣 後ほど環境大臣からお答えいただきますが、それは一方的な見方じゃないでしょうか。どのような意見が出ても、一〇〇%賛成する人はいません。一部の反対を見て、何をやっているのかという批判をするのは自由ですけれども、多くの国は日本の態度を評価しております。川口環境大臣初...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、危機的な事態にどう対処するかということに対しては、私は、大胆に柔軟に考えますよと就任以来、原則は原則として、財政規律を保たなきゃいかぬ、安易な国債増発に頼ってはいかぬ、この方針は堅持する、しかし、経済は生き物だ、危機的な状況に対しては、国民の不安をなく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今は、厳しい状況ではありますが、デフレスパイラルとか世界恐慌とか、日本から世界恐慌を発するような危機的な状況ではないと認識しております。
○小泉内閣総理大臣 今後、来年度予算編成も、国債発行を三十兆円以内におさめるという目標を堅持しながら今予算編成を準備しているわけでありますから、そういう状況でいろいろ徹底的な歳出の見直しを図っていく、また、構造改革に資するような雇用対策等財政面の手当てというものに対しても十分配慮...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大体似通っているじゃないですか。小泉内閣の方針と似ているじゃないですか。そういう厳しい見直しをして改革を進めていかなくてはならない。大した違いはないと思いますが。
○小泉内閣総理大臣 今のお話を伺っていますと、いかに有効に出された費用が使われるかという御指摘だと思います。  確かに、最初に額ありきで、これだけ額をつけたからいいんじゃないだろうという具体的な事例を挙げられたわけでありますが、そういう反省も踏まえて、雇用対策に生きるような金を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今いただいたばかりで、判断する状況にはないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 だれが一つか二つやればいいって言ったの。今初めて聞きましたけれども。現に、来年三月までに整理計画を立てようというのを年末までにやろうと。しかも、十一月末までには、一つや二つどころじゃありませんよ。道路関係四公団、住宅金融公庫、都市基盤整備公団、石油公団、これだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 好きこのんでマイナス成長にやるなんて一度も言っていないんです。低成長を覚悟してでも改革はなし遂げる、プラス成長だろうがマイナス成長だろうが構造改革の手綱を緩めることはないと言っていることに対しては、塩川財務大臣とも一致しております。
○小泉内閣総理大臣 マイナス成長にしない努力は大事だと。しかし、これは世界経済の状況もありますし、幾ら努力してもできない場合もあるでしょう。
○小泉内閣総理大臣 省内の人事は、大臣が事務次官初め部下とよく相談して、外に漏らすものじゃないんです、人事というのは一生を左右するものですから。そういうことをよく考えて、省内協調体制をとるのが大臣の責任でありますから、頑張ってもらいたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 限られた財源の中でいかに効率的に使うかということで、苦心して作成した予算でございます。
○小泉内閣総理大臣 今いろいろ言われているのは、小泉の目標は来年度じゃないか、三十兆円というのは、十三年度はどうでもいいんだという議論が横行しているわけですよ。  しかし、来年度三十兆円以下に目標を掲げているんだから、ことしも私は守りたいということで、守りながら今回の補正予算を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が四月に総理に就任して以来、来年度予算、いかに効率的に財政規律を保ちながら編成するかということで腐心してきたわけでございますが、現在でも、税収が五十兆円程度の状況において、三十兆円以下に国債の発行をおさめようという努力をしております。  そこで、税収が大分...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、橋本内閣の構造改革と似ていると言っていますが、大きな違いがあるのです。それは、あのときは消費税を三%から五%に引き上げましたね。そして、行政改革をしなければいかぬ、財政構造改革をしなければいかぬ、各省庁の予算を一律切り下げました。  しかも、民間ででき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革を進めないでこのまま景気対策で国債を増発すれば、それは今後改革が進むのかというと、私はそう思えないのです。改革なくして成長なしというのはそこを言っているのであって、たとえ低成長でも、今のやらなくてもいいことを役所を初め特殊法人等がやっているもの、これを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、それは、特殊法人の改革法案を出していただくことは歓迎したいと思います。協力できること、また取り入れたいものは取り入れていきたいと思いますが、今、特殊法人等の改革が全然進んでいないというお話ですが、随分進んでいるんですよ。すぐ、半年や一年でできるわけないじ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この選挙制度改革というのは、各党から今いろいろな議論が出ております。そして、今回、国勢調査を踏まえまして、一票の格差を是正する勧告案が年内に出ます。そういうのを踏まえて、この選挙制度改革は、各党の意見を十分聞きながら、議論をよく見守って最終結論を出さなきゃなら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 雇用の厳しさも、また大企業が今リストラ等生き残りに必死である、特に中小企業は非常に困難な状況に直面しているという認識は持っております。
○小泉内閣総理大臣 今、大企業合わせて、リストラ三十万人というお話がございました。しかし、一般、新聞とか、五千人とか一万人とか二万人とかリストラという記事が躍りますと、その数が首切られると誤解される向きもあるのですが、よく実情を聞いてみますと、自然退職者あるいは関連企業にうまく再...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府が個別の企業の経営に直接関与できないというのは御承知だと思います。しかし、企業としての社会的責任というのも十分自覚しながら企業も雇用対策には取り組んでもらいたいということでは、私は当然だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 企業がリストラをやめたら生き残れないという面もあると思いますね。リストラ、リストラクチャリング、構造改革なんですよ。企業は構造改革をやらないと生き残れない時代なんです。そういう点については、役所よりもはるかに企業は進んでいますよ。  そういう面において、政府...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロとの闘いというのは、国際社会が協力して今立ち向かっているわけであります。そういう中で、民間人の犠牲をできるだけ少なくするような配慮はなされるべきというのは必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 空爆をやめてテロリストがテロをやめない保証は何もないんですよ。タリバン政権、これが、アメリカの空爆が始まる前からアフガニスタンの国民に大変な苦渋を強いているからこそ、多くのアフガンの国民が難民として外へ出ているわけでしょう。空爆後よりも空爆前の方が難民が多いと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民間人が犠牲になっていると言いますが、空爆する前からいかに多くの民間人がテロリストの犠牲になっているかということを考えないんですか。何千人の方たちがテロリストの攻撃に遭って被害を受け、犠牲になり、命を落としている。これに対して共産党はどう思っているのか。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 過去のいろいろな、お互いにとって不幸な戦争というものを二度と起こしてはならない、また、植民地支配によって韓国の人々に与えた苦痛というもの、そういうものを反省しながら、未来志向でお互い友好関係を増進していこうという気持ちで見学をいたしました。
○小泉内閣総理大臣 事実でございます。お互い協力していこうということでございます。
○小泉内閣総理大臣 日本語をよく理解していただきたいと思いますね。お互い協力しようというのです。何がいけないのでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 それは、日本語の読解力の問題じゃないでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 日本語をよく読んでいただきたいと思います。お互い協力していこうということであります。
○小泉内閣総理大臣 日韓友好をもっとお互いに考えるべきじゃないでしょうか。  そういう言葉じりをとらえて亀裂をかき立てるような御質問はいかがなものか。お互い協力して友好関係を増進していこうということに、どうしてとっていただけないのでしょうか。
○小泉内閣総理大臣 私が、十五日に韓国を訪問し、そのような談話を記者の前で述べ、以後、金大中大統領とお会いし、わだかまりなくこれからの日韓友好を考えようと、実にいい雰囲気のもとに首脳会談が、今回、わずかな期間でありますが、三回行われまして、私自身も金大統領の波乱万丈の生涯、一度は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日韓首脳会談におきましても、そういう場を今日本で検討したいということを述べまして、その準備を進めているところでございます。
○小泉内閣総理大臣 できるだけむだなものは省き、必要なものを進めていくということでございます。
○小泉内閣総理大臣 私は、長野県の実情はよく存じておりません。田中知事の脱ダム宣言は、知事自身の考えで宣言をされているんですから、それはお任せしたいと思います。  また、国土交通省の問題、公共事業削減でありますから、できるだけむだな事業を削減していこうということで今鋭意検討を進...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、せっかく担当の副大臣が出ておられます。副大臣にできるだけ答弁の機会を与えるというために副大臣制度ができているわけですから、その趣旨を生かして、古屋副大臣にお願いします。
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 負の遺産を払拭するには時間がかかりますよ。半年や一年ではできないと思います。私が政権を担当してから約半年、まさに負の遺産を払拭しなきゃならない、そういう使命を背負って私は総理大臣の職責を担ったと自覚しております。  構造改革が不十分だった、税金むだ遣い構造、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人によって考え方が違います。その時点で森前総理はそう思ったのでしょう。私はそう思っていませんでした。  今までの私の考え方は、自民党では受け入れられなかったのです。変人扱いされていたのです。その私が総裁・総理になったのですから、自民党も変わってもらわなければ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十年で十人も総理がかわり、二十回も内閣がかわるから政治経済が悪くなるのか、あるいは経済の変化に追いついていけないから総理がくるくるかわるのか、どっちが本当かわかりませんが、ともかくこういう状況は正常な状況ではない。  知事でも市長でも四年間の任期は保障されて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは政治分析の面においていろいろな意見があると思いますが、その辺が日本の政治というものに対して先進国と違う面があると思うのです。これだけ内閣がこてんぱんに批判されて、いつも新聞、マスコミからだめだ、だめだと言われる自民党が、選挙をやるとどうして勝つんでしょう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いつも私は、総理に就任する前から、岩國議員の随筆とか、それからまた、先日御意見も拝見させていただきました。実に参考になる、示唆に富んだいい意見だと思っております。  私も、ブッシュ大統領と会談した際に、これはテロとの闘いであり、アラブとの闘いでもない、イスラ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、あらゆる面において政策というのはプラスとマイナスがあるといういい例だと思うのです。  高金利のときにも必ず批判が出ます。この物価高、高金利、ちっともプラスにならない、もっと下げろという声が出るのです。低金利になると逆の批判が出ます。これは、どんな状況...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御指摘のKSDに関連した自民党の調査については、去る八月十日に幹事長が会見して公表いたしました。  その結果は、自民党豊明支部というんですか、豊かな明るいと書いて豊明支部の党員の調査を行った結果、七五%は党員としての認識があると認められたが、残念ながら、その...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が報告を受けている範囲内でお答えいたしますが、話し合いの結果こういうことで了承を受けたということでございまして、収支報告上は寄附金の項目となるとの報告を受けております。  また、自民党は、政党助成金の使途を厳格に限定しておりまして、党が独自に集める資金と区...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題が起きて、たしかことしの三月から調査が始まったと思うんですが、そのときの調査報告を伺っておりますが、具体的に幾らの数字かというのは、今ちょっと忘れました。今質問の趣旨の、どういう結果になったかという報告を伝えたわけでありまして、詳しい具体的な額について...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の所信表明で農業部門に触れているのが少ないと言われましたけれども、文章で触れるのは長きをもってとうとしとせず、私は、できるだけ簡素に、施政方針演説じゃないんだから簡素にしたいという方針をまず打ち立てました。  所信表明となると、各省庁からこれを入れてくれ、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の選挙違反事件等をよく調べてみますと、非常に問題が多い、委員御指摘の点、多々あると思います。  このような選挙運動に絡む不正が行われないように、今後厳しく見直していかなきゃならないと思いますし、今言った監察という問題も、十分に機能していなかった点もあると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはまさに、一部だけ取り上げて全体を評価している悪い例ですよ。  しかし同時に、いい例もあるんですよ。こういう個人の情報に関心を持っているからこそ達増議員も取り上げたんですよ。政策の難しい言葉ばかり話していたら国民は関心を持たない。だからこそメルマガをやっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんなに悲観すべき点ばかりじゃないなという例として挙げたわけであります。七百万人もの求人数がある。これは求職者を上回っている。このミスマッチをいかに解消するかによって、少しでも失業者が減ればいいな、雇用づくりに寄与できればいいなということで例を挙げたわけであり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今お話を伺っていまして、そういう場合もあるのかなと思っていますが、あるんだったらば、もっといい基準のとり方を今後考えればいいのであって、要するに、民間の職業紹介等を聞いてみますと、求職者よりも求人数の方が非常に多いんだという話を伺っていますので、まだまだそんな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大変な御苦労だと思います。仕事がふえているのに人が少ないという状況で、御苦労のほどがわかるわけでありますが、その一方で、そういう点をカバーしているのが民間のいろいろな企業の方だと思います。  今いろいろな話を聞いていますと、公共職業安定所よりももっと民間の方...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大事なことは、求職者に対して職を実際に見つけてもらうようにすることだと思うのですね。そこが、共産党と、自由主義社会の方が効率的に経済が活性化するという我々の考えと違うのであって、仕事があるから役人をふやせと言っていたら、本当に社会主義政権になっちゃいますよ。こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、戦後最高の失業率を記録しておりますし、厳しい経済状況になっていると思います。  そういう点から、今回、雇用対策に取り組まなきゃいけないと思いまして、所要の措置を講じて補正予算案を提出しているわけでございまして、きょうはせっかく全大臣出席されております。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大分細かい質問ですね。  具体的に、私は基本的な認識を最初述べたつもりでありますが、現在、雇用創出のためには規制改革も必要だ。今まで規制されていた分野、例えば保育所等の施設も、公共だけでなくて民間の力も入れてもらおう。  さらには、教員なんかも、今まで教職...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 違うものもあれば、小渕内閣のいいものは継続させていくべきものもある、両方やっているんです。
○小泉内閣総理大臣 その点は大事なことだとは思っています。特に今までだと、地域に行きましても、失業していない人が職をかえてそういう事業に来てしまう場合があるわけですね。できたら失業している方に来ていただきたい。そういう点はもっときめ細かな対応があるんじゃないか。そして、六カ月とい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総論的に言えば、第一次、第二次産業に従事している方が、これから第三次産業、サービス産業の面に移っていかざるを得ないような状況だと思います。これは先進国共通していると思います。具体的に言えば、医療とか福祉とか保育、あるいはサービス産業はほかにもたくさんありますけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何から何まで国が手とり足とり指導するという以上に、今、民間のリストラは進んでいますね。民間企業が、激しいこの競争社会にどうやって生き残るかということで必死に取り組んでいるという点も、我々見習わなきゃならぬ。また、政府はそういう手助けもしていかなきゃならない。 ...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦後、焼け野原になって日本国民は茫然自失に一時立ち至ったと思いますが、勇を鼓して見事に再建に立ち上がった、そして今日の平和と繁栄を築いてきたと思います。今までの努力といいますか、多くの国民の祖国復帰にかける意欲というものは、私は大いに評価されてしか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 科学技術創造立国を掲げて、この分野において日本もおくれをとってはいけない、むしろ最先端のIT国家にするという目標を立てておりますが、これは科学技術分野、重点的に取り組まないとその目標は達成できません。いわゆる科学技術分野というのは最も重点を入れて日...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道州制の議論も私は非常に興味を持っているんですが、その前に、今、片山大臣が言われましたように、市町村合併を今促しているんですね。この問題と、それから府県制度、江戸時代には幕藩体制、藩が三百諸侯と言われるぐらいに、幕府が強大な権限を持っているにもかか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が総理に就任して以来、連合、労働組合等との会談も再開するようにいたしました。そして、去る五月、四月でしたか、いつも五月がメーデーなんですが、ことしは四月にたしか行われたと思いますが、久しぶりに総理大臣としていわゆるメーデーにも参加いたしました。ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いい案、いい提言あるいは参考になる意見についてはどしどし研究し、取り入れるべきものは取り入れていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々の子供の世代あるいは青年期の時代、日本は世界に追いつき追い越そうという目標に向かって一生懸命努力してきたころと、ようやく世界の先進国に仲間入りをし、むしろ追う立場から追われる立場になってきて、大きな変化が今訪れていると。  特に、我々の親の世...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の雇用状況は厳しく、御承知のとおり失業率も戦後最高になっております。経済の状況も思わしくない状況が続いておりますが、今後も厳しい状態が続いていくのではないかと認識しております。  特に、テロ発生後、九月十一日の米国同時多発テロ以来、いろいろな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最近、景気低迷し、経済状況が悪いから、構造改革よりも景気回復が先だ、構造改革は少し待ったらどうかという意見が出てくるんですが、それは私はおかしいんじゃないかと思っているんです。  私が言っているのは、今まで民間の方がリストラ、構造改革は進んでいる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、APEC会議の際に、上海で行われたわけでありますが、ブッシュ大統領との会談の際に、日本はアフガンの軍事戦略には参加しませんが、今後のアフガンの安定のための政治戦略あるいは復興支援策、復興戦略、これにはできるだけの支援、協力をしていきたいと。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、演説しますと三十分でも一時間でもなっちゃうんですけれども、簡単に申し上げますと、今までの特殊法人等、存続の理由があるから存在しているんだということをみんな言ってくるわけですね。しかし、果たしてそうなのかと。  今までは必要であったかもしれな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政策の議論は十分していきたいと思っております。今も、政府と各役所あるいは党、調整を進めております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 欧米に比べまして日本は確かに住宅が狭いというのは事実でありますが、これは、欧米は日本よりも国土が広い、人口は少ない、日本は可住面積が少ない、人口は多い。単純に広い狭い、そういう面で比較はできないと思いますが。  私は、住宅金融公庫も廃止していいん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 難しい質問で、舛添さんはいつもテレビで政治家をこてんぱんにやっつけていた方でしょう。私の方が聞きたいね。むしろ、政治家ああやれこうやれと言っていた方ですから、教えていただきたいぐらいです。  政治家は政治家なりに、まず選挙で選挙民の支援を受けなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、自民党は特に与党の議員の意見を聞いている方なんですよ。私も連立政権のときに、平議員の場合に、党で議論しても、党の意見よりも連立相手の、党よりも、自民党よりもはるかに少数の政党の意見を聞くのはおかしいじゃないかという議論が自民党の中で盛んに行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうじゃないんですよ。党の意見、党の代表意見、各大臣は部会長なり調査会長なり幹部の意見を聞いているんです。そういう意見を踏まえて、党の、政府の財政諮問会議から出てきてかんかんがくがくの議論をやっているんです。そこで、今言ったような、どの程度本気の反...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、改革なくして成長なし。これはプラス成長だろうが低成長だろうがマイナス成長だろうが変わりないと私は思っているんです。今まで改革すべきところをしなかったところに今の経済の停滞があるんだと。  そこで、私は、景気対策も大事でありますが、今まで先...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは必要だと思います。  今までのやり方について、どこに有効に税金を使うか、どこの部分に事業として必要な金を注いでいくか、あるいは今まで金をつけていた部分、そこはもう非生産的なところではないか、そういう点は減らしていこうという、そういう視点は非...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もちろん、特殊法人改革、これは断固としてしていかなきゃなりませんが、日銀ももう改革、改正されたわけでありまして、しばらくこの改正の状況を見て、もし何か改正しなきゃならないことがあるんだったらば改正すればいいんであって、当面は今までの課題に対して改正...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) デフレはもちろん、物価の安定、さらには経済の再生に向けて全力で闘っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 予定どおりやります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどからいい適切な指摘を含んだ質問をしていただきまして、この危機対応は大切であり、なおかつ、各省庁が縄張り根性を捨てて国民の安心と安全を確保するために適切な処置を講じていかなきゃならない。また、悪質ないたずらに対しては、現行法で不十分だったらば、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) たしか雇用・能力開発機構、いろいろ問題が指摘されております。ハローワーク、これも今失業者がふえておりまして人員が足らないという、一生懸命なんですが、単に仕事が大変だから役人をふやせというわけにはいかぬと。また、雇用・能力開発機構も、余分な仕事をして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう批判も出ていますが、遅いということは当たらない。むしろ早くやっているのであって、遅い遅いというのは私は心外なんです。むしろ、これほど早く改革を前倒しにやり、準備を進めていることは今までなかったんじゃないかというぐらい私は前進を続けていると思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、来年の三月の予定を繰り上げまして、大体改革の姿がわかるなというのは今月中に出します。そして、私は専門家じゃありませんから、第三者機関を設けまして、それでは民営化するためにはどうしたらいいのか、今までの整備計画を全部実行するのはとても税金がか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) サッチャー政権の時代においても、あるいはレーガン政権の時代においても、改革の途中には明るい姿は見えていなかったんです。やめた後あるいは数年、四年、五年たった後、ああ、あのときの苦しい改革が生きてきたなというのがわかるんです。私は、そういう意味におい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かに、特殊法人は借金返済で大変だ、債務がたまっている、赤字だと言いながら、その関連の子会社が利益を上げているというような批判も出ております。今、六本木ではありませんが、ごまんとあると言いましたけれども、幾つあるかわかりませんけれども、そういう批判...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も民間の識者の意見をどんどん取り入れ、参考にしたいんです。国会議員の中には、民間の学識者の意見を聞くと、何の権利であいつが出てくるんだとかいろいろ言っている向きもあるようですが、むしろ国会議員よりも民間の識者の方がいい案を出してくる場合もあるもの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 友党であります公明党がそういう御提案をしていただくということは、自民党も公明党に負けずに頑張らなきゃいけないなと、小泉改革の特殊法人を応援してやろうという気分を盛り上げてくれるのじゃないかと思いまして、激励に感謝しつつ、断固としてこの改革に取り組ん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 芸術文化振興にどういうことが必要かと今、財務大臣と相談しておりますので、何とか芸術文化を振興し、多くの国民がいい芸術文化に触れる機会をふやしていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 完全参加と平等というノーマライゼーションの精神をいかに生かしていくかということで進めている計画であると思いますので、厚生労働省を初め各省連携しながら、この完全参加と平等の社会へ一歩一歩進んでいきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療制度改革は、医療提供体制の改革あるいは診療報酬体系の改革、医療保険制度の改革等、各般にわたっております。  その中で患者負担の問題につきましては、国保は三割負担、健保は二割負担、その中で高齢者は一割にするかどうかという問題でいつももめておりま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この病状の問題、いろいろ私も厚生大臣だったとき、よく伺っています。厚生労働大臣ともよく相談の上に検討してみたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ無辜の市民を巻き添えにしないように細心の注意を払っているということは再三アメリカ政府も明言しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まことに痛ましい写真であり、戦争というものはむごいものだということはわかっておりますが、それではこのテロに対してほっておいてテロがなくなるのかと。そうでもないんですね。そこが難しいところなんですよ。だから、一日も早くテロリスト、またテロリズムをなく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) クラスター爆弾の破壊的威力というものは伺っております。しかし、テロリストが無傷だから何にもならないと言いますけれども、テロリストが無傷でも、じゃ、テロリスト以外の無辜の市民、全世界で今まで何人殺されているんですか。そういう視点というものをどう考える...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、アメリカの軍事作戦について日本は参加しませんから。しかし、APECでもアメリカを初め国際社会がテロに向かって毅然として立ち向かうということは全部支持していますよ。しかし、軍事攻撃に対してのニュアンスは若干国によって違います。(「質問に答えて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは時と場合によりますよ。無辜の市民を傷つけないようにどういう軍事戦略をとるか。それは、アメリカがこれは今細心の注意を払って考えているんですから。私は今回のアメリカの行動を支持している、APEC諸国も支持している、しかし、軍事攻撃によって、若干国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、アメリカが無辜の市民を犠牲にしないように細心の注意を払って使っているということでありますし、我々は、このテロの、反テロリズムに対して国連が、国際社会が一致して協力するということに従って日本としては行動したいと思う。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、患者負担だけのことを取り上げて言えばそういう議論になるかもしれませんが、医療保険財政をどうやって持続的に維持していくか、あるいはこれからの税負担というものはどうあるべきか。  じゃ、患者負担を引き上げない場合に、共産党は恐らく税金で負担し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療いわゆる診療側、支払い側、患者側、これに対して今までどおりというわけにはいかないので、少しはやっぱり痛みを負担してもらって、最終的には国民が全部得になるような制度を考えようと。三方一両損という損だけじゃなくて、結果的には全国民が、ああ日本はかな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国が負担していないと言うけれども、防衛庁は五兆円いっていないんですよ。医療費だけで七兆円国は負担しているんですよ。国も負担しているというのは国民が税金で負担しているわけです。  今、医師会のことを言いましたけれども、医師会は消費税引き上げてもいい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財源。だから、全体的に考えれば、共産党は国が負担していない、国が負担していないと。七兆円もう既に、ことしだけでですよ、七兆円の税金負担しているんです。患者さんの負担を下げれば、それじゃもっと税金を上げろということになるんですよ。そこをどう思うんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 四年前に私が厚生大臣のときにもそのような御指摘をいただきまして、確かに日本人は薬が好きだ、薬を使い過ぎるんじゃないか、薬剤費の占める割合が高いというものですから、見直しを進めまして、既にもう三〇%から今二〇%に下がり、この四年間で薬剤費は一兆三千億...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、みずからの国はみずからの力で守るという決意なくしては、一国の安全保障は図れないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長年、私もまた自由民主党も、自衛官に対しては敬意と感謝の念を持つような環境整備をすべきだと提唱してまいりました。そういう意味におきまして、自由民主党としては、今の自衛隊に対しての国民の憲法違反であるとかあるいは合憲であるのかという議論を考えると、憲...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう報われない、評価されない職であるにもかかわらず、みずから進んで志願された自衛隊員諸君というのは立派だと思います。そして、こういうことに対しても、使命感を持って、責任感を持ってみずからの職務を遂行している。一般の人ができないような危険な仕事、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自衛隊の活動に対しましては基本方針、大枠、全体の方向を示し、あとは防衛庁長官なりあるいは現場の指揮官で判断しなきゃならない面もあると思います。  また、軍事的な専門技術、政治家、持っている議員は少ないものですから、そういう点につきましてはよく専門...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロと対決する方法は軍事努力だけではありません。外交努力、テロ資金の凍結努力、あるいはいろいろな管理体制、日本としては軍事戦略には参加できませんけれども、その他の面でテロと対決するという方法はたくさんあると思います。難民支援策も一環であります。外交...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、天国だと言ったのは、戦時中とかあの焼け野原になったときに比べれば天国だと言ったんですよ。余り、言葉、一つ言葉をとってすぐ拡大解釈されて言われますが、発展途上国、アフガンの状況、比べれば天国でしょう、戦時中に比べれば。しかし、当時に比べれば天...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連が、今、外務大臣が答弁されていますように、どういう対策を練っているか、よく調査して考えてみたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、来年度予算は三十兆円の国債発行以下にとどめたいという方針を明言しております。今年度、十三年度はそうは言っていないんだから、もっとやったらどうかという声は承知しておりますが、これはやはり国債を増発すれば効果が出るというものでもないだろうと。やっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) かつて追いつき追い越せと言った日本が今や逆に追われる立場になった。また、アメリカが日本に要求していたこと、日本に言ってきたことを逆に日本がまた別の発展途上国に言わなきゃならない立場になったという面もあります。  第一次産業、第二次産業の従事者が減...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 科学技術の進歩は著しいものがありまして、今のお話のメガフロート、私も横須賀は地元ですから、メガフロート、現場に行ってメガフロートの板の上に乗ってみましたよ。百メートル、三百メートル、これをつなげて今千メートルにする、場合によっては飛行場になるかもし...全文を見る
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厳しい経済状況、雇用状況が続いておりますが、こういう情勢に対応して、今回、雇用対策等関係予算を提出いたしまして今御審議いただいているわけでございます。  悲観的な見方をすれば悲観的な材料ばかりですが、翻って日本の潜在力に目を向けてみますと、まだま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ペイオフ凍結、もう既に延期しているわけで、また再延期しろという声が一部で起きておりますが、それはしないということを言明しているわけでございます。そのために、各金融機関も健全性をよく国民に理解してもらうようにしっかりとした経営内容にしてもらいたいと。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはりいろいろ規制がありますから、規制を緩和するなり改革するという点を考えますと、今まで規制緩和してはいけない、規制は必要なんだと言う人たちを説得するのに一日や二日でできる問題ではございません。あるいは土地収用法にしても、法律があっても反対するとで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは一言で言えば、都市の利便性、今、農村と都市との交流というのが大事だということでやっているわけでありますが、なかなか、両方のよさを組み合わせると一言で言えばいいんですが、これをいかに実現するかということで今苦労しているわけです。地方のいい、おい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二度とこういうことが起こらないように、今、検査・管理体制を強化するということで責任を果たしていくべきではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 状況を把握して必要な体制をどうとるかということを今検討しておるわけでありますので、いずれ近い将来にはその基本計画を国会に報告できる状況になると思っております。  また、現在のアフガン状況につきまして、アメリカ政府も、アメリカ内部においても軍事戦略...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛庁設置法とテロ対策特別措置法と一元化する必要もないのではないかと。設置法に基づいて活動している自衛隊の艦艇がテロ特措法に基づく任務をする必要がある場合はそちらに行きなさいということもできるということでありますので、それは状況を見て判断すべき問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私の厚生大臣のときもいろいろ御指摘をいただきまして、先発品、後発品、いい薬が出ると後からぞろぞろぞろぞろ出てくるので、ゾロ、ゾロ薬品というお話も伺いましたが、これは本当に今言っているような安い薬を使っていただければいいんですが、同時に新しい薬...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロとの対決、そして今のアフガンの状況を見ていますと、いかにこのテロリズムとの戦いが困難を伴うものかというのを日に日に感じているわけでございます。それだけに、国際社会が協力して、あらゆる手だてを講じながらこのテロ根絶のために立ち上がらなきゃならない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々としては、このテロとの戦い、アメリカを強く支持しております。また、軍事戦略においてアメリカは言えないこともあると。しかし、民間人に対してできるだけ犠牲を出さないような細心の注意を払うということを表明しておりますので、そのような形でテロ撲滅の戦い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 戦争というのはむごいものであるということを、我々みんな今回の事態を見ても認識しているわけでありますが、まずテロとの戦いと。そうすると、このテロによる犠牲者、これに対して、このままアフガンに対する空爆等をしないでまたテロの被害が起こらないのかというと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言っていることはわかりますが、それよりもひどいのは、アメリカはできるだけ民間の被害を出さないように細心の注意を払う。一方、テロリストは何ですか。あらかじめ意図的に全く民間の人を犠牲者にすることを計画的に組織的に引き込んで、なおかつ全く反省の色はない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、できるだけ民間人に犠牲を及ぼさないような形でこの軍事戦略は展開していかなければならないというのは当然でありますし、またそのような兵器に対しましては細心の注意を払うということは私は十分理解できます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 地雷対策においては日本は非常に評価されているんですよ。ことしの七月現在、国連の地雷対策支援信託基金への拠出総額は約千六百万ドル。右基金に対する全ドナー国の二〇%を負担しているんです、日本は。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それで、これからアフガニスタンも今から、聞くところによりますと、PKO活動で日本が、日本の自衛隊が地雷撤去に協力してくれないかという声もどんどん来ております。共産党、反対でしょう。  しかし、日本国としては、アフガンの地雷が、これから和平になった...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岩手県は、自然に恵まれていいところだと思います。たしか四国四県よりも広い県だと言われておりますが、そういう中で、いろいろ歴史的に見ても人材を輩出し、原敬総理ですか、戦後では鈴木善幸総理、さらには文化人では石川啄木、宮沢賢治、いろいろすばらしい人材を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 委員御指摘のように、変えなきゃならないところはたくさんあると思います。  私も、今までのいい面もあるが、現行の制度を変えなきゃ新しい時代には生き残れないということで、改革しよう、変わらなきゃならない、変えなければならないと言っているわけであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、コンバットゾーンという話が出たから、これは日本語に訳せば戦闘地域だろうと。しかし、アメリカのコンバットゾーンと日本の戦闘地域という場合においては違う場合も出てくるということを言ったんですよ。ディエゴガルシア島が戦闘地域じゃない場合もあるでし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、戦火を交えたり、実際に武力行使をしていたりしている場合はわかりやすい戦闘地域でありますが、ある場合によっては、既に、物資を補給するところでも、これは戦闘地域だという見方をする人もいるわけですから、日本は戦闘地域、テロの戦いで、どこでテロ行為...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治経済、よく政経学部という学校もあったぐらい一緒に密接な関係を持っていると思います。  いろいろ各国の事情を見ていますと、政治というものが経済に与える影響は実に大きいと思います。一国の中でも、ドイツ、同じ国民でも東ドイツと西ドイツ、政治形態が違...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう考えは全く浮かばなかったですね。今、自民党と公明党と保守党が与党なんですよね。私は自民党の総裁ですから、当然与党ですよね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これも改革が終わるとまた違う問題が出てきて、ずっと一緒にいくというのもなかなか難しいし、私はできるだけ今の小泉内閣の進める改革に賛成してくれる政党、議員が多ければ多いほどということを言っているんであって、どういう事態になるか、これはもうちょっとたた...全文を見る
11月16日第153回国会 衆議院 本会議 第17号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 上川議員にお答えいたします。  雇用対策全般にわたりまして御質問でございますが、今後の雇用対策推進に対する決意についてのお尋ねでございます。  確かに、現在、完全失業率が過去最高の五・三%になるなど、厳しいものがございますけれども、まだまだ日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三井議員にお答えいたします。  二十一世紀にふさわしい成長産業の育成についてでございます。  経済を牽引する成長産業は、技術革新や社会経済構造の変化に対応する中で生まれてくるものだと思います。政府としては、IT、健康、福祉、環境など、国民の潜在...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員にお答えいたします。  本来の構造改革を進めるべきとの御指摘でございます。  構造改革なくして成長なし、民間でできることはできるだけ民間に任せていこうという原則のもとに、むだを省いて経済を効率化するとともに、新しい産業を興し、我が国経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小沢議員にお答えいたします。  失業発生を抑える政治の責任と雇用対策についてでございます。  失業の発生を抑えるためにも、現下の雇用対策、特に今御審議いただいております雇用対策臨時特例法案の早期成立をお願いしているところでございます。さらに、補...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菅野議員にお答えいたします。  ヤコブ病訴訟についてのお尋ねであります。  このたび、裁判所から示された所見の内容は、これまで国が主張してきたことからすれば大変厳しい内容のものではありますが、この問題を早期に解決したいという裁判所の意志と理解し...全文を見る
11月21日第153回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、四月の自民党総裁選挙、あるいは過去二回の総裁選挙、三回総裁選挙を戦って三回目にやっと当選したんですが、基本的に主張は変わっていないんです。変わったのは、自民党が気持ちを変えて、この時代は小泉を先頭に立てて自民党を変えなきゃいかぬという意識があ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、端的に短くやってくれという言葉でありますが、一番困難であると思われて、なおかつ国費を使っていた道路公団ですね。道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団、この四つの公団改革、これを私は廃止、民営化できるのではないかというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは私は、今までの九千三百キロの計画、これは予定どおり進めろという声があることは承知しております。しかし、それをはっきり見直すと言っているんです。  今まで考えてみれば、どこの道路が必要かという費用と効果を考えなきゃならない。どの程度の税金だっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政党はいろいろ議論が出てくるのは、むしろ民主主義のもとでは普通だと思います。  民主党の鳩山さんのところも党首として苦労されていると思いますよ。なかなか党首の意向どおりには進まない問題もたくさんあるでしょう。だから、お互いその苦労は理解できると思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、雇用対策が重要だと思いまして、今回の補正予算も提出し、大方の御理解を得て成立を見ました。雇用問題、今後改革を進める上において大変重要な問題であると認識しております。  また、小泉内閣を組織して以来、私は、この小泉内閣は与党だけの内閣ではない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本政府としても、そういう勧告というものを承知し、お互い、経営者側、労働者側、話し合いを通じまして、労働時間の短縮に努力してまいりました。  そして、今いろいろ、こういう雇用情勢厳しい中において、場合によっては、今までの賃金水準を維持したいという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは企業によっても違いがあると思います。NTTにおきましても、今、生き残りに必死ですね。  そして、賃金水準がどうあるべきか。それは、まず会社の存続なしには社員の雇用も確保できない。社員の中には、お互い助け合って、ある程度賃金水準は上がらなくて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、国会改革の中で、今、大臣のほかに副大臣、政務官、政府委員、役人の出席は遠慮させて政治家同士で議論した方がいいと言うんですが、これは質問によると思うんですよ。むしろ、質問によっては、政治家よりも役人に答弁してもらった方がわかりやすい質問がたくさ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 変わりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我々としては、CTBT、包括的核実験禁止条約等、国連等で決議をするように一生懸命努力してきたつもりでございます。現在も、核兵器を持っている国がいろいろな理由でそういう軍備に取り組んでおられるのは承知しておりますが、我々としては、今までの日本の国是で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) パキスタンは核実験しておりました。経済措置も日本はとっておりました。しかし、こういうアフガンの情勢、テロリストの問題が起こってまいりました。それは、経済措置は経済措置として、経済支援しなきゃならない事態に立ち至ったというのは御承知のとおりだと思いま...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 本会議 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川橋議員にお答えいたします。  狂牛病についてですが、この問題については、私から農林水産大臣及び厚生労働大臣に対して、縦割り行政の弊に陥らず、両省一体となり適切に対応するよう指示しております。  これを踏まえ、両省が連携して、国民に安全な牛肉を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  今後の失業率の予測と雇用対策に対する質問でございますが、雇用情勢については、九月の完全失業率が過去最高の五・三%となるなど、大変厳しい状況だと認識しております。このような状況の中で適切な雇用対策を講ずることが必要で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 沢議員にお答えいたします。  構造改革に対する御質問でございますが、私は、民間にできることは民間にゆだね、地方にできることは地方にゆだねるという原則のもとに、今後とも構造改革を推進していきたいと思いますが、昨日、特殊法人改革について、道路関係四公...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 井上議員にお答えいたします。  リストラに伴う深刻な状況についてでございますが、失業を含め、いろんな原因によってみずから命を絶たれる方がおられることは極めて痛ましい事態だと思っております。こういうことを防ぐためにも、失業の防止を初め、雇用対策に万...全文を見る
12月05日第153回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、密室談合などと、したことはございません。人のわからないところでの会合が密室談合だと言うなら、政治家はどこでもやっているじゃないですか。いろいろな人と会うことは政治家にとって大事なことだと思っております。しかも、森前総理と参議院の自民党青木幹事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、純な私の考え方をマスコミの皆さんも、信じていない人が、いろいろ変わったとか妥協したとか言いますけれども、そんなことは一切ありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く違うんです。そこをよく見きわめてくださいと言っているんです、まず。  道路財源見直しますと言っていましたよ。何ら変わっていませんよ。党の方で見直す、どこか余計な文章を削ってくれと言うから、どうでもいいことだからどうぞと。私は道路財源は見直すと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が選挙前に言っていること、党首討論、全然変わっていない。総理大臣たるものは大きな方針を出して後は知恵者に任せる、そしてあるべき姿を考えていく。その方が私は正しいあり方だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) また違うんだな、全然。  私は自民党総裁ですよ。自民党の総裁が自民党の議員に会っちゃなぜいけないんですか。自民党の幹部の皆さん、専門家の皆さん、いろんな意見を聞くのは当たり前でしょう。それを、私が会っているのは族議員だの密室だの。民主党の議員は会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 綱紀の粛正、税金のむだ遣いをなくすという面においてしっかりやらなきゃいかぬと、そういう趣旨を踏まえて、今、田中外務大臣が外務省改革に取り組んでおりますので、しっかりやってもらうように今努力をしているところでありますので、見守っていただきたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各省にはしっかりした大臣がいるんですから、私の指示どおりしっかりやってくれと。大臣がしっかりやっておりますので、それを見守っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 狂牛病の牛肉が出回らないようにきちんと検査体制を整備しなきゃならない。既にその体制はでき上がっております。  今まで行政の手抜かりはなかったか、反省すべき点も多々あった、そういう点をしっかり調べて、原因をよく調査して、そして国民に余計な不安を抱か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本は健康三原則。それは何か。正しい食生活、適度の運動、十分な休養。そういう健康三原則の上に早期発見、早期受診、まず日ごろから健康に気をつけよう、予防が病気治療より大事なんだということをしっかり多くの国民の皆さんに理解してもらわなきゃいけない。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国民健康保険加入者は既に三割負担なんですよ。そして今回、高齢者は一割を負担していただくと。しかも今、健保の方は、将来、二割から三割に引き上げる方向で今準備しておりますが、適正な負担はどうあるべきかということを考えているんです。  確かに、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大きな問題提起をされましたが、このテロの問題、ある面においては文明の対立に持っていきたいというテロリスト側の意図があるかもしれません。しかし、それに乗ってはいけないと思います。決して今回のテロとの闘いは、文明との対決でもない、イスラムとキリスト教と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 閣僚懇で私が発言したかどうか定かではございませんが、私は、今回、十一月三十日から、税法改正によりまして、一千万円まで、株を買って保有していただければ、三年後以降、二年か三年間保有していただければ、一千万円までの保有、利益があったとしても、二千万円利...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、検討した方がいいじゃないかということで、官房長官がいろいろな方面で検討しているんでしょう。そして、いろんな声を聞いて、いや、閣僚はやっぱりしない方がいいのかなということを率直に表明されたんじゃないですか。私はこだわりませんし、それはよく検討し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は株取引が悪だという印象を持たれるのはよくないといった趣旨までであります。