小泉純一郎

こいずみじゅんいちろう



当選回数回

小泉純一郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第154回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 城島議員にお答えいたします。  アフガニスタン復興支援についてのお尋ねであります。  アフガニスタンの包括的な和平と安定のためには、昨年十二月に発足した暫定政権が十分にその役割を果たすとともに、国際社会がアフガニスタンの復興支援に積極的に関与し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 久間議員にお答えいたします。  今回の東南アジア諸国訪問についてでございます。  私は、訪問した五カ国の首脳と忌憚のない意見交換を行い、また、シンガポールでは、経済連携協定に署名いたしました。ASEAN諸国と率直なパートナーとしてともに歩みとも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 達増議員にお答えいたします。  構造改革の目指す社会についてのお尋ねであります。  改革なくして成長なしの考え方に基づき、民間にできることは民間に、地方でできることは地方にゆだねるとの方針のもと、構造改革を着実に進めてまいりました。  このよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山口議員にお答えいたします。  個人消費に関する認識と、構造改革の進展が個人消費の低迷や景気の後退という悪循環を生んでいるのではないかとのお尋ねであります。  個人消費については、さきの景気回復局面においてはほとんど増加しておらず、景気の回復力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 辻元議員にお答えいたします。  まず、NTT株式の売却益の活用に関するお尋ねであります。  ええかっこしいと言いますけれども、何がこれ、ええかっこなんですか。現在の厳しい財政状況を考えて、苦心惨たんの策ですよ。デフレスパイラルに陥らせない、国債...全文を見る
01月23日第154回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 峰崎議員にお答えいたします。  金融危機に対するお尋ねでございますが、政府としては、市場の動向や不良債権の処理状況等、金融情勢については十分注視しているところであり、今後、万一、我が国の信用秩序の維持に極めて重大な支障を生じるおそれがある場合には...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なかったらどうかと。あったんですから。なかったらば、なかったらない時点でデフレスパイラルに陥らないように、構造改革に支障がないような改革を進めるためにあらゆる手段を大胆かつ柔軟に打つということをかねがね言っているところでございます。(拍手)   ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 加藤議員にお答えいたします。  今回の東南アジア諸国訪問についてでございますが、私は訪問した五か国の首脳と率直な意見交換を行いました。また、シンガポールでは経済連携協定に署名いたしました。  私は、実際、ASEAN諸国を伺って、過去二十五年間、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日笠議員にお答えいたします。  アフガニスタン復興支援についてでございますが、一昨日、我が国は、アフガニスタン復興支援のために向こう二年六か月の間に五億ドルまでの支援を行う旨表明しました。  復興を進めていくに際しましては、和平プロセス、国民和...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大沢議員にお答えいたします。  失業、倒産の急増は、小泉改革の失政の結果ではないかとのお尋ねでございます。  構造改革を小泉内閣としては着実に進めておりますが、一方で、失業率等の増加が高く、また厳しい状況にあると認識しております。構造改革を推進...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松岡議員にお答えいたします。  我が国の経済の実体経済の現状認識と国債三十兆円の枠についてのお尋ねでございます。  大変厳しい状況にあります。失業者数あるいは失業率においても厳しい状況にありますが、そういう中で国債の安易な発行に頼らず、できるだ...全文を見る
01月24日第154回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 経済の情勢は依然として厳しい状況が続いていると思います。失業者数、失業率も高いですし、株価も下がっております。また、円安の動きも注視しなくてはならない。いずれにしても、経済の状況は今後とも当分厳しい状態が続いていくと見なきゃならない。  そういう中にありまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このような政治と金にまつわる疑惑が頻繁に出てきて政治不信を助長しているというのは、極めて残念なことだと思っております。  その都度対策を講じてきたにもかかわらず出てくる。いわば政治改革というのは今まで何だったのか。今まで、選挙制に問題がある、あるいは政治資金...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この政治腐敗に対する国民の不信感といいますか憤りというのは大変大きいと受けとめております。これからいろいろな諸施策を進めていく上においても、あるいは改革に向けて邁進するためにも、まず政治に対する信頼をどう確立していくかということは、政治家にとっても政党にとって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だれであれ、疑惑を晴らす責任はあるというのは当たり前なんですね。そういう綱領をつくりながらどうして機能しなかったのか、私も不思議でならない。  政治倫理審査会をもっと活用すればいいと思うんです。大臣、閣僚なんというのは、しょっちゅう証人喚問されているようなも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点につきましても、いろいろな活動というものが政治家によって全部違うと思うんですね。ですから、私設秘書といっても、今、定義が明らかでない。それから、家族も、独立の事業、たとえ親族であっても夫婦であっても、今の時代は、独立の個人として、一族が政治家をやっている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今協議いただいておりますので、その官製談合の件につきましてもよく検討しなきゃならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 一次補正を提出した段階においては、二次補正は考えておりませんと答弁いたしました。しかし、二次補正を組んで今御審議いただいている。経済の情勢に、変化によっては大胆かつ柔軟に対応しなきゃならないということを実践しているわけですから、非常に難しい事態に対しましてどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 企業においても、倒産しないにこしたことはないんですけれども、民間企業である限り、いかなる企業も、時代に合わなければ倒産する場合も出てくると思います。そういう中にあって、もし心ならずも失業せざるを得なかったということに対してどういう雇用対策を打つか、失業対策を打...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨年も、九月危機がある、十月危機がある、年末危機がある、正月危機があると言われて、そういう危機に準備する用意はしておりました。今も、二月危機、三月危機、四月危機。いつも危機と言われておりますが、万が一そういう危機があった場合には、金融危機対応会議等、いかなる手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 事実関係の解明に向けて調査を進めております。
○小泉内閣総理大臣 これは自民党体質だけじゃないんですね。地方を見ても、野党を見ても、いつもこういう問題、与野党共通。政治と金、中央、地方を問わずこういう問題が出てくるのは大変残念でありまして、私は、今菅議員が指摘されたような問題をなくすためにどう対策をとるかということを真剣に考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今国会で実効ある対策をすべきであるし、その努力をしていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そのときの経緯を伺いますと、私設秘書の定義が明確でないという問題があったと思います。  今後、今与党もこの点に関しては何らかの措置が必要だと思っておりますので、そういう私設秘書という定義も含めまして、この対策を進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 まず、株価、失業者数ともに厳しい状況が続いている中に国民の多くが小泉内閣を支持していただくということに対しては、大変ありがたいと思っております。この支持と期待にこたえていきたいと思っております。  私も、こういう厳しい状況で、しかも、私自身、これから先は甘く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基本的な方向を行けば、まず、今言いましたように、民間が仕事に参入できれば、税金を使わないでできますね。設備投資するにしても、役所がやると税金を使います、税金は負担しません。  いい例は、具体的に言えと言いました、郵便事業も言った。民間参入させると言った途端に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、プライマリーバランスを回復するためには二、三年ではできません、十年ぐらいかかるでしょう。  しかし、大事なことは、ああ、これで財政の規律を保ってくれるな、信頼感なんです。感じているからこそ支持が高いんです。野党よりも今小泉内閣を支持してくれるというの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 方向を示しているんであって、そのような方向に向けて今努力しようとしているんですよ。数カ月間で出るわけないじゃないですか。  しかし、さっき言った、現実にうそだと言っていますけれども、前年に比べてサービス産業は五十万、正確に言うと四十何万人だと思いますけれども...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私、答えます。  今の公共事業について、私は、地元と関係大臣でよく調整してくれと言っております。地元の要望もあると思います。私は、せっかく大臣がいるんですから、地元もあるんですから、地元の要望と、そして大臣がいろいろな各方面の意見を聞いて、環境面に、また安全...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 委員長の言うことを聞きなさいよ。  国債を発行したら景気が悪くなるというふうなことは言っていませんよ。(菅(直)委員「そんなこと言っていないよ」と呼ぶ)そう私が言ったからと言ったから。そうじゃなくて……(菅(直)委員「違う。その後、景気が悪いから国債の金利が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 さっきから説明しているんですけれどもね。(菅(直)委員「全然わからないですね」と呼ぶ)菅さんの指摘も、国債増発せよというのか、国債を減らせというのかもわからないでしょう。(菅(直)委員「どっちも失敗ですよ」と呼ぶ)だから、行き詰まりから、今行っているのを行き詰...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 方向としては大して違わないじゃないですか、菅さんが言っていることと私の進めていることと。  余り国債に頼らないで、国債増発に頼らないで、税金に頼らないで民間需要を創出する。やっているじゃないですか、小泉内閣は。(菅(直)委員「何にもやっていない」と呼ぶ)何に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 状況を見て判断します。
○小泉内閣総理大臣 今いろいろお話を伺っていますと、農林水産省に手抜かりがなかったのかどうか、反省すべき点があるのではないかという点も農林水産大臣も率直に認めておられます。  これから原因の究明、そして二度とこういうような事件が起こらないような対策をとる必要性を痛感しております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 責任体制等、いかにとるかというのは農林大臣に指示しております。その判断に従います。(武部国務大臣「委員長」と呼ぶ)
○小泉内閣総理大臣 今の退職金の問題等、いろいろ農林水産大臣が判断して決めたことだと思います。どういう経緯でそういう率になったのか、私も今後、農林水産大臣と一度詳しく相談してみたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今武部大臣がやめて、牛肉の消費量が上がるとも思えませんね。  私は、これから、このような狂牛病等、食品の安全に大きな悪影響をもたらすような事件を出さないように、今までの手抜かりはどういう点にあったのか、また反省すべき点はどうなのかという点を真剣に点検、調査し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が非常手段をとると言ったという覚えはございませんが、金融危機を起こさせないようにするためにあらゆる手だてを講ずるという発言はしたことはございます。
○小泉内閣総理大臣 今御指摘のように、要注意先が破綻懸念先になったりあるいは実質破綻したりという点が現実に起こってきておりますので、マイカルのあの破産以降、より厳格な審査が必要ではないかと。風評によって要注意先が別の、破綻懸念先にもなり得る状況も見られます。あるいは、今までの検査...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ情報交換、さらに、今後注意すべき点、反省すべき点、意見交換をいたしました。いわゆる勉強会と言ってもいいでしょう。今後、今までのいろいろな専門家の御指摘を踏まえて、疑念を持たれることのないような対応をしていきましょうという場を設けたことは事実でございます...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 こういう問題については、信義の問題があります。この場のことは、外に話すか話さないかというのは個人的な信頼関係にも及ぼすものでありますし、私は、だれがこう言った、ああ言ったということについて責任を持てませんし、ともかく金融不安を起こさないような、国民の金融機関に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、森長官が何を言っているか存じておりません。
○小泉内閣総理大臣 私は、そういう発言がどこでなされたかも知りません。また、委員会の運営について、だれを呼び、だれを呼ぶなとも私は関知しません。  よく議して決めていただき、本人に、そういう発言があったかどうかというのを、私は全くわかりませんから、今初めて聞きましたから、その点...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、理事会の様子も知りませんし、委員会というのは、予算委員会だけじゃなくてもいろいろな委員会があるわけです。どこで出て、どこで話すかというのは、私、一々そこまで目配りできませんから。立法府の場には余り行政府は口出しするなという、そういう意見もございます。よく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 予定どおり、四月実施いたします。
○小泉内閣総理大臣 予定どおり実施します。
○小泉内閣総理大臣 そう決めつけられても困るんですけれどもね。私は、自民党という大きな世帯の政党、衆議院二百五十名、参議院百数十名、全部よく存じているという状況でもありません。私がやるべきところ、党の幹事長初め要所要所の方に任せるべきところ、よく心得てやっているつもりでございます...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その尾崎氏という人物が鹿野さんの秘書であるということは存じておりましたけれども、私は、話したこと、まあ声をかけたことぐらいはあるかとも思いますけれども、知りませんでしたね、そういうことをやっているということ自体も。全然関係ありません。
○小泉内閣総理大臣 私は、加藤さんとはよく、親しい間柄でありますが、その佐藤三郎氏という方とは一度も話したことがありませんし、秘書をしていたということも知りませんでした。どういうことをしていたのか、会ってそんな話はしませんしね。  しかし、政治家はだれでも資金集めには苦労してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは政界全体が取り組む問題であり、もちろん、公共事業に絡む、発注受注に絡む不正が行われないような対策というものも講じられるべきでしょう。こういう点につきましてもよく各党会派で議論する必要があるのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 先ほど達増議員が引用されましたESPの最後、読まれましたね。改革を進めていくと痛みが出てくるかもしれない、その痛みを和らげるための措置を忘れないようにするべきだ。その措置が第一次補正、第二次補正でございます。破綻はしておりません。
○小泉内閣総理大臣 それは、今後いろいろな疑惑に対してどう説明していくかというのは、個々人、議員の判断でございますので、私は、疑惑が降りかかったならば、疑惑を振りのける責任はまず個人が対応すべきではないかということを言ったまでであります。     〔委員長退席、北村(直)委員長...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、疑惑を持たれたら、どうやって責任ある説明をするかというのはまず個々人の問題である、そういう中で、議院全体の関心が持ち上がって、どういう場でその説明責任を果たすかという点についてはよく議論してください、私は妨げるものではないと。  まず疑惑を持たれたら、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 企業献金、団体献金というものに対してどういう規制を設けるべきか。それは、今までにも数々の規制が設けられてまいりました。また、各党によって資金調達の方法も違います。政党のよって立つ基盤も違います。民主主義の中で政党の政治活動をどのような資金によって賄うかという問...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今言った点も含めて、よく議論していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 不良債権処理と、そして発展可能性ある企業にどう融資していくか、非常に難しい問題なんです。  銀行の今までの護送船団方式、横並びというのでなくて、早く銀行経営を健全化することによって、銀行の経営者、経営体質を強化することによって、これからも中小初め新しい意欲の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 答弁まで加えていただきまして、ありがとうございます。  大筋として、資源が、成長産業といいますか、生産的な分野に行き渡るような環境をつくるということが構造改革を成就するために大変重要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 公共工事についても、必要な工事、あるいは税金投入して本当に価値がある工事なのかと、よく費用対効果の分析が必要だと思います。すべての公共工事がむだだと言っているわけではございません。今回の議論を聞いていましても、ケインズ効果におきましても、過ぎたるは及ばざるがご...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 食品の安全性、今回の狂牛病に対しましても、今武部農林水産大臣の指導のもとに調査をしております。  そして、この問題については、二度とこういうことが起こらないような原因究明、そして責任体制、これをしっかりとやることが大事ではないかと思っております。  しかも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ダイオキシン対策も時間がかかっているのです。そして、このBSEの問題についても、できるだけ早くということで、今流通している牛肉は全く心配ないような体制をとっているのです。それでも、なかなか信頼してくれないところがこの怖さなんですよ。  だから、行政というのは...全文を見る
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会の審議が紛糾され、各党各議員、会派の方々の全員参加の下に審議がなされるのが私は普通の姿ではないかと思っております。しかし、そのことがいろいろな審議上の問題から、ある会派等の出席なしに行われて委員会の採決も行われ、なおかつ本会議も開会されたという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、審議を拒否されたから委員会に出席されなかったんだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 委員会の運営は、委員長始め理事、委員の方々にお任せしております。どういう事情で審議が行われているのか、また各党どういう言い分なのか、つまびらかには分かりませんが、いずれにしても、最後の段階で全部の委員が参加しなかったことは事実だと思います。  そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは外務省の内部の問題であり、私はこの問題は早く片が付くと思っておりました。もめるべき問題でもないと思っていましたけれども、政界何が起こるか分からない、国会全体を巻き込んだ事態になったわけであります。そういう点について政府内に不手際があったという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務省の問題が、外務省の問題にとどまらず国会全体の問題になってきたと。これは政府の問題にもなってきたということで、その責任は私はあると。この責任に対して正常化を一日も、させようと、正常化させるのも私の責任だということでこのような判断をいたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田中眞紀子大臣の問題、外務次官の問題、この省内の問題が省内の問題にとどまらない、政府全体の問題になり、これが国会を紛糾させていると。最高責任者として、私としてはその責任を重く受け止めました。この事態を打開しなきゃならないということで動いたわけでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務省としてきちんと対応すればこういう紛糾は起こらなかったと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各省庁の問題は担当大臣に任せております。それが外務省の問題にとどまらず、国会全体の問題になったんでしょう。政府全体の問題になったでしょう。そこで私に責任が来たわけです。その責任を重く受け止めて、この事態を早く正常化しなきゃならないということで取った...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう問題も外務省内で片付ける問題なんです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本来、外務省内で調整すれば済む問題をこれがなかなか調整も付かず、言った言わないというような問題で紛糾していると。これが政府全体の問題にかかわってきた、そして国会全体の問題にかかわってきたと。そういう状況になってきたから、私は早く事態を正常化させよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) NGOというのは、大変今、世界的にも活躍が認められている団体でございますし、外務省としてもNGOと協力していく、このアフガン復興支援の問題についても協力しているという方針には変わりございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、前から外務省はNGOと協力していくという方針を言っているんですよ。外務省もそう答弁していますよ。そういう問題についていろいろな事情があるけれども、結果的に外務省もNGOと協力していこうということになっているんです。それが何でごたごたしたのか。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各省、何のために大臣、次官がいるんですか。内部の問題は大臣、次官がよく調整してきちんと当たる、これが普通の姿なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当たり前のことを言っているんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ過去の発言に、言った言わないの問題も私は事情を聞いてみました。これは最後まで、どっちかが、ああそう、言ったのか言わないのか分からないとか、勘違いだとか、間違っていたと言わない限り水掛け論に終わります。これは、もう言った言わないの問題は、どの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だって、言った言わないというのは、両方ともそう言っていれば切りが付かないでしょう、その場に私、いたわけじゃないんですから。  しかし、結果的に、NGOに対して鈴木宗男議員が発言したしないという問題もありましたけれども、各省庁なんというのはしょっち...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務省はNGOと協力してくると言っているんですよ。いいじゃないですか。何が悪いんですか。そうなんでしょう。  私はNGOと協力しないとは言っていませんよ。本質の問題は、外務省がNGOと協力していくか、していかないかの問題でしょう。していくんですよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もうそれは分かっているんです。まず、一部の議員が党のいろんな会合で発言します。自民党は自民党の部会とか調査会とかいろんな委員会あります。そういうことに、受けて、NGOとかああいう外交問題の発言があったでしょう。そういうのを受けて、外務省としては一時...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田中外務大臣も認めております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この政府見解は、「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」と、そうなんです、参加決定のときに。いろんな意見があったでしょう、前に。しかし、その議員の、特定の議員の主張に従わないで参加を決定したんです。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、最終的な決定の前にいろいろな議員の意見を外務省が判断して、このNGOは参加させないというような方針があったのを田中前大臣はこれは参加させた方がいいということで最終的に参加させたんです。その過程で、一議員、特定の議員の発言に対して、そして外務...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この文章は、田中前大臣も、「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」と合意しているんですよ。過去、その経緯があるでしょう。  どんな役所でもかんかんがくがく議論ありますよ、一つの結論を出すためには。右...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もう何回も言っていますよ。参加を拒否してないんですよ。参加を許可したんです。そして、参加を、参加を拒否、拒否されたNGOもありますよ。それは一杯参加、一杯あるんですから。それは拒否された理由を一々挙げるというのもいかがなものだし、結果的に皆さんが参...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 本当のことでしょう。昔から、もう小説読んでも本読んでも、女性は最大の、涙は女性の最大の武器だなというのは、みんな何げなくいつでも言うじゃないですか。だから、泣かれると男は太刀打ちできない、涙には弱いんですよ。それを率直に表現したんですよ。  そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつも一部の発言を取って言われますが、武部大臣が辞めたといって牛肉の消費が上がるわけではないと言ったのは事実ですよ。そう思うでしょう。それと責任問題とは全く別の問題なんです。もう安全な牛肉しか流通には回らせませんと。これからの原因究明は徹底してなさ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去のいろいろな手抜かりあるいは対応の点について怠っていた点、そういう点をよく踏まえて、このような問題が起こらないようにこれからも十分対応に万全を期していただくということが大事なことだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私の責任で辞めてもらうということで、大臣もわかりましたということになっております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) こういう事件を起こさないように十分体制を取っていくことが責任の取り方の一つだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済停滞が続いている中で、これまでの産業構造、大きく変わろうとしている。できるだけ生産性の高い分野に多くの国民が参加できるように、また資金が回るような改革をしていかなきゃならない。となりますと、この時代に対応できない企業は市場から退場を余儀なくされ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何やっても、やれという意見とやるなという意見があるわけであります。あちらを立てればこちらが立たず。不良債権処理を早く進めろと言う政党もいますし、そんなに早く進めたら失業が多くなる、倒産が多くなる、ゆっくりやれと言う政党もあります。議員の中にも意見が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界で一番長生きできる国になった現在、医療保険、年金、介護、これは我々の社会保障においての三大柱と言っても過言ではないと思います。この社会保障制度を若い世代、また高齢者の世代、しっかりと支え合って、どのような給付を多くの国民が望んでいるんだろうか、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食こそ健康のもとである。その食を支える農業、これは大変大事なものであると。食の安全性が今いろいろ国民から大きな関心を持たれております。都市と農村、対立するものではない、共存していくものだということをしっかり踏まえながら、これからの日本の国づくりも努...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外交、これからの日本にとりましてますます大事なものになってきております。特に、外交を進める際には、省庁一体となって信頼感を持って外国に対応するということが大事だと思います。  今まで指摘されましたいろいろな外務省の問題点、外務省改革、これに鋭意積...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘に賛成でありますし、多くの示唆に富んだ御意見だと思います。    〔理事野沢太三君退席、委員長着席〕  今回のアフガンの問題におきましても、このテロ、発生する以前におきましては、今みたいな世界の注目を持たれた国ではございません。アフガンと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このパレスチナとイスラエルの問題、長年にわたる紛争の火種になっております。  この問題につきまして、アフガンの問題、テロの問題が話し合われますと、大抵イスラエル、パレスチナの問題も話題になってきます。日本としても今、パレスチナ、イスラエル両方に自...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点はこれからの都市再生について大変重要な点だと認識しておりまして、大都市はもちろん、県庁所在地、そういう地方の都市も対象にして、時間と場所を限って、これまでにない発想を持ちまして都市計画にかかわる規制をすべて適用除外とすると。そして、民間事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 構造改革を進めていくうちに、それぞれ企業が倒産する場合も出てくるでしょう。失業者も心ならずも出てくる場合があるわけであります。現在、雇用情勢も悪化しています。  そういう中にあって、こういう新しい時代に合うような不良債権処理あるいは経済のいろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この特殊法人改革は特殊法人だけの廃止、民営化等で済む問題じゃないんです。財政投融資制度、郵便貯金、簡保資金の使われ方、いわゆる今までやってきた日本の財政と金融、この大きな官業分野の資金の流れを全部変える改革ですから、そういう意味においてようやく緒に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この公務員の選挙運動、これも本来禁止されているんですよ。公務員は政治的に中立でなくてはいけない。それなのにもかかわらず、なぜこの公務員は選挙運動をしていいんだろうか。大っぴらにやっていますよ。  個人個人が自由に個人の立場でだれに投票するかは自由...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治において一番大事なのは信頼だと思っております。そういう中にあって、国民の疑惑を招くような金絡みの話、不正の問題について毎年毎年疑惑を持たれるようなことが相次いでいるということは誠に残念であります。  今後、このような疑惑をいかに、起きないよう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、市場は市場に聞けという、一々政治家のスローガンに反応するような市場でもないと思うんですが、これは実体の経済が良くないということから今の市場の低迷もあるのではないかと。この実体の経済を良くする、これが大事であると。私は掛け声だけでできるとは思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一様ではないと思いますね。いろいろあると思います。  まず、税の構造を見ても、先進国、いわゆるサミット参加国の中では税負担、保険料負担、いわゆる社会保障負担、国民負担、これは一番低いんですが、国民の中には、日本が一番税負担が高い、重税感が一番強い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そんな問題じゃないんですよ。不当な、NGOとは外務省は協力していこうということで変わりないんですから。  そして、経緯においては、NGO、このNGOは参加しない方がいいとかいう意見はあったんでしょう。しかし、結果的には参加をいただいて、これから外...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁中。聞きなさい。答弁中。(発言する者あり)聞きなさい。答弁、答弁を聞きなさい。  昨日……(発言する者あり)答弁を最後まで聞きなさいよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日の状態が続いていたら今日の委員会に野党は出てこないという状況だったんです。(発言する者あり)という状況だったんです。(発言する者あり)いや、そこ、最後まで聞きなさい。  ところが、事態の打開に私が動いて、皆さん出てきてくれたじゃないですか。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく最後まで聞いてくださいよ。昨日の状況のままだったらば、今日の参議院委員会におきましても、予定されていた、野党は出てこないだろうという、そういう想定だったんですよ。(「だれが」と呼ぶ者あり)我々としては。我々としては。このまま、衆議院も与党で、野...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) NGOと外務省は協力していくんです。結論は大臣も異議ないんです、田中前大臣も。その過程でいろいろ問題があったけれども、今後……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いやいや、出ているんですよ、結論は出ているんです。  そういうことに対して、経過のことについて、本筋でない問題で国会が、私は、がたがたがたがたして審議がなかなか進まない、補正予算を一日も早く通していかなきゃならない、外務省もっとしっかりしてくれと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一部の議員の発言によって、出てもらいたいNGOに、出ることがなかったということを田中大臣は気付いた。出させるようにしたんでしょう。それでいいじゃないですか。  そういうふうに、これからは各省庁、いろんな問題、一部の議員がいろんな意見言ってくる、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結果的には出席をして、アフガン東京会議は成功したじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結果的にアフガン会議が成功して、それで、これからもNGOと協力していくということでいいのではないかと言っているんです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことを言っているんじゃないんですよ。  外務省はNGOと協力してアフガン復興支援にも努力していくんですが、その過程においてNGOの役割に対して認識がよろしくないところもあったと、反省すべき点もあったと、それは認めますよ、そういう結果におい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それで出ることになったじゃないですか。  だから、そういう過程においてNGOに対する認識で適切でないところもあったと、それは反省しなきゃならない。そういう点で、国民の不信を招いたことがあればそれも反省しなきゃならない。しかし、結果的に出なさいとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうです。それで本来収まったはずなんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういう問題じゃないんです。NGOの問題は決着が付いて、その後のごたごたですよ。それで国会が紛糾しちゃったんでしょう。大臣と事務次官が言った言わない、省庁が一体じゃなきゃいけないのに。そういう中で、ああ言った言わない、だれだだれだと、それで国会が紛...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは言った言わないで、一省の大臣、次官が言いました言わないで、どうするんですか、これから外交を進める上において。そういうことで紛糾するんだったらば、これからのいろいろな外交交渉にも影響が出る、国会審議にも影響が出る、補正予算の成立にも影響が出る、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 言ったか言わないかで問題になったんじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大体、政党において、役人が政党の会合へ出ていって、ああ言った、こう言った、一々言う方がおかしい、聞く方も。  問題は、各役所が一々議員の言うことを聞いて、不適切な意見でも言うことを聞くというのがおかしいんですよ。そういうことのないようにしろと。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私は政治家として、政党と役所の関係。役所は野党でも与党でも政治家の会合に呼ばれれば行きますよ。自民党だってそうですよ。そういう中で、責任ある外務省の立場の問題だったら行きますよ。そういうことの問題、今までの反省すべき点はあったと、そういうの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) おかしいから出席させたんでしょう。それでいいじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全くうそです。初耳です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、お互いのやり取り、ああ言ったこう言ったということは、名誉の問題にもかかわりますので本来は差し控えたいんですが、はっきりしていることは、この事態正常化のために協力していただけないかと、分かりましたということで、後の手続は私は事務当局に任せたわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 家族のきずなをしっかりするということは、人間生きていく上において最も大事なものの一つではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、前にも言ったことがあるんですけれども、親として一番大事なのは、しっかり抱いてそっと下ろして歩かせる、この言葉をある講演で聞いたことがあるんです。しっかり抱いてそっと下ろして歩かせる。それはどういうことかというと、一時期、子供の自立を促すために...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これまでも、慢性疾患を持つお子さんたちに対しては公費で負担してきております。非常に財政状況は厳しい状況でありますけれども、安定的に運営できるように検討していきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 毎日、ため息、出ますよ。武器とは思っていませんね。率直に、ああ疲れたというときもあるし、何でこういう状況になったのかという場合もあるし、いろいろな思いがこもっているんではないかと思いますが、ため息は一つの精神安定というかストレス解消にもなっているの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、衆議院の審議見ていましてね、言った言わないでこれは決着付きっこないと。大体、省内のことで大臣と次官あるいは局長等がああ言ったこう言ったということで調整が付かないというのもちょっとおかしいんですよね。そういう問題で、政策の議論とか補正予算の審...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 結構委員会でも、恫喝と思っていなくても、聞く人が取れば恫喝と受け取る場合もあるし、圧力と思っていなくても、受け止め方によってはそう受け取る方もいるし、なかなか難しいですね。NGOも大事な組織としていろいろ社会に役立っているわけですから、より一層頑張...全文を見る
02月01日第154回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私、今は外務大臣を兼任していますから、局長に代わりまして答弁しますが、反省すべき点はどういう点かという質問なんです。いろいろあるんです。それは、私は外務大臣になってよく調べました、経緯。  ああ言った、こう言ったという点は、私は、もう水掛け論にな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは立場がありますよ。院の問題に行政府が口出ししちゃいかぬとしょっちゅう言われるでしょう。それは、言った言わない、それはどうでも、委員会で私はやっていただきたいと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは結構だし、予算委員会じゃなくて外交委員会も、いろんな委員会があります。いろんな委員会の場をしてやればいいんじゃないかと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、鈴木議員の影響力を排除するなんて少しも言ってませんよ。鈴木議員が正しいことを言えば、それは受け入れるべきだと。それは野党でもそうです。野党でも正しい意見は受け入れなさい。問題は、議員は私は何言ってもいい、役所に。しかし、それが正しいか正しくな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それでいいんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) グローバル化が進む中で外国企業が日本にどんどん進出するということは歓迎すべきことだと思いますが、我が国で活動する限り、我が国の法令をきちんと遵守し、そして企業の公共性、損しなければいい、得すればいいというだけじゃないと思います。やっぱり、企業活性化...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経過の、ああ言った、こう言った、それは私はよく分かりませんが、簡単に言えば影響を受け過ぎたんでしょう。そこが外務省のだらしないところですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ、そんなもんですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正しい決断をして外務省をまとめればよかったんですよ。そうすればこんな混乱は起こらなかったんです。外務省省内の問題で、私の言うとおりしなさいと、きちんと収まったはずなんです。それが国会全体の問題になっちゃって国会審議ができなくなっちゃった。それで私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) すり替えないでくださいよ。これは外務省内で片付ける問題なんです。大臣が、正しいことをやったら正しいことをしたと従わせればいいんです。NGOを正しく変換したじゃないですか。それで、これからこんなことはしないようにしなさいよと指示すれば収まったんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは常々私が言っているように、一部の議員が何を言おうと、正しければ受け入れていいけれども、そうでなかったら受け入れる必要ない。各省きちんとしろと。ちんとすれば問題なかったんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは省内できちんと、大臣は最高責任者なんですから省内の官僚と協調体制を取ってきちんと正しい行動をすればいいんです。きちんと収まるはずだったんです。国会全体の紛糾する問題じゃないんですよ、この問題は。しかし、紛糾しちゃった。そこで、政府内の問題、国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のBSEの問題は、国民に対して食に対する大変な不信感を招いたと、厳しく反省しなきゃならないと思います。原因の究明、そして今後の対応、このようなことが今後起こらないような体制をきちんと取るのが是非とも必要だということで、鋭意、原因究明、そして今後...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、このような不信を招くような、牛肉だけじゃない、食に対する不信を招かないような体制を取るということが責任の一つの取り方だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当然の必要な仕事であり、それに対して責任を取っていくということだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろ責任の取り方には、人によって違うし、事情によっても違うと思います。こういう問題を起こさないようにしっかりした対応を取るということも一つの責任の取り方だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後起こらないような体制を取る、これも一つの責任の取り方ではないでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財務大臣の答弁のとおりであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) デフレスパイラルの定義というのは必ずしもはっきりはしておりませんが、スパイラルという言葉はらせん状、渦巻という言葉ですね。だから、インフレスパイラルという言葉も使いますが、デフレスパイラルというのは物価の下落と実体経済の縮小がらせん状に加速して進む...全文を見る
02月04日第154回国会 衆議院 本会議 第4号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣に対する支持率が低下し、私の改革への姿勢が後退するのではないかと懸念する声があります。しかし、私の改革への決意は全く揺るぎません。(拍手)引き続き改革に邁進するとの決意を持って、私は、施政方針演説を行います。(拍手)  私は、就任以来、我...全文を見る
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○小泉内閣総理大臣 鈴木議員が、いろいろな外国の要人の方が見えると、忙しい合間を縫ってよく話し合いをしたり、食事をごちそうしたり、丁寧に日本と外国との関係の間を持たれているということ、それは結構なことだと思います。外務省の役人ができないことを、国会議員として、少しでもいろいろな国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 NGOの一つの団体が参加を拒否されたから、それはおかしいんじゃないのか、参加させたらどうかということを言って、外務省もそれに従ったんだと思います。
○小泉内閣総理大臣 それでいいんじゃないですかと私言ったのです。それで、あとは大臣としてもっと省内しっかりしなさいよと言えば、私はおさまると思っていたんです。反省すべき点は反省しなさいと。もっとしっかり、私が言っているように、変な議員の変な言うことは聞かないようにしなさいよという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この政府見解の「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」田中前大臣も大臣当時、そのとおりですと答えているのですから。そうでしょう。
○小泉内閣総理大臣 ちっとも違っていないのですよ。結果的に、特定の議員の言うことを聞かなくて参加が決定したのじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 この政府見解をよく読んでくださいよ。二番のこの「NGOの参加決定にあたり、」というところは先ほど読みました。その前、「一、昨年来NGOの在り方については与党も含め各方面の議論がなされ、その過程で外務省に対しても様々な意見表明がなされたことはある。」そして三番、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府見解の聴取を確認して、その結果、私が判断したんですよ。この申述聴取結果、こんなこと何回もやっていたらこれはらちが明かぬと。言った言わない。ということで、この事態の打開を図るためには三人やめてもらうのがいいのではないかと。三人、わかりましたと言ってやめた。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、BSE問題のようなことが起こらないように最善の努力をして、反省すべきは反省し、しっかりした省内体制をとるよう、そういう点で責任を果たしてもらいたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 武部農水大臣の場合には、これから、今までの点を反省して、関係省庁とも連携をとって、大臣、省庁、一体となって反省すべき点は反省し、今後の対応に十分誤りのないような措置をしていただきたい。全省庁一丸となって、今言われた指摘も踏まえて体制をとるということで責任をとっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このBSE問題の事態の発生に対して、その対応については反省すべき点が多々あると思います。  そういう点について、よく調査、点検して、どういう点が手抜かりがあったか、反省すべき点は何かということをしっかりと調査をして、今後こういうことが起こらないような体制をと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今いろいろ御指摘の点も踏まえまして、しっかりと今までの体制に問題がなかったかということをよく点検、調査することが必要だし、そして、反省すべき点は反省するということに対して、今武部大臣は熱意を持って取り組んでおります。その取り組みをしっかりと果たすということが責...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのとおりだと思います。
○小泉内閣総理大臣 NGOと協力すべきは協力するという点について、これからも、今までの経緯をよく反省しながら、外務省も、いろいろなNGO団体があると思いますので、適切なNGOとは今後も協力体制、連携体制をしっかりとって外交に当たっていただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政府を批判しようがどうしようが、適切なNGOとは協力をとっていった方がいいと思います。
○小泉内閣総理大臣 違わないんですよ。議員がどんな意見を言ってもいいんです。決めるのは外務省なんですよ。気にするかどうかというのは問題ですよ。しかしながら、決めるのは外務省なんですよ。議員が決めるんじゃないんですよ。そこについて反省すべき点があったと私は言っているんです。最終的に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 違わないんです。いろいろな意見があってもいいんです、議員は。それに従うかどうかというのは、最終的に外務省が決めるんです。野党の議員の中には参加すべきだという意見もあるんです。それが、野党が言ったから決めるというんじゃないんです。野党の意見も、参加すべきだという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく聞いてくださいよ。  参加、不参加のことについて特定の議員のことに従ったわけじゃないと。どのNGOに参加しろとか参加すべきだということは、外務省もそういう影響は受けていないと。  決まったのは、意見はいろいろ言いましたよ、議員は。それは野党もそうです。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 過程で、鈴木議員も含めていろいろな意見があったと思います。それについて最終的に決定したのは外務省です。だから、そういう過程で、いろいろな今の事情を考えてみると、事情聴取した様子を私が聞いてみると、鈴木議員の意見も気にし過ぎたな、その点はよく反省しろと。だから、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 では、よく聞いてくださいよ、違わないということを。  いろいろな意見を議員が言っても結構。それは与党でも野党でも言ってくるでしょう。しかし、そういう意見を聞いて判断するのは外務省なんですよ。そういう判断に今回気にし過ぎた点があったから反省すべきだと、私はそう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 鈴木議員がいろいろな意見を、党の部会等、調査会等あるいは委員会等で発言するのは自由です。そういう意見に対して、野党の議員も言うのも自由です、どういう意見があっても。それについてどういうふうに判断するか。その点について、いろいろ、今回のNGOの問題については、外...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう部分もあったでしょう。私はそう思いますよ。その辺は反省すべきだということで、次官も、反省すべきだ、事務方の最高責任者として今回の混乱の責任をとりたい、それもまた当然なことだと思います。
○小泉内閣総理大臣 何を最初にお願いしなかった、どういうことですか。もう一回質問してください。
○小泉内閣総理大臣 緒方さんも立派な方であります。川口さんも申し分のない立派な方であります。
○小泉内閣総理大臣 局長に後で答弁させますが、私の言っていることをよく聞いていただきたいんですが、局長は、いろいろな意見が鈴木議員も含めて党の会合であった、最終的に判断したのは外務省だと、私はそのとおりだと思います。  そして、いろいろな事情聴取を受けて、私も事情をよく調べてみ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく聞いてくださいよ。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 今まで局長が、この参加の決定は外務省として判断した。それはそうだと思いますよ。しかし、その過程で、私は気にし過ぎたのではないかという印象を持ったから、今後そういうことについては、特定の議員の意見というものは、与野党だれが言ってきてもいいけれども、適切かどうかは...全文を見る
02月04日第154回国会 参議院 本会議 第5号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣に対する支持率が低下し、私の改革への姿勢が後退するのではないかと懸念する声があります。しかし、私の改革への決意は全く揺るぎません。引き続き改革に邁進するとの決意を持って、私は施政方針演説を行います。(拍手)  私は、就任以来、我が国が持続...全文を見る
02月06日第154回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山議員にお答えいたします。  お互い、高い志を持って改革に邁進したいと思います。  NGOのアフガン復興会議参加問題についてのお尋ねであります。  今回の件につきましては、もともと外務省内の問題であります。それが、国会全体の問題となり、国会...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山崎議員にお答えいたします。  まず、力強い御激励をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。ネバーギブアップ、改革に邁進したいと思います。(拍手)  まず、改革を断行する決意でございます。  山崎幹事長の御指摘のとおり、ネバーギブアップの精神...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川端議員にお答えいたします。  構造改革による景気回復についてお尋ねがありました。景気回復していないじゃないかという質問であります。  私は、目先の景気回復じゃない、持続的な景気回復策を求めるために、改革なくして成長なしという方針のもとにやって...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 神崎議員にお答えいたします。  まず、温かい激励の思いを込めての御質問、ありがとうございます。  政治倫理の確立についてでございます。  政治と金をめぐる問題、これは大変残念なことでございますが、このような国民の不信を招くような行為をいかに防...全文を見る
02月07日第154回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 都築議員にお答えいたします。  小泉改革に反対する自由党は抵抗勢力と考えるかとのお尋ねであります。  政界で、抵抗勢力が一様でないというところが難しいんですよ。あるときは、抵抗勢力が協力勢力になる。あるときは、協力勢力が抵抗勢力になる。私は、抵...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  NGOの参加拒否問題において、真相を隠すために外務大臣を更迭したのではないかとのお尋ねであります。  全くそうではございません。外務省の問題であったものが国会全体の問題になってしまい、事態の打開を図るために御協力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土井議員にお答えいたします。  NGOのアフガン復興支援国際会議への参加問題と一連の問題でございます。  本件は、もともと外務省内の問題であったのが国会全体の問題となり、国会の混乱という事態になりました。私としては、この事態を打開するために、田...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 井上議員にお答えいたします。  激励を込めての御質問、ありがとうございます。  デフレへの取り組みについてでございます。  政府としては、日銀と協力して、デフレ阻止に向けて強い決意を表明しております。不良債権処理などの御指摘の諸点は、まさに重...全文を見る
02月07日第154回国会 参議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江田議員にお答えいたします。  田中大臣の更迭及び内閣支持率の低下についての御質問であります。  今回のNGOの出席拒否をめぐる問題、これは本来外務省の問題であります。これが国会全体の問題に変わってまいりました。そういうことから、この国会の混乱...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほどの江田議員の質問の中で、NGO問題で国会を混乱させ、これを利用したのではないか、それを知りながらこの機会に乗じて外相を辞めさせたのではないかとの質問がありましたが、これは次のような意味です。  私が言ったのは、本来、外務省の問題が、国会全体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹山議員にお答えいたします。  温かい御激励の言葉をいただきまして、誠にありがとうございます。  大規模テロ等を含めた治安の確保についてでございますが、国民の安全を脅かす大規模テロや武装不審船等の問題につきましては、関係省庁の連携の在り方を含め...全文を見る
02月08日第154回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 草川議員にお答えいたします。  御激励と建設的な御提言をいただきまして、ありがとうございます。  外交及び外務省改革を進める私の基本的見解についてのお尋ねでございますが、川口外務大臣に対しまして、就任時に、今後、与野党を問わず様々な議員の方から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 富樫議員にお答えいたします。  野上前次官の進退及び外務省の体質についてのお尋ねがございました。  私は、今回の国会の混乱という事態を打開するために、田中前大臣また野上次官の辞意を受け入れるという選択を行ったところでありまして、これは事態正常化...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 富樫議員に対して答弁の補足を行います。  対米政策の基本姿勢に関するお尋ねがございました。  アメリカとの関係、日米協力関係は日本にとって基本的な大事な同盟関係であります。私は、国際社会に貢献していくためにも、引き続き、日米関係の緊密化を図って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西岡議員にお答えいたします。  まず、昭和天皇の和歌の引用についてでございますが、撤回するつもりはございません。  「ふりつもるみ雪にたへていろかへぬ松そをゝしき人もかくあれ」、敗戦後、まだ半年もたたない中でこの歌を詠まれた。私はいつも読むたび...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 柳田議員にお答えいたします。  初めに、施政方針演説の翌日の新聞記事及び構造改革についての危惧についてお尋ねがございました。  施政方針演説の翌日の一面に記事がない。当日の夕刊に全部出ていました。新聞記事はともかく、構造改革の推進に対して、多く...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鶴保議員にお答えいたします。  激励をいただきまして、ありがとうございます。  努力が報われ再挑戦ができる社会についてお尋ねでございますが、我が国経済はこの十年間、バブル経済が崩壊して低迷が長期にわたって続いております。  こうした中、過去、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 福島議員にお答えいたします。  NGOアフガン復興支援国際会議への参加問題と、一連の関係者の関与についてのお尋ねでありますが、本件は、元々外務省内の問題でありますが、これが国会の混乱を招いたわけでございます。この混乱を打開するために私としては取っ...全文を見る
02月12日第154回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 まず最初に来るのが行政改革なんですよ。そこを誤解してもらっちゃ困る。行財政改革で一体で入れますけれども、その中に当然財政構造改革が入っているけれども、まず手をつけているのが行政構造改革。政府機関がやらないでいい仕事、かなりあるんじゃないか、行政の面で税金を使わ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 税金というのは多くの国民が一番関心を持つ課題でございますが、実際、税金について何か感想を聞かせてくれというと、一様に言うのは、日本は税金が重い、重税感がある、あるいは、こんなに税金を払うのは痛い、痛税感、一様に言いますね。それは、税金を多額に納めている方もそう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで政策を考える場合に、各省中心に、いろいろ一つの課題に向けて案を練り上げて持ってまいりました。そうしますと、省の中でも同じ分野を担当している部門が幾つかございます。重複する場合もある。あるいは、一つの問題に対しましても、各省の考え方で、ここは自分の分野、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のBSE問題というものは、国民に対して、牛肉だけの安全のみならず、食品に対しての不安、これを何とか払拭しなきゃならないということを教えていると思います。  私は先日、自民党の金田英行議員が、このBSE問題にかかわる各国の状況、特にイギリスとドイツとフラン...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほどもお話し申し上げましたとおり、これは各省庁にわたる問題であります。国家戦略という立場からも極めて世界的な視点が重要であります。それぞれの縦割り行政の弊害を正すという観点からも、また中長期的に国家の戦略として考える上からも、内閣全体で総合的に考える視点がぜ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 せっかく政治倫理審査会を設けて、今まで起こった不祥事に対して政治がどうして国民の信頼を取り戻すかということでこの政治倫理綱領ができ、政治倫理審査会が国会に設置されたわけであります。それがうまく機能していないなということもあると思いますが、私は、その政治倫理綱領...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革工程表に触れておりますように、そういう議論もしているわけです。そして、いかに政治が国民の信頼を得た上でいろいろな政策を進めていくかという点が重要だということは、今回のいろいろな不祥事が出てきまして、改めて国会議員も認識しているところだと思います。  そこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 非常に重要な点を今までの議論の中で指摘していただいていると思っています。  構造改革を進めていく上において、デフレ阻止、金融不安を起こさせない、これに向けた断固とした決意を持って日銀と協力していくということを施政方針演説でも明確に示しております。  きょう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう点に問題があったのか、どういう点を正さなきゃならないのか、調査委員会の検討を待ちまして、組織のあり方、各省庁の連携のあり方、機構のあり方等含めてしっかりとした体制をとる、これが極めて大事なことだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 地雷にしても温暖化防止京都議定書の問題につきましても、米国も中国もなかなか一緒にやっていこうという状況にはないことは承知しておりますが、折に触れ、この問題について建設的な協力を呼びかけていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 構造改革を進めていく上で、デフレ阻止の対策と雇用対策、これはぜひとも必要な対策でありまして、これをあわせて進めることによってもろもろの構造改革が実施できるというふうに考えておりまして、政府全体でこの問題に取り組んでおります。
○小泉内閣総理大臣 終身雇用制度というものも既に崩れている一つのあらわれだと思いますが、この問題については、それぞれの企業の分野にいろいろ出ております。これは役所においても一流大企業においても、今までは考えられないような、多くの応募者になってやっと入れた、普通だったらば、当然、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中小企業支援に積極的に取り組んでいるところでありますし、前から言われていることであります、金融機関は晴れのときに傘を貸して雨のときに傘をとっちゃう、そういう批判も金融機関は謙虚に受けとめなきゃならないと思います。  今、柳澤大臣が言われたように、検査の基準、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本にある金融機関としては、日本の法令に従う、そういう状況のもとに、柳澤担当大臣が今その状況をよく調べておられると思います。
○小泉内閣総理大臣 そのとおりだと考えております。法令を考え、政治的情勢を考え、政治的にいかなる判断が適切かということで対処したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 矛盾はありません。
○小泉内閣総理大臣 矛盾がない、どこにないかと、質問してください。
○小泉内閣総理大臣 私は今までの答弁で矛盾ないと思っていますが、理事会で、外務省は外務省の判断として参加、不参加の決定をしたと。それで、政府見解で、私の答弁とどこが矛盾がありますか。
○小泉内閣総理大臣 前から言っているように、大西さんと鈴木さんの間で交わされた議論はどうでもいいですよ。それに左右されるかどうかは、外務省が適切に判断すべきだ。今回、そういう中で不適切な面もあったと。  これからは、議員がいろいろなことを言ってきますよ、与党も野党も。そういう中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 極めて遺憾であり、残念であります。そんなことを田中大臣が言ったのかどうかわかりませんけれども、私は、機密費については、正すべきところを正しなさい、機密費でありますから表に出せないのもあるでしょう、しかし、きちんとチェックできるような体制は整えておきなさいという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何でも政府のやることは残念である、今までと変わらないと言われますけれども、機密費にしても、きちんと正すべきところは正しているんです。守秘義務もあります。機密費ですから表に出せないこともあります。その点はやはり御理解をいただかないといけないと思います。
○小泉内閣総理大臣 最終的には自民党も私の方針に協力してくれると思っております。この間、いろいろ賛成、反対、かんかんがくがくの議論がありましたけれども、多くの方々が協力をしていただきまして、きょう時点におきましては、自民党の執行部も、公明党、保守党も、三党執行部がともに私の方針に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 抜本改革を進めていくうちに、将来三割負担は避けられないであろう。抜本改革をしてから三割にするということになると、抜本改革がおくれる。抜本改革の方針と三割負担というものを同時にやることができるんじゃないかということで、改革のスピードを上げるためにこういう方針を出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これから少子高齢化が進んでまいります。抜本改革、この方針も本来はもっと早く出しているべき状況でありましたけれども、なかなか進んでおりません。今回、私の方針に対していろいろな意見があった方々は、まず抜本改革をしてから三割負担をさせようという意見と、そうなると私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あれ以来、岡田委員の質問を私は厚生大臣として受けておりまして、なかなかいいことも言っているなということを感じながら聞いていたこともあります。そして薬価の引き下げとか、かなり進んでいます。今回、診療報酬の引き下げも、今までにないことをやっているわけです。この間い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回も、今まで、私がこういう方針を堅持しない限り、自民党が、多くの方々が反対した、それに引きずられたでしょうね。しかし、当時は私は厚生大臣だった。総理大臣じゃなかったのです。今回、私が総理大臣なんです。そして坂口さんが厚生大臣、やると言っているのです。そして、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もうあれだけ坂口厚生大臣が決意を新たにして、厚生省も今までなかなか利害関係者の意見を聞いて、あっちに行こう、こっちに行こう、自民党の異論にも、ああこの人の意見に耳を傾けなきゃいかぬな、こっちも気にしなきゃいかぬ、外務省みたいになるなと言っているから、私はきちん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、十四年度中に基本的方針を明らかにします。そして、法案に書くかどうか、どのぐらい時間をかけなきゃならないか、かけなくていいのもあるかということを、やはりその時点でよく調べなきゃいけないと思います。法案にできるものは法案にしたい。  そして抜本改革につきま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の意見を勝手に解釈してだめだ、だめだと言うのは民主党の常套手段だけれども、そんなに勝手に解釈しちゃいけないですよ。抜本的な方向性を示すと言っているのですよ。そして、それから、できるものから順次進めていく。それを、できない、できないと決めつけることないじゃない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきりしているじゃないですか。抜本的な方向性を出すのですよ。方向性を出してから法案の作業に取りかかるのですよ。何が矛盾しているのですか。
○小泉内閣総理大臣 そこが違うのですよ。抜本的な方向は示します。そして、法案にできるものと法案にしなくてもできるもの、いろいろ整理しなきゃならないのです。法案にできるものは直ちに法案にする、そこを言っているのですよ。
○小泉内閣総理大臣 抜本改革の方向性を出すこと、この六項目、書いてあるもの、先送りはしません。  方向性を出して、法案にできるもの、法案にしなくてもできるもの、その方向性を出した時点でわかるじゃないですか。そこで判断すればいいのです。
○小泉内閣総理大臣 確かに厳しい経済情勢が続いておりますが、私は、構造改革、着実に進んでいると思いますが、マーケットの方は、もっと速く、もっと速くというふうに催促しているのでしょう。しかし、その点については、私は、いかにいろいろな分野で改革が進んでいるかということをもっと見てほし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、今までの歴代政権の責任と言われれば、それは甘受しなければいけないと思います。  そういう反省の上に立って、今後不良債権処理を進めていく上においては、確かに理論どおりにいかない点もあると思います。どんどん不良債権処理を進めていけば、それは企業の倒産も起...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは社会的な、その国による考え方によっても随分違いがあると思います。今、アフガンのタリバン政権みたいに、女性が教育を受けなくてもいいとか、そういう制度以前の社会的な考え方、その社会的考え方もアメリカと日本とは大分違うということを前提にしても、日本としても、こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この互助年金のあり方については、私も前々から見直してもいいんじゃないかという考えを持っておりました。そういうことから、いろいろな特典があるわけですが、今まで、市長とか知事は四年ごとにやめて退職金が出るんですよ。これもおかしいなと私は思っているんだけれども、国会...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 機械的に現状を維持するとどうなるかという展望と、ある程度の前提を置いて、こういう方式にやるとこうなりますよという、二種類を出して参考に供したわけでありますが、これは経済情勢の変化によって、機械的にやるよりは、そのときの情勢を見て、あるときは、この分野においては...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済は生き物ですから、これからもよく金融経済情勢を注視していかなくてはなりませんし、今後、構造改革を進めていく上において、すべて削減するという状況にもいかないと思います。どの分野を削減して、どの分野をふやしていくかという点については、私は、経済全体の情勢を見な...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この自動車重量税のみならず、特定財源の問題についても、これからの税制の論議の中でいろいろ議論が出てくると思います。  私は、まず来年度におきましては、自動車重量税は一般財源にしようということでやってきたわけでありますが、この問題を見ますと、重量税を廃止するん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題一つとりましても、確かに法律にないんですけれども、慣例として、自動車重量税は全部自動車、八割道路に使うということが慣例になっていたわけですよ。だから、暫定税率を認めていたんだと。これを一般財源にするんだったら暫定税率を廃止せよという議論も出てくるわけで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会同意人事にしなきゃいけないという方が、自民党の道路調査会を初め建設関係部会でたくさんいたわけでありますが、私は国会同意人事は必要ないと。しかし、最終的には私に協力してくれたわけです。  そこで、条件などそんなのありませんよ。第三者機関というのは、私は、改...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、各方面からいろいろ意見を伺います。自民党からも公明党からも保守党からも、そしていろいろな識者からもいろいろ意見を聞かせていただきます。いい人選を選ぶということであります。
○小泉内閣総理大臣 また勝手に質問者は自分のいいように解釈するから困っちゃうんだけれども、何でいろいろな人の意見を聞くのが悪いんですか。どの役所だって与野党の意見を聞きますよ。私は、どういう意見を言ってもいいけれども、最終的には改革意欲に富んだ公正な人を選びたいと思っております。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私がいろいろな方の意見を聞くのが、何で勝手に国会の意見に引きずられるというふうになるんですか。それぞれ与野党からも、国会同意人事にして、この人はいけない、あの人はいい、私はそういうことをしたくないんです、名前を出して。選ばれた人はいいですけれども、否定された人...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、いろいろ整備計画というものも第三者機関で議論していただくでしょう。そういう中で決まってくると思います。
○小泉内閣総理大臣 どういう道路が必要か、またそのためにはどういう基準が必要かということも議論していただきます。
○小泉内閣総理大臣 そういう点については、法案が出てから議論してください。
○小泉内閣総理大臣 民営化の前提で議論していただければ、公正な改革意欲に富んだ方々たちを人選しますから、そこで議論していただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、法案が出た段階で議論をしていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 勝手に解釈されるから困っちゃうんだけれどね。  まず、道路四公団、一体で民営化ですよ。税金を投入しない、上限は五十年、その中でいい機関を考えてもらいたい。十分じゃないですか、方針として。
○小泉内閣総理大臣 できる、できないとは私は言っていませんよ。道路四公団、民営化、一体で。税金は投入しない、五十年を上限。その中で、できる、できないと、あと議論してもらう。当然、今の計画はできないでしょう、恐らく。今の計画はできませんよ、そうなれば。  しかし、コストを削減して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 選挙区画定審議会の答申は尊重しなければならないと思っています。そういう中で、今、与党内で議論が進んでおりますので、私は、与党の案は案として、できるだけ早い機会に選挙制度の結論あるいは定数是正の結論を出さなければいかぬと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今、抜本改革の議論をしております。しかし、これをだらだら続けていいとも思っていません。できるだけ早い機会にそれができないのだったら、画定審議会の答申を尊重すべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは勧告ですから、尊重すべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 意見は意見として結構ですし、委員長を初め理事の方々、良識がありますから、いろいろ適切な判断をしていただけると思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、国会の審議を正常化したい、外務省内の問題で部下とのいさかいに余りエネルギーを費やすことなく、もっと外交という重要な問題にエネルギーを注がなきゃならない事態を考えまして、総合的に考えて、私はこのような措置を下したわけでございます。
○小泉内閣総理大臣 この混乱の責任は私にあると思ったから、私が出て事態打開に取り組んだわけであります。
○小泉内閣総理大臣 国会の審議を早く正常化して、一日も早く補正予算を成立させなきゃならないということと、外務省内の問題で大臣と部下が争っていてもしようがない、エネルギーは外交本来の仕事に注ぐ体制を早く整えなきゃならないという観点も含めまして、総合的に私の責任で措置したわけでありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 引き継ぎが行われなければ、私は外務大臣兼任していませんよ。
○小泉内閣総理大臣 それは、川口大臣が外務大臣に就任する際にも、田中前大臣とお会いしてよく御意見、御相談をしてくださいということで、川口大臣はそのとおり面会を申し込んで、今日に至っていると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは時と場合によって違いますよ。私は、それぞれの役所によっても引き継ぎの方式は違うと思いますよ。私は、郵政大臣をやめたときも、たしか引き継ぎしなかったんじゃないかな。いろいろ引き継ぎの仕方はあると思いますよ、それは。
○小泉内閣総理大臣 もう既に引き継ぎといいますか、形式ではなく、実際に外交関係の仕事はしているわけですから、これから機会があれば、実質的にいろいろな御意見を聞くのはいいでしょう。引き継ぎは整然と行われているわけですから。
○小泉内閣総理大臣 日ロ交渉におきまして、四島の帰属を明確にして平和条約を締結するという方針に全く変更はありません。
○小泉内閣総理大臣 ロシアの国会議員もいろいろなことを言うでしょう。  私はイワノフ外相と会談しましたよ。今の方向で進めていこう、平和条約を締結すれば日ロの関係は発展的に広がる。もちろん、四島、北方領土の帰属を明確にして平和条約を締結する、そういう中でいろいろ議論を進めていきま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、与野党議員が行く場合に親書を出す場合があるでしょう。そういう際に、どこの国と一番親しい人脈を持っているかというのは議員によって違います。その時点で適切かどうか判断すべき問題だと思っております。
02月13日第154回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小泉内閣総理大臣 いろいろな選挙制度においては、いい点、悪い点、長所、短所あると思います。  私は、中選挙区だから自民党一党政権が続くとも思っていません。現に、中選挙区の場合で自由民主党が過半数を割ったことがあるのですけれども、野党が団結すれば反自民政権もできたのです。だから...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは国会で今議論を進めていると私は伺っています。与党の中では、選挙制度に関係する議論をしていこう、そういう中で五増五減の勧告案が出てきたわけでありまして、これも現行制度でいくということになりますと、五増五減の案を尊重しなければならないということになりますが、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは私も歓迎したいと思います。いい御提案だと思います。  現行制度で次いくというんだったら、現行制度の矛盾点は何かということは各党で協議すべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 首都機能の移転、遷都となると、皇居の移転とか入りますから、それは一応、遷都という確実な定義になりますと、皇居の移転というものも絡みますから、そうではなくて、国会機能、そういうものについては私は国会機能移転論者です。今でも変わりはありません。  それをなぜやら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現実に対応しているんですよ。今、国会で、国会移転に関する委員会で審議されています。そういう状況も見守らなきゃなりませんし、また時期というものもあります。  今取り上げるべき課題はたくさんあります。どれを選択するかというのもまた、そのときの政治情勢で判断しなき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 首相公選論というのは、五十年ほど前からいろいろ取り上げられておりますが、私は一つの政治制度として、国民参加の政治を実現するという上において意味のある制度だと思っております。  ただ、これは憲法改正を要します。私の考える首相公選というのは、憲法改正なしでできる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは順序がありまして、十五年に公社化するというのは決まっているんですよ。公社化に対して、その後、民営化の議論を盛んにしてもらって、将来は民営化を目指す方向で何とかできないかということで、私は努力を続けていきたい。私が総理大臣になったときは、もう国営の公社に決...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 同じ認識を持ちまして、デフレ阻止に向けてあらゆる手だてを講じよう、また金融不安を起こさせないような注視が必要であろうということで、今、政府、日銀一体となって、金融不安を起こさせないために、デフレ阻止のために、総合的な具体的な対策を打とうということで協議をしてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、国会の混乱した事態を打開する必要がある。外務省の問題が政府内の問題、国会全体の問題になり、私の責任というものを痛感し、混乱を収拾するのは私の責任であるということで判断した次第であります。
○小泉内閣総理大臣 田中さんの外務省に対する改革意欲というものを国民は買っていたと思います。しかし、支持率が下がったからといってその改革意欲をなくしたという批判は当たらないと思います。高かろうが低かろうが、今までの改革は進めていこうという点において、私は全く揺るぎはありません。
○小泉内閣総理大臣 全く違います。  まず、道路公団を民営化する、四公団一体となって民営化する、これは昨年だったらちょっと信じられないことでしたね。それと同時に、国費を三千億円投入しない、これもでき得ないと思われたことでした。  三十年から五十年に延長したといいますけれども、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そんな話は酒飲んでいる冗談話で、私は、抵抗勢力もみんな協力してくれるということを期待しながら進めていますから、私は敵も味方と思って改革を進めていきますという中で、笑い話で出た話でしょう。そんな大した話じゃないんですよ。
○小泉内閣総理大臣 公共工事の入札に関しましては、国民の疑惑を招かないような適正な対処が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 税金を使わなくても需要を喚起できる仕事、いろいろあるじゃないか、全く同感でありまして、今言われた幾つかは、既に取り入れてやっております。  そのような趣旨というものを生かして、新しい構造改革に資するような事業を、できるだけ税金を使わないで、なおかつ、規制改革...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もういろいろな議員が外務省を問わず言ってきますが、その意見が適切かどうか慎重に考えなさい、どんな実力のある議員でも、それが不適切であったらば排除しなさい、野党の議員でも、いいという意見だったら受け入れても結構だ、そういうことを言っているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 委員会でだれを参考人に呼ぶかどうか、それは委員長を初め理事の皆さんが協議することであります。  そしてまた、今、川口大臣を中心にしまして外務省改革に取り組んでおりますので、その外務省改革に向けて、これからも積極的に協力をしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 税に対する信頼を揺るがせる大きな問題でありますので、こういうことがないように、さらに財務省としても、国民の信頼を得られるような改革に取り組む必要がある。  今財務大臣が答弁いたしましたように、調査をよくして、今議員が言ったような指摘や疑惑を招かないような体制...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 初めて聞いたお話なので、よく調査をして、不正のないような対策をとりたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ関係者との話し合い方、つき合い方、国会議員も含めまして、どうあるか、外務省改革の一環としてさらに徹底させたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 国民の利便性を考えてこういう番号制をしいた。また、今、国会で納税者番号を早く導入せよというのは、各党から意見が出ております。こういう観点から、国民の利便性を図るという観点から私は導入されたんだと承知しております。
○小泉内閣総理大臣 こういうのはまことにけしからぬことだから、調べて、一日おくらせても、隠そうとしてもだめだというような措置を講じた方がいいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今のお話も含めまして、税務当局が、特に今までの点で正すべきことを正して、信頼をかち得るような体制をしっかりととっていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 就任以来、改革は着実に進んでおります。私は、所信表明に述べたとおりのことを着実に実施に移している。既に行政改革、特殊法人改革、そして予算の、財政構造の改革にも着手し、今、この構造改革を進めるために、デフレ阻止、金融不安を起こさせないためには大胆かつ柔軟な対策を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 自民党が確実に変わってきているんです。私の改革を支持して、協力してくれているんです。  しかし、私の進める改革を自民党がつぶそうといったときには私は考えますよ。選挙中でも言ったでしょう。私の改革をつぶそうということで自民党が出てきたら私は自民党をつぶす気でや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 疑惑がないように政治家というのは日ごろからきちんと身を律していくべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 毎年、政治家にまつわる金との疑惑でいろいろ不祥事が続いております。そのたびに政治改革と、いろいろ対策を講じてきたわけでありますが、また相次いで疑惑が明らかになっております。こういうことに対して、我々は、今国会におきましても、各党、この再発防止のためにどういう手...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全く知りませんし、山岡さんも自民党で清和会にいたことがあるんじゃないですか。それで、鹿野さんも自民党で、清和会で同僚でしたよ。だから、私は、その秘書をやった方々を知っているということとは全く関係ありませんし、答えようがないですね。知らないとしか言いようがないで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実に乱暴な議論をされますね。清和会と関係ないじゃないですか。(山岡委員「関係ないかどうか聞いているのですよ」と呼ぶ)関係ない。関係ないじゃないですか。  私がたしか清和会の会長を受けたときは、既に山岡さんも清和会にいなかったですよね。鹿野さんもいなかったと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公共工事に関する入札や契約に対する適正化を促進する法律が既に成立しておりますので、これをより一層適正に運営できるように、常に努力をしていかなきゃならないと思います。  あわせて、今御指摘のいろいろな不祥事を起こさないような方法については、今各党で協議していま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今議論の経過ですから、結果を出すように努力しましょうと言っているんですよ。
○小泉内閣総理大臣 まず、疑惑を持たれた議員は、その疑惑を晴らすために、国民にきちんと説明する責任があると思っております。どの場であろうが、政治倫理綱領にのっとってきちんとした行動をとった方がいいと思います。  そして、証人喚問についても、いろいろな委員会がございます。どの委員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはいろいろな方が各党議論をしているじゃないですか。よく議論していただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな、BSE関係のことでその現場を見たことはございませんが、各地のいろいろな現場に行っております。  ただ、日曜日にコンサートに行ったということを非難されるというのは、極めて残念です。もっと心豊かになっていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 長年私の秘書をやっていた、信頼すべき秘書であります。
○小泉内閣総理大臣 何を言っているか詳しくは知りませんが、この決断は私がしたことであります。それは誤解しないでくださいよ。  この打開の中で、いろいろなことをいろいろな人が言っていますけれども、私は今、ここ、ちゃんと委員席にいますから、聞きたいんなら私に聞いてください。私が責任...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、かけ声で全部廃止とか民営化、それの具体案を今我々はやっているんじゃないですか。いつもかけ声かけ声と批判しますけれども、同じことを言っているんじゃないですか。私は、廃止、民営化を原則として、民営化できるものは民営化しましょう、廃止できるものは廃止しましょ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療皆保険制度を効率的に、持続的に維持発展させていこうということが国民にとってプラスであるというくらい、それぞれの分野が痛みを分かち合おうということで、患者さんも、保険料を負担している方々も、そして医師会側も、今のままでいくとこれは税金をどんどん投入していくこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、各地区で国境を超えてNGOがそれぞれの分野で活躍されております。政府の組織でもない、企業でもない、そういう中で、いろいろな地域の発展のために力をかそうという意欲にあふれた方々が各分野で活躍されるということは大変頼もしいことでありまして、これからも、いろいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今突然聞かれて、事実関係がよくわかっていないのですから、それは、今聞かれて、本人にも確かめないでどうだと言うのも、これまた失礼でしょう。  よく調べて、確かに、今言っているのは初めて聞きましたし、よく調べているなという、感心しながら聞いていましたけれども、疑...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 個人のお金で寄附したならともかく、ODA資金で、そのような、今言われているような形で使われているようだったら、これはよく調査しなきゃいかぬと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そのとおりだと思います。今御指摘の点を外務省もよく調査して、疑念の持たれないようなODA、それを考えるべきだと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、その批判には同意できません。着実に構造改革が進んでいる。そういう中で、一、二年の低成長は覚悟しながらやっているわけです。確かに、不良債権を進めろという声と、まあもっと緩やかにしようという声もありますけれども、私は、不良債権処理を進めていかない限りは、日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今出されましたフォーブスの批判論者は、たしか、不良債権の処理が遅いということで批判しているんじゃないでしょうか。そこが共産党と違うんですね。もっと早くやれと言っているんですよ。これは非常に、各党で意見の分かれるところであります。私は、着実に進んでいるんですけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現時点でそのようなことは必要ないと思っています。デフレ阻止のためには、あらゆる手だてを大胆かつ柔軟に講ずる。金融不安を起こさせない。金融危機を起こさせない。
○小泉内閣総理大臣 今、いろいろ、原因を究明するように武部農水大臣に指示しております。よく御指摘の点も踏まえて、今から考えれば、ああやればよかった、こうやればよかったということもたくさんあると思います。そういう点をよく詰めて、二度とこういうことが起こらないような措置を武部農水大臣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私はそういう専門家ではありませんけれども、手抜かりはあったんじゃないか。よく原因を究明して二度とこういうことが起こらないような措置をしろ、それが大事だということで、詳しいことは農水大臣に聞いていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今までの対応に不適切な点があったからこそ、そういう点も含めて今よく調査をして、二度と起こらないような対応をとるのが大事だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そのような責任も含めて、二度とこういうことが起こらないように、今までの原因究明、対策をしっかりとやっていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今までの対応を、不適切な点は反省して、こういうことが起こらないように今後適切な処置をとるように、今の原因究明、対策をしっかりやっていくのが責任だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 生産者、消費者には責任があるとはだれも言っていないので、政府が、これは責任を感じて、これから、牛肉の消費のみならず、食品の安全対策に万全を期していくということで、しっかりした対応をとらなきゃいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この被害対策は今自民党でも与党でもしっかりやっておりますので、このような問題に対して、大変苦しんでいる方に対してどういう有効な手だてがあるか、今検討中でございます。
○小泉内閣総理大臣 いや、聞いておりません。
○小泉内閣総理大臣 財政の規律の重要性を意識しつつ景気にも配慮した、そういう予算であります。
○小泉内閣総理大臣 国会全体の状況を考え、一日も早く補正予算を成立させなきゃいかぬということで御協力をいただきました。
○小泉内閣総理大臣 今、委員長を初め理事の皆さんが努力してくれているんでしょう。それで私は、その努力を多としたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 確かに釈然としない気持ちはあります。今の法令、公務員制度等から考えるとこういう措置になるということでありますが、今後、こういう点も含めて、公務員制度見直しという点も考えていかなきゃならないのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それはブッシュ大統領の考えでありますから、テロを撲滅しよう、大量破壊兵器等拡散を許さないという、すごい決意のあらわれだと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 日独伊枢軸とか、日本にとっては余り芳しくない言葉も歴史上ありましたね。それを想定して言っているとは思いませんけれども、アクシス・オブ・イーブルというのは、テロに対していろいろな問題がある国ということで言っているんだと思いますし、これは、それぞれの国においていろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、イラクに対してもイランに対しても北朝鮮に対しても、話し合いの場は閉ざしていないんですから、その辺はよく会談の中でいろいろな意見交換をして、日本とアメリカというのは強い同盟関係で結ばれている、ともにテロ撲滅のために今後も闘っていこうということに変わりない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本は日本として、率直に日米友好関係を強化していく中で話し合いをしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 イランにつきましては、先日外務大臣もお見えになりましたし、今後とも日本と協力関係を維持していこう、またイランの進めている改革を支援していく、そしてイランがアメリカ等に持たれている疑念を払拭してほしいというお話し合いをこれからもしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 テロに対してのいろいろな問題があります。ここでどういう疑惑があるかと、イランの立場もあります、ここで表明するのは差し控えたいと思いますが、イランにはイランの考えがあるでしょうし、日本としても、日本としてアメリカとは違ったイランに対する対応の仕方があると思ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、イランの改革を推し進めていくというその姿勢に支援をしていく、イランとも友好関係を保っていきたいということでありまして、今、あの人がこう言った、この人がこう言ったと日本の首相としてとやかく言うつもりはございません。
○小泉内閣総理大臣 NGOに対して田中前大臣が適切な参加の判断をした、それなのにやめさせたのはいかがかということに対して釈然としないという気持ちがあるんでしょう。  しかし、私としては、この問題が政府全体の問題になり、補正予算を成立するということに対して、国会がなかなか正常化し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、政府見解も田中前大臣は了解されているんですよ。了解されているんですよ。国会で答弁しているんですよ。
○小泉内閣総理大臣 二十日にやるんでしょう、集中審議。真相を解明するなんて、私は阻止しませんよ。どんどんやってもらえばいいじゃないですか。要は、勝手に決めつけないでください。  それで、官房長が質問に答えたいと手を挙げているんだから。(辻元委員「答えなかった。委員長、委員長」と...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○小泉内閣総理大臣 アフガン復興支援等につきましても、政府のできないことでNGOでできることもあると思います。  今後、アフガン復興支援のみならず、発展途上国に対する援助、支援活動におきましても、NGO自身の今までの経験、そして経験から得られたいろいろな知識の集積もあると思いま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 直接、演説では麻薬対策等については触れておりませんでしたけれども、当然、アフガンにおきましても、麻薬というのがいわゆる金になるということで、なかなか栽培を断ち切れないという事情もあるようであります。麻薬にかわる作物を奨励して、麻薬栽培しなくても生活できるような...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 外務省に対する信頼を獲得するために、いろいろ国会あるいは多くの国民から指摘されました批判に対して真剣に受けとめて、外務省が大臣と事務方、一致協力して日本外交を推進する体制を一日も早くつくってほしい、そして、いろいろな議員、与野党問わず、いろいろな意見を言ってく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いろいろな議員の影響を役所は受けると思いますよ。それは与野党を問わずです。役所がどういう行政をするか、国会議員、賛成、反対、意見を言うのは自由です。それをとめるつもりは毛頭ありません。これは今後も、外務省のみならず、すべての役所に言えるでしょう。各政党が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、最終的に外務省が決定したものであります。その中のいろいろな意見の経緯を聞いて、鈴木議員の意見を気にし過ぎた点もあるんじゃないかと私は言っているんです。それでいいんじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 それは、幾ら調査しても、言った言わない、切りがないでしょう。最終的には外務省が決定したんですから。私に対しても、いろいろな意見は与野党問わず言ってきますよ、議員。決定の責任は全部私にかかってきます。だから、どういう議員の影響を受けたかどうかというのは、それはわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、それは、私は、何から何まで国会の運営に、総理判断してくれ、総理判断してくれ、そんなことやるべきじゃないと思っているんです。予算委員会で呼ぶか、外務委員会で呼ぶか、それは国会の事情があるでしょう。いつどういう参考人を呼ぶかということまで私は口出しする必要は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 決定については外務省が行ったんです。その間にいろいろな議員が言ってきたでしょう。言った言わないというのは、ある日時の時点で、外務次官、前野上次官は言わないと言っている、田中前大臣は言ったと言っている。これは切りがないでしょう、両方。(長妻委員「では、何で確定し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 調査をした結果、言った言わないで切りがつかないんですよ、これは。そして、最終的に外務省で判断したんですから、これは。(長妻委員「大臣を何で尊重しない」と呼ぶ)いろいろ総合的に判断して、外務省が判断したことだということでいいと思うのです。
○小泉内閣総理大臣 それは、外務大臣というのは、事務方とよく協力して外務省一体となって取り組む責任があるんです。それは、よく総合的に判断して、外務大臣が責任を持って、いろいろなNGOの参加問題については、参加が、不適切だということで最終的に決まったんだから。(長妻委員「事務方の意...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、大臣と事務方が調整するのは大臣の責任でしょう、これから外交を一体でやるのに。それはよく事務当局と相談して統一見解なり調整してくださいと。  そして、答弁書においても、外務省なり、最終的には鈴木議員の影響を受けていないんですよ。しかし、中には印象で、気...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 では、なぜそのときに納得できないと言わなかったのか、それが不思議でしようがないですね。外務大臣は最高責任者ですから、私は外務大臣の意見を尊重しますよ、政府見解を出すときには。外務省の問題については外務大臣の意見を尊重します。それで外務大臣がいいと言ったから、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、外務大臣当時、あの政府見解を納得したんですから、それを尊重するしかないでしょう。
○小泉内閣総理大臣 うそとかなんとか、そういう問題じゃないですよ。いろいろな印象を述べるのは結構です。しかし、現実に外務大臣当時としての見解を私は尊重する、それしかないでしょう。
○小泉内閣総理大臣 ちょっと一般論としてはおかしな意見を言う議員はあちこちいますよ、私から考えても。私の常識とか感覚とは合わない意見を言う議員も結構いる。私も変人と言われたことがある。  しかし、その意見が適切であるかどうかということはしっかりと判断すべきじゃないか。だから、特...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全然ごまかしてないですよ。鈴木議員の言うことを気にし過ぎる点があったんじゃないか、反省すべきだと言っているんですよ。全然ごまかしてない。変な議員という質問があったから変な議員という質問に答えただけであって、ごまかしなんか何にもしていません。
○小泉内閣総理大臣 変な議員というのは一般論ですよ。同時に、鈴木議員の意見を気にし過ぎる点があったんじゃないか、その点は反省すべきだと言っているんですよ。だから、変な議員というのは一般論を言ったんですよ。それと、鈴木議員の意見は意見として、気にし過ぎる点もあったんじゃないかと言っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般論を言ったんです。変な議員と思うのは、皆さんいるでしょう、自分と意見が違うと、あれは変な議員だなとか変な意見だなと思うでしょう、私も変人と言われたぐらいなんだから。そういう中で、これは一般論を言ったまでで、外務省を問わずどんな役所も、特定の議員の変な意見に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは一般論を言ったまでで、鈴木議員が変なことを言えば変な議員ですよ。ほかの議員が変なことを言えば変な議員ですよ。それを特定しないでくださいよ。どの役所についても、いろいろな意見を言ってくる人、いますよ。だから、NGOに関して言えば、鈴木議員の意見を気にし過ぎ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、私が言うべき問題じゃないですよ。外務省に任せていますよ。
○小泉内閣総理大臣 詳細は詳しく知りませんが、結果的にこれから、今までのいきさつも含めて、NGOとも協力してやっていこうということでお互い了解していると、私は、今後ともNGOと協力していける体制が整ったと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今までの質問に総合的にお答えします。  謝罪する、しないの問題じゃないと言っているのです。あなたは謝罪すべきだと、我々は、謝罪するしないという問題じゃないと。NGOとも、今までのいきさつも含めて、これから協力するということで了解がついている。だから、謝罪する...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今までのそういう不適切な判断も含めて、謝罪するしないの問題じゃないということでNGOとは了解がついているということを言っているのです。あなたは謝れと言っているのでしょう。そういうことではなくて、了解がついて、これからも協力していこうということで了解がついている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 すべて含めて、国会の事態の打開、NGOの出席あるいは参加、不参加の問題を含めて、この問題をめぐって委員会が紛糾し、国会全体が混乱した、そういう事態打開を図るために総合的に判断してとった処置であります。  責任というのは、これからしっかりした体制をつくるという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あなたが勝手に判断するのはいいけれども、違う、私らは私らで別な判断があるのですから。  NGO問題に端を発して紛糾した。そして野上前次官にもこの紛糾の責任をとらなきゃならないという判断があった。国会全体の問題、大臣にもあった。そういうことで、私が総合的に、田...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総合的に判断した結果であります。
○小泉内閣総理大臣 だから、言ったでしょう。個々の発言を理由とするものではない、総合的に判断したと、何回も言っているでしょう。少しはわかってくださいよ。
○小泉内閣総理大臣 しかし、予算委員会で補正予算の採決に、民主党、出席しなかったじゃないですか。本会議の採決も出席していなかったじゃないですか。これは、私は、正常な状況じゃない。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 全く修正する必要はありません。私は事実を言っているんだ。出席をしなかったというのは事実でしょう、委員会にしても、本会議にしても。事実を言っている。何にも修正する必要はありません。
○小泉内閣総理大臣 何回言わせるんですか、同じことを。出席しなかったというのは事実でしょう。私は事実を言っているんだ。だから、修正する必要はない。
○小泉内閣総理大臣 私は野党の責任なんて一言も言っていませんよ。国会が紛糾した責任を政府としてとったわけです。
○小泉内閣総理大臣 答弁のとおりであります。今調査していると思います。
○小泉内閣総理大臣 できるだけ早く調査するように外務省に指示しているんです。
○小泉内閣総理大臣 できるだけ早くというのが一番いいでしょう。
○小泉内閣総理大臣 アフガン周辺国、この支援も大事でありますので、特にタジキスタンについては鈴木議員が前からいろいろな人脈を持っているということで適切だろうという外務省との判断もありまして、私は特使をお願いしたわけであります。  事実関係あるいは経緯については、外務省に聞いてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、それぞれの議員がそれぞれの国にいろいろ交友関係を持っていると思います。特使が必要かどうか、また人選が適切であろうか、今後、今までの経緯も踏まえてよく検討すべき課題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政府特使の問題は、もう一国一国、一件一件、そのときの事情によってだれをいつどこに、これを判断しなきゃならないんです。いつまでにという問題じゃないんです。いつどの国に特使を送らなきゃならないかと……(長妻委員「決め方自身」と呼ぶ)決め方自体もその時点なんです。そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは違います。政府見解、了解されたんですよ。それで出したんです。田中大臣の了解なしに政府見解は出しません。
○小泉内閣総理大臣 私は、外務省改革を進めていきます。田中さんがどう言われても、それは個人の判断ですから、それは個人それぞれ判断があるでしょう。私は、改革の手綱を緩めることはいたしません。
○小泉内閣総理大臣 全く違います。族議員をかばったことなんか私は一度もありません。特定の議員の意見に耳を傾けるのもいいけれども、その議員の意見が適切かどうかということを判断すべきだと思う。これは外務省もこれから気をつけなきゃいけない。  そして、今回のいろいろな、国会の場でNG...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この今の文書を初めて拝見しましたけれども、言われている問題が事実かどうか、よく確認したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 既にこの前の質問におきましても調査するよう指示を出しております。今御指摘の点も含めまして、しっかり調査するように指示を出しておりますので、できるだけ早く結果を報告できるような体制を整えていきたいと思います。この文書の事実確認も含めて調査をしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 既に私は外務省に対して、この案件の選定理由、確認する、そして入札が適正であったかどうか、この確認、そして支払いもこれは適正だったか、こういう点を重点的に調査するように指示を出しております。
○小泉内閣総理大臣 この政府見解は、当時の大臣であった田中さんも了解していることでありますので、私は変更する必要はないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、政治資金等、疑念を持たれないような対策というものもしっかりやっていかなきゃならない。また、ODAあるいは政府関係の援助、そういう問題に対して、不正が行われないような監視とか、あるいは評価とか、調査というものをしっかりやっていかなきゃならないなと痛感して...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回、政治と金の結びつきにいろいろ国民から疑惑を持たれている。そのための防止措置というものをどうしたらいいかということを、今各党それぞれ議論をしていただいているところであります。公共工事に関しましても、こういう不正が行われることがないように、また、政治資金の調...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 NGOについては、さまざまな組織があると思います。しかも、政府にできない貴重な仕事をやっているNGOもたくさんあると思います。いわば、今まで公共の福祉に活動するのは政府あるいは政府関係機関だという考え方が支配的だったと思いますが、最近ではむしろ、民間のグループ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 田中さんは田中さんの判断だと思います。私の判断は実に適切だったと今でも確信しております。
○小泉内閣総理大臣 私は、外務省の人事は、田中大臣、事務次官とよく相談してやりなさいと、一切口出ししておりません。
02月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○小泉内閣総理大臣 ただいま坂口大臣からの答弁がありましたように、和解案をよく検討していただきまして、関係省庁で協議し、適切な対応をしていかなきゃいけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 給付と負担に限ってというお話ですが、社会保障制度の中核をなす医療保険制度、国民皆保険制度をこれからも維持、効率的に発展、運営していかなきゃならないという観点から考えますと、給付と負担という問題は避けて通れない問題だと思っております。  特に、これから高齢者が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 理由はいろいろあると思いますね。  まず、政権の枠組みが変わったということ。自民党、社民党、さきがけの枠組みも変わったし、総理もかわりましたね。これが一番多かったと思いますね。  それと、あと、方向は大体皆さん、総論として大方こういう方向だろうと一致してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、十四年度中に抜本的な改革の方向を出して改革に進む。小泉政権が続く限りできます。
○小泉内閣総理大臣 まず十四年度中に方向性を出します。そうすると、具体案つくるのには、一年でできるもの、二年でできるもの、三年でできるもの、四年でできるもの、いろいろあるでしょうね。ですから、そういう具体的な改革の方向を逐次実現に移していきたい。できないことは考えていません。小泉...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理である限り、いつも決意を秘めて着々とやっていくということであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、必ずしもそう思いません。  負担と給付の問題は避けられないんですよ。負担は後回し、こういう状況じゃないと思うんです。だから、負担と抜本改革はセットだ、大事な問題だ、決して別の問題じゃないと思っています。
○小泉内閣総理大臣 それが今までできなかったから、三割を明示すればできるだろうと。そこは見方が違います。抜本改革を先送りすれば三割負担はしないでいいのか、これでは抜本改革の方向がつきません。国保は三割、健保が二割、そういういろいろな経緯があります中にあって将来の保険財政を見ると、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大体そのとおりだと思います。
○小泉内閣総理大臣 総合的な改革につなげていく一つの大きな作業が始まったと御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 国民負担という言葉も私はなかなか釈然としないのですがね。患者の負担が上がれば国民負担で、下がれば国民負担じゃないのか、違いますね。税金を投入しなきゃならない、保険料を上げなきゃならない。どれであっても国民負担なんですよ。それしか給付を受けられない。そこを誤解し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もう先送りできなくなった状況ですね。  四年前に、抜本改革しなきゃならないという合意は与野党共通してあったと思うんです。しかし、もう一時しのぎの保険料引き上げ、患者負担で保険財政を保たせていこうという状況は済まなくなった。四年前のあの方向をこれから真剣に再検...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 やはり政治的意思が足りなかったと思いますね。今回、当事者の坂口さんは今度は厚生労働大臣で担当者ですから、その当時の意欲を今度は政府側からやっていただけるんですから、さらに機運が盛り上がっていくと思います。
○小泉内閣総理大臣 平成九年に出た方向の中で、進んでいるのもかなりあるんですよ。先ほど厚生大臣言われましたように、薬価の差益、これは問題になりましたね、これはかなり進んでおります。同時に、介護保険制度導入に絡んで、医療の提供体制の形もかなり、より進歩しております、以前よりも。それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政権を担当して以来、いつも苦労していますよ、与党との調整には。しかし最終的には、まとまっていくでしょう。今回もそうです。三割負担についても大反対だった、しかし最終的には、反対した人も賛成してくれるんです。そして、抜本改革の方向まで示してくれるんです。  私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで生きていたやり方といいますか現状というものが続くなら、それがいいなと思っている国民はかなりいると思うんです。今までの制度が続いていくなら、これがいいな、今までの組織、ずっと中に入って今までどおり生活が維持できるならいいな、今まで勤めていた会社もずっと存続...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治家の痛みというと、御趣旨ははっきりしませんが、それはまず、政治家のいわゆるいろいろ特権的なものがあれば時代に合わせて見直していけばいいのじゃないか。あるいは給与の面におきましても、国民一般と考えてどのようなものか、そういう点についてもこういう時期だから削減...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この三方一両損というのは、結局、国民全体が、総合的に考えると一番得になることなんです。そこをまず御理解いただきたい。  というのは、国民皆保険制度、これは世界の中でもこういう制度を持っている国はそんなに多くありません。では、今の皆保険制度がなかったらどうなる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、大岡越前守を想像して言った話ではありません。今言ったお話のとおり、国民全体が得になる制度を考える、その間には、今までの利害関係者、ある程度みずからの身を切るようなことも必要ではないかということを言っているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 当時できなかったことを反省しながら、今度はやらなきゃいけないということが責任の一つのとり方ではないかと思っております。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 調査をしている最中であります。調査結果が出ましたら、皆さんに明らかにしたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 国民だと思います。
○小泉内閣総理大臣 人によって違うでしょう。
○小泉内閣総理大臣 それぞれタウンミーティングを計画しておりますし、厚生労働大臣も去年のタウンミーティングにも参加していただきました。ことしも、テーマ別に各地区でいろいろなタウンミーティングを開催していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それはいろいろ理由があると思います。介護保険制度がなかった場合に、在宅の介護あるいは医療の制度なり実情が整備されていなかった点もあると思います。また、病院に入院していた方がいろいろな治療もしてくれる。世話もしてくれる。家族も、うちにいるよりも安心だという点もあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今お話しのような方々に対して、適切な介護なり治療、どうあるべきかという点は、大変重要な点だと私も思います。
○小泉内閣総理大臣 これは量的に表現できないのであって、抽象的に言っているんですから。その点は、どの程度かと聞かれても難しい質問で、答えに窮しますね。
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○小泉内閣総理大臣 ことしは日韓共催のワールドカップが行われますが、先日も私は、このワールドカップサッカー大会を、サッカーだけ見に行くよということで終わらせてはもったいない、この機会を活用してできるだけ各地を回ってもらうようなことを考えた方がいいのじゃないかということで、担当省庁...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これからの経済再生を考えますと、不良債権処理、これは大変重要なことであります。そういうことから、私は先日、柳澤大臣に対しまして、特別検査を厳格化するように、そして検査の結果は何らかの形で公表してほしい、四月以降のペイオフ後は預金者が安心できる金融機関がそろうよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融庁としては厳格に審査をしているということだと思うのですが、必ずしも市場がそう判断していない向きもあるようだ、そういう世上の批判にもよく耳を傾けて、やるべき点、今までのやり方を見直すべき点もあるのではないかということで、そういう発言になったのだと思います。
○小泉内閣総理大臣 何をやっても無策と言うし、口だけだと言うし、不安をあおり立てるけれども、やるべきことはやって、金融不安を起こさせないような対応は打つということをはっきり言っているんです。その方向で、特別検査を厳格化しなさい、金融不安を起こさせません、着実に打つべき手は打ってお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 具体的に今はそれをやっているじゃないですか。(池田(元)委員「何をやっているんですか」と呼ぶ)だから、特別検査を厳格にした、そして十分な引き当てをしなさいと、柳澤担当大臣が答弁しているとおりですよ。
○小泉内閣総理大臣 金融危機を起こさないためには、あらゆる手だてを大胆かつ柔軟に講ずる。
○小泉内閣総理大臣 今までの池田議員の金融問題に関する御意見、御見識を激励と受けとめて、金融不安を起こさせないようなあらゆる手だてを講じたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 よく調査すべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな疑惑に対しては、よく調査する必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ疑念を抱かせるような過去の事情があったということは、今のお話でわかります。  今後、よく調査して、実情を調べてみたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ御意見もありますので、よく調査してから判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 そういう点も含めてよく調査させていただきたい、こう思います。
○小泉内閣総理大臣 よく今の御指摘の意見を踏まえながら対処したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 ブッシュ大統領の悪の枢軸発言については、これはテロに対して毅然たる決意を表明したものであって、そういう中での北朝鮮に対するいろいろな懸念を示したものであると思いますが、かといって、話し合いの道を閉ざしたものではないということであります。  また、日本としても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現下の雇用情勢は厳しい状況が続いております。そういう中にあって、限られた財政状況の中、雇用対策等必要な予算を編成するために今予算案を御審議いただいているわけでありまして、私は、今後も雇用状況には鋭意注意深く見守りながら、必要な雇用対策を打っていかなきゃならない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今お話を伺っていまして、雇用対策の難しさも感じました。  というのは、確かに日本はヨーロッパに比べまして雇用対策費の対GDP割合は低いわけなんですが、それでは、一番手厚いと言われるドイツはどうか。日本の四倍以上の雇用対策費を投じていながら、失業者数は日本より...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、特定の議員からの不適切な意見については、惑わされないようにしっかり対応するように、これは外務省だけの問題じゃない、各省庁、いろいろな与野党を通じた議員の意見はあるでしょう、それは排除するものではないけれども、間違いのないような対応をしなさいということで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その際に、プライバシーを侵害するおそれのある個人情報とか、あるいは国家の安全、外交上の機密に携わるもの、どうしても機密にしなきゃならない問題はあると思います。そういう点についても、部局、上司、よく相談しながら、メモをとるべきものはとるべきだと。その一つのルール...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の日本の国会議員と役所、国民との関係からいうと、そこまでやるのは無理でしょう。無理だと思います。それは、議員ですから、いろいろな住民の声を聞いて、役所がおかしいよと言えば言いますよ。それまで禁止するのはいかがなものかと思いますね。
○小泉内閣総理大臣 それは、いい悪いはともかくとして、その役所がよく判断すればいいのじゃないのかと。私は、そういう意見を言ってくることまでいかぬとは言いません。
○小泉内閣総理大臣 これも、いい意見、悪い意見はともかく、どこに病院を建てろとか、診療所を建てろとか、道路をつくれとか、川をつくれとかいうのまで私はとめる必要はないと思うんですよ。それは、どう判断するか、どういう状況でそういう発言をしているのか、地域の事情がどうなのか、また、それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 和歌のよさは、人によっていろいろな解釈ができるところというのも和歌のよさなんですね。いろいろな余韻が残る。そのときの心象風景、人々によって、感動する人しない人、いろいろあるんですね。  私は、あの昭和天皇の御製は、敗戦後まだ半年たたない、恐らく多くの国民が敗...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはどのように解釈されても御自由だと思いますが、「いろかへぬ」というのは、うろたえるなという意味もあるんです。「いろかへぬ」、うろたえてはいかぬ、敗戦にうろたえてはいかぬ、雄々しく立ち上がろうじゃないか。そういうふうにとれないですか。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな、感銘を受けた過去の先人の文章なり言葉を引用するのもいいのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、減税を歓迎しない人はいませんよね。小渕内閣でもかなり大胆な減税をやってまいりました。なかなか効果を発揮しない状況でありますが、今、やはり減税を考えるにおきましても、税制全体を考えていかなきゃいけないと思います。それから、財政状況も考えていかなきゃならな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、上げるとも下げるとも言っておりません。あるべき税制、経済活性化にどのような税制がふさわしいか、そういう観点から幅広く議論をしていただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それぞれの地域で、中小の信用組合あるいは信用金庫等、大変頼りにされている金融機関だと思っております。  そういう機関の中にも、今、時代の新しい流れに、どう生き残っていくか、必死の努力をされているんだと思いますが、中には、そのような要請にこたえられないでやむな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 疑惑を持たれないように、よく調査して報告する必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、厳格な資産査定のためには検査の指針というのは必要でしょう。これは私は、必要な指針として適切かどうかというのはまたいろいろな御意見があると思いますが、検査の指針というのは必要だと思いますよ。
○小泉内閣総理大臣 インフレスパイラル、デフレスパイラル、よくスパイラルという言葉が使われますが、らせん状にどんどんどんどん物価が落ち込んでいく、そういう状況にはまだないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 構造改革を進めなきゃならないということは、これは小泉内閣の一貫した方針ですし、その中でデフレ対策をする、第一次補正、第二次補正、十四年度予算も三十兆円の国債を増発を認めております。  社民党の横光議員も、今緊縮予算と言っていましたけれども、社民党はそれじゃ三...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どういう状況が金融危機か、それは、金融機関の不安が多くの企業倒産なりあるいは連鎖的な破綻につながる、これがひいては社会不安をもたらす。そういうような状況には陥らないような対策をとらなきゃならない。ただ、具体的にこういう状況だというのは、なかなか、今言わない方が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、消費需要が回復するというのは必要なことだと思いますが、それをどういうふうにやっていくかという点についてはいろいろな議論があると思います。今、デフレ対策の一環としてそれぞれ策を講じておりますが、方法論につきましては、それぞれ各党においても違うのではないか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 五万円を皆さんに配るということですが、エンゲル係数が低下している中で、各家計が食料品支出の割合が低い中で、果たして五万円を皆さんに配ってどういう効果が出るか。商品券の例もありますし、なかなか効果が出ないんじゃないでしょうか。
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小泉内閣総理大臣 今回のいろいろな外務省の問題につきましては、当委員会で取り上げられました案件に対しましては、できるだけ早く調査するようにということで、先日、十日以内に調査結果を出したらどうかという指示を出しました。今回、それにのっとりまして、外務省が、昨日調査結果を当委員会に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御指摘に関しましては、前から私が答弁していますように、与野党を問わず、議員が役所に意見を言うのは差し支えない、その意見が適切かどうかというものはしっかりと役所として判断すべきだということを言っているわけでありまして、国会議員が、外務省を問わず、役所に口出し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 クリントン前大統領とは会談したことはございませんが、ブッシュ大統領は、私との最初の会談以来、ブッシュ大統領自身、日本がどのような政策をとるべきか、圧力めいたことを言うつもりはないということをはっきり明言しております。日本としては日本のためによりよい政策があるの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 更迭であります。次官をやめたんです。
○小泉内閣総理大臣 この北方領土問題に関しましては、政府は一貫した方針をとっております。いわゆる四島の帰属を明確にして平和条約を締結するということであります。
○小泉内閣総理大臣 今の御指摘の問題については、よく調査する必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 支援の方法あるいは形というのはいろいろあると思いますが、どのような支援を要請してくるか、当該国、当事国とのいろいろな政府機関を通じて交渉する必要があると思いまして、今、この問題につきまして、どういう事情でなされているかということについては、具体案件については私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはよく調査する必要がありますが、河野大臣の答弁を今読みました。「緊急かつ人道上必要なものだという意味で、仮設のといいますか、診療施設の整備への支援といったことであれば、我が国の基本的立場を害さないという限度内であるという判断ができれば、これはできるだけ早く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 外務省として調査した結果を今当委員会でいろいろ質疑をする、そこに今後の外務省改革なり日本外交に対するあり方を政府で真剣に取り組む、これが大変有意義であり、必要なことだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 具体的な問題があれば、それはきちんと調査すべきものだと思います。
○小泉内閣総理大臣 密輸とかあるいは密漁、この問題は放置することができない問題だと思います。日ロ協力のもとに、真剣にこの問題に取り組んでいきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それぞれの見解に対して、それぞれの認識を持つのはいいと思います。  この政府見解においては、当時の大臣でありました田中さんも了解しているわけでありますので、私は、大西さんが違うと言っても、政府見解としてはこれが政府見解だという認識を持っております。
○小泉内閣総理大臣 当時の国会の混乱は私にあるとはっきり言明しているんです。その事態の打開に私がとった処置であります。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ党内には、それぞれの役職にだれをつけようかというのは、党内のいろいろな事情もあると思います。  たしか、私が田中さんを外務大臣に任命した当時から、既に委員長も決まっていたんじゃないですかね。
○小泉内閣総理大臣 当時やはり外務省の不祥事がありまして、外務省改革に取り組んでもらいたいと。同時に、外交問題、大変重要でありますので、外交に外務省が一体となって取り組むような体制をつくってもらいたいと。そういう気持ちで、私は田中眞紀子さんを外務大臣に任命いたしました。
○小泉内閣総理大臣 それは、国会議員は国会議員の意見を持っております。委員会に所属する議員は、委員会の委員として、それぞれ発言は自由であります。それと、どういう議員がどういう意見を言おうが、外務省は外務省としてきちんとした対応をすべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 達増議員は、田中眞紀子さんが外務大臣に就任して以来、資質がないという批判をしておりますのは、私も承知しております。  今、虚言癖とかいう話をされましたけれども、人間はだれでも完全無欠な人はいないんですから、たまには間違った発言をする場合もあると思いますが、私...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 外交は、外務省のみならず、政府一体として取り組まなきゃならない問題であります。随時、大臣とは直接にあるいは事務当局を通じて、必要なときに必要な協議、連携を行って外交を展開してまいりました。
○小泉内閣総理大臣 必要なときに協議を行ってまいりました。
○小泉内閣総理大臣 我が国の最重要課題は、日本の平和と繁栄を維持することであります。外交というのは国益の追求であるということを考えれば、その国益追求のためには、日米を基軸とした国際協調体制を図っていくことが重要だと。  当面、テロ対策に対しましては主体的に積極的に取り組んでいく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく調査する必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 ただいま扇大臣が答弁いたしましたように、鋭意調査を進めております。
○小泉内閣総理大臣 外務省は外務省として調査をする、その調査に基づいて委員会がどういう指摘をするか、そして調査を深めていけばいいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今までの御指摘を踏まえて、よく調査し、支援のあり方もよく検討しなきゃならないと思います。
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○小泉内閣総理大臣 デフレ対策としてまず一番有効なのは、年度内予算成立、早期執行、そして今、第二次補正予算そして本予算、切れ目なく執行する、これが一番重要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 第二次補正予算が現在執行されております。需要喚起策として来年度本予算ほど需要喚起策はないんです。四月に執行する、これにまさる需要喚起策はない。御理解いただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今議論を聞いておりますと、上田議員の疑問はもっともだと思います。この支援委員会に対する過去の経緯、そして現状、将来のあり方、これはよく調査して再検討する必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 必要な情報は公開し、そして今後の改革に生かしていくべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 各役所においては、いろいろな情報が入ってくると思います。どれが守秘義務か、そうでないか、よく判断して、必要な情報は公開すべきだと思います。
○小泉内閣総理大臣 今の御指摘のものについては、メモが残っていれば出せばいいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これは、あれば出せばいいと思います。
○小泉内閣総理大臣 そういう技術的なことはわかりませんけれども、いろいろな定義は難しいですね。それは専門家に任せます。
○小泉内閣総理大臣 セーフガードについては、これはブッシュ大統領との会談におきましてもよく話すことなんですが、日米友好を基軸としながらも、個別の問題については意見の対立する場合が多々あるであろう、それは、その時々、率直な意見交換をして解決の努力をお互いしていこう、時に対立、見解の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 膨大な資料で、全部は読んでおりませんが、報告は聞いて、要点は全部報告を受けております。
○小泉内閣総理大臣 外務省の調査結果に基づいて当委員会で質疑が展開されまして、我々の知らなかったような実態が解明されていくということについては、委員会としての役割も大きいものがあるなと思います。
○小泉内閣総理大臣 外務省の改革は多岐にわたると思います。この北方支援問題のみならず、いろいろあると思いますが、今回、当委員会で行われます、きのう等における北方支援のあり方について、これは今後の外務省改革に大いに生かすべきだと感じております。
○小泉内閣総理大臣 外務省改革に意欲的に取り組むこと、これは変わりありませんし、今回、外務省の調査に基づいて、当委員会各委員からそれぞれの指摘がございます。この指摘に対し真剣に取り組んで、それぞれの疑問点をただしていく必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 外務省の調査に基づいて、それぞれの委員が、違う、あるいは見解を述べる、そういう点を真剣に受けとめて、外務省としても、過ちを改むるにはばかるなかれという言葉があります、この姿勢をこれからの改革に生かすべきだと思います。
○小泉内閣総理大臣 今回の議論の中から、政と官のあり方、あるいは自由民主党としても人事の配置等反省すべき点もあると思います。これを今後の改革に生かしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 なかなか、同じものを見ても、色眼鏡をかけて見れば違った色に見れるし、角度を違えれば違ったふうに見えます。私のことについても、何もやってないとか、変わってないとか、ちっとも進んでないとか言っていますけれども、見る人が見れば、随分変わっていますよ。  そして、株...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いずれ証人喚問が行われると思います。そのとき、御本人に聞いていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、本人から聞いていませんし、聞いたこともありませんし、わかりません。
○小泉内閣総理大臣 私は関係ないなんて一言も言ってないでしょう。聞いてくださいと言ったわけですよ。
○小泉内閣総理大臣 国政にかかわることで問題があるという御指摘があれば、その件について各省庁は必要な資料を提供して、今後の改革に生かすべきだと思います。
○小泉内閣総理大臣 献金のあり方、政治資金の調達方法、あるいは公共工事に関する適正な執行の面について、いろいろこれからの改革に生かしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 政府見解をよく読んでください。「昨年来NGOの在り方については与党も含め各方面の議論がなされ、その過程で外務省に対しても様々な意見表明がなされたことはある。」「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」  これは当...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 なぜ私の意見がわからないんですか。あなたの意見と違うというならわかりますよ。(横光委員「違う違う、大西さん」と呼ぶ)  「様々な意見表明がなされたことはある。」ということを認めているでしょう。「参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」何で違う...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よくこれを読んでくださいよ。どうして関係ないと。「意見表明がなされたことはある。」というのを認めているんですよ。しかし、「参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」どう違うんですか。
○小泉内閣総理大臣 政府見解は政府見解です。大西さんの見解は大西さんの見解です。
○小泉内閣総理大臣 その人の意見が正しい、違うとか私は言っていません。その人の見解は見解でいいと思います。  しかし、私は、「その過程で外務省に対しても様々な意見表明がなされたことはある。」認めているんですよ。そして、「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 大西さんの見解は見解でいいですよ。正しいとか間違いと私は言いませんよ、大西さんの見解なんだから。尊重すればいいと思いますよ。
○小泉内閣総理大臣 あっせん利得罪に私設秘書を加えるか、また対象をどうすべきか、今議論しているところであります。また、入札干渉罪についても、それぞれ議論があります。一歩でも二歩でも前進できるように、また改革に進むことができるような措置を今国会で講じるべきだと我が党も今積極的に議論...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 企業・団体献金のあり方と、それから全面禁止ということについては、また別の問題だと思います。それぞれ、政党がどのように資金調達を図るかという問題があります。また、献金の問題、政党として政治活動をするためにどのような資金の調達方法がいいのかという問題もありますので...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような点も含めて、今議論がされていると思います。そういう点も、各党それぞれの、意見が合うところもあるし違うところもあると思います。その点もよく踏まえて、これからの政治浄化のために生かしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 政治改革は当然これからも進めていかなきゃなりませんし、その際に、政治資金のあり方、また公共事業に絡む資金調達のあり方、当然、どういう規制がいいかという点も含めて、これから進展させるように努力していきたいと思います。
03月07日第154回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の外務省の調査を基にして、衆議院でも質疑が行われ、また今日から参議院でも質疑が行われております。この調査と質疑を通じた議論を参考にして、外務省改革を促進させるべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その方針でおります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 質疑を通じた意見を参考にして、できるだけ早く、政と官の在り方、あるいは外務省改革、いろいろな点があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要があればいつでも調査いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 実行するための外務省調査であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 必要なものは調査いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 内閣の支持率が高かろうが低かろうが、改革は進めていきます。外務省改革、着実に今回の調査によって進んでいくと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、改革なくして成長なし、日本の現在のいろいろな構造、ここに問題があると。構造改革なくして景気回復なし、この方針でやってまいりました。  そして、一、二年の間に不良債権処理始め、いろいろな新しい時代にふさわしいような体制を取るために、行政機構あ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、過去のいろいろな問題がすぐ解決できるものでもございません。不良債権処理一つ取ってみても一挙にできるものではありません。厳格な査定も一日でできるわけではありませんし、今までのデフレ対策につきましても、それぞれ必要なときに第一次補正予算、第二次...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) スパイラルというのは、らせん状にどんどんどんどん下がっていくということ。まだそこまでには私は行っていないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一歩改革が進むと必ず不十分と言いますよ。何かやると、これではだめだ。大体、政府の対策に対しては批判するのが仕事の方は多いですから、いいことは言いませんね。それは覚悟しています。  私が即効薬ないと。当たり前でしょう。経済に、そんな一発ですぐ景気が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 進んでいるよ。進んでいる。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が内閣組織してから、やるべき改革は多くの国会議員の方々の協力を得ながら着実に進んでいると。遅い早いという程度の差はありますけれども、むしろ、私が政権に就いてきて、野党も言わなかったような、手を触れちゃいけないところまで改革が進んでいると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、民間でできることは民間に。これは、郵便事業さえも民間参入なんて野党も全部反対していましたね。無駄遣いな税金をやめようと、道路公団民営化、これ野党言っていませんでしたよ。特殊法人、この統廃合、改革、民営化、これも野党は私の言っていることにも反対...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森内閣のいい点は踏襲していくということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それを即効薬がないと、踏襲して、時間が掛かります。サッチャー政権だってレーガン政権だって、何年掛かっているんですか、結果が出るまでに。五年も六年も掛かっているんじゃないですか。まだ一年たっていないんですよ。目に見えない改革、根本的な改造に手を付けて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権処理も着々と進んでいるじゃないですか。速やかに出ると言っていますけれども、水面下では今かなり進んでいますよ。ただ倒産させればいいという問題じゃないですから。生き延びる企業は、再建できる企業は再建してもらいたい、市場に生き残れない企業は、残念...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 足並み、そろっていますよ。聞いていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この集中改革期間、二、三年は低成長を覚悟してやっております。そういう中にあって、構造改革とデフレ阻止を両立させるような対策を随時打っていく必要がある。そのためには、規制改革等あるいは税制改革等、これからやるべき点もたくさんあるでしょう。また、現在御...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、アメリカに比べても日本は貯蓄性向が高い。  一つには、国民的な貯蓄に対する考え方も諸外国とは独特なものがあると思うんであります。勤倹貯蓄という昔からの言葉がございますね。ところが、アメリカというのはプレーナウ・ペイレーターという言葉がある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) さっきお話ししましたように、将来の不安、不時に備えるという、先行き不安にはやはり貯蓄していく方がいいなという、将来に備える、不安に備えるという点も大きいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の年金、医療、介護、社会保障制度の基幹的なものを考えてみますと、高齢少子社会になりますから、当然今のままでは済まないなという不安はあると思います。  それだけではないと。アメリカなんかに比べると日本の社会保障制度は進んでいますね。充実していま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは不安をあおるというよりも、社会保障を論ずる場合には、人口の問題、給付を受ける側の高齢者の割合、負担する若い世代の割合というものをむしろ示さないと不親切になりますから。不安をあおるからこういう数字を出すなというと、必ず議員の皆さんは資料を出せ、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その改革を進めなきゃいかぬということで手を付けているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、全く合っているんですよ。改革と、抜本改革と同時にやるんです。(「やっていないじゃないか」と呼ぶ者あり)いや、かなり進んでいるんです。  例えば、私が厚生大臣から進めております薬価差を縮小しろという点。当時、公定価格と実勢価格が違っておりまし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは両方やらなきゃいけないんですよ。どっちが先だという問題じゃないと思うんです。国保も三割既に負担しているんです。医療費七割給付されているんです。家族も三割は負担しているんですよ。  三割けしからぬというのは分かりますよ。しかし将来、公平に、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そう思っているからこの保険制度を維持するために改革しているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だからこそ、医療の構造改革が必要だということで進んでいる。さっき言いました、薬価差益を縮小しようと、診療報酬体系を見直そうと、医療提供体制を見直そうと。それぞれ改革進みますと、一方からはやり過ぎだ、一方からは不十分だという、これ医療というのは関係団...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど申し上げましたように、私が厚生大臣のときに示した方向は進んでいるんですよ。薬価の、薬価差を縮小しようという、医療費上げる、あるいは保険料上げる、税金投入前に。日本は薬価差が大きいと。既にそこの数年間で三分の一に減っているんですよ。あるいは、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、私が話した方向、これを更に加速させるということであります。二〇〇〇年、できなかった、これはいろいろ国会の都合ありますよ。これも与野党共通しています。与野党共通しています。現に、これは三割負担ということで野党の皆さんも反対しておりますけれども、一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 患者負担を増やすのが小さな政府で、保険料負担下げるのは大きな政府だということは一概に言えないと。というのは、税金も入っていますから。税金をどんどん投入するというのは、これは大きな政府になっちゃう。幾ら患者負担を減らしたって、その分税金をもっと投入し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚生労働省とも相談しているんですが、給付の面、訓練の面、そして情報の面、そういう面についてきめの細かい対策が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな御提言、いろいろこれからの時代に必要な点もあると思います。研究する余地があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このBSEの原因究明、そして今後の食品の安全対策、その面に対してしっかりとした対応を取っていただくのが武部大臣の責任だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北方四島支援についてのいろいろな在り方については、今後検討する必要があると思っております。  今御審議いただいている来年度予算案、これは国民生活万般にわたる予算であります。これは是非ともできるだけ早く成立させていただきまして、多くの国民にかかわる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北方領土問題をロシアとの間で解決して、早く平和条約が締結できるような環境整備に日々努力する必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの質疑を伺っていまして、この支援委員会は正常に機能していたとは思えない。要請があって検討して考慮して決定すると、この正常な手続を踏まないで決定していたおそれがあると。なぜこのようないい加減な決定がなされたのか、よく調査します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはできるだけ早く調査します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できるだけ早く調査します。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のこの支援委員会に対するいろいろな問題点、よく調査し、今後の外務省改革に生かすのはもちろん、政と官の在り方、これについても、我々同じ国会議員として、今後正すべきは正して、どのようにこの政治改革に進展させるか、真剣に考えていかなきゃならないと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 支持率は高い方がいいと思うんですが、高くても低くても私の改革に対する姿勢は全く変わっていないんです。  いろいろ、与党、野党、また人によって、同じものを見るのに見方が違います。私の進めている構造改革にしても、口だけで何も進んでいないと言う人もいま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、よく、首相主導、官邸主導にすべきだという意見と、いや、これはやり過ぎだと、独裁だという意見、両方耳に入ってくるんです。また両方、余りやり過ぎるなという意見と、もっとやれという意見が毎日のように来ています。しかし、私は独断専行を避けるように常に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) デフレ対策、これを注意深く経済情勢を見極めながら打っていくということは必要だと思います。現に、日銀とも一体となって金融緩和策あるいは不良債権処理に向けていろいろな手を打っているところであります。あるいは、証券市場に対する監視体制、そういう微妙な経済...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 税制改革は経済活性化のためにも、今後の日本の構造改革のためにも大変重要な改革の柱であります。これを私は十五年度予算に反映させたいと、総合的に取り組まなきゃいけない問題だと思っています。今までのようにつまみ食い的な緊急対策でやるべきものではないと思っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この問題は、自民党の方でも、イギリス、フランス、ドイツ等のBSE問題、対応を視察に行きまして、何とか消費者に安全な食品を提供できる体制をしっかりしたものにできないかという観点から今検討しております。先日も私も報告を伺いまして、この縦割り行政の弊をど...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 役所また官僚の諸君たちは行政の責任者として多くの国民から批判をされますが、同時に、それは期待もあるからだと思うのであります。  この期待にこたえるために、日ごろ蓄積された知識や経験を基に、何よりも大事なのは、その仕事に対する使命感、責任感、倫理感...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界一安全な国にしようという、この安全神話が崩れている、それを復活させようということで今取り組んでいるわけであります。  今言った御指摘も踏まえまして、反省すべき点、またこれからの新しい時代に対応していく機構、あるいはいろいろな足らざる、整備拡充...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政と官の在り方、国家公務員であれ地方公務員であれ、政治からの中立性というのは保持されなきゃいかぬということで、政治活動、選挙活動は厳しく制限されているはずなんです。それがなぜ国家公務員、地方公務員、堂々と、特定の政党、特定の候補を、選挙の応援してい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、構造改革なくして景気回復なし、いかに分かりやすく説明するというのには言葉は短い方がいいと。改革なくして成長なし、短くて分かりやすいでしょう。これは、あらゆる改革に通ずると思うんです。政治改革もその一つであります。  今回、そういう意味にお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治と金にまつわる疑惑、また政治家と秘書との問題、いわゆる政と官の問題も含めまして、政治改革の大事な一環の問題だと思います。私は、疑念を持たれ、疑惑を持たれた議員は、率直にその疑惑に答える責任を自覚して、きちんと対応すべきではないかと思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、行政改革、財政改革、構造改革というのは、分かりやすく言うと、今までの既得権を手放すことなんだと。そうすると、まず最初に率先垂範という言葉があると、国会議員の既得権は何だということで、二十五年議員を務めれば表彰されて、月々三十万円もらって、百万...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このロシアとの外交方針は一貫して変わっていないんです。多少受け止め方に誤解を持たれた面もあるかもしれませんが、四島、北方四島の帰属を明確にして平和条約を締結するという日ロの外交方針、日本側の方針には何ら変更ないんです。  この辺に沿って、日本とロ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、予算は予算として、今までの執行に問題があれば、それは当然見直していくべきものがあるでしょう。その中で、執行の面で考えることは十分あると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これから各役所と国会議員等との接触については、これは多々あると思います。別に、役人と政治家が会合したり、相談したり、意見交換するのは決して悪いことではないですね。しかし、この接触の在り方、付き合い方、これはおのずから一つの規範といいますか、節度がな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 賛成です。これは、与党でよく相談した方がいいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治家と秘書の在り方に関してあっせん利得罪が今議論進められておりますね。秘書の定義の問題についても、どのように定義するかという今議論が進められていると思います。その中で、このような不祥事起こらないような、一歩前進させたような法律がどうあるべきか、私...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは形だけの名前だけの秘書と、秘書の肩書なくても実質的に本当の正式の秘書以上の働きをしている方もいるという議論もあるわけですね。ですから、その点の議論も深めて、実質的な秘書をしているという者に対してはどのように法律で定義するか、対象にするか、こう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公共事業に関する入札、この問題もいつまでたってもこの事件なくならないんですね。何とかなくなるように、政治家がこういう公共事業の入札に口出しする必要がない、口出ししてはいけないと、また役所も公正な入札が行われるような措置はないものかと、今与党で議論を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) BSE問題について、調査検討委員会、今報告を急いでおります。この報告を得て、農林水産省のみならず、厚生労働省、各省庁が縦割り行政の弊を排して、どういう食の安全を図ることができるような機構ができるか。BSE問題についてはもうかなりの経験と対応を持って...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ここ数年、いろんな分野で不祥事が続出しております。政治家も官僚も警察官も裁判官も、そして企業も教師も、こんなことまでしていたのかと、本当に日本どうなっているんだろうという、こういう不安と疑念を持っている方も多いと思います。やはり、新しい時代に、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかに後々まで影響を及ぼすかという大変ショッキングな写真でございますが、ちょうど私が厚生大臣のときにダイオキシン問題が大きく取り上げられまして、このようなダイオキシンというか環境全体に対する問題、政府一体となって、後世にかかわる、また地球全体にかか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、この資料は初めて拝見いたしましたけれども、支援委員会そのものがいかにずさんだったかというのは、この衆参の委員会の質疑を聞いて私も理解できます。  そういう点から、この問題については、委員会で指摘された問題についてよく調査して疑惑のないようにし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、今初めて聞きました。日本の領土とまだ認めてない、ロシア側は。それを日本人が持っていると、それを売ってくれという話ですか。こんなことあるんですか。初めて聞きましたよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も今初めて聞きまして、何でそんなことをしているのか、奇怪な行動ですね。私の知識では理解に苦しみます。どうなっているのか、またどういう意図があるのか、分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今初めて聞いた話ですので、この問題、どういう調査の方法があるか分かりませんが、領土交渉、北方四島と日ロ平和条約交渉に関して、損なうような形でこういう問題がもし事実であるとすれば広がっていくのは好ましいことではないと思いますので、政府としても、この動...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の議会は、衆議院、参議院、二院制ですので、これの役割というのはどういうものか、それはいつも国会で議論されているところでございます。  慣例に従ってやられる場合が多いんですが、今後とも二院制の在り方としてどういう議論が好ましいのか、よく両院で協...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ブッシュ大統領は、えひめ丸の事故に対して遺憾の意を表明されていますし、過去の私の会談におきましても。そして先日、国会での演説も、そういう事態にもかかわらず、あのえひめ丸事故の引揚げ等、遺族の皆さんから感謝の意を表明されたということに対して非常に心打...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな個別の案件につきましては対立する問題も多々あります。貿易の際には、それぞれ友好国間の間でも、自国の産業を保護するという立場から規制なりあるいは割当てなりいろいろな対策を講ずることがあると思いますが、今回のアメリカの鉄鋼に関するこのセーフガ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、ブッシュ大統領とじかに意見交換しているんですから、今回のデフレ対策にしても、日本の経済再生のために必要だということで対応しているわけであります。  構造改革なくして成長なし、景気回復なしという方針をブッシュ大統領も理解し、支持し、激励してく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカ国民の中にも日本国民と同じように一つの問題に対して全く違う見方する人がたくさんいます。それはそれとして、日米関係の友好協力の重要性を私は認識しているつもりであります。ブッシュ大統領もそうだと思います。中には異論を差し挟む人が日本にもアメリカ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) アメリカはアメリカとしての一つの価値観を持っておりますが、その価値観は、日本としても共有できるものもたくさんあると思います。  例えて言えば、自由と平和、民主主義体制、市場経済重視。この共通の価値観を持った国が今サミット参加国で毎年会議しています...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 多選禁止の問題については、何選までがいいのかという問題は今までも何回か議論されてまいりました。それと、憲法の問題に抵触するのじゃないかという議論もされております。個人の職業選択の自由という問題もあります。  私自身は、一定の枠をはめる、アメリカ大...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としても、発展途上国に対する支援、援助というのは、大変日本外交の重要政策の一つとして位置付けております。今後も、世界の発展があって日本の発展があるという観点から、積極的に取り組むべき大事な問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、両氏、国会の事態正常化に協力いただけないかということで、更迭を両氏が了承したということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いえ、次官を辞められたわけですから、御本人は無念だったと思いますが、今、官房付になっているはずであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあそれはいろいろ見方がありますが、報償費については、それは機密にしなきゃならない費用と明らかにできる費用、これはどこでもあるわけであります。そういう点で、削減なり改革をしようということで、既にその体制は取っておりますし、ロシア問題については、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、その当時の事情分かりませんので、ちょっと何とも言いようがございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな議論が今されておりますし、また証人喚問も行われるようであります。事実の解明に向けて、今後、委員会としても努力していくべき問題だと思っております。  また、外務省としても、その議論を踏まえ、御指摘というものを真剣に受け止めて、この事態の解...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この見解よく読んでいただきたいと思うんですね。「NGOの在り方については与党も含め各方面の議論がなされ、その過程で外務省に対しても様々な意見表明がなされたことはある。」、「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったこと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のいろいろな問題、特に外務省のNGO対応とか支援委員会への問題等、いろいろ反省すべき点があると思います。  そういうものを含めて、今後の外交体制を推進していく上においてしっかりした体制を取らなきゃいけないと、またいろんな疑惑に対して真摯に検討...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚生労働省を中心にして、今、坂口大臣が答弁いたしましたように、雇用対策等きめ細かい対策を展開しております。  十年ほど前には、日本の労働者は足りない、外国人労働者を大量に受け入れないと日本の労働需要を賄えないんじゃないかということが真剣に議論され...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の証人喚問問題につきまして、鈴木議員が昨日はいろいろな質疑に答えて証言をされたわけでありますが、この問題は、単に鈴木議員個人の問題ということだけでなく、政治として、特定議員と外務省のみならず各役所との関係、そして政治と政治献金に対する問題、いわ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も不思議でしようがないんですよ。今回の問題で初めて、これほどまでに影響力みたいなものを行使できたというのは不思議でならないんです。外務省は何していたんだという気持ちは、私にも率直、あるんですよ。今までこんなに鈴木さんが外務省の問題でいろいろ発言し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はそんな政治資金調達能力ありませんから。それは、政治家、人それぞれですからね。だれがだれに配っているなんて全然分かりませんよ。それは、政治家のそれぞれの特別なつながりというのはうかがい知れないところがありますから。それは、それぞれ政治力にも違いあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いつ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、アフガン復興支援、アフガン問題にかんがみて、アフガン周辺国支援が重要だということでタジキスタン、特別懇意な間柄の鈴木議員が伺うということで、周辺支援国の一環として適任であろうということで特使派遣になったという状況でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは外務省だけではなくて、政と官との適切な接触の在り方、付き合い方という点について各省庁真剣に検討すべきだという方向で、今それぞれ各役所で検討を進めていると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本はODA援助大国ですから、アメリカよりも額にして多いんですよね。GDPはアメリカの半分ですけれども、援助額においては連続八年一位じゃないですか、たしか。援助大国であります。そういう中で、外国も日本の援助に対しては高く評価してくれていると。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮との国交正常化交渉は非常に難しい問題を抱えております。その一つが拉致問題であります。私は、この拉致問題の前進を見ないと、これからの北朝鮮との正常化交渉は非常に難しいと。  この拉致問題に対してはきちんと北朝鮮と対応すべきだと既に指示を出して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣の進める改革に賛成するのは賛成協力勢力、反対するのは抵抗勢力であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今後どういう態度、行動に出るか。今まで道路公団の改革に反対した場合は私は抵抗勢力とみなしていた。郵政改革に反対する場合も抵抗勢力とみなしていた。協力していくのなら協力勢力とみなすよということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはアフガン周辺国支援という一環で、タジキスタンとは今までも人脈的に関係があるということで、特使として適任だということで私も了承したわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外務省からの推薦を了承しました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 別にタジキスタンとの間柄に変な関係はありませんので、そういう、不適任だとは思っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まあ国会議員、政治家なら、地元へ行けばそのぐらいのことを言うでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 法的な問題、実態面の問題そして国際法上の問題、さらに現実にこの問題をどう解決していくかという問題、いろいろありますので、よく整理する必要があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も重要な御指摘だと思います。そして、北方四島の帰属を明確にしてロシアとの間に平和条約を締結する、この基本に立ち返ってよく整理してみる必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは誤解があるかもしれませんが、政府の見解は一貫して変わっていないんです。それは、北方四島の帰属を明確にして日ロとの間に平和条約を締結すると。その中で、一九五六年の日ソ共同宣言で、歯舞、色丹の返還問題が出ました。そこで、ある人にとってみれば、二島...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、いろいろ見方する人いますけれども、歯舞、色丹の返還で平和条約を締結する、国後、択捉には触れないということはあり得ないということを明確にしております。そういう誤解を持ってほしくないと。いろんな解釈する人いますよ。そういう解釈でいいじゃないかとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私としてはおおむね一致したと解釈しています。  というのは、歯舞、色丹はこれは日本にもう返還されるんだということでロシアも認めているだろうと。しかし、これで終わりではありませんよ、国後、択捉の帰属の問題は残っています、これを無視してもらっちゃ困り...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 承知しております。  シルクロード等の関係の国との友好関係を再度見直そうということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、北方四島の帰属を明確にしない限り日ロ平和条約は締結しないと、交渉は進展しませんよということでは困ると。お互いが交渉を進めていくうちに、相互互恵、プラスになるんだという観点からこの日ロとの交渉を始めようと。  そして、ロシアに大きな変化が起...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、政治家と役所、官僚との交渉、付き合いというものはどうあるべきかと。そして、今回の委員会で指摘された事実に見られるような政治家と政治資金の在り方、さらに政治改革という問題を考えますと、今までの法律でこのような不祥事の再発を防止できるんだろうかと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そういうことも十分勘案して、だからこそ、どういうメモを残すべきかと。  また、官僚と政治家とのいろいろな交渉事が、実際の法案等、いろいろあります。その際には、独断とかあるいは偏見とか改ざんとかないような形のメモの残し方、あるいはそのメモが、一人だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、当初から、与野党を通じて国会議員が役所に、役人に何を言っても結構だと。役所も、どの政党の議員と付き合ってはいけないとか付き合っていいとか、そんなことはするべきでもないし、与野党を通じていろいろな意見を聞くのはこれは必要だろうと。ただし、その意...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治倫理審査会というものがあるにもかかわらず、なぜ証人喚問が予算委員会でやらなきゃいけないのかと、私も常々疑問に思っております。国会の機能をもっと生かしたらいいんじゃないかと。  そういう点から考えれば、私はもっと、いろいろな委員会があるわけです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、外務省の調査を基にして質疑が行われているわけであります。この質疑の指摘に対して、疑問があればその解明に外務省は努力すべきだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、確認はできませんが、お話を伺っているとどうも変だなという気がするんですが、確認はできません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) おかしいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この文書にあります発言、「そもそも、北方領土問題というのは、国の面子から領土返還を主張しているに過ぎず、実際には島が返還されても国として何の利益にもならない。そうであれば、戦後五十年もたって返還されないという事実を踏まえ、我が国は領土返還要求を打ち...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この発言が事実なら私も重大な発言だと思います。あと、国会の対応については国会に任せるべきだと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは鈴木議員に確認したわけではありませんが、今、この外務省の資料で事実なら私もこれは看過できないと思っておりますし、この発言に政府は影響されません。一貫して領土返還要求は行っていきますし、たとえ鈴木議員がこのような発言をしても、外務省も政府も影響...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、研究者として授与資格がある、だからこのフェローシップ受けていたというんだったら問題ない。しかし、私設秘書だから受けていたというんだったら問題ある。しかし、研究者として優秀だというんだったらば、これは私は問題ないと思うんですけどね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、私は今言っているでしょう、研究者として優秀だったらばこれは問題ない、しかし、私設秘書だからという理由でやったならばこれは問題だと。事情をよく調べてみなきゃ分かんないじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはどういう資格で出すかというのは、文部科学省よく調べてください。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二島返還論がいろいろ言われているということは私も知っておりましたけれども、そんなことは日本政府としても、日本としてもあり得ないんだと。私は、そういう意見があったとしてもそういう意見にはくみしないということ一貫していましたから。一部の人が言っているん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も結構満座の中で打たれているんですけれども、田名部議員は昔からよく同僚として存じておりますし、その政治改革に懸ける熱意も承知しているつもりでございます。  政治に金は掛かり過ぎるという問題、今の選挙制度においても上限が設けられているわけでありま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、衆議院議員に初当選したのは昭和四十七年の総選挙です。沖縄返還の年でありまして、沖縄返還に懸ける日本国民の熱意、わけても佐藤政権のときに若泉敬教授が密使として沖縄返還にいかに努力されたかという。私、生前、若泉教授を尊敬しておりましたし、御指導い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当然、報告を受けております。
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 出処進退は、私は本人が決めるべき問題だと思います。まして、政治家、選挙で支援を得てきた人ですから、これは御自身が決めるべき問題だと思い、私は御本人の判断を尊重したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その議論は、この小選挙区比例代表制度あるいは参議院の比例代表制度を導入する時点で既にさんざん議論された問題です。政党を移った場合どうなのかと、選挙で審判を受けた議員と比例の名簿に載って当選してきた議員と資格が違うのかどうか、さんざん議論された議論で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろの憶測がありますよ。げすの勘ぐりという見方もありますけれども、何でもああじゃない、こうじゃないと。解散しないと私が言っても解散するんじゃないかとか、いろいろ見方あります。  私は、離党するに当たって、何ら条件がないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、日本の方針としては一貫しているんです。歯舞、色丹、国後、択捉、これは一緒に協議していきたいと。ただ、この問題についてはロシア側にも立場がありますし、我々の受け止めている立場とロシア側と受け止める立場も違いがあるとも現時点では考えられますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろロシアも社会主義経済から市場経済に変わってまいりました。また、民主体制移行に向かって今努力している最中でありまして、ソ連とロシアという大きな変革の中にあって、日本としても、領土問題につきましては一貫して四島の帰属を明確にして平和条約を締結す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府が二島返還でいいというような方針を表明したことは一度もないと思います。四島の帰属を明確にして平和条約を締結する。変わりありません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、経済をいかに再生させるかと、いろいろな構造に問題があると、構造改革なくして経済の発展はないという方針の下に進めているわけであります。  その構造改革につきましては、不良債権処理とか、あるいは民間にできることは民間に任せよう、あるいはデフレ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この十四年度予算、三十兆円枠を維持する、国債増発は三十兆円まで認めるというのは、私は財政規律ということを考えて大きな意味があったと思います。  去年は民主党は、法律でこれは五年間縛れと言ったんですよね。しかし、私はそこまで必要ないと。経済は生き物...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 財政規律というものをよく頭に置きながら、柔軟に対応したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、財政の面において、三十兆円が足りない足りないと、もっと増やせば景気が良くなるという議論に対して、財政のことを考えなきゃいかぬという点から言っているんであって、今や財政は破綻しているからもっと増やせということはないだろうという点で言っているん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、財政規律を維持しながら経済再生をどう図るかと、そのときの経済の状況、税収の動向、いろいろ勘案して考えなきゃならない問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議論の過程でいろいろ、それぞれの見解を表明し合うことはあると思います。しかし、その議論をよく調整しながら一つの結論を出すということが内閣としても大事でありますので、私は議論を積み重ねて、結論には内閣一致して当たろうというこの方針で今までも進んでいる...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どのような面で闘いがあったかという、そういう細かいことまでは存じません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、存じませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれが言うことを別に否定するわけじゃありませんが、少なくとも参加決定に当たり鈴木議員の影響をあったとは思いません。それをひっくり返したんですから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは前にも、外務省としても鈴木議員の意向を気にし過ぎた面があるんじゃないかということを答弁しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 支援委員会の在り方等、正さなきゃならない点が多いと思います。その指示を出しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ受けておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 在り方、正さなきゃならない点ありますから、それはしっかりやってまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何事も、改革には大なたの手法とかみそりの手法、両方必要だと思います。不良債権処理を、進めば中には貸しはがしみたいなことも出てくるんじゃないかと。そういうことのないような、生き残れる企業に対してはきめ細かい対応が必要ではないか。その辺が実に難しいと思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、自らの出処進退というのは御自身が判断すべき問題と思いますし、御自身の判断を私は尊重したいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今後、御本人がいろいろな疑惑について説明されるんだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これについては各委員会、協議していただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく実態を見て、いいNPOは育成していく必要があるんじゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人の見方はいろいろですから、私は既に施政方針演説ではっきり司法改革の重要性を取り上げているんですね。何でも言うと総花的だという批判があります。重点に絞れと言う。重点に絞るとこっちが抜けていると。御批判は甘受しますが、そういう、総理というのはそういう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、報道機関にも入ってもらっておりますし、公開することになっておりますから、そういう点では国民にもよく分かってもらおうという姿勢は出ていると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、司法制度改革、各委員の意見を尊重しながらやっていきたいと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、情報公開の対象にすべきメモはどうあるべきかと。常に役人の方が正しくて国会議員の方が間違っているということでもないのですから、私は、一人で判断するのではなくて、国会議員からのいろいろな働き掛けに対して、役所としてどういう形で正確なメモを取り、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかに一特定議員の圧力が強いにしても、やはりそれに屈した外務省側の責任も私はあると思います。    〔委員長退席、理事野沢太三君着席〕  そういう点を反省しながらこれからの改革に生かしていくべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までのいろいろな問題に対する御指摘を踏まえて、外交官として誇りを持って仕事ができるような体制を一日も早く作っていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) やはり今までの計画に甘かった点もあるんじゃないかと思います。事業の見直し、またある程度、これから将来の経済動向を考えながら、これは政府としても地方公共団体の協力をいただきながら再建計画なり対応をしっかりと検討していかなきゃならないと考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、柳澤大臣が答弁されていますように、恣意的な検査はしていないと。検査マニュアルにのっとってしているということで、金融不安を起こさせないような対処を取っているんでありますので、もう少し具体的な問題がありましたら、柳澤大臣に質問していただきたいと思い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 調査していない点は調査して疑惑にこたえるように措置する必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まだ解明すべき点、外務省としてもあると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自民党離党は鈴木議員本人が判断したことであり、それを尊重したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、納得できるかできないかという問題はそれぞれでしょうが、政府としては、この鈴木議員の一連の問題について、これを今後の外務省改革に、あるいはまた政と官の在り方に、そして政治改革に生かしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最近の報道はもうあることないこと勝手に報道しますからね、どこから聞いて、どこか分かりませんが。そんなことはあり得ません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この前予算委員会でいろいろ言われましたけれども、そのほかについては知りません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは政治家個人の考えがありますから、資金の余裕のある人は資金提供したいと、受け取りたいという人もいるんでしょう。この問題とはまた別じゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは政治家本人の判断です。  返したい人がいれば返すべきだし、何らやましいところがなければ返す必要はない。それは本人の判断です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 変わってきているじゃないですか。こういう政治改革に取り組むという、一歩一歩自由民主党は変わってきていますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、自由民主党も、この問題を契機に一歩でも二歩でも前進し得るような法的対応、検討しているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、党としても、政と官の在り方、またこの公共事業に関する入札の問題、そして政と官の在り方の中で役人に選挙運動を頼むということはいかがなものか、こういう問題についても真剣に変えようとして努力しているんです。一歩一歩この国会でいい方向に向けていきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ODA予算との在り方についてはいろいろ我が党内でも議論があるところでありまして、国会でもそれぞれの党も御意見をお持ちだと思います。そういう点を踏まえてODA予算を見直す必要もあり、来年度予算におきましても一〇%削減しているわけでございますが、これか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中国との友好関係をどのように図っていくか、また経済協力、ODAというのはどうあるべきかという、そういう視点も持って今までのODAなり協力関係、よく点検していきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も私は発言しているつもりなんですが、今回のいろいろな問題を踏まえて、政と官の在り方、あるいは政治と金の在り方、そういう問題について一歩でも二歩でも前進できるような対応を今国会中にやりたい、そのために今各党協議しているわけでありまして、自民党もそ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 郵政三事業の改革というのは郵政三事業にとどまらないで、これは財政投融資制度、さらには特殊法人改革、すべてつながっている問題であります。  今回、来年ようやく郵便事業の民間参入も認められますし、民間にできることは民間に任せていこう、そしてできるだけ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このBSEの問題につきましては、厚生労働省、農林水産省のみならず、自民党の関係機関におきましても、ヨーロッパ等訪問されまして、食の安全をどう確保するか、国民の食に対する信頼をどう取り戻すべきかということで、機構の再編も含めて今検討しているところであ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在、厚生労働大臣を中心にいたしまして、労働側、経営者側、それぞれワークシェアリングについて検討を進めております。これから、労働時間の短縮、あるいは仕事をどうやって分けていくか、また給与の問題もありますので、そういう点を踏まえながら、どのようにワー...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、政府側、労働側、経営者側、それぞれ話を進めていますし、日本にとってどういう形がいいのか、なおかつもっと大事なことは、いかに雇用作りに資するような経済改革を進めるかと、雇用創出の面においても意を用いることが必要でありまして、経済が活性化していくう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の厳しい財政状況の下では、積極的な財政出動ということよりも、規制改革、これによっていろいろ経済活性化の方法も多々あると思います。  現在、積極財政考えますと、この十四年度予算、できるだけ早く成立させていただきまして、四月から順調に予算が執行さ...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の韓国訪問に際しまして金大中大統領と会談をいたしましたが、日韓友好協力のほかに、この北朝鮮の日本人拉致問題もいろいろ率直な話合いをいたしました。  日本としてはこの拉致問題を放置することはできないと、日本国民の生命、安全にかかわる大きな問題で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、これから高齢者がどんどん増えていく、また若い世代が減少していく中で、医療皆保険、国民皆保険制度をどのように効率的に運営し、維持していくかと。国民にとりましては、病気になればできるだけ軽い負担でお医者さんに行きたい、あるいは病院に診てもらいたい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のBSE問題に対しまして、農林水産省また厚生労働省の連携が不十分ではなかったのかという御指摘もございます。そういう点も踏まえまして、各省庁、食品の安全に関する縦割り、縄張行政を廃した機構が必要じゃないかという意見も出ております。  今回、BS...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現代社会において報道機関の役割というのは非常に大きくなっていると思います。多くの方が新聞、テレビ、ラジオ等から情報を得るということが非常に多いと思います。そういう際に一番心しなければならないのは、正確な情報を伝えるということだと思います。そういう面...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食品の安全を確保するためにどのような機構あるいは組織が必要かという点につきましては、自民党でも今議論をしていただいております。また、ドイツ、イギリス、フランス等の今までの例を参考にしながら、あるべき組織はどういうものかという点につきましては、与党内...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 安全な牛しか市場に出回らないということを申し上げたんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大変大事な問題を指摘されたと思うんです。  要するに、牛も動物、人間も動物、動物の健康を作るのは食物、食べ物だと思うんです。自然界の世界を見ても、草食動物を肉食動物が捕らえて、野菜なんか食べなくても生きていけるんですよね。人間と違う。  この今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれであろうと、調査に必要だったらば、委員会でしかるべき人を呼んでいただいて結構だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食の安全を確保するためにどう対応が必要かという点につきまして、今回のBSE問題を契機にいたしまして、より一層体制の強化を図っていかなきゃならないと思っております。  現在、BSE委員会の調査報告、あるいは提言というのが近いうちに出されると思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農林水産大臣というのは非常に大事な役職でありまして、国民の食料安全確保、言わば政治にとって、古今東西、古来から国民に安全な食料を確保するというのは、政治で最も大事なことだと言われているぐらい大事な仕事であります。そういう際に、これから二十一世紀にふ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武部大臣に対してそれぞれ御批判があるということは、この委員会等、今までの委員会の御指摘でも分かっておりますが、これからの農林水産行政におきましても、変えていこう、体制を立て直していこうと、不当な圧力に屈しないでやっていこうというためには、よほどの胆...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一年近く大臣を経験されて武部さんもよく、今まで以上にこの困難な問題を理解してきたと思います。また、なさなければならない改革というものも分かってきたと思います。今までの御批判を謙虚に受け止めて構造改革に農林水産分野においても邁進していただきたいと、武...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国会議員は選挙の試練を経て議員として登場してくるわけでありますので、多くの国民の支持に堪え得るような活動をしていかなきゃいけないと思ってます。また、政治家は常に出処進退というものを考えておられると思いますが、その基本はやはり出処進退というのは御自身...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食べ物については、これは生命にかかわる、健康にかかわる問題でありますので、国民も非常に関心を持っている問題だと思っております。そのために、まず業者にしても安全な食品を国民に提供する、また行政もどの食品が安全であるかという体制というものに対して国民に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のBSE問題も、農林水産省と厚生労働省の連携についてもっと改善の余地がなかったんだろうかという御指摘もいただいております。  今、BSEに関する調査検討委員会、近日中に報告また提言、是正すべき点等、識者による報告が出ると思います。その報告を見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) デフレの問題は医療費だけではないと思っています。当時は消費税も引き上げました。そういう経済の循環的な問題もかかわってまいりますし、また財政状況、あるいは医療費だけでなくて全体の税負担問題もかかわってくると思います。  今回も、医療費を来年四月から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、高齢者がどんどん増える、若い世代がどんどん減っていく、三割負担というのは適正だと思っています。しかも、今医療費は月百万円どころじゃありませんね。月額だけで一千万を超える患者が出てきましたね。これは出来高払制です。それでも、高額、上限があります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 患者負担の増えるのが負担増と言いますけれども、減ってもそれで保険料負担を上げるか税金をもっと多く投入するか、負担増には変わりないんですよ。しかも、今医療も進歩しています。私は、医療保険制度だけが健康を守ると思っていません。ふだんからの健康作り、暴飲...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ところが、今例を挙げた国は消費税何%だと思っているんですか。もう二〇%近いんじゃないですか。今、日本の消費税を二〇%実施になったら、もう患者負担なんか恐らく一割でも結構でしょう。その負担している点を見てもらわなきゃ困る。一方的に負担だけの問題じゃな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はっきりお答えしましょう。  税金の構造を変えたんです。来年度、十四年度四月から執行されます総額一般会計八十一兆円程度の、約、予算を組んでおりますが、その中で、公共事業費は一〇%減らしたんですよ。今、この国民の中で、どの項目に日本政府は一番税金を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 長野県の例を見ましても、医療費を増やせば健康な人が増えるか、長生きできるかというものではないということはよく分かる思います。我々も、医療費が一番少ないのになぜ長野県は長生きできて健康なお年寄りが多いのかということについては、よく参考にし、見習わなき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 各企業が利益を上げてもらうと税収も増えますから、これは歓迎すべきことでありますが、薬価の問題についてはいろいろ政府としても直す必要がある点はあると思っております。現に、薬価差益の減少にも努めてまいりましたし、これからもこの問題については更に改善策を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、二院制の問題から衆参両院で審議するということが必要でありますし、たとえ、予算というのは衆議院通過すれば三十日たてば自然成立だから参議院必要ないという意見もあるかと思いますが、必ずしも私はそう思っていません。審議するということによっていろいろ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はその考え方はいいと思っています。  衆議院予算通過したらば、じゃ参議院はその分決算をやろうということを決めていただければ、そういう慣例になっていくんじゃないでしょうか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、総理に就任する前から、その問題を提起していたんです、参議院の皆さんに。なぜ施政方針演説ぐらいは衆参一緒にできないのかと、強く主張していたんです。なかなか実現できないから、不思議に思っているんですよ。余りメンツにこだわらないで、私は、そういう国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく、一部の方から、農村と都市が対立するような意見する方がおられますが、私はそうとは思っていません。都市と農村というのは共存共栄していくべきものだと。農村党、都市党みたいなのがあっていいんじゃないかという議論をされる方もいますけれども、私は、農村に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 農林水産業を保護育成すると同時に、国民に対して食糧安全確保、そして森林にしても豊かな環境を維持する多面的ないろんな役割を持っておりますが、まず一番国民が関心を持っているのは、安全な食糧を国民に提供するということが農林水産省のみならず政治として極めて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) なぜBSE問題が発生したかという点を含めて、原因究明、食の安全確保についてしっかりした対応を取る、これが現在、農林水産大臣に与えられた責務だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 原因究明と今後の対策、しっかり今、農林水産大臣に指示しておりますので、その点について農林水産大臣から答弁させます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 近日中にBSE問題に関する調査検討委員会の報告、提言が提出されます。その報告を真剣に検討して、今までの御指摘の点も踏まえて、反省すべき点、また行政の怠慢の点、いろいろ御指摘されておりますので、そのような点を踏まえて今後あるべき体制を取ってもらう、そ...全文を見る
03月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 制度について申し上げれば、議員を補佐する秘書についてもっと増やしてほしいという声が前々から多くの議員からありました。また、秘書としてきちんと国会議員を補佐活動をする際に誇りを持って活動なり給与なりを保障する、そういう面も必要ではないかということで、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本でもイギリス並みに戸別訪問解禁論争といいますか、解禁の議論が盛んにあった時期があるんですが、その過程で、私も参加しておりましたけれども、多くの反対論の中に、戸別訪問をすると買収なり品物を持っていって頼まないと失礼だという日本人的な感覚が根強いと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 進退は御本人が決めるべき問題だと私は前から言っているんです。それはだれでもです。政治家ならだれでも、出処進退というのはふだんからどうあるべきかということを考えているはずであります。最も困難に陥ったとき、そこにやっぱり人間の真価が発揮される。人に指図...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、そのとおりであります。与党であろうと自民党であろうと野党であろうと、私は本人が決めるべき問題だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ありません。御本人が決めるべき問題だと思っておりますので。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、奇異に見られようがどうが、出処進退は自分自身が決めるべき問題だと私は思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国は、専守防衛という基本方針の下に適切な防衛力を保持する、そして日米安保条約体制によって我が国の平和と安全を守るというこの基本方針の中で装備充実に努めているところでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 我が国は、武力による威嚇、また武力行使をもって国際紛争を解決する手段としないという、憲法で定めているとおり、専守防衛に徹するということの中で防衛整備を充実するということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その空中給油機は専守防衛に反するのか反しないのかという意味も込めたお話だと思うのでありますが、別に攻撃のために空中給油機を導入したわけではないのでありまして、空中給油機というのはいろんな面に今利用されるということは、防衛庁長官説明されたとおりであり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 依然として厳しい雇用情勢が続いておりますが、ただいま坂口大臣が申し上げましたように、きめ細かい施策が必要だと思っております。  こういう厳しい状況にありましても、昨年一年間でもサービス関係の仕事におきましては五十万人増加しておりますし、これから医...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当時、その考え方はいわゆる参照制度と言われましてね、薬価差益をいかに解消していくかという議論の中で出てきた問題だと思います。これも医療制度全般の抜本改革の中で私は議論すべき問題だと思っています。だんだん薬価差は縮小してまいりました。しかし、今後、今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、薬品産業というのは日本にとっても重要な産業の一つであります。新薬開発あるいは難治療解消薬、いろいろ多くの国民が恩恵を受けているわけですから、この薬の開発面において意欲をそがないような体制を取るというのも大変重要だと認識しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 坂口大臣の言った方針として別に異論はございませんが、組合健保の方面においても、これからどの病院がいい治療をできる病院かと、またあるいは費用も同じ費用掛かるんだったらばどの程度でその病気は治療してくれるんだろうかとか、保険者機能がしっかりしてきますと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この点は、非常に医療の質の改善といいますか、競争によって医療改革に資する面もあると思うんですので、私は積極的に検討してもいいのではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今そういう記録があるか調査するというのですから、その調査を待ちたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 防衛施設庁長官が調査するというので、その調査の結果を待ちたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北朝鮮との正常化交渉については、これからも、粘り強く取り組んでいるつもりでございます。  その中で、日本人の拉致問題について、今まで北朝鮮側は、それはでっち上げだとか、日本側の姿勢について理解を示さず無視してきた経緯がございますが、私どもは、この...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 技術面において難しい点もあるんだと思いますが、公共事業受注、発注に関して不正が行われないような仕組みというものをもっと考えていいと思っております。その点は今、各党議論しているところでありますので、私は、今回のいろいろな問題を踏まえて、もう政治家もこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 秘書の在り方というのは、どういう秘書がいいかというのは、国会議員、代議士個人によっても違いますから一概に言えないんですね。能力はそれぞれ人によって違います。すばらしい資格があったとしても、その議員個人の活動を助けているかどうかというのは分からない。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 出席するかどうかというのはまだ確かには言えませんが、八月下旬から九月上旬、できるだけ日程の都合を付けて出席したいという意向は持っております。  特に、施政方針演説でも述べておりますように、自然との共生、そして環境と経済の両立、日本が環境問題、地球...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 異常だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どうして私分かるんですか。分かるわけないじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれ議員と秘書とか支援者というのは違いますから、私は分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、加藤さんは知っていますけれども、佐藤三郎なる人物は全然知りませんし、世の中どう佐藤さんを評価しているのか全く知りませんし、関心もありませんでした。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは事務所と、自分の事務所との、代表者ですから、そういう責任はあると思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御本人のことは、進退は御本人で決めるべき問題だと私は思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう方がどういう人に対して何を言われるのも私は自由だと思いますが、進退は本人が考えるべきことだと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、ずさんな運営がされていたと思います。会計検査院がやるのか、外務省がやるのか、財務省がやるのか分かりませんが、どの機関であれ、これは見直す必要があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは分かりません。どういう、私はその各議員の政治団体の中身なんか全然知りませんから、それは分かりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、教育も、外国人を受け入れたり、あるいは自国民をどのように有為な人材に育成するか、様々な教育の方法はあると思いますけれども、世の中を見ながら、教育界としてもいろんな分野との協力が現在では必要なものではないでしょうか。  そういう面において、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、いろいろ国際会議等あるいは各国との要人との会談する前に、する際に、日本の経済問題あるいは政治問題も話しますが、教育の話をよくするんですよ。  日本がここまで発展してきたのは、貧困から脱出してきたのは、経済協力だけじゃない、教育というものがあ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全くうそです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だれであれ、御本人が判断すべき問題です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、内部のことで言った言わないは申し上げるべきでないと思いますが、私は任期満了を目指しているということは言いました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、加藤先生に御指導いただいてきたこともありますし、現在も時に御意見なり御指導をいただくことがありますが、政界も学識者の意見を謙虚に耳を傾けるべきものと思っております。むしろ政界は、もっと学界人、専門人、識者の有用な人を政界に入ってもらうような努...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その時々の状況を見て、調整しながら、どちらが指揮を取るべきかと判断すべき問題だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その状況によって違うと思いますが、緊密の連絡の下に調整する必要があると思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御質問も漠然としているものですから、答えも漠然とせざるを得ない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) テロがどこで起こるか分かりませんが、日本領土内におきましても、米軍基地内で起こった場合と日本国内内部で起きた場合、いろいろ違うとこれは思います。それぞれの状況を見ながら調整してやる必要があると思います。
04月04日第154回国会 衆議院 本会議 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊法人改革に対する政府の基本方針についての御質問でございます。  特殊法人改革については、昨年、道路四公団の民営化や都市基盤整備公団、住宅金融公庫、石油公団の廃止等、踏み込んだ内容の特殊法人等整理合理化計画を策定いたしました。  特に道路関係...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野田議員にお答えいたします。  高速自動車国道の建設事業の凍結についてのお尋ねであります。  道路関係四公団の改革については、特殊法人等整理合理化計画において、国費を投入しないこととした上で、新たな組織により建設する路線は、費用対効果分析を徹底...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一川議員にお答えいたします。  初めに、鈴木議員、加藤議員に対する議員辞職についてのお尋ねであります。  議員の出処進退については、本人が決めるべき問題だと思っております。  武部農林水産大臣を罷免すべきではないかとのお尋ねでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大幡議員にお答えいたします。  加藤議員に関連したお尋ねであります。  疑惑を持たれた議員は、だれであれ、率直に説明する責任があると思います。出処進退については、御本人が判断すべき問題だと思います。  大規模プロジェクトのあり方や過去の反省に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日森議員にお答えいたします。  国民の不安、悩みについてのお尋ねであります。  さまざまな不安、悩みはだれでも持っていると思います。私は、改革なくして成長なし、改革しないことによってもっと不安や悩みは回ってくるのではないか、まさに改革することに...全文を見る
04月10日第154回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は就任以来全く変わっておりません。初心を忘れておりません。支持率が変わろうが、私の改革への決意は全く変わっておりません。  現に、今まで自由民主党が反対してきたようなことも、今や私の内閣の方針に自由民主党は賛成してくれているじゃありませんか。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総理をやれば、何やっても批判が起こるんですよ。今、私が武部大臣を辞めさせたならば、自民党の辞任要求を受け入れた、公明党の辞任要求を受け入れたといって、また別の批判が起こってきますよ。辞めれば済むものじゃないという批判が必ず起こってきますよ。辞めれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は前から言っているんです。与党であれ野党であれだれであれ、議員が出処進退を決めるとき、それは人から指図されるものじゃない、自分自身が考えて判断することだと。  今回の議員辞職勧告案につきましては、これはよく、上程できないんならできない、できるな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に鈴木氏は自民党を離党しています。私は、議員自身の出処進退は議員自身が決めるべき問題だということは、これからも変わりありません。今までも一貫してこれを主張してきました。これ以上はっきり言う必要がない。  最終的に、どうしてもその人は議員の資格が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは田中さんが外務大臣時代に既に答弁しているではありませんか、問題はないということを。辞めてからどういう発言したのか私は知りませんけれども、外交の問題について官邸と外務省は一体です。それは認めます。官邸と外務省が別々で外交したら、日本政府は、外交...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは委員会でちゃんと要求してくださいよ。私は、外務大臣時代、田中大臣からは、きちんと調査をします、国会の答弁においても問題ないと、外務大臣として答弁しているでしょう。  それで、辞めてからどういう発言したかというのはつぶさには聞いておりません。...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いろいろな政治と公共事業に関する問題で、国会でも議論が重ねられております。  この問題について、不祥事をなくすためにはどのような対策が必要かということについて、今与党におきましても協議をし、もう一歩現実よりも踏み込んだ対応が必要ではないかというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は常に、アメリカに対しても、どこの国に対しても、日本の立場をはっきり表明しております。中東の問題につきましても、今イスラエルに対しても、あるいはパレスチナに対してもはっきり表明しております。できるだけ、イスラエル、パレスチナ両国に対しましても、自...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、就任以来、改革路線を進めるということについて妥協はしておりません。野党の皆さんほど妥協はしておりません。野党がそれぞれ、小泉内閣を打倒するために四党が共同していろいろやっておりますが、よくも主張の違う人たちがこうも小泉打倒で足並みをそろえて、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何をもって二元外交というのかは分かりませんが、日本政府の対ロシア外交、一貫しております。二元外交というのは今のところ意味が分かりませんが、二元外交ということはしておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今お話を伺ったのは鈴木さんの発言でしょう。日本政府の発言じゃないんですよ。ここを間違えぬでください。  我々日本政府の発言は一貫しています。四島の帰属、歯舞、色丹だけじゃない、国後、択捉も含めて、四島の帰属を明確にして平和条約交渉、締結す...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは政府の交渉ではありません。鈴木さん個人の交渉をどうしたのかは、私は定かではありませんけれども、政府としてこの問題について、歯舞、色丹の二島返還で平和条約交渉を締結するなんということは一度も言っておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の中東問題、特にイスラエル、パレスチナのいわゆる暴力の連鎖、この事態に私は大変憂慮しております。この中東の問題は、世界の大きな問題でありますが、同時に日本にとっても死活的とも言っていい問題と言えるかもしれません。  特に、私は、初めて当選した...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 備えあれば憂いなしを否定する政党があるとは驚きです。政治の要諦とは備えあれば憂いなし。古今東西、どの国も変わりありません。国民の生命、財産を守るためにいかに緊急事態に備えるか、この責任は政党にあり、政府にある。これを否定するということは私は考えられ...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 この民営化の推進委員会におきましては、特殊法人等整理合理化計画において、新たな組織は民営化を前提とする、国費を投入しない、そういう基本方針のもとに第三者機関において具体的な内容を検討する、そういうことでありまして、民営化の推進によって、コスト意識、採算重視、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今言った理念のもとに議論をしていただくわけですから、私は、大枠は法案で設定されていると。むしろ、見識のある方々にいろいろな方の意見を聞いて議論をしていただく方が、より国民に理解される民営化が実現されるのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 この委員会の意見を尊重して具体化を図るということであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、この第三者委員会が個別路線まで決定するというのは無理だろう。それは、専門家、国土開発幹線自動車道建設会議というのがありますから、個別路線の整備については、その会議におきましてこの第三者委員会の意見を踏まえて決めていけばいい。客観的な採算性とかあるいはコス...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まだ第三者機関は設置されておりませんが、いろいろな意見が出てくると思います。しかしながら、基本方針、特に特殊法人等整理合理化計画に基づいて議論するんですから、その中でどういう意見が出るか、それをしっかり見きわめていく必要があると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、今後、第三者機関の中でいろいろな議論が出てくるでしょう。事業費がどうなのか、これからの状況によってコストも下がってくるのか、あるいは道路も今までの規格でいいのか、もっと小さいものでいいか、いろいろな前提によって変わってくると思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、国費を投入しない、民営化を目指す、そして償還の上限は五十年、そういう中ですぐれた見識を持った委員を人選するつもりでありますので、その中の意見を尊重して決めていきたいと思います。当然、道路公団が民営化になれば、将来上場を目指すでしょうし、そうなれば、よりし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 疑ってみれば切りがないんですよ。いかに抵抗が強かったかわかるでしょう。それを乗り越えてやってきたんです。ようやくここまでこぎつけたんじゃないですか。特殊法人等整理合理化計画に基づいて第三者委員会を設置する、民営化するからには上場を目指す、これで十分だと思います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ここまで審議が進んできたじゃないですか。見方が全く違う。妥協に妥協を重ねた、どこを言うんですか。ここまで抵抗を乗り越えてやってきたんじゃないですか。順調に進んでいるじゃないですか。疑えば切りがありませんよ。いろいろな見方があります。それを乗り越えてやってきた。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 随分ひねくれた見方しますね。これは三党の幹事長でしょう。三党の幹事長が何で決められるんですか。「政府において任命する。」政府において任命するんですよ。三党の幹事長が決めるんじゃないんですよ。もっと素直に見てください。
○小泉内閣総理大臣 前から言っているでしょう、独断専行は排すると。いろいろな方の意見を聞く、当然ですよ。
○小泉内閣総理大臣 委員の人選については、改革意欲に富んだ、すぐれた見識を持つ人を選任したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 今の私の答弁で十分だと思います。
○小泉内閣総理大臣 改革意欲に富んだ、すぐれた見識のある人を人選すると言っているんじゃないですか。答弁が気に食わないといったってしようがないでしょう。これしか答弁しようがないでしょう。
○小泉内閣総理大臣 既に、この第三者委員会というのはどういうものかというのは、特殊法人等整理合理化計画に沿ってという大枠がはめられています。しかも、国民負担といいますけれども、公団から民営化することによって国民負担は軽減されるということは、見る人が見ればわかるじゃないですか。公団...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 上限ですから、短くしてもいいんですよ。そして、民営化を目指すということと矛盾すると言いますけれども、民営化になった段階でも、これが採算を重視して必要度を考えながらやっていける。別に私は矛盾すると思っていませんが。
○小泉内閣総理大臣 私は、償還五十年を上限として、そして国費を投入しない、採算を重視する、そのときの情勢、金利も変動があるでしょう、そういう中で議論をすることによってこれは解決できる問題だと思っています。
○小泉内閣総理大臣 私は、そういう技術的な問題よりも、民営化になった場合に、大枠、前提を示していますから、そして、経営者は上場を目指すという中でそれは解決されるべき問題だと思っています。
○小泉内閣総理大臣 これは民営化になった段階で経営者の創意工夫が生かされるべきだと思います。
○小泉内閣総理大臣 そう思ってはおりません。  どうしても必要な道路だったらば、国としては税金を投入してもつくらなきゃならない道路も出てくるでしょう。将来、先のことはわかりませんよ。それは、財政状況、必要度を勘案してつくるべきものだ。
○小泉内閣総理大臣 違います。道路公団民営化しなかったら、既存の計画どおり進んでいますよ。幾ら税金が投入されるかわからない。幾ら負担がかかるかわからない。それが、民営化することによって違ってきたんでしょう。明らかに違います。
○小泉内閣総理大臣 民営化する前に五カ年計画を見直せだとか今までの幹線道路の必要性を見直せというのがいいのか、民営化が先か。私は、民営化の議論が出てきたからこそ、今までの計画を見直すという議論が促進されると思っています。それは見方の違いであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、就任以来、それを言っているでしょう。道路財源の見直し、五カ年計画の見直し、民営化に一緒になってやろうと。民営化やらないでそれをやるよりも、民営化を一緒にやった方がはるかに進むでしょう。  皆さんは私のことを口だけだと言っているけれども、これだけ現実に進...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今、税制改革議論を政府内におきましても自民党内においてもしておりますが、特定財源も税制改革の対象であります。その中で道路財源問題がどういう議論をされて結論を出すか。これを意見を踏まえて十五年度予算に反映させていこうということで、今議論が進められようとし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そこの辺は意見が違いますね。漠然たるものがいい場合があるんです。あいまいなままの方がいい場合があるんです。最初から具体論を出したら、ぶっつぶれますよ。そこは政治的技術の問題です。経験の問題です。今、前原議員の言ったことだったら、最初からできるものもできないです...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、それは第三者委員会で議論して決めていただければいいと思っています。本質的な問題とは思っていません。民営化する、特殊法人等整理合理化計画に沿って民営化、後は上場を目指すという議論でそれは解決されるべき問題だと思います。
○小泉内閣総理大臣 私よりはるかに専門的な見識を持った人を選任したい、その第三者委員会に任せたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな方々の意見を聞きながら、改革意欲に富んだ、すぐれた見識のある人を私自身選任したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 現在、郵政公社化法案と、郵便事業に民間企業が参入できるような信書便法案、これを早く国会に提出できるよう手続を進めておりますが、現状、率直に申し上げますと、自民党の部会でなかなか審議いただけないといいますか、民間参入に対する反対論が強いということで、難航している...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、たびたび申し上げてありますが、民間でできることは民間でやってもらおうということでそれぞれ特殊法人を見直しているわけでありまして、今まで道路公団も、民営化なんかできるわけないだろうと言っていたものが、大体民営化には大方の賛成を得てきた。今回も、今御指摘い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民営化についてもいろいろな形態があると思いますが、特殊会社などというのも民間でありますから、特殊会社という民営化もあると思います。あるいは民間法人化、完全民営化、あるいは地方共同法人化、いろいろな民営化の形態があると思いますが、私は、民営化を前提とした新たな組...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 御心配いただくのはありがたいんですが、五十年後、上限なんですよ。短くして結構なんですよ。  それは私は、民営化して上場を目指すという方針の中で、よき経営者、これも大事だと思いますね。私は、この第三者委員会の人選も大事ですし、結論も大事です、同時に、それが民営...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いかにすぐれた見識を持った委員の方でも、個別路線までは、そこまではなかなか決定できるには難しいと思うのです。ですから、大枠、前提をもとに、個別路線においては、その意見を踏まえて国土交通省が決めていくということが適切ではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今後、財源の状況が厳しい中で、海峡横断プロジェクトの問題につきましても、その必要性とかあるいはコスト、そういう点を慎重に見きわめる必要があると思っております。
○小泉内閣総理大臣 結論から言えば、今までどおりというわけにはいかないと思います。いろいろな、採算重視あるいは財政状況、財源状況を見れば、今までの公団を前提にした計画、これがそのとおり進むとは私は思っていません。  要は、新たな民営化形態になって、道路財源も限られた中で、必要性...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今後、第三者の委員会においても大変重要な議論の対象になると思います。赤字路線をどうするか、赤字路線を税金を投入してまでつくる必要があるのか、採算はどうなのかということは、当然大きな議論の対象になると思っています。私は、そういう委員会の意見を踏まえて、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、具体的な議論の中で、特殊法人等整理合理化計画にも明記して、例えば本州四国連絡橋公団について、「日本道路公団と同時に民営化する。なお、債務は、確実な償還を行うため、国の道路予算、関係地方公共団体の負担において処理することとし、道路料金の活用も検討する。」...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろと、政治家と公共事業受注に関する問題が国民の不信を招いている面もありますので、私は、現状でいいとは思っておりません。もう一段踏み込んだ対応が必要ではないかということで、今、与党でも検討を指示しておりますし、今国会中にもう一段の改善策を講じたいと思ってお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いつも答弁席に立たされていますから、いつでも説明責任を持っているのですよ。みずからの疑惑はみずからがきちんと説明します。
○小泉内閣総理大臣 今この委員会に出ていますから、今考えていることはこの道路公団の民営化法案であり、その前は本会議で健保法の法案が審議されましたし、いろいろな法案が頭を占めております。どれも真剣に対応しなければなりませんし、できるだけ今国会中で、皆さんの御同意を得て成立させたいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 質問が違えば答弁も違いますよ。質問が同じで答弁が違ったらおかしいでしょう。同じ質問をされれば同じ答弁しかできようがありません。そう思いませんか。
○小泉内閣総理大臣 それは、やってみなければわからない時点もあるでしょう。やってみてわかるという場合もあるのですよ。  今、どういう質問か、私はちょっと理解しがたい面もあるのですが、現時点で明らかにできるものとできないものがあると思います、それぞれの法案について、考え方について...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どこが妥協だというのかはわかりませんが、この一年間、ようやく民営化法案が国会で審議され、きょう委員会で採決する運びになったんですね。着実に進んでいる、私はそう受けとめております。  第一、私が総理に就任する前、道路公団民営化なんという議論が国会でありましたか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今まで答弁しているように、民営化するからには上場を目指すべきだ。上場会社が半官半民ということはないと思いますけれども、また、半官半民というのはどういう形態か、私は、委員がどういう形態を想定しているのか今わかりませんが、民営化するからには上場を目指すべきだ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民間にはできないと思っていたから、今まで特殊法人の必要性が叫ばれていたわけでしょう。特殊法人も民営化できるという人の声を尊重しようということで小泉内閣は進めているんです。  役所がやった方がいいという人も今でもいます。民間よりも役所の方が信用できるという方も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 急に有事法制と道路になりましたけれども、戦時体制をつくるというんじゃないんです。非常時になった場合どういう対応をするかということを考えるのが有事法制の基本的な考えでありまして、この道路の場合は、有事法制と今どういう関係があるのかと言われてもちょっと、どうやって...全文を見る
04月19日第154回国会 衆議院 本会議 第26号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 宮澤議員にお答えいたします。  今般の医療制度改革の全体像、基本的考え方についてのお尋ねであります。  平成九年以降、薬価や診療報酬、医療提供体制、高齢者の患者負担などの改革を着実に進めてまいりましたが、医療を取り巻く環境が大きく変化するととも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 釘宮議員にお答えいたします。  医療制度の抜本改革と三割負担についてです。  医療制度改革については、平成九年以降、薬価や診療報酬、医療提供体制、高齢者の患者負担などの改革を着実に進めてきたところであります。釘宮議員、委員会での質疑のとおり、か...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 江田議員にお答えいたします。  医療制度改革に伴う国民の負担増と医療の将来ビジョンについてでございます。  厳しい保険財政のもと、医療制度を持続可能なものとしていくためには、患者、加入者、医療機関といった関係者にひとしく負担を分かち合っていただ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員にお答えいたします。  社会保障制度の基本的な考え方に関してでございます。  社会保障制度は、国民の安心と安定を支える制度だと思います。しかし、これからは、負担は軽く、給付は厚くというわけにはまいりません。少子高齢化社会に臨んで、いろい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小沢議員にお答えいたします。  医療制度改革に対する私の責任についてでございます。  これから少子高齢化社会を迎えると、今までのように、給付は厚く、負担は軽くというわけにはまいりません。私は、今後の医療保険制度を、持続可能な、揺るぎない制度へと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 阿部議員にお答えいたします。  戦没者の遺骨収集と国立墓地に関するお尋ねであります。  さきの大戦の戦没者の御遺骨については、一日でも早く祖国にお迎えできるよう努力することが国の責任であると考えておりまして、引き続き努力をしてまいりたいと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 井上議員にお答えいたします。  新しい高齢者医療制度の枠組みについてであります。  高齢化のピーク時においても安定的な運営を確保していくために、高齢者自身の負担に合わせて、現役世代の支援と公費の適切な組み合わせを図るとともに、必要な財源の確保を...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 本会議 第28号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  個人情報の保護に関する法律案のねらい及び意義についてでございます。  この法案は、IT化が進展し、個人情報がITにより処理されている状況下において、個人情報を利用する有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護するこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山内議員にお答えいたします。  個人情報保護法案に対する姿勢についてです。  個人情報保護法案を含む関係五法案は、IT化の急速な進展に対処するものであり、個人情報の有用性に配慮しつつ、プライバシーを初めとする国民の権利利益を保護することを目的と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 桝屋議員にお答えいたします。  個人情報保護関係五法案がIT社会において果たす役割についてでございます。  今回提案している五法案は、我が国が目指す世界最高水準のIT社会の基盤となるものであります。  これらの法案は、官民双方を視野に入れ、個...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 武山議員にお答えいたします。  山崎幹事長を更迭すべきではないかとのお尋ねです。  山崎幹事長についての報道は、私的な事柄に関するものであり、御本人は報道内容を否定され、既に法的措置をとられたものと承知しております。  こうした問題と国政上の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉井議員にお答えいたします。  本法案における本人関与が取材活動の制限につながるのではないかとのお尋ねです。  本法案における基本原則は、報道目的を含めた個人情報の有用性に配慮しつつ、個人情報の適正な取り扱いを行うよう、自主的に努力すべきことを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北川議員にお答えいたします。  自己情報コントロール権についてです。  自己情報コントロール権とは、プライバシーの権利に関する学説上の考え方であると承知しておりますが、その内容、範囲及び法的性格に関しさまざまな見解があり、現時点で十分な明確性を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西川議員にお答えいたします。  個人情報の保護に関する法律案提出の目的及び官民の個人情報保護に取り組む決意でございます。  今般提出している関係五法案は、御指摘のような国内外の状況に対応して、IT社会の全分野を視野に入れ、個人情報を利用する有用...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 本会議 第29号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 菱田議員にお答えいたします。  法案の必要性、国民の権利との関係、地方自治との関係についてのお尋ねであります。  今回提出した三法案は、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態への対処を中心に、国全体としての基本的な危機...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 伊藤議員にお答えいたします。  武力攻撃事態対処法制整備に向けた基本的認識についてでございます。  法案は、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態が生じた場合における対処を中心に、国全体としての基本的な危機管理体制の整...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 白保議員にお答えいたします。  法整備の必要性と国民への理解についてです。  三法案は、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態への対処を中心に、国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図るものであります。いわゆる有事...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 東議員にお答えいたします。  自衛隊の活動の原則についてでございます。  今回提出の三法案は、日本国憲法のもと、専守防衛等の基本的な防衛政策を堅持しつつ、武力攻撃事態対処を中心に、国家の危機管理体制を整備するものであります。  武力攻撃事態に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石井議員にお答えいたします。  武力攻撃事態対処法制の整備において、特定の国からの攻撃を想定しているのかとのお尋ねであります。  本法案は、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態が生じた場合における対処を中心に、国全体...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金子議員にお答えいたします。  国民の自由や権利が自衛隊の軍事的必要の犠牲にされるのではないかとのお尋ねです。  この法案では、基本理念として、憲法の保障する国民の自由と権利を尊重するとともに、これに制限が加えられる場合においても、その制限が必...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小池議員にお答えいたします。  五十年前の四月二十八日以後、日本としての独立国、これに対する所感についてのお尋ねであります。  私は、予測し得ないこと、そういうものについては備えが必要でないという考えには理解に苦しんでおります。有事に対していか...全文を見る
04月26日第154回国会 参議院 本会議 第21号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川橋議員にお答えいたします。  靖国神社の参拝についてでございますが、先日の参拝は、内閣総理大臣である小泉純一郎が、心ならずも、家族を残して戦場に赴き、命を犠牲にしなければならなかった多くの戦没者に対して、敬意と感謝の念を込めて、心を込めて参拝し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉川議員にお答えいたします。  靖国神社への参拝についてでございますが、私は、吉川議員のように、靖国神社が軍国主義と侵略戦争推進のシンボルであるとは思っておりません。私が靖国神社に参拝したのは、明治維新以来の我が国における歴史において、心ならずも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田名部議員にお答えいたします。  道路公団民営化の理念及び民営化とは何なのかという議論についてでございますが、道路関係四公団の改革については、民営化の推進によってコスト意識の徹底が図られ、採算性を重視した事業経営が行われる等のメリットが生じるとの...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 武力攻撃を想定するということは、国民にとって非常に、できれば避けたい事態だと思います。しかし、いついかなるときに国家の緊急事態が発生するかわからない。そういう事態に対して、起こってからどうやろうかと対策を練るのではなく、ふだんからいわゆる一朝事がある場合に対し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、最初に答弁したとおりでありまして、泥縄式という言葉があります。泥棒を捕らえてから、縄はどこにあるんだあるんだと探したってしようがない。それではいけない。やはり治にいて乱を忘れずというのは、昔から、国家の責任ある立場に立てば、あるいは各独立国の立場としては、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 昨年九月のテロ事件にしても、あるいは武装不審船事案にしても、こういう事態を想像し得ない、普通の平和な事態においてはだれも予測し得ないことだったと思います。しかし、現実に起こった。こういう点についても、私どもとしては、このような予測し得ない事態が起こったときには...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いかに緊急事態に迅速に対応するかということでありますけれども、今回提出した法案においては、安全保障会議の機能を強化する、そして対処基本方針の迅速な策定を図るとともに、対策本部長たる内閣総理大臣に総合調整権を付与することにより、対処措置の的確かつ迅速な実施を図る...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治の不祥事、いわゆる政治家にまつわる不祥事に対しまして、国民の信頼を大きく損なうものだと憂慮しております。  この問題について、このような不祥事を起こさないような対応策はどういうものが必要か、また、現行法についての改善策はどういうものが必要かということにつ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本来、自身の出処進退については本人が決めるべき問題だと、私は今でも思っております。そういう観点から、この問題について、私も、いろいろな状況を勘案しながら、鈴木氏本人が決めるべき問題であると。  国会でも、今後、新たな公設秘書の逮捕という問題が出てきて議論され...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は再三再四言っているんです、国民から選ばれた議員が自分の出処進退を判断できないはずがないと。
○小泉内閣総理大臣 本人が判断すべきなんです。
○小泉内閣総理大臣 真剣に考えているから言っているんです。議員たる者、国民から選ばれたその責務を持っているなら、自分で判断すべきなんです。当たり前のことじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 そういう問題点があることは、私も認識しております。そういう点も含めて、今、自民党初め与党で協議をしてもらって、一段の改善策を講じるように指示しております。
○小泉内閣総理大臣 前から申し上げていますように、今言った点も含めまして、与党、野党、いろいろな問題点を指摘されております。今国会中に、この不祥事再発防止のために一段の改善策を講じていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 何が起こるかわからない。予測し得ないことが起こる。これは起きない、これは起こる、予測し得ないことが起こるということも予測しなきゃならないのが現在の状況ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、今岡田議員が質問の前に言われたことについて、やはり野党第一党として責任ある立場に立ってこの議論をしようという姿勢をうかがうことができたと思うんです。  当然、何が起こるかわからない、それに対して備えるということは必要だという観点からの御質問だと思うんで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、岡田議員の今の指摘、全く同感なんです。こういう議論がなされてこそ、野党としても責任ある、これから政権を担おうとする意欲を感じられる。私は、このような議論がなされることにより、できれば、有事法制というのは、本来、与党と野党第一党が対立する問題じゃない。お互...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国家は国民のためのものであり、国民も国家あっての国民であるというお互いの協調関係、責任関係を持っていい国をつくり上げていこうということが大事だと思います。  ある国家においては、国家の権力を背景に国民を苦しめている、あるいは権利を奪っている国もなきにしもあら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、重複するかもしれませんが、基本的人権を守る、これは憲法にも国家としての責務として規定されているわけでありますが、同時に、国民の中には、その国民の基本的人権をじゅうりんするという勢力も一部には否定できないわけであります。そういうことに対して、国家としても、多...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その両面の視点が大事だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今、新聞の記事に基づいて質問されていると思うんですが、その新聞の記事の事実はないと言っているんです。これからの問題は、状況判断しながら適切に判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 これはなかなか難しい問題でして、情報が十分かどうか。  情報の持つ重要性というのは今も昔も変わらないと思います。特に専守防衛という体制をとっている我が国におきましては、まず、いかに国際情勢あるいは安全保障情勢、国内の危機に対する情報を収集していくか、その機関...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、表に出せる情報と出せない情報があるといった、今玄葉議員の指摘、確かにあるんです。  官邸としては、この武装不審船の問題につきましてはそれぞれの場合を想定して、またある国のことを想定して、どのような態勢をとるべきか、海上保安庁がやるべき問題、自衛隊がど...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは一見矛盾しているような話だけれども、重要な指摘だと思っています。  というのは、情報を公開するということは、守らなきゃいけない、公開してはいけない情報もあるんです。その線引きというのは非常に難しいんです。この点は、その時々の問題によって、ある人によって...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不備な点があったらば、ぜひ提言していただきたい。よく検討したい。
○小泉内閣総理大臣 本来もっと早くやるべきだという意見だったら、これは大変建設的な議論だと思います。私としては、今まで備えが不十分だったんじゃないかという点を考えて、今回この法案の審議をお願いしているわけでありますので、今回、不十分であるともし思われるんだったら、十分な提言も出し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、政治として、総理大臣として一番留意しなきゃならない点、それは、二度と戦争を起こしてはならないことだと思っております。そういう過去の忌まわしい、避けなければならなかった戦争事態に突入して、国民は悲惨な苦しみに直面した。こういうことから、戦後、いろいろな反省...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一国の軍隊、日本は自衛隊を軍隊とは呼んでおりませんが、外国に例をとりますと、一国の軍隊というのは自国の独立と平和と安全を確保するために存在するんだということで、各国が軍隊を保持しているんだと思います。  日本におきましては、自衛隊も独立と平和を守る大事な組織...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、いろいろ日本が、当時の政治状況として、日本の生きる道を探った中で国際社会から孤立していった、それを断じて避けなきゃいけなかったと私は思っております。  そういうことから、日本は戦後、国際社会から孤立してはならない、国際協調を大きな外交政策の柱としてや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政党政治、このあるべき姿というのは、批判も大事ですけれども、対案を出すということから考えると歓迎すべきことだと思っております。そういう対案があってこそ建設的な議論ができると思いますので、この緊急事態に対してどのような備えをすべきかという点につきましては、藤井議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本来、緊急事態に対してどのような備えをしておくべきか、あるいは有事に対してどのような対応を考えておくべきかというのは、もっと早くやってしかるべきだったと思います。そういう状況だったからこそ当時の自由党も、自民党の小渕総裁に対してそのような有事態勢の整備を進言し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今藤井議員が言われました三つのこと、いわば、自衛権、みずからの国はみずからの力で守るというその重要性、しかしそれには限度がある、日米協力して安全保障体制、日本の独立と平和を守る、さらにもう一歩進んで、それは国際社会と協調していくべきだ、この点については私ももっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この国連の平和活動について、これは自衛権と別だから、もっと武力行使も認められるんじゃないかという考えもあるのは承知しております。  しかし、私どもとしては、自衛隊の武力行使あるいは戦闘行為については、いろいろ国民の気持ち、さらには世論の動向、そして海外におけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法改正の議論は、するのに何らおかしいことはない、私は常々言っているんです。解釈を変えるんだったら憲法を改正した方がいいということも私ははっきり言っているんです。今の憲法のまま解釈を変えるのはかえっておかしくなるというのが私の立場です。解釈まで変えるのだったら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはおかしい点がたくさんあります。例えて言えば、憲法九条もそうです。いまだに自衛隊について、解釈の点において、一切の戦力は保持してはならないということを言っていますけれども、果たして自衛隊が戦力でないと国民は思っているでしょうか。しかし、法律上の問題でこれは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今議論しております有事関連三法案は、自国が攻撃された場合なんですよ。(藤井(裕)委員「予測はどうですか」と呼ぶ)予測を含めて。自国が攻撃される、予測される事態、これを議論しているんですから、まさに日本の独立と平和と安全を守るというその議論ですから、私は憲法の中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろ解釈の幅があるということで、すき間もあると言ったわけでありますが、今言っているように、今の憲法でも、詳細に勉強、研究された学者の間でも、自衛隊は憲法違反だと言っている人もいるんですよ。しかし同時に、この憲法九条を読んで、自衛権まで否定していないんだ、だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の議論はともかく、今お話しの趣旨はよくわかりますよ。だからこそ私は、テロ対策法のときに、あいまいな点があると。日本人というのはあいまいさをうまく包容する国民であるというのは、いい例が憲法だと私は思っています。私の答弁も、あいまいだ、あいまいだと批判する人がい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、総理大臣として憲法改正を現実の政治課題にのせる気はありませんが、最初の選挙から憲法改正論者で通っております。
○小泉内閣総理大臣 それは合憲論をとっております。しかし、日本は核は持たないと。政治論。
○小泉内閣総理大臣 五十年間以上一度も改正していない憲法というのは、古いといえば古いと言えるし、もっと柔軟に変えるべきことは変えてもいいと思うんですが、これがまた日本が普通ではないと言われる一つの理由になっているのかもしれません。古いといえば古いです。もっと改正すべき点はいろいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ある点においてはむしろ抽象的な表現の方がいい場合もあると思うんです、余り具体的に列挙できない場合もありますから。公共の福祉といえば、あいまいだといえばあいまいかもしれません。じゃ、人権だといったって、あいまいといえばあいまいな点があるでしょう。だから、そこまで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これだけ、現職の総理大臣が憲法改正論議も踏み込んで議論を議員と闘わせるというのも、今までの国会では珍しいことですよね。これは非常に、私は、大きな議論であって、大事な議論だと思っております。  今後、憲法改正議論が必ずしも直接、憲法改正に結びつくものではありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、我が国が武力攻撃を受けた場合は武力の行使ができますよ、攻撃を受けた場合は。そのために自衛隊があるんですから。しかし、予測する段階で武力の行使なんか必要ないでしょう、必要な備えをするんだから。いろいろな、どういう部隊を展開するか、どういう予防措置をつくる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、武力攻撃がない、おそれがある場合に、武力行使なんかする必要ないじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 それは、ラムズフェルド国防長官の発言は発言として、アメリカの安全保障上戦略としてあらゆる選択肢を残しておくということだと私は理解しております。
○小泉内閣総理大臣 事態によっては、アメリカはアメリカの立場を表明していると私は理解しております。
○小泉内閣総理大臣 外交も大変大事であります。同時に、我が国が武力攻撃を受けた場合、どのような対応をするかということも大事であります。そして、日本としては、いかに戦争を起こさないかということで、戦後一貫して我々も先輩も努力してきたわけでありますし、今後とも、その考えに変わりありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中国は中国の考えがあるということは承知しておりますし、しかしながら、台湾を武力解放するというふうには思っておりません。あくまでも話し合いで平和裏に解決してほしいというのが日本の立場であります。アメリカにはアメリカの立場があるでしょう。日本としても、ことしは日中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この靖国参拝と日中友好、交流を促進しようという考えとは別物であります。靖国参拝は、私の信条からしたことでございます。
○小泉内閣総理大臣 国会の本会議には多くの議員が出席して質疑に参加するのが望ましいことは、言うまでもございません。  また、今回の法案は、欠陥法案だと言いますが、有事のことについては平和のときから考えるのが政治の要諦なんです。全く有事に対する法案を出す必要がないという立場の方も...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○小泉内閣総理大臣 激励をいただきましてありがとうございます。  私は、就任一年たちまして、総理就任時、また総裁選当時の私の改革なくして成長なしの路線が順調に進んでいると思っております。手順を経て、多くの皆さんが、当初は反対であったものも協力をいただきながら、時間をかけてようや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理になりますと、これは全省庁すべての問題のいわば総責任者に当たるわけであります。各省庁すべて、自分の抱えるところの問題が最大の課題と思っておられます。また、国民一人一人にとっても、議員一人一人にとっても、自分の関心のある問題が最大の課題だと思っております。こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、外国に行きますと、その国に尽くして命を犠牲にされた方々の記念碑やらあるいは墓地等に参拝いたしまして、慰霊の気持ちと申しますか追悼の真心を込めてお参りをする機会が多いわけであります。  日本においても、内外の方々がわだかまりなく、それぞれの国のために尽く...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、十四年度本予算が成立したばかりでありまして、この予算の執行に全力を尽くすということで、補正予算を今考えているわけではございません。
○小泉内閣総理大臣 今までの慣例によりますと、内閣が国会に法案を提出する場合に、与党の事前審査を受け、事前の了承、賛成を受けて、そして初めて閣議決定され、国会に提出するというのがいわば慣例でありました。  しかしながら、郵政関連法案になりますと、郵政公社化の法案はいいけれども、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今までヤマト運輸が荷物、小包等を配達する際に、さんざん旧郵政省に妨害されたんです。  例えばクレジットカードを配達する際も、これは信書に当たるから民間が配達しちゃいかぬと停止を命令したり、あるいはチラシを配達する、いろいろな宣伝のチラシがありますね、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、事前審査抜きとか事前審査があるとかいうのに余りこだわっていないんです。できれば、内閣の目指す法案というのは、我が党においても与党においても事前に了承を得られるのが一番いいと思っています、今でも。  しかしながら、個別の問題になりますと、いろいろ議論が出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、今初めて聞いたものですけれども、その管理面、しっかりしてもらわないと困るなと。これは財務省のみならず、全省庁再点検しなければならないと思います。
○小泉内閣総理大臣 今御指摘いただきました点、それぞれ大変大事な問題でありまして、具体的にどういう改善策があるかということを与党で今検討しております。そして、今までのままではいけないな、一歩でも二歩でも前進できるような、またこのような不祥事が再発しないような対応を具体的にどう進め...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このスー・チー女史の軟禁状態につきまして、私としても、日本政府としても、大きな関心を寄せておりました。  私がASEANを訪問の際にも、各国首脳と会談する際に、ミャンマーのタン国家議長のみならず、例えば具体的に言いますと、マレーシアのマハティール首相とかある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、機密でないものはもう公開しているんです、機密でないものは。機密でないものは公開しよう、そういうことで、今見直しを進めているわけです、外務省も。そして、今までの御指摘も踏まえて、削減すべきものは削減しようと。そして、必要な費用はちゃんと項目を分けて計上しよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、ロシアと平和条約を締結したい。その際には、北方四島の帰属を明確にして、ロシアと正常な関係を結びたい。さらに、ロシアの民主化支援、人道支援に対しても協力していくという姿勢には変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 並行協議という言葉をロシアが使っているかどうかわかりませんが、私は、森政権以来からの考えでありますが、まず歯舞、色丹の二島を返還すればそれでいいんだという考えは一度も持ったことありません。森総理に確認したところ、森総理もそんな考えは一度も持ったことないと。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一般論からいえば、米を支援しようという人道的な問題、これは総合的に考えなきゃならないと思いますが、私は、北朝鮮との正常化交渉、拉致問題、真剣に日本は考えているんだと。  米支援の問題で密約があったということは全くありません。これは明らかにしておきたいと思いま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本としては、拉致問題、正常化交渉、真剣に対応している、北朝鮮側も誠意を持ってこの問題について対応してもらいたいということであります。  不審船については、今捜査中であります。     〔委員長退席、岩屋委員長代理着席〕
○小泉内閣総理大臣 公共工事のいろいろな契約、入札等については、今御指摘の透明性、公正性、競争性ですか、この確保に努めるということで、我々も努力しなきゃならないと思っておりますし、随意契約においても、やはり透明性の確保、どういう基準が必要か、よく検討する必要があると思っております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本にとって大事な問題、それぞれありますが、今日まで発展してきた一番大きなものはと言われると、やはり教育の重要性をよく認識してきたからだと思っております。  まさに人の問題、先生の問題。いかにいい教育をするかという問題につきましても、人の問題を考えますと、い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、鈴木議員のことを指摘されましたけれども、これまでもいろいろ国会で議論され、外務省に絡む問題におきましても、鈴木議員の関与については、共産党も具体的にいろいろな問題を指摘されております。  そういう中で、いろいろ外務省の、具体的に言えば、ロシアの北方支援事...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 党としても、いろいろ指摘された問題について調査をするということで、政治倫理審査会で鈴木議員の問題についても審査をしたところであります。そういう状況を踏まえて鈴木議員は自民党を離党されたわけであります。  私は、今までも申し上げているとおり、疑惑についてはみず...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう点も踏まえて、鈴木議員が、党から言われるまでもなく判断されて離党されたんじゃないでしょうか。今や自民党員では、これは比例の第一位にしようがありませんし、比例第一位にしてこういう不祥事を招いたということは大変遺憾に思っております。しかしながら、既に鈴木議...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、自民党が今辞職勧告決議案を拒否しているということは聞いておりません。今検討している、野党が提出されていることで、今検討の最中だというふうに聞いております。  もともと、辞職勧告決議案が成立してもやめない議員もいたわけですから、この問題については大変国会...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 少子高齢化社会が進んでいく中で、確かに高齢者の医療費がふえていく、御指摘のとおりであります。これを負担している保険制度、このままだったらもつわけありませんよ。  そういう中で、この皆保険制度をどうやってこれからも維持発展させていくかということを考えると、今ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、長野県の実態を調べ、聞きまして、これは全国に広げるべきだということを言っているんです。  今、具体的な例を出して説明されましたけれども、こういうことを各都道府県もぜひ見習ってほしい。と同時に、いかにいいお医者さんがいても、いい薬があっても、やはり日ごろ...全文を見る
05月08日第154回国会 参議院 本会議 第22号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 辻議員にお答えいたします。  構造改革、景気回復、雇用創出、経済活性化についてのお尋ねがございました。  私は、着実に改革は進んでいると思っております。まず、道路公団の民営化、住宅金融公庫の廃止などの特殊法人改革、郵政事業への民間参入など、これ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岩本議員にお答えいたします。  決算審査についてでございますが、決算の審査は、予算の執行が所期の政策目的を果たしているかどうか等について審査検討するものであり、極めて重要なものと考えております。  政府としても、従来から予算の適正かつ効率的な執...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○小泉内閣総理大臣 私はごく当然のことを言っているつもりであります。どこの国についても言うべきことは言う、これを貫き通しております。
○小泉内閣総理大臣 言うべきことを言うというのは当然なのであって、新聞で報道するかどうかというのは別問題ですよ。私の発言が常に正しく全部が報道されているとは限りません。あるいは一部だけ報道される場合もあります。それはまあ仕方ないんですが。  例えば、今お話しになりました悪の枢軸...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本には日本の立場があり、中国には中国の立場があり、この靖国の参拝は日中友好を妨げるものではない。すべての問題、すべての立場が、国と国ですから、一致するわけではありません。  日本とアメリカでも、今鉄鋼のセーフガードをめぐって意見の対立がありますね。日本は言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題につきましては、かねがね公明党から提案をしていただいているということは承知しております。また、国連側におきましてもいろいろ事情を調査しているようであります。費用の点、できるだけ経費も削減しなきゃならないという国連側の事情もあると思います。あるいは、今世...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 憲法の解釈についても、人それぞれによって全く違う。集団的自衛権の解釈においても、現行憲法の中におきましても集団自衛権は認められているけれども、保有しているけれども、行使してはならない、行使できないというのが今の解釈の積み重ねでそういう議論になっているわけでござ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いろいろな立場があると思いますが、やはり非常時に対し、緊急事態に対し常にどういう対応をしておくかということは、非常時が起きてからでは遅いわけでありまして、平時から、平和なときから考えておく、これは当然のことだと思っております。  何で今ごろという批判をされる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、憲法の範囲内で、非常事態にどう対応すべきかということは法律で対応する、当然私は可能だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 憲法改正論議は妨げないと私は言っているんです。現憲法の中で有事に対応する法整備を図っていこうというのが、小泉内閣の今提出している法案の内容でありますから。  ただし、御承知のように、今の憲法の解釈によって、自衛隊は憲法違反だと言う方々もおられる。いや、自衛隊...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が国の独立と平和を維持し、国民の生命と財産を守る、国民の基本的人権を守るために有事法制が必要だ、非常事態に対して。そういうことであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、国民一般から見れば、有事を起こってほしくないと思っていると思います。嫌なことは考えたくない、だれでもそうだと思います。しかし、いざというときを考えるのが政治の責任ではないかと思っております。  今私は、未整備なところがあるじゃないかという御指摘もありま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 官房長官が答弁する前に。  私は、今渡辺議員、非常にいいことを言われたと思うんですよ。中には、こんなことは起こり得ないんだから、起こり得ないことを今考える必要はないという議論がある。まさにそこなんですよ。これが問題だ。こんなことをやるよりもまだほかのことがあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 外交は常に冷静にしなきゃならないと思っております。  午前中、外務次官が駐日中国大使を呼んで強く抗議したということでありますし、きのうから私は駐日中国大使と昼間会うことになっておりました。昼間、中国大使が見えましたので、強く抗議し、中国側に対し誠意ある対応を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、昨年九月十一日のアメリカ・テロ事件のようなことが仮に日本で起こった場合は、アメリカのような対応はできないと思いますね。個別自衛権を発動して、それはとてもアメリカみたいなことは日本はできない。しかしながら、もしあのような事件が起こったらばどうするかという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは最終的な責任は総理大臣にあると思っています。しかし、今あり得ないことを考えなきゃならないという想定で、それでは、民間航空機がハイジャックされてどこに向かってくるかわからない、総理大臣官邸に来るかもしれない、国会に来るかもしれないといった場合に、民間人が何...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、仮定のことで、実に言いにくいことなんだけれども、今御審議いただいているこの法案について、そういうことを想定しているものではない、超えたものだ。実際、それは第一撃を受けた後でないと、対応せざるを得ないと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、もしもそのような攻撃を受けた場合は、日本は自衛隊と米軍といいますか、アメリカとの間で安全保障条約を結んでおりますから抑止力になっているんですよ。そのような意図が鮮明になったらば日本はアメリカと共同して対処するという、これは大いなる抑止力になっております...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、最高司令官は総理大臣ですから、いつでも兼任できます。
○小泉内閣総理大臣 ただいま森山法務大臣が答弁されたとおりでありますが、こういう個人の人権にかかわる問題、しかも御本人が否定されている問題について、国会の場で、一方的な一部の記事に基づいてされるというのは、慎重であるべきだと思います。
○小泉内閣総理大臣 そのようなロビー活動が頻繁に行われているということは、国会議員だったらみんな知っているんじゃないでしょうか、政治家だったら。当たり前だと。そういう中で情報をとりながら、交渉しながら、みずからの見識と国益のために動いているのが政治家だと思います。
○小泉内閣総理大臣 御本人がいない場で個人の名誉にかかわることを一方的な情報で言うのも、私は慎重であるべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 いろいろ今までの御議論を伺いまして、不備な点を御指摘いただいたり、あるいは建設的な議論もいただいておりますし、これからこういう議論が重ねられていくうちに、有事という法整備が議員の中にも必要だということが広がっていくことを私は期待しておりますし、また今後、今言っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 中谷防衛庁長官時代の話ではないにしても、中谷防衛庁長官も、こういうことはあってはならないことだと厳しく反省していると思います。防衛庁職員も、このようなことが起こらないように今後さらに注意をし、信頼を得られるような対応をしなきゃならないと思っておりますので、私自...全文を見る
05月14日第154回国会 衆議院 本会議 第32号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 茂木議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件についての基本認識に関してであります。  中国側の武装警察が、我が方の同意なく我が方総領事館に侵入したこと、最終的に関係者全員を中国側公安部門へ連行したことは、国際法及び人道上の観点から、極めて問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中川議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件について、日中両国の主張に関するお尋ねであります。  中国側の武装警察が、我が方の同意なく我が方総領事館に侵入したこと、最終的に関係者全員を中国側公安部門へ連行してしまったことは、関係の国際法及び...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 上田議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件の問題解決に向けた決意でございます。  今回の中国側の行為は、我が国総領事館の不可侵を侵害するものであり、極めて問題であり、遺憾であると考えております。  今後とも、国際法及び人道上の観点から、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 土田議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件に関する責任問題についてです。  まずは、我が国在外公館の不可侵権の侵害の問題、関係者の人道的取り扱いにつき、中国側との折衝も含め、問題に全力で取り組むことが重要と考えております。  総領事館の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松本議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件について、同総領事館の危機意識が足りなかったということに関するお尋ねでございます。  北朝鮮との国境に近い瀋陽には多数の北朝鮮関係者がいると言われ、そのため、一種の緊張状態にあるとも言われます。一...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 植田議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件に関し、日本側の現場での抗議についてでございます。  現場にいた総領事館員は、突然のことであった上、事態の正確な状況を把握することを最優先したため、現場での抗議には至りませんでした。  一方、関...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西川議員にお答えいたします。  在外公館の緊急事態対応についてでございます。  今回の事件を教訓として、すべての在外公館において、しっかりとした危機管理意識のもと、情報収集・警備体制等について見直しを行い、緊急事態に的確に対応することができるよ...全文を見る
05月15日第154回国会 参議院 本会議 第23号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  瀋陽総領事館事件に対する基本認識及び人道的解決の実現についてのお尋ねでありますが、中国側に連行された関係者五名の処遇をめぐっては、人道上の観点が配慮されることが重要であると思っております。こうした観点からも、今後の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 木俣議員にお答えいたします。  鈴木議員についての質問でございますが、およそ国会議員たるもの、疑惑を持たれたときはこれを重く受け止めて、進んでその真相を国民の前に明らかにしていくべきものと考えております。  今回の瀋陽の事件についての受け止め方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山口議員にお答えいたします。  人道的解決の早期実現に関するお尋ねでありますが、中国側に連行された関係者五名の処遇をめぐっては、人道上の観点が配慮されることが重要だということでありますが、同感であります。  我が国としては、国際法上及び人道上の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉議員にお答えいたします。  今回の事件に関連し、不審者立入りへの対応についてでございますが、我が国は、在外公館の機能を保全する観点から、入館しようとする者についてはしかるべく警備上のチェックを行っており、身元が確認されていない不審者を安易に入...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田村議員にお答えいたします。  有事法制の整備と国家についてでございますが、いずれの国家も、自国の平和と独立を守り、自国民の安全を確保することをその目的とすることは言うまでもありません。国家の緊急事態への対処は独立国家として最も重要な責務であり、...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 本会議 第36号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 八代議員にお答えいたします。  公社化の基本的考えについてでございます。  私自身、郵政民営化論者でありますが、郵便局をなくせとは一度も言ったことはありません。郵政公社化は、全国公平なサービスを提供する郵政事業の意義は確保しつつ、その実施主体を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 荒井議員にお答えいたします。  公共事業受注企業からの政治献金についてでございます。  政治と金の結びつきが国民から厳しい目で見られている中、国民の信頼を回復するには、公共事業受注企業からの献金等について、疑惑を招くことがないよう、法整備を含め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 桝屋議員にお答えいたします。  信書便事業の公正な競争についてでございます。  今回の法案は、民間事業者の参入により、利用者の利便の向上を図る意義を有するものであります。参入に当たっての許認可については、その基準や運用が大変重要でありまして、最...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高橋議員にお答えいたします。  内閣と与党の関係についてでございます。  議会制民主主義においては、本来、政府と与党が協力して、法案を提出し、国政に当たるのが基本であると考えております。  しかし、今回の公社化関連四法案については、国会提出前...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 矢島議員にお答えいたします。  民間参入の目的についてでございます。  今回の法案は、民間参入により、官と民が競い、国民に多様なサービスの提供と郵便事業の効率化を図るものであり、特定の事業者の参入を念頭に置いたものではありません。  ダイレク...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 横光議員にお答えいたします。  今回の公社化関連法案に対する私の評価についてでございます。  ようやくここまで来たかという感じです。民間にできることは民間にということに対して皆が賛成するのに、なぜ郵便事業に民間企業を参入させないのか、不思議に思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西川議員にお答えいたします。  新公社の事業と公社化後の郵政事業のあり方についてでございます。  郵政三事業については、私が昨年、総理大臣に就任した際に、既に、中央省庁等改革基本法において、平成十五年中に、郵政三事業を一体として、国営の新たな公...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○小泉内閣総理大臣 日本側としては、不可侵権を中国側が侵しているという立場に変更はありません、変わりません。だからこそ中国に抗議をしているのであって、早期解決、そして五名の身柄の引き渡し等を要求しているわけでございます。  そういう点については、中国側と見解を異にしておりますが...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今いろいろ交渉をしているさなかでありますので、どうしているということをつまびらかにするのは、相手側の立場もありまして、言うのは差し控えさせていただきますが、日本の主張と中国の主張が食い違っている、相違があるという点も踏まえ、なおかつ、連行された五名の人道上の要...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ODAにつきましては、今年度予算におきましても一〇%削減しつつ、各国の要望を踏まえながら効率的に運用していかなきゃならない、また、日本の外交政策上、ODAの重要性も我々は認識しております。  中国に関して申すならば、今臼井議員御指摘のような意見、党内からもい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 鈴木宗男議員の問題と今回の瀋陽の……(赤松(正)委員「いや、ロシア支援室」と呼ぶ)ロシア支援室の問題と外務省の対応ということについては、相手国も違うし、いろいろな問題点も相違がありますが、今御指摘の対応ぶりといいますか、日本の外務省においての対応に大きな問題が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私ははっきり答弁しているつもりですよ。具体的に言っていただければはっきり答弁しますし、抽象的な点だったら抽象的に答弁します。
○小泉内閣総理大臣 それは、原因は一つじゃないと思いますよ。前から言っているように、適切な意見というものに対しては、だれが言おうと受け入れるべきだし、適切でないんだったら、どんな人が言っても受け入れるべきでない、前から言っているんです。
○小泉内閣総理大臣 この難民の問題は非常に難しいんです。いろいろ考えても、不審者に対してはきちんと対応しなきゃならない。不審者が人道的な問題を抱えて領事館あるいは大使館等に庇護を求めてきた場合、これは個々のケースによって違うわけです。認定も、人それぞれで全部違ってまいります。不審...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、中国にも中国の立場があると思っております。  特に、北朝鮮と中国は国境を接していますから、北朝鮮側から中国に入ってくる、いわゆる、中国側にとってみれば不法入国者もいるでしょう。あるいは、かつては逆に、中国から北朝鮮側に渡っている人もいるでしょう。両方あ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、日本とアメリカとの関係と、日本と中国との関係は当然違います。日本とアメリカとの関係は、御承知のとおり、日米安保条約を締結し、同盟国であります。日本の同意のもとに、日米両国の同意のもとに日本は米軍を受け入れているわけでありますので、その点は、中国とは対応...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日中友好は日本外交にとって大変大事なものだと思っています。中国側も、日中友好を考えているということを念頭に置いて発言しているんですよ。中国側も、日中友好を考えてもらいたいと。ですから、当初から、冷静に、慎重に、毅然とと。変わらないんです、最初から。そして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本には日本の立場があります。中国には中国の立場があるでしょう。そういう点も含めて、日本は今中国に抗議しているわけです。それを、中国側の言い分があたかも正しくて日本側の言い分が間違っているということを今交渉の最中にがたがた言われるというのは、これはいかがなもの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮と日本との交渉、また北朝鮮内の国情、これは非常に難しいものがありまして、日本としては、拉致問題を抱えつつ、なおかつ正常化交渉というものも真剣に対応しているわけでありまして、本来だったらば、北朝鮮から流出する国民が出ないような北朝鮮の国内事情がとられるよう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それぞれの立場で調査されていると思いますが、今交渉中であります。日本の立場と中国の立場は違うんです。そういう交渉の最中に日本の非をあげつらうということはいかがなものかということを言ったまででありまして、どこが自虐的か、やはり日本の今交渉している立場も考えてもら...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、現在中国と交渉している最中に日本の非ばかりをあげつらって非難するのは、これは自虐的過ぎるということを言ったまでであります。
○小泉内閣総理大臣 私は、瀋陽総領事館の対応で反省すべき点が多々あったと思います。
○小泉内閣総理大臣 どのような調査をするということに対してとやかく言うつもりはありません。知っていることをどこまで言うか、どこまで言わないか、その判断もあると思います。
○小泉内閣総理大臣 それは独自の判断があるでしょう。
○小泉内閣総理大臣 全部かどうかということじゃなくて、今交渉しているんです、日本側の立場も考えてもらいたいということを言ったまでであって、私と海江田議員とは見解が違うでしょう。見解が違うからけしからぬと言うのは結構ですよ。しかし、私の発言に対してけしからぬと言うのは結構であります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、記者団の質問に答えただけでありまして、今交渉している最中に余り外務省の非ばかりをあげつらうのはいかがなものかと言ったまででありまして、それは私の意見であります。
○小泉内閣総理大臣 撤回いたしません。
○小泉内閣総理大臣 それは、民主党の立場もあるでしょうけれども、今、政府側としては政府の立場があるわけであります。中国に抗議しているわけであります。  中国と日本とは国情も違います。そして、中国側は恐らく、日本に調査団を派遣して日本の政府側の言い分を聞いて日本の政府はこうだとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、自民党と民主党の立場は違いますから、私は私の感想を言ったまでですよ。それをけしからぬと言われちゃ、それはおかしいと。
○小泉内閣総理大臣 それは、私は言論の自由を認めていますよ。その私が自虐的だと言うことを怒って、けしからぬなんと言うのは、これはとんでもないことだと思いますよ、政治家として。  では、今まで私に対しての批判を私が撤回しろなんて言ったことありますか。見解は違う、自虐的と言ったのは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは一般的な感想を言ったものであって、今交渉しているのであって、日本としても、外務省の対応がよかったとは思っておりません。反省すべき点があると言っているんです。  しかし、今この大事な交渉最中で、そういう最中に、中国側に行って、それは中国側の発言と合わせて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、行ってはいけないなんて一言も言っていませんよ。一般的に、今の意見、何回も言っているでしょう。今大事な交渉をしている最中に、日本の対応、日本の非を余りあげつらうというのはいかがなものか、それは私の考えですよ。それをけしからぬといって撤回せよと言うのはおかし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全体の感想を言ったんですよ。こういう審議の中で、外務省けしからぬ、外務省けしからぬ、それはわかりますよ、野党として。しかし、政府は今中国と交渉しているんです、抗議しているんです。いかにも中国側の言い分が正しくて日本側の対応が間違っている、日本の言い分が間違って...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その姿勢を言っているんですよ、姿勢を、今の。  外交交渉をしている、そして中国に行って、中国側の言い分を聞いてきて、中国の言い分が正しくて日本の言い分が間違いである、あるいはそういう印象を与えるということは、私は印象を述べた。印象を述べた意見がけしからぬと言...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、どういう考えでもいいですよ。だから、私がどう考えてもいいでしょう、言論の自由だから。
○小泉内閣総理大臣 それは、外務省の判断もありますし、その時点でだれを派遣するのがいいかということは、政府側として判断すべき問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは違うという意見はいいですよ。しかし、私はそう思ったんだから、思ってもいいでしょう。
○小泉内閣総理大臣 今まで言っているように、一々政治家の発言を批判されたからけしからぬとか、言うのは自由ですよ。私の発言の自由も認めてくださいよ。私は、一般的な全体の感じとして、あのときの発言は自虐的と受けとめたんで、それはけしからぬという意見は言っていいですよ。しかし、私がそう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ビデオを見た範囲内でありますけれども、現場の状況は、何を言っているのか、どういう状況なのかという点を当時の領事関係者と違って把握はできませんが、あのビデオを見た限りでは、これは非常時の対応としては、非常時意識といいますか危機意識というか、生ぬるい点があったので...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、対応の問題で反省すべき点は多々あったと思います。初動の対応ですね。  それと同時に、一般的な在外公館での対応というのは、在外公館の安全確保のために、身元が確認されない不審者を安易に入館させることはできない、そういう原則論があります。そして、受け入れ国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本の領事館侵入に対する不可侵権、侵したということに対する抗議の問題と、あるいはこの再発防止、日本側の立場はあります。中国側に言うべき問題、日本側の立場はあります。その主張は今後も堅持しながら、今交渉に当たっているわけでありますが、同時に、今、中川委員御指摘の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題、日本側と中国側の見解は違いますが、早期解決に向けて全力を尽くしていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 現在、交渉中でありますので、中身については一切言いません。
○小泉内閣総理大臣 これを見ると船ですけれども、もうちょっとはっきり質問してくださいよ。
○小泉内閣総理大臣 これ、定義はともかく、上田さんの言っているとおり、おかしいですよ。そういう反省のもとに、外務省、考えなきゃいかぬ。字義の定義じゃない。物品の定義はともかく、常識で考えて、何でこんなおかしいことやったんだという反省をしなきゃいかぬ。そういう認識から始まって初めて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 わかりません。
○小泉内閣総理大臣 大いに議論をしていただきまして、政府の案に対して、足らざるところがあれば、建設的な提言、大いに歓迎したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 日本側と中国側の、今回の瀋陽総領事館における事件については見解が違っております。そういう点を踏まえまして、日本としては、日本側の主張を今展開し、中国側に強く抗議しているところであります。同時に、連行された五名の方に対して人道上の要請をいかに満たすかということも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、事前にそういう情報というのは受けておりません。どういうことで周辺と言われたのか、報道はわかりませんが。
○小泉内閣総理大臣 本会議で私が答弁したとおりですが、難民受け入れについては、今さまざまな意見があるのは承知しております。率にすると諸外国と比べてそんなに少ないものではないということでありますが、そもそも申請者が少ないんです。同時に、日本は厳し過ぎるのではないか、あるいは、冷たい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何と心の狭いかというのはそちらに言いたいですね、私は。  外務省の対応がいいと思っていませんよ。反省すべき点はたくさんある。しかし、政治家が、考えが違って批判する。けしからぬと言うのもいい。あなたも私が自虐的という発言をしたのをこの場で批判して結構。政治家で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 難民の問題あるいは難民受け入れの問題については、それぞれの国の事情があります。日本は日本として、難民の問題についてどう対応するかというのは、いろいろな御意見を聞いて検討していきたいと思っております。
05月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 難民問題についてはそれぞれ各国の状況も違います。受入れ体制あるいは難民を申請する側の体制、事情、それぞれ違うわけでありまして、特に、日本というのは島国でありますから、海という陸続きとは違った国情もあります。こういうことから、ヨーロッパ各国に比べれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議員として国民から信頼を得れるような活動を平素からしていくことが必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく最近疲れているんじゃないかというような話聞きますが、去年の今ごろと今を比べてみますと、心身ともに今の方がはるかに元気なんです。面白いなと。支持率が高かったころは、疲れていても、絶叫調の演説をしても元気があるなと受け取ってくれるんですね。支持率が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 議員の出処進退については、かねがね申しておりますように、本人自身が決めるべき問題だと思っております。これは今でも変わりありません。諸般の状況を見極められないような人が議員になっているとは私は思いたくないんです。  そして、これから国会のいろいろな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、元々比例代表に賛成していなかったんです。比例代表制度というものに対して、余りいい制度だとは思っていないということは事実であります。しかし、制度ができたからには、比例選出議員と選挙区選出議員と法律上差別すべきでないという議論があるのも承知してお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは神奈川県議会の一つの意思でありまして、そういう点もいろいろ勘案しながら鈴木議員というのはその状況を判断されていることと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この鈴木議員の問題が重要法案に支障を来さないように対処するように自民党にも与党の皆さんにも話をしておりますし、特に会期残りわずかになった場合には、今、私の立場としては全法案、今会期中に成立を期すよう全力を尽くすという立場でありますので、是非と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現時点では考えておりません、まだ一か月近くありますから。しかしながら、今会期中に全法案を通すということが最重要課題でありますので、その点は御理解いただきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 解散は全く考えておりません。解散せずにできるだけの法案を成立させていくと。改革路線を軌道に乗せて、構造改革を進めていくと。まだ任期満了までには衆議院は二年でしたっけ、まだ二年以上ありますし、その間できるだけ実績を積んでいくということが私にとっては大...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、中国側に連行されたあの五名の方が解放されたということは、日本側の譲歩でも何でもありません。むしろ日本側の主張、人道上配慮をして解放すべきだという主張を中国側が重視した結果だと思っております。そして、領事館に対する不可侵権の問題等、いろいろ中国...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の瀋陽の総領事館の問題についてでありますが、これは日本の不可侵権の問題、そして再発防止策の問題、さらには日中友好という大局的見地、冷静に慎重に毅然と対処していく必要がある、しっかりやってくれという指示をいたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そのとおりだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、私が自虐的だと言っていることに対して民主党の議員が批判するのは自由だと思っているんです。結構ですよ。  しかし、いかに総理大臣といえども、政治家としてけしからぬと言われるのはいいけれども、その発言を撤回しろと言うことは、言論の自由というのを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が言っていることはしょっちゅう批判されていますよ、けしからぬだの、資質がないだの、いい加減だのと。私がその発言を改めろと言ったことありますか。  私は、中国と今大事な交渉をしていると、中国の言い分が正しくて日本の言い分は間違っていると言うことは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 調査いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨年の五月場所、貴乃花関が優勝した場面に、私も実際見ておりまして、本当に心から感動したんです。  というのは、あのとき私だけでなく、あの観戦したすべてが、自分も、右ひざだと思いますけれども、自分もけがしているという気持ちになったと思うんですね。本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公共事業に関する天下りが有利に働くか働かないか、こういう問題についても、これは、天下りしても意味がないんだと、不正などもう働きようはないと、こういうシステムを作る必要があると思います。それは個人の自由で、どこの職業に就こうが勝手ですけれども、それを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今言ったとおりとは言えませんが、そのような趣旨の発言をしたことは事実でございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、五十代そこそこでどんどん早期退職を勧めていくと、そのために特別な就職口を作らなきゃならないという点について見直したらどうかと、何もトップに立つ人が一人でなきゃいかぬ、二人でなきゃいかぬというのじゃないと、同期がたくさんいたっていいじゃないか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今の私の発言について、今後も改善していけると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、大綱をよく読んでいただきたいんです。今ちょっと読ませていただきます。この公務員制度改革大綱、抜粋しますが、時間の関係上。  「今般の改革は、能力・実績主義の徹底による年功によらない実力本位の処遇の下で、キャリアパスの多様化を図り、個々の職員...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今、自民党、公明党、保守党、与党三党で協議をし成案を得るよう努力しておりますが、言わば今まで議論されてきたあっせん利得罪にかかわる秘書の定義の問題、更には公共工事に関する不明朗な点、どうやって正すか、またあっせんによって利益を得ることがないよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま御指摘の点も含めて、今議論を深め、協議しているわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今言った具体的な問題については、今、専門家等の、協議会の中で与党と詰めておりますので、その結論を待ちたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公明党の皆さんからは、政治改革等につきまして積極的な、具体的な提案をいろいろいただいております。そういう点を踏まえて与党としても協議すべきではないかということで、その意見というものを参考にしながら、それぞれの政党によって、よって来る資金の収集の仕方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日中。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、日中友好、日中国交正常化三十周年という大きな節目を迎えまして、日中友好の重要性は日本側も中国側も十分認識していると思っております。これは単に日本と中国だけの友好関係の発展のみならず、世界全体にとっても日本と中国が友好関係を増進していくというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 考えに変わりはございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の現時点では考えておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外国人を自国に受け入れるということについて、ある一定の人数が増えると必ずどこの問題でも国内問題を引き起こしています。社会問題、政治問題。  少数である場合は、その国民というのは割合寛容になることができるんです。ところが、ある人数を超えていきますと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで、日本政府としても、専門的あるいは特別な技術を持った方については多くの外国人を受け入れております。しかし、一方、一般的な労働者としてどんどん門戸を開放していこうかという場合については、今言ったような賛否両論がございます。  一度こういう問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の私の韓国訪問は、初めての日韓共催のこのサッカーワールドカップ、成功させようということで、サッカーの成功が主目的であります。サッカーの大会を盛り上げようというのが大きな目的であります。そういう点で、あえて首脳会談ということを行うよりも、開会式で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正々堂々と訴えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現地での対応に不適切な点があった、反省すべき点があったということは私も認めます。しかし、事実の認識して、正式に不可侵権の問題があると抗議しているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今、日本の立場として中国に抗議しているわけであります。同意はなかったと。  あと、外務省改革の中で、反省すべきは反省するという中で、私は、再発防止策、そういう点について進めていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何度も言っておりますように、鈴木議員は自民党を離党されております。諸般の事情を考え、政治家の出処進退というものが本人が判断すべきものと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 党としては党の調査をして対応しているわけであります。そして、鈴木議員は離党されたわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、扇大臣が答弁されたように、宗建会に入っているから工事を受注できるということがあってはならないし、公共工事に対しましてはきちんとした基準があるはずであります。  今後、この公共工事に対してもっと透明性を深めていく、あるいはまた、あっせん利得がな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政党についていろいろ考え方があると思いますが、今、野党は野党で案を出してきていると思いますし、与党は与党として、この公共工事をめぐる不正が起こらないような対応はどうしたらいいか、検討している最中であります。  私は、企業献金というのは全面的に悪で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野党案について、いろいろ拝見して議論をするのにはやぶさかではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三権の長であれだれであれ、国会議員が疑惑に包まれ、そして責任を取らざるを得ないというような状況というのは極めて残念であり、このようなことが起こらないような日ごろの自らを律する行動、そして法的な対応、両面が私は必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民主主義ですから、人それぞれによって、政党それぞれによって議論もあり、それが違うのは不思議なことではないと思います。  当初、参議院、戦後、全国区制度等ができまして、かなり当選されてきた議員は政党に所属しないで、無所属的な意識を保とうということで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治改革の面につきましては、制度の面と、個人の使命感といいますか責任感といいますか倫理観、両面重要だと思っております。どんなに法的整備をしても、個人個人の使命感なり正義感なりがゆがんでいたら、これは正されないと思っております。  民主主義の国では...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の瀋陽の事件に関して言うならば、これは日ごろからこういう難民問題と不審者の問題、あるいはテロ等の問題、有事に対してどう対応すべきかという危機意識といいますか、緊急事態に対応する心構え、こういう点については私は反省すべき点が多々あったと思っており...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○小泉内閣総理大臣 私は、修正を指示したということは言っておりません。よく検討するように、いい意見については謙虚に耳を傾けるべきだなと。というのは、私は本来、報道、言論の自由と個人情報、プライバシー、両立できると思っております。そういう点についてなかなか理解されていない向きもある...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、いかなる法案であっても、国会の審議の状況によって、一切修正まかりならぬという態度はとっておりません。審議の結果、これは修正した方がいいという結論に導けば、それは修正もあり得る。しかし、それは審議の状況次第であります。私は、政府案がいいと思っておりますけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 報道なり多くの方はすぐ結論を考えますからね。だから、私の発言も、よく勉強しておくように、検討しておくようにと言うと、結論は修正もあり得るのじゃないかというふうにとったのではないかと思っております。現に、数々の法案の中においては、政府が出した法案も、幾たびかいろ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 読売新聞の試案は修正してほしいという意見だと思いますが、それをどう報道するかというのは報道の自由ですから、私の意図をどうとろうか、これは各人各様、見方はさまざまあると思います。現に法案以外のことでも、一つの発言について全く相反する解釈というのは人によって成り立...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、私の立場からいえば、提出している法案は全部成立を期して努力するというのが当然ではないかと私は思っております。  そういう中で、審議の時間、あるいは答弁者の問題、いろいろ国会運営の中でそれぞれ問題があると思いますが、できるだけその点は各委員会とも調整し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 情報開示というものも必要でありますが、同時に、どのような情報を保護し、どのような情報を開示するか、この判断も大変大事だと思っております。  すべての情報をどのように収集し、また開示するかというような点で、目的外とか必要以外の情報を集めるという場合においては、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 報道の自由と個人情報、プライバシーの保護というものは、私は両立させなきゃいけないものと思っております。また、国民に理解と協力を求める際にも、政府として、国会の議論の末に修正すべき点があれば修正すべきという点も排除すべきではないという考えから、建設的な意見につい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 読売案については、いろいろ各項にわたって詳細に出ておりました。  私も一読いたしまして、まず、人権、プライバシーと報道を両立させるための趣旨であるということは、これを読めばわかると思います。そして、透明性の確保の原則は報道分野への運用を除外する、あるいは表現...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、メディアを規制するということではなくて、誤解が生じているから、そういう誤解を解くためには、「妨げることがないよう配慮しなければならない。」というのを「妨げてはならない。」という方がいいというんだったら、それも一つの検討項目ではないかなというふうに考えてい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 どの案をたたき台にするしないの問題じゃないんです。建設的な報道の自由と人権の擁護、個人情報の保護、両立できる意見については謙虚に耳を傾けるべきだなというのが私の趣旨であります。
○小泉内閣総理大臣 この防衛庁の問題は、情報公開といいますか情報開示の問題と個人情報を保護する問題、これについて不安や混乱が起こらないように厳正な対応が必要ではないかと思っておりますが、今回の個人情報保護法案等は、言論の自由、報道の自由と、個人情報の保護あるいは人権、プライバシー...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 個人情報の保護といわゆる情報公開という面について、今後、情報開示を請求する人々に対しまして不安と混乱が起こらないような厳正な措置が必要であるということを私は強く認識しております。
○小泉内閣総理大臣 今も答弁いたしましたとおり、情報公開と個人情報の保護ということについて誤解のないように、混乱のないような対応、そして、国民に対して、この情報公開の趣旨と個人情報の保護というものについて、行政に不信感を招かないような対応が必要であるということを申し上げているつも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく調査し、そして国民に不安と混乱を来さないような対応が必要であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 今どういう報道がなされているか、私は各新聞、詳細に読んでいるわけではありませんので承知しておりませんが、ともかくこの問題というのは、まず防衛庁がよく調査することが必要ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 現在の法案の審議の中で、いろいろな御提案、御議論をしていただくことが私はまず必要ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 治安を維持するということは、政府としては国民の最も基本的人権を守るという意味からも大変重要なものだと認識しております。しかしながら、その治安維持が言論の自由なり報道の自由を阻害することのないように、また人権を侵害しないようなものであるべきだということは当然のこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、戦前と戦後は違うということを理解していただかなきゃならないと思っております。戦前とは、憲法も違いますし、国民の基本的人権意識というものも違いますし、また、言論の自由、報道の自由、この重要性をよく国民も我々も認識しております。私は、そういう点を考えて、戦後...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、この今回提案した法案に対しまして、まず、各報道機関が、反対、廃案を目指していろいろ運動を展開している、そういう中にあって、言論の自由、報道の自由、人権、プライバシーの保護は両立できるんだという建設的な提案を読売新聞がされたということに対して評価をしている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく質問の趣旨が理解しがたい面もあるんですが、質問者の方がどのようにとられようとも御自由ですが、私は、国民生活に関係があるからこそ国会に提出しているわけであります。報道機関だけを対象にしているわけじゃないんです。国会で審議していただくということは、国民生活全般...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、報道の自由、言論の自由と、個人情報の保護、人権、プライバシーの保護を両立させなければいけないと思っております。そういう点から、この法案が今委員会で議論され、いろいろな意見に耳をかしながら、最終的に国会の意思として修正すべきだという意見が出てきた場合には、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 見ておりませんが、委員会の中でよく議論をしていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 そういう行動があったということは耳にしております。
○小泉内閣総理大臣 この法案に対して反対論があるということも、私はよく承知しております。だからこそ、議論を深めて、この法案は、言論の自由、報道の自由と、個人情報保護、人権、プライバシーの保護を両立する法案ですよという理解をいただくために審議をしていただきたい、そして成立を図ってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 戸籍制度に限らず、私は、言論の自由、報道の自由は民主主義の中で最も重要なものだと思っております。同時に、知る権利と、国民個人個人にとっては知られたくないプライバシーもあると思います。その点をいかに両立させるかということが重要でありまして、だからこそ国会でこの法...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、政府の基本方針として非核三原則、これを堅持していくということに全く変わりないということを明言したいと思います。  いろいろ官房長官あるいは副長官の発言が問題になっておりますが、私としては、そのような発言が現実の小泉内閣の政策に影響をもたらす...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 普通、一般国民が考えれば、政府首脳というのは総理大臣と受け取りますよね。ところが、マスコミ関係ではそうじゃないんだと。これは、マスコミ独特の世界の中での受け取り方だと思うんです。そういう誤解を防ぐために、政府首脳ってだれって私は記者諸君の懇談で言っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府首脳ってだれと聞いたのはかなり後のことです。官房長官がそのような発言をしたということを、たしかソウルでしたかね、ワールドカップのサッカー大会が終わった後でしたか、そういう発言があったというのを聞いて、その後、記者懇といいますかね、たしかぶら下が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 全く関係ないということです。非核三原則には変わりないということを言いたかっただけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの外交政策、既定方針どおりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる第三者機関の委員のことだと思いますが、この委員の人選につきましては、改革意欲に富んだ、国民的視点に立って考えることができる方を選任したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森内閣と小泉内閣と比較されても私、困っちゃうんですよね。森さんには森さんの考えがあるでしょうし、私は森内閣でいいものは継承していくと。小泉内閣としてあるべき改革の姿を示して今進んでいるんですから、小泉内閣として既定の改革路線についてこれからも懸命に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、総理に就任したときから、決意、全く揺るいでいないんです。当初、道路公団の民営化なんてできるはずないじゃないかという声があった、多かったというのは事実だと思います。しかし、今、そういう反対していた方々も民営化に協力してくれています。私は、この路...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は自民党の総裁であります。自覚を持っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、自民党の総裁選挙に立候補したときの発言は、自民党を改革勢力にしたいと思って総裁に立候補したんです。私の主張に対して自民党の多数の議員が支援してきてくれたからこそ私は総裁になっているんです。私の改革路線に賛成してくれたからこそ私が総裁になったと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はそうは思いませんね、自民党の多数は私を支援してくれると思っていますから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、そんなことはあり得ないから言っているんです。自民党は最終的に私の改革路線に協力してくれるということから言っているわけであって、今出ている反対意見は多数意見にはなり得ないと思っているから言っているわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、前から首都機能移転論者であります。しかし、総理になって、いろんな課題ありますよ、どれを取り上げるかというのはそのときの情勢を判断しなきゃいけない。国会で議論されているわけですから、その議論を見守るべきだと。現実の問題と考えても先の話ですね、も...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五十年を上限としてと言ったんですよ。  道路を造ってくれという声は強いです。全部の今までの計画、それは計画どおり造るべしという声も強いことは知っております。しかし、三十年償還だと今までの計画、すべて不可能になる。ある程度コストの削減等も図り...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民営化されれば、それは費用対効果、採算性を重視します。税金が投入されないということだったらば、民間会社としては採算性を重視しますから、どこが本当に必要な道路かということをよく検討すると思います。  しかし、今までの公団体制だと償還の当てもない、い...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 個別の路線整備については、私は、この法案が成立すれば第三者機関であります民営化推進委員会が設置されるわけでありますし、委員も人選されるわけであります。その委員会の意見を踏まえて考えるべきことではないかなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路、必要性は分かります。しかし、現在の必要性だけ考えてこの道路の負担を、建設工事費なりあるいは管理費なり、利用者の負担を考えずに今必要だからどんどん造れということに私は大きな問題があると思っております。そういう先のことを考えない、もし負担が出たら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 将来の負担、必要性、採算性、こういう点を十分考慮に入れながら今後検討すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今申し上げましたとおり、これが公団を廃止して民営化に向けて準備が進んでいくということになりますれば、コスト意識というものは当然強く入ってくるでしょう。そういう点も踏まえまして、本当に必要なのかということを徹底的に検証しながら、私は慎重に今までのそう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路事業については、今後、効果的、そして効率性を考えながらやっていかなきゃならないと。しかし、今までのやり方を踏襲していますと、これは必要なんだ必要なんだという必要性、また地元の要望というものが強い。将来の税金投入はどのぐらいになるんだ、国民の負担...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府の責任、内閣の責任という点についてそれぞれの意見があると思いますが、今までの計画を全部実現する、これが政府の責任である、内閣の責任であるという意見もあると思います。同時に、この計画どおり全部道路網を整備するということになると、じゃ、どれぐらいの...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この第三者機関であります委員会というのは、政府を挙げて改革に取り組むため、内閣府に設置するものであります。ということは、総理大臣にある私に意見を述べることとしたものでありますから、内閣としてこの本委員会の意見というのは尊重しなければならない。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく昔から言われている言葉を総理が発言すると大分世間に波紋を広げるなと。やはり発言というのは慎重にしなきゃいかぬなと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最近は女性は強くなりましたけれどもね。スポーツにおいても、マラソンにおいて、柔道においてもむしろ男性より女性の方が活躍しているということですが、そういう言葉が出てきた当時は、女性はか弱きものという見方があったと思います。だから、男みたいに体力とか暴...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは私も厚生大臣当時からいろいろ識者の意見を聞きながら自分でも考えたんですけれども、一様じゃないですね、この少子化の問題は。  特に最近は、女性が男性と同じように社会に進出してきております。女性の仕事は家事、育児という概念とは全く違って、男も女...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民の幅広い議論を促すためにも、私は、政府関係機関それぞれの場で情報をいかに開示していくか、また透明性を確保していくかということは、近時ますます重要になってきていると思います。  今回新たにこの委員会が設置されれば、そういう点も踏まえながら、いか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 民営化委員会ができたとしても、直ちに民営化に移行できる状態になるとは思えません。当然ある期間が必要であります。  その間、公団としていかに効率的な効果的な運営がなされるかという点が大事でありますので、その公団から民営化に移行する期間においても民営...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は、戦後荒廃した状況から戦争に敗れてどうやって再建しようかという点にとっては、むしろ奇跡の繁栄と世界から言われているように、成功した国と言っても過言ではないと思います。言わば、今までの行き方というのは成功例なんですね、今までの組織、制度。今回、...全文を見る
06月10日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第14号
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○小泉内閣総理大臣 これほど盛り上がったサッカー大会、私、初めてです。本当に勝ててよかったな、国民が老いも若きも一体となって日本選手を応援する、やはりスポーツはいいなと実感しました。  この日韓共催のアジア初めてのサッカー大会、ぜひとも成功させたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 我が国の非核三原則、これを堅持していくということに、小泉内閣、全く変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 憲法改正の議論と私は非核三原則堅持ということは別問題だと思っております。憲法改正の議論は大いにしていただきたい、しかし、この憲法改正議論と非核三原則とは全く関係ないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、今国会、法案を幾つか提出しておりますし、この法案、全法案成立を期すよう全力を尽くすということに変わりはございませんし、現在でもその気持ちでございます。
○小泉内閣総理大臣 我が国が平和国家に徹するという、この外交・安全保障政策について各国は私は理解をしていただいているものと考えております。  今後も、この方針を説明して、日本が平和国家としての発展を期し、なおかつ、その実績を積んでいるという国であるということを機会あるごとに各国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我が国としては、核兵器廃絶に向けて、また、包括的核実験禁止条約の発効に向けて、今までも国際社会において積極的な外交展開をしております。この核のない世界実現に向けての努力は、今後とも続けていかなければならないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 個人情報が自分のわからないところで使われている、非常に迷惑を受けている方も多いと思います。そういうことがないように、基本的人権、プライバシー、そういうものに対しましてもきちんと法整備をしたいということから、それぞれの法案を提出するわけでございますが、今回、防衛...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 有事に備える、いざというときに備えるということについて、私は、これは本来、それほど政党間で対立する問題ではないと思っておるんです。どこの国でも、国家の安全をいかに確保していくか、緊急事態が起こる前から、平時から緊急事態にどう備えるかという点について、私はそんな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、現職の内閣総理大臣として、非核三原則は変えないということを強調したかったんです。
○小泉内閣総理大臣 私は、政治家として、将来の内閣まで、人の内閣、民主党の内閣、どういう内閣ができるかわかりませんけれども、そこまでああやれ、こうやれとは言いませんよ。私の内閣では非核三原則、変えません。
○小泉内閣総理大臣 国によっては軍事力を外交に使う国もあると思いますが、日本はそうじゃないんです。平和に徹しているんです。だからこそ、二度と戦争にしてはいけない、経済大国になっても軍事大国にはならない、非核三原則、この外交方針に全く変わりないんです。
○小泉内閣総理大臣 非核三原則、変わらないんですから、問題ないです。
○小泉内閣総理大臣 罷免する考えはありません。
○小泉内閣総理大臣 非核三原則は小泉内閣、変わりません。問題はありません。
○小泉内閣総理大臣 我が内閣の政策、変わりません。問題はないと思っています。
○小泉内閣総理大臣 我が内閣は、非核三原則、堅持いたします。後の内閣、どの政党が内閣をとるかわかりませんけれども、非核三原則を堅持してもらいたいと私は思っております。
○小泉内閣総理大臣 委員も有事法制の必要性を認めているわけでありますので、建設的な議論を進めて、ぜひ成立を期したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 日本としては二度と戦争を起こしてはならない、これが政府としても国民としても最も外交・安全保障上の大基本方針だと思います。だからこそ、平和に徹する、経済大国になっても軍事大国にならない、非核三原則を堅持する、これは、平和国家に徹するという意思表示を内外に明らかに...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 核廃絶を訴えている日本としても、最も大事な原則の一つだと認識しております。
○小泉内閣総理大臣 核を廃絶したいという国民の願いと、そして日本として、核兵器をつくる能力があるにもかかわらず持たない、経済大国になっても軍事大国にはならないんだという決意を表明した大事な原則であると思っております。
○小泉内閣総理大臣 核廃絶への努力をしている、当然だと思っているんです。今まで言っている答弁はそのことでございます。
○小泉内閣総理大臣 核軍縮に向けて、今米ロも努力を継続している。日本としても、核廃絶へ向けての努力は今後も継続していきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 核廃絶への外交的努力は、今後も継続してまいります。
○小泉内閣総理大臣 一日でも早く核廃絶ができればいいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 政治家として、理想を見きわめつつ現実を直視するということも大事なんです。世界情勢、軍事情勢、よく見ながら、核廃絶に向けて日本の立場を進んでいきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、共産党の見方といろいろな見方は必ずしも同じじゃない。日本としては、核廃絶に向けて、現実を見きわめながらもこの理想に向かって進んでいきたいというのが、日本の、小泉内閣の立場でございます。
○小泉内閣総理大臣 核を保有しながらも、核削減に核保有国は努力しようとしている。一見矛盾していながらも、いかに現実を平和な世界にしていこうかという努力もしているんです。よく理想と現実を見きわめながら理想に近づける努力をする、私はこれが大事だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 現実はすぱっと一面で切れないんです。核廃絶に向けた努力をしつつも、あらゆる事態においては核の使用も辞さないという国がある、現実に。とうとうと核廃絶の流れといいながら、あくまでも核兵器を保有しておきたい、あるいは開発したいという国もあるんです。そういう中で、日本...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 福田官房長官の発言は、記者とのやりとりの中での話だと思います。憲法論あるいは法律論の中で話したのでしょう。小泉内閣として、政策論としては全く関係ありませんから、小泉内閣、この政策は全く変わりません。
○小泉内閣総理大臣 解釈となると、法律学者がたくさんいますから、今でも憲法についてはいろいろ解釈があるわけです。  解釈はどうあれ、我が内閣は非核三原則を堅持して変わらないんです。問題ないんです。
○小泉内閣総理大臣 これは核軍縮という重要性を認識した中での実験であると私は理解しております。
○小泉内閣総理大臣 安全保障上の問題というのは、一国だけではなかなか成り立ち得ません。関係諸国との協議の上に、安全保障上の問題、軍縮の問題、外交の問題というものを協議していくべき問題だと思っております。
06月11日第154回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○小泉内閣総理大臣 日ごろの選手諸君の練習の成果が見事に実ったと思います。
○小泉内閣総理大臣 まずは郵政公社にするための法案でございます。
○小泉内閣総理大臣 民間企業が参入できるような法案にするということであります。
○小泉内閣総理大臣 税金ということを考えますと、これは、はっきり言えば税金を投入しているとも言えるんですよ。なぜかといったら、郵便貯金とか簡保特会を集めたお金、財政投融資制度という制度から各特殊法人に回っているわけですね。そして、今特殊法人がどれだけの債務を抱えているんですか。こ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の方針は、民間でできることは民間に任せよう、税金のむだ遣い構造をなくそう、民間参入によって国民に対するサービスの向上を図ろうというのが私の趣旨であります。郵便局をなくせなんというのは一言も言っていません。  先ほど委員が指摘されたように、税金を使っていな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 利用するすべての人です。
○小泉内閣総理大臣 郵便局がやっている仕事がなくなるとは、再三言っていますが、あり得ないんです。郵便局がやっている仕事は民間でもできるということを私は言っているんです。  そして、現に、郵政三事業にしても、役所の郵便局は、貯金事業にしても簡保事業にしても、民間のやっていることを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、今出している法案は、郵政公社化のための法案なんですよ。信書便も含めて。その後の問題は、私には私の持論があります。郵政公社化後の議論は、制約いたしません。  私が総理大臣になって大きく変わったということは、ともかく、郵政公社化の後、民営化は決して行わな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、はっきりしていますよ。  しかし、ここが、政治上難しい問題を、私があえて、私が総理大臣だから、民営化、ほとんど反対、与野党みんなそうでしょう、私がこういう提案をしたからこそ今議論が活発になってきた。今回、確かに、郵便事業に民間参入させることに対しても、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 言論の自由を尊重する松沢議員の言とは思えない。  政治家としての持論を問われたから述べたのであって、今の総理大臣としての仕事、変わってちっともおかしくないんです。民主党の鳩山党首は憲法改正論者だと言っている。しかし、今、憲法改正すべきだとは言っていない。党首...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あなたがそう言っても、私はそう思っていないんだから。政治家同士の発言として、私の考えを述べる、総理大臣だろうが、衆議院議員だろうが、自由に述べる。しかし、今の、この審議している状況は、その法案のためだ。何ら矛盾しない。どこが矛盾しているんですか。
○小泉内閣総理大臣 前にも言ったでしょう、郵政公社化の後の議論は制約しない、自由に議論してもらいたいと。
○小泉内閣総理大臣 ちっともおかしくない。郵政公社化後の民営化のあり方はどういうものであるかということを識者を交えて議論してもらう、国民に材料を提供する、何がおかしいんですか。制約しない。むしろ、私の言論に忠実なんじゃないですか。おかしいと言っている方がよっぽどおかしい。
○小泉内閣総理大臣 それは松沢議員の考えであるということを、私はあえて否定するものでありません。私には私の考えがあります。時期が来れば国民に信を問います。
○小泉内閣総理大臣 今までの信書の定義はあいまいだったということは認めます。だからこそ、いろいろ民間が配達していたことに対して、旧郵政省がこれは信書だといって嫌がらせというか妨害して、民間の仕事を邪魔していた、私はこれに憤慨していたんですよ。民間ができることをなぜ民間にさせないの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の国会の答弁の発言を引用しましたけれども、そのとおりなんですよ。なぜ商品券がよくて地域振興券がいけないのか、チラシまでこれは信書だといって役所は民間の仕事を妨害していたんですよ。これをおかしいと思わない自民党議員はどう思っていたのかと憤慨していた、だんだん意...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、特定郵便局であろうが普通郵便局であろうが、郵便局の職員が大変努力しているということは大いに認めているんです。これからもそれぞれが努力しなきゃならない点もたくさんあるし、民間が参入することによって今以上に努力しなきゃサービス競争に勝てないという面も出てくる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 骨抜きじゃないんですよ。改革への骨が入ったんですよ。現状、抵抗、反対、多い中を、民間参入阻止が国会議員の全体の中でいかに多いか、今まであなたもよくわかっていたでしょう。特定局長だけじゃない、全逓の労働組合、全郵政の労働組合、選挙運動、その票を期待して、国会全体...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議員の言うこと、中途半端と言っておりますけれども、民間参入拒否論者からいえば、これは民間参入、入ってくるからけしからぬという理屈は立つでしょう。逆に、完全民営化論者から立てば、もっとすっきりした形にしろということが言えるかと思います。  しかしながら、政治的...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もうちょっと具体的に言ってくれませんか。
○小泉内閣総理大臣 それも一つです。もう一つは、最初から全面参入できたら全面参入してもいい。両方あるんです。
○小泉内閣総理大臣 私は、民間企業に対してあれやれこれやれとは言うつもりはございませんが、まず門戸を開放したい。そして、民間のことですから、いろいろそれぞれの企業によって違いますが、仕事のチャンスがふえるな、この分野に国民のいろいろな要望があるなと思えば、私は必ず参入してくると思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 できるだけ民間が参入しやすいようなガイドラインをつくりたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは有冨社長ですか。それは私、話を聞いたことがありませんが、そういう発言をなされたのならば、今も配達できるものが逆に信書扱いされてできなくなってしまう、自分たちの仕事が狭められて、むしろ公社の分野の方が広がるという危惧の念を表明されたということですね。  ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、総理として、民間参入できるようにしなさいと大きな方針を出して、そしてあとは、よくいろいろな方々の意見を聞いて可能な方法を考えてくれという指示を出しているわけであります。  ですから、今この委員会でいろいろな御批判もあるでしょう、こういう点については今後...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この問題については今財務省と総務省が協議しております。その協議を見守りながら、今後……(安住委員「国庫納付金じゃないですよ、出資ですよ」と呼ぶ)出資のでしょう、出資の条項、まだこの法案にはないんですから、今後の検討課題であり、そしていかに対等の立場から競争を促...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政治として結論を出したんですよ。  技術的な議論だから、出資が適当な事業の範囲、あるいは公社にふさわしい出資制度とするためにはなお検討すべき課題がある。だから今回の法案に盛り込まなかったんですよ。本件について引き続き検討を進める必要がある、これは政治決断なん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは全体でユニバーサルサービスが確保されるということが重要だと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは、将来そういうことは十分あり得ます。
○小泉内閣総理大臣 今回の法案ではできませんが、民間参入の状況を見て、改正すべきは改正すればいいということであります。
○小泉内閣総理大臣 これが公社、郵政事業庁が郵政公社になって、民間が参入してどういうサービスが展開されるかという点については、ある期間が必要だと思います。  また、現実にどういう民間企業が参入してどういうサービス展開がされるか、どのような商品が国民に提供されるかということをよく...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公社に移行した後は、公社が企業的経営はいかなるものかと。それを進めることに対して妨害してはならないし、阻害要因をつくらないというのは公社自身の努力による。  私は、公社が企業的経営を取り入れて、いかに国民の必要な事業を展開するかということに鋭意努力していただ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国家公務員がサービスしないというのはちょっと偏見ではないだろうか。(安住委員「いや、利益と言ったんです」と呼ぶ)国家公務員が利益を上げるような努力をしても大いに結構なんです。これは、民間が公共的利益を考えないというのはおかしいのであって、民間企業だって公共的利...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 仮定の議論ですが、民間参入を阻害させるような修正には応じません。
○小泉内閣総理大臣 自民党総裁であると同時に、内閣総理大臣として発言しているわけです。
○小泉内閣総理大臣 私は、与党は民間参入を阻害するような修正案を出すとは思っておりません。
○小泉内閣総理大臣 国会が早くこの法案を成立させていただくことを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 桝屋議員は、私が思っていることをよく表現してくれて、さすが、いつも与党として激励してくださるなと感謝したい気持ちでいっぱいであります。  まず一歩が大事なんですよ、一歩も出せなかったんですから。数年前の議論を見てくださいよ。民間参入まかりならぬという議論、政...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく郵便局と民間の金融機関を比較される方がありますが、私は、一般国民から見れば、郵便局のいわゆる金融の仕事は、民間の金融機関に比べてはるかに親しまれ、信用されていると思っております。また、郵便局の局長さんなり職員の皆さん方の日ごろの努力というものは多くの国民か...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、改革なくして成長なしということを大方の国民は理解してきてくれているんじゃないかなと思っております。今までの成功例が必ずしも今後続くとは限っていない。今までかち得てきたいろいろな権益、利益、既得権、これがそのままいって果たして維持されるのか。そうではない。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 確かに三年前の参議院において野田聖子元郵政大臣は、中央省庁等改革基本法を解釈して、公社化後、民営化等の見直しは行わないと答弁しておりますが、私は、これは公社化までのことを規定したものだと理解しております。  公社化後のことは自由に議論してもらいたいと再三表明...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 公社化された後、民間に負けないような、国民のいろいろな要望にこたえ得るサービスを公社も展開してもらいたい。今、そういうための法案を提出しているわけでありますので、その後のことは実際公社ができた後にいろいろまた議論をしていただきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 郵政公社化後どういう議論が展開されていくかは人それぞれによって違ってくると思いますが、まずは、私は、郵政三事業は民営化できると前々から思っておりましたから、今までの総裁選挙におきましても、総裁候補としてそういう議論を展開してきたわけであります。  そして、総...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 決して密室でやっているわけではございません。この郵政三事業に関する懇談会というのは公開しているはずであります。そして、この議論も今後の行財政改革に大きな影響を与えるものでありますので、私は、結論が出次第、多くの国民にわかりやすいように、わかる形で発表したいと思...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 百年以上国営でやってきたこの郵政三事業、そして公社化になって初めて民間が参入する。その姿を見てどういう議論が出てくるか。今から何年後にこの形態がどのようになるかというのはちょっと早計じゃないでしょうか。まずはこれが公社化になってからどのような議論が展開するか、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革に冷ややかだったらこんな形で提出できませんよ。本来、議院内閣制だったら、私は提出する前に与党から全面的な賛成を受けて提出したかったんです。しかし、それが残念ながらできなかった。こういう事前審査抜きの法案提出は全く異例だということは、私承知しております。しか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国会の状況については、国会がこれからどのように決めるかということはお任せするしかございませんが、私は、多くの国会議員が、必要だという法案については成立させるための努力をしてくれると思っておりますし、また、その成立させるために必要な審議時間を確保するためにはどう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、今回の法案は郵政公社にするための法案なんです。その後のことについて、私はかねがね、郵政三事業民営化論者であります。その郵政三事業民営化の必要性を訴えて、総裁選挙に打って出て、そして総裁に選ばれ、総理大臣に就任しているわけであります。これはいまだにその考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 郵便局というのは、私は、大変住民に密着して、それぞれの地域の重要な事業として支持されていると思うのであります。これを癒着と見るか、国民の中に入って親切にいろいろな事業を展開しているかというのは、それぞれの見方があると思いますが、私は、やはり癒着と言われるような...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回の法案は、全国均一料金で提供されることが適当であるという考え方から、この法案を提出しております。  しかし、私の、先ほど議員が指摘された議論というのは、将来の問題として、地域によって値段の高低があってもいいのではないかという議論が出てくるんじゃないか。現...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 クリームスキミングとかいいとこ取りとかという考えが適当かどうかわかりませんが、民間がどのようなサービスを展開していくか、そして利用者のサービスの利便がどう向上していくかということを考えるのが重要ではないか。  そして、これは、まずは全面参入といいますか、郵政...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、両立すると思います。  まず、民間が特定な分野に参入しますね。しかし、郵政公社というのは全国でサービス展開しているわけですから、これは、国民にとってみれば、ある民間業者がこの地域には配達しないと思っても、郵政公社は全地域に配達できるんですから、その民間...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 江戸時代の飛脚便に逆戻りするのではないかというんですが、当時は車もなかったんですよ。Eメールもない、携帯電話もない。それと今回の民間参入法案を比較してもらっちゃ困りますね。やはり、時代の趨勢に合わせて、いろいろな事業展開ができるし、民間の創意工夫というものがあ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先ほど飛脚の話が出ましたけれども、飛脚は全国同じ値段で届かなかった。それを郵便事業として国が整備したから、安い料金で届くようになった。やはり、民間の役割と、民間のできない分野を国としてやっていくという大きな意義があったわけであります。そういうことで、この郵便事...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十年以上前から私は郵政民営化論者だったんです。  郵政大臣のときにも、郵政省職員に向かって、人から言われるんじゃなくて郵政民営化を考えたらどうかという発言まで講堂に集めてしたくらいなんですよ。自民党から総スカンを食いましたからね。それでも、総裁選に立候補した...全文を見る
06月12日第154回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 外交・安全保障政策に関しては、それぞれの国でそれぞれの国が考えるべきことでございますが、私は、日本国家として日本の外交、いわゆる平和外交に徹すると、安全保障、この問題についても日米安保条約というものを締結して日本の安全を図る、これがまず基本政策であ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては常に核兵器のない世界に向けて努力を続けていくということ、また自制心を持って安全保障の問題、それぞれの国に対応を働き掛けている。アメリカに対してはもちろん、さらにインド、パキスタンにおいても同様でございます。この問題につきましては、日本と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 新聞がどう報道するか、これは私どもが言っても聞くものじゃありません。それは、日本の新聞も外国の新聞も我々が……(発言する者あり)少し静かにしなさいよ。少し静かにしなさい、私が話しているんだから。少しぐらい礼儀を守ってください。  私としては、非核...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に、あっせん利得罪の問題につきましても審議をいただいており、そして今までよりも一歩進んだ対応措置ができたわけであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) さらに、公共工事の問題につきましても、現在、与党間で協議を進めております。今後、これらにつきましても、国会におきまして審議を願えるような今準備を進めているわけであります。  我々、もとより政治資金の扱い方につきましては国民の理解を得られるように、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在……(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今までの状況、あるいは不祥事の事件というものを反省しながら改善策を講じて、参議院に法案が回っていると伺っております。その委員会の場で十分御議論をいただきたいと思っております。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私が防衛庁のこの個人情報リストの問題に関しては、よく調査して、それをすべて明らかにしなさいと、そして分かりやすい説明をしなさいということであります。  うそをつけなんて一言も言っていませんよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、よく調査して、きちんとそれを分かりやすく国民に対しても国会に対しても報告しなさいと、説明しなさいということであります。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、防衛庁にきちんと調査して分かりやすい説明をしなさいという指示を出して、後、どういう状況になっているのか、今後その委員会の状況を見て、しっかりと、批判された点あるんだったらばそれに答えるように、反省すべき点があるんだったらば反省するように指示し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それぞれの政党の理事も出席されているようであります。与党側の理事もいろいろな意見があるようであります。その状況を見ながら、今回の問題についてはきちんと国民に説明できるように、また反省すべき点は反省して、再発防止策等しっかりとした対応を取るように指示...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、防衛庁からの報告も私も聞きました。法に触れる点、あるいは法に触れなくても不適切な点、あるいは防衛庁職員の認識の点、甘い点、あるいは不十分な点、それぞれあるなと。そういう点については、いろいろ御批判、指摘の点もよく聞き入れながら、このような不信...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 担当委員会で、理事会で協議が進められていると思います。そういう点を聞いてしっかりした対応をしていく必要があると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 野党だから私のことを批判するのは仕方ありませんけれども、わずか一年足らずでこれほど着実に改革進んでいるというのはありませんよ。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、鳩山代表は政権の延命を考えていると言っていましたけれども、それは鳩山さんは考えているかもしれませんが、私はそんなことちっとも考えておりません。いかに改革を実現するかなんです。  現に鳩山代表を始め、今まで、昨年からもう、正月危機が来る、一月...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 族議員政治も排除している。変わったのは支持率だけれども、私の改革の決意、全く変わっていないんです。解散解散と言いますけれども、私は実績を残して、時期が来れば国民に信を問う。それは私の判断なんです。全般の状況を考えて私はしかるべきときに国民に信を問う...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本国政府としては事あるたびに核廃絶への努力を継続していかなければならないと思っております。アメリカ政府に対しても日本の立場を伝えております。そして、アメリカ・ブッシュ大統領も、話合いの重要性、平和的解決、これは十分認識していると思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連の場におきましても、日本としては核廃絶への努力を傾注している外交的な努力はお認めいただけると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては核廃絶に向ける努力をアメリカもしてもらいたい、日本もそのような方向に向かってこれからも外交的努力を続けるんだ、しかしアメリカはアメリカの考えとして選択肢を残しておくということを言っているわけであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政府も与党も、隠ぺい工作などする気は全くありません。(発言する者あり)情報を公開して、国民に分かりやすく説明しろ、この方針には全く変わりありません。
06月21日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○小泉内閣総理大臣 社会保障制度というのは、国民生活の安定を図る上で最も重要な制度だと思っております。特に、我が国の社会保障制度の基本であります医療、年金、介護、この制度というのは、戦後、多くの国民、政治家、皆さんの努力によりまして、先進諸国に引けをとらない制度として発展、定着し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 我々学生のころから、社会保障制度といいますと、イギリスの揺りかごから墓場までという、ああいう国になりたいなと。社会保障制度のお手本として、揺りかごから墓場までというのは、これはいい言葉だなと私も思っておりました。そういう社会保障の先進国になりたいと思って日本も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革のあり方としては、それぞれの分野で多々あると思っております。簡略すれば、主な点からいえば、今言われたような高齢者の医療制度、そして診療報酬のあり方、さらには今保険制度がいろいろ分立しています。これをもっと統合する必要があるんじゃないかという議論もあります。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この抜本改革ということについては、すぱっと割り切って、これでいいんだというような、そのような改革というのはなかなか難しいと思っています。  特に、時代が変われば、十年、二十年たてば、新しい医療技術も入ってまいります、あるいは予期しない病気も出てきます、時代の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 患者並びに保険料を負担する人々の負担を上げるということは、当事者にとってみれば可処分所得が減るわけですから、それは消費の点においてマイナスの影響があるんじゃないか、現在、景気が低迷している中で、個人消費を喚起するということを考えれば、これはデフレ効果をもたらす...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療制度というのは、自由市場経済の中でも、一般の経済活動と違って、必ずしもなじまない点もあると思います。特に公共性を重視するということで、一般の経営と比べれば、利益本位というよりも、いかに人間の生命を扱うかということでありますから、必ずしも経済合理性だけで割り...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 三方一両損という言葉がいいかどうかはわかりませんが、私は、現状の医療制度を改革するという場合においては、医療提供側あるいは診療側、支払い側、それぞれが負担を分かち合うという点からこの言葉を使ったわけでありますが、ひいては、一番プラスになるのは国民全体である。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、予想外という面があると思いますね。  小泉というのは自民党の少数派だ、小泉の意見というのは自民党の多数派は受け入れないだろう、総裁選挙になれば結局国会議員の多寡が勝敗を大きく左右すると。今の自民党の状況を考えると、自民党の主流、多数派は、昨年ですよ、昨...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 議員も御存じだと思うんですが、改革をなし遂げるためには国会議員の過半数の支持を得ないと、ただあるべき姿を提示しても法案が成立しませんね。まず国会の中で過半数を得る努力をする。その以前に、与党の中で支持する努力をする。これが政治の中でいろいろ難しい点もあるし、大...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 担保は、総理なり大臣なりの国会の場で発言していることであります。それを信じる信じないかというのは各人の自由でありますけれども、必ずやるということでありますから、この方針に変わりはありません。
○小泉内閣総理大臣 国民に負担をお願いすると言ったって、医療費は、これは二割から三割にしなくたって国民は負担を感ずるんですよ。そこを間違えてもらっては困る。  私は、小泉内閣が続く限り必ずこの改革は進めていくと言うんですから、それが担保です。
○小泉内閣総理大臣 それでは逆にお聞きしたいけれども、民主党が、二割のままにして、どのようにこれからの改革案を出すのか。出していただければ検討しますけれども、私は、じゃ、税金投入するんですか。財政問題もあるんです。それと同時に、医療提供体制、どのように診療報酬体系を変えるのか。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 せっかく衆議院で可決された法案であります。このまま修正なしで成立させることを期待し、全力を尽くしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 大変専門的なことでありますが、今の御意見、いろいろ各方面から私も伺っております。検討してみたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 大変専門的な領域に入るものですから、今の御意見を……(山井委員「専門的じゃないですよ」と呼ぶ)努めて改善策を講じているわけで、具体的な点については、厚生大臣せっかく出席しているわけですから、厚生大臣に答弁していただいた方がいいなと思いまして……(山井委員「いや...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そのような措置をするように、今、改善策を講じ、いろいろ検討しているわけであります。
○小泉内閣総理大臣 情報の開示とプライバシーの保護、情報の管理、これを両立させるということは非常に大事だと思っております。特に病名につきましては、家族の間でも、患者本人と家族の場合では違う場合があるわけです。そういう点から考えて、今、委員の指摘される方向で見直すように検討している...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは私はいいことだと思っております。その方向で検討したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 救急救命士と医師との関係については、救急救命士を導入する際にも非常に多くの議論が出たところであります。私も承知しております。ようやく救急救命士制度が今定着してきて、多くの患者さんの命を救っている。今御指摘の意見を踏まえまして、この点については、医師免許を持たな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく聞いていただければわかると思うんですが、私が言っているように、救急患者の命を救う、これが大事なんですから、その視点に立って今あるべき改善策を講じている、これが私の決意であり、その方向に沿って、私は着実に進んでいくべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 抜本改革の決意には変わりありません。
○小泉内閣総理大臣 私は、誠意を持って答弁しているつもりですよ。坂口大臣を信用して、抜本改革をやろうという今決意で取り組んでいる。私の内閣も抜本改革を目指している。総理大臣の私が言っているんだから。信用するしないはあなたの勝手ですが、私は抜本改革をやる。
○小泉内閣総理大臣 その推計値がそのとおりにいくかというのは、経済の変化によって、必ずしもその予想なり推計が当たるとは限らない、これは御指摘のとおりだと思います。それは、国民所得の伸びによっても違うし、あるいは医療費の伸びによっても違う。確かに推計どおりにいくということは、私も断...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 財政制度審議会の意見というものは、これは財政上の観点から意見を財務大臣に具申したものでありまして、今委員が御指摘のとおり、確かに、医療費の伸びというのは経済成長率に関係ないところがある。経済成長が低かろうが、医療費は伸びていく。  なおかつ、今の人口構造を考...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、保険制度として違いますからね。現に、組合健保と……(家西委員「いや、そうじゃなくて」と呼ぶ)ちょっと聞いてください。どちらが公正公平かという点につきまして、私は、今の財政状況を考えますと、いずれ三割負担は避けられないのではないか。  そういう中でこれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、当時の財政状況あるいは健保制度の持つ中で、公平公正という観点というのはいろいろな議論があったところということは承知しております。  私は、今回、保険者の統一ということを考えると、片っ方の保険制度では三割、片っ方の保険制度は一割、二割ということから考え...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、二割に引き下げるという状況ならいいんですが、確かに、二割から三割に引き上げるというのは違うと言えば違うかもしれません。しかし、全体の状況を考えて、給付と負担、この公平を考えれば、私は、今の人口構造、高齢少子社会の構造を見れば、私は、給付だけでなく負担と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、三割負担になるからデフレ傾向になるということは、私は一概に言えないと思います。現に、国保は三割で負担やっているわけですからね。多くの国民は三割負担をされている。そういう中にあって、私は、二割から三割になるということがデフレ傾向に拍車をかけるというのは、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 その点は、私も大事な点だと思っております。というのは、薬を飲めば病気が治る、お医者さんへ行けば病気が治るという以前に、日ごろから健康づくりに国民自身も真剣に考えてもらう必要がある。特に、長野県というのは、よその県に比べれば医療費が少ないにもかかわらず健康者が多...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 病気になった後の対策も必要でありますが、同時に、病気にならない対策が必要だということは言うまでもありません。  今御指摘のC型肝炎対策におきましても、常日ごろ議員が熱心に説かれていることは私も承知しております。厚生省としても、現在、政府としてもC型肝炎緊急総...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはもう礼儀の問題だと私は思いますね。そういうことがあってはならないと思います。恐らくちょっとしたミスだと思うんですが……(家西委員「いや、だから悪くは思っていないです、気分が悪いという話です」と呼ぶ)それはわかります。そういう点はやはり、お客さんに対する接...全文を見る
06月24日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第15号
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○小泉内閣総理大臣 この防衛庁のリストの問題につきましては、できるだけわかりやすく国民に説明すべきだという指示をしていたわけでありまして、そういう中において無用の混乱を来したということは大変残念であると思います。  いろいろな御批判を真剣に受けとめて、今後、このような混乱、不安...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 概略を説明を受けまして、これをわかりやすく説明しなさいと指示いたしました。
○小泉内閣総理大臣 私はそこまで、何ページのものを出せ、どれを出せという、そういう細かい指示は出しておりません。
○小泉内閣総理大臣 今後、反省すべきは反省し、国民に不安と混乱を起こさないような体制をとるのが防衛庁長官の責任だと考えております。
○小泉内閣総理大臣 情報公開と個人情報を保護すべき問題、これについてよく注意して、不安を起こさないような各省庁内の体制をとることが重要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 必要でない情報はとる必要はない、これをやはり趣旨徹底されていたのかどうか、そして情報公開と個人情報保護という認識を各職員がしっかりと持っていたかどうか、そういう点について甘い点もあったのではないかと反省すべきは反省して、このような不安や混乱を起こさないように今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、どういう人が何を言っているのか、私は確認しておりませんが、今議員が指摘したような情報公開の趣旨をよく理解すべきであれば、そのような発言はなかったのではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 ケース・バイ・ケースだと思いますが、政府・与党としては、緊密な連携をとりながらいろいろな問題に対応する必要があるということも大事だと思っています。  今回の防衛庁の問題におきまして、日ごろの与党のしかるべき人に連絡、相談するのも、これは別に否定すべきことでは...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 政府と与党の関係は、政策問題につきましては、常に連携協力を密にするというのは、これは当然だと思っております。  また、それぞれの問題におきましては、各省庁内で事が済む問題、あるいは与党の意見を聞いた方がいい問題、それぞれあると思います。それは、ケース・バイ・...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改ざんされるということはないと思います。  特に、これは与党と政府、関係は密接ですから、どういう状況かというのは政治家が意見を申しても結構だし、また、その意見を役所がどういうふうに判断するか、これも大事な点であります。その点は、改ざんということじゃなくて、い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御意見は、共産党の立場でそういう意見というのはわかります。  私は、どういう事実関係があったかというのは後ほど防衛庁長官に答弁させますが、私は、不必要な混乱を来さないように、これからもしっかりと調査してわかりやすく国民に説明しなさいということを指示したわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 情報公開とそして個人情報を保護する、この認識をきっちりと持たないといけないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 国民に不安と混乱を来さないように、今までの御指摘を踏まえて、再発防止、そして信頼されるような対応を防衛庁もきちんととるべきだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 その後のあいさつにも、沖縄県民が米軍の存在によって多大の負担に苦しんでいるというこの現状を解決していかなくてはならないということも述べているわけであります。アジアの安定、これは日本の安定にも不可欠でございます。日本とアメリカが日米安保条約を締結して、日本にも米...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、米軍の基地の七五%が沖縄に存在している、この整理縮小、こういうものにつきまして、政府も、アメリカ側初め、地元の沖縄の県を初め、あるいは基地の所在地の自治体の方々、いろいろな関係者がおられます。そういう方々の理解と協力を得ながら、沖縄県民の負担を少しでも軽...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基地の存在自体も負担でしょうし、あるいは、米軍の人数の点あるいは飛行機等の騒音の点、いろいろ負担はあると思います。基地のない県にしたいという気持ちもよくわかります。そういう観点と安全保障上の観点、そういうものを御理解いただきながら、沖縄の皆さん方にはいろいろ御...全文を見る
06月24日第154回国会 参議院 本会議 第34号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中島議員にお答えいたします。  社会保障制度改革の理念についてでございますが、社会保障制度は、国民の安心と生活の安定を支える基本的な制度であります。このため、国民生活の保障としての役割をしっかりと果たしつつ、給付と負担の改革を行い、国民に信頼され...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今井議員にお答えいたします。  今井議員とは、厚生大臣当時から常に建設的な御批判、御議論をいただきまして、敬意を表しております。  平成九年と今般の医療改革についてのお尋ねでありますが、私は医療制度改革の困難さを十分認識しているつもりであります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 風間議員にお答えいたします。  医療制度改革に関するビジョンと決意についてでございますが、我が国は患者さんが自由に医療機関なりお医者さんを選ぶことができるし、また変えることができます。このフリーアクセスを基盤として、今後とも世界に誇るべき医療制度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小池議員にお答えいたします。  三割負担は医療保険の自己負担割合として適正か、また、自己負担の引上げが受診抑制や保険財政悪化を招くのではないかというお尋ねであります。  患者負担については、制度間、世代間を通じた給付率の統一を図り、公平で分かり...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 森議員にお答えします。  解散はするかということでございますが、現在、解散する気はありません。改革を進め、実績を積んで、しかるべきときに国民に信を問います。  平成九年の改正の反省を踏まえ、国民に負担を求める前に医療制度改革を進めるべきだという...全文を見る
07月02日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三方一両損は結果的に国民に一番にプラスになるのではないかということで申し上げたんですが、すなわち、関係者にとってみますれば、まず患者の側、そして診療側、支払側、これが一般的に議論されますね。この三者にとりましては、患者の側から見れば二割から三割負担...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかに国民皆保険制度を維持するかと、国民全体にとってプラスになるかということを言ったわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大岡裁きと言ったのは、私が言ったことではございません。私は大岡裁きなんか一言も言っていません。勝手にどなたかが言ったことであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは結論的に申し上げれば、必ずしも一様に当てはまらないということであります。なぜならば、患者さんの多寡によっても違ってきますね、病院によってもお医者さんによっても。患者数が多いところと少ないところと違ってくる。そして診療報酬もプラスになるところマ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今まで増えていたのが全体として減るでしょうね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私より事務方、そういう点については詳細に、詳しいと思いますので、事務方、よろしくお願いします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは前から申し上げていますとおり、国民皆保険制度を持続可能な制度にしていくという。診療報酬改定、今までこのような大幅マイナス改定なかった。抵抗が強かった。あえて断行したということで、私は今までできなかったこのマイナス改定もやったと。  そこで、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは一万以上の診療報酬の技術的な評価、これは私も具体的に言ってどれが正当な報酬かというのは、それはいろいろ議論があることは承知しています。しかしながら、それじゃ、別に私は誇らしげにマイナス改定やっているんじゃないんです。じゃ、マイナス改定しなくて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国民の負担増というのはいろいろ取り方ありますね。改定しないでツケを後に回す、借金で賄うと、これも痛みですね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、具体的に数字を出せということだったらば、私よりもほかの方の方が適当だと思います。  しかしながら、総理大臣の答弁として、大方針ですね、これは、医療というのは国民皆保険制度、今、日本としては、世界からもむしろ日本みたいな皆保険制度というのは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、私は質問者に答えているんです、質問者に、質問者に。(「委員会に答えているんじゃないのか」と呼ぶ者あり)質問者に答えているんです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は質問者に答えているつもりでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その具体的な額はともかく、それは二割負担が三割負担になれば、これは確かに負担が増えますから、これは確かに痛みです。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 景気への影響ですが、これは必ずしも医療費だけの問題ではないと思います。経済全体の問題もありますし、それぞれの企業の収益状況あるいは税収状況を見ていかなきゃならない。  私は、医療費の、だけから見ればそれは消費が、可処分所得が減るということになれば...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは議員もよく御承知のことだと思いますが、医療保険制度、調べれば調べるほど複雑で関係者は多いですね。保険の成り立ち、さらには診療報酬一つ取っても極めて技術的な問題がある。お医者さん自身にとっても、専門領域を外れると分からない面もある。関係者、病院...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、過去どうだったかと聞かれたから話しているんですよ。だから、その反対を押し切ってやらなきゃならないということで今やったわけで、今三割負担でも反対しているじゃないですか、診療報酬改定マイナスでも反対しているじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) だから、それは過去のことを今言ったんで説明したんです。それをおかしいと。それを今やろうとしているんでしょう。(発言する者あり)いや、三割負担、先送り先送りしようと言う。診療報酬改定、二・七%下げた、これけしからぬ。じゃ、どういうふうに改定すればいい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、診療報酬改定も決めたし、あるいは今までやってきました出来高払制度と包括払、これも進めている。この問題一つ取ったって、総論賛成各論反対出てきますね。だから、いろいろな細かい問題はどうでもいいと言うけれども、細かい問題を聞くから話しているんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、全体として、今回三割負担お願いしておりますけれども、二割負担の際も低所得者等にも配慮いたしましたし、あるいはまた高額の療養費制度という制度も設けておりますし、必要な医療が制限された、抑制されたというふうには考えておりません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 共産党の立場からそういうことも言えるかと思いますが、一方ではそれは、余りにも病院側に患者さんが多過ぎるということで、三分診療、三時間待ちとかいうような批判もあったわけであります。こういう点についてどういう改善策を講じられるべきか、必要な診療は行わな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、必要な医療というのは、どうしてもこれは必要だという医療というのは確保されていると思います。それは、二割負担になったといっても一定の制限あるわけですから、現に一定の高額療養費制度もありますし、特別な、低所得者に対しては配慮はなされているわけです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、先ほどもお答えいたしましたけれども、医療費だけの問題ではないと。経済全体を活性化する中で、例えば保険料一つ取ってみましても、これは率ですから、パーセントですから……
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、ちょっとお答えしているんです。  医療費だけの問題ではないと、保険財政というのは。それは給料が上がれば保険料収入も増えるでしょう。だから、医療費だけという面だけでは一面的に量れない面があるんです、この医療保険財政も。全体の経済の活性化する中で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、中長期的に、この国民皆保険制度が持続可能、維持されるということは、国民全体にとってプラスです。かつては国保だって五割負担だったんですから、それが三割負担になった。経済が発展していくうちに財政状況が良くなれば患者負担は引き下げられる場合がある...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、飲み屋じゃない、国会の委員会じゃないですか。飲み屋で話している話じゃないですよ。何を言うんですか。当たり前の総理として大方針を言っているんじゃないですか、国民皆保険制度をどうやって維持していくかという。何でも患者負担を引き上げれば国民負担と思...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 根拠にしても、この財政状況を考えてどうするんですか。どんどんどんどん借金を増やして税金で負担してやればいいというんですか、共産党は。公費負担、公費なんというのは税金負担ですよ。(「答えてください、答えて」と呼ぶ者あり)答えています。これが答えですよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) その点が共産党と私は全く違う。公費負担というのは税金負担です。これは何で国民負担じゃないんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民全体がプラスになる。税金負担、負担。この今の財政状況をどう考えるんですか。  何でも患者負担を、保険料負担を減らして税金を増やせというのは国民負担ではないと考えるのは、私は全く違うと思います。今の財政状況をどうやって健全化するか、その点もよく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 正に財政状況を見ながら考えているんですよ。今の財政状況と過去の財政状況とどうなっているんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはもう全体を考えてです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、企業献金、悪とはみなしておりません。しかし、一定の制約を加えるべきだということを言っているんです。野方図に幾らでもいいということは言っていません。一定の制約が必要だと。人によって、政治活動の資金をどうやって調達すべきかというのは政党のよって立...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これだけ資金をいただいていながら、なぜ私は製薬企業にも医療団体から嫌がることをやっているんですか。全く政治献金影響受けていない。はっきり言えるじゃありませんか。これだけの献金をして、じゃ小泉は見返りをくれているだろうかと言ったら怒るでしょう。嫌なら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は前々から言っているんです、政治家というのは自分で出処進退を判断すべきだと。しかも、鈴木議員の場合は衆議院で辞職勧告決議を受けているんですよ。あとはもう本人が判断すべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかなる個人が説得しようが、国会の辞職勧告決議というのは一番重いんじゃないんですか。それを聞かないんだったら、これは本人自身が判断すべきだと私は思います。  要するに、本人が判断すべきであって、それは、比例代表議員と選挙区議員とは差別すべきでない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 再三申し上げているように、出処進退というのは本人が判断すべき問題です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済への影響は医療費の問題ないとは申しません。しかし、医療費だけではないと。今、消費税のお話出ましたけれども、それは消費税の引上げというのも過去、影響あったでしょう、医療費の引上げも影響あったでしょう。しかし、私は、経済全体を見ると、財政状況という...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今まで言われてきた各制度の改革、特に医療制度改革について先送りの議論じゃないでしょうか。  今まで、先ほどからいろいろな質問について答弁いたしてまいりましたけれども、各保険者間の問題、診療報酬の問題、患者さんの負担の問題、いろいろあります...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今言いました電子カルテの問題にしても重複診療の問題についても医療提供体制の問題についても、今までやってきているんです。あるいは検査の無駄、医療費の無駄、そういう点についても出来高払制度とか包括払制度、これも進めているんです。お金だけの問題、お金の問...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、その改革のために今法案を提出しているわけでありますので、それを信用しないと言われれば信用しない、仕方ない。私はやると言っているんです。それが担保です。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 医療制度改革については、今御指摘のようにいろんな面があると思います。私自身も、これまで薬価の問題、これも引き下げてまいりましたし、現に、今まで薬価がかなりの面を占めていたんじゃないかと言われましたけれども、三〇%から二〇%程度に全体の医療費引き下が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 若者に対してこれからますます自分たちの世代は負担が増えるのじゃないかと、高齢者が増えてきて自分たちはどうするんだろうと、果たしてこの保険制度は維持されぬのでないかという御不安、心配があるのは事実だと思います。  しかし、この問題につきましても、先...全文を見る
07月03日第154回国会 参議院 本会議 第36号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、六月二十五日から二十九日まで主要国首脳会議に出席するため、カナダのカナナスキスを訪問しました。今回のサミットは、国際社会が直面する喫緊の課題に関し、第一回ランブイエ・サミットの原点に立ち戻った環境の中で、G8首脳間で自由かつ大所高所に立った議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鶴保議員にお答えいたします。  今回のサミットに対する私の決意及び今後の取組に関するお尋ねでございますが、私は、今次サミットに際し、テロ対策、開発問題を含む世界経済、アフリカ及び地域情勢といった主要議題に関し、我が国の考えや取組を説明し、サミット...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藁科議員にお答えいたします。  G8サミットにおける我が国の対応についてでございますが、私は、テロ対策、開発問題を含む世界経済、アフリカ及び地域情勢の各議題につき、我が国の考えや取組を説明しつつ、積極的に議論に参加いたしました。また、それぞれの議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 池田議員にお答えいたします。  ブッシュ大統領の演説についてのお尋ねですが、我が国は、他の多くの国々とともに、米国が和平に向けた積極的関与と構想を示したことを評価しています。パレスチナ暫定自治政府長官選挙、国政選挙、地方選挙の実施についてはアラフ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 渡辺議員にお答えいたします。  サミットにおける経済問題に関する議論についてでございますが、私より、改革路線を堅持しつつ、構造改革を進めていくとの考えを示すなど、経済問題に関しG8首脳の間で自由かつ率直な意見交換を行い、その結果として、世界経済の...全文を見る
07月05日第154回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○小泉内閣総理大臣 ようやくここまで来たなというのが率直な感想ですね。よく、与野党ともに言い出せなかった、どの政党も提案できなかった郵便事業の民間参入法案、まず郵便事業に民間参入を可能にするような法案が、自民党初め与党の賛成、また野党の皆さんの審議への協力という形で、こうして成立...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、橋本内閣の閣僚でありましたけれども、そのときは郵政公社にするというところまでだったんですよ。民間参入で当時の閣僚で賛成する人は一人もいなかったんです、最初の議論で。私が民間参入を主張したんです。しかしながら、自民党内はもちろん、民間参入を認めない、国営で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、特定の民間企業の活動がどうなるか、それは具体的にわかりません。しかし、民間企業というのは、規制が緩和すれば、私が想像する以上に、国民が要望する商品は何だろうか、また求めているサービスは何だろうかということを考えるのが、民間企業の成功する一つの大きな道だと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 かなりはっきりしたものが出ていると思います、ガイドラインで。そして、今までだと、例えて言えば、クレジットカードは信書である、チラシの面におきましても信書である、地域振興券も信書である、民間はできなかった。今度はもうはっきり、できるようにわかっているでしょう。今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総理大臣というものをやってみればわかりますけれども、ほかの省の仕事を兼任するなんというのは、これは体が幾つあっても足りませんよ。今、総理大臣というのは全省府の仕事に責任を持っているんですから、それだけでも大変なのに、それを、また特定の省の専任大臣を兼ねるという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 おもしろいなと思っていますよ。何をやっても批判されますよ。では、今まで私が総理になる前から民営化論を主張していた、もう無視とか、あんなのは少数意見で小泉が言っているだけだとみんな言っていたじゃないですか、マスコミも含めて与党も野党も。実現可能性のないことばかり...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 官に対する国民の信頼というのはやはり強いですね。官業に対する信頼というのは依然として強いですよ、根強いものがあると思います。しかしながら、最近は、民間が、むしろ官の事業も行いながら多くの国民の信頼を得てきた。だからこそ自由主義経済というのは社会主義経済に比べて...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、総理就任前から、民間でできることは民間に任せなさい、地方にできることは地方にゆだねていこう、これがこれからの時代で必要だと主張していたんです。その中で、郵便問題も、あるいは郵政三事業も、これは民間でできるのではないかということで、いわゆる郵政民営化論を主...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、支持率が高かろうが低かろうが関係ないんですよ、改革を実現するために総理大臣に就任したんですから。  前から言っているように、私は、郵政三事業民営化が必要だと思っています。しかし、今回は郵政公社化するための法案なんですよ。そのために全力を尽くすのは当然じ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、この法案がこの委員会に提出された際に、出席していろいろ質問に答弁いたしましたね。たしかそのとき議員も出席されて、はっきり言ったでしょう、私は郵政民営化論者だ、総理になってから変えるわけにいかぬ、この持論は変わらないと。しかし、今これは郵政公社のための法案...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、まだ国会が閉会していないんですよ。今、各大臣は、この国会、自分の抱えている法案なり国会での議論に対応しようと思って精いっぱい全力投球しているんです。そのときに、この先自分はやめるんだとか、かわるんだという気持ちを持ったら、これは余り元気が出てきませんよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、今言われた問題につきましても、自民党で鋭意検討中であります。
○小泉内閣総理大臣 住基法の問題につきましては、各地方自治体、既に準備が進んでいるんですよ。そして、この八月に向けての施行にそれぞれ一生懸命苦労されている方々、あるいは国民の皆さんも、電子政府、電子自治体、より利便性を求めて、こういう法案が必要だということで、そのために各自治体が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、いろいろ御意見があるのは承知しております。反対ばかりじゃないですよ、賛成の意見もあるんです。どっちを無視するか。そうしたら、賛成の意見も無視するわけでしょう。そういう意見も聞きながら、国民のサービスをどのように向上させていくか、また利便性を図っていくか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の郵便局の仕事が官でなければできない事業か、私は必ずしもそう思っておりません。しかし、今回は、郵便局の今までの国営の事業が公社になって展開していく、民間の手法も取り入れていく、企業会計原則も取り入れていくということでありますから、私は、今までとは違ったサービ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今の御意見は、将来どうあるべきかという議論と関連してくる問題でありますので、郵政公社になって、その仕事ぶり、そして、実際民間企業が参入できれば、どういうサービスに参入してくるか、また、今郵便局が考えていない商品、どういう商品を提供してくるか、それは実際この法案...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは企業会計原則にのっとって運営するんですから、税金投入ということは考えておりません。  ただ、いろいろなサービスで福祉的な面があるということについては、優遇措置というのは考えてもいいんじゃないでしょうか。私は、そう思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は、その公聴会に行って御意見を聞いたわけではありませんので、その御意見については、今、遠藤議員が言われた範囲内でしかわからないのですが、今、遠藤議員が言われたことを聞いていますと、一足飛びに民営化の議論がされているようですね、公聴会で。今回は、そうじゃないん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 遠藤議員、最初に御指摘いただきましたように、百三十年余の郵便事業にこういう改革をするというのは大改革だ。いざ改革が始まると、大した改革じゃないという批判が出る。出ているでしょう、今。今までこういうことを想像できなかった、私は大きな改革だと思っていますよ、第一歩...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 点字の信書に対しては、既に総務大臣が無料継続と答弁されていると思います。私は、それでもう十分じゃないかと思っております。  また、地方の郵便局の問題につきましても、私は、地方の住民が不便ないようなサービス展開というものを公社は考えるでしょうし、すべての郵便局...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まずは、全面参入しようと思えば可能だという法案をつくったことに大きな意義があると思います。そして、一挙に全面参入する企業が出てくるというのは難しいかもしれませんが、ほかの企業が、こういうサービスをしているんだ、しかも利益を上げているんだと見れば、他の企業は黙っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民間企業が伸びていく大きな要素だと私は思います。そういう、今まで役所が考えつかなかったようなサービスを展開する、今、遠藤議員指摘されたような、今我々が想像していた以上のサービスを展開する企業が出てくるということを私は歓迎します。  特に、郵便事業一つとっても...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 まず、外国に行っていろいろな方々とお話をすると感ずるのは、それぞれの国が困難を抱えているな、日本だけじゃないなということを痛感しております。そういうお話を聞くたびに、改革が必要なのは日本だけじゃない、また各国も懸命に改革に取り組んでいる、日本も改革に断固として...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、自由党が郵政三事業民営化に関する提言をされている、あるいは将来それを目指すことを掲げたということに対して歓迎したいと思います。  ただ、今回は、まず郵政公社にする法案、同時に、今まで国家独占だった信書便に民間参入が可能になるような法案でありますから、自...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 たくさんの御質問で、漏れたらお許しいただきたいと思うのでありますが、私は、景気底入れ宣言がなされたといっても楽観はしておりません。まだまだ失業者も多いですし、中小企業が苦しんでおられる実情もよく伺っております。そういう点にも配慮して、中小企業対策、また雇用対策...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それはもう、民間企業が創意工夫を発揮してくれることによって日本経済は発展してきたんです。世界も、社会主義経済から、統制経済から市場経済へ移行しているというのも、やはり民間企業の活発な活動を促そうということでやっているわけですから、今回も、国家独占でなくて、民間...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは公社法案とは直接関係ある問題ではありません。国家公務員が選挙運動を、どうあるべきかという問題だと思います。特定局長さんは国家公務員ですから、私は、本当に国家公務員が選挙運動あるいは政治からの中立というものをどう考えるのか。同時に、郵政省は、旧郵政省、国家...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、いかなる公社であろうが、いかなる企業であろうが、社会的責任を果たす倫理観を持ってもらわなきゃ、これは成り立っていかないわけでありますし、同時に、いろいろな国民の要求にこたえることはできない。それは当然であります。  今回の公社、成ったとしても、そうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは国会のいろいろな御指摘もありますので、そのような懸念がないような努力をしていけば、私は解消される問題ではないかと思っております。
○小泉内閣総理大臣 それは、民間ができることを民間がやる。公社を選ぶか民間を選ぶかというのは、国民の選択ですよ。選択の幅を広げるということは、とりもなおさず国民の利便を広げるということです。共産党は国営が全部いいと思っているんでしょうけれども、自由民主党はそう思っていないんです。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 既にこの問題は総務大臣も答弁されているとおり、障害者に対しては今までのような利便を阻害するようなことはしない、無料で配達するということを総務大臣は答弁されています。  そして、民間企業は利益のところばかり考えると言っていますけれども、そんなことをやったら、小...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前にも申し上げましたが、ようやくここまで来たかと。  事前審査抜きの、与党の、自分の政党の了解を得ずにこの法案を出した、これ自体、異例でありましたけれども、それだけ、今までこういう法案は出すような状況ではなかったんです。  しかしながら、時代の変化といいま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 厚生大臣当時の答弁かどうか、記憶は定かではございませんが、たしか私から求めて発言したのではないと思います。いろいろな質問の中で、厚生大臣として答弁したことを指摘されたのではないかと思いますが、そのときには、当時は郵政民営化に対して反対論が強かった時期であります...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この言論の自由が保障されている民主主義の時代において、個人的な考えを変えろといったって、それは無理ですよ。総理大臣としてもいろいろな考えを持っているんです。それでは、今、それぞれの大臣が内閣の方針の考えしか持っちゃいかぬ、今までの考えはどうなんだと言われて、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今御審議いただいている法案は、民営化法案じゃないんですよ、公社化法案なんです、信書便法案なんです。それを、将来の問題はどう考えるかということだから私は丁寧に質問に答えているのであって、それをおかしいというのは、それは意見が違う、いいですよ、私の意見はおかしいと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 世の中の進歩は驚くべきものがありまして、日進月歩といいますけれども、私どもいわゆる古い世代に属する人間にとってみては、今、若い人たちが歩きながら携帯電話で話している、固定電話がもう携帯電話より少なくなっちゃった、公衆電話の中で携帯電話をかけている人の姿を見ると...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは昔からの慣用句なんですよ、一里塚というのは。第一歩と同じなんです、千里の道も一歩から。ことわざじゃないけれども、慣用句でしょう。東海道五十三次の時代に一里塚、これはもうすごく当たり前の議論なんです。半里塚だろうが一里塚だろうが同じなんですよ。千里の道も一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは大事な御指摘だと思います。まず意識改革ですよ。郵便局の仕事は国民のサービスのためにあるんだ、総裁だから偉いんじゃないと。  名称のことを言われましたけれども、私も自民党総裁ですから、名前はどうこう言いませんけれども、野党も、総裁だって党首だって同じでし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 小池議員には、いつも保守党の立場から、いろいろ安全保障の面から、今言った金融の面あるいは国会対策の面で、いろいろ御協力いただいて感謝しております。  今の御指摘も大変大事な点でありまして、私自身、中小企業に対する配慮というのは大事だと思っていますし、今回、ペ...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 本会議 第38号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 陣内議員にお答えいたします。  競争原理の導入と郵便局のユニバーサルサービス等についてどうかというお尋ねでございます。  今般の制度改正は、郵政事業を公社化するとともに、これまで認められなかった郵便分野への民間参入を認め、利用者にユニバーサルサ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 伊藤議員にお答えいたします。  まず、小泉内閣の支持率についてお尋ねがございました。  支持率が高かろうが低かろうが、私は、改革なくして成長なし、この路線に全く揺るぎはございません。改革を進めていくためには、必ず現状支持、現状維持勢力の抵抗、反...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 魚住議員にお答えいたします。  今回の改革のメリットについてのお尋ねでございますが、郵政事業の改革は、公社化により自律的かつ弾力的な経営を可能とするとともに、郵便事業への民間参入により、あまねく公平なサービスの提供を確保しつつ競争原理を導入するも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 宮本議員にお答えいたします。  郵貯、簡保の民営化等についてお尋ねでございますが、今回の法案は公社化のための法案で、郵便事業に民間企業を参入するための法案であります。この法案の成立後、自由な議論を私は妨げるものではないし、むしろ歓迎いたします。今...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 田名部議員にお答えいたします。  郵政関連法案についてでございますが、この郵政三事業については、中央省庁等改革基本法において、平成十五年中に、郵政三事業を一体として国営の新たな公社に移行することとされており、この枠組みにのっとりつつ、併せて郵便事...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に、この問題が委員会でいろいろ議論されてから、外務省内部におきましても調査をし、そして外部でありますけれども、監査法人に委託をして調査していただいております。そして今、司法当局の手が入っております。私は、そういう状況において、改めてという必要はな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 調査は、さきに答弁いたしましたように、外務省としても内部調査をし、そして監査法人に調査を委託し、なされているわけであります。  任意調査と司法当局の強制調査とは違いがあると思います。今、司法当局が入って厳正なる調査が行われている最中でありますので...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鈴木議員は、既に自民党を離党され、そして衆議院で辞職勧告決議案が出されて、その辞職勧告決議案は可決されているんです。  御本人が判断すべき問題であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この住民基本台帳ネットワークシステムというものは、電子政府、電子自治体の基盤をそろえていかなきゃならないと、住民の利便、向上させようということで今取り組んでいる重要な課題でありまして、小渕内閣、森内閣以来の問題であります。  私どもとしては、この...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 八月までに施行できるように今準備を進めているということでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御質問を伺っていまして、帝京大学、いろいろな問題を抱えているなと。担当省庁、文部科学省を始め、しかるべき疑惑をただして、納得できるような調査が必要だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、昨年靖国神社を参拝し、今年四月靖国神社を参拝し、二度と戦争を起こしてはならないと、また、心ならずも、戦場に行かなかった方々、御本人はもとより、御家族、御遺族、さぞ無念だったろうなという思いは私の心の中にいまだに強いわけであります。今日の平和と...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本の新聞の中には非常に偏った、誤解に満ちた報道が随分散見されますよね。  私が何だって、借りてきた猫みたいだって、とんでもないですよ。大体サミットは、八人、言うべきことは言う。静かにしているときは静かにしている。しょっちゅう手を挙げて言って、ど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はパフォーマンスなんかやっていませんよ。報道が勝手に言うだけであって、今まで何回も、やるべき改革、発言しております。  私は、外国へ行って、野党の悪口も言ったことはありませんし、わきまえて、日本国の首相としてわきまえて、日本のやるべき改革に全力...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 税金が適正に使われているかどうか、今御指摘のような疑惑に対しましてしっかりとした対応、調査されるように指示をしたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平成十二年一月に発足した社会保障構造の在り方について考える有識者会議のメンバーの選定に関する当時のいきさつというものを私は詳細には承知しておりません。もっとも私、当時まだ総理大臣じゃありませんから。どのような経過かというのは定かではございませんが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 答弁は。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはもう何度も委員会でも御質問が出て答弁している問題でありますけれども、二割負担から三割負担になるということは、確かにいわゆる健保組合に入っている方にとりましては負担であります。しかし同時に、国民健保は元々三割負担なんですから。そして、この医療費...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小泉内閣の方針は、増税ではなく歳出削減で無駄な税金の使い方を徹底的に直すということであります。だからこそ、この不景気に歳出削減まかりならぬという大合唱の中で、昨年も予算削ってまいりました。今回もほっておけば、不景気だからもっと借金して公共事業やれと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政治不信を招くようないろいろな不祥事が噴出して、多くの国民もこの政治に対して不信感を持っている世論調査、私も憂えている状況でございます。  今回、今、委員が言われたようなあっせん利得処罰改正法案も今審議中でございますし、今までよりも一歩進んだ形で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、北朝鮮との国交正常化交渉に真剣に取り組んでいるということを常にいろいろなルートを通じて先方に伝えております。これは、拉致問題を取り上げていることにつきましても、国交正常化したいからこそ北朝鮮側も誠意ある対応をしてほしいというメッセージ...全文を見る
07月17日第154回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、ジェニンという特定の場所でなくて、イスラエル、パレスチナ、この中東の問題についていろいろ議論になりました。いわゆるテロも含めまして、アラファト・パレスチナの自治政府、どう改革していくか、そして、イスラエル側との話し合いをどう平和的に持ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、この問題についても、日本としては国内法を整備しなきゃならない点がありますので、前向きに検討しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何でもアメリカを追及すればいいという態度は遺憾に思いますね。民主党、第一党、責任ある野党でしょう。  アメリカと協力しながら国際社会と協力していこうという、言うべきことは言っております。アメリカの参加を各国も求めているんです。アメリカ抜きにしてど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まずお断りしておきたいのは、アメリカと協力すると言うと追随と言う、これは言葉のすりかえですよ。アメリカに追随するばかりじゃない。日本はアメリカと協力するということは、これは日本の国益にかなっている場合が多い。必ずしもアメリカとすべて行動を一緒にして...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 個人情報を保護するという趣旨においては大して意見は違いないと思います。今言ったメディア規制法案というのも、それは誤解です。メディアを規制する意図なんか全くありません。報道の自由と、そして個人の情報を保護する、これは必ず話し合っていけば両立できる問題...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 急に中田横浜市長の話が出ましたけれども、別に私は、抵抗勢力とか協力勢力とはとっておりません。いい友人だし、改革意欲に富んだ、意欲に富んだ、見識のある人だと思っています。だからこそ、横浜市長に当選されたんでしょう。  この個人情報保護の問題につきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは八月五日に実施を予定しているわけです。各自治体も今、準備を進めているんです。そのために、政府としては、その実施の円滑化のためにはいろいろ配慮したい。確かに、不備な点、心配する向きもあるでしょう。そういう点もよく聞きながら、このシステムがうまく...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、住民の利便に資するために、そして同時に、個人情報にも十分配慮しながらこのシステムを実施していこうということであります。確かに、人間がやることですから、一〇〇%間違いないということは言えないと思います。しかし、万が一、不便あるいは支障を来すよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 最初に引用された学者、どなたかわかりませんけれども、お医者さんに例えましたけれども、その学者は名医とは言えないですね。  雇用対策が大事だということで、昨年九月十一日テロが発生した後の臨時国会におきましても、テロ対策法案とともに、雇用対策五千五百...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 社会保障は、国民のいわゆる安全、安心確保という観点から極めて大事な問題であり、経済の面からも十分配慮しなきゃいけないと思います。経済政策と切り離して考えることはできないと思います。経済政策のみならず、政治の安定ということを考えても極めて重要な課題だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この提示した、先ほど挙げた中では政府の試算とは違う点があります。細かいことは言いません。  しかしながら、それでは、これは税負担でやれといったらどうやって財源を調達するんですか。共産党の言っていることを見れば、これをやらないで税金、公費を投入する...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何回も申し上げていますように、非核三原則、堅持してまいります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本は戦争放棄、そして武力の行使あるいは武力に、威嚇によって国際紛争を解決しない、これはいろいろな場所で国際社会にも表明してございます。そして、非核三原則におきましても、政府の大方針として事あるたびに言っているわけであります。私は、世界各国におきま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、もうこれは既定の事実で、新たに法制化したから強化されるということでなくて、はっきりと、日本は非核三原則、平和国家として十分国際社会で認知されると思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは国会でも決議されておりますし、する必要がないし、しなくてもわかってもらえると。あえてする必要はないと思えば、別にする必要もない。国会決議は私は重いと思いますよ、国会決議。それで私は十分ではないかと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はためらってなんかないですよ。そんな疑いを持っている人はだれもいない。屋上屋というか、もう疑念がないんだから。そう不安をかき立てる必要ないです。非核三原則、これは国民がみんな同意しているんだから、当然のことですから、あえて当然のことを一々法制化す...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○小泉内閣総理大臣 十五年度予算についての国債発行枠、これについて、私は大胆かつ柔軟に考えていきたいと思っております。十四年度においては、三十兆円の枠を守るためにいろいろな努力をいたしました。十五年度においては、一般歳出を実質的に前年度以下に抑えよう、そのための徹底的な歳出の見直...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 十四年度予算、現在執行中でありますので、この円滑な執行について意を用いていかなきゃならないと同時に、民間需要をいかに引き出すか、規制改革あるいは都市再生事業等、今着々と準備を進めております。現時点で、補正予算ということは念頭にありません。
○小泉内閣総理大臣 公共事業の必要性は認めますが、すべての公共事業が景気にプラスになるかということとはまた別の問題だと思っております。やはり重点的、どこに公共事業の財源を回すかという視点も重要ではないか。  しかも、財政出動といいますけれども、財政には余裕がございません。そうい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 目先のことだけ考えてはいけないと思っております。現時点において、財政も金融も政府としてはかなり大胆な財政金融政策を打ってまいりましたけれども、なかなか経済の方は思わしい回復を示さない。そういうことから、この構造問題にメスを入れようということで、特殊法人等あるい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ペイオフ実施に向けて、金融機関も経営の健全化に努力していかなきゃいけない。実施への対応ができないから延期してくれという声が一部にはありますが、そういう方策はとりません。実施が円滑に行われるように不安をなくすような対応はとりますけれども、むしろ、実施だということ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今竹中大臣が答弁しましたように、法人税の実効税率を下げるということは経済活性化に資するものではないか、それと外形標準課税、これは法人事業税の議論とは分けて考えるべきだと思います。  そういう中にあって、税制の抜本改革がどうあるべきかという観点で議論されている...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融システムの健全化を図る上において、大手、中小問わず、改革の時代であるという認識をよくしていただきまして、それぞれの消費者、預金者からの信頼をかち得るような努力をしていただきたい。政府としても、そのような努力を促進させるための対応をしっかりしていきたいと思っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ペイオフは、予定どおり来年四月に実施いたします。そういう法案は出ないと思っております。
○小泉内閣総理大臣 五十嵐議員の御意見、御指摘にはうなずける点も多々あります。  金融アセスメント法のよしあしはともかくとして、消費者ローンの問題、今の日本の金融機関の中小零細企業に対する対応についても、私は先日も、民間金融機関の経営者を前にして、宅配業者と金融機関とは違うけれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全部話しますと質問時間を全部とっちゃいますから、それは遠慮しますが、簡単に申し上げれば、官と民の役割見直し、政府にできること、民間にできること、民間にできることはできるだけ民間にゆだねようと。同時に、地方と中央のあり方、地方においても個性的な地方活性化策を持っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 利子率の問題はともかく、私は就任以来、二、三年の低成長は我慢すべきだと。今、この厳しい状況だからこそ危機感を持って改革に立ち上がるべきときだと。この時代は明治維新と第二次世界大戦後の大きな転換期にまさるとも劣らないとよく言われておりますけれども、やはり数字を、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 個別の首脳会談で出る場合がありますが、本来、通貨政策、為替政策はその国独自の成果であります。とやかく口出しするべきでない点もわきまえながら、やんわりと日本の円安を批判されるときがあったり、あるいは、日本としても急激な乱高下は望まない、為替の安定策についてはそれ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、議員の中でだれよりも早く今の郵政三事業の問題点を指摘してきた者と思っております。  今回は、郵政公社化の法案なんですよ。民間参入にしても、私が言い出す前にどの政党も言わなかったじゃないですか。これから大改革の大きな一歩だと言っているんです。  今言っ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 やりくり算段、苦労に苦労を重ねた十四年度予算編成でありましたけれども……(中塚委員「いや、十三年度」と呼ぶ)十三年度は私の編成した予算ではありませんが、今の税収の動向はまだ定かではありません。もうじき明らかになるでしょう。  そういう中で、私は、三十兆円の枠...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 デフレ対策に即効薬はないと思います。いわば規制改革、そして官から民へのいろいろな規制緩和、さらに来年度税制改革、それぞれ財政、金融両面の政策を見ながら対応しなければならないものでありまして、もとより日本国内経済だけの問題でもありません、世界経済、大いに影響があ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、市場経済において、私は、この企業をつぶせばいいとか、この企業はつぶしてはだめだということなんて一度も言ったことはありません。  市場経済の時代におきまして生き残れる企業、それぞれの企業が独自の努力をしてもらわなければならない。そういう中にあって、私は...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何にも進んでいないと言っていますけれども、私に言わせれば着実に進んでいるんですよ。  多く答弁をすると時間をつぶしますから省きますけれども、今後、経済活性化策のための税制改革であって、単なる景気対策のための税制改革じゃないんです。そのあるべき税制改革を今議論...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 患者負担の引き上げだけが国民負担であって、患者負担をしなければ国民負担はないというのは大間違いです。保険料率を上げるというのも国民負担ですよ。この二割から三割をしなかったら、保険料率をもっと上げなきゃならない状況だったでしょう。私は、保険料率の上げ幅を小さくし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 では、患者負担を引き上げないで消費税で負担する、消費税を引き上げるというのは構造改革なんですか。私は、消費税を引き上げないということを言明しているんです。消費税を上げろと言うんだったら簡単ですよ。私は消費税は上げません、当面。  そういう中で負担と給付の問題...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一票の格差を是正するということは重要なことだと思っております。  今回の法案、今審議中であります五増五減案、これは、政府の区画画定審議会の意見を尊重するという前提で諮問していたわけでございますので、その答申を尊重したいということから、今、政府案を提出しまして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これからのあるべき税制改革に向かってどう具体的な項目を検討していけばいいかということの中で、今言った配偶者控除の問題あるいは外形標準課税の問題、法人の実効税率の引き下げ等の問題、検討していただくように指示を出しました。
○小泉内閣総理大臣 増税はしない前提で、どういう税制改革があるべきだと。経済活性化策のためにどのような税制改革が必要かと。一年限りの税収中立ということではなくて、中長期的に考えなきゃいかぬ。そして、来年、再来年、どういう税制がいいかという観点から、今、税制改革議論を進めているわけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 詳細については総務大臣が後ほど答弁するといいと思いますが、今、全赤字法人が課税されるという前提で話していますが、確かに、法人の中で税金を払っていないのが七割いる。これについても、やり方はいろいろあるんです。外形標準課税を導入したとしても、払わない、増税にならな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 前提が違うという点もありますが、一般論で申しますと、これは今利益が出る企業を挙げましたけれども、大企業の中でも、売上高が多いのにもかかわらず全然税金を払っていない企業もあるわけです。そういうところも、外形標準課税を導入すればかかります、負担していただきます。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革なくして成長なし、その決意でやっているわけでありまして、この改革がすぐ目に見えるということはないと思っております。当面の、今行っております経済活性化策、規制改革にしても、あるいは民営化路線にしても、将来必ずきいてくる。そういう改革を今のうちに手をつけて、改...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 社民党は、国債三十兆円枠、こだわらないでやれと言いましたか。むしろ、赤字国債はいかぬ、国債の発行を抑制しろと言っていたんじゃないですか。今初めて伺いましたけれども、国債三十兆円枠なんか取っ払えという主張になったんですか。
10月18日第155回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、就任以来、内政にあっては「聖域なき構造改革」を断行し、外交においては国際協調を基本に主体的な役割を果たす、との揺るぎない姿勢を貫いてまいりました。この一年半、厳しい状況の中でしたが、自由民主党、公明党、保守党三党による連立政権の強固な基盤に立...全文を見る
10月18日第155回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、就任以来、内政にあっては聖域なき構造改革を断行し、外交においては国際協調を基本に主体的な役割を果たすとの揺るぎない姿勢を貫いてまいりました。この一年半、厳しい状況の中でしたが、自由民主党、公明党、保守党三党による連立政権の強固な基盤に立って、...全文を見る
10月21日第155回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 鳩山議員にお答えいたします。  日本経済低迷の原因、中小企業経営者の涙に関するお尋ねがございました。  私は、今日の経済の低迷というものは、これまでうまく機能してきた経済社会システム等、これが時代の流れに対応できなくなっている、そこに根本の原因...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 堀内議員にお答えいたします。  質問、御意見に加えまして、激励までいただきまして感謝申し上げます。(拍手)  最初に、中村翁の言葉を持ち出されました。明治の「自助自律」の精神を強調された言葉であり、私も何度か読んだことがございます。いかなる時代...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中野議員にお答えいたします。  雇用や中小企業経営者の安全網対策を含む今後の経済対策と補正予算についてのお尋ねでございます。  デフレを克服しながら民間需要主導の持続的な経済成長を実現していくためには、政府と日銀が一体となって総合的な取り組みを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 太田議員にお答えいたします。  日朝国交正常化交渉についてでございます。  二十九日に再開いたします国交正常化交渉においては、米国及び韓国と緊密に連携しつつ、日朝平壌宣言の精神と基本原則に従って北朝鮮側が諸懸案の解決に向け誠実に対応するよう働き...全文を見る
10月22日第155回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 藤井議員にお答えいたします。  最初に、日本経済が厳しさを増している理由は緊縮財政をとっている小泉内閣の経済政策の失敗に起因しているという御指摘がありました。  国債三十兆円発行しておりますが、税収が五十兆円もないのに三十兆円国債発行しているこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 志位議員にお答えいたします。  不況下に社会保障改革、税制改革、不良債権処理の加速を行うことは経済や財政に悪影響を与えるとの御指摘でございます。  社会保障制度につきましては、国民の理解と協力を得ながら、今後、給付と負担の見直しを初めとする制度...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中西議員にお答えいたします。  拉致問題と日朝国交正常化交渉についてでございます。  二十九日に再開する交渉におきましては、まず拉致問題を最優先事項として取り上げる考えであり、真相究明のため、情報の提供を含め、北朝鮮側が日朝平壌宣言の精神と基本...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 小池議員にお答えいたします。  質問に加えて激励をいただきまして、ありがとうございます。  北朝鮮の核開発と拉致問題についてでございます。  二十九日に再開する正常化交渉におきましては、拉致問題とともに、核問題を含む安全保障上の問題を最優先課...全文を見る
10月22日第155回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 千葉議員にお答えいたします。  この一年半をどのように総括しているかとお尋ねでございますが、私は、内政にあっては構造改革を断行し、外交にあっては国際協調を基本に主体的な役割を果たすなど、揺るぎない姿勢で、就任以来、山積する内外の課題に取り組んでま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 青木議員にお答えいたします。  質問に加えまして率直な御意見、激励を賜りまして、誠にありがとうございます。  内政、外交の取組の基本姿勢についてでございますが、私は、就任以来、内政にあっては構造改革を断行していく、外交においては国際協調、これが...全文を見る
10月23日第155回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 荒木議員にお答えいたします。  マクロ経済政策によって需要を喚起し、デフレギャップを解消することについてのお尋ねでございます。  政府としては、不良債権処理の加速を含む金融システム安定化策、規制改革、都市再生など構造改革の加速策のほか、雇用や中...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 市田議員にお答えいたします。  拉致問題についてでございますが、政府としては、拉致問題の解決を国交正常化交渉の最優先課題として取り上げていく考えでございます。まずは、被害者の方々及び家族の御意向を踏まえながら、事実解明に全力を挙げるとともに、被害...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 松岡議員にお答えいたします。  今国会に臨む決意についてでございますが、今国会におきましては、継続審議になっている案件やペイオフに関する制度の整備、構造改革特区や中小企業のセーフティーネット、特殊法人改革など、構造改革を推進するために緊急に必要な...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 朝日議員にお答えいたします。  不良債権処理の加速策の取りまとめについてのお尋ねでございますが、不良債権処理を加速させる、そして雇用、中小企業対策等、総合的に今月中に取りまとめるという方針で、現在、金融担当大臣の下でいろいろな議論の上に対策を検討...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 月原議員にお答えいたします。  質問と同時に、御支持、御激励、ありがとうございます。  北朝鮮問題に関してでございますが、私は、北朝鮮との不正常な関係を正常化にしたいという決意の下に北朝鮮を訪問いたしました。御指摘の拉致の問題、核の問題、そして...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小泉内閣総理大臣 北朝鮮との国交正常化交渉、今月二十九日から始まる予定でございますが、この正常化交渉につきましては、拉致問題、そして安全保障上の問題、過去にわたる問題、現在の問題、そして将来の問題、総合的に包括的に交渉することが必要だと思っております。  わけても拉致の問題に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 経済の停滞をいかに脱却するか、それぞれ各業界、今、自見議員が指摘されたように、不況の中でも成長分野を指摘され、また、頑張っている分野がこういうものだと具体的に指摘されましたけれども、今言った分野のみならず、日本の基本的な潜在力というのは十分強いものがあると私も...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もとより外交交渉ですから、公表すべきもの、しない方がいいもの、また差し控えるべきもの、いろいろあると思いますが、私は、事前交渉の段階から、拉致の問題についてはっきりしない限りは正常化交渉には応じられない、行方不明者というあいまいな形では交渉のテーブルにものるこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 核の問題あるいは大量破壊兵器の問題等安全保障上の問題をおろそかにして、拉致の問題が解決すれば日本と北朝鮮が国交を正常化して日本が経済協力に踏み出すのではないかということについては、これは、アメリカも安全保障上の問題が解決されない限り北の脅威はなくならないという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま北側議員が御指摘されたように、これから解決しなきゃならない問題はたくさんあります。特に拉致の問題、安全保障上の問題、これがいまだに解決されていない。また、北朝鮮という国は信用できないから交渉再開は尚早である、ということは反対であるということなんですが、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 二十数年間御家族が、拉致された、どこにいるかわからない、生死も不明だという御家族の胸中を思いますと、現在、帰国された被害者の方々と対面し、今いろいろ話し合いする場も持たれ、くつろぎの場も持たれている、この状況を二度と変えたくない、さらには、そのほかの御家族、お...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、五十数年間にわたりまして北朝鮮との間に国交がなかった、正式な交渉の場も持てなかったということから、どのような状況があったとしても、話し合いの場さえ、正式な政府機関同士のルートがなかったわけですね。しかも、交渉には相手があるわけであります。相手がだめだと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が昨年四月に総理に就任した時点におきましては、税収は五十兆円程度あるだろう、国債発行は二十八兆円程度、十四年度予算は十分三十兆円以内でいろいろな施策が施行できるだろうという前提で、安易に借金をして財政を出動すれば景気が回復するのか、そういう状況じゃない、だか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは総合的な対策が必要でありまして、もとより、政府と日本銀行一体となって取り組む必要があるということで、日銀総裁もその点は十分勘案しながら、今、日銀としてできる限りをやろうという決意を表明されたんだと思っております。
○小泉内閣総理大臣 現下の経済情勢が停滞している、この停滞状況を打開するためにこそ構造改革なくして成長なし路線を進めている。そういう中にあって、不良債権の処理、これが足かせになっているという点から、竹中担当大臣に対して不良債権処理を含む総合的な対策を取りまとめるようにという指示を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 底なし沼なんかに陥らないように対応をとる。底なし沼なんかに陥る、そんな弱い潜在力は日本経済にはない。潜在力は十分ある。それを発揮させるのが大事だと思います。
○小泉内閣総理大臣 このままでいけないから、就任してから構造改革なくして成長なし路線を進めているわけであります。この路線を進めてまいります。
○小泉内閣総理大臣 これは、日本経済のみならず世界情勢の問題もあると思いますが、私は就任以来、二、三年は低成長は我慢すべきだと。だからこそ、痛みに耐えて、あすをよりよくしようという路線を進むんであって、多少の痛みは耐えて、将来の発展を願うために構造改革を進めているわけであります。...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 あるときは、伸びるためにも縮むときもあるでしょう。伸びるための努力をしているんです。
○小泉内閣総理大臣 金融改革を進めるために、経済、財政を一体的ににらみながら竹中大臣は手腕を発揮してくれるだろうと思ったから、竹中大臣を起用しました。
○小泉内閣総理大臣 それは、海江田さんが政調会長になったから前の政調会長が落第だということじゃないでしょう。私は、時宜に応じて、そのときに適材を起用するということであります。
○小泉内閣総理大臣 金融改革が進んでいるんです。加速させるんです。
○小泉内閣総理大臣 それは、不良債権処理を進めているうちに、さっき質問されたように、現在の不良債権処理が着実に、予定どおり進んでいる、しかし、新たな不良債権が出ている。そこをさらに進めていくということでございます。
○小泉内閣総理大臣 そういう技術的な問題は、詳しい竹中担当大臣にお願いします。
○小泉内閣総理大臣 よく状況を知っているから竹中大臣に担当させて、こういうのを読み上げれば何でもないんですけれども、私よりも、不良債権処理にちゃんと今しっかり取り組んでいる竹中大臣から説明を聞いた方が親切でしょう。
○小泉内閣総理大臣 経済の再生を促すために、総合的に金融改革、不良債権処理を含めた対策を、全体をにらみながら竹中大臣に任すべきではないかということで判断したわけであります。
○小泉内閣総理大臣 不良債権処理を加速させると同時に、総合的な対応策、経済財政全体の総合対策をさせるということであります。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな企業を今までも視察に伺いましたけれども、国会では、特に野党の諸君は悪いところばかり取り上げるから、たまにはいいところも見た方がいいだろうということを言ったわけであります。
○小泉内閣総理大臣 それは全部見たわけじゃないからわかりませんけれども、いい企業ばかりではなくて悪い企業もあるということぐらいは承知しております。
○小泉内閣総理大臣 悪いところもあればいいところもあるということを言っているのであって、それは、廃業する企業もありますよ。新規産業創出、これにも努力しなきゃいけない。政治の責任で企業をよくする、悪くするということだけでなくて、いろいろな場面があると思います。  しかし、環境を整...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 そういう揚げ足取りみたいなことを言わないでくださいよ。どこを見てきたと、全体を見ていますよ。
○小泉内閣総理大臣 これは、現在の状況を考えながら、段階的に、中小企業、大企業問わず外形標準課税というのは影響があります。それは、もうけている企業、もうけていない企業も影響があります。そういう点は、総務大臣がよく考えながら、時間をかけて段階的に導入するために、今いろいろな意見を聞...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総務大臣に答弁していただきますが、今言ったとおり、段階的によく実情を聞きながら導入を図ると言っているんでありますから、よく総務大臣から聞いてください。
○小泉内閣総理大臣 それは、失業者もふえておりますが、ふえている部分もいろいろあります。その具体的な数字については、厚生労働大臣がお答えすると思います。
○小泉内閣総理大臣 十分需要サイドの面も考えて今構造改革を進めているのであって、いわば介護の面においても、あるいは環境の面においても、教育の面においても、潜在的需要はたくさんあるんです。その潜在的需要をいかに顕在化させるかというための改革を進めている。
○小泉内閣総理大臣 具体的な点は、住宅というと国土交通大臣かもしれませんけれども、今、中古住宅なんというのは非常に流通がおくれていますね、日本というのは。そういう点について、なかなか住宅が売れない、あるいは移り住めないという点も、中古住宅をいかに借りかえたり利用しやすくするか、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 厳しい状況にあるのは事実だと思っています。こういう厳しい状況があるからこそ、より各方面にわたり総合的な改革が必要だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 今度はといいますのは、当初から月末にまとめると言っているんです。予定どおり進めていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 具体的に一語一語こう言ったということは差し控えますが、核の問題については米朝だけの問題ではない、その間いろいろやりとりがありましたけれども、日本にとっても大きな問題なんだ、そういうことから、核の問題はおろそかにできない。そして、この日朝平壌宣言の、盛り込まれた...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、根本的な財政の問題、国債発行の問題、金融の問題、御指摘いただきました。  そういう点を踏まえて、この際、構造的な問題に対して本格的にメスを入れようということで、さまざまな意見を伺いながら今竹中大臣のところで総合対策を考えているところでございます。今の御指...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まで、拉致の存在が認められなかった、むしろ日本政府側の主張はでっち上げだと言われていた中で、こういう事実が明らかになってきたわけであります。そういう点を踏まえれば、不十分な点もあったと思います。私は、今後の交渉の中で、できるだけ御家族並びに被害者の方々の意向...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 たしか日朝平壌宣言の署名の前だったと思います。
○小泉内閣総理大臣 いや、私は安否の情報のことを言ったんです。それじゃないんですか。  安否の情報は、平壌宣言の署名の前であります。
○小泉内閣総理大臣 私は、アメリカ等と常に情報交換をしておりますし、アメリカは、この情報は伏せるべきか、あるいは発表していいかというのは常に注意しながら、私は情報を受けております。  そういう中で、日本としては、いろいろな核の問題の疑惑なり、アメリカなりの情報を受けながら交渉し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いつだか覚えておりませんけれども、ブッシュ大統領との会談の中でそういう報告、情報なりはよく提供を受けております。しかし、いつか覚えておりません。
○小泉内閣総理大臣 アメリカとの会談において、そういう疑惑があるという情報の提供は受けました。
○小泉内閣総理大臣 それは覚えていません。
○小泉内閣総理大臣 大体、私がいろいろ報告を受けるのに、何日の何時何分なんて覚えているわけないでしょう。だから、私が言っているのは、ケリー・アメリカ国務次官補が十月三日から五日まで訪朝したんですよね。その後、こういうことだという情報を受けたわけでありまして、何日の何時に受けたとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、アメリカから疑惑があるということで、北朝鮮は認めていませんよ。認めていませんよ。
○小泉内閣総理大臣 中小企業対策につきましては、平沼経済産業大臣等、今精力的に対応策を、今までも考えてきましたけれども、今後さらに不安のないような対処をするように検討中だと思います。産業大臣に譲ります。
○小泉内閣総理大臣 今、一部だけを引用されましたけれども、拉致の問題も安全保障協議の問題も平壌宣言の中に全部組み込まれていると確認した上で署名したわけであります。あなたの見解と私の見解、違いますが、交渉をすることによって解決が可能だと思ったから宣言に署名したわけであります。見解の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく読んでいただければわかると思いますよ。  「双方は、この宣言に示された精神及び基本原則に従い、国交正常化を早期に実現させるため、あらゆる努力を傾注することとし、そのために二〇〇二年十月中に日朝国交正常化交渉を再開することとした。」と。以下、今言った拉致の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何を言っているんですか。交渉を再開する前に、既にもう拉致問題、いろいろ交渉しているじゃないですか。今まで予想もできなかった、家族が帰国しているじゃないですか。交渉以前に、既に交渉を始めているんです。交渉後も続けていきます。
○小泉内閣総理大臣 とんでもない、見当違いなことを言わないでくださいよ。あなたの解釈はあなたの解釈だよ。  三番に、「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 何を見当違いなことを言っているんですか。よく読んで……(達増委員「誹謗中傷はやめさせてください」と呼ぶ)誹謗中傷はあなたですよ。国会議員同士で討論しているんだろう。(達増委員「後で議事録を見てもらえばわかりますが、私は一切誹謗中傷……」と呼ぶ)
○小泉内閣総理大臣 日朝間に存在する諸問題に誠意を持って取り組む決意を表明したと。これでこれからいろいろ交渉する。今既に、再開していないのに、拉致問題を協議しているでしょう。何もしていない、何も明記していないとは、とんでもない誤解ですよ。(発言する者あり)
○小泉内閣総理大臣 それは、アメリカとの会談、アメリカは、拉致問題というのは日本とは違うから、どういう話をしたのかわかりませんよ。しかし、日本としては、拉致問題、あるから交渉前から既に交渉しているわけでしょう。再開する前から今交渉して、家族が帰国しているんでしょう。これを、拉致問...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、日朝間の交渉は、拉致の問題も安全保障上の問題も、過去、現在、将来にわたる問題も、包括的に総合的にこれから協議するということで署名してきている。これに対してアメリカも支持、歓迎しているじゃないですか。韓国も支持している。ロシアも中国も支持している。  だ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後で外務大臣にしてもらうけれどもね。  総理が、日本国の総理大臣として平壌宣言に金正日氏と署名してきた。そして、なぜ、拉致問題がないとか、経済協力ばかり先行しているとか言っているけれども、正常化の暁には経済協力等の形で支援する。正常化しない限りしないんですよ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 拉致の問題も、安全保障の問題も、過去、現在、将来の問題も、国交正常化交渉の中で交渉しますよ。既に、再開が始まる前から拉致の問題は交渉しているんです。同時に、安全保障の問題は安全保障協議でもやります。
○小泉内閣総理大臣 全く認めません。見解の相違。  拉致の問題が書かれていないから、工作船の問題が書かれていないからと言いますけれども、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題、再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認したと明記してあるじゃないですか。  そして、書い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 国民の生命と安全にかかわる問題じゃないですか。それで十分読めるじゃないですか。それを、読めない、読めないからしない。開催する前からもう拉致の問題は交渉しているじゃないですか、現実に。それを、何もしていない、やっていない。よっぽどおかしい、それは。
○小泉内閣総理大臣 二、三年我慢しながらあすをよくしようという姿勢を就任以来やっています。
○小泉内閣総理大臣 二、三年と四、五年、違いといえば違いますけれども、二、三年我慢すると十六年度中に不良債権問題を終結させる、全然変わっていないじゃないですか。
○小泉内閣総理大臣 もとより経済は生き物ですから、不良債権処理を進めていくうちに、一方では不良債権が減り、また新規にふえている部分もあります。そういう中で、無用な混乱を起こさないために、大胆かつ柔軟に対応する。そして、不良債権処理等、総合的な対策を加速させるためにいろいろやってい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 後ほど竹中大臣に答弁させますが、かといって不良債権処理を先送りしたら、どうなるんですか、何にも解決にならないじゃないですか。  その不良債権処理を加速する上において、雇用とか中小企業対策をしっかりするのが総合対策であります。
○小泉内閣総理大臣 そんなこと一つも言っていませんよ。  外国の投資が日本に向かうのは歓迎します。それは、日本が外国に出ていって、日本の企業が歓迎されるということも日本の企業も望んでいるでしょう。いろいろ企業が行き来して、日本も投資しやすい環境を整備するのは大事であります。それ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、今まで税制改革というのは単年度で、一年度で、減税をした場合にはどこを増税するかということでやってきた。しかし、今の経済情勢を見ると、やはり減税を先行させる必要があるだろうと。しかし、ここで財政状況を無視して減税だけ、あとは増税は後の人に任せるというのも無...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今まではできないようなことを小泉内閣になってからはやっているんですよ。  歳出を前年度以下に抑制する、来年度もそうですよ。しかも、公共事業は減らしますけれども、全部減らせなんというのは山崎幹事長もできないと言ったんでしょう。なぜならば、年金とか医療とか介護、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 もとより国債三十兆円枠というものをでき得れば守りたいと思っておりますが、経済は生き物であります。その時々の情勢において無用な混乱あるいは危機を起こさせないためには、大胆かつ柔軟に対応したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 私は質問に誠実に答えているつもりですよ。しかし、今言ったように、言いっ放しでやられるのもなんですけれども、減税を先行させなさい、三十兆円枠を取っ払いなさい。どうするんですか、これから先、日本の財政。そういうこともあるから、私は、もう財源を考えないで減税先行させ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、大島大臣が責任を持って調査を進めていると思います。
○小泉内閣総理大臣 不良債権処理を進めると、やはり債務等の問題で企業にも倒産が起きてくる場合も出てくるでしょう。そうしますと勤めた方々が失業される。この悪循環に陥ることがないような対応策もあわせて進めていく必要がある。  しかし、不良債権処理、この問題、今、経済再生、景気問題の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 予定どおり処理を進めても、また予測以上の新規が出ている。これが非常に、経済は生き物であるというゆえんの一つかもしれませんが、こういう問題に対してどう対応するか、これから大事な問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 不良債権処理だけで経済が再生するとは思っておりません。いかに企業を再生させるか、また、再建可能な企業に対してどのような発展できる環境をつくるか、いろいろな対策が必要だと思っています。  ですから、不良債権処理だけという点は考えていませんが、不良債権を処理しな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 倒産する企業も私は一様ではないと思います。それぞれ事情を抱えて、倒産のしようも形も違ってくると思いますが、要は、やる気のある企業にどのように頑張ってもらうか、また金融機関も、やる気のある企業なり経営者なりを見抜いて、将来の発展性をどう考えるか、こういう点で今ま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後、どのような具体策がいいかというのは、厚労大臣を中心に検討していただいております。
○小泉内閣総理大臣 日本は教育に力を今までも入れてまいりました。現在におきましても、親御さんがやむを得ず職を失った、あるいは離れざるを得なくてお子さんの学費に困ったという場合につきましても、御本人が教育を受けたいという意欲があるのならば必ず支援できる制度が設けられ、今拡充しており...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 拉致問題も、そして核の問題につきましても、今回の正常化交渉に当たりましては当然最優先で当たらなきゃならない問題だと思っております。  この問題につきましては、まだ交渉が再開しておりませんが、既に拉致の問題につきましては、御家族の意向を踏まえながら、できるだけ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が昨年四月に総理に就任して以来、与党との関係は、確かに不協和音のような形も時折見られます。しかしながら、全体的に見まして、与党は最終的には小泉内閣の政策に協力してくれておりますし、いろいろ批判なり痛烈な提言はあったとしても、結論を見てみますと、きちんと協力す...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 基本は、不良債権の処理を進めるということなんです。これを加速させるというんですから、転換どころか強化していくんです。その間に無用な混乱、不安を起こさせないために、ペイオフは十七年の四月から実施するということでありまして、基本路線は全く転換しておりません。
○小泉内閣総理大臣 後ほど竹中担当大臣からも答弁させますが、やはり資産の査定、これも厳格化と言ってやってきましたけれども、まだやはり不十分な点があるんじゃないか。金融機関等の見方と金融庁の見方と、どうなのか、金融機関の方はちょっと甘いんじゃないかという点もなきにしもあらず。そして...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 選挙になりますと、自民党でも民主党でもどの党でも、命運を決するとか、この人によって変わるとか、いろいろ言うんじゃないですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 経済、財政、金融、現下の状況におきましては一体的に運営した方が分かりやすいであろうし、また竹中大臣のいろいろな考え方も私は支持しておりますし、経済財政諮問会議という場でいろいろ議論しております。  そういう中におきましても、全体をにらみながら、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、だれの見解を取る取らないにしても、最終的には内閣で一致して決めるわけですから、今、その取りまとめに竹中大臣が、その直接の責任者として様々な意見を伺っていると。それを踏まえて判断したいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、いろいろ柳澤大臣も今まで努力をしていただきました。各政党におきましても、そのときの情勢によってどういう人を起用するかというのはトップの判断でしょうし、私も自らの判断で、この際は竹中大臣が適切だと。だれがいいとかだれが悪いとか、人事権者として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一内閣一閣僚というのは、できるだけ閣僚というのはくるくる替わらない方がいいということでありまして、基本線としては私はそれは今でも変わりません。そんなにくるくる替えるべきものじゃないと。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは私の判断でやりました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは最初に答弁したんです。総合的に判断した方がいいから。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 竹中大臣は不良債権処理を加速した方がいいという考えであります。同感であります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは柳澤大臣も不良債権処理に努力をしておられました。その間いろいろな事情がありまして、考え方とか手法とかいろいろあるでしょう。総合的に判断して、竹中大臣が今までの経済、財政、金融、総合的に見ながらこの事態に対処できるなという観点から、竹中大臣を起...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それもよく言われますが、大蔵省の時代に金融と財政を分離しました。経済財政、財務省、違います。混同しないでください。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 大蔵省時代に財務大臣と金融部局、名前が変わりましたけれども、財務大臣と金融担当大臣を一緒にしますと、それは大蔵省に戻ったという言い方も言えるかもしれません。しかし、今回は違います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) マスコミのとらえ方は違っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 危機というのは人によって取り方が違いますが、金融危機対応会議を開くのを危機というんだったら危機じゃないと。しかし、平時でもない。その点はいろいろ字義の解釈でありますが、いわゆる政治家として、総理として、危機だという場合には金融危機対応会議を開くとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本方針として了承しました。その線に沿って手続、段取り、うまくやって、今月中にまとめてくれという指示をいたしました。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 予算委員会というのは、経済、外交、あらゆる問題議論していますね、予算以外の。いろんな議論あると思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 金融国会というのはだれが名付けているのか分かりませんけれども、予算というのは国政全般について議論するんじゃないんですか。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、できるできないは質問者は御自由ですけれども、内外国政全般情勢、いろいろ議論できると思いますよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 中間報告を出すとは決めていませんよ。今月中に取りまとめると言っているんですよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 人事の点については人事権者に任せていただきたい。人からとやかく言われる筋合いはないと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 政策論からいえばそれは理解できます。供給過剰、産業再編、不良債権処理と産業再生、企業再生、一体で考えなきゃならぬ、当然であります。しかし、人事について、あの人を替えるがいい、この人をなぜ替えるか、それは人事権者に任せていただきたい。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) GDPの実質成長率は上がっているんですけれども名目成長率は下がっている、こういう点についてやはりデフレ懸念が強い、これを克服しようということでやっているわけですが、デフレの理由となりますと、原因となりますと一様じゃないと思います。  ともかくバブ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これはなかなか経済、今までいろいろ見ていますと、理論どおりにいかない面が随分あると思います。現時点で私はデフレ阻止しなきゃいけないと思っていますが、長い目で見ますと、これだけの財政赤字を抱えたらインフレになるというのが学者から見れば当然の状況ですよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは専門家の日銀総裁あるいは竹中大臣の方がいいと思いますが、ターゲットといっても定義がいろいろ人によって違いますね、インフレターゲット。日銀総裁はゼロ以上にすると言っているんです。それはもうインフレターゲットだと言う人もいますけれども、日銀総裁に...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、竹中大臣が言われた三点、この基本方針に沿って、それに伴う総合的な経済対策は政府挙げて取り組んでいこうということであります。かなり新聞等には論点が出ております。こういう点がいろいろ憶測を呼んでいるんだと思いますけれども、最終的な取りまとめは月末で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も、基本的には佐藤委員の方向で将来自由に往来できればいいなと思っております。ところが、今、国交が正常化されておりません。自由に行き来できません。そういう中で、今回初めて拉致された方々が帰って、家族の方々と懐かしい対面をされ、くつろいだひとときを過...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) できれば今の北朝鮮と日本の関係が敵対関係から協調関係になって、そういう酒でも酌み交わして国交正常化して仲良い関係になればいいなと思っておりますが、現時点において、酒を酌み交わして一杯やりながらにこにこ話し合うような状況には私はないと判断いたしました...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、今本当に御指摘されたように、次々と不祥事が起こって残念であります。  倫理が要らないと、私は、その政治家の言葉もある面においては痛烈な批判と同時に一つの彼独特の、諧謔といいますかユーモアといいますか、発言だと思いますが、私は、どの立場にいよ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど大臣には答弁してもらいますが、秘書の選任というのは本当に難しいと思います。顔だけじゃ分からないんですよね。  それで、かつて西ドイツの首相の一番信頼する秘書が東ドイツのスパイだったということがあったでしょう、もう一番長年の片腕という。だから...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 憲法解釈論はいろいろあります。また、時代を超えてその解釈にも幅なり違いが出てくるでしょう。私は石破防衛庁長官の就任前の議員個人としての考えも知っております。そういう中で、今回の閣僚は小泉内閣の方針に従ってくれるという前提で選任いたしました。  議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いい御意見を聞かせていただきました。  私もあのワールドカップのサッカーを見まして、日本人が顔に日の丸の、何というのか、化粧というんですか、いろんなペインティングというんですか、やってこれほど、日の丸を見ると嫌悪感を感ずるという人が一方でいる中で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この競技場の問題は韓国側ともよく話しているんです。サッカーだけで終わってはもったいない、いかに今後、有効にこれが利用されるような方法を考えなきゃいかぬ。単なるサッカーだけじゃない、あるいは日韓の交流、青少年の交流、あるいは世界各国との交流にこの競技...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう時点というのは、月日ということについては私は定かに覚えておりませんが、昨年来から交渉を通じまして、この拉致の問題ははっきりと交渉のテーブルにのせなきゃいかぬと、あいまいな形では駄目だということから、過去、現在、将来にわたる問題についていろい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 核の問題に対する情報等につきましては、アメリカ側と密接に情報交換をしておりました。それは、九月十七日に私がピョンヤンに行く前から情報提供は受けておりました。どの程度の情報かということは、アメリカ側の事情もありますから差し控えますが、そういう点を踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 核の問題は安全保障上の問題として重大な関心を持っております。それはアメリカだけじゃありません。むしろ日本、韓国の方が強い懸念を申していると言っても過言ではございません。  今回の交渉におきましても、拉致の問題を片付ければ正常化になるのかという懸念...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日、家族の皆さん、帰国された方々も日本にとどまっていただきまして、一、二週間日本に滞在して北朝鮮に帰るということではなくて、残されたお子さんたちも日本に帰国した状況で今後のことを考えようということを決めたわけであります。  そして、将来自由に行...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 川口外務大臣は非常に官邸と密接に連絡を取っていただきまして、外国のいろいろな会議にも積極的に出ていってもらいたいと。その指示に従って、よく外国の首脳とも信頼関係を築き、やってくれております。  できれば国会も、本来だったら今日もAPECへ行っても...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 三十兆円枠にこだわるとかこだわらないという問題じゃないんです。それは普通、財政状況を見れば、去年私が就任した時点において税収は五十兆円見込まれていたわけですよね。国債発行は二十八兆円程度でしょう。そして、もう累積債務四百兆円を超える、利払い費だけで...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今晩、この予算委員会が終わりますと、メキシコAPEC会議に向かって出発いたしますが、その際にはブッシュ大統領、金大中大統領、私、いわゆる日米韓の三者協議、予定しております。その席で、今後も日朝交渉に当たりまして、日本としてはアメリカ、韓国と密接、緊...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) プライマリーバランスをいかに時間を掛けて健全化、目標していくかというのは今でも立てているんです。早急にやろうとは思っていません。現在、税収で一般歳出を賄うといったらもう大幅に国債発行削減しなきゃならない、それは分かっています。だからこそ、一〇年度で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 十六年度中に不良債権問題を終結させるという前提の下に、竹中大臣を今中心にして今月中に対策を取りまとめると。その前提に不良債権処理を加速させるということを言ってきましたけれども、もちろんこれは、よく不良債権処理加速すればいいというものじゃないという議...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の数字に表れておりますように、大変厳しい状況だと思います。こういう厳しい状況をできるだけ早く脱却するために全力を尽くさなきゃいけないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いかなる国民に対する政府のサービスも国民の負担によって成り立っているわけであります。特に社会保障だけではありませんが、社会保障、年金、医療、介護等につきましても、これはお互いの支え合い、お互いの負担によって成り立っていると。そうなりますと、物価がま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 様々な意見があるのは承知しております。しかし、恐らくそういう考えの背景には将来消費税を引き上げろという考えがあるんじゃないでしょうか。私は、それもまた反対があるんじゃないか。いろいろ多面的に考えなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厚労大臣にお答えいただいた方がいいかもしれませんが、私は、これも低所得者にはそれなりの配慮はされておりますし、今のボーナスの保険料の徴収におきましても、これは年収にした方がいいという方が多かったんじゃないでしょうか。なぜならば、ボーナスの多いところ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 総合的に経済活性化策を考えているんであって、今、負担増ばっかりと言いますけれども、税制改革一つ取ってみても、経済活性化、それはやっぱり企業にも元気よく働いてもらわないと雇用が減る、企業を活性化するためにはどうしたらいいかと。さらに、税制全体の中で、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、物価スライド制を上げた時点から、物価が上がれば年金も上がる、物価が下がれば年金も下がる、当然のごとく受け止められていたのを停止していたんです、いろんな配慮で。それで今回、今言ったように、物価も下がっているけれども賃金も下がる、高齢者だけじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、こういう厳しい状況の中でも政府は社会保障に一番税金を使っております。それは、やはり社会保障というのは、国民がお互い、給付の裏には負担がある、お互い支え合おうということでやっているわけでありますので、賃金も下がる、物価も下がる、景気も悪いとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、共産党は借金をするなという態度だったんじゃないですか。これは将来どうなるんでしょうか、そうしたら。  今それなりの、保険料も上げるな、そういう決められた今までの制度も変えろという形で今のを考えて、じゃ、もっとこのまま借金を増やせというのか...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の小泉内閣は、自民党、公明党、保守党の皆さん方の御協力によって、三党連立体制のままで、形で政策推進に努めております。現にこの一年半、すべて三党の御協力によってやってきて、それぞれ政策実現に寄与してきていただいたと思います。  時に与党内におき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 当初発言したとおりのことが着々と進んでおります。  まず、私が郵政民営化を過去三回の総裁選挙で主張した。正にこんなことはできるわけないじゃないかと言って、郵政公社化の法案して、公社化まではいい、民営化の議論はさせないと言ったのが自民党だったんです...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊法人を全部廃止したらどうなるか、それを考えなきゃいかぬと。必要な事業もあるでしょう。百幾つあるのが今度四十幾つかになります。その独立行政法人も、今までの特殊法人よりも更に効率的に運営するような方法になっております。  一遍に全部廃止しろという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは担当大臣に任せてあります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は元々、国立大学が果たして九十幾つ、九十以上も必要かと。今の大学制度を考えて、私学の果たしてきた役割も多い。やはり国立でなきゃできないものというのはもっと絞っていいんじゃないかということから、これは国立大学も見直さなきゃいかぬということで文部科学...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 文部大臣をやられた西岡代議士の御意見ですから、長年の経験あるいは見識に基づいての御発言だと思います。  その点につきましては、文部行政については私よりはるかに詳しいわけでございますので、私は、専門的なものは文部科学大臣、よく科学方面の専門家の意見...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 教育の重要性というのは幾ら言っても言い過ぎではないと思いますし、日本は教育重視でやってきましたし、これからも教育の重要性はよく認識しなきゃならないと思っております。  三十人学級、どの規模がいいか、教科によっても違ってくると思いますが、私のころも...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 基本的に、教育というのは小学校、中学校、国が責任を持って無学なからしめるという明治以来の伝統で日本はやってまいりましたし、教育の重要性、国が相応の義務といいますか、負担をしていくというのはいいと思います。  ただし、どの程度の負担が必要か、またど...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、必ずしも国立だからいいということは思っておりません。地方独自の公的な関与もあっていいのではないか、また、公立、国立に入らなくても私学に入って教育を受ける人がいてもいいのではないか、国立にこだわるものではございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、国道もあれば県道もあるし市道もあります。そういう中で、今、道路公団のままで進みますと、どれだけ債務が増えるか分からない、どれだけ将来の国民負担が増えるか分からないということから民営化が必要じゃないかという議論が盛んになってまいりまして、今、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、私も大蔵委員会時代に盛んに議論された問題で、これはやめるべきだという議論が前から行われているんです。今でも残っているかどうかよくは、詳しくは分かりませんが、やはり預金者、金を借りたい方々の事情をよく考えて、その点は、やる気を出させるような金...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) お金を借りたい、ないから借りるのに何で預金させるのかと、これまた不思議ですよね。ないから借りる、あるんだったら借りる必要ないんだから。そういう面についてよく実情を考えて、ある人には預金、あるいは信用の程度もあるでしょう。そういう点もよく実情を考えて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 過去の清算については、今までの交渉を通じまして北朝鮮側は補償を強く要求しておりました。今回、日朝平壌宣言では補償というものを取り下げました。言わば日本の主張を入れたわけでありますが、今後それでは、この過去の問題と現在の問題、将来にわたる問題、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、米朝会談でも重要な議題になっておりますし、日本としても今後、安全保障上の問題、そして日朝平壌宣言に盛られたとおり、国際法を遵守する、国際協定を遵守する、核の問題等含んでおりますので、拉致の問題、この問題、総合的に取り扱わなきゃならないと。こ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、イラク問題に関しましては、国連安保理決議、イラクの大量破壊兵器査察等、これをまずイラクが安保理決議を即時無条件に受け入れる、決議を履行するということが一番重要なことだと思っております。そして、この戦争の危険あるいは大量破壊兵器の懸念、これをイ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 不良債権処理加速ということは、同時に雇用対策、中小企業対策もともにするということなんです。しかし、不良債権処理が進まない限りは経済活性化につながらないからこそ不良債権処理というのが大きく新聞の見出しにも出る、いろいろ言われているんであって、それだけ...全文を見る
10月30日第155回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず冒頭、鳩山代表が御指摘されたように、石井代議士が刺殺されたという悲惨な事件、我々政治家として常に似たような危険を背負っているわけでございますが、暴力は断じて許されない、言論や政治活動を暴力で封殺するというようなことは断じてあってはならないという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今数字を見ればすぐわかります。党首討論ですから、そういう数字ということよりも、確かに趣旨は、恐らく鳩山代表の趣旨は、不良債権処理、進めてももっとふえているじゃないかということを言いたいわけでしょう。私、今資料を見ればすぐ言えますよ。しかし、そう言う...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず公的資金投入ありという考えはとっていないんです。これは、結果としてそういう事態になれば公的資金は投入せざるを得ないという考えはありますが、最初に公的資金投入をしようということが先にあってはならない。まず厳格な資産査定が先であります。そして、十分...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、不良債権処理を早くしろという民主党の主張、前から私も承知しております。  また、与野党の中に、余り急ぎ過ぎると倒産がふえるし、かえってデフレを加速させる、失業者もふえるということだから、そんなに急ぐべきでないという意見があるのも承知してお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今晩には基本的な方針を出せるように、今作業を進めておりますし、その際に、公的資金投入の際には、しかるべき経営責任というものは当然なされるべきだ、これは今お話にありましたように、常識な線で経営責任を問うということも私は当然だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 臨時国会で補正予算を出す考えはございません。本年度予算、今、十四年度予算が執行されておりますし、その中で、今までにないような各歳出の見直し、そしていろいろな事業が今執行されているわけでありますので、いろいろな対応が出てきている。この臨時国会で補正を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、すぐ手当てをしたから、補正予算を組んだからすぐ解決するという問題ではございません。今の十四年度の予算の中で、改革すべきはいろいろ改革しているわけですから。今後、税収動向も見て、そして新たな経済状況も勘案しながら、必要な対策に対しましては私は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 厳しい状況が続いておるのは事実でございます。そういう中で、この十四年度予算の中で対策も打っております。雇用対策あるいは中小企業対策、その面で手当てできるものもあるし、できないものを、今後できたらどういう対策が必要かということを、今いろいろ作業を進め...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、この日朝交渉で初動がおくれたという御指摘は納得できません。どこの初動がおくれたのか。むしろ鳩山代表は、交渉再開は時期尚早と反対されていたんじゃないですか。  私は、交渉せずに何が解決できるのかと言って、交渉再開に踏み切ったんですよ。しかも九...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、これは本会議の答弁で申し上げましたように、国際社会がイラクを攻撃しないで済むように、イラクがはっきりした態度をとるべきだと思うんです。それは、今まで国連の安保理決議、これを誠実にイラクが履行することが前提であります。幾つかの国連決議がなされて...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、アメリカはいろいろな選択肢を残しておりますが、現在、アメリカは国連決議履行に全力を尽くしていると思います。そして、国際協調、国際法に違反するような戦争は毛頭考えていないと思います。  今、国際法に違反するようなそういう行動をとったらどうす...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 核の問題は、北朝鮮はアメリカとの問題だと言っておりますが、日本はそうはとっていないんです。これは、人ごとじゃない。我が国の安全にとっても重大な脅威であり懸念であるということで、これはやはり正面から取り上げる、議論するという立場でおります。  そう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どの国も国際法を守るのは当然だと思います。
11月06日第155回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、今、政府でもそれらの対策をやっている最中です。  特に、今、教育ローンの話も出ましたけれども、これは日本として教育重視の姿勢は変わらないと。やはり教育重視したからこそ、戦後これまで資源のない日本が発展してきたんだと。そして、今や日本におき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自殺者が多いということは、これは大変悲惨なことであり、何とかこの問題についても自殺しないで済むような支援策を考えるべきではないかということは、与党でも野党でも今まで真剣にこの問題を議論してきたところでございます。  今、本を実際に手にされて、自殺...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは今、与党におきましても、来年度の税制改正の中で貯蓄から投資への税法改正、どうあるべきか議論をしているところであります。また、今までも、非課税枠を設けましたけれども、これがなかなか利用されない、いわゆる使い勝手が悪いと。そして、むしろ税金を払っ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 食と安全について今までのいろいろ不備な点、対応において適切でなかった点、よく反省して、今後、食と安全についてはより国民から信頼される農業、さらには食品対策をしていきたいと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今の貸しはがしの御指摘の点、私は、全部とは言えませんが、かなりの地域において、またかなりの金融機関においてあると思っております。今までも、そういう中小企業に対しては大手と違った特別の配慮がなされるべきでないかというようないろいろな御意見を伺っており...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは不良債権処理をするから倒産が増える、失業が増える、一面では確かに事実だと思います。  しかしながら、それをやらなかったらどうなるんでしょうか。これはもっと経済の再生は遅れます。乗り越えなきゃならない壁なんです、不良債権処理。そのために私はこ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) このチェチェンの問題、ロシアの問題、これは今御指摘のとおり、独立運動である、あるいは内政問題である、テロ攻撃である、あるいは抵抗運動である、いろいろ見方があります。  私は、イスラエルの問題、パレスチナの問題につきましても、片方から見ればテロだと...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 単刀直入にお答えいたしますが、イラクは国連の決議、履行すべきなんです。それが大前提なんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、イラクの攻撃に関する先制攻撃の話題であります。  今アメリカも国連を通じて各国との協調体制を取るよう懸命の外交努力を続けている。その前に数々の国連の決議、即時無条件でイラク側が受け入れるべきだということで、まずイラクが国連の決議を受け入れると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 何の決意を、何の決意を。何の決意をですか。  国際法を守るというのは私は当然だと言っているんですけれども。    〔土井たか子君「だから、国連憲章違反というのが当たり前みたいになっちゃうと国連の存在意義そのものというのが問われることになっていき...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国連の存在意義を問われているから、今、国際社会は一生懸命やっているんです。
11月07日第155回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 山本議員にお答えいたします。  デフレ解消のため、需要刺激策など、新たな不良債権が発生しない方に力を入れるべきではないかとのお尋ねであります。  不良債権処理の加速は、金融機関の収益力の改善や貸出先企業の経営資源の有効利用などを通じて、新たな成...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 五十嵐議員にお答えいたします。  竹中大臣を金融担当大臣に任命したことで金融行政の失敗を認めたことになるのではないかとのお尋ねでございます。  小泉内閣は、これまでも、不良債権処理及び金融システムの安定を重要な政策課題として取り組んできたところ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 樋高議員にお答えいたします。  現在の経済情勢の認識及び立て直しについてのお尋ねでございます。  我が国経済は、一部に緩やかな持ち直しの動きが見られるものの、株価の下落や失業率が高水準で推移するなど、環境は厳しさを増しており、我が国の最終需要が...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐々木議員にお答えいたします。  不良債権問題の責任に関するお尋ねであります。  十四年三月期における不良債権の状況については、積極的な最終処理が行われた一方、その残高は前年度末に比べ増加しておりますが、これは、厳しい経済情勢の影響があった一方...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 植田議員にお答えいたします。  補正予算についてでございます。  まずは、既存の予算を最大限活用し、そこに盛り込まれた不良債権処理の加速策や、雇用・中小企業のセーフティーネットなどの諸施策を早期かつ着実に実施していくことが重要と考えております。...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 木下議員にお答えいたします。  デフレ対策についてでございます。  今般取りまとめた、改革加速のための総合対応策においては、不良債権処理の加速を含む金融・産業の再生策に加え、経済社会の活性化のための税制改革、資産デフレの克服にも寄与する証券・不...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 河合議員にお答えいたします。  国家戦略ビジョンとそれに向けた取り組みについてでございます。  私は、就任以来、戦後の経済発展を支えてきた仕組みが、現在の時代の変化に対応できず、二十一世紀の社会に必ずしもふさわしいものとなっていない、こういう認...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 高橋議員にお答えいたします。  法案の目的についてのお尋ね、また、構造改革特区は一国二制度となり問題ではないかとの御指摘であります。  経済の活性化のためには、規制改革によって民間活力を最大限に引き出すことが必要ですが、全国的な規制改革の実施は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉井議員にお答えいたします。  法案の目的についてです。  経済の活性化のためには、規制改革によって民間活力を最大限に引き出すことが必要ですが、全国的な規制改革の実施は、さまざまな事情により進展が遅い分野があるのが現状であります。  こうした...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 北川議員にお答えいたします。  痛みの伴う改革についてでございます。  あらゆる改革には反対、抵抗並びに痛みも伴うということを、否定はいたしません。その痛みを和らげるということも政治の責任と考えております。  例えて言えば、不良債権処理を進め...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 伊吹議員は、この特殊法人改革の必要性が叫ばれて以来、一貫して、党にあってその推進の責任役として大きな役割を果たしてこられたわけでありますが、基本認識として私はほとんど同じではないかと思っています。  いみじくも今言われたように、繁栄した国はあっても繁栄し続け...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、自由主義、放任主義、それと国家の役割、古くて新しい問題であります。  例えば、国富論のアダム・スミスの言葉じゃありませんが、見えざる手によって導かれる、これが一番いいんだ、個人の欲望なり個人の嗜好なり、これが、広げていくと必然的に全体で見れば社会のプ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 よく学び、よく遊べという言葉があります。これは、子供だけじゃない、大人も大事なんです。遊びほど勉強になるものはないです。親が遊びはむだと思って子供に勉強させる、勉強ばかり詰め込みをやる、そうじゃない。後になって、大人になってみればわかりますよ。勉強より遊びがい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私の内閣で、よく総論がないと言っていますけれども、総論はだれでもできるんですよ。各論がないから、小泉内閣では各論をやっているんです。だから、いろいろ反対が出ているんですよ。抵抗が出ているんですよ。一番各論を今までやってきているんですよ。  いい例が今回の特殊...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 特殊法人改革については、いわゆる集中改革期間中、平成十七年度末までにあるべき改革をしていかなきゃならない。今、民営化できるものは民営化、廃止できるものは廃止、手をつけて、そして、必ずしもそう当面はできないものは独立行政法人として効率化を図る、独立性を発揮させる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは一概に言えないのであって、鶏か卵が先かといった議論と似ているんですよ。両方大事なんですよ。改革なくして成長なし、今言ったような特殊法人改革も、改革が必要だということは与野党一致しているでしょう、ほとんど。恐らくこのまま特殊法人を存続させて、改革、必要ない...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 補正予算を組めということは、財政出動をもっとしろということですか。私は、国債をもっと発行して、今までのように……(生方委員「組み替えでいいんです」と呼ぶ)もっと需要をふやせという意見がいろいろ出ておりますけれども、今の時点において、金融改革あるいは規制改革、歳...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が三十兆円枠にこだわっていると言いますけれども、むしろこだわったのは民主党ですよ。三十兆円枠を法律で縛れと言ったじゃないですか、去年。それを私は、経済というのは生き物だから法律で縛る必要はない、大胆かつ柔軟に対応する、五十兆円の税収がある中で財政規律というも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本来、民間の活力をいかに生かすかということの重要性は平時において変わらない、重要であると認識しております。しかし、その民間の機能が衰えるとき、やはり国としてやらなきゃならない仕事があるだろうということから考えれば、ある程度の介入というものは国家として必要ではな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは変えたというのじゃなくて、構造改革を進めていくためにはどういうことが必要かということから考えたものであって、私は、いろいろ、銀行の査定にしても自己資本の面におきましても、あるいは経営責任の面においても、銀行としてはよくやっているというけれども、果たして国...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 改革を加速したのであって、私の構造改革路線は全く変更ありません。一つの大臣の発言で株価が下がったから、一大臣の責任に転嫁すること自体おかしいんです。株価というのは世界の状況も影響します。今の世界経済の状況を見たって、一国の責任でやれる範囲と、世界情勢の範囲の中...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革路線が破綻したどころじゃない、ますます構造改革が必要なんですよ。それは、民間の活力を発揮させるために、国がやるべき仕事をやっているんです。政治が果たさなきゃならない仕事をやろうとしているのが小泉内閣ですよ。構造改革路線を推進しようとしているんです。構造...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 説明しているんじゃないですか。では、対案はどうなんですか。対案を出してくださいよ、批判じゃなくて。私はちゃんと具体論を出しているじゃないですか、政府として。どこが悪いのか、具体論を言ってくださいよ。
○小泉内閣総理大臣 そんなに与党が悪けりゃ民主党が勝ってよかったじゃないですか。何で民主党が勝たなかったんですか。その方が不思議なんだ。これだけ自民党が悪い、与党が悪いと言いながら、民主党候補が勝てばよさそうなものを、国民はそう見ていない。その方が不思議でしようがない。
○小泉内閣総理大臣 法案の取り扱いですから、これは国会で、どの委員会で審議するかということについては、政府として、国会の判断にお任せしたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 自由党の、趣旨は私は理解できます。  しかし、自由党の提案が、三年以内に全部特殊法人を民営化か廃止しろという提案であります。しかし、実際、個々の法人を調べて、そんなことできるのか。例えて言えば、ゲノムなんかの研究をしている理化学研究所、これは民間で本当にでき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 いや、これは先ほど言ったように、趣旨はわかる。三年以内に全部民営化しろ、廃止しろと。どうやって民営化するかというのは、組織によって違うでしょう。今やっている道路公団の民営化。民営化しなさい。三年以内にどうやって民営化を、具体論が出てこなければしようがない。だか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 最初の、道路公団の問題を言いましたけれども、今問題があるから私は組織の形態を見直そうと言っているんでしょう。今御指摘された、何で料金徴収所がたくさんあるんだと。現状は問題がある、だから民営化できるところは民営化しなさい、組織形態の見直しをやっているんですよ。今...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総論については、各党各委員、似たり寄ったりということだと思います。  今、各論に入って、石油公団の問題が出ました。これも、税金のむだ遣いもあるんじゃないか、国としてやらなくてもいい部分があるんじゃないか、あるいは国としても、どうしてもやらない部分はどういう部...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 だからこそ見直すと言っているんです。見直すと反対論が多いですね、必要だ必要だと。しかし、私ははっきり見直すと言っています。現時点で必要なことと中長期的に見て見直すべきこと、現時点では必要であっても中長期的に見て見直すんだったら、どの程度時間をかけて見直すか。 ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 天下り、これをいかにやめていこうかという趣旨も、今回の特殊法人見直しの中に当然入っております。  今回の問題におきまして、今塩川大臣から話がありましたように、北海道東北開発公庫が廃止になった。税金のむだ遣いと言いますけれども、一部の地域においては、民間がやっ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 道路公団の問題につきましては、今、第三者機関で議論をしております。私は、その第三者機関の結論を尊重してこれから法案づくりに取りかかるということであります。  要は、税金をいかにむだ遣いしないかというのが特殊法人改革の主眼の一つであります。私は、特殊法人が廃止...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今指摘されたような問題があるから、私は民営化なり廃止しろと言っているんでしょう。  道路公団も、道路公団本体が、税金を投入する、債務は税金で面倒を見る。しかし、それに関連する民間会社は黒字だと。道路公団を民営化しない限りこの構図はずっと続くから、私は民営化が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民主主義の国では、大体似たり寄ったり、政治家は選挙がありますから、選挙区の有権者の声には耳を傾けるのがこれまた当然であります。そうなりますと、ああ、これをやってください、あれをやってくださいという声を聞かないと次の選挙には当選できない。  そういう点で、でき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、自民党も変わらなきゃいけない、自民党が改革に反対するんならつぶすと言ったのであって、改革に賛成すればつぶす必要はないですよ。前提を忘れないでくださいよ、前提を。  それと、口ききといいますけれども、口ききというと今悪い言葉になっていますけれども、社民党...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、社民党ですから、より国の関与を深くした方がいいという議論もあるでしょう。しかしながら、私は、国がやらなきゃならない事業にしても、これは結局、国がやらなきゃならない事業は税金です。どこまで税金を負担するのかという点については、それぞれ各論によって違います...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この点は国でやらなければならないということは、当然行政でやらなければいけない、役所がやっているわけです。その見直しがあるから今進めているわけであって、私は、国でやる仕事を全部放棄しろなんということは全然思っていません。  むしろ、今、国の役割というのを多くの...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 一律に廃止、民営化しろと言っているんじゃないから、民営化するものは民営化、廃止するものは廃止、残すべきものは独立行政法人にしているんですよ。全然一律じゃない。私が言っているのは、一律に民営化、廃止しろと言っているんじゃないですよ。民営化できるところは民営化しな...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 みんな現状維持を望むんですよね、廃止されるところは。自分たちの身分をどうしてくれるんだ、これが民営化されたら国家公務員じゃなくなっちゃう、あるいは廃止されたらどうなんだ、そういう点について心配があるから、各論になると反対が強いわけですよ。それをやろうとしている...全文を見る
11月18日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号
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○小泉内閣総理大臣 元号と西暦、これは西暦だけに統一すれば確かに簡略化という面はあると思いますが、元号というのは、我が国において、長年、伝統と歴史があります。また、国民にとっても、多くの国民が、元号に対して、否定的というよりも、むしろ愛着を持っている。そういうことから、我が国にお...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日本人は、キリスト教信者もいるし、仏教信者もいるし、イスラム教信者もいるでしょう。やおよろずの神、家庭内には神棚もあるし仏壇もある、クリスマスになれば教会にも行く、お正月になれば神社にも行く、極めて融通無碍といいますか、非常に宗教に関しては寛容な国民だと思いま...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ただいま御指摘の点、サービスをいかによくしてコストを下げるかというのは、行政改革におきましても大事な視点だと思っております。  組織論あるいは制度論のほかにも、運用論、これは大事だと思っております。現に、中央の役所よりも地方自治体の役所でかなりサービスがいい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは道路も、税金なり国民の使用料なりで負担し、また新たな道路をつくっているわけであります。基本的な道路はただであれば一番いい、これにこしたことはない、同感であります。  しかしながら、どうやってつくるかということが問題なわけであります。また、どこが必要か、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、輸送機関がただであれば、国民は喜ぶのは事実だと思いますが、国鉄もJRになって、では、国鉄だから料金はただにできたか。そうじゃないですね。鉄道も輸送機関ですし、空港も輸送機関、飛行機もそうであります。そういうことから考えますと、私は、国でやるべき問題と民...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 人にはそれぞれの見方があると思いますが、行政改革の一環として特殊法人改革も重要だ。わけても、役所でやらなきゃならない仕事、あるいは役所でなくても民間でできる仕事、長年時間がたって廃止してもいい部門、あるいは廃止も、民間委託、民営化もできない、やはり役所本来の仕...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 年金福祉事業団を存続させていたらもっと無責任体制になっていたんですよ、やらなくてもいい仕事であったから。だから、私は廃止すべきだと言ったんでしょう、全部廃止しろと。  では、今廃止してどうなるのか。具体的な提案は歓迎します。ここは廃止できる、ここは民営化でき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 最近の経済情勢、厳しい状況が続いていると思います。民間消費支出のお話もありましたが、GDP統計では四期連続プラスという状況でありますが、これが必ずしも底がたいものでもない、世界的な状況もあると思いますが。そういう中で、住宅ローンとか、あるいは教育費の問題、困難...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 民間企業もそれぞれ、この時代に生き残るために必死だと思います。競争相手がたくさんいる、そういう中でリストラしないと競争に勝ち抜くことはできない。できれば給料も上げたいでしょう、人員もふやしたいでしょう。しかし、他の競争相手のことを考える、また自分の会社のことを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 本四架橋の例を出されましたけれども、これは確かに政治が決定して、その政治の決定に行政が従ったといえば、そうだと思います。そういう観点から、国の関与がいい場合と、国の関与が大き過ぎるとこれは後々国民負担になってツケが戻ってくるという問題、ケース・バイ・ケースだと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 特殊法人の改革につきましても、これは透明性が必要である。情報公開等、あるいは財務の問題につきましても透明性の確保というのは重要な視点であるし、これから、そのような御意見に対しましては真剣に受けとめて、より国民がわかりやすいような会計制度、あるいは事業の必要性と...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 行政改革の難しさの点は、いかなる法人でも、これが廃止されるということになると、そこに存在している職員の方々は必ず反対します。あるいは身分の問題においても、やはり身分の安定性を考えると現状維持がいいという理由もわからないではございません。  しかし、時代の変遷...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今後の特殊法人あるいは独立行政法人のあり方につきましては、単に身内の方の意見だけでなく、国民的な、外部の意見も重要だという点については、そのとおりだと思っております。  そういうことから、今回の特殊法人改革はこれで終わりではなくて、今後不断に経営形態とかこの...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 岡崎議員にお答えいたします。  我が国社会の将来ビジョンについてでございますが、私は、就任以来、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にという基本的な考え方の下、あらゆる分野における構造改革に取り組んでいるところであります。  こうし...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 西山議員にお答えいたします。  特殊法人改革の基本的な方向についてでございますが、特殊法人については、従来から、民ができる仕事も行っている、責任の所在が不明確、不必要な組織、業務が見直されず、事業運営が不透明であり、無駄な事業を行っているといった...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 広野議員にお答えいたします。  鈴木宗男議員の進退と天下り問題、特殊法人改革についてでございますが、鈴木宗男議員に対しては、さきの通常国会で議員辞職勧告が衆議院で議決されましたが、歳費の返還を含めた出処進退については鈴木議員自身が判断すべきもので...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○小泉内閣総理大臣 日ごろ私が思っていることをよく御理解いただき、要約していただきましたことを激励と受けとめて、御礼を申し上げたいと思います。  まさに一番大事なのは、洋の東西、時代を問わず、国家を問わず最も大事なのは、人だと思います。その中で何が一番大事か。みずからを助ける精...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 規制改革あるいは規制緩和という言葉が盛んに言われておりますが、規制というのは、ある面においては人を保護する規制もある、あるいは競争の波に洗われる業界を保護するという面もあると思います。しかし、これが行き過ぎますと、新たな意欲をそぐ面も出てくる、いわゆる弊害も出...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これはいろいろ議論のあるところだと思いますが、地域から具体的にまだ手を挙げていないんですね。そういう地域の手を挙げたところに対しては検討していこうと。私は、最初からこれやれ、あれやれと言うのは余り好ましいものではないと。いろいろ各担当大臣がいるわけですから、そ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、地方から積極的にそういう意欲があり、実現可能性も含めて、手を挙げてきてくれるということを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 この法案を提案しよう、構造改革特区構想というものを実現してみようじゃないかという段階で、既に、法案になる前に全国規模で規制改革しますという動きが出てきたということは、私はいいことだと思っています。法案提出するまでもなく、もういいです、やりますから特区にしないで...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はい。これが、特区が全国規模に広がりたい、を受けたということになれば結構だと思います。
○小泉内閣総理大臣 各地域が特色を出そうということで、それぞれの構想を温め実現するというのは、夢があっていい話だと思います。  今、アイルランドの話におきましても、金融特区構想ですか、かなり成功している例を挙げられましたけれども、日本も沖縄振興の一環として金融特区はどうだろうか...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 浜田先生はエール大学でも教鞭をとっておられまして、経済、金融問題の非常に見識のある方であります。最近の経済情勢を伺いながら食事をする機会があったわけでありますが、その中で、今指摘されました「愛の妙薬」というオペラの話題が出まして、人間、思い込みによって変わる場...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 このデフレに関する問題についてはよく議論しています。専門家同士でも、あるいは与党の中でも、議員同士でも、経営者の間でも、あるいは学者の間でも議論するんです。  私も、率直に言って、私の三十年間の政治生活の中でいつも言われていたことは、物価の下がる時代が来れば...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 金融政策も、既にゼロ金利、戦後最大の低金利政策、しかも資金供給も緩和しておりまして、これ以上やった例は戦後ないと言ってもいいくらいな手を打っているわけであります。それでもまだ不十分だという声はよく承知しております。  そういうことから、今回、十月末に経済対応...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日銀における金融政策の重要性、皆さんよく理解しているからこそいろいろな提言がなされているんであって、政府部内でも今までにない、日銀としても潤沢な資金供給を行っております。じゃぶじゃぶだと言われるぐらい資金供給をやっているわけですけれども、肝心の借り手がない。健...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 実際の神戸の例を出されて、特区構想に対して期待している、この期待を、現実、特区が成って、期待どおりにいくように我々も努力していかなきゃならないと思います。  また新たな発想なり意欲が出てくるような申し出がなされればこれにこしたことはありませんし、同時に、今御...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、国民が意欲を持って税を納めるという意識を持ってもらうことがまずは発展の基礎であるということに対しては、同感でございます。
○小泉内閣総理大臣 山田方谷の話は、私も書物で読んだことがございます。  今のお話で、要約しますと、大局的立場から物を考えろということだと思います。財政逼迫している、財政だけのことを考えるというよりも、もっと全体の経済のことを考えろ、あるいは、経済だけでなくて、よく人間のことを...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が靖国神社に参拝するというのは、これは、私自身の心の問題でもあると思います。心ならずも戦場に立たなければならなかった、家族のきずなを断ち切らねばならなかった、あるいは、死ぬかもしれないという思いがありながら戦争に行かざるを得なかった心情を思うと、大変胸が痛む...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 物事に両面があるのは、何事においても事実だと思います。片方で前向きのプラス面が出てくるとマイナス面も出てくる、弊害も出てくるということでありますので、私は、この規制改革というのは、場合によっては規制強化する特区が出てきてもおかしくないと思うんです。  という...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 名古屋駅前の再開発ビル、これは民間が独自に考え出してやっているものであります。私は、これは一つの民間の活力のあらわれだ。税金を使わないで民間事業者が新しいビルを建設する。それに付随して多くの関連中小企業も参加してくる。同時に、名古屋におきましては名古屋市独自が...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 医療の分野に株式会社を参入させるということについては、激しい賛否両論がございます。現実に、株式会社の病院もあるわけです。  しかしながら、株式会社が利潤追求で生命をおろそかにするんじゃないかという危惧の念もあることは事実でありますが、一方においては、果たして...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 現在、農業の担い手が減ってきております。そして、農地も、利用されていない農地が随分あります。そういう中で、株式会社形式でやればもっと農業の担い手も出てくるんじゃないか、あるいは今考えられないようないい商品も出てくる可能性がある。  現に、最近は、デフレ下で、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは地域の発想を生かそうということで、私は、地域の問題で、賛否両論がある中で、地方自治体は考えながら提案してくると思うんです。その提案をよく見て判断すべき問題じゃないかな。私は、地域によって違うと思います。荒れ地がある、こういうことに対して、農業従事者におい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今御指摘のような弊害が予想されたからこそ、株式会社の参入を認めなかったんだと思います。  しかしながら、時代の趨勢に合わせて、株式会社でもそのような弊害面を除去するように考えれば可能ではないかという点で、全国に広げるんじゃなくて、まず特区からやってみようとい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 全国に広がるということは、ああ、規制を緩和しても弊害はなかったなということだと思うんです。そういうことになれば望ましいし、現に、この特区構想を考えた時点で、ああ、これだったらもう全国へ広げますから、あえて特区法案に出す必要はないですよという動きも出てきているわ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 農業は国の基と言われているように、人間世界にとって、食を与えてくれる、人間において一番大事なものの一つだと思っております。食べないと人間は生きられないんです。しかも、自然の恵み、太陽の恵み、水の恵み、土の恵み、これは合理性以前の問題です。自然を大事にしないと人...全文を見る
11月22日第155回国会 参議院 本会議 第8号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 円議員にお答えいたします。  今後の経済財政運営とこれまでの責任についてのお尋ねでございます。  政府は、先般、不良債権処理の加速を含む金融、産業の再生、経済活性化に向けた構造改革加速策のほか、雇用や中小企業対策などのセーフティーネットの拡充を...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 池田議員にお答えいたします。  不良債権処理の加速と景気対策についてでございますが、不良債権処理の加速は、金融機関の収益力の改善や貸出し先企業の経営資源の有効利用などを通じて、新たな成長分野への資金や資源の移動を促すことにつながるものであり、他の...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 平野議員にお答えいたします。  経済は生き物と言うがなぜか、言葉の趣旨についてのお尋ねでございます。  経済は、個々の経済主体の活動が集積したものでありまして、国内外における様々な要因の影響を受けつつ、刻一刻と変化しているものであります。自分だ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 佐藤議員にお答えいたします。  補正予算の編成及び提出時期についてのお尋ねであります。  私は、改革なくして成長なしという方針は全く変更しておりません。構造改革を推進して、経済情勢の変化に応じて大胆かつ柔軟に対応する、これは私の一貫した考え方で...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 吉川議員にお答えいたします。  中小市街地対策と大規模小売店舗立地法の特例についてのお尋ねであります。  中心市街地の商店街は、地域住民の買物や交流の場を担う中核として、地域経済社会において重要な役割を果たしてまいりましたが、近年、自家用車での...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 島袋議員にお答えいたします。  構造改革特区の創設と日本経済の活性化についてのお尋ねでございますが、もとより、この特区だけで日本経済が活性化するとは思っておりません。特区に併せまして、行財政改革あるいは金融改革、税制改革、歳出改革、様々の構造改革...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 現在の経済状況ですが、失業率も五・四%程度でなかなか改善しない厳しい状況もございます。また、物価下落も続いておりますし、不良債権処理に絡んで様々な御意見がありますが、中小企業対策、雇用対策、そして構造改革等、いろいろな手だてを講じてこの厳しい経済状...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、最近一部の人から、私の掲げている政策、転換したんじゃないかという意見がありますけれども、実際、あきれているんですよ、どこ見て政策転換かと。私は改革なくして成長なしという路線は一向も変わっていないと。  構造改革を進めているでしょう。官の部門...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それを見て、幹が変わった、これはどこを見ているのか、節穴じゃないかと言っているんです。ああ言えばこう言う、批判だったらだれだってできます。そういうことを見て、私の改革路線は全く変更ない、微動だにしない。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、経済は生き物だと、変化を見極めながら、その際には大胆かつ柔軟に対応すると就任以来発言しているんですよ。  そして、確かに小渕内閣のときには景気重視で、国債増発思い切ってやりました。しかし、それが本当に持続的回復につながっているかということを...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もっと国債を発行して需要を喚起しろ、公共事業をやれ、今のじゃ足りないという意見はあります。しかし、それは今までのやり方であって、小泉内閣になればそういう手法は取らないということは一貫しているんです。いろいろ不満はあるでしょう。批判もあります。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、十四年度の予算についてはできるだけ三十兆円以下に国債の発行を抑えようと言っているので、十五年度はそういうことを言っていないんですよ。  なぜか。先ほども言ったように、十四年度は税収が五十兆円程度だと見込まれているんです。なおかつ、国債発行は...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この、今、円議員が示されました「デフレ克服なくして構造改革なく」ということ、これは、構造改革なくしてデフレ克服もないんです。間違えちゃ困る。「不良債権処理終わらずして産業再生なく」、まあ、これはそうだな、これは否定しない。「司令塔なくして日本の復活...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、初めて知りましたけれども、正規の手続に乗って政治献金も私はいただいていますので、それ以上お答えしようがございません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 肩代わりしているかどうか、私は全く知りません。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いや、よく調べないと。肩代わりというのはいいことじゃないですよね。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) どういう事実かというのはやっぱり調べて、しかるべき対応をするべきだと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) はい、調査いたします。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の点について私も同感でありますし、現に説明しているんですよね。ただ、報道するかどうかの問題で、こうやっていますよというのはなかなか報道しないんですよ。  細かいことは、具体的な技術的なことは、詳細については扇大臣からも答弁あると思いますが、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、山下議員御指摘のような視点が必要だということで、現に小泉内閣としては進めているわけであります。  具体的に言えば、都市再生におきましても各地域によってそれぞれの事情があり個性があります。例えて言えば、河川なんかの水辺の環境を大事にしたいという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、現在拉致されている御家族が我が国に帰国して自立できるような支援策を取るということは多くの国民が願うところだと思っております。そのような対策を議員立法で今準備を進めていただいているということを承知しております。  また、政府としても、今後果た...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) いわゆる拉致とは違って日本人の配偶者の問題だと思うんです。  これは従来、日本赤十字社を通じて北朝鮮側に安否調査を依頼しております。また、日朝国交正常化交渉の場におきましても、安否確認あるいは里帰り等について今、北朝鮮側に求めてきていることでござ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) まず、共産党の言う、なぜ不良債権処理を進めるのか不思議でしようがないと。私はあえて問いたい、なぜ不良債権処理を進めていてはいけないのか。不良債権を進めないで何でこれから日本経済の再生があり得るのか、逆に質問したいですね。全く共産党とは違う。  し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 読んだことはありませんが、要約は伺っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 極秘だったら出ないはずなんですよね。なぜそういう親書のことを言われるのかと。共産党なりのアメリカに対する姿勢、懸念、疑念が出ているんでしょうけれども、私は、親書はブッシュ大統領から受け取ることはあります。しかし、親書は親書でして、外交上の儀礼上から...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほど、私が受け取っていないとかなんとか言っていましたけれども、私は受け取っていないなんて一言も言っていませんよ。勝手なことを言っちゃ困るんだがな。ただ、親書だから受け取ったか受け取っていないかというのは、外交儀礼上あるから言うべきものでもないと、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 共産党らしい面白い推理だと思いますが、私は、九月でブッシュ大統領と首脳会談を行ったのは、北朝鮮の問題、イラク情勢の問題、更にはグローバルな経済の問題、いろいろな問題、意見交換いたしました。そして、今、この不良債権処理、これはアメリカの注文どおりじゃ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) よく私を批判される方が将来の展望を示さないと言っていますけれども、将来の展望なんてもう前から示しているんですよ。将来の展望というのは自民党から共産党まで大して違わない面が結構ありますよ。今言ったように、地方もっと活力を持たせろと、みんなが幸せに暮ら...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 後ほど塩川財務大臣から答弁もありますが、私は、今回の税制改革におきまして、一兆円を超える先行減税ということを言っているわけです。と同時に、経済活性化に向けたあるべき税制改革をしてもらいたいと。今までに、単年度で収支を合わせることにこだわらない、多年...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、基本的に税率は低ければ低いほどいいと思っております。  要は、財源考えなきゃいけませんので、その点も考えて、これからの具体的な項目についてはよく検討してくれと。だから、法人税率も高いよりは低い方がいいというふうに考えております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の補正予算といっても、今国会では提出しません。来年の通常国会に提出する予定で今準備を進めております。そういうことでありますから、補正予算で税制改革ということは考えておりません。
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小泉内閣総理大臣 北朝鮮との交渉全体のことについて、拉致の問題とか核や安全保障の問題等については話しますが、個々人の具体的な問題については、現時点で話す考えはございません。
○小泉内閣総理大臣 現在の経済情勢の厳しさというものは、私も認識しているつもりであります。だからこそ改革を進めていかなきゃならぬというわけでありまして、行財政改革、あるいは税制改革、規制改革、金融システムの改革、歳出の見直し、こういうものを進めていかない限り、私は、どのような手当...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私が財政改革を急いでいるなんというのは、全く見当違いだと思います。財政改革、十年かけてじっくりやろうというんですよ。だから、二〇一〇年代にプライマリーバランスを黒字にしようと、極めて穏やかな、現在の経済状況も考えながら言っているわけです。  しかも、小泉内閣...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 先行減税については、十五年度の税制改革の中で考えたいということを以前から申し上げておりました。その考えに今も変わりないわけでありますが、今後、具体的にどういう項目に増税をし、どういう項目に減税をしようかというのが出てくると思います。  その中で、私は、十五年...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 与党も野党も似ていると思うんですが、減税の方針を出すと、それは多ければ多いほどいいと。私は、一兆円を超えるできる限りの規模と言っているわけです。方針を示しましたから、今、一兆円を超えるどの程度かという議論が始まっているわけでありまして、議論の推移を見て、全体を...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 税収が、見込みの出るまではどういう状況になるかわからないということで、今回、税収動向を見てから補正予算の組む、組まないを決めようということを前から決めておりました。そして、税収動向が出てきましたので、これは二兆円以上の税収減になるであろうということになりますと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、税収が順調だといったら組まなくてよかったでしょうね。
○小泉内閣総理大臣 これは、税収がどの程度ふえてくるかによっても変わってくると思います。さらに、これは雇用情勢というものも見なきゃならないし、不良債権の処理の進展ぐあいも見なきゃならない。税収が順調に、思うように上がってくれば、これは景気がいいわけですから、それは補正を組む状況に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、税収状況が見込みどおりいっているという状況を見なければわかりません。それは仮定の議論ですよ。状況がよかったら順調にいっているという面も出てくるんですよ。なかったから打つんです。仮定の議論を言ったってしようがないですよ。
○小泉内閣総理大臣 私は、そうは思いませんね。四—六の経済成長率を見ても、七—九の経済成長率も、予想よりいいんですね。もし仮にこの税収がずっといったら、ほかの状況も今よりもいいと思いますよ。それはそのとき、ならない、なったのならどうかというのは、それは見込み違いですから、水かけ論...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 厳しい状況認識を持っているから、各種の改革を進めていかなきゃならない、多少二、三年は低成長を我慢してくれと。目先のことで財政支出をふやして一時的な景気対策というのはもう効果はないんだ、そこをよく理解してくれといって、行財政改革、歳出改革、金融改革、規制改革、い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 総合対策をやって不良債権処理を加速する、その中での雇用対策、中小企業対策も同時に打っていくということであります。
○小泉内閣総理大臣 手を打って、着々と進んでおります。数字を見てください。
○小泉内閣総理大臣 三十兆円枠というのは、財政規律を維持する観点から、一つの大事な基本だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 そういう枠があるからこそ見直しが進んだのであり、気にしていたということは、今後も気にしなきゃいけない問題だと思っております。
○小泉内閣総理大臣 税収が二兆円以上落ち込んでくる、それに景気情勢も厳しい、不良債権処理も加速をさせなきゃいかぬということを総合的に考えて、十一月、日にちはわかりませんけれども、その辺ですかね。
○小泉内閣総理大臣 いや、もともと私は今国会に補正予算を提出する考えはなかったですから、全然それとその話は違います。もともとなかったんですから。
○小泉内閣総理大臣 あなたも、よく発言を調べていただければわかると思いますから。この臨時国会を召集する前から、私、はっきり言っていましたよ、今国会では補正は提出しませんと、もう早くから言っていました、早くから。しかし、税収動向が定かでない、税収が落ち込んできた場合には三十兆枠にこ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 はっきり見えてきます。道路特定財源も見直す、見直しを始めております。
○小泉内閣総理大臣 道路特定財源は、五十年ぶりに見直します。今まで道路しか使えなかったものを、道路以外にも使えるように見直します。暫定税率とか、いろいろな問題もあります。そういう点も含めて、納税者が理解を得られるような形で見直していきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 来年度については、一般財源化しません。これは、暫定税率の問題もありますから、将来一般財源化の検討は結構であります。しかし、今まで五十年間でき得なかったことを、来年度、道路以外にも使えるようにするということです。そういう面で、聖域なき構造改革の観点から見直してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは、民主党が一般財源化せよとはっきり言ってくれるんだったらおもしろいですけれどもね。  そういうことで、我々は今、来年度で一般財源化ということは国民の理解を得られない。暫定税率という問題もあります。自動車税、余りにも自動車ばかりに税金がかかっているという...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回、初めて金正日氏と会談し、拉致の問題が明らかになったわけであります。そういう面において、私は、日朝平壌宣言を誠実に履行するという面において、金正日氏のこの日朝関係を改善していきたいという姿勢を信用したいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 これは、今後、交渉の中で、わかる点、わからない点、あると思いますが、今の時点で私は、この問題については、拉致問題に対して、金正日氏初め北朝鮮側が誠実に日本側の努力に対してこたえてくれることを期待しております。
○小泉内閣総理大臣 それは今後の中で解明していく問題であって、今の時点で、信用しているか、信用していないかということについて直接答えることを避けたいと思います。これが私の答弁であります。
○小泉内閣総理大臣 過去の言動も現在のことも、将来を見きわめて交渉をしております。それ以上のことを言う必要はありません。
○小泉内閣総理大臣 委員長の指示に沿うようにいたします。
○小泉内閣総理大臣 全体を考えながら判断したいと思います。
○小泉内閣総理大臣 国内の金融機関である、同時に、今言われたいろいろな疑惑もある、そういう点、国民の税金を投入する場合もあり得る、そういう全体を考えながらこの問題は判断しなきゃならないということであります。
○小泉内閣総理大臣 全体を見て判断しなきゃならない問題だと言っているんですよ。ちっとも失礼じゃないでしょう、本当のことなんだから。今、金融担当大臣は、いずれ期限が来ますよ、どういう判断をしなきゃならないか、そういう点を考えながら判断すると言っているんです。何が失礼なんですか。よほ...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 判断して対処するという意味なんですよ。
○小泉内閣総理大臣 不審船等に対してどのような警備体制が必要か、また海上保安庁、警察、自衛隊等の連携等不備はないか、今まで反省すべき点がないかという点も含めて、いざというときに対する備えというのは平時からしていかなきゃならないと思っております。  また、国会等の秘密会におきまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、金大中大統領の太陽政策、包容政策を支持しております。今の北朝鮮体制を転覆しない限りは無理だという態度をとっておりません。北朝鮮が、現在の体制のままでも、今までの考えを変えて、国際社会の責任ある一員になってもらう、そういう態度をとってもらうように各国が協力...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 北朝鮮との関係につきましては、特に安全保障の面については日本だけの問題ではありません。韓国、アメリカと緊密な連携協力をとっていきますし、IAEA、そしてロシア、中国も懸念している問題でありますので、そういう外交関係をにらみながら、この核の問題について北朝鮮が日...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 テロ特措法は、テロに対して日本として外国軍隊に対する支援活動、そういう面もあるわけでありまして、今回このイラクの問題ということに対しては直接関係はございません。
○小泉内閣総理大臣 私は、みずから解散するとかいう発言は一言も言っていないんですよ。いろいろな場で聞かれて答えるのを、総理と話してどういうことを総理は言ったんだと、聞いた人が話しているだけであります。私が直接聞かれたときの、いわゆる毎日やっておりますぶら下がり会見。解散など私は一...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 構造改革、小沢党首が提言されているということは歓迎したいと思います。  これからも、政治といわゆる官界とのあるべき姿、こういう問題につきましても、それぞれが、今までのいろいろな御意見も踏まえて、あるべき姿に向けて努力していかなきゃならないという点については、...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 両者の言い分もありますから、それは、委員会で大臣も資料を出して調査をされているんだと思います。それを私は見守りたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 資料も委員会に提出して、今誠実に対応している。  ただ、言い分は今聞いていると違うようでありますが、その辺は、しっかりと委員会に資料を提出されているんですから、両者の言い分をよく聞いて、大島大臣も誠実に対応するというので見守っていきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 それは個別の業者と金融機関との話でありますので、その辺はよく話し合って対応すべきではないかなと思っております。
○小泉内閣総理大臣 厳しい情勢でありますが、それぞれの個別の対応については、各企業必死にこの苦しい状況を乗り越えようと努力されているんだと思います。そういうときに、やはり金融機関も健全な機能を果たしてもらいたいと期待しております。
○小泉内閣総理大臣 一部だけを見るものではないと思っております。全体を見れば、新しい成長産業に資金が行くように、今必死に金融機関も努力しているし、中小企業関係者もこの時代に生き残りのためにどのように合理化していくか、そういう企業もたくさんあります。一方、やはり時代の変化に対応でき...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは全く間違いです。はっきり言いましょう。不良債権の額は、平成十四年三月期においては増加したものの、十四年九月期においては、主要行の不良債権残高は前期に比べ一〇・六%減少し、二十三・九兆円となったところであります。このうち、破綻懸念先以下の債権について見れば...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 不良債権処理を加速しているんですよ、共産党のように不良債権処理をしなくていいという立場じゃないんですから。それは自民党と違いますよ。不良債権処理を加速しないでどうして景気回復があり得るんですか、経済の再生があり得るんですか。その点は共産党と自民党は全く違う。
○小泉内閣総理大臣 いろいろな声を聞いて、金融機関が健全な機能を果たしていくように政府としても努力していかなきゃいかぬと思っております。
○小泉内閣総理大臣 塩川財務大臣に後ほど答弁してもらいますが、私は、これからの税制につきましては、来年度の税制改革の中でいろいろ対応を考えたい。そういう中で、個別の税項目はいろいろあるわけですが、全体として、単年度にはこだわらない。減税した場合に、ではどこで増税するのかという点に...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、地方分権、地方に裁量権をもっと与えようじゃないかということで出てきている問題なんです。  教育の重要性は、今御指摘のとおり、私も十分認識しているつもりであります。現在におきましても、日本においては、小中学校はもちろん、高校においても、たとえ親が失業し...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今回のILOの勧告は中間的なものであると伺っていますが、確かに今までと違って、我が国の公務員の労働基本権、この制約について言及しているというのは初めてだと伺っております。消防等に対してスト権を認めよというような意見だと思うんですが、日本の事情というものもやはり...全文を見る
12月06日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○小泉内閣総理大臣 私は、今回の税改正におきましては、経済活性化に資するような、あるべき税制改革の検討をお願いしてきたわけであります。  そこで、いよいよ大詰めに向かって議論が進んでおりますが、その中で私が方針として示しているのは、単年度で収支を合わせなくても結構だ、そして、改...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この追悼祈念施設というのは、内外の方々がわだかまりなくお参りできるということで、どういうものがいいかということを、今官房長官が答弁しましたように、懇談会でまとめていただいているところであります。年内には一つの結論が出ると思いますので、その報告を待って、どういう...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この写真を拝見いたしますと、小学校二年生のころの元気なかわいいお姿、そしてピアノ演奏会ですかね、ピアノを演奏されている、少女にとりましては、いわば一つの晴れ舞台だとも思います。その方が、突然の、医療ミスかあるいは副作用かわかりませんが、このような障害を受けたと...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 日朝交渉が順調にいっていないということは事実でございますが、私は、北朝鮮との間で交わしました、九月十七日の日朝平壌宣言、この宣言に盛り込まれました内容をお互いが誠実に実施に移すということが大事だと思っております。  そういう点から、日本としては、拉致問題、安...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この外交協会と拉致の問題なんですが、私は、もともと九月十七日訪朝前から、拉致の問題さえ片づければいいんだというふうには考えておりませんでした、拉致の問題はもちろん最重要課題ですが。だからこそ、総合的に、包括的にという、安全保障とか、過去の問題、現在、将来の問題...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 ジェンキンス氏の件につきましては、これは日本人ではありませんし、外国、しかもアメリカの軍人で、アメリカの事情によりましても、これはいろいろ複雑な事情があるようであります。そういう点について、今、家族を日本に呼び寄せるという方策を講じている中で、曽我さんだけが北...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、七人の委員の方にお願いして、この道路民営化のあり方の御議論をここまでやっていただきまして、心から敬意と感謝をしております。連日、実に熱心に議論をしていただきました。また調査もしていただき、今までわからない点も、随分明らかにされました。また、現在、最終段階...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、委員のどなたかが私の意向についていっているという話がありましたけれども、私、意向など示したことは一つもありませんよ。整理合理化計画の計画に沿って、いい結論を出してくださいというのが私の意向なんです。私の意向というのは、だれがどういうふうに判断するのか。おも...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私は、十七日、五人の家族が生存されている、あとの方は亡くなられたという報告を受けて現在のような状況になっているわけでありますが、九月十七日に私が行く前は、拉致の問題は存在しなかったはずなんですよ。行方不明も、そんなことはないと。そういう拉致の存在すら否定してい...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 これは、お米の支援というのは人道上の支援という意味もあるでしょうし、あるいは、当時、お米の支援を行った時点におきましては、非常に日朝間には複雑な事情もありました。将来のことを考えて、敵視してばかりいては日朝間の関係も改善しないだろうというような、そういうおもん...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 それは議員外交という言葉もありますように、政府がなかなか、慎重姿勢を示している場合に、議員が政府のしりをたたくという場合もございます。  過去のいろいろな問題につきましては、余りにも効果がなかったのではないかということを言われますと、そういう面も全部否定し切...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 清水議員の党費に関する問題につきましては、自民党において調査を行った結果、十二月三日に自民党から記者会見を行ったとおり、党費の立てかえなどの事実はなく、法的に問題はないものと承知しております。  これは山崎幹事長が記者会見で話されたことでありますが、自民党の...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 防衛費についてこれで十分かどうかというお尋ねだと思いますが、我が国としては、国際情勢を踏まえながら、自国の防衛につきましては、節度ある防衛力を計画的かつ継続的に整備していかなきゃならないと思います。  当然、財政事情というものも勘案しなきゃなりません。できる...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 防衛力ということを考えますと、完全を期すとこれは切りがないんですね。それで、それじゃ防衛ミサイル網をどこまでつくったら安全かというと、これは完全に今の時点で安全だ、完全だという体制をつくると、完成した時点でまた新しい兵器ができるというような状況も出てくると思い...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 私も、厚生大臣当時、中国残留の孤児の皆さんとお目にかかり、自分と同じ世代の方々が、境遇が違って、我々の想像を絶するような苦難の道を歩まれたということに対して、大変な思いをしながら、何とかできないものかと思って、対策を講じなければならないと思ってやってまいりまし...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 この原因といいますか、やはりこういう実情を見ていますと、戦争がいかに悲惨か、そして戦争の傷跡がいかに大きいかというものがよくわかると思うのであります。そういう意味においては、戦後もう五十年以上たっていながら、まだまだ我々は戦争の傷跡を負っていると言っても過言で...全文を見る
○小泉内閣総理大臣 今、孤児の皆さんの切実なる思い、それを受けとめてこの対応を考えていきたいと思っております。
○小泉内閣総理大臣 少子化対策としてやるべきことはたくさんあると思いますが、少子化の理由というのは一様じゃないと思っております。  日本とか先進諸国は今少子化の傾向でありますが、地球全体で考えてみますと、人口はどんどんふえていく状況でもあります。そういうことを見ても、なかなかこ...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいま委員長の質問に対しましてお答えいたします。  決算の国会への早期提出につきましては、決算結果を予算編成に反映させる見地からのみならず、決算の効果的な審議をお願いするためにも望ましいことと考えております。  このような観点から、政府として...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 国民負担率につきましては、どの程度の給付が必要かということと同時に、その給付を支える負担はどうあるべきかと、切り離せない問題だと思います。  今のところ日本は五〇%以下でありますが、将来の人口等を考え、高齢者がどんどん増えていく、出生率が低くなっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 随分たくさんの質問でありますが、まず、推進委員会の正当性でございますが、私は、今井委員長始め七人の委員の方々はこの半年間、実に熱心に、精力的に、真剣に議論をしていただいたと思います。政治家に勝るとも劣らない使命感を持って、民間人でありながらよくやっ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今の不況状況の中で、不況だからどんどん国債を増発して事業を増やせということばかりを考えてはいかぬ、やはり財政規律というものも考えなきゃいかぬと。そういう中で、一時的な経済成長だけでなくて、持続可能な経済成長にどう持っていくかと。そのためには、...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は既に、将来のビジョンにしても、一歩一歩進めていくよう、戦略的にも既に示していると思っております。  それは、示す示さない、分からない分かるというのは別の問題として、今言ったように、将来持続可能な成長軌道に持っていくために、今までのような財政出...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、今、山下議員の指摘された点、共通している点多いと自分でも思っております。今までの特殊法人等のトップは、その役所、管轄した役所の事務次官等OBが、ほぼ自動的と言ってはなんですけれども、もう慣例になっちゃっている。そういうことから、新しい独立行政...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 公務員というのは、これは政治から中立でなくてはならない。同時に、公務員が使命感と意欲を持って働けることができるような制度をどう整備していくかという問題で、必ずしも、今までの行き方で問題あるのじゃないか、いいという点ばかりじゃないということから、今公...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今いろいろな問題点を指摘されましたけれども、そういう問題があるということをよく認識しながら、各方面の意見を聴いて法制化作業を進めていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) サービス残業の問題、よく議論されまして、これはなくしていかなきゃならないなということで、厚労省も指導徹底していくよう今努力していると思います。しかし、現実に、今御指摘のとおり、なかなかなくなっていないというのが実情だと思います。政府としても、いろん...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この長時間労働、過労をいかに防止していくか、それは企業の経営者としても当然考えてもらわなきゃなりませんし、むしろ元気に仕事に就いてくれるということが企業の業績にも、向上につながるんじゃないかというような意識転換をしてもらわないとゆゆしきことになると...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、政府としては、年間総実労働時間千八百時間という目標に向かって進めているわけであります。今のところ、その千八百時間に収まっていないと、千八百三十時間ですか、平均してみますと。そういうこともありまして、年間千八百時間に収めていくように、各企業に対し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは最近の雇用情勢の厳しさもあると思います。また、それぞれの会社によって事情も違うだろうし、仕事に就いている方々の意識の問題もあると思いますが、サービス残業というものの解消に政府としてもできるだけ今後努力をしていかなきゃならないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 特殊法人改革は、言わば不必要な部分に税金を使うのをやめようという趣旨から改革を行っているわけでありまして、今、民間でできるものは民間に、廃止できるものは廃止と。しかし、民営化も廃止もできないものは独立行政法人になって、より経営の透明性、合理性を確保...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは、一般会計に対する厳しい歳出の見直しと同時に、独立行政法人あるいは公益法人等に対してより厳しい見直しを不断にやっていかなきゃならないというのは、私は当然だと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 一年間支援活動をしてまいりまして、その活動の状況を見ますと、イージス護衛艦というものの持つ性能等を考えますと、この一年間の経験を見ましても、更に支援業務を円滑にするためには必要ではないかと。そして、護衛艦の交代期にも当たります。  総合的に考えま...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本が主体的に決めたわけであります。別にアメリカの要請があったということではございません。日本が主体的に決めたということであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それは、今までの護衛艦よりもイージス艦の性能がいい、支援業務が円滑になる、歓迎すると。その声明を私も歓迎しております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イージス護衛艦の派遣はテロ特措法の範囲内で、テロに対する支援活動をするとはっきりしています。これが何で武力行使と一体するのか、その方が私は理解できない。はっきりテロ特措法の範囲内で護衛艦を派遣しているわけです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イラク攻撃、始まっていないでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 始まった場合、その時点で国際情勢を考えながら日本が主体的に判断すべきことであります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私はやるべき改革をやらなきゃいかぬと、二、三年の経済の低成長、ゼロ成長、これは耐えて将来の持続的発展に備えなきゃいかぬということでやっているわけでございます。だからこそ、痛みに耐えて明日をより良くしようということで、当面の多少の痛みは耐えてもらわな...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 二、三年は我慢してほしいということでやっておりますが、二〇〇三年、二〇〇四年度にはプラスの成長が望めるように今努力をしているわけでございます。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 就任してから二、三年たてば私の任期も参ります。そのときは国民が判断してくれるでしょう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 世界もそう。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この日朝間の不正常な関係を正常化していきたいということで日朝平壌宣言署名したわけでありますが、この問題は当初から、拉致の問題、それから核を含む安全保障上の問題、日朝間にかかわる過去の問題、現在の問題、将来の問題、包括的に取り上げて正常化したいという...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 奇策というものがどういうものかは分かりませんが、私は、日朝平壌宣言に盛られた項目を誠実に日本と北朝鮮が守っていく、これしか日朝の国交正常化はないと思っています。  だから、奇策というのがどういう意味を持つものか、今、私はとっさに浮かばないんですが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自由往来できればいいんですよ。できないから苦労しているんです。でき得るような状況に持っていくのが今回の交渉の中でも大事なんですが、これがなかなかうまくいかないと。家族の立場もあります。家族もそれぞれ事情が違います。日本にいながら言えないこともたくさ...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 道路民営化推進委員会の七人の委員の方々には、この六か月大変精力的に熱心に議論をしていただきまして、心から感謝を申し上げております。特に、合宿ということまで一時期はされて、膨大な資料を持ち寄りながら熱心に多くの国民が関心を持つこの道路の問題を討議して...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 構造改革特区というものは、全国一律に規制改革をしようとするとなると多くの問題なり反対があると、そういう点も踏まえまして、特別の区域に限っては思い切って規制を改革して、今まで中央一律という考えの発想から転換して地域の特色なり地域の個性を出していこうじ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の特区に関しては、まず地方から手を挙げてくれということが一つの趣旨であります。地方から手を挙げたことについては検討していこうということでありますので、私は、今言われたように、株式会社だから公共性がないという議論には全く賛同はできません。株式会社...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは法的な問題じゃないと思います。役所が反対するというのは、役所だけの反対じゃないんですね。背後に多くの関係する団体、議員、付いているんですよ。だから、大臣の権限とか以上に、もう鴻池大臣やっていますから、そういうのをよく踏まえてやれば、法的な権限...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これは現在でも内閣全体で当たっていますから、鴻池担当大臣の指導の下に、最終的にどこが問題かまとまらないという場合には私に意見を仰ぎますから、内閣全体として当たればいいと。私はしっかりとやってくれと鴻池大臣に指示を出しているんですから、私は今のような...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 既に鴻池大臣に指示出していますから、鴻池大臣は、さらに今回が終わりじゃない、これからやると言っていますから、その指導力を期待しています。そこでどういう返答が出てくるか、それを見て判断するべき問題だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 誤解があっちゃいけないんですけれども、私は道路を造らないとなんか一言も言っていませんよ。七人の委員の皆さんも道路を造らないとなんか一言も言っていないんです。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) そうですね。  マスコミの報道を一部見ていますと、道路を造らないことが善、造るのは悪、もう偏り過ぎているのがあるんであきれている面もあるんですけれども、そうじゃないんです。今後必要性の高い道路は当然造っていかなきゃならない、優先順位を決めるのも大...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、鴻池大臣が答弁されましたけれども、これも検証段階だということのようであります。私は、岡崎議員の質問の趣旨、意義のあるものと考えておりますし、今後このボランティア輸送についても特区としてやっていく価値あるものではないかと思っていますので、どういう...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) もうちょっとどういうことか、もうちょっと説明してよ。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 確かにお話を聞いていると面白いなと、思わず乗り気になるような御質問でありますが、地方で特色を出したいと。では、問題点まだいろいろ伺っていませんけれども、問題点があったとしても、どうしたら実現していけるかという視点で私は検討してみたいと思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 御指摘の趣旨こそこの構造改革特区構想に出ているわけですので、今、山口議員の言われている趣旨が生かされるようにこの特区構想を進めていきたいと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今、イラクが国連安保理決議を誠実に履行するかどうかが問われているところであります。まだ攻撃が始まっていないのに、始まったらどうするかということを私が話すべき時期ではないと思っております。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 日本としては、いかなる国に対しても武力行使はできない、そういう前提でアフガニスタンに対しても復興支援、国づくりにどのような支援ができるかということで支援をしているわけであります。あるいは東チモールでもそうです。当然、中東、イラクに対しても、将来イラ...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) イージス艦は護衛艦なんですよね。何かどこか戦闘行為に参加すると誤解している国民もあると聞いていますが、まず護衛艦だと。今までの護衛艦の交代期に来ていると。現在出ている護衛艦よりも性能が高いという点において、私は、よりテロ対策支援活動が円滑にいくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) それはもう性能の点についても、レーダーの情報についても、あるいは、私は能力等について専門家ではないから詳しいことは分かりませんけれども、レーダーの把握する範囲、これも今までの護衛艦よりも広い、探索能力というんですかね。それから、今までの護衛艦にない...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私も総理になる前はタクシーよく利用していた方ですし、選挙になりますとタクシーの運転手さんがよく応援してくれますし、知り合いもタクシー運転手、私は多い方だと、国会議員の中では、思っております。  タクシーの運転手の労働状況も厳しいものだと認識してお...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 物事には常にプラスとマイナス、両面出てくるものだと思っております。規制緩和についても、プラス面もあればマイナス面も出てくるでしょう。タクシーの場合におきましても、規制緩和することによって、意欲のある事業者にとってはいろいろ今までできなかったことも創...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時間ありませんが、事故はそれはどういう状況でも、ないように努めなきゃなりませんし、いらいらが高じたり、体の状況悪いと事故にも影響する面は多々あると思っております。  また、賃金体系とか水準については、基本的には労使間で決めるべきものだと思いますが...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この在日米軍基地の整理縮小、これは当然進めていかなきゃならないものと思っております。特に、今御指摘されましたように、沖縄には七五%もの基地が集約されている、集結しているという状況、沖縄県民の皆さんに多大の御負担を掛けているというのも事実だと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回の事件につきまして、アメリカ側より拒否回答がなされたということは大変残念だと思っております。  しかしながら、この事件に関してはアメリカ側も捜査へ、日本側に全面協力するということを約束しております。今後とも、この本件についてアメリカ側の捜査協...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) これ、イエス、ノーで答えられる問題じゃないんですよ。今、それは配偶者控除をなくせ、配偶者特別控除なくせと言ったとしても、恐らくこの中にも絶対反対と言う人いますよ、これやったら。  だから、こういうのはイエス、ノーじゃなくて、今、税制調査会で検討し...全文を見る
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 男と女、仲良くいい暮らしをしていくように、仕事も家事も育児も分かち合って仲良くやっていくのが一番だと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 仲良いことが一番いいことだと思います。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この特区構想というのは、今まで反対でできなかった分野に穴を空けていこうと、だから特区構想なんです。今言われた反対というのはもう承知しております。その反対の海を泳いでいかなきゃならないのが鴻池大臣でありますし、その反対をどうやって説得して協力を求めて...全文を見る
12月11日第155回国会 参議院 本会議 第13号
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対しまして所信を申し述べます。  政府としては、従来から国の諸施策の推進に当たっては、適正かつ効率的に執行するよう最善の努力を行っているところでありますが、今般八項目にわたる御指摘を受けましたことは誠に遺憾であります。  これ...全文を見る